楽園争奪戦†
オープニング†
オープニング1†
- [レオン]
- …どうしようか、マークス兄さん。▼
アクア姉さんは行かないって言って
譲らないし…▼
- [マークス]
- うーん…
本当に、困ったな…▼
- [リョウマ]
- どうした?▼
マークス王子、レオン王子。▼
- [タクミ]
- そんな難しい顔して…
何かあったんですか?▼
- [マークス]
- リョウマ王子、タクミ王子。
丁度いいところに。▼
二人とも、
「南国への招待券」は要らないか。▼
- [タクミ]
- な、南国への招待券…?▼
- [リョウマ]
- …それはなんだ?▼
- [マークス]
- そうだな…聞いた話だと、
異界にある南の島に行ける券だそうだ。▼
カムイがクジ引き屋で
一枚引き当てたらしい。▼
- [リョウマ]
- ほう…そんな景品があるのか。
俺は見たことないが。▼
- [マークス]
- ああ…私もだ。
実はカムイはこの招待券を、▼
私たちきょうだいの誰かに
譲りたいと申し出てきていてな。▼
- [リョウマ]
- しかし、せっかく当てたのだから、
カムイが行けばいいのではないのか?▼
- [マークス]
- いや…カムイが言うには、
自分が楽しむわけにはいかない、と。▼
自分を信じて、見えざる国までついてきてくれた…▼
大好きなきょうだいたちの誰かに、
この券を使ってほしいとのことだ。▼
- [リョウマ]
- なんというきょうだい想いな…!
その好意、無下にするわけにはいかんな。▼
- [マークス]
- そうか、そう思ってくれるなら、
券はリョウマ王子に渡そう。▼
- [リョウマ]
- なに?▼
- [マークス]
- 私は暗夜王子という立場上、
一人だけ浮かれるわけにはいかん。▼
だが行きたい者がいるのなら、
有効に活用してもらいたい。▼
- [リョウマ]
- いや、それなら俺も白夜王子として
一人浮かれるわけにはいかん。▼
タクミ、行って来い。▼
- [タクミ]
- ええっ!?
やだよ、南の島なんて興味ないし…。▼
あんた行ってきなよ、レオン王子。▼
- [レオン]
- …日焼けをするから嫌だ。▼
- [タクミ]
- はぁ!?▼
- [マークス]
- では他のきょうだいに声をかけるか。▼
…だがカミラはカムイと
一緒でないと嫌だと言うだろうし、▼
エリーゼは一人で旅をさせるには
あまりに心許ない…▼
- [リョウマ]
- ヒノカとサクラは、こういったものは
間違いなく遠慮するだろうな。▼
心苦しいがこの券はやはり
カムイに…▼
- [オーディン]
- 逃がすものか…!
話は聞かせてもらったぞ…!▼
- [ゼロ]
- 諦めるのは早いんじゃないですか?
早い男は嫌われますよ…?▼
- [レオン]
- …オーディン、ゼロ!?▼
- [ラズワルド]
- そうですよ!王子だからって諦めないで
少しぐらい楽しんでくるべきです!▼
- [ピエリ]
- お仕事はピエリたちに任せて、
南国ぐらい行っちゃったらいいの!▼
- [マークス]
- お前たち…聞いていたのか。▼
- [タクミ]
- もう…暗夜の臣下は揃いも揃って、
盗み聞きが趣味なんだ?▼
まったく、行儀が悪いったら…▼
- [ヒナタ]
- すみません、俺たちも聞いてました!
行ったらいいと思います、南国!▼
- [オボロ]
- タクミ様…疲れたときによく
南の島に行きたいって仰いますよね?▼
- [タクミ]
- くっ…!ばらすなよ…
なんで今日に限って傍にいるんだ。▼
- [サイゾウ]
- …常に主君の傍にいるのは
臣下として当然のことです。▼
- [カゲロウ]
- 左様。暗夜も白夜も、
それは同じというわけだな。▼
- [リョウマ]
- …まあ、お前たちは
いると思っていたぞ。▼
- [オーディン]
- えっと…とにかく皆さん、
このまま諦めるなんて絶対ダメです!▼
折角の機会を逃すなど、傀儡でさえ
涙を流すほどの愚行ではないか…!?▼
- [ピエリ]
- ていうかピエリ、
南国にいるマークス様が見たいの!▼
絶対おもしろいの!
ていうか、かなり素敵なの!▼
- [オボロ]
- あ、その気持ちわかるわ…!▼
私も南の島を優雅に謳歌される
タクミ様が見たいもの!▼
- [カゲロウ]
- …余暇を楽しまれるリョウマ様か。
お姿を想像すると悪くない…▼
- [ゼロ]
- なるほど…それぞれ主君への
熱いモノがあるみたいだな。▼
まあ、かく言う俺も同じだが…▼
- [ヒナタ]
- なら、こういうのはどうだ?
俺たちが隊ごとに正々堂々と闘い…▼
勝った隊の主君が
南国への旅に行く!!▼
- [サイゾウ]
- ほう…実力勝負というわけか。
受けて立とう。▼
- [ラズワルド]
- じゃ、決まりだね。
なんだか楽しそう!▼
僕、さっそく他の隊のみんなに
声かけてくるねーっ!▼
- [マークス]
- なに!? おい、勝手に決めるな!
ちょっと待て…!▼
…………▼
…リョウマ王子。▼
- [リョウマ]
- 全く…仕方ないな。▼
こうなってしまった以上は、
闘うしかないだろう。▼
- [マークス]
- …そう、だな。▼
誰かが行ったほうがカムイも
喜ぶだろう…▼
…言っておくが、誰かに譲るために
わざと負けるなどしたら許さんからな。▼
- [リョウマ]
- その言葉、そっくり返させてもらう。▼
俺はやると決めたからには、
容赦はしない。▼
- [マークス]
- ふっ…望むところだ。▼
オープニング2†
リョウマ選択†
- [リョウマ]
- よし…行くぞ。
サイゾウ、カゲロウ。▼
- [サイゾウ]
- はい。このサイゾウ、
5代目の名にかけて…▼
必ずやリョウマ様の手に、
楽園への招待券を。▼
- [カゲロウ]
- 死は覚悟している…
勝利は必ずや私たちの手に。▼
南国で微笑むリョウマ様のお姿のため、
この命を捧げる所存だ。▼
- [リョウマ]
- …ええと、命は捧げなくていい。
南国よりも命が大事だ。▼
だが、その意気込みは頼もしいな。
よろしく頼むぞ、二人とも。▼
ヒノカ選択†
- [ヒノカ]
- 南国への旅か…
勝ったところで私だけ楽しむのは気が引ける。▼
やはり今からでも辞退を…▼
- [セツナ]
- だめ…辞退なんて…
私、ヒノカ様に行ってほしい…▼
- [ヒノカ]
- セツナ…?▼
- [セツナ]
- ヒノカ様、いつも頑張ってるから…
楽しい思いをしてほしいの…▼
私、頑張るから…▼
- [アサマ]
- はい、セツナの言うとおりです。
たまには思いきり羽を伸ばしてきてください。▼
私もヒノカ様のため、
精一杯尽力いたしますよ。▼
- [ヒノカ]
- お、お前たちというやつは…!▼
- [アサマ]
- 勝って南国に行った暁には、
高級なお土産を沢山お願い致しますね。▼
- [セツナ]
- 私は南国のおいしいものがいいです…▼
- [ヒノカ]
- …おい!
まさかそれが目当てか!?▼
タクミ選択†
- [タクミ]
- よし…じゃあ行こうか。▼
いつもみたいな戦闘じゃないから、
まあ負けてもいいぐらいの気持ちでね。▼
- [ヒナタ]
- …………▼
- [オボロ]
- …………▼
- [タクミ]
- な、なんだよ?▼
- [オボロ]
- うふふ。
そんなこと言ってタクミ様…▼
ほんとはすごーく行きたいんでしょう?
南国への旅。▼
- [タクミ]
- はあ!?
ぼ、僕は別に…▼
- [ヒナタ]
- はっはーん…それは強がりですね。
大丈夫ですよ、俺たち頑張りますから!▼
絶対勝って南の島に行きましょう!?
