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シグレの支援会話

フォレオ

支援C

[フォレオ]
シグレ、ごきげんよう。▼
今日も絵を描いているんですね。▼
[シグレ]
そうですよ、フォレオ。▼
[フォレオ]
これは…油絵ですか?▼
[シグレ]
ええ、いつも使っている水彩とは
ちょっと趣向を変えてみました。▼
この油彩技法は確か
数十年前に流行った塗り方ですね。▼
[フォレオ]
へえ…数十年前といえば、▼
暗夜でも文化的な大革命が
あった頃だと聞いています。▼
絵画だけではなく、芸術・芸能でも
新しいものが沢山生まれたんですよ。▼
僕のように長い髪をこうやって
カールさせるのも▼
その頃生まれた
ファッションなんです。▼
[シグレ]
そうなんですね。そういえば…
その頃描かれた人物画には、▼
フォレオのような髪型の貴婦人の絵が
多かったかもしれません。▼
美術と大衆文化は
密接に関わり合っているんですね…▼
[フォレオ]
シグレとこんな話で盛り上がれて、
僕嬉しくなっちゃいました。▼
[シグレ]
ふふっ、俺もですよ。▼
[フォレオ]
…あっ、そうだ。
ちょっと面白いことを思いつきました!▼
[シグレ]
えっ?▼
[フォレオ]
シグレ、ちょっと聞いてください…
きっとみんなビックリしますから…▼
ゴニョゴニョ…▼
[シグレ]
ふむふむ…▼

支援B

[フォレオ]
ついに完成しましたね!
シグレ!▼
[シグレ]
はい、我ながらよくできました。
フォレオの貴婦人画…▼
と言ってもいいんでしょうか?
ふふふっ…▼
[フォレオ]
もちろんです。▼
だってこの絵のモデルになるために、僕は
わざわざ貴婦人の衣装を着たんですから。▼
これを僕のことは明かさず、
「誰を描いたものか当ててみて」と▼
仲間たちに言ってみたとき…
誰が正解を答えられるでしょうか…?▼
うふふ、楽しみです。▼
[シグレ]
きっと誰も
わからないんじゃないでしょうか?▼
だって普段のフォレオとは衣装も違うし、
どこからどう見ても女性ですよ、この絵は。▼
[フォレオ]
はい、僕もそう思います!▼
[シグレ]
それにしても、こんな大がかりな悪戯…
生まれて初めてですね。▼
なんだか子供の頃に戻ったみたいで、
すごく楽しみです。▼
[フォレオ]
じゃあ早速今から、
みんなに見せに行きましょう!▼
[シグレ]
あっ! ちょっと待ってください。
フォレオ!▼
あなたは物陰に隠れていないと!▼
あなたと二人一緒に出て行って、
「この絵は誰を描いたもの?」▼
なんて聞いたら、
すぐにバレちゃいますよ。▼
[フォレオ]
ああっ、そうでした…!
いけない、いけない…▼
[シグレ]
ふぅ…では行きましょうか。▼
フォレオは気づかれないよう、
俺から離れてゆっくり歩いてきて下さいね。▼
[フォレオ]
はい、わかりました!▼

支援A

[フォレオ]
な、なんてことでしょう…▼
[シグレ]
は、はい…▼
[フォレオ]
まさか全員に正解されるなんて…▼
[シグレ]
はい…完全に予想外でした…
まさかこんな結果で終わるなんて…▼
[フォレオ]
みんなに「わからない」と言わせて、
正解を言ったときの驚く顔が見たかったのに…▼
[シグレ]
そ、そうですね…でもまぁ…▼
結果的に悪い気はしなかったから、
いいじゃないですか。▼
[フォレオ]
そうですね…
シグレはみんなから、▼
「こんなに上手にフォレオの顔を
 描いているのだから、誰でもわかる」って、▼
言われてましたよね。それってつまり、
絵の上手さを褒められたわけですからね。▼
[シグレ]
フォレオだってこう言われてましたよ。▼
「こんな美人は軍の中において男女問わず、
 フォレオしかいない」って。▼
それこそフォレオに対する
最上級の賛辞じゃないですか。▼
[フォレオ]
うふふ…ちょっと照れちゃいます。▼
悪戯は失敗に終わりましたが、▼
二人ともみんなに褒められたということで、
今回は良しとしましょう。▼
[シグレ]
そうですね…
とても楽しかったです。▼
[フォレオ]
…シグレ。
悪戯は失敗しちゃいましたけど、▼
これからも美術や芸術について
色々とお話ししてもいいですか?▼
[シグレ]
はい、もちろんです。
二人で語り合いましょう。▼
[フォレオ]
ありがとうございます!▼
これからもよろしくお願いしますね、
シグレ。▼
[シグレ]
こちらこそ、フォレオ。▼

ベロア

支援C

[シグレ]
ん?
そこにいるのは…ベロアですか?▼
[ベロア]
そうです…▼
あなたに少し
お願いがあってきました…▼
[シグレ]
お願い?▼
[ベロア]
ええ、あなたはとても絵が
上手だと聞いて来たんです…▼
あなたに、描いてほしいものがあるんです…▼
[シグレ]
いいですよ、仲間の頼みごとですから。
俺にできることなら何でもやります。▼
それで何を描けばいいんですか?▼
[ベロア]
ちょっと付いてきてくれますか…?▼
[シグレ]
? はい…▼

(一時暗転)

