[広告]

カンナ(男)の支援会話†
シノノメ†
支援C†
- [カンナ]
- むー…▼
- [シノノメ]
- ん?カンナ?
空を見上げて、どうしたんだ?▼
- [カンナ]
- あ、シノノメ!見てよ、この雨!▼
僕、かけっこして遊びたかったのに…
これじゃあ、お外で遊べないんだ。▼
- [シノノメ]
- そうだな。結構大降りだし
これはなかなか止みそうにないな。▼
屋内で遊ぶんじゃ物足りないのか?▼
- [カンナ]
- うん…お部屋で遊ぶのはもう飽きたよ!
僕、かけっことか探検とかして遊びたい…▼
- [シノノメ]
- そうか…▼
……あ!▼
それじゃあカンナ、俺といっしょに
てるてる坊主でも作ってみるか?▼
- [カンナ]
- てるてる坊主?
あ、晴れますようにって吊るす人形のこと?▼
- [シノノメ]
- ああ。あれをたくさん作って吊るせば、
きっと明日は晴れるぞ!▼
- [カンナ]
- そっか!それなら僕たくさん作るよ!▼
- [シノノメ]
- よし、それなら俺も手伝ってやる!▼
(暗転)
- [カンナ]
- んしょ、んしょ…
頭を作って…………できた!▼
- [シノノメ]
- …これは、相当な量だな。
カンナがてるてる坊主に囲まれてるぞ…▼
- [カンナ]
- えへへー、ちゃんと晴れてほしいもん!▼
あとは顔を描くだけだね!ええと…▼
- [シノノメ]
- せっかくなら知ってる人の顔に似せてみないか?
その方がきっと面白いぞ。▼
- [カンナ]
- わぁっ!それ、すっごく楽しそう!▼
それじゃあ…
こっちはお母さんでー、そっちはお父さんね!▼
- [シノノメ]
- お、なかなか特徴が掴めてる
カンナは絵も上手いんだな。▼
- [カンナ]
- えへへー、本当?
あ、これはシノノメの顔だよ!似てる?▼
- [シノノメ]
- ! おぁ…これも似てるな。▼
でも、せっかくならもっと
かっこよくしてくれると嬉しいんだけど。▼
- [カンナ]
- えー?うーんと、それじゃあ…
まゆげを…キリッと…▼
- [シノノメ]
- わぁっ!そこまで太いと変だって!
わかったわかった、もう十分だ!▼
- [カンナ]
- あははっ、それじゃあこのてるてる坊主
早く吊るしに行こう!
- [シノノメ]
- ああ。こんだけ吊るせば、すぐに晴れるだろ!
明日が楽しみだな!▼
- [カンナ]
- うん!早く晴れるといいなぁ!▼
支援B†
- [カンナ]
- むー…▼
- [シノノメ]
- あれ?カンナ?この間も空を見上げてたけど
今度は一体どうしたんだ?▼
- [カンナ]
- あ、シノノメ!だって見てよ!▼
てるてる坊主、あーんなにたくさん
吊るしたのに晴れないんだよ!▼
- [シノノメ]
- えっ?まぁ、確かに今日も雨だけど…▼
この前、てるてる坊主を吊るした
次の日は晴れただろ?▼
- [カンナ]
- その日は僕、お母さんのお手伝いしてたから
遊べなかったんだよ。▼
それでね。その後も、僕が遊ぼうと
思っている日に限って雨が降るんだ…▼
むー!僕、お外で遊びたいよー!▼
- [シノノメ]
- なるほど。カンナの都合と天気が
上手く合わないってわけか。▼
そういえば、俺も小さい頃
ずっと外に出られなかったときがあったな。▼
あの時は確かに面白くなかった…▼
- [カンナ]
- ねぇ、シノノメ。僕、もう一生
お外で遊べないのかな…▼
- [シノノメ]
- いや、そこまで深刻に考えなくても
待っていれば、いつかは晴れると思うが…▼
- [カンナ]
- …………▼
- [シノノメ]
- …よし!それなら今から外に出るか!▼
- [カンナ]
- え?でも…お外は雨だよ?
濡れたら風邪ひいちゃうし…▼
- [シノノメ]
- 大丈夫だって!こんな雨、
遊んでるうちに気にならなくなるさ。▼
それに、びしょぬれになったって
風呂に入ってしっかり乾かせば問題なし!▼
- [カンナ]
- でも…▼
- [シノノメ]
- 雨の中で遊ぶのも結構楽しいんだぞ?▼
- [カンナ]
- そ、そうなの…?▼
- [シノノメ]
- ああ。いつものかけっこが格段に楽しくなる!▼
- [カンナ]
- …! そこまで言われたら
僕も雨の降ってるお外で遊んでみたい!▼
- [シノノメ]
- そうか! それなら、雨の中へ突撃だ!▼
- [カンナ]
- あはははっ、突撃だー!▼
支援A†
- [シノノメ]
- おーい、カンナ!▼
- [カンナ]
- あ、シノノメ! どうしたの?▼
- [シノノメ]
- この間は悪かったな。▼
俺と雨の中で遊んだこと、
カムイさんに怒られたって聞いたぞ?▼
- [カンナ]
- あ。シノノメも聞いちゃったんだ。▼
うん…服が汚れちゃうし風邪引いちゃうから
ダメだって、お母さんに言われちゃった。▼
- [シノノメ]
- そうか…
誘って悪かったな、カンナ。▼
- [カンナ]
- ううん! 僕、大丈夫だよ!
