[広告]

ディーアの支援会話

キサラギ

支援C

[キサラギ]
ふぅっ。今日の作業は
そろそろ終わりにしよっと。▼
狩りで捕まえた獣の毛皮、
ずっと刈り取りしてたから散らかっちゃった。▼
ちょっと天幕が汚くなっちゃったけど…
まぁいいや!▼
お腹空いたし夕飯にしようーっと!▼
[ディーア]
…おい。▼
[キサラギ]
あ、ディーア。どうしたの?▼
[ディーア]
…………▼
獣くせえ。▼
[キサラギ]
あ…うん。ごめんね。
獣の毛皮を剥ぐ作業してたから…▼
でも、夕食の後に片づけるからさ!▼
[ディーア]
おい、待て…▼
[キサラギ]
えっ?▼
[ディーア]
キサラギの性格から言うと…
夕食後は腹がいっぱいになって…寝るだろ。▼
[キサラギ]
そ、そんなことないよ。
後から綺麗にするよ。▼
[ディーア]
いいや、寝る。
確実に寝る…▼
俺には未来が見える…▼
[キサラギ]
そ、そんな大げさな。▼
[ディーア]
だから、さっさと天幕を掃除しろ…▼
[キサラギ]
ええっ?
だから食事を先に…▼
[ディーア]
うるせえ! 部屋を綺麗にせずに、
食事が許されると思うなよ!?▼
[キサラギ]
ひい!?
わ、わかったよー!▼

(暗転)

[キサラギ]
ふぅ…やっと掃除が終わった…
ようやく食事にありつける…▼
[ディーア]
おい、キサラギ。▼
[キサラギ]
は、はい!▼
[ディーア]
さっさと服を脱げ。▼
[キサラギ]
えっ!?
あっ…はい…!?▼
[ディーア]
そしてすぐに風呂へ直行しろ。
服は俺が洗っておいてやる。▼
[キサラギ]
はい…ええと…夕食は?▼
[ディーア]
そんなの身体を綺麗にした後だ。
獣くせえ格好でディナーにありつけると思うなよ。▼
[キサラギ]
そ、そんなぁ~!
掃除も終わったし、先に食べたいよー!▼
というか、なんでディーア…
そんなに僕に構うのさー!?▼
[ディーア]
つべこべ言うんじゃねぇ!▼
俺はお前みたいなダメ王子を見かけると、
世話をしたくて仕方なくなるんだよ!▼
[キサラギ]
ええー!▼
[ディーア]
…ま、父さんの血を受け継いだ
執事魂ってやつだ。諦めろ。▼
[キサラギ]
お世話してくれるなら、
まず先にお腹を満たしてよー!▼
お腹空いたよ~!▼

支援B

[キサラギ]
よし…これで狩りの準備は万全だ。▼
矢じりもしっかり研いでおいたし、
弓の弦も張り替え完了っと。▼
あっ、罠の整備と
罠肉の調合がまだだった…!▼
[ディーア]
お前…▼
[キサラギ]
あっ、ディーア。▼
今から狩りに行く準備をしてたんだー。
ディーアも一緒に行く?▼
[ディーア]
狩りに行くなら…この辺はちゃんと
片付けてから行くんだろうな…?▼
[キサラギ]
えっ…あっ…!▼
そ、それは…ええと…その…
もしかしてディーア…
また執事魂に火が付いちゃったの…?▼
[ディーア]
…ああ、そうだ。
そして火を付けたのはお前だ。▼
狩りに出かけるなら、
まずはこの場所をどうにかしてからだな…▼
[キサラギ]
こ、ここには狩りの道具が
一通り揃ってるんだよ!▼
だからこれは散らかってるんじゃなくて、
こういう風に敢えて置いてるんだよ!▼
自分にとってはこれが使い勝手がいいんだよ!▼
[ディーア]
それって掃除できない人間がする、
言い訳の常套句じゃん…▼
このダメ王子…▼
[キサラギ]
うっ…!▼
[ディーア]
大丈夫だ。
俺がきっちり整理整頓してやる…▼
あっという間に洗い立てのシーツのように、
この周辺をまっさらにしてやるぜ…▼
[キサラギ]
ええと…
じゃあ僕はその間、狩りに…▼
[ディーア]
俺が指示をしてお前がやるんだよ。▼
[キサラギ]
ええっ!?
今自分で綺麗にしてやるって言ったじゃない!▼
[ディーア]
整理整頓ってのはな…▼
自分で動いてやり方を覚えていかないと
また懲りずに同じことをするんだよ…▼
[キサラギ]
うううっ…ディーアの言うことは
正論すぎてて…何も言い返せないよ…▼
[ディーア]
じゃ、始めるぜ…
覚悟しな…キサラギ。▼
[キサラギ]
うええーーーん…!▼

支援A

[キサラギ]
よし、これはこの棚にしまって…
これでだいぶ片付いたかな。▼
[ディーア]
キサラギ…▼
[キサラギ]
やぁ、ディーア。▼
[ディーア]
今日はちゃんと、
整理整頓できてるじゃん…▼
[キサラギ]
あ、うん。ディーアに指導してもらって、
だいぶコツがわかってきたんだ。▼
要らないものは捨てる。
しばらく触らなかったものは基本的に捨てる。▼
必要なものはあるべき場所に戻す。だよね。▼
[ディーア]
ああ…その通りだ。▼
[キサラギ]
整理整頓は綺麗にするだけじゃない。
不要な物は捨て去ることでもあるって…▼
ディーアにこの間言われて、
とっても勉強になったよ!▼
[ディーア]
そりゃ良かった…▼
[キサラギ]
それにさ、すっごく不思議なんだけど、
最近は狩りとか戦闘の準備が、▼
これまでよりも気分よくできるっていうか…
快適になった気がしてるんだー!▼
[ディーア]
…それはそうだろ。▼
住み心地が良くなれば、
心にも潤いが持てるからな…▼
[キサラギ]
これまでお世話かけてごめんね。
やっぱりディーアは正しかったんだよ!▼
[ディーア]
…まぁ、わかればいいんだよ。▼
俺も、キサラギを見直したぜ…▼
今のお前はダメ王子じゃなくて、
デキる王子様ってやつだよ…▼
[キサラギ]
わーい、ありがとう!▼
ディーアはぶっきらぼうだし怒ると怖いけど…
本当はとても良い人なんだね。▼
この一件でそれがよくわかったよ。▼
[ディーア]
よ、よせよ…
恥ずいだろ…▼
[キサラギ]
あはは。
ディーア、赤くなってるー!▼

