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ミタマの支援会話

ジークベルト

支援C

[ミタマ]
はぁ…
理解不能ですわ。▼
どうしてみなさんは
ああも必死なんでしょうか…▼
[ジークベルト]
ミタマ、何が理解不能なんだい?▼
[ミタマ]
ジークベルト。
あなたは理解できます?▼
戦場で命をかける。
その意味が…▼
[ジークベルト]
命をかける意味…かい?▼
[ミタマ]
ええ。▼
お互いに傷つけ合って血を流す…
そんなの痛いだけですのに。▼
わたくしには到底、理解できませんわ。▼
闘うことなんてやめて、
みんな、家に帰ればよろしいのに…▼
[ジークベルト]
みんな、家に帰るか…
それができれば一番だとは思うけれどね…▼
[ミタマ]
一番だと思えば、
そうすればいいのですわ。▼
なのに嫌だ怖いと言いながらも
みなさん戦場に赴きます…▼
どうして嫌なことを自ら率先して
行う必要があるのでしょう?▼
嫌ならスッパリやめてしまえばいいのですわ。▼
[ジークベルト]
…………▼
[ミタマ]
? ジークベルト?▼
わたくしの考えは…
間違っているでしょうか?▼
[ジークベルト]
それは…
間違ってはいないと思うけれど…▼
私には何とも言えないね…▼
[ミタマ]
そうですの…▼

支援B

[ジークベルト]
ミタマ。
少しいいかい?▼
[ミタマ]
ジークベルトですか。
何かお話でもあるんですの?▼
わたくし、早く天幕に戻って
好きなだけ眠りたいのですけど…▼
[ジークベルト]
それはすまないね…
でも、聞いてほしいことがあるんだよ。▼
ミタマはこの前、言っていたよね。▼
みんなが命をかけて
戦う意味がわからないって。▼
[ミタマ]
ええ、言いましたわ。
でもそれがどうかしましたの?▼
わたくしの睡眠時間を邪魔するほどの
重要なことがあるとは思えませんけど。▼
[ジークベルト]
でも、どうしても聞きたいんだ。▼
みんなが闘う意味がわからないのなら…
ミタマはどうして戦場に出ているんだい?▼
[ミタマ]
はぁ…▼
聞きたいことというのは、
そんなことなんですか?▼
[ジークベルト]
うん。
ぜひ、聞かせて欲しい。▼
[ミタマ]
そんなの、成り行きに決まってますわ。▼
[ジークベルト]
成り行き…▼
[ミタマ]
わたくしがここにいるきっかけは、
お父様に叱られるのが面倒だったからです。▼
そのままずるずると、
今の状態になっているだけですわ。▼
[ジークベルト]
…つまり、ミタマは成り行きで
自分の命をかけて闘っているのかい?▼
[ミタマ]
その通りですわ。
本当に成り行きって怖いですわね。▼
叶うことならば、
わたくしは家でずっと寝ていたいのに。▼
ですが脱走でもしたらお父様が
地の果てまで追いかけてくるでしょうし…▼
逃げるのも面倒くさいですし、
しばらくはこのままでいいんですの。▼
[ジークベルト]
そんな…
ただ流されているだけじゃないか。▼
私にはミタマの気持ちが
理解できないよ。▼
[ミタマ]
理解しなくて結構ですわ。▼
そんなことしなくても、
一緒に闘うことはできますもの。▼
では、わたくしはこれにて失礼。▼
[ジークベルト]
…………▼