だから謝らないで。▼
シノノメと雨の中で遊べたの
僕すっごく楽しかったもん!▼
- [シノノメ]
- ほんとか?▼
- [カンナ]
- うん! 水たまりに飛び込んでみたり、
かけっこして泥だらけになったり!▼
その後、お風呂に入ったのも
あったかくて気持ちよかったし…▼
僕、シノノメと一緒で嬉しかったよ。▼
- [シノノメ]
- そっか…そんなに楽しんでくれたんなら、
俺としても嬉しいな。▼
- [カンナ]
- 本当?
それならまた一緒に遊んでくれる?▼
- [シノノメ]
- ああ、もちろんだ。▼
- [カンナ]
- やったぁ! 僕、楽しみだなぁ!
早く雨が降ればいいのに…▼
- [シノノメ]
- 別に雨は降らなくていいだろ。
雨の中で遊んだらまた怒られるぞ。▼
- [カンナ]
- えー、でも僕、雨の中で
遊ぶの好きになっちゃったんだもん!▼
それに、お母さんにはちゃんとお願いすれば
きっと許してくれるよ!▼
- [シノノメ]
- うーん、どうだろうなぁ…▼
けど最初に誘っちまったのは俺だし、
説得するときは言ってくれ。▼
俺も協力するよ。▼
- [カンナ]
- わぁ、ありがとう、シノノメ!
それじゃあ、雨が降ったらまた遊ぼうね!▼
- [シノノメ]
- そうだな。▼
あ、それなら今から、
てるてる坊主を逆さに吊るしてみるか?▼
そうすれば雨が降るって聞いたことが…▼
- [カンナ]
- 本当!?
わーい、やろうやろう!▼
支援C†
- [キヌ]
- ねえ、カンナ。▼
- [カンナ]
- ん? そんなに僕のことじっと見て
どうしたのキヌ?▼
- [キヌ]
- カンナって…かっこいいよね!▼
- [カンナ]
- えっ? そ、そうかな?▼
- [キヌ]
- うん。
特に竜になったときが一番かっこいい!▼
見た目がすっごく強そうだし
実際闘ったら本当に強いもん!▼
- [カンナ]
- えへへ、そんなに褒められると
照れちゃうな。▼
キヌが狐に変身してるのも
かっこいいと思うよ。▼
- [キヌ]
- えっ? そう?▼
- [カンナ]
- うん。飛び跳ねたらすごく高いし、
走るのもとっても速いでしょ?▼
僕、キヌのこと羨ましいって思ったことあるよ。▼
- [キヌ]
- へえ、カンナに羨ましいって
思われてたなんて初めて知ったよ。▼
アタシの方こそ
竜になりたいなぁって見てたのに。▼
- [カンナ]
- あははっ、
僕たち同じこと考えてたんだね。▼
そうだ! それなら今度、
竜になった僕の背中に乗ってみる?▼
- [キヌ]
- え? いいの?
それすっごく楽しそう!▼
- [カンナ]
- あっ、でもただ乗るだけじゃ
面白くないかな。▼
- [キヌ]
- なら二人で狩りをしようよ!▼
アタシが獲物の位置を耳で探って教えるから、
カンナがその竜の力で捕まえるの。▼
- [カンナ]
- へえ、それはいい考えかも!
キヌは狐だから耳いいもんね。▼
- [キヌ]
- でしょでしょ?▼
変身したらもっとよく聞こえるし
たくさん捕れると思うの!▼
とった獲物は一緒に食べよう!▼
- [カンナ]
- うん、楽しみだなぁ。
それじゃあ今度は森に集合だね。▼
- [キヌ]
- アタシ、とっておきの狩り場所が
あるからそこに連れてってあげる!▼
- [カンナ]
- うん。よろしくね、キヌ。▼
- [キヌ]
- えへへ、任せといて!▼
支援B†
- [キヌ]
- たくさん捕れたね、カンナ!
狩りは大成功だよ!▼
- [カンナ]
- うん。こんなにうまくいくとは思わなかった。
とっても楽しかったね!▼
キヌがすぐに獲物の居場所を
教えてくれたから助かったよ。▼
- [キヌ]
- えへへ、アタシの耳すごいでしょ!▼
でも、カンナもすごかったよ。▼
ぐわって腕を振ったら、
一発で仕留めちゃった!▼
- [カンナ]
- 二人で狩りをしたらこんなに
上手に捕れるものなんだね。▼
たくさん食べられるし
僕、またキヌと狩りに行きたいな。▼
- [キヌ]
- うん、アタシもそう思う!
アタシたちって良い組み合わせなのかも!▼
- [カンナ]
- そうだね。…あっ!
でもこれって狩り以外にも活かせないかな?▼
- [キヌ]
- ん? どういうこと?▼
- [カンナ]
- 僕とキヌはそれぞれ得意なことが違うでしょ?▼
狩りの時はその得意なことを活かし合って
獲物を仕留められたんだから…▼
闘う時も同じようにすれば
たくさん敵を倒せるかも!▼
- [キヌ]
- わぁっ! それすごい!▼
じゃあアタシはがんばって敵の位置を
みんなに早く伝えればいいってこと?▼
- [カンナ]
- そうそう、そんな感じ!▼
- [キヌ]
- ふんふん…それすっごく楽しそう!▼
今までは何も考えずに闘ってたけど、
たまにはそういうのもいいね!▼
- [カンナ]
- あはは、でしょ?▼
これでもっともっと
みんなの役に立てたらいいよね!▼
- [キヌ]
- それじゃあ二人の
連携技も考えてみない?▼
- [カンナ]
- 連携技?▼
- [キヌ]
- そう! 今日の狩りみたいに
アタシとカンナが一緒に突撃したりするの。▼
二人でこっそり練習しようよ。▼
- [カンナ]
- それ面白そうだね。うん、やろうやろう!▼
- [キヌ]
- じゃあ、これ食べ終わったら練習ね!