グレイ

支援C

[グレイ]
くっ…ちくしょう…!▼
[ディーア]
ふぅ…
なんとか勝ったぜ…▼
大丈夫か…? グレイ…?▼
[グレイ]
あ、ああ…▼
お前普段はボケっとしてるが…
本当に体術が得意なんだな。▼
こうやって実践訓練しても、
勝てた試しがない。▼
[ディーア]
俺、意外にやるだろ…?▼
[グレイ]
ああ。だがこのまま負け続けるなんて、
俺も黙ってられないな。▼
よし!
ディーア、再戦といくぞ!▼
[ディーア]
えー…俺、もういいよ。
面倒くさいし。▼
[グレイ]
はぁ?
勝ち逃げする気かよ…▼
[ディーア]
勝ち逃げも何も…
一回やれば十分だろ…▼
[グレイ]
なら報酬としてこいつをやるから。
俺の特製焼き菓子だ!▼
うまいぜ?
ほっぺたが落ちるぜ…?▼
[ディーア]
…………▼
いや…
俺、焼き菓子なら自分で作れるし…▼
[グレイ]
…そうだったな。▼
ならもう手合わせはいいから、
これだけ教えてくれよ。▼
お前はどうしてそんなに
体術に秀でてるんだ?▼
いつも特に訓練している様子だってないし、
見た目だって…その…▼
正直、あまり強そうに見えない。▼
[ディーア]
ああ…じゃあまぁ…
偶然負けたくらいに思っておいてくれ。▼
じゃあな…▼

(ディーア退場)

[グレイ]
あ! おい、ちょっと待てよ!
ディーア!!▼
ううむ…あいつの優れた体術には
何か秘密があるはず。▼
尾行してその理由を突き止めてやるぜ。▼

支援B

[ディーア]
ふぁぁ…▼
[グレイ]
…………▼
[ディーア]
朝飯食ったら何だか眠たくなってきたな。▼
ちょっと横になるかな…▼

(暗転)

[ディーア]
ふぁぁ…▼
[グレイ]
…………▼
[ディーア]
昼飯食って負傷した味方の治療を
手伝ってたら、眠たくなってきたな。▼
昼寝でもしようかな…▼
[グレイ]
…うぐぐ。▼

(暗転)

[ディーア]
ふぁぁ…▼
[グレイ]
…………▼
[ディーア]
夕飯食って執事業務の手伝いしてたら
眠たくなってきたな。▼
もう夜だしそろそろ寝るか…▼
[グレイ]
おい、待て!!▼
[ディーア]
うわっ!▼
…グ、グレイどうしたんだよ?
いつからそこにいたんだ?▼
[グレイ]
朝からだよ!!▼
[ディーア]
え…? どういうことだ?▼
[グレイ]
い、いや…何でもない。
こっちの話だ。▼
というかお前…治療と執事の仕事を
少し手伝ったくらいで、▼
あとは今日一日ほとんど寝てたじゃないか?
それなのにもう寝るってどういうことだ?▼
[ディーア]
どういうことだって言われても…
これが俺の普段の生活だし。▼
[グレイ]
なっ、なんだと?
全然訓練してないじゃないか!▼
[ディーア]
だって面倒くさいじゃん…▼
[グレイ]
お前二言目には面倒くさいばかりだな…
それでよく体術が身に付いたもんだぜ。▼
[ディーア]
…確かに最近は
そんなに鍛えてないけど、▼
幼い頃は父さんからかなり厳しく
叩き込まれたし…▼
そのときは相当努力したからな…▼
その甲斐あって今だに鍛えられた身体は
維持できてるみたいだ…▼
[グレイ]
なるほどな…▼
そんだけぐうたらな生活をしていて
今でも維持できてるなんて、▼
ある意味羨ましいぜ…▼
[ディーア]
まぁそういうことだから…▼
今の俺の生活を観察してても、
強さの参考にはならないかもな…▼
[グレイ]
そ、そうだな…▼
こんなに実りの無い尾行は
初めてだったぜ…▼

支援A

[ディーア]
グレイ…▼
[グレイ]
なんだ、ディーア。▼
[ディーア]
どうして俺たち、仲良くお茶会なんか
しちゃってるわけ…?▼
お前、俺に手合わせしようって言って
呼び出さなかったか…?▼
[グレイ]
ああ、だから今手合わせしてるだろ。▼
[ディーア]
菓子食って茶を飲んでるだけだと
思うけど…▼
そうか…俺たち、手合わせしてたのか…
すげーな…新しいな…▼
[グレイ]
いいか、俺はもうお前の強さの
秘密を探ることはやめた。▼
何せ全ては無駄だったからな。
あの一日は本当に無駄だった…▼
だからこうして、
新しい手合わせをしているんだ。▼
名付けて…▼
俺の焼き菓子とお前の焼き菓子、
どっちが美味しいか対決だ。▼
[ディーア]
…………▼
ああ…
そういうこと…▼
[グレイ]
そういうことだ。▼
[ディーア]
じゃあ、グレイの勝ちじゃん…?▼
[グレイ]
は?▼
[ディーア]
だってお前の焼き菓子…
俺のより美味しいし。▼
すげーよ、グレイ…
どうやったらこんなの作れるんだ。▼
[グレイ]
そ、そいつは教えられねぇな。
自分で尾行でもして調べてみろ。▼
[ディーア]
じゃあいいよ…
面倒くさいし…▼
[グレイ]
ぐっ…▼
[ディーア]
あと…この勝負、
やっぱり引き分けかも…▼
[グレイ]
なんでだよ!▼
[ディーア]
俺、焼き菓子のほかに
珈琲も提供してるからな…▼
お前…信じられねーぐらい
砂糖入れるけど…▼
さっきからこれ、
美味しい美味しいってドカドカ飲んでるじゃん…▼
[グレイ]
た、確かに…
菓子では勝ったが、珈琲のほうは…▼
[ディーア]
グレイ、珈琲入れられるか…?
入れられるなら、勝負するけど…▼
[グレイ]
くっ…!!
入れられない…!!▼
ここに来て同じ土俵にも登れない
事があるとはな…!▼
またお前を一日尾行して、
珈琲の入れ方を盗むしか…▼
[ディーア]
いや…珈琲の入れ方なら…
言ってくれたら教えるぜ。▼
訓練と違って、珈琲は疲れねえし…
いくらでもどうぞって感じだ…▼
[グレイ]
本当か!?
じゃあ頼む!▼
[ディーア]
ああ、ただし代わりに、
お前のお菓子の作り方教えてくれよ…▼
[グレイ]
なるほどな…交換条件か。▼
良いぜ、執事サン。
その依頼、受けてやる。▼
[ディーア]
そりゃどうも…▼
じゃ、腹いっぱいになったから
俺ちょっと横になるわ…▼
[グレイ]
は?
今から教えてくれないのかよ?▼
[ディーア]
今からは無理じゃね…?
眠いし…▼
[グレイ]
こいつ…!!▼
わかった、起きるまで待っててやるよ!
但し起きたらすぐに教えろよ!?▼
約束だからな!▼
[ディーア]
はーい…▼
ふぁぁ…▼

