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シグレの支援会話

キヌ

支援C

[シグレ]
ふふ…やはり空を飛ぶのは
気持ちがいいものですね。▼
[キヌ]
ねーねー、シグレー!▼
[シグレ]
ん?
下の方から声が聞こえますが…▼
ああ、キヌでしたか。
俺になにか用ですか?▼
[キヌ]
アタシも空飛びたいの!
だから乗せてー!▼
[シグレ]
え? それはつまり
相乗りがしたいということですか?▼
[キヌ]
うーん、ちょっと違うかな▼
ええとね、まずシグレと
高いところまで飛んでいくでしょ?▼
で、そこからアタシが
ぴょーんって飛び降りるの!▼
[シグレ]
えっ!?
と、飛び降りるんですか?▼
[キヌ]
あははっ、大丈夫大丈夫!▼
この大きな布を広げて
そのまま空をスイーって飛んでくの。▼
ね、すっごく面白そうでしょ?▼
[シグレ]
でも危なくないですか?▼
[キヌ]
失敗しないから大丈夫!
ね、だからお願い!▼
[シグレ]
その自信はどこから来るんですか…?▼
まあキヌがそこまで言うなら、
乗せないこともないですが。▼
[キヌ]
わーい! ありがとう、シグレ!▼
[シグレ]
…よし、このくらいの高さでどうですか?▼
[キヌ]
うん、いいよ!
それじゃあ行ってきます!▼
それーーー!!▼
[シグレ]
わっ!
す、すごいです…見事に滑空してますね。▼
しかもちゃんと着地しましたね…
キヌは身体能力が高いんですね。▼
[キヌ]
あははは! おもしろーい!
ねえ、シグレ! もう一回して!▼
[シグレ]
ふふっ、はーい!
少し待ってくださーい!▼

支援B

[キヌ]
ねえ、シグレ! この間みたいに
高いところに連れてってくれない?▼
[シグレ]
ああ、空から滑空するあの遊びを
もう一度やりたいということですね。▼
でも、今日は風の強いですし
やめておいた方がいいと思いますよ?▼
[キヌ]
大丈夫だよ! いざとなれば
方向を変えることだってできるんだよ!▼
お願いシグレ!▼
[シグレ]
…わかりました。
それじゃあ、行きましょうか。▼
[キヌ]
わーい! ありがとう、シグレ!▼

(暗転)

[シグレ]
着きましたよ、キヌ。
このくらいの高さでどうです?▼
[キヌ]
うん、いいよ!
よーし、それーー!!▼
[シグレ]
ふふっ、いつ見てもキヌは元気ですね。▼
…ん?▼
[キヌ]
うわわわわわ!
風が強くてあおられちゃう~!!▼
[シグレ]
キヌ! くっ……!▼
早く、俺に捕まってください!▼
[キヌ]
あっ、シグレ!▼
ん~~! っ届いた!▼
[シグレ]
ふぅ……なんとか助けられました。
やはり強風の日はやめた方がいいですね。▼
[キヌ]
…………▼
[シグレ]
どうかしましたか?
大丈夫ですか、キヌ?▼
[キヌ]
ごめんね、シグレ…
空を飛ぶのって大変なんだね。▼
[シグレ]
ふっ、さすがのキヌも驚いたようですね。▼
[キヌ]
うん、今度からはもう少し気をつけるよ。
助けてくれてありがとう、シグレ。▼
[シグレ]
いいえ。俺ももう少しちゃんとキヌを
止めていれば良かったんです。▼
こちらこそすみませんでした…▼
では、代わりと言っては何ですが、
今日は地上を天馬で駆けましょうか。▼
[キヌ]
地上を…?▼
[シグレ]
地上を駆けるのも悪くないですよ。
飛ばされる心配もないし安全です。▼
[キヌ]
わあ、楽しそう!
ありがとうね、シグレ!▼
[シグレ]
はい。俺の愛馬は速いですから
退屈させませんよ。▼

支援A

[キヌ]
うーん…▼
[シグレ]
どうしたんです?▼
[キヌ]
あ、シグレ。▼
この間、強風で飛ばされちゃったから、
風の強い日はやめようと思ったんだけど…▼
最近、そんな日ばっかりだから
全然飛べないのー!▼
[シグレ]
なるほど…高いところから飛べなくて
面白くないというわけですね。▼
[キヌ]
うー…
何か他に楽しい遊びってないかなぁ…▼
[シグレ]
そうですね、俺の天馬で空を飛ぶだけなら
多少の風でも平気なんですが、▼
それではあまり
変わり映えもしないでしょうし…▼
[キヌ]
アタシのしっぽ…
翼になったりしないかな。▼
朝起きたらしっぽの代わりに羽が生えてて、
それで空を飛ぶんだよ!▼
[シグレ]
あはは…それはさすがに無理でしょう。▼
[キヌ]
じゃあ…えーと…▼
空をくるくる回ったりできたら
楽しいかもなぁー……▼
[シグレ]
くるくるですか…?▼
あ…!▼
[キヌ]
シグレ、どうしたの?▼
[シグレ]
宙返りならできますよ?▼
[キヌ]
宙返り?▼
[シグレ]
はい。俺の天馬は
空中で宙返りをするのが得意なんです。▼
きっとキヌを乗せても回れますよ。▼
[キヌ]
わぁ! それ、とっても楽しそう!
シグレ、やってくれるの!?▼
[シグレ]
ふふっ、そんなに嬉しそうに聞かれたら、
断れるわけありませんよ。▼
いいですよ。何回でも回ってみせましょう。▼
[キヌ]
ホント!? わーい、やったー!!
シグレありがとー!▼
[シグレ]
いえいえ、俺もキヌといると
元気がもらえて楽しいですから。▼
[キヌ]
それじゃあ、アタシいつかシグレに
恩返ししなくちゃね?▼
[シグレ]
恩返し…?▼
[キヌ]
うん。シグレにはたくさんたくさん
遊んでもらったから、▼
アタシいつかシグレに恩返しするの!
シグレが嬉しいって思うこと、やってあげる!▼
約束ね!▼
[シグレ]
はい。ありがとうございます。
さぁ…それじゃあ行きましょうか。▼
[キヌ]
うん!!▼

