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ニシキ(透魔)の支援会話

ピエリ

支援C

[ピエリ]
いやあああぁあ!
離れてなのーーーーー!▼
[ニシキ]
ん?なんだか騒がしいけど…
あ、ピエリが叫んでるのか。▼
どうしたんだい、ピエリ?▼
[ピエリ]
きゃあああ! ニシキ助けてなのー!
背中にイモムシがいるのぉぉーー!!▼
[ニシキ]
えっ? あ、本当だ。
これは取ってあげればいいのかな。▼
…はい、取れたよ。
これで大丈夫だ。▼
[ピエリ]
……ぐすっ、ありがとなの。
さぁ、早く殺してなの!▼
[ニシキ]
ええっ?
べ、別に殺さなくても…▼
[ピエリ]
いやなの!
殺して殺してなのー!!▼
[ニシキ]
ピエリって虫が嫌いなのかい?▼
[ピエリ]
むぅ…だって気持ち悪いのよ。
にょろにょろしてカサカサしてて…▼
ううっ!
想像しただけで寒気がするの!▼
[ニシキ]
それならピエリは、
蝶も嫌いなのかい?▼
[ピエリ]
ううん! ピエリ、チョウチョは好きなの。
ヒラヒラしてて綺麗なの。▼
[ニシキ]
でも、チョウチョって
このイモムシが成長した姿だよ?▼
[ピエリ]
ええっ!?
そ、そうなの!?▼
あっ、そういえば昔、
教育係の人がお話してくれたの…▼
でもピエリ、てっきりイモムシの
話だと思ってて…▼
興味のないことはすぐ忘れちゃうのよ…▼
[ニシキ]
そういえばピエリはお貴族様なんだっけ。
なら実際には見たことないだろうね。▼
見ればきっと忘れないよ。
せっかくだしボクがピエリに見せてあげる!▼
[ピエリ]
…何を見せてくれるの?▼
[ニシキ]
イモムシがチョウチョになる瞬間だよ!
美しくて感動的だよ。▼
[ピエリ]
ええー? ピエリ、そんなの見たくないの。
だって絶対気持ち悪いに決まってるの。▼
[ニシキ]
そんなことないない。▼
ちょうどここにイモムシもいるし、
こいつをボクが育てて見せてあげよう!▼
[ピエリ]
ピエリ、そんなの見ないの!▼
ニシキが見せに来ても、
目をつむってるのよ!▼
[ニシキ]
ふんふーん、楽しみだね!▼

支援B

[ニシキ]
やあ、ピエリ。
この間のイモムシのことなんだけど…▼
[ピエリ]
イ…イヤなの、ニシキ!
ピエリ、何も見ないのよ!▼
[ニシキ]
平気平気!▼
特に今はサナギになってしまっているし。
別に動きもしないよ。▼
[ピエリ]
え…? 動かないの?
イモムシが?▼
[ニシキ]
うん。ほら見て。このサナギが、
もう少ししたら美しい蝶になるんだ。▼
[ピエリ]
ほんとなの…じっとしてるの。
…でも、やっぱり気持ち悪いのよ。▼
この形状そのものがもう無理なの。▼
[ニシキ]
うーん、
そんなことないと思うんだけど…▼
でも、行軍中はどうしてたんだい?
森とか山を通る時には、虫が沢山いるよね。▼
[ピエリ]
その時は必ず周りにいる人たちに
助けてもらってるの。▼
ちゃんと殺してねってお願いしてるのよ。▼
[ニシキ]
ええっ?
な、何も殺さなくったって…▼
[ピエリ]
むー。
ピエリに近づいてくる虫が悪いのよ。▼
[ニシキ]
害のない虫だっているよ。
それに虫たちだって精一杯生きているんだよ?▼
[ピエリ]
ピエリには関係ない話なの。
もう…ニシキって虫の話ばかりなの!▼
ぐすっ…それ以上虫のお話したら
ピエリ、怒っちゃうのよ…!!!▼
[ニシキ]
わああっ!
ごめんごめん!▼
でも、今度この子が蝶になる瞬間を見れば、
その考えも変わるかもしれないね。▼
それじゃあ、また見せに来るよ!▼
(ニシキ退場)
[ピエリ]
え、ええっ…?
もうイヤだって言ってるのーーー!!▼

