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ディーアの支援会話†
キサラギ†
支援C†
- [キサラギ]
- ふぅっ。今日の作業は
そろそろ終わりにしよっと。▼
狩りで捕まえた獣の毛皮、
ずっと刈り取りしてたから散らかっちゃった。▼
ちょっと天幕が汚くなっちゃったけど…
まぁいいや!▼
お腹空いたし夕飯にしようーっと!▼
- [ディーア]
- …おい。▼
- [キサラギ]
- あ、ディーア。どうしたの?▼
- [ディーア]
- …………▼
獣くせえ。▼
- [キサラギ]
- あ…うん。ごめんね。
獣の毛皮を剥ぐ作業してたから…▼
でも、夕食の後に片づけるからさ!▼
- [ディーア]
- おい、待て…▼
- [キサラギ]
- えっ?▼
- [ディーア]
- キサラギの性格から言うと…
夕食後は腹がいっぱいになって…寝るだろ。▼
- [キサラギ]
- そ、そんなことないよ。
後から綺麗にするよ。▼
- [ディーア]
- いいや、寝る。
確実に寝る…▼
俺には未来が見える…▼
- [キサラギ]
- そ、そんな大げさな。▼
- [ディーア]
- だから、さっさと天幕を掃除しろ…▼
- [キサラギ]
- ええっ?
だから食事を先に…▼
- [ディーア]
- うるせえ! 部屋を綺麗にせずに、
食事が許されると思うなよ!?▼
- [キサラギ]
- ひい!?
わ、わかったよー!▼
(暗転)
- [キサラギ]
- ふぅ…やっと掃除が終わった…
ようやく食事にありつける…▼
- [ディーア]
- おい、キサラギ。▼
- [キサラギ]
- は、はい!▼
- [ディーア]
- さっさと服を脱げ。▼
- [キサラギ]
- えっ!?
あっ…はい…!?▼
- [ディーア]
- そしてすぐに風呂へ直行しろ。
服は俺が洗っておいてやる。▼
- [キサラギ]
- はい…ええと…夕食は?▼
- [ディーア]
- そんなの身体を綺麗にした後だ。
獣くせえ格好でディナーにありつけると思うなよ。▼
- [キサラギ]
- そ、そんなぁ~!
掃除も終わったし、先に食べたいよー!▼
というか、なんでディーア…
そんなに僕に構うのさー!?▼
- [ディーア]
- つべこべ言うんじゃねぇ!▼
俺はお前みたいなダメ王子を見かけると、
世話をしたくて仕方なくなるんだよ!▼
- [キサラギ]
- ええー!▼
- [ディーア]
- …ま、父さんの血を受け継いだ
執事魂ってやつだ。諦めろ。▼
- [キサラギ]
- お世話してくれるなら、
まず先にお腹を満たしてよー!▼
お腹空いたよ~!▼
支援B†
- [キサラギ]
- よし…これで狩りの準備は万全だ。▼
矢じりもしっかり研いでおいたし、
弓の弦も張り替え完了っと。▼
あっ、罠の整備と
罠肉の調合がまだだった…!▼
- [ディーア]
- お前…▼
- [キサラギ]
- あっ、ディーア。▼
今から狩りに行く準備をしてたんだー。
ディーアも一緒に行く?▼
- [ディーア]
- 狩りに行くなら…この辺はちゃんと
片付けてから行くんだろうな…?▼
- [キサラギ]
- えっ…あっ…!▼
そ、それは…ええと…その…
もしかしてディーア…
また執事魂に火が付いちゃったの…?▼
- [ディーア]
- …ああ、そうだ。
そして火を付けたのはお前だ。▼
狩りに出かけるなら、
まずはこの場所をどうにかしてからだな…▼
- [キサラギ]
- こ、ここには狩りの道具が
一通り揃ってるんだよ!▼
だからこれは散らかってるんじゃなくて、
こういう風に敢えて置いてるんだよ!▼
自分にとってはこれが使い勝手がいいんだよ!▼
- [ディーア]
- それって掃除できない人間がする、
言い訳の常套句じゃん…▼
このダメ王子…▼
- [キサラギ]
- うっ…!▼
- [ディーア]
- 大丈夫だ。
俺がきっちり整理整頓してやる…▼
あっという間に洗い立てのシーツのように、
この周辺をまっさらにしてやるぜ…▼
- [キサラギ]
- ええと…
じゃあ僕はその間、狩りに…▼
- [ディーア]
- 俺が指示をしてお前がやるんだよ。▼
- [キサラギ]
- ええっ!?
今自分で綺麗にしてやるって言ったじゃない!▼
- [ディーア]
- 整理整頓ってのはな…▼
自分で動いてやり方を覚えていかないと
また懲りずに同じことをするんだよ…▼
- [キサラギ]
- うううっ…ディーアの言うことは
正論すぎてて…何も言い返せないよ…▼
- [ディーア]
- じゃ、始めるぜ…
覚悟しな…キサラギ。▼
- [キサラギ]
- うええーーーん…!▼
支援A†
- [キサラギ]
- よし、これはこの棚にしまって…
これでだいぶ片付いたかな。▼
- [ディーア]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- やぁ、ディーア。▼
- [ディーア]
- 今日はちゃんと、
整理整頓できてるじゃん…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。ディーアに指導してもらって、
だいぶコツがわかってきたんだ。▼
要らないものは捨てる。
しばらく触らなかったものは基本的に捨てる。▼
必要なものはあるべき場所に戻す。だよね。▼
- [ディーア]
- ああ…その通りだ。▼
- [キサラギ]
- 整理整頓は綺麗にするだけじゃない。
不要な物は捨て去ることでもあるって…▼
ディーアにこの間言われて、
とっても勉強になったよ!▼
- [ディーア]
- そりゃ良かった…▼
- [キサラギ]
- それにさ、すっごく不思議なんだけど、
最近は狩りとか戦闘の準備が、▼
これまでよりも気分よくできるっていうか…
快適になった気がしてるんだー!▼
- [ディーア]
- …それはそうだろ。▼
住み心地が良くなれば、
心にも潤いが持てるからな…▼
- [キサラギ]
- これまでお世話かけてごめんね。
やっぱりディーアは正しかったんだよ!▼
- [ディーア]
- …まぁ、わかればいいんだよ。▼
俺も、キサラギを見直したぜ…▼
今のお前はダメ王子じゃなくて、
デキる王子様ってやつだよ…▼
- [キサラギ]
- わーい、ありがとう!▼
ディーアはぶっきらぼうだし怒ると怖いけど…
本当はとても良い人なんだね。▼
この一件でそれがよくわかったよ。▼
- [ディーア]
- よ、よせよ…
恥ずいだろ…▼
- [キサラギ]
- あはは。
ディーア、赤くなってるー!▼
グレイ†
支援C†
- [グレイ]
- くっ…ちくしょう…!▼
- [ディーア]
- ふぅ…
なんとか勝ったぜ…▼
大丈夫か…? グレイ…?▼
- [グレイ]
- あ、ああ…▼
お前普段はボケっとしてるが…
本当に体術が得意なんだな。▼
こうやって実践訓練しても、
勝てた試しがない。▼
- [ディーア]
- 俺、意外にやるだろ…?▼
- [グレイ]
- ああ。だがこのまま負け続けるなんて、
俺も黙ってられないな。▼
よし!
