会話集/章別会話
白夜王国 17章 氷の別離†
ナレーション†
マクベスの言葉が小さな棘となって
心に残ったまま、一行はフローラの
勧めに従い、氷の部族の村へと向かう。
その村でカムイたちは
マクベスの言葉の意味を知る事になる。
オープニング†
オープニング1†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- なんだか、寒くなってきたな…▼
- [フローラ]
- はい。
部族の村が近づいている証拠です。▼
少し寒いですが…
もう少しの辛抱ですよ。▼
村に着きさえすれば、
暖かい場所もありますから。▼
- [カムイ]
- ありがとう、フローラ。
あなたの道案内はすごいな…▼
マカラスの町を出てから、
ただの一度も暗夜兵と出会わないなんて。▼
- [フローラ]
- いえ、私の道案内が
すごいという訳ではありませんわ。▼
ここは部族の者なら誰でも知っている、
トゥーリアンという裏街道ですから。▼
- [フェリシア]
- そ、そうですよカムイ様。▼
私が道案内をしても、
きっと同じ道を選びましたよ?▼
- [フローラ]
- はぁ…この子は。▼
すぐに私と張り合うところ、
変わってないんだから。▼
- [フェリシア]
- え? は、張り合ったりなんか
してないですよ。▼
けど、王城にいた時から姉さんは
私なんかより優秀でしたから…▼
その、ちょっとだけ…
悔しいなーって思うことも…▼
- [フローラ]
- あら、そんな風に思ってくれていたの?
お褒めにあずかり光栄だわ。▼
- [フェリシア]
- ええ~!
べ、別に褒めてないですよー!▼
- [カムイ]
- はは、二人は本当に仲がいいんだな。▼
…………▼
- [リョウマ]
- どうした、カムイ。
マカラスを出てから考え事が多いようだが。▼
もし何かあったのなら話してみろ。
少しぐらいなら、力になれるかもしれん。▼
- [カムイ]
- リョウマ兄さん…▼
実は少し…
気になることがあるんだ。▼
- [リョウマ]
- なに…? 気になることだと?▼
- [カムイ]
- …ああ。マカラス宮殿で、
マクベスが言っていたことだ。▼
俺たちの中に、
コウモリがいるかもしれないという話…▼
信じたくはないが、
ずっと心に引っ掛かっていて。▼
みんなを信じているはずなのに、
どこかで疑ってしまっている自分がいる…▼
- [リョウマ]
- …らしくないな、カムイ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [リョウマ]
- 人を疑うなど、
お前らしくないと言っている。▼
お前は今、この軍の将だ。▼
将が将であり続けるためには、
皆から絶対的な信頼を得ることが必要だ。▼
皆を信じ、そして信頼されるお前が
そんなことではどうする。▼
聞けばお前は…かつて敵だったゾーラという
暗夜兵を信じ、そして仲間にしたそうだな。▼
その頃のお前は、
どこにいってしまったんだ?▼
- [カムイ]
- あの頃と同じにはいかないさ…
あれから、色々ありすぎた。▼
俺はもう、何も知らなかった頃の
俺じゃないんだ。▼
- [リョウマ]
- …………▼
なあ…カムイ。
俺のことを、信じているか?▼
- [カムイ]
- も、もちろんだ。▼
- [リョウマ]
- そうか…では、サクラは? タクミは?
ヒノカやアクア、サイラスはどうだ?▼
皆、怪しく見えたようなことがあるか?▼
- [カムイ]
- まさか…
信じているに決まっている。▼
- [リョウマ]
- ほう…何故だ?▼
- [カムイ]
- 何故って…それは…▼
- [リョウマ]
- …何も言えないだろう。
お前はまだ、手放しで人を信じている。▼
それがお前の弱さ。
そして、強さでもあるんだ。▼
皆は、カムイのその力に惹かれ、
こうしてここにいる。▼
だから、お前だけは最後まで、
皆のことを信じていろ。▼
あんな男の言葉に屈したら、
それこそ暗夜王国の思うつぼだぞ。▼
- [カムイ]
- リョウマ兄さん…▼
…ありがとう。
なんだか元気が出てた。▼
俺はもう、誰も疑わない。
何があっても、みんなを信じて行動する。▼
- [リョウマ]
- ああ。それでこそ
いつものカムイだな。▼
- [フェリシア]
- あのあの、みなさーん!
