会話集/章別会話
インビジブルキングダム 12章 凍てつく海†
ナレーション†
リョウマを追い、暗夜王国に所属する
シュヴァリエ公国を目指す一行。
舟の調達にも成功し
無事出港したが、その途上に
思わぬ敵が待ち受けていた。
オープニング†
オープニング1†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [カムイ]
- …ふぅっ。
なんとか出航する船に間に合ったね。▼
- [サクラ]
- カムイ兄様。
お疲れではないですか?▼
ずっと戦闘続きでしたから、
せめて船の上では、ゆっくり休んでください。▼
- [カムイ]
- うん、そうするよ。
ありがとう。▼
(場面転換)
- [フェリシア]
- あのあの、カムイ様。
航海は順調です。▼
明日には港に到着するそうですよ。▼
- [カムイ]
- そうか。
ありがとう、フェリシア。▼
…ん? 空が暗くなり始めてきたね。
なんだか波も高くなってきたし…▼
- [フェリシア]
- はい、嵐の予兆かもしれませんね。
雨が降ってくる前に船室の中に…▼
(爆発音SE。船が大きく揺れる)
- [カムイ]
- うわっ!?▼
- [フェリシア]
- はわわ、なんでしょう!?
いきなり船が止まりました!▼
- [カムイ]
- どうしたんだろう…船の故障かな?
あとで様子を…▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- …ふぅっ。
なんとか出航する船に間に合ったな。▼
- [サクラ]
- カムイ兄様。
お疲れではないですか?▼
ずっと戦闘続きでしたから、
せめて船の上では、ゆっくり休んでください。▼
- [カムイ]
- ああ、そうさせてもらおう。
ありがとう。▼
(場面転換)
- [フェリシア]
- あのあの、カムイ様。
航海は順調です。▼
明日には港に到着するそうですよ。▼
- [カムイ]
- そうか。
ありがとう、フェリシア。▼
…ん? 空が暗くなり始めてきたな。
なんだか波も高くなってきたようだが…▼
- [フェリシア]
- はい、嵐の予兆かもしれませんね。
雨が降ってくる前に船室の中に…▼
(爆発音SE。船が大きく揺れる)
- [カムイ]
- うわっ!?▼
- [フェリシア]
- はわわ、なんでしょう!?
いきなり船が止まりました!▼
- [カムイ]
- どうしたんだ…船の故障か?
あとで様子を…▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- …ふぅっ。
なんとか出航する船に間に合いましたね。▼
- [サクラ]
- カムイ姉様。
お疲れではないですか?▼
ずっと戦闘続きでしたから、
せめて船の上では、ゆっくり休んでください。▼
- [カムイ]
- はい、そうさせてもらいます。
ありがとうございます。▼
(場面転換)
- [ジョーカー]
- よろしいですか、カムイ様。
航海は順調です。▼
明日には港に到着するそうですよ。▼
- [カムイ]
- そうですか。
ありがとうございます、ジョーカーさん。▼
…あら? 雲が暗くなり始めてきましたね。
なんだか波も高くなってきました…▼
- [ジョーカー]
- ふむ、嵐の予兆かもしれませんね。
雨が降ってくる前に船室の中に…▼
(爆発音SE。船が大きく揺れる)
- [カムイ]
- きゃっ!?▼
- [ジョーカー]
- !?
いきなり船が止まりましたね…▼
大丈夫ですか、カムイ様?▼
- [カムイ]
- あ、はい…私は大丈夫です。▼
でも、どうしたんでしょう…
船の故障でしょうか?▼
あとで様子を…▼
|
オープニング2†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [カムイ]
- !? なんだ、これは…!?
海が…▼
海が凍っている!▼
- [フェリシア]
- ひゃああ!?
い、いきなり冬になっちゃったんでしょうか!?▼
あれ?
こっちに、誰かが向かってきます…▼
えっ…あれは…▼
…カミラ様…!?▼
(マップ外よりカミラが飛来する)
- [カミラ]
- ああ…カムイ…
元気そうで良かったわ…▼
私…あの日からずっとずっと…
あなたに会いたかったの…▼
- [カムイ]
- カミラ…姉さん…▼
- [カミラ]
- 可愛い子…あなたはまだ、
私のことを姉と呼んでくれるのね。▼
でも、もうそんな風に
私のことを呼んでは駄目よ?▼
でないと私、あなたのことを…▼
一撃で殺す自信が、無くなってしまうわ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [カミラ]
- お父様から、
あなたの抹殺命令が出たの。▼
私は…
あなたのことを心から愛しているわ…▼
でも…それでも、
お父様の命令には逆らえない。▼
とても悲しいけれど…
あなたが暗夜王国を裏切ってしまった以上…▼
…私たちは闘うしかないの。▼
- [カムイ]
- 違う、カミラ姉さん!
