会話集/章別会話
暗夜王国 23章 囚われし瞳†
ナレーション†
王が命じた白夜兵虐殺に、
動揺を隠し切れぬまま先へ進む
カムイたち暗夜軍、
次の目標は王都を守るスサノオ長城。
再び厳しい戦いが待ち受けていた。
オープニング†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- アクア。
サクラの様子はどうだ?▼
- [アクア]
- そうね…ずっと塞ぎ込んでいるわ。
食事も喉を通らないみたい。▼
- [カムイ]
- 無理もないな…▼
あんなに大勢の白夜兵が、
目の前で殺されてしまったんだ。▼
ユキムラさんと臣下の二人は捕虜として
なんとか助けてもらえたが…▼
サクラには会わせないように
されているんだろう?▼
- [アクア]
- ええ。独りぼっちで閉じ込められて、
余計に辛いのでしょうね。▼
でも、エリーゼがよく声をかけているわよ。
寒くないかとか、お腹すいてないかとか。▼
- [カムイ]
- エリーゼが…?▼
イズモ公国では
サクラに食って掛かっていたのに、どうして…?▼
- [アクア]
- わからないわ…でも、
何か通じ合うものがあるんじゃないかしら。▼
お互い一番末っ子の、
妹姫同士として。▼
…けれど、ガロン王直属の兵たちは
サクラたち捕虜のことを良く思っていないから、▼
目を離さないようにした方がいいわ。
知らない間に殺されないとも限らないもの。▼
- [カムイ]
- わかった、気をつけるよう。
そんなことはないと思いたいが…▼
父上の軍の者は何をするかわからない。
心から信頼することなんてできないな。▼
- [アクア]
- そうね…私も同感だわ。▼
それにしても…▼
暗夜王国軍は今、
真っ二つの状態ね。▼
- [カムイ]
- 真っ二つ?▼
- [アクア]
- …あなたが率いている
マークスやレオンたちの軍勢と、▼
ガロン王が率いる
マクベスやガンズたちの軍勢のことよ。▼
目的は白夜王国の制圧だけれど、
やり方が違いすぎる…▼
このままじゃ、内部で争いが
起きてもおかしくないわ。▼
ガロン王が早くこちらに
来たのは好都合だけれど、▼
仲間割れでもして信用を失えば
私たちの身も危ないわ。▼
あの玉座に辿り着くまで…
決して気は抜けないわね。▼
- [カムイ]
- ああ。
だが、あと少しの辛抱だ。▼
父上をあの玉座に座らせることができれば…
みんなに真実を告げることができる。▼
そのときこそ、俺たちは…▼
- [マクベス]
- カムイ様。アクア様。▼
- [カムイ]
- マクベス…!▼
- [マクベス]
- おや…もしかして、
何かお邪魔をしてしまいましたかな?▼
- [カムイ]
- いや、大丈夫だ。
俺たちに何か用か?▼
- [マクベス]
- はい。ガロン王様より、
戦闘準備を整えよとのお達しです。▼
我々はもうすぐ、
スサノオ長城へと差し掛かりますので。▼
- [カムイ]
- スサノオ長城?▼
- [マクベス]
- おお…すみません。
カムイ様はご存じありませんでしたか。▼
スサノオ長城は、白夜王城への
最後の関門でございます。▼
ここを落とせばいよいよ王都へと
足を踏み入れることができるのですよ。▼
我々が先発部隊として
道を開きますので、▼
カムイ様たちには、
その間に敵の本丸へと攻め込み…▼
将であるタクミ王子を
討っていただきたい。▼
- [カムイ]
- まさか…
敵の将は、タクミなのか…?▼
- [マクベス]
- ええ。斥候からの情報では、
そのように聞いております。▼
- [カムイ]
- タクミ…▼
- [マクベス]
- 捕虜はもうサクラ王女がおりますゆえ、
殺してしまっても良いと思いますがね。▼
いや、もちろん命を奪わないという
選択も懸命だとは思いますが、▼ (※本来は賢明と思われるが、原文ママ)
王が何と思われるか…▼
- [カムイ]
- …………▼
…そうだな。
タクミの処遇については考えておく。▼
でもその前に、
戦に勝たないことには意味が無い。▼
じゃあ、俺たちはみんなに
