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シグレの支援会話†
シノノメ(兄弟)†
支援C†
- [シノノメ]
- うーん…
シグレのやつ、どこに行ったんだ?▼
こんな野山の中に
いるとは思えないが、▼
陣営の中には
見当たらなかったからなあ…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [シノノメ]
- おっ、シグレ!
あんなところにいたのか。▼
切り株の上なんかに座って、
一体何をしているんだ?▼
それに、周りにも人が…
…なにっ?!▼
人じゃない?! あ、あれは…動物?
森の動物たちなのか?▼
クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
皆、シグレの周りに集まって、
おとなしくしているな…▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [シノノメ]
- シグレ…もしかして
動物たちと会話しているのか…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [シノノメ]
- うわっ…!▼
動物たちが一目散に…
えーっと…すまんな、シグレ。▼
俺のせいで
皆、逃げてしまったようだな…▼
- [シグレ]
- シノノメだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [シノノメ]
- ああ、俺はシグレを探しに来たんだ。▼
俺たちは、きょうだいでありながら
別々の秘境で今まで育ってきただろう?▼
だから、俺の弟であるシグレのことを
もっと知るべきだと思ってな。▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
シノノメはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [シノノメ]
- 何だって?
そんな冷たいことを言うなよ。▼
- [シグレ]
- いえ…俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [シノノメ]
- お、おい…!▼
まったく、シグレのやつ…
何であんなに頑ななんだ?▼
支援B†
- [シノノメ]
- はぁ…
今日もまたシグレは見当たらないな。▼
いるとしたら、またあそこか?
山の中にポツンとある野原…▼
そしてその真ん中で、
森の動物たちと一緒にいるのは…▼
おう、やっぱりいたな。
シグレ!!▼
- [シグレ]
- シノノメ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [シノノメ]
- うあっ…! また驚かせて
動物たちが散り散りに…!!▼
すまん、シグレ。
またやっちまった…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [シノノメ]
- そ、そうか…▼
シグレはすごいな、
野生の動物たちをあんなに手懐けられるなんて。▼
同じ両親から生まれたのに、
すぐ逃げられちまう俺とは大違いだ。▼
- [シグレ]
- それで、シノノメはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [シノノメ]
- ああ。俺は、やはりきょうだいとして
お互いをもっと知るべきだと思う。▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです。ありがとう。
シノノメがそう言ってくれるなら、▼
弟としてその気持ちに応えないわけには
いきませんね…▼
- [シノノメ]
- 本当か? じゃあ俺も一緒に
ここにいさせてくれよ。▼
さっきの動物たちも、
もう一回呼んでみたらどうだ?▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、シノノメがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [シノノメ]
- そ、そうなのか?▼
だがシグレには皆、懐いているんだろう?▼
それなら俺も努力すれば
手懐けられるかもしれないぞ。▼
おい、何か方法はないか?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
おそらく彼らは…シノノメ
にそういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [シノノメ]
- て、敵意?▼
そんなもの、動物相手にあるものか。▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [シノノメ]
- …シグレ、俺を馬鹿にしてるのか?▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくシノノメが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから大切な兄と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [シノノメ]
- そ、そうか。
じゃあ頼んだぞ、シグレ!▼
支援A†
- [シノノメ]
- なあ、シグレ…▼
- [シグレ]
- シノノメ…どうしたんですか?▼
- [シノノメ]
- ああ…
この間の、動物たちのことなんだが…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [シノノメ]
- いや…そのことを…
あの後、一人で考えてみたんだ。▼
俺には、もしかしたらあの時、
やはり敵意があったのかもしれない。▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [シノノメ]
- 恥ずかしい話だが…▼
俺は、シグレと仲良くしている動物たちに
嫉妬したんだ。▼
だからあの時、本当は
動物たちがいなくなればいいと思った。▼
きっとそれを、
動物たちは敵意だと感じたんだろう。▼
俺は、動物たちに
悪いことしてしまったな…▼
- [シグレ]
- シノノメ…▼
- [シノノメ]
- だから、あそこに行くのはもうやめとくぜ。
騒がせてすまなかったな。▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [シノノメ]
- え…?▼
- [シグレ]
- 焼きもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
シノノメは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [シノノメ]
- だ、だが…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいシノノメになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [シノノメ]
- お、おおっ…?!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [シノノメ]
- あ、ああ…▼
…………▼
…触れた!!
シグレ、俺にも触れたぞ!▼
おお、こいつ大人しいな…
気持ちよさそうにじっとしてるぞ…!▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [シノノメ]
- ははっ、本当だ。
シグレの言ったとおりだな!▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [シノノメ]
- ああ…
ありがとう、シグレ。▼
キサラギ(兄弟)†
支援C†
- [キサラギ]
- うーん…
シグレはどこに行っちゃったんだろう?▼
こんな野山の中に
いるとは思えないけど、▼
でも陣営の中には
見かけなかったしなあ…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [キサラギ]
- あっ、シグレ!
