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ミドリコの支援会話†
シノノメ†
支援C†
- [ミドリコ]
- うんしょ、よいしょ…▼
- [シノノメ]
- ん? なんだか大変そうだな、ミドリコ。
背負ってる籠の中身は薬草か?▼
- [ミドリコ]
- あ、シノノメ。
うん…ちょっとむちゅうになっちゃって…▼
- [シノノメ]
- ははっ! それで採りすぎたのか?
しょうがないな、半分持ってやるよ。▼
よっと!▼
- [ミドリコ]
- わわっ! あ…ありがとう、シノノメ。
すっごくかるくなったよ!▼
- [シノノメ]
- これぐらいお安いご用だ。
いやあ、それにしてもたくさん採ったな。▼
- [ミドリコ]
- うん! ちかくの森にいろんなしゅるいの
薬草がたーくさんあったの!▼
それをみたら、あれもこれもって
なっちゃって…▼
- [シノノメ]
- こんなに量があったら
薬屋でも開けそうだよな。▼
あ、そうだ。ちょっと聞きたいんだけど、
この薬草の中に疲労に効くものってあるか?▼
- [ミドリコ]
- ええと…
ひろうかいふくの薬草がほしいの?▼
- [シノノメ]
- ああ。
実は最近、腕の調子が悪くてさ。▼
- [ミドリコ]
- あ、それならいいのがあるよ!
ミドリコ特製のしっぷをあげる!▼
ええと…これだよ!▼
- [シノノメ]
- へえ、ミドリコはなんでも持ってるな。▼
- [ミドリコ]
- えへへ…ミドリコ、お薬のことなら
だれにも負けないじしんがあるもん!▼
ミドリコ、薬草をつかって
みんなの役にたちたいんだよ!▼
- [シノノメ]
- 安心しろ。
ミドリコは十分役に立ってるぞ。▼
- [ミドリコ]
- ほんとう!?▼
- [シノノメ]
- ああ、もちろんだ。
この湿布、ありがとな。▼
- [ミドリコ]
- うん!
はやくなおるといいね!▼
支援B†
- [ミドリコ]
- あ、シノノメ!
この間あげたしっぷはきいた?▼
- [シノノメ]
- あ…あれな…▼
…実はあんまり効果がなかったんだ。▼
- [ミドリコ]
- ええっ!? そうなの!?▼
- [シノノメ]
- ああ…なんでだろうな。だから
他の方法も試そうかと思ってて…▼
- [ミドリコ]
- だいじょうぶだよ、シノノメ!
ちゃんと最後までミドリコがなんとかするから!▼
- [シノノメ]
- そうか…悪いな。▼
- [ミドリコ]
- きっと前のしっぷはシノノメ専用に作って
なかったから効果がうすかったんだよ!▼
だから、もっとしょうじょうに合わせて
作りなおせばきっときくよ!▼
ええと…腕はいたいの?▼
- [シノノメ]
- いや…痛いというよりは、
だるい感じがするな。▼
- [ミドリコ]
- ふんふん…それだったら…
この薬草と、あの薬草と…▼
あ、これも入れたらいいかも!
ええと…あとは…▼
- [シノノメ]
- ミドリコ? もしかして
今この場で作ってるのか?▼
- [ミドリコ]
- うん! ミドリコに任せてくれたら
すぐにできるよ!▼
んしょ…んしょ…
これをすりつぶして…▼
できた! はいどうぞ!▼
- [シノノメ]
- 早いな!▼
- [ミドリコ]
- これを肩にはっておけば、すぐなおるよ!▼
- [シノノメ]
- ちょっと待て…これ、すごくくさくないか?▼
- [ミドリコ]
- お薬っていうのはにがかったり
くさかったりするのはよくあるよ?▼
- [シノノメ]
- だからって、これはくさすぎだろっ!
こ、これを肩に貼るのか…▼
- [ミドリコ]
- シノノメ…これ、使ってくれないの?▼
- [シノノメ]
- うっ、そんな残念そうな顔をしないでくれ!
わかったよ! 使うから!▼
- [ミドリコ]
- ほんとう? やったあ!
ちゃんとなおるといいね、シノノメ!▼
- [シノノメ]
- はあ…今日は鼻栓をして寝るか…▼
支援A†
- [ミドリコ]
- シノノメ! あれから肩こりはどう?▼
- [シノノメ]
- ああ、ミドリコか!
例の腕のだるさだが、完全に治ったぞ!▼
- [ミドリコ]
- ! よかったー!
ミドリコのお薬がきいたんだね!▼
- [シノノメ]
- まあ、そもそもの原因が訓練の
しすぎだって気づけたのも大きかったな。▼
父さんに負けないようにって
槍を振り回しすぎたか…▼
- [ミドリコ]
- えへへ…お薬きいてよかったぁ。▼
- [シノノメ]
- それで、訓練で疲れたと感じたら
無理せず早めに切り上げることにした。▼
これは、ミドリコの薬と
生活改善のおかげだな。▼
って、ミドリコ…聞いてるか?▼
- [ミドリコ]
- え? うん! ミドリコのお薬が
ちゃんときいたって話でしょ?▼
- [シノノメ]
- あ、うん…それ以外の話もしてたんだが…▼
- [ミドリコ]
- でも、ちゃんとなおってよかったね!