戦闘の準備をするよう伝えてこよう。▼
- [マクベス]
- 承知しました。▼
- (カムイ退場)
- [マクベス]
- …………▼
…………▼
さて、あなたがどう出るか見ものですな。
カムイ様…▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [カムイ]
- アクア。
サクラの様子はどう?▼
- [アクア]
- そうね…ずっと塞ぎ込んでいるわ。
食事も喉を通らないみたい。▼
- [カムイ]
- 無理もないわね…▼
あんなに大勢の白夜兵が、
目の前で殺されてしまったのだもの。▼
ユキムラさんと臣下の二人は捕虜として
なんとか助けてもらえたけど…▼
サクラには会わせないように
されているんでしょう?▼
- [アクア]
- ええ。独りぼっちで閉じ込められて、
余計に辛いのでしょうね。▼
でも、エリーゼがよく声をかけているわよ。
寒くないかとか、お腹すいてないかとか。▼
- [カムイ]
- エリーゼが…?▼
イズモ公国では
サクラに食って掛かっていたのに、どうして…?▼
- [アクア]
- わからないわ…でも、
何か通じ合うものがあるんじゃないかしら。▼
お互い一番末っ子の、
妹姫同士として。▼
…けれど、ガロン王直属の兵たちは
サクラたち捕虜のことを良く思っていないから、▼
目を離さないようにした方がいいわ。
知らない間に殺されないとも限らないもの。▼
- [カムイ]
- わかった、気をつけるわ。
そんなことはないと思いたいけど…▼
お父様の軍の者は何をするかわからない。
心から信頼することなんてできないわ。▼
- [アクア]
- そうね…私も同感だわ。▼
それにしても…▼
暗夜王国軍は今、
真っ二つの状態ね。▼
- [カムイ]
- 真っ二つ?▼
- [アクア]
- …あなたが率いている
マークスやレオンたちの軍勢と、▼
ガロン王が率いる
マクベスやガンズたちの軍勢のことよ。▼
目的は白夜王国の制圧だけれど、
やり方が違いすぎる…▼
このままじゃ、内部で争いが
起きてもおかしくないわ。▼
ガロン王が早くこちらに
来たのは好都合だけれど、▼
仲間割れでもして信用を失えば
私たちの身も危ないわ。▼
あの玉座に辿り着くまで…
決して気は抜けないわね。▼
- [カムイ]
- ええ。
でも、あと少しの辛抱よ。▼
お父様をあの玉座に座らせることができれば…
みんなに真実を告げることができる。▼
そのときこそ、あたしたちは…▼
- [マクベス]
- カムイ様。アクア様。▼
- [カムイ]
- マクベス…!▼
- [マクベス]
- おや…もしかして、
何かお邪魔をしてしまいましたかな?▼
- [カムイ]
- いえ、構わないわ。
あたしたちに何か用かしら?▼
- [マクベス]
- はい。ガロン王様より、
戦闘準備を整えよとのお達しです。▼
我々はもうすぐ、
スサノオ長城へと差し掛かりますので。▼
- [カムイ]
- スサノオ長城?▼
- [マクベス]
- おお…すみません。
カムイ様はご存じありませんでしたか。▼
スサノオ長城は、白夜王城への
最後の関門でございます。▼
ここを落とせばいよいよ王都へと
足を踏み入れることができるのですよ。▼
我々が先発部隊として
道を開きますので、▼
カムイ様たちには、
その間に敵の本丸へと攻め込み…▼
将であるタクミ王子を
討っていただきたい。▼
- [カムイ]
- まさか…
敵の将は、タクミなの…?▼
- [マクベス]
- ええ。斥候からの情報では、
そのように聞いております。▼
- [カムイ]
- タクミ…▼
- [マクベス]
- 捕虜はもうサクラ王女がおりますゆえ、
殺してしまっても良いと思いますがね。▼
いや、もちろん命を奪わないという
選択も懸命だとは思いますが、▼ (※本来は賢明と思われるが、原文ママ)
王が何と思われるか…▼
- [カムイ]
- …………▼
…そうね。
タクミの処遇については考えておくわ。▼
でもその前に、
戦に勝たないことには意味がないわね。▼
じゃあ、あたしたちはみんなに
