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セツナの支援会話†
ハロルド†
支援C†
- [ハロルド]
- けっこう買い込んだな。
持てるか、セツナくん。▼
- [セツナ]
- ええ。平気…▼
- [ハロルド]
- 暗夜と白夜の親睦会か…
楽しみだな。▼
そのためには私たち、食料の買い出し当番が
食材をきっちり持ち帰らないとな。▼
- [セツナ]
- そうね…▼
- [ハロルド]
- 君が一緒に来てくれてよかったよ。▼
- [セツナ]
- ?▼
- [ハロルド]
- …実は私一人だったら、
少し不安だったのだ。▼
- [セツナ]
- 何が不安なの…▼
- [ハロルド]
- …こんなことを言うのもなんだが、私はよく…▼
はっ!?
あれは…▼
- [セツナ]
- 飛竜の群れ…▼
…が、糞を落としながら近づいてくる。▼
- [ハロルド]
- うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!▼
- [セツナ]
- ハロルド…
着替えた方がいい…▼
- [ハロルド]
- …さっきの話だが、
私はよくこういう目に遭うのだ。▼
だから一人では
少し不安だったのだよ…▼
- [セツナ]
- なんか…楽しい…▼
- [ハロルド]
- た、楽しいことはないぞ。▼
ほら、見てみるんだ。
買い込んだ食料がだめになっているぞ。▼
- [セツナ]
- あっ…▼
- [ハロルド]
- まいったな…
こりゃ、帰ったら大目玉を食うぞ…▼
支援B†
- [ハロルド]
- よし、食料は無事に買えたな。
今度こそちゃんと持ち帰るぞ。▼
- [セツナ]
- ええ…▼
- [ハロルド]
- しかし、先日はすまなかったな。▼
食料がだめになったせいで
親睦会は延期になってしまって…▼
私が怒られるだけならまだしも、
君まで大目玉を食ってしまった。▼
- [セツナ]
- そんなこと、別にいい…
怒られるのは、慣れてるし…▼
…ねえ、今日は
この間とは違う道で帰るの?▼
- [ハロルド]
- そう。
飛竜の飛行コースを回避するのだ。▼
これで今回こそは無事に
食材を持って帰れるだろう。▼
二度手間になってしまって…
本当に君には迷惑をかけた。▼
- [セツナ]
- 迷惑だなんて思ってない…
だって、私もよく…▼
- [ハロルド]
- …………▼
…だって私もよく、なんなのだ?▼
あれ? セツナくん?
どこだ?▼
- [セツナ]
- ここ…助けて…▼
- [ハロルド]
- おお、落とし穴に
落ちてしまったのか!▼
待ってろ!
すぐに引き上げるからなっ!▼
- [セツナ]
- ありがとう…▼
- [ハロルド]
- …うっ!
なんだ、この臭いは!?▼
- [セツナ]
- 私の体…ノスフェラトゥの死体まみれ。▼
- [ハロルド]
- なっ!?▼
落とし穴にノスフェラトゥの死体があったのか!
い、いかん!▼
- [セツナ]
- もう遅い…
食材にノスフェラトゥの臭いがついたから…▼
- [ハロルド]
- うおおおおおおお!?▼
- [セツナ]
- …さっきの話だけど、
私もよくこういう目に遭うの…▼
だからあなたと私、よく似てる…▼
- [ハロルド]
- そうだったのか…▼
しかしまた食材が台なしだ。
おそらく親睦会は延期だろうな。▼
はあ…▼
支援A†
- [ハロルド]
- よし、食材は全て買い込んだ。
今度こそ無事に帰ろう。▼
- [セツナ]
- ええ…▼
- [ハロルド]
- しかし、まさか君も私と同類とはな。▼
- [セツナ]
- そう…
私も不運な目に遭いやすい…▼
- [ハロルド]
- みんなは言っているよ。▼
私たちに食料の調達を任せるべきではない。
せめてどちらかは替えるべきだと…▼
まあ、当然のことだ。▼
だが、私はもう一度だけ
チャンスをくれと言った。▼
私たち二人で
今度こそうまくやってみせると…▼
…しかし、君はそれでよかったのか?
迷惑だったら申し訳ない…▼
- [セツナ]
- 私は全然、構わない…▼
- [ハロルド]
- …って、待つのだ!
