会話集/章別会話
暗夜王国 19章 妖狐の山†
ナレーション†
束の間の休息の後、再び白夜王都へ
向かうカムイ。
だが、街道は多数の敵で進めない。
一行は、やむをえず敵の手が届かない
妖狐の山を越えることにした。
オープニング†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [レオン]
- カムイ兄さん、大変だよ。
この先に、白夜の軍勢が…!▼
- [マークス]
- ああ。
数千もの兵が街道を塞いでいる。▼
このまま進めば…
全滅は必至だろう。▼
- [カムイ]
- ! まさか…▼
- [アクア]
- そうね。おそらく、先に戻ったリョウマ達が
兵を配備したのだと思うわ。▼
まあ、私たちの居場所がばれた以上、
当然の措置だと思うけど。▼
- [カムイ]
- これじゃ王都までは辿り着けないね…▼
仕方ない。
一旦戻って、別の道を考えるしか…▼
- [アクア]
- …いいえ。ここからでも、
行ける道が無いわけではないわ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [アクア]
- いい?
この街道の西側に…▼
白夜王国の者でも足を踏み入れない
山が存在するの。▼
そこなら白夜兵の手は届かないはずよ。▼
…けれど、その山には狐に姿を変える種族、
『妖狐』が住む里があると言われているわ。▼
もし彼らに見つかれば、
生きて戻れるかはわからない。▼
- [カムイ]
- 妖狐…▼
- [アクア]
- ねえ、どうする?▼
わざわざ危険を冒したくないのなら
無理強いはしないけれど…▼
時間が経てば経つほど、
白夜の守りは強固になっていくわよ。▼
- [カムイ]
- …………▼
わかった、その山を通ろう。▼
戦が長引くのは、何としても避けたい。▼
それに僕たちは一刻も早く…▼
ガロン王の真実をみんなに伝えないと。▼
- [アクア]
- ええ…あなたの言う通りね。▼
じゃあ、道案内は私に任せて。▼
(マップ移動)
- [カムイ]
- …ふうっ。
かなり上まで登ってきたね。▼
さっき言ってた里って、
どのあたりにあるんだろう…?▼
- [アクア]
- わからないわ。▼
その里に行って戻ってきた者は、
殆どいないと伝えられているから。▼
既に通り過ぎたのか、これからなのか、
予測をつけることもできない。▼
とにかく、用心をして
進み続けるほかないわ。▼
- [カムイ]
- …うん、分かった。▼
- [エリーゼ]
- カムイおにいちゃん…▼
- [カムイ]
- 大丈夫だよ、エリーゼ。
怖かったら、僕の後ろにいればいい。▼
- [エリーゼ]
- えっと、違うの…▼
あれ…見て。▼
- [カムイ]
- え?
(画面上からニシキ登場)
- [ニシキ]
- …………▼
- [カムイ]
- っ!? あれって…!?▼
- [アクア]
- 妖狐!?
しまった…!▼
- [ニシキ]
- …………▼
はじめまして!
旅人さん、こんにちはー。▼
- [カムイ]
- あ…
こ、こんにちは…▼
- [ニシキ]
- うーん。
ここに来るヒトは久しぶりに見るなぁ。▼
今回は、暗夜王国のヒトかー。▼
- [アクア]
- あなた、なぜそれを…▼
- [ニシキ]
- ボクはニシキ。
あなたじゃなくて、ニシキだよ。▼
この里の長をやっているんだ。▼
- [アクア]
- そう…
じゃあ、ニシキ。▼
私たちが暗夜王国側だと
なぜわかったの?▼
- [ニシキ]
- 着ているモノと匂いで、何となく。▼
ボク、暗夜王国のヒトには
何度もお世話になっているからね。▼
里から出て迷子になった時も、
みんな優しくしてくれたし…▼
暗夜王国のヒトは大好きだなー。▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- なんだか、
思ってたより友好的だね。▼
出会ったら命はないみたいな言い方を
されてるみたいだけど、▼
もしかしたら、ただの偏見を受けているだけで、
話せばわかってくれるんじゃないかな。▼
- [アクア]
- …いいえ。
どうやらそれは、期待できそうにないわ。▼
- [カムイ]
- ど、どうして?▼
- [アクア]
- …周りをよく見て。▼
(周囲に敵)
- [妖狐]
- …グルルルルルルル…▼
- [カムイ]
- よ、妖狐…!?
