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タクミの支援会話†
エリーゼ†
支援C†
- [エリーゼ]
- あ、タクミさんだ!
タクミさーん!▼
- [タクミ]
- あんたは…
暗夜のエリーゼ王女か。▼
- [エリーゼ]
- タクミさんを探してたの!
一緒に遊びましょ!▼
- [タクミ]
- え、なんで?▼
- [エリーゼ]
- だって遊びたいんだもん。▼
- [タクミ]
- なんだよ、その理屈は…?▼
- [エリーゼ]
- いいからいいから!
あたし、暗夜の遊び道具をもってきたのよ。▼
…これ、面白そうでしょ?▼
- [タクミ]
- ん…木造…いや象牙でできた
小さな立体物が沢山あるな。▼
あとこれは…盤面?▼
なるほど…これらの駒を使って、
盤上で対戦させる遊びか?▼
- [エリーゼ]
- うん、そう。このばんめんの上に
駒を配置して、それで敵を倒していくんだよ!▼
- [タクミ]
- へぇ…まるで白夜の将棋みたいだな!
なかなか面白そう…▼
って…違う違う!
乗せられてしまった…▼
僕はあんたと遊んだりしないぞ!▼
- [エリーゼ]
- ええ~!?
どーして? あそぼうよ~!▼
- [タクミ]
- 駄目ったら駄目だ!
他の奴らを当たってくれ!▼
じゃ、じゃあな!▼
- [エリーゼ]
- あ、タクミさーん!▼
…ふーんだ、別にいいもーん!▼
支援B†
- [エリーゼ]
- タクミさーん、タクミさーん!▼
- [タクミ]
- またか…
どうしてあんたは僕につきまとうんだよ。▼
しかも毎回毎回、
冷たくあしらってるっていうのに…▼
ちょっとは懲りたりしないのか?▼
- [エリーゼ]
- ぜんぜん~!
あたしはそんなこと気にしないもん!▼
それに今日は、タクミさんが玩具よりも
興味ありそうな物を持ってきたの。▼
- [タクミ]
- 興味ありそうな物…?▼
- [エリーゼ]
- ほら、暗夜の本だよ。▼
あたしには正直
むずかしい本ばかりなんだけど…▼
タクミさんなら、
面白いと思ってくれるかなって!▼
- [タクミ]
- なになに…?▼
暗夜の歴史や風土、
それに文化について記録してある書籍か…▼
こっちは歴史上の偉人名鑑に…
暗夜の武具に関する専門書まで…!▼
た…確かにこれは白夜の人間にとって、
なかなか興味深いな…▼
- [エリーゼ]
- でしょでしょ!▼
- [タクミ]
- 暗夜の情報を知ること以前に…▼
文化風習を描いた文献というのは、
単純に知識欲をそそられるものではある…▼
って…違う違う!▼
僕はあんたとは馴れ合わないって
決めてるんだ!▼
もうこういうことは止めてくれ!
この本も返すから!▼
- [エリーゼ]
- あうっ…!▼
あいたた…ちょっとタクミさん!
レディを突き飛ばさないでよ~!▼
- [タクミ]
- ! す、すまない…▼
けど、何度言っても近づいてくる
エリーゼ王女が悪いんだからな!▼
ぼ…僕はもう行く!▼
- [エリーゼ]
- タクミさーん…▼
支援A†
- [タクミ]
- あの…▼
- [エリーゼ]
- ん、なーに?▼
…って、タ、タクミさん!?▼
あなたから話しかけてくれるだなんて…びっくり。
あたしに何か用?▼
- [タクミ]
- ええと…その…▼
- [エリーゼ]
- あっ! わかった!
あたしと遊んでくれるのね!▼
ちょっと待ってて、
何か遊び道具を持ってくるから!▼
それとも一緒に本を読む?▼
あたしの大好きな童話を
いっしょに読みましょうか?▼
- [タクミ]
- ち、違う違う!
