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サイゾウの支援会話


ベルカ

支援C

[サイゾウ]
お前が…
暗夜の殺し屋ベルカだな。▼
[ベルカ]
…何か用?▼
白夜の忍び…サイゾウ。▼
[サイゾウ]
ほう…?
お互い名前は既に聞き知っているようだな。▼
[ベルカ]
ええ…白夜のサイゾウの名は、
暗夜にも知れ渡っている。▼
次期王の忠実なる家臣…
そして、凄腕の暗殺者だと。▼
[サイゾウ]
お前のほうこそ、
幼いながらも殺すことに躊躇いをもたぬ、▼
冷酷な殺人兵器の少女と
噂に聞いていたぞ。▼
[ベルカ]
…そう。▼
あなたは…
どれぐらい殺したの?▼
[サイゾウ]
なんだその質問は。
…お前は覚えているのか?▼
[ベルカ]
殺し屋の仕事を始めた頃は
数えるのが日課だった。▼
でもカミラ様に拾われてからは…
数えるのを止めた。▼
それが自分にとって良いのか悪いのかは
わからない…▼
ただ、転機ではあったのだと思う。▼
[サイゾウ]
そうか。▼
[ベルカ]
…私は答えたわ。
あなたはどうなの?▼
[サイゾウ]
俺は…逆に忘れられない。▼
覚えていたくなくても…
忘れようとしても…▼
殺した人間たちの顔も数も…
心の中にくっきりと刻み込まれているんだ。▼
[ベルカ]
…そう。▼
[サイゾウ]
敵国の殺し屋と暗殺者がこうして
手を組むというのも何かの縁だ。▼
お互い守るべき主君がいることも同じだ…▼
ベルカ。
これからよろしく頼む。▼
[ベルカ]
ええ。▼

支援B

[サイゾウ]
ベルカは殺し屋時代、
独りで仕事をこなすことが多かったのか?▼
[ベルカ]
ええ、もちろんよ。
仲間など不要でしかなかったわ。▼
でも…カミラ様に拾われて
軍人になってからは…▼
特攻部隊の隊長として、
大勢で敵を殺すことのほうが多くなった。▼
…あなたは?▼
[サイゾウ]
俺はいまだに独り隠密として
行動することのほうが多いな。▼
[ベルカ]
そう…
隠密行動は骨が折れるでしょう。▼
[サイゾウ]
ああ。
特に覚えているのは…あの一件だな。▼
数年前のことだが…暗夜王国に潜入し、
侯爵貴族を殺した事があった。▼
[ベルカ]
…………▼
[サイゾウ]
俺に課せられた任務は、暗夜王都の
東に位置する街にいる貴族の暗殺…▼
あれは骨の折れる仕事だった…
任務をこなしたは良いものの、▼
直後に複数の手練れに囲まれ…
そしてその貴族の家族にも目撃されて、▼
狂気の顔で恨みごとを言われたな…▼
それで…▼
[ベルカ]
…………▼
[サイゾウ]
…?
ベルカ、どうした?▼
[ベルカ]
その貴族の名は…ボルド。▼
[サイゾウ]
なぜその名を知っている!?▼
[ベルカ]
…そう。
彼を殺したのは…あなただったの。▼
[サイゾウ]
どういう意味だ?
あの男のことを知っているのか?▼
[ベルカ]
いえ…今更言っても仕方ないことね。
忘れて…▼

(ベルカ退場)