支援A

[ニシキ]
ほらピエリ!
イモムシが蝶になったよ!▼
これが羽化ってやつだよ! 美しいね…!
大自然の神秘とはこのことだよ!▼
[ピエリ]
…………▼
[ニシキ]
おや? どうしたんだい?
ジーっと見たまま黙って…▼
やっぱり…気持ち悪いかい?▼
[ピエリ]
…これから、イモムシとチョウチョは
殺さないでおいてあげるの。▼
[ニシキ]
おお! じゃあもうイモムシを
怖がらないでくれるんだね!▼
[ピエリ]
こ…怖いんじゃないの!
気持ち悪いだけなの!▼
[ニシキ]
そうか。でもこれは進歩だよ。▼
そのうち、むやみに虫を殺さずに
できるといいね。▼
[ピエリ]
うーん、それはムリなの。▼
[ニシキ]
なぜだい!?▼
[ピエリ]
虫が嫌いで殺したいのは性分なの。
そんな簡単には変わらないの。▼
そんなこと言うなら、ニシキが
ピエリのこと助けてくれたらいいのよ。▼
[ニシキ]
えっ?▼
[ピエリ]
これから虫が出たらあなたを呼ぶの。▼
早く来なかったら、
他の人に殺してもらうのよ。▼
[ニシキ]
わ、わかったよ!
でもそれなら、ボクだって考えがあるよ。▼
[ピエリ]
えっ?▼
[ニシキ]
ちゃんと呼び声に応えたら、
もう虫を殺したりしないって約束しておくれ。▼
[ピエリ]
むっ…むむっ…▼
わ、わかったの…
ちゃんと来てくれるなら、そうしてあげるの。▼
[ニシキ]
うん。切り出したのはボクのほうだし、
ちゃんと付き合うよ。約束だよ!▼
[ピエリ]
それじゃあ…よろしくなの。
ニシキ。▼
[ニシキ]
うん、よろしくね!▼

支援S

[ピエリ]
また虫を追い払ってくれて、
ありがとうなの、ニシキ。▼
[ニシキ]
どういたしまして。
でも…あの約束をしてから、ほぼ毎日だね。▼
[ピエリ]
だって、虫が毎日
ピエリのところに来るのよ…▼
ああ…
本当にあの羽音はイライラするの!▼
[ニシキ]
まぁまぁ…でも前に比べて
だいぶ我慢するようになったよね。ピエリも。▼
[ピエリ]
あの「羽化」ってやつを見たからなの。
虫も必死に生きてるんだって…わかったのよ。▼
それにニシキがすぐに来てくれるから、
約束を守るために仕方なくなの。▼
[ニシキ]
ははは…毎回ヘトヘトになるよ。▼
[ピエリ]
でも…嬉しいの。
ピエリはニシキに来てほしいの。▼
ピエリはね…
ニシキのことが大好きなのよ。▼
[ニシキ]
えっ? えええーーーっ!!?▼
[ピエリ]
何なの、悪いの?▼
[ニシキ]
ええと…いや…悪くはないけど、
唐突な告白だったから…▼
[ピエリ]
あなたに助けを求めるなんて、
ピエリからすれば告白も同然なの。▼
むしろ気づかないニシキが鈍感なのよ。▼
[ニシキ]
そ、そうなんだ…ごめん。▼
[ピエリ]
だからこれからニシキは
ピエリだけのことを見ているといいの。▼
ピエリのお世話ができるのを
幸せに思うといいの。▼
[ニシキ]
あはは…そういう問答無用な告白も
無邪気と考えると嬉しいね。▼
うん、わかったよ。▼
[ピエリ]
そう…嬉しいの!▼
[ニシキ]
でもピエリ、ボクと付き合うからには、
命をひょいひょい奪うのは絶対に止めさせるよ。▼
いいね?▼
[ピエリ]
ニシキは…そういう子は嫌いなの?▼
[ニシキ]
嫌いっていうか、
虫たちが他人事に思えないんだ。▼
ボクは妖狐…虫と同じで山の中を生きる者たち。
ヒトとは少し違うから。▼
[ピエリ]
それなら…
ニシキがちゃんと教えてほしいの。▼
やったらダメなこと、ニシキが教えてくれたら
ピエリはがんばって覚えるのよ?▼
[ニシキ]
うん、わかったよ。キミとずっと一緒にいて、
色々なことを教えてあげるから。▼
[ピエリ]
ふふっ、ピエリ嬉しいの!▼
[ニシキ]
うん、これからよろしく。
ピエリ!▼

