会話集/章別会話
白夜王国 19章 虹の賢者†
ナレーション†
レオンの助けを得て、知恵の国
ノートルディア公国に向かった一行は、
マークスを暗夜最強の騎士にした
虹の賢者と会うために
命がけの試練を受けることになった。
オープニング†
オープニング1 †
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- ほ…ほんとに、
一瞬で着いたな。▼
ついさっきまで
暗夜王国の森にいたのに…▼
- [リョウマ]
- でも、この地は間違いなく
ノートルディア公国だ。▼
これで、ひとまずは安心だな。
ここは小国ながら難攻不落とされている国。▼
まだ暗夜王国の兵も
手を出していないはずだ。▼
- [タクミ]
- ふふ…今頃暗夜兵たち、
僕たちのこと探してるだろうね。▼
- [リョウマ]
- そうだな…いま暗夜王国を離れたのは
得策だったのかもしれない。▼
俺たちがいない間に奴らは
躍起になってあの森を探すだろうからな。▼
- [カムイ]
- よし、じゃあできるだけ早く
用を済ませて、▼
森の出口まで
戻りたいところだな。▼
捜索を諦めて兵が戻ってきたら、
元も子もない…▼
- [リョウマ]
- レオン王子の話だと、
マークス王子はここで『虹の賢者』に会い、▼
暗夜最強の騎士になったのだったな。▼
それならまず、その賢者がどこにいるのか
情報を集めねばいかん。▼
- [カムイ]
- ええと…
誰かこの辺りに人は…▼
…あっ!▼
あそこにいるおじいさんに
話を聞いてみよう!▼
あ、あの、すみません…▼
- [おじいさん]
- …おお。
なんじゃ、旅の方か。▼
- [カムイ]
- あの…俺たち『虹の賢者』という方に
お会いしたいのですが…▼
- [おじいさん]
- む、『虹の賢者』!?▼
あれに会うのはやめたほうがいい。
命が惜しければな…▼
- [カムイ]
- ! 何か知っているんですね?
教えてください!▼
- [おじいさん]
- いんや…教えることはできん。▼
あの者に会おうとして戻って来た者は、
殆どおらんのじゃ。▼
- [リョウマ]
- なるほどな。殆ど、ということは
戻ってきた者もいるということだ。▼
それは…
暗夜王子マークスのことか?▼
- [おじいさん]
- ほう…お前さん、よく知っておるな。
マークスという者は四人目じゃ。▼
これまででたった四人しか、
賢者に会って戻って来た者はおらぬ。▼
一人目はかつての白夜王スメラギ、
二人目は若かりし頃の暗夜王ガロン、▼
三人目は名も知らぬ騎士であったと
聞いておる。▼
- [カムイ]
- まさか…
スメラギ王に、ガロン王まで…!?▼
…おじいさん。
俺たち、危険は覚悟の上です。▼
どうかその賢者のいる場所を、
教えてください!▼
- [おじいさん]
- …………▼
うむ…わかった。
そこまで言うのなら…▼
…向こうに、山が見えるじゃろう。▼
- [カムイ]
- はい。▼
- [おじいさん]
- よいか…
あれはノートルディア山といってな。▼
大陸の峰にも負けないほどの
高峰じゃ。▼
あの頂上に…
『七重の塔』がある。▼
- [カムイ]
- 『七重の塔』…▼
- [おじいさん]
- いかにも。虹の賢者は
その塔の最上階にいると言われておる。▼
- [おじいさん]
- いかにも。虹の賢者は
その塔の最上階にいると言われておる。▼
じゃが、
さっきも言った通り…▼
殆どの者は最上階に行く前に
命を落としてしまうそうじゃ。▼
- [カムイ]
- そんな…
塔の中に、いったい何が…▼
- [おじいさん]
- ふぉっふぉっふぉ…
それはわしにもわからん。▼
何せこれはただの噂話じゃからな。▼
本当のことは、
辿り着いたものにのみ明かされる。▼
こんな老いぼれには、
知る由もないことじゃ…▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、おじいさん。
色々教えてくださって。▼
- [おじいさん]
- 構わんよ。
役に立てたのなら、幸いじゃ。▼
…健闘を祈るぞ。▼
- [カムイ]
- はい。絶対に虹の賢者に会い、
必ずここに戻ってきます。▼
行くぞ、みんな!