ディーア、再戦といくぞ!▼
- [ディーア]
- えー…俺、もういいよ。
面倒くさいし。▼
- [グレイ]
- はぁ?
勝ち逃げする気かよ…▼
- [ディーア]
- 勝ち逃げも何も…
一回やれば十分だろ…▼
- [グレイ]
- なら報酬としてこいつをやるから。
俺の特製焼き菓子だ!▼
うまいぜ?
ほっぺたが落ちるぜ…?▼
- [ディーア]
- …………▼
いや…
俺、焼き菓子なら自分で作れるし…▼
- [グレイ]
- …そうだったな。▼
ならもう手合わせはいいから、
これだけ教えてくれよ。▼
お前はどうしてそんなに
体術に秀でてるんだ?▼
いつも特に訓練している様子だってないし、
見た目だって…その…▼
正直、あまり強そうに見えない。▼
- [ディーア]
- ああ…じゃあまぁ…
偶然負けたくらいに思っておいてくれ。▼
じゃあな…▼
(ディーア退場)
- [グレイ]
- あ! おい、ちょっと待てよ!
ディーア!!▼
ううむ…あいつの優れた体術には
何か秘密があるはず。▼
尾行してその理由を突き止めてやるぜ。▼
支援B†
- [ディーア]
- ふぁぁ…▼
- [グレイ]
- …………▼
- [ディーア]
- 朝飯食ったら何だか眠たくなってきたな。▼
ちょっと横になるかな…▼
(暗転)
- [ディーア]
- ふぁぁ…▼
- [グレイ]
- …………▼
- [ディーア]
- 昼飯食って負傷した味方の治療を
手伝ってたら、眠たくなってきたな。▼
昼寝でもしようかな…▼
- [グレイ]
- …うぐぐ。▼
(暗転)
- [ディーア]
- ふぁぁ…▼
- [グレイ]
- …………▼
- [ディーア]
- 夕飯食って執事業務の手伝いしてたら
眠たくなってきたな。▼
もう夜だしそろそろ寝るか…▼
- [グレイ]
- おい、待て!!▼
- [ディーア]
- うわっ!▼
…グ、グレイどうしたんだよ?
いつからそこにいたんだ?▼
- [グレイ]
- 朝からだよ!!▼
- [ディーア]
- え…? どういうことだ?▼
- [グレイ]
- い、いや…何でもない。
こっちの話だ。▼
というかお前…治療と執事の仕事を
少し手伝ったくらいで、▼
あとは今日一日ほとんど寝てたじゃないか?
それなのにもう寝るってどういうことだ?▼
- [ディーア]
- どういうことだって言われても…
これが俺の普段の生活だし。▼
- [グレイ]
- なっ、なんだと?
全然訓練してないじゃないか!▼
- [ディーア]
- だって面倒くさいじゃん…▼
- [グレイ]
- お前二言目には面倒くさいばかりだな…
それでよく体術が身に付いたもんだぜ。▼
- [ディーア]
- …確かに最近は
そんなに鍛えてないけど、▼
幼い頃は父さんからかなり厳しく
叩き込まれたし…▼
そのときは相当努力したからな…▼
その甲斐あって今だに鍛えられた身体は
維持できてるみたいだ…▼
- [グレイ]
- なるほどな…▼
そんだけぐうたらな生活をしていて
今でも維持できてるなんて、▼
ある意味羨ましいぜ…▼
- [ディーア]
- まぁそういうことだから…▼
今の俺の生活を観察してても、
強さの参考にはならないかもな…▼
- [グレイ]
- そ、そうだな…▼
こんなに実りの無い尾行は
初めてだったぜ…▼
支援A†
- [ディーア]
- グレイ…▼
- [グレイ]
- なんだ、ディーア。▼
- [ディーア]
- どうして俺たち、仲良くお茶会なんか
しちゃってるわけ…?▼
お前、俺に手合わせしようって言って
呼び出さなかったか…?▼
- [グレイ]
- ああ、だから今手合わせしてるだろ。▼
- [ディーア]
- 菓子食って茶を飲んでるだけだと
思うけど…▼
そうか…俺たち、手合わせしてたのか…
すげーな…新しいな…▼
- [グレイ]
- いいか、俺はもうお前の強さの
秘密を探ることはやめた。▼
何せ全ては無駄だったからな。
あの一日は本当に無駄だった…▼
だからこうして、
新しい手合わせをしているんだ。▼
名付けて…▼
俺の焼き菓子とお前の焼き菓子、
どっちが美味しいか対決だ。▼
- [ディーア]
- …………▼
ああ…
そういうこと…▼
- [グレイ]
- そういうことだ。▼
- [ディーア]
- じゃあ、グレイの勝ちじゃん…?▼
- [グレイ]
- は?▼
- [ディーア]
- だってお前の焼き菓子…
俺のより美味しいし。▼
すげーよ、グレイ…
どうやったらこんなの作れるんだ。▼
- [グレイ]
- そ、そいつは教えられねぇな。
自分で尾行でもして調べてみろ。▼
- [ディーア]
- じゃあいいよ…
面倒くさいし…▼
- [グレイ]
- ぐっ…▼
- [ディーア]
- あと…この勝負、
やっぱり引き分けかも…▼
- [グレイ]
- なんでだよ!▼
- [ディーア]
- 俺、焼き菓子のほかに
珈琲も提供してるからな…▼
お前…信じられねーぐらい
砂糖入れるけど…▼
さっきからこれ、
美味しい美味しいってドカドカ飲んでるじゃん…▼
- [グレイ]
- た、確かに…
菓子では勝ったが、珈琲のほうは…▼
- [ディーア]
- グレイ、珈琲入れられるか…?
入れられるなら、勝負するけど…▼
- [グレイ]
- くっ…!!
