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オボロの支援会話

ゼロ

支援C

[オボロ]
あなたは…ゼロ…▼
[ゼロ]
おいおいおい…そんな目で
見つめられたらたまんないぜ。▼
[オボロ]
そんな目とは何よ…▼
[ゼロ]
その憎悪の眼差しのことだ。
俺がお前に何かしたか?▼
[オボロ]
…………▼
そうね。
あなたは何もしてないわ。▼
でも、あなたからは感じるのよ。
どうしようもない薄暗い感情がね。▼
あなただって、
私のことを良く思っていないでしょう?▼
隙あらば、傷つけてやろうと思ってる。▼
[ゼロ]
へぇ…なかなか鋭いな。▼
[オボロ]
…私は仲間であれば暗夜の人間でも
仲良くしようと思っているわ。▼
けど、あなたがそんな態度なら
私もずっとこのままよ。▼
[ゼロ]
そうか。
それは困ったな。▼
だが…その眼差しも慣れれば刺激的だ。▼
俺の深いところを疼かせる、
刺すような視線も悪くないねぇ…▼
[オボロ]
ふざけないで!▼
あなたとの協力は
タクミ様の望みなんだから…▼
心底嫌でも不愉快でも、
あなたとは仲良くしなきゃいけないの!▼
ちょっとは歩み寄りなさい。▼
[ゼロ]
ふっ。
正直な奴だな。▼
だが、白夜と暗夜、
両軍の協力関係はレオン様の望みでもある。▼
だから、俺もお前と仲良くしてやろう。
喜べ。▼
[オボロ]
くっ…
我慢、我慢…▼

支援B

[ゼロ]
オボロ。
俺と親交を深める気にはなったか?▼
[オボロ]
ぜ、ゼロ…▼
[ゼロ]
なんだ。
まだその気にならないのか?▼
[オボロ]
いいえ、そんなことはないわ。▼
あなたともがんばって
仲良くしたいとは思ってる…▼
[ゼロ]
無理をするな…
お前の気持ちは、カオを見ればわかる。▼
相手をなぶるようなその視線…
ゾクゾクくるぜ。▼
[オボロ]
…………▼
[ゼロ]
やはり、そう簡単には
白夜と暗夜の溝は埋まらないか…▼
[オボロ]
そうじゃなくて!
この顔はあなたの変な発言のせいよ!▼
[ゼロ]
俺の発言?
どんな発言が問題なんだ?▼
[オボロ]
その破廉恥な物言いに
決まってるじゃない!▼
[ゼロ]
なに?
俺は軽い挨拶しかしてないぞ。▼
[オボロ]
そう思ってるのはあんただけよ!▼
[ゼロ]
…そうか。わかった。
お前の前では少し発言を考えよう。▼
[オボロ]
助かるわ。▼
[ゼロ]
では早速、親交を深めるとしようぜ。
お互いにじっくり…裏の裏まで…▼
[オボロ]
…………▼
[ゼロ]
…………▼
…今の発言もダメか?▼
[オボロ]
ゼロ、あなたやっぱり
私と仲良くする気なんてないのね!▼
[ゼロ]
いや、待て。そんなことはない。
ならこういう発言も控える。▼
それでイイんだよな?
イイならイイと言ってくれ。▼
[オボロ]
あなたの気持ちは
よーーーーーくわかったわ。▼
(オボロ退場)
[ゼロ]
おい、俺はただ普通に話しただけだぞ。
それがどうしてこうなる…▼