もぐもぐもぐもぐもぐもぐ…▼
- [カンナ]
- あ! 僕の分まで食べないでよ!
もぐもぐもぐもぐもぐもぐ…▼
支援A†
- [キヌ]
- えっへへ~♪▼
ねえ、カンナ。
この間はみんなに褒められちゃったね!▼
- [カンナ]
- うん! キヌと一緒に考えた連携技が
上手く決まって、敵もたくさん倒せたよ。▼
- [キヌ]
- アタシたちすっごく練習したもんね。▼
- [カンナ]
- うん。でもキヌは時々、練習中に
狩りで捕った鶏肉食べて休んでなかった?▼
- [キヌ]
- ぶー! そんなことないもん!▼
そういうカンナだって練習より狩りの方が
好きって言ってたし、おあいこでしょ。▼
- [カンナ]
- あれ、そうだったっけ?▼
でも、キヌと一緒だったからこうして
狩りではお肉がたくさん食べられるし、▼
闘いでもみんなに褒められたんだよね。▼
- [キヌ]
- うん! 二人で一緒に闘うのって
楽しいし面白いから大好き!▼
- [カンナ]
- 僕もキヌがいてくれて良かったなって思うよ。▼
- [キヌ]
- あっ! それじゃあアタシたち、
『相棒』ってやつだね!▼
- [カンナ]
- 相棒?▼
- [キヌ]
- そう! お互いかけがえのない仲間って
意味だよ。なんだかかっこいいよね!▼
- [カンナ]
- 相棒かぁ…うん、すっごくかっこいいね。
僕、キヌと相棒になれて嬉しいよ!▼
- [キヌ]
- えへへ、アタシも!▼
- [カンナ]
- ねえ、キヌ。これからも一緒に
狩りも闘いも頑張っていこうね!▼
僕たち二人ならもっともっと強くなれるよ!▼
- [キヌ]
- うん、もちろん!
よろしくね、カンナ!▼
支援S†
- [カンナ]
- あ、ねえキヌ。ちょっといい?▼
- [キヌ]
- ん? どうしたの?カンナ?
なんだかそわそわしてる?▼
- [カンナ]
- え? そ、そうかな?▼
- [キヌ]
- うん。っていうか最近ずっと
そわそわしてるよ? 何か悩みごと?▼
- [カンナ]
- ええと…悩みごとじゃないんだ。
その、キヌに言いたいことがあって。▼
- [キヌ]
- アタシに? いいよ、なんでも言って!▼
- [カンナ]
- あのね、キヌと遊ぶと楽しいんだけど
最近はそれだけじゃ足りないって思うんだ。▼
- [キヌ]
- えっ…? 遊び足りないってこと?▼
- [カンナ]
- ううん。そうじゃなくて…
もっとずっとキヌと一緒にいたいってこと。▼
僕、キヌのことが大好きなんだ。
だから恋人になってほしくて…▼
- [キヌ]
- へっ?▼
…ええっ!?▼
- [カンナ]
- キヌと一緒にいるとずっと笑って
楽しいことばっかりなんだ。▼
だから…▼
- [キヌ]
- そっか…カンナはアタシのこと、
そんなに大好きだって思ってくれてたんだね。▼
アタシもカンナのこと大好きだよ!▼
- [カンナ]
- えっ? 本当?▼
- [キヌ]
- うん。竜に変身できるカンナは
すごくかっこいいもん!▼
それに、アタシこそカンナと一緒にいると
ずっと笑っていられるの。▼
- [カンナ]
- キヌ…!▼
- [キヌ]
- だからアタシもカンナの恋人になりたいな!
それでいい?▼
- [カンナ]
- うん、もちろんだよ!
ありがとう、キヌ!▼
- [キヌ]
- えへへ、
アタシ、すっごい幸せ!▼
- [カンナ]
- あははっ、そうだね!▼
あ、さっそくだけど今日も狩りに行く?▼
- [キヌ]
- 当然!
今日もたくさん獲物を捕まえようね!▼
- [カンナ]
- うん! それじゃあ竜に変身するから
キヌは背中に乗ってね。▼
- [キヌ]
- わーい! ありがとう!
カンナ、大好きだよ!▼
ミタマ†
支援C†
- [カンナ]
- あ、ミタマだ!
こんなところで何してるの?▼
- [ミタマ]
- ! …ああ、カンナ。
歌を詠んでいるのですわ。▼
- [カンナ]
- あ、ミタマって歌を詠むのが好きなんだよね。
それって面白いの?▼
- [ミタマ]
- …なにを言ってるのでしょう。
そんなの当然ですわ。▼
- [カンナ]
- でも、なんだかちょっと難しそう…▼
- [ミタマ]
- そんなことありませんわ。▼
あなたには まだ早いのね 歌の道
でもわかる日が 必ず来ます…▼
- [カンナ]
- うーん…やっぱりわかんない。▼
- [ミタマ]
- !? なんてこと!▼
この歌の素晴らしさがわからないなんて
あなた…大丈夫ですの?▼
- [カンナ]
- えー、そんなこと言われても…▼
- [ミタマ]
- …わかりましたわ。では、わたくしが
カンナに歌の指南をいたしましょう。▼
- [カンナ]
- え? しなん…って何?▼
- [ミタマ]
- わたくしがカンナに
歌を教えるということですわ。▼
こういったものは、実際に読んでみた方が
面白さもわかるというものですから。▼
- [カンナ]
- そっか…それなら僕も体験できるし
歌も詠めるようになるってことだね!▼
- [ミタマ]
- その通りですわ。では今度カンナ用に
筆と短冊をご用意しますわ。▼
それが揃ったら一緒にやりましょう。▼
- [カンナ]
- わぁっ、なんだか本格的だね!
