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サイゾウの支援会話†
ベルカ†
支援C†
- [サイゾウ]
- お前が…
暗夜の殺し屋ベルカだな。▼
- [ベルカ]
- …何か用?▼
白夜の忍び…サイゾウ。▼
- [サイゾウ]
- ほう…?
お互い名前は既に聞き知っているようだな。▼
- [ベルカ]
- ええ…白夜のサイゾウの名は、
暗夜にも知れ渡っている。▼
次期王の忠実なる家臣…
そして、凄腕の暗殺者だと。▼
- [サイゾウ]
- お前のほうこそ、
幼いながらも殺すことに躊躇いをもたぬ、▼
冷酷な殺人兵器の少女と
噂に聞いていたぞ。▼
- [ベルカ]
- …そう。▼
あなたは…
どれぐらい殺したの?▼
- [サイゾウ]
- なんだその質問は。
…お前は覚えているのか?▼
- [ベルカ]
- 殺し屋の仕事を始めた頃は
数えるのが日課だった。▼
でもカミラ様に拾われてからは…
数えるのを止めた。▼
それが自分にとって良いのか悪いのかは
わからない…▼
ただ、転機ではあったのだと思う。▼
- [サイゾウ]
- そうか。▼
- [ベルカ]
- …私は答えたわ。
あなたはどうなの?▼
- [サイゾウ]
- 俺は…逆に忘れられない。▼
覚えていたくなくても…
忘れようとしても…▼
殺した人間たちの顔も数も…
心の中にくっきりと刻み込まれているんだ。▼
- [ベルカ]
- …そう。▼
- [サイゾウ]
- 敵国の殺し屋と暗殺者がこうして
手を組むというのも何かの縁だ。▼
お互い守るべき主君がいることも同じだ…▼
ベルカ。
これからよろしく頼む。▼
- [ベルカ]
- ええ。▼
支援B†
- [サイゾウ]
- ベルカは殺し屋時代、
独りで仕事をこなすことが多かったのか?▼
- [ベルカ]
- ええ、もちろんよ。
仲間など不要でしかなかったわ。▼
でも…カミラ様に拾われて
軍人になってからは…▼
特攻部隊の隊長として、
大勢で敵を殺すことのほうが多くなった。▼
…あなたは?▼
- [サイゾウ]
- 俺はいまだに独り隠密として
行動することのほうが多いな。▼
- [ベルカ]
- そう…
隠密行動は骨が折れるでしょう。▼
- [サイゾウ]
- ああ。
特に覚えているのは…あの一件だな。▼
数年前のことだが…暗夜王国に潜入し、
侯爵貴族を殺した事があった。▼
- [ベルカ]
- …………▼
- [サイゾウ]
- 俺に課せられた任務は、暗夜王都の
東に位置する街にいる貴族の暗殺…▼
あれは骨の折れる仕事だった…
任務をこなしたは良いものの、▼
直後に複数の手練れに囲まれ…
そしてその貴族の家族にも目撃されて、▼
狂気の顔で恨みごとを言われたな…▼
それで…▼
- [ベルカ]
- …………▼
- [サイゾウ]
- …?
ベルカ、どうした?▼
- [ベルカ]
- その貴族の名は…ボルド。▼
- [サイゾウ]
- なぜその名を知っている!?▼
- [ベルカ]
- …そう。
彼を殺したのは…あなただったの。▼
- [サイゾウ]
- どういう意味だ?
あの男のことを知っているのか?▼
- [ベルカ]
- いえ…今更言っても仕方ないことね。
忘れて…▼
(ベルカ退場)
- [サイゾウ]
- お、おい…待て!