支援A

[オボロ]
あっ、ゼロ。▼
[ゼロ]
…………▼
[オボロ]
…どうしたの?
なんで私を無視するのよ?▼
[ゼロ]
そんなことは…▼
[オボロ]
はっきりしないわね。
文句があるならはっきり言って。▼
[ゼロ]
…………▼
[オボロ]
わかったわよ!▼
やっぱり私とは
仲良くする気はないってことなのね!▼
[ゼロ]
いや…▼
[オボロ]
一緒にあなたと闘うことになって、
あなたの活躍を多く目にしてきたわ。▼
戦場で私を
助けてくれたこともあった…▼
だから、私はあなたと
友好的な関係でいたいと思ったのに…▼
[ゼロ]
いや…待て。聞いてくれ。▼
俺もお前とは
仲良くしたいと思っている。▼
[オボロ]
じゃあ、なんで私を無視するのよ!?▼
[ゼロ]
俺が口を開くと…
お前に嫌な思いをさせてしまうからな。▼
[オボロ]
…どういうこと?▼
[ゼロ]
俺にはもう…
そんなつもりはないんだが…▼
普通に話をしてもお前には破廉恥と
受け取られてしまうようだ…▼
なら、言葉以外の方法でお前と
友好的な関係を結ぼうと思ったんだ。▼
[オボロ]
ゼロ…▼
そうだったの。だから何も言わずに
私を助けてくれたのね…▼
[ゼロ]
ああ…▼
[オボロ]
気にしないで話しましょ。
私たちはもう、仲間なんだから。▼
[ゼロ]
…イイのか?
本当に仲良くしてイイんだな?▼
[オボロ]
え、ええ…
でも、破廉恥発言は控えてよね?▼
[ゼロ]
ああ、任せろ。嬉しいぞ。
もう全身にギンギンくるぐらいにな。▼
[オボロ]
…………▼
[ゼロ]
い、今の発言もダメだったか!?
ダメならすぐに謝罪するぞ。▼
[オボロ]
ふふふっ。
悪気はないみたいだから許してあげるわ。▼

支援S

[ゼロ]
オボロ。
少し、いいか?▼
[オボロ]
ゼロ。
私に何か用?▼
[ゼロ]
これをお前に贈りたい。
受け取ってくれ。▼
[オボロ]
これは…装束?
あっ、でもこれって…▼
[ゼロ]
…………▼
[オボロ]
私、呉服屋の娘だったから
この装束がどんなものかはわかるわ。▼
この装束は…
白夜王国の結婚式で花嫁が着る装束よ。▼
[ゼロ]
ああ…▼
[オボロ]
ゼロ。
どうしてこれを私に?▼
[ゼロ]
…………▼
[オボロ]
ゼロ?▼
[ゼロ]
俺が話をすると…
お前を怒らせることが多いからな。▼
だから、話さずとも気持ちが伝わるような
贈り物を選んだ。▼
[オボロ]
そ、それってやっぱり…▼
[ゼロ]
ああ…▼
[オボロ]
これは、花嫁が異国の男と
結ばれる時に着る特別な装束…▼
暗夜のあなたが、
私のために…▼
白夜のことを
知ろうとしてくれたのね…▼
で、でも、ダメよ!
ゼロの気持ちはわかったけど…▼
こういう大事なことは
ちゃんと口に出して欲しい!▼
[ゼロ]
…そうだな。
では、ちゃんと言ってやる。▼
[オボロ]
う、うん…▼
[ゼロ]
オボロ。
俺と結婚してくれ。▼
俺はお前を愛している。▼
頭の先から小指の爪まで…
お前の全てが愛おしい。▼
俺はお前じゃないとダメなんだ…
これからこの気持ちは変わらない。▼
俺があの世に逝っちまうまで…
俺の隣にいてほしいんだ。▼
[オボロ]
ゼロ…▼
…ありがとう。
ゼロの気持ちはしっかり伝わったわ。▼
[ゼロ]
そうか。
それでお前の返事は?▼
[オボロ]
私もね…
いつの間にかゼロにひかれてた。▼
最初は変なことばかり
言う人だと思っていたけど…▼
[ゼロ]
オボロ…▼
[オボロ]
一緒に生きていきましょう。
死が二人を分かつまで、ね。▼
[ゼロ]
ああ。オボロ。▼