シャーロッテ

支援C

[シャーロッテ]
ニシキさん。
何をされてるんですか~?▼
[ニシキ]
やぁ、シャーロッテ。
見ての通り、毛づくろいの最中だよ。▼
[シャーロッテ]
そうだったんですか~。
あの、私もお手伝いしていいですか~?▼
[ニシキ]
もちろんだとも。▼
じゃあ、硬くなってしまった毛を
柔らかくほぐしてもらおうかな。▼
[シャーロッテ]
はい、わかりました~。▼
揉み揉み…
これでやり方、合ってますか~?▼
[ニシキ]
うん。とっても上手だよ。
ありがとう、シャーロッテ。▼
でも、こんなに親切にされては…
キミに恩返しをしなくちゃね。▼
[シャーロッテ]
…きた。
作戦通り。▼
[ニシキ]
うん?
何か言ったかい?▼
[シャーロッテ]
い、いえ…
何も言ってませんわ~。▼
[ニシキ]
さて、シャーロッテには
どんな恩返しをしようかな…▼
[シャーロッテ]
私、そんなの大丈夫ですよ~。
全然、気にしないでください~。▼
でも、どうしてもとおっしゃるなら…
金目のもの限定でお願いしますね。▼
[ニシキ]
あ、あれ?
何かいつもと雰囲気が違ったけど…▼
[シャーロッテ]
き、気のせいですよ~。▼
[ニシキ]
そ、そっか…
じゃあ、何かないか探してみるよ。▼
[シャーロッテ]
はい。
金目のものをぜひ、お願いしますね。▼

支援B

[ニシキ]
シャーロッテ。▼
キミにこの間の恩を
返そうと思うんだけど。▼
[シャーロッテ]
ほ、本当ですか?▼
そんなの、私は気にしてなかったのに…
でも、首を長くして待ってましたわ~。▼
[ニシキ]
気にしてないのに待っていたのかい?
そ、それはどういうことなんだい?▼
[シャーロッテ]
あ、あはははは。
私にもよくわかりませんわ~。▼
それでその…私には何を…
用意してくださったんでしょうか?▼
[ニシキ]
金目のものがいいと言っていたからね。
少量だけど、砂金を持ってきたよ。▼
[シャーロッテ]
よっしゃあああああああああああ!▼
[ニシキ]
しゃ、シャーロッテ!?▼
[シャーロッテ]
あ、ご、ごめんなさい!▼
つい、簡単にことが運びすぎちゃって…
発作が出ちゃったみたいですわ。▼
[ニシキ]
そ、そうなんだ。
すごい発作が出てしまうんだね。▼
[シャーロッテ]
半分はお母さんたちに送るでしょ…
そしたら少しは贅沢させてあげられるし…▼
残りの半分は自分への投資かしらね?▼
もっと自分を磨けば、
ますますモテること間違いないもんね…▼
[ニシキ]
しゃ、シャーロッテ?▼
[シャーロッテ]
あ、ニシキさん~!
いつからそこにいらしたんですか?▼
あっ、そうだ、ニシキさん。▼
また、毛づくろいの
お手伝いをさせてください。▼
[ニシキ]
い、今からかい?
でも、今は別に…▼
[シャーロッテ]
いいからいいから!
遠慮しないでください!▼
[ニシキ]
ありがとう。
キミは本当に親切な人だね。▼
となるとまた、
何か恩返しをしなくてはね。▼
[シャーロッテ]
そんなの気にしないでください~。
でも、よろしくお願いしますね~。▼