[ベロア]
ここです。▼
[シグレ]
ここはあなたの天幕ですよね?
入っていいんですか?▼
[ベロア]
ええ…▼
[シグレ]
では失礼して…▼
わっ!! こ、これは…
ゴミが散乱しています…!!▼
落ち葉や朽ちた木屑…
食べかすに錆󠄀びついた武具…▼
虫や動物の死骸に…骨まで?
な、何なんですか、これは…▼
[ベロア]
これはわたしの宝物です…▼
[シグレ]
た、宝物!?
それはすみませんでした…!!▼
[ベロア]
どうして謝るの…?▼
[シグレ]
だ、だってこれは
ベロアが好きで集めた物なのでしょう?▼
人の美意識はそれぞれなのに、
ゴミなどと称してしまってすみません…!▼
ああ、そんな貧相な表現しかできなかった
自分を殴りたい…▼
仮にも絵を描く人間として
恥ずかしいです…▼
[ベロア]
なにをブツブツ言っているのか
わかりませんが…▼
この天幕の様子を
描いて欲しいんです。▼
わたしの宝物は
朽ちる直前の物ばかり…▼
数日もすればどれも壊れたり
腐ったりして置いておけなくなります。▼
だから形を留めているうちに…
絵として留めておきたいんです…▼
[シグレ]
な、なるほど…▼
[ベロア]
頼めますか?▼
[シグレ]
はい。
こういう物を描いたことはありませんが…▼
挑戦しがいはありますからね。▼
[ベロア]
ありがとうございます、シグレ…!▼
[シグレ]
しかしこれをそのまま描いてしまうと
普通の人にはやはり味気なく見えますよね…▼
かと言って美化して描くと、
原型を留めなくなってしまうかも…▼
ううっ…どうしたものか…▼
[ベロア]
シグレ…?▼
[シグレ]
え…ええと、いや…
少し、構想を練る時間をください…▼
[ベロア]
ええ。もちろん…▼

支援B

[シグレ]
ベロア、いいですか?▼
[ベロア]
どうかしましたか…?▼
[シグレ]
あなたに頼まれていた絵が
完成しました。▼
[ベロア]
! 私の天幕の絵ですね…
待っていました、早く見せてください…▼
[シグレ]
は、はい…これです。▼
[ベロア]
ありがとうござ…▼
…………▼
えっ…?▼
[シグレ]
…………▼
[ベロア]
これは…全然違います…▼
木の枝はこんなに活き活きとは
していませんし、▼
落ち葉たちはもっと朽ちた色をしていた
はずです…▼
虫の死骸もこの艶やかな感じだと
まるで生きているみたいに見えます…▼
ど、どうしてシグレは
こんな風に描いたのですか…?
[シグレ]
こ、これはですね…▼
あなたの心象風景としてあなたの心に
映った天幕の姿というやつです。▼
[ベロア]
心象風景…?▼
[シグレ]
ええ、
ベロアの心の中では…▼
あの天幕がこのように
映っているのではないかと思いまして。▼
俺はそれを紙の上に
映し出してみたんです…!▼
[ベロア]
…………▼
なるほど…確かに美術にはそういった
描き方もあると聞いたことがあります。▼
シグレ…すみませんでした。▼
せっかく描いてもらったのに
文句を言ってしまって…▼
[シグレ]
い、いいえ…▼
[ベロア]
これ、もらってもいいですか…?▼
[シグレ]
も、もちろんですよ!▼
[ベロア]
ありがとう…ございました…▼
[シグレ]
…………▼
…美化して描いたのは、
やはり失敗だったでしょうか…▼

支援A

[シグレ]
ベロア。▼
[ベロア]
シグレ…▼
…………▼
[シグレ]
ん? 元気がないですね。
どうかしたのですか?▼
[ベロア]
いいえ、別に…▼
[シグレ]
そ、そうですか。▼
[ベロア]
それより…
わたしに用ですか…?▼
[シグレ]
あ、はい。この前の絵を
描き直してみたんです。▼
[ベロア]
絵を…?▼
[シグレ]
はい。ベロアの宝物の絵ですよ。▼
今度は見たままを忠実に、
そのまま描くことにしたんです。▼
やはりこの前の絵よりは
色味が少なくなりましたが…▼
…どうぞ。▼
[ベロア]
…………▼
これは…▼
[シグレ]
ええと…ベロア?
こ、今回も、駄目でしたか?▼
やはり忠実に描きすぎましたかね…
殆ど黒と茶色ですし…▼
[ベロア]
素晴らしいです…▼
[シグレ]
えっ?▼
[ベロア]
素晴らしいです!
最高のセンスです…!!▼
これこそわたしの宝物の姿…!!
ありがとうございます、シグレ…!!▼
[シグレ]
良かった…
喜んでいただけて、何よりです!▼
[ベロア]
実は…天幕に飾っていた宝物たちは、
もうボロボロになってしまって…▼
このまま放置しておけないからって、
今朝、片付けられてしまったんです…▼
[シグレ]
…!▼
だから元気がなかったんですね。▼
[ベロア]
はい…でも、この絵があれば
あの素晴らしい宝物たちを、▼
いつまでもまた愛でることができます。▼
とってもうれしい…
最高の気分です…▼
[シグレ]
…そうですか。
描き直した甲斐がありました。▼
では、前の絵はもう要りませんね。▼
俺が処分しておきますので、
時間のある時に渡してくだ…▼
[ベロア]
い、いいえ!
処分なんて、駄目です…!▼
[シグレ]
え…どうしてですか?
だってあの絵は全然…▼
[ベロア]
確かに…あの絵はわたしの宝物の
絵ではありませんでした…▼
でも…シグレがわたしのために
描いてくれた絵ですから…▼
あの絵も、わたしにとっては…
宝物のなんです…▼
[シグレ]
ベロア…▼
[ベロア]
だから…捨てないでください…
わたしの宝物…▼
[シグレ]
…………▼
はい。
捨てたりしませんよ。▼
…ありがとうございます。▼
あの絵も、ベロアの宝物に
してくださったのですね。▼
とても嬉しいですよ。▼
[ベロア]
わたしこそ、とってもうれしい…
ありがとう、シグレ…▼
今度、わたしのとっておきの宝物を
特別に差し上げますね…▼
大きな毒蛇の根城を見つけたんです…
あの抜け殻をお礼に…▼
[シグレ]
そ、それは…!▼
ええと…
…た、たのしみにお待ちしています…▼

