会話集/章別会話
暗夜王国 20章 風の村の覇者†
ナレーション†
妖狐の山を越えた一行は、
風の部族の村に行き当たる。
ここを通らねば王都へ辿りつけない。
戦いを避けるためカムイは、
部族の長の説得を試みる。
オープニング†
+
| | マイユニット男性・私
|
―風の部族の村―
- [エリーゼ]
- はぁ…全然ダメだったよ、
カムイおにいちゃん。▼
風の部族の人たちに
この村通っていいですか、って聞いたけど…▼
村には一歩も入るなって
言われちゃったよう。▼
- [カムイ]
- うーん、そうですか…▼
- [カミラ]
- 困ったわねえ…
今の私たちが進める道は、▼
中立の立場である
この風の部族の村以外には無いのだけれど…▼
- [エリーゼ]
- もう。あれで中立だなんて、
嘘ばっかり。▼
カミラおねえちゃんの色仕掛けにも
なびかないなんて、▼
きっと暗夜王国のことが相当嫌いなのよ。▼
- [カミラ]
- うふふ、エリーゼったら。
私は色仕掛けなんてしていないわよ?▼
…けれど、嫌われるのも無理はないわね。
この村は昔、▼
暗夜王国が差し向けたノスフェラトゥが、
被害を与えたことがあるらしいもの。▼
- [カムイ]
- …………▼
…わかりました。
私が、もう一度話をしてきましょう。▼
- [カミラ]
- え?▼
- [カムイ]
- もし暗夜王国のしたことが原因で
私たちを恨んでいるのでしたら、▼
向こうの納得がいくまで謝って、
信用してもらうしかありません。▼
- [カミラ]
- まぁ…なんて優しい子なの。▼
でも、あなたが行ったところで、
話が通じるかわからないわよ…?▼
もし何かされたら、どうするの?
私…心配だわ。▼
- [カムイ]
- 姉さん…
心配してくれてありがとうございます。▼
でも私たちは、一刻も早く戦争を
終わらせないといけません。▼
そのために、できることなら何でもします。
それがこの刀に選ばれた者の責任です。▼
ですから、少し待っていてください。▼
時間はかかるかもしれませんが、
きっと説得してみせます。▼
- [カミラ]
- カムイ…▼
- (暗転)
- (フウガが現れる)
- [フウガ]
- ほう…なかなか、志の高い者のようだな。
異邦人よ。▼
- [カムイ]
- !!
あなたは?▼
- [フウガ]
- 私はフウガ。
風の部族の族長だ。▼
- [カムイ]
- 族長…!▼
わ、私はカムイといいます。
族長が、なぜこちらに…▼
- [フウガ]
- ああ…村の入口に異邦の者たちがいると、
伝令が入ったのだ。▼
聞けば、暗夜王国の王族を名乗ったと
言うではないか。▼
そのような者達がこの辺境の地に来るなど、
何か事情があるのだろう。▼
…お前たちの話は、私が聞こう。▼
- [カムイ]
- 本当ですか…!▼
- [フウガ]
- だが…
この場所では風に阻まれる。▼
これより我が城、
烈風城へ来るが良い。▼
カムイと言ったな…▼
私もお前に、聞きたいことがある。
お前の持つ、その刀について。▼
- (カムイの持つ夜刀神がアップで映しだされる)
- [カムイ]
- え…?▼
- (暗転)
- [フウガ]
- …事情は分かった。▼
お前たちの軍、
我が部族の村に入ることを許そう。▼
部族の皆には、
私から話をしておくことにする。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、
フウガ様…!▼
あの、それで先ほど仰っていた
私に聞きたいことというのは…▼
- [フウガ]
- ああ。
お前の持つその金色の刀…▼
その刀はもしや、
伝説の神刀『夜刀神』か?▼
- [カムイ]
- あ、はい…
どうしてそれを…?▼
- [フウガ]
- 私はかつての白夜王、
スメラギの親友であった。▼
だから、奴から聞いたことが会ったのだよ。
神刀『夜刀神』の伝説を。▼
- [カムイ]
- 白夜王の親友…?▼
で、では、フウガ様は
私たちの敵…なんですか?▼
- [フウガ]
- いや、我が部族はあくまでも中立。▼
私個人も、親友が白夜王であったからといって
白夜側につくつもりもない。▼
ただし…▼
- [カムイ]
- ただし?▼
- [フウガ]
- よいか?