ね!?▼
- [タクミ]
- …………▼
…………▼
うん…▼
サクラ選択†
- [サクラ]
- な、南国への旅…
なんだか不安です…▼
その…一人で行くのって、
ちょっぴり怖いですし…▼
- [カザハナ]
- そうですよね! サクラ様が地元の賊に
襲われたらどうするのーっ!?▼
- [ツバキ]
- んー…
その心配はないみたいですよー。▼
- [サクラ]
- え…?▼
- [ツバキ]
- 俺の完璧な調査によると…▼
今回の行き先である異界は、
抜群に治安がいいみたいですー。▼
それから、おいしいものも
いっぱいあるみたいですよー。▼
- [サクラ]
- お、おいしいもの…?▼
そ、それなら、行ってみても…
いいかもしれませんね。▼
- [カザハナ]
- 仕方ないなあ…サクラ様が乗り気なら、
あたしは頑張るしかないわね!▼
- [ツバキ]
- 勝った時は俺が、完璧な楽しみ方の
手引書を作って差し上げますからねー。▼
- [サクラ]
- は、はい…!
よろしくお願いします…!▼
マークス選択†
- [マークス]
- 始めるぞ、お前たち。
他の隊は手強い…気を引き締めて挑め。▼
- [ラズワルド]
- …はい。絶対に勝って、
マークス様に南国に行っていただきます。▼
- [ピエリ]
- ピエリ負けないの…!
マークス様のために頑張るのよ…!▼
- [マークス]
- ラズワルド、ピエリ…
いつになく真剣な表情をして…▼
そこまで私のためを思って
くれていたのか…▼
- [ピエリ]
- …当たり前なのよ。▼
だから、ピエリたちが勝ったら、
綺麗な貝殻いっぱい持って帰ってきてなの!▼
- [ラズワルド]
- あと、どんな水着のお姉さんがいたか、
詳しく教えてほしいです!▼
- [マークス]
- …………▼
善処しよう。▼
カミラ選択†
- [カミラ]
- 南の島ねえ…
魅力的だけれど、気がすすまないわ…▼
カムイを置いて旅をするなんて、
なんだか楽しめそうにないもの…▼
- [ルーナ]
- …でも、
あたしはカミラ様に行ってほしいわ。▼
カミラ様を差し置いて
他の人が行くなんて、絶対イヤだもの。▼
- [ベルカ]
- ルーナ、負けず嫌い。▼
- [ルーナ]
- うっさいわねー!
自分の主君が一番なのは当然でしょ!▼
あんたはどうなのよ?
他の人が南国行ってもいいの!?▼
- [ベルカ]
- …………▼
だめ……
カミラ様に行ってほしい…▼
- [カミラ]
- あらあら。可愛い子たち…
そんなに私を思ってくれて、嬉しいわ。▼
そうねえ…あなたたちがそう言うなら、
今回は一人でも楽しもうかしら。▼
私が勝てるように、
お手伝いしてくれる?▼
- [ベルカ]
- ええ…
任務なら、遂行する。▼
- [ルーナ]
- 負けるはずないわ。
大船に乗った気でいなさいよね、カミラ様!▼
- [カミラ]
- うふふ…ありがとう。▼
レオン選択†
- [レオン]
- 全く…行きたくもない南の島のために
闘うなんて時間の無駄だよ。▼
僕はこのゲーム、辞退を…▼
- [オーディン]
- ええーっ!?
だ、だめですよレオン様!!▼
このような稀有な戯れに参しないなど、
海岸線の守護神の逆鱗に触れます!▼
- [ゼロ]
- レオン様、本当はイきたいんでしょう…?
強がらなくてもイイんですよ…?▼
- [レオン ]
- は? 僕は本当に…▼
- [ゼロ]
- 厭らしいな…我慢は体に毒ですよ。
ほら、俺たちを使って欲を満たしてください…▼
- [オーディン]
- 運命を共に…この先の栄光の未来、
<グランディア・グローリー>まで…!▼
不安なのは承知だが、必ずやその神なる御手に
楽園への鍵をもたらすと約束しよう…▼
そう…そうなのだ…▼
なぜなら俺たちには…▼
- [レオン]
- あーーーーもうわかったよ!
闘う! 闘えばいいんだろ!!▼
こうなったらヤケだ!
よーしお前たち頑張るぞ!!!!▼
- [オーディン]
- はーい!▼
- [ゼロ]
- …ご命令とあらば。▼
エリーゼ選択†
- [エリーゼ]
- ら、楽園への招待券…!?
勝ったら南の島…!?▼
そ、そ、それってほんとなの!?
あたし、すっごく行ってみたい!!▼
- [ハロルド]
- このハロルドに全てお任せを!
その権利は必ずや手にしてみせます!▼
- [エルフィ]
- やってみせるわ…エリーゼ様。
きっと素敵な旅になりますよ…▼
- [エリーゼ]
- すごーーーい!
あたし、南の島で水着とか着てみたかったの!▼
あ…でも三人で行けないのか。
それならあたし、やっぱり…▼
- [エルフィ]
- いえ…わたしたちはいいんです。▼
エリーゼ様の嬉しそうなお顔を見るのが、
旅に勝る喜びですから…▼
- [エリーゼ]
- エルフィ…▼
- [ハロルド]
- はーっはっは!
その通りです!▼
それにエリーゼ様のお土産話を聞けば
我々も旅行気分を味わえますからね!▼
そうすれば三人で旅を楽しんだも同然です!▼
- [エリーゼ]
- …ありがとう、二人とも…!
あたし、二人のためにも頑張るよ!▼
絶対勝って、みんなで南国を楽しもう!▼
VSリョウマ†
諦めるものか…
俺は辞退などしない。▼
やると決めたからには、
全力で闘わせてもらおう。▼
さあ、どこからでもかかって来い!▼
リョウマ撃破†
貴様の南国への情熱…
これほどか…▼
VSサイゾウ†
リョウマ様のために、
相手が誰であっても闘ってみせる…▼
南国に行くのは我が主君だ。
それを阻む者は許さん。▼
…悪く思うな。▼
サイゾウ撃破†
リョウマ様…お許しください…
招待券…手にできませんでした…▼
VSカゲロウ†
お相手いたす…
楽園への招待券を譲るわけにはいかぬ。▼
リョウマ様はいつも気を
張り詰めておられるからな…▼
このような機会にこそ、
心身ともに休めていただきたいのだ。▼
どうしてもと言うのなら、
かかってくるが良い!▼
カゲロウ撃破†
せめて…リョウマ様に土産話を
聞かせて差し上げてくれ…▼
VSヒノカ†
…来たか。
やはり皆、乗り気なのだな。▼
私は別に辞退してもいいのだが…
臣下が私のためにと意気込んでいてな。▼
その気持ちを思うと、
私も闘わないわけにはいかないんだ。▼
すまん…恨みはないが、
ここで倒れてもらうぞ…!!▼
ヒノカ撃破†
まあ…また機会はあるだろう…
土産話を楽しみにしているぞ…▼
VSアサマ†
おやおや、南国の煩悩に
とり付かれた者が来ましたか▼。
私がその煩悩を払って差し上げましょう。
そうすればいずれ権利はヒノカ様のものに。▼
え…? 意外と主君思い…?
それはそうですよ。▼
こんな臣下を連れている気苦労を、
たまには癒していただかないと…▼
我々の首が危ないですからね。▼
アサマ撃破†
これが南国の煩悩…
あなどれませんね…▼
VSセツナ†
わー、南国行きたい人だー。▼
でも、ヒノカ様のために…
私、負けない…▼
いつも苦労かけてるから…
羽を伸ばしてきてもらいたいの…▼
あなたがお土産買ってきてくれるなら、
考えてもいいけど…▼
セツナ撃破†
お土産…
お土産に…カニを……▼
VSタクミ†
…南の島か…▼
常々行きたいと思っていた南の島が、
こんな形で叶うかもしれないなんて…▼
……はっ!?▼
い、いつからいたんだよ!?
今の…聞いてないよな!?▼
言っておくが僕は南国なんか興味ない。
仕方なく…闘ってるだけなんだからな。▼
タクミ撃破†
…………▼
ほんとはすごく…
行きたかったんだ…▼
VSオボロ†
はあ…来たのね…
私、やる気満々なの。▼
タクミ様がとっても行きたがってる
南の島への権利を渡すわけにいかないわ。▼
今日だけ…今だけは、
他の隊はみんな敵よ!▼
悪いけど、容赦なんかしないから!▼
オボロ撃破†
タクミ様…
ほんとにごめんなさい…!!▼
VSヒナタ†
お、来たな!?
じゃ早速始めようぜ!▼
俺、こうやって大勢で手合わせとか
実はやってみたかったんだよな!▼
勝てば賞品も手に入るなんて
言うことなしだぜ!▼
待っててくれよ、タクミ様!