お薬作り、じょうずになってるんだよね…▼
- [シノノメ]
- …そうだな。確かにミドリコの薬の
おかげには変わりない。▼
感謝してるよ、ミドリコ。▼
- [ミドリコ]
- うん! だれかの役にたてるのって
とってもうれしいね!▼
これからもなにかあったら
ミドリコに言ってね?▼
- [シノノメ]
- ああ。わかった。▼
- [ミドリコ]
- それじゃあ…この間あげたお薬も
もうすこし作ってあげるね。▼
- [シノノメ]
- え? いや、もう治ったからいらな…▼
- [ミドリコ]
- ゆだんはきんもつって言葉があるでしょ?▼
だから、しばらくはお薬を
はりつづけなきゃダメだよ!▼
- [シノノメ]
- ええええ…あのくっさい薬…
まだ貼らないといけないのか?▼
- [ミドリコ]
- もちろん! すぐ作るから
ちょっとだけ待っててね!▼
- [シノノメ]
- いや! あれ貼ってる時、みんなから
距離を取られて大変だったんだぞ…▼
- [ミドリコ]
- んしょ…んしょ…▼
- [シノノメ]
- って、聞いてない!
頼むから勘弁してくれー!▼
支援S†
- [ミドリコ]
- シノノメ、今日はつかれてたりする?
けがとかしてない?▼
- [シノノメ]
- ははっ、ミドリコは心配性だな。
この間の件から、ずっとその調子だ。▼
- [ミドリコ]
- うん。あれからシノノメのちょうしを
気にするのがクセになっちゃったの。▼
これって変なことなのかな?▼
- [シノノメ]
- いいや。そうやって身体の心配をしてくれる
のは、ありがたいことだと思ってる。▼
- [ミドリコ]
- えへへ…それならよかった!
シノノメがげんきだとミドリコもうれしいの。▼
- [シノノメ]
- !▼
- [ミドリコ]
- ? シノノメ。どうしたの?▼
- [シノノメ]
- いや…ミドリコって、
笑うと本当に可愛いよなって思って…▼
- [ミドリコ]
- へ?▼
- [シノノメ]
- あのさ、ミドリコ…
俺、お前のことが好きだ。▼
…もしよかったら、
俺の恋人にならないか?▼
- [ミドリコ]
- …ええっ!?
シノノメのこいびと!?▼
- [シノノメ]
- ああ。こうやって俺のことを毎日
気遣ってくれるミドリコが、▼
いつの間にか気になる存在になってた…▼
ミドリコが俺のことを気にしてくれてるのと
同じで、俺もミドリコのことが気になるんだ。▼
これからは恋人として傍にいさせてくれ。▼
- [ミドリコ]
- シノノメ…▼
えへへ…ミドリコ、とってもうれしいよ。▼
シノノメのこいびとになれたら…
もっともっとうれしくなると思うの。▼
- [シノノメ]
- それじゃあ、一緒にいてくれるのか?▼
- [ミドリコ]
- うん。シノノメってたたかってるときの顔が
とってもかっこいいよ。▼
だから、かっこいいシノノメにたよって
もらえたら、すてきだなって思うの。▼
- [シノノメ]
- そっか…それじゃあ、これからは
恋人としてよろしくな!▼
- [ミドリコ]
- これからもずっと…
シノノメのとなりにいさせてね。▼
- [シノノメ]
- ははっ、もちろんだ!▼
キサラギ†
支援C†
- [ミドリコ]
- あ、キサラギみつけた!▼
- [キサラギ]
- ミドリコ、どうしたの?▼
- [ミドリコ]
- ミドリコね、キサラギのこと探していたのよ。
ちょっと協力してほしくって。▼
- [キサラギ]
- 協力?▼
- [ミドリコ]
- 今ちょうどあたらしいお薬の調合を
こころみてるの。▼
そこでいくつかひつような植物を
さがしに出かけたいんだけど、▼
キサラギも一緒に付いてきてくれないかなぁ?▼
- [キサラギ]
- うん、もちろんいいよ。▼
でも僕に役立てることなんてあるの?
僕、薬の調合の仕方なんてよくわからないよ?▼
- [ミドリコ]
- うん、大丈夫!▼
野山に詳しいキサラギなら、
きっとミドリコの道案内をしてくれるでしょ?▼
何ならじょしゅにしてあげてもいいわよ。▼
- [キサラギ]
- あはは。それは楽しそうだね。▼
でもとりあえずは、
本当に僕が君の研究の役に立てるか…▼
実践で見極みてみてよ。▼
- [ミドリコ]
- うん、そうね!▼
じゃあさっそく出発したいんだけど、
いーい?▼
- [キサラギ]
- もちろんだよ!▼
- [ミドリコ]
- よーし!