僕、ちょっと楽しみになってきたよ!▼
- [ミタマ]
- あら、そうなんですの?
それは良かったですわ。▼
では、またお声掛けしますので
少し待っていてください。▼
- [カンナ]
- うん、わかった! 楽しみにしてるね!▼
支援B†
- [カンナ]
- …………▼
- [ミタマ]
- …………▼
- [カンナ]
- ……うーん……▼
- [ミタマ]
- カンナ、さっきから黙ってるか
うなってるかしかしてませんが…▼
早く歌を詠んでくださいな。
わたくし、待ちくたびれましたわ。▼
- [カンナ]
- だって…全然思いつかないんだもん。
やっぱり歌って難しい。▼
- [ミタマ]
- そんなことはありませんわ。▼
歌の対象をみて自然と湧き上がる感情…
それをそのまま言葉にすればいいだけです。▼
- [カンナ]
- それが難しいんだよ…
ミタマはすごいなあ…▼
そうだ。もう少し簡単なことから
始められないかな?▼
- [ミタマ]
- 簡単なこと?▼
- [カンナ]
- うん。歌って
言葉遊びみたいなものだよね?▼
だったら僕、しりとりが得意だから
それと同じような感じで作れないかなって。▼
- [ミタマ]
- ? それは最初の文字か決まっていれば
作れるということですか?▼
- [カンナ]
- うん! 例えばミタマの名前を使って…▼
ええと…
ミタマの『み』は『みんな大好き』の『み』!▼
『た』は『頼りになるけどちょっと怖い』!
『ま』は『魔法みたいに怪我を治す』…▼
- [ミタマ]
- …それは歌じゃありませんわ。
文字数も多すぎますし。▼
- [カンナ]
- あれ? ダメなの?▼
- [ミタマ]
- 歌というのはそんなものではありません。
自分の気持ちを長々と話して聞かせることなく、▼
あの短い文字数に込めてこそ
その美しさや素晴らしさが際立つのですわ。▼
- [カンナ]
- うーん、そっか…▼
- [ミタマ]
- 以前わたくしがお父様に贈った歌は
ちゃんと感動してもらいましたわ。▼
- [カンナ]
- え? それはどんな歌だったの?▼
- [ミタマ]
- 確かこんな歌でしたわ…▼
今来んと 言ってまだ来ぬ あなたの身
元気であれと 私は願う…▼
ずっと会いに来てくれなかったお父様に
この歌を贈ったとき、▼
お父様は感動と謝罪の気持ちで
いっぱいになったそうですわ。▼
あのお父様がですわよ?▼
その話を聞いたときは驚いたと同時に
思わず笑ってしまいましたもの。▼
- [カンナ]
- へえ…さっきの歌で人の心をそこまで
動かせるなんて、やっぱりすごいんだね。▼
- [ミタマ]
- でしょう? だからカンナももう少し
真面目に取り組んでくださいな。▼
- [カンナ]
- うん、ごめんね、ミタマ。
僕、もうちょっとがんばってみるよ!▼
- [ミタマ]
- ええ、こちらも全力で協力しますわ。
お覚悟あそばせ!▼
支援A†
- [カンナ]
- ミタマ―!
ちょっと聞いて聞いて!▼
- [ミタマ]
- あら、カンナ。
そんなに急いでどうしたんですの?▼
- [カンナ]
- この間、ミタマが歌を教えてくれたでしょ?
それで僕、がんばって作ってみたんだよ!▼
- [ミタマ]
- …それは前に作っていた変な作文ではなく
普通に作った歌なんですか?▼
- [カンナ]
- うん! だからそんな疑いの目で
見なくても大丈夫だよ!▼
ええと…こほん。▼
ミタマはね 歌が上手な 女の子!
ほら、こんな感じでしょ?▼
- [ミタマ]
- …………▼
…まだまだですわ。▼
- [カンナ]
- ええ!? まだダメなの?▼
- [ミタマ]
- ダメですわ 全くもって ダメダメよ…▼
ただ事実を述べただけでは人を感動させる
ことなど夢のまた夢ですわ。▼
- [カンナ]
- まあ、そうかもしれないけど…▼
- [ミタマ]
- でも、この前よりは
ずっと良くなりましたわね。▼
- [カンナ]
- え? それ、ホント?▼
- [ミタマ]
- ええ。▼
- [カンナ]
- わーい! わーい! ミタマに褒められたよ!
僕、すっごく嬉しい!▼
- [ミタマ]
- まだ喜ぶのは早いですわ。▼
せめて、情熱的な恋歌を
詠めるくらいでなければ…▼
一人前の歌人とは言えませんわよ。▼
- [カンナ]
- そうなんだ。
じゃあまたミタマに色々教えてもらえばいいね!▼
- [ミタマ]
- ふふふ…このわたくしにまだ教えを乞うと…?