あんなところにいたんだ。▼
切り株の上なんかに座って、
いったい何をしているのかな?▼
それに、周りにもたくさん人が…
…えっ?!▼
人じゃない?! あ、あれは…動物?
森の動物たち?▼
うわあ、クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
皆、シグレの周りに集まって、
おとなしくしてる…!▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [キサラギ]
- シグレ…もしかして
動物たちと話してるの…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [キサラギ]
- あ…!▼
動物たちが逃げちゃった…
えっと…ごめん、シグレ。▼
僕のせいで
みんな、逃げちゃったね…▼
- [シグレ]
- キサラギだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [キサラギ]
- 僕はシグレを捜しに来たんだ。▼
僕たち、きょうだいなのに
別々の秘境で育ったでしょ?▼
だから、僕の兄であるシグレと、
もっと仲良くなりたいなって思って!▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
キサラギはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [キサラギ]
- ええっ?!
そんなことないよ!▼
- [シグレ]
- いえ…俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [キサラギ]
- ちょ、ちょっと…!▼
もう、シグレったら…▼
支援B†
- [キサラギ]
- うう~ん…
今日もまたシグレは見当たらないね。▼
いるとしたら、またあそこかな…
山の中にポツンとある野原…▼
そしてその真ん中で、
森の動物たちと一緒にいるのは…▼
へへっ、やっぱりいた。
シグレ!!▼
- [シグレ]
- キサラギ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [キサラギ]
- あっ…! また驚かせて
動物たちが逃げちゃった…▼
ごめんね、シグレ。
僕、またやっちゃった…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [キサラギ]
- そ、そうだね…▼
でも、シグレはすごいなあ。
野生の動物たちをあんなに手懐けられるなんて。▼
僕、捕まえるだけなら得意なんだけどな。▼
- [シグレ]
- それで、キサラギはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [キサラギ]
- うん! 僕、やっぱり
シグレときょうだい同士仲良くしたいんだ。▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです。ありがとう。
キサラギがそう言ってくれるなら、▼
兄としてその気持ちに
応えないわけにはいきませんね…▼
- [キサラギ]
- ほんと? じゃあ僕も
ここに一緒にいてもいい?▼
さっきの動物たちも
もう一回呼んでみてよ!▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、キサラギがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [キサラギ]
- そ、そうなの?▼
でもシグレにはみんな、懐いてるんでしょ?▼
それなら僕も頑張れば
懐いてもらえるかもしれないよ。▼
何か方法はないの?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
おそらく彼らは…キサラギに
そういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [キサラギ]
- て、敵意?▼
狩りのときならともかく、
さっきはそんなものなかったよ。▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [キサラギ]
- もーっ、そんなこと思ってないってば!▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくキサラギが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから可愛い弟と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [キサラギ]
- ほんと?
ありがとう、シグレ!▼
支援A†
- [キサラギ]
- ね、ねえ、シグレ…▼
- [シグレ]
- キサラギ…どうしたんですか?▼
- [キサラギ]
- あのね…
この間の、動物たちのことなんだけど…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [キサラギ]
- うん…そのことをね…
あの後、ひとりで考えてみたんだ。▼
僕、もしかしたらあの時、
やっぱり敵意があったのかもしれない…▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [キサラギ]
- 僕ね…シグレと仲良くしている
動物たちに嫉妬しちゃったんだ。▼
だから悔しくなって、あの時
動物たちがどっか行けばいいって思った。▼
きっとそれで、
動物たちは僕を敵だと感じたんだよ。▼
僕、彼らに
悪いことしちゃったな…▼
- [シグレ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 僕、もうあそこに行くのは諦めるね。▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [キサラギ]
- え…?▼
- [シグレ]
- やきもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
キサラギは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [キサラギ]
- で、でも…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいキサラギになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [キサラギ]
- う、うわっ…!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [キサラギ]
- う、うん…▼
…………▼
あっ…触れた!!
シグレ、僕にも触れたよ!▼
このウサギ、逃げないで
気持ちよさそうにじっとしてる…!▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [キサラギ]
- えへへ、良かった…!▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [キサラギ]
- うん!
ありがとう、シグレ…▼
グレイ(兄弟)†
支援C†
- [グレイ]
- はあ…
シグレのやつ、どこに行ったんだ?▼
こんな野山の中に
いるとは思えないが、▼
陣営の中では
見かけなかったしな…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [グレイ]
- おっ、いたいた!
あんなところにいたのか。▼
切り株の上なんかに座って、
いったい何をしているんだ?▼
それに、周りにも人が…
…なにっ?!▼
人じゃない?! あ、あれは…動物?
森の動物たちか?▼
クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
皆、シグレの周りに集まって、
おとなしくしているな…▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [グレイ]
- シグレ…もしかして
動物たちと会話しているのか…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [グレイ]
- あっ…!▼
動物たちが一目散に…
えっと…すまん、シグレ。▼
俺のせいで
皆、逃げちまったようだな…▼
- [シグレ]
- グレイだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [グレイ]
- ああ、俺はお前を探しに来たんだ。▼
俺たち、きょうだいなのに
別々の秘境で育っただろう?▼
だから、俺の兄であるシグレと
ひとつ親睦でも深めようと思ってな。▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
グレイはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [グレイ]
- はあ?