落とし穴を発見!▼
…ていっ!▼
- [セツナ]
- 何してるの…寝転がって…▼
- [ハロルド]
- 苦難を前に逃げることはしない。
立ち向かおう。▼
私が落とし穴に掛かる橋となる。
さあ、私の上を歩いて渡るのだ。▼
- [セツナ]
- ありがとう…
こんなの初めて…▼
- [ハロルド]
- よし、落とし穴は無事に回避できた。
あとは残りわずかな道のりを…▼
- [セツナ]
- …あ、飛竜の群れ…▼
- [ハロルド]
- なっ!?▼
これは逃げられないぞ。
せっかくここまで来たというのに…▼
どうがんばっても無理なのか…▼
- [セツナ]
- …………▼
私に任せて…▼
(矢の音)
- [ハロルド]
- おお!
セツナくんの矢で飛竜の群れが去っていく!▼
セツナくん…ありがとう…▼
- [セツナ]
- いえ…▼
私の不運をあなたが…
あなたの不運を私が…▼
互いに守り合えば
どんな不運も乗り越えられる…かも。▼
- [ハロルド]
- …………▼
感激だ。
君と組めたことを光栄に思うぞ。▼
さあ、急いで帰ろう。
みんなに見せてやるのだ。▼
私たち二人が完璧に仕事をこなした姿を!▼
- [セツナ]
- わかった…▼
支援S†
- [ハロルド]
- セツナくん。
親睦会は大成功だったな。▼
- [セツナ]
- そうね…▼
…今日も買い出しに行くの?▼
- [ハロルド]
- い、いや…
今日は買い出しはなしだ。▼
- [セツナ]
- そう…▼
- [ハロルド]
- …実は、あのあとエリーゼ様と
ヒノカ王女と会話したのだ。▼
私たちがどう互いに支え合い、
手を取り合って困難を乗り切ったか…▼
それを語ったところ
お二人からこんな言葉をもらった。▼
二人はいいパートナーね、と…
私は最高にうれしかった。▼
- [セツナ]
- パートナー…▼
- [ハロルド]
- だが、私は欲張りだ。▼
別の意味でも…
君とパートナーになりたいと思っている。▼
- [セツナ]
- ?▼
- [ハロルド]
- こういうことだ。▼
- [セツナ]
- これ…結婚指輪…▼
- [ハロルド]
- 君と夫婦という名のパートナーになりたい。
そう思っているのだ。▼
- [セツナ]
- …………▼
- [ハロルド]
- この先、私たちの前には
幾多の困難が待ち受けているだろう。▼
しかし、私は君の目となり、
落とし穴や罠をいち早く発見しよう。▼
そして、君の橋となり、
君の落下を回避する。▼
このハロルド、
全身全霊で君を守ると誓う。▼
- [セツナ]
- あ、ありがとう…▼
…………▼
…あなたは、飛竜以外なら
どんな不運に遭うの?▼
- [ハロルド]
- そ、そうだな…▼
荷馬車に轢かれる、雷に撃たれる、
蜂の大群に襲われる…▼
私のまわりだけ記録的豪雨になる
などなど…▼
実はキリがないのだ。▼
- [セツナ]
- そう…▼
でも、それくらいなら
なんとかなりそう…▼
- [ハロルド]
- えっ?▼
- [セツナ]
- 言ったでしょ…▼
互いに守り合えば…
どんな不運も乗り越えられるかもって。▼
あなたが支えてくれるなら…
私もあなたを、支えてあげたい。▼
- [ハロルド]
- ということは…▼
- [セツナ]
- ええ、あなたと結婚する…▼
- [ハロルド]
- ありがとう…
ありがとう、セツナくん!▼
支援C†
- [セツナ]
- ぼーっ…▼
- [ゼロ]
- お前は悩みがなくて幸せそうだな。▼
- [セツナ]
- そんなことない…
私にだって悩みくらい…▼
- [ゼロ]
- ほう。
では、お前の悩みとはなんだ?▼
- [セツナ]
- …なんだろう?▼
ああ…
悩みがないのが悩み…とか?▼
- [ゼロ]
- なるほど。
お前、バカだろ。▼
- [セツナ]
- 私のこと…
バカって言ってくれたの?▼
褒めてくれてありがとう…▼
- [ゼロ]
- 救いようがないな。
だが、逆に気持ちがいい。▼
- [セツナ]
- ゼロは悩みがあるの?▼
- [ゼロ]
- もし、あったとしても…
それをお前に話すと思うか?▼
- [セツナ]
- 私に悩みなんか話しても
なんの解決にもならないと思う…▼
- [ゼロ]
- ああ。
俺もお前の意見に同意だ。▼
- [セツナ]
- ゼロが私に同意してくれた…
嬉しい…▼
- [ゼロ]
- なるほどな。
やはりお前はバカだと確信したぞ。▼
支援B†
- [セツナ]
- ぼーっ…▼
- [ゼロ]
- しかしわからんな。▼
- [セツナ]
- 何がわからないの?▼
- [ゼロ]
- どうしてヒノカ王女は
お前を臣下に迎え入れたのだ?▼
- [セツナ]
- さぁ…?▼
- [ゼロ]
- お前、何か心当たりはないのか?▼
- [セツナ]
- さぁ…?