夢の南国はすぐそこだ!▼
ヒナタ撃破†
あーあ…負けちまったか。
タクミ様、落ち込まねえといいけど…▼
VSサクラ†
あ…どうも…
闘いに来たんですよね…?▼
その…私、最初は辞退しようかなって
思ったんですけど…▼
南の島には甘くて美味しい果物が
たくさんあるって聞いて…えっと…▼
す、すみません…!
私も行ってみたいです…!▼
サクラ撃破†
仕方ありませんね…
潔くあきらめましょう…▼
VSカザハナ†
きたわね!?
楽園への招待券は渡さないよーっ!?▼
サクラ様が旅行に行っちゃったら
ちょっとだけ寂しいけど…▼
主君…ううん、親友の望みを叶えるのが
あたしの一番の願いだもん。▼
絶対絶対負けないわ!
サクラ様のために!!▼
カザハナ撃破†
サクラ、ごめんね…
せめてお土産に期待しよう…?▼
VSツバキ†
さ、始めようー。
俺は簡単に倒れる気はないけどねー。▼
言っておくけどサクラ様以上に
南国を楽しめる方はいないと思うよー?▼
だって俺が行き先について完璧に調べて
完璧な旅の手引書を作るからー!▼
だから今回は…
他の隊には遠慮してもらわないと!▼
ツバキ撃破†
あらら…南国への情熱は、
そっちのほうが完璧だったみたいー…▼
VSマークス†
…来たか。▼
南国のために闘うなど人生で初めてだ…
うっかり死人が出なければいいが。▼
せめて私の臣下たちには、
あまり手酷い真似をしてくれるなよ?▼
では…いざ勝負!▼
マークス撃破†
…私の負けだ。
盛大に楽しんでくるといい。▼
VSラズワルド†
南の島ってさ…確か水着のお姉さんが
たくさんいるところだよね?▼
うわー、いいなあ。マークス様…
勝ったらそんなところに行けるんだ…▼
…よーし、この闘いは絶対に勝たないと。▼
マークス様の眉間のしわを、
南国で盛大に伸ばしてきてもらうんだ!▼
ラズワルド撃破†
す、砂浜に…
どんなお姉さんがいたか…教えてね…!▼
VSピエリ†
やるっきゃないの!
南国へはマークス様に行ってもらうのよ。▼
ピエリね、南の海にあるっていう
かわいくてきれいな貝殻がほしいの!▼
マークス様が南国に行ったら、
きっとたくさん持って帰ってきてくれるの。▼
だから…邪魔する奴はみーんな
八つ裂きにしちゃうのよ!?▼
ピエリ撃破†
ぶえーーーーん!!
きれいな貝殻欲しかったのーーーー!!▼
VSカミラ†
…見つかっちゃったわね。
うふふ…まさかこんな闘いになるなんて。▼
私はカムイと一緒に行けないなら
興味はなかったのだけれど…▼
可愛い臣下たちが、
私に楽しんできて欲しいと言うものだから、▼
辞退するなんて言えないじゃない?
だから…覚悟してちょうだいね。▼
カミラ撃破†
あら…残念。
やっぱり旅は、あの子と一緒がいいわね。▼
VSルーナ†
来た来た!
悪いけど、招待券は渡さないわよ!?▼
南の島が一番似合うのは、
あたしの主君カミラ様に決まってるもの!▼
どうしてって…そりゃ…
水着がすごく似合うだろうし…▼
!! さてはあんた今…
あたしとカミラ様を比べたでしょ!?▼
なんて失礼なの!?
絶対負けないんだから!!▼
ルーナ撃破†
悔しいーーー!
こんな失礼な奴に負けちゃうなんてー!▼
VSベルカ†
今日の任務は…
招待券の獲得…▼
私は…他の誰かが行くよりは、
カミラ様に行ってほしい…▼
これより任務を遂行する…▼
ベルカ撃破†
こういう平和な任務には…
向いてなかったかもしれない…▼
VSレオン†
…………▼
僕は南国に興味ないんだ。
招待券も心底要らない…▼
でも、あいつらが…
臣下がやたら張り切るから、▼
引くに引けずに参加することに…!▼
ほら…まあ、適当にかかってきなよ…
僕も適当に相手するからさ。▼
レオン撃破†
南国、行ってらっしゃい…▼
VSオーディン†
来ると思ったぜ…楽園への鍵を求めし者よ。
ここまで辿り着いた事を褒めてやろう…▼
だがその鍵は我が主の手中に在るのが
もっとも相応しく…▼
…ん? でもレオン様は別に
行きたくなさそうだって?▼
い、いいじゃねーかよー!
俺、こういうの参加してみたかったんだよ!▼
オーディン撃破†
楽園への鍵は貴様に託そう…
さ、参加できて…楽しかったぞ…▼
VSゼロ†
欲望のぶつかり合う闘い…
俺はこういうの、嫌いじゃないぜ。▼
肝心のレオン様はあまり
乗り気じゃないみたいだが…▼
イきたくないのを
無理矢理イかせるのも楽しいだろ?▼
反対に、イきたがっている奴は
邪魔してやりたくなるんだよな…▼
ゼロ撃破†
仕方ないな…
好きなだけイけよ……▼
VSエリーゼ†
わーっ! 来たんだね!
さ、早く闘おう!▼
あたし、南の島すっごく行きたーい!
南国への旅ってさ…▼
大人の女性って感じで、
かっこいいよね!▼
南の島で色っぽい水着姿とか、
披露してみたいなー!▼
エリーゼ撃破†
ま、負けちゃった…▼
でも、素敵な夢が見られたよーっ!
バカンス楽しんできてね!▼
VSハロルド†
来たな、招待券を奪う敵め!
私は休暇の使者ハロルドだ!▼
南の島に行く栄光は我が主君、
エリーゼ様に譲ってもらおう!▼
くじ運ならめっきりない私だが、
腕っ節でなら勝ち取れるはずだ…▼
さあ、かかってきたまえ!▼
ハロルド撃破†
腕っ節でも勝ち取れぬとは…
何たる不運…▼
VSエルフィ†
あなた、どれぐらい倒してきたの…?
そろそろ最後のほうだといいんだけど…▼
だって、疲れきった相手を
ひねりつぶすほうが簡単だもの…▼
さあ、始めましょ…▼
エリーゼ様のために…
相手が誰だって倒してみせるわ…▼
エルフィ撃破†
エリーゼ様、ごめんなさい…
南国パワーが足りなかったみたい…▼
クリア後†
リョウマ選択†
- [リョウマ]
- 勝負あったな。
よくやってくれた…サイゾウ、カゲロウ。▼
- [サイゾウ]
- 勿体無きお言葉。
全てはリョウマ様のお力です。▼
- [カゲロウ]
- これで招待券はリョウマ様のもの。
南国への道中、どうかお気をつけて。▼
- [リョウマ]
- 礼を言う。
皆の分まで楽しんでくることにしよう。▼
俺が不在の間、留守を頼むぞ。▼
- (場面転換、白夜城内?)
- [サイゾウ]
- リョウマ様が南国に旅立たれてから、
暫く経つな…▼
招待券を手にした時は大層喜ばれ、
お褒めの言葉まで賜ったが…▼
守るべき主君のお傍にいられないというのは
なかなかに落ち着かん。▼
- [カゲロウ]
- おお、サイゾウ。
ここにいたのか。▼
良い報せだ。
先程、リョウマ様より文が届いたぞ。▼
- [サイゾウ]
- なに?
文など、いったいどうやって…▼
- [カゲロウ]
- アンナと名乗る商人が、
わざわざ届けてくれたのだ。▼
何やら、南国を楽しむリョウマ様の
お姿が描かれた紙も同封してあるそうだぞ。▼
- [サイゾウ]
- もう見たのか?▼
- [カゲロウ]
- 否。同じ主君に仕える者として、
抜け駆けをする心算は無い。▼
- [サイゾウ]
- そうか、かたじけない。
では共に見ることにしよう。▼
…む!? これは…▼
- [カゲロウ]
- リョウマ様…いったい何を…▼
- (海に潜るリョウマ一枚絵)
- [サイゾウ]
- 何故海の中に…!?