おいおい、そんなこと言うなよ。▼
ほれ、
とっておきの菓子をやるからさ。▼
- [シグレ]
- いえ…俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [グレイ]
- お、おい…!▼
まったく、シグレのやつ…
何だっていうんだ?▼
支援B†
- [グレイ]
- ぬぅ…
今日もまたシグレは見当たらないな。▼
いるとしたら、またあそこか?
山の中にポツンとある野原…▼
そしてその真ん中で、
森の動物たちと一緒にいるのは…▼
ふふん、やっぱりいた。
おい、シグレ!!▼
- [シグレ]
- グレイ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [グレイ]
- うあっ…! また驚かせて
動物たちが散り散りに…!!▼
すまん、シグレ。
またやっちまったな…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [グレイ]
- そ、そうか…▼しかし、シグレはすごいな。
野生の動物たちをあんなに手懐けられるなんて。▼
同じ両親から生まれたのに、
俺にはできない芸当だな。▼
- [シグレ]
- それで、グレイはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [グレイ]
- …ああ。▼
何かの巡り合わせで、せっかくきょうだいとして
生を受けたんだ。▼
この絆を大切にしないと
バチが当たりそうな気がしてな。▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです。ありがとう。
グレイがそう言ってくれるなら、▼
兄としてその気持ちに
応えないわけにはいきませんね…▼
- [グレイ]
- 本当か? では俺も
ここに一緒いてもいいだろう?▼
さっきの動物たちも、
もう一回呼んでみてくれ。▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、グレイがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [グレイ]
- そ、そうなのか?▼
だがシグレには皆、懐いてるんだろ?▼
それなら俺も努力すれば
懐いてもらえるかもしれないぞ。▼
何か方法はないのか?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
恐らく彼らは…グレイに
そういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [グレイ]
- て、敵意?▼
敵兵にならともかく、
森の動物相手にそんなものあるものか。▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [グレイ]
- おい、バカにするな。
俺は甘いもの以外に興味はないぞ。▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくグレイが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから可愛い弟と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [グレイ]
- 本当か?
頼んだぞ、シグレ!▼
支援A†
- [グレイ]
- なあ、シグレ…▼
- [シグレ]
- グレイ…どうしたんですか?▼
- [グレイ]
- その…
動物たちのことなんだが…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [グレイ]
- いや…そのことをだな…
あの後、ひとりで考えてみたんだ。▼
俺には、もしかしたらあの時、
やはり敵意があったのかもしれない…▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [グレイ]
- 多分俺は…シグレと仲良くしてる
動物たちに嫉妬しちまったんだ。▼
だから悔しくなって、あの時…
シグレの前からどいてくれって思ったんだよ。▼
きっとそれを、
あいつらは敵意だと感じたんだろう。▼
俺、あいつらに
悪いことしちまったな…▼
- [シグレ]
- グレイ…▼
- [グレイ]
- だから、もうあそこに行くのはやめとくぜ。▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [グレイ]
- え…?▼
- [シグレ]
- 焼きもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
グレイは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [グレイ]
- だ、だが…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいグレイになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [グレイ]
- う、うわっ…!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [グレイ]
- あ、ああ…▼
…………▼
…触れた!!
シグレ、俺にも触れたぞ!▼
こいつ、俺を仲間だと認めてくれたんだな…▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [グレイ]
- ああ、良かった…!▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [グレイ]
- ああ!
礼を言うぜ、シグレ。▼
キヌ(兄妹)†
支援C†
- [キヌ]
- うーん…
シグレ、どこに行っちゃったのかな?▼
シグレはアタシとは全然違うから、
こんな野山の中で遊んでる訳ないよね…▼
でも陣営の中を探しても
見つからなかったしなあ…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [キヌ]
- あっ、いた!
シグレってば、こんなとこにいたんだー!▼
切り株の上なんかに座って、
何してるんだろ?▼
それに、周りにも人がたくさんいるよ…
…って、あれ?!▼
ひ、人じゃないよ?!
あれは…森の動物たちだー!!▼
クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
みんな、シグレの周りに集まって、
おとなしくしてる…▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [キヌ]
- シグレ…もしかして
動物たちとお話してるの…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [キヌ]
- あっ…!▼
みんな逃げちゃった…
うう…ごめんなさい、シグレ。▼
アタシのせいで
みんな、いなくなっちゃった…▼
- [シグレ]
- キヌだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [キヌ]
- シグレを捜しに来たの!▼
シグレはアタシのお兄ちゃんなのに
別々の秘境で育ったから、▼
アタシ、
シグレのことあんまり知らないんだもん。▼
だから、いっぱい遊んでお話しよー!▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
キヌはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [キヌ]
- ぶー!
そんなことないよ!!▼
- [シグレ]
- いえ…俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [キヌ]
- えーっ?!
