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オロチの会話

カザハナ

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ヒノカ

会話1

[オロチ]
ヒノカ様、少しお疲れなのでは?▼
[ヒノカ]
ん?▼
[オロチ]
ふむ…原因は睡眠にあると見た。
最近、あまり寝付きがよくないじゃろう。▼
[ヒノカ]
…ど、どうしてわかった?▼
[オロチ]
わらわを誰と心得る。
白夜王国抱えの呪い師じゃぞ。▼
[ヒノカ]
ああ、そうだったな。
しかし、そこまでわかるものなのか…▼
[オロチ]
当然じゃ。▼
ノスフェラトゥを倒したら、
屋台で新鮮な野菜をたくさん買って食べるとよい。▼
それから、魚貝もたっぷり取るのじゃ。
そうすれば今夜はよく眠れるはず。▼
そなたは第一王女という大事な身。
十分に体をいたわるのじゃ。▼
[ヒノカ]
…………▼
[オロチ]
なんじゃ、ヒノカ様?▼
[ヒノカ]
…すまない、なんでもないんだ。▼
そんなに優しく気遣ってくれるのかと、
感動してしまってな。▼
[オロチ]
まあ、確かにそなたの臣下は
思いやるようなタイプではないからのう。▼
[ヒノカ]
ははは。まあ、そうだな。▼
だが中々気のいい臣下なんだ。
普段はああだが、肝心な時は頼りになる。▼
[オロチ]
うむ、わかっておる。
ヒノカ様の隊は実は仲睦まじいと評判じゃ。▼
王家の隊はどこも特色があり、
絆が強い…▼
見ているとつい、ミコト様の臣下だった頃を
思い出してしまうほどじゃ。▼
[ヒノカ]
オロチ…▼
[オロチ]
すまんな、ヒノカ様。
つい長話をしてしまったのう。▼
ではそろそろ戦いに行こうかのう。
先ほどの安眠の助言、実行するのじゃぞ。▼
[ヒノカ]
ああ。▼
(オロチ退場)
…………▼

会話2

[ヒノカ]
なあオロチ、話がある。▼
[オロチ]
なんじゃ?
もっと健康の助言がほしいのかの?▼
[ヒノカ]
いや、そうではない。▼
オロチ…
私の臣下になる気はないか。▼
[オロチ]
なに、臣下じゃと!?▼
[ヒノカ]
母様…ミコト女王が逝去されてから、
ずっと考えていたんだ。▼
お前は少女の頃から、母様の臣下だったな。
だが、母様はもういない…▼
この戦が始まってから、
お前は主君を失ったまま戦ってきた。▼
だがそろそろ、次の主を見つけても
良い頃ではないかと思ってな。▼
もしオロチさえ構わないのなら、
私がお前の面倒を見てやりたい…▼
[オロチ]
ヒノカ様…▼
[ヒノカ]
とはいっても、お前はしっかりしているし
私が逆に面倒を見られてしまいそうだがな。▼
…どうだ?
私の申し出を受ける気はないか?▼
[オロチ]
…………▼
どうじゃろうかのぅ。▼
そうじゃ、わらわを臣下にしたらどうなるか、
まじないで見てみようかのう。▼
[ヒノカ]
ああ、名案だ。
ぜひ頼む。▼
[オロチ]
…………▼
うーむ…▼
[ヒノカ]
どうしたのだ?▼
[オロチ]
残念じゃが…
わらわはやめておいたほうがよさそうじゃ。▼
[ヒノカ]
よくない結果が出たのか?▼
[オロチ]
うむ…
まさに、そういうことじゃ。▼
わらわはヒノカ様のことが大好きじゃ。
そのありがたい申し出を受けたいと思っておる。▼
ヒノカ様のようなお人が主君であれば
どれほど幸せなことか…▼
しかし、まじないによれば、
「主従関係になると最悪」と出ておる。▼
[ヒノカ]
そうか…▼
[オロチ]
すまないのう。
せっかくの申し出を…▼
[ヒノカ]
では、いい友人になりたい。
それならいいだろう。▼
[オロチ]
そうじゃのう。
それぐらいがちょうどいいのかもしれぬ。▼
[ヒノカ]
よかった。▼
ではさっそくだが、あとで祭りを一緒に
楽しまないか?▼
[オロチ]
おお、よろこんでお供するぞ!▼
[ヒノカ]
ありがとう、オロチ。
では後ほど…楽しみにしている。▼
(ヒノカ退場)
[オロチ]
…………▼
…ヒノカ様、すまんのう。
わらわは嘘をついた。▼
本当は、ヒノカ様とわらわの主従関係は
とても良いと出ておったのじゃ…▼
しかし…わらわはやはり、
ミコト様の臣下…▼
主君がいなくなってしまっても、
もう少しだけ…このままでいたいのじゃ。▼
ありがとう、ヒノカ様。
わらわがもう少し感傷的な性格でなければ…▼
迷わずに、あなたの臣下として…
その背を追い始めていたのじゃろうな。▼