僕は…その…謝りに来たんだ。▼
- [エリーゼ]
- えっ? あやまり?
どういうこと?▼
誰が誰にあやまるの?▼
- [タクミ]
- ぼっ、僕があんたにだよ!▼
- [エリーゼ]
- なんで?▼
- [タクミ]
- なんでって…▼
僕はこの間、あんたの事を
突き飛ばしたじゃないか!▼
もちろんわざとじゃないけど…
さすがにあれは悪いかなと思ってたんだ…▼
- [エリーゼ]
- …………▼
- [タクミ]
- エリーゼ王女、その、やっぱり怒って…▼
- [エリーゼ]
- そんな事あったっけ?▼
- [タクミ]
- えっ…ええっ!?▼
- [エリーゼ]
- あたし、そんなの忘れちゃった!
えへへっ!▼
- [タクミ]
- そ、そうなのか…?▼
- [エリーゼ]
- そんなことよりもタクミさん!▼
せっかく訪ねてきてくれたんだから、
いっしょに遊びましょう!▼
あっ、そうだ! 今から暗夜の
焼き菓子と紅茶をふるまってあげるわ!▼
エリーゼおすすめのこうきゅうひんだから、
よく味わって食べてね!▼
- [タクミ]
- ええっ…?▼
- [エリーゼ]
- 本当においしいのよ!▼
あれを食べればおしゃべりだって
はずむこと間違いなし!▼
ちょっと待っててね!▼
- [タクミ]
- あっ…行ってしまったか。▼
…………▼
まぁ…少しだけなら、
付き合ってやるかな…▼
支援S†
- [エリーゼ]
- タクミさーん!
えへへ、また来ちゃった!▼
- [タクミ]
- エリーゼ王女…▼
- [エリーゼ]
- 今日もお茶しながら、
楽しくお話しようよ!▼
- [タクミ]
- いや…今日は止めておくよ。▼
- [エリーゼ]
- そう? じゃあチェスでもする?
それとも暗夜のむずかしい本を読むの?▼
- [タクミ]
- いや…そっちも無理だ。▼
- [エリーゼ]
- えー?
もしかして忙しいの?▼
- [タクミ]
- いや、そういうわけじゃないけど…
今はそんな気分じゃないんだ。▼
- [エリーゼ]
- もしかしてタクミさん…
あたしのことが嫌いになったの?▼
- [タクミ]
- …………▼
- [エリーゼ]
- そ、そっか…
せっかく仲良しになれたと思ったのにな…▼
- [タクミ]
- いや、そういう意味じゃないんだ。
エリーゼ王女…よく聞いてほしい。▼
- [エリーゼ]
- え…?▼
- [タクミ]
- 僕は最初、君のことを
わざとらしく煙たがってきた…▼
でも、こうして一緒に
時間を過ごすようになって、▼
僕はだんだん…
君に惹かれていったんだ。▼
僕は…女の子として、
エリーゼ王女のことが好きなんだよ!▼
- [エリーゼ]
- ええっ…!!▼
そ、そうだったの…でもあたし…
まだ好きとかよくわかんないよ。▼
- [タクミ]
- いや、いいんだ。でも僕はもう…
これまでのようには遊べない。▼
- [エリーゼ]
- ど、どうして!?▼
- [タクミ]
- エリーゼ王女の近くにいたら、
僕はこの気持ちが抑えられないからだよ。▼
今までみたいに…ただの友達みたいには、
もう遊べない。▼
- [エリーゼ]
- そんな…そんなのイヤだよ!
あたしタクミさんと、ずっと遊んでたいよ!▼
それが好きって気持ちなら、
あたしだってきっと…タクミさんが大好き!▼
大好きだからもっと遊びたいんだよ!▼
- [タクミ]
- …ありがとう。▼
君がそう言ってくれるなんて、
思いもしなかった。▼
でもやっぱり…
僕らは仮にも敵国の王族同士だから、▼
このまま一緒にいたら…
良く思わない人もきっといると思うんだ。▼
二人の間にはきっと様々な障害が
待ち受けていると思う…▼
- [エリーゼ]
- なにそれ。
タクミさんは…それでもいいの?▼
周りのことばっかり気にして、
あたしと遊ぶのを…▼
あたしの気持ちを…諦めちゃうの?▼
- [タクミ]
- も、もちろんそんなの…僕だって嫌だよ。▼
- [エリーゼ]
- じゃあ諦めないで受け止めてよ!