入れられない…!!▼
ここに来て同じ土俵にも登れない
事があるとはな…!▼
またお前を一日尾行して、
珈琲の入れ方を盗むしか…▼
- [ディーア]
- いや…珈琲の入れ方なら…
言ってくれたら教えるぜ。▼
訓練と違って、珈琲は疲れねえし…
いくらでもどうぞって感じだ…▼
- [グレイ]
- 本当か!?
じゃあ頼む!▼
- [ディーア]
- ああ、ただし代わりに、
お前のお菓子の作り方教えてくれよ…▼
- [グレイ]
- なるほどな…交換条件か。▼
良いぜ、執事サン。
その依頼、受けてやる。▼
- [ディーア]
- そりゃどうも…▼
じゃ、腹いっぱいになったから
俺ちょっと横になるわ…▼
- [グレイ]
- は?
今から教えてくれないのかよ?▼
- [ディーア]
- 今からは無理じゃね…?
眠いし…▼
- [グレイ]
- こいつ…!!▼
わかった、起きるまで待っててやるよ!
但し起きたらすぐに教えろよ!?▼
約束だからな!▼
- [ディーア]
- はーい…▼
ふぁぁ…▼
支援C†
- [キヌ]
- 待て待て待て待てー!
待てってばー!▼
- [ディーア]
- …騒がしいぞ。
何してるんだ…お前?▼
- [キヌ]
- 決まってるじゃない!
鳥さんを追っかけてるんだよ?▼
- [ディーア]
- …なんで?▼
- [キヌ]
- なんでって…
…飛んでるから?▼
- [ディーア]
- そりゃあ…鳥は飛ぶじゃん。▼
- [キヌ]
- うん。
それで飛んでたら追いかけるじゃん。▼
- [ディーア]
- いや、普通は別に追いかけないし…▼
- [キヌ]
- え!?
そうなの!?▼
なんでなんで!?
なんで追いかけないの!?▼
- [ディーア]
- …鳥を追いかけないのが、
そんなに不思議なことか?▼
…いや、待て。▼
お前、鳥を食うのか?
だから追いかけてるのか?▼
- [キヌ]
- え!?
鳥を食べたいの!?▼
- [ディーア]
- いや…俺じゃなくて…
お前はあの鳥を…食うの?▼
- [キヌ]
- それはどうだろう?
気分次第?▼
- [ディーア]
- …………▼
そうか…
もう…行っていいか?▼
- [キヌ]
- うん!
じゃあ、アタシも行くね!▼
待て待て待てー!
鳥さんこっちだよー!▼
- [ディーア]
- …変わった奴だな。▼
支援B†
- [キヌ]
- あっ!
また会ったね!▼
- [ディーア]
- ああ…
お前か…▼
- [キヌ]
- お前じゃなくて、アタシはキヌでしょ?
名前で呼んで欲しいなー。▼
- [ディーア]
- …わかった。
今度からそうする。▼
俺はディーアだ。▼
- [キヌ]
- えっ!?
知ってるよ!?▼
- [ディーア]
- 知ってるとは思ったけど、
一応、確認のために名乗っただけだ。▼
- [キヌ]
- なるほど。
よろしくね、ディーア。▼
- [ディーア]
- …まぁ、なんでもいいさ…▼
- [キヌ]
- じゃあ、ディーア、何して遊ぶ?▼
- [ディーア]
- …どうしてそうなる?▼
- [キヌ]
- 追いかけっこ?▼
- [ディーア]
- …いや、遊ばない。▼
- [キヌ]
- ええええ!?
なんで!?▼
- [ディーア]
- …面倒くさいから。▼
- [キヌ]
- 遊ぶのは面倒くさくないよ。
楽しいと思うんだけど?▼
- [ディーア]
- …俺は面倒くさいと思う…▼
- [キヌ]
- そっか。
じゃあ、ディーアはそこで見てて。▼
アタシ、あそこの台から飛ぶから!
絶対に見ててよね!▼
- [ディーア]
- …結構、高いぞ…
…大丈夫なのか?▼
- [キヌ]
- せーの…とーぅ!▼
…うぶっ!!!!▼
い…いったーい!▼
- [ディーア]
- …やっぱりな。▼
- [キヌ]
- ううう…
痛い…痛いよ…▼
- [ディーア]
- …動くなよ。
今、手当てするから…▼
- [キヌ]
- …ありがとう。▼
でも、ディーア…
手当ては面倒くさくないの?▼
- [ディーア]
- 面倒くさいけど…
放ってはおけないじゃん?▼
- [キヌ]
- ディーアって…▼
- [ディーア]
- …なんだ?▼
- [キヌ]
- 手当てが好きなんだね!▼
- [ディーア]
- …ふっ。
そうだな…嫌いじゃないかもな。▼
- [キヌ]
- じゃあ、これからも
アタシの手当てをさせてあげる!▼
- [ディーア]
- …これからも
怪我をする気まんまんじゃん…▼
支援A†
- [キヌ]
- ディーア!
ちゃんと見てる!?▼
飛ぶからね!?
アタシ、この台から飛ぶからね!?▼
- [ディーア]
- だから飛ぶなよ…
飛ぶなって言ってるじゃん…▼
- [キヌ]
- なんで!?
なんで飛んじゃいけないの!?▼
- [ディーア]
- 着地に失敗するのが…
目に見えてるじゃん…▼
- [キヌ]
- そうしたら、ディーアはまた
アタシのことを手当てできるじゃん!▼
アタシはジャンプしたい!
ディーアは手当てしたい!▼
二人ともハッピーじゃん!▼
- [ディーア]
- 着地に失敗したら…痛いぞ?
すっごい…痛いぞ?▼
- [キヌ]
- そっか。
痛いんだ…▼
…じゃあ、今回はやめとく。▼
- [ディーア]
- そうしとけ…
俺も痛がるお前は見たくないし…▼
- [キヌ]
- え?
なんで?▼
- [ディーア]
- なんでって…そりゃあ…
お前は…仲間じゃん?▼
- [キヌ]
- そっか!
アタシたち、仲間だったね!▼
よし!
じゃあ、遊びに行こう、ディーア!▼
- [ディーア]
- なんでそうなる…▼
- [キヌ]
- 仲間と言ったら、遊び仲間でしょ!
さあ、一緒に行こう!▼
- [ディーア]
- …それは面倒くさいな。▼
- [キヌ]
- 面倒くさがらないで!
仲間なんだから!▼
さあ、山に行くよ!
山! 山! 山!▼
鳥とか獣とか追いかけるんだから!
ディーアも一緒にね!▼
- [ディーア]
- それはまた…
とことん面倒くさいな…▼
- [キヌ]
- そんなことないよ!