お前の持つその神刀『夜刀神』…▼
その刀は、
『炎の紋章』を繋ぐ鍵となるもの。▼
もしそれが、邪悪なる者の手に渡ったら、
世界を破滅させる力を与えることになる…▼
スメラギはそう言っていた。▼
- [カムイ]
- ええと…虹の賢者様も、
同じことを仰っていました。▼
それを繋げることが、
この刀を持つ者の使命だと。▼
- [フウガ]
- いかにも。だからお前が
『夜刀神』を操るに足る者か、▼
今ここで、見極めさせてもらう。▼
もしその刀を持つ資格が無いようであれば、
それは自分が貰い受ける!▼
- [カムイ]
- まさか、それは…
フウガ様と闘えということですか!?▼
- [フウガ]
- ああ、その通りだ。▼
見事勝利すれば私はお前を認め、
この先の通行を許可しよう。▼
ただし、力及ばず敗北した場合…
この村を通ることは許さぬ。▼
- [カムイ]
- そんな…▼
- [レオン]
- 大丈夫だよ、カムイ兄さん。
いつも通り、力を見せればいいんだよ。▼
- [マークス]
- 心配するな。私たちも力を貸す。
今のお前なら、きっとできるはずだ。▼
- [フウガ]
- ほう…▼
『ブリュンヒルデ』と『ジークフリート』を
持つ者達か。▼
確かに、カムイと共に闘う者達の
実力も見ておきたいところだな。▼
ではこちらも、相応しい兵を用意しよう。
私に次ぐ手練の者を呼ぶ。▼
ツクヨミ!▼
- [ツクヨミ]
- うむ、ここにいる。フウガ様。▼
- [カムイ]
- …子供?▼
- [ツクヨミ]
- 子供ではない。
私はツクヨミだ。▼
この私が直々に相手をしてやるのだから、
ありがたく思うが良い。▼
- [カムイ]
- は、はい…▼
なんだかすごい威圧感ですね…
子供なのに。▼
- [ツクヨミ]
- なにーっ!?
だから、私は子供ではない!▼
フウガ様~…!▼
- [フウガ]
- ははは。そう膨れるな。
悔しければ闘いで力を示せばよい。▼
お前のまじないの才は
風の部族で一番だ。▼
思う存分、奴らに試練を与えてやれ。▼
- [ツクヨミ]
- ふん。元より、そのつもりだ。▼
- [フウガ]
- ではカムイ。
我々は城の外にて待っている。▼
準備ができたら、いつでも来るが良い。▼
- [カムイ]
- …はい。▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
―風の部族の村―
- [エリーゼ]
- はぁ…全然ダメだったよ、
カムイおねえちゃん。▼
風の部族の人たちに
この村通っていいですか、って聞いたけど…▼
村には一歩も入るなって
言われちゃったよう。▼
- [カムイ]
- うーん、そうですか…▼
- [カミラ]
- 困ったわねえ…
今の私たちが進める道は、▼
中立の立場である
この風の部族の村以外には無いのだけれど…▼
- [エリーゼ]
- もう。あれで中立だなんて、
嘘ばっかり。▼
カミラおねえちゃんの色仕掛けにも
なびかないなんて、▼
きっと暗夜王国のことが相当嫌いなのよ。▼
- [カミラ]
- うふふ、エリーゼったら。
私は色仕掛けなんてしていないわよ?▼
…けれど、嫌われるのも無理はないわね。
この村は昔、▼
暗夜王国が差し向けたノスフェラトゥが、
被害を与えたことがあるらしいもの。▼
- [カムイ]
- …………▼
…わかりました。
私が、もう一度話をしてきましょう。▼
- [カミラ]
- え?▼
- [カムイ]
- もし暗夜王国のしたことが原因で
私たちを恨んでいるのでしたら、▼
向こうの納得がいくまで謝って、
信用してもらうしかありません。▼
- [カミラ]
- まぁ…なんて優しい子なの。▼
でも、あなたが行ったところで、
話が通じるかわからないわよ…?▼
もし何かされたら、どうするの?
私…心配だわ。▼
- [カムイ]
- 姉さん…
心配してくれてありがとうございます。▼
でも私たちは、一刻も早く戦争を
終わらせないといけません。▼
そのために、できることなら何でもします。
それがこの刀に選ばれた者の責任です。▼
ですから、少し待っていてください。▼
時間はかかるかもしれませんが、
きっと説得してみせます。▼
- [カミラ]
- カムイ…▼
- (暗転)
- (フウガが現れる)
- [フウガ]
- ほう…なかなか、志の高い者のようだな。
異邦人よ。▼
- [カムイ]
- !!