支援S

[キヌ]
じー…▼
[シグレ]
キヌ。ずっと俺の顔を見ていますが、
何かついていますか…?▼
[キヌ]
ううん。シグレは天馬に乗るのが上手だから
尊敬しちゃうなって思ってたの。▼
[シグレ]
ふふっ、あなたに褒められると
なんだか照れてしまいますね。▼
[キヌ]
どうして?▼
[シグレ]
俺の方こそキヌを尊敬しているからです。▼
[キヌ]
えっ? そうなの?▼
[シグレ]
はい。いつも明るく笑っているキヌを
見ていると、俺は元気が出るんです。▼
だから、俺はずっと
キヌの傍にいたいと思うように…▼
[キヌ]
シグレ?▼
[シグレ]
俺は…キヌのことが好きなんです。▼
[キヌ]
え…!?▼
[シグレ]
はい。いつも楽しそうなあなたのことを、
俺は好きになってしまいました。▼
キヌさえ良ければ
俺の恋人になってくれませんか…?▼
[キヌ]
…………▼
[シグレ]
やっぱり…だめ…ですか?▼
[キヌ]
ううん…▼
アタシもシグレのこと大好きだよ。
ずっと一緒にいられたら嬉しい!▼
[シグレ]
では…俺と同じ気持ちということですか?▼
[キヌ]
うん!▼
[シグレ]
それは良かったです…!▼
[キヌ]
でも…▼
[シグレ]
でも?▼
[キヌ]
これじゃいつまで経っても、
シグレに恩返しできないなあって思って…▼
シグレはいつも、アタシの嬉しいこと沢山してくれるのに、▼
アタシは全然、
その気持ちを返せてない…▼
[シグレ]
そんなことありませんよ。
今のあなたのその返事が…▼
俺にとっては最高の恩返しです。▼
[キヌ]
ホント!?▼
[シグレ]
はい、本当ですよ。▼
[キヌ]
良かったぁ…!▼
じゃあアタシ、
これからずーっとシグレの傍にいて、▼
シグレの嬉しいことをいっぱいしてあげる!
それでシグレが嬉しいと、アタシも嬉しい!▼
[シグレ]
俺もですよ。そうやってお互い…
一生嬉しい気持ちで過ごしましょう。▼
…大好きですよ、キヌ。▼
[キヌ]
うん、アタシも!
だいだいだい、だーーーい好きっ!!▼

ヒサメ

支援C

[シグレ]
はぁ、はぁ…急な雨に降られるなんて
ついてないですね…▼
あ! あそこに東屋があります。
ひとまずそこで雨宿りを…▼
[ヒサメ]
ん? ああ、シグレ。
雨に降られてしまったんですか?▼
[シグレ]
あっ! ヒサメがいたとは気づきませんでした。
あなたも雨宿りですか?▼
[ヒサメ]
そうですね。私は雨宿りをしながら
お茶を飲んでいました。▼
[シグレ]
お茶を?
準備がいいですね。▼
[ヒサメ]
実は最近、この東屋を見つけてから
雨の日はここで過ごしているんです。▼
ゆったりと雨に濡れる景色を眺めるのも
良いものですよ。▼
[シグレ]
なるほど。
なんだかとてもヒサメらしいですね。▼
[ヒサメ]
よければシグレもお茶を飲みますか?
もう一つ湯飲みもありますし、ご用意します。▼
[シグレ]
いいんですか?▼
[ヒサメ]
はい。もちろんです。
…どうぞ。▼
[シグレ]
それじゃあ、お言葉に甘えて…▼
ごく…ごく…ふぅ。
あたたかいお茶を飲むとほっとしますね。▼
[ヒサメ]
ふふっ、それは良かった。▼
[シグレ]
ところで、ヒサメ。
その手に持っているものは何ですか?▼
[ヒサメ]
あ、これは…ええと、私が漬けた漬物です。▼
[シグレ]
漬物?
ヒサメは自分で漬けられるんですか?▼
[ヒサメ]
はい。私、
漬物が好きなんです。▼
良かったら…食べてみますか?▼
[シグレ]
ありがとうございます。▼
ふふっ、俺、漬物ってあまり食べたことが
ないから少し興味があったんです。▼
では、早速いただきます…
ぽりっ…むしゃ…▼
! これは美味しいですね…!▼
[ヒサメ]
ほ、本当ですか!?
ありがとうございます。▼
[シグレ]
いいえ、こちらこそ。▼
なんだか、とっても素敵な時間を
過ごさせてもらいました。▼
また雨の日はここに来てもいいですか?▼
[ヒサメ]
はい、もちろんです。▼