支援A

[ニシキ]
シャーロッテ。
また、キミのために砂金を持ってきたよ。▼
[シャーロッテ]
ありがとうございます~。
嬉しいです~。▼
そういえば~、ニシキさんはいつも
どこで砂金を手に入れてるんですか~?▼
[ニシキ]
え、えーと、それはだね…▼
[シャーロッテ]
ぜひぜひ、教えてください~。▼
[ニシキ]
キミにそこまで言われては
仕方がないね。▼
実は、ボクの美しい尻尾の毛をね、
少し売ったんだ。▼
[シャーロッテ]
え…?▼
[ニシキ]
妖狐の毛皮は人に高く売れるからね、
尻尾の毛でも多少の値はつくのさ。▼
ボクの毛並みは特に美しいからね!
この前も毛を売りに行った時…▼
ボクの毛皮を狙う悪いヒトに
襲われたりしたくらいなんだ。▼
[シャーロッテ]
そ、そんな危険な目に…?▼
[ニシキ]
ああ、ボクなら大丈夫だとも。
ちゃんと逃げ帰ったからね。▼
キミにはいつも親切にして
もらっているからね。▼
僕なりの恩返しだ。
受け取ってもらえるかな?▼
[シャーロッテ]
…………▼
…ううん。
私、やっぱり受け取れないわ。▼
[ニシキ]
あれ?
この間は喜んでくれたと思ったのに。▼
[シャーロッテ]
っていうかニシキさん…
あなた、純粋すぎるわよ!▼
[ニシキ]
えっ…
そ、そうかい?▼
[シャーロッテ]
そうよ! さすがに私も
罪悪感を感じちゃうでしょうが!▼
[ニシキ]
罪悪感だって?
どうしてキミが感じるのさ?▼
キミは僕に優しくしてくれた。
だから、ボクはキミに恩返しをした。▼
それだけのことであって…
キミが罪悪感を感じる必要はないと思うよ?▼
[シャーロッテ]
そ、その優しさに下心があったのよ…
何かお礼がもらえるんじゃないか、って…▼
だから…
本当に…ごめんなさい…▼
[ニシキ]
はっはっは。
そうだったのか。▼
でも、別にボクは気にしないよ。▼
シャーロッテがボクに
優しくしてくれたのは事実だからね。▼
[シャーロッテ]
私を許してくれるの?▼
[ニシキ]
許すも許さないもないよ。
シャーロッテはボクの大切な仲間だからね。▼
[シャーロッテ]
ありがとう…ニシキさん。▼
あのね、今度お詫びの意味も込めて…
ニシキさんにお弁当を作るわ。▼
これは下心からじゃなくて…
正真正銘、私の真心を込めて作るから。▼
受け取ってもらえる?▼
[ニシキ]
もちろんさ。
ありがとう。シャーロッテ。▼
でも、そんな真心のこもった
お弁当をもらってしまったら…▼
キミに何か恩返しをしなくちゃいけないな。
さて、今度は何にしようかな?▼
[シャーロッテ]
も、もう!
恩返しはしなくていいんだってば!▼

支援S

[シャーロッテ]
あら、ニシキさん。
今日は浮かない顔をしているわね。▼
[ニシキ]
そうなんだよ、シャーロッテ。▼
まさか、ボクほどの美男子が
こんなに悩むことがあるなんて…▼
[シャーロッテ]
ふふふ。
相変わらずなのね。▼
で、その自信家さんが
一体、何を悩んでいるというの?▼
少し興味があるから。
できれば聞かせて欲しいわ。▼
[ニシキ]
少し興味がある、だって?
そんなことでは話せないよ。▼
[シャーロッテ]
そんなに重大な悩みなの?▼
[ニシキ]
もちろんだよ。
キミにだって関係があることだし。▼
[シャーロッテ]
私?
どういうことかしら?▼
[ニシキ]
シャーロッテ。
よく聞いてね?▼
ボクはキミのことを
好きになっちゃったのさ。▼
[シャーロッテ]
…えっ?▼
[ニシキ]
でも、告白するかどうか
迷っているんだ。▼
[シャーロッテ]
そ、そうだったの…▼
[ニシキ]
ほら、ボクは外見には自信があるけど…▼
外見のよさだけじゃ、
キミを幸せにできるかわからないだろう?▼
[シャーロッテ]
そ、そうね…▼
[ニシキ]
それにキミの気持ちの問題だってある。
もし、ボクのことを嫌っていたら…▼
だからやっぱり、
告白するのは慎重にいかないとダメだろう?▼
下手に告白して、
今の友だち関係が壊れてしまうのも嫌だし。▼
[シャーロッテ]
…………▼
[ニシキ]
と、こんな感じでぼくは悩んでいるわけだ。
わかってくれたかな?▼
[シャーロッテ]
え、ええ…
わかり過ぎるほどわかったわ…▼
[ニシキ]
で、シャーロッテはどう思う?
何かボクに忠告をしてくれないかな?▼
[シャーロッテ]
そうね、色々とあるけど…
まずは一つ、はっきりしないとね…▼
[ニシキ]
ああ。
なんだい?▼
[シャーロッテ]
ニシキさん…
今、私に告白したわよ?▼
[ニシキ]
…あっ。▼
あああああああああ!?▼
ち、違うんだ!
こ、これは別にあれじゃなくて…▼
[シャーロッテ]
ニシキさん。
あなたは悩む必要なんかないわ。▼
だって、私も…
あなたのことが好きだから。▼
[ニシキ]
えっ…
そ、そうなの!?▼
ということは…
僕と結婚してくれるのかい!?▼
[シャーロッテ]
…はい。
もちろんよ。▼
[ニシキ]
ありがとう、シャーロッテ!
とても嬉しいよ。▼
こんなに嬉しい気持ちにしてくれた
キミに何か恩返しを…▼
[シャーロッテ]
だからしなくていいっつーの!▼