ベルカ!!▼
…………▼
一体どういうことなんだ…?▼
支援A†
- [サイゾウ]
- ベルカ…この間の話だが。▼
- [ベルカ]
- あれはもう忘れてほしいと
言ったはずよ。▼
- [サイゾウ]
- そうはいかん。
悪いが…調べさせてもらったぞ。▼
- [ベルカ]
- …!!▼
- [サイゾウ]
- お前はボルドの家族に依頼されて…▼
俺にボルド殺害を依頼した
白夜の諸侯スルガを手にかけた…▼
- [ベルカ]
- …………▼
- [サイゾウ]
- スルガ一族はすぐまた俺に
暗殺依頼を出してきた…▼
そして俺は…ボルドの家族を…▼
- [ベルカ]
- もういい…もう、止めて。▼
- [サイゾウ]
- お前が耳を塞ぐ理由は…▼
自分のしてきたことがいかに空虚なことかを
知りたくないからか? 目を背けるためか?▼
- [ベルカ]
- …………▼
- [サイゾウ]
- だがそれは俺とて同じことだ。
まったく…やり切れんな。▼
これはただの…悪循環でしかない。▼
怨恨の名の連鎖が続く
地獄絵図のようだな…▼
- [ベルカ]
- そうね…その通りだわ。▼
- [サイゾウ]
- だがそれを終わらせるのが…
この戦争なのだろう?▼
こんな血で血を洗い続けるだけのバカげたことは
…もう終わりにしなければならない。▼
お前もそう思わないか?▼
- [ベルカ]
- ええ。そのために今、
我々は手を取り合っている。▼
- [サイゾウ]
- そうだ。一刻も早くこの負の連鎖を
終わらせて、世界に平和を取り戻そう。▼
そのためにお前も協力してくれ。▼
- [ベルカ]
- わかった…最善を尽くす。▼
支援S†
- [サイゾウ]
- ベルカ、少し話をしてもいいか?▼
- [ベルカ]
- なに…?▼
- [サイゾウ]
- この前平和な世界を取り戻すためにと、
共闘を誓い合ったが…▼
もう一つお前と誓い合いたいことがある。▼
- [ベルカ]
- もう一つ?▼
- [サイゾウ]
- ああ。所詮は汚れた生き方しか
できなかった二人だ…▼
仮に平和な世界を作れたとしても、
我らの仲間たちの生き方とは…▼
大きな隔たりがあるだろう?▼
- [ベルカ]
- そうね…▼
- [サイゾウ]
- しかし…だからこそ
二人だけの安らぎの場が欲しい…▼
そうは思わないか?▼
- [ベルカ]
- 安らぎの場所?▼
…どういうこと?▼
- [サイゾウ]
- 一緒に生きよう、ベルカ…▼
俺とお前で共に生きて、
二人だけの心休まる場所を作っていきたい。▼
- [ベルカ]
- サ、サイゾウ…!▼
- [サイゾウ]
- たとえ誰が俺たちのことを殺し屋と蔑もうとも…
世界が俺たちを拒もうとも…▼
俺は…俺だけはお前を裏切りはしない。
必ず傍にいると誓おう。▼
- [ベルカ]
- …………▼
こんな感情が…
私にもまだあったのね。▼
私も…その安らぎを知りたい…▼
- [サイゾウ]
- 必ず作れるさ、二人ならな。▼
- [ベルカ]
- そうね。
私…あなたの傍にいるわ。▼
- [サイゾウ]
- ああ。誰が俺たちを否定しようとも、
俺たちだけは互いを認め合おう。▼
- [ベルカ]
- …ええ。▼
ラズワルド†
支援C†
- [サイゾウ]
- …気に入らん。▼
- [ラズワルド]
- ん? なにが?▼
- [サイゾウ]
- …お前のことがだ。▼
なぜ貴様のような奴が
マークス王子の臣下なのだ。▼
- [ラズワルド]
- うーん…▼
僕が優秀だからかな?▼
- [サイゾウ]
- ふざけるな!▼
次期国王に使える優秀な臣下とは…▼ *1
由緒ある五代目サイゾウである
この俺のような者のことを言うのだ。▼
- [ラズワルド]
- 由緒ある、ねぇ。▼
リョウマ王子って、
そういうのを気にする方なの?▼
- [サイゾウ]
- おのれ!