絶対に楽しいよ!▼
- [ディーア]
- そりゃお前は楽しいだろうさ…
好き放題に走り回れるんだから…▼
- [キヌ]
- えー、じゃあ、ディーア行かないの?
仲間なのに?▼
- [ディーア]
- いや…行く…▼
だってお前…山に行ったら
絶対に怪我するじゃん…▼
…面倒だけど…放ってはおけねえよ…▼
- [キヌ]
- やったー!
ありがとう、ディーア!▼
支援S†
- [ディーア]
- キヌ…▼
- [キヌ]
- ディーア?
アタシに何か用?▼
- [ディーア]
- お前さ…
これからも…遊びまくる?▼
色々と追いかけたり、
走り回ったり…する?▼
- [キヌ]
- もちろんでしょ!
遊ばない人生なんて考えられないよ!▼
- [ディーア]
- そっか…
それって…一生?▼
- [キヌ]
- 当然、一生!
動けなくなるまで全力で遊ぶよ!▼
- [ディーア]
- そっか…
一生、か…▼
お前のことだから…
怪我もいっぱいするんだろうな…▼
- [キヌ]
- あー…
確かにねー。▼
アタシ、遊んでるとき
夢中になり過ぎちゃうからねー。▼
小さい怪我とか、
いちいち気にしていられないしねー。▼
- [ディーア]
- そっか…
それなら、仕方ないか…▼
じゃあ…俺が一生…
お前の怪我を治療してやんなきゃな…▼
- [キヌ]
- え?
一生、アタシを治療してくれるの?▼
- [ディーア]
- …仕方ないだろ?
お前、一生、遊ぶって言うんだからさ…▼
- [キヌ]
- でもさ、ディーア。
一生って、結構、長いよ?▼
それって面倒くさくない?▼
- [ディーア]
- 面倒くさくは…ないな…▼
- [キヌ]
- ええ!? なんでなんで!?
面倒くさがり屋のディーアなのに!?▼
- [ディーア]
- …そ、それは。▼
- [キヌ]
- アタシが仲間だから?▼
- [ディーア]
- …そ、そうだ。
…大事な仲間だからだ。▼
- [キヌ]
- でもさ、ディーア。
アタシの側に一生いてくれるんでしょ?▼
- [ディーア]
- ああ…
そうだよ…▼
- [キヌ]
- そういうのって、仲間とかじゃなくて
恋人とか夫婦っていう関係じゃない?▼
- [ディーア]
- …そ、そうなるかな?▼
- [キヌ]
- そうだよ!
そうだと思う!▼
- [ディーア]
- まあ…そうなったらそうなったで…
別に…いいんじゃね?▼
- [キヌ]
- そうだね!
まあ別にいっか!▼
- [ディーア]
- とりあえず俺は…
お前の側からは離れないよ…▼
- [キヌ]
- うん!
絶対に離れちゃダメだからね!▼
ミタマ†
支援C†
- [ディーア]
- はぁ…疲れた…
少しここでサボるか…▼
- [ミタマ]
- 安眠を 妨げるのは 何者ぞ。▼
- [ディーア]
- ん?
なんだ…お前?▼
- [ミタマ]
- あなたより先に
この場所で睡眠をしていた者ですわ。▼
つまり、この場所の占有権は
わたくしにあるということ…▼
それがわかりましたら、
さっさとどこぞへとでも消えてください。▼
- [ディーア]
- お前…面倒くさそうな匂いがする。
…無視しよ。▼
- [ミタマ]
- 馬鹿者の 言葉にわたくし 怒髪、天。▼
- [ディーア]
- …怒ったのか?
というか…なんだ、その話し方は?▼
普通にしゃべればいいのに…
面倒くさくねえの?▼
- [ミタマ]
- まさかとは思いますが…
今、わたくしの俳句を侮辱なさりました?▼
肉片に 変えてやります この男。▼
- [ディーア]
- …もういいや。
俺が場所、移るわ…▼
- [ミタマ]
- おや、わたくしを恐れて逃げ出すと?
見た目どおりの軟弱物ですわね。▼
- [ディーア]
- …はいはい。
なんでもいいですよ…▼
俺は早く…
静かなところで眠りたい…▼
- [ミタマ]
- わたくしだって眠りたいですわ。▼
貴重な時を無駄にせず。
一刻も早く。▼
- [ディーア]
- じゃ、俺はあっちで眠るから。
もう行っていいか?▼
- [ミタマ]
- その手に持っている枕を頂戴しますわ。
それで今回の怒りを鎮めましょう。▼
- [ディーア]
- …これ、気に入ってるんだけど。▼
- [ミタマ]
- 目覚めぬ眠りもあることを
あなたに教えて差し上げましょうか?▼
- [ディーア]
- …わかったよ。▼
ほら。
これで…行っていいか?▼
- [ミタマ]
- はい。もう用はありません。
どこぞなりとも消えてください…▼
- [ディーア]
- なんか…とんでもない奴と…
知り合っちまったな…▼
支援B†
- [ディーア]
- 怪我人がいるって聞いたけど…
ここか?▼
- [ミタマ]
- …なぜあなたがここに?▼
- [ディーア]
- なんだ…お前か。
お前も怪我人の治療にきたのか?▼
- [ミタマ]
- ええ。
そうですわ。▼
わたくしはスヤスヤと
夢の淵を歩いていたのに…▼
もっともっと眠っていたかったのに…▼
でも、怪我人を
放っておくわけにはいきませんから…▼
- [ディーア]
- まあ。もう行っていいぞ…
後は俺がやるからな…▼
- [ミタマ]
- あなたが怪我人の治療を?