フランネル

支援C

[フランネル]
お、ニシキじゃねーか。
なにやってるんだ?▼
[ニシキ]
やあ、フランネル!
ボクは今、毛づくろい中なんだよ。▼
ほらご覧よ、とってもツヤツヤだろう?▼
[フランネル]
あーーー…そうだな。▼
[ニシキ]
むぅ…なんだか反応が薄いねえ。▼
フランネルもせっかく尻尾があるんだし、
ちゃんと手入れをした方がいいと思うよ?▼
[フランネル]
別にそんなの必要ないだろ?
しっぽなんて俺らには普段見えない部分だし、▼
ちょっとゴミくず付いて汚いくらいの方が、
ワイルドでいいんだよ。▼
[ニシキ]
ええーっ!?
ご、ゴミくずだって!?▼
そ…そこだけはボク、
フランネルと話が合わないんだよね。▼
綺麗にしていた方が絶対いいよ。
美しいって素晴らしいことじゃないか!▼
[フランネル]
俺はゴミくずの方が何倍もいい。▼
それに言わせてもらうと…別にニシキより
綺麗な生き物だっているからなー。▼
[ニシキ]
ん? どういうことだい?
ちょっと聞き捨てならないね…?▼
[フランネル]
この間、山で見かけたぜ。
すっごく綺麗だったな。▼
[ニシキ]
うぅ…とっても気になるなぁ…▼
ねえフランネル、それならボクに
その生き物についてもっと教えておくれよ。▼
[フランネル]
ああん?▼
[ニシキ]
キミがそれだけ言うだなんて…
自分の目で確かめないと気が済まないんだ!▼
だからフランネル、お願いだよ!▼
[フランネル]
…しょ、しょうがねえな。
そこまで言うなら連れてってやるよ。▼
[ニシキ]
本当かい!?
ありがとう、フランネル!▼
[フランネル]
べ、別に…俺もまた見たいと思っただけだし、
時間もあるしなー。▼
[ニシキ]
それじゃあ今度、一緒に見に行こう!▼

支援B

[フランネル]
あれ? 確かさっきの別れ道を
右に進めば着くはずだったんだけどな…▼
[ニシキ]
さっきは左の道を選ばなかったかい?▼
[フランネル]
そうだったか?
んじゃ、この山道は違うのか?▼
うーん、わかんなくなってきたぜ…▼
[ニシキ]
…もしかしてボクたち、
道に迷ったのかな?▼
うーん、やっぱりフランネルの案内で
山に来たのは失敗だったかもしれないね。▼
[フランネル]
ま、まだ決まったわけじゃねえだろ!▼
それに、元はと言えばお前が
例の綺麗な生き物を見たいって言ったから、▼
わざわざこうして来てやってるんじゃねーか。▼
[ニシキ]
そうだけど…フランネルの方向音痴のこと、
すっかり忘れていたんだ。▼
これじゃあボクたち、目的地に着くどころか
帰ることもできないかもしれない…▼
[フランネル]
…………▼
わ、悪かったよ…
確かにこれは完全に迷子だな。▼
[ニシキ]
ううん。元々ボクが言い出したんだし…
謝らないでおくれよ。▼
それより、ずっと歩きっぱなしで疲れただろう?
少し休憩しようよ。▼
[フランネル]
ああ。▼
[ニシキ]
ふう…
それにしても、ここどこなんだろうね?▼
お腹もすいてきたし、
とりあえず帰り道を探さないと。▼
[フランネル]
腹が減ったのか?
んじゃ、ちょっと待ってろ。▼
[ニシキ]
ん? 急にごそごそと袋を探って…
どうしたの?▼
[フランネル]
えーと、この骨でもなくて…
この毛玉でもない…▼
うーん…あ、あった!▼
ほらニシキ、このパンでも食べろよ。▼
[ニシキ]
え…でもそれ、よくわからない毛玉と一緒に
しまってたものじゃないのかい?▼
[フランネル]
ったく、イヤそうな顔するなよ。
別にいいだろ、腐ってるわけじゃねえし。▼
[ニシキ]
そ、そうだね。
今は背に腹は代えられないか。▼
ありがとうフランネル。
じゃあ半分こして一緒に食べよう!▼
[フランネル]
ああ。▼
[ニシキ]
もぐもぐ…▼
…んん?
あ、あれ?▼
フランネル! あそこに見える木…
ボク、見覚えがあるよ!▼
[フランネル]
何? 本当かよ!▼
[ニシキ]
うん。これなら帰り道はわかるよ!
良かったね、フランネル。▼
[フランネル]
それじゃあ…綺麗な生き物を見るのは、
また今度だな。▼
[ニシキ]
そうだね。今日はもう帰ろう。
今度はちゃんと調べてから、再挑戦だね!▼

