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フォレオの親子会話

レオン

[フォレオ]
お父様…!
屋台に可愛い装飾が売っていますよ。▼
今作ってるお洋服に着けたら
よさそうです。▼
[レオン]
へえ…それなら僕が買ってあげよう。
この青いものでいいのかな?▼
[フォレオ]
でも、お父様。
お店の人は避難していて不在ですよ?▼
[レオン]
そうだね。
でも、きちんとお金を置いておけば平気さ。▼
事情は後で説明すればいいし。▼
[フォレオ]
そうでしょうか…
じゃあ、お言葉に甘えちゃいます。▼
[レオン]
ああ。
はい、どうぞ。▼
[フォレオ]
ありがとうございます、お父様。▼
[レオン]
…………▼
[フォレオ]
…お父様?
どうかされたんですか?▼
[レオン]
いや…今のやり取り、
なんだか嬉しくてね。▼
今は身分も何も関係ない、
普通の父子のようで…▼
上手くは言えないんだけど、
親子っていいものだね。▼
[フォレオ]
はい。
僕にもなんとなくわかります。▼
お父様とはあまり、
こんな風に過ごせたことがなかったので…▼
今みたいな普通の親子のやりとりが、
すごく嬉しかったです。▼
[レオン]
フォレオ…▼
ごめん…フォレオ。
お前には今まで苦労をかけたね。▼
秘境での暮らしは、
やはり寂しかっただろう。▼
まだ戦いは終わっていないから
これからも苦労をかけるかもしれない。▼
でも、これだけは覚えていてくれ。▼
お前は…僕の大切な息子だ。
いつも、いつまでもお前を愛している。▼
[フォレオ]
…嬉しいです、お父様。▼
僕もお父様のことを
ずっと愛し続けますから。▼
[レオン]
…はは。なんだか少し
照れくさくなってきちゃったね。▼
[フォレオ]
うふふっ。
僕も顔が赤くなっちゃいました。▼
[レオン]
よし…話はこれくらいにしておこうか。
賊を退治して、お祭りを再開させないと。▼
[フォレオ]
はい。
行きましょう、お父様。▼

マイユニット

+  マイユニット女性・私

フェリシア

[フェリシア]
はうう…
ごめんなさい、フォレオ…▼
[フォレオ]
うふふっ。
大丈夫ですよ、お母様。▼
[フェリシア]
ま、まだ何も言っていないのに
私が何をしちゃったかわかったんですか?▼
[フォレオ]
僕が作ったお洋服を
お洗濯中にダメにしちゃったんですよね?▼
[フェリシア]
…はい。
その通りです…▼
す、すごく気をつけて洗ったんです!
絶対に破れちゃわないように、って!▼
でも、慎重にやらなきゃと思えば思うほど、
指先が震えてしまって…▼
[フォレオ]
気にしないでください。
縫えば元通りになりますから。▼
[フェリシア]
はぁ…
なんで私ってこうなんでしょうか…▼
大好きな息子のお洋服も
まともに洗えないなんて…▼
さすがに落ち込んじゃいます…▼
使用人のお仕事も、
やっぱり辞めた方がいいのでしょうか…▼
[フォレオ]
そんなことありません!▼
一生懸命、
お仕事しているお母様は立派です!▼
[フェリシア]
でも、失敗ばかりしてしまいますし…▼
[フォレオ]
それは確かにそうかもしれませんけど…▼
それでも、ひたむきに
お仕事をするお母様はとても立派です。▼
お父様もお母様そんな姿に
心を奪われたのですよね?▼
[フェリシア]
そ、そうですね…
そうおっしゃってくれました。▼
あれ?
でも、なんでフォレオがそれを知って…▼
[フォレオ]
うふふっ。
お父様にこっそり聞いたんですよ。▼
[フェリシア]
はわわっ!?
は、恥ずかしいです…▼
[フォレオ]
お母様、自信を持ってください。▼
お仕事をしているお母様の姿は…
とってもとっても格好いいですから。▼
どれだけメイド服を破っても、
僕が必ず直して差し上げますよ。▼
[フェリシア]
…フォレオ。▼
[フォレオ]
うふふっ。▼
今度はお母様が落ち込まないように
絶対破れないお洋服を作りますね。▼
[フェリシア]
ありがとうございます、フォレオ。▼