…これは、素潜りか?▼
- [カゲロウ]
- そうだな…紛うことなき素潜りだ。
届いた文によると…▼
「南国の海で泳ぐことを勧められたが
ただ泳ぐのでは芸が無いから」と、▼
訓練も兼ねて水中の魚を
仕留めることにされたそうだ。▼
- [サイゾウ]
- なんということだ…
槍も使わず、素手で四匹も魚を…▼
- [カゲロウ]
- …警戒心の高い魚に気付かれぬよう
気配を殺し待ち続ける忍耐力、▼
そして獲物が近づいた頃合を見計らい
飛び込む瞬発力、▼
水中で仕留める技、素早さ、力…
どれをとっても素晴らしい。▼
- [サイゾウ]
- リョウマ様…流石です。
我々も見習わねばならぬな。▼
だが折角南国に行かれたのにこれでは、
骨休めができていないのでは…▼
- [カゲロウ]
- 否。その点は大丈夫だ。▼
素潜りの後は浜に戻って
夕暮れの海を見ながら海の幸を楽しまれ、▼
夜は満天の星の下で、
海辺の散策をされたそうだ。▼
「とても心休まるひと時だった」と…
そう文に書いておられる。▼
- [サイゾウ]
- ほう…それならば良かった。▼
- [カゲロウ]
- ちなみにこの時の魚は、
干物にして持ち帰ってくださるそうだ。▼
「お前たちにもこの旅の思い出を
少しでも味わって欲しいから」と…▼
- [サイゾウ]
- 何だと…!?
そこまで主君に気を遣わせてしまうとは…!▼
…だが、お心遣いは有難く頂戴しよう。
臣下冥利に尽きるな。▼
- [カゲロウ]
- 左様。お褒めの言葉だけではなく、
文に、土産に、心遣いに…▼
今回の我々は得るものばかりだ。▼
- [サイゾウ]
- …おい、カゲロウ。
この幸せに甘んじていてはいかん。▼
我々もリョウマ様が戻られるまでに
鍛錬を積んでおくべきではないか?▼
- [カゲロウ]
- 私も今同じことを思っていた。▼
主君の不在中、いたずらに寂しさを
持て余していたのでは示しがつかぬ。▼
- [サイゾウ]
- そうだな。
さっそく訓練に出かけるぞ。▼
- [カゲロウ]
- リョウマ様…
我々はあなたの臣下で本当に幸せです。▼
南国で存分に羽を伸ばし…
どうかご無事で帰ってきてください。▼
ヒノカ選択†
- [ヒノカ]
- 良い勝負だった…これで全員撃破したな。
私たちの勝ちだぞ、アサマ、セツナ。▼
- [アサマ]
- はい。他の隊を叩きのめすのは、
なかなかに面白い体験でした。▼
- [セツナ]
- 嬉しい…これで南国は、ヒノカ様のもの…
たくさん楽しんできてくださいね…▼
- [ヒノカ]
- ありがとう。
お前たちを置いて行くのは心配だが…▼
こうして勝ち取った以上は、
存分に楽しませてもらおう。▼
- (場面転換・白夜城内?)
- [アサマ]
- …ヒノカ様が南国へ旅立たれて、
はや数日…▼
今頃は我々のことなど忘れて、
太陽の下で羽目を外しておられるのでしょう。▼
いつもは小言を言われていても、
お姿が見えないと寂しいものですね…▼
- [セツナ]
- 私も、さみしい…▼
- [アサマ]
- おや、セツナさん。あなたの場合、
寂しいというよりも死活問題なのでしょう?▼
罠にかかった時に、
ヒノカ様がいないと困りますものね。▼
- [セツナ]
- 大丈夫…昨日は優しい商人さんが
助けてくれたから…▼
- [アサマ]
- へえ、それは良かったです。▼
- [セツナ]
- えっと…それ、アンナっていう人で…
ヒノカ様からの手紙も届けてくれた…▼
- [アサマ]
- なんですって!?
ヒノカ様からのお手紙!?▼
- [セツナ]
- そう…お手紙…▼
ヒノカ様が楽しまれているお姿を写した、
不思議な紙も入ってるって言ってた…▼
あなたたちにサービスよって…▼
- [アサマ]
- まったく…
何故もっと早く言わないのです。▼
- [セツナ]
- だって…アサマ見つからなかったし…
後でもいいかなって…▼
- [アサマ]
- 愚かですねえ…
もし急を要する手紙だったらどうするのです。▼
さっそく中身を確認しますよ。▼
…まあ、おおかた、
こんな私の心配をよそに、▼
呑気に浜で寝そべった姿を写した紙でも
入っているのでしょうけれど…▼
- [セツナ]
- わくわく…
わくわく…▼
- (浜辺で薙刀を振るうヒノカ一枚絵)
- [アサマ]
- はて? これは…
薙刀を振り回しておられる…のですか?▼
- [セツナ]
- わー、アサマの予想、大はずれ…
ヒノカ様、浜で寝そべってない…▼
元気いっぱい、訓練してる…▼
- [アサマ]
- 訓練…そうですか?
南国に行ってまでわざわざ訓練を?▼
いや、あの方ならやりかねませんね…
ではこの飛び散っている実はいったい…▼
- [セツナ]
- えっと…
正解は、手紙を見たらわかる…▼
…………▼
…………▼
- [アサマ]
- おっと、セツナさん
まさかの黙読ですか?▼
- [セツナ]
- あ、ごめん…
ちょっと、感動しちゃって…▼
- [アサマ]
- 感動? どういうことです?
ええと…▼
「…南国はとても楽しいところだ。
お前たちには感謝してもし足りない」▼
「だがこの場所を共に楽しめないこと、
それだけが残念だ…」▼
「お前たちは土産を欲しがっていたから、
せめて時間の許す限り土産を集めておく」▼
「高級でおいしいものを沢山持ち帰るから、
待っていてくれ」▼
- [セツナ]
- …………▼
- [アサマ]
- なるほど…▼
ではこれは、私たちへの土産を
調達しているところだったのですね…?▼
- [セツナ]
- そう…
折角の南国なのに…▼
自分が楽しむよりも…
私たちへのお土産を探してる…▼
- [アサマ]
- …そういうことだったのですか。
これは確かに、不覚にも感動しましたよ…▼
- [セツナ]
- ヒノカ様、とっても優しい…
私、あの方の臣下になれてよかった…▼
- [アサマ]
- はい。私もそう思いますよ。
まあ面と向かっては言えませんがね。▼
頑張って招待券を勝ち取った甲斐も、
あったというものです。▼
- [セツナ]
- …………▼
でも私、お土産はカニが良かった…▼
- [アサマ]
- セツナさん!!?▼
あなた人の心をお持ちですか!?
この手紙を見た後によく言えましたね。▼
頼みますからヒノカ様の前で
カニがよかったなんて言わないで下さいよ?▼
特大の天罰が当たってくれと思った方は、
あなたぐらいのものです…▼
- [セツナ]
- ほめてくれて、うれしい…▼
- [アサマ]
- あっはっは。
まったく褒めていませんよ。▼
はあ…ヒノカ様…
早く帰ってきてくださいませんかねえ…▼
私一人ではこの方の面倒は、
とてもとても見きれそうにありませんよ…▼
- [セツナ]
- カニ…▼
タクミ選択†
- [タクミ]
- うまくいったね…僕たちの勝ちだよ。
二人とも、お疲れさま。▼
- [ヒナタ]
- 他の隊もなかなか手強かったですね。
ま、俺たちには敵いませんでしたけど!▼
- [オボロ]
- これで招待券はタクミ様のものです。
お役に立てて何よりですよ。▼
- [タクミ]
- …ありがとう。
二人の気持ち、本当に嬉しいよ。▼
招待券を無駄にしないよう、
思いきり楽しんでくるから。▼
- (場面転換・白夜城内?)
- [ヒナタ]
- はあ…
タクミ様、今頃南の島かあー。▼
いやー、ホント行けて良かったよな。
タクミ様ずっと南の島憧れてたみたいだし。▼
存分に楽しんで、
あとは無事で帰ってきてくだされば…▼
- [オボロ]
- ヒナタ、ヒナタ! 大変よ!!
タ、タ、タクミ様が…!!!!▼
- [ヒナタ]
- オボロ!?
まさか…タクミ様に何かあったのかよ!?▼
- [オボロ]
- ええ!
タクミ様が…▼
…手紙を送ってきてくださったのよ!▼
- [ヒナタ]
- へ!? 手紙!?▼
- [オボロ]
- そうよ。ああ…タクミ様…
私たちのこと気にかけてくださって…!▼
- [ヒナタ]
- ったく…驚かせやがって。
タクミ様に何かあったのかと思ったじゃねえか。▼
けど手紙なんてどこから来たんだよ。
伝書鳩か何かか?▼
- [オボロ]
- いいえ、アンナっていう商人が
わざわざ届けてくれたの。▼
なんと、中には南国を楽しまれるタクミ様の
お姿を写した紙も入っているみたい!▼
- [ヒナタ]
- おお…まじかよ!