ちょ、ちょっと待ってよー!▼
…行っちゃった。
もーっ、シグレの意地悪!▼
支援B†
- [キヌ]
- うう~ん…
今日もシグレはどっか行っちゃったの?▼
ふふーんっ、でもアタシには
どこにいるか分かっちゃうもんねー!▼
山の中にポツンとある野原…▼
そしてその真ん中で、
動物たちと遊んでいるのは…▼
えっへへー、やっぱりいた!
シグレ!!▼
- [シグレ]
- キヌ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [キヌ]
- あ…! またみんな、
ビックリして逃げちゃった…!!▼
…ごめんなさい、シグレ。
またやっちまった…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [キヌ]
- ふーん、そっかあ…▼
でも、シグレはすごいね!
動物たちとあんなに仲良くできるなんて。▼
アタシ、動物見るとつい追っかけちゃうから
逃げられちゃうんだよねー。▼
- [シグレ]
- それで、キヌはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [キヌ]
- うん!
だってシグレはアタシのお兄ちゃんだもん!▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです。ありがとう。
キヌがそう言ってくれるなら、▼
兄としてその気持ちに応えないわけには
いきませんね…▼
- [キヌ]
- ほんと? じゃあアタシも
ここで一緒にいてもいい?▼
さっきの動物たちも、
もう一度呼んでみてよ!▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、キヌがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [キヌ]
- むーっ、そうなの?▼
でもシグレとは仲良しなんでしょ?▼
だったら、アタシも
仲良くなれるかもしれないよ!▼
ねえねえ、どうやったら仲良しになれるの?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
おそらく彼らは…キヌに
そういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [キヌ]
- むー…別にさっきは捕まえようなんて
思ってなかったけどなあ…▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [キヌ]
- もーっ、そんなことないってばー!▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくキヌが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから可愛い妹と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [キヌ]
- やったあ!
絶対だよ、シグレ!▼
支援A†
- [キヌ]
- シグレ…▼
- [シグレ]
- キヌ…どうしたんですか?▼
- [キヌ]
- あのね…
この間の、動物たちのことなんだけど…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [キヌ]
- う、うん。そのことなんだけど…
アタシ、よく考えてみたの。▼
あの時、もしかしたら本当は
敵意があったのかもしれないなって…▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [キヌ]
- だってシグレ、
アタシとは仲良くしてくれなかったのに▼
動物たちとは仲良くしてるんだもん!
アタシ、悔しかったんだ…▼
本当はね、あの時
みんなどっか行っちゃえって思ったの。▼
だから動物たちも、アタシのこと
敵だって思ったんだよ。▼
アタシ、みんなに意地悪しちゃった…▼
- [シグレ]
- キヌ…▼
- [キヌ]
- アタシ…
もうあそこに行くの、やめるね…▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [キヌ]
- え…?▼
- [シグレ]
- やきもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
キヌは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [キヌ]
- で、でも…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいキヌになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [キヌ]
- ひゃっ…!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [キヌ]
- う、うん…▼
…………▼
あっ…触れた!!
シグレ、アタシにも触れたよ!▼
わあ、このウサギさん、
逃げないでじっとしてる…!▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [キヌ]
- うん! よかった、
アタシ嫌われちゃったと思ったよー!▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [キヌ]
- わーい、行く行くー!
えへへっ、シグレありがとー!!▼
ヒサメ(兄弟)†
支援C†
- [ヒサメ]
- うーん…
シグレはどこに行ったんでしょう?▼
こんな野山の中にいるとも
思えませんが、▼
陣営の中には
いませんでしたし…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [ヒサメ]
- ん?
…あれはシグレではありませんか?▼
切り株の上に座って、
いったい何をしているんでしょう?▼
それに、周りにもたくさん人が…
…ええっ?!▼
人じゃありませんね…
あれは…森の動物たちですか?▼
クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
皆、シグレの周りに集まって、
おとなしくしています…▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [ヒサメ]
- シグレ…もしかして
動物たちと会話しているのですか…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [ヒサメ]
- あ…!▼
ど、動物たちが逃げていってしまいました…
…すみません、シグレ。▼
私のせいで
皆、いなくなってしまいましたね…▼
- [シグレ]
- ヒサメだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [ヒサメ]
- 私はシグレを捜していたんです。▼
私たちは、きょうだいなのに
別々の秘境で育ったでしょう?▼
だから、兄であるあなたと、
もっと親睦を深めたいと思いまして。▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
ヒサメはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [ヒサメ]
- そ、そんなことはありませんよ。▼
- [シグレ]
- いえ…俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [ヒサメ]
- あ、あの…!▼
…シグレ…▼
支援B†
- [ヒサメ]
- ふぅ…
今日もまたシグレは見当たりませんね。▼
いるとしたら、またあそこでしょうか…
山の中にぽっかり開けた野原…▼
そしてその真ん中で、
森の動物たちと戯れているのは…▼
ああ、やっぱりいましたね。
シグレ!▼
- [シグレ]
- ヒサメ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [ヒサメ]
- あ、ああ…!