[サイゾウ]
お、おい…待て!
ベルカ!!▼
…………▼
一体どういうことなんだ…?▼

支援A

[サイゾウ]
ベルカ…この間の話だが。▼
[ベルカ]
あれはもう忘れてほしいと
言ったはずよ。▼
[サイゾウ]
そうはいかん。
悪いが…調べさせてもらったぞ。▼
[ベルカ]
…!!▼
[サイゾウ]
お前はボルドの家族に依頼されて…▼
俺にボルド殺害を依頼した
白夜の諸侯スルガを手にかけた…▼
[ベルカ]
…………▼
[サイゾウ]
スルガ一族はすぐまた俺に
暗殺依頼を出してきた…▼
そして俺は…ボルドの家族を…▼
[ベルカ]
もういい…もう、止めて。▼
[サイゾウ]
お前が耳を塞ぐ理由は…▼
自分のしてきたことがいかに空虚なことかを
知りたくないからか? 目を背けるためか?▼
[ベルカ]
…………▼
[サイゾウ]
だがそれは俺とて同じことだ。
まったく…やり切れんな。▼
これはただの…悪循環でしかない。▼
怨恨の名の連鎖が続く
地獄絵図のようだな…▼
[ベルカ]
そうね…その通りだわ。▼
[サイゾウ]
だがそれを終わらせるのが…
この戦争なのだろう?▼
こんな血で血を洗い続けるだけのバカげたことは
…もう終わりにしなければならない。▼
お前もそう思わないか?▼
[ベルカ]
ええ。そのために今、
我々は手を取り合っている。▼
[サイゾウ]
そうだ。一刻も早くこの負の連鎖を
終わらせて、世界に平和を取り戻そう。▼
そのためにお前も協力してくれ。▼
[ベルカ]
わかった…最善を尽くす。▼

支援S

[サイゾウ]
ベルカ、少し話をしてもいいか?▼
[ベルカ]
なに…?▼
[サイゾウ]
この前平和な世界を取り戻すためにと、
共闘を誓い合ったが…▼
もう一つお前と誓い合いたいことがある。▼
[ベルカ]
もう一つ?▼
[サイゾウ]
ああ。所詮は汚れた生き方しか
できなかった二人だ…▼
仮に平和な世界を作れたとしても、
我らの仲間たちの生き方とは…▼
大きな隔たりがあるだろう?▼
[ベルカ]
そうね…▼
[サイゾウ]
しかし…だからこそ
二人だけの安らぎの場が欲しい…▼
そうは思わないか?▼
[ベルカ]
安らぎの場所?▼
…どういうこと?▼
[サイゾウ]
一緒に生きよう、ベルカ…▼
俺とお前で共に生きて、
二人だけの心休まる場所を作っていきたい。▼
[ベルカ]
サ、サイゾウ…!▼
[サイゾウ]
たとえ誰が俺たちのことを殺し屋と蔑もうとも…
世界が俺たちを拒もうとも…▼
俺は…俺だけはお前を裏切りはしない。
必ず傍にいると誓おう。▼
[ベルカ]
…………▼
こんな感情が…
私にもまだあったのね。▼
私も…その安らぎを知りたい…▼
[サイゾウ]
必ず作れるさ、二人ならな。▼
[ベルカ]
そうね。
私…あなたの傍にいるわ。▼
[サイゾウ]
ああ。誰が俺たちを否定しようとも、
俺たちだけは互いを認め合おう。▼
[ベルカ]
…ええ。▼

ラズワルド

支援C

[サイゾウ]
…気に入らん。▼
[ラズワルド]
ん? なにが?▼
[サイゾウ]
…お前のことがだ。▼
なぜ貴様のような奴が
マークス王子の臣下なのだ。▼
[ラズワルド]
うーん…▼
僕が優秀だからかな?▼
[サイゾウ]
ふざけるな!▼
次期国王に使える優秀な臣下とは…▼ *1
由緒ある五代目サイゾウである
この俺のような者のことを言うのだ。▼
[ラズワルド]
由緒ある、ねぇ。▼
リョウマ王子って、
そういうのを気にする方なの?▼
[サイゾウ]
おのれ!
俺の主君を愚弄する気か!▼
[ラズワルド]
そ、そんなつもりはないけどさ…▼
[サイゾウ]
本当に…心底わからん。
なぜお前がマークス王子の臣下なのか。▼
そもそも貴様はどこから来た。
どうやって王族に取り入った?▼
[ラズワルド]
そ…それは…
ええと…▼
[サイゾウ]
……………▼
ええい、まどろっこしい…!▼
はあっ!▼
[ラズワルド]
ええっ!
ど、どうして斬りかかってくるの!?▼
[サイゾウ]
剣技や闘いのクセで
ある程度の出自はわかるからな…▼
闘いを通し、
貴様の素性を暴いてやる!▼
[ラズワルド]
ぶ、物騒すぎるよ!▼
[サイゾウ]
ほう…今のを避けたか。
だが、これはどうだ!?▼
…はあっ!▼
[ラズワルド]
うわっ!?▼
[サイゾウ]
逃げるな。
喉を裂かれたいか?▼
[ラズワルド]
…ちょ、ちょっと。
目が本気なんだけど…▼
[サイゾウ]
さあ…死にたくないなら反撃しろ。▼
[ラズワルド]
い、痛い…!
そんなに強く掴まないで…!▼
反撃しろって言われても、
こんなにがっちり捕まえられてたら無理だよ…!▼
かくなるうえは…▼
…あ! リョウマ様だ!▼
[サイゾウ]
なに!?
どちらに…!!▼
[ラズワルド]
引っかかったね、サイゾウ!
よし、今のうちに…!▼
[サイゾウ]
くっ…貴様、卑怯だぞ!▼
[ラズワルド]
卑怯なのはどっちだよ!▼
いきなり襲い掛かってくるなんて…
仲間同士でこういうのはやめよう!?▼
ほら、今日はもう解散!
…じゃあね!▼
[サイゾウ]
…逃げたか。
心底、見下げた根性だな。▼
あんな奴と俺が同じ立場の臣下など、
断じて認めんぞ…▼