ヒノカ様も変わった人だから…▼
- [ゼロ]
- お前に変わった人と言われるとは…
さすがにヒノカ王女がかわいそうだな。▼
というか、そもそもだな…▼
なんでお前が王城に
仕えることができたんだ?▼
- [セツナ]
- 私、貴族の出だから…
それでなんとなく…▼
- [ゼロ]
- なるほどな。
それなら理解できる。▼
他の者からしたら、
最高にむかつく理由だとは思うがな。▼
- [セツナ]
- それでなんとなく…
王城でぼーっとして…▼
なんとなく…
毎日、弓を引いていたら…▼
ヒノカ様に部下になれって言われて…
なんとなく、はい、って言って…▼
そんなこんなで…
なんとなくここにいる感じ…▼
- [ゼロ]
- 確かにお前は、弓を引く才能だけはあるからな。▼
ヒノカ王女もそこに
目を付けられたのかもしれないな。▼
- [セツナ]
- でも、すぐにヒノカ様にも
言われるようになった…▼
お前は本当に
何も考えてないんだな、って…▼
- [ゼロ]
- …まあ、そうだろうな。▼
- [セツナ]
- ヒノカ様はいっぱい褒めてくれるから…
いつもしあわせ…▼
- [ゼロ]
- そりゃ良かったな…▼
支援A†
- [セツナ]
- ぼーっ…▼
- [ゼロ]
- 不思議だ。▼
- [セツナ]
- ゼロ…
何が不思議なの…?▼
- [ゼロ]
- 俺はお前ほど
幸せそうな奴は見たことがない。▼
そして俺は幸せそうな奴を見ると、
どうにかして地獄を見せたくなる性分だ。▼
- [セツナ]
- そう…▼
- [ゼロ]
- だが、お前には…
そんな気がさらさらおきない…▼
俺はお前の苦しむ顔が
想像できないのだ。▼
- [セツナ]
- ふーん…
それは不思議…▼
- [ゼロ]
- お前は本当に幸せなのか?▼
- [セツナ]
- さぁ?
わからない…▼
- [ゼロ]
- わからない?▼
自分が幸せかどうかわからないのか?▼
- [セツナ]
- 私が幸せかどうかなんて…
考えたことないから…▼
- [ゼロ]
- …………▼
- [セツナ]
- ふだんはそんなことを考えるより…
ぼーっとしてる…▼
- [ゼロ]
- …そうか。
正直、少しお前がうらやましい。 ▼
- [セツナ]
- じゃあ、ゼロもぼーっとすればいい…
余計なことは何も考えずに…▼
- [ゼロ]
- それをするにも才能がいるということだ。▼
- [セツナ]
- 才能…
そんなに難しいことなのかな…▼
- [ゼロ]
- ふっ…本当に
うらやましい性格をしている奴だ…▼
- [セツナ]
- ほめてくれて、うれしい…▼
- [ゼロ]
- ああ…
確かに今のは、心から褒めたぞ。▼
支援S†
- [ゼロ]
- セツナ。
お前はこの先、どうするつもりだ?▼
- [セツナ]
- どうするって…
私はぼーっとする…▼
いつまでもずっと…
なんとなく生きてたい…▼
- [ゼロ]
- なるほど。
だが、それは難しいぞ。▼
- [セツナ]
- …そうなの?▼
- [ゼロ]
- ああ。
世界はそんなに甘くはない。▼
お前一人だけの力では、
いつまでもぼーっとするなんて不可能だ。▼
- [セツナ]
- 私は一人じゃない…
ヒノカ様がいるから…▼
- [ゼロ]
- ヒノカ王女とて、
いつまでもお前の面倒は見てられないぞ。▼
- [セツナ]
- それは困ったかも…▼
- [ゼロ]
- そうだろ?