俺の主君を愚弄する気か!▼
- [ラズワルド]
- そ、そんなつもりはないけどさ…▼
- [サイゾウ]
- 本当に…心底わからん。
なぜお前がマークス王子の臣下なのか。▼
そもそも貴様はどこから来た。
どうやって王族に取り入った?▼
- [ラズワルド]
- そ…それは…
ええと…▼
- [サイゾウ]
- ……………▼
ええい、まどろっこしい…!▼
はあっ!▼
- [ラズワルド]
- ええっ!
ど、どうして斬りかかってくるの!?▼
- [サイゾウ]
- 剣技や闘いのクセで
ある程度の出自はわかるからな…▼
闘いを通し、
貴様の素性を暴いてやる!▼
- [ラズワルド]
- ぶ、物騒すぎるよ!▼
- [サイゾウ]
- ほう…今のを避けたか。
だが、これはどうだ!?▼
…はあっ!▼
- [ラズワルド]
- うわっ!?▼
- [サイゾウ]
- 逃げるな。
喉を裂かれたいか?▼
- [ラズワルド]
- …ちょ、ちょっと。
目が本気なんだけど…▼
- [サイゾウ]
- さあ…死にたくないなら反撃しろ。▼
- [ラズワルド]
- い、痛い…!
そんなに強く掴まないで…!▼
反撃しろって言われても、
こんなにがっちり捕まえられてたら無理だよ…!▼
かくなるうえは…▼
…あ! リョウマ様だ!▼
- [サイゾウ]
- なに!?
どちらに…!!▼
- [ラズワルド]
- 引っかかったね、サイゾウ!
よし、今のうちに…!▼
- [サイゾウ]
- くっ…貴様、卑怯だぞ!▼
- [ラズワルド]
- 卑怯なのはどっちだよ!▼
いきなり襲い掛かってくるなんて…
仲間同士でこういうのはやめよう!?▼
ほら、今日はもう解散!
…じゃあね!▼
- [サイゾウ]
- …逃げたか。
心底、見下げた根性だな。▼
あんな奴と俺が同じ立場の臣下など、
断じて認めんぞ…▼
支援B†
- [サイゾウ]
- …ラズワルド。▼
- [ラズワルド]
- ひっ!? サイゾウ!?▼
- [サイゾウ]
- 情けない声を出すな。
仲間を怖がるとは軟弱者め。▼
- [ラズワルド]
- 前みたいに襲われたら怖がりもするよ!
で、何? 僕に何の用なの?▼
- [サイゾウ]
- 俺と勝負をしろ。▼
- [ラズワルド]
- 殺す気満々じゃないか!▼
- [サイゾウ]
- 殺す気などない。▼
ただ、貴様が俺と同じ…
次期国王の臣下だというのが納得いかん。▼
軟弱かつどこの馬の骨かわからん貴様と
由緒正しき5代目サイゾウが同列など、▼
あってはならんことなのだ。▼
- [ラズワルド]
- え、偉そうすぎる…!▼
- [サイゾウ]
- 不服ならこの俺と勝負をし、
貴様の実力を見せろ。▼
- [ラズワルド]
- 話はわかったけど…
やっぱり仲間内で闘うのって良くないよ。▼
平和的な勝負じゃダメかな…?▼
- [サイゾウ]
- 例えば?▼
- [ラズワルド]
- ナンパ対決とか。▼
- [サイゾウ]
- ふざけるな!
誰がそんなことをするか!!▼
- [ラズワルド]
- まあまあ。
いい? ナンパっていうのはね…▼
初対面の人に好感をもたれる力が要るんだ。
それって次期国王の臣下として大事だよ。▼
臣下が嫌な奴だと、
王様も悪く見えちゃうでしょ?▼
- [サイゾウ]
- …納得はいかんが、
まあ一理あるかもしれんな。▼
- [ラズワルド]
- でしょ? じゃあ決まり!▼
僕がいかに優秀な人物か、
ナンパ勝負を通じて見せてあげるよ!!▼
……………▼
…サイゾウみたいな無愛想な忍び相手なら
きっと僕の圧勝だし…▼
- [サイゾウ]
- 何か言ったか?▼
- [ラズワルド]
- なーんにも!