支援B

[シグレ]
今日も雨ですね…
先日の東屋にヒサメはいるでしょうか?▼
[ヒサメ]
ああ、シグレ。
今日も来たんですね。▼
[シグレ]
やっぱりヒサメもいたんですね。
今日もしばらくお邪魔していいですか?▼
[ヒサメ]
はい、構いませんよ。▼
今日はシグレが来ると思って
漬物も色々用意してみたんです。▼
[シグレ]
わぁ! 本当ですか?▼
実は俺も珍しい茶葉が手に入ったので
持ってきてみたんです。▼
ヒサメがいれば飲んでもらいたくて…▼
[ヒサメ]
ありがとうございます!
なんだか豪華な茶会のようですね。▼
[シグレ]
ははっ、そうですね。
普段は闘いに明け暮れているので、▼
こうしてゆっくり過ごすことで
静かな心を取り戻すのは大切だと思います。▼
[ヒサメ]
確かにシグレの言う通りです。▼
静かな雨の音を聴いていると
自分の心まで洗われるようです。▼
[シグレ]
ははっ、今日のヒサメは詩人ですね。▼
[ヒサメ]
ええ!?
別に私はそんなつもりでは…▼
[シグレ]
思ったことを言ったまでですよ。
素敵な表現で、いいと思います。▼
ところで、ヒサメの持ってきた漬物…
今日はやけに色鮮やかですね?▼
実はさっきから、
この黄色いものが気になってるんです。▼
[ヒサメ]
ああ、それは大根に色づけしたものです。
他には茄子を赤くしたものもあります。▼
[シグレ]
へえ、漬物って奥が深いんですね。▼
[ヒサメ]
シグレの持ってきたお茶もちょうど良い
渋みがあってとても漬物に合いますね。▼
[シグレ]
それは良かった。▼
では、さっそく茶会を始めましょうか。▼
[ヒサメ]
はい。▼

支援A

[シグレ]
最近は雨の日が少ないので
東屋に行くことも減りましたね…▼
きっと誰もいないと思いますが、
のんびりと景色でも見てみましょうか。▼
[ヒサメ]
あ、シグレ。▼
[シグレ]
…! ヒサメ?▼
晴れた日に会うだなんて
思ってもみませんでした。▼
[ヒサメ]
ここの居心地が良くて、最近は晴れでも
立ち寄ることが多くなってたんです。▼
[シグレ]
そうだったんですか。▼
[ヒサメ]
せっかくですからシグレも
ゆっくりしませんか?▼
今日もお茶と漬物を用意しています。▼
[シグレ]
本当ですか?
ありがとうございます。▼
それでは、失礼しますね。▼
うん…やっぱり落ち着きますね。▼
[ヒサメ]
ふふっ、そうですね。▼
私は最近…どうしてここが
これほど心地良いのか考えていたんです。▼
きっと…この場所が、私たちの思い描く平和な
世界を体現しているからなんだと思います。▼
[シグレ]
ヒサメ…▼
[ヒサメ]
この場所、この景色が…私の心に
安心感を与えてくれているんですよ。▼
[シグレ]
…そうですね。こののんびりとした風景が
世界中のどこでも見られるようになったら、▼
それが一番幸せなことだと思います。▼
[ヒサメ]
そのためにも私たちは一刻も早く
闘いを終わらせないといけません。▼
[シグレ]
はい。早く平和になるよう…
俺も全力を尽くします。▼
[ヒサメ]
ふふっ、今日は少し真面目な話を
してしまいましたね。▼
いつも通り、お茶でも飲んで
少し落ち着いた方がいいかもしれません。▼
[シグレ]
あははっ、それなら俺も付き合います。▼
そうだ、今度は東屋で過ごすのではなく
一緒に絵を描きにでも行きませんか?▼
[ヒサメ]
絵を…?▼
[シグレ]
はい。俺の趣味なんですが…▼
自然を眺めながら絵を描いていると、
本当に心が安らぎますよ。▼
[ヒサメ]
へえ、それは良いですね。
では、今度ご一緒させてもらいましょう。▼
[シグレ]
はい、よろしくお願いしますね。▼
[ヒサメ]
こちらこそ。▼

ミタマ

支援C

[ミタマ]
ふわぁ…早く帰って
寝てしまいたいですわ…▼
ん? あれは…シグレ?▼
[シグレ]
ああ、ミタマ。こんにちは。▼
[ミタマ]
シグレ。こんな何もないところで
何をしているのです?▼
[シグレ]
ああ、絵を描いていたんです。
空を飛ぶ鳥とか、草木とかですね。▼
[ミタマ]
鮮やかな 色の共演 感嘆す…▼
シグレは絵がお上手なのですね。▼
ここまでの技術を身につけるには
相当な時間がかかっていそうですわ。▼
[シグレ]
もしかして、
ミタマも絵を描いたりするんですか?▼
[ミタマ]
ええ。
…ですがそれも昔の話ですわ。▼
しかも、わたくしの場合は絵と言っても
ちぎり絵でしたから、少し趣が違うと思いますの。▼
[シグレ]
ちぎり絵?▼
[ミタマ]
簡単に言うと、貼り絵のことですわ。
和紙をちぎって貼り付けて、絵にするんですの。▼
[シグレ]
へぇ…それは是非見てみたいですね。
今、その絵は手元にないんですか?▼
[ミタマ]
もちろん、ありますわよ。▼
[シグレ]
では、今度見せてください。▼
[ミタマ]
えぇ~……▼
[シグレ]
そんな露骨に面倒くさいっていう顔は
しないでくれると嬉しいんですが。▼
[ミタマ]
だって、捜索することを思えば、
こんな顔にもなるというものですわ…▼
見せるのは構わないのですけれど、
今はどこにいったのやら…▼
我が城に 眠るちぎり絵 今いずこ…▼
部屋にあるのは確実なんですけれど…▼
[シグレ]
部屋が汚すぎて、
見つからないということでしょうか…?▼
でも、絵を描く者としては
やはり気になりますし…▼
どうにか探し出してくれませんかね?▼
[ミタマ]
はぁ…わかりましたわ。
そこまで頼まれては断れませんわね。▼
見つかったらお持ちいたしますわ。▼
[シグレ]
楽しみにしていますね。▼