支援A

[ジークベルト]
ミタマ。▼
[ミタマ]
…………▼
わたくし、これから寝るんですけれど。▼
[ジークベルト]
ああ。わかっている。▼
それを承知で声をかけたんだ。
私は、君に言っておきたいことがある。▼
[ミタマ]
はぁ…嫌だといっても
聞き入れて下さらないのでしょう?▼
なら話してくださいまし。
適当に聞いて差し上げますわ。▼
[ジークベルト]
…ありがとう。▼
…ミタマ。
私には命をかけて、闘う理由がある。▼
民のため、仲間のために…
この命を散らす覚悟もある。▼
私の仲間たちもそうだ。▼
それぞれがそれぞれの理由で、
命をかけて闘っている。▼
ミタマはみんなが闘う理由が
わからないと言ったけれど…▼
私はどうしてもミタマに
わかってほしいんだ。▼
ここにいる仲間たちは…▼
闘う理由もなく
命をかけているわけではない、と。▼
[ミタマ]
…………▼
…わかりましたわ。▼
[ジークベルト]
ミタマ…▼
[ミタマ]
それぞれにそれぞれの理由がある。
それならわたくしにも理解できます。▼
でも、わたくしの想いは変わりません。▼
闘うよりも家で寝ていた方が
幸せに決まってます。▼
[ジークベルト]
でも、逆に言い換えれば…▼
家で幸せに眠るためにミタマは闘っている…
それがミタマの闘う理由とも言えないかい?▼
[ミタマ]
…………▼
なるほど。
確かにそうかもしれないですね。▼
…これでお話は終わりましたわね?
では、わたくしは寝に帰りますので。▼
[ジークベルト]
…わかったよ。
おやすみ、ミタマ。▼
ゆっくり安心して眠るといい。
起きたらまた、闘いが始まってしまうからね。▼
[ミタマ]
本当に面倒ですわ。
闘いなんて、早く終わればいいですのに。▼
[ジークベルト]
終わらせよう。
私たちの手で。▼
[ミタマ]
そうですわね…
できるだけ早く…▼
そのためなら、わたくしも…
少しは頑張れるかもしれませんわ。▼

支援S

[ジークベルト]
ミタマ。▼
[ミタマ]
…………▼
[ジークベルト]
眠っているのかい?
ミタマ?▼
[ミタマ]
我が眠り、妨げる者、現れる…▼
[ジークベルト]
よかった。
起きてたみたいだね。▼
[ミタマ]
違いますわ。
あなたに起こされたんですのよ。▼
[ジークベルト]
ご、ごめん。▼
[ミタマ]
それで、
わたくしを無理やり起こしたのですから…▼
とてつもなく重要な
用件があるのでしょうね?▼
[ジークベルト]
そ、そうだね…
私にとってはとても重要だね。▼
[ミタマ]
ということは、
わたくしには重要ではないのですね?▼
おやすみなさい。
もう、起こさないでくださいまし。▼
[ジークベルト]
待ってくれないか。
少しだけでいいから時間が欲しいんだ。▼
[ミタマ]
話を聞くまでは寝かせないわけですか。
とんでもなくひどい人ですわ。▼
[ジークベルト]
す、すまない。
でも、どうしてもミタマに伝えたいことが…▼
[ミタマ]
五数える間に話してください。
それ以上は差し上げません。▼
わたくしにとっては、
眠っている時間こそが至福のときですから…▼
[ジークベルト]
五だけなのかい!?▼
[ミタマ]
…四、三、二…▼
[ジークベルト]
す、好きだ!
私と付き合ってくれないか!▼
[ミタマ]
…………▼
[ジークベルト]
ミタマ?
ね、寝てしまったのかい?▼
[ミタマ]
付き合います。▼
[ジークベルト]
…え!?▼
[ミタマ]
わたくしも…
ジークベルトが…好きですから。▼
では、おやすみなさい。▼
[ジークベルト]
ええっ!?▼
[ミタマ]
詳しい話なら起きてからにしませんこと?
今は眠りたいんですの。▼
[ジークベルト]
わ、わかったよ。
じゃあ…おやすみ、ミタマ。▼
[ミタマ]
これからは…▼
[ジークベルト]
?▼
[ミタマ]
わたくしが目を覚ましたときに…
何よりも最初に見るのは…▼
…あなたの顔なんですわね。▼
[ジークベルト]
ミタマ…▼
[ミタマ]
今度こそおやすみなさい。
ジークベルト。▼
[ジークベルト]
ああ。
おやすみ、ミタマ。▼