支援B

[サイゾウ]
…ラズワルド。▼
[ラズワルド]
ひっ!? サイゾウ!?▼
[サイゾウ]
情けない声を出すな。
仲間を怖がるとは軟弱者め。▼
[ラズワルド]
前みたいに襲われたら怖がりもするよ!
で、何? 僕に何の用なの?▼
[サイゾウ]
俺と勝負をしろ。▼
[ラズワルド]
殺す気満々じゃないか!▼
[サイゾウ]
殺す気などない。▼
ただ、貴様が俺と同じ…
次期国王の臣下だというのが納得いかん。▼ 
軟弱かつどこの馬の骨かわからん貴様と
由緒正しき5代目サイゾウが同列など、▼
あってはならんことなのだ。▼
[ラズワルド]
え、偉そうすぎる…!▼
[サイゾウ]
不服ならこの俺と勝負をし、
貴様の実力を見せろ。▼
[ラズワルド]
話はわかったけど…
やっぱり仲間内で闘うのって良くないよ。▼
平和的な勝負じゃダメかな…?▼
[サイゾウ]
例えば?▼
[ラズワルド]
ナンパ対決とか。▼
[サイゾウ]
ふざけるな!
誰がそんなことをするか!!▼
[ラズワルド]
まあまあ。
いい? ナンパっていうのはね…▼
初対面の人に好感をもたれる力が要るんだ。
それって次期国王の臣下として大事だよ。▼
臣下が嫌な奴だと、
王様も悪く見えちゃうでしょ?▼
[サイゾウ]
…納得はいかんが、
まあ一理あるかもしれんな。▼
[ラズワルド]
でしょ? じゃあ決まり!▼
僕がいかに優秀な人物か、
ナンパ勝負を通じて見せてあげるよ!!▼
……………▼
…サイゾウみたいな無愛想な忍び相手なら
きっと僕の圧勝だし…▼
[サイゾウ]
何か言ったか?▼
[ラズワルド]
なーんにも!
さ、行こ行こ!▼

(暗転)

[サイゾウ]
……………▼
[ラズワルド]
……………▼
[サイゾウ]
…俺の圧勝だったのだが。▼
[ラズワルド]
知ってるよ!!▼
なんで!?
なんでなの!?▼
どうして顔を半分隠した強面の奴に
僕が負けるのか全然納得いかないよ!▼
ミステリアスさ!? 媚びない感じ!?
それともその逞しい体つきですかね!?▼
[サイゾウ]
中身の差ではないのか?▼
[ラズワルド]
なにーーーーーーー!?▼
…はっ! でも僕は前に、顔半分隠した男と
強面の男にナンパ対決で負けている…▼
つまりその2つを兼ね備えたサイゾウに
敵う可能性なんて…▼
…最初からなかったんだ…!
[サイゾウ]
何をぶつぶつ言っているんだこいつは。▼
[ラズワルド]
うっ…!
ううう…! ぐすっ…▼
[サイゾウ]
おい、泣くな。
容易く涙を見せるなど、男の恥だぞ。▼
[ラズワルド]
うう…
どうせ僕は恥ずかしい奴ですよ…▼
[サイゾウ]
……………▼
…安心しろ。
こんなものは勝負のうちに入らん。▼
よく考えれば女を引っ掛ける能力など、
次期王の臣下として何の役にも立たぬ。▼
暗夜風に言ってやるならノーカウントだ。▼
[ラズワルド]
そ、そう…?▼
[サイゾウ]
勝負は改めて行おう。
それまでには泣き止んでおけ。▼
[ラズワルド]
うん…ありがと。
君って案外優しいんだね。▼