あなたは?▼
- [フウガ]
- 私はフウガ。
風の部族の族長だ。▼
- [カムイ]
- 族長…!▼
わ、私はカムイといいます。
族長が、なぜこちらに…▼
- [フウガ]
- ああ…村の入口に異邦の者たちがいると、
伝令が入ったのだ。▼
聞けば、暗夜王国の王族を名乗ったと
言うではないか。▼
そのような者達がこの辺境の地に来るなど、
何か事情があるのだろう。▼
…お前たちの話は、私が聞こう。▼
- [カムイ]
- 本当ですか…!▼
- [フウガ]
- だが…
この場所では風に阻まれる。▼
これより我が城、
烈風城へ来るが良い。▼
カムイと言ったな…▼
私もお前に、聞きたいことがある。
お前の持つ、その刀について。▼
- (カムイの持つ夜刀神がアップで映しだされる)
- [カムイ]
- え…?▼
- (暗転)
- [フウガ]
- …事情は分かった。▼
お前たちの軍、
我が部族の村に入ることを許そう。▼
部族の皆には、
私から話をしておくことにする。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、
フウガ様…!▼
あの、それで先ほど仰っていた
私に聞きたいことというのは…▼
- [フウガ]
- ああ。
お前の持つその金色の刀…▼
その刀はもしや、
伝説の神刀『夜刀神』か?▼
- [カムイ]
- あ、はい…
どうしてそれを…?▼
- [フウガ]
- 私はかつての白夜王、
スメラギの親友であった。▼
だから、奴から聞いたことが会ったのだよ。
神刀『夜刀神』の伝説を。▼
- [カムイ]
- 白夜王の親友…?▼
で、では、フウガ様は
私たちの敵…なんですか?▼
- [フウガ]
- いや、我が部族はあくまでも中立。▼
私個人も、親友が白夜王であったからといって
白夜側につくつもりもない。▼
ただし…▼
- [カムイ]
- ただし?▼
- [フウガ]
- よいか?
お前の持つその神刀『夜刀神』…▼
その刀は、
『炎の紋章』を繋ぐ鍵となるもの。▼
もしそれが、邪悪なる者の手に渡ったら、
世界を破滅させる力を与えることになる…▼
スメラギはそう言っていた。▼
- [カムイ]
- ええと…虹の賢者様も、
同じことを仰っていました。▼
それを繋げることが、
この刀を持つ者の使命だと。▼
- [フウガ]
- いかにも。だからお前が
『夜刀神』を操るに足る者か、▼
今ここで、見極めさせてもらう。▼
もしその刀を持つ資格が無いようであれば、
それは自分が貰い受ける!▼
- [カムイ]
- まさか、それは…
フウガ様と闘えということですか!?▼
- [フウガ]
- ああ、その通りだ。▼
見事勝利すれば私はお前を認め、
この先の通行を許可しよう。▼
ただし、力及ばず敗北した場合…
この村を通ることは許さぬ。▼
- [カムイ]
- そんな…▼
- [レオン]
- 大丈夫だよ、カムイ姉さん。
いつも通り、力を見せればいいんだよ。▼
- [マークス]
- 心配するな。私たちも力を貸す。
今のお前なら、きっとできるはずだ。▼
- [フウガ]
- ほう…▼
『ブリュンヒルデ』と『ジークフリート』を
持つ者達か。▼
確かに、カムイと共に闘う者達の
実力も見ておきたいところだな。▼
ではこちらも、相応しい兵を用意しよう。
私に次ぐ手練の者を呼ぶ。▼
ツクヨミ!▼
- [ツクヨミ]
- うむ、ここにいる。フウガ様。▼
- [カムイ]
- …子供?▼
- [ツクヨミ]
- 子供ではない。
私はツクヨミだ。▼
この私が直々に相手をしてやるのだから、
ありがたく思うが良い。▼
- [カムイ]
- は、はい…▼
なんだかすごい威圧感ですね…
子供なのに。▼
- [ツクヨミ]
- なにーっ!?
だから、私は子供ではない!▼
フウガ様~…!▼
- [フウガ]
- ははは。そう膨れるな。
悔しければ闘いで力を示せばよい。▼
お前のまじないの才は
風の部族で一番だ。▼
思う存分、奴らに試練を与えてやれ。▼
- [ツクヨミ]
- ふん。元より、そのつもりだ。▼
- [フウガ]
- ではカムイ。
我々は城の外にて待っている。▼
準備ができたら、いつでも来るが良い。▼
- [カムイ]
- …はい。▼
|
vs ツクヨミ†
- [ツクヨミ]
- この私が相手をしてやろう。
思う存分、力を示すが良い。▼
カムイ vs ツクヨミ†
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [ツクヨミ]
- ほう…?
