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ミドリコの支援会話

シノノメ

支援C

[ミドリコ]
うんしょ、よいしょ…▼
[シノノメ]
ん? なんだか大変そうだな、ミドリコ。
背負ってる籠の中身は薬草か?▼
[ミドリコ]
あ、シノノメ。
うん…ちょっとむちゅうになっちゃって…▼
[シノノメ]
ははっ! それで採りすぎたのか?
しょうがないな、半分持ってやるよ。▼
よっと!▼
[ミドリコ]
わわっ! あ…ありがとう、シノノメ。
すっごくかるくなったよ!▼
[シノノメ]
これぐらいお安いご用だ。
いやあ、それにしてもたくさん採ったな。▼
[ミドリコ]
うん! ちかくの森にいろんなしゅるいの
薬草がたーくさんあったの!▼
それをみたら、あれもこれもって
なっちゃって…▼
[シノノメ]
こんなに量があったら
薬屋でも開けそうだよな。▼
あ、そうだ。ちょっと聞きたいんだけど、
この薬草の中に疲労に効くものってあるか?▼
[ミドリコ]
ええと…
ひろうかいふくの薬草がほしいの?▼
[シノノメ]
ああ。
実は最近、腕の調子が悪くてさ。▼
[ミドリコ]
あ、それならいいのがあるよ!
ミドリコ特製のしっぷをあげる!▼
ええと…これだよ!▼
[シノノメ]
へえ、ミドリコはなんでも持ってるな。▼
[ミドリコ]
えへへ…ミドリコ、お薬のことなら
だれにも負けないじしんがあるもん!▼
ミドリコ、薬草をつかって
みんなの役にたちたいんだよ!▼
[シノノメ]
安心しろ。
ミドリコは十分役に立ってるぞ。▼
[ミドリコ]
ほんとう!?▼
[シノノメ]
ああ、もちろんだ。
この湿布、ありがとな。▼
[ミドリコ]
うん!
はやくなおるといいね!▼

支援B

[ミドリコ]
あ、シノノメ!
この間あげたしっぷはきいた?▼
[シノノメ]
あ…あれな…▼
…実はあんまり効果がなかったんだ。▼
[ミドリコ]
ええっ!? そうなの!?▼
[シノノメ]
ああ…なんでだろうな。だから
他の方法も試そうかと思ってて…▼
[ミドリコ]
だいじょうぶだよ、シノノメ!
ちゃんと最後までミドリコがなんとかするから!▼
[シノノメ]
そうか…悪いな。▼
[ミドリコ]
きっと前のしっぷはシノノメ専用に作って
なかったから効果がうすかったんだよ!▼
だから、もっとしょうじょうに合わせて
作りなおせばきっときくよ!▼
ええと…腕はいたいの?▼
[シノノメ]
いや…痛いというよりは、
だるい感じがするな。▼
[ミドリコ]
ふんふん…それだったら…
この薬草と、あの薬草と…▼
あ、これも入れたらいいかも!
ええと…あとは…▼
[シノノメ]
ミドリコ? もしかして
今この場で作ってるのか?▼
[ミドリコ]
うん! ミドリコに任せてくれたら
すぐにできるよ!▼
んしょ…んしょ…
これをすりつぶして…▼
できた! はいどうぞ!▼
[シノノメ]
早いな!▼
[ミドリコ]
これを肩にはっておけば、すぐなおるよ!▼
[シノノメ]
ちょっと待て…これ、すごくくさくないか?▼
[ミドリコ]
お薬っていうのはにがかったり
くさかったりするのはよくあるよ?▼
[シノノメ]
だからって、これはくさすぎだろっ!
こ、これを肩に貼るのか…▼
[ミドリコ]
シノノメ…これ、使ってくれないの?▼
[シノノメ]
うっ、そんな残念そうな顔をしないでくれ!
わかったよ! 使うから!▼
[ミドリコ]
ほんとう? やったあ!
ちゃんとなおるといいね、シノノメ!▼
[シノノメ]
はあ…今日は鼻栓をして寝るか…▼

支援A

[ミドリコ]
シノノメ! あれから肩こりはどう?▼
[シノノメ]
ああ、ミドリコか!
例の腕のだるさだが、完全に治ったぞ!▼
[ミドリコ]
! よかったー!
ミドリコのお薬がきいたんだね!▼
[シノノメ]
まあ、そもそもの原因が訓練の
しすぎだって気づけたのも大きかったな。▼
父さんに負けないようにって
槍を振り回しすぎたか…▼
[ミドリコ]
えへへ…お薬きいてよかったぁ。▼
[シノノメ]
それで、訓練で疲れたと感じたら
無理せず早めに切り上げることにした。▼
これは、ミドリコの薬と
生活改善のおかげだな。▼
って、ミドリコ…聞いてるか?▼
[ミドリコ]
え? うん! ミドリコのお薬が
ちゃんときいたって話でしょ?▼
[シノノメ]
あ、うん…それ以外の話もしてたんだが…▼
[ミドリコ]
でも、ちゃんとなおってよかったね!
お薬作り、じょうずになってるんだよね…▼
[シノノメ]
…そうだな。確かにミドリコの薬の
おかげには変わりない。▼
感謝してるよ、ミドリコ。▼
[ミドリコ]
うん! だれかの役にたてるのって
とってもうれしいね!▼
これからもなにかあったら
ミドリコに言ってね?▼
[シノノメ]
ああ。わかった。▼
[ミドリコ]
それじゃあ…この間あげたお薬も
もうすこし作ってあげるね。▼
[シノノメ]
え? いや、もう治ったからいらな…▼
[ミドリコ]
ゆだんはきんもつって言葉があるでしょ?▼
だから、しばらくはお薬を
はりつづけなきゃダメだよ!▼
[シノノメ]
ええええ…あのくっさい薬…
まだ貼らないといけないのか?▼
[ミドリコ]
もちろん! すぐ作るから
ちょっとだけ待っててね!▼
[シノノメ]
いや! あれ貼ってる時、みんなから
距離を取られて大変だったんだぞ…▼
[ミドリコ]
んしょ…んしょ…▼
[シノノメ]
って、聞いてない!
頼むから勘弁してくれー!▼