あたしはぜったいに諦めないよ!▼
- [タクミ]
- エリーゼ王女…▼
…………▼
よし、わかった。僕も男だ。諦めたりはしない。
さらってでも君を掴まえてみせる。▼
- [エリーゼ]
- タクミさん!▼
- [タクミ]
- たとえ二人の間にどんな障害が待ち構えて
いようとも、僕たちはずっと一緒にいよう。▼
そして二人で幸せになろう…!▼
- [エリーゼ]
- うん!
あたしこれからもずっとタクミさんの傍で、▼
タクミさんとお食事したり本を読んだり…
いっしょに遊んでたい!▼
これから誰かに何か言われちゃうことだって
あるかもしれないけど…▼
二人一緒なら、きっと何とかなるよ!▼
- [タクミ]
- ああ、もちろんだ。
これからずっと一緒だよ。▼
僕は絶対に君を離さないから。▼
カミラ†
支援C†
- [タクミ]
- …よし。
今日は調子がいいみたいだ。▼
- [カミラ]
- あら、タクミ王子。
みんなに隠れて弓の特訓中?▼
- [タクミ]
- か、カミラ王女。
別に僕は隠れてなどいません!▼
- [カミラ]
- うふふ…▼
じゃあ、どうしてわざわざ…
こんな森の中で特訓をしているのかしら?▼
- [タクミ]
- き、決まっています!
ここの方が集中できるからです!▼
- [カミラ]
- そう。
それなら別にいいんだけど…▼
うふふっ…▼
- [タクミ]
- な、なんでしょうか?
まだ僕に用事でもあるのですか?▼
- [カミラ]
- タクミ王子って…可愛いわね。▼
いつもどこか必死な感じがして…
思わず守ってあげたくなっちゃう。▼
- [タクミ]
- ぼ、僕はあなたに
守られるほど弱くはありません!▼
自分の身くらい自分で守れます!▼
それに、失礼ですよ!
男性に対して可愛いなどと言うのは!▼
- [カミラ]
- 傷つけてしまったかしら?
ごめんなさいね、タクミ王子。▼
でも、本当に可愛いと思ったから…▼
- [タクミ]
- も、もういいです!
僕はこれで失礼します!▼
- [カミラ]
- うふふ…
またね、タクミ王子…▼
支援B†
- [カミラ]
- こんにちは。
タクミ王子…▼
- [タクミ]
- カミラ王女ですか…▼
- [カミラ]
- あら、もしかしてお邪魔かしら?▼
- [タクミ]
- いえ、そういうわけではないのですが…▼
この際なので…
はっきりと言わせてもらいます。▼
- [カミラ]
- 何かしら?▼
- [タクミ]
- 僕はあなたのことを…
信用しているわけではありません。▼
- [カミラ]
- …………▼
- [タクミ]
- 今はこうして同じ陣営に立っていますが、
たまたま成り行きでそうなっただけです。▼
あなたが本当に命を預けられる相手かどうか、
それはまだわかりません…▼
- [カミラ]
- そう…
不安なのね、タクミ王子は…▼
- [タクミ]
- ふ、不安など感じていません!
ただ、僕はあなたを警戒しているだけです!▼
- [カミラ]
- それも当然のことだとは思うけど…
やっぱり、少し寂しいわね。▼
- [タクミ]
- べ、別にあなただけの話ではありません。▼
僕は他人を初めから簡単には
信用しないというだけです。▼
- [カミラ]
- どうしたらあなたの…
警戒心を解くことができるのかしら?▼
- [タクミ]
- そ、それは…
僕にはわかりません。▼
- [カミラ]
- じゃあ、今度、一緒に…
湖畔でお弁当でも食べましょう。▼
- [タクミ]
- ぼ、僕とカミラ王女でですか!?