僕は姉さんたちを裏切ってなんか…!▼
- [カミラ]
- …フローラ。▼
- [フローラ]
- はい。▼
- [カムイ]
- うわっ!?▼
- [フローラ]
- 容赦はしません…!
例えカムイ様と言えど、▼
カミラ様には指一本触れさせませんよ。▼
- [フェリシア]
- やめてください、姉さん!▼
姉さんまで…
私たちを殺しに来たんですか!?▼
まさか、この海を凍らせたのは、
姉さんの仕業なんですか?▼
- [フローラ]
- そう。あなた達の逃げ場を奪うのが
私たち氷の部族の役目…▼
カミラ様の任務を手伝うよう、
ガロン王様に命じられたの。▼
逆らえば氷の部族は
根絶やしにされてしまう…▼
- [フェリシア]
- そんな…! でもこんな、
きょうだい同士で争うなんて…間違ってます!▼
- [フローラ]
- いいえ…今の私に何を言っても無駄よ。
実の妹の言葉でも、届きはしない。▼
私は氷の部族の女…だから、今はただ
冷たく、硬く、心を凍らせる。▼
- [フェリシア]
- 姉さん…!▼
- [カムイ]
- 駄目だ…フェリシア。
とにかく今は、応戦するしかない!▼
- [カミラ]
- 愛しているわ…カムイ。▼
あなたは、
せめて私の手で殺してあげる。▼
さあ…早くお姉ちゃんの元においでなさい。▼
そしてあなたの、
最期の一言を聞かせて。▼
最期の吐息を、
私のこの耳に灼き付けて。▼
あなたという哀れで愛おしい弟がいたことを…
生涯…忘れないように。▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- !? なんだ、これは…!?
海が…▼
海が凍ってるぞ!▼
- [フェリシア]
- ひゃああ!?
い、いきなり冬になっちゃったんでしょうか!?▼
あれ?
こっちに、誰かが向かってきます…▼
えっ…あれは…▼
…カミラ様…!?▼
(マップ外よりカミラが飛来する)
- [カミラ]
- ああ…カムイ…
元気そうで良かったわ…▼
私…あの日からずっとずっと…
あなたに会いたかったの…▼
- [カムイ]
- カミラ…姉さん…▼
- [カミラ]
- 可愛い子…あなたはまだ、
私のことを姉と呼んでくれるのね。▼
でも、もうそんな風に
私のことを呼んでは駄目よ?▼
でないと私、あなたのことを…▼
一撃で殺す自信が、無くなってしまうわ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [カミラ]
- お父様から、
あなたの抹殺命令が出たの。▼
私は…
あなたのことを心から愛しているわ…▼
でも…それでも、
お父様の命令には逆らえない。▼
とても悲しいけれど…
あなたが暗夜王国を裏切ってしまった以上…▼
…私たちは闘うしかないの。▼
- [カムイ]
- 違う、カミラ姉さん!
俺は姉さんたちを裏切ってなんか…!▼
- [カミラ]
- …フローラ。▼
- [フローラ]
- はい。▼
- [カムイ]
- うわっ!?▼
- [フローラ]
- 容赦はしません…!
例えカムイ様と言えど、▼
カミラ様には指一本触れさせませんよ。▼
- [フェリシア]
- やめてください、姉さん!▼
姉さんまで…
私たちを殺しに来たんですか!?▼
まさか、この海を凍らせたのは、
姉さんの仕業なんですか?▼
- [フローラ]
- そう。あなた達の逃げ場を奪うのが
私たち氷の部族の役目…▼
カミラ様の任務を手伝うよう、
ガロン王様に命じられたの。▼
逆らえば氷の部族は
根絶やしにされてしまう…▼
- [フェリシア]
- そんな…! でもこんな、
きょうだい同士で争うなんて…間違ってます!▼
- [フローラ]
- いいえ…今の私に何を言っても無駄よ。
実の妹の言葉でも、届きはしない。▼
私は氷の部族の女…だから、今はただ
冷たく、硬く、心を凍らせる。▼
- [フェリシア]
- 姉さん…!▼
- [カムイ]
- 駄目だ…フェリシア。
とにかく今は、応戦するしかない!▼
- [カミラ]
- 愛しているわ…カムイ。▼
あなたは、
せめて私の手で殺してあげる。▼
さあ…早くお姉ちゃんの元においでなさい。▼
そしてあなたの、
最期の一言を聞かせて。▼
最期の吐息を、
私のこの耳に灼き付けて。▼
あなたという哀れで愛おしい弟がいたことを…
生涯…忘れないように。▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- !? なんですか、これは…!?