キヌ

支援C

[キヌ]
待て待て待て待てー!
待てってばー!▼
[ディーア]
…騒がしいぞ。
何してるんだ…お前?▼
[キヌ]
決まってるじゃない!
鳥さんを追っかけてるんだよ?▼
[ディーア]
…なんで?▼
[キヌ]
なんでって…
…飛んでるから?▼
[ディーア]
そりゃあ…鳥は飛ぶじゃん。▼
[キヌ]
うん。
それで飛んでたら追いかけるじゃん。▼
[ディーア]
いや、普通は別に追いかけないし…▼
[キヌ]
え!?
そうなの!?▼
なんでなんで!?
なんで追いかけないの!?▼
[ディーア]
…鳥を追いかけないのが、
そんなに不思議なことか?▼
…いや、待て。▼
お前、鳥を食うのか?
だから追いかけてるのか?▼
[キヌ]
え!?
鳥を食べたいの!?▼
[ディーア]
いや…俺じゃなくて…
お前はあの鳥を…食うの?▼
[キヌ]
それはどうだろう?
気分次第?▼
[ディーア]
…………▼
そうか…
もう…行っていいか?▼
[キヌ]
うん!
じゃあ、アタシも行くね!▼
待て待て待てー!
鳥さんこっちだよー!▼
[ディーア]
…変わった奴だな。▼

支援B

[キヌ]
あっ!
また会ったね!▼
[ディーア]
ああ…
お前か…▼
[キヌ]
お前じゃなくて、アタシはキヌでしょ?
名前で呼んで欲しいなー。▼
[ディーア]
…わかった。
今度からそうする。▼
俺はディーアだ。▼
[キヌ]
えっ!?
知ってるよ!?▼
[ディーア]
知ってるとは思ったけど、
一応、確認のために名乗っただけだ。▼
[キヌ]
なるほど。
よろしくね、ディーア。▼
[ディーア]
…まぁ、なんでもいいさ…▼
[キヌ]
じゃあ、ディーア、何して遊ぶ?▼
[ディーア]
…どうしてそうなる?▼
[キヌ]
追いかけっこ?▼
[ディーア]
…いや、遊ばない。▼
[キヌ]
ええええ!?
なんで!?▼
[ディーア]
…面倒くさいから。▼
[キヌ]
遊ぶのは面倒くさくないよ。
楽しいと思うんだけど?▼
[ディーア]
…俺は面倒くさいと思う…▼
[キヌ]
そっか。
じゃあ、ディーアはそこで見てて。▼
アタシ、あそこの台から飛ぶから!
絶対に見ててよね!▼
[ディーア]
…結構、高いぞ…
…大丈夫なのか?▼
[キヌ]
せーの…とーぅ!▼
…うぶっ!!!!▼
い…いったーい!▼
[ディーア]
…やっぱりな。▼
[キヌ]
ううう…
痛い…痛いよ…▼
[ディーア]
…動くなよ。
今、手当てするから…▼
[キヌ]
…ありがとう。▼
でも、ディーア…
手当ては面倒くさくないの?▼
[ディーア]
面倒くさいけど…
放ってはおけないじゃん?▼
[キヌ]
ディーアって…▼
[ディーア]
…なんだ?▼
[キヌ]
手当てが好きなんだね!▼
[ディーア]
…ふっ。
そうだな…嫌いじゃないかもな。▼
[キヌ]
じゃあ、これからも
アタシの手当てをさせてあげる!▼
[ディーア]
…これからも
怪我をする気まんまんじゃん…▼

支援A

[キヌ]
ディーア!
ちゃんと見てる!?▼
飛ぶからね!?
アタシ、この台から飛ぶからね!?▼
[ディーア]
だから飛ぶなよ…
飛ぶなって言ってるじゃん…▼
[キヌ]
なんで!?
なんで飛んじゃいけないの!?▼
[ディーア]
着地に失敗するのが…
目に見えてるじゃん…▼
[キヌ]
そうしたら、ディーアはまた
アタシのことを手当てできるじゃん!▼
アタシはジャンプしたい!
ディーアは手当てしたい!▼
二人ともハッピーじゃん!▼
[ディーア]
着地に失敗したら…痛いぞ?
すっごい…痛いぞ?▼
[キヌ]
そっか。
痛いんだ…▼
…じゃあ、今回はやめとく。▼
[ディーア]
そうしとけ…
俺も痛がるお前は見たくないし…▼
[キヌ]
え?
なんで?▼
[ディーア]
なんでって…そりゃあ…
お前は…仲間じゃん?▼
[キヌ]
そっか!
アタシたち、仲間だったね!▼
よし!
じゃあ、遊びに行こう、ディーア!▼
[ディーア]
なんでそうなる…▼
[キヌ]
仲間と言ったら、遊び仲間でしょ!
さあ、一緒に行こう!▼
[ディーア]
…それは面倒くさいな。▼
[キヌ]
面倒くさがらないで!
仲間なんだから!▼
さあ、山に行くよ!
山! 山! 山!▼
鳥とか獣とか追いかけるんだから!
ディーアも一緒にね!▼
[ディーア]
それはまた…
とことん面倒くさいな…▼
[キヌ]
そんなことないよ!
絶対に楽しいよ!▼
[ディーア]
そりゃお前は楽しいだろうさ…
好き放題に走り回れるんだから…▼
[キヌ]
えー、じゃあ、ディーア行かないの?
仲間なのに?▼
[ディーア]
いや…行く…▼
だってお前…山に行ったら
絶対に怪我するじゃん…▼
…面倒だけど…放ってはおけねえよ…▼
[キヌ]
やったー!
ありがとう、ディーア!▼