ノートルディア山へ!▼
- [おじいさん]
- …………▼
|
+
| | マイユニット男性・私
|
- [カムイ]
- ほ…ほんとに、
一瞬で着きましたね。▼
ついさっきまで
暗夜王国の森にいたのに…▼
- [リョウマ]
- でも、この地は間違いなく
ノートルディア公国だ。▼
これで、ひとまずは安心だな。
ここは小国ながら難攻不落とされている国。▼
まだ暗夜王国の兵も
手を出していないはずだ。▼
- [タクミ]
- ふふ…今頃暗夜兵たち、
僕たちのこと探してるだろうね。▼
- [リョウマ]
- そうだな…いま暗夜王国を離れたのは
得策だったのかもしれない。▼
俺たちがいない間に奴らは
躍起になってあの森を探すだろうからな。▼
- [カムイ]
- よし、ではできるだけ早く
用を済ませて、▼
森の出口まで
戻りたいところですね。▼
捜索を諦めて兵が戻ってきたら、
元も子もありません…▼
- [リョウマ]
- レオン王子の話だと、
マークス王子はここで『虹の賢者』に会い、▼
暗夜最強の騎士になったのだったな。▼
それならまず、その賢者がどこにいるのか
情報を集めねばいかん。▼
- [カムイ]
- ええと…
誰かこの辺りに人は…▼
…あっ!▼
あそこにいるおじいさんに
話を聞いてみましょう!▼
あ、あの、すみません…▼
- [おじいさん]
- …おお。
なんじゃ、旅の方か。▼
- [カムイ]
- あの…私たち『虹の賢者』という方に
お会いしたいのですが…▼
- [おじいさん]
- む、『虹の賢者』!?▼
あれに会うのはやめたほうがいい。
命が惜しければな…▼
- [カムイ]
- ! 何か知っているんですね?
教えてください!▼
- [おじいさん]
- いんや…教えることはできん。▼
あの者に会おうとして戻って来た者は、
殆どおらんのじゃ。▼
- [リョウマ]
- なるほどな。殆ど、ということは
戻ってきた者もいるということだ。▼
それは…
暗夜王子マークスのことか?▼
- [おじいさん]
- ほう…お前さん、よく知っておるな。
マークスという者は四人目じゃ。▼
これまででたった四人しか、
賢者に会って戻って来た者はおらぬ。▼
一人目はかつての白夜王スメラギ、
二人目は若かりし頃の暗夜王ガロン、▼
三人目は名も知らぬ騎士であったと
聞いておる。▼
- [カムイ]
- まさか…
スメラギ王に、ガロン王まで…!?▼
…おじいさん。
私たちは、危険は覚悟の上です。▼
どうかその賢者のいる場所を、
教えてください!▼
- [おじいさん]
- …………▼
うむ…わかった。
そこまで言うのなら…▼
…向こうに、山が見えるじゃろう。▼
- [カムイ]
- はい。▼
- [おじいさん]
- よいか…
あれはノートルディア山といってな。▼
大陸の峰にも負けないほどの
高峰じゃ。▼
あの頂上に…
『七重の塔』がある。▼
- [カムイ]
- 『七重の塔』…▼
- [おじいさん]
- いかにも。虹の賢者は
その塔の最上階にいると言われておる。▼
じゃが、
さっきも言った通り…▼
殆どの者は最上階に行く前に
命を落としてしまうそうじゃ。▼
- [カムイ]
- そんな…
塔の中に、いったい何が…▼
- [おじいさん]
- ふぉっふぉっふぉ…
それはわしにもわからん。▼
何せこれはただの噂話じゃからな。▼
本当のことは、
辿り着いたものにのみ明かされる。▼
こんな老いぼれには、
知る由もないことじゃ…▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、おじいさん。
色々教えてくださって。▼
- [おじいさん]
- 構わんよ。
役に立てたのなら、幸いじゃ。▼
…健闘を祈るぞ。▼
- [カムイ]
- はい。絶対に虹の賢者に会い、
必ずここに戻ってきます。▼
行きましょう、みなさん!