サクラ

[フォレオ]
早く賊を倒して、
お祭りを再開させないといけませんね。▼
みなさん、このお祭りを
とっても楽しみにしていたんですから。▼
[サクラ]
そうですね、フォレオ。
でも、あまり無理はしないでくださいね。▼
あなたの身に何かあったら、
私は後悔してもしきれません…▼
[フォレオ]
お母様…
お気遣いありがとうございます。▼
ですが…目を閉じ、耳を塞いで
戦いの終わりをじっと待つことはできません。▼
[サクラ]
その言葉は…▼
[フォレオ]
うふふっ。
お母様がお父様におっしゃった言葉ですよね。▼
いつかお父様から聞いたんです。
お母様の人となりを表す素敵な言葉だ、って。▼
[サクラ]
そ、そんな…▼
[フォレオ]
優しいだけではなく、
困難に立ち向かう意思も込められた言葉…▼
戦いが始まる前は
いつもそのお母様の言葉を思い出すんです。▼
そうすると、
すごく勇気がもらえますから。▼
[サクラ]
そうだったんですか…▼
[フォレオ]
知っていましたか?
僕が最初にロッドナイトになった理由。▼
それはお母様に憧れていたからです。
お母様のように、優しく、強い心で…▼
誰かの痛みを癒せる人になりたいって、
そう思ったからなんですよ。▼
[サクラ]
フォレオ…▼
[フォレオ]
えへへ…いつか言おうと思っていたんです。
でも照れくさくて、なかなか。▼
[サクラ]
嬉しいです、フォレオ。
あなたがそんな風に思ってくれていて…▼
こんなに立派に成長してくれて、
私は幸せです。▼
[フォレオ]
僕はお母様の息子です。
だから、戦いからは絶対に逃げません。▼
[サクラ]
…はい。フォレオの覚悟はわかりました。
これからも、一緒に戦いましょう。▼
対等な戦士として…
そして皆の癒し手として、▼
私たちも、この世界の平和を勝ち取るための
力となっていきましょう。▼
[フォレオ]
お母様…▼
[サクラ]
長く険しい道だとしても、
一緒ならば、必ず乗り越えられるはずです。▼
あなたは暗夜と白夜をつなぐ希望…
私たちの優しい光です。▼
あなたのことは
私が絶対に守ります…!▼
[フォレオ]
ありがとうございます、お母様。▼

アクア

[フォレオ]
お母様。
お願いがあるんです。▼
このお祭りが終わったあと…
僕にも歌を教えてくれないでしょうか?▼
[アクア]
もちろんよ。
私でよければいくらでも教えてあげるわ。▼
ふふふ。
でも、急にどうして?▼
[フォレオ]
辛かったときや、寂しかったとき、
お母様の歌を聞くととても癒されました。▼
だから…
僕もそんな風になりたいな、って。▼
秘境を出てから知ったんです…世の中には
薬や魔法では癒せない苦しみもあると。▼
そんな苦しみをそばで誰かが味わっていたら、
僕の歌で癒してあげたいんです。▼
[アクア]
そう…フォレオはとても
優しい子に育ってくれたわね。▼
私はそれが嬉しいわ。▼
[フォレオ]
そ、そうでしょうか…▼
でも、まだあるんですよ。
僕が歌を教わりたい理由。▼
[アクア]
何かしら?▼
[フォレオ]
歌は人と人を繋ぐことができる。▼
お父様とお母様が話すようになったのも、
確か歌がきっかけだったんですよね?▼
[アクア]
そ、そうだけど…
なぜそれを知っているの?▼
[フォレオ]
うふふっ。
お父様から聞いたんですよ。▼
[アクア]
もう、レオンったら…
なんだか恥ずかしいわ。▼
[フォレオ]
恥ずかしくなんかないです。▼
とっても素敵なお話でしたよ。
お父様とお母様の馴れ初め。▼
[アクア]
あ、ありがとう…▼
と、とにかく、
フォレオが歌を教わりたい理由はわかったわ。▼
だから、いっぱい教えてあげるわね。▼
私たちはもう、
望むだけ一緒にいられるのだから。▼
[フォレオ]
はい。
お母様。▼