支援S

[シグレ]
ベロア。
俺、やっとわかったんです…!▼
[ベロア]
え? 何がですか?▼
[シグレ]
ベロアが食べかすや木屑、
死骸を宝物にする理由ですよ。▼
あなたにはきっと、滅びゆくものに対して
美しいと思う美的感覚があるんです…!▼
[ベロア]
滅びゆくものに対して…?▼
[シグレ]
はい。この世のものに永遠などない…
人も草も物も大地もいつかは滅んでいく…▼
でもだからこそ美しいと思える。▼
終わりがあるからこそ、
輝きを感じることができる…▼
あなたはそれをとても敏感に感じることが
できる人なんだと気付いたんです。▼
[ベロア]
ええと…
そこまで考えてないのですが…▼
[シグレ]
俺も美術を志す者として
その考え方はとても興味深いです。▼
できればもっと話し合って、
そしてあなたの感覚を理解していきたい…▼
俺の…恋人になってください!▼
[ベロア]
…………▼
と、唐突すぎませんか?▼
[シグレ]
いいえ、俺にとって
自分独自の美を求める人というのは、▼
とても魅力的に見えます。
そういった人に隣で寄り添ってもらいたい…▼
俺は昔からずっと
そう思い描いてきたんです。▼
だからあなたは…
俺にとって理想の人だったんです。▼
[ベロア]
シグレ…▼
わたしは正直あなたが思ってくれているほど
大した感覚はないと思います…▼
ああいう物を集めているのも、
ただ好きなだけだから…▼
で、でも…わたしの事を理解しようと
してくれているのはよくわかります…▼
これまでそう言ってくれた人は
全然いなかったから…▼
だからすごく…すごく嬉しいです。▼
[シグレ]
本当ですか…!?▼
[ベロア]
はい…わたしをあなたの恋人に
してくれますか?▼
[シグレ]
も…もちろんです!▼
[ベロア]
でもわたしの美的感覚がわからなくなったとか、
言ったりしないでくださいね。▼
[シグレ]
もちろんですよ!▼
これから長い時間をかけて、
二人の美意識を高めていきましょうね!▼
[ベロア]
うふふ…
ええ、もちろんです。▼

オフェリア

支援C

[シグレ]
~♪▼
[オフェリア]
あら。あそこで歌っているのはシグレね。
とっても良い歌声だわ…▼
ん? シグレの周りに
鳥が集まってる…▼
もしかして、
シグレの歌に惹かれているの?▼
[シグレ]
ああ、オフェリア。▼
[オフェリア]
…シグレ。あなた、その歌には
何か特別な力でも秘められているの?▼
[シグレ]
いえ、そんなことはありませんよ。▼
母さんと違って、
俺の歌には何の力もありません。▼
[オフェリア]
でも、鳥たちがシグレの歌に
引き寄せられているわ!▼
これはきっとシグレ自身でも気づいていない
秘められし力が歌によって漏れでているのよ!▼
[シグレ]
秘められし力…ですか?▼
[オフェリア]
そうよ! そういえばこの間読んだ
魔道書に書いてあったわ。▼
歌には特別な力が宿ることがある。
それを用いれば伝説の鳥すら呼べると…!▼
その鳥の歌声は聴くものを魅了し、
幸福をもたらすと言われているわ。▼
[シグレ]
そ、そうですか。▼
[オフェリア]
…あ。ねえ、シグレ。
一つお願いがあるんだけど。▼
[シグレ]
…なんだかすごく嫌な予感がしますが、
一応聞きましょうか。▼
[オフェリア]
シグレの歌で伝説の鳥を呼んでほし…▼
[シグレ]
無理です。▼
[オフェリア]
ええっ!? どうして即答なの?
しかもまだ言い終わってなかったのに!▼
[シグレ]
俺がそんな鳥を呼べるとは
思えませんよ。▼
[オフェリア]
大丈夫よ。現に今、
聖なる鳥たちを召喚していたじゃない。▼
[シグレ]
あれは普通の鳥です。▼
[オフェリア]
大丈夫よ。私にはわかるわ…
シグレの歌には類まれなる力が宿っている…▼
ただ、その真の価値に
シグレが気づいてないだけなのよ…▼
その美しき調べが運命に導かれれば、
大いなる伝説の鳥を召喚することは可能なの!▼
[シグレ]
…………▼
…まぁ、オフェリアが
そこまで言うならやってみましょうか。▼
[オフェリア]
えっ、ホント!?▼
[シグレ]
はい。この近くの森に
鳥が多く住む場所があったはずです。▼
今度、そこで
挑戦してみましょう。▼
[オフェリア]
ありがとう、シグレ!
楽しみにしているわね!▼