支援A

[サイゾウ]
……………▼
[ラズワルド]
いたいた、サイゾウ!
次の勝負、いつにする?▼
次こそ僕の実力を見せ付けて、
君をぎゃふんと言わせてやるんだからね!▼
[サイゾウ]
……………▼
ぎゃふん。▼
[ラズワルド]
へ?▼
[サイゾウ]
実力を見せ付けられたと思ったから
ぎゃふんと言ってやったのだ。喜べ。▼
[ラズワルド]
喜べって…
まだ何にも勝負してないけど…▼
…あ、もしかしてこの前僕が
奇跡的にナンパに成功したの見てた!?▼
[サイゾウ]
違う!
この前の戦闘だ。▼
[ラズワルド]
この前の戦闘…?▼
[サイゾウ]
ああ。
貴様はリョウマ様をお守りしただろう。▼
姿の見えぬ兵の奇襲…
俺も周りの者も不意を突かれた瞬間、▼
突如お前が現れて、
リョウマ様の背後に迫った敵を斬り捨てた。▼
[ラズワルド]
ああ、あの時のことか!
リョウマ王子、お怪我がなくてよかったよ。▼
[サイゾウ]
…リョウマ様の臣下として礼を言う。
本当に助かった。▼
[ラズワルド]
どういたしまして。▼
僕、化け物と闘うのは慣れてるから、
気にしないで。▼
[サイゾウ]
そうなのか?▼
[ラズワルド]
うん、ちょっとね。
故郷で色々あってさ。▼
[サイゾウ]
なるほど…
ではその剣技は故郷のものなのだな。▼
俺は幼いころから暗夜白夜問わず
様々な技を学んできたが…▼
あんな闘い方があるとは知らなかった。▼
敵を翻弄する動きと攻撃…
悔しいが、目を奪われるほどだった。▼
マークス王子はきっと、
その腕を買われたのだな。▼
[ラズワルド]
そ、そんなに褒められると恥ずかしいよ。▼
[サイゾウ]
…図らずもこの一件で、
貴様の実力はわかった。▼
このサイゾウと同じ、次期国王の臣下として
相応しいと認めてやろう。▼
[ラズワルド]
あはは。
偉そうなのは変わらないんだ。▼
[サイゾウ]
当然だ。お前がどこの馬の骨だか
わからんという点は変わらんからな。▼
…また、勝負をするぞ。
貴様は俺の好敵手だ。▼
貴様の全てを暴くまで…
俺は決して、諦めん。▼
[ラズワルド]
…うん。
覚悟しておくよ。▼
じゃ、また街に繰り出して、
ナンパ対決でもする?▼
[サイゾウ]
ふっ…
望むところだ。▼

シャーロッテ

支援C

[サイゾウ]
むっ、そこにいるのは…▼
暗夜の…
[シャーロッテ]
あら、どなたですかぁ?▼
私に声をかけるなんて、
そんな、困ってしまいますぅ~…▼
って…あんたかよ。
あーあ、声色変えて損した。▼
[サイゾウ]
なんだ、それがお前の地声か。
実は…口が悪かったんだな?▼
[シャーロッテ]
だからなんだっての?▼
一言とはいえ媚び売ったのが
あんたで、ホント失敗だわ~。▼
[サイゾウ]
なぜそう思う?▼
[シャーロッテ]
だってアンタって白夜王家に仕える
ただの忍者でしょ?▼
辛気臭いし暗いし…服もやぼったいし…
あんまりお金も持ってなさそうだし…▼
地位もそれほど高くなさそうで…▼
[サイゾウ]
ふっ…▼
[シャーロッテ]
はぁ? なんで笑ったのよ?▼
[サイゾウ]
俺は次期白夜王リョウマ様の…
直属の臣下だ。
地位という点では並みの王城兵の
比較にならん。▼
[シャーロッテ]
えっ…▼
[サイゾウ]
人を見た目で判断するとは
浅はかだな…▼
[シャーロッテ]
…………
そ、そうだったんですかぁ~。
なるほど、よく見れば素敵な佇まいです~!
能ある鷹は爪を隠すって言いますものね~!
さすが、見事な隠しっぷりで…▼
[サイゾウ]
もう遅いぞ。▼
[シャーロッテ]
そうですよね。▼
[サイゾウ]
ふふ…
お前のその態度、なかなかに面白い。▼
人には裏表があるものだが、
ここまで来ると清々しいな…▼
[シャーロッテ]
な、なんですって~~!! ムカつくわね~!!▼
私のお眼鏡に適わなかったことに
もうちょっとイラつくくらいしなさいよ!▼
[サイゾウ]
ははは…どうでも良いな。
どうでも良過ぎて笑えてくる。▼
[シャーロッテ]
きぃ~~!!なんてやな奴!!▼