カンナも本気ということですのね。▼
- [カンナ]
- え? うん、そうだけど…
なんだかミタマ、顔が怖いよ?▼
- [ミタマ]
- ならばやはり、カンナを立派な歌人へと
導くのはわたくしの役目…▼
わたくし、全身全霊をかけて取り組みますわ!▼
- [カンナ]
- う、うん…▼
ミタマ、すごくやる気みたい。
でも…なんだか楽しそうだし、まあいっか!▼
支援S†
- [カンナ]
- ねえ、 ミタマ。また歌を作ったから
聞いてもらってもいい?▼
- [ミタマ]
- あら、カンナ。ええ、いいですわよ。▼
最近はカンナも少しずつ上達していますし
楽しみですわ。▼
- [カンナ]
- よーし、今日こそはミタマを
感動させてやるもんね! ええと…▼
大好きと お花に込めて 届けます
あなたとずっと 一緒にいたい…▼
- [ミタマ]
- ! 今の歌は…▼
- [カンナ]
- えっと、僕、ミタマのことが大好きだから
この花と一緒に歌を贈りたかったんだ。▼
ミタマより上手には詠えないけど
気持ちはたくさん込めたんだよ?▼
ちゃんと…届いたかな?▼
- [ミタマ]
- …………▼
なんてこと。
こんな歌に感動してしまうなんて…▼
- [カンナ]
- え? 今、感動したって言った?▼
- [ミタマ]
- …ええ、言いましたわ。▼
技術的に言えば全く論外ですが、
気持ちは十分に伝わってきました…▼
今回はわたくしの負けですわね。▼
- [カンナ]
- ! ミタマ…!▼
- [ミタマ]
- では、わたくしも返歌を。▼
今はただ あなたの気持ち 受け入れて
喜びの歌 紡ぐ我が身よ…▼
- [カンナ]
- ? 今のはどういう意味?▼
- [ミタマ]
- ふふっ、わたくしとあなたがすきですと
言ったのですわ。▼
あんなに情熱的な告白をされて
応えないわけにはいきませんもの。▼
- [カンナ]
- えへへ、なんだか照れちゃうな。▼
- [ミタマ]
- 何を照れることがあるんですの?
これからは共に歌を詠み続けていくのですから
照れている暇などありませんわよ?▼
- [カンナ]
- え? 詠み続けるって…?▼
- [ミタマ]
- ああ…っ! 先ほどのカンナの歌で
わたくしの想いがどんどん溢れてきますわ!▼
この想い ぶつける先は 何処かな…▼
ふふふ…歌を書き留める手まで震えてます…!▼
- [カンナ]
- …ミタマ、すごく楽しそう。
これって僕の歌を喜んでくれたってことだよね?▼
あははっ、なんだか僕も嬉しくなっちゃった!▼
これからも一緒に歌を詠おうね、ミタマ!▼
- [ミタマ]
- 当然よ 伴侶も必ず 歌を詠むべし…!▼
さあ、どんどん詠みますわよ!▼
マトイ†
支援C†
- [マトイ]
- はぁ…困ったわ…▼
- [カンナ]
- マトイ、ため息ついてどうしたの?▼
- [マトイ]
- …実は今日、
なんだか肌の調子が悪くて。▼
それで朝から気持ちが滅入っているの。▼
日課の鍛錬にも身が入らないし、
これじゃあダメだってわかってるんだけど…▼
- [カンナ]
- えっ? お肌?▼
- [マトイ]
- …今、そんなことで悩んでるの?
って思ったでしょう。▼
男には理解できないかもしれないけど
女にとっては大問題なのよ?▼
- [カンナ]
- そっかぁ、そうなんだ。▼
あっ! それなら僕、いいもの持ってるよ!
んーと…はい、これあげる!▼
この果物、
お肌にとってもいいんだって!▼
- [マトイ]
- でもこれってカンナのじゃ…▼
- [カンナ]
- またもらうから大丈夫だよ。
だからマトイが食べて。▼
- [マトイ]
- …ありがとう、カンナ。
それじゃあいただくわ。▼
- [カンナ]
- うん、早くお肌の調子が
良くなるといいね!▼
- [マトイ]
- ふふっ、そうね。▼
- [カンナ]
- でも僕びっくりしたよ。▼
いつもはきびきびしてるマトイが、
今日はしょんぼりしてたから。▼
- [マトイ]
- あたしだってそんな日くらいあるわよ。▼
カンナにもあるでしょう?