支援S

[ディーア]
キヌ…▼
[キヌ]
ディーア?
アタシに何か用?▼
[ディーア]
お前さ…
これからも…遊びまくる?▼
色々と追いかけたり、
走り回ったり…する?▼
[キヌ]
もちろんでしょ!
遊ばない人生なんて考えられないよ!▼
[ディーア]
そっか…
それって…一生?▼
[キヌ]
当然、一生!
動けなくなるまで全力で遊ぶよ!▼
[ディーア]
そっか…
一生、か…▼
お前のことだから…
怪我もいっぱいするんだろうな…▼
[キヌ]
あー…
確かにねー。▼
アタシ、遊んでるとき
夢中になり過ぎちゃうからねー。▼
小さい怪我とか、
いちいち気にしていられないしねー。▼
[ディーア]
そっか…
それなら、仕方ないか…▼
じゃあ…俺が一生…
お前の怪我を治療してやんなきゃな…▼
[キヌ]
え?
一生、アタシを治療してくれるの?▼
[ディーア]
…仕方ないだろ?
お前、一生、遊ぶって言うんだからさ…▼
[キヌ]
でもさ、ディーア。
一生って、結構、長いよ?▼
それって面倒くさくない?▼
[ディーア]
面倒くさくは…ないな…▼
[キヌ]
ええ!? なんでなんで!?
面倒くさがり屋のディーアなのに!?▼
[ディーア]
…そ、それは。▼
[キヌ]
アタシが仲間だから?▼
[ディーア]
…そ、そうだ。
…大事な仲間だからだ。▼
[キヌ]
でもさ、ディーア。
アタシの側に一生いてくれるんでしょ?▼
[ディーア]
ああ…
そうだよ…▼
[キヌ]
そういうのって、仲間とかじゃなくて
恋人とか夫婦っていう関係じゃない?▼
[ディーア]
…そ、そうなるかな?▼
[キヌ]
そうだよ!
そうだと思う!▼
[ディーア]
まあ…そうなったらそうなったで…
別に…いいんじゃね?▼
[キヌ]
そうだね!
まあ別にいっか!▼
[ディーア]
とりあえず俺は…
お前の側からは離れないよ…▼
[キヌ]
うん!
絶対に離れちゃダメだからね!▼

ミタマ

支援C

[ディーア]
はぁ…疲れた…
少しここでサボるか…▼
[ミタマ]
安眠を 妨げるのは 何者ぞ。▼
[ディーア]
ん?
なんだ…お前?▼
[ミタマ]
あなたより先に
この場所で睡眠をしていた者ですわ。▼
つまり、この場所の占有権は
わたくしにあるということ…▼
それがわかりましたら、
さっさとどこぞへとでも消えてください。▼
[ディーア]
お前…面倒くさそうな匂いがする。
…無視しよ。▼
[ミタマ]
馬鹿者の 言葉にわたくし 怒髪、天。▼
[ディーア]
…怒ったのか?
というか…なんだ、その話し方は?▼
普通にしゃべればいいのに…
面倒くさくねえの?▼
[ミタマ]
まさかとは思いますが…
今、わたくしの俳句を侮辱なさりました?▼
肉片に 変えてやります この男。▼
[ディーア]
…もういいや。
俺が場所、移るわ…▼
[ミタマ]
おや、わたくしを恐れて逃げ出すと?
見た目どおりの軟弱物ですわね。▼
[ディーア]
…はいはい。
なんでもいいですよ…▼
俺は早く…
静かなところで眠りたい…▼
[ミタマ]
わたくしだって眠りたいですわ。▼
貴重な時を無駄にせず。
一刻も早く。▼
[ディーア]
じゃ、俺はあっちで眠るから。
もう行っていいか?▼
[ミタマ]
その手に持っている枕を頂戴しますわ。
それで今回の怒りを鎮めましょう。▼
[ディーア]
…これ、気に入ってるんだけど。▼
[ミタマ]
目覚めぬ眠りもあることを
あなたに教えて差し上げましょうか?▼
[ディーア]
…わかったよ。▼
ほら。
これで…行っていいか?▼
[ミタマ]
はい。もう用はありません。
どこぞなりとも消えてください…▼
[ディーア]
なんか…とんでもない奴と…
知り合っちまったな…▼

支援B

[ディーア]
怪我人がいるって聞いたけど…
ここか?▼
[ミタマ]
…なぜあなたがここに?▼
[ディーア]
なんだ…お前か。
お前も怪我人の治療にきたのか?▼
[ミタマ]
ええ。
そうですわ。▼
わたくしはスヤスヤと
夢の淵を歩いていたのに…▼
もっともっと眠っていたかったのに…▼
でも、怪我人を
放っておくわけにはいきませんから…▼
[ディーア]
まあ。もう行っていいぞ…
後は俺がやるからな…▼
[ミタマ]
あなたが怪我人の治療を?
面倒くさがらないのですか?▼
[ディーア]
治療を頼まれたからな。
頼まれたんなら…仕方ないじゃん?▼
[ミタマ]
…………▼
[ディーア]
ほら…もう行っていいぞ。
好きなだけ眠ればいい…▼
[ミタマ]
行きません 負けた気分に なりますから。▼
[ディーア]
ん?▼
[ミタマ]
この怪我人の方は譲りませんわ。▼
わたくしが先にきていましたので
この方の治療権はわたくしにあります。▼
[ディーア]
治療権って…なんだそれ?▼
[ミタマ]
とにかく
ここは、わたくしが…▼
[ディーア]
…面倒くさい奴だな。
いいから向こうに行けよ…▼
俺が治療を頼まれたんだから…▼
[ミタマ]
わたくしも頼まれましたわ。▼
[ディーア]
…まあいい。
…じゃあ、さっさと治療の続きをしろよ。▼
俺たちが揉めてたら…
怪我人に悪いからな…▼
[ミタマ]
わかっていますわ。
今、始めます。▼
…………▼
[ディーア]
へえ…
なかなか上手いじゃん…▼
[ミタマ]
…当たり前ですわ。▼
[ディーア]
じゃあここはまかせるぞ…
あっちに新しく怪我人がきたみたいだからさ…▼
[ミタマ]
ええ。
よろしくお願いしますわ。▼
[ディーア]
お前って…
面倒くさいだけの奴じゃないんだな…▼
[ミタマ]
…あなたも、
怠惰なだけの人ではないようですね。▼
[ディーア]
ま、さっさと終わらせて、
また眠るとしようぜ…▼
[ミタマ]
そうですわね。
わたくしも早く眠りたいですから。▼