囲まれてるのか…?▼
- [ニシキ]
- えへへ。
会えてとっても嬉しいんだけど…▼
残念だなあ。▼
この場所に来てしまったからには
みんな…▼
…死んでもらうしかないよ。▼
- [カムイ]
- なんだって…!?
で、でもさっき、人間は好きだって…▼
- [ニシキ]
- うん。▼
ボク、外の世界で出会うヒトは
みーんな優しくて、だいすきだよ。▼
でもね、向こうから里に来るヒトは
良くないヒトが多い、って…▼
信用したら毛皮を獲られて殺される、って
そう言い伝えられてきてるんだ。▼
そういうヒトたちが来たら、
ちゃんと始末しておかないと。▼
- [カムイ]
- ち、違う!
僕たちはそんなことしない!▼
ただここを、
通らせてほしいだけなんだ!▼
- [ニシキ]
- うーん…
信じてあげたいけど…▼
ボクは里の長だから、
みんなのことを守らないといけないんだ。▼
大切なみんなを死なせないためには、
よそ者を簡単に信じるわけにはいかない。▼
だから、悪いけど…▼
- [カムイ]
- そんな…!▼
- [ニシキ]
- もしあの世で会うことがあったら、
その時は、仲良くしようね。▼
それじゃあ…ばいばい。▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [レオン]
- カムイ兄さん、大変だよ。
この先に、白夜の軍勢が…!▼
- [マークス]
- ああ。
数千もの兵が街道を塞いでいる。▼
このまま進めば…
全滅は必至だろう。▼
- [カムイ]
- ! まさか…▼
- [アクア]
- そうね。おそらく、先に戻ったリョウマ達が
兵を配備したのだと思うわ。▼
まあ、私たちの居場所がばれた以上、
当然の措置だと思うけど。▼
- [カムイ]
- これでは王都までは辿り着けないな…▼
仕方ない。
一旦戻って、別の道を考えるしか…▼
- [アクア]
- …いいえ。ここからでも、
行ける道が無いわけではないわ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [アクア]
- いい?
この街道の西側に…▼
白夜王国の者でも足を踏み入れない
山が存在するの。▼
そこなら白夜兵の手は届かないはずよ。▼
…けれど、その山には狐に姿を変える種族、
『妖狐』が住む里があると言われているわ。▼
もし彼らに見つかれば、
生きて戻れるかはわからない。▼
- [カムイ]
- 妖狐…▼
- [アクア]
- ねえ、どうする?▼
わざわざ危険を冒したくないのなら
無理強いはしないけれど…▼
時間が経てば経つほど、
白夜の守りは強固になっていくわよ。▼
- [カムイ]
- …………▼
わかった、その山を通ろう。▼
戦が長引くことだけは、
何としても避けたい。▼
それに俺たちは一刻も早く…▼
ガロン王の真実を
みんなに伝えなければならないんだ。▼
- [アクア]
- ええ…あなたの言う通りね。▼
じゃあ、道案内は私に任せて。▼
(マップ移動)
- [カムイ]
- …ふうっ。
かなり上まで登ってきたな。▼
先ほど言っていた里は、
どのあたりにあるんだ…?▼
- [アクア]
- わからないわ。▼
その里に行って戻ってきた者は、
殆どいないと伝えられているから。▼
既に通り過ぎたのか、これからなのか、
予測をつけることもできない。▼
とにかく、用心をして
進み続けるほかないわ。▼
- [カムイ]
- …ああ、分かった。▼
- [エリーゼ]
- カムイおにいちゃん…▼
- [カムイ]
- 大丈夫だ、エリーゼ。
怖いのなら、俺の後ろにいればいい。▼
- [エリーゼ]
- えっと、違うの…▼
あれ…見て。▼
- [カムイ]
- え?
