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ツバキの支援会話†
支援C†
- [ゼロ]
- これはこれは…
完璧超人のツバキ様じゃないか。▼
- [ツバキ]
- あらら…
この不快な声って、もしかして…▼
あー、やっぱりねー。
ゼロで間違いないよねー。▼
- [ゼロ]
- へぇ…相変わらず爽やかな顔だな。▼
お前のその顔を眺めていると、
思わず苦痛を与えて歪めたくなってくる。▼
- [ツバキ]
- あはは。
それは無理かなー。▼
だって、俺、
ゼロより強いからねー?▼
だから、苦痛を俺に与えるなんて…
ぜったいに無理だと思うんだけどなー。▼
- [ゼロ]
- 試してみるか?
絶頂の向こう側に連れてってやるぜ?▼
- [ツバキ]
- んー。
今日のところはお断りー。▼
俺、そんなに
ヒマじゃないんだよねー。▼
- [ゼロ]
- そいつは残念だ。▼
お前に与える責め苦を
百通りは考えていたんだけどな。▼
- [ツバキ]
- あははー。
ゼロってヒマなんだねー。▼
じゃ、俺は行くからー。
次に会っても声かけないでねー。▼
- [ゼロ]
- わかった。
声もかけずに背後から責めてやるよ。▼
支援B†
- [ツバキ]
- …………▼
…ゼロだねー?▼
- [ゼロ]
- !!▼
- [ツバキ]
- はい、残念でしたー。▼
- [ゼロ]
- ちっ。
殺気を見破られたか。▼
- [ツバキ]
- 本当に声もかけずに
背後から襲ってきたねー。▼
- [ゼロ]
- 見たいんだよ。
お前の顔が歪むのをな。▼
- [ツバキ]
- どうしてゼロは、そんな感じに
なっちゃったんだろうねー?▼
- [ゼロ]
- 生まれ持った性分だ。▼
- [ツバキ]
- 本当にー?
過去に何かあったんじゃなくてー?▼
たとえば幼少時に
すごくひどい目に遭ったとかさー。▼
- [ゼロ]
- そんなこともあったかもしれんな。
まぁ、今となってはどうでもいいさ。▼
お前こそどうなんだ。
完璧超人になったのは自分の意思か?▼
- [ツバキ]
- んー。
どうだったかなー?▼
- [ゼロ]
- 両親の教育の影響…
大方、そんなもんだろう。▼
- [ツバキ]
- えへへー。
そうかもしれないねー。▼
- [ゼロ]
- 俺は自分よりも幸せそうな奴を見ると、
そいつに地獄を見せてやりたくなる。▼
- [ツバキ]
- それはひどいなー。
ゼロって歪んでるねー。▼
- [ゼロ]
- ああ。
俺は歪んでいる。▼
だが、お前も相当歪んでいるな。▼
その完璧への固執っぷりは…▼
そうあることで、
自分を保とうとしているようにも思える。▼
- [ツバキ]
- …………▼
- [ゼロ]
- 歪んだ者同士…
仲良くやれればいいんだが…▼
- [ツバキ]
- それは無理だよ…
どっちも歪んでたらどうしようもないじゃないー。▼
- [ゼロ]
- お?
自分が歪んでいることを認めたか。▼
まぁ、お前も色々あるということが
わかったからな…▼
味方のうちは…
あまり無茶をしないでおいてやるさ。▼
- [ツバキ]
- そう。じゃあ安心だねー。▼
支援A†
- [ツバキ]
- …………▼
…はぁ…▼
- [ゼロ]
- こいつはめずらしいものを見た。
完璧超人が不安げな顔をしてるとはな。▼
- [ツバキ]
- えへへー。
ゼロに見られちゃったかー。▼
でも、不安げな顔も
完璧な不安げな顔だったでしょ?▼
- [ゼロ]
- …何かあったのか?▼
幸運なことに、
俺は今、ヒマをしてたところだからな。▼
話くらい聞いてやってもいいぜ。▼
- [ツバキ]
- めずらしいねー。
ゼロが俺に優しいなんてさー。▼
- [ゼロ]
- ま、たまにはな。▼
- [ツバキ]
- …ゼロが羨ましいかもー。▼
- [ゼロ]
- …どうして?▼
- [ツバキ]
- ゼロってさー、
自分を飾ろうとはしないよねー。▼
俺はさー、
飾ってるつもりはないんだけど…▼
常に完璧じゃないといけないって…
そんなことばっか考えちゃうんだよねー。▼
- [ゼロ]
- そんな自分に疲れたのか?▼
- [ツバキ]
- んー。
今は少し疲れてるかもー。▼
- [ゼロ]
- …俺が揉んでやる。▼
- [ツバキ]
- 揉むー?