支援A

[ミタマ]
スヤスヤ…▼
[ディーア]
よう…
眠ってるのか?▼
[ミタマ]
…………▼
[ディーア]
牧草のベッドか…
なかなか気持ちがよさそうじゃん…▼
俺もこれで眠りたいな…
頼んだら牧草、分けてくれねえかな…▼
[ミタマ]
我が眠り 妨げる者 現れる。▼
[ディーア]
ああ…
起きたのか…▼
[ミタマ]
正確には起きたのではなく、
あなたに起こされたのですわ。▼
[ディーア]
ああ、そうか…
それはすまなかったな…▼
[ミタマ]
本来であれば…▼
わたくしの眠りを妨げた罰として、
菓子折りの一つでも要求するところですが…▼
何か用があってきたのですよね?
どうしたのですか?▼
[ディーア]
ああ、ちょっと怪我人がいてさ…
お前にも治療を手伝ってもらおうと思って…▼
[ミタマ]
それあら…仕方ありませんわね。
急ぎますわよ。▼
[ディーア]
悪いな…▼

(暗転)

[ディーア]
これで最後だ…
よし…もう大丈夫だな…▼
[ミタマ]
ええ。
こちらも全て終わりましたわ。▼
では、わたくしは
夢の続きを見るとします。▼
[ディーア]
あ、ちょい待ち…
これ、やるよ…▼
[ミタマ]
これは…腹巻き、ですか?▼
[ディーア]
眠ってるとき、お前…
割と腹を出してることが多いからさ…▼
[ミタマ]
なっ!?
そんなことはありませんわ!▼
[ディーア]
…そうか?▼
でも、サボって外で眠ってるときは、
だいたい腹、出してるだろ…▼
[ミタマ]
のぞき魔を 灰と塵にし 成敗す。▼
[ディーア]
のぞいていない…
お前が勝手に見せているだけだし…▼
[ミタマ]
問答無用ですわ。▼
わたくしの不名誉な記憶を
あなたの脳みそごと吹き飛ばします。▼
[ディーア]
いや、別に何でもいいけどさ…
腹を冷やすのはよくないから…▼
大人しく腹巻きはしとけよ…
頼むからさ…▼
[ミタマ]
…仕方ありませんわね。
そこまで言うのならもらってあげますわ。▼
…ありがとう。▼
これからも何か用があるのなら…
わたくしを起こしてもかまいませんから…▼
[ディーア]
ああ…頼りにしてるぜ…
これからもよろしくな…▼
[ミタマ]
ええ。
よろしくですわ。▼

支援S

[ディーア]
ミタマ…こんなところで眠っていたら…
風邪ひくぞ…▼
[ミタマ]
…邪魔しないでくださいまし…
スヤスヤ…▼
今…ちょうどいいところ…
なんですの…▼
[ディーア]
なんだ?
夢でも見てるのか?▼
[ミタマ]
うふふ…▼
わたくしのことをそんなに…
…恥ずかしいですわ…▼
でも…嬉し…わたくしもあなたが…
…ディーア…▼
[ディーア]
…呼んだか?▼
[ミタマ]
!?▼
ディーア!?
いつからそこにいたのですか!?▼
[ディーア]
いつからって…
さっきからじゃん?▼
[ミタマ]
動揺を 必死で隠す 寝起きかな。▼
わ、わたくし、何か言ってましたか?▼
[ディーア]
恥ずかしい、とか…
俺の名前とか…▼
[ミタマ]
お、おかしいですわね。▼
わたくし、
猛獣と戦う夢を見ていましたのに…▼
[ディーア]
猛獣、ね…▼
[ミタマ]
ええ、そうです。
猛獣ですわ。▼
[ディーア]
まあ、なんでもいいんだけどよ…
お前…少し無防備すぎるぜ?▼
[ミタマ]
どういうことでしょうか?▼
[ディーア]
どこでも眠れるのはいいことだが…
…危ないじゃん?▼
お前…女の子だしよ…▼
[ミタマ]
お気遣いには感謝しますわ。
では、今後は気をつけるとします。▼
[ディーア]
なんだったら…
俺の側で眠ればいいよ…▼
[ミタマ]
…え?▼
[ディーア]
俺ならお前を守ってやれるからな…
俺も心配しないで済むし…▼
[ミタマ]
心配してくれていたのですか?▼
[ディーア]
まあとにかく…
眠くなったら俺のところにこいよ…▼
[ミタマ]
…………▼
お断りしますわ。▼
[ディーア]
…え?▼
[ミタマ]
わたくしが横で眠っていたら…
ディーアも眠ってしまいますもの。▼
[ディーア]
ああ…▼
[ミタマ]
ディーアが眠ってしまったら、
誰がわたくしを守ってくださるの?▼
[ディーア]
…眠らないように頑張る。▼
[ミタマ]
わたくしの寝息は癒しの調べ。
聞いていたら必ず眠くなりますよ?▼
[ディーア]
自分の足とかをつねってでも頑張る。▼
[ミタマ]
そこまでして…
わたくしを守ってくださるの?▼
[ディーア]
ああ…
ミタマは俺にとって大事な人だからな…▼
[ミタマ]
!?▼
それは…愛の告白と受け取っても…
かまわないんですの?▼
[ディーア]
…どうだろうな?
ミタマはどう思う?▼
[ミタマ]
そ、そうやって、
ごまかすのはずるいですわ!▼
[ディーア]
俺は…
ミタマが好きだよ…▼
[ミタマ]
…ありがとうございます。
わたくしも同じ気持ちですわ。▼