部族の村が見えてきましたよーっ!▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- なんだか、寒くなってきましたね…▼
- [フローラ]
- はい。
部族の村が近づいている証拠です。▼
少し寒いですが…
もう少しの辛抱ですよ。▼
村に着きさえすれば、
暖かい場所もありますから。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、フローラさん。
あなたの道案内はさすがですね…▼
マカラスの町を出てから、
ただの一度も暗夜兵と出会わないなんて。▼
- [フローラ]
- いえ、私の道案内が
すごいという訳ではありませんわ。▼
ここは部族の者なら誰でも知っている、
トゥーリアンという裏街道ですから。▼
- [フェリシア]
- そ、そうですよカムイ様。▼
私が道案内をしても、
きっと同じ道を選びましたよ?▼
- [フローラ]
- はぁ…この子は。▼
すぐに私と張り合うところ、
変わってないんだから。▼
- [フェリシア]
- え? は、張り合ったりなんか
してないですよ。▼
けど、王城にいた時から姉さんは
私なんかより優秀でしたから…▼
その、ちょっとだけ…
悔しいなーって思うことも…▼
- [フローラ]
- あら、そんな風に思ってくれていたの?
お褒めにあずかり光栄だわ。▼
- [フェリシア]
- ええ~!
べ、別に褒めてないですよー!▼
- [カムイ]
- はは、二人は本当に仲がいいんですね。▼
…………▼
- [リョウマ]
- どうした、カムイ。
マカラスを出てから考え事が多いようだが。▼
もし何かあったのなら話してみろ。
少しぐらいなら、力になれるかもしれん。▼
- [カムイ]
- リョウマ兄さん…▼
実は少し…
気になることがあるんです。▼
- [リョウマ]
- なに…? 気になることだと?▼
- [カムイ]
- …はい。マカラス宮殿で、
マクベスが言っていたことです。▼
私たちの中に、
コウモリがいるかもしれないという話…▼
信じたくはありませんが、
ずっと心に引っ掛かっていて。▼
みんなを信じているはずなのに、
どこかで疑ってしまっている自分がいるんです…▼
- [リョウマ]
- …らしくないな、カムイ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [リョウマ]
- 人を疑うなど、
お前らしくないと言っている。▼
お前は今、この軍の将だ。▼
将が将であり続けるためには、
皆から絶対的な信頼を得ることが必要だ。▼
皆を信じ、そして信頼されるお前が
そんなことではどうする。▼
聞けばお前は…かつて敵だったゾーラという
暗夜兵を信じ、そして仲間にしたそうだな。▼
その頃のお前は、
どこにいってしまったんだ?▼
- [カムイ]
- あの頃と同じにはいきませんよ…
あれから、色々ありすぎました。▼
私はもう、何も知らなかった頃の
私ではないんです。▼
- [リョウマ]
- …………▼
なあ…カムイ。
俺のことを、信じているか?▼
- [カムイ]
- も、もちろんですよ。▼
- [リョウマ]
- そうか…では、サクラは? タクミは?
ヒノカやアクア、サイラスはどうだ?▼
皆、怪しく見えたようなことがあるか?▼
- [カムイ]
- まさか…
信じているに決まっています。▼
- [リョウマ]
- ほう…何故だ?▼
- [カムイ]
- 何故って…それは…▼
- [リョウマ]
- …何も言えないだろう。
お前はまだ、手放しで人を信じている。▼
それがお前の弱さ。
そして、強さでもあるんだ。▼
皆は、カムイのその力に惹かれ、
こうしてここにいる。▼
だから、お前だけは最後まで、
皆のことを信じていろ。▼
あんな男の言葉に屈したら、
それこそ暗夜王国の思うつぼだぞ。▼
- [カムイ]
- リョウマ兄さん…▼
…ありがとうございます。
なんだか元気が出てきました。▼
私はもう、誰も疑いません。
何があっても、みんなを信じて行動します。▼
- [リョウマ]
- ああ。それでこそ
いつものカムイだな。▼
- [フェリシア]
- あのあの、みなさーん!