(画面上からニシキ登場)
- [ニシキ]
- …………▼
- [カムイ]
- っ!? あれは…!?▼
- [アクア]
- 妖狐!?
しまった…!▼
- [ニシキ]
- …………▼
はじめまして!
旅人さん、こんにちはー。▼
- [カムイ]
- あ…
こ、こんにちは…▼
- [ニシキ]
- うーん。
ここに来るヒトは久しぶりに見るなぁ。▼
今回は、暗夜王国のヒトかー。▼
- [アクア]
- あなた、なぜそれを…▼
- [ニシキ]
- ボクはニシキ。
あなたじゃなくて、ニシキだよ。▼
この里の長をやっているんだ。▼
- [アクア]
- そう…
じゃあ、ニシキ。▼
私たちが暗夜王国側だと
なぜわかったの?▼
- [ニシキ]
- 着ているモノと匂いで、何となく。▼
ボク、暗夜王国のヒトには
何度もお世話になっているからね。▼
里から出て迷子になった時も、
みんな優しくしてくれたし…▼
暗夜王国のヒトは大好きだなー。▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- なんだ、
思っていたより友好的じゃないか。▼
出会ったら命はないような
言い方をされているみたいだが、▼
もしかしたら、それはただの偏見で、
話せばわかってくれるんじゃないか。▼
- [アクア]
- …いいえ。
どうやらそれは、期待できそうにないわ。▼
- [カムイ]
- な、なぜそう思うんだ?▼
- [アクア]
- …周りをよく見て。▼
(周囲に敵)
- [妖狐]
- …グルルルルルルル…▼
- [カムイ]
- よ、妖狐…!?
囲まれているのか…?▼
- [ニシキ]
- えへへ。
会えてとっても嬉しいんだけど…▼
残念だなあ。▼
この場所に来てしまったからには
みんな…▼
…死んでもらうしかないよ。▼
- [カムイ]
- なんだって…!?
だ、だがさっき、人間は好きだと…▼
- [ニシキ]
- うん。▼
ボク、外の世界で出会うヒトは
みーんな優しくて、だいすきだよ。▼
でもね、向こうから里に来るヒトは
良くないヒトが多い、って…▼
信用したら毛皮を獲られて殺される、って
そう言い伝えられてきてるんだ。▼
そういうヒトたちが来たら、
ちゃんと始末しておかないと。▼
- [カムイ]
- ち、違う!
俺たちはそんなことしない!▼
ただここを、
通らせてほしいだけなんだ!▼
- [ニシキ]
- うーん…
信じてあげたいけど…▼
ボクは里の長だから、
みんなのことを守らないといけないんだ。▼
大切なみんなを死なせないためには、
よそ者を簡単に信じるわけにはいかない。▼
だから、悪いけど…▼
- [カムイ]
- そんな…!▼
- [ニシキ]
- もしあの世で会うことがあったら、
その時は、仲良くしようね。▼
それじゃあ…ばいばい。▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [レオン]
- カムイ姉さん、大変だよ。
この先に、白夜の軍勢が…!▼
- [マークス]
- ああ。
数千もの兵が街道を塞いでいる。▼
このまま進めば…
全滅は必至だろう。▼
- [カムイ]
- ! まさか…▼
- [アクア]
- そうね。おそらく、先に戻ったリョウマ達が
兵を配備したのだと思うわ。▼
まあ、私たちの居場所がばれた以上、
当然の措置だと思うけど。▼
- [カムイ]
- これでは王都までは辿り着けませんね…▼
仕方ありません。
一旦戻って、別の道を考えるしか…▼
- [アクア]
- …いいえ。ここからでも、
行ける道が無いわけではないわ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [アクア]
- いい?
