会話集/章別会話
1章 暗夜の同胞†
ナレーション†
夢からさめたカムイは
いつものように兄マークスから
戦いの訓練を受ける。
だが、今日の訓練は
少し勝手が違っていた。
オープニングシナリオ†
+
| | マイユニット(男性・僕)
|
- [フローラ]
- 朝ですよ、
カムイ様。▼
- [フェリシア]
- 朝ですよ~カムイ様。
起きてくださ~い!▼
- [カムイ]
- うーん…
なんだ、フローラにフェリシア…▼
まだ夜中じゃないか。▼
- [ギュンター]
- よいですか? 外は暗くとも、もう朝です。
本日は訓練の日でございますぞ。▼
- [ジョーカー]
- こちらに訓練用の武具を
御用意してございます。▼
- [カムイ]
- あ、そうか…
でもまだ眠気が…▼
- [フローラ]
- そうですか…では、起こしてさしあげます。
フェリシア。▼
- [フェリシア]
- はい、姉さんっ!▼
- [カムイ]
- わっ、つ、冷たっ!
起きる、今起きるから!▼
- [フローラ]
- 甘くみてはいけませんよ、カムイ様。
私たちは氷の部族の出なのですから。▼
- [カムイ]
- はあ…わかったよ。▼
あの夢の続き、見たかったな…▼
- [ジョーカー]
- ほう…夢ですか。
どのような夢をご覧に?▼
- [カムイ]
- うん、それが…
へんな夢だったんだ。▼
知らない人たちが…
僕のことをきょうだいだと言ってた。▼
僕のきょうだいは、この
暗夜王国にしかいないのに…▼
- [フローラ]
- あの…カムイ様。夢のお話なら
後で聞いてさしあげますので。▼
- [フェリシア]
- 行ってらっしゃいませ、カムイ様。
マークス様がお待ちかねです~!▼
(暗転)
- [レオン]
- さすがだね、マークス兄さん。▼
寝てばかりのカムイ兄さんじゃ、
暗夜最強の騎士には敵わないね。▼
- [マークス]
- …もう終わりか? カムイ。▼
お前の力はこんなものではないはずだ。
剣を握り、立て。暗夜の戦士として。▼
- [カムイ]
- 兄さん…▼
- [マークス]
- いいか?
今日、私から一本取れなければ…▼
お前は生涯、ここを出られぬ。▼
- [カムイ]
- !▼
- [マークス]
- さあ、行くぞ…カムイ。▼
外の世界を見たいなら…
私を倒し、道を開け。▼
お前の力、私に見せてみよ!▼
|
+
| | マイユニット(男性・私)
|
―暗夜王国・北の城塞―
- [フローラ]
- 朝ですよ、
カムイ様。▼
- [フェリシア]
- 朝ですよ~カムイ様。
起きてくださ~い!▼
- [カムイ]
- うーん…
なんですか、フローラさんにフェリシアさん…▼
まだ夜中じゃないですか。▼
- [ギュンター]
- よいですか? 外は暗くとも、もう朝です。
本日は訓練の日でございますぞ。▼
- [ジョーカー]
- こちらに訓練用の武具を
御用意してございます。▼
- [カムイ]
- あ、そうでした…
しかしまだ…眠気が…▼
- [フローラ]
- そうですか…では、起こしてさしあげます。
フェリシア。▼
- [フェリシア]
- はい、姉さんっ!▼
- [カムイ]
- わっ、つ、冷たいっ!
起きます、今起きますから!▼
- [フローラ]
- 甘くみてはいけませんよ、カムイ様。
私たちは氷の部族の出なのですから。▼
- [カムイ]
- はあ…わかりました。▼
あの夢の続きを見たかったのですが…▼
- [ジョーカー]
- ほう…夢、ですか。
どのような夢をご覧に?▼
- [カムイ]
- はい、それが…
へんな夢だったんです。▼
知らない人たちが…
私のことをきょうだいだと言っていたんです。▼
私のきょうだいは、この
暗夜王国にしかいないのに…▼
- [フローラ]
- あの…カムイ様。夢のお話なら
後で聞いてさしあげますので。▼
- [フェリシア]
- 行ってらっしゃいませ、カムイ様。
マークス様がお待ちかねです~!▼
(暗転)
- [レオン]
- さすがだね、マークス兄さん。▼
寝てばかりのカムイ兄さんじゃ、
暗夜最強の騎士には敵わないね。▼
- [マークス]
- …もう終わりか? カムイ。▼
お前の力はこんなものではないはずだ。
剣を握り、立て。暗夜の戦士として。▼
- [カムイ]
- 兄さん…▼
- [マークス]
- いいか?