それでは、しゅっぱーつ!▼
支援B†
- [ミドリコ]
- あっ、キサラギ。
このあいだはありがとう。▼
- [キサラギ]
- やぁ、ミドリコ。
役に立てて良かったよ。▼
- [ミドリコ]
- キサラギはまるで山の主ね。▼
植物がせいそくしているばしょや、
動物がすんでいそうなところ…▼
ぜんぶがあなたの言ったとおりだったわ。
ミドリコ、びっくりしちゃった。▼
- [キサラギ]
- そんな。大したことないよ。▼
野山で遊んでいたら、
何となく覚えちゃっただけで。▼
- [ミドリコ]
- ううん、本当にすごいよ。だってミドリコが
今回けんきゅうしようとしていた、▼
菌類のしんしゅの居場所まで、
ちゃんと見破ってみせたんだもん。▼
- [キサラギ]
- ジメジメした場所に発生しやすいって
聞いたから、少し思い当たって、▼
あの洞窟に案内しただけだよ。▼
- [ミドリコ]
- そうだったのね。なんだかキサラギは…
からだ全体で山の声をきいている…▼
山と一つになっている…
そんなかんじがするわ。▼
- [キサラギ]
- あはは。
そんな大袈裟なものじゃないよ。▼
- [ミドリコ]
- でも…ミドリコ、もう一つ
どうしても欲しいものがあるのよね…▼
- [キサラギ]
- それは何?▼
- [ミドリコ]
- 火山のかこう付近でだけ咲くという…
まぼろしの花のたねよ。▼
- [キサラギ]
- 火山の火口…
ちょうどこの間行った山の近くにあるね。▼
- [ミドリコ]
- うん、でもあそこは有毒なくうきが
まんえんしてるって聞くわ。▼
だから…だれもそこまでたどりつけないの。▼
- [キサラギ]
- う~ん、確かに大変そうだけど、
ミドリコが必要なら僕行くよ。▼
- [ミドリコ]
- ち、ちがうのよ、キサラギ!▼
ご、ごめんね…
そういうつもりで言ったんじゃないの。▼
そんな危険なところ、
ぜったい行かせるわけにはいかない…▼
ううん。
行っちゃダメだからね、キサラギ。▼
- [キサラギ]
- あはは、わかったよ。
でも、その花はちょっと興味があるな。▼
どんな特徴があるのか、
教えてもらってもいいかな?▼
- [ミドリコ]
- うん、いいよ。火山のようがんを
思わせるような、真っ赤な花でね、▼
茎と葉に細かい毛が生えてるんだけど、それが
トゲトゲしてて、触るとすこしいたいんだって。▼
- [キサラギ]
- へぇ~、確かにそんな花見たことないや。▼
ミドリコと一緒にいると、
色々なことを教えてもらえるなぁ。▼
- [ミドリコ]
- そんなことないよ…▼
あっ、そろそろ薬のばいようが終わるころだわ。
じゃあミドリコ、行くね。▼
- [キサラギ]
- うん、じゃあね。▼
(ミドリコ退場)
- [キサラギ]
- …………▼
支援A†
- [キサラギ]
- あっ、ミドリコー!▼
- [ミドリコ]
- キサラギ、どうしたの?▼
なんか、たくさん擦り傷作ってない?
それになんだか、泥だらけだし…▼
- [キサラギ]
- ほら、これ。
この花を見て。▼
- [ミドリコ]
- えっ…えええっ!?▼
こ、これは火山のかこうしか咲かない…
ミドリコが欲しがってた花!?▼
- [キサラギ]
- うん、そうだよ。▼
- [ミドリコ]
- ど、どうしてこれをキサラギが…?
ま、まさか!!▼
- [キサラギ]
- あ、うん。やっぱり僕興味湧いちゃって、
採りに行ってきたんだ。▼
- [ミドリコ]
- ど、どうしてなの!?▼
あそこは危険なくうきがあるから
止めてって、あれだけ言ったのに!▼
- [キサラギ]
- でもほら、こうして無事に戻ってこられた。
大丈夫だったでしょ?▼
- [ミドリコ]
- だ…だいじょうぶなわけないでしょ!
キサラギのばか!▼
- [キサラギ]
- …え?▼
- [ミドリコ]
- そんなところに行って…
大けがしたら、どうするつもりだったの…!?
- [キサラギ]
- ごめん、ミドリコ…▼
君がそんなに怒るなんて、
思ってなかったよ…▼
でも僕、ミドリコが喜んでくれると
いいなって思って…▼
- [ミドリコ]
- よ、喜ぶわけないよ…▼
ミドリコのために
キサラギが死んじゃったら、▼
ミドリコも悲しくて死んじゃうんだから…!▼
- [キサラギ]
- ミドリコ…ほんとにごめん。▼
…でもね。
僕、自信があったんだ。▼
仲間のためならそれくらい
簡単にやり切れるって。▼
それに、ミドリコは言ってくれたよね。
僕は山の主だって。▼
その言葉に励まされて僕、
がんばれたんだよ。▼
- [ミドリコ]
- …………▼
…ありがとう。
キサラギの気持ちはうれしいよ。▼
どなったりして、ごめんなさい…▼
でも、もうミドリコのために
あぶないことをするのはやめてね。▼
ミドリコはキサラギが健康でいてくれれば、
それが一番、うれしいんだからね。▼
- [キサラギ]
- …わかったよ。▼
- [ミドリコ]
- もうこんなことはしないでね。
ミドリコと、やくそくして…▼
- [キサラギ]
- うん。こんなことはもうしない。
約束するよ。▼
心配させて、ごめんね。▼
- [ミドリコ]
- よかった…
それを聞いてあんしんしたよ、キサラギ。▼
生きて帰って来てくれて、
よかった。▼
キサラギのとってきてくれたお花…
たいせつに使わせてもらうからね。▼
- [キサラギ]
- うん!▼
支援S†
- [ミドリコ]
- あっ…キサラギ…▼
- [キサラギ]
- ミドリコ、どうしたの?▼
- [ミドリコ]
- あの…ええとね…▼
キサラギにもらったお花を使って…
ようやくしんしゅのお薬が完成したの。▼
- [キサラギ]
- そうなんだ!
おめでとう、ミドリコ!▼
- [ミドリコ]
- えへへ…ありがと。▼
- [キサラギ]
- それで…
その薬って、どんな効果がある薬なの?▼
- [ミドリコ]
- じようきょうそう…元気がないときに
しょほうすれば、元気がでてくる薬よ。▼
- [キサラギ]
- へ~! それはすごいや!