海が…▼
海が凍っています!▼
- [ジョーカー]
- これは…!?
まさか、いきなり冬になったなどということは…▼
…ん?
誰かがこちらに向かってきます…▼
もしや、あれは…▼
…カミラ様…!?▼
(マップ外よりカミラが飛来する)
- [カミラ]
- ああ…カムイ…
元気そうで良かったわ…▼
私…あの日からずっとずっと…
あなたに会いたかったの…▼
- [カムイ]
- カミラ…姉さん…▼
- [カミラ]
- 可愛い子…あなたはまだ、
私のことを姉と呼んでくれるのね。▼
でも、もうそんな風に
私のことを呼んでは駄目よ?▼
でないと私、あなたのことを…▼
一撃で殺す自信が、無くなってしまうわ。▼
- [カムイ]
- え…?▼
- [カミラ]
- お父様から、
あなたの抹殺命令が出たの。▼
私は…
あなたのことを心から愛しているわ…▼
でも…それでも、
お父様の命令には逆らえない。▼
とても悲しいけれど…
あなたが暗夜王国を裏切ってしまった以上…▼
…私たちは闘うしかないの。▼
- [カムイ]
- 違います、カミラ姉さん!
私は姉さんたちを裏切ってなんか…!▼
- [カミラ]
- …フローラ。▼
- [フローラ]
- はい。▼
- [カムイ]
- ぐ…っ!?▼
- [フローラ]
- 容赦はしません…!
例えカムイ様と言えど、▼
カミラ様には指一本触れさせませんよ。▼
- [ジョーカー]
- 下がってください、カムイ様!
危険です!▼
…やめろ、フローラ!
お前まで俺たちを殺しに来たのか!?▼
まさか…この海を凍らせたのは、
お前の仕業なのか?▼
- [フローラ]
- そう。あなた達の逃げ場を奪うのが
私たち氷の部族の役目…▼
カミラ様の任務を手伝うよう、
ガロン王様に命じられたの。▼
逆らえば氷の部族は
根絶やしにされてしまう…▼
- [ジョーカー]
- だが、カムイ様と闘うだなんて…
忠誠を誓った家臣がしていいことじゃねぇぞ!▼
- [フローラ]
- いいえ…今の私に何を言っても無駄よ。
あなたの言葉でも、届きはしない。▼
私は氷の部族の女…だから、今はただ
冷たく、硬く、心を凍らせる。▼
- [ジョーカー]
- くそっ…!
フローラ、てめぇ…!▼
- [カムイ]
- 駄目です…ジョーカーさん。
とにかく今は、応戦するしかありません!▼
- [カミラ]
- 愛しているわ…カムイ。▼
あなたは、
せめて私の手で殺してあげる。▼
さあ…早くお姉ちゃんの元においでなさい。▼
そしてあなたの、
最期の一言を聞かせて。▼
最期の吐息を、
私のこの耳に灼き付けて。▼
あなたという哀れで愛おしい妹がいたことを…
生涯…忘れないように。▼
|
戦闘開始†
- [アクア]
- いい? カムイ…
敵は氷上を渡ってくるわ。▼
でも、こちらは身動きが取れない…▼
海底に感じる竜脈の力も、
今は潮の流れが強くて使えないわ。▼
けれど、決してあきらめないで。
必ず機会は訪れるから。▼
- [アクア]
- 潮の流れが止まった…?▼
今なら竜脈が使えるかもしれないわ。
海底の力を呼び起こすの。▼
vs カミラ†
- [カミラ]
- まあ、私のお相手は…あなた?▼
悪いけど私…
あなたに興味はないの。▼
カムイ…
カムイは、どこ…?▼
カムイ vs カミラ†
+
| | マイユニット
|
- [カミラ]
- ああ…来てくれたのね。
良かった…ここまで生きていてくれて。▼
愛するあなたを殺すのは、この私…
他の誰にも渡しはしない。▼
あなたが最期に見るものが私だなんて、
とっても嬉しいわ…▼
- [カムイ]
- カミラ姉さん…!▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~だよ
|
- [カミラ]
- ああ…来てくれたのね。
良かった…ここまで生きていてくれて。▼
愛するあなたを殺すのは、この私…
他の誰にも渡しはしない。▼
あなたが最期に見るものが私だなんて、
とっても嬉しいわ…▼
- [カムイ]
- カミラお姉ちゃん…!▼
|
カミラ撃破†
- [カミラ]
- お父様、ごめんなさい…
私…▼
vs ベルカ†
- [ベルカ]
- 私はベルカ…
カミラ様の臣下…ベルカ。▼
私の任務は、
あなたたちの船を沈めること。▼
そして…カムイの殲滅。▼
邪魔をする者は全て、消す。▼
ベルカ撃破†
- [ベルカ]
- くっ…▼
任務は失敗。撤退する…▼
vs ルーナ†
- [ルーナ]
- あたしはカミラ様の臣下、ルーナよ。▼
カミラ様はこの任務、
気が進まないみたいだったけど…▼
ここまで来た以上は、
あたしも頑張っとかなきゃね。▼
というわけで、
さっさと倒れてもらうわ!▼
ルーナ撃破†
- [ルーナ]
- な、何なの…!?