支援S

[ミドリコ]
シノノメ、今日はつかれてたりする?
けがとかしてない?▼
[シノノメ]
ははっ、ミドリコは心配性だな。
この間の件から、ずっとその調子だ。▼
[ミドリコ]
うん。あれからシノノメのちょうしを
気にするのがクセになっちゃったの。▼
これって変なことなのかな?▼
[シノノメ]
いいや。そうやって身体の心配をしてくれる
のは、ありがたいことだと思ってる。▼
[ミドリコ]
えへへ…それならよかった!
シノノメがげんきだとミドリコもうれしいの。▼
[シノノメ]
!▼
[ミドリコ]
? シノノメ。どうしたの?▼
[シノノメ]
いや…ミドリコって、
笑うと本当に可愛いよなって思って…▼
[ミドリコ]
へ?▼
[シノノメ]
あのさ、ミドリコ…
俺、お前のことが好きだ。▼
…もしよかったら、
俺の恋人にならないか?▼
[ミドリコ]
…ええっ!?
シノノメのこいびと!?▼
[シノノメ]
ああ。こうやって俺のことを毎日
気遣ってくれるミドリコが、▼
いつの間にか気になる存在になってた…▼
ミドリコが俺のことを気にしてくれてるのと
同じで、俺もミドリコのことが気になるんだ。▼
これからは恋人として傍にいさせてくれ。▼
[ミドリコ]
シノノメ…▼
えへへ…ミドリコ、とってもうれしいよ。▼
シノノメのこいびとになれたら…
もっともっとうれしくなると思うの。▼
[シノノメ]
それじゃあ、一緒にいてくれるのか?▼
[ミドリコ]
うん。シノノメってたたかってるときの顔が
とってもかっこいいよ。▼
だから、かっこいいシノノメにたよって
もらえたら、すてきだなって思うの。▼
[シノノメ]
そっか…それじゃあ、これからは
恋人としてよろしくな!▼
[ミドリコ]
これからもずっと…
シノノメのとなりにいさせてね。▼
[シノノメ]
ははっ、もちろんだ!▼

キサラギ

支援C

[ミドリコ]
あ、キサラギみつけた!▼
[キサラギ]
ミドリコ、どうしたの?▼
[ミドリコ]
ミドリコね、キサラギのこと探していたのよ。
ちょっと協力してほしくって。▼
[キサラギ]
協力?▼
[ミドリコ]
今ちょうどあたらしいお薬の調合を
こころみてるの。▼
そこでいくつかひつような植物を
さがしに出かけたいんだけど、▼
キサラギも一緒に付いてきてくれないかなぁ?▼
[キサラギ]
うん、もちろんいいよ。▼
でも僕に役立てることなんてあるの?
僕、薬の調合の仕方なんてよくわからないよ?▼
[ミドリコ]
うん、大丈夫!▼
野山に詳しいキサラギなら、
きっとミドリコの道案内をしてくれるでしょ?▼
何ならじょしゅにしてあげてもいいわよ。▼
[キサラギ]
あはは。それは楽しそうだね。▼
でもとりあえずは、
本当に僕が君の研究の役に立てるか…▼
実践で見極みてみてよ。▼
[ミドリコ]
うん、そうね!▼
じゃあさっそく出発したいんだけど、
いーい?▼
[キサラギ]
もちろんだよ!▼
[ミドリコ]
よーし!
それでは、しゅっぱーつ!▼