どうしてそんなことを…▼
- [カミラ]
- 私たちが関係を築いていけば…
無用な警戒心もなくなるんじゃない?▼
それとも…▼
私と…
二人きりになるのは怖いかしら?▼
- [タクミ]
- ぼ、僕は怖くなどありません!▼
わ、わかりました!
今度、二人でお弁当を食べましょう!▼
怖くなんかない!
むしろ、望むところです!▼
- [カミラ]
- うふふ。
じゃあ、楽しみにしてるわね。▼
支援A†
- [カミラ]
- はい…
あーんしてちょうだい。▼
- [タクミ]
- や、止めてください!
卵焼きくらい、自分で食べられます!▼
- [カミラ]
- それは残念…
食べさせてあげたかったのに…▼
- [タクミ]
- 結構です!▼
- [カミラ]
- ふふふっ…▼
タクミ王子って本当に可愛いわね。
まるで弟が一人増えたようよ。▼
- [タクミ]
- そんなこと言われても
僕は全然、嬉しくありません。▼
可愛いだとか弟みたいだとか…
バカにされている気がします!▼
- [カミラ]
- ごめんなさい。
そんな気は本当にないのよ。▼
- [タクミ]
- ふんっ…
信じられませんよ。▼
- [カミラ]
- …本当にごめんなさい。▼
私、嬉しくって…
つい、調子に乗っちゃったわね…▼
- [タクミ]
- …嬉しい?
何が嬉しいのですか?▼
- [カミラ]
- タクミ王子と…
こうして一緒に仲良くできることが、ね…▼
- [タクミ]
- カミラ王女…▼
ぼ、僕も嬉しいと言えば…
嬉しいかもしれません…▼
- [カミラ]
- タクミ王子…▼
私のことを
警戒しているのではなかったの?▼
- [タクミ]
- もう警戒する必要もないでしょう。▼
これまであなたを見てきましたが…
裏切るような素振りなど見せたことがない。▼
充分、信頼に足る方だと
判断してもいいと思います。▼
- [カミラ]
- ふふふっ…
ありがとう、タクミ王子…▼
じゃあ、これも食べてくれるかしら?
はい、あーん…▼
- [タクミ]
- そ、そういうのは大丈夫です!
僕は子供ではないのですから!▼
- [カミラ]
- あら、残念だわ…
ふふふっ…▼
支援S†
- [タクミ]
- か、カミラ王女!
少し僕に時間をいただけないでしょうか?▼
- [カミラ]
- あら、タクミ王子。▼
どうしたの?
そんな真剣な顔をして…▼
- [タクミ]
- は、はい…
少し緊張をしています…▼
- [カミラ]
- ふふふっ。▼
私が相手なのに
何を緊張することがあるのかしら?▼
- [タクミ]
- そ、それはそうなのですが…▼
- [カミラ]
- なんでも遠慮なく聞いてちょうだい。
答えられることは全て答えてあげるから。▼
- [タクミ]
- では…お聞きします。▼
あ、あの、カミラ王女は…
やはり、多くの男性から好かれますよね?▼
- [カミラ]
- ふふふっ…
どうしてそう思うのかしら?▼
- [タクミ]
- こ、こんなに美しくて、優しい女性など…
そうはいないと思いますから。▼
- [カミラ]
- そんなことないわよ。
私のことを買いかぶり過ぎね。▼
- [タクミ]
- いえ、買いかぶってなどいません!