この街道の西側に…▼
白夜王国の者でも足を踏み入れない
山が存在するの。▼
そこなら白夜兵の手は届かないはずよ。▼
…けれど、その山には狐に姿を変える種族、
『妖狐』が住む里があると言われているわ。▼
もし彼らに見つかれば、
生きて戻れるかはわからない。▼
- [カムイ]
- 妖狐…▼
- [アクア]
- ねえ、どうする?▼
わざわざ危険を冒したくないのなら
無理強いはしないけれど…▼
時間が経てば経つほど、
白夜の守りは強固になっていくわよ。▼
- [カムイ]
- …………▼
わかりました。
その山を通りましょう。▼
戦が長引くのだけは、
何としても避けなければ。▼
それに私たちは一刻も早く…▼
ガロン王の真実を
みんなに伝えなければなりません。▼
- [アクア]
- ええ…あなたの言う通りね。▼
じゃあ、道案内は私に任せて。▼
(マップ移動)
- [カムイ]
- …ふうっ。
かなり上まで登ってきましたね。▼
先ほど言っていた里って、
どのあたりにあるのでしょう…?▼
- [アクア]
- わからないわ。▼
その里に行って戻ってきた者は、
殆どいないと伝えられているから。▼
既に通り過ぎたのか、これからなのか、
予測をつけることもできない。▼
とにかく、用心をして
進み続けるほかないわ。▼
- [カムイ]
- …はい、分かりました。▼
- [エリーゼ]
- カムイおねえちゃん…▼
- [カムイ]
- 大丈夫ですよ、エリーゼ。
怖かったら、私の後ろにいてください。▼
- [エリーゼ]
- えっと、違うの…▼
あれ…見て。▼
- [カムイ]
- え?
(画面上からニシキ登場)
- [ニシキ]
- …………▼
- [カムイ]
- っ!? あれって…!?▼
- [アクア]
- 妖狐!?
しまった…!▼
- [ニシキ]
- …………▼
はじめまして!
旅人さん、こんにちはー。▼
- [カムイ]
- あ…
こ、こんにちは…▼
- [ニシキ]
- うーん。
ここに来るヒトは久しぶりに見るなぁ。▼
今回は、暗夜王国のヒトかー。▼
- [アクア]
- あなた、なぜそれを…▼
- [ニシキ]
- ボクはニシキ。
あなたじゃなくて、ニシキだよ。▼
この里の長をやっているんだ。▼
- [アクア]
- そう…
じゃあ、ニシキ。▼
私たちが暗夜王国側だと
なぜわかったの?▼
- [ニシキ]
- 着ているモノと匂いで、何となく。▼
ボク、暗夜王国のヒトには
何度もお世話になっているからね。▼
里から出て迷子になった時も、
みんな優しくしてくれたし…▼
暗夜王国のヒトは大好きだなー。▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- なんだか、
思っていたより友好的ですね。▼
出会ったら命はないようなな言い方を
されているみたいですけど、▼
もしかしたら、それはただの偏見で、
話せばわかってもらえるんじゃありませんか?▼
- [アクア]
- …いいえ。
どうやらそれは、期待できそうにないわ。▼
- [カムイ]
- ど、どうしてです?▼
- [アクア]
- …周りをよく見て。▼
(周囲に敵)
- [妖狐]
- …グルルルルルルル…▼
- [カムイ]
- よ、妖狐…!?
囲まれているのですか…?▼
- [ニシキ]
- えへへ。
会えてとっても嬉しいんだけど…▼
残念だなあ。▼
この場所に来てしまったからには
みんな…▼
…死んでもらうしかないよ。▼
- [カムイ]
- なんですって…!?
で、でもさっき、人間は好きだって…▼
- [ニシキ]
- うん。▼
ボク、外の世界で出会うヒトは
みーんな優しくて、だいすきだよ。▼
でもね、向こうから里に来るヒトは
良くないヒトが多い、って…▼
信用したら毛皮を獲られて殺される、って
そう言い伝えられてきてるんだ。▼
そういうヒトたちが来たら、
ちゃんと始末しておかないと。▼
- [カムイ]
- ち、違います!