ルッツ

支援C

[ルッツ]
あはは!
ミシェルこっちだよー!▼
[ミタマ]
…………▼
[ルッツ]
あ、ミタマ! こんにちわー!!▼
[ミタマ]
ルッツ。
今日もお元気そうで何よりですわね。▼
[ルッツ]
うん、ミタマ!
僕はいつだって元気だよ!▼
[ミタマ]
ええ。▼
もう、見ているだけで
こっちが疲れてしまうほどですわ。▼
[ルッツ]
あはは! 僕を見てるだけで?
そんなことあるわけないじゃん!▼
[ミタマ]
いえ、本当ですわ…▼
[ルッツ]
えっ?▼
[ミタマ]
わたくし、疲れるのは嫌ですので、
これからは声をかけないでくださいませ。▼
[ルッツ]
ええええ!?
なんでそんなひどいこと言うのさ!▼
[ミタマ]
ひどいと申されましても…
それがわたくしの本心なので。▼
[ルッツ]
何で疲れるのさ!?
僕が元気なのがいけないっていうの!?▼
[ミタマ]
ああぁ…
それですわ、それ…▼
そうやってグイグイくる感じが…
わたくしをうんざりさせるのです。▼
[ルッツ]
そこまで言うならもういいよ!
行くよ、ミシェル!▼
ミタマなんてもう知らないから!▼
[ミタマ]
静けさに 心安堵し 一眠り…▼

支援B

[ルッツ]
起きて!
起きてよ、ミタマ!▼
[ミタマ]
……▼
[ルッツ]
もうっ!
寝てばかりだとダメになっちゃうよ!▼
[ミタマ]
ダメでもいいですわ…
ずっと眠っていられるのなら…▼
[ルッツ]
いいから起きてよ!
ほら、早く!▼
[ミタマ]
わたくしの眠りを妨げるのですから…
重要な用件があるのですわね?▼
もし、くだらないことでしたら…▼
わたくしの底知れぬ怒りを
その身で思い知ることになりますわよ?▼
[ルッツ]
僕ね…
ミタマに元気になってもらいたいんだ!▼
[ミタマ]
そのような理由で…
わたくしを起こしたのですね…▼
ルッツに対する怒りはなくなりましたわ。
代わりに殺意が生まれましたけど。▼
[ルッツ]
ほら、もっと元気出そうよ!▼
[ミタマ]
…なぜでしょうか?▼
[ルッツ]
だって、ミタマも元気になれば…▼
僕みたいに元気な人を見ても、
疲れなくなると思うんだよね。▼
[ミタマ]
…………▼
正気で言ってるんですか?▼
[ルッツ]
もちろんだよ!▼
[ミタマ]
…なるほど。▼
この間、言ったことを
気になさっているのですわね…▼
まさか、こんなに…
面倒くさい展開になってしまうとは…▼
わたくし自らが招いたこととはいえ…
後悔してもしきれないですわ…▼
[ルッツ]
さあ、元気になるために
大声で挨拶してみようよ!▼
こんにちは!
ミタマ!▼
[ミタマ]
…さようなら。
…ルッツ。▼
[ルッツ]
なんで、さようならなの!?
こんにちはでしょ!▼
さあ、もう一度!
もっと大きな声で!▼
[ミタマ]
寝起きに大声を出すなんて…
地獄以外の何ものでもないですわ…▼
[ルッツ]
ほら、こんな感じで!
こんにちは、ミタマ!▼
[ミタマ]
なぜ、わたくしがこんな目に…▼