ベルカ

支援C

[オボロ]
…………▼
[ベルカ]
あなたは…▼
[オボロ]
私はオボロ…白夜軍の兵士よ。▼
[ベルカ]
そう、私は…▼
[オボロ]
知っているわ。
暗夜軍の兵士ベルカ…▼
元は暗殺屋でしょう?▼
[ベルカ]
…敵意むき出しね。▼
白夜軍と暗夜軍が共に闘うことになっても、
やはり一枚岩にはなれないということ?▼
[オボロ]
そんな複雑なものじゃないわ。
私が個人的に暗夜の者を許せない…それだけ。▼
[ベルカ]
そう…▼
でもあなたの敵意はむしろ…
私に限定して向けられているようね。▼
[オボロ]
元々あなたが暗殺屋をしていたなんて
知ってしまったからには、そうなるわよ…▼
[ベルカ]
どういう意味?▼
[オボロ]
呉服屋をしていた私の両親はね…
私がまだ幼い頃、▼
暗夜王国へ行商に向かったときに、
暗夜の手の者によって殺されたのよ。▼
私の…見ている前でね。▼
[ベルカ]
なに…?▼
呉服屋…
暗夜王国に向かう途中…?▼
[オボロ]
何…? どうしたの?
あなたもしや、何か知っているの!?▼
[ベルカ]
…………▼
[オボロ]
ちょっと!
何か知っているのなら教えなさい!▼
両親を殺した奴らとあなたは、
何か関係があるとでも言うの?▼
[ベルカ]
…いいえ、あなたが知る必要はない。
私に言えることはないわ。▼
[オボロ]
ちょ、ちょっと待ちなさい!!
ベルカ!!▼

支援B

[オボロ]
待ちくたびれたわ、ベルカ。
こうしてまた二人きりで話せる機会をね。▼
[ベルカ]
オボロ…▼
私があなたに語れることなど…
何もないわ。▼
[オボロ]
いいえ、あるわ。
白状しなさい。▼
この前あなたは一体何を思い、
そして私に何を隠そうとしていたの?▼
[ベルカ]
…………▼
[オボロ]
あなたは殺された私の両親について、
一体何を知っているというの!?▼
[ベルカ]
…………▼
[オボロ]
だんまりを決め込むつもり?▼
…もちろん予想はついているわ。
私が幼い頃ならあなただってまだ子供。▼
あなた自身が私の両親を殺せるとは
とても思えない。▼
殺した張本人だなんて思ってないわよ。▼
[ベルカ]
なら…教えることはないわ。▼
[オボロ]
だから待ちなさいってば!!▼
[ベルカ]
…………▼
[オボロ]
隠した素振りを見せたあなたを
何度も見逃すと思ってるの…?▼
力ずくでも言ってもらうから!!▼
[ベルカ]
…………▼
あなたの両親を殺したのは…
私の親代わりだった者よ。▼
[オボロ]
…えっ!!▼
…な、なんですって!!?▼
[ベルカ]
…これで満足?
もう…私は行くわ。▼
[オボロ]
なっ、そ、それは…!!
ちょ…ちょっと…ま、待ちなさい…!▼