さ、行こ行こ!▼
(暗転)
- [サイゾウ]
- ……………▼
- [ラズワルド]
- ……………▼
- [サイゾウ]
- …俺の圧勝だったのだが。▼
- [ラズワルド]
- 知ってるよ!!▼
なんで!?
なんでなの!?▼
どうして顔を半分隠した強面の奴に
僕が負けるのか全然納得いかないよ!▼
ミステリアスさ!? 媚びない感じ!?
それともその逞しい体つきですかね!?▼
- [サイゾウ]
- 中身の差ではないのか?▼
- [ラズワルド]
- なにーーーーーーー!?▼
…はっ! でも僕は前に、顔半分隠した男と
強面の男にナンパ対決で負けている…▼
つまりその2つを兼ね備えたサイゾウに
敵う可能性なんて…▼
…最初からなかったんだ…!
- [サイゾウ]
- 何をぶつぶつ言っているんだこいつは。▼
- [ラズワルド]
- うっ…!
ううう…! ぐすっ…▼
- [サイゾウ]
- おい、泣くな。
容易く涙を見せるなど、男の恥だぞ。▼
- [ラズワルド]
- うう…
どうせ僕は恥ずかしい奴ですよ…▼
- [サイゾウ]
- ……………▼
…安心しろ。
こんなものは勝負のうちに入らん。▼
よく考えれば女を引っ掛ける能力など、
次期王の臣下として何の役にも立たぬ。▼
暗夜風に言ってやるならノーカウントだ。▼
- [ラズワルド]
- そ、そう…?▼
- [サイゾウ]
- 勝負は改めて行おう。
それまでには泣き止んでおけ。▼
- [ラズワルド]
- うん…ありがと。
君って案外優しいんだね。▼
支援A†
- [サイゾウ]
- ……………▼
- [ラズワルド]
- いたいた、サイゾウ!
次の勝負、いつにする?▼
次こそ僕の実力を見せ付けて、
君をぎゃふんと言わせてやるんだからね!▼
- [サイゾウ]
- ……………▼
ぎゃふん。▼
- [ラズワルド]
- へ?▼
- [サイゾウ]
- 実力を見せ付けられたと思ったから
ぎゃふんと言ってやったのだ。喜べ。▼
- [ラズワルド]
- 喜べって…
まだ何にも勝負してないけど…▼
…あ、もしかしてこの前僕が
奇跡的にナンパに成功したの見てた!?▼
- [サイゾウ]
- 違う!
この前の戦闘だ。▼
- [ラズワルド]
- この前の戦闘…?▼
- [サイゾウ]
- ああ。
貴様はリョウマ様をお守りしただろう。▼
姿の見えぬ兵の奇襲…
俺も周りの者も不意を突かれた瞬間、▼
突如お前が現れて、
リョウマ様の背後に迫った敵を斬り捨てた。▼
- [ラズワルド]
- ああ、あの時のことか!