揉むって何をさー?▼
- [ゼロ]
- お前の肩をだ。
俺が揉みまくってやる。▼
そうすれば、俺の揉み技術によって、
お前の疲れはすぐに解消されるぜ。▼
- [ツバキ]
- …なんで今日はそんなに優しいのー?▼
- [ゼロ]
- 疲れたお前を責めても、
俺はなんにも気持ちよくないからな。▼
真の快楽を求めるのなら、
完璧な状態のお前を責めてこそ、だ。▼
- [ツバキ]
- ゼロって変な奴だねー。▼
- [ゼロ]
- ほら、さっさと揉ませろ。
俺の揉み技術をとくと味わわせてやる。▼
- [ツバキ]
- ありがとう…ゼロ。▼
ニュクス†
支援C†
- [ツバキ]
- あ、いたいたー。
ニュクスー。▼
- [ニュクス]
- なにかしら…?▼
- [ツバキ]
- 俺、よく陣営内の見回りを
してるんだけどさ…▼
君って一人でいることが多いなあと思ってさ。▼
だからもう少し皆と打ち解けてみては
どうかと思って、声をかけたんだー。▼
- [ニュクス]
- …………▼
いいえ。私は貴方たちと
殊更に仲良くするつもりはないわ…▼
最低限のやり取りで事足りているわけだし、
貴方のような白夜の者なら尚更よ…▼
- [ツバキ]
- それって君が、見た目よりも長い時間を
生き続けてきたことと関係あるのかいー?▼
- [ニュクス]
- ええ、かいつまんで言うならね…▼
- [ツバキ]
- つまり俺たちのことを子供だと思って
距離を取ってるっていうわけー?▼
- [ニュクス]
- …………▼
そうかもしれないわね。
ただこれだけは伝えておくわ。▼
私の実年齢は貴方たちよりもずっと上…
それだけは確かよ。▼
- [ツバキ]
- うん…
でも見た目はやっぱり子供なわけだし、▼
やっぱり一人でいるところを見ると、
気になっちゃうんだよねー。▼
- [ニュクス]
- 好きに言えばいいわ…
私は贖罪を続けているだけ…▼
- [ツバキ]
- ニュクス…?▼
支援B†
- [ツバキ]
- あれ?
あそこにいるのはニュクス…?▼
また一人でいるのか…
ちょっと声をかけてみようっとー。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [ツバキ]
- やぁ、ニュクスー。▼
- [ニュクス]
- ツバキ…▼
- [ツバキ]
- 読書中にごめんねー。
ちょっとニュクスと話したくて…▼
…ん? この飲み物は…?
なんだか見慣れない感じだけど…▼
何飲んでるのー?▼
- [ニュクス]
- 確かに、白夜の者には
馴染みがないかもしれないわね。▼
…これは珈琲というものよ。▼
- [ツバキ]
- 珈琲…?
ああ、話では聞いたことがあるけど…▼
珍しい香り…あと真っ黒だね…
これって美味しいのー?▼
- [ニュクス]
- 美味しいから飲んでいるのよ…▼
- [ツバキ]
- ちょっと一口試してみていいー?▼
- [ニュクス]
- あっ…▼
- [ツバキ]
- !!▼
こ、これは…かなり苦いね…▼
確かにこれは子どもの飲み物じゃない…
大人の飲み物だー!▼
君が俺たちよりも大人だというのも納得だよー。▼
- [ニュクス]
- ふふっ…なにそれ?
そんなことで貴方は納得したの?▼
私が大人だということに?▼
- [ツバキ]
- うん!