ノートルディア山へ!▼
- [おじいさん]
- …………▼
|
オープニング2 †
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- …はぁ、はぁ。
みんな、大丈夫か。▼
- [リョウマ]
- 大丈夫だ。
皆、遅れずに付いてきている。▼
! カムイ、
何か建物が見えてきたぞ。▼
もしかして、あれが…▼
- [カムイ]
- あれが…『七重の塔』…▼
辿り着けたということは、
ここが頂上か。▼
- [リョウマ]
- 最初の試練は、
なんとか乗り越えられたようだな。▼
- [カムイ]
- はい。
ですが…本番はこれからだ。▼
あの塔の中に入り、
最上階まで辿り着かなければ…▼
私たちはマークス兄さんにも、
ガロン王にも敵わない。▼
- [リョウマ]
- ああ…そうだな。▼
- [カムイ]
- よし、行くぞ。
必ず全員で生きて戻ろう。▼
みんなとならきっと…
どんな試練だろうと、越えていける。▼
|
+
| | マイユニット男性・私
|
- [カムイ]
- …はぁ、はぁ。
みんな、大丈夫ですか。▼
- [リョウマ]
- 大丈夫だ。
皆、遅れずに付いてきている。▼
! カムイ、
何か建物が見えてきたぞ。▼
もしかして、あれが…▼
- [カムイ]
- あれが…『七重の塔』…▼
辿り着けたということは、
ここが頂上なのでしょうか。▼
- [リョウマ]
- 最初の試練は、
なんとか乗り越えられたようだな。▼
- [カムイ]
- はい。
ですが…本番はここからです。▼
あの塔の中に入り、
最上階まで辿り着かなければ…▼
私たちはマークス兄さんにも、
ガロン王にも敵いません。▼
- [リョウマ]
- ああ…そうだな。▼
- [カムイ]
- よし、行きましょう。
必ず全員で生きて戻りましょう。▼
みんなとならきっと…
どんな試練だろうと、越えていけます。▼
|
vs幻影兵†
- [幻影兵]
- よくぞ最上階まで辿り着いた、
勇敢な者たちよ。▼
試練の終わりは近い。▼
私たち塔の番人を倒せば、
賢者への扉が開かれるであろう。▼
幻影兵撃破†
- [幻影兵]
- 見事だ…▼
そなたらこそ、
五番目の勇者に相応しい…▼
クリア後†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- ついに、
最上階に辿り着いたな…▼
この扉の向こうに、
『虹の賢者』が…!▼
- [リョウマ]
- 気をつけろ、カムイ。
油断は禁物だ。▼
もしかしたらまだ、
罠があるかもしれん。▼
- [カムイ]
- …わかった。
なんだか緊張してきたな…▼
(カムイ、扉の前に移動)
- [カムイ]
- …………▼
…よし。
じゃあ…開けるぞ。▼
いち、にの…▼
さん…!▼
(最初の町へ戻ってくる)
- [おじいさん]
- おお…よく帰ってきたのう、
お前さんたち。▼
- [カムイ]
- …………▼
えええっ!?
な、何故ここに!?▼
だって俺たちは、あの山を登って、
塔の最上階に辿り着いて…▼
それで…!!▼
- [おじいさん]
- ふぉっふぉっふぉ…
何も不思議に思うことはあるまい。▼
塔の最上階の扉は最初から…▼
このじじいのいる場所に
繋がっておったのじゃよ。▼
- [カムイ]
- まさか…それじゃあ、
虹の賢者というのは!!▼
- [虹の賢者]
- いかにも。
虹の賢者とはこのわしのことじゃ。▼
試練を乗り越え、よくここまで辿り着いた。
お前さんたちこそ、五番目の勇者じゃ。▼
- [カムイ]
- …!
俺たちが、五番目の…!▼
あの、それでは俺たちにも、
力を与えていただけるんですよね?▼
- [虹の賢者]
- 力…?▼
- [カムイ]
- はい。マークス王子はあなたと出会い、
『何か』を手に入れることで、▼
暗夜王国最強の
騎士になったと聞きました。▼
ですから、虹の賢者にお会いすれば
何か特別な力が手に入るのだと…▼
- [虹の賢者]
- ふむ…
特別な力、のう…▼
その力はわざわざわしが
与えずとも、▼
あの数々の試練を乗り越えた
お前さんたちのものになっておる。▼
試練に挑む前と比べて、
体が軽くなっておるのを感じんか?▼
- [カムイ]
- あ…
そ、そういえば…▼
- [虹の賢者]
- ふぉふぉふぉ…
そうじゃろう、そうじゃろう。▼
あの試練で身に付いた実力こそ、
ここで得られる力なのじゃよ。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、
虹の賢者様!▼
- [虹の賢者]
- いんや…
わしは何もしとらんよ。▼
それより…カムイ。
お前さんは神刀『夜刀神』を継ぐ者じゃな。▼
- [カムイ]
- え…どうしてそのことを?
