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リョウマの会話†
サイゾウ†
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クリムゾン†
会話1†
- [クリムゾン]
- 和やかな雰囲気を邪魔者がぶち壊す…
どこかで体験したような…既視感のある状況だね。▼
- [リョウマ]
- …ああ。あのときか。▼
- [クリムゾン]
- そう。
私がリョウマと出会ったばかりのころ…▼
リョウマが白夜の第一王子ってことを隠して、
私たち反乱軍に潜入してきたばかりのころの話さ。▼
- [リョウマ]
- 俺たちが和やかに食事をしていたら
賊の大軍に囲まれたのだったな。▼
お前は獅子奮迅の戦いを繰り広げ、
賊を一蹴したのだ。▼
- [クリムゾン]
- ふふ。あのときはたまたまさ。
実力以上の力が出ちゃってね。▼
- [リョウマ]
- 実力以上の?▼
- [クリムゾン]
- そう。リョウマのおかげで、
いつも以上の力が出せたんだ。▼
- [リョウマ]
- 俺のおかげ?
よくわからないが。▼
どういうことだ。▼
- [クリムゾン]
- まったく。
どうしてわからないかね。▼
あのとき…賊に襲われる直前…▼
リョウマが、あるものを私に
プレゼントしてくれたんじゃないか…▼
- [リョウマ]
- プレゼント?
なんの話だ?▼
- [クリムゾン]
- …………▼
いや、なんでもないよ。
それよりも早く邪魔者を倒さないとね。▼
会話2†
- [リョウマ]
- クリムゾン、気が散っているように見えるが?▼
- [クリムゾン]
- えっ?▼
- [リョウマ]
- 何をチラチラと見ている?
屋台に何かあるのか?▼
- [クリムゾン]
- …やれやれ。▼
肝心なことは鈍感なのに、
変なところで鋭いから困るよ。▼
- [リョウマ]
- 何?▼
- [クリムゾン]
- ああ、こうなったら白状するよ。
私は花屋の屋台が気になっているのさ。▼
- [リョウマ]
- 花屋の屋台?▼
- [クリムゾン]
- そう。▼
さっきの話に戻るけど、賊に襲われる前、
リョウマは花をプレゼントしてくれたんだ。▼
- [リョウマ]
- ああ。思い出したぞ。▼
反乱軍に手ぶらで
潜入するわけにはいかなかったからな。▼
せめてもの贈り物をさせてもらったのだ。▼
- [クリムゾン]
- シュヴァリエ公国の女騎士には、一世一代の
勝負の前に胸元に花を挿すというしきたりがある。▼
だから私はリョウマがくれた花を胸に挿して、
賊を蹴散らしたんだ。▼
- [リョウマ]
- ああ、そうだったな。▼
- [クリムゾン]
- あのときリョウマがくれた花の花言葉は、
永遠の親愛。▼
それがうれしくってさ。
で、いつも以上の力を出して戦えたというわけさ。▼
- [リョウマ]
- …そうだったのか。▼
- [クリムゾン]
- リョウマったら、お堅いナリをして
隅に置けない男だよね。▼
- [リョウマ]
- いや、そんな花言葉があるとは知らなかった。
本当に偶然だ。▼
- [クリムゾン]
- …もう、興ざめだよ。
そんなことイチイチ言わなくていいんだ。▼
- [リョウマ]
- …そ、そういうものなのか…▼
- [クリムゾン]
- とにかく。▼
あのときのお礼がまだだったから、
リョウマに花のお返しをしたいと思っていてね。▼
それで、さっきから花屋の屋台が
気になっていたのさ。▼
どんな花言葉の花にしようかな…ってね。▼
- [リョウマ]
- で、どんな花言葉の花にしようと思うのだ?▼
- [クリムゾン]
- りょ、リョウマ!?
そんなこと普通、聞くかい?▼
- [リョウマ]
- 聞かないのか?
普通は。▼
- [クリムゾン]
- …………▼
…とにかく、ノスフェラトゥを倒したら花を贈る。
花言葉を知りたかったら、自分で調べるんだね。▼
- [リョウマ]
- わ、わかった。
楽しみにしている。▼
アシュラ†
会話1†
- [アシュラ]
- リョウマ様、ご無事でしたか。▼
- [リョウマ]
- もちろんだ。▼
それよりアシュラ。▼
こんな状況になっても今日は祭りだ。
立場など忘れて気楽に接していいのだぞ。▼
- [アシュラ]
- は、はい…
いえ、しかし…▼
- [リョウマ]
- この異界の祭りには、参加した者たちの友情が
深まるという言い伝えがあるらしい。▼
そこに参加している以上、言い伝えに則るのが
粋というものではないか?▼
- [アシュラ]
- …そうですね。
わかりました。▼
- [リョウマ]
- いいや、まだ固いな。
もっとだ。もっと気さくになれ。▼
- [アシュラ]
- もっとと言われても、しかし…▼
- [リョウマ]
- お前、もしや…。
俺と気さくに接するのは嫌か?▼
- [アシュラ]
- そ、そんなわけでは!
俺の気持ちは決まっています!▼
祭りの間だけでもいい。
リョウマ様と気さくに接したい!▼
- [リョウマ]
- よく正直に言ってくれた。
では、今日は気さくな関係で行こうではないか。▼
- [アシュラ]
- …ありがたきお言葉。▼
- [リョウマ]
- だから、それが固いと言うのだ。▼
- [アシュラ]
- す、すみません…▼
会話2†
- [リョウマ]
- アシュラ。
このような祭りをどう思う?▼
- [アシュラ]
- 人々が仮装をし、作物や雑貨が
販売されている…▼
白夜とはまた違った雰囲気ですが、
嫌いではありません。▼
- [リョウマ]
- 俺も同感だ。
いつかこのような祭りをやりたいものだな。▼
- [アシュラ]
- いいですね。
白夜でもこんな祭りを楽しみたいです。▼
- [リョウマ]
- いや、俺は白夜ではなく
お前のコウガ公国でこんな祭りを開きたいのだ。▼
- [アシュラ]
- !?▼
- [リョウマ]
- もちろん、無事に再建を済ませたあとでだがな。▼
- [アシュラ]
- リョウマ様…▼
- [リョウマ]
- そのためにも、この祭りをしっかりと
目に焼き付けておく必要があるな。▼
ノスフェラトゥたちを追い出してから、
ともに屋台を巡ってみようではないか。▼
- [アシュラ]
- ありがとうございます。
感無量です…▼
このアシュラ、これからも
あなたの力になることを約束します。▼
- [リョウマ]
- …おい、固いぞ。▼
- [アシュラ]
- し、しかし…▼
- [リョウマ]
- よし、わかった。
再建の協力には条件を設けよう。▼
今後、お前はずっと俺に気さくに接するのだ。▼
- [アシュラ]
- ええっ?▼
- [リョウマ]
- コウガ公国再建の話し合いでも、
そんな調子では言いたいことも言えないだろう。▼
- [アシュラ]
- …すみません。
そうかもしれません。▼
いつかリョウマ様に気さくに
話しかけられるよう努力します。▼
- [リョウマ]
- ははは。
気さくな態度に、努力などいらない。▼
ただ、肩の力を抜けばいいだけだ。
わかったな?▼
- [アシュラ]
- …はい。
ありがたいお言葉、心に染みます。▼
- [リョウマ]
- いや、だから…
その返事が…▼
アシュラとの気さくな関係…
これはなかなかに手強いぞ。▼
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Last-modified: 2020-08-19 (水) 00:45:58