戦闘の準備をするよう伝えてきましょう。▼
- [マクベス]
- 承知しました。▼
- (カムイ退場)
- [マクベス]
- …………▼
…………▼
さて、あなたがどう出るか見ものですな。
カムイ様…▼
|
1ターン目開始前†
- [タクミ]
- …来たね。カムイ…▼
僕が守っている限り、
この長城を通しはしない。▼
白夜王都に
足を踏み入れさせはしないさ。▼
カムイ…
お前はこの僕が倒してみせる。▼
例え刺し違えても、
必ず殺してやる…!▼
必ず…!▼
vs タクミ†
- [タクミ]
- 暗夜の手下など、
みんな死んでしまえ…▼
カムイ vs タクミ†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [タクミ]
- ぶっ潰してやる…カムイ。▼
僕はこの時をずっと待っていた。
お前を殺せるこの時を。▼
シュヴァリエでの言葉…
覚えているだろう?▼
- [カムイ]
- …ああ。
どんな手を使ってでも、俺を殺す…▼
…だったな。▼
- [タクミ]
- そうだよ。
僕にはもう、後が無いんだ。▼
きっとここが、僕とお前との最後になる。
だから…絶対に倒す。▼
お前だけは僕が倒すって、
ずっと…ずっとそう決めていたんだ!▼
民や、母や、皆の仇…
討たせてもらう!▼
- [カムイ]
- タクミ…!▼
|
+
| | マイユニット・私
|
- [タクミ]
- ぶっ潰してやる…カムイ。▼
僕はこの時をずっと待っていた。
お前を殺せるこの時を。▼
シュヴァリエでの言葉…
覚えているだろう?▼
- [カムイ]
- …はい。
どんな手を使ってでも、私を殺す…▼
…でしたね。▼
- [タクミ]
- そうだよ。
僕にはもう、後が無いんだ。▼
きっとここが、僕とお前との最後になる。
だから…絶対に倒す。▼
お前だけは僕が倒すって、
ずっと…ずっとそう決めていたんだ!▼
民や、母や、皆の仇…
討たせてもらう!▼
- [カムイ]
- タクミさん…!▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [タクミ]
- ぶっ潰してやる…カムイ。▼
僕はこの時をずっと待っていた。
お前を殺せるこの時を。▼
シュヴァリエでの言葉…
覚えているだろう?▼
- [カムイ]
- …ええ。
どんな手を使ってでも、あたしを殺す…▼
…だったわね。▼
- [タクミ]
- そうだよ。
僕にはもう、後が無いんだ。▼
きっとここが、僕とお前との最後になる。
だから…絶対に倒す。▼
お前だけは僕が倒すって、
ずっと…ずっとそう決めていたんだ!▼
民や、母や、皆の仇…
討たせてもらう!▼
- [カムイ]
- タクミ…!▼
|
タクミ撃破†
- [タクミ]
- …………▼
…僕は、もう…▼
vs オボロ†
- [オボロ]
- 来たわね、
忌々しい暗夜の民…▼
私が生きている限り、
タクミ様には指一本触れさせない。▼
あの方を失うぐらいなら、
死んだ方がましだわ!▼
オボロ撃破†
- [オボロ]
- ああ…最後まで…
お守りしたかった…のに…▼
こんな…ことなら…
早く…言っておけば…良かった……▼
…タクミ…様…
私…ずっと…ずっと…▼
あなたの…こと…▼
vs ヒナタ†
- [ヒナタ]
- 俺は、お前たちを倒すために
刀の腕を磨いたんだ…▼
俺はぜってー、
お前たちになんか屈っしねえ!▼
タクミ様を、白夜王国を、
必ず守り通してやる!!▼
ヒナタ撃破†
- [ヒナタ]
- タクミ…様…
どうか…ご無事で……▼
…あなたに…この刀を…
捧げられたことは…▼
俺の…人生の…
誇り…でし……▼
クリア後†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- 勝負あったな、タクミ。▼
このスサノオ長城は
暗夜王国軍が制圧した。▼
悪いけど、生き残っている兵たちは全て
捕虜として捕らえさせてもらうぞ。▼
もちろん…お前も。▼
- [タクミ]
- くっ…!▼
卑怯者!