楽しい日とか面白くない日とか。▼
- [カンナ]
- たくさん遊べて楽しかったなーとか、▼
お母さんとあんまり話せなかったから、
悲しかったなーとか、そういうこと?▼
- [マトイ]
- そう、それそれ。▼
さて。それじゃあ
あたしは今からこの果物を剥いてくるわね。▼
後で一緒に食べましょう?▼
- [カンナ]
- え、でもそれは
マトイにあげたものだし…▼
- [マトイ]
- 丸々あたしが食べなくても
効果は出るわよ。▼
それにカンナがくれたものなんだから、
せっかくなら一緒に食べたいわ。▼
- [カンナ]
- えへへ、マトイがそう言ってくれるなら
そうしちゃおうかな。▼
- [マトイ]
- それじゃあ決まり。
少し待っててね。▼
- [カンナ]
- うん!▼
支援B†
- [マトイ]
- ねえ、カンナ。
ちょっと聞きたいことがあるんだけど。▼
- [カンナ]
- マトイ、どうしたの?▼
- [マトイ]
- この間くれた果物って
どこで手に入れたの?▼
- [カンナ]
- 果物って…マトイがお肌の調子が悪いって
言ってたときにあげた果物のこと?▼
- [マトイ]
- そうそう! あの果物、
あたしの体質に合ってたみたいで▼
すぐに調子が良くなったの。
だからまた食べたいなって思って。▼
- [カンナ]
- そうなんだ。ええとね、あれは食糧庫に
たくさんあったものなんだよ。▼
だから見張りの人に頼んだら
またくれるんじゃないかな?▼
- [マトイ]
- なるほどね。わかったわ。▼
- [カンナ]
- あっ、僕も一緒に行って、
果物くださいって頼もうか?▼
二人でお願いした方が
たくさんもらえるかもしれないよ!▼
- [マトイ]
- ありがとう、カンナ。
それじゃあお願いするわ。▼
- [カンナ]
- うん!▼
僕があげた果物でこんなに
喜んでくれるなんて嬉しいな~!▼
僕、マトイに憧れてるから!▼
- [マトイ]
- 憧れてる? あたしに?▼
- [カンナ]
- そうだよ。だってマトイって、
いつもキラキラしてるんだもん。▼
訓練の時とか、ご飯作ってる時とか。▼
それに闘ってるときもきびきびしてて、
かっこいいなぁって思うんだー!▼
- [マトイ]
- えっ? そ、そうかしら?
自分じゃわからないけど…▼
- [カンナ]
- いつもかっこいいマトイを見て
僕も頑張ろうって思うんだよ。▼
だからそのマトイに感謝されると
嬉しくて照れちゃうんだ、えへへ…!▼
- [マトイ]
- ふふっ、そんなこと言われたら
あたしの方こそ照れちゃうじゃない。▼
でも嬉しいわ。ありがとう、カンナ。▼
支援A†
- [マトイ]
- カンナ、この間はありがとう。
おかげでたくさん果物がもらえたわ。▼
- [カンナ]
- あ、マトイ。
あんなにもらえるなんて思わなかったね。▼
- [マトイ]
- 思えば今回のことで、あたしはカンナと
よく話すようになったわね。▼
なんだかいい友達になれそうだわ。▼
- [カンナ]
- えへへ、そうかな?
でも、支え合うのが友達だからね!▼
マトイのために頑張るのは、
当たり前のことなんだよ!▼
- [マトイ]
- ありがとう、カンナ。▼
…そうだ。お世話に
なりっぱなしというのも申し訳ないし、▼
何かお返しをしたいんだけど…
あたしにして欲しい事はないかしら?▼
- [カンナ]
- えっ?
僕、お礼なんていらないよ?▼
- [マトイ]
- いいのよ。助けてもらったら、
その人のために何かしたいって思うのは▼
自然なことでしょ?▼
- [カンナ]
- そうだけど…
すぐには思いつかないなぁ…▼
うーん、うーん…▼
…あ、そうだ!▼
- [マトイ]
- 何か思いついた?▼
- [カンナ]
- うん! 実は僕、今勉強してたんだ。▼
でも難しいところが多くて
なかなかはかどらなくて…▼
だから、マトイに教えてもらえたら
嬉しいんだけど…▼
- [マトイ]
- なるほどね。
それならお安い御用だわ。▼
勉強なら毎日欠かさず取り組んでるから。▼
苦手な分野もないし、
質問があればどんどん聞いてね!▼
- [カンナ]
- うわぁ! マトイって
やっぱり頼りになるね!▼
- [マトイ]
- うふふっ、そうかしら?
でもこれでちゃんとあなたにお返しできるわ!▼
さあ! 今は何の勉強をしてるの?
兵法? 歴史? それとも計算問題かしら?▼
- [カンナ]
- わっ…なんだかマトイ
すごく生き生きしてる…?▼
あはは!
なんだか僕まで楽しくなっちゃった!▼
それじゃあよろしくね、マトイ!▼
- [マトイ]
- ええ、任せて!▼
支援S†
- [カンナ]
- ねえねえ、マトイ!▼
- [マトイ]
- あら、カンナ。
なんだかとっても嬉しそうね。▼
- [カンナ]
- うん! この間マトイが
勉強を教えてくれたおかげで▼
難しい本も読めるようになったんだ。▼
お母さんにも褒められて
嬉しくなっちゃったんだ〜!▼
- [マトイ]
- うふふ、それは良かったわね。▼
- [カンナ]
- 本当にマトイはすごいよね。
僕、ずっとマトイに教えてもらいたいもん!▼
- [マトイ]
- ええ? そ、そこまで力強く言われると
照れるわね…▼
- [カンナ]
- でも本当のことだよ?▼
僕、マトイと一緒にいると楽しいし、
苦手なこともがんばれるんだ。▼
だからずっと一緒にいて、
僕もマトイのこと助けてあげたいな!▼
- [マトイ]
- えっ? そ、それって…▼
- [カンナ]
- 僕…マトイのことが大好きだよ!