僕も飲ませてほしいなぁ~!▼
あっ…でも…▼
- [ミドリコ]
- うん、キサラギはいつも元気でしょ?▼
- [キサラギ]
- そ、そうだね…あはは。▼
- [ミドリコ]
- それで…その…あたらしいお薬のなまえ
なんだけどね。▼
キサラギ…ってなまえにしたいの。
いいかな?▼
- [キサラギ]
- え!? それはもちろん光栄だけど…
どうして?▼
- [ミドリコ]
- だって…キサラギが命がけで
とってきてくれたお花でできたし…▼
この薬のこうかだって、
キサラギみたいに元気になれることだし…▼
それに…ええと…▼
- [キサラギ]
- …?▼
- [ミドリコ]
- ミドリコがそうしたいの…▼
ミドリコね…
キサラギのこと…好きだから。▼
- [キサラギ]
- え…ええっ!?▼
- [ミドリコ]
- だからね、すきな人のなまえをつけたいって、
そう思ったの!▼
- [キサラギ]
- ミ、ミドリコ…!▼
- [ミドリコ]
- はぁぁ~…!
い、言っちゃった…言っちゃったよ…!▼
うわわ! は、はずかしい!▼
- [キサラギ]
- ミドリコ…ありがとう。
すごく嬉しいよ。▼
- [ミドリコ]
- ほ、ホントに!?▼
- [キサラギ]
- うん、僕も…研究熱心な君に、
どんどん惹かれていたのに気づいてたから…▼
僕も、君が好きだよ。
ミドリコ。▼
- [ミドリコ]
- や、やった~!▼
ミドリコ、ゆうきを出して告白して…
よかった…!▼
- [キサラギ]
- ありがとう。
これからは二人で、ずーっと一緒だよ!▼
- [ミドリコ]
- うん!
ミドリコ…とってもうれしい!▼
グレイ†
支援C†
- [ミドリコ]
- …………▼
- [グレイ]
- ん? どうした、ミドリコ。
なにか考え事か?▼
- [ミドリコ]
- あ、グレイ。▼
考え事ってほどじゃないんだけど…
この薬草を見てたら思い出したの。▼
前にお父さんとサイゾウさんが
口論してたこと…▼
- [グレイ]
- 口論?▼
- [ミドリコ]
- うん。この薬草を煎じてのむか、
患部にはって使うか…▼
どっちの方がよく効くかって、
それで意見がわかれてたみたい。▼
すっごいケンカだったから、
ミドリコよくおぼえてるの。▼
- [グレイ]
- …父さんたち、
ミドリコの前で何やってんだ。▼
ただの薬草でそんなに盛り上がるなんて
まるで子供みたいだな…▼
- [ミドリコ]
- あはは、ホントだねえ。▼
その点ふたりのこどものミドリコたちは
昔からずっとなかよしよね〜。▼
- [グレイ]
- はは…まぁ俺はお前からもらえる
甘い味の飲み薬をもらいたいだけだが。▼
- [ミドリコ]
- ええっ!?
グレイ、それってひどいよ!▼
- [グレイ]
- ははは、冗談だよ。▼
- [ミドリコ]
- むーっ! そんなこと言うグレイには、
きょうは飲み薬あげない!▼
- [グレイ]
- ええっ!?
す、すまん! 謝るから許してくれ!!▼
この通りだから!▼
- [ミドリコ]
- うふふ…しかたないわね。
じゃあこのお薬をどうぞ。▼
- [グレイ]
- おおっ……相変わらず甘そうだな。
ありがたくいただくぜ。▼
- [ミドリコ]
- でも何度もいうけど、▼
これってじようきょうそうに
よく効く薬なんだからね。▼
あくまでお薬なの。のみすぎちゃダメよ。▼
- [グレイ]
- ああ、わかってるぜ〜!
じゃあミドリコ、またな。▼
(グレイ退場)
- [ミドリコ]
- グレイったら、
ほんとうにわかってるのかな…?▼
支援B†
- [ミドリコ]
- グ、グレイ!▼
- [グレイ]
- ミドリコか…▼
- [ミドリコ]
- グレイ、たいちょうが悪くなったって
きいたよ? だいじょうぶ?▼
- [グレイ]
- あ、ああ…少し気分が悪くなっただけだ。
心配はいらない。▼
- [ミドリコ]
- で、でもかおいろがすこし悪いよ…?▼
はっ!? も、もしかしてミドリコの
飲み薬をのみすぎたとか…!?▼
- [グレイ]
- …………▼
ははは…実はそうみたいだ。
調子に乗って飲み過ぎた…▼
うっ…気分が悪い…▼
- [ミドリコ]
- だからのみすぎには注意してって、
あれほど言ったのに…▼
でも…もとはと言えば、ミドリコが
あげちゃったのが悪いのよね。▼
ごめんね…グレイ。▼
- [グレイ]
- いや…お前の注意を聞かなかった
俺が悪いんだ…▼
- [ミドリコ]
- お薬はね、てきりょうに
留めることがかんじんなの…▼
だってあくまでお薬はからだを治すため、
しょほうするものなんだから。▼
- [グレイ]
- ああ、今日はそれが
身に染みてわかったぜ。▼
- [ミドリコ]
- …………▼
よーし!▼
- [グレイ]
- ミドリコ?▼
- [ミドリコ]
- ミドリコ、おわびの気持ちもかねて、
グレイのためにお菓子つくっちゃう!▼
- [グレイ]
- えっ? お詫びって…
別にお前は悪くないって言ってるだろ?▼
- [ミドリコ]
- ううん…薬師として、ちゃんとしょほう
できてないのはミドリコのせきにんよ。▼
だからグレイには、おわびをしなくちゃ!▼
- [グレイ]
- でもなんで菓子なんだ?▼
- [ミドリコ]
- だってもともとグレイは
甘い物がすきだったから、▼
甘い飲み薬を
ミドリコにせがんだんでしょ?▼
だから代わりにいくら食べても
ふくさようのないお菓子をつくってあげるの!▼
- [グレイ]
- た、確かに理には適っているが…▼
- [ミドリコ]
- じゃあ頑張ってつくっちゃうから!