こんなに強いだなんて、聞いてないわよ…!▼
カミラ様、ごめん!
あたしは退かせてもらうわ!▼
vs フローラ†
- [フローラ]
- そう…私の前に立ったということは、
死んでもいいということですね?▼
私はもう、誰が相手であろうと
容赦はしません…▼
みんな、みんな…
…凍らせてしまいます!▼
フローラ撃破†
- [フローラ]
- そんな…
ここで負けるなんて…▼
クリア後†
クリア後 1†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カミラ]
- あなたの勝ちよ、カムイ…▼
…………▼
さあ、私を殺しなさい。▼
- [カムイ]
- カミラ姉さん…!?▼
- [ルーナ]
- ちょっ…!?
なに言ってるのよ、カミラ様!?▼
- [ベルカ]
- 負けを認めるのは早い…
命さえあれば、また好機はある…▼
- [カミラ]
- だめよ…! お父様の命令を
遂行できなかった者には、死が待っている。▼
このままお城に帰って処刑されるぐらいなら、
私は愛するカムイの手で死にたいの。▼
さあ、カムイ…▼
- [カムイ]
- …………▼
…カミラ姉さん。
その言葉、本当か?▼
その命、俺が貰ってもいいと言うんだな?▼
- [カミラ]
- …そうね。
今更、命乞いなんてしないわ…▼
- [カムイ]
- わかった。
…それならカミラ姉さん。▼
あなたも、俺たちと共に来てほしい。▼
- [カミラ]
- え…▼
- [タクミ]
- 正気か、カムイ兄さん!?▼
こいつは兄さんを殺そうとしたんだぞ!?
そんな奴を…どうして!▼
- [カムイ]
- タクミ…俺たちは暗夜王国と
闘っている訳じゃない。▼
もしカミラ姉さんが俺たちを信じてくれるなら、
心強い戦力になる。▼
前にも言ったが…真の敵は、
暗夜にも白夜にもいないんだ。▼
- [カミラ]
- 真の敵って…
それは、いったい誰なの?▼
- [カムイ]
- すまん。今は話せない…▼
でも、信じてほしい。俺たちは
この闘いを終わらせるために闘っている。▼
…きっとあるはずなんだ。
暗夜も白夜も悲しまない…▼
皆が手を取り合える道が!▼
- [フローラ]
- …!▼
いま、カムイ様の剣が…
光った…?▼
- [カミラ]
- …そう…▼
懐かしいわね、その目。
あなたに何を言っても聞かない時と、全く同じ。▼
あなたのその強い目が…
私はとても、好きだったのよ。▼
…いいわ。私も、あなたを信じる。
あなたと共に闘うわ。▼
今は事情が分からないけれど…▼
弟のことを信じてあげるのが、
お姉ちゃんの役目だものね?▼
- [カムイ]
- ありがとう、カミラ姉さん…!▼
- [ルーナ]
- 仕方ないわね…▼
じゃ、あたしたちも行くわよ、
ベルカ。▼
- [ベルカ]
- …どこに?▼
- [ルーナ]
- はあ? どこにって…▼
もちろんカミラ様と一緒に、
カムイ様の軍に行くのよ!▼
主君が行くのなら、臣下であるあたしたちも
一緒に行くのが筋ってもんでしょ!?▼
- [ベルカ]
- そう、わかったわ…▼
- [ルーナ]
- そういうわけだから、
よろしく頼むわね。カムイ様。▼
- [カムイ]
- ああ、ありがとう。▼
- [フローラ]
- …………▼
- [カムイ]
- なあ。フローラは、これからどうするんだ?