呪われるがいい!▼
- [カムイ]
- …………▼
- [レオン]
- まったく、失礼なことを言う奴だな。
命があるだけでも有難いと思ってほしいね。▼
捕虜といっても
別に酷いことをしようってわけじゃない。▼
おとなしくしていれば、
サクラ王女にも会わせてやるさ。▼
- [タクミ]
- なに? サクラまで
捕らえられているのか…▼
お前たちのような者に…!▼
- [カムイ]
- ああ。気持ちはわかるけど…
今はこらえてくれ。▼
俺たちは、父上が来る前に、
お前を拘束してしまわないといけない。▼
さあ、手を…▼
- [タクミ]
- 触るな!!▼
- [カムイ]
- !!▼
- [タクミ]
- お前なんかが、
この僕に触れるな…!▼
お前さえ…
お前さえいなければ、▼
白夜王国はこんなことにはならなかった!
誰も死なずにすんだ!▼
どうしてお前は暗夜についた!?
どうして…▼
僕たちの味方を…
してくれなかったんだよ…!!!▼
- [カムイ]
- タクミ…▼
- [タクミ]
- うっ…、うぅっ…!▼
- [カムイ]
- …………▼
- [タクミ]
- ーーもう、いい。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- (闇に呑まれるタクミ一枚絵)
- [タクミ]
- 僕がやる…▼
救いの刀など無くても…
僕がこの白夜王国を救ってみせる…▼
お前たちに、
僕を捕えることなんてできないさ…▼
ほら…
逃げる道なら…▼
ここに……▼
- (タクミ、城壁から飛び降りる)
- [カムイ]
- !?
タクミ!?▼
タクミーーーーーっ!!!!▼
- [アクア]
- …タクミ…▼
- [カムイ]
- そ、そんな…
…タクミっ!!▼
- [アクア]
- カムイ!
どこへ行くつもり!?▼
- [カムイ]
- 長城の下に!
まだ息があるかもしれない!!▼
- [アクア]
- ちょっと!
まだこの場は収まっていないのよ!?▼
カムイ!!▼
- (長城の下。走るカムイ)
- [カムイ]
- タクミ…!
どこだ、タクミ…!?▼
……?
姿が、無い…?▼
どうしてだ…?
確かに、落ちたはずなのに…▼
- [アクア]
- 待って、カムイ!
単独行動はしないで!▼
まだ辺りに白夜兵が
いるかもしれないのよ!?▼
- [カムイ]
- アクア…!
タクミの姿が、どこにもないんだ…▼
- [アクア]
- え…?▼
- [カムイ]
- 俺たちは…タクミが
長城から落ちるのを見たよな。▼
なのに、今来てみたら、
どこにも…▼
- [アクア]
- そんな…▼
そんなはずは、ないわ。▼
だって、あの高さから落ちて、
動けるはずがない…▼
いいえ、それどころか…
生きていられるはずがないもの。▼
- [カムイ]
- では、どうして…▼
- [アクア]
- …わからないわ。▼
誰かが体を持ち去ったのか、
何か別の理由があるのか…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- けれど、そのことを
考えている時間は無いわ。▼
今は早く長城に戻ることが先決よ。▼
ガロン王の直属軍が来る前に
あの場を収めないと、▼
また多くの犠牲が出てしまうわよ!?▼
- [カムイ]
- !▼
…わかった。▼
- [アクア]
- さあ、急いで。カムイ。▼
- [カムイ]
- …………▼
タクミ…▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [カムイ]
- 勝負あったわ、タクミ。▼
このスサノオ長城は
暗夜王国軍が制圧したわ。▼
悪いけど、生き残っている兵たちは全て
捕虜として捕らえさせてもらうわよ。▼
もちろん…あなたも。▼
- [タクミ]
- くっ…!▼
卑怯者!