支援B

[ミドリコ]
あっ、キサラギ。
このあいだはありがとう。▼
[キサラギ]
やぁ、ミドリコ。
役に立てて良かったよ。▼
[ミドリコ]
キサラギはまるで山の主ね。▼
植物がせいそくしているばしょや、
動物がすんでいそうなところ…▼
ぜんぶがあなたの言ったとおりだったわ。
ミドリコ、びっくりしちゃった。▼
[キサラギ]
そんな。大したことないよ。▼
野山で遊んでいたら、
何となく覚えちゃっただけで。▼
[ミドリコ]
ううん、本当にすごいよ。だってミドリコが
今回けんきゅうしようとしていた、▼
菌類のしんしゅの居場所まで、
ちゃんと見破ってみせたんだもん。▼
[キサラギ]
ジメジメした場所に発生しやすいって
聞いたから、少し思い当たって、▼
あの洞窟に案内しただけだよ。▼
[ミドリコ]
そうだったのね。なんだかキサラギは…
からだ全体で山の声をきいている…▼
山と一つになっている…
そんなかんじがするわ。▼
[キサラギ]
あはは。
そんな大袈裟なものじゃないよ。▼
[ミドリコ]
でも…ミドリコ、もう一つ
どうしても欲しいものがあるのよね…▼
[キサラギ]
それは何?▼
[ミドリコ]
火山のかこう付近でだけ咲くという…
まぼろしの花のたねよ。▼
[キサラギ]
火山の火口…
ちょうどこの間行った山の近くにあるね。▼
[ミドリコ]
うん、でもあそこは有毒なくうきが
まんえんしてるって聞くわ。▼
だから…だれもそこまでたどりつけないの。▼
[キサラギ]
う~ん、確かに大変そうだけど、
ミドリコが必要なら僕行くよ。▼
[ミドリコ]
ち、ちがうのよ、キサラギ!▼
ご、ごめんね…
そういうつもりで言ったんじゃないの。▼
そんな危険なところ、
ぜったい行かせるわけにはいかない…▼
ううん。
行っちゃダメだからね、キサラギ。▼
[キサラギ]
あはは、わかったよ。
でも、その花はちょっと興味があるな。▼
どんな特徴があるのか、
教えてもらってもいいかな?▼
[ミドリコ]
うん、いいよ。火山のようがんを
思わせるような、真っ赤な花でね、▼
茎と葉に細かい毛が生えてるんだけど、それが
トゲトゲしてて、触るとすこしいたいんだって。▼
[キサラギ]
へぇ~、確かにそんな花見たことないや。▼
ミドリコと一緒にいると、
色々なことを教えてもらえるなぁ。▼
[ミドリコ]
そんなことないよ…▼
あっ、そろそろ薬のばいようが終わるころだわ。
じゃあミドリコ、行くね。▼
[キサラギ]
うん、じゃあね。▼

(ミドリコ退場)

[キサラギ]
…………▼

支援A

[キサラギ]
あっ、ミドリコー!▼
[ミドリコ]
キサラギ、どうしたの?▼
なんか、たくさん擦り傷作ってない?
それになんだか、泥だらけだし…▼
[キサラギ]
ほら、これ。
この花を見て。▼
[ミドリコ]
えっ…えええっ!?▼
こ、これは火山のかこうしか咲かない…
ミドリコが欲しがってた花!?▼
[キサラギ]
うん、そうだよ。▼
[ミドリコ]
ど、どうしてこれをキサラギが…?
ま、まさか!!▼
[キサラギ]
あ、うん。やっぱり僕興味湧いちゃって、
採りに行ってきたんだ。▼
[ミドリコ]
ど、どうしてなの!?▼
あそこは危険なくうきがあるから
止めてって、あれだけ言ったのに!▼
[キサラギ]
でもほら、こうして無事に戻ってこられた。
大丈夫だったでしょ?▼
[ミドリコ]
だ…だいじょうぶなわけないでしょ!
キサラギのばか!▼
[キサラギ]
…え?▼
[ミドリコ]
そんなところに行って…
大けがしたら、どうするつもりだったの…!?
[キサラギ]
ごめん、ミドリコ…▼
君がそんなに怒るなんて、
思ってなかったよ…▼
でも僕、ミドリコが喜んでくれると
いいなって思って…▼
[ミドリコ]
よ、喜ぶわけないよ…▼
ミドリコのために
キサラギが死んじゃったら、▼
ミドリコも悲しくて死んじゃうんだから…!▼
[キサラギ]
ミドリコ…ほんとにごめん。▼
…でもね。
僕、自信があったんだ。▼
仲間のためならそれくらい
簡単にやり切れるって。▼
それに、ミドリコは言ってくれたよね。
僕は山の主だって。▼
その言葉に励まされて僕、
がんばれたんだよ。▼
[ミドリコ]
…………▼
…ありがとう。
キサラギの気持ちはうれしいよ。▼
どなったりして、ごめんなさい…▼
でも、もうミドリコのために
あぶないことをするのはやめてね。▼
ミドリコはキサラギが健康でいてくれれば、
それが一番、うれしいんだからね。▼
[キサラギ]
…わかったよ。▼
[ミドリコ]
もうこんなことはしないでね。
ミドリコと、やくそくして…▼
[キサラギ]
うん。こんなことはもうしない。
約束するよ。▼
心配させて、ごめんね。▼
[ミドリコ]
よかった…
それを聞いてあんしんしたよ、キサラギ。▼
生きて帰って来てくれて、
よかった。▼
キサラギのとってきてくれたお花…
たいせつに使わせてもらうからね。▼
[キサラギ]
うん!▼