今日、私から一本取れなければ…▼
お前は生涯、ここを出られぬ。▼
- [カムイ]
- !▼
- [マークス]
- さあ、行くぞ…カムイ。▼
外の世界を見たいなら…
私を倒し、道を開け。▼
お前の力、私に見せてみよ!▼
|
+
| | マイユニット(女性・あたし~だよ)
|
- [フローラ]
- 朝ですよ、
カムイ様。▼
- [フェリシア]
- 朝ですよ~カムイ様。
起きてくださ~い!▼
- [カムイ]
- うーん…
なあに、フローラにフェリシア…▼
まだ夜中じゃない。▼
- [ギュンター]
- よいですか? 外は暗くとも、もう朝です。
本日は訓練の日でございますぞ。▼
- [ジョーカー]
- こちらに訓練用の武具を
御用意してございます。▼
- [カムイ]
- あ、そっか…
でもまだ眠気が…▼
- [フローラ]
- そうですか…では、起こしてさしあげます。
フェリシア。▼
- [フェリシア]
- はい、姉さんっ!▼
- [カムイ]
- きゃっ、つ、冷たっ!
起きる、今起きるから!▼
- [フローラ]
- 甘くみてはいけませんよ、カムイ様。
私たちは氷の部族の出なのですから。▼
- [カムイ]
- はあ…わかったよ。▼
あの夢の続き、見たかったな…▼
- [ジョーカー]
- ほう…夢、ですか。
どのような夢をご覧に?▼
- [カムイ]
- うん、それが…
へんな夢だったんだ。▼
知らない人たちが…
あたしのことをきょうだいだと言ってたの。▼
あたしのきょうだいは、この
暗夜王国にしかいないのに…▼
- [フローラ]
- あの…カムイ様。夢のお話なら
後で聞いてさしあげますので。▼
- [フェリシア]
- 行ってらっしゃいませ、カムイ様。
マークス様がお待ちかねです~!▼
(暗転)
- [レオン]
- さすがだね、マークス兄さん。▼
寝てばかりのカムイ姉さんじゃ、
暗夜最強の騎士には敵わないね。▼
- [マークス]
- …もう終わりか? カムイ。▼
お前の力はこんなものではないはずだ。
剣を握り、立て。暗夜の戦士として。▼
- [カムイ]
- お兄ちゃん…▼
- [マークス]
- いいか?
今日、私から一本取れなければ…▼
お前は生涯、ここを出られぬ。▼
- [カムイ]
- !▼
- [マークス]
- さあ、行くぞ…カムイ。▼
外の世界を見たいなら…
私を倒し、道を開け。▼
お前の力、私に見せてみよ!▼
|
戦闘開始†
1ターン目開始前†
- [マークス]
- 始めるぞ…カムイ。▼
私からは攻撃を仕掛けぬ。
さあ、かかってくるがいい。▼
マークス初戦闘時(vsカムイ)†
- [マークス]
- お前に足りないのは勇気と敵意だ。
私を殺すつもりで斬れ!▼
マークス竜脈使用時†
- [カムイ]
- っ……!▼
- [マークス]
- む…?
深手を負ったか。ならば…▼
(マークス、竜脈を使用)
- [カムイ]
- ! これは…▼
- [マークス]
- 【竜脈】。
我々竜の血を継ぐ王族の力だ。▼
大地に宿る竜の力を見出し、
解き放って大地を変える。▼
カムイ、傷を癒し、
また挑んでくるがいい。▼
カムイ回復時†
- [マークス]
- よし…少しは癒えたか。
ではカムイ、来るがいい。▼
マークス撃破時†
- [マークス]
- ! 見事だ、カムイ…▼
カムイ敗北時†
+
| | マイユニット(男性・僕)
|
- [カムイ]
- やっぱり、強いね…
マークス…兄さん……▼
- [マークス]
- なに…?
この程度の攻撃で倒れるとは…▼
残念だが…お前にこの城塞を出る
資格は無いようだ…▼
|
+
| | マイユニット(男性・私)
|
- [カムイ]
- やっぱり、強いですね…
マークス…兄さん……▼
- [マークス]
- なに…?
この程度の攻撃で倒れるとは…▼
残念だが…お前にこの城塞を出る
資格は無いようだ…▼
|
+
| | マイユニット(女性・あたし~だよ)
|
- [カムイ]
- やっぱり、強いね…
マークス…お兄ちゃん……▼
- [マークス]
- なに…?