支援B

[シャーロッテ]
ふんふんふ~ん。
悦ばせるには~まず胃袋からってね~!▼
…でもこのスープは…もう少しスパイスを
入れたほうが良いかな?▼
ちょっと刺激的なくらいが
クラクラするってなもんよ~うふふ!▼
[サイゾウ]
うむ…なかなかに美味いが、
確かにもう少し胡椒を足してもいいな。▼
[シャーロッテ]
おわぁぁーーーっ!!▼
あ、あんたいきなり
驚かせるんじゃないわよ!!▼
というかどこから現れたの!?
勝手につまみ食いしてんじゃないわよーっ!▼
[サイゾウ]
イチイチうるさい奴だな…▼
俺は忍びなのだから
突然現れることには長けている。▼
[シャーロッテ]
なによそれ…▼
[サイゾウ]
ズズズ…うん。
だが本当に美味いぞ。口は悪いがな。▼
[シャーロッテ]
あら~ありがとうございますぅ☆▼
…じゃないわよ!!▼
あんたに食べさせる物じゃないんだから、
勝手に食べないで!▼
[サイゾウ]
軍の資金と食料で作った料理を
俺が食べて何がいけないのだ?▼
[シャーロッテ]
ぐっ…!▼
[サイゾウ]
もしや私的な理由で食料を
使っているわけではないだろうな?▼
[シャーロッテ]
あは、あははは…ま、まさかぁ!
そんなわけないじゃないですかぁ~!▼
[サイゾウ]
なら良かろう▼
[シャーロッテ]
ちっ…!▼
[サイゾウ]
しかし口は悪いが、作るメシは本当に美味い。
これがお前の本性というやつなんだろうな。▼
[シャーロッテ]
ふ、ふん…うっせぇなぁ…
悪い!?▼
[サイゾウ]
最初は意外だと思ったが…
まぁ自然体でお前らしいんじゃないか。▼
[シャーロッテ]
えっ…?▼
[サイゾウ]
むしろ本性を知ってしまうと声色変えるお前が、
気色悪く思えてかなわん…▼
できるだけ俺の前ではあの声は止めてくれ。
じゃあな。▼
[シャーロッテ]
む、ムカーッ!!!▼
あの陰険忍者、一体何様のつもり!?▼

支援A

[シャーロッテ]
ほらよっと!
炊事洗濯お手の物ってね!▼
これで洗濯物は大体片付いたわね~。▼
じゃあ次は…▼
[サイゾウ]
ほう…これはまた慎ましやかに働くものだな。
口は悪いのに。▼
[シャーロッテ]
おわあああ!?▼
…またあんたかよ!▼
ここまで来るともはや
作為的な嫌がらせに感じるんだけど…▼
[サイゾウ]
何の事だ?俺はたまたま通りかかっただけだが。▼
[シャーロッテ]
ああーーーもう! 私のこの
女性らしさをちゃんと見ていくれる、▼
見るからに「かっこいい殿方」は
どこかにいらっしゃらないのかしら!!▼
私のことを高く評価してくださる、
「かっこいい殿方」は!▼
…なんであんたばっかり見てるのよ!!▼
[サイゾウ]
俺で悪かったな…▼
[シャーロッテ]
ったく…私の女子としての才覚を
見せつけたいのは、▼
あんたみたいな陰湿で陰険な
忍者じゃないんだからね!▼
誰も見てくれないなんて
ホント最悪!▼
[サイゾウ]
そうか…だが。▼
お前が料理や家事で
軍に貢献していることは、▼
誰も見ていなくても…
俺がちゃんと見ているぞ。▼
[シャーロッテ]
え…?▼
[サイゾウ]
もちろん口が悪いこともな。▼
[シャーロッテ]
き、キイーッ!!
だから、てめーは一言多いんだよ!!▼
[サイゾウ]
ふふっ…そいつはすまなかったな。▼
[シャーロッテ]
笑うんじゃないわよ!
ますますバカにされてるみたいでしょうが!▼
[サイゾウ]
じゃあどうすればいいんだ?▼
[シャーロッテ]
もう何も言わなくてもいいから、
さっさとこの場から消えて!!▼
[サイゾウ]
承知した。
じゃあまたな、裏表女。▼
[シャーロッテ]
ふぅ…全くもう…
嫌になるわ…▼
でもあいつ…
ちゃんと見てるって言ってくれた。▼
ま、まぁ…見た目ほど
嫌な奴じゃないのかもね。▼
見た目ほどにはね!!!▼