支援S

[ミドリコ]
あっ…キサラギ…▼
[キサラギ]
ミドリコ、どうしたの?▼
[ミドリコ]
あの…ええとね…▼
キサラギにもらったお花を使って…
ようやくしんしゅのお薬が完成したの。▼
[キサラギ]
そうなんだ!
おめでとう、ミドリコ!▼
[ミドリコ]
えへへ…ありがと。▼
[キサラギ]
それで…
その薬って、どんな効果がある薬なの?▼
[ミドリコ]
じようきょうそう…元気がないときに
しょほうすれば、元気がでてくる薬よ。▼
[キサラギ]
へ~! それはすごいや!
僕も飲ませてほしいなぁ~!▼
あっ…でも…▼
[ミドリコ]
うん、キサラギはいつも元気でしょ?▼
[キサラギ]
そ、そうだね…あはは。▼
[ミドリコ]
それで…その…あたらしいお薬のなまえ
なんだけどね。▼
キサラギ…ってなまえにしたいの。
いいかな?▼
[キサラギ]
え!? それはもちろん光栄だけど…
どうして?▼
[ミドリコ]
だって…キサラギが命がけで
とってきてくれたお花でできたし…▼
この薬のこうかだって、
キサラギみたいに元気になれることだし…▼
それに…ええと…▼
[キサラギ]
…?▼
[ミドリコ]
ミドリコがそうしたいの…▼
ミドリコね…
キサラギのこと…好きだから。▼
[キサラギ]
え…ええっ!?▼
[ミドリコ]
だからね、すきな人のなまえをつけたいって、
そう思ったの!▼
[キサラギ]
ミ、ミドリコ…!▼
[ミドリコ]
はぁぁ~…!
い、言っちゃった…言っちゃったよ…!▼
うわわ! は、はずかしい!▼
[キサラギ]
ミドリコ…ありがとう。
すごく嬉しいよ。▼
[ミドリコ]
ほ、ホントに!?▼
[キサラギ]
うん、僕も…研究熱心な君に、
どんどん惹かれていたのに気づいてたから…▼
僕も、君が好きだよ。
ミドリコ。▼
[ミドリコ]
や、やった~!▼
ミドリコ、ゆうきを出して告白して…
よかった…!▼
[キサラギ]
ありがとう。
これからは二人で、ずーっと一緒だよ!▼
[ミドリコ]
うん!
ミドリコ…とってもうれしい!▼

グレイ

支援C

[ミドリコ]
…………▼
[グレイ]
ん? どうした、ミドリコ。
なにか考え事か?▼
[ミドリコ]
あ、グレイ。▼
考え事ってほどじゃないんだけど…
この薬草を見てたら思い出したの。▼
前にお父さんとサイゾウさんが
口論してたこと…▼
[グレイ]
口論?▼
[ミドリコ]
うん。この薬草を煎じてのむか、
患部にはって使うか…▼
どっちの方がよく効くかって、
それで意見がわかれてたみたい。▼
すっごいケンカだったから、
ミドリコよくおぼえてるの。▼
[グレイ]
…父さんたち、
ミドリコの前で何やってんだ。▼
ただの薬草でそんなに盛り上がるなんて
まるで子供みたいだな…▼
[ミドリコ]
あはは、ホントだねえ。▼
その点ふたりのこどものミドリコたちは
昔からずっとなかよしよね〜。▼
[グレイ]
はは…まぁ俺はお前からもらえる
甘い味の飲み薬をもらいたいだけだが。▼
[ミドリコ]
ええっ!?
グレイ、それってひどいよ!▼
[グレイ]
ははは、冗談だよ。▼
[ミドリコ]
むーっ! そんなこと言うグレイには、
きょうは飲み薬あげない!▼
[グレイ]
ええっ!?
す、すまん! 謝るから許してくれ!!▼
この通りだから!▼
[ミドリコ]
うふふ…しかたないわね。
じゃあこのお薬をどうぞ。▼
[グレイ]
おおっ……相変わらず甘そうだな。
ありがたくいただくぜ。▼
[ミドリコ]
でも何度もいうけど、▼
これってじようきょうそうに
よく効く薬なんだからね。▼
あくまでお薬なの。のみすぎちゃダメよ。▼
[グレイ]
ああ、わかってるぜ〜!
じゃあミドリコ、またな。▼

(グレイ退場)

[ミドリコ]
グレイったら、
ほんとうにわかってるのかな…?▼

支援B

[ミドリコ]
グ、グレイ!▼
[グレイ]
ミドリコか…▼
[ミドリコ]
グレイ、たいちょうが悪くなったって
きいたよ? だいじょうぶ?▼
[グレイ]
あ、ああ…少し気分が悪くなっただけだ。
心配はいらない。▼
[ミドリコ]
で、でもかおいろがすこし悪いよ…?▼
はっ!? も、もしかしてミドリコの
飲み薬をのみすぎたとか…!?▼
[グレイ]
…………▼
ははは…実はそうみたいだ。
調子に乗って飲み過ぎた…▼
うっ…気分が悪い…▼
[ミドリコ]
だからのみすぎには注意してって、
あれほど言ったのに…▼
でも…もとはと言えば、ミドリコが
あげちゃったのが悪いのよね。▼
ごめんね…グレイ。▼
[グレイ]
いや…お前の注意を聞かなかった
俺が悪いんだ…▼
[ミドリコ]
お薬はね、てきりょうに
留めることがかんじんなの…▼
だってあくまでお薬はからだを治すため、
しょほうするものなんだから。▼
[グレイ]
ああ、今日はそれが
身に染みてわかったぜ。▼
[ミドリコ]
…………▼
よーし!▼
[グレイ]
ミドリコ?▼
[ミドリコ]
ミドリコ、おわびの気持ちもかねて、
グレイのためにお菓子つくっちゃう!▼
[グレイ]
えっ? お詫びって…
別にお前は悪くないって言ってるだろ?▼
[ミドリコ]
ううん…薬師として、ちゃんとしょほう
できてないのはミドリコのせきにんよ。▼
だからグレイには、おわびをしなくちゃ!▼
[グレイ]
でもなんで菓子なんだ?▼
[ミドリコ]
だってもともとグレイは
甘い物がすきだったから、▼
甘い飲み薬を
ミドリコにせがんだんでしょ?▼
だから代わりにいくら食べても
ふくさようのないお菓子をつくってあげるの!▼
[グレイ]
た、確かに理には適っているが…▼
[ミドリコ]
じゃあ頑張ってつくっちゃうから!
グレイ、期待しててね!▼
[グレイ]
あ、ああ…▼