この程度の攻撃で倒れるとは…▼
残念だが…お前にこの城塞を出る
資格は無いようだ…▼
|
クリア後†
+
| | マイユニット(男性・僕)
|
- [マークス]
- 見事だ、カムイ。
強くなったな。▼
- [カムイ]
- ありがとう…
マークス兄さんのおかげだよ。▼
- [マークス]
- …いや、お前の才能だ。▼
いずれお前は、この暗夜王国一の剣士に
なるかもしれないな。▼
- [カムイ]
- そんな…
まだまだ僕なんか…▼
- [マークス]
- いいか?
私はお前こそが…▼
この闇に包まれた国に、
光をもたらす者になってくれると信じている。▼
- [カムイ]
- 兄さん…▼
- [レオン]
- まったく…剣の腕で強さのすべてが
決まるわけじゃないだろう、兄さんたち。▼
- [カムイ]
- レオン…▼
- [マークス]
- ふっ…
負けず嫌いだな、レオン。▼
お前には類まれな魔道の才能があるんだ。
そこを極めればいい。▼
- [レオン]
- …それで兄さんが、
僕を認めてくれるならね。▼
- [カムイ]
- あ…
そんなことよりレオン。▼
- [レオン]
- なんだよ、そんなことって。
大事なことじゃ…▼
- [カムイ]
- えっと…法衣が裏返しだよ。▼
- [レオン]
- ええっ!▼
- [マークス]
- 寝起きだな、レオン。▼
- [レオン]
- わわっ…ひどいよ、兄さんたち!
わかってたなら、早く言ってよ!▼
- [マークス]
- はは…
すまんすまん。▼
だがそういう愛嬌のあるところが、
お前の一番の長所でもあるんだ。▼
- [カムイ]
- そうだね。▼
- [レオン]
- もう…▼
- [カミラ]
- ああ…カムイ、大丈夫?
訓練でどこか痛めてない?▼
痛いところがあったら言ってね。
私が介抱してあげるから…▼
- [カムイ]
- カミラ姉さん…
うん、大丈夫だよ。▼
心配してくれてありがとう。▼
- [エリーゼ]
- カムイおにいちゃんっ、
あたしも心配してたんだよ?▼
- [カムイ]
- わかってるよ、エリーゼ。
お前はいつも来てくれるじゃないか。▼
- [エリーゼ]
- えへー、嬉しい?▼
- [カムイ]
- うん、もちろん。僕はこの北の城塞から
外に出られないから、▼
お前に会えるのが楽しみなんだ。▼
- [エリーゼ]
- わーい!
あたし、嬉しいよーっ!▼
- [カムイ]
- わっ。▼
- [エリーゼ]
- だーい好き! カムイおにいちゃん!
世界で一番好き好き好きーっ!▼
- [レオン]
- まったく、いつまでもガキだな…▼
- [カミラ]
- あら…でもこの子の明るさが、
この国の救いでもあるのよ、レオン。▼
- [カムイ]
- みんな…▼
僕も、みんなのことが大好きだよ。
記憶にない幼い頃からずっと…▼
外へ出られず生きてきた僕を
支えてくれて、ありがとう。▼
- [マークス]
- カムイ…▼
- [カミラ]
- ねえカムイ。
あなたに大事な話があるの。▼
お父様があなたを、
城に連れてくるようにって。▼
- [カムイ]
- え?
じゃ、じゃあ…▼
- [カミラ]
- ええ。
この北の城塞を出られるのよ。▼
今までずっと閉じ込められて…
寂しかったでしょう? かわいそうに…▼
でも、あなたもついに
自由になる日がきたのよ。▼
- [エリーゼ]
- カムイおにいちゃん、
よかったねー!▼
- [カムイ]
- うん…ありがとうエリーゼ。
僕もやっとここを出られる…▼
兄さんたちのように、
戦士として国のために闘うんだ。▼
- [マークス]
- ではさっそく、
出発の準備をしよう。▼
(暗転)
- [リリス]
- おめでとうございます、カムイ様。
外にお出かけになられるのですね。▼
ギュンターさんの言いつけで、厩舎係の私も
お供させていただくことになりました。▼
- [カムイ]
- ありがとう、リリス。▼
- [マークス]
- リリス、馬の用意は?▼
- [リリス]
- はい。できております。あの子たち、
カムイ様にとてもよく懐いて…▼
カムイ様は、いつもあの子たちみんなと
仲良くしてくださってますから…▼
- [カミラ]
- そうね…カムイは、
とても優しい子だもの。▼
いつだったか、怪我をした小鳥を
助けてあげたこともあったわね…▼
- [リリス]
- はい…▼
- [カムイ]
- リリス?