リョウマ王子、お怪我がなくてよかったよ。▼
- [サイゾウ]
- …リョウマ様の臣下として礼を言う。
本当に助かった。▼
- [ラズワルド]
- どういたしまして。▼
僕、化け物と闘うのは慣れてるから、
気にしないで。▼
- [サイゾウ]
- そうなのか?▼
- [ラズワルド]
- うん、ちょっとね。
故郷で色々あってさ。▼
- [サイゾウ]
- なるほど…
ではその剣技は故郷のものなのだな。▼
俺は幼いころから暗夜白夜問わず
様々な技を学んできたが…▼
あんな闘い方があるとは知らなかった。▼
敵を翻弄する動きと攻撃…
悔しいが、目を奪われるほどだった。▼
マークス王子はきっと、
その腕を買われたのだな。▼
- [ラズワルド]
- そ、そんなに褒められると恥ずかしいよ。▼
- [サイゾウ]
- …図らずもこの一件で、
貴様の実力はわかった。▼
このサイゾウと同じ、次期国王の臣下として
相応しいと認めてやろう。▼
- [ラズワルド]
- あはは。
偉そうなのは変わらないんだ。▼
- [サイゾウ]
- 当然だ。お前がどこの馬の骨だか
わからんという点は変わらんからな。▼
…また、勝負をするぞ。
貴様は俺の好敵手だ。▼
貴様の全てを暴くまで…
俺は決して、諦めん。▼
- [ラズワルド]
- …うん。
覚悟しておくよ。▼
じゃ、また街に繰り出して、
ナンパ対決でもする?▼
- [サイゾウ]
- ふっ…
望むところだ。▼
シャーロッテ†
支援C†
- [サイゾウ]
- むっ、そこにいるのは…▼
暗夜の…
- [シャーロッテ]
- あら、どなたですかぁ?▼
私に声をかけるなんて、
そんな、困ってしまいますぅ~…▼
って…あんたかよ。
あーあ、声色変えて損した。▼
- [サイゾウ]
- なんだ、それがお前の地声か。
実は…口が悪かったんだな?▼
- [シャーロッテ]
- だからなんだっての?▼
一言とはいえ媚び売ったのが
あんたで、ホント失敗だわ~。▼
- [サイゾウ]
- なぜそう思う?▼
- [シャーロッテ]
- だってアンタって白夜王家に仕える
ただの忍者でしょ?▼
辛気臭いし暗いし…服もやぼったいし…
あんまりお金も持ってなさそうだし…▼
地位もそれほど高くなさそうで…▼
- [サイゾウ]
- ふっ…▼
- [シャーロッテ]
- はぁ? なんで笑ったのよ?▼
- [サイゾウ]
- 俺は次期白夜王リョウマ様の…
直属の臣下だ。
地位という点では並みの王城兵の
比較にならん。▼
- [シャーロッテ]
- えっ…▼
- [サイゾウ]
- 人を見た目で判断するとは
浅はかだな…▼
- [シャーロッテ]
- …………
そ、そうだったんですかぁ~。
なるほど、よく見れば素敵な佇まいです~!
能ある鷹は爪を隠すって言いますものね~!
さすが、見事な隠しっぷりで…▼
- [サイゾウ]
- もう遅いぞ。▼
- [シャーロッテ]
- そうですよね。▼
- [サイゾウ]
- ふふ…
お前のその態度、なかなかに面白い。▼
人には裏表があるものだが、
ここまで来ると清々しいな…▼
- [シャーロッテ]
- な、なんですって~~!! ムカつくわね~!!▼
私のお眼鏡に適わなかったことに
もうちょっとイラつくくらいしなさいよ!▼
- [サイゾウ]
- ははは…どうでも良いな。
どうでも良過ぎて笑えてくる。▼
- [シャーロッテ]
- きぃ~~!!なんてやな奴!!▼
支援B†
- [シャーロッテ]
- ふんふんふ~ん。
悦ばせるには~まず胃袋からってね~!▼
…でもこのスープは…もう少しスパイスを
入れたほうが良いかな?▼
ちょっと刺激的なくらいが
クラクラするってなもんよ~うふふ!▼
- [サイゾウ]
- うむ…なかなかに美味いが、
確かにもう少し胡椒を足してもいいな。▼
- [シャーロッテ]
- おわぁぁーーーっ!!▼
あ、あんたいきなり
驚かせるんじゃないわよ!!▼
というかどこから現れたの!?