支援A

[ミタマ]
ごきげんよう!
ルッツ!▼
[ルッツ]
えええええ!?
ミタマが元気いっぱいに挨拶したの!?▼
やったー!
元気になる特訓が効いたんだね!▼
[ミタマ]
…そうですわね。
…ある意味、あの特訓のおかげです。▼
[ルッツ]
やっぱりさ、
元気いっぱいの方が気持ちいいでしょ?▼
[ミタマ]
いいえ。
微塵も気持ちいいとは思いませんわ。▼
[ルッツ]
え?
じゃあ、どうして…▼
[ミタマ]
だって、わたくしが元気を出さないと…
地獄の特訓が続くのですよね?▼
それならば一時でも元気を出して
特訓を終わらせるのが得策と判断したのですわ。▼
[ルッツ]
えええ…
そういう理由で元気を出したの?▼
[ミタマ]
いいではありませんか。
元気を出したのは事実なのですから。▼
[ルッツ]
それはそうだけど…
あんまり意味がないような…▼
[ミタマ]
意味ならありますわよ。
元気なルッツを見ても疲れなくなりましたわ。▼
[ルッツ]
えっ!?
本当に?▼
[ミタマ]
ここ最近、
ルッツと行動を共にしたことで…▼
いつも元気があることこそが、
ルッツの魅力だと理解できましたから。▼
仲間の魅力に対してケチをつけるほど、
わたくしの心は腐っていませんわ。▼
[ルッツ]
あはは!
それならよかったよ!▼
[ミタマ]
あのときは…暴言でルッツを
傷つけてしまったこと…謝罪いたしますわ。▼
[ルッツ]
僕はもう気にしてないよ!
だからこれからも仲良くしようね!▼
[ミタマ]
承知いたしました。▼
では、わたくしは今まで通り、
怠けるときはとことん怠けますわ。▼
だから、ルッツも今まで通り、
元気いっぱいでお願いしますわね。▼
[ルッツ]
うん!
まかせてよ!▼
[ミタマ]
では、わたくしは一眠りいたしますので。
これにて失礼いたします。▼
[ルッツ]
あはは!
おやすみ、ミタマ!▼

支援S

[ルッツ]
ねえ、ミタマ。▼
[ミタマ]
何でしょうか?▼
[ルッツ]
ミタマってさ、
どんな人が好きなの?▼
[ミタマ]
どんな人…
それは異性に対してということですか?▼
[ルッツ]
うん。
どんな男の人が好きなのかな、って。▼
[ミタマ]
そうですわね…
面倒くさくない人がいいですわ。▼
あまりわがままを言わず、
口うるさくない人が理想ですわね。▼
[ルッツ]
そっか。
見た目とかは気にしないの?▼
[ミタマ]
見た目よりも相性を重視しますわ。▼
一緒にいて楽な人でないと、
長く続くとは思えませんから。▼
[ルッツ]
…たとえば僕なんてどうかな?▼
[ミタマ]
ルッツですか?▼
[ルッツ]
うん。▼
[ミタマ]
…どうでしょうか。▼
ルッツはわたくしと
あまりにも違いますからね。▼
[ルッツ]
…………▼
[ミタマ]
いつも元気で活発なルッツ。
いつも眠っていて怠惰なわたくし。▼
相性という面で見れば、
最悪と言っても過言ではありませんわ。▼
[ルッツ]
そ、そんなことないよ!▼
[ミタマ]
そうでしょうか?▼
[ルッツ]
だってさ、僕がよく動く分、
ミタマは怠けていられるんだよ!?▼
[ミタマ]
ふふふ…確かに、
そういう考え方もできますわね。▼
二人とも怠け者でしたら…
生活をするのが困難でしょうし。▼
[ルッツ]
そうだよ!
だから、僕とミタマの相性はばっちりだよ!▼
[ミタマ]
たとえそうだとしても、
それだとルッツが大変だと思いますよ?▼
[ルッツ]
そんなの全然、大変じゃない!▼
だって、好きな人と
ずっと一緒にいられるんだもん。▼
僕、いっぱい頑張るよ!▼
[ミタマ]
肝心な ことを言わずに 先走る…▼
[ルッツ]
え?▼
[ミタマ]
ルッツ…何か大切なことを
言い忘れていませんこと?▼
[ルッツ]
あっ!
そっか…▼
僕…ミタマのことが好きだよ。
世界中の誰よりも。▼
[ミタマ]
ふふふ。
ありがとうございます、ルッツ。▼
[ルッツ]
ミタマは…
僕のことをどう思ってる?▼
[ミタマ]
そうですわね。▼
相性はばっちりとのことなので…
お付き合いしてもいいかなと思いますわ。▼
[ルッツ]
本当に!?
やったー!▼
[ミタマ]
ふふふ。
後悔しても知りませんわよ?▼
[ルッツ]
僕は後悔しないよ!
どんな困難も乗り越えてみせる!▼
[ミタマ]
それは頼もしいですわ。
では、よろしくお願いしますね、ルッツ。▼