支援B

[シグレ]
ここがこの辺りで一番
鳥が多く住んでいる森です。▼
[オフェリア]
へぇ…なかなかいい場所ね。
いいわ…大地の力を感じるもの。▼
これなら、シグレの歌で伝説の鳥を
呼び出すことも可能な気がしてくるわ。▼
[シグレ]
あはは…
上手くいけばいいんですが…▼
[オフェリア]
いい?
伝説の鳥は謎に包まれているの。▼
書にはただ、こう記載されているだけだったわ。
『甘美なる歌声は心を惑わすほど』…と。▼
[シグレ]
そ、そうですか。
見た目の情報は一切ないんですね…▼
まあとりあえず、
始めてみましょうか。▼
…………▼
♪▼
[オフェリア]
やっぱりシグレの歌は素晴らしいわね。
早速鳥たちがやってきたわ。▼
でも、みんな普通の鳥みたいね。
伝説の鳥はどこかしら…?▼
[シグレ]
~♪▼
[オフェリア]
うーん…伝説の鳥、伝説の鳥…
こんな小さい鳥じゃないはずよ…▼
さあ出でよ…早めに出でよ、
伝説の鳥…▼
むむむー…▼
[シグレ]
…………▼
…オフェリア。その…あなたの視線に
鳥たちが少し怯えているみたいです。▼
[オフェリア]
あ、ごめんなさい!▼
[シグレ]
気持ちはわかりますが、
もう少し気長に待ちましょう。▼
[オフェリア]
そうね…ちょっと必死すぎたかも。
そんなにすぐ伝説の鳥が来たら驚くわよね。▼
[シグレ]
そうですね。きょうはこれまでにしましょうか。▼
[オフェリア]
次は私の呪術の力も取り入れてみる?▼
シグレの歌の力を増幅させるように
私のパワーストーンをシグレの身体に…▼
[シグレ]
そ、それはちょっと
嫌な予感がするので遠慮したいです。▼
[オフェリア]
そ、そう?
残念…▼
アクアさんのペンダントのような
特別な物でもあれば、▼
それを媒介に力を発することが
できるかとおもったのだけれど…▼
[シグレ]
そんな危険なことをするのは
やめておきましょう。▼
俺は自分の力だけで
伝説の鳥を呼んでみせますよ。▼
[オフェリア]
まあ…自信満々ね、シグレ!▼
それでこそ伝説の召喚者よ!
次の刻が来るのを楽しみにしているわ!▼
[シグレ]
あはは…▼

支援A

[オフェリア]
う~ん…どうしてもダメね。▼
[シグレ]
そうですね。なかなかうまくいきません。▼
[オフェリア]
でも、シグレの歌は完璧よ。▼
なのに伝説の鳥が
引き寄せられないなんて…おかしいわ。▼
[シグレ]
この辺りにはいないのかもしれませんね。▼
[オフェリア]
はぁ…残念ね…▼
[シグレ]
ここまでして現れないとなると
やはりいないと考えた方がいいかもしれません。▼
伝説はその名の通り、
伝説なんですよ。▼
[オフェリア]
そうね…▼
[シグレ]
そんなに落ち込まないでください。▼
伝説の歌声には程遠いかもしれませんが、
俺と鳥たちとの歌声を披露しますから。▼
[オフェリア]
えっ? でも、それなら
さっき聴いたよ?▼
[シグレ]
ふふっ、今から歌うのは
これまでの歌とは違うんですよ。▼
最近、ここの鳥たちと
ずっと一緒に歌っていたので、▼
俺たち、合唱ができるようになったんです。▼
[オフェリア]
!!
それはすごいわね!▼
[シグレ]
では、聴いててくださいね。▼
…………▼
♪▼
[オフェリア]
なんて綺麗な声なの。
この渦巻くような旋律…輪唱というものね!▼
その美しき調べに私の中の
闇の力が昇華されていくわ…▼
はっ!
これは、もしかして…!?▼
[シグレ]
オフェリア、どうしたんですか?▼
[オフェリア]
魔道書にあった伝説の鳥…▼
今の歌を詠う貴方たちの姿こそが
そうなのかもしれないわ!▼
[シグレ]
えっ? ですが、そんな鳥はどこにも…▼
[オフェリア]
あの魔道書にはこうも書いてあったの…▼
『偉大なる導き手にいざなわれて
無数の小さき声が壮大な調べを奏でる』…▼
きっと鳥たちがこうして合唱している姿を
伝説の鳥と謳っていたんじゃないかしら。▼
[シグレ]
それなら俺たちは無事、
伝説の鳥を見つけられたということですね。▼
[オフェリア]
そうね!
先ほどの歌声…とっても素敵だったわ。▼
うふふっ、ありがとう、シグレ。▼
もし良かったらまた今度、
あなたと鳥たちとの…▼
いいえ…伝説の鳥たちの
調べを聴かせてくれるかしら?▼
[シグレ]
はい。もちろんです!▼

支援S

[オフェリア]
シグレ…
あなたってすごいよね。▼
[シグレ]
急にどうしたんですか、オフェリア。▼
[オフェリア]
この間の鳥たちとの合唱の話だよ。▼
あんな風に鳥の歌声を操るなんて
なかなかできないもの。▼
私、あれから何度か聴かせてもらって
いるけど、本当に素晴らしいと思うわ。▼
だってあの歌を聴くと、私の闇の力が増幅されて
私の中に偉大なる神秘の力が流れ込んでくるの。▼
[シグレ]
は、はぁ…▼
[オフェリア]
ぐわっときて、
きらきら〜ってする感じね!▼
ええと…要するに私の占いも
調子がいいってことだよ。うふふっ!▼
[シグレ]
そうですか。それは良かったですね。▼
俺からしてみれば、
占いのできるオフェリアの方が…▼
よっぽどすごいと思いますけどね。▼
[オフェリア]
そ、そうかな?▼
嬉しいわ。私は選ばれし者になれるよう、
日々努力しているから。▼
あの自然の中に秘められている…▼
キラキラとした輝きを
見つけることが私の幸せなの!▼
[シグレ]
ふふっ。俺にはそうやってキラキラしたものを
追い求めるオフェリアこそ輝いてみえます。▼
俺は…そんなオフェリアに
惹かれているんですよ。▼
[オフェリア]
えっ? …ええっ!?
ひ、惹かれているって…まさか。▼
[シグレ]
はい。俺はオフェリアが好きです。▼
傍で俺の歌声を聴いてくれる姿に
いつしか安心感を覚えていたんです。▼
なにより、俺と鳥たちの歌を伝説だと
喜んでくれたことがとても嬉しかった…▼
これからも俺の歌でもっともっと笑顔に
してあげたい…幸せにしたいと思ったんです。▼
[オフェリア]
シグレ…▼
[シグレ]
もしオフェリアが嫌でなければ…
恋人になってほしいんです。▼
[オフェリア]
…うふふっ、これは運命なのかしら。▼
[シグレ]
えっ?▼
[オフェリア]
私もシグレの歌が…いいえ、
シグレ自身のことが大好きよ。▼
その素晴らしい歌声でこれからも
私を導いてほしい…▼
そして、私もあなたの隣で
一緒に支え合っていきたいと思うわ。▼
[シグレ]
オフェリア…では、俺の告白を
受け入れてくれるということですか?▼
[オフェリア]
ええ。もちろんよ。
シグレ、これからは恋人としてよろしくね。▼
[シグレ]
はい! ありがとうございます。▼