この前は子ども扱いしてごめんよー。▼
ニュクスは立派な大人の女性だよ。
うんうん、なんだか年上っぽく見えてきたー。▼
- [ニュクス]
- かっ、からかわないで…
私、もう行くわ…▼
- [ツバキ]
- でも珈琲がまだ残ってるよー?▼
- [ニュクス]
- 飲みたいなら残りはあげるわ…
勝手に飲みなさい…▼
- [ツバキ]
- あ…うん、じゃあもらっちゃうね…▼
ごくごく…これが珈琲か…
ふむふむ…なるほど…▼
支援A†
- [ニュクス]
- …………▼
- [ツバキ]
- やぁ、ニュクスー。▼
- [ニュクス]
- ツバキ…▼
- [ツバキ]
- 突然だけどさー。
俺が淹れた珈琲を飲んでみないー?▼
- [ニュクス]
- え? 貴方が…?▼
- [ツバキ]
- うん、そうだよー。
上手に淹れられるよー。▼
- [ニュクス]
- そんなの…無理だわ…
暗夜と白夜の食文化は大きく異なるのに…▼
珈琲を知ったばかりの貴方が
上手に淹れるなんて…▼
- [ツバキ]
- まぁそう言わずに飲んでみてよー。
時間は取らせないからさー。▼
- [ニュクス]
- …………▼
(暗転)
- [ツバキ]
- はい、これが俺の淹れた珈琲だよー。▼
- [ニュクス]
- …香りは確かに良いわね。
色も悪くないわ。▼
…………▼
こ、これは…!
とても美味しいわ…!▼
これ、本当に貴方がが淹れたの…?▼
- [ツバキ]
- うん、豆選びや焙煎、
挽くところから俺がやったんだよー。▼
- [ニュクス]
- 信じられない…▼
私、こんなに美味しい珈琲を
飲んだことはないもの…▼
- [ツバキ]
- 満足してもらえたみたいで良かったよー。▼
こんな感じで俺たち、
もっと仲良くできればいいよねー。▼
- [ニュクス]
- それは…どういう意味?▼
まさか珈琲の淹れ方を学んだのも、
私との話題を作るためだったというの…?▼
- [ツバキ]
- あははー、
そんな大層なものじゃないよー。▼
でも国と世代が違っていてもさ、
楽しく会話できることってあるはずだから…▼
それをニュクスにも
知ってもらいたかっただけだよー。▼
- [ニュクス]
- …そうね。ありがとう。▼
もし良ければこの珈琲の淹れ方、
私にも教えてもらえるかしら?▼
- [ツバキ]
- もちろんだよー!
早速教えてあげるよー!▼
支援S†
- [ツバキ]
- あっ、ニュクスー。
いたいたー。▼
- [ニュクス]
- ツバキ…▼
- [ツバキ]
- 君にこの前、珈琲の美味しい淹れ方を
教えてあげたでしょー?▼
だから次はさ、別のものに
挑戦してもらおうと思ってー。▼
- [ニュクス]
- 別のもの…?▼
- [ツバキ]
- うん、暗夜の珈琲に負けじと苦い、
白夜の飲み物の抹茶というものだよー。▼
苦いけど味わい深いから、
ぜひ君に試して欲しいんだー。▼
- [ニュクス]
- …………▼
いえ、断るわ…▼
- [ツバキ]
- えっ…どうしてー?▼
- [ニュクス]
- この前は確かに珈琲の淹れ方を
教わりたいと言ったけれど…▼
まだ私の贖罪が果たせたわけではない。
むやみに距離を縮める気はないの。▼
だからこれ以上…
白夜の者と仲良くすることはできないわ…▼
貴方の気持ちはありがたいけれど…▼
- [ツバキ]
- ニュクス…▼
- [ニュクス]
- ごめんなさい、ツバキ…
せっかく気を遣ってくれているのに…▼
- [ツバキ]
- わかったよ…▼
じゃあさー、
違うお付き合いの仕方なら良いのかいー?▼
- [ニュクス]
- えっ…どういうこと?▼
- [ツバキ]
- 仲間とか友達としてじゃなくて…
恋人として距離を縮める…そういう意味さー。▼
- [ニュクス]
- えっ…そ、それは…!▼
- [ツバキ]
- 俺は元々君に振り向いて欲しくて、
こうして何度も気を引こうとしてたんだ…▼
でもちょっと回りくどかったね。
最初から言えば良かったんだよねー。▼
- [ニュクス]
- や、止めて…
何度も言ってるでしょう?▼
私は貴方よりもずっと年上なのよ?▼
- [ツバキ]
- そんなの気にしてたら、
最初から声をかけてないさー。▼
- [ニュクス]
- それに貴方も承知のとおり、
私は全然可愛げのない女よ…▼
貴方となんてとても釣り合わない…▼
- [ツバキ]
- それを決めるのは君じゃないよ、
俺が好きなんだからさー。▼
- [ニュクス]
- ツバキ…▼
- [ツバキ]
- ニュクス…
俺の恋人になってくれないかなー?▼
- [ニュクス]
- …………▼
…わかったわ。
でも、後悔はしないでね?▼
- [ツバキ]
- もちろんさー!