それに、俺の名前も…▼
- [虹の賢者]
- ふぉふぉ…
わしには何でも分かるのじゃよ。▼
お前さんたちが今まで何をしてきたか、
そして、どこに向かうのかもな。▼
…わしは伝えねばならぬ。
神刀を継ぐ者…カムイは、▼
真の平和のために『炎の紋章』の謎を
解き明かす運命にあると。▼
- [カムイ]
- 『炎の紋章』…!▼
確か、フウガさんも仰っていました。
この夜刀神は炎の紋章を繋ぐ鍵となると。▼
- [虹の賢者]
- よいか…炎の紋章に至る
第一の道標をわしが示そう。▼
『風神弓』を継ぎし白夜の勇者よ。▼
- [タクミ]
- え…?
僕のことですか?▼
- [虹の賢者]
- ああ。
その『風神弓』を掲げるが良い。▼
『風神弓』を継ぎし者、
『夜刀神』を継ぎし者よ。▼
互いを見、互いを想うのじゃ。
その想いこそが『炎の紋章』を動かす…▼
(風神弓が輝く)
- [虹の賢者]
- ――我は神刀を鍛えし者、禁忌を犯せし者、
伍色を紡ぎし者…▼
我が名に応えよ、『炎の紋章』よ――▼
(夜刀神が夜刀神・空夜に変化する)
- [カムイ]
- 『夜刀神』が、別の形に…!?
これは……▼
- [虹の賢者]
- これなるは
『夜刀神・空夜』…▼
静かにして穏やかなる夜を導くもの。▼
『夜刀神』の新たなる姿じゃ。▼
- [カムイ]
- 不思議な力を感じます…
これが、『炎の紋章』…?▼
- [虹の賢者]
- いんや、これはまだ道半ば…
真の『炎の紋章』の姿ではない。▼
じゃがいずれ…そこに至るであろう。
いずれ、な…▼
…わしが言えるのは、ここまでじゃ。▼
さあ、先を急いでおるのじゃろう?
早く暗夜王国の森へ戻るが良い。▼
暗夜軍はお前さんたちを探して
南に移動しておる。▼
今なら楽に北側に入り込めるじゃろうて。▼
- [カムイ]
- ! 本当ですか!▼
- [虹の賢者]
- ああ。▼
(夜刀神・空夜を手に入れた)
- [カムイ]
- ありがとうございます…!▼
俺たちは、あなたにお会いできたことを
誇りに思います。▼
- [虹の賢者]
- ふぉふぉ、
そう言って貰えると嬉しいのう。▼
わしも、この身が果てる前に
お前さんたちと会えたことは…▼
この人生にとって数少ない、
幸運じゃったよ。▼
- [カムイ]
- またきっとお会いしましょう、
虹の賢者様!▼
- [虹の賢者]
- …………▼
- [カムイ]
- 賢者様…?▼
- [虹の賢者]
- ああ、そうじゃな。
いつか、きっと会おう。▼
さようなら、カムイ…▼
- [カムイ]
- はい、さようなら…!▼
(カムイ退場)
- [虹の賢者]
- …………▼
ありがとう…カムイ。▼
どうか…
幸せに生きるのだぞ。▼
神の時代より生き続ける我の命は、
もう残り少ない…▼
もう二度と、おぬしらと
会うことは叶わんが…▼
いつか平和になった世界を、
遠い場所から、見守っているぞ…▼
|
+
| | マイユニット男性・私
|
- [カムイ]
- ついに、
最上階に辿り着きましたね…▼
この扉の向こうに、
『虹の賢者』が…!▼
- [リョウマ]
- 気をつけろ、カムイ。
油断は禁物だ。▼
もしかしたらまだ、
罠があるかもしれん。▼
- [カムイ]
- …わかりました。
なんだか緊張してきました…▼
(カムイ、扉の前に移動)
- [カムイ]
- …………▼
…よし。
じゃあ…開けますよ。▼
いち、にの…▼
さん…!▼
(最初の町へ戻ってくる)
- [おじいさん]
- おお…よく帰ってきたのう、
お前さんたち。▼
- [カムイ]
- …………▼
えええっ!?
ど、どうしてここに!?▼
だって私たちは、あの山を登って、
塔の最上階に辿り着いて…▼
それで…それで…!!▼
- [おじいさん]
- ふぉっふぉっふぉ…
何も不思議に思うことはあるまい。▼
塔の最上階の扉は最初から…▼
このじじいのいる場所に
繋がっておったのじゃよ。▼
- [カムイ]
- まさか…それじゃあ、
虹の賢者というのは!!▼
- [虹の賢者]
- いかにも。
虹の賢者とはこのわしのことじゃ。▼
試練を乗り越え、よくここまで辿り着いた。
お前さんたちこそ、五番目の勇者じゃ。▼
- [カムイ]
- …!