勝手につまみ食いしてんじゃないわよーっ!▼
- [サイゾウ]
- イチイチうるさい奴だな…▼
俺は忍びなのだから
突然現れることには長けている。▼
- [シャーロッテ]
- なによそれ…▼
- [サイゾウ]
- ズズズ…うん。
だが本当に美味いぞ。口は悪いがな。▼
- [シャーロッテ]
- あら~ありがとうございますぅ☆▼
…じゃないわよ!!▼
あんたに食べさせる物じゃないんだから、
勝手に食べないで!▼
- [サイゾウ]
- 軍の資金と食料で作った料理を
俺が食べて何がいけないのだ?▼
- [シャーロッテ]
- ぐっ…!▼
- [サイゾウ]
- もしや私的な理由で食料を
使っているわけではないだろうな?▼
- [シャーロッテ]
- あは、あははは…ま、まさかぁ!
そんなわけないじゃないですかぁ~!▼
- [サイゾウ]
- なら良かろう▼
- [シャーロッテ]
- ちっ…!▼
- [サイゾウ]
- しかし口は悪いが、作るメシは本当に美味い。
これがお前の本性というやつなんだろうな。▼
- [シャーロッテ]
- ふ、ふん…うっせぇなぁ…
悪い!?▼
- [サイゾウ]
- 最初は意外だと思ったが…
まぁ自然体でお前らしいんじゃないか。▼
- [シャーロッテ]
- えっ…?▼
- [サイゾウ]
- むしろ本性を知ってしまうと声色変えるお前が、
気色悪く思えてかなわん…▼
できるだけ俺の前ではあの声は止めてくれ。
じゃあな。▼
- [シャーロッテ]
- む、ムカーッ!!!▼
あの陰険忍者、一体何様のつもり!?▼
支援A†
- [シャーロッテ]
- ほらよっと!
炊事洗濯お手の物ってね!▼
これで洗濯物は大体片付いたわね~。▼
じゃあ次は…▼
- [サイゾウ]
- ほう…これはまた慎ましやかに働くものだな。
口は悪いのに。▼
- [シャーロッテ]
- おわあああ!?▼
…またあんたかよ!▼
ここまで来るともはや
作為的な嫌がらせに感じるんだけど…▼
- [サイゾウ]
- 何の事だ?俺はたまたま通りかかっただけだが。▼
- [シャーロッテ]
- ああーーーもう! 私のこの
女性らしさをちゃんと見ていくれる、▼
見るからに「かっこいい殿方」は
どこかにいらっしゃらないのかしら!!▼
私のことを高く評価してくださる、
「かっこいい殿方」は!▼
…なんであんたばっかり見てるのよ!!▼
- [サイゾウ]
- 俺で悪かったな…▼
- [シャーロッテ]
- ったく…私の女子としての才覚を
見せつけたいのは、▼
あんたみたいな陰湿で陰険な
忍者じゃないんだからね!▼
誰も見てくれないなんて
ホント最悪!▼
- [サイゾウ]
- そうか…だが。▼
お前が料理や家事で
軍に貢献していることは、▼
誰も見ていなくても…
俺がちゃんと見ているぞ。▼
- [シャーロッテ]
- え…?▼
- [サイゾウ]
- もちろん口が悪いこともな。▼
- [シャーロッテ]
- き、キイーッ!!
だから、てめーは一言多いんだよ!!▼
- [サイゾウ]
- ふふっ…そいつはすまなかったな。▼
- [シャーロッテ]
- 笑うんじゃないわよ!
ますますバカにされてるみたいでしょうが!▼
- [サイゾウ]
- じゃあどうすればいいんだ?▼
- [シャーロッテ]
- もう何も言わなくてもいいから、
さっさとこの場から消えて!!▼
- [サイゾウ]
- 承知した。
じゃあまたな、裏表女。▼
- [シャーロッテ]
- ふぅ…全くもう…
嫌になるわ…▼
でもあいつ…
ちゃんと見てるって言ってくれた。▼
ま、まぁ…見た目ほど
嫌な奴じゃないのかもね。▼
見た目ほどにはね!!!▼
支援S†
- [サイゾウ]
- おい、シャーロッテ。▼
- [シャーロッテ]
- おわっ!? な、何よ突然!▼
- [サイゾウ]
- 俺と付き合え。▼
- [シャーロッテ]
- 付き合え? はぁ?