部族の村が見えてきましたよーっ!▼
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オープニング2†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- すごい寒さだ…
ここが部族の村なのか?▼
- [フローラ]
- はい。この極寒の地こそ、
我らが氷の部族の村…▼
よく来てくださいました、皆さん。
心から歓迎いたします。▼
…では、私は部族の者を
呼んで参りますね。▼
- [カムイ]
- ああ、頼んだぞ。▼
(フローラ退場)
- [カムイ]
- はぁ…それにしても、寒いな…
手がかじかんできたぞ…▼
- [フェリシア]
- えへへ…こんなに寒いと、
なんだか元気が出てきちゃいますね!▼
- [カムイ]
- それは氷の部族だけではないのか…
俺はもう、寒くて、凍えそうだ…▼
- [フェリシア]
- はわわ、それは大変です!
早く暖かい場所にお連れしないと…!▼
…あ、姉さんが来ましたよ。
部族のみんなも一緒です!▼
姉さん! みんなー!▼
(フローラが氷の部族を数名連れて戻ってくる)
- [フローラ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます、姉さん。
みんなを連れてきてくれたんですね!▼
みんなも…お久しぶりです。
会えて本当に嬉しいです…!▼
さ、姉さん。
早くみなさんを暖かいところに…▼
- [フローラ]
- …………▼
…ごめんなさい、フェリシア…▼
- [フェリシア]
- え?▼
(吹雪)
- [カムイ]
- うわっ!?
な、何だ、この吹雪は!?▼
寒い…
それに、前が見えないぞ…!▼
- [フェリシア]
- な、何するんですか、姉さん!
みなさんが凍え死んじゃいます!▼
すぐにやめてください!
みんなも、どうしてこんなこと…!!▼
- [フローラ]
- どうして…?
そんなこと、決まっています。▼
暗夜王国を裏切った
カムイ様を始末するためですよ。▼
- [フェリシア]
- 姉さん!?▼
- [ジョーカー]
- おい…まさか俺たちを騙して、
この村に誘導したのか…!?▼
- [フローラ]
- ええ、その通りよ。▼
私がマカラスにいたのは、
こうしてあなたたちを騙すため。▼
あの時マクベスさんに刃向かったのも、
全て演技だったの。▼
- [ジョーカー]
- てめぇ…よくも…!▼
- [フローラ]
- でも、今頃気付いても、
もう遅い…▼
私たち氷の部族が、そしてこの吹雪が、
あなたたちを逃がしはしません!▼
- [カムイ]
- やめろ、フローラ!!
お前がそんなことをするはずがない!▼
ガロン王やマクベスに、
操られているのか!?▼
- [フローラ]
- いいえ、私は正気です。▼
私は自分の意思で、
あなたを殺そうとしているんです!▼
- [フェリシア]
- そんな…!
やめてください、姉さん!▼
- [フローラ]
- フェリシア…
あなたは助けてあげるわ。▼
裏切り者といえど、
私のたった一人の妹だもの。▼
ここでカムイ様たちを倒せば、
王様はきっと、あなたのことは許して下さる…▼
さあ、来なさいフェリシア。
私と一緒に戦いましょう?▼
- [フェリシア]
- い…いやです!!▼
- [フローラ]
- フェリシア…?▼
- [フェリシア]
- させません…!
私は、カムイ様を守ります!!▼
だって、こんなやり方…
ひどすぎます!▼
カムイ様が白夜王国を
お選びになったのと同じように、▼
私も、自分の正義を貫きます!▼
だから私は…
姉さんと一緒には戦えません!!▼
例え部族を敵に回すことになっても、
ここで命を落とすことになっても!▼
- [フローラ]
- そう…▼
…私も、あなたのようにそう言えたら、
良かったのにね…▼
- [フェリシア]
- 姉さん…?▼
- [フローラ]
- いいえ、なんでもないわ。▼
王城に仕えていた臣下の言葉とは
思えないと言ったのよ。▼
暗夜王国に属する者として…
裏切り者はすべて排除するわ。▼
さあ、覚悟してください。▼
あなたたちは一人残らず、
氷漬けにして差し上げます!▼
- [フェリシア]
- …!!▼
- [カムイ]
- 信じている…フローラ!▼
俺は決めたんだ。
何があっても、仲間を疑わないと。▼
氷の部族やお前がこんな真似を
するはずがないと、▼
信じているからな…!