また動物たちが一目散に…▼
…すみません、シグレ。
驚かせるつもりはなかったのですが…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [ヒサメ]
- そ、そうですか…▼
それにしても、シグレはすごいですね。
野生の動物たちをあんなに手懐けるなんて。▼
同じ両親から生まれたのに、
私にはできませんよ。▼
- [シグレ]
- それで、ヒサメはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [ヒサメ]
- はい。私はやっぱり、
兄であるあなたのことをもっと知りたいんです。▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです。ありがとう。
ヒサメがそう言ってくれるなら、▼
兄としてその気持ちに
応えないわけにはいきませんね…▼
- [ヒサメ]
- 本当ですか? では私も
ここで一緒に過ごしてもいいでしょうか。▼
そうだ、さっきの動物たちも
もう一度呼んでみてくれませんか?▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、ヒサメがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [ヒサメ]
- そ、そうなんですか?▼
でも、シグレには皆
懐いているんでしょう?▼
それなら、私も努力すれば
仲良くなってもらえるかもしれません。▼
何かいい方法はありませんか?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
おそらく彼らは…ヒサメに
そういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [ヒサメ]
- て、敵意?▼
そんなものはないつもりですが…▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [ヒサメ]
- シグレ…
私をからかっているのですか?▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくヒサメが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから可愛い弟と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [ヒサメ]
- …はい!
ありがとうございます、シグレ。▼
支援A†
- [ヒサメ]
- あの、シグレ…▼
- [シグレ]
- ヒサメ…どうしたんですか?▼
- [ヒサメ]
- その…
この間の、動物たちのことなのですが…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [ヒサメ]
- はい、そのことですが…
あの後、ひとりでよく考えてみたんです。▼
私には、もしかしたらあの時、
やはり敵意があったのかもしれません…▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [ヒサメ]
- 私は、シグレと仲良くしている
動物たちに嫉妬したんです。▼
だから悔しくて、あの時…シグレの前から
去ってほしいと思ってしまいました。▼
きっとそれが、
彼らには敵意だと感じられたんでしょう。▼
私は、彼らに
悪いことをしてしまいました…▼
- [シグレ]
- ヒサメ…▼
- [ヒサメ]
- だから私には…
もうあの場所へ行く資格はありません。▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [ヒサメ]
- え…?▼
- [シグレ]
- 焼きもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
ヒサメは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [ヒサメ]
- で、ですが…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいヒサメになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [ヒサメ]
- わっ…!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [ヒサメ]
- え、ええ…▼
…………▼
…触れました!
シグレ、私にも触れましたよ!▼
このウサギ、ちっとも逃げないで
じっとしてくれています…▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [ヒサメ]
- ああ、良かった…!▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [ヒサメ]
- はい!
ありがとうございます、シグレ…▼
ミタマ(兄妹)†
支援C†
- [ミタマ]
- うーん…
シグレはいったいどこへ行ったのでしょう?▼
こんな野山の中に
いるとも思えませんけど、▼
陣営の中には
見当たりませんでしたし…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [ミタマ]
- あれは…シグレ!
こんなところにいたんですの。▼
切り株の上なんかに座って、
いったい何しているのでしょう?▼
それに、周りにもたくさん人が…
…ええっ?!▼
ひ、人じゃない?!
あれは…森の動物たちですわ!!▼
クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
みんな、シグレの周りに集まって、
おとなしくしていますわね…▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [ミタマ]
- シグレ…もしかして
動物たちと会話しているんですの…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [ミタマ]
- あっ…!▼
動物たちが逃げてしまいましたわ…
ええと…申し訳ありません、シグレ。▼
わたくしのせいで
みんな、いなくなってしまいましたわね…▼
- [シグレ]
- ミタマだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [ミタマ]
- シグレを探しに参りましたの。▼
わたくしたち、きょうだいでありながら
別々の秘境で育ちましたでしょう?▼
ですから、兄であるあなたと
ぜひ親睦を深めたいと思いまして。▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
ミタマはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [ミタマ]
- そ、そのようなことはありませんわ!▼
- [シグレ]
- いえ…俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [ミタマ]
- ちょっと、お待ちになって…!
…行ってしまいましたわ。▼
探し人 巡り会えたら 袖にされ…
一筋縄ではいかない方のようですわね。▼
支援B†
- [ミタマ]
- ふぅ…
今日もまたシグレは見当たりませんわね…▼
いるとしたら、またあそこでしょうか?