グレイ、期待しててね!▼
- [グレイ]
- あ、ああ…▼
支援A†
- [ミドリコ]
- グ、グレイ…▼
- [グレイ]
- ミドリコ、どうしたんだ?
しょぼくれた顔なんからして。▼
…その手に持ってるのはなんだ?
新しい薬か?▼
- [ミドリコ]
- ううん…じつはこれ…グレイのために
ミドリコが作った…お菓子なの。▼
- [グレイ]
- ああ、前に言ってたやつか。
だからそんなに気にする必要ないのに。▼
って…ははは。随分と歪な菓子だな。
形も崩れてるし、大きさもバラバラだぞ。▼
- [ミドリコ]
- ミドリコ…お菓子もお薬のちょうごうも
同じようりょうでできるって…▼
ちょっと甘く見てたの…▼
それなのにお菓子づくりは…
ぜんぜん勝手がちがってて…▼
あんまりうまく作れなかったの…▼
- [グレイ]
- ははは、菓子作りだけに
甘く見てたってわけか?▼
- [ミドリコ]
- も、もう!
ミドリコはしんけんだったのよ!▼
- [グレイ]
- ははは、すまんすまん。
だが…わかってるさ。▼
俺にはミドリコのその気持ちだけで十分だ。
ありがとな、ミドリコ。▼
- [ミドリコ]
- グレイ…▼
- [グレイ]
- そういえばお前は昔からこうやって
俺に頭を撫でられるの好きだったな。▼
- [ミドリコ]
- う、うん。だってグレイはミドリコに
とっておにいちゃんみたいな存在だからね。▼
- [グレイ]
- そうだな。じゃあ早速、
愛する妹の手作り菓子をもらうとするか。▼
ぱくっ…もぐもぐ。▼
- [ミドリコ]
- ああっ、むりに食べなくてもいいのに…!▼
- [グレイ]
- …………▼
なるほど。確かに俺が普段買ったり
作ったりするものの味にはほど遠いな。▼
- [ミドリコ]
- ……!
- [グレイ]
- でも愛情は感じられる、良い味だ。▼
これからちゃんと学んでいけば、
すぐに美味い菓子が作れるはずさ。▼
- [ミドリコ]
- ほんと!?
じゃあ教えてもらってもいい?▼
- [グレイ]
- ああ、もちろんさ。
みっちり教えてやるから、覚悟しとけよ。▼
- [ミドリコ]
- うん!
グレイ、ありがと〜!▼
支援S†
- [グレイ]
- ミドリコ…▼
- [ミドリコ]
- グレイ? どうしたの?
きょうもお菓子作りを教えてくれるの?▼
- [グレイ]
- い、いや…今日は別の用なんだ。▼
- [ミドリコ]
- 別の? 何かな?▼
- [グレイ]
- 俺は今までお前の事を…
その…従妹なわけだし…▼
妹のような存在だと思ってきた。▼
- [ミドリコ]
- うん、それはミドリコも一緒だよ。▼
ミドリコもグレイのこと、
おにいちゃんみたいに思ってるよ。▼
って…このかいわ、前もしたよね?▼
- [グレイ]
- あ、ああ…そうだな。▼
だが俺はこの前…菓子作りに失敗して
辛そうにしているお前の顔を見ていて…▼
別の想いに囚われるようになったんだ。▼
- [ミドリコ]
- 別のおもい…?▼
- [グレイ]
- ああ…▼
ミドリコ…俺はお前が好きだ。▼
- [ミドリコ]
- …!!▼
- [グレイ]
- 従妹だからという事じゃない。▼
俺はお前の事を一人の女性として、
大事にしたいと思っているんだ…!▼
- [ミドリコ]
- グ、グレイ…!▼
- [グレイ]
- 突然の事で驚いただろうが…
俺のこの想いに応えてくれないか?▼
ミドリコ…▼
- [ミドリコ]
- …………▼
とつぜんなんかじゃないよ…
ミドリコも…ずっとグレイがすきだった。▼
- [グレイ]
- えっ…!?▼
- [ミドリコ]
- でもグレイにとってミドリコは
あくまで妹だから…▼
ミドリコに脈なんて
最初からないって諦めてたんだよ…▼
- [グレイ]
- そ、そうだったのか…!▼
- [ミドリコ]
- でもうれしい! これって恋人どうしって
ことでいいんだよね?▼
- [グレイ]
- ああ、もちろんだ。▼
- [ミドリコ]
- ミドリコ、とっても幸せ…!▼
- [グレイ]
- 俺も同じ気持ちだ。▼
これからはお前を大事な妹として…
そして大事な人として…▼
愛し続けると約束するぜ。▼
- [ミドリコ]
- ミドリコもおなじよ。
これからもよろしくね! グレイ!▼
- [グレイ]
- ああ!▼
支援C†
- [ミドリコ]
- るんるん♪▼
この薬草があれば
あたらしいお薬がつくれるよ!▼
るんるん♪▼
- [キヌ]
- ミドリコ! なんだか楽しそうだね。▼
- [ミドリコ]
- あっ、キヌ。ミドリコは今、
薬草をとってきたかえりなの。▼
それであたらしいお薬をちょうごうする
よていなの。▼
- [キヌ]
- そ、そうなんだぁ…▼
- [ミドリコ]
- …あれ? キヌ、なんだかちょっと
かおいろが悪くない?▼
- [キヌ]
- えっ? そ、そんなことないよ?