マトイは僕のこと好き?▼
- [マトイ]
- な、なんてこと聞くのよ…!▼
- [カンナ]
- えっ? き、聞いちゃダメだった?▼
- [マトイ]
- いえ、そうじゃないけど…
急に言われて驚いたというか…▼
でも、そうね…あたしもカンナのこと
大好きだと思うわ。▼
- [カンナ]
- わあっ! ホント!?▼
- [マトイ]
- ええ。カンナといると自然体で
いられるというか…▼
ずっと一緒に笑っていられるから、
こんな風に毎日過ごせたらいいなって思うわ。▼
- [カンナ]
- そっか。じゃあ僕たちって
相思相愛なんだね!▼
- [マトイ]
- ふふっ、そうね。▼
じゃああたしからもお願いするわ。
あたしとずっと一緒にいてね。▼
- [カンナ]
- うん、もちろんだよ!▼
これからもっともーっと
仲良くなって一緒に過ごそうね!▼
- [マトイ]
- ええ。ありがとう、カンナ!▼
シャラ†
支援C†
- [カンナ]
- ううっ…▼
- [シャラ]
- 貴方…どうしたの…?▼
- [カンナ]
- あっ…シャラ…▼
- [シャラ]
- その悲壮に満ちた顔…
何かの呪いにでもかかったのかしら…?▼
だったら今すぐ…
私が払ってあげるわ…▼
- [カンナ]
- あ、ううん。呪いじゃなくてね、
実は…歯が痛いんだ。▼
- [シャラ]
- 歯が…?▼
それは俗に言う…
虫歯というものじゃないかしら?▼
- [カンナ]
- ううっ…やっぱりそうなのかな?
ずきずきしてとっても痛いんだ…▼
- [シャラ]
- ちっ…珍しい呪いだったら
興味深いと思ったのに…▼
まあいいわ…
少し待って。▼
…………▼
…あったわ。
この呪符で痛い方の頬を撫でてみて。▼
- [カンナ]
- うん、わかった…▼
…………▼
あれ?▼
なんだかじんわりと痛みが
なくなってきた気がするよ?▼
- [シャラ]
- そう…
ちゃんと効いたようね。▼
- [カンナ]
- うわぁ! シャラって
虫歯まで治せちゃうんだね!▼
すごい!
僕、感動しちゃった!▼
- [シャラ]
- そんな風に目をキラキラさせながら
見つめられても困るのだけど…▼
- [カンナ]
- えっ? 困っちゃうの?
すごいって言ってるのに?▼
- [シャラ]
- こんなの…
別に大したことじゃないもの。▼
私にとっては何もすごくないわ…▼
痛みが治まったなら…
私もう行くわね。▼
- [カンナ]
- ああっ、行っちゃった…▼
でも、シャラって
すごいんだなぁ…▼
支援B†
- [カンナ]
- じーっ…▼
- [シャラ]
- …………▼
- [カンナ]
- じーっ…▼
- [シャラ]
- いい加減にしないと呪うわよ…
カンナ。▼
- [カンナ]
- あっ、見つかっちゃった?▼
- [シャラ]
- 見つかったもなにも…
ずっと後をつけていたでしょう?▼
私を尾行するなんて…百年早いわ。▼
- [カンナ]
- えへへ~そっか~。▼
- [シャラ]
- それで…?
後をつけるなんて、どういうつもりなの…?▼
- [カンナ]
- 僕は今、シャラのかっこよさの秘密を
探ってる最中なんだ!▼
この間、僕の歯が痛いのを治してくれた時、
とってもかっこ良かったから!▼
- [シャラ]
- …理解に苦しむわ。▼
あれは大したことではないと、
その時に言わなかったかしら…?▼
- [カンナ]
- シャラにとっては大したことなくても
僕は十分かっこいいと思ったんだよ!▼
- [シャラ]
- ふん…
貴方、何もわかってないわ。▼
かっこいいと言えば…
カムイの方がかっこいいじゃない?▼
- [カンナ]
- えっ? お母さんが?▼
- [シャラ]
- そうよ。
あの凛とした眼差し、意志の強さ…▼
どこをとっても、あれほど
素晴らしい人は他にいないわ…!▼
- [カンナ]
- 確かに僕のお母さんは
かっこいいけど…▼
あ、そういえばシャラって僕の
お母さんのことが好きなんだっけ?▼
- [シャラ]
- ええ。
この愛は貴方にも負けないわ…▼
あの人の食事内容や行動経路、
夜中にうった寝返りの回数に至るまで…▼
全て記録して私の心に
刻んでおけるほど大好きね…▼
- [カンナ]
- そ、そうなんだ…!