私たちが、五番目の…!▼
あの、それでは私たちにも、
力を与えていただけるんですよね?▼
- [虹の賢者]
- 力…?▼
- [カムイ]
- はい。マークス王子はあなたと出会い、
『何か』を手に入れることで、▼
暗夜王国最強の
騎士になったと聞きました。▼
ですから、虹の賢者にお会いすれば
何か特別な力が手に入るのだと…▼
- [虹の賢者]
- ふむ…
特別な力、のう…▼
その力はわざわざわしが
与えずとも、▼
あの数々の試練を乗り越えた
お前さんたちのものになっておる。▼
試練に挑む前と比べて、
体が軽くなっておるのを感じんか?▼
- [カムイ]
- あ…
そ、そういえば…▼
- [虹の賢者]
- ふぉふぉふぉ…
そうじゃろう、そうじゃろう。▼
あの試練で身に付いた実力こそ、
ここで得られる力なのじゃよ。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、
虹の賢者様!▼
- [虹の賢者]
- いんや…
わしは何もしとらんよ。▼
それより…カムイ。
お前さんは神刀『夜刀神』を継ぐ者じゃな。▼
- [カムイ]
- え…どうしてそのことを?
それに、私の名前も…▼
- [虹の賢者]
- ふぉふぉ…
わしには何でも分かるのじゃよ。▼
お前さんたちが今まで何をしてきたか、
そして、どこに向かうのかもな。▼
…わしは伝えねばならぬ。
神刀を継ぐ者…カムイは、▼
真の平和のために『炎の紋章』の謎を
解き明かす運命にあると。▼
- [カムイ]
- 『炎の紋章』…!▼
確か、フウガさんも仰っていました。
この夜刀神は炎の紋章を繋ぐ鍵となると。▼
- [虹の賢者]
- よいか…炎の紋章に至る
第一の道標をわしが示そう。▼
『風神弓』を継ぎし白夜の勇者よ。▼
- [タクミ]
- え…?
僕のことですか?▼
- [虹の賢者]
- ああ。
その『風神弓』を掲げるが良い。▼
『風神弓』を継ぎし者、
『夜刀神』を継ぎし者よ。▼
互いを見、互いを想うのじゃ。
その想いこそが『炎の紋章』を動かす…▼
(風神弓が輝く)
- [虹の賢者]
- ――我は神刀を鍛えし者、禁忌を犯せし者、
伍色を紡ぎし者…▼
我が名に応えよ、『炎の紋章』よ――▼
(夜刀神が夜刀神・空夜に変化する)
- [カムイ]
- 『夜刀神』が、別の形に…!?
これは……▼
- [虹の賢者]
- これなるは
『夜刀神・空夜』…▼
静かにして穏やかなる夜を導くもの。▼
『夜刀神』の新たなる姿じゃ。▼
- [カムイ]
- 不思議な力を感じます…
これが、『炎の紋章』…?▼
- [虹の賢者]
- いんや、これはまだ道半ば…
真の『炎の紋章』の姿ではない。▼
じゃがいずれ…そこに至るであろう。
いずれ、な…▼
…わしが言えるのは、ここまでじゃ。▼
さあ、先を急いでおるのじゃろう?
早く暗夜王国の森へ戻るが良い。▼
暗夜軍はお前さんたちを探して
南に移動しておる。▼
今なら楽に北側に入り込めるじゃろうて。▼
- [カムイ]
- ! 本当ですか!▼
- [虹の賢者]
- ああ。▼
(夜刀神・空夜を手に入れた)
- [カムイ]
- ありがとうございます…!▼
私たちは、あなたにお会いできたことを
誇りに思います。▼
- [虹の賢者]
- ふぉふぉ、
そう言って貰えると嬉しいのう。▼
わしも、この身が果てる前に
お前さんたちと会えたことは…▼
この人生にとって数少ない、
幸運じゃったよ。▼
- [カムイ]
- またきっとお会いしましょうね、
虹の賢者様!▼
- [虹の賢者]
- …………▼
- [カムイ]
- 賢者様…?▼
- [虹の賢者]
- ああ、そうじゃな。
いつか、きっと会おう。▼
さようなら、カムイ…▼
- [カムイ]
- はい、さようなら…!▼
(カムイ退場)
- [虹の賢者]
- …………▼
ありがとう…カムイ。▼
どうか…
幸せに生きるのだぞ。▼
神の時代より生き続ける我の命は、
もう残り少ない…▼
もう二度と、おぬしらと
会うことは叶わんが…▼
いつか平和になった世界を、
遠い場所から、見守っているぞ…▼
|
コメント†