マトイ

支援C

[マトイ]
完璧になれる…完璧になれない…
完璧になれる…完璧になれない…▼
…なれない!?▼
そ、そんな…
あたしは完璧になれないっていうの!?▼
[ディーア]
花びらなんか千切って
面白いのか…?▼
[マトイ]
なっ!?
あなた、いつからそこに!?▼
まさか、今のを盗み聞きしていたの!?▼
[ディーア]
俺がサボって眠ってたところに
お前がきただけじゃん…▼
で…完璧って何?▼
[マトイ]
し、知らないわ。
そんなこと言ってないから。▼
[ディーア]
言ってないも何も…
叫んでたじゃんか…▼
あたしは完璧になれない…
もう、人生お終いだ…って。▼
[マトイ]
勝手に変えないで。
そんな風に叫んだ覚えはないわ。▼
[ディーア]
…そうか?
あんまり大差ないだろ…▼
[マトイ]
ううう…最悪よ。
まさか聞かれていたなんて…▼
[ディーア]
まあ…焦ってもいいことないんじゃね?
果報は寝て待て、って言うしな…▼
[マトイ]
別にあたしは焦ってないわよ。
今だって大抵のことはできるし。▼
[ディーア]
…へー。▼
[マトイ]
あっ、その顔は信じてないわね。
じゃあ、証明してあげるわ。▼
[ディーア]
証明って何を…?▼
[マトイ]
あたしの完璧さに決まってるじゃない。▼
[ディーア]
いいよ。
面倒くさそうだし…▼
[マトイ]
あなた、そんな態度をとるようじゃ、
人付き合いが上手くできないんじゃない?▼
そうだ。今度、あたしがあなたに、
恋愛の必勝法を完璧に伝授してあげる!▼
[ディーア]
何で恋愛の必勝法なんだよ…
人付き合いと関係ないだろ。▼
[マトイ]
恋愛の必勝法には
人付き合いの基本が入っているのよ?▼
まあ、楽しみにしてなさい。▼
[ディーア]
なんだか面倒くさいことになったな…▼

支援B

[マトイ]
あっ!
見つけたわよ!▼
[ディーア]
ああ…
あんたか…▼
[マトイ]
さ、今からあなたに
恋愛必勝法を教えてあげるわね。▼
[ディーア]
いいよ…
聞くの面倒くさいし…▼
[マトイ]
面倒くさい?▼
…うんうん、そうだよねー。
あたしもその気持ちわかるなー。▼
[ディーア]
…?▼
[マトイ]
人の話を聞くのって割と体力いるものね。
あたし、あなたに共感できるかも。▼
[ディーア]
…まあ、なんでもいいや。
じゃあ、そういう訳で…▼
[マトイ]
ふっふっふ…
もう、そんな態度をとっても無駄よ。▼
なぜなら、あなたは…
すでにあたしに興味を持ち始めてるから!▼
[ディーア]
…………▼
…何、言ってるんだ?▼
[マトイ]
恋愛必勝法その一!
相手の考えに同調すべし!▼
そうすれば、相手の警戒心は解かれ、
二人の距離はグッと近付くのよ!▼
[ディーア]
…へー。
…じゃあ、もう行くぞ。▼
[マトイ]
え、なんで!?
これじゃあ足りないって言うの!?▼
[ディーア]
じゃあな…▼
[マトイ]
ちょっと待ってよ!
待ちなさいってば!▼
まだまだ他にもいっぱいあるんだから!
あたしの恋愛必勝法!▼
[ディーア]
…あのな。
…見えてるぞ。▼
[マトイ]
え?
見えてるって何が?▼
[ディーア]
その、背中に隠した本…
女性のための恋愛必勝法、ってやつ…▼
[マトイ]
!?▼
こ、これは…違うの!
た、たまたまそこで拾ったの!▼
[ディーア]
…まあ、別に何でもいいけどな。
…あまり、背伸びしなくてもいいんじゃね?▼
変に無理しても、
面倒くさくなるだけじゃん?▼
[マトイ]
あ、あたしは別にアレだけど…
そうかもしれない…わね。▼
と、とりあえず今日はもう帰るわ。
じゃあね…▼
[ディーア]
…ああ。
じゃあな…▼
[マトイ]
…………▼
[ディーア]
…なんだ?
…行かないのか?▼
[マトイ]
いや、追いかけてくるかなと思って…▼
ほら、男性は追われるよりも
追う方が燃えるって書いてあったから…▼
[ディーア]
…別に俺は燃えない。
人それぞれだろ…▼
[マトイ]
そ、そうよね!
じゃあ、あたしは帰るわ!▼
[ディーア]
…面白い奴だな。▼

支援A

[マトイ]
あっ、ディーア!▼
[ディーア]
マトイか…
どうした?▼
[マトイ]
あのさ…
ちょっと相談があるんだけど…▼
[ディーア]
相談って…なんだ?▼
[マトイ]
まあ、相談というか…
実験というのが正しいのかしら。▼
あのね、本に書いてあることが
実際にどれほど効果があるのかを知りたいの。▼
[ディーア]
この間の恋愛の本か…
俺に…実験台になれっての?▼
[マトイ]
あたしが実際に
本に書いてあることをやるから…▼
それでディーアがドキドキしたら、
他の男性にも効果があるってわかるでしょ?▼
[ディーア]
面倒くさいけど…仕方ねえな。▼
[マトイ]
ありがとう!
ディーア!▼
じゃあ、さっそく始めるね!
まずは…▼
こんにちは、ディーア!
ペタペタ…▼
今日はいいお天気ね!
ペタペタペタ…▼
[ディーア]
…なんで、
俺の体に触るわけ?▼
[マトイ]
男性と話してるときは、
さりげなく体に触るといいらしいの。▼
どう?ドキドキした?▼
[ディーア]
…しない。
というか、全然、さりげなくなかったし。▼
[マトイ]
なるほど。
なかなか難しいわね…▼
じゃあ、次は…
これを試してみようかな…▼
チラッ…
チラチラッ…▼
[ディーア]
…………▼
[マトイ]
どう? ドキドキした?
上目遣いで見つめてみたんだけど…▼
[ディーア]
…うん。
いいんじゃねえか…どうでも。▼
[マトイ]
うう…
全然、上手くいかないのね…▼
[ディーア]
あのさ…普通でいいんじゃね?
慣れないことしても無駄だろ…▼
[マトイ]
でも…
あたしだって…▼
好きな男の人に…
ドキドキしてほしいんだもの……▼
[ディーア]
そんな心配しなくても…
マトイなら大丈夫だろ。▼
美人だし、愛想もいいし…▼
[マトイ]
え、本当に?
本当にそう思う?▼
[ディーア]
ああ…
本当だ…▼
[マトイ]
じゃあ、信じてみようかしら。▼
ありがとうね、ディーア。
あなたのおかげで前向きになれたわ▼
これからもよろしくね。
また、いろいろと相談させてちょうだい。▼
[ディーア]
ああ…
お安い御用だ…▼