支援A

[ミドリコ]
グ、グレイ…▼
[グレイ]
ミドリコ、どうしたんだ?
しょぼくれた顔なんからして。▼
…その手に持ってるのはなんだ?
新しい薬か?▼
[ミドリコ]
ううん…じつはこれ…グレイのために
ミドリコが作った…お菓子なの。▼
[グレイ]
ああ、前に言ってたやつか。
だからそんなに気にする必要ないのに。▼
って…ははは。随分と歪な菓子だな。
形も崩れてるし、大きさもバラバラだぞ。▼
[ミドリコ]
ミドリコ…お菓子もお薬のちょうごうも
同じようりょうでできるって…▼
ちょっと甘く見てたの…▼
それなのにお菓子づくりは…
ぜんぜん勝手がちがってて…▼
あんまりうまく作れなかったの…▼
[グレイ]
ははは、菓子作りだけに
甘く見てたってわけか?▼
[ミドリコ]
も、もう!
ミドリコはしんけんだったのよ!▼
[グレイ]
ははは、すまんすまん。
だが…わかってるさ。▼
俺にはミドリコのその気持ちだけで十分だ。
ありがとな、ミドリコ。▼
[ミドリコ]
グレイ…▼
[グレイ]
そういえばお前は昔からこうやって
俺に頭を撫でられるの好きだったな。▼
[ミドリコ]
う、うん。だってグレイはミドリコに
とっておにいちゃんみたいな存在だからね。▼
[グレイ]
そうだな。じゃあ早速、
愛する妹の手作り菓子をもらうとするか。▼
ぱくっ…もぐもぐ。▼
[ミドリコ]
ああっ、むりに食べなくてもいいのに…!▼
[グレイ]
…………▼
なるほど。確かに俺が普段買ったり
作ったりするものの味にはほど遠いな。▼
[ミドリコ]
……!
[グレイ]
でも愛情は感じられる、良い味だ。▼
これからちゃんと学んでいけば、
すぐに美味い菓子が作れるはずさ。▼
[ミドリコ]
ほんと!?
じゃあ教えてもらってもいい?▼
[グレイ]
ああ、もちろんさ。
みっちり教えてやるから、覚悟しとけよ。▼
[ミドリコ]
うん!
グレイ、ありがと〜!▼

支援S

[グレイ]
ミドリコ…▼
[ミドリコ]
グレイ? どうしたの?
きょうもお菓子作りを教えてくれるの?▼
[グレイ]
い、いや…今日は別の用なんだ。▼
[ミドリコ]
別の? 何かな?▼
[グレイ]
俺は今までお前の事を…
その…従妹なわけだし…▼
妹のような存在だと思ってきた。▼
[ミドリコ]
うん、それはミドリコも一緒だよ。▼
ミドリコもグレイのこと、
おにいちゃんみたいに思ってるよ。▼
って…このかいわ、前もしたよね?▼
[グレイ]
あ、ああ…そうだな。▼
だが俺はこの前…菓子作りに失敗して
辛そうにしているお前の顔を見ていて…▼
別の想いに囚われるようになったんだ。▼
[ミドリコ]
別のおもい…?▼
[グレイ]
ああ…▼
ミドリコ…俺はお前が好きだ。▼
[ミドリコ]
…!!▼
[グレイ]
従妹だからという事じゃない。▼
俺はお前の事を一人の女性として、
大事にしたいと思っているんだ…!▼
[ミドリコ]
グ、グレイ…!▼
[グレイ]
突然の事で驚いただろうが…
俺のこの想いに応えてくれないか?▼
ミドリコ…▼
[ミドリコ]
…………▼
とつぜんなんかじゃないよ…
ミドリコも…ずっとグレイがすきだった。▼
[グレイ]
えっ…!?▼
[ミドリコ]
でもグレイにとってミドリコは
あくまで妹だから…▼
ミドリコに脈なんて
最初からないって諦めてたんだよ…▼
[グレイ]
そ、そうだったのか…!▼
[ミドリコ]
でもうれしい! これって恋人どうしって
ことでいいんだよね?▼
[グレイ]
ああ、もちろんだ。▼
[ミドリコ]
ミドリコ、とっても幸せ…!▼
[グレイ]
俺も同じ気持ちだ。▼
これからはお前を大事な妹として…
そして大事な人として…▼
愛し続けると約束するぜ。▼
[ミドリコ]
ミドリコもおなじよ。
これからもよろしくね! グレイ!▼
[グレイ]
ああ!▼