なんだか浮かない顔だね。▼
- [リリス]
- いいえ、そんな…▼
- [エリーゼ]
- もう。どんかんねー、おにいちゃんは。
リリスは淋しいのよ。▼
- [カムイ]
- えっ? 淋しいって…
リリスも一緒に行くのに。▼
- [エリーゼ]
- おにいちゃんを独占できなくなるからに
決まってるじゃない。▼
リリスったら、おにいちゃんのこと
大好きなんだから。ね?▼
- [リリス]
- ! いえ、そのような…▼
- [マークス]
- お前たち、用意は良いな。
父上がお待ちだぞ。▼
- [カムイ]
- うん!▼
- [ギュンター]
- いいな。フローラ、ジョーカー。
後のことは任せるぞ。▼
私とフェリシアは、
カムイ様と共に行く。▼
しばらくの間…
この城塞を頼む。▼
- [フローラ]
- はい。留守は
私たちにお任せください。▼
- [ジョーカー]
- いってらっしゃいませ、カムイ様。
どうかお怪我などなされませんよう。▼
- [カムイ]
- わかった。▼
それじゃあ行ってくるね。
フローラ、ジョーカー。▼
|
+
| | マイユニット(男性・私)
|
- [マークス]
- 見事だ、カムイ。
強くなったな。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます…
マークス兄さんのおかげです。▼
- [マークス]
- …いや、お前の才能だ。▼
いずれお前は、この暗夜王国一の剣士に
なるかもしれないな。▼
- [カムイ]
- そんな…
まだまだ私なんか…▼
- [マークス]
- いいか?
私はお前こそが…▼
この闇に包まれた国に、
光をもたらす者になってくれると信じている。▼
- [カムイ]
- 兄さん…▼
- [レオン]
- まったく…剣の腕で強さのすべてが
決まるわけじゃないだろう、兄さんたち。▼
- [カムイ]
- レオンさん…▼
- [マークス]
- ふっ…
負けず嫌いだな、レオン。▼
お前には類まれな魔道の才能があるんだ。
そこを極めればいい。▼
- [レオン]
- …それで兄さんが、
僕を認めてくれるならね。▼
- [カムイ]
- あ…
そんなことよりレオンさん。▼
- [レオン]
- なんだよ、そんなことって。
大事なことじゃ…▼
- [カムイ]
- えっと…法衣が裏返しですよ。▼
- [レオン]
- ええっ!▼
- [マークス]
- 寝起きだな、レオン。▼
- [レオン]
- わわっ…ひどいよ、兄さんたち!
わかってたなら、早く言ってよ!▼
- [マークス]
- はは…
すまんすまん。▼
だがそういう愛嬌のあるところが、
お前の一番の長所でもあるんだ。▼
- [カムイ]
- そうですね。▼
- [レオン]
- もう…▼
- [カミラ]
- ああ…カムイ、大丈夫?
訓練でどこか痛めてない?▼
痛いところがあったら言ってね。
私が介抱してあげるから…▼
- [カムイ]
- カミラ姉さん…
はい、大丈夫です。▼
心配してくれてありがとうございます。▼
- [エリーゼ]
- カムイおにいちゃんっ。
あたしも心配してたんだよ?▼
- [カムイ]
- わかってますよ、エリーゼさん。
あなたはいつも来てくれるじゃありませんか。▼
- [エリーゼ]
- えへー、嬉しい?▼
- [カムイ]
- はい、もちろん。私はこの北の城塞から
外に出られませんから、▼
あなたに会えるのが楽しみなんです。▼
- [エリーゼ]
- わーい!
あたし、嬉しいよーっ!▼
- [カムイ]
- わっ。▼
- [エリーゼ]
- だーい好き! カムイおにいちゃん!
世界で一番好き好き好きーっ!▼
- [レオン]
- まったく、いつまでもガキだな…▼
- [カミラ]
- あら…でもこの子の明るさが、
この国の救いでもあるのよ、レオン。▼
- [カムイ]
- みんな…▼
私も、みなさんのことが大好きです。
記憶にない幼い頃からずっと…▼
外へ出られず生きてきた私を
支えてくれて、ありがとうございます。▼
- [マークス]
- カムイ…▼
- [カミラ]
- ねえカムイ。
あなたに大事な話があるの。▼
お父様があなたを、
城に連れてくるようにって。▼
- [カムイ]
- え?