支援S

[ディーア]
マトイ…▼
[マトイ]
ディーアじゃない。
どうしたの?▼
[ディーア]
実は…
相談があるんだけど…▼
[マトイ]
ディーアがあたしに?
めずらしいわね。▼
で、なんの相談なの?▼
[ディーア]
恋愛の…相談かな。▼
[マトイ]
ええええ!?
ディーアが恋愛!?▼
で、でも…あたしで役に立てるかしら?
ほら、あたしもあんまり経験が…▼
[ディーア]
…マトイなら大丈夫。
だから…相談させて欲しいんだけど。▼
[マトイ]
そ、そうかしら…
まあ、そう言うなら聞かせてみて。▼
[ディーア]
マトイは…どんなものを
プレゼントされたら喜ぶ…?▼
[マトイ]
あたし?
あたしの場合でいいの?▼
そうね…▼
あたしはプレゼントなら
なんでも嬉しいと思うけどな。▼
[ディーア]
そうか…
じゃあ…花とかならどうだ?▼
[マトイ]
花は嬉しいわね。
女の子ならみんな喜ぶんじゃない?▼
[ディーア]
そうか…
では、次が一番、重要だ。▼
マトイはどう告白されたら喜ぶ…?▼
[マトイ]
うーん…
目を見つめてもらえれば満足かも…▼
あっ、でも、欲を言えば…▼
ひざまずいてくれた男性が
愛の告白をしてくれるとかが素敵かしら?▼
って、ちょっと贅沢を言い過ぎかな?▼
好きだよ、って普通に言われただけでも、
あたしなら舞い上がっちゃうと思うし…▼
[ディーア]
なるほどな…
じゃあ…▼
…………▼
[マトイ]
え…?
なんでディーアがひざまずくの…?▼
[ディーア]
マトイ…▼
[マトイ]
なに?▼
[ディーア]
俺は…お前が好きだ。▼
[マトイ]
!!▼
[ディーア]
この花を…受け取ってくれ。▼
[マトイ]
で、ディーアが…あたしを?
本当…に?▼
[ディーア]
こんなことで嘘は言わない…
俺は本気だ…▼
[マトイ]
…嬉しい。▼
あたしもディーアのこと、
気になってたから…▼
[ディーア]
なら…
この花を受け取ってくれるか?▼
[マトイ]
で、でもそれは受け取れない!
だ、駄目だよ!▼
[ディーア]
…なんで?▼
[マトイ]
告白の仕方とか…あたしに聞いて…
その通りにやるのはずるいもん!▼
ディーアが自分で考えて、
もう一度、告白してくれたら…▼
あたしもちゃんと応えるっていうか…
その方が嬉しいっていうか…▼
[ディーア]
なるほど…
確かに少しずるかったかもしれないな…▼
なら、もう一度…
後日に改めてちゃんと告白をするよ…▼
[マトイ]
ほ、本当に?
途中で心変わりとかしないでよ?▼
[ディーア]
するわけないじゃん…
俺にはお前しか見えないからな…▼
[マトイ]
…ありがとう、ディーア。
あたし、すごく嬉しい…▼

シャラ

支援C

[シャラ]
そこの貴方…
少し、待って…▼
[ディーア]
…なんだ?
俺に…用か?▼
[シャラ]
…えいっ。▼
[ディーア]
…痛えよ。
…なんで急に俺の髪の毛を抜いた?▼
[シャラ]
貴方…陰気そうだったから…▼
[ディーア]
…説明になってねえ。▼
[シャラ]
呪術の素材で必要だったの。
陰気な人間の髪の毛が。▼
別に…一本くらいもらっても怒らないでしょ?▼
[ディーア]
…なるほど。
理由は理解した…▼
[シャラ]
そう…
なら、よかったわ…▼
[ディーア]
でもよ、陰気な人間の髪の毛が
必要だったんなら…▼
俺のじゃなくて…
自分の髪の毛を抜けばよかったじゃん…▼
[シャラ]
私は陰気じゃないから…
むしろ…陽気よ。▼
[ディーア]
なるほどね。冗談は言えるんだな…
しかし、陽気じゃないだろ…▼
[シャラ]
…そうかしら?▼
秘術を試してる時とか、
すごく…陽気だと思うけど?▼
[ディーア]
そうなのか…
それなら別にいいけどよ…▼
[シャラ]
じゃあ…私は帰って秘術を試すから…
うふ、うふふふふ…▼
[ディーア]
…………▼
ちょっと、待て。▼
俺の髪の毛を使って
なんの秘術をするつもりだ?▼
[シャラ]
決まってるじゃない…
人形にあなたの人格を宿らせるの…▼
うふふ…
きっと、すごく陰気な人形が生まれるわよ…▼
[ディーア]
やっぱ返せ…俺の髪の毛。▼