支援A

[ベルカ]
オボロ、いいかしら?▼
[オボロ]
ベルカ…!▼
[ベルカ]
そう構えなくても大丈夫よ…▼
…あなたにきちんと話す準備ができたわ。
気持ちの整理というやつよ。▼
[オボロ]
…?▼
どういう意味?▼
[ベルカ]
あなたの知りたがっていた全てを教えてあげる。▼
[オボロ]
えっ?▼
[ベルカ]
当時孤児だった私を拾った男は…
地下世界で暗殺組織を牛耳っていた。▼
奴は私を養子としたけれど…自分の子供のように
温かく育てるなんてことはしなかった。▼
奴から教わったのは…
殺すための術だけ。▼
[オボロ]
…………▼
[ベルカ]
そんなある日…仕事を終えた奴が
帰ってきて、ボソッと愚痴を言っていたわ。▼
今日の仕事は要人の暗殺なんてもんじゃない。
ただの夜盗紛いの嫌な仕事だったと…▼
奴がぼやくのを聞いたのは二回だけ。
これはその一回目だった…▼
[オボロ]
その日、その男が…
私の両親を…!?▼
[ベルカ]
ええ、そうよ。暗夜王国に向かう
呉服屋を襲ったと言っていたわ。▼
[オボロ]
どうして…!?▼
[ベルカ]
あなたの親のお店は、
かなり儲かっていたそうね。▼
白夜諸侯との繋がりが深い
力を持つ商人ということで…▼
暗夜側の権力者たちから
暗殺のターゲットにされてしまったようだわ。▼
[オボロ]
くっ…!!
父さん、母さんっ…!!!▼
許さない!!▼
私はあなたのその…親代わりの男を
絶対に許さないっ!!▼
そいつは今どこにいるの!!
必ず…見つけ出して…!!▼
…復讐してやる!!▼
[ベルカ]
…無理よ。▼
[オボロ]
なぜ!? あなたが隠そうとするのなら、
あなただって許さな…▼
[ベルカ]
あいつはもう…死んでいるもの。▼
[オボロ]
えっ…?▼
[ベルカ]
いえ…死んでいるというよりも、
私が殺したのよ。▼
[オボロ]
な、なんですって…?▼
[ベルカ]
私も成長して、
相当な場数をこなすようになった頃…▼
私自身に暗殺の依頼が来たの。▼
親代わりだったあいつを、
殺すようにってね…▼
[オボロ]
それであなたは…殺したの!?
親代わりだった男を!?▼
仮にもあなたをそこまで育ててくれた人を!!?▼
[ベルカ]
ええ、殺したわ。▼
あの男に教わった技術を使い、
何の躊躇いもなくね。▼
こういうことが決して珍しくない世界なのよ。▼
[オボロ]
り、理由は!?
どうしてその男は殺さなくてはならなかったの?▼
[ベルカ]
殺し過ぎたせいで知られたくない情報を
持ち過ぎたせいよ。▼
そういうベテランの暗殺者が
口封じに殺されることはよくあったわ…▼
あいつは最期にこう言っていた…
これまでのツケが回ってきたって…▼
これが二回目の彼の愚痴だったわ。▼
[オボロ]
そ…それじゃあ私が復讐する相手は…
もう…!▼
[ベルカ]
ええ、もうこの世にはいない。▼
[オボロ]
…………▼
[ベルカ]
でも安心して。
あなたは私を殺せばいい。▼
[オボロ]
えっ?▼
ちょ、ちょっと待って…?
どうしてあなたが…?▼
どうしてそういう理屈になるの?▼
[ベルカ]
私はあなたの復讐の標的を奪った。
だから、あなたは私を憎めばいい。▼
あなたの奥底にある憎しみは、
復讐すべき標的を追い求めているはず。▼
標的がなければ生きていけない…
私だったら、きっとそう感じるから。▼
[オボロ]
…………▼
[ベルカ]
さ、来なさい。▼
[オボロ]
…やめておくわ。▼
[ベルカ]
なぜ…?
憎くないの?▼
[オボロ]
憎いわ…憎い。
暗夜もあなたを育てた男も…あなたのことも…▼
でも憎しみは新たな憎しみしか生まないって…
よくわかっているもの。▼
憎しみの連鎖は不幸を呼ぶだけ…▼
私とあなたは本来それを止めるために、
こうして手を取り合っているのでしょう?▼
[ベルカ]
オボロ…▼
[オボロ]
それにあなただって…被害者よ。
だから私は改めて誓うわ。▼
暗夜の者だとしても手を取り合って…
そして平和な世界を作るために闘うって。▼
[ベルカ]
…………▼
そう。わかったわ…▼