ソレイユ

支援C

[ソレイユ]
るぅぁぁ~♪ るぅぁぁ~♪▼
あっ、あーあーっ…!
ううっ…!▼
[シグレ]
あそこで声を張り上げているのは
ソレイユ…?▼
[ソレイユ]
あっ、あーあーっ!
るぅあぁ~、らぁんらぁぶゆ~♪▼
ううん…上手くいかない…▼
[シグレ]
ソレイユ、どうしたんですか?▼
[ソレイユ]
へっ…?▼
うっ、うわあああああああーーっ!!!▼
[シグレ]
す、すみません!
驚かせてしまいましたか…▼
[ソレイユ]
シ、シグレかぁ…ビックリしたよ…
ごめんね、大声出しちゃって。▼
[シグレ]
こちらこそすみませんでした。▼
ソレイユはもしかして
歌を歌っていたんですか?▼
[ソレイユ]
うぅ…実はそうなんだ。▼
あたし、歌があんまりにも下手くそだから、
独りで練習してたんだよ…▼
で、でも…
傍から見られるとちょっと恥ずかしいね…▼
[シグレ]
覗き見るような真似をしてしまって、
失礼しました。▼
でもどうして急に練習を?
歌が上手くなりたいんですか?▼
[ソレイユ]
うん。やっぱり女の子たちは、
上手な歌を聞くと喜ぶからね!▼
ここは一発、愛を謳った歌を
情熱的に歌って披露したいと思ってさあ…!▼
きっと女性陣の心を打つこと
間違いなしだから!▼
[シグレ]
そ、そうですか…▼
[ソレイユ]
あっ、そうだ。
シグレは歌が上手いんだよね?▼
歌が上手になるコツって知ってる?▼
[シグレ]
コツ…ですか。
そうですね…▼
お腹で呼吸をして、お腹から声を出すと
声量が出て良いと聞きますよ。▼
[ソレイユ]
お…お腹から声を出す?
それって…どうやるの!?▼
とりあえずお腹を出した方がいい!?▼
[シグレ]
わーーーーーーーっ!!
出さなくていい! いいです!!▼
さっきのは例え話ですよ!▼
しっかり息を吸って、お腹の底から
声を出すように心掛ければ、▼
良い声が出るようになるということです。▼
[ソレイユ]
なるほど、そういうイメージで
練習すればいいんだね。▼
じゃあお腹はしまっておくよ。
下したら大変だからね。▼
[シグレ]
そうですね…▼
[ソレイユ]
ありがと、シグレ。
さっきのコツを意識して練習を続けてみる!▼
[シグレ]
はい、ぜひやってみてください。▼

支援B

[ソレイユ]
シグレ、ちょっといいかな?▼
[シグレ]
ソレイユ、どうしましたか?▼
[ソレイユ]
この前お腹から声を出せば、
声量を出せるって教えてくれたよね。▼
声の出し方はそれでコツが
掴めそうなんだけど、▼
今度はリズム感がどうにもだめでさ…▼
[シグレ]
リズム感…
音楽における律動というものですね。▼
確かに前に伝えたのは、
あくまで声の出し方ですし…▼
リズム感を改善するには
至らないかもしれません。▼
[ソレイユ]
そうなの!
シグレ、また何かコツを教えてよ!▼
[シグレ]
…そうですね。▼
自分の頭の中に、一定の時間の感覚を
設定できるかどうかがとても大事ですね。▼
常に等間隔であることを意識しながら
手を叩いて、▼
数を数えてみると良いと思います。▼
[ソレイユ]
数を数える?
そんなのでリズム感が良くなるの?▼
[シグレ]
こればかりは何度も繰り返して、
身体に覚えさせていくしかないですね。▼
数を数えるのに慣れたら…▼
次は拍手をしながら
文字を読んでみるといいでしょう。▼
拍手はやっぱり常に一定間隔を
意識しながらです。▼
それも慣れてきたら最後は
拍手をしながら歌を歌ってみてください。▼
[ソレイユ]
おお…なるほど…
段取りがちゃんとあるんだね。▼
すごいよ。ためになるよ。▼
[シグレ]
い、いえ…それほどでも。▼
[ソレイユ]
やっぱり歌を歌おうと思うきっかけは
アクアさんの影響なの?▼
[シグレ]
そうですね…▼
母さんが歌っていたから真似をしていた
というのももちろんありますが、▼
どちらかというと会えない寂しさを
歌を歌って誤魔化していた…▼
という方が近いかもしれません。
ははは…少し恥ずかしいですが。▼
[ソレイユ]
あはは、なるほどね。▼
でもあたしもこの前シグレに
歌を練習しているところを見られたから、▼
恥ずかしさはおあいこってやつだよ。▼
[シグレ]
はは、そうでしたね。▼
[ソレイユ]
シグレ、ありがとう。▼
教えてもらったように、
リズム感の練習もしてみるよ。▼
[シグレ]
はい、がんばってくださいね。▼

