会話集/章別会話
インビジブルキングダム 20章 疑惑の種子†
ナレーション†
透魔王の世話をしていたという
ロンタオの導きで、空に浮く不思議な
岩をつなぐ橋をわたる一行。
だが、その岩々には、
多くの魔物たちが待ち伏せていた。
オープニング†
オープニング1†
- [ロンタオ]
- ロウランに行くためには
この断崖を進まないとなりません。▼
- [エリーゼ]
- ええーっ!?
なにこれ、岩が浮いてるよ!?▼
- [カミラ]
- あら、本当ね。▼
ここからは…
岩にかかった橋を渡っていくのかしら。▼
- [サクラ]
- えっと…どの橋もかなり古そうに
見えますけど…▼
その、いきなり崩れたりする…
なんてことは…▼
- [ロンタオ]
- いえ、そんなことはないと思います…
…たぶん。▼
- [ヒノカ]
- …今、たぶんと言ったな。▼
しかも橋の向こう岸には、
魔物どもが徘徊してるようだが…▼
- [タクミ]
- でも、仕方ないよ。
ここしか道がないなら進むだけだ。▼
- [ロンタオ]
- あの…
それでしたら僕が先導します!▼
みなさんを危険な目には
遭わせられません!▼
- [タクミ]
- えっ…!? お、おい!?
そんなに走ったら危ないぞ!▼
オープニング2†
- (橋を渡るロンタオ)
- [ロンタオ]
- みなさん、大丈夫です!
渡ってきてください!▼
- [レオン]
- へえ…確かに、
見た目よりは大丈夫みたいだね。▼
僕たちも行こう。▼
- (一行橋を渡る)
- [マークス]
- !? 待て。
なんだこれは、橋が…▼
橋が、消えていく…!?▼
- [リョウマ]
- 危ないぞ、みんな!
早く渡れ!!▼
- (橋が崩れ、最後に渡ってきたタクミが落ちかける)
- [タクミ]
- う、うわっ!?▼
- [レオン]
- こっちだ、捕まって!▼
- (レオンがタクミを引き上げる)
- [タクミ]
- ありがとう。
助かったよ…▼
- [ロンタオ]
- よ、よかった。
危ないところでしたね。▼
- [マークス]
- なに…?
よかっただと?▼
ロンタオ、お前に
聞きたいことがある。▼
- (透魔兵が現れる)
- [アクア]
- 待って、みんな。
…敵よ。魔物が攻めてきたわ。▼
カムイ、すぐに闘いの準備を!▼
1ターン目開始前†
- [アクア]
- この地の竜脈は
空間を移動させるもののようね…▼
うまく使えば、向こう岸に
渡ることができるかも…▼
クリア後†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [ロンタオ]
- 一時はどうなることかと思いましたが…
なんとか到着しましたね。▼
これが透魔王国の王城にして
難攻不落の奇岩城、ロウランです。▼
- [カムイ]
- ねえ、ロンタオ。
どうすれば城に侵入できるんだい?▼
- [ロンタオ]
- はい…もちろん城門には
鍵がかかってますから、▼
正面から入ることはできません。▼
でも、大丈夫。
城には僕が逃げてきた裏口があります。▼
そこにみなさんを案内します。▼
- [マークス]
- …そうはさせん。
二度と同じような罠にはかからんぞ。▼
- [カムイ]
- マークス兄さん!
一体、何を!?▼
- [マークス]
- おい、ロンタオ。
橋を落としたのは貴様だな。▼
- [ロンタオ]
- え…!? 待ってください!
どうして僕がそんなことを!?▼
- [マークス]
- 大方、透魔王の内通者なのだろう。
お前はここで斬る…▼
- [ロンタオ]
- !!
ひっ、ひいいっ!▼
- [カムイ]
- やめるんだ、
マークス兄さん!▼
- [マークス]
- カムイ…なぜ止める?▼
- [カムイ]
- 兄さん…あの橋のことだけで
ロンタオを内通者と決めつけるのは…▼
- [カミラ]
- でも、確かにロンタオは怪しいわ。▼
最初から、私たちを騙すつもりで
この軍に来たのかもしれない…▼
- [レオン]
- ああ。僕もそう思う。
みんなだって同じことを思っているはずだ。▼
カムイ兄さん…
マークス兄さんに謝った方がいいよ。▼
- [カムイ]
- …………▼
いや、僕は…
…怪しいだけでは人は疑えない。▼
- [マークス]
- …………▼
ふん…甘いな。▼
だが、その甘さが…その人を信じる気持ちが、
お前をリーダーにしたのだろう。▼
- [カムイ]
- えっ?
僕が…リーダー?▼
- [マークス]
- ああ。この軍のリーダーは…
私でもリョウマ王子でもない。▼
カムイ、お前だ。▼
暗夜と白夜の共闘…
そんな奇跡が起きたのは、▼
お前が私たちを束ねてくれたおかげだ。▼
…しかし、これだけは言っておく。▼
お前の人を信じる気持ちは…
お前の最大の弱点になる。▼
だから、用心は怠るな。▼
- [カムイ]
- …うん。
わかったよ、マークス兄さん。▼
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コメント†