それはすっげー興味あるな!▼
んじゃ、さっそく見てみようぜ!!▼
- [オボロ]
- ああ、タクミ様…!!
久しぶりにお姿を拝見できる幸せ…!!▼
- (浜辺を走るタクミ一枚絵)
- [ヒナタ]
- …………▼
- [オボロ]
- …………▼
- [ヒナタ]
- な、なんだ?
なんかすっげー笑顔じゃねえか!?▼
- [オボロ]
- タクミ様のこんな顔見たことないわ…▼
- [ヒナタ]
- まいったな…南国ってのは、
性格まで変えちまうもんなのか?▼
- [オボロ]
- 少なくとも、タクミ様をこんな顔にする程の
とてつもない魅力があることは確かね。▼
ああ…タクミ様…
なんてまぶしい笑顔…▼
腰のお召し物も素敵だわ…
少ない布地の中にも気品が感じられるもの…▼
- [ヒナタ]
- …タクミ様の手紙によると、
これは特注の水着らしいぜ。▼
海で遊びたいって言ったら、
商人が作ってくれたんだとさ。▼
- [オボロ]
- あら、なかなかの腕前ね。▼
- [ヒナタ]
- で、その商人に連れられて
浜に出たときの様子がこれなんだとよ。▼
- [オボロ]
- へー…▼
…え!? ということはこの笑顔、
さっきの商人に向けたものってこと!?▼
ずるいわ!! 私だってタクミ様に、
こんな顔向けていただきたい!▼
くっ…あの商人が憎い…
さっき拳でもお見舞いしておくべきだった!▼
- [ヒナタ]
- お、おいオボロ、
お前も見たことないような顔になってんぞ…▼
え、えーと…他には…▼
…おっ! タクミ様、
手紙にすげー楽しいって書いてくれてるぜ?▼
それから、ここに来られたのは、
俺たちのおかげだ…ってさ。▼
- [オボロ]
- え、そうなの?▼
- [ヒナタ]
- おうよ!▼
「南国にはすごく行きたいと思っていた。
二人には感謝している。ありがとう」▼
…だってよ。▼
あのタクミ様がこうして素直に
礼を言ってくださってるんだ。▼
これは俺たちも頑張った甲斐があったよな?▼
- [オボロ]
- タ、タクミ様…!!
ううう…!!▼
わ、私…あなたのじんがになれでぼんどうに
じあわぜですうううう……!!▼
- [ヒナタ]
- おいおい…泣くなよめんどくせえな。▼
- [オボロ]
- だっで…!!▼
- [ヒナタ]
- しゃあねーなー…
まあ、気持ちはわかるけどよ…▼
お前、間違ってもそんなツラで
帰ってきたタクミ様を出迎えるなよ?▼
お土産持って帰ってくださるらしいから、
楽しみに待ってようぜ。▼
- [オボロ]
- おおお土産!?
嬉しい…家宝にするわ…!▼
タクミ様…! どうかお気をつけて、
帰ってらしてくださいね…!▼
サクラ選択†
- [サクラ]
- やりました…私たちの勝ちですね。
お二人とも、お疲れさまです…!!▼
- [ツバキ]
- 嬉しいです、サクラ様のお役に立ててー。
さっそく手引書を作っておきますねー。▼
- [カザハナ]
- いい勝負だったわ…無事に勝てて良かった。
サクラ様、南国楽しんできてくださいね!▼
- [サクラ]
- ありがとうございます…!
一人で南国、ちょっぴり心細いですが…▼
お二人の気持ちを無駄にしないように、
思い切り楽しんできますね…!▼
- (場面転換・白夜城内?)
- [カザハナ]
- はあ…サクラが南国に行ってから
なんか落ち着かないなー。▼
いつも傍にいたから、
こんなに姿が見えないのって変な感じ。▼
サクラ、南国楽しんでるかなあ…
おいしいもの、いっぱい食べてるかなあ…▼
- [ツバキ]
- まーたサクラ様のこと呼び捨てにしてるー。▼
- [カザハナ]
- げっ、ツバキ!?
盗み聞きなんて趣味悪いよ!▼
- [ツバキ]
- 別に聞きたくて聞いたわけじゃないよー。
でっかい独り言言ってたのはそっちだし。▼
- [カザハナ]
- なんですってー!?▼
- [ツバキ]
- まあまあ、主君がいなくて寂しいからって
そうイライラしないでよー。▼
すぐ怒るカザハナには、
さっき届いた「いい物」見せないよー?▼
- [カザハナ]
- なによ、その紙…?▼
- [ツバキ]
- サクラ様からのお手紙ー。▼
- [カザハナ]
- ええーーーーーっ!!!?
な、なななんで!!?▼
- [ツバキ]
- アンナって名乗る商人さんが、
さっきわざわざ届けにきてくれたんだー。▼
なんと、サクラ様のお姿を写し込んだ
不思議な紙も付いてるってさー。▼
- [カザハナ]
- ツバキ、まさかもう中身…▼
- [ツバキ]
- ううん、完璧に何も見てないよー。
カザハナと見ようと思って来たんだー。▼
- [カザハナ]
- ! そ、そう…ありがとう。▼
- [ツバキ]
- どういたしましてー。
じゃ、さっそく見てみよっかー。▼
- (フルーツ盛り合わせを食べるサクラ一枚絵)
- [カザハナ]
- サクラ様…! うふふ、良かった。
南国、楽しまれてるみたいね…!▼
- [ツバキ]
- そうだねー。ま、俺が完璧な旅の
手引書を作ったから当然かなー。▼
注文しておいた南国の果実盛りも、
おいしそうで安心したよー。▼
- [カザハナ]
- え!?
これ…ツバキが注文したの!?▼
- [ツバキ]
- うん。色々準備してたの気付かなかったー?
ほら、ここにも書いてあるだろー?▼
「ツバキさん、私のために色々と
手配してくださりありがとうございます」▼
…って!!▼
- [カザハナ]
- い、いつの間に…
まあサクラ様が楽しんでるならいいけどさ。▼
- [ツバキ]
- 場所も雰囲気も手配どおり、
まさに完璧だよー。▼
でも…これを見る限り、
ひとつだけ違うところがあるんだー。▼
- [カザハナ]
- 違うところ?▼
- [ツバキ]
- このお召し物はどうしたんだろー。
事前にサクラ様に似合いそうな、▼
花柄で涼しそうなものを頼んでたのに…
もしかして手違いがあったのかなー?▼
- [カザハナ]
- ふふん…▼
- [ツバキ]
- まさか、カザハナ…?▼
- [カザハナ]
- うん、そうよ! これは出発前に、
あたしがサクラ様にお渡ししたの!▼
…ツバキ、あんたサクラ様の魅力を
ぜーんぜん全くわかっちゃいないわ!▼
サクラ様はねえ、下手な花柄よりも
清楚な! 純白が! 似合うのよ!!▼
- [ツバキ]
- な、なるほど…!!
なんだろうこの敗北感ー!!▼
- [カザハナ]
- あたしの勝ちね!
サクラ様はツバキの注文よりも、▼
あたしのお召し物を選んだのよーっ!!
悔しい? ねえ悔しいー?▼
- [ツバキ]
- く、悔し……くない。▼
- [カザハナ]
- ふーん、負け惜しみ?▼
- [ツバキ]
- ううん、負け惜しみじゃないよ。
サクラ様の手紙…読んでみなよー。▼
- [カザハナ]
- え…? なになに…
「南国はとても楽しいです…」▼
「私はこの旅の間じゅうずっと、
二人のことを思っていますよ」▼
「ここで楽しい思いができるのは、
あの日頑張ってくれた二人のおかげです」▼
「本当にありがとうございます。
私は二人のことが大好きですよ」▼
…………▼
サクラ…▼
- [ツバキ]
- …ね? 俺たち二人のおかげで楽しいって、
サクラ様がそう言ってくださってるから…▼
今回ばかりは仲良く、
二人のお手柄ってことでどうかなー?▼
サクラ様が喜んでくれたら、
それって俺たち二人とも嬉しいんだからさ。▼
- [カザハナ]
- …仕方ないなあ、
そう言われちゃ何も言えないわ。▼
わかった、ツバキの言うとおりにしよう。
サクラ様が帰ってきて、▼
あたしたちが喧嘩してたらきっと
悲しい思いをさせちゃうもんね。▼
- [ツバキ]
- そうそう。旅の余韻の演出も、
俺たち臣下の大事な仕事だよー。▼
- [カザハナ]
- …うん!▼
…サクラ様。
あたしたち喧嘩しないで待ってますよ。▼
だから帰ってきた時はゆっくり、
旅のお土産話聞かせてくださいね。▼
マークス選択†
- [マークス]
- よくやったな、お前たち。
他の隊は撃破した…私たちの勝ちだ。▼
- [ラズワルド]
- わあ…マークス様にほめられた!