フローラ!!!!▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- すごい寒さですね…
ここが部族の村なのですか?▼
- [フローラ]
- はい。この極寒の地こそ、
我らが氷の部族の村…▼
よく来てくださいました、皆さん。
心から歓迎いたします。▼
…では、私は部族の者を
呼んで参りますね。▼
- [カムイ]
- はい、お願いします。▼
(フローラ退場)
- [カムイ]
- はぁ…それにしても、寒いですね…
手がかじかんできました…▼
- [フェリシア]
- えへへ…こんなに寒いと、
なんだか元気が出てきちゃいますね!▼
- [カムイ]
- それは氷の部族だけではないでしょうか…
私はもう、寒くて、凍えそうです…▼
- [フェリシア]
- はわわ、それは大変です!
早く暖かい場所にお連れしないと…!▼
…あ、姉さんが来ましたよ。
部族のみんなも一緒です!▼
姉さん! みんなー!▼
(フローラが氷の部族を数名連れて戻ってくる)
- [フローラ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます、姉さん。
みんなを連れてきてくれたんですね!▼
みんなも…お久しぶりです。
会えて本当に嬉しいです…!▼
さ、姉さん。
早くみなさんを暖かいところに…▼
- [フローラ]
- …………▼
…ごめんなさい、フェリシア…▼
- [フェリシア]
- え?▼
(吹雪)
- [カムイ]
- うわっ!?
な、何ですか、この吹雪は!?▼
寒い…
それに、前が見えません…!▼
- [フェリシア]
- な、何するんですか、姉さん!
みなさんが凍え死んじゃいます!▼
すぐにやめてください!
みんなも、どうしてこんなこと…!!▼
- [フローラ]
- どうして…?
そんなこと、決まっています。▼
暗夜王国を裏切った
カムイ様を始末するためですよ。▼
- [フェリシア]
- 姉さん!?▼
- [ジョーカー]
- おい…まさか俺たちを騙して、
この村に誘導したのか…!?▼
- [フローラ]
- ええ、その通りよ。▼
私がマカラスにいたのは、
こうしてあなたたちを騙すため。▼
あの時マクベスさんに刃向かったのも、
全て演技だったの。▼
- [ジョーカー]
- てめぇ…よくも…!▼
- [フローラ]
- でも、今頃気付いても、
もう遅い…▼
私たち氷の部族が、そしてこの吹雪が、
あなたたちを逃がしはしません!▼
- [カムイ]
- やめてください、フローラさん!!
あなたがそんなことをするはずがありません!▼
ガロン王やマクベスに、
操られているのですか!?▼
- [フローラ]
- いいえ、私は正気です。▼
私は自分の意思で、
あなたを殺そうとしているんです!▼
- [フェリシア]
- そんな…!
やめてください、姉さん!▼
- [フローラ]
- フェリシア…
あなたは助けてあげるわ。▼
裏切り者といえど、
私のたった一人の妹だもの。▼
ここでカムイ様たちを倒せば、
王様はきっと、あなたのことは許して下さる…▼
さあ、来なさいフェリシア。
私と一緒に戦いましょう?▼
- [フェリシア]
- い…いやです!!▼
- [フローラ]
- フェリシア…?▼
- [フェリシア]
- させません…!
私は、カムイ様を守ります!!▼
だって、こんなやり方…
ひどすぎます!▼
カムイ様が白夜王国を
お選びになったのと同じように、▼
私も、自分の正義を貫きます!▼
だから私は…
姉さんと一緒には戦えません!!▼
例え部族を敵に回すことになっても、
ここで命を落とすことになっても!▼
- [フローラ]
- そう…▼
…私も、あなたのようにそう言えたら、
良かったのにね…▼
- [フェリシア]
- 姉さん…?▼
- [フローラ]
- いいえ、なんでもないわ。▼
王城に仕えていた臣下の言葉とは
思えないと言ったのよ。▼
暗夜王国に属する者として…
裏切り者はすべて排除するわ。▼
さあ、覚悟してください。▼
あなたたちは一人残らず、
氷漬けにして差し上げます!▼
- [フェリシア]
- …!!▼
- [カムイ]
- 信じています…フローラさん!▼
私は決めたんです。
何があっても、仲間を疑わないと。▼
氷の部族やあなたがこんな真似を
するはずがないと、▼
信じていますから…!