ぼーっとできなくなると困るだろ?▼
- [セツナ]
- あっ、でもやっぱり大丈夫…
私の実家、貴族でお金持ちだから…▼
- [ゼロ]
- くっ…お前はどこまで
恵まれているんだ!▼
- [セツナ]
- …そうかな?▼
- [ゼロ]
- だが、実家の金など当てにならんぞ。
金はなくなるときはあっという間だからな。▼
- [セツナ]
- そうかも…
それじゃあどうすればいいの?▼
- [ゼロ]
- ようやく本題に入れる。▼
いいか、お前がこの先も
ぼーっとできる方法を教えてやろう。▼
- [セツナ]
- うん…▼
- [ゼロ]
- お前が俺と結婚をすれば…
問題は全て解決だ。▼
俺がお前の面倒を見てやるからな。▼
- [セツナ]
- !!▼
…………▼
わかった…
じゃあ、ゼロと結婚する…▼
- [ゼロ]
- ふっ…
お前ならそう言うと思っていたぞ。▼
- [セツナ]
- ゼロと結婚すれば…
私はこのままでもいいの…?▼
- [ゼロ]
- ああ、そうだ。▼
お前に惚れた弱みだ。
とことんまで尽くしてやるぞ。▼
- [セツナ]
- …ゼロ。たまには二人で
横に並んでぼーっとしよう…▼
- [ゼロ]
- ああ。そうしよう。▼
お前と一緒なら
ぼーっとするのも楽しそうだ。▼
ルーナ†
支援C†
- [ルーナ]
- はぁ…ツイてないわ。▼
せっかくのお休みだから
一人で買い物しようと思ったのに…▼
どうしてあんたなんか
連れてかなきゃいけないのよ!▼
- [セツナ]
- だって…
私も行きたかったんだもの…町…▼
- [ルーナ]
- じゃあ一人でいけばいいでしょ!?
なんでわざわざあたしについてくるのよ。▼
あんたがあんまりしつこいから
仕方なくお供させてあげてるんだからね!▼
そこのところをよーく頭に…▼
…あれ?▼
セツナ?
どこに行ったの?▼
…………▼
も、もしかして、あんまりキツイ事言ったから
傷ついて帰っちゃったのかしら…▼
う、うう…▼
ちょ、ちょっと言い過ぎたわ…
おーい、セツナ…▼
(矢の音)
!?▼
え…矢が飛んできた!?
一体、どこから…▼
- [セツナ]
- ここ…▼
- [ルーナ]
- セツナ!?▼
ちょ、ちょっと!
どういうつもり!?▼
穴の中で弓なんか構えて、
何やってんのよ!?▼
- [セツナ]
- 落とし穴に…落ちた…▼
- [ルーナ]
- はぁ!?
あんたもしかして…▼
自分の居場所を知らせるために、
あたしに矢を放ったわけ!?▼
- [セツナ]
- そう…
助けて…▼
- [ルーナ]
- 助けて…じゃないわよ!