ヒノカ

[ヒノカ]
民が心待ちにしていた祭りを荒らす賊どもめ!
お前たちを許すことは絶対にできん!▼
どこからでもかかってこい!
白夜王国第一王女のヒノカが相手になるぞ!▼
[フォレオ]
まあ…!
お母様、すごく格好いいです!▼
[ヒノカ]
そ、そうか?
あ、ありがとう…▼
[フォレオ]
…………▼
[ヒノカ]
どうした、フォレオ?▼
[フォレオ]
いえ、あの…▼
僕もお母様くらい勇ましく戦えたら
よかったのになと思いまして…▼
[ヒノカ]
…ふむ。
フォレオは充分、勇ましいと思うぞ。▼
[フォレオ]
えっ…でも、僕…
いつもこういう格好をしてますし…▼
[ヒノカ]
外見など勇ましさにはまるで関係ない。
大事なのは心だ。▼
[フォレオ]
心…▼
[ヒノカ]
どのような敵にも臆さず、
勇気を持って立ち向かっていく心。▼
フォレオにも間違いなく
そんな勇ましい心が備わっている。▼
お前の戦う姿を見ていればわかることだ。
だから安心しろ。▼
[フォレオ]
お母様…▼
でも、僕はもっともっと…
お母様みたいに勇ましくなりたいです!▼
だから、今度、
僕に稽古をつけてくれませんか?▼
[ヒノカ]
ふっ。
もちろんだ。▼
私たちはもう
以前のように離れて暮らしてはいない。▼
だから、これからはできる限り、
フォレオとの時間を作っていくつもりだ。▼
[フォレオ]
ありがとうございます、お母様。▼

エルフィ

[フォレオ]
賊の方々、ひどいです…
何もこんな日に襲撃してこなくても…▼
せっかくお母様と一緒に
お祭りにこれたっていうのに…▼
[エルフィ]
そうね、フォレオ…
わたしも残念だわ…▼
だから、早く賊を倒して…
お祭りを再開させましょう…▼
お祭りが再開したら
屋台に並ぶ全ての食べ物を食べましょう…▼
[フォレオ]
うふふっ。
僕はそんなに食べられませんよ。▼
[エルフィ]
遠慮なんかしなくていいのよ?
せっかくのお祭りなんだから。▼
[フォレオ]
遠慮なんかじゃありません。
僕は自分で沢山食べるよりも、▼
お母様が食べているところを
見るほうが好きです。▼
それに僕はお母様と一緒に過ごせるだけで
充分、楽しいですから。▼
[エルフィ]
フォレオ、あなたには今まで
たくさん苦労を掛けてしまったと思う…▼
秘境に預けたことで
寂しい思いをさせてしまったわ…▼
でも、これからは…
好きなだけ一緒にいましょうね…▼
[フォレオ]
ありがとうございます。
お母様。▼
[エルフィ]
好きなだけ食べてもいいのよ?
胃袋が求めるだけ、いくらでも。▼
あっ、でもやっぱり…
わたしは食べ過ぎちゃダメね…▼
[フォレオ]
どうしてですか?▼
[エルフィ]
だって、フォレオに作ってもらった洋服が…
着れなくなっちゃったら困るもの…▼
[フォレオ]
大丈夫ですよ、お母様。▼
そうなってしまったら、
また新しいお洋服を作りますから。▼
僕はお母様に似て力が強いので…
どんな布でも、大きな服でも平気です。▼
だから、安心してください。▼
[エルフィ]
それなら心配ないわね…
たくさん食べることにするわ…▼
ありがとう、フォレオ…▼