フローラさん!!!!▼
|
村訪問†
- [お兄さん]
- あんたたちに渡すものは何もない。
こ、殺すなら殺せばいいさ。▼
もうじき、俺たちの仲間が
この家を取り囲むはずだぜ。▼
- [おじいさん]
- ここにおるのはこの老骨だけじゃ。
好きにせい。▼
じゃが、せいぜい
気をつけることじゃな。▼
わしらと部族の兵は雪に紛れ、
そなたらを静かに狙っておるぞ。▼
- [子供]
- …村のみんなは、あなたたちが
悪い人だって言ってた。▼
でも、僕にはどうしてもそうは思えない…
だから、あなたたちにお願いがあるんだ。▼
これをあげるから、
フローラさんとみんなを助けてあげて。▼
(10000Gを手に入れた)
- [おばさん]
- こ、ここにはあんたらの望むものは何もないよ!
さっさと出て行っとくれ!!▼
今頃は、あたしらの仲間が
あんたたちを狙ってるはずさ!▼
- [お姉さん]
- 実は…あなたたちが手分けして
家々を訪ねようとしたら、▼
その隙に伏兵で襲いかかり、
各個撃破する…▼
そういう作戦だったんです。
うまくいくかはわかりません、でも…▼
わたしたちは、あなたたちを
倒すしかないんです。▼
戦闘会話†
vs フローラ†
- [フローラ]
- あなたたちを倒さないと…
私は……▼
カムイ vs フローラ†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- フローラ!▼
何故、こんなことをする!?
何か事情があるんだろう!?▼
- [フローラ]
- しつこいですよ…
カムイ様。▼
さっきも言いましたが、
これは…私の意思です。▼
つべこべ仰ると…
この氷柱で、あなたを刺し貫きますよ?▼
- [カムイ]
- …っ!▼
- [フローラ]
- 凍てつきなさい…
裏切り者は、排除するのみです。▼
これは、いつもの冗談ではありません。▼
今からそれを、
証明して差し上げましょう。▼
|
フェリシア vs フローラ†
- [フローラ]
- フェシリア…
来てしまったのね。▼
- [フェリシア]
- 姉さん! こんなことやめてください!
今ならまだ、間に合います!▼
だから…!!▼
- [フローラ]
- いいえ…
私はもう、戻れないわ。▼
私の邪魔をするのなら、
あなたが相手だって…容赦はしない。▼
- [フェリシア]
- そんな、姉さん…っ!!▼
ジョーカー vs フローラ†
- [ジョーカー]
- てめぇ…どういうつもりだよ。▼
カムイ様を
裏切るようなことしやがって…▼
お前にそんな真似、十年早ぇんだよ。
さっさと頭冷やして戻ってこい!▼
- [フローラ]
- ジョーカー…▼
戻れるものなら…
私だって、そうしたい…▼
みんなで、あのお城で…
ずっと…▼
…………▼
ねえ。ジョーカー…▼
私ね…ずっと…
あなたのことが…▼
- [ジョーカー]
- はあ? 何だ!?
何言ってるのか聞こえねぇよ!▼
- [フローラ]
- …そう。この声は一生、
あなたに届かなくて構わない。▼
それでも私…あなたとだけは、
戦いたくなかった…▼
フローラ撃破†
- [フローラ]
- ありがとう…
私を…止めてくれて……▼
クリア後†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- 大丈夫か?