支援B

[シャラ]
あら、こんにちは…
ちょうどいいところで会ったわね…▼
[ディーア]
お前か…▼
また、よからぬ秘術を
試そうとしているのか?▼
[シャラ]
酷い言い草ね…
傷つくじゃない…▼
私の秘術なら貴方の悩みを…
解決することも…可能なのよ?▼
特別にやって…あげましょうか?
貴方…何か悩みごとはないの?▼
[ディーア]
特にない…▼
[シャラ]
じゃあ、願いとか、欲しい物とか…
なんでもいいわよ?▼
[ディーア]
そうだな…
強いて言うなら…▼
古代王家が使っていたという、
伝説のティーセットが欲しいな…▼
とは言っても、今はもう…
土中深くに眠っているはずだけどな…▼
[シャラ]
わかったわ…
私にまかせなさい…▼
[ディーア]
…できるのか?▼
[シャラ]
ふふふ…私の秘術に不可能はないわ…▼
…そこで見ていなさい。▼
ぶつぶつぶつぶつ…▼
[ディーア]
…………▼
[シャラ]
ふふ…うふふふふ…
ふふふふふふ…▼
[ディーア]
…楽しそうだな。▼
[シャラ]
あ、そうそう…
この秘術を完成させるには…▼
貴方の目玉を供物に捧げることになるけど…
別にかまわないわよね?▼
それでようやく…
一割の確率で秘術は成功するわ…▼
[ディーア]
…大問題じゃん▼
[シャラ]
舌も捧げれば…
秘術の成功率が三割まで上がるけど…?▼
[ディーア]
…秘術、中止で。▼
[シャラ]
…つまんないわね。▼
[ディーア]
まあ、でもさ…▼
俺の願いを叶えようとしてくれたことは…
素直に感謝しとくよ…▼
[シャラ]
ふふふ…
どういたしまして…▼
また何かあったら言いなさい…
私の秘術に不可能はないから…▼
[ディーア]
ああ…考えとくよ…▼

支援A

[ディーア]
よう、シャラ…
何してるんだ?▼
[シャラ]
秘術の研究をちょっと、ね…▼
[ディーア]
熱心なのはいいが…
無茶はすんなよ?▼
[シャラ]
無茶って…例えば?▼
[ディーア]
新たな生物を生み出したり…
誰かを呪ったりとかかな…▼
[シャラ]
…そうね。
父さんにバレても面倒だし…▼
控えめにするわ…▼
[ディーア]
ふっ…
お前、本当に研究が好きなんだな…▼
[シャラ]
…………▼
[ディーア]
…どうした?▼
[シャラ]
ディーアって…
私を気味悪がらないのね…▼
[ディーア]
…ん?▼
[シャラ]
普通の人は気味悪がって…
私から距離をとるのに…▼
[ディーア]
そうなのか…
俺は別に気にしないぞ…▼
[シャラ]
めずらしい人ね…▼
[ディーア]
今まで…寂しかったのか?▼
[シャラ]
いいえ…
寂しいと思ったことは一度もないわ…▼
一人の方が…ふふふ…
秘術の研究に没頭できるし…▼
でも…ディーアは…
側にいても研究の邪魔にはならないわ…▼
不思議ね…
どうしてかしら?▼
[ディーア]
陰気どうし、気が合うんじゃね…?▼
[シャラ]
私は陽気よ…
前にも言ったでしょう…▼
[ディーア]
はいはい…▼
まあ、好きに言っとけばいいさ…
俺も好きに聞き流すから…▼
今更気を遣う間柄でもねぇしな…▼
[シャラ]
じゃあ気を遣わないで頼むけど…
秘術の研究を…手伝ってくれない?▼
[ディーア]
ああ…
別にいいけど…▼
[シャラ]
良かった…
素材集めに苦労してたのよね…▼
まずはお化けミミズの目玉を
調達してきて欲しいの…▼
腐敗した土地の土中にいるらしいわ…
とっても凶暴らしいから気をつけてね…▼
後は…禍々しいマンドラゴラの根ね…
これが厄介なのよ…▼
引きぬいた人は…
必ず不幸になると言われているから…▼
[ディーア]
やっぱ、前言撤回…
もう少し気を遣ってくれ…▼

支援S

[ディーア]
シャラ…
聞きたいんだけどさ…▼
お前の秘術ってさ…
なんでもできるわけ?▼
[シャラ]
そうね…
大抵のことは可能だと思うわよ…▼
まぁ…試してない秘術の方が多いから…
断言はできないけど…▼
ただし、どんな秘術にも
相応の対価は必要よ…▼
[ディーア]
そっか…▼
じゃあさ…例えば…
縁結びの秘術なんてのは…あるか?▼
[シャラ]
縁結びって…
ディーアと誰かを…ということ?▼
[ディーア]
そうなるな。
できるか?▼
[シャラ]
…ないわ。
そんな秘術はないわよ…▼
[ディーア]
…え?
…ないのか?▼
[シャラ]
ないというか…
やりたくないというか…▼
[ディーア]
…ん?▼
[シャラ]
うるさいわね…
ないと言ったらないわ…▼
あんまりしつこいと…呪うわよ?▼
[ディーア]
そうか…
残念だな…▼
[シャラ]
ちなみにだけど…
縁結びの相手って…誰よ?▼
ついでだから教えて…
…末代まで呪ってやるから…▼
[ディーア]
相手は…シャラだよ。▼
[シャラ]
…………▼
わ…私!?▼
[ディーア]
ああ…
おかしいか?▼
[シャラ]
な、なんで…私なのよ?
私なんかのどこが…▼
[ディーア]
うーん。それを説明するには
まる一日は必要だな。▼
[シャラ]
そ、そんなに私のことが…好きなの?
こ、困ったわね…▼
[ディーア]
困る…のか?▼
[シャラ]
困るっていうか…
う、嬉しいけど…▼
でも、そういう話なら
縁結びの秘術なんて…いらないわ。▼
[ディーア]
シャラも俺のことが…
好き…ってこと?▼
[シャラ]
!?▼
す、好きか嫌いかで言えば…好きよ。▼
[ディーア]
それじゃあ駄目だ…
俺はシャラのことが大好きだからな…▼
[シャラ]
そ、そんなにはっきり言われると…
照れくさいわ…▼
でも、安心して…
私も…好き、よ。▼
好き…好き好き…
うん…大好きね…▼
[ディーア]
確かにそんなにはっきり言われると…
照れくさいな…▼
[シャラ]
ディーアが言わせたんじゃない…
もう…恥ずかしいわね…▼
こんな恥ずかしい思いを
私にさせたんだから…▼
罰として死ぬまで私の側にいること…
いいわね?▼
[ディーア]
ああ。
もちろんだ。▼

コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)



トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2020-09-04 (金) 15:57:37
[広告] Amazon.co.jp