ニュクス

[フォレオ]
お母様。お怪我はありませんか?▼
[ニュクス]
ええ、平気よ。▼
[フォレオ]
良かった。僕、お母様とお祭りに来るの
とても楽しみにしていたんです。▼
戦いが終わったら…
一緒に屋台を回りましょうね。▼
[ニュクス]
…フォレオは嫌じゃない?▼
[フォレオ]
何がですか?▼
[ニュクス]
私と一緒に…外を歩くこと。▼
[フォレオ]
嫌なわけありません。
どうしてそんなことを言うのですか?▼
[ニュクス]
だって、私たちが一緒に歩いていても…
どう見たって親子には見られないもの。▼
私のことを母と呼ぶ
あなたの姿を見て…▼
事情を知らない人たちから
心無い言葉を言われることもあるでしょう。▼
私と一緒にいることで
貴方を傷つけてしまうかもしれない…▼
それはとても耐え難いことだわ。▼
[フォレオ]
お母様、僕はそんなことで傷つきません。▼
それよりも、お母様と一緒に
いられる喜びの方が大きいんですから。▼
[ニュクス]
フォレオ…▼
[フォレオ]
それに、その言葉は
そっくりそのままお返しいたします。▼
お母様こそ…僕と一緒に歩くことは
嫌ではありませんか?▼
可愛いお洋服を好んでしまった息子を
持ってしまったばかりに…▼
奇異な目で見られてしまうことも
きっとあったでしょう。▼
[ニュクス]
!! 何を言っているのフォレオ。
あなたと歩くのが嫌なんて絶対にないわ。▼
そんな風に見てくる奴は
放っておけばいい。▼
だから二度と自分のことを
そんな風には言わないで頂戴。▼
あなたは私の誇りなのよ、フォレオ。▼
[フォレオ]
…ありがとうございます。
僕も同じ気持ちですよ、お母様。▼
お母様は僕の誇り…
いつだって一緒にいたいと思っています。▼
[ニュクス]
あ…▼
…………▼
ありがとう、フォレオ…
あなたは人を気遣える子に育ってくれた。▼
そのことが本当に嬉しいわ。
私はそのままの貴方が大好きよ。▼
[フォレオ]
はい。僕もそのままのお母様が
大好きです。▼
[ニュクス]
これからも私と一緒に…
歩いて暮れるかしら?▼
[フォレオ]
もちろんですよ、お母様。
ずっと、ずっと一緒です。▼

ルーナ

[ルーナ]
見て見てフォレオ!
あっちに的当ての屋台があるわよ!▼
[フォレオ]
本当ですね、お母様。
可愛らしい景品がたくさん並んでいます。▼
[ルーナ]
これはお祭りが再開したら
勝負するしかないわよね。▼
言っておくけど、あたしは息子相手でも
手加減はしないんだからね。▼
[フォレオ]
うふふ、望むところです。▼
それで…何回勝負ですか?
最初に決めておきましょう。▼
[ルーナ]
え? 一回でいいんじゃないかしら。▼
[フォレオ]
本当ですね?
その言葉に二言はありませんね?▼
[ルーナ]
な、何よ!
なんでそんなに気にするのよ!▼
[フォレオ]
お母様はとっても負けず嫌いですから、
自分が勝つまで勝負を続けるでしょう?▼
僕は知っていますよ。
お母様は…▼
陣取り遊びで、
お父様から勝ち逃げしていることを。▼
[ルーナ]
うっ。レオンがあなたに教えたのね。
余計なことを…▼
[フォレオ]
それと、もうひとつ約束してください。▼
的当てでの勝負の後は…
お洋服作りで対決をしましょう。▼
[ルーナ]
な、何よそれ!▼
そんなのフォレオが
有利に決まってるじゃない!▼
[フォレオ]
僕は的当てがあまり得意ではないので。
それだけで勝負だと不公平です。▼
勝負に負けたまま終わってしまったら…
夜、くやしくて眠れないですから。▼
[ルーナ]
あんたも相当の負けず嫌いね。
変なトコあたしに似ちゃってさ。▼
[フォレオ]
いえ…これは優秀な両親を持った者の
宿命のようなものだと思ってます。▼
どうしたって比べられてしまいますからね…
同じことをできると期待もされますし。▼
だから、負けたくないんです。
自分もできるところを見せたいんです。▼
すみません…
厄介な性格で。▼
[ルーナ]
…………▼
それならやっぱり、
あんたはあたしそっくりよ、フォレオ。▼
[フォレオ]
そうなんですか?▼
[ルーナ]
ええ。良かったら賊を倒したあと…
ゆっくり話してあげるわ。▼
もちろん、的当てをした後で。
二人でお買い物でもしながらね。▼
素敵な装飾品を買い込んで
お洋服対決に備えるわよ。▼
[フォレオ]
お母様とお買い物!
とっても素敵です! ぜひ…!▼
[ルーナ]
お互い買い過ぎないよう気をつけましょ。
それじゃ、また後でね!▼
[フォレオ]
はい、お母様!▼