でも、今日は少しだけ寒いかも…▼
へ、へっくしゅん!▼
- [ミドリコ]
- わっ!
キヌ…風邪ひいたんじゃないの?▼
- [キヌ]
- そ、そんなこと…
くしゅんくしゅん!▼
- [ミドリコ]
- そんなにくしゃみするなんて
ぜったい風邪だよ!▼
まってて、キヌ。
ミドリコが今、お薬だしてあげるね。▼
んーと…はい、これだよ。▼
- [キヌ]
- いいの! アタシいらない!▼
- [ミドリコ]
- えっ? なんで?▼
- [キヌ]
- だって、それすっごく苦いでしょ!?
アタシ苦いのイヤだもん!▼
- [ミドリコ]
- ええ!?
風邪をはやくなおしたいでしょ?▼
それにこれはにがくないよ。
甘めにちょうごうしてるから。▼
- [キヌ]
- ううん、そんなことない!
だってなんだか苦そうな匂いがするもん!▼
- [ミドリコ]
- このお薬はにおいなんて
ほとんど感じないはずなのに…▼
すごい!
キヌってすごいきゅうかくなんだねー!▼
- [キヌ]
- うん、妖狐は鼻が良いからね。▼
今はくしゃみで鼻が詰まりかけてても、
その薬の苦い匂いはわかっちゃうよ。▼
- [ミドリコ]
- へぇ~!▼
- [キヌ]
- だからそのお薬は飲まないよ!▼
- [ミドリコ]
- そんなぁ…▼
- [キヌ]
- いっぱいご飯を食べて、たくさん寝れば
すぐに治るから大丈夫だよ!▼
それじゃあね、ミドリコ!▼
(キヌ退場)
- [ミドリコ]
- あっ! 待ってキヌ!▼
…ああ、行っちゃった。▼
そっかぁ、妖狐には
にがみ成分がすこしでもはいってると、▼
きづかれちゃうんだね…▼
よーし、こんどはキヌにものめそうな
調合のはいぶんをかんがえてみようっと!▼
支援B†
- [ミドリコ]
- ねえ、キヌ!
ちょっとおはなししてもいいかな?▼
- [キヌ]
- ミドリコ。どうしたの?▼
- [ミドリコ]
- …………▼
あれ? もしかして
もう風邪なおっちゃった?▼
- [キヌ]
- うん。いっぱい寝たらすぐ治ったよ!
くしゃみも全然出ないもん。▼
- [ミドリコ]
- そ、そっかぁ…▼
- [キヌ]
- あれ? どうしたの?▼
- [ミドリコ]
- ミドリコ…がんばって
キヌのためにお薬つくってきたの。▼
でも風邪がなおったんだったら
のんでもらえないなって。▼
風邪がなおったのはうれしいことだけど、
ちょっとざんねんだって思っちゃった。▼
- [キヌ]
- ああ、そういうこと。▼
- [ミドリコ]
- ごめんね、キヌ…
風邪がなおってちょっとざんねんだなんて。▼
- [キヌ]
- ううん、別にいいよ。
ミドリコの気持ちはわかるから。▼
- [ミドリコ]
- あ、そうだ! じゃあ風邪のよぼうになる
お薬をのんでみない?▼
- [キヌ]
- えっ?▼
- [ミドリコ]
- んーと…えーと…ほら、これ!
体に良いものがたくさん入ってるんだよ。▼
- [キヌ]
- う、うーん。これも苦そう…▼
- [ミドリコ]
- …キヌは、にがみせいぶんが
まったく入ってないお薬じゃないと、▼
のんでくれないってこと?▼
- [キヌ]
- うーん、そうだね。お菓子くらいに
甘い味だったら飲んでもいいよ。▼
- [ミドリコ]
- …わかった!▼
だったらミドリコ、キヌのために
お菓子くらいあまいお薬つくるよ!▼
今は元気になっても、
また風邪ひくかもしれないでしょ?▼
そのときにまた飲まないっていって、
ひどくなったらミドリコかなしいもん。▼
だからキヌにも飲んでもらえるように
あまいお薬をじゅんびしておくの。▼
- [キヌ]
- ミドリコ…▼
えへへ…ありがとう。▼
そこまで言われたからには、
アタシも考えを改めるよ。▼
ミドリコが頑張ってくれた恩返しに、
できるだけ協力することにする!▼
- [ミドリコ]
- やったー!!▼
だったらキヌにはまず
この薬草茶を飲んでみてほしいの!▼
- [キヌ]
- へっ…?▼
- [ミドリコ]
- えーと…これと、これと、これだよ!▼
- [キヌ]
- ちょ、ちょっと待って!
どういうこと!?▼
おくすりは今から作るんじゃないの!?▼
- [ミドリコ]
- まずはいろんな味を飲みくらべて
もらうところからはじめるの。▼
それからあまいお薬の
しさくひんを作りはじめるんだよ。▼
- [キヌ]
- わ、わかったよ…飲むよぉ…
飲めばいいんでしょ!▼
支援A†
- [ミドリコ]
- キヌ、この間はありがとう!▼
キヌのおかげでとってものみやすい
あまいお薬をつくれたよ。▼
- [キヌ]
- どういたしまして!▼
甘くて美味しいお薬が飲めて
アタシも嬉しかったよ。▼
- [ミドリコ]
- ええへ、そう言ってくれてたすかるよ。
みんなもよろこんでくれてるの。▼
ミドリコも、
あまいお薬のつくりかたになれてきたよ。▼
- [キヌ]
- そっかぁ!