俺たちと一緒に来るか?▼
- [フローラ]
- いいえ。私は…部族の村に
皆や父さんを残してきています。▼
だから、一緒に行くことはできません。▼
- [カムイ]
- え…?
でも、村に戻るなんて危険じゃないのか?▼
- [フローラ]
- 大丈夫ですよ。
私たちが戻らなかった時は…▼
皆にはこっそり、
村を出るよう言ってあります。▼
私たちも、今の暗夜王国で
過ごすつもりはありません。▼
戦が終わるまで、誰にも見つからぬよう、
ひっそりと身を隠すことにします。▼
カムイ様…私たちは信じて待ちます。
勇者の活躍が闘いを終わらせることを…▼
- [カムイ]
- 勇者?▼
- [フローラ]
- そう…私には先程、カムイ様の剣が
光ったように見えました。▼
それはきっと、氷の部族の伝承にある
伝説の剣なのです。▼
- [カムイ]
- 伝説の剣? この夜刀神がか?▼
- [フローラ]
- それは…氷の部族に伝わる伝承に
出てくる剣と似ているんです。▼
黄金に輝く剣を持つ者が、
この世界を救う勇者となる、と。▼
カムイ様が手にしている武器は
その勇者が持つ剣と同じに見えます。▼
もしかしたら…カムイ様こそ
伝説の勇者なのでは?▼
- [カムイ]
- まさか。
俺は勇者なんて大層なものじゃない。▼
それに、この夜刀神は剣ではなくて刀だ。
同じように見えるのは偶然だろう。▼
- [フローラ]
- そうですか…
でも私は、信じます。▼
カムイ様が、勇者であると。▼
- [カムイ]
- フローラ…▼
- [フローラ]
- あの…
では、私はこれで…▼
- [カムイ]
- あ…そうだ。
フローラ、最後に1つ聞かせてくれ。▼
『竜』について何か知らないか?▼
- [フローラ]
- 竜…ですか?▼
- [カムイ]
- ああ。イズモ公国の公王からの神託なんだが…
心当たりがあれば教えてほしい。▼
さっきみたいな伝承でも、
何でも構わない。▼
- [フローラ]
- 申し訳ありません。私には何も…▼
氷の部族の祖先である神祖竜も
既に滅びており、伝承すら残っておりません。▼
何のお役にも立てず、すみません…▼
- [カムイ]
- いや、いいんだ。ありがとう。▼
引き止めてしまって、すまなかった。
どうか…気をつけて。▼
- [フローラ]
- はい。それでは皆さん、
また会う日まで…▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カミラ]
- あなたの勝ちよ、カムイ…▼
…………▼
さあ、私を殺しなさい。▼
- [カムイ]
- カミラ姉さん…!?▼
- [ルーナ]
- ちょっ…!?
なに言ってるのよ、カミラ様!?▼
- [ベルカ]
- 負けを認めるのは早い…
命さえあれば、また好機はある…▼
- [カミラ]
- だめよ…! お父様の命令を
遂行できなかった者には、死が待っている。▼
このままお城に帰って処刑されるぐらいなら、
私は愛するカムイの手で死にたいの。▼
さあ、カムイ…▼
- [カムイ]
- …………▼
…カミラ姉さん。
その言葉、本当ですか?▼
その命、私がいただいてもいいと言うんですね?▼
- [カミラ]
- …そうね。
今更、命乞いなんてしないわ…▼
- [カムイ]
- わかりました。
…それならカミラ姉さん。▼
あなたも、私たちと共に来てほしいんです。▼
- [カミラ]
- え…▼
- [タクミ]
- 正気か、カムイ姉さん!?▼
こいつは姉さんを殺そうとしたんだぞ!?