そ、それでは…▼
- [カミラ]
- ええ。
この北の城塞を出られるのよ。▼
今までずっと閉じ込められて…
寂しかったでしょう? かわいそうに…▼
でも、あなたもついに
自由になる日がきたのよ。▼
- [エリーゼ]
- カムイおにいちゃん、
よかったねー!▼
- [カムイ]
- はい…ありがとうございますエリーゼさん。
私もやっとここを出ることができる…▼
兄さんたちのように、
戦士として国のために闘えるんですね。▼
- [マークス]
- ではさっそく、
出発の準備をしよう。▼
(暗転)
- [リリス]
- おめでとうございます、カムイ様。
外にお出かけになられるのですね。▼
ギュンターさんの言いつけで、厩舎係の私も
お供させていただくことになりました。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、リリスさん。▼
- [マークス]
- リリス、馬の用意は?▼
- [リリス]
- はい。できております。あの子たち、
カムイ様にとてもよく懐いて…▼
カムイ様は、いつもあの子たちみんなと
仲良くしてくださってますから…▼
- [カミラ]
- そうね…カムイは、
とても優しい子だもの。▼
いつだったか、怪我をした小鳥を
助けてあげたこともあったわね…▼
- [リリス]
- はい…▼
- [カムイ]
- リリスさん?
なんだか浮かない顔ですね。▼
- [リリス]
- いいえ、そんな…▼
- [エリーゼ]
- もう。どんかんねー、おにいちゃんは。
リリスは淋しいのよ。▼
- [カムイ]
- えっ? 淋しいって…
リリスさんも一緒に行くんでしょう?▼
- [エリーゼ]
- おにいちゃんを独占できなくなるからに
決まってるじゃない。▼
リリスったら、おにいちゃんのこと
大好きなんだから。ね?▼
- [リリス]
- ! いえ、そのような…▼
- [マークス]
- お前たち、用意は良いな。
父上がお待ちだぞ。▼
- [カムイ]
- はい!▼
- [ギュンター]
- いいな。フローラ、ジョーカー。
後のことは任せるぞ。▼
私とフェリシアは、
カムイ様と共に行く。▼
しばらくの間…
この城塞を頼む。▼
- [フローラ]
- はい。留守は
私たちにお任せください。▼
- [ジョーカー]
- いってらっしゃいませ、カムイ様。
どうかお怪我などなされませんよう。▼
- [カムイ]
- わかりました。▼
それでは行ってきます。
フローラさん、ジョーカーさん。▼
|
+
| | マイユニット(女性・あたし~だよ)
|
- [マークス]
- 見事だ、カムイ。
強くなったな。▼
- [カムイ]
- ありがとう…
マークスお兄ちゃんのおかげだよ。▼
- [マークス]
- …いや、お前の才能だ。▼
いずれお前は、この暗夜王国一の剣士に
なるかもしれないな。▼
- [カムイ]
- そんな…
まだまだあたしなんか…▼
- [マークス]
- いいか?
私はお前こそが…▼
この闇に包まれた国に、
光をもたらす者になってくれると信じている。▼
- [カムイ]
- お兄ちゃん…▼
- [レオン]
- まったく…剣の腕で強さのすべてが
決まるわけじゃないだろう、兄さんたち。▼
- [カムイ]
- レオン…▼
- [マークス]
- ふっ…
負けず嫌いだな、レオン。▼
お前には類まれな魔道の才能があるんだ。
そこを極めればいい。▼
- [レオン]
- …それで兄さんが、
僕を認めてくれるならね。▼
- [カムイ]
- あ…
そんなことよりレオン。▼
- [レオン]
- なんだよ、そんなことって。
大事なことじゃ…▼
- [カムイ]
- えっと…法衣が裏返しだよ。▼
- [レオン]
- ええっ!▼
- [マークス]
- 寝起きだな、レオン。▼
- [レオン]
- わわっ…ひどいよ、兄さんたち!
わかってたなら、早く言ってよ!▼
- [マークス]
- はは…
すまんすまん。▼
だがそういう愛嬌のあるところが、
お前の一番の長所でもあるんだ。▼
- [カムイ]
- そうだね。▼
- [レオン]
- もう…▼
- [カミラ]
- ああ…カムイ、大丈夫?