ブノワ

支援C

[ブノワ]
…………▼
[オボロ]
うわっ!
い、岩…!?▼
じゃなかった、人間!?▼
[ブノワ]
お前は…
オボロだな…▼
[オボロ]
え、えと、あなたは…
確か、ブノワ?▼
[ブノワ]
そうだ…▼
[オボロ]
そ、そう…
こうして話すのは初めてね。▼
あなたみたいな大男が
仲間になってくれて、心強いわ。▼
[ブノワ]
!?
言っていることと顔が違うのだが…▼
[オボロ]
ああ。ごめんなさい。
暗夜の匂いがするとつい…ね。▼
私、暗夜王国の気配が嫌いなの。▼
慣れればそのうち元に戻るから、
気にしないで。▼
[ブノワ]
…………▼
[オボロ]
ん? 何よ…▼
[ブノワ]
いや、別に…▼
お前は…暗夜王国の者の前だと、
いつもそんな顔なのか…?▼
[オボロ]
いいえ。さっきも言ったけど…
敵意が無いとわかればすぐに戻るわ。▼
けど…
今日はなかなか戻らないわね…▼
まさかあなた、
私に攻撃しようとしてる?▼
[ブノワ]
い、いや、ない。
それは断じてない…▼
[オボロ]
そう? ならいいけど…▼
まあ、私たちは仲間なんだから、
次に会う時までには直っていると思うわ。▼
じゃ、またね。▼
[ブノワ]
…………▼
こ、怖かった…▼
俺より恐ろしい顔の女に…
初めて出会ったぞ…▼

支援B

[ブノワ]
…………▼
[オボロ]
こんにちは、ブノワ。▼
[ブノワ]
…?
ひいいっ! またその顔か…!!▼
[オボロ]
え? あら…本当だわ。
どうしてかしら。▼
[ブノワ]
慣れれば元に戻るのでは
なかったのか…?▼
[オボロ]
そのはずなんだけど…おかしいわね。▼
私、あなたのことはもう仲間だって
認めているはずなのに、▼
何故かこの顔になっちゃうのよね…▼
…ねえ、ブノワ。▼
[ブノワ]
ひっ!
な、何だ…!?▼
[オボロ]
どうして武器を構えてるの?▼
[ブノワ]
こ、こここれは…▼
[オボロ]
もしかして、
私のこの顔が怖いのかしら?▼
[ブノワ]
そ、そそそんなことは…▼
[オボロ]
そうよね。あなたみたいな大男が、
こんな小娘を怖がるはずないもの。▼
じゃあやっぱり、
あなたは私を攻撃しようとして…!?▼
[ブノワ]
ち、違う!
断じて違う!!▼
[オボロ]
なら、武器を下ろして。▼
[ブノワ]
だが…▼
[オボロ]
いいから降ろして!!!!▼
[ブノワ]
は、はい…!▼
[オボロ]
そして私の顔をよく見て…
怖くない、怖くない…▼
[ブノワ]
こ、怖くない…
怖くないぞ…▼
[オボロ]
…………▼
…ああ。
やっと元の顔になったわ。▼
なんだ。やっぱりあなた、
私の顔を怖がってたんじゃない。▼
困るのよ…そういうの。▼
私、暗夜の人が向ける敵意とか
良くない感情に人一倍敏感なのよ。▼
[ブノワ]
そうなのか…
すまない。▼
[オボロ]
戦闘中は平気みたいだけど、
普段からも怖がらないようにしておいてよ。▼
じゃないと私…▼
またこんな顔になるから。▼
[ブノワ]
ひっ! ひいいいいいい!▼
[オボロ]
…あ、やばいわ。
また戻らなくなった…▼
ブノワって意外と怖がりなのね…▼