支援B

[ミタマ]
シグレ、以前言っていた
ちぎり絵のことなんですけれど…▼
[シグレ]
! もしかして…
見つかったんですか?▼
[ミタマ]
ええ、これですわ。▼
[シグレ]
こっ、これは…!▼
[ミタマ]
鳥の羽 和紙の繊維で 表現す…▼
羽のふわふわした様子が和紙で伝わればと
思いながら作ったものですわ。▼
[シグレ]
すごいです…
羽毛の柔らかさが見事に表現されています…!▼
[ミタマ]
花の艶 色で表す 繊細さ…▼
こちらは花畑を描いたものですわ。▼
[シグレ]
こっちもすごい…和紙の濃淡が、
花の陰影を見事に再現しています…!▼
和紙のちぎり絵というものは奥が深いですね…
もっと他のものも見てみたいです。▼
[ミタマ]
そう言ってくださるのは嬉しいですが…▼
最近は歌の方が好きなので、
ちぎり絵は滅多に描きませんの。▼
所詮このちぎり絵は
歌の合間のお遊びのようなものですわ。▼
[シグレ]
お遊びだなんて…
そんなことはないです!▼
俺はちぎり絵をやったことはないですが、
とても美しくて感銘を受けました。▼
[ミタマ]
そ、そうでしょうか…?▼
絵の上手なシグレにそこまで言われると
嫌な気はしませんけれど…▼
[シグレ]
そうだ。今度一緒に
どこかへ出かけませんか?▼
[ミタマ]
えぇ~……▼
[シグレ]
また露骨に嫌そうな顔を…!▼
[ミタマ]
だって、外出は面倒ですわ…
外に出て何をしますの?▼
[シグレ]
綺麗な風景のあるところに出かけて、
俺は絵を…ミタマは歌を創作するんです。▼
きっと楽しいですよ。▼
[ミタマ]
ふむ…それは思っていたより
面白そうですわね。▼
[シグレ]
気が向いたらちぎり絵も描けるよう
和紙もご用意しますし。▼
[ミタマ]
あらまあ、シグレの目的はそっちですの?▼
[シグレ]
いえいえ。俺はミタマの歌も
素晴らしいと思っていますよ。▼
だから一緒に行きましょう?
この近くに湖があるのでおすすめですよ。▼
[ミタマ]
それはなかなかいい題材ですわ。
わかりました、日を改めて参りましょう。▼
[シグレ]
楽しみにしていますね。▼

支援A

[シグレ]
着きましたよ、ミタマ。
ここが俺の言っていた湖です。▼
[ミタマ]
まあ…!
なかなかの美しさですわね。▼
[シグレ]
水も澄んでいて、
眺めているだけでも気持ちがいいです。▼
さっそく俺は絵を描き始めますので、
ミタマは好きなように眺めていてください。▼
ここなら良い歌も詠えると思いますよ。▼
[ミタマ]
そうですわね。
静かなる 湖畔に映る 二人かな…▼
[シグレ]
ふふっ、着くなり歌が思いつくなんて
さすがミタマです。▼
[ミタマ]
こんな綺麗な景色を見ていたら
自然と浮かんでくるのです…▼
ほらほら、シグレも早く
描き初めては如何ですか?▼
[シグレ]
あははっ、そうですね。▼

(暗転)

[シグレ]
…ふぅ。満足のいく絵が描けました。
ミタマはどうでしたか?▼
[ミタマ]
…ぐう…ぐう…▼
[シグレ]
ま、まさか…ずっと昼寝を…!▼
[ミタマ]
いえ、そんなことはございませんわ。▼
[シグレ]
わっ!?
起きていたんですか?▼
[ミタマ]
いま目が覚めましたの。
ですが安心して下さいまし。▼
今日詠んだ歌はこんなにたくさん…
わたくし、自分の才能が恐ろしいですわ。▼
[シグレ]
ははっ、確かにミタマは着いてすぐに、
ずっと歌を詠み続けていましたね。▼
俺もその歌を聞いていたら、普段一人で
描いている時よりも筆が乗った気がします。▼
[ミタマ]
あら、そうでしたの?▼
実はわたくしも、
シグレが歌を詠んだことに対して▼
すぐに反応を返してくれたので、
詠み甲斐があったんです。▼
まあ、最後は絵に没頭されていたので
反応も鈍くなり…▼
わたくしは眠ってしまったわけですが。▼
[シグレ]
あ、あはは…すみません。▼
[ミタマ]
いいえ。謝る必要はございませんわ。▼
絵も歌も 心に響く 芸術なり…▼
今日はわたくしの歌と共に絵を描いて
くださって、嬉しかったですわ。▼
[シグレ]
俺もミタマの歌を聞いていると、
絵の表現方法が広がるように感じました。▼
最初はちぎり絵を描いてほしいと
思っていたんですが、▼
そのこともいつの間にか忘れていましたし。▼
[ミタマ]
ああ、それもありますわよ。▼
[シグレ]
えっ!?
いつの間に…!!▼
[ミタマ]
あなたが反応を返さなくなった
辺りからですわ。▼
久しぶりに描いたものですから、
出来はそれなりですけれど。▼
[シグレ]
これは…!
湖と…俺の後姿ですね?▼
やはり素晴らしい出来です…
まさか新作が見られるだなんて…!▼
[ミタマ]
…そんなに気に入ったのなら、
その絵は差し上げますわよ?▼
[シグレ]
本当ですか!▼
[ミタマ]
ええ。わたくしには今日詠った歌だけで
じゅうぶんですから。▼
[シグレ]
ありがとうございます…!▼
良かったら、
また一緒に出かけましょう。▼
[ミタマ]
えぇ~…▼
…と言いたいところですけれど、
わたくしも今日は楽しかったですし…▼
まあ、たまになら…
仕方ありませんわね。▼