絶対に誓うよー!▼
- [ニュクス]
- うふふ…
貴方って意外に強引なのね?▼
私もう…若い子にタジタジよ。▼
- [ツバキ]
- またまたー。
俺の方がニュクスにドキドキして大変だよ。▼
これからもよろしくね、ニュクス。▼
- [ニュクス]
- ええ、ツバキ…▼
ルーナ†
支援C†
- [ルーナ]
- どうしよう...見つからない...
ここで落としたと思うんだけど...▼
お母さんの形見の指輪...
お願いだからみつかって...▼
- [ツバキ]
- それって、
もしかしてこれのことかなー?▼
- [ルーナ]
- そ、そうよ!
これで間違いないわ!▼
良かった...
本当に良かった...!▼
- [ツバキ]
- 見つかって何よりだよー。▼
- [ルーナ]
- って、あんたはもしかして...▼
- [ツバキ]
- うん?▼
- [ルーナ]
- 出たわね!
白夜王国の完璧超人、ツバキ!▼
あんたとは一度、
じっくり勝負をしたいと思ってたのよ!▼
- [ツバキ]
- え、えええ...
いきなりどうしちゃったんだい?▼
- [ルーナ]
- 暗夜王国にいた頃、
ずっと聞いていたのよ。▼
白夜王国に腕の立つ天馬武者が
いるって噂をね。▼
何をやらせても最初から完璧で
努力とは無縁の男...▼
おまけに品行方正、
眉目秀麗の天才だって!▼
- [ツバキ]
- ああ。
それって間違いなく俺のことだねー。▼
- [ルーナ]
- 言っておくけど、
あまり調子に乗らないでよね!▼
ていうか、なんであんたみたいな男が
ペガサスに乗れるわけ?▼
ペガサスは清らかな乙女にしか
乗りこなせないはずよ!!▼
- [ツバキ]
- ペガサス...?▼
ああ、異国の聖獣のこと。
ペガサスと天馬は違うんだよー。▼
- [ルーナ]
- へ? そうなの?▼
- [ツバキ]
- うん。確かに似ているけど、
ぜんぜん違う種類なんだー。▼
白夜の天馬や暗夜のファルコンなんかは
男を嫌わないから、▼
女性に限らず
誰でも乗せてくれるんだよー。▼
そんなこと新兵用の兵法書に
書いてあるはずだけどー...▼
- [ルーナ]
- ぐっ...!▼
し、仕方ないじゃない。
あたしはここに来て日が浅いんだもの。▼
そんなことで勝ち誇らないでよね!▼
- [ツバキ]
- 別に勝ち誇ってなんか...▼
- [ルーナ]
- まあいいわ。
勝ち負けはこれから決めるんだから。▼
あたしと勝負しなさい、ツバキ▼
- [ツバキ]
- 勝負?
いいよー。いつでもどうぞー。▼
何なら、今からでもいいけどー?▼
- [ルーナ]
- 今日はやめておくわ!
でも、必ず決着をつけるわよ!▼
- [ツバキ]
- そっかー。
楽しみにしているねー。▼
- [ルーナ]
- あ、ちょっと待ちなさいよ!▼
- [ツバキ]
- なにー?▼
- [ルーナ]
- え、えっと...