最後までお手伝いできて良かった。▼
- [ミドリコ]
- うん。それでね、キヌ。
ええと…▼
キヌのその鼻とみかくは
とっても頼りになったから…▼
だからキヌはミドリコにとっての
あいぼうににんていします!▼
- [キヌ]
- 相棒…?▼
- [ミドリコ]
- うん、ミドリコのおしごとに
とってもこうけんしてくれたから!▼
- [キヌ]
- 相棒かぁ!
それ…かっこいいね!▼
- [ミドリコ]
- えへへ。じゃあまたお薬つくるとき、
てつだってくれる?▼
- [キヌ]
- …うん、苦いのは飲みたくないけど、
たまにならいいよ。▼
相棒なんて言われちゃったら
手伝わないわけにもいかないもんね!▼
- [ミドリコ]
- わーい、ありがとうキヌ!
それじゃあこれからもよろしくね!▼
- [キヌ]
- うん!▼
ヒサメ†
支援C†
- [ミドリコ]
- うんしょ、うんしょ…
きょうはどんな薬草がみつかるかなぁ。▼
たのしみ、たのしみ…▼
…あれ?▼
- [ヒサメ]
- ふはははっ! あはははははは!▼
- [ミドリコ]
- えええ!?
ヒサメがへんな笑いかたしてる!▼
なにがそんなにおかしいの?▼
- [ヒサメ]
- あっ! ミドリコ!
なんだか…あはは! おかしいんですっ!▼
急に…笑いが止まらな…ふはは!
どうしたら…あははっ! いいんでしょうふふ!▼
- [ミドリコ]
- うわあ…
これは相当まずいじょうたいね。▼
ええと…あっ!▼
きっとそれ笑い茸のせいだよ!▼
ええとね…ほら、このお薬のんで?
これをのんだらおさまるよ!▼
- [ヒサメ]
- あははっ! ごく…ごく…っ!
ぷはぁっ!▼
はぁ、はぁ…ああ、やっと止まりました…
ありがとうございます、ミドリコ…▼
- [ミドリコ]
- どういたしまして! でも、笑い茸
みつけちゃうなんて大変だったね。▼
- [ヒサメ]
- その笑い茸のことですが…私はそんな物を
見つけた覚えはありませんよ?▼
- [ミドリコ]
- そうなの? …あ、でもほら!
ヒサメのあしもとにはえてるよ!▼
- [ヒサメ]
- えっ? ああ、この小さいキノコですか?▼
- [ミドリコ]
- うん。ふんじゃうとほうしが飛ぶから
それをすって笑いだしちゃったんだとおもうよ。▼
おもしろいキノコだけど、
いいお薬のざいりょうにもなるの!▼
- [ヒサメ]
- へえ…そうなんですか。
では、このキノコも持って帰りますか?▼
私が踏んでいないものは使えそうです。▼
- [ミドリコ]
- うーん…でもこれ、まだちいさいから
お薬につかうのはちょっとむずかしいみたい。▼
- [ヒサメ]
- そうですか…▼
では今度、私が探してきます!▼
- [ミドリコ]
- ええっ? そんな…わざわざいいよ!▼
- [ヒサメ]
- いいえ。助けていただいたお礼をしないと
私の気が済みませんから。▼
- [ミドリコ]
- そうなの?あ、それならこんど
いっしょにとりにいこうよ!▼
- [ヒサメ]
- えっ? ええとそれは…ミドリコと一緒だと
ちょっと緊張してしまうんですが…▼
- [ミドリコ]
- ミドリコ、そのほうがたのしそうだし
うれしいな…ダメなの?▼
- [ヒサメ]
- い、いえ…!▼
私から言い出したことですし、
それじゃあ一緒に行きましょうか。▼
- [ミドリコ]
- わーい! ありがとう、ヒサメ!▼
支援B†
- [ヒサメ]
- では、ミドリコ。
今日は笑い茸を採りに行くわけですが…▼
どの辺りにありそうですか?▼
- [ミドリコ]
- うーんとね、キノコだからじめじめした
ところにはえてるよ。▼
あと、うねうねした木のねもとに
よくはえてるって聞いたことがあるの。▼
- [ヒサメ]
- じめじめ…うねうね…▼
- [ミドリコ]
- あっ! ほら、あの木!
あの木のしたとかありそうだよ!▼
- [ヒサメ]
- ああ、確かにあの木は良さそうですね。
では近くに寄ってみましょう。▼
って、あ!▼
- [ミドリコ]
- え? ヒサメどうしたの?
…!!▼
- [ヒサメ]
- た、大変です! また笑い茸を踏んで…
あはははっ! やっぱりきました…うふふっ!▼
- [ミドリコ]
- あはははははっ!
ミドリコまで…うふふふっ!▼
ほうしを…すっちゃ…あはははっ!▼
- [ヒサメ]
- ふはははっ! あははははっ!
ははははっ早く薬を…ふははっ!▼
ごく…ごくっ! …ぷはぁっ!▼
- [ミドリコ]
- んぐ…んぐ…ぷはぁっ!▼
- [ヒサメ]
- …うっかり笑い死ぬところでした。
このキノコは恐ろしいですね…▼
- [ミドリコ]
- うん、そうだね…▼
いっしゅん、
焼きはらおうかと思っちゃった…▼
- [ヒサメ]
- だ、駄目ですよミドリコ!