面倒くさがらないのですか?▼
- [ディーア]
- 治療を頼まれたからな。
頼まれたんなら…仕方ないじゃん?▼
- [ミタマ]
- …………▼
- [ディーア]
- ほら…もう行っていいぞ。
好きなだけ眠ればいい…▼
- [ミタマ]
- 行きません 負けた気分に なりますから。▼
- [ディーア]
- ん?▼
- [ミタマ]
- この怪我人の方は譲りませんわ。▼
わたくしが先にきていましたので
この方の治療権はわたくしにあります。▼
- [ディーア]
- 治療権って…なんだそれ?▼
- [ミタマ]
- とにかく
ここは、わたくしが…▼
- [ディーア]
- …面倒くさい奴だな。
いいから向こうに行けよ…▼
俺が治療を頼まれたんだから…▼
- [ミタマ]
- わたくしも頼まれましたわ。▼
- [ディーア]
- …まあいい。
…じゃあ、さっさと治療の続きをしろよ。▼
俺たちが揉めてたら…
怪我人に悪いからな…▼
- [ミタマ]
- わかっていますわ。
今、始めます。▼
…………▼
- [ディーア]
- へえ…
なかなか上手いじゃん…▼
- [ミタマ]
- …当たり前ですわ。▼
- [ディーア]
- じゃあここはまかせるぞ…
あっちに新しく怪我人がきたみたいだからさ…▼
- [ミタマ]
- ええ。
よろしくお願いしますわ。▼
- [ディーア]
- お前って…
面倒くさいだけの奴じゃないんだな…▼
- [ミタマ]
- …あなたも、
怠惰なだけの人ではないようですね。▼
- [ディーア]
- ま、さっさと終わらせて、
また眠るとしようぜ…▼
- [ミタマ]
- そうですわね。
わたくしも早く眠りたいですから。▼
支援A†
- [ミタマ]
- スヤスヤ…▼
- [ディーア]
- よう…
眠ってるのか?▼
- [ミタマ]
- …………▼
- [ディーア]
- 牧草のベッドか…
なかなか気持ちがよさそうじゃん…▼
俺もこれで眠りたいな…
頼んだら牧草、分けてくれねえかな…▼
- [ミタマ]
- 我が眠り 妨げる者 現れる。▼
- [ディーア]
- ああ…
起きたのか…▼
- [ミタマ]
- 正確には起きたのではなく、
あなたに起こされたのですわ。▼
- [ディーア]
- ああ、そうか…
それはすまなかったな…▼
- [ミタマ]
- 本来であれば…▼
わたくしの眠りを妨げた罰として、
菓子折りの一つでも要求するところですが…▼
何か用があってきたのですよね?
どうしたのですか?▼
- [ディーア]
- ああ、ちょっと怪我人がいてさ…
お前にも治療を手伝ってもらおうと思って…▼
- [ミタマ]
- それあら…仕方ありませんわね。
急ぎますわよ。▼
- [ディーア]
- 悪いな…▼
(暗転)
- [ディーア]
- これで最後だ…
よし…もう大丈夫だな…▼
- [ミタマ]
- ええ。
こちらも全て終わりましたわ。▼
では、わたくしは
夢の続きを見るとします。▼
- [ディーア]
- あ、ちょい待ち…
これ、やるよ…▼
- [ミタマ]
- これは…腹巻き、ですか?▼
- [ディーア]
- 眠ってるとき、お前…
割と腹を出してることが多いからさ…▼
- [ミタマ]
- なっ!?
そんなことはありませんわ!▼
- [ディーア]
- …そうか?▼
でも、サボって外で眠ってるときは、
だいたい腹、出してるだろ…▼
- [ミタマ]
- のぞき魔を 灰と塵にし 成敗す。▼
- [ディーア]
- のぞいていない…
お前が勝手に見せているだけだし…▼
- [ミタマ]
- 問答無用ですわ。▼
わたくしの不名誉な記憶を
あなたの脳みそごと吹き飛ばします。▼
- [ディーア]
- いや、別に何でもいいけどさ…
腹を冷やすのはよくないから…▼
大人しく腹巻きはしとけよ…
頼むからさ…▼
- [ミタマ]
- …仕方ありませんわね。
そこまで言うのならもらってあげますわ。▼
…ありがとう。▼
これからも何か用があるのなら…
わたくしを起こしてもかまいませんから…▼
- [ディーア]
- ああ…頼りにしてるぜ…
これからもよろしくな…▼
- [ミタマ]
- ええ。
よろしくですわ。▼
支援S†
- [ディーア]
- ミタマ…こんなところで眠っていたら…
風邪ひくぞ…▼
- [ミタマ]
- …邪魔しないでくださいまし…
スヤスヤ…▼
今…ちょうどいいところ…
なんですの…▼
- [ディーア]
- なんだ?
夢でも見てるのか?▼
- [ミタマ]
- うふふ…▼
わたくしのことをそんなに…
…恥ずかしいですわ…▼
でも…嬉し…わたくしもあなたが…
…ディーア…▼
- [ディーア]
- …呼んだか?▼
- [ミタマ]
- !?▼
ディーア!?
いつからそこにいたのですか!?▼
- [ディーア]
- いつからって…
さっきからじゃん?▼
- [ミタマ]
- 動揺を 必死で隠す 寝起きかな。▼
わ、わたくし、何か言ってましたか?▼
- [ディーア]
- 恥ずかしい、とか…
俺の名前とか…▼
- [ミタマ]
- お、おかしいですわね。▼
わたくし、
猛獣と戦う夢を見ていましたのに…▼
- [ディーア]
- 猛獣、ね…▼
- [ミタマ]
- ええ、そうです。
猛獣ですわ。▼
- [ディーア]
- まあ、なんでもいいんだけどよ…
お前…少し無防備すぎるぜ?▼
- [ミタマ]
- どういうことでしょうか?▼
- [ディーア]
- どこでも眠れるのはいいことだが…
…危ないじゃん?▼
お前…女の子だしよ…▼
- [ミタマ]
- お気遣いには感謝しますわ。
では、今後は気をつけるとします。▼
- [ディーア]
- なんだったら…
俺の側で眠ればいいよ…▼
- [ミタマ]
- …え?▼
- [ディーア]
- 俺ならお前を守ってやれるからな…
俺も心配しないで済むし…▼
- [ミタマ]
- 心配してくれていたのですか?▼
- [ディーア]
- まあとにかく…
眠くなったら俺のところにこいよ…▼
- [ミタマ]
- …………▼
お断りしますわ。▼
- [ディーア]
- …え?▼
- [ミタマ]
- わたくしが横で眠っていたら…
ディーアも眠ってしまいますもの。▼
- [ディーア]
- ああ…▼
- [ミタマ]
- ディーアが眠ってしまったら、
誰がわたくしを守ってくださるの?▼
- [ディーア]
- …眠らないように頑張る。▼
- [ミタマ]
- わたくしの寝息は癒しの調べ。
聞いていたら必ず眠くなりますよ?▼
- [ディーア]
- 自分の足とかをつねってでも頑張る。▼
- [ミタマ]
- そこまでして…
わたくしを守ってくださるの?▼
- [ディーア]
- ああ…
ミタマは俺にとって大事な人だからな…▼
- [ミタマ]
- !?▼
それは…愛の告白と受け取っても…
かまわないんですの?▼
- [ディーア]
- …どうだろうな?