お役に立てて嬉しいです…!▼
- [ピエリ]
- ありがとうなの、マークス様!
いっぱい闘えてピエリ楽しかったのよ!▼
- [マークス]
- …ならば良かった。
お前たちを置いて行くのは忍びないが…▼
招待券は有難く使わせてもらおう。
留守の間、よろしく頼むぞ。▼
- (場面転換、暗夜城内?)
- [ピエリ]
- うう…マークス様が南国に行ってから
しばらく経つの…▼
マークス様が楽しいならピエリ嬉しいけど、
何だかだんだん、寂しくなってきたの…▼
うええーーーーん!
マークス様、マークス様ーーーっ!!▼
- [ラズワルド]
- ピ、ピエリ!?
どうしたの!? 何かあったの?▼
- [ピエリ]
- ラズワルド…ピエリ寂しいの…
マークス様いつ帰ってくるの…?▼
- [ラズワルド]
- えっと…わからないけど、
もうすぐ帰ってこられるんじゃないかな?▼
でも大丈夫だよ、マークス様がいなくても
ピエリには僕がいるんだから!▼
そうだ、こんな機会滅多にないんだから
二人っきりでお茶にでも…▼
- [ピエリ]
- 絶対イヤなのーーーーーっ!!!!▼
- [ラズワルド]
- さすがに傷つくよ!!▼
…でも今の僕は一味違うんだ。
絶対に君を笑顔にできるよ。▼
ほら、これなーんだ?▼
- [ピエリ]
- え? お手紙なの…?▼
- [ラズワルド]
- うん! なんとこれは、
マークス様からのお手紙だよ!!▼
- [ピエリ]
- ええっ!? なんでなの!?
どうやって届いたの!?▼
- [ラズワルド]
- アンナっていう可愛い商人さんがね、
さっき僕に届けにきてくれたんだ。▼
中には、南国を楽しまれるマークス様の
お姿を写した紙も入ってるらしいよ。▼
これを見たら寂しくなくなるね。▼
- [ピエリ]
- あれー? ラズワルドも、
ホントは寂しかったの?▼
- [ラズワルド]
- うっ…▼
- [ピエリ]
- なーんだ! ピエリたちお揃いなの!
なんだか安心したの!▼
- [ラズワルド]
- いやー…ま、まあ…
いないと少しは寂しいよね。▼
い、いいから早く見るよ!▼
マークス様のお姿、とってもセクシーだって
聞いたけどホントかなーっ!▼
- (浜辺を歩くマークス一枚絵)
- [ピエリ]
- すごーい!
ほんとに、セクシーなの!▼
- [ラズワルド]
- うん…
男として敵わないことを悟ったよ…▼
でもなんで、
小脇に妙なものを抱えてるんだろ。▼
あれって、リリス…?▼
- [ピエリ]
- …の形の遊泳具なの。
きっとこれがないと海に入れなかったのよ。▼
マークス様、泳げないから仕方がないの。▼
- [ラズワルド]
- えっ!? 泳げない!?▼
- [ピエリ]
- ありゃ、ラズワルドは知らなかったのね。
マークス様、全然まったく泳げないの。▼
- [ラズワルド]
- だからこんなに険しい顔してるのかな。
眉間のしわも取れてないし…▼
- [ピエリ]
- ほんとなの。仕方のない主君なの。
せっかくの南国なのに無理しすぎなのよ…▼
- [ラズワルド]
- ん? 手紙以外にも何か入ってるよ。
きれいな貝殻…!▼
- [ピエリ]
- それってピエリが頼んだやつなの!
マークス様、覚えててくれたのね!▼
あれ…? これ…
貝殻の種類が全部書いてあるの。▼
袋も種類別に分けてあって細かいのよ…
まさかこれ、全部調べて仕分けたの…?▼
- [ラズワルド]
- うわあ…こっちには、
どんな水着のお姉さんがいたのか、▼
きちんとした形式で
きれいにまとめた書類も入ってる…▼
あ、有難いけど…マークス様、
これじゃ全然羽伸ばせてないんじゃ…▼
- [ピエリ]
- ううん。でもお手紙には、
「南国楽しい」って書いてあるの。▼
だから心配ないはずなのよ。▼
- [ラズワルド]
- へえ…! それなら良かった。
ピエリ、その手紙読んでみてくれる?▼
- [ピエリ]
- はーい! えーとね…▼
「二人とも、ありがとう。
南国に来られたのはお前たちのおかげだ」▼
「お前たちが私のために
力を尽くしてくれたこと…誇りに思う」▼
「私が帰るまで、どうか元気でいろ。
ピエリ、寂しくても泣くんじゃないぞ」▼
「そしてラズワルド…
ナンパばかりしていたら許さん」▼
- [ラズワルド]
- …………▼
怒られた…▼
- [ピエリ]
- …………▼
うっ…ふえっ…▼
うええええーーーーーん!!▼
- [ラズワルド]
- ええっ、ピエリ!?
泣くなって言われたばかりじゃないか!▼
- [ピエリ]
- だ、だって…マークス様ってば、
せっかく南国行ったのに、▼
ピエリたちのことばっかり考えてるの。
だから今度は嬉しくて涙が出るの!!▼
- [ラズワルド]
- ! うん…本当だね。
マークス様…いつも怖いけど優しいよね…▼
うっ…! なんだか僕も涙が…!▼
- [ピエリ]
- ラズワルド…ピエリが言うのもなんだけど、
泣かないでなの。▼
マークス様が帰ってきた時泣いてたら、
きっとマークス様も悲しいのよ。▼
- [ラズワルド]
- ピエリ…▼
…そうだね。帰ってきたマークス様を
お迎えするときは笑顔でいよう。▼
- [ピエリ]
- なの! じゃあピエリ、
ラズワルドを泣き止ませるために…▼
仕方ないからお茶に付き合ってあげるの!▼
- [ラズワルド]
- ありがとう!▼
…マークス様、
どうかお気をつけて帰ってきてください。▼
いつも心配かけてばっかりですけど、
僕たちマークス様のこと…▼
大好きですからね!▼
カミラ選択†
- [カミラ]
- あら…もうみんな倒れてしまったの?
じゃあ、私たちの勝ちでいいのかしら。▼
- [ルーナ]
- ええ、間違いなくあたしたちの勝ちね!
カミラ様のためにも、一番になれて良かったわ。▼
- [ベルカ]
- 任務完了…
これで招待券はカミラ様のもの…▼
- [カミラ]
- ありがとう…
二人とも私のために…本当に嬉しいわ。▼
少しの間だけ留守にしてしまうけれど…
いい子で待っていてちょうだいね。▼
- (場面転換・暗夜城内?)
- [ベルカ]
- …………▼
招待券を獲得する任務は
成功した…▼
カミラ様にも満足してもらった…
でも…▼
雇い主が不在だと…
次の任務が無くて困る……▼
- [ルーナ]
- いたいた! ベルカーっ!!
もう、探したのよ。▼
- [ベルカ]
- ルーナ…どうしたの?▼
- [ルーナ]
- あんたにいい知らせがあるの!▼
- [ベルカ]
- ! 殺しの依頼でも入った…?▼
- [ルーナ]
- はあ? 違うわよ!▼
何であたしが殺しの依頼が入ったことを
はしゃぎ回って伝えに来なきゃいけないのよ!▼
- [ベルカ]
- じゃあ何…?▼
- [ルーナ]
- なんと、
カミラ様からお手紙が届いたのよ!▼
アンナっていう商人が、
さっき届けに来てくれたの。▼
- [ベルカ]
- ふーん…それって、
赤毛で少し日に焼けた女性…?▼
- [ルーナ]
- え? ベルカのとこにも来たの?▼
- [ベルカ]
- ええ。さっき私の周りをウロウロしていたから…
手斧を投げつけてやったの。▼
そうしたら、
どこかに消えた…▼
- [ルーナ]
- あっそ。つまりあんたが怖すぎるから、
あたしのほうに届いたってわけ。▼
まあいいわ、無事に届いたんだから、
一緒に中身を見ましょうよ。▼
カミラ様のお姿を写した不思議な紙も
入ってるって聞いたわよ?▼
- [ベルカ]
- …そう。
仕事の依頼書も入っているかしら。▼
- [ルーナ]
- はいはい…あるかもしれないわね。
とにかく開けるわよ!▼
- (浜辺でくつろぐカミラ一枚絵)
- [ルーナ]
- わあ…カミラ様、すっごく綺麗!