私たちはそんなことはしません!▼
ただここを、
通らせてほしいだけなんです!▼
- [ニシキ]
- うーん…
信じてあげたいけど…▼
ボクは里の長だから、
みんなのことを守らないといけないんだ。▼
大切なみんなを死なせないためには、
よそ者を簡単に信じるわけにはいかない。▼
だから、悪いけど…▼
- [カムイ]
- そんな…!▼
- [ニシキ]
- もしあの世で会うことがあったら、
その時は、仲良くしようね。▼
それじゃあ…ばいばい。▼
|
戦闘開始†
ニシキ初戦時†
- [ニシキ]
ボクは長として、
里の平和と、みんなを守る…!▼
ニシキ撃破時†
- [ニシキ]
里のみんな…ごめんよ…▼
クリア後†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [アクア]
- 終わったわね。
先を急ぎましょう、カムイ。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- …カムイ?▼
- [カムイ]
- …倒すしか、なかった…▼
僕は殺戮を避けるために、
こちら側についたはずだ…▼
それなのに…▼
- [アクア]
- …仕方ないわ。▼
彼らは本気だった。
手加減して適う相手ではなかったわ。▼
そんなことをすれば…
死んでいたのは私たちよ。▼
- [カムイ]
- うん…わかってる。
だが…▼
- [アクア]
- そうね。確かに、ここを通らなければ、
妖狐たちは死なずに済んだかもしれない…▼
でも、そうすれば戦争が長引いて、
また違う誰かの血が流れていた。▼
そうでしょう?▼
- [カムイ]
- そんな…
彼らは戦争とは無関係だった。▼
僕たちの戦いに巻き込まれて、
死んでしまったようなものだ。▼
何とか助ける道は、
なかったのかな…▼
- [アクア]
- じゃあ、あなたはその代りに
何を犠牲にするの?▼
- [カムイ]
- え…▼
- [アクア]
- いい?
この世界には…▼
みんなが助かるような、
都合のいい道なんて存在しないわ。▼
どれを選んでも、何を守ろうとしても、
どこかで犠牲は出てしまう。▼
もし違いがあるとしたら…▼
その犠牲が私たちの目の前の人か、
そうじゃないかの違いだけ。▼
…だから、割り切るほかないの。
とても、とても悲しいことだけれど。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- ねえ。
あなたのその刀…▼
白夜王国では何て呼ばれていたか、
覚えている?▼
- [カムイ]
- えっと…▼
- [アクア]
- 伝説の、救いをもたらす刀よ。▼
その刀に選ばれたあなたが
選んだ道なんだもの…▼
どんなに辛くても…悲しくても、
きっと間違ってなんかいないわ。▼
…私はそう思ってる。▼
- [カムイ]
- アクア…▼
…ありがとう。▼
- [アクア]
- やっと笑ったわね。
それでこそ、いつものカムイよ。▼
- [カムイ]
- 励ましてくれたの?▼
- [アクア]
- さあ、どうかしらね。▼
それより、早く山を下りましょう。▼
そろそろ白夜兵が、
私たちの動きに勘付く頃よ。▼
(アクア、画面上に消える)
- [カムイ]
- …あ、アクア…▼
…………▼
救いをもたらす刀…か。▼
でも、暗夜王国を選んだ僕に、
夜刀神を持つ資格なんて…▼
本当にあるんだろうか…▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [アクア]
- 終わったわね。
先を急ぎましょう、カムイ。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- …カムイ?▼
- [カムイ]
- …倒すしか、なかった…▼
俺は殺戮を避けるために、
こちら側についたはずだ…▼
それなのに…▼
- [アクア]
- …仕方ないわ。▼
彼らは本気だった。
手加減して適う相手ではなかったわ。▼
そんなことをすれば…
死んでいたのは私たちよ。▼
- [カムイ]
- ああ…わかってる。
だが…▼
- [アクア]
- そうね。確かに、ここを通らなければ、
妖狐たちは死なずに済んだかもしれない…▼
でも、そうすれば戦争が長引いて、
また違う誰かの血が流れていた。▼
そうでしょう?▼
- [カムイ]
- そんな…
だが彼らは戦争とは無関係だった。▼
俺たちの戦いに巻き込まれて、
死んでしまったようなものだ。▼
何とか助ける道は、
なかったのか…▼
- [アクア]
- じゃあ、あなたはその代りに
何を犠牲にするの?▼
- [カムイ]
- え…▼
- [アクア]
- いい?