訓練でどこか痛めてない?▼
痛いところがあったら言ってね。
私が介抱してあげるから…▼
- [カムイ]
- カミラお姉ちゃん…
うん、大丈夫だよ。▼
心配してくれてありがとう。▼
- [エリーゼ]
- カムイおねえちゃんっ。
あたしも心配してたんだよ?▼
- [カムイ]
- わかってるよ、エリーゼ。
あなたはいつも来てくれるじゃない。▼
- [エリーゼ]
- えへー、嬉しい?▼
- [カムイ]
- うん、もちろん。あたしはこの北の城塞から
外に出られないから、▼
あなたに会えるのが楽しみなんだよ。▼
- [エリーゼ]
- わーい!
あたし、嬉しいよーっ!▼
- [カムイ]
- きゃっ。▼
- [エリーゼ]
- だーい好き! カムイおねえちゃん!
世界で一番好き好き好きーっ!▼
- [レオン]
- まったく、いつまでもガキだな…▼
- [カミラ]
- あら…でもこの子の明るさが、
この国の救いでもあるのよ、レオン。▼
- [カムイ]
- みんな…▼
あたしも、みんなのことが大好きだよ。
記憶にない幼い頃からずっと…▼
外へ出られず生きてきたあたしを
支えてくれて、ありがとう。▼
- [マークス]
- カムイ…▼
- [カミラ]
- ねえカムイ。
あなたに大事な話があるの。▼
お父様があなたを、
城に連れてくるようにって。▼
- [カムイ]
- え?
じゃ、じゃあ…▼
- [カミラ]
- ええ。
この北の城塞を出られるのよ。▼
今までずっと閉じ込められて…
寂しかったでしょう? かわいそうに…▼
でも、あなたもついに
自由になる日がきたのよ。▼
- [エリーゼ]
- カムイおねえちゃん、
よかったねー!▼
- [カムイ]
- うん…ありがとうエリーゼ。
あたしもやっとここを出られる…▼
お兄ちゃんたちのように、
戦士として国のために闘えるんだね。▼
- [マークス]
- ではさっそく、
出発の準備をしよう。▼
(暗転)
- [リリス]
- おめでとうございます、カムイ様。
外にお出かけになられるのですね。▼
ギュンターさんの言いつけで、厩舎係の私も
お供させていただくことになりました。▼
- [カムイ]
- ありがとう、リリス。▼
- [マークス]
- リリス、馬の用意は?▼
- [リリス]
- はい。できております。あの子たち、
カムイ様にとてもよく懐いて…▼
カムイ様は、いつもあの子たちみんなと
仲良くしてくださってますから…▼
- [カミラ]
- そうね…カムイは、
とても優しい子だもの。▼
いつだったか、怪我をした小鳥を
助けてあげたこともあったわね…▼
- [リリス]
- はい…▼
- [カムイ]
- リリス?
なんだか浮かない顔だね。▼
- [リリス]
- いいえ、そんな…▼
- [エリーゼ]
- もう。どんかんねー、おねえちゃんは。
リリスは淋しいのよ。▼
- [カムイ]
- えっ? 淋しいって…
リリスも一緒に行くのに。▼
- [エリーゼ]
- おねえちゃんを独占できなくなるからに
決まってるじゃない。▼
リリスったら、おねえちゃんのこと
大好きなんだから。ね?▼
- [リリス]
- ! いえ、そのような…▼
- [マークス]
- お前たち、用意は良いな。
父上がお待ちだぞ。▼
- [カムイ]
- うん!▼
- [ギュンター]
- いいな。フローラ、フェリシア。
後のことは任せるぞ。▼
私とジョーカーは、
カムイ様と共に行く。▼
しばらくの間…
この城塞を頼む。▼
- [フローラ]
- はい。留守は
私たちにお任せください。▼
- [フェリシア]
- いってらっしゃいませ、カムイ様。
どうぞお気をつけて。▼
- [カムイ]
- わかった。▼
それじゃあ行ってくるね。
フローラ、フェリシア。▼
|
コメント†
- カムイ 男 私になっています。カムイ 女 私だと思います。 -- ミカ
- 男 私もあるはずですが、違うでしょうか? --
- ↑↑カムイ男は、私・僕・俺と三種類ありますので、間違いではないです。女・私とどこまで差分があるか分かりませんが…。 --
- 同じような文章を口調別に何度も読まなくてはならないのがストレス、もっと読み易くしてほしいという意見がありましたので、試しにregionで畳む形にしてみました。 --
- 折り畳みのおかげで台詞の確認や検証がとても分かりやすいです。ありがとう --