支援A

[ソレイユ]
るぅぁぁぁぁ~♪
るぅ~るぅ~どぅ~~♪▼
[シグレ]
…………▼
[ソレイユ]
…ど、どうだったかな?
シグレ。▼
[シグレ]
…………▼
ええと…そうですね。▼
正直に言いますと、
まだそれほど上達はされていないようです…▼
[ソレイユ]
ガーン…▼
そ、そうか…あはは。
あたしもそんな気がしてたんだけどね。▼
じゃあこの間軍内の女の子たちに
披露したとき、どうしてあの子たち、▼
上手だって褒めてくれたんだろう…?
お世辞だったのかな?▼
[シグレ]
いいえ、きっとあなたが気持ち良さそうに
歌い上げているのを見て、▼
それがとても印象的に見えたんだと
思います。▼
今言ったように技術はまだまだですが、
歌う姿はとても様になっていましたよ。▼
[ソレイユ]
そ、そうなんだ…あはは、
でも形ばかり良くなってもねぇ。▼
あっ、そうだ。
あたしシグレに何度も教わったのに、▼
結局シグレの歌って聞いたことがない
気がする。ちょっと聞かせてよ。▼
[シグレ]
ええっ? と、突然ですね…▼
[ソレイユ]
シグレはあたしにとって
歌の先生なんだから、▼
そこはちゃんと手本を
見せてくれなくちゃ困るよ!▼
[シグレ]
い、いや俺…別にあなたの先生になった
つもりはないんですが…▼
[ソレイユ]
いいからいいから!
減るもんじゃないでしょ!▼
[シグレ]
わ、わかりましたよ…▼
コホン、では…▼
…………▼
♪▼
[ソレイユ]
わわっ…すごく上手!▼
[シグレ]
~♪ ~♪▼
…………▼
ふぅ…いかがでしたか?▼
[ソレイユ]
い、いやぁ…こんなに上手だったなんて
思わなかった…▼
本当にビックリしたよ…
脱帽ってやつだね…!!▼
[シグレ]
はは…褒め過ぎですよ。▼
[ソレイユ]
いやいや、すごいよシグレ!▼
ううっ…でもあたしもそれくらい
上手に歌えるようになりたいよ!▼
シグレ先生!
これからもご指導お願いします!▼
[シグレ]
ははは、わかりましたよ。
俺で良ければいつでも付き合いますよ。▼
[ソレイユ]
わーい、ありがとーっ!▼

支援S

[シグレ]
ソレイユ、今よろしいですか?▼
[ソレイユ]
あっ、シグレ。うん、いいよ。▼
どうしたの?
今日も歌の練習に付き合ってくれるの?▼
[シグレ]
ええと…いや…
今日はそうではなくて…▼
[ソレイユ]
ん? もしかしてヒマしてるの?
いいよ、じゃあパーーーッと暇つぶしに…▼
[シグレ]
い、いえ! 違うんです…
今日は伝えたいことがあって…▼
あなたは以前女の子たちに好かれたいと
言っていたので無理かもしれませんが…▼
[ソレイユ]
ん?▼
[シグレ]
…ソレイユ、
この歌を聞いてください。▼
…………▼
♪▼
[ソレイユ]
わあ…すごい。
相変わらず素晴らしい歌声だね…▼
あたしもこんな風に歌えたらなあ…
やっぱりすごいよ、シグレ…▼
[シグレ]
~♪ ~♪▼
ふぅ…
如何でしたか…?▼
[ソレイユ]
相変わらずすごかったよー!
惚れ惚れしちゃう!!▼
[シグレ]
そうですか…▼
あの…ソレイユ。
今の歌、歌詞は聞いていましたか?▼
[ソレイユ]
歌詞??▼
[シグレ]
はい。思い出してみて下さい…▼
[ソレイユ]
む。これってもしかして
シグレ先生からの抜き打ち問題!?▼
むむむ…迂闊だったわ。
声ばっかり聞いてて全然思い出せない…▼
[シグレ]
…そ、そうですか…
では仕方ありません。もう一度歌を…▼
[ソレイユ]
あーーーーーー!▼
[シグレ]
ええっ!?▼
[ソレイユ]
思い出した! 思い出したよ!!▼
『私はあなたが好きです。
あなたの笑顔を自分の物にしたい』▼
みたいな歌詞が…!
あったよね??▼
[シグレ]
はい。よくできましたね。
…それが俺の気持ちですよ。▼
ソレイユ…
俺は…あなたのことが好きです。▼
[ソレイユ]
へ?▼
…えええええええええーーーーー!?▼
[シグレ]
…うう。すごい声です。
腹式呼吸は完璧なようですね…▼
[ソレイユ]
シ、シグレ…
それ、ほんとなの?▼
[シグレ]
はい。▼
[ソレイユ]
か、からかったりしてない?
うそついてない?▼
誰かに冗談で言ってこいよって
言われたとか…▼
[シグレ]
そんなことはしません。
俺は本気です…▼
本気であなたが好きなんですよ。▼
[ソレイユ]
そうだったんだ…
うれしい。▼
…………▼
あたしもね…
…シグレが好きだよ。▼
[シグレ]
えっ?▼
[ソレイユ]
あたしも歌を教わっているうちに、
シグレの優しい人柄に惹かれてたんだ。▼
あなたの告白…
受けることにするよ。▼
[シグレ]
ありがとうございます、ソレイユ!▼
[ソレイユ]
ううん、こちらこそありがとう。
でも…うーん、なんだか悔しいな。▼
[シグレ]
えっ?▼
[ソレイユ]
こんなに素敵な告白してもらったのに、
あたしは何も返せないよ!▼
[シグレ]
ははは、そんなもの要りませんよ。▼
あなたが傍にいてくれれば、
俺は幸せですから。▼