キヌ

支援C

[ミドリコ]
るんるん♪▼
この薬草があれば
あたらしいお薬がつくれるよ!▼
るんるん♪▼
[キヌ]
ミドリコ! なんだか楽しそうだね。▼
[ミドリコ]
あっ、キヌ。ミドリコは今、
薬草をとってきたかえりなの。▼
それであたらしいお薬をちょうごうする
よていなの。▼
[キヌ]
そ、そうなんだぁ…▼
[ミドリコ]
…あれ? キヌ、なんだかちょっと
かおいろが悪くない?▼
[キヌ]
えっ? そ、そんなことないよ?
でも、今日は少しだけ寒いかも…▼
へ、へっくしゅん!▼
[ミドリコ]
わっ!
キヌ…風邪ひいたんじゃないの?▼
[キヌ]
そ、そんなこと…
くしゅんくしゅん!▼
[ミドリコ]
そんなにくしゃみするなんて
ぜったい風邪だよ!▼
まってて、キヌ。
ミドリコが今、お薬だしてあげるね。▼
んーと…はい、これだよ。▼
[キヌ]
いいの! アタシいらない!▼
[ミドリコ]
えっ? なんで?▼
[キヌ]
だって、それすっごく苦いでしょ!?
アタシ苦いのイヤだもん!▼
[ミドリコ]
ええ!?
風邪をはやくなおしたいでしょ?▼
それにこれはにがくないよ。
甘めにちょうごうしてるから。▼
[キヌ]
ううん、そんなことない!
だってなんだか苦そうな匂いがするもん!▼
[ミドリコ]
このお薬はにおいなんて
ほとんど感じないはずなのに…▼
すごい!
キヌってすごいきゅうかくなんだねー!▼
[キヌ]
うん、妖狐は鼻が良いからね。▼
今はくしゃみで鼻が詰まりかけてても、
その薬の苦い匂いはわかっちゃうよ。▼
[ミドリコ]
へぇ~!▼
[キヌ]
だからそのお薬は飲まないよ!▼
[ミドリコ]
そんなぁ…▼
[キヌ]
いっぱいご飯を食べて、たくさん寝れば
すぐに治るから大丈夫だよ!▼
それじゃあね、ミドリコ!▼

(キヌ退場)

[ミドリコ]
あっ! 待ってキヌ!▼
…ああ、行っちゃった。▼
そっかぁ、妖狐には
にがみ成分がすこしでもはいってると、▼
きづかれちゃうんだね…▼
よーし、こんどはキヌにものめそうな
調合のはいぶんをかんがえてみようっと!▼

支援B

[ミドリコ]
ねえ、キヌ!
ちょっとおはなししてもいいかな?▼
[キヌ]
ミドリコ。どうしたの?▼
[ミドリコ]
…………▼
あれ? もしかして
もう風邪なおっちゃった?▼
[キヌ]
うん。いっぱい寝たらすぐ治ったよ!
くしゃみも全然出ないもん。▼
[ミドリコ]
そ、そっかぁ…▼
[キヌ]
あれ? どうしたの?▼
[ミドリコ]
ミドリコ…がんばって
キヌのためにお薬つくってきたの。▼
でも風邪がなおったんだったら
のんでもらえないなって。▼
風邪がなおったのはうれしいことだけど、
ちょっとざんねんだって思っちゃった。▼
[キヌ]
ああ、そういうこと。▼
[ミドリコ]
ごめんね、キヌ…
風邪がなおってちょっとざんねんだなんて。▼
[キヌ]
ううん、別にいいよ。
ミドリコの気持ちはわかるから。▼
[ミドリコ]
あ、そうだ! じゃあ風邪のよぼうになる
お薬をのんでみない?▼
[キヌ]
えっ?▼
[ミドリコ]
んーと…えーと…ほら、これ!
体に良いものがたくさん入ってるんだよ。▼
[キヌ]
う、うーん。これも苦そう…▼
[ミドリコ]
…キヌは、にがみせいぶんが
まったく入ってないお薬じゃないと、▼
のんでくれないってこと?▼
[キヌ]
うーん、そうだね。お菓子くらいに
甘い味だったら飲んでもいいよ。▼
[ミドリコ]
…わかった!▼
だったらミドリコ、キヌのために
お菓子くらいあまいお薬つくるよ!▼
今は元気になっても、
また風邪ひくかもしれないでしょ?▼
そのときにまた飲まないっていって、
ひどくなったらミドリコかなしいもん。▼
だからキヌにも飲んでもらえるように
あまいお薬をじゅんびしておくの。▼
[キヌ]
ミドリコ…▼
えへへ…ありがとう。▼
そこまで言われたからには、
アタシも考えを改めるよ。▼
ミドリコが頑張ってくれた恩返しに、
できるだけ協力することにする!▼
[ミドリコ]
やったー!!▼
だったらキヌにはまず
この薬草茶を飲んでみてほしいの!▼
[キヌ]
へっ…?▼
[ミドリコ]
えーと…これと、これと、これだよ!▼
[キヌ]
ちょ、ちょっと待って!
どういうこと!?▼
おくすりは今から作るんじゃないの!?▼
[ミドリコ]
まずはいろんな味を飲みくらべて
もらうところからはじめるの。▼
それからあまいお薬の
しさくひんを作りはじめるんだよ。▼
[キヌ]
わ、わかったよ…飲むよぉ…
飲めばいいんでしょ!▼