ユウギリ

会話1

[ユウギリ]
いいですわ…
これでこそ祭りの真骨頂。▼
ノスフェラトゥ…遠慮なさらず、
もっともっと湧いて出てくださいませ!▼
[オロチ]
ユウギリ。
何を興奮しておるのじゃ?▼
[ユウギリ]
まあ、オロチさんではありませんか。
私はお祭りを楽しんでいるだけですわ。▼
ノスフェラトゥが現れる前のお祭りは
正直、退屈でしたが…▼
今は最高の気分ですのよ。▼
[オロチ]
…戦闘狂の血が騒ぐといったところか。
ユウギリは相変わらずじゃのう。▼
共にミコト様の臣下をしておった頃から、
そなたはいつも戦場で喜々としておった…▼
[ユウギリ]
懐かしいお話ですわね。▼
ですが喜々とできない戦場もありましたわ。
ああ…それもこんな祭りの日でしたわね。▼
[オロチ]
もしや…▼
[ユウギリ]
ええ…白夜の祭りのあと。
ミコト様が命を落とされた戦場です。▼
[オロチ]
…………▼
そうじゃな。
わらわたちはあの日、何もできなかった。▼
いかんのう…
まだ湿っぽくなってしまう。▼
早く元のお祭りを楽しんで、
この気持ちを晴らしたいものじゃ。▼
[ユウギリ]
元のお祭り?
めっそうもございませんことよ。▼
私、この夢のようなお祭りが一分でも一秒でも
長く続くことを願っておりますの。▼
私は戦いに身を置いてこそ、
気分が晴れますもの…▼
[オロチ]
…そうか。
悲しみを乗り越える術は千差万別じゃの。▼
[ユウギリ]
そういえば…
オロチさんは妖術の使い手ですわね。▼
[オロチ]
そうじゃが?▼
[ユウギリ]
だったらあなたのお力で、ノスフェラトゥが
無限に湧いてくるようにできませんこと?▼
[オロチ]
な、なんじゃと!?▼
[ユウギリ]
あら。さすがのオロチ様でも
それは無理でございますか。▼
[オロチ]
…い、いや。
やったことがないだけで…▼
それに、そんなことをしたら
仲間たちが苦しむわけじゃろう。▼
[ユウギリ]
…た、確かにそうですわね。
戦うのは私だけではありませんでした…▼
私としたことが、つい興奮してしまいました。
心からお詫び申し上げますわ。▼
では、これで。▼
(ユウギリ退場)
[オロチ]
うーん…呪い師としての自尊心を
刺激されてしまったわ…▼
何か、考えてみるかのう。▼

会話2

[オロチ]
ユウギリ。
そなたが喜びそうな妖術を編み出してみたぞ。▼
試しじゃから、
どうなるかわからんけどな。▼
[ユウギリ]
えっ?
しかし、それでは隊の皆様にご迷惑が…▼
[オロチ]
仲間たちには迷惑はかからん。
極めて安全な術を編み出したのじゃ。▼
[ユウギリ]
そうなのですかっ?▼
…そ、それではお言葉に甘えて…▼
[オロチ]
そうくると思ったぞ。
では、さっそく。▼
ふん!▼
[ユウギリ]
…………▼
…ハッ!?
目の前にノスフェラトゥの大群がっ!▼
見たこともない数のノスフェラトゥが
お祭りの敷地を覆い尽しておりますわっ!▼
[オロチ]
ふふ、よかった。
成功じゃな。▼
それはあくまで幻。
そなたにしか見えておらん。▼
これで好きなだけ戦えるじゃろう。
いつでも好きなときにな。▼
[ユウギリ]
あ、ありがとうございます…
私、興奮して体が打ち震えておりますわ…▼
[オロチ]
じゃが、手持ちの薬草が少なくてのう…▼
[ユウギリ]
!?▼
おやっ!?
私の夢の国が消え失せてしまいました!?▼
[オロチ]
今はこの程度の時間が限界じゃ。
本番は戦が終わった後じゃの。▼
城に戻れば、呪い用の薬草がたくさんある。
それを使って同じ術をかけてやろう。▼
[ユウギリ]
ありがたいですわ。▼
では対価として、いつものように貴方に
薬草をお持ちすればよろしいですわね?▼
[オロチ]
いや、薬草は不要。
特別にタダでやってやろう。▼
[ユウギリ]
まあ。いつもは薬草を要求するオロチ様が
どういう風の吹き回しでしょう?▼
[オロチ]
…戦うことで気が晴れるのであれば、
その手伝いをしたいと思っただけじゃよ。▼
[ユウギリ]
!!▼
[オロチ]
ユウギリは元々戦闘狂の気があった。
じゃがそれは…▼
ミコト様が亡くなってから、
より強くなっているように思えてのう。▼
[ユウギリ]
オロチさん…▼
[オロチ]
悲しみを乗り越える術は千差万別。▼
わらわの術で気が晴れるのであれば、
いつでも協力してやりたいのじゃ。▼
同じ主君を持った臣下のよしみとしてな。▼
[ユウギリ]
…………▼
ふふふ。▼
オロチさんには何でもお見通しですわね。
ありがとうございます。▼
そのお気持ち、とても嬉しいですわ。
では、ぜひまたお願いしますわね。▼
[オロチ]
もちろんじゃ。わらわも、
術を楽しんでもらえてうれしいのう。▼
[ユウギリ]
では私は、戦闘の続きを
楽しむといたしましょう。▼
さあノスフェラトゥの皆さん、お覚悟を!
鮮やかな断末魔をお聞かせくださいませ!▼

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Last-modified: 2020-08-14 (金) 20:48:21
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