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| | マイユニット男性・俺
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- [ウィリアム]
- ねえ、困ったねホルモン。▼
- [ホルモン]
- 困ったねウィリアム。▼
- [ウィリアム]
- これはか弱い僕たちでは、
どうすることもできないよ。▼
- [ホルモン]
- そうだね、不可能だね。
誰か強そうな人に頼むしかないね。▼
- [ウィリアム]
- ほら、ちょうど向こうに、
手頃な人がいるよ。▼
- [ホルモン]
- ん? 本当だ…▼
おーい、そこの人!
そこの屈強そうな人!!▼
- [カムイ]
- え!?
お、俺…!?▼
- [ホルモン]
- うふふふふ…そうだよ。
他に誰がいるんだよ。▼
- [カムイ]
- えっと…俺に何か用か?▼
- [ウィリアム]
- 実は最近、聖地が荒らされていてね。
君、聖地荒らしを退治してくれないかい?▼
- [カムイ]
- え…?
この辺りには、聖地があるのか?▼
- [ホルモン]
- ああ。かつて繁栄したという王国の遺跡…
そこを僕たちは聖地として崇めているんだ。▼
その王国には神が君臨し、
宝物を人々に分け与えたという話でね。▼
今でもこの地には金銀財宝が
眠っているとされているんだよ。▼
- [ウィリアム]
- で、最近その財宝を狙ってか知らないが、
夜な夜な遺跡から人の気配がするんだ。▼
そして、朝になるとその場所が
盛大に荒らされているんだよ。▼
とても怖いよ。
耐えられないよ。▼
- [カムイ]
- それは大変だな。
でもお前たちなら、自分で闘えるんじゃ…▼
- [ホルモン]
- まさか。
それは気のせいだよ。▼
- [ウィリアム]
- か弱い僕たちでは戦えないのさ。
一ひねりでノックアウトさ。▼
- [カムイ]
- …………▼
…わかった。
何にせよ、聖地が荒らされるのは問題だ。▼
俺と仲間たちとで、なんとかしてみよう。▼
- [ホルモン]
- ありがとう。
君はとてもいい人だね。▼
- [ウィリアム]
- まずは見張りをお願いするよ。
夜通しね。▼
- [カムイ]
- 夜通し!!?▼
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