水着もとっても可愛いわ…!!▼
やっぱりあたしたちの主君は、
水着がいちばん似合うわね!▼
- [ベルカ]
- ええ…▼
- [ルーナ]
- なによ、反応薄いわね…▼
久しぶりにカミラ様を見られたのに、
嬉しくないの?▼
- [ベルカ]
- いいえ、嬉しくないわけじゃないわ…
でも、つい思ってしまったのよ…▼
…大きいなって。▼
- [ルーナ]
- ちょっ…!!?
そ、そっちに目がいっちゃう感じ!?▼
- [ベルカ]
- だって…すごく大きいもの。▼
- [ルーナ]
- そ、そうね…
憧れちゃう気持ちはわかるわ。▼
あんたもあたしと同じで、
その…あんまり大きいほうじゃないものね。▼
きっとカミラ様ぐらいあれば、
人生変わったでしょうに。▼
…でも意外だったわ、
あんたもそういうの気にするのね。▼
うふふ、ちょっと親近感わいちゃった!▼
- [ベルカ]
- 親近感…?
なぜ親近感がわくの…?▼
- [ルーナ]
- …え?▼
- [ベルカ]
- ここの海…とても大きいのね。▼
こんなに綺麗で大きな海…
私見たことない…▼
- [ルーナ]
- 海!!?
まさか…あんた海の話してたの!?▼
- [ベルカ]
- そうよ。
ルーナは何の話をしていたの…▼
- [ルーナ]
- そ、それはその…
ええーっと…▼
な、なんでもいいじゃない!!
それよりカミラ様の手紙読むわよ!!▼
- [ベルカ]
- 殺しの依頼は…?▼
- [ルーナ]
- 入ってないわよ!!▼
えーと、なになに…▼
「ありがとう、私の可愛い臣下たち。
二人のおかげで私はここにいるの…」▼
「この旅はあなたたちからの愛の証…
そう思って思い切り楽しんでいるわ」▼
「お土産を楽しみにしていて頂戴ね。
愛しているわ…カミラより」▼
…ですって!▼
こんなに気にかけてくれるなんて、
やっぱりカミラ様は最高ね。▼
- [ベルカ]
- …わからない。
雇い主の善し悪しなんて…▼
でも、こんなに優しい雇い主は他にいない…
だから、絶対に守らなくちゃいけない…▼
- [ルーナ]
- ベルカ…▼
…そうね。あたしたち、この闘いから
絶対にカミラ様をお守りしましょ。▼
- [ベルカ]
- でも今は…
傍で守れないのが、もどかしい…▼
こんな開けた場所で防具もつけずに
寝転がるなんて…▼
殺し屋に狙ってくださいと
言っているようなものだわ…▼
- [ルーナ]
- んもう、またその話なの!?
あんたちょっとは仕事から頭を離しなさい!▼
お土産何かなーとか、
そういうこと考えなさいよ!▼
- [ベルカ]
- お土産…?▼
南国の特殊な毒物かしら…
それとも海中で使える暗器…?▼
- [ルーナ]
- …もっと物騒になってるわよ。▼
南国といえば貝殻の首飾りとか
綺麗な砂とか甘い果物とか…▼
そういうロマンのある可愛いものに
決まってるじゃない!▼
ああ…楽しみだわ。
カミラ様、早く帰ってきてよね!▼
レオン選択†
- [レオン]
- …………▼
…勝ってしまったのか。
ということは…▼
- [オーディン]
- やったー! 招待券はレオン様のものですよ!
豪奢なる灼熱の楽園、謳歌してきてください!▼
- [ゼロ]
- レオン様、おめでとうございます。
思う存分気持ちイイ場所にイってください…▼
- [レオン]
- まったく…まさかこうなるとは思わなかったよ。
わかったよ、行けばいいんだろ。▼
お前たち、くれぐれも僕が留守の間に
妙なことばかりするんじゃないぞ。▼
- (場面転換・暗夜城内?)
- [ゼロ]
- はあ…嫌がるレオン様が
南の島にイってから暫く経つが…▼
向こうで愉しんでいらっしゃるか心配だな。
何しろ向こうのモノはかなり激しいと聞く。▼
火照る身体、赤く染まる頬、玉のような汗、
アツさに身をよじるたび、唇から吐息が漏れ…▼
- [オーディン]
- おーーーーーいやめろ!
その妄想にはそこで終止符を打てい!!▼
- [ゼロ]
- 何だ、オーディン。いたのか。▼
- [オーディン]
- いたのか、じゃねえよ!
お前さあ…レオン様で何考えてんだよ。▼
- [ゼロ]
- ナニとは何だ。▼
俺はただレオン様が、
暑さで倒れやしないかと心配していただけだ。▼
何しろ向こうの日差しや暑さは、
こちらのモノより激しいと聞くからな。▼
- [オーディン]
- あー…そうかよ。
なら最初からそう言え。▼
ふっ…それよりも、曲解の略奪者よ。
先程、楽園より一片の聖典が舞い降りたぞ…▼
信託者と名乗る燃える紅き髪の戦乙女より、
我の守護せし闇の領域まで態々その御手を以ち、▼
- [ゼロ]
- つまり?▼
- [オーディン]
- レオン様から手紙が来たんだ!▼
アンナさんっていう行商人が、
わざわざここまで届けてくれてさ。▼
- [ゼロ]
- なるほど。なら最初からそう言え。
お前の言うことは、俺とは別方面で厭らしい。▼
- [オーディン]
- なに…? 厭らしいとは失礼な。▼
アンナさんの話だと、
この中には手紙だけじゃなくて…▼
レオン様が南国を楽しまれる姿を写した、
不思議な紙も入ってるみたいだぜ。▼
- [ゼロ]
- へえ…? それは楽しみだな。
早速ナカが見てみたい。▼
- [オーディン]
- ああ…では、いざ開封の儀を!!
封よ開け…▼
<パラディーゾ・リベラシオン>!!▼
- (浜辺に座るレオン一枚絵)
- [ゼロ]
- ふーん…イイ眺めだな。▼
ここまで肌を露わにしたレオン様には、
中々お目にかかれない。▼
- [オーディン]
- …………▼
火照る身体、赤く染まる頬、玉のような汗…▼
- [ゼロ]
- なんだ、俺には止めろと言ったくせに。▼
- [オーディン]
- いや…先程の妄想、
実はなかなか的を射ていたのだと思ってな。▼
貴様…もしや預言者か何かか!?▼
- [ゼロ]
- 馬鹿言うな。
長く仕えていれば主君のことぐらいわかる。▼
イイところも、ダメなところも…▼
- [オーディン]
- なかなかやるな…
それは俺には真似できない。▼
何せ俺は自若なる王子の処に補翼して以来、
刹那の光陰を許されただけに留まるからな。▼
- [ゼロ]
- …………▼
- [オーディン]
- …今のは、
俺は仕えて日が浅いからなという意味だ。▼
では貴様もしかして、
レオン様の手紙の内容とかもわかるのか?▼
- [ゼロ]
- いや、そこまでは無理だが…▼
南国でレオン様がどう過ごされたかは、
まあ大体予想がつく。▼
- [オーディン]
- へえ…じゃ、言ってみろよ。▼
- [ゼロ]
- そうだな…まず、海では泳がれていない。
日焼けは嫌だと仰っていたし…▼
南国を楽しまれるなら、
昼ではなく夜の散策を重視されただろう。▼
- [オーディン]
- す、すげえ…! 正解だ!
まさに手紙に同じ記述が存在しているぞ…!▼
じゃ、あのグラスの中身はなーんだ?▼
- [ゼロ]
- トマトをしぼった飲み物だろう。
レオン様はあの赤い果実を好まれるからな。▼
口のナカに広がる酸味と濃厚な味が
クセになると仰っていた。▼
- [オーディン]
- …それも正解だ。▼
何なんだよゼロ。
お前、尊敬を通り越して気持ち悪いぞ…▼
- [ゼロ]
- 気持ち悪いは俺にとって褒め言葉だ。
満足するまでかけてくれて構わない。▼
で? 手紙の内容はソレだけか?