フローラ。▼
- [フローラ]
- カムイ様…▼
部族の皆のこと、
助けて下さったのですね…▼
どうして…▼
- [カムイ]
- 闘っていて、わかったからだ。
お前たちが、とても辛い思いをしていることが。▼
本当は闘いたくなんか
なかったんだろう?▼
- [フローラ]
- …………▼
申し訳ありません、
カムイ様▼
ガロン王様に逆らっては、
私たち氷の部族は生きていけないのです。▼
一族全てを
滅ぼされてしまうのです…▼
- [カムイ]
- ではやはり、
お前はガロン王に脅されて…▼
- [フローラ]
- こうするしか、なかったんです…▼
カムイ様が白夜側についた日、
私は王様に告げられました。▼
主人のしたことの責任を取るために…▼
私の手でカムイ様や
フェリシアのことを始末しろと。▼
それが嫌ならば、
部族を皆殺しにすると。▼
- [カムイ]
- なんだって…!?▼
- [フローラ]
- 私はどちらも選べなかった…
でも、王様はそれを許しませんでした。▼
どちらも選べぬのなら、
今ここで死ねと仰ったのです。▼
そして、浅ましい私は
自分の命惜しさに…▼
カムイ様。
あなたを裏切る道を選んでしまった…▼
- [カムイ]
- すまん…俺が白夜側についたせいだ。
フローラは何も悪くない。▼
部族の皆を守ろうとしたお前は、
とても立派だぞ。▼
- [フローラ]
- …いいえ。
私は、少しも立派ではありません。▼
理由はどうあれ、お慕いしていた
カムイ様に刃を向けた私は…▼
…天罰を受けるべきです。▼
- [カムイ]
- フローラ?▼
- [ジョーカー]
- …おい、どこ行く気だよ?▼
- [フェリシア]
- 姉さん、何を…▼
- [フローラ]
- …離れていなさい、フェリシア。▼
(フローラが燃え上がる)
- [フェリシア]
- 姉さんっ!?▼
- [ジョーカー]
- フローラ!?▼
- [カムイ]
- そんな…!
駄目だ、フローラ!!▼
- [フローラ]
- ごめんなさい…▼
カムイ様…
ジョーカー…フェリシア…▼
本当は、あの時…
こうしていれば良かったのに…▼
- [カムイ]
- 違う! お前の選んだ道は
間違ってなんかいなかった!▼
こんな火、すぐに消してやる…!▼
- [フェリシア]
- 下がって下さい、カムイ様!
ここは私が!!▼
はああああっ!!▼
(吹雪く)
- [フェリシア]
- あ、あれ…?
どうして…▼
- [ジョーカー]
- くそっ…!
火の勢いが増してきている!▼
水は…
どこかに水は無いのか!?▼
- [カムイ]
- フローラ、フローラぁっ!!▼
- [フローラ]
- ありがとう、カムイ様…▼
最後まで私のことを、
信じて下さって…▼
私は、何よりもそのことが
嬉しかった…▼
フェリシアのこと、頼みますね……▼
- [カムイ]
- 駄目だ…逝ってはだめだ…!
お前は絶対に助けてみせる…っ!▼
- [フェリシア]
- …どうして消えないんですか!!▼
こんな火ぐらい、いつもなら、
私の凍気で…!!▼
- [フローラ]
- もう…いいの…▼
もういいのよ…
フェリシア…▼
私は…進んではいけない道を
選んでしまっただけ…▼
その報いを受けるのは…
当然のこと…▼
- [フェリシア]
- 姉さん…だめです…!!
死んじゃだめです…っ!!▼
- [フローラ]
- 私は…できることなら…
あなたと同じ道を歩みたかった…▼
いつもみたいに、みんな一緒に、
カムイ様のお傍にいたかった…▼
…………▼
愛してる…
フェリシア…▼
あなたを置いて逝ってしまう
愚かな姉を、どうか許して…▼
ここからずっと…
見守っているわ…▼
たったひとりの…▼
わたしの……▼
…………▼
…………▼
(フローラが燃え尽きる)
- [フェリシア]
- そんな…姉さん…?
…姉さん…っ!!▼
いやああああっ!!!▼
姉さあああああああああん!!!!!▼
- [カムイ]
- どうしてだ…▼
フローラ…っ!!!▼
- [ジョーカー]
- 馬鹿か…あいつ…▼
何でそっちを
選んじまったんだ…▼
なんで…
死ななきゃいけなかったんだよ!▼
- [フェリシア]
- ううっ…
姉さん…姉さぁん…▼
こんなの、うそです…
だって、ずっと一緒だったのに…▼
私たち、これまでだって…
これからだって、ずっと一緒のはずだったのに!▼
起きてください、姉さぁん!
もう一度、フェリシアって呼んでください!▼
もう張り合ったりしませんから!
もうわがままも言いませんから!▼
だから…ねえ…
こんなの、嘘だって言って…▼
うっ…うぅぅ…っ!!▼
- [カムイ]
- …………▼
許さない…▼
フローラに、
こんな残酷な選択をさせて…▼
待っていろ…ガロン王。
必ずお前を倒してやる…▼
…必ず。▼
|
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