支援S

[シグレ]
ミタマ、少しいいですか?▼
[ミタマ]
あら、シグレ。
どうしたんですの?▼
[シグレ]
ええ、実はこれを渡したくて…▼
[ミタマ]
これは…!
湖とわたくしの絵ですか?▼
[シグレ]
はい。
この間のちぎり絵のお礼にと思いまして…▼
この間の風景を思い出して
描いたんです。▼
[ミタマ]
湖に 佇む姿は 可憐かな…▼
なんだかわたくしに見えないくらい
素晴らしい出来ですわ。▼
[シグレ]
ふふっ、ミタマは十分可憐ですよ。
俺は自分の気持ちを素直に表現したんですから。▼
[ミタマ]
えっ?▼
[シグレ]
ミタマ…ひとつお願いがあるんですが…▼
今回の絵、俺はミタマの姿を
想像しながら描きました。▼
ですが、これからはあなたの姿を
ちゃんと見ながら描かせてください。▼
俺は自分の愛する人をこの目で感じ
この手でたくさん描きたいんです。▼
[ミタマ]
そ…それは!
わたくしのことが好きだということですの?▼
[シグレ]
はい。あなたの感性に触れて
俺はとても心が震えました。▼
一緒にいるととても楽しく
充実した時間を過ごせました…▼
俺はあの心地良さにもっと
浸っていたいと思ったんです。▼
[ミタマ]
シグレ…▼
[シグレ]
俺はこれからもあなたの隣に立ち、
この心地良さを共有したい。▼
そして共に感性を磨いていきたいんです。▼
ミタマ…
どうか俺の気持ちに応えてくれませんか?▼
[ミタマ]
…あなたの気持ち、わかりましたわ。
その話、お受けいたします。▼
[シグレ]
ほ、本当ですか?▼
[ミタマ]
はい。わたくしもシグレに
歌を聞いてもらえてとても嬉しかったですわ。▼
できれば毎日一緒にいたい…
そう思っている自分がいることに気づきました。▼
わたくしと 相思相愛 シグレかな…
これからは恋人としてお傍にいさせてください。▼
[シグレ]
…ありがとうございます、ミタマ。▼
[ミタマ]
ふふっ、わたくしこそこんな素敵な絵を
くださって、感謝いたしますわ。▼
この絵は二人の愛の証…▼
先ほどの熱烈な告白を思い出す
大切な宝物ですわね。▼
[シグレ]
ははっ、少し恥ずかしいですが、
喜んでもらえて良かったです。▼
これからはたくさん、
色んな場所へ出かけましょうね。▼
[ミタマ]
ええ、もちろんですわ。▼
[シグレ]
…今日は面倒そうな返事は
しないんですね?▼
[ミタマ]
当たり前ですわ。▼
わたくしたちは今日から恋人なのですから、
あなたの提案には喜んでついていきます。▼
これからよろしくお願いしますね、
シグレ。▼
[シグレ]
はい。こちらこそ。▼

マトイ

支援C

[マトイ]
よし、今日の鍛錬はこれくらいかしら。▼
[シグレ]
ああ、マトイ。こんにちは。
鍛錬の帰りですか?▼
[マトイ]
ええ。シグレは?▼
[シグレ]
俺は愛馬と空を散歩していたんです。▼
[マトイ]
散歩?
天馬と散歩をするの?▼
[シグレ]
はい。俺は空の散歩が好きで…。
時間があればつい飛んでしまうんです。▼
そういえばマトイも天馬を駆るのは
得意でしたよね?▼
やっぱりあなたも、
よく空の散歩をするんですか?▼
[マトイ]
いえ…あたしは、あんまり。▼
訓練で飛ぶことはあるけど、
散歩をしたことはないわね。▼
[シグレ]
そうですか…
マトイほどの乗り手なら、▼
空の散歩も好きなのではと
思ったのですが…▼
[マトイ]
あたしからしてみれば、にこにこと
空を飛んでるシグレの方が不思議だわ。▼
あたしたちが飛ぶのは、
闘いに行く時ぐらいのものだもの。▼
[シグレ]
そうですね…▼
でも、だからこそたまには
楽しい気持ちで飛ぶのも良いと思いますよ。▼
あっ、そうです!▼
今度、俺と一緒に飛んでみませんか?▼
[マトイ]
飛ぶって…どこまで?▼
[シグレ]
行き先なんて決めませんよ。
その時、好きなところに行くんです。▼
俺はいつも天馬とふたりで散歩に行くので、
同じ天馬乗りがいてくれたら二倍楽しいですよ。▼
ね? ぜひ行ってみましょうよ。▼
[マトイ]
…………▼
…わかったわ。行きましょう。▼
シグレがこんなに熱心に誘うだなんて、
なんだか珍しいものね。▼
[シグレ]
! ありがとうございます。
では今度、誘いに行きますね。▼
[マトイ]
ええ、待っているわ。▼