どこに付き合えばいいのよ?▼
買い出しにでも行くの?▼
- [サイゾウ]
- そういう意味じゃない。
俺の…恋人になれ。▼
- [シャーロッテ]
- …………▼
は……はあああああ!!!?▼
な、な、な…!!
何をバカなことを言ってるのよ!!▼
突然気でおかしくなったの、あんた!?▼
- [サイゾウ]
- 何が不満だ?▼
お前が家事や炊事で軍に貢献しているところを、
きちんと見ていたのは俺だ。▼
つまりお前の良い所は俺しかみていない。
ならば俺がお前をもらってやるのは当然だ。▼
- [シャーロッテ]
- ちょ、ちょっと待ちなさい!
何勝手に決めてんのよ!!▼
- [サイゾウ]
- 何が気に食わない?
地位も申し分ないはずだぞ。▼
次期国王直属の臣下など、探してもそうはいない。▼
- [シャーロッテ]
- だとしても、これまでのアンタの
私に対する横暴な態度は何なのよ!?▼
好きな女性に対するものとは
とうても思えないわ!▼
- [サイゾウ]
- 別に横暴な態度を取ったつもりなどない。▼
口が悪いくせに何でもそつなくこなす
面白い奴だと思っていたぞ。▼
- [シャーロッテ]
- く、くっ…ま、マジなの?▼
- [サイゾウ]
- ああ、本気だ。▼
お前の全てを理解してやるんだから、
四の五の言わずさっさと俺の嫁になれ。▼
- [シャーロッテ]
- アンタって人は…どこまでも…!
そ、それが横暴だって言ってんだよ…!▼
- [サイゾウ]
- お前は俺が嫌いなのか?▼
- [シャーロッテ]
- き、嫌いじゃないわよ…▼
その…ちゃんと私の努力を見てくれてたのは…
嬉しかったし…▼
それに国際結婚にも…
憧れてたし…▼
- [サイゾウ]
- では何の問題もあるまい。▼
- [シャーロッテ]
- ううっ…でもアンタの言いなりになるのは、
なんか釈然としないのよーっ!!▼
- [サイゾウ]
- 俺の言いなりになっていろ。
そうすれば必ず幸せにしてやるから。▼
- [シャーロッテ]
- えっ…ええっ…!?▼
…………▼
わ、私こういう強引なのに
案外弱いのかも…▼
は、はい…わかり…ました…▼
- [サイゾウ]
- じゃあ最後に名前を呼んでくれ。▼
- [シャーロッテ]
- はぁ!?▼
- [サイゾウ]
- お前はこれまで一度も俺の名前を
呼んでくれていない。▼
…それが心残りだった。▼
- [シャーロッテ]
- えっ…そうだっけ?
うふ…うふふふふ。▼
- [サイゾウ]
- なんだ…?▼
- [シャーロッテ]
- なんだぁ、結構可愛いところもあるんじゃない。
うふふふ、いいわよ。呼んであげる。▼
- [サイゾウ]
- た、頼む。▼
- [シャーロッテ]
- サイゾウ…これから私を…絶対に…幸せにしてくださいね?▼
- [サイゾウ]
- ああ、もちろんだ。だが…その声色は止めろと言ってるだろ。▼
- [シャーロッテ]
- き、キイイーーッ!!
なんで最後にまたそういうこと言うのよ!!▼
この陰険忍者ー!!▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- 「次期国王に使える優秀な臣下とは…」は誤字ではなく、ゲーム中でそうなっています。 --
- 顔半分隠した男=ジェローム、強面の男=ブレディ --
- ↑↑別に決まりごとではありませんが、「原文ママ」と入れておくと、ゲーム内表記の誤字と分かりやすいですよ。 --
- ↑ありがとうございます! --
- サイゾウとの支援A最後のほう、「どうすればいいだ」になってます。原作はどうか分かりませんが、なんかドニを思い出します --
原文ママ
Last-modified: 2020-08-14 (金) 16:21:45