そんな奴を…どうして!▼
- [カムイ]
- タクミさん…私たちは暗夜王国と
闘っている訳じゃありません。▼
もしカミラ姉さんが私たちを信じてくれるなら、
心強い戦力になります。▼
前にも言いましたが…真の敵は、
暗夜にも白夜にもいないんです。▼
- [カミラ]
- 真の敵って…
それは、いったい誰なの?▼
- [カムイ]
- すみません。今はお話しできません…▼
でも、信じてほしいんです。私たちは
この闘いを終わらせるために闘っています。▼
…きっとあるはずなんです。
暗夜も白夜も悲しまない…▼
皆が手を取り合える道が!▼
- [フローラ]
- …!▼
いま、カムイ様の剣が…
光った…?▼
- [カミラ]
- …そう…▼
懐かしいわね、その目。
あなたに何を言っても聞かない時と、全く同じ。▼
あなたのその強い目が…
私はとても、好きだったのよ。▼
…いいわ。私も、あなたを信じる。
あなたと共に闘うわ。▼
今は事情が分からないけれど…▼
妹のことを信じてあげるのが、
お姉ちゃんの役目だものね?▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、カミラ姉さん…!▼
- [ルーナ]
- 仕方ないわね…▼
じゃ、あたしたちも行くわよ、
ベルカ。▼
- [ベルカ]
- …どこに?▼
- [ルーナ]
- はあ? どこにって…▼
もちろんカミラ様と一緒に、
カムイ様の軍に行くのよ!▼
主君が行くのなら、臣下であるあたしたちも
一緒に行くのが筋ってもんでしょ!?▼
- [ベルカ]
- そう、わかったわ…▼
- [ルーナ]
- そういうわけだから、
よろしく頼むわね。カムイ様。▼
- [カムイ]
- はい、ありがとうございます。▼
- [フローラ]
- …………▼
- [カムイ]
- あの…▼
フローラさんは、これからどうするんですか?
私たちと一緒に来ますか?▼
- [フローラ]
- いいえ。私は…部族の村に
皆や父さんを残してきています。▼
だから、一緒に行くことはできません。▼
- [カムイ]
- え…?
でも、村に戻るなんて危険なのでは…▼
- [フローラ]
- 大丈夫ですよ。
私たちが戻らなかった時は…▼
皆にはこっそり、
村を出るよう言ってあります。▼
私たちも、今の暗夜王国で
過ごすつもりはありません。▼
戦が終わるまで、誰にも見つからぬよう、
ひっそりと身を隠すことにします。▼
カムイ様…私たちは信じて待ちます。
勇者の活躍が闘いを終わらせることを…▼
- [カムイ]
- 勇者?▼
- [フローラ]
- そう…私には先程、カムイ様の剣が
光ったように見えました。▼
それはきっと、氷の部族の伝承にある
伝説の剣なのです。▼
- [カムイ]
- 伝説の剣? この夜刀神が…ですか?▼
- [フローラ]
- それは…氷の部族に伝わる伝承に
出てくる剣と似ているんです。▼
黄金に輝く剣を持つ者が、
この世界を救う勇者となる、と。▼
カムイ様が手にしている武器は
その勇者が持つ剣と同じに見えます。▼
もしかしたら…カムイ様こそ
伝説の勇者なのでは?▼
- [カムイ]
- まさか。
私は勇者なんて大層なものじゃありません。▼
それに、この夜刀神は剣じゃなくて刀です。
同じように見えるのは偶然ですよ。▼
- [フローラ]
- そうですか…
でも私は、信じます。▼
カムイ様が、勇者であると。▼
- [カムイ]
- フローラさん…▼
- [フローラ]
- あの…
では、私はこれで…▼
- [カムイ]
- あ…そうです。▼
フローラさん、
最後に1つ聞いてもよろしいでしょうか。▼
『竜』について何かご存じありませんか?▼
- [フローラ]
- 竜…ですか?▼
- [カムイ]
- はい。イズモ公国の公王からの神託なんですが…
心当たりがあれば教えてほしいんです。▼
さっきみたいな伝承でも、
何でも構いません。▼
- [フローラ]
- 申し訳ありません。私には何も…▼
氷の部族の祖先である神祖竜も
既に滅びており、伝承すら残っておりません。▼
何のお役にも立てず、すみません…▼
- [カムイ]
- いえ、いいんです。ありがとうございます。▼
引き止めてしまって、すみませんでした。
どうか…気をつけて。▼
- [フローラ]
- はい。それでは皆さん、
また会う日まで…▼
|
クリア後 2†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- フローラたちは皆、行ってしまったな。▼
うまくガロン王に見つからずに
済めばいいんだが…▼
- [カミラ]
- 安心なさいな…
あの子たちは、氷を自在に操れるのだもの。▼
きっとお父様にだって見つからない場所を、
いくらでも作れるに違いないわ。▼
あなたがずっと昔…
雪の日に作った隠れ家みたいにね。▼
- [カムイ]
- ははっ、懐かしい話だな。▼
あの時は、俺が行方不明だと
大騒ぎになったっけ…▼
…………▼
なあ、カミラ姉さん。▼
またこうして、
姉さんと話ができて嬉しいよ。▼
- [カミラ]
- まあ。私も同じことを思っていたわ。
今でもまるで、夢を見ているよう…▼
フローラも言っていたけれど、
やっぱり、カムイは伝説の勇者なのよ。▼
だって…こうやって私を
救ってくれたのだもの。▼
- [カムイ]
- カミラ姉さんも、
伝説を信じているのか?▼
- [カミラ]
- いいえ、違うわ。
伝説を信じているわけではないの。▼
私は…カムイ。
あなたを信じているのよ。▼
あなたならきっと、
この闘いを終わらせることができるわ。▼
- [カムイ]
- カミラ姉さん…▼
- [カミラ]
- でも、私はまだ
みんなに信用されていないみたいね。▼
…そちらで盗み聞きしているのは
白夜王国の方々かしら。▼
- [サクラ]
- ひゃっ!?