僕は本当にそう思っています!▼
- [カミラ]
- タクミ王子…▼
- [タクミ]
- やはり、もうすでに…
意中の男性などがいるのですよね?▼
- [カミラ]
- そんなことはないわ。
今はこういう状況だしね。▼
- [タクミ]
- そ、そうでしたか…
少し安心しました。▼
- [カミラ]
- どうしてタクミ王子が
そんなことを心配するのかしら?▼
- [タクミ]
- あ、あの…
これを見ていただけますか?▼
- [カミラ]
- …指輪かしら?▼
- [タクミ]
- はい。
あなたに渡したくて用意しました。▼
- [カミラ]
- それって…▼
- [タクミ]
- カミラ王女。
どうか僕と結婚していただけませんか?▼
- [カミラ]
- タクミ王子…▼
- [タクミ]
- あなたから見たら、
僕はまだまだ頼りない存在かもしれません。▼
でも、あなたのためなら…
僕はどこまでも強くなってみせる!▼
- [カミラ]
- …………▼
- [タクミ]
- だから、どうか…
僕と結婚してください!▼
- [カミラ]
- タクミ王子…
今のあなた…すごく格好よかったわ。▼
まさか、あなたに…
こんなにたくましい一面があったなんてね。▼
- [タクミ]
- カミラ王女…▼
- [カミラ]
- その申し出…
喜んで受けさせてもらうわ。▼
あなたの成長を…
ずっと側で見守らせてね。▼
- [タクミ]
- ええ。
もちろんです。▼
レオン†
支援C†
- [タクミ]
- あんたはレオン王子…
暗夜王国の王族だな。▼
- [レオン]
- 白夜王国のタクミ王子だね。
以後お見知りおきを。▼
- [タクミ]
- あ、ああ…▼
- [レオン]
- ただ…先に伝えておくと、
恐らく僕らはソリが合わないだろう。▼
- [タクミ]
- ふん…奇遇だな。
実は僕もそう思っていた。▼
- [レオン]
- なに…?▼
- [タクミ]
- その不遜な態度と
他人を見下したような視線…▼
僕にはあんたがいけ好かない奴だって、
最初からわかっていたさ。▼
- [レオン]
- …………▼
…いいだろう。▼
その愚かしいほどの子供じみた言動には
僕も反吐が出るところだ。▼
お前には金輪際近寄らない。
だからお前も決して僕に近づくなよ。▼
- [タクミ]
- ふん、言われるまでもないさ…▼
じゃあな!▼
- [レオン]
- …………▼
支援B†
- [レオン]
- くっ、くっ…くそっ!
なんなんだ、皆してあんな言い方!▼
忌々しい!僕とあの王子…
タクミ王子が似た者同士だって?▼
しかも小馬鹿にしたようにせせら笑いながら、
「同じ王子同士だしやっぱり似るんだね!」▼
だと!?
皆は一体どこに目を付けているんだ!?▼
- [タクミ]
- レ…レオン王子。▼
- [レオン]
- タ…タクミ王子、そこにいたのか?▼
- [タクミ]
- あんたもみんなにそう言われたのか?
僕と似てるって…▼
- [レオン]
- そっちもそう言われたのか?