支援B

[シグレ]
空の散歩、楽しいですね。
マトイ。▼
[マトイ]
ええ、とっても。
たまには、こういうのもいいわね。▼
[シグレ]
良かったです。
マトイが楽しんでくれて。▼
[マトイ]
でも、あたしはやっぱり
のんびり飛んでいるのは性に合わないわね。▼
…そうだ、何か勝負をしない?▼
[シグレ]
勝負ですか?▼
[マトイ]
ええ。確か…あなたの愛馬は空中で
宙返りをするのが得意だと聞いているわ。▼
どちらがより多く宙返りができるか
競争するというのはどうかしら。▼
[シグレ]
宙返りですか…
いいですよ。▼
[マトイ]
じゃ、あの木を越えたところから
同時に始めましょ。▼
あなたには負けないわよ!▼
[シグレ]
俺も毎日愛馬と一緒に
空を駆けていますからね。▼
そう簡単に
勝利を譲るわけにはいきません。▼
では、行きますよ!
はっ!▼

(一時暗転)

[マトイ]
はぁ…はぁ…
あたしの…負けね…▼
[シグレ]
でも、かなりの僅差でしたよ。▼
[マトイ]
それでも負けは負けよ。▼
シグレって本当に天馬を操るのが上手ね。
あたしももっと鍛錬しなきゃ。▼
[シグレ]
マトイは向上心が高いんですね。▼
でも、今回の場合は力不足というより、
気持ちの問題だったように思いますよ。▼
[マトイ]
えっ?▼
[シグレ]
俺は毎日愛馬と空を飛んでいます。▼
そして一緒に過ごしていく中で、
より深い絆を築いているんです。▼
今回は、愛馬との信頼関係が
勝負の要だったと言えるでしょう。▼
[マトイ]
そう言われると返す言葉もないわ…▼
確かにシグレとあなたの愛馬は
いつ見てもとても仲が良さそうだもの。▼
[シグレ]
ふふっ、大丈夫ですよ。▼
共に過ごす時間を増やしていけば、
自然と絆も深まります。▼
[マトイ]
…そうね。それじゃあやっぱり
もっと天馬との鍛錬を増やしていかないと。▼
ふふっ、目標ができるのっていいわよね。
なんだか楽しくなってきたわ!▼
それじゃあシグレ、また勝負してね!▼
[シグレ]
あ、はい。わかりました。▼

(マトイ退場)

[シグレ]
元気良く去って行かれましたが…
やりすぎないか少し心配ですね。▼

支援A

[マトイ]
うーん…▼
[シグレ]
マトイ。眉間に皺が寄ってますが
何かあったんですか?▼
[マトイ]
あ、シグレ。ええと…その…▼
[シグレ]
ああ、もし話しにくいことなら
無理に話さなくても大丈夫です。▼
ただ、その代わりと言っては何ですが、
悩んでいる時は空を飛ぶといいですよ。▼
気分転換にもなりますし、▼
身体を動かせば良い解決策も
浮かぶかもしれません。▼
[マトイ]
実はその…
空を飛ぶことで悩んでるの。▼
[シグレ]
えっ? どういうことですか?▼
[マトイ]
この間、シグレと勝負して
負けちゃったでしょう?▼
だからもっと天馬との絆を
深めようと思って、▼
鍛錬を増やしてみたんだけど…▼
最近、逆に調子が悪くなっちゃったの。▼
[シグレ]
なるほど…
そういうことだったんですね。▼
…マトイ。一つお聞きしたいのですが
天馬との鍛錬はどのくらい増やしたんですか?▼
[マトイ]
そうね…
以前の三倍くらいかしら?▼
[シグレ]
さ、三倍ですか!?▼
…なら原因はそれですね。▼
[マトイ]
鍛錬を増やしたのがダメだったの?▼
[シグレ]
はい。きっとマトイの天馬にとって
鍛錬が負担になってしまったんですよ。▼
マトイの気持ちに応えたくても
長時間の鍛錬は疲れてしまいます。▼
これでは絆も深まりません。▼
[マトイ]
そうだったのね…▼
あたし、勝負に勝つことばかりに囚われて
結局絆を壊してしまっていたのね。▼
あの子に謝らなきゃいけないわ。▼
[シグレ]
それならマトイ、
やはり空を飛びましょう。▼
[マトイ]
もう…シグレったらまたそれね。▼
[シグレ]
でも、天馬は空を飛ぶのが
大好きなんですよ。▼
鍛錬ではなく一緒に遊覧でもすれば
きちんと仲直りもできます。▼
共に楽しく過ごすことが
絆を深める一番の方法なんですよ。▼
[マトイ]
…ふふっ、わかったわ。▼
天馬と仲が良いシグレが言うんだから
それが正しいのかもしれないわね。▼
[シグレ]
では、今日は俺も一緒に飛びましょう。▼
ご一緒できたら俺も楽しいですし
良い遊覧場所を教えますよ。▼
[マトイ]
それじゃあお言葉に甘えようかしら。▼