支援A

[ブノワ]
オボロ…▼
[オボロ]
あら、ブノワ。
どうしたの?▼
[ブノワ]
今日は話しかけても…
嫌な顔はしないのだな…▼
[オボロ]
ブノワが私を怖がってないからね。▼
あなたが普通にしてくれている限り、
私もあの顔にはならないわ。▼
[ブノワ]
そうか…▼
お守りをたくさん作ってきた
甲斐があったな…▼
[オボロ]
お守り?▼
[ブノワ]
ああ。俺は戦場に行くとき…
手製のお守りを持っていく。▼
これを持っていれば
恐怖心が薄れ、勇敢に闘える…▼
[オボロ]
へえ、ブノワって案外器用なのね。▼
…って、ちょっと待って。
たくさんお守り作ったってことは、▼
私の顔がそんなに怖かったってこと?▼
[ブノワ]
…………▼
いや、そんな…▼
[オボロ]
ブノワ…!▼
[ブノワ]
ひいいいいいい!▼
[オボロ]
…冗談よ。▼
[ブノワ]
じ、冗談でその顔をしないでくれ…
心臓に悪い…▼
[オボロ]
ごめんごめん。
それより、お守りってどんなの作ったの?▼
[ブノワ]
ああ…こんな感じの物だ。▼
[オボロ]
へえ、これは水晶を繋げたもの?
小さいお人形とか、動物の骨の細工もあるわね。▼
暗夜のお守りって…こんなのなんだ。▼
[ブノワ]
白夜は違うのか?▼
[オボロ]
もちろん、似たようなのもあるけど…▼
白夜のお守りは、お札や霊石を
小さな布の袋に入れたものが多いわね。▼
使ってる布地の色や素材、形がいろいろあって、
呉服屋の娘としては見ていて楽しいのよ。▼
私も、余った布でたまに作ることがあるわ。▼
[ブノワ]
ほう…そうなのか。
オボロのお守り…興味がある。▼
[オボロ]
本当?
じゃあ良かったら今度、交換しましょ。▼
あたしは白夜の、あなたは暗夜の。
二つの国のお守りを交換するのよ。▼
[ブノワ]
俺はいいが…
暗夜のお守りなど…嫌じゃないのか?▼
[オボロ]
嫌じゃないわ。▼
確かに暗夜は憎いけど…
ブノワのことはいい仲間だと思ってるもの。▼
[ブノワ]
オボロ…▼
[オボロ]
じゃあ、約束よ、ブノワ。
お守りの交換、楽しみにしてるから。▼
暗夜と白夜のお守り…
両方持ってたら、なんだか効き目がありそう。▼
[ブノワ]
ああ…そうだな。
俺も、楽しみにしている。▼

支援S

[ブノワ]
オボロ…▼
[オボロ]
あら、ブノワ。
この前はありがとうね。▼
あなたに交換してもらった鉱石のお守り、
とっても素敵だったわ。▼
[ブノワ]
そうか…良かった。▼
俺も…オボロに貰ったお守りを
持っていると…いつもより勇気が湧いてくる。▼
[オボロ]
そう言って貰えると嬉しいわ。▼
[ブノワ]
…………▼
[オボロ]
ブノワ?
どうしたの?▼
[ブノワ]
実は、今日は…
もうひとつ、お守りを持って来た。▼
これを見てくれ…▼
[オボロ]
これって、指輪?
暗夜王国は指輪もお守りにするのね。▼
[ブノワ]
…ああ。
もしオボロがこれを持っていてくれたら…▼
俺がいつでも…オボロを守る。▼
[オボロ]
どういうこと…?▼
[ブノワ]
これは…結婚を申し込む時に渡す指輪。
大切な人を守る誓いの証だ…▼
俺は…オボロのことが…
…好きなんだ。▼
[オボロ]
え…!?▼
[ブノワ]
だが、お前は暗夜のことが嫌いだ…▼
俺は、暗夜王国の人間…
それはどうしたって変えることができない。▼
だから…嫌なら断ってくれ。▼
俺は、この気持ちを告げることができただけで…
とても、満足だ…▼
[オボロ]
ブノワ…▼
…………▼
馬鹿ね、ブノワ。
手が震えまくってるわよ…▼
そんなに私に断られるのが怖いの?▼
[ブノワ]
そんなことは…▼
[オボロ]
…大丈夫よ。
私が断るわけないじゃない。▼
だって私も…
あなたのこと好きなんだもの。▼
[