ソレイユ

支援C

[ソレイユ]
やあ、ミタマ。
今日もばっちり装束が似合ってるね。▼
[ミタマ]
あら、ソレイユ。あなたも変わらず
元気そうで何よりですわ。▼
[ソレイユ]
そうかな? 可愛いミタマに
気にかけてもらえて嬉しいな。▼
[ミタマ]
いえ、これは単なる社交辞令ですわ。▼
[ソレイユ]
えへへ。ミタマのそういう正直な所、
あたし大好きだよ。▼
できれば今からお茶にでも…▼
[ミタマ]
わたくしは 一人静かに 過ごしたい…
慎ましやかに… 密やかに…▼
[ソレイユ]
そうなんだ。ごめんね。▼
でもさ、これだけは覚えておいて!
こうして思わずお茶に誘いたくなるくらい…▼
あたしにとってミタマがとっても
魅力的に思えてるってこと!▼
[ミタマ]
…………▼
前から思っていたのですけれど、
その性格はどうにかなりませんの?▼
会う度に 歯の浮く台詞 鳥肌が…▼
聞いているとなんだか
居心地が悪くなりますわ。▼
[ソレイユ]
えー、でもあたしは思ったことを
素直に言ってるだけだし。▼
あたしはミタマのことが気に入ってるから、
こんな言葉が出てきちゃうんだよ!▼
[ミタマ]
気に入っている…?▼
[ソレイユ]
そう! 和装が似合って、清楚で、
上品なその雰囲気…とっても素敵!▼
歌を詠んでいる姿も様になってるし、
もうホントに可愛いーって思ってるんだよ!▼
[ミタマ]
ううう…▼
褒められているのはわかりますが、
段々ついていけなくなってきましたわ…▼
どうしてでしょう…
頭が痛くなってくると言いますか…▼
[ソレイユ]
頭が痛い!?
それは大変だね!▼
その可愛い顔が苦痛に歪む姿なんて、
あたしは見たくないよー!▼
何かできることはない?
ちょっと横になる?▼
そうだ!
お部屋まで運んであげよっか?▼
もちろん、お姫様抱っこでね!▼
[ミタマ]
ああ…
呆れすぎて歌すら浮かびませんわ…▼
もう…静かにしていてくださいまし…▼

支援B

[ソレイユ]
…………▼
[ミタマ]
…………▼
[ソレイユ]
…………▼
[ミタマ]
…ソレイユ、最近わたくしの傍に
ずっといるようですが、▼
一体どういうつもりなんですの?▼
[ソレイユ]
わーい、話しかけてくれた!▼
えっとね、前に言ったじゃない?
あたしはミタマのことが気に入ってるって。▼
[ミタマ]
…どうしてそんなに
わたくしにこだわるんですの?▼
女性なら 他にも多く いますのに…▼
[ソレイユ]
うっ、痛いとこ突かれちゃった…▼
えっとね。
実は…正直に言うとさ。▼
ミタマの詠んでる歌に
興味があって…▼
[ミタマ]
歌に?▼
[ソレイユ]
うん。実はあたし、
リズム感のないことが悩みなんだ。▼
運動神経はいいんだけど、
歌も踊りも、ぜーんぜんだめ。▼
それでどうにか直したいと思ってるんだけど、
なかなか上手くいかなくてさ。▼
でも、そんな時に
偶然ミタマの歌を聞いたんだ!▼
[ミタマ]
は、はぁ…▼
わたくしの 歌が関係 意味不明…?▼
[ソレイユ]
だってミタマの歌には
綺麗なリズムがあるでしょ?▼
あの歌を聞いてたら、
あたしのリズム感も直りそうな気がしたの!▼
[ミタマ]
…つまりソレイユは、わたくしの歌が
聞きたくて傍にいたいと?▼
[ソレイユ]
うん!▼
[ミタマ]
ふふふ…なるほど。
そうだったのですね…▼
その理由 まさに朗報 素晴らしい…▼
[ソレイユ]
えっ?▼
[ミタマ]
そういうことならもっと早く
言ってくださればよろしかったのに!▼
わたくしが手取り足取り
教えて差し上げましたのに!▼
[ソレイユ]
ええっ? 教えるって…何を?▼
[ミタマ]
もちろん歌に決まってますわ!▼
歌を詠みたいというなら、
わたくし誰でも歓迎いたします。▼
[ソレイユ]
それって、
あたしが歌を詠むってこと?▼
そ…それはいきなり
難しすぎると思うんだけど…▼
[ミタマ]
大丈夫ですわ。わたくしが責任持って
一から教えますので。▼
ではさっそく特訓に参りましょう!▼
[ソレイユ]
今から!?▼
[ミタマ]
はい、当然でしょう?
よもや嫌とは仰いませんわね…?▼
[ソレイユ]
え、ええと…
あ、当たり前じゃない…▼
ミタマがあたしのために
がんばろうとしてくれてるんだもんね…▼
だからその…
がんばろうとは思うんだけど、また今度に…▼
[ミタマ]
いいえ! 善は急げと言いますもの!
今すぐここで始めますわよ!▼
そしてわたくしが満足するまでは
決して…決して帰しませんわ…▼
存分に 歌の心を 学ぶべし…!▼
[ソレイユ]
ああ…な、なんだろう!▼
初めて女の子から誘われたのに…
今すぐここから逃げ出したーい!▼