支援S

[マトイ]
シグレ…ちょっといいかしら。▼
[シグレ]
どうしたんですか、マトイ。
なにやら深刻そうな顔をしていますが…▼
[マトイ]
シグレに一つ質問があるの。▼
あの…▼
…あなたって、
恋人はいるの?▼
[シグレ]
ええっ!?
ええと…いませんが…▼
[マトイ]
そうなの! 良かった…▼
[シグレ]
えっ?▼
[マトイ]
あ! あのね…あたしって何故か
恋人のいる人ばかり好きになっちゃうの…▼
だから先に確かめておきたくて。▼
[シグレ]
そ、それってつまり…!▼
[マトイ]
うん…
あたし…シグレのことが好きなの。▼
[シグレ]
マトイ…▼
[マトイ]
あたしが悩んでいたら
親身になって話を聞いてくれたし、▼
間違っていたとわかったら
優しく諭し、傍で見守ってくれたわ。▼
あたし、なんでも自分一人で
やってしまうところがあるから、▼
そのシグレの優しさが嬉しかったの。
それで…いつの間にか…▼
す、好きに…▼
[シグレ]
…………▼
俺も…マトイのことが大好きですよ。▼
[マトイ]
ほ、ほんとに…?!▼
[シグレ]
はい。
俺は最初…▼
天馬に良く乗る者同士、
仲良くなれればと思っていただけでした。▼
でも、マトイの少し負けず嫌いなところや
悩んでいる姿を見て…▼
仲間としてではなく、
もっと身近な存在として、▼
あなたの傍にいたいって…
そう思うようになったんです。▼
[マトイ]
シグレ…!▼
[シグレ]
だから、その気持ちは
とても嬉しいですよ。▼
先に告白させてしまうなんて
すみませんでした…▼
俺はマトイが好きです…
ぜひ…俺の恋人になってください。▼
[マトイ]
ええ…もちろんよ。
シグレと両想いだなんて、嬉しいわ。▼
[シグレ]
それは…俺もですよ。▼
…ふふっ。▼
[マトイ]
わ…わわっ、
急に抱きしめないで…!▼
こ、心の準備が…!▼
というか、シグレって
こんなに情熱的だったのね…?▼
[シグレ]
それだけ嬉しいということですよ。
俺は今、とても幸せです。▼
これからは恋人として…
よろしくお願いしますね。▼
[マトイ]
ええ…こちらこそよろしくね。
あたしも…とっても幸せよ。▼

シャラ

支援C

[シグレ]
ユラリ、ユルレリ…♪▼
[シャラ]
あら…あの歌声はシグレかしら。
やけに寂しげに歌っているわね…▼
[シグレ]
ああ、シャラ。
いたんですか。▼
[シャラ]
シグレ…貴方。
何か悲しいことでもあったの?▼
良ければ、気分の盛り上がる護符を
身体中に貼ってあげるけれど…▼
[シグレ]
い、いえ…護符は大丈夫です。
さっきは鎮魂歌を歌っていただけなんです。▼
[シャラ]
鎮魂歌…?
ああ、死者の霊を慰めるための歌ね。▼
[シグレ]
はい。
俺は秘境で世話係たちを亡くしました。▼
その人たちのことを思い出したら、
歌わずにはいられなくなるんです…▼
[シャラ]
そういうことだったの…
それは…気の毒だったわね…▼
でも、世話係が大切だったという気持ち…
その概念が私にはよくわからないわ。▼
[シグレ]
シャラは世話係と折り合いが悪かったのですか?▼
[シャラ]
まあその認識で合っているわ…
私は大抵、一人だったもの。▼
小さい頃から呪術を使っていたから
みんな気味悪がって近寄らなかったの。▼
[シグレ]
そんな…▼
[シャラ]
…私はそれで一向に構わなかったわ。▼
一人の方が邪魔をされずに済むし、
呪術を思い切り試せるし…▼
[シグレ]
でも…寂しくなかったんですか?▼
[シャラ]
当り前よ…▼
無駄な人間関係に時間と労力を割くなんて
それこそ寂しい人間のする事だわ…▼
それじゃあね、シグレ…▼
[シグレ]
シャラ…▼

支援B

[シャラ]
シグレ…
その絵は、なに…?▼
[シグレ]
ああ、シャラ。
これは俺のいた秘境の絵ですよ。▼
憶えているうちに…秘境の風景や
みんなのことを描いておこうと思って。▼
[シャラ]
シグレはその人たちが
とても好きだったのね…▼
[シグレ]
はい。子供の頃から
ずっと一緒にいましたから…▼
いつも一緒に遊んでくれて、
寂しいときは話を聞いてくれました…▼
[シャラ]
そう…▼
[シグレ]
あ、すみません…こんな話。▼
シャラはそういった概念が
わからないと言っていたのに。▼
[シャラ]
そうね。私は秘境では
一人のんびり暮らしていたわ。▼
子供の頃から、ずっと…▼
[シグレ]
子供の頃から…!?
それは流石に…寂しいと思います。▼
[シャラ]
寂しい? そんなことないわ…
一人でも問題なく暮らせていたし。▼
私に貴方の価値観を
押し付けないでちょうだい…▼
[シグレ]
す、すみません…
でも、子供の頃からとは知らなくて…▼
確かに俺も一人でいるのが好きです。▼
けれど、それはみんなと過ごす幸せも
知っているからこそなんです。▼
幼い頃から一人だったなんて…
それは寂しすぎる気がするんです。▼
シャラ、これからはもう少し
俺と話す機会を増やしませんか?▼
[シャラ]
…余計な気遣いは無用よ。
私はいつも通りの生活を続けるだけ。▼
それに今と昔とは少し違うのよ…▼
[シグレ]
え?▼
[シャラ]
なんでもないわ。それじゃあ…▼
[シグレ]
…………▼