エポニーヌ

支援C

[エポニーヌ]
はぁ…こ、怖かったわ…▼
[シグレ]
エ、エポニーヌ?▼
そんなところにしゃがみこんで…
一体どうしたんですか?▼
[エポニーヌ]
…ああ、シグレ。▼
実はさっき、知らない男の人に
声をかけられて…▼
その人ったら突然、あたしをモデルに
絵を描きたいって言ってきたのよ。▼
[シグレ]
モデル?
…ああ、絵の題材ですか。▼
[エポニーヌ]
その人、絵描きだったらしいんだけど
なんだかしつこくって!▼
あたし、男の人と話すの苦手だから、
そんなの無理だって逃げてきたの…▼
[シグレ]
なるほど…それは災難でしたね。▼
でも、絵の題材になってほしいと
声をかけられるなんて…▼
普通に考えれば
光栄なことではないですか?▼
[エポニーヌ]
そうなの?▼
[シグレ]
ええ。俺も絵を描きますから
その絵描きの気持ちはわかります。▼
エポニーヌは魅力的な見た目をしていますから、
きっと描いてみたくなったんですよ。▼
[エポニーヌ]
ちょ、ちょっとやめてよ。
照れるじゃない。▼
そんなこと言われても、
無理なものは無理なの。▼
[シグレ]
ははは…そうですか。
でも、勿体ないですね。▼
俺も話を聞いていると、
ちょっと描いてみたい気持ちになってきました。▼
[エポニーヌ]
だめよ。断固お断りするわ。▼
[シグレ]
そうですか…エポニーヌと色々お話しをしながら
絵を描くのも楽しいと思ったんですが…▼
俺の部屋には色んな絵があるんですよ。
風景画や抽象画、人物画もたくさん…▼
[エポニーヌ]
人物画?
それって…男の人の絵もあるの?▼
[シグレ]
はい、それはもちろん。
老若男女、揃ってますよ?▼
[エポニーヌ]
…………▼
それならやるわ、モデル。▼
[シグレ]
ええ? 一体、今の会話のどこで
やる気になったんです?▼
[エポニーヌ]
それは秘密よ。▼
…男のモデルと二人っきりになって
絵を描いてたシグレを空想してみたいとか…▼
そんなことぜんぜん、思ってないわ。▼
[シグレ]
エポニーヌ?▼
[エポニーヌ]
とにかく! シグレの絵を見せてくれるなら
モデルをやってあげてもいいわよ。▼
[シグレ]
本当ですか!
俺の絵でよければ、いくらでもお見せしますよ。▼
それではまた後日…
よろしくお願いしますね、エポニーヌ。▼
[エポニーヌ]
任せておきなさい。▼

支援B

[エポニーヌ]
…………▼
[シグレ]
…………▼
…エポニーヌ、表情が硬いです。
もう少し柔らかく笑えませんか?▼
[エポニーヌ]
だ、だってこんなの無理よ。▼
モデルってじっとしておくだけで
いいんでしょ?▼
表情まで気を遣っていられないわ。
あぁ…ほっぺたの筋肉がもう、限界…▼
[シグレ]
そうは言ってもですね…▼
そんな泣きそうな顔をされたら、
変な状況の絵になってしまいます。▼
[エポニーヌ]
そ、そんなこと言われても…
緊張してるんだからしょうがないの!▼
[シグレ]
はあ…これは一体、
どうすればいいんでしょう?▼
…あ、そうだ。それなら歌でも
歌いましょうか?▼
[エポニーヌ]
歌?▼
[シグレ]
はい。俺、母さん譲りで
歌には少し自信があるんです。▼
歌を聴いて緊張がほぐれてくれると
嬉しいんですが…▼
ユラリ、ユルレリ…♪▼
[エポニーヌ]
!!
わぁ…シグレの歌、本当に綺麗…▼
なんだか癒されるっていうか…
楽しい気分になってきちゃったかも。▼
…ふふっ。▼
[シグレ]
…その表情、とても良いですね。▼
[エポニーヌ]
え? そ、そう?▼
[シグレ]
はい。とても自然で、素敵な笑顔でした。▼
そんな表情をして下さるのなら、
描いてる間じゅう、ずっと歌っていましょうか。▼
[エポニーヌ]
だ、大丈夫よ。
そんなの、シグレが大変だし…▼
あたしはさっきの歌で、
十分リラックスできたから。▼
ありがと、シグレ。
あたし、がんばるわ。▼
[シグレ]
そうですか。こちらこそずっと
動きを制限してしまっていてすみません。▼
もう少しで描き終わりますから
がんばってくださいね。▼
[エポニーヌ]
ええ、わかったわ。▼
…そうよ、シグレの他の絵を見て、
妄想するまで帰れないのよ。▼
がんばって…がんばって、あたし…!
うふ、うふふふふ…▼
[シグレ]
笑顔というより、にやけているようですが…
泣きそうな顔よりは良い感じですね。▼