ベルカ

[フォレオ]
あの、お母様…
ひとつお願いがあるのですが。▼
[ベルカ]
フォレオ…
何かしら?▼
[フォレオ]
秘境を出てからは
お母様と過ごす時間がたくさん増えました。▼
僕はそれが本当に嬉しいです。▼
[ベルカ]
ええ。私も嬉しいわ…▼
[フォレオ]
それで、その…
僕、お母様から色々と教われたらな、って。▼
[ベルカ]
私から…?▼
[フォレオ]
はい。
なんでもいいんです。▼
料理だったり、縫い物だったり、
歌や絵画でもかまいません。▼
今まではそういう機会が少なかったので…▼
この機会にお母様から
いろんなことを教わりたいんです。▼
[ベルカ]
…………▼
ごめんなさい、フォレオ。
私には、できない。▼
[フォレオ]
えっ…▼
[ベルカ]
私が教えられることなんて…
暗殺の術くらいしかないわ。▼
でも、それは…
絶対にあなたには教えたくない。▼
[フォレオ]
お母様…▼
ごめんなさい…
僕、お母様を困らせてしまいましたね…▼
[ベルカ]
いいえ。
そんなことないわ。▼
私もあなたと
もっと一緒に過ごしたいと思っていたから。▼
だから、フォレオ…
あなたが私に教えてくれないかしら?▼
[フォレオ]
ぼ、僕がですか?▼
[ベルカ]
そうね、洋服の作り方がいいわ。
それなら、一緒に作業ができるし。▼
ダメかしら?▼
[フォレオ]
いいえ!
全然、ダメじゃないです!▼
僕、お母様にいっぱい教えて差し上げげます!
可愛いお洋服の作り方を!▼
[ベルカ]
ふふっ…
ありがとう、フォレオ…▼

ピエリ

[フォレオ]
まさか賊が襲撃してくるなんて。
残念です。▼
今日はお母様と一緒に
お祭りで遊ぶ予定だったのに…▼
[ピエリ]
フォレオ、大丈夫なのよ。
賊を全員、殺しちゃえばいいだけなの。▼
予定とはちょっと違うけど、
血祭りでフォレオと遊ぶのよ。▼
[フォレオ]
お母様…
お祭りと血祭りは全然、違う気がします。▼
[ピエリ]
そうなの?
どっちも楽しいのは一緒なの。▼
[フォレオ]
うふふ。お母様はなんでも前向きに
楽しむことができていいですね。▼
でも僕はその…
血がとても苦手なので…▼
飛び散るのとかはちょっと…
やめてくださいね…▼
[ピエリ]
あ…そうだったの。
ごめんなさいなの、フォレオ。▼
じゃあピエリ、なるべくフォレオの
見えないところで血祭りするの!▼
[フォレオ]
ありがとうございます。▼
自分でも情けない弱点だと思うんですが…
どうしてもなれないんですよね…▼
お洋服につくととれにくいですし…▼
[ピエリ]
!! もしフォレオが作ってくれた
お洋服に血がついたら大変なの!▼
そうなったら血をつけた奴を
バラバラににして…▼
[フォレオ]
…もっと血まみれになってしまいますね。▼
[ピエリ]
…………▼
ぶえーーーーーーーーーん!!
それは嫌なのーーーーーっ!!▼
[フォレオ]
お、お母様!泣き止んでください!
折角のお化粧が崩れています!!▼
大丈夫ですよ。そうなったらまた
新しいお洋服を作りますから。▼
血祭りをしても目立たないような、
真っ赤なワンピースなんて如何でしょう?▼
[ピエリ]
真っ赤なワンピース?
素敵!素敵なの!▼
[フォレオ]
じゃあ真っ赤な布地をえいってして、
バラバラに切り裂いて作っちゃいますね。▼
ひらひら飛び散って、
きっとすごく綺麗だと思います。▼
[ピエリ]
ん? フォレオ…
赤いのが飛び散るのは苦手じゃないの?▼
[フォレオ]
布地は別ですよ。
切り裂いたり針で突き刺したり…▼
刃を入れたときの感触も大好きです。
えいってやるとズシャって感じで。▼
[ピエリ]
あはは、
その気持ちはわかるの。▼
そういうところはピエリに似たの。
なんだかとってもうれしいの!▼
ピエリ、フォレオの作るお洋服が
世界で一番大好きなの。▼
だから…楽しみにしてるのよ。
いつもありがとうなの、フォレオ。▼
[フォレオ]
こちらこそ。僕の服を世界一だと…
そう言ってくださる言葉がどれだけ嬉しいか。▼
これからもずっと、
お母様のお洋服を作らせてくださいね。▼