山の中にぽっかり開けた野原…▼
そしてその真ん中で、
森の動物たちと戯れているのは…▼
うふふ、やっぱりいましたわ。
シグレ!▼
- [シグレ]
- ミタマ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [ミタマ]
- あ…! また驚いて
動物たちが一目散に…▼
すみません、シグレ。
わたくし、お邪魔ですわね…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [ミタマ]
- そ、そうなのですか…▼
でも、シグレは大したものですわね。
動物たちをあんなに手懐けられるなんて。▼
同じ両親から生まれたというのに、
わたくしにはできませんわ。▼
- [シグレ]
- それで、ミタマはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [ミタマ]
- はい。きょうだいですもの、
親しくしたいと思うのは当然ですわ。▼
血の絆 唯一無二の 宝なり…▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです、ありがとう。
ミタマがそう言ってくれるなら、▼
兄としてその気持ちに
応えないわけにはいきませんね…▼
- [ミタマ]
- 本当ですの? ではわたくしもこの場所で
共に過ごすことにいたしますわ。▼
そうですわ、さっきの動物たちも、
もう一度呼んでみてくださいませ。▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、ミタマがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [ミタマ]
- そ、そうなんですの?▼
でもシグレには懐いているのでしょう?▼
それなら、わたくしも工夫次第で
仲良くなれるかもしれませんわ。▼
何かよい方法はございませんこと?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
恐らく彼らは…ミタマに
そういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [ミタマ]
- て、敵意!?▼
心外ですわ、そのようなものは
持ち合わせていないつもりでしたのに…▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [ミタマ]
- ………
我が兄の 無礼な言葉に 閉口す▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくミタマが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから可愛い妹と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [ミタマ]
- 本当ですの?
それでは、頼みましたわ。▼
支援A†
- [ミタマ]
- シグレ…▼
- [シグレ]
- ミタマ…どうしたんですか?▼
- [ミタマ]
- あの…
この間の、動物たちのことですが…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [ミタマ]
- は、はい。そのことなのですが…
わたくし、ひとりでよく考えましたの。▼
もしかしたらあの時、わたくしには
敵意に近いものがあったのかもしれないと…▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [ミタマ]
- わたくし、シグレと仲良くしている
動物たちに嫉妬したのですわ。▼
ですから、あの時つい…動物たちが
いなくなればいいと思ってしまいましたの。▼
きっとそれが、
敵意だと感じられたのですわ。▼
わたくし、罪のない動物たちに
悪いことをしてしまいました…▼
- [シグレ]
- ミタマ…▼
- [ミタマ]
- もう、あの場所へ行くのは諦めますわね…▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [ミタマ]
- え…?▼
- [シグレ]
- やきもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
ミタマは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [ミタマ]
- で、ですが…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいミタマになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [ミタマ]
- あっ…!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [ミタマ]
- は、はい…▼
…………▼
あっ…触れました…
シグレ、わたくしにも触れましたわ!▼
このウサギ、気持ちよさそうに
じっとしていますわ…▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [ミタマ]
- はい…!▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [ミタマ]
- はい!
ありがとうございます、シグレ…▼
マトイ(兄妹)†
支援C†
- [マトイ]
- うーん…
シグレ、どこに行ったのかしら?▼
こんな野山の中に
いるとも思わないけど、▼
でも陣営の中には
いなかったし…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [マトイ]
- あっ、シグレ!
あんなところにいたのね。▼
切り株の上なんかに座って、
いったい何しているのかしら?▼
それに、周りにもたくさん人が…
…ええっ?!▼
ひ、人じゃない?! あれは…動物?
森の動物たちだわ!!▼
クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
みんな、シグレの周りに集まって、
おとなしくしているわ…▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [マトイ]
- シグレ…もしかして
動物たちと会話しているの…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [マトイ]
- あっ…!▼
動物たちが逃げちゃった…
ええと…ごめんなさい、シグレ。▼
あたしのせいで
みんな、いなくなっちゃったわね…▼
- [シグレ]
- マトイだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [マトイ]
- シグレを捜しに来たのよ。▼
あたしたち、きょうだいなのに
別々の秘境で育ったでしょう?▼
だから、兄であるあなたのことを
もっと知りたいと思って。▼
どうかしら、よかったら少し話でもしない?▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも、俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
マトイはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [マトイ]
- えっ?
そんなことないわよ!▼
- [シグレ]
- いえ…俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [マトイ]
- ちょ、ちょっと…!▼
もう、なんなの?
シグレったら…▼
支援B†
- [マトイ]
- ふぅ…
今日もまたシグレは見当たらないわね…▼
いるとしたら、またあそこかしら?
山の中にぽっかり開けた野原…▼
そしてその真ん中で、
森の動物たちと戯れているのは…▼
ふふっ、やっぱりいたわ。
シグレ!▼
- [シグレ]
- マトイ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [マトイ]
- あ…! また驚いて
動物たちが逃げちゃったわ…▼
ごめんなさい、シグレ。
驚かせるつもりはなかったんだけど…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [マトイ]
- そ、そうなの…▼
でも、シグレはすごいわね。
動物たちとあんなに仲良くなれるなんて。▼
同じ父さんと母さんの子供なのに、
あたしにはできないわ。▼
- [シグレ]
- それで、マトイはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [マトイ]
- ええ。あたしはやっぱり、
きょうだいはお互い支え合うべきだと思うの。▼
だから、シグレのことを
ちゃんと理解したいわ。▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです。ありがとう。
マトイがそう言ってくれるなら、▼
兄としてその気持ちに
応えないわけにはいきませんね…▼
- [マトイ]
- 本当? じゃああたしも
ここで一緒にいてもいいかしら。▼
そうだわ、さっきの動物たちも、
もう一度呼んでみましょうよ。▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、マトイがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [マトイ]
- そ、そうなの?▼
でもシグレには懐いているんでしょう?▼
それなら、あたしも努力すれば
なついてもらえるかもしれないわ。▼
何かいい方法はない?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
恐らく彼らは…マトイに
そういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [マトイ]
- て、敵意ですって!?