支援S

[サイゾウ]
おい、シャーロッテ。▼
[シャーロッテ]
おわっ!? な、何よ突然!▼
[サイゾウ]
俺と付き合え。▼
[シャーロッテ]
付き合え? はぁ?
どこに付き合えばいいのよ?▼
買い出しにでも行くの?▼
[サイゾウ]
そういう意味じゃない。
俺の…恋人になれ。▼
[シャーロッテ]
…………▼
は……はあああああ!!!?▼
な、な、な…!!
何をバカなことを言ってるのよ!!▼
突然気でおかしくなったの、あんた!?▼
[サイゾウ]
何が不満だ?▼
お前が家事や炊事で軍に貢献しているところを、
きちんと見ていたのは俺だ。▼
つまりお前の良い所は俺しかみていない。
ならば俺がお前をもらってやるのは当然だ。▼
[シャーロッテ]
ちょ、ちょっと待ちなさい!
何勝手に決めてんのよ!!▼
[サイゾウ]
何が気に食わない?
地位も申し分ないはずだぞ。▼
次期国王直属の臣下など、探してもそうはいない。▼
[シャーロッテ]
だとしても、これまでのアンタの
私に対する横暴な態度は何なのよ!?▼
好きな女性に対するものとは
とうても思えないわ!▼
[サイゾウ]
別に横暴な態度を取ったつもりなどない。▼
口が悪いくせに何でもそつなくこなす
面白い奴だと思っていたぞ。▼
[シャーロッテ]
く、くっ…ま、マジなの?▼
[サイゾウ]
ああ、本気だ。▼
お前の全てを理解してやるんだから、
四の五の言わずさっさと俺の嫁になれ。▼
[シャーロッテ]
アンタって人は…どこまでも…!
そ、それが横暴だって言ってんだよ…!▼
[サイゾウ]
お前は俺が嫌いなのか?▼
[シャーロッテ]
き、嫌いじゃないわよ…▼
その…ちゃんと私の努力を見てくれてたのは…
嬉しかったし…▼
それに国際結婚にも…
憧れてたし…▼
[サイゾウ]
では何の問題もあるまい。▼
[シャーロッテ]
ううっ…でもアンタの言いなりになるのは、
なんか釈然としないのよーっ!!▼
[サイゾウ]
俺の言いなりになっていろ。
そうすれば必ず幸せにしてやるから。▼
[シャーロッテ]
えっ…ええっ…!?▼
…………▼
わ、私こういう強引なのに
案外弱いのかも…▼
は、はい…わかり…ました…▼
[サイゾウ]
じゃあ最後に名前を呼んでくれ。▼
[シャーロッテ]
はぁ!?▼
[サイゾウ]
お前はこれまで一度も俺の名前を
呼んでくれていない。▼
…それが心残りだった。▼
[シャーロッテ]
えっ…そうだっけ?
うふ…うふふふふ。▼
[サイゾウ]
なんだ…?▼
[シャーロッテ]
なんだぁ、結構可愛いところもあるんじゃない。
うふふふ、いいわよ。呼んであげる。▼
[サイゾウ]
た、頼む。▼
[シャーロッテ]
サイゾウ…これから私を…絶対に…幸せにしてくださいね?▼
[サイゾウ]
ああ、もちろんだ。だが…その声色は止めろと言ってるだろ。▼
[シャーロッテ]
き、キイイーーッ!!
なんで最後にまたそういうこと言うのよ!!▼
この陰険忍者ー!!▼

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Last-modified: 2020-08-14 (金) 16:21:45
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