この世界には…▼
みんなが助かるような、
都合のいい道なんて存在しないわ。▼
どれを選んでも、何を守ろうとしても、
どこかで犠牲は出てしまう。▼
もし違いがあるとしたら…▼
その犠牲が私たちの目の前の人か、
そうじゃないかの違いだけ。▼
…だから、割り切るほかないの。
とても、とても悲しいことだけれど。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- ねえ。
あなたのその刀…▼
白夜王国では何て呼ばれていたか、
覚えている?▼
- [カムイ]
- えっと…▼
- [アクア]
- 伝説の、救いをもたらす刀よ。▼
その刀に選ばれたあなたが
選んだ道なんだもの…▼
どんなに辛くても…悲しくても、
きっと間違ってなんかいないわ。▼
…私はそう思ってる。▼
- [カムイ]
- アクア…▼
…ありがとう。▼
- [アクア]
- やっと笑ったわね。
それでこそ、いつものカムイよ。▼
- [カムイ]
- 励ましてくれたのか?▼
- [アクア]
- さあ、どうかしらね。▼
それより、早く山を下りましょう。▼
そろそろ白夜兵が、
私たちの動きに勘付く頃よ。▼
(アクア、画面上に消える)
- [カムイ]
- …あ、アクア…▼
…………▼
救いをもたらす刀…か。▼
でも、暗夜王国を選んだ俺に、
夜刀神を持つ資格なんて…▼
本当にあるのだろうか…▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [アクア]
- 終わったわね。
先を急ぎましょう、カムイ。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- …カムイ?▼
- [カムイ]
- …倒すしか、ありませんでした…▼
私は殺戮を避けるために、
こちら側についたはずです…▼
それなのに…▼
- [アクア]
- …仕方ないわ。▼
彼らは本気だった。
手加減して適う相手ではなかったわ。▼
そんなことをすれば…
死んでいたのは私たちよ。▼
- [カムイ]
- はい…わかっています。
でも…▼
- [アクア]
- そうね。確かに、ここを通らなければ、
妖狐たちは死なずに済んだかもしれない…▼
でも、そうすれば戦争が長引いて、
また違う誰かの血が流れていた。▼
そうでしょう?▼
- [カムイ]
- そんな…
彼らは戦争とは無関係でした。▼
私たちの戦いに巻き込まれて、
死んでしまったようなものです。▼
何とか助ける道は、
なかったのでしょうか…▼
- [アクア]
- じゃあ、あなたはその代りに
何を犠牲にするの?▼
- [カムイ]
- え…▼
- [アクア]
- いい?
この世界には…▼
みんなが助かるような、
都合のいい道なんて存在しないわ。▼
どれを選んでも、何を守ろうとしても、
どこかで犠牲は出てしまう。▼
もし違いがあるとしたら…▼
その犠牲が私たちの目の前の人か、
そうじゃないかの違いだけ。▼
…だから、割り切るほかないの。
とても、とても悲しいことだけれど。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [アクア]
- ねえ。
あなたのその刀…▼
白夜王国では何て呼ばれていたか、
覚えている?▼
- [カムイ]
- えっと…▼
- [アクア]
- 伝説の、救いをもたらす刀よ。▼
その刀に選ばれたあなたが
選んだ道なんだもの…▼
どんなに辛くても…悲しくても、
きっと間違ってなんかいないわ。▼
…私はそう思ってる。▼
- [カムイ]
- アクアさん…▼
…ありがとうございます。▼
- [アクア]
- やっと笑ったわね。
それでこそ、いつものカムイよ。▼
- [カムイ]
- 励ましてくれたのですか?▼
- [アクア]
- さあ、どうかしらね。▼
それより、早く山を下りましょう。▼
そろそろ白夜兵が、
私たちの動きに勘付く頃よ。▼
(アクア、画面上に消える)
- [カムイ]
- …あ、アクアさん…▼
…………▼
救いをもたらす刀…ですか。▼
でも、暗夜王国を選んだ私に、
夜刀神を持つ資格なんて…▼
本当にあるのでしょうか…▼
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