一応、お礼は言っておこうと思って。▼
...指輪、見つけてくれてありがとう。▼
じゃあね!!▼
- [ツバキ]
- あはは、面白い子だなー。▼
支援B†
- [ルーナ]
- 今日こそはあんたに絶対、勝つ!
あたしの得意な料理対決でね!▼
- [ツバキ]
- いい加減、もうあきらめればいいのにー。
勝負だってもう何回目だっけー?▼
- [ルーナ]
- う、うるさいわね!
今までの勝負のことはもう忘れなさいよ!▼
今日こそは勝つ自信があるの!▼
何と言ったって、
得意の煮込み料理を用意したんだから!▼
もう、あんたに天下は取らせないわよ!▼
- [ツバキ]
- 得意の煮込み料理ねー。
俺にはそうは思えないけどなー。▼
- [ルーナ]
- な、なんでよ!?▼
そんなの食べる前に…
わかるわけないでしょ!?▼
- [ツバキ]
- わかっちゃうんだなーそれがー。
ほら、俺って天才だからさー。▼
- [ルーナ]
- ど、どういうことよ?▼
- [ツバキ]
- ルーナ、手にたくさんの切り傷があるけど…
それってどうしてついたのかなー?▼
- [ルーナ]
- こ、これは…
闘ってるときに傷ついちゃったのよ!▼
- [ツバキ]
- 切り傷だけじゃなくて、
火傷もしてるみたいだけどー?▼
- [ルーナ]
- そ、それもこれも全部…
闘ってるときに負った傷よ…▼
- [ツバキ]
- 右手の親指にある切り傷は
野菜を切るときに失敗してできた傷かなー。▼
- [ルーナ]
- なっ…▼
- [ツバキ]
- あと、お鍋を掴むの失敗しちゃってるよねー。
火傷はそのときにできた傷だからさー。▼
- [ルーナ]
- う、ううう…▼
…そうよ!
全部、あんたの言う通りよ!▼
- [ツバキ]
- えっへっへー。
やっぱりねー。▼
- [ルーナ]
- でも、失敗して何が悪いの!?▼
みんながみんな、
あんたみたいに完璧じゃないのよ!▼
- [ツバキ]
- ルーナ…
俺は別にそんなつもりで…▼
- [ルーナ]
- どうせあんたには…
あたしの気持ちなんてわからない!▼
何の努力もしないで、
最初から完璧なあんたなんかにはね!▼
- [ツバキ]
- …………▼
支援A†
- [ツバキ]
- やぁ…
ルーナ…▼
- [ルーナ]
- ツバキ、何があったの?
あんた、憔悴しきってるじゃない…▼
- [ツバキ]
- えっへっへ…
これのせいかなー?▼
- [ルーナ]
- これって…その鍋のこと?
中身は…あっ!?▼
- [ツバキ]
- そう。
この間、君が作ってた煮込み料理。▼
なんとか俺も
同じものを作ろうと思ったんだけど…▼
見ての通り…
大失敗しちゃってさー…▼
- [ルーナ]
- 驚いたわ…
あんたでも失敗することがあるのね…▼
- [ツバキ]
- 本当は…
誰にも弱みを見せたくなかったんだけど…▼
俺だって最初から…
なんでもできるわけじゃないよー。▼
- [ルーナ]
- ツバキ…▼
- [ツバキ]
- 俺は完璧でも天才でもないよー…▼
ただただ努力して…他人の言う
「完璧」な人物になっていただけなんだー…▼
- [ルーナ]
- …………▼
はは…
あはははははは!▼
- [ツバキ]
- ちょっとちょっとー。
そんなに笑うなんて失礼だなー。▼
…って、泣いているのかい?▼
- [ルーナ]
- あたしね、あんたを見てると…
母さんのことを思い出すの。▼
もう、死んじゃったけど…▼
なんでも最初から上手くできて…
天才だって称される人だったわ…▼
- [ツバキ]
- …………▼
- [ルーナ]
- そんな母さんと…
あたしは幼い頃から比較されて…▼
あたしも母さんに近づきたくて…
たくさんたくさん努力したけど…▼
それでも全然、敵わなかった…▼
- [ツバキ]
- ルーナ…▼
- [ルーナ]
- だから、あんたと勝負して…
絶対にあんたに勝ちたかった…▼
なんでも最初からできる天才相手でも…
努力をすれば勝てるって証明したかったの…▼
でも…
あんたもあたしと同じだったのね…▼
- [ツバキ]
- うん。
その通りだよー。▼
- [ルーナ]
- ふふふっ…
少し、親近感がわいたわ…▼
- [ツバキ]
- えっへっへー。
俺も同じかなー。▼
- [ルーナ]
- でもこれで、
同じ土俵に立つ相手だとわかったから…▼
次の勝負からはより一層、
手加減なしでバシバシいくからね!▼
覚悟してなさい!