支援A

[シグレ]
シャラ。▼
[シャラ]
なによ…?▼
[シグレ]
この間、シャラは一人のほうが
気楽だと言っていました。▼
でも、あなたが一人で暮らしていたのは
それだけの理由じゃなかったんですね。▼
[シャラ]
どういうことかしら…▼
[シグレ]
あなたのお父上…
ツクヨミさんから話を聞いたんです。▼
シャラが秘境で一人だった理由…▼
それは一人で過ごすのが
好きだったということもありますが、▼
それ以上に、周りの人への呪術の危険が
及ばないようにしていたからだったんだと…▼
あれはシャラの優しさだったんですね。▼
[シャラ]
…別にそんなつもりじゃないわ。▼
あの時は周りに気を遣うなんてこと
考えてなかったもの。▼
[シグレ]
ですが、俺はその話を聞いて
シャラの優しさを感じました。▼
きっとシャラも無意識の内に
考えていたんですよ。▼
[シャラ]
私を買い被りすぎだわ…▼
…あの時は一人でいるのが
当たり前だったし、そうしたかっただけよ。▼
[シグレ]
でも、今はみんなと一緒に生活しています。
それでも一人の方が良いと言うんですか?▼
[シャラ]
…………▼
今はみんないつも一緒だから
そうは思っていないわ…▼
それに…いつも見ていたいほどに
大好きな人もいるし…▼
シグレの言っていた寂しいという気持ちも
昔よりはわかっているつもりよ。▼
[シグレ]
それは…俺たちのことを大切な仲間だと
思ってくれてるということですか?▼
[シャラ]
…共に闘っているのだから当然よ。▼
[シグレ]
ふふっ…そうですか。▼
[シャラ]
どうしてそんなに嬉しそうなのよ…
なんだか腹が立つわ…▼
[シグレ]
あなたはそういう仲間意識というものには
興味がないものだと思っていました。▼
だから、今の言葉が嬉しくて…▼
[シャラ]
ふ、ふん…
人を冷血人間みたいに言わないで。▼
[シグレ]
ああ、すみません。▼
…これから行軍は厳しいものに
なっていくかもしれませんが、▼
みんながいれば大丈夫です。
一緒に力を合わせていきましょう。▼
[シャラ]
…………▼
わかったわ…よろしくね。▼
[シグレ]
はい、よろしくお願いします。▼

支援S

[シャラ]
シグレ、ちょっといいかしら…
…困ったことになっているの。▼
[シグレ]
困ったこと?▼
[シャラ]
そう…最近胸がずっと苦しいの。▼
こんなに落ち着かないなんて
何かの呪いにかかってしまったのかしら。▼
[シグレ]
それは…大変ですね。
軍医に見ていただいた方が…▼
何か原因に心当たりは無いんですか?▼
[シャラ]
これは…貴方といるときに起こるの。▼
[シグレ]
え…?▼
[シャラ]
貴方といると…こう、
胸の奥がギュッとなるのよ…▼
[シグレ]
!! それは…▼
[シャラ]
やっぱり何かの呪いかしら…?▼
でも、失敗した覚えはないし、
こうなったら敵の仕業くらいしかないわ…▼
私とシグレを組ませないように
誰かが企んでいるのかも…▼
私がシグレに近づいたら
胸が苦しくなるような呪いを…▼
[シグレ]
…………▼
シャラ…▼
俺の自惚れなら申し訳ありませんが…
それは呪いじゃなくて…▼
…恋なんじゃないですか?▼
[シャラ]
…恋?▼
[シグレ]
今の状態を聞くと、そうとしか思えません。
それともこれは俺の願望なんでしょうか?▼
実は俺…
シャラのことが好きなんです。▼
[シャラ]
え…!?▼
なによ…これ。
また胸が苦しくなったわ…▼
これが…恋だというの?
私もシグレが…好きだっていうの?▼
[シグレ]
はい…俺はそうだと思います。▼
だからこれからは…
どうか、俺の隣にいてください。▼
[シャラ]
…………▼
いいわ…そこまで言うなら、
その想いに応えてあげる。▼
[シグレ]
シャラ…!▼
[シャラ]
…そして一生離れられないよう、
私の呪術を施してあげるわ。▼
[シグレ]
…その必要はないですよ。
そんなことしなくてもずっと一緒ですから。▼
[シャラ]
せ、せっかく人が照れ隠しで
提案したのに…真面目に返さないで。▼
[シグレ]
照れ隠しだったんですか?
すみません。▼
そんな可愛らしい反応をしてくれるなんて
嬉しいですね。▼
[シャラ]
…も、もういいわ。
それならずっと貴方は私の傍にいることね。▼
[シグレ]
はい、よろこんで。▼

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Last-modified: 2020-09-05 (土) 01:31:04
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