ミタマはどう思う?▼
- [ミタマ]
- そ、そうやって、
ごまかすのはずるいですわ!▼
- [ディーア]
- 俺は…
ミタマが好きだよ…▼
- [ミタマ]
- …ありがとうございます。
わたくしも同じ気持ちですわ。▼
マトイ†
支援C†
- [マトイ]
- 完璧になれる…完璧になれない…
完璧になれる…完璧になれない…▼
…なれない!?▼
そ、そんな…
あたしは完璧になれないっていうの!?▼
- [ディーア]
- 花びらなんか千切って
面白いのか…?▼
- [マトイ]
- なっ!?
あなた、いつからそこに!?▼
まさか、今のを盗み聞きしていたの!?▼
- [ディーア]
- 俺がサボって眠ってたところに
お前がきただけじゃん…▼
で…完璧って何?▼
- [マトイ]
- し、知らないわ。
そんなこと言ってないから。▼
- [ディーア]
- 言ってないも何も…
叫んでたじゃんか…▼
あたしは完璧になれない…
もう、人生お終いだ…って。▼
- [マトイ]
- 勝手に変えないで。
そんな風に叫んだ覚えはないわ。▼
- [ディーア]
- …そうか?
あんまり大差ないだろ…▼
- [マトイ]
- ううう…最悪よ。
まさか聞かれていたなんて…▼
- [ディーア]
- まあ…焦ってもいいことないんじゃね?
果報は寝て待て、って言うしな…▼
- [マトイ]
- 別にあたしは焦ってないわよ。
今だって大抵のことはできるし。▼
- [ディーア]
- …へー。▼
- [マトイ]
- あっ、その顔は信じてないわね。
じゃあ、証明してあげるわ。▼
- [ディーア]
- 証明って何を…?▼
- [マトイ]
- あたしの完璧さに決まってるじゃない。▼
- [ディーア]
- いいよ。
面倒くさそうだし…▼
- [マトイ]
- あなた、そんな態度をとるようじゃ、
人付き合いが上手くできないんじゃない?▼
そうだ。今度、あたしがあなたに、
恋愛の必勝法を完璧に伝授してあげる!▼
- [ディーア]
- 何で恋愛の必勝法なんだよ…
人付き合いと関係ないだろ。▼
- [マトイ]
- 恋愛の必勝法には
人付き合いの基本が入っているのよ?▼
まあ、楽しみにしてなさい。▼
- [ディーア]
- なんだか面倒くさいことになったな…▼
支援B†
- [マトイ]
- あっ!
見つけたわよ!▼
- [ディーア]
- ああ…
あんたか…▼
- [マトイ]
- さ、今からあなたに
恋愛必勝法を教えてあげるわね。▼
- [ディーア]
- いいよ…
聞くの面倒くさいし…▼
- [マトイ]
- 面倒くさい?▼
…うんうん、そうだよねー。
あたしもその気持ちわかるなー。▼
- [ディーア]
- …?▼
- [マトイ]
- 人の話を聞くのって割と体力いるものね。
あたし、あなたに共感できるかも。▼
- [ディーア]
- …まあ、なんでもいいや。
じゃあ、そういう訳で…▼
- [マトイ]
- ふっふっふ…
もう、そんな態度をとっても無駄よ。▼
なぜなら、あなたは…
すでにあたしに興味を持ち始めてるから!▼
- [ディーア]
- …………▼
…何、言ってるんだ?▼
- [マトイ]
- 恋愛必勝法その一!
相手の考えに同調すべし!▼
そうすれば、相手の警戒心は解かれ、
二人の距離はグッと近付くのよ!▼
- [ディーア]
- …へー。
…じゃあ、もう行くぞ。▼
- [マトイ]
- え、なんで!?
これじゃあ足りないって言うの!?▼
- [ディーア]
- じゃあな…▼
- [マトイ]
- ちょっと待ってよ!
待ちなさいってば!▼
まだまだ他にもいっぱいあるんだから!
あたしの恋愛必勝法!▼
- [ディーア]
- …あのな。
…見えてるぞ。▼
- [マトイ]
- え?
見えてるって何が?▼
- [ディーア]
- その、背中に隠した本…
女性のための恋愛必勝法、ってやつ…▼
- [マトイ]
- !?▼
こ、これは…違うの!
た、たまたまそこで拾ったの!▼
- [ディーア]
- …まあ、別に何でもいいけどな。
…あまり、背伸びしなくてもいいんじゃね?▼
変に無理しても、
面倒くさくなるだけじゃん?▼
- [マトイ]
- あ、あたしは別にアレだけど…
そうかもしれない…わね。▼
と、とりあえず今日はもう帰るわ。
じゃあね…▼
- [ディーア]
- …ああ。
じゃあな…▼
- [マトイ]
- …………▼
- [ディーア]
- …なんだ?
…行かないのか?▼
- [マトイ]
- いや、追いかけてくるかなと思って…▼
ほら、男性は追われるよりも
追う方が燃えるって書いてあったから…▼
- [ディーア]
- …別に俺は燃えない。
人それぞれだろ…▼
- [マトイ]
- そ、そうよね!
じゃあ、あたしは帰るわ!▼
- [ディーア]
- …面白い奴だな。▼
支援A†
- [マトイ]
- あっ、ディーア!▼
- [ディーア]
- マトイか…
どうした?▼
- [マトイ]
- あのさ…
ちょっと相談があるんだけど…▼
- [ディーア]
- 相談って…なんだ?▼
- [マトイ]
- まあ、相談というか…
実験というのが正しいのかしら。▼
あのね、本に書いてあることが
実際にどれほど効果があるのかを知りたいの。▼
- [ディーア]
- この間の恋愛の本か…
俺に…実験台になれっての?▼
- [マトイ]
- あたしが実際に
本に書いてあることをやるから…▼
それでディーアがドキドキしたら、
他の男性にも効果があるってわかるでしょ?▼
- [ディーア]
- 面倒くさいけど…仕方ねえな。▼
- [マトイ]
- ありがとう!
ディーア!▼
じゃあ、さっそく始めるね!
まずは…▼
こんにちは、ディーア!
ペタペタ…▼
今日はいいお天気ね!
ペタペタペタ…▼
- [ディーア]
- …なんで、
俺の体に触るわけ?▼
- [マトイ]
- 男性と話してるときは、
さりげなく体に触るといいらしいの。▼
どう?ドキドキした?▼
- [ディーア]
- …しない。
というか、全然、さりげなくなかったし。▼
- [マトイ]
- なるほど。
なかなか難しいわね…▼
じゃあ、次は…
これを試してみようかな…▼
チラッ…
チラチラッ…▼
- [ディーア]
- …………▼
- [マトイ]
- どう? ドキドキした?