支援A

[ニシキ]
待って待ってフランネル!▼
キミが言っていた場所なら、
確かこっちの道が正解だよ。▼
[フランネル]
え、ホントか? 俺の勘では
反対の道が合ってるはずなんだけど…▼
[ニシキ]
勘って…
そう言ってこの間迷子になっただろう!?▼
今日はフランネルの話を聞きながら、
ボク自身で考えて案内をするよ。▼
キミの言っていた綺麗な生き物も、
早く見たいからね。▼
[フランネル]
ふん…あの時は悪かったな。▼
[ニシキ]
もう、謝るのはやめておくれよ。▼
フランネルと一緒に出かけるの、
ボクはとっても楽しいんだからね。▼
[フランネル]
えっ? そ、そうか?▼
[ニシキ]
うん。迷いはしたけど…色んな場所に行けて、
冒険みたいで楽しかったんだ。▼
[フランネル]
ふ、ふん…それなら良かったとか、
別に全然思ってねーし。▼
ていうかお前、よくそんな
こっ恥ずかしい台詞が言えたもんだな。▼
俺には理解できねえぜ。▼
[ニシキ]
ふふん、素直なところと、
美しいところがボクの取り柄だからね!▼
あ、フランネル。
もしかして今の、嬉しかったのかい?▼
尻尾が揺れてるよ。▼
[フランネル]
ば、馬鹿! そんなことあるか!▼
……あ。▼
[ニシキ]
どうしたの?▼
[フランネル]
ここだよここ!
ここに綺麗な生き物がわんさかいるんだ!▼
ええと…あいつらどこに行ったかな…!?▼
[ニシキ]
ああ、無事に着いたんだね。
良かった。▼
綺麗な生き物ってどんなのかな?
ボクは絶対負けてないはずだよ…▼
[フランネル]
あ、いたぞニシキ。こいつらだ。
ほら、すっげー綺麗だろ?▼
[ニシキ]
どれどれ…▼
!!!!!!
ふ、フランネル…それって…!?▼
[フランネル]
おう、綺麗なクモだろ?
この鮮やかな赤と緑の模様が綺麗だよなー。▼
[ニシキ]
クモ…クモって…
そんなの全然綺麗じゃないよ!!▼
うわああああ、こっちに近づけないで!▼
[フランネル]
ありゃ?
お前、虫苦手だったっけ?▼
[ニシキ]
そんなに大きくてわさわさしているのは
無理だよーーー!▼
[フランネル]
そうか?
こんなに綺麗なのにな…よしよし。▼
[ニシキ]
わーーーー!
触らない方がいいよ!▼
その子、毒を持っているんじゃないのかい!?▼
[フランネル]
あー、そうかもな。
でも俺はよく知らねえし…▼
ニシキ、ちょっとこっち来て見てくれよ。▼
[ニシキ]
うわあああああーーーっ! 無理!!
ボク、もう帰る!!!▼
[フランネル]
こんなに綺麗なのに…
ニシキって本当に変なヤツだな。▼
…あれ? あいつ先帰った?
やべ、俺ひとりじゃ帰れねーんじゃね?▼
おーい、ニシキーーー!
待てよーーー! ニーシキーーー!▼

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Last-modified: 2020-08-23 (日) 02:16:23
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