くっ…皆でバカにして!▼
- [タクミ]
- ああ…全くだ!▼
あんたと僕が似てるだなんて、
天地が裂けてもありえない話だ!▼
- [レオン]
- もちろんだ!▼
…………▼
ち、ちなみに…
一つ聞いてもいいだろうか?▼
- [タクミ]
- なんだ?▼
- [レオン]
- 皆から言われたんだ。▼
性格や話し方が似ている者同士は、
きっと趣味嗜好も似ていると…▼
- [タクミ]
- な、なに…?▼
- [レオン]
- タクミ王子…
好きな食べ物はなんだ?▼
- [タクミ]
- 僕は味噌汁が好きだが…▼
- [レオン]
- ミソシル?▼
- [タクミ]
- ああ。
お湯に味噌やかつお節を入れて味付けし、▼
野菜や豆腐などの
具材を煮立てて食べるものだ。▼
- [レオン]
- なっ…▼
- [タクミ]
- それがどうかしたのか?▼
- [レオン]
- 僕は…スープやシチューといった
食べ物が好きだ。要するに…▼
味付けしたお湯に肉や野菜を混ぜ込んだ
食べ物…つまり味噌汁に近い…▼
- [タクミ]
- な、なんだって?▼
- [レオン]
- じゃ、じゃあ好きな本は?▼
小説や随筆、詩集などの分野のうち
何が好きなんだ?▼
- [タクミ]
- 本か…本は一通りは読むけど、
主に哲学書は好きだな。▼
過去の哲学者たちは今を生きる人間が
考えもつかないような理論を述べる。▼
それが僕にはとても興味深い…▼
- [レオン]
- な、なんてことだ…
それも同じだっていうのか!▼
- [タクミ]
- じゃあ好きな遊び…
趣味は何だ!?▼
- [レオン]
- 僕は…チェスが好きだ。▼
チェスは盤上の上で駒を闘わせる、
戦略性のあるゲームだ。▼
- [タクミ]
- そ、それは…白夜で言うところの
将棋じゃないか!▼
- [レオン]
- タクミ王子はその…ショウギとやらが
好きなのか?▼
- [タクミ]
- 好きも何も、
身内の中では一番得意だ。▼
なんと…ここまで似通っているなんて。▼
- [レオン]
- …………▼
- [タクミ]
- …………▼
なあ…レオン王子。▼
お互いあまり語り合いもせず、
邪推し合うのは良くないのかもしれないな…▼
- [レオン]
- 奇遇だな…
僕も偶然そう考えていたところだ。▼
少しお互いの趣味嗜好の話を続けてみないか?▼
- [タクミ]
- あ、ああ…意外に通じ合えるところが
あるかもしれないからな。▼
- [レオン]
- 万が一、意気投合するということも
無くはないからな。▼
あ、あははは…▼
- [タクミ]
- はははは…▼
支援A†
- [レオン]
- タクミ王子。
この間貸したあの文献はどうだった?▼
- [タクミ]
- レオン王子!
ああ、あれは最高だったよ!▼
とても興味深く読むことができた…
あんな文献は初めてだよ。▼
- [レオン]
- だろう?
僕もあの文献はとても気に入っているんだ。▼
そうそう、君から教えてもらった
味噌スープのレシピは最高だったよ。▼
甘みと塩気…そして仄かに匂い立つ
肉と魚介の風味が食欲をそそるね。▼
- [タクミ]
- 気に入ってくれて何よりだよ。▼
あれは、僕が一番好きな味噌汁の作り方なんだ。▼
今度はレオン王子が好きなスープの
作り方も教えてくれよ。▼
- [レオン]
- ああ、もちろんだよ。▼
それにしても…ちゃんと腹を割って
話してみるものだね。▼
お互いに嫌味を言ってたのが
嘘みたいだ。▼
- [タクミ]
- そうだね…ぜったい気が合わないと思ってたのに、▼
友情って不思議なものだよ。▼
でも、レオン王子。僕たちはこの縁を
ただの友情で終わらせてはダメだと思う。▼
- [レオン]
- ああ。奇遇だな…
僕もそう言おうと思っていたところだ。▼
この絆は白夜と暗夜…
両国の絆に影響を与えるものだと思う。▼
- [タクミ]
- 暗夜と白夜はわかり合えるということを
王子同士が体現しているんだからね。▼
平和になったら、このことを民たちにも
広めたいと思っている。▼
- [レオン]
- ま、上手くいかなかったら
いつでも呼んでくれ。▼
その時は美味しいスープのレシピでも持って
駆けつけてあげるよ。▼
- [タクミ]
- ははは…
それでわかってもらえたらいいけど。▼
簡単な道のりじゃないかもしれないけど、
人々を守る仲間として…▼
世界を導いていけたらいいね。▼
- [レオン]
- そうだね。▼
これからもよろしく、タクミ王子。▼
- [タクミ]
- こちらこそ頼んだよ、レオン王子。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2020-08-21 (金) 11:53:39