支援A

[シグレ]
エポニーヌ。この間は絵の題材を務めてくれて
ありがとうございました。▼
絵が完成したので、
見てもらってもいいですか?▼
[エポニーヌ]
シグレ。うん、あの時は色々と
気を遣ってくれてありがとう。▼
おかげで何とかモデルもやりきったわ。▼
あのあとちょっとだけ、
ほっぺが筋肉痛にはなったけど…▼
[シグレ]
…エポニーヌ?▼
[エポニーヌ]
はっ、ごめんなさい。
ええと、完成した絵の話よね。▼
[シグレ]
はい、これです。▼
[エポニーヌ]
わ…!
こ、これ…本当にあたし?▼
あたし…こんなにいいカオしてたの?
いつも鏡で見るより、可愛いかも…▼
[シグレ]
あははっ、俺にはエポニーヌが
こう見えたんです。▼
気に入ってくれましたか?▼
[エポニーヌ]
ええ、とても。
シグレって、とても絵が上手なのね。▼
[シグレ]
そんなに気に入ってもらえると
俺も嬉しいです。▼
人物画はこうやって本人に喜んでもらえるのが、
一番描き甲斐があるのかもしれません。▼
[エポニーヌ]
あ、そうだわ! シグレのところには
まだまだたくさん絵があるの?▼
[シグレ]
はい。この間お見せしたもの以外にも、
少し増えましたよ。▼
[エポニーヌ]
ほんとに?
良かったら、また見せてくれない?▼
あたし、なんだかシグレの絵が
とっても気に入っちゃったの。▼
[シグレ]
は、はい…ぜひ!
絵を気に入って貰えたのは、嬉しいです。▼
その代わりと言っては何ですが…
またモデルをやってくれませんか?▼
[エポニーヌ]
もちろんよ。あたしでよければ喜んで。▼
モデルがあんなに楽しいって、
シグレに教えてもらっちゃったものね。▼
[シグレ]
良かった。あなたを見ていると、
色々イメージが湧いてくるんです。▼
[エポニーヌ]
あら、奇遇ね。あたしも
シグレの絵を見てると色々イメージが湧くの!▼
[シグレ]
本当ですか!
では…次はどうしましょう。▼
次は俺の天馬の横に立った絵とか、
物憂げな表情の絵もいいですね…▼
[エポニーヌ]
新しい絵、誰を描いたのかしら…
軍内のあの殿方かしら、それともあの方…?▼
[シグレ]
戦場の様子は流石に描けませんが、
勇ましい表情の絵もいいですね…▼
[エポニーヌ]
戦場での様子は描けないでしょうけど…
闘う兵の姿を写し取るシグレの空想もいいわ…▼
[シグレ]
次の時間が楽しみですね…▼
[エポニーヌ]
ええ。次の時間が楽しみだわ…▼

支援S

[シグレ]
お疲れ様でした、エポニーヌ。▼
今日もモデルをしていただき、
ありがとうございます。▼
[エポニーヌ]
いいえ。これぐらいお安い御用よ。▼
それじゃ約束通り、
シグレの新しい絵を見てもいいかしら?▼
[シグレ]
はい、もちろん。▼
[エポニーヌ]
どれどれ…これが新作ね。
はぁ…やっぱりシグレの絵ってすごいわ。▼
ただ、男の人の絵が少ないのが難点よね…
この前より、少ないかも。▼
というか、私の絵…多くないかしら。▼
[シグレ]
エポニーヌ。そのまま動かないでください。▼
[エポニーヌ]
え? な、なんで?
モデルはもう終わったんじゃなかったの?▼
[シグレ]
ええ。ですが…
その構図が気に入ってしまって。▼
少しの間、スケッチさせてください。▼
[エポニーヌ]
わ、わかったわ…▼
[シグレ]
…………▼
[エポニーヌ]
…………▼
ねえシグレ。そんなにあたしの絵ばっかり
描いて楽しい?▼
それより、もっと違う子の絵とか
描いたほうがいいんじゃないかしら…▼
[シグレ]
違う子?▼
[エポニーヌ]
ええ。例えば男友達とか…▼
ううん。そうじゃなくても…
あたしと違う女の子の絵とかさあ。▼
[シグレ]
どうしてですか?▼
[エポニーヌ]
あたしの絵が随分増えたみたいに
見えるからよ。▼
いくらイメージが湧くって言っても…
同じ人ばっかり描いてたら、▼
さすがに飽きるでしょ?▼
[シグレ]
…いいえ、そんなことはありませんよ。
俺は、あなたが描きたいんです。▼
他の人を描く時間があれば、
その時間で、ずっとあなたを描いていたい。▼
[エポニーヌ]
な、なにそれ。シグレってば…
そんなにあたしのことが気に入ったの?▼
[シグレ]
はい。
俺は…エポニーヌのことが好きなんです。▼
[エポニーヌ]
へー、そう…▼
…ってええっ!? 今、なんて…!▼
[シグレ]
動かないでください。
まだ、スケッチは終わっていません。▼
[エポニーヌ]
…うそつき。
もうとっくに終わってるわよね?▼
[シグレ]
…………▼
[エポニーヌ]
あたし…ずっとシグレが絵を描くの
見てたから…わかるわ。▼
そう言って…返事聞くまで逃がさない気?▼
[シグレ]
そうかもしれませんね。▼
俺はこうしてあなたを、
引き留めておきたいのかもしれない。▼
気持ちを告げてしまった以上、
この時間が壊れることは覚悟していますから。▼
[エポニーヌ]
どうして?▼
[シグレ]
だって…あなたに思いを寄せる男に
絵を描かれるなんて、気持ちが悪いでしょう?▼
もう二度と…あなたがここに
来てくれないことは、わかっています。▼
[エポニーヌ]
…ううん。また来るわ。▼
あたし…これからずっと、何回でも来る。▼
[シグレ]
え…?▼
[エポニーヌ]
あたしも、シグレのことが好きだからよ…▼
ほんとは、他の女の子なんて、
あなたに描いてほしくない…▼
[シグレ]
エポニーヌ…▼
ええ。もちろんですよ。
これからはずっと…俺にはあなただけです。▼
[エポニーヌ]
ありがと、シグレ…
あたし、とっても嬉しい…▼
[シグレ]
俺もですよ、エポニーヌ。
好きだと言ってくれて、ありがとうございます…▼
[エポニーヌ]
どういたしまして。▼
これからは二人でいっぱい…
イイことしましょ?▼

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Last-modified: 2020-09-05 (土) 01:40:01
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