動物たちにそんなもの、持ってないわ!▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [マトイ]
- もう、失礼ね!▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくマトイが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから可愛い妹と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [マトイ]
- 本当?
それじゃあ、お願いね。▼
支援A†
- [マトイ]
- シグレ!▼
- [シグレ]
- マトイ…どうしたんですか?▼
- [マトイ]
- あの…
この間の、動物たちのことなんだけど…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [マトイ]
- え、ええ。そのことなんだけど…
ひとりでよく考えてみたの。▼
あたしには、もしかしたらあの時、
敵意と呼べるものがあったのかもしれない…▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [マトイ]
- あたし、シグレと仲良くしている
動物たちに嫉妬したの。▼
だから悔しくなって、あの時…シグレの前から
どいてほしいと思ってしまったわ。▼
きっとそれが、
動物たちには敵意だと感じられたのよ。▼
あたし、悪いことしちゃったわね…▼
- [シグレ]
- マトイ…▼
- [マトイ]
- あたし…
もうあそこにいくのは諦めるわ。▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [マトイ]
- え…?▼
- [シグレ]
- やきもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
マトイは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [マトイ]
- で、でも…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいマトイになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [マトイ]
- あっ…!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [マトイ]
- え、ええ…▼
…………▼
あっ…触れた…
シグレ、あたしにも触れたわ!▼
この子、逃げないでじっとしてる…▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [マトイ]
- 良かった…!
もう仲良くしてもらえないと思ってたわ。▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [マトイ]
- ええ!
ありがとう、シグレ…▼
シャラ(兄妹)†
支援C†
- [シャラ]
- はぁ…
シグレったら、どこに行ったのかしら…?▼
こんな山の中に
いるとは思えないけど、▼
陣営の中にいなかったから
仕方ないわね…▼
- [シグレ]
- …………▼
- [シャラ]
- あら、あんなところにいるわ…
まったく、手のかかる人ね。▼
切り株の上なんかに座って、
いったい何をしているのかしら?▼
それに、周りにもたくさん人が…
……っ…?!▼
人じゃない…?
あれは森の動物たちだわ…▼
クマにウサギ、
リスに…オオカミまで…▼
みんな、シグレの周りに集まって、
おとなしくしている…▼
- [シグレ]
- 昨日のお話はこんなところです。
どうですか、面白いでしょう?▼
- [シャラ]
- シグレ…もしかして
動物たちと会話しているの…?▼
- [シグレ]
- !?
そこにいるのは誰ですか!?▼
あ…!▼
- [シャラ]
- あ…▼
動物たちが逃げてしまったわ…▼
…悪かったわね、シグレ。
私が驚かせたせいで…▼
- [シグレ]
- シャラだったのですか…!▼
いえ、いいですよ。
みんな臆病ですからね。仕方ありませんよ。▼
それよりも何をしに来たんですか?
こんなところまで…▼
- [シャラ]
- 貴方を捜しに来たのよ、シグレ。▼
私たち、きょうだいなのに
別々の秘境で育ったでしょう…?▼
たったひとりの兄である貴方のことを
もっと知っておきたいの。▼
- [シグレ]
- そ、そうなんですか…▼
でも俺と一緒にいても、
別にそんなに面白くないですよ?▼
シャラはもっと別の人と
仲良くしていたほうが良いと思いますが…▼
- [シャラ]
- …それは貴方が決めることじゃないわ。▼
- [シグレ]
- そうだとしても…
俺を気にかける必要はありません。▼
きょうだいだからといって、
無理に仲良くする必要は無いですよ。▼
では俺はこれで…▼
- [シャラ]
- ちょっと、待ちなさい…!▼
もう、何なの…?▼
支援B†
- [シャラ]
- まったく…
今日もまたシグレは見当たらないわね…▼
いるとしたら、またあそこかしら?
山の中にポツンとある野原…▼
そしてその真ん中で、
森の動物たちと一緒にいるのは…▼
ふふ…やっぱりいたわ。
シグレ…▼
- [シグレ]
- シャラ!?▼
あ、ああっ…!▼
- [シャラ]
- あ…また驚いて
動物たちが逃げてしまったわ…▼
私、そんなにうるさいかしら…?