お前が神刀を持つ者だったのか。▼
夜刀神に選ばれたと聞いて
どんな強者かと思っていたが…▼
想像していたより、
冴えない風貌だな。▼
- [カムイ]
- うぐっ…
た、確かにそうかもしれないけど…▼
でもこっちこそ、手練れの者だと聞いて
屈強な戦士を想像したのに、▼
出てきたのはこんな子供で拍子抜けしたわ。▼
- [ツクヨミ]
- なにーっ!?▼
先程から何度も子供だと言いおって!
あまり私を見くびるでないぞ!▼
お前など私の持つまじないの力で
ねじ伏せてくれるわ!▼
- [カムイ]
- あたしも、
絶対に負けないわ!▼
|
ツクヨミ撃破†
- [ツクヨミ]
- ふん…見た目よりは、
やるようだな…▼
vs フウガ †
- [フウガ]
- さあ、お前も資格を見せてみよ。
神刀の元で闘う人物足り得るか…▼
この私に、証明してみせるがいい。▼
カムイ vs フウガ †
+
| | マイユニット女性・私
|
- [フウガ]
- 来たか、カムイ。
さあ、私に証明してみせろ。▼
お前が神刀『夜刀神』を持つに
相応しい戦士であることを!▼
- [カムイ]
- 私には、ずっと迷いがありました。
自分が伝説と呼ばれる刀を持つことに…▼
でも、ここであなたに認められたら、
その迷いを断ち切れる気がするのです。▼
…いきますよ、フウガ様!!!▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし
|
- [フウガ]
- 来たか、カムイ。
さあ、私に証明してみせろ。▼
お前が神刀『夜刀神』を持つに
相応しい戦士であることを!▼
- [カムイ]
- …あたしには、ずっと迷いがありました。
自分が伝説と呼ばれる神刀を持つことに。 ▼
でも、ここであなたに認められたら、
その迷いが断ち切れる気がします。▼
…いきますよ、フウガ様!!!▼
|
フウガ撃破†
- [フウガ]
- 見事だ…▼
クリア後†
+
| | マイユニット女性・私
|
- [フウガ]
- 見事であった、カムイ…
そして共に闘う者達よ。▼
お前たちには、確かに『夜刀神』に相応しい
資格があるようだ。▼
- [カムイ]
- 夜刀神に相応しい、資格が…▼
…………▼
…良かった…▼
…良かったあ…!▼
- [ツクヨミ]
- わわっ、お前、どうしたんだ!?
急にへたりこんだりなどして!?▼
- [カムイ]
- だ、だってなんだか、
安心してしまって。▼
私は今までずっと、
この道を進んでいていいのかと…▼
こんな私が救いをもたらす夜刀神に、
本当に相応しいのかと…▼
そう思っていたんです。▼
- [ツクヨミ]
- カムイ…▼
- [フウガ]
- 大丈夫だ、カムイ。
お前の力は本物だ。▼
お前なら、
たとえどの国の戦士だったとしても、▼
最後には必ずや正しい選択をし、
正しいことにその刀を使うだろう。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます…!▼
- [ツクヨミ]
- 仕方ないな…フウガ様が認めるのなら、
私もお前を認めてやろう。▼
- [カムイ]
- はい。
ツクヨミさんも、ありがとうございます。▼
- [ツクヨミ]
- よいか?
次は負けたりせぬぞ?▼
私は戦が決するまで、
ここで鍛錬を積むこととする。▼
だから、全てが終わったらまた、
私と手合わせしに来るが良い。▼
- [カムイ]
- わかりました。そのためにも…
一刻も早く戦争を終わらせてきます。▼
- [ツクヨミ]
- うむ。
楽しみに待っておるぞ。▼
- [フウガ]
- では、村の出口まで案内しよう。
私について来い。▼
- (フウガとツクヨミが去る)
- [アクア]
- いい? ここから先は…
いよいよ白夜王国の王都が近くなるわ。▼
きっと今までよりも、激しい闘いになる。
気を引き締めていきましょう、カムイ。▼
- [カムイ]
- …はい。▼
- (カムイとアクアが去る)
|
コメント†