上目遣いで見つめてみたんだけど…▼
- [ディーア]
- …うん。
いいんじゃねえか…どうでも。▼
- [マトイ]
- うう…
全然、上手くいかないのね…▼
- [ディーア]
- あのさ…普通でいいんじゃね?
慣れないことしても無駄だろ…▼
- [マトイ]
- でも…
あたしだって…▼
好きな男の人に…
ドキドキしてほしいんだもの……▼
- [ディーア]
- そんな心配しなくても…
マトイなら大丈夫だろ。▼
美人だし、愛想もいいし…▼
- [マトイ]
- え、本当に?
本当にそう思う?▼
- [ディーア]
- ああ…
本当だ…▼
- [マトイ]
- じゃあ、信じてみようかしら。▼
ありがとうね、ディーア。
あなたのおかげで前向きになれたわ▼
これからもよろしくね。
また、いろいろと相談させてちょうだい。▼
- [ディーア]
- ああ…
お安い御用だ…▼
支援S†
- [ディーア]
- マトイ…▼
- [マトイ]
- ディーアじゃない。
どうしたの?▼
- [ディーア]
- 実は…
相談があるんだけど…▼
- [マトイ]
- ディーアがあたしに?
めずらしいわね。▼
で、なんの相談なの?▼
- [ディーア]
- 恋愛の…相談かな。▼
- [マトイ]
- ええええ!?
ディーアが恋愛!?▼
で、でも…あたしで役に立てるかしら?
ほら、あたしもあんまり経験が…▼
- [ディーア]
- …マトイなら大丈夫。
だから…相談させて欲しいんだけど。▼
- [マトイ]
- そ、そうかしら…
まあ、そう言うなら聞かせてみて。▼
- [ディーア]
- マトイは…どんなものを
プレゼントされたら喜ぶ…?▼
- [マトイ]
- あたし?
あたしの場合でいいの?▼
そうね…▼
あたしはプレゼントなら
なんでも嬉しいと思うけどな。▼
- [ディーア]
- そうか…
じゃあ…花とかならどうだ?▼
- [マトイ]
- 花は嬉しいわね。
女の子ならみんな喜ぶんじゃない?▼
- [ディーア]
- そうか…
では、次が一番、重要だ。▼
マトイはどう告白されたら喜ぶ…?▼
- [マトイ]
- うーん…
目を見つめてもらえれば満足かも…▼
あっ、でも、欲を言えば…▼
ひざまずいてくれた男性が
愛の告白をしてくれるとかが素敵かしら?▼
って、ちょっと贅沢を言い過ぎかな?▼
好きだよ、って普通に言われただけでも、
あたしなら舞い上がっちゃうと思うし…▼
- [ディーア]
- なるほどな…
じゃあ…▼
…………▼
- [マトイ]
- え…?
なんでディーアがひざまずくの…?▼
- [ディーア]
- マトイ…▼
- [マトイ]
- なに?▼
- [ディーア]
- 俺は…お前が好きだ。▼
- [マトイ]
- !!▼
- [ディーア]
- この花を…受け取ってくれ。▼
- [マトイ]
- で、ディーアが…あたしを?
本当…に?▼
- [ディーア]
- こんなことで嘘は言わない…
俺は本気だ…▼
- [マトイ]
- …嬉しい。▼
あたしもディーアのこと、
気になってたから…▼
- [ディーア]
- なら…
この花を受け取ってくれるか?▼
- [マトイ]
- で、でもそれは受け取れない!
だ、駄目だよ!▼
- [ディーア]
- …なんで?▼
- [マトイ]
- 告白の仕方とか…あたしに聞いて…
その通りにやるのはずるいもん!▼
ディーアが自分で考えて、
もう一度、告白してくれたら…▼
あたしもちゃんと応えるっていうか…
その方が嬉しいっていうか…▼
- [ディーア]
- なるほど…
確かに少しずるかったかもしれないな…▼
なら、もう一度…
後日に改めてちゃんと告白をするよ…▼
- [マトイ]
- ほ、本当に?
途中で心変わりとかしないでよ?▼
- [ディーア]
- するわけないじゃん…
俺にはお前しか見えないからな…▼
- [マトイ]
- …ありがとう、ディーア。
あたし、すごく嬉しい…▼
シャラ†
支援C†
- [シャラ]
- そこの貴方…
少し、待って…▼
- [ディーア]
- …なんだ?
俺に…用か?▼
- [シャラ]
- …えいっ。▼
- [ディーア]
- …痛えよ。
…なんで急に俺の髪の毛を抜いた?▼
- [シャラ]
- 貴方…陰気そうだったから…▼
- [ディーア]
- …説明になってねえ。▼
- [シャラ]
- 呪術の素材で必要だったの。
陰気な人間の髪の毛が。▼
別に…一本くらいもらっても怒らないでしょ?▼
- [ディーア]
- …なるほど。
理由は理解した…▼
- [シャラ]
- そう…
なら、よかったわ…▼
- [ディーア]
- でもよ、陰気な人間の髪の毛が
必要だったんなら…▼
俺のじゃなくて…
自分の髪の毛を抜けばよかったじゃん…▼
- [シャラ]
- 私は陰気じゃないから…
むしろ…陽気よ。▼
- [ディーア]
- なるほどね。冗談は言えるんだな…
しかし、陽気じゃないだろ…▼
- [シャラ]
- …そうかしら?▼
秘術を試してる時とか、
すごく…陽気だと思うけど?▼
- [ディーア]
- そうなのか…
それなら別にいいけどよ…▼
- [シャラ]
- じゃあ…私は帰って秘術を試すから…
うふ、うふふふふ…▼
- [ディーア]
- …………▼
ちょっと、待て。▼
俺の髪の毛を使って
なんの秘術をするつもりだ?▼
- [シャラ]
- 決まってるじゃない…
人形にあなたの人格を宿らせるの…▼
うふふ…
きっと、すごく陰気な人形が生まれるわよ…▼
- [ディーア]
- やっぱ返せ…俺の髪の毛。▼
支援B†
- [シャラ]
- あら、こんにちは…
ちょうどいいところで会ったわね…▼
- [ディーア]
- お前か…▼
また、よからぬ秘術を
試そうとしているのか?▼
- [シャラ]
- 酷い言い草ね…
傷つくじゃない…▼
私の秘術なら貴方の悩みを…
解決することも…可能なのよ?▼
特別にやって…あげましょうか?