ツバキ!▼
- [ツバキ]
- は、ははは…
その負けん気だけは…負けてるかもー…▼
支援S†
- [ルーナ]
- 今日は待ちに待った装飾品対決の日よ!▼
どっちがより良い物を作ってきたか…
いざ、勝負!▼
- [ツバキ]
- うん…▼
- [ルーナ]
- 何か元気がないわね?▼
もしかして、
作ってきた物に自信がないのかしら?▼
- [ツバキ]
- …………▼
- [ルーナ]
- まぁ、いいわ。
まずはあたしの作品から見せるわね!▼
じゃじゃーん!
女物の指輪よ!▼
どう? すごいでしょ?
細かいところまで作りこんだんだから!▼
- [ツバキ]
- うん…
すごいと思うよー…▼
- [ルーナ]
- やっぱり今日のあんた、変ね。
妙にしおらしくて調子が狂っちゃうわ。▼
- [ツバキ]
- あはは…
はぁ…▼
- [ルーナ]
- というか、何も言い返さないってことは…
この勝負、あたしの勝ちでいいのよね?▼
- [ツバキ]
- ねぇ、ルーナ…
君はいつも一番になりたいって言うけど…▼
それって…
誰の目から見て…一番になりたいの?▼
- [ルーナ]
- えっ…
それは…そうね…誰の目…かな?▼
- [ツバキ]
- 本当は君の母上に認められるのが、
君にとって最上なんだろうけど…▼
俺は…君が一番だよ。▼
- [ルーナ]
- えっ…▼
- [ツバキ]
- 俺と同じように悩んで、努力して…
上を目指してきた君と…▼
俺はこれからも…
ずっと一緒にいたいと思ってる。▼
- [ルーナ]
- ツバキ…▼
- [ツバキ]
- 俺は、君のことが好きなんだ。
だから、これを受け取って欲しい。▼
- [ルーナ]
- これって…母さんの指輪?
ううん、違う。よく似た指輪…▼
- [ツバキ]
- 君の指輪を拾ったときに、
姿形を覚えていたんだよねー。▼
だから、一生懸命…
君に贈るために作ったんだー。▼
- [ルーナ]
- …………▼
- [ツバキ]
- 受け取ってくれないかな?
そして…俺と結婚をして欲しい。▼
- [ルーナ]
- …ずるいわ、ツバキ。▼
こんな素敵な物を用意されたら…
絶対に断れないじゃない!▼
- [ツバキ]
- えっへっへー。
気に入ってくれたみたいだねー。▼
- [ルーナ]
- 気に入ったどころの話じゃないわ!
すごく…すごく…感動しちゃった…▼
- [ツバキ]
- ルーナ…▼
- [ルーナ]
- あたしも…
ツバキのことが好きよ…▼
だから…
よろしくお願いします…▼
- [ツバキ]
- うん。
こちらこそよろしくね。▼
じゃあ、指輪をはめてもいいかな?
母上の指輪は一回、はずさせてね?▼
- [ルーナ]
- なんだか…
負けを認めたみたいで悔しいわ!▼
- [ツバキ]
- だったらさ…▼
ルーナもこの指輪に
負けないくらいの綺麗な指輪を…▼
俺のために
作ってくれたらいいんじゃないかなー?▼
- [ルーナ]
- ふふ…いいわよ。
その勝負、受けて立つわ。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2020-08-08 (土) 21:15:54