不在中に行う任の命令などは?▼
- [オーディン]
- いや…その記述は存在しない。
後は俺たちへの礼が書いてあるだけだ。▼
- [ゼロ]
- 礼?▼
- [オーディン]
- ああ。
「南国は思っていたよりも楽しいところだ」▼
「お前たちがいなかったらきっと、
一生こう思うことなかっただろう」▼
「…一応、礼を言っておく」
って書いてあるぜ。▼
- [ゼロ]
- へえ…? それは意外だった。
最後まで頑なだと思っていたが…▼
レオン様がまさか、
イった後従順になるとはな。▼
臣下としてしっかり覚えておこう。▼
- [オーディン]
- ふっ…仕方ないな…
俺も今日耳にしたことは覚えておこう。▼
ゼロ、あまり調子に乗るなよ。
幾ら主の知識があるといっても、▼
今回の件は俺たちの手柄なんだからな。▼
- [ゼロ]
- …ああ、もちろんだ。▼
- [オーディン]
- …では俺はこれより、楽園より帰還せし主を
奉迎せし呪術でも一考してくるとしよう。▼
…レオン様、
楽しめたみたいで良かったぜ。▼
お土産はレオン様の無事で十分なので、
気をつけて帰ってきてくださいねーっ!▼
エリーゼ選択†
- [エリーゼ]
- やったあ! あたしたちの勝ちだよ!
ハロルド、エルフィ、ありがとー!!▼
- [ハロルド]
- エリーゼ様、おめでとうございます!
これで招待券はあなたのものですよ!▼
- [エルフィ]
- やったわ…南国はエリーゼ様のものね…
どうか楽しんでらしてください…!▼
- [エリーゼ]
- うん! 三人で行けなくてさみしいけど…
二人の分まで楽しんでくるね。▼
お土産、いーっぱいもって帰ってくるから
楽しみにしてて!!▼
- (場面転換・暗夜城内?)
- [エルフィ]
- エリーゼ様…
今頃南国を楽しんでいらっしゃるのかしら…▼
エリーゼ様が楽しいなら、
わたしもとても嬉しいけど…▼
こんなに会えないのは久しぶりで…
少しだけ寂しいかも…▼
- [ハロルド]
- はーっはっは!!
休暇の使者、ハロルド参上だ!!▼
- [エルフィ]
- ハロルド…?▼
…どうしたの、そんなに泥だらけで。▼
- [ハロルド]
- えっとその…ぬかるみで転んだのだ。
少し気を抜くとこうなるのはいつものことだよ。▼
それよりもエルフィくん、
寂しさで参っているようだね。▼
そんな君に良い知らせがあるのだよ!!
これを見たまえ!▼
- [エルフィ]
- ハロルドの換えのズボン?▼
- [ハロルド]
- 失敬、間違えた!
見せたいものは…ええと…あったぞ!▼
ジャーン!
エリーゼ様からのお手紙だ!!▼
- [エルフィ]
- エリーゼ様からの!?
か…貸して!!▼
- [ハロルド]
- お、落ち着きたまえエルフィくん!
君が手紙など持ったらグシャッとなるだろう!▼
- [エルフィ]
- …わかったわ。
でもその手紙って、どうやって来たの…?▼
- [ハロルド]
- 先程、アンナという親切な行商人が、
ぬかるみでもがく私の元に届けてくれたのだ。▼
エリーゼ様は南国に行っても、
我々を気にかけてくれていると言っていたよ。▼
- [エルフィ]
- 本当に…!? ああ…嬉しくて、
お腹が空いてきちゃったわ…▼
- [ハロルド]
- 封筒の中にはなんと、
南国を楽しまれるエリーゼ様のお姿を写した、▼
不思議な紙も同封されているそうだ。
さっそく中を拝見しようではないか!▼
- [エルフィ]
- ええ…!!▼
- (レイを作るエリーゼ一枚絵)
- [エルフィ]
- 良かった…
エリーゼ様、お元気そうで…!!▼
- [ハロルド]
- 久しぶりの主君の姿…
感激のあまり涙が出てきそうだ!!▼
楽しみにしていらした水着も、
たいへんよくお似合いだな…!!▼
- [エルフィ]
- とても可愛らしいわね…
わたしたち、がんばった甲斐があったわ…▼
- [ハロルド]
- 正義は勝つのだ! あの勝利は、
私の人生における数少ない幸運に違いない。▼
- [エルフィ]
- エリーゼ様はわたし達が一緒に行けない事、
気にしてらしたけど…▼
少なくともわたしは、
このお姿を見られただけでじゅうぶんだわ…▼
- [ハロルド]
- ああ、同感だよ。
それに私が南国など行った日には、▼
ヤシの実が頭を直撃するか、
浜辺の砂が執拗に目に入るか、▼
海に足を踏み入れた瞬間に
毒のある生物を踏みつけるのが関の山だ。▼
- [エルフィ]
- わたしは南国に行ったところで
訓練のためにずっと泳いでるか、▼
目に付く海洋生物を片っ端から
焼いて食べてるだけな気がするわ…▼
…それで、ハロルド。
お手紙にはなんて書いてあるの…?▼
- [ハロルド]
- おお、そうだった。
えーと…▼
「ハロルド、エルフィ。
今回はほんとにありがとう!!」▼
「南国、一緒に楽しもうって言ったよね。
だからあたし、ここに咲くお花で、」▼
「とっておきのお土産を作ることにしたの。
赤はハロルド、白はエルフィにあげる!」▼
「しおれないうちに持って帰るから、
楽しみにしてて」▼
「二人とも、だーいすき!」▼
…だそうだ。▼
- [エルフィ]
- …………▼
くっ…!!▼
- [ハロルド]
- わわっ!? エルフィくん!?
持っていた槍が真っ二つになったぞ!?▼
- [エルフィ]
- 感激のあまり、つい…▼
- [ハロルド]
- なんと…それでこの力みよう…
気持ちはわかるが…▼
エリーゼ様が持ち帰った花を
グシャリとするのだけはやめてくれたまえ。▼
- [エルフィ]
- わかったわ。
それは絶対にしないけど…▼
エリーゼ様が帰ってきたときは興奮して…
強く抱きしめてしまうかもしれない…▼
- [ハロルド]
- おおお!?
それは一番駄目なやつだ!!▼
エリーゼ様が本当の楽園へ
旅立たれてしまう!!▼
- [エルフィ]
- 今回のことで再確認したわ…
エリーゼ様はわたしにとって最高の主君…▼
だから傍にいらっしゃらない間も、
鍛錬に鍛錬を重ねて…▼
あの方に相応しい、
最強の盾になってみせる…▼
- [ハロルド]
- 私の出番が減る予感がするぞ…▼
では私はエルフィくんに負けないよう、
エリーゼ様の最強の剣を目指し頑張ろう。▼
- [エルフィ]
- わたしもがんばるわ…
じゃあさっそく、訓練でもしましょうか…▼
- [ハロルド]
- む? 今からかね?▼
- [エルフィ]
- ええ。だってわたしたち、
もっともっと強くならないと…▼
言っておくけど、今日のわたしはいつもより
厳しい訓練がしたい気分だから…▼
がんばってついてきてね…▼
- [ハロルド]
- 承知した。
し、しかしお手柔らかに頼むよ…?▼
一歩間違えれば私が楽園送りにされてしまう。
エリーゼ様、なるべく早く…▼
エルフィくんが力をつけてしまう前に、
お早くお戻りになってください…!▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- 目次をクリックしても、うまくいきません。直せる方に、修正をお願いしたいです。 --
- 無事コンプリート。皆主君好き過ぎてほっこりする --
- ありがとうございました。アイテムないからいいやと思ってましたが、写真を見てみたくなりました。特にタクミはどんな笑顔なのか(笑) --
- 編集お疲れ様です。リョウマED暗転後の背景は、シラサギ城内・玉座の間の出入口付近で、マークスEDの方は、共通ルート2章の戦闘マップにもなった、クラーケンシュタイン城内のホール(?広間?)です。(どちらも本編で出てきています)ご参考まで。 --
- このコンテンツが猛烈に欲しくなってきた...。まあ、それに限らず覚醒のDLCもifのDLCも全部欲しいけどさ --