え、えっと、私は、その…▼
- [タクミ]
- …………▼
- [アクア]
- ごめんなさい…
盗み聞きをするつもりは…▼
- [カムイ]
- ええと、サクラに、タクミ…
アクアまでいたのか…▼
- [カミラ]
- アクア…?▼
あなた…アクアなの!?
あの日、お城から連れ去られた…▼
- [アクア]
- 私を覚えているの…?▼
- [カミラ]
- ええ、もちろんよ。
お城で何度かあったことがあるもの。▼
けれどあの頃、あなたは周りの
王侯貴族からひどく虐げられていて…▼
- [カムイ]
- え…?
アクアが…?▼
- [カミラ]
- アクアはシェンメイ王妃という、
お父様の後妻の子なの。▼
けれどお城では、前妻である
エカテリーナ王妃の派閥が強くて、▼
エカテリーナ派だった私のお母様からは、
アクアには関わるなと言われ続けてきたのよ。▼
もちろんエカテリーナ王妃の子である
マークスお兄様も…▼
それから、しばらくして生まれたレオンも、
同じことを言われていたわ。▼
でも、私たちはずっと、
アクアときょうだいとして過ごしたかったのよ。▼
忘れたことなどないわ…
あなたも私の可愛い妹だもの…▼
- [アクア]
- …カミラ…▼
- [タクミ]
- …おい、アクア姉さん。
簡単に信じないほうがいい。▼
いくら本当のきょうだいでも、
こいつは何をするかわからないよ。▼
- [アクア]
- そんな、タクミ…▼
- [カミラ]
- そうね…警戒するのも無理はないわ。
私たち、さっきまで殺し合っていたのだものね。▼
けれど、大丈夫よ。▼
私はこの先、
カムイが悲しむようなことはしない。▼
あなた達に危害を加えるようなことは
決してしないから、安心して。▼
まあ…カムイが望むのなら、
一人や二人、手に掛けても構わないけれど…▼
- [カムイ]
- !!
カミラ姉さんっ!▼
- [カミラ]
- うふふ、冗談よ。
私が白夜と敵対するのは、もうおしまい。▼
折角手を取り合えるようになったのだもの。
仲良くしましょう?▼
私はあなた達を裏切らない。
命を懸けて共に闘うと約束するわ。▼
これから、よろしくお願いするわね。▼
- [サクラ]
- は、はい…
こちらこそ…▼
- [アクア]
- ええ、よろしくね…カミラ。▼
- [タクミ]
- 正直、今はまだ信用できませんが…
これから、努力していきます。▼
…仲間として、
カミラ王女を信じられるように。▼
- [カミラ]
- ありがとう。嬉しいわ。▼
- [カムイ]
- みんな…▼
…まさか、暗夜と白夜のきょうだいたちと、
こうして一緒に旅ができるなんてな。▼
まだまだ道のりは遠いが…
希望が少し見えてきた気がする。▼
…それじゃあ、航海を続けよう。
もう海の氷も溶け始めている。▼
行くぞ、シュヴァリエ公国へ!▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- フローラさんたち、行ってしまいましたね。▼
うまくガロン王に見つからずに
済めばいいんですけど…▼
- [カミラ]
- 安心なさいな…
あの子たちは、氷を自在に操れるのだもの。▼
きっとお父様にだって見つからない場所を、
いくらでも作れるに違いないわ。▼
あなたがずっと昔…
雪の日に作った隠れ家みたいにね。▼
- [カムイ]
- ふふっ、懐かしい話ですね。▼
あの時は、私が行方不明だと
大騒ぎになりましたっけ…▼
…………▼
あの、カミラ姉さん。▼
またこうして、
姉さんと話ができて嬉しく思います。▼
- [カミラ]
- まあ。私も同じことを思っていたわ。
今でもまるで、夢を見ているよう…▼
フローラも言っていたけれど、
やっぱり、カムイは伝説の勇者なのよ。▼
だって…こうやって私を
救ってくれたのだもの。▼
- [カムイ]
- カミラ姉さんも、
伝説を信じているのですか?▼
- [カミラ]
- いいえ、違うわ。
伝説を信じているわけではないの。▼
私は…カムイ。
あなたを信じているのよ。▼
あなたならきっと、
この闘いを終わらせることができるわ。▼
- [カムイ]
- カミラ姉さん…▼
- [カミラ]
- でも、私はまだ
みんなに信用されていないみたいね。▼
…そちらで盗み聞きしているのは
白夜王国の方々かしら。▼
- [サクラ]
- ひゃっ!?