心外だわ…▼
- [シグレ]
- い、いや…仕方ないですよ。
彼らは本当に人見知りですから。▼
- [シャラ]
- そ、そうよね…▼
それにしても、シグレは大したものね。
野生の動物たちをあんなに手懐けるなんて。▼
同じ両親から生まれたのに、
私にはそんなこと、とてもできないわ。▼
- [シグレ]
- それで、シャラはまた
俺のことを探しに来てくれたんですか?▼
- [シャラ]
- ええ。いちばん近しい人のことを、
よく知らないなんて不自然じゃない…▼
私は嫌だわ、そんなの。▼
- [シグレ]
- そうですか…▼
その気持ちは嬉しいです。ありがとう。
シャラがそう言ってくれるなら、▼
兄としてその気持ちに
応えないわけにはいきませんね…▼
- [シャラ]
- そう…じゃあ私も、
ここで一緒いてもいいわよね。▼
そうだわ、さっきの動物たちも、
もう一回呼んでみてちょうだい。▼
- [シグレ]
- 動物たちを…?▼
でも…残念ですが、シャラがいると
動物たちは寄ってこないと思いますよ…?▼
- [シャラ]
- そうなの…?▼
でもシグレには懐いているんでしょう?▼
それなら私も、工夫次第で
手懐けられるかもしれないわ。▼
何か方法はないの?▼
- [シグレ]
- そうですね…
方法と言えるかはわかりませんが、▼
動物たちは相手の敵意みたいなものを
敏感に察知してしまうようなんです。▼
恐らく彼らは…シャラに
そういった感情があることに、▼
気づいてしまったんではないでしょうか。▼
- [シャラ]
- 敵意ですって…?▼
私が動物なんかにそんなもの持つ訳ないわ。▼
- [シグレ]
- そうだったんですか?▼
「わあ、おいしそう」とか
一瞬でも考えたのではと思いました…▼
- [シャラ]
- 貴方…呪われたいの?▼
- [シグレ]
- ご、ごめんなさい…▼
…でも困りましたね。
それ以上は俺にもわかりません。▼
でも…せっかくシャラが
そう言ってくれているわけですし…▼
何か方法がないか、俺も考えてみますよ。▼
動物たちと、それから可愛い妹と…
仲良く過ごせる方法をね。▼
- [シャラ]
- そう…?
それじゃあ、お願いするわ…▼
支援A†
- [シャラ]
- …シグレ…▼
- [シグレ]
- シャラ…どうしたんですか?▼
- [シャラ]
- その…
この前の、動物たちのことなんだけど…▼
- [シグレ]
- ああ、もしかして動物たちのいる所へ
行きたいんですか?▼
それなら俺も、
ちょうど今から行くところでした。▼
あなたに敵意がないこと…
彼らに証明するのに挑戦してみましょうか?▼
- [シャラ]
- え、ええ。そのことなんだけど…
あの後、ひとりで考えてみたのよ。▼
私には、もしかしたらあの時、
やっぱり敵意があったのかもしれないと…▼
- [シグレ]
- え…?▼
- [シャラ]
- 認めたくはないけれど…
私、動物たちに嫉妬したのよ…▼
貴方が、妹である私は拒んだのに
動物たちには心を開いていることに。▼
だから悔しくて、あの時…
動物たちに消えればいいと思ったわ。▼
きっとそれが、
彼らには敵意だと感じられたのよ。▼
たかが動物相手に…
みっともないわね、私。▼
- [シグレ]
- シャラ…▼
- [シャラ]
- 私、もうあそこに行くのは辞めるわ。
これ以上、みじめになるのはごめんだもの…▼
- [シグレ]
- …いえ、行ってみましょう。▼
あなたの本心を聞けて、俺も確信しました。
今ならあの動物たちと仲良くなれますよ。▼
- [シャラ]
- え…?▼
- [シグレ]
- 焼きもちを焼いてしまったのが原因だと
ちゃんとわかった今なら、▼
シャラは動物たちと仲良くなりたいって
本心から思えるはずですから。▼
落ち着いて動物たちと、
心の交流をしてみましょう?▼
- [シャラ]
- で、でも…▼
- [シグレ]
- 大丈夫です。俺のためにやきもちなんて
焼いてくれた優しいシャラになら、▼
きっと彼らも心を開いてくれますよ。▼
…!▼
ほら、早速ウサギが
こちらに近寄ってきましたよ…!▼
- [シャラ]
- あっ…!▼
- [シグレ]
- ゆっくりと…落ち着いて…
心を穏やかにして…▼
仲良くなりたいって、
願い続けるんです。▼
- [シャラ]
- え、ええ…▼
…………▼
あ…触れた…
シグレ、私にも触れたわ…!▼
へえ…このウサギ、全然逃げないわね…▼
- [シグレ]
- ほら、大丈夫だったでしょう?▼
- [シャラ]
- そ、そうね…▼
- [シグレ]
- これで動物たちと俺たちきょうだいは
みんなで仲良く過ごせますね。▼
さぁ、急いであの場所に行きましょう。
みんな待っていますよ。▼
- [シャラ]
- …仕方ないわね。
それじゃあ、行ってあげてもいいわ。▼
…ありがとう、シグレ。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- グレイ更新しました。支援Bの1ヵ所だけ何度やってもレイアウトが崩れる所があるので直せる方編集お願いします。 --
- シャラも更新しました。誤字脱字ありましたらすみません。 --
Last-modified: 2020-08-27 (木) 18:36:51