せっかく見つけたのに!▼
それで…今回のキノコは使えそうですか?▼
- [ミドリコ]
- うん! これはおおきいからつかえるよ!▼
ヒサメがいっしょにきてくれたし、
キノコもたくさんとれたから楽しかった!▼
- [ヒサメ]
- ふふっ、それは良かったです。
ミドリコが喜んでくれて私も嬉しいです。▼
- [ミドリコ]
- うん! このちょうしでもうちょっと
ほかのキノコもさがしていいかな?▼
- [ヒサメ]
- もちろんです。では、いきましょう。
あ、ただし笑い茸には気をつけて、ですね。▼
- [ミドリコ]
- うん、そうだね!▼
支援A†
- [ミドリコ]
- うふふ~♪▼
- [ヒサメ]
- ん? どうしたんですか、ミドリコ。
とてもご機嫌な様子ですね。▼
- [ミドリコ]
- あっ、ヒサメ! このあいだは
いっしょにキノコとってくれてありがとう!▼
- [ヒサメ]
- どういたしまして。あの後、
無事に薬も作れたようで良かったです。▼
- [ミドリコ]
- うん! お薬もいっぱい作れたし、
ヒサメともなかよしになれたから…▼
ミドリコもとってもうれしいよ!▼
- [ヒサメ]
- ふふっ、仲良しですか。▼
- [ミドリコ]
- うん。じつはね…ほんとうはミドリコ、
ヒサメのことこわいなって思ってたから…▼
- [ヒサメ]
- えっ? それはどういうことですか?▼
- [ミドリコ]
- だって、ヒサメって
いつもまじめな顔してるでしょ?▼
だからさいしょ、おこってるみたいにみえて
話しかけにくかったの…▼
- [ヒサメ]
- それはすみませんでした…▼
私も女性の前では、いつも以上に
顔がこわばっていたのかもしれません。▼
無意識の内にあなたを怖がらせて
いたようですね…▼
- [ミドリコ]
- でももうだいじょうぶだよ!▼
こんかいのことでヒサメがとっても
楽しそうに笑うってわかったからいいの!▼
- [ヒサメ]
- あはは…あんなに大笑いしたのは
後にも先にもないでしょうけどね…▼
きっかけは不本意ですが
仲が深まったのは嬉しいことです。▼
- [ミドリコ]
- ねえ、ヒサメ。もしよかったら
またいっしょに山とか森にいってくれる?▼
ヒサメといっしょだと薬草とりが
いつもよりもっと楽しくなるの。▼
- [ヒサメ]
- はい! ミドリコが誘ってくださるのなら、
私も進んで協力しましょう。▼
- [ミドリコ]
- わぁっ! ありがとう、ヒサメ!▼
支援S†
- [ミドリコ]
- きょうも薬草とりにつきあってくれて
ありがとう、ヒサメ。▼
おかげでたーくさんとれたよ!▼
- [ヒサメ]
- それは良かったです。▼
ですが、ミドリコはもう少し周囲を見ながら
歩いた方がいいですよ。▼
夢中になるとそのまま駆け出してしまうので
一人だと迷子になってしまいそうです。▼
- [ミドリコ]
- うん…それ、なおそうと思ってるんだけど
なかなかなおらなくて…▼
あ、それならヒサメ。
ひとつお願いごとしてもいい?▼
- [ヒサメ]
- お願いごと?▼
- [ミドリコ]
- うん…ミドリコ…ヒサメにね、
いつもいっしょにいてほしいの。▼
そうしたら、ミドリコ迷子にならないよ!▼
- [ヒサメ]
- それは…ひょっとして…▼
毎日私と共にいたいと思って
くれているということですか?▼
- [ミドリコ]
- うん、そうだよ!▼
ヒサメといっしょなら楽しいし迷子にならない
から、いっせきにちょうってやつなの。▼
- [ヒサメ]
- ミドリコがそう願うのなら
私はもちろんお供しますよ。▼
ですが、それなら私からも一つ
ご提案があります。▼
- [ミドリコ]
- えっ? ごていあんってなあに?▼
- [ヒサメ]
- もしミドリコさえよければ…
私はあなたと恋人同士になりたいです。▼
- [ミドリコ]
- …! こ、こいびとどうし!?
それ…ミドリコのことが好きってこと?▼
- [ヒサメ]
- はい。あなたの夢中になっている姿を
見ていると、私の心まで弾みます。▼
それと同時に、
迷子にならないよう助けたい…▼
毎日一緒にいたいと
思うようになっていました。▼
- [ミドリコ]
- ヒサメ…▼
- [ヒサメ]
- 最初、怖がらせてしまっていた私が
言えることではないかもしれませんが…▼
一緒にいたいと思っているなら…
私の想いに応えてもらえると嬉しいです。▼
- [ミドリコ]
- うん。ミドリコ…ヒサメと
こいびとどうしになりたいよ。▼
- [ヒサメ]
- ミドリコ…!▼
- [ミドリコ]
- まいにちいっしょに笑っていられたら
とっても楽しいの。▼
このきもちがあれば、
ヒサメとこいびとになれるよね?▼
- [ヒサメ]
- はい…私と同じ気持ちでいてくれて
とても嬉しいです。▼
大好きですよ、ミドリコ。▼
- [ミドリコ]
- うふふっ、ミドリコも
ヒサメのことだいすき!▼
これからもたくさんなかよくしてね!▼
- [ヒサメ]
- ええ、もちろんです。▼
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Last-modified: 2020-09-07 (月) 19:23:48