支援A

[ソレイユ]
ご…ごめんね、ミタマ。▼
[ミタマ]
あら、何を謝っているんですの?▼
[ソレイユ]
だって、この間から
あたしに歌を教えてくれているけれど▼
全然上達しないじゃない…▼
やっぱり生来のリズム感の無さは
なかなか直んないのかな…▼
[ミタマ]
そのことでしたか。▼
確かに…あなたの鈍さには
心底驚かされましたわ。▼
[ソレイユ]
ううっ…▼
[ミタマ]
詠み方に強弱、緩急が
全く付けられないですし、▼
いくら教えても文字数制限を
完全に無視して詠うんですもの。▼
文字数を 守り初めて 歌になる…
最初が大事 精進してね…▼
[ソレイユ]
う、うん…▼
ミタマを困らせたくはないんだけど、
どうしてもできないんだよ。▼
あーあ、その美しい顔を
悩みで歪ませてしまうなんて…▼
あたしは何て罪深いんだろ…▼
[ミタマ]
…………▼
そういう台詞はすらすらと出てくるのに
歌は詠めないなんて…▼
ほんとうに、摩訶不思議ですわ。▼
[ソレイユ]
でもこのままじゃ、ミタマの傍にいても
リズム感は直りそうもないかも…▼
ずっと付いて回ってて悪かったよ。
これからはそんなことしないから…▼
[ミタマ]
そのことでしたら
もういいんですわよ?▼
[ソレイユ]
もういいって…?▼
[ミタマ]
ソレイユがいくらわたくしに付きまとっても、
貴方を嫌いになどなりませんわ。▼
歌を学ぼうとする者を、
わたくしが嫌いになるはずないですから。▼
[ソレイユ]
ミタマ…!▼
[ミタマ]
ですから、あなたがまだ歌の道を
諦めていないのでしたら、▼
引き続きお教え致しましょう。▼
同じ時を共に過ごすことで、
少しずつでも改善できるかもしれませんし。▼
改善を 諦めるには まだ早い…▼
[ソレイユ]
…ミタマ!!
あたし…あたし嬉しいよ!!▼
ミタマがそう言ってくれるなら、
これからもがんばってみるね!▼
[ミタマ]
ふふふ…良かったですわ。▼
[ソレイユ]
えへへ…もうこれは二人は強い絆で
結ばれているとしか言いようがないね!▼
[ミタマ]
えっ? は、はぁ…▼
[ソレイユ]
じゃ、二人の絆が深まった記念に
休憩を兼ねてお茶に行こうよ!▼
ああ…お茶を飲んでるミタマ、
きっと可愛いだろうなぁ…▼
最近は筆を持ってるとこしか
見てなかったからあたし…▼
[ミタマ]
もう、ソレイユ!
前言を撤回しますわよ!?▼
[ソレイユ]
ごめーん…▼

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Last-modified: 2020-08-27 (木) 18:18:36
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