支援A

[ミドリコ]
キヌ、この間はありがとう!▼
キヌのおかげでとってものみやすい
あまいお薬をつくれたよ。▼
[キヌ]
どういたしまして!▼
甘くて美味しいお薬が飲めて
アタシも嬉しかったよ。▼
[ミドリコ]
ええへ、そう言ってくれてたすかるよ。
みんなもよろこんでくれてるの。▼
ミドリコも、
あまいお薬のつくりかたになれてきたよ。▼
[キヌ]
そっかぁ!
最後までお手伝いできて良かった。▼
[ミドリコ]
うん。それでね、キヌ。
ええと…▼
キヌのその鼻とみかくは
とっても頼りになったから…▼
だからキヌはミドリコにとっての
あいぼうににんていします!▼
[キヌ]
相棒…?▼
[ミドリコ]
うん、ミドリコのおしごとに
とってもこうけんしてくれたから!▼
[キヌ]
相棒かぁ!
それ…かっこいいね!▼
[ミドリコ]
えへへ。じゃあまたお薬つくるとき、
てつだってくれる?▼
[キヌ]
…うん、苦いのは飲みたくないけど、
たまにならいいよ。▼
相棒なんて言われちゃったら
手伝わないわけにもいかないもんね!▼
[ミドリコ]
わーい、ありがとうキヌ!
それじゃあこれからもよろしくね!▼
[キヌ]
うん!▼

ヒサメ

支援C

[ミドリコ]
うんしょ、うんしょ…
きょうはどんな薬草がみつかるかなぁ。▼
たのしみ、たのしみ…▼
…あれ?▼
[ヒサメ]
ふはははっ! あはははははは!▼
[ミドリコ]
えええ!?
ヒサメがへんな笑いかたしてる!▼
なにがそんなにおかしいの?▼
[ヒサメ]
あっ! ミドリコ!
なんだか…あはは! おかしいんですっ!▼
急に…笑いが止まらな…ふはは!
どうしたら…あははっ! いいんでしょうふふ!▼
[ミドリコ]
うわあ…
これは相当まずいじょうたいね。▼
ええと…あっ!▼
きっとそれ笑い茸のせいだよ!▼
ええとね…ほら、このお薬のんで?
これをのんだらおさまるよ!▼
[ヒサメ]
あははっ! ごく…ごく…っ!
ぷはぁっ!▼
はぁ、はぁ…ああ、やっと止まりました…
ありがとうございます、ミドリコ…▼
[ミドリコ]
どういたしまして! でも、笑い茸
みつけちゃうなんて大変だったね。▼
[ヒサメ]
その笑い茸のことですが…私はそんな物を
見つけた覚えはありませんよ?▼
[ミドリコ]
そうなの? …あ、でもほら!
ヒサメのあしもとにはえてるよ!▼
[ヒサメ]
えっ? ああ、この小さいキノコですか?▼
[ミドリコ]
うん。ふんじゃうとほうしが飛ぶから
それをすって笑いだしちゃったんだとおもうよ。▼
おもしろいキノコだけど、
いいお薬のざいりょうにもなるの!▼
[ヒサメ]
へえ…そうなんですか。
では、このキノコも持って帰りますか?▼
私が踏んでいないものは使えそうです。▼
[ミドリコ]
うーん…でもこれ、まだちいさいから
お薬につかうのはちょっとむずかしいみたい。▼
[ヒサメ]
そうですか…▼
では今度、私が探してきます!▼
[ミドリコ]
ええっ? そんな…わざわざいいよ!▼
[ヒサメ]
いいえ。助けていただいたお礼をしないと
私の気が済みませんから。▼
[ミドリコ]
そうなの?あ、それならこんど
いっしょにとりにいこうよ!▼
[ヒサメ]
えっ? ええとそれは…ミドリコと一緒だと
ちょっと緊張してしまうんですが…▼
[ミドリコ]
ミドリコ、そのほうがたのしそうだし
うれしいな…ダメなの?▼
[ヒサメ]
い、いえ…!▼
私から言い出したことですし、
それじゃあ一緒に行きましょうか。▼
[ミドリコ]
わーい! ありがとう、ヒサメ!▼

支援B

[ヒサメ]
では、ミドリコ。
今日は笑い茸を採りに行くわけですが…▼
どの辺りにありそうですか?▼
[ミドリコ]
うーんとね、キノコだからじめじめした
ところにはえてるよ。▼
あと、うねうねした木のねもとに
よくはえてるって聞いたことがあるの。▼
[ヒサメ]
じめじめ…うねうね…▼
[ミドリコ]
あっ! ほら、あの木!
あの木のしたとかありそうだよ!▼
[ヒサメ]
ああ、確かにあの木は良さそうですね。
では近くに寄ってみましょう。▼
って、あ!▼
[ミドリコ]
え? ヒサメどうしたの?
…!!▼
[ヒサメ]
た、大変です! また笑い茸を踏んで…
あはははっ! やっぱりきました…うふふっ!▼
[ミドリコ]
あはははははっ!
ミドリコまで…うふふふっ!▼
ほうしを…すっちゃ…あはははっ!▼
[ヒサメ]
ふはははっ! あははははっ!
ははははっ早く薬を…ふははっ!▼
ごく…ごくっ! …ぷはぁっ!▼
[ミドリコ]
んぐ…んぐ…ぷはぁっ!▼
[ヒサメ]
…うっかり笑い死ぬところでした。
このキノコは恐ろしいですね…▼
[ミドリコ]
うん、そうだね…▼
いっしゅん、
焼きはらおうかと思っちゃった…▼
[ヒサメ]
だ、駄目ですよミドリコ!
せっかく見つけたのに!▼
それで…今回のキノコは使えそうですか?▼
[ミドリコ]
うん! これはおおきいからつかえるよ!▼
ヒサメがいっしょにきてくれたし、
キノコもたくさんとれたから楽しかった!▼
[ヒサメ]
ふふっ、それは良かったです。
ミドリコが喜んでくれて私も嬉しいです。▼
[ミドリコ]
うん! このちょうしでもうちょっと
ほかのキノコもさがしていいかな?▼
[ヒサメ]
もちろんです。では、いきましょう。
あ、ただし笑い茸には気をつけて、ですね。▼
[ミドリコ]
うん、そうだね!▼