あんたバカじゃないの!?▼
- [セツナ]
- バカだなんて…
褒めてくれてうれしい…▼
- [ルーナ]
- 別に褒めてないわよ!!▼
支援B†
- [ルーナ]
- まったく…
あんたのせいでとんでもない目に遭ったわよ…▼
- [セツナ]
- 何が…?▼
- [ルーナ]
- 「何が…?」
じゃないわよ!▼
この前、一緒に町に行った時、
あんたの周りを怪しげな商人が取り囲んで…▼
みんなしてあんたに
支払いの請求をしたわよね。▼
…で、次の瞬間、
あんたはあたしに言ったのよ。▼
「代わりに支払って」って。▼
あんたいったいどういう神経してんのよ!?▼
- [セツナ]
- だって私…買えって言われたものは
つい買ってしまう質だから…▼
- [ルーナ]
- 質だから…じゃないわよ!▼
もしかして…▼
あんた、あたしに支払わせるために
買い物についてきたんじゃないでしょうね?▼
- [セツナ]
- でも私…
あなたにお金はちゃんと返した…▼
- [ルーナ]
- 返しにきたのはあんたじゃなくて、
ヒ・ノ・カ・様!▼
まったく…主君にお金を立て替えさせるなんて、
ほんっと信じらんない。▼
あたしはとてもじゃないけど
カミラ様にそんなことできないわ。▼
同じ第一王女に仕える身として、
恥ずかしいわよ。▼
あんたって図々しいわよね。▼
- [セツナ]
- 図々しいだなんて…
褒めてくれてうれしい…▼
- [ルーナ]
- 褒めてないわよ!▼
まったく…あんたにお説教してたら
無駄に時間が過ぎちゃったわ。▼
あたしはこれから買い物に行くんだから。▼
- [セツナ]
- 今度はどこの町に行くの…▼
- [ルーナ]
- この間の南隣の町よ。▼
- [セツナ]
- 私も行きたい…
お願い…連れてって…▼
- [ルーナ]
- また何かの支払いをさせられるんじゃ
ないでしょうね…▼
- [セツナ]
- 多分、そうなる…
でも一緒に行きたい…▼
- [ルーナ]
- …………▼
まったく…あんたほんとすごい神経してるわね。
でも仕方ない、いいわ。▼
また支払うことになっても
ヒノカ様に返してもらえばいいんだから。▼
- [セツナ]
- やった…うれしい…
あなた…いい人…▼
支援A†
- [ルーナ]
- セツナ、この前はありがと。▼
- [セツナ]
- なんのこと?▼
- [ルーナ]
- …まさか忘れたの?▼
この前、町に行く途中、
あたしのこと助けてくれたでしょ。▼
- [セツナ]
- ?▼
- [ルーナ]
- あんたがまた落とし穴に落ちたから、
あたしが説教したじゃない。▼
そしたらあんたがあたしの足をつかんで、
穴に引きずり込んだのよ。▼
最初はすごーく腹が立ったわ。▼
でも、穴の上を見上げると
たくさんの矢が飛んで行って…▼
- [セツナ]
- ああ…あの時のこと…▼
- [ルーナ]
- 矢を放った賊はそのあと
成敗できたけど…▼
あんたが助けてくれなかったら、
あたしは今ごろあの世にいたわ。▼
町でまたあんたの支払いが待ってたけど、
それを差し引いても感謝するしかないもの。▼
だから…ありがと。▼
- [セツナ]
- そんな…
お礼も感謝もいらない…▼
ただ私は…
あなたに死んでほしくなかったから…▼
- [ルーナ]
- そりゃ、あたしが死んだら
支払いもできなかったでしょうしね。▼
- [セツナ]
- 確かにそうだけど…
でも、それだけじゃない…▼
お友だちなんて…
滅多にできるものじゃないから…▼
- [ルーナ]
- えっ?
今あんた…お友だちって言った?▼
- [セツナ]
- うん…▼
- [ルーナ]
- そ、そう…▼
お友だちっていう響き…
わ、悪くないわね…▼
あんたはほんとめんどくさい人よ。
でも、まあ一緒にいると退屈とは無縁だし…▼
- [セツナ]
- そう…▼
- [ルーナ]
- で、でも別に褒めてるわけじゃないからねっ!▼
あんたみたいな図々しい人、
褒めるわけないんだから!▼
- [セツナ]
- 図々しいだなんて…
褒めてくれてうれしい…▼
- [ルーナ]
- だーかーらー!
褒めてないんだって!▼
- [セツナ]
- そうなの…?
ざんねん…▼
- [ルーナ]
- ま、まあこうして友達になったわけだから、
あたしも仲良くしたくないわけじゃないわ。▼
これからまた買い物に行こうと思うけど、
セツナも一緒に行く?▼
- [セツナ]
- 行く…▼
今日は安心して…
お金たくさん持ってくから…▼
- [ルーナ]
- そうなの?▼
- [セツナ]
- うん…ルーナに迷惑かけないように…
たくさん持って来た…▼
- [ルーナ]
- そ、そう。
それなら思い切り買い物ができそうね。▼
じゃ、行きましょ!▼
- [セツナ]
- 今日は何を買うの…?▼
- [ルーナ]
- カミラ様への贈り物よ。▼
たまにはあんたも、日頃の感謝をこめて
ヒノカ様に何か贈ってみたら?▼
あんたから贈りものなんてしたらヒノカ様、
泣いて喜ぶかもよ?▼
- [セツナ]
- わかった…▼
ヒノカ様への贈り物…
一緒に選んでね…ルーナ。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2020-08-19 (水) 00:07:13