シャーロッテ

[シャーロッテ]
…………▼
[フォレオ]
ど、どうされたんですか?
お母様?▼
[シャーロッテ]
…ずるい。
フォレオはずるいわ。▼
[フォレオ]
ど、どういうことでしょうか?▼
[シャーロッテ]
女性かと思わせるくらいに整った外見…▼
かと言って、女々しいわけでもなく、
男らしい内面も兼ね備えている…▼
そんなの、無理して努力しなくても
モテるに決まってるじゃない!▼
ずるい、ずるいわ、フォレオ!
私はめっちゃ努力したのに!▼
貧乏な生まれから
腕一本でのし上がってきたのにーっ!▼
[フォレオ]
そ、それはむしろ
素晴らしいことなのでは…▼
[シャーロッテ]
しかも、あんたはモテようともしない。
宝の持ち腐れったらないわ。▼
[フォレオ]
な、なんかすみません…▼
[シャーロッテ]
まぁ、でも…あんたのせいじゃないか。
あんたが恵まれた容姿や性格なのは。▼
容姿は確実にレオン似ね…
悔しいけど、あの人は綺麗な顔だから。▼
で、性格はあたし似。
ただし、猫かぶってる時の。▼
両方のいいところをとってきた。
うん…それなら仕方ないか。▼
[フォレオ]
よ、よくわかりませんが…
納得してくれたようでよかったです…▼
ですが、僕がお母様から
色んなものをもらっているのは確かです。▼
家族や仲間に対する思いやり…▼
自分の好きなことに
正直に向き合える心の強さ…▼
それらが全部、
お母様からの影響だと思ってますから。▼
[シャーロッテ]
ふふふ。
嬉しいこと言ってくれてありがと。▼
まぁ、でも、私からの影響のせいで
苦労することもあるかもしれないわ。▼
突如なりふり構わず暴れたくなったり、
いろんな人にモテたくなったりね。▼
そのときは私に言いなさい。
私はいつだって、あんたの味方なんだから。▼
[フォレオ]
はい。
お母様。▼

モズメ

[フォレオ]
見てください、お母様。
屋台で可愛い腕輪が売っていますよ。▼
[モズメ]
そ、そうやね。
ほんま可愛いわぁ。▼
[フォレオ]
あれ?
お母様はあまりお気に召しませんか?▼
[モズメ]
そ、そんなことあらへんよ。▼
ただ、正直に言うと、
あたいはそういうのよくわからんのよ…▼
何が可愛くて、何が可愛くないとか…
そういう繊細な判断ができひんのよね。▼
[フォレオ]
うふふっ。
そんなに難しく考えなくていいですよ。▼
お母様が可愛いと感じれば
それが可愛いんです。▼
[モズメ]
そうは言うてもなぁ…
あたい、田舎育ちやから…▼
フォレオが持っている
美的感覚がすごくうらやましいわ。▼
いつも綺麗な洋服とか作ってるもんな。▼
[フォレオ]
でも、僕がお洋服作りが好きなのは
お母様からの影響だと思ってます。▼
[モズメ]
あたいからの?▼
[フォレオ]
だって、お母様は狩った獣の毛皮を
綺麗に外套に仕立てるじゃないですか。▼
[モズメ]
狩った獲物はどこも無駄にしたらあかん。
ずっと教わって育てられたからね。▼
確かに毛皮を利用するのも
洋服作りと同じなのかもしれんなあ。▼
[フォレオ]
お母様の作る外套は
とても機能的で素晴らしいと思います。▼
僕にも今度、その技術を
じっくり教えてくれませんか?▼
[モズメ]
あはは。
そんなんいくらでも教えるよ。▼
愛する息子のためなら、
なんだって全部、教えるわ。▼
[フォレオ]
ありがとうございます、お母様。
楽しみにしていますね。▼

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Last-modified: 2020-11-07 (土) 15:43:29
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