支援A

[ミドリコ]
うふふ~♪▼
[ヒサメ]
ん? どうしたんですか、ミドリコ。
とてもご機嫌な様子ですね。▼
[ミドリコ]
あっ、ヒサメ! このあいだは
いっしょにキノコとってくれてありがとう!▼
[ヒサメ]
どういたしまして。あの後、
無事に薬も作れたようで良かったです。▼
[ミドリコ]
うん! お薬もいっぱい作れたし、
ヒサメともなかよしになれたから…▼
ミドリコもとってもうれしいよ!▼
[ヒサメ]
ふふっ、仲良しですか。▼
[ミドリコ]
うん。じつはね…ほんとうはミドリコ、
ヒサメのことこわいなって思ってたから…▼
[ヒサメ]
えっ? それはどういうことですか?▼
[ミドリコ]
だって、ヒサメって
いつもまじめな顔してるでしょ?▼
だからさいしょ、おこってるみたいにみえて
話しかけにくかったの…▼
[ヒサメ]
それはすみませんでした…▼
私も女性の前では、いつも以上に
顔がこわばっていたのかもしれません。▼
無意識の内にあなたを怖がらせて
いたようですね…▼
[ミドリコ]
でももうだいじょうぶだよ!▼
こんかいのことでヒサメがとっても
楽しそうに笑うってわかったからいいの!▼
[ヒサメ]
あはは…あんなに大笑いしたのは
後にも先にもないでしょうけどね…▼
きっかけは不本意ですが
仲が深まったのは嬉しいことです。▼
[ミドリコ]
ねえ、ヒサメ。もしよかったら
またいっしょに山とか森にいってくれる?▼
ヒサメといっしょだと薬草とりが
いつもよりもっと楽しくなるの。▼
[ヒサメ]
はい! ミドリコが誘ってくださるのなら、
私も進んで協力しましょう。▼
[ミドリコ]
わぁっ! ありがとう、ヒサメ!▼

支援S

[ミドリコ]
きょうも薬草とりにつきあってくれて
ありがとう、ヒサメ。▼
おかげでたーくさんとれたよ!▼
[ヒサメ]
それは良かったです。▼
ですが、ミドリコはもう少し周囲を見ながら
歩いた方がいいですよ。▼
夢中になるとそのまま駆け出してしまうので
一人だと迷子になってしまいそうです。▼
[ミドリコ]
うん…それ、なおそうと思ってるんだけど
なかなかなおらなくて…▼
あ、それならヒサメ。
ひとつお願いごとしてもいい?▼
[ヒサメ]
お願いごと?▼
[ミドリコ]
うん…ミドリコ…ヒサメにね、
いつもいっしょにいてほしいの。▼
そうしたら、ミドリコ迷子にならないよ!▼
[ヒサメ]
それは…ひょっとして…▼
毎日私と共にいたいと思って
くれているということですか?▼
[ミドリコ]
うん、そうだよ!▼
ヒサメといっしょなら楽しいし迷子にならない
から、いっせきにちょうってやつなの。▼
[ヒサメ]
ミドリコがそう願うのなら
私はもちろんお供しますよ。▼
ですが、それなら私からも一つ
ご提案があります。▼
[ミドリコ]
えっ? ごていあんってなあに?▼
[ヒサメ]
もしミドリコさえよければ…
私はあなたと恋人同士になりたいです。▼
[ミドリコ]
…! こ、こいびとどうし!?
それ…ミドリコのことが好きってこと?▼
[ヒサメ]
はい。あなたの夢中になっている姿を
見ていると、私の心まで弾みます。▼
それと同時に、
迷子にならないよう助けたい…▼
毎日一緒にいたいと
思うようになっていました。▼
[ミドリコ]
ヒサメ…▼
[ヒサメ]
最初、怖がらせてしまっていた私が
言えることではないかもしれませんが…▼
一緒にいたいと思っているなら…
私の想いに応えてもらえると嬉しいです。▼
[ミドリコ]
うん。ミドリコ…ヒサメと
こいびとどうしになりたいよ。▼
[ヒサメ]
ミドリコ…!▼
[ミドリコ]
まいにちいっしょに笑っていられたら
とっても楽しいの。▼
このきもちがあれば、
ヒサメとこいびとになれるよね?▼
[ヒサメ]
はい…私と同じ気持ちでいてくれて
とても嬉しいです。▼
大好きですよ、ミドリコ。▼
[ミドリコ]
うふふっ、ミドリコも
ヒサメのことだいすき!▼
これからもたくさんなかよくしてね!▼
[ヒサメ]
ええ、もちろんです。▼

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Last-modified: 2020-09-07 (月) 19:23:48
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