呪われるがいい!▼
- [カムイ]
- …………▼
- [レオン]
- まったく、失礼なことを言う奴だな。
命があるだけでも有難いと思ってほしいね。▼
捕虜といっても
別に酷いことをしようってわけじゃない。▼
おとなしくしていれば、
サクラ王女にも会わせてやるさ。▼
- [タクミ]
- なに? サクラまで
捕らえられているのか…▼
お前たちのような者に…!▼
- [カムイ]
- ええ。気持ちはわかるけど…
今はこらえてちょうだい。▼
あたしたちは、お父様が来る前に、
あなたを拘束してしまわないといけないの。▼
さあ、手を…▼
- [タクミ]
- 触るな!!▼
- [カムイ]
- !!▼
- [タクミ]
- お前なんかが、
この僕に触れるな…!▼
お前さえ…
お前さえいなければ、▼
白夜王国はこんなことにはならなかった!
誰も死なずにすんだ!▼
どうしてお前は暗夜についた!?
どうして…▼
僕たちの味方を…
してくれなかったんだよ…!!!▼
- [カムイ]
- タクミ…▼
- [タクミ]
- うっ…、うぅっ…!▼
- [カムイ]
- …………▼
- [タクミ]
- ーーもう、いい。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- (闇に呑まれるタクミ一枚絵)
- [タクミ]
- 僕がやる…▼
救いの刀など無くても…
僕がこの白夜王国を救ってみせる…▼
お前たちに、
僕を捕えることなんてできないさ…▼
ほら…
逃げる道なら…▼
ここに……▼
- (タクミ、城壁から飛び降りる)
- [カムイ]
- !?
タクミ!?▼
タクミーーーーーっ!!!!▼
- [アクア]
- …タクミ…▼
- [カムイ]
- そ、そんな…
…タクミっ!!▼
- [アクア]
- カムイ!
どこへ行くつもり!?▼
- [カムイ]
- 長城の下に!
まだ息があるかもしれないわ!!▼
- [アクア]
- ちょっと!
まだこの場は収まっていないのよ!?▼
カムイ!!▼
- (長城の下。走るカムイ)
- [カムイ]
- タクミ…!
どこなの、タクミ…!?▼
……?
姿が、無い…?▼
どうして…?
確かに、落ちたはずなのに…▼
- [アクア]
- 待って、カムイ!
単独行動はしないで!▼
まだ辺りに白夜兵が
いるかもしれないのよ!?▼
- [カムイ]
- アクア…!
タクミの姿が、どこにもないのよ…▼
- [アクア]
- え…?▼
- [カムイ]
- あたしたちは…タクミが
長城から落ちるのを見たわよね。▼
なのに、今来てみたら、
どこにも…▼
- [アクア]
- そんな…▼
そんなはずは、ないわ。▼
だって、あの高さから落ちて、
動けるはずがない…▼
いいえ、それどころか…
生きていられるはずがないもの。▼
- [カムイ]
- じゃあ、どうして…▼
- [アクア]
- …わからないわ。▼
誰かが体を持ち去ったのか、
何か別の理由があるのか…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- けれど、そのことを
考えている時間は無いわ。▼
今は早く長城に戻ることが先決よ。▼
ガロン王の直属軍が来る前に
あの場を収めないと、▼
また多くの犠牲が出てしまうわよ!?▼
- [カムイ]
- !▼
…わかったわ。▼
- [アクア]
- さあ、急いで。カムイ。▼
- [カムイ]
- …………▼
タクミ…▼
|
コメント†
- クリア後のタクミの台詞(一枚絵の直前)は、「ーーもう、いい。」です。「…(三点リーダ)」ではありません。 --
- んんん --
- 章題「白夜王子タクミ」ではないの悲しい… --