なんかすごいね!▼
- [シャラ]
- ふふふっ…当然よ。▼
でも…カンナならもっと、
カムイのことを知っているのよね…▼
羨ましいわ…
嫉妬の炎で燃え尽きそうなほどに…!▼
- [カンナ]
- んー、確かに僕はお母さんのことなら
いっぱい知ってるし…▼
もし知りたいことがあるなら教えてあげるよ。
この前の虫歯のお礼に!▼
- [シャラ]
- ふふふっ…そうこなくちゃ。▼
まずは何から聞こうかしら…
うふふふふ…▼
- [カンナ]
- シャラ、なんだか嬉しそう!▼
- [シャラ]
- 当たり前よ…▼
カムイの情報を手に入れる
またとない機会ですもの…!▼
カンナ…一気に貴方との会話が
楽しくなってきたわ…▼
うふふ、うふふふふふふ…!▼
支援A†
- [カンナ]
- …この間はいつの間にかシャラと
お母さんの話で盛り上がっちゃった。▼
僕はシャラのかっこよさの秘密を
探ってたはずだったのに…▼
なんでだったんだろ?▼
- [シャラ]
- カンナ…この間は楽しかったわ。▼
- [カンナ]
- あっ、シャラ。
うん、そうだね!▼
- [シャラ]
- うふふ…あんな貴重な話…
思い出しただけでも幸せだわ…▼
良ければまた話をしましょうね…▼
- [カンナ]
- う、うん…▼
でも、シャラが聞きたいのは
僕のお母さんの話だよね?▼
僕…それでも楽しいけど、
できればもっと、シャラのことを知りたいな。▼
- [シャラ]
- あら…聞いてさえくれれば、
そんなこと…いくらでも話すわ。▼
- [カンナ]
- えっ、そうなの?▼
- [シャラ]
- ええ…私、あの後で気づいたの。
カンナとは仲良くしてもいいって…!▼
だってカンナはカムイの子…▼
カムイの血を継ぐ貴方となら
仲良くしていけるに決まっているもの…!▼
うふふふ…!▼
- [カンナ]
- あっ、うん…
そうかもしれないけど…▼
- [シャラ]
- …? 何か、不満かしら…?▼
- [カンナ]
- うん…シャラはさ…
僕一人だけじゃ仲良くしてくれないの?▼
お母さんの話をしなかったら、
僕に興味を持ってくれなかった?▼
僕がお母さんの息子じゃなかったら…
友達にはなれなかったのかな…?▼
- [シャラ]
- …カンナ…▼
…………▼
そうね…言い方が良くなかったかもしれない。
悪いことをしたわね…▼
けれど…安心して。▼
私はちゃんと…
貴方自身に興味があるのよ。▼
- [カンナ]
- ほんとに?▼
- [シャラ]
- ええ…私と仲良くなりたいなんて言う
特殊な人はなかなかいないもの…▼
まじないをかっこいいと言ってくれたことも…
嬉しかったわ…▼
- [カンナ]
- そ、そう…!?▼
良かった…!!
僕、すっごく嬉しいよ!▼
じゃあ、これからも仲良くしてくれるってことで
いいんだよね、シャラ?▼
- [シャラ]
- ええ、もちろん…▼
貴方が望むのなら…
次は私のことを沢山話してあげるわ…▼
私の好きな呪いや得意の術式…
呪詛返しの方法まで全てね…!▼
- [カンナ]
- わーい!
楽しみ―!!▼
いっぱい話そうね、シャラ!▼
支援S†
- [カンナ]
- えへへ…▼
- [シャラ]
- やけに上機嫌ね…
何かいいことでもあったの…?▼
- [カンナ]
- えっ?
うーん、別になにもないよ?▼
- [シャラ]
- でも今…
一人でニヤニヤしていたわ…▼
- [カンナ]
- ああ、それはきっと、
シャラと一緒にいるからだよ。▼
- [シャラ]
- 私と…?▼
- [カンナ]
- うん。僕、シャラと一緒にいると
いつもとっても楽しいんだ!▼
だから嬉しくなって
ついニヤニヤしちゃうんだよ!▼
- [シャラ]
- そう…
私も、その気持ちはわかるわ…▼
- [カンナ]
- そうなの?▼
- [シャラ]
- ええ…貴方といると、
心が満たされるような感じがするの…▼
- [カンナ]
- へえー! 同じこと思うなんて、
僕たちってとっても相性がいいのかもね!▼
- [シャラ]
- …そうね。▼
けれど私たちは全く違う種類の
人間同士だとも思うわ。▼
そう…例えるなら
貴方は太陽、私は月…▼
そのくらい違うのよ。▼
- [カンナ]
- でも、違う人だから
お互いの話が面白いし、▼
支え合うことが
できるのかもしれないよ?▼
僕はこれからもずっとシャラと
一緒にいたいな! シャラはどう?▼
- [シャラ]
- …………▼
それは…
愛の告白かしら…?▼
- [カンナ]
- えっ? あ…ホントだ!
じゃ、じゃあそれでいいよ…!▼
だって僕…
シャラのこと大好きだもん!▼
- [シャラ]
- カンナ…▼
…そうね。
私も素直になるべきかも…▼
私も…
貴方のことが好きよ。カンナ…▼
- [カンナ]
- え、ほんとに!?▼
けどそれって…僕が
お母さんの子供だからじゃなくて?▼
- [シャラ]
- …まだそんなことを気にしていたの?▼
まあ…確かに…
貴方と結婚をすれば、▼
カムイは晴れて私のお義母様…
嬉しくないわけじゃないわ…▼
いいえ…むしろ最高に嬉しいわね…
あの素晴らしい人の娘になれるんですもの…▼
- [カンナ]
- …………▼
- [シャラ]
- でも…それを抜きにしても、
私は貴方が好きよ…▼
例え貴方がカムイの子でなくても、
きっと私は貴方を好きになっていたわ…▼
それでは…駄目かしら…?▼
- [カンナ]
- シャラ…▼
…ううん、じゅうぶんだよ。▼
ありがとう、シャラ!
好きって言ってくれてとっても嬉しい!▼
じゃあこれからは、ずーっと一緒だね!▼
- [シャラ]
- ちょ、ちょっと…!
いきなり抱きつかないで…!▼
- [カンナ]
- なんでなんで?
好き同士ならぎゅーってしてもいいはずだよ!▼
- [シャラ]
- …もう。
貴方の天真爛漫さには負けるわね…▼
確かに好き同士なら…
これぐらいは許すべきなのかも…▼
でも…できればもう少し、
恋人らしく抱きしめてちょうだい…?▼
- [カンナ]
- !!▼
うん、わかったよ…!▼
こ、こんな感じ…かな?▼
- [シャラ]
- うふふ…
そうね…とても嬉しいわ…▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2020-09-04 (金) 00:47:19