貴方…何か悩みごとはないの?▼
- [ディーア]
- 特にない…▼
- [シャラ]
- じゃあ、願いとか、欲しい物とか…
なんでもいいわよ?▼
- [ディーア]
- そうだな…
強いて言うなら…▼
古代王家が使っていたという、
伝説のティーセットが欲しいな…▼
とは言っても、今はもう…
土中深くに眠っているはずだけどな…▼
- [シャラ]
- わかったわ…
私にまかせなさい…▼
- [ディーア]
- …できるのか?▼
- [シャラ]
- ふふふ…私の秘術に不可能はないわ…▼
…そこで見ていなさい。▼
ぶつぶつぶつぶつ…▼
- [ディーア]
- …………▼
- [シャラ]
- ふふ…うふふふふ…
ふふふふふふ…▼
- [ディーア]
- …楽しそうだな。▼
- [シャラ]
- あ、そうそう…
この秘術を完成させるには…▼
貴方の目玉を供物に捧げることになるけど…
別にかまわないわよね?▼
それでようやく…
一割の確率で秘術は成功するわ…▼
- [ディーア]
- …大問題じゃん▼
- [シャラ]
- 舌も捧げれば…
秘術の成功率が三割まで上がるけど…?▼
- [ディーア]
- …秘術、中止で。▼
- [シャラ]
- …つまんないわね。▼
- [ディーア]
- まあ、でもさ…▼
俺の願いを叶えようとしてくれたことは…
素直に感謝しとくよ…▼
- [シャラ]
- ふふふ…
どういたしまして…▼
また何かあったら言いなさい…
私の秘術に不可能はないから…▼
- [ディーア]
- ああ…考えとくよ…▼
支援A†
- [ディーア]
- よう、シャラ…
何してるんだ?▼
- [シャラ]
- 秘術の研究をちょっと、ね…▼
- [ディーア]
- 熱心なのはいいが…
無茶はすんなよ?▼
- [シャラ]
- 無茶って…例えば?▼
- [ディーア]
- 新たな生物を生み出したり…
誰かを呪ったりとかかな…▼
- [シャラ]
- …そうね。
父さんにバレても面倒だし…▼
控えめにするわ…▼
- [ディーア]
- ふっ…
お前、本当に研究が好きなんだな…▼
- [シャラ]
- …………▼
- [ディーア]
- …どうした?▼
- [シャラ]
- ディーアって…
私を気味悪がらないのね…▼
- [ディーア]
- …ん?▼
- [シャラ]
- 普通の人は気味悪がって…
私から距離をとるのに…▼
- [ディーア]
- そうなのか…
俺は別に気にしないぞ…▼
- [シャラ]
- めずらしい人ね…▼
- [ディーア]
- 今まで…寂しかったのか?▼
- [シャラ]
- いいえ…
寂しいと思ったことは一度もないわ…▼
一人の方が…ふふふ…
秘術の研究に没頭できるし…▼
でも…ディーアは…
側にいても研究の邪魔にはならないわ…▼
不思議ね…
どうしてかしら?▼
- [ディーア]
- 陰気どうし、気が合うんじゃね…?▼
- [シャラ]
- 私は陽気よ…
前にも言ったでしょう…▼
- [ディーア]
- はいはい…▼
まあ、好きに言っとけばいいさ…
俺も好きに聞き流すから…▼
今更気を遣う間柄でもねぇしな…▼
- [シャラ]
- じゃあ気を遣わないで頼むけど…
秘術の研究を…手伝ってくれない?▼
- [ディーア]
- ああ…
別にいいけど…▼
- [シャラ]
- 良かった…
素材集めに苦労してたのよね…▼
まずはお化けミミズの目玉を
調達してきて欲しいの…▼
腐敗した土地の土中にいるらしいわ…
とっても凶暴らしいから気をつけてね…▼
後は…禍々しいマンドラゴラの根ね…
これが厄介なのよ…▼
引きぬいた人は…
必ず不幸になると言われているから…▼
- [ディーア]
- やっぱ、前言撤回…
もう少し気を遣ってくれ…▼
支援S†
- [ディーア]
- シャラ…
聞きたいんだけどさ…▼
お前の秘術ってさ…
なんでもできるわけ?▼
- [シャラ]
- そうね…
大抵のことは可能だと思うわよ…▼
まぁ…試してない秘術の方が多いから…
断言はできないけど…▼
ただし、どんな秘術にも
相応の対価は必要よ…▼
- [ディーア]
- そっか…▼
じゃあさ…例えば…
縁結びの秘術なんてのは…あるか?▼
- [シャラ]
- 縁結びって…
ディーアと誰かを…ということ?▼
- [ディーア]
- そうなるな。
できるか?▼
- [シャラ]
- …ないわ。
そんな秘術はないわよ…▼
- [ディーア]
- …え?
…ないのか?▼
- [シャラ]
- ないというか…
やりたくないというか…▼
- [ディーア]
- …ん?▼
- [シャラ]
- うるさいわね…
ないと言ったらないわ…▼
あんまりしつこいと…呪うわよ?▼
- [ディーア]
- そうか…
残念だな…▼
- [シャラ]
- ちなみにだけど…
縁結びの相手って…誰よ?▼
ついでだから教えて…
…末代まで呪ってやるから…▼
- [ディーア]
- 相手は…シャラだよ。▼
- [シャラ]
- …………▼
わ…私!?▼
- [ディーア]
- ああ…
おかしいか?▼
- [シャラ]
- な、なんで…私なのよ?
私なんかのどこが…▼
- [ディーア]
- うーん。それを説明するには
まる一日は必要だな。▼
- [シャラ]
- そ、そんなに私のことが…好きなの?
こ、困ったわね…▼
- [ディーア]
- 困る…のか?▼
- [シャラ]
- 困るっていうか…
う、嬉しいけど…▼
でも、そういう話なら
縁結びの秘術なんて…いらないわ。▼
- [ディーア]
- シャラも俺のことが…
好き…ってこと?▼
- [シャラ]
- !?▼
す、好きか嫌いかで言えば…好きよ。▼
- [ディーア]
- それじゃあ駄目だ…
俺はシャラのことが大好きだからな…▼
- [シャラ]
- そ、そんなにはっきり言われると…
照れくさいわ…▼
でも、安心して…
私も…好き、よ。▼
好き…好き好き…
うん…大好きね…▼
- [ディーア]
- 確かにそんなにはっきり言われると…
照れくさいな…▼
- [シャラ]
- ディーアが言わせたんじゃない…
もう…恥ずかしいわね…▼
こんな恥ずかしい思いを
私にさせたんだから…▼
罰として死ぬまで私の側にいること…
いいわね?▼
- [ディーア]
- ああ。
もちろんだ。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2020-09-04 (金) 15:57:37