え、えっと、私は、その…▼
- [タクミ]
- …………▼
- [アクア]
- ごめんなさい…
盗み聞きをするつもりは…▼
- [カムイ]
- ええと、サクラさんに、タクミさん…
アクアさんまでいたのですか…▼
- [カミラ]
- アクア…?▼
あなた…アクアなの!?
あの日、お城から連れ去られた…▼
- [アクア]
- 私を覚えているの…?▼
- [カミラ]
- ええ、もちろんよ。
お城で何度かあったことがあるもの。▼
けれどあの頃、あなたは周りの
王侯貴族からひどく虐げられていて…▼
- [カムイ]
- え…?
アクアさんが…?▼
- [カミラ]
- アクアはシェンメイ王妃という、
お父様の後妻の子なの。▼
けれどお城では、前妻である
エカテリーナ王妃の派閥が強くて、▼
エカテリーナ派だった私のお母様からは、
アクアには関わるなと言われ続けてきたのよ。▼
もちろんエカテリーナ王妃の子である
マークスお兄様も…▼
それから、しばらくして生まれたレオンも、
同じことを言われていたわ。▼
でも、私たちはずっと、
アクアときょうだいとして過ごしたかったのよ。▼
忘れたことなどないわ…
あなたも私の可愛い妹だもの…▼
- [アクア]
- …カミラ…▼
- [タクミ]
- …おい、アクア姉さん。
簡単に信じないほうがいい。▼
いくら本当のきょうだいでも、
こいつは何をするかわからないよ。▼
- [アクア]
- そんな、タクミ…▼
- [カミラ]
- そうね…警戒するのも無理はないわ。
私たち、さっきまで殺し合っていたのだものね。▼
けれど、大丈夫よ。▼
私はこの先、
カムイが悲しむようなことはしない。▼
あなた達に危害を加えるようなことは
決してしないから、安心して。▼
まあ…カムイが望むのなら、
一人や二人、手に掛けても構わないけれど…▼
- [カムイ]
- !!
カミラ姉さんっ!▼
- [カミラ]
- うふふ、冗談よ。
私が白夜と敵対するのは、もうおしまい。▼
折角手を取り合えるようになったのだもの。
仲良くしましょう?▼
私はあなた達を裏切らない。
命を懸けて共に闘うと約束するわ。▼
これから、よろしくお願いするわね。▼
- [サクラ]
- は、はい…
こちらこそ…▼
- [アクア]
- ええ、よろしくね…カミラ。▼
- [タクミ]
- 正直、今はまだ信用できませんが…
これから、努力していきます。▼
…仲間として、
カミラ王女を信じられるように。▼
- [カミラ]
- ありがとう。嬉しいわ。▼
- [カムイ]
- みんな…▼
…まさか、暗夜と白夜のきょうだいたちと、
こうして一緒に旅ができるなんて。▼
まだまだ道のりは遠いけど…
希望が少し見えてきた気がします。▼
…それでは、航海を続けましょう。
もう海の氷も溶け始めています。▼
行きましょう、シュヴァリエ公国へ!▼
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コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- カミラvsカムイ、当方は女性・私データでしたが、この箇所、もしかしたら全ユニット共通かも知れません。 --
- ↑すごく今更ですが、おそらく差分あります。「女性・あたし〜だよ」はカミラを「カミラお姉ちゃん」と呼んでいるので、それに対応したものになっているはず(現在確認中) --
- 竜脈を使える味方が全滅した直後の敵フェイズにフローラが「逃がしませんよ…誰一人。(改行)そろそろ、一気に攻撃を仕掛けます。」と発言し、道が全て繋がります。…起動するのがカミラではないので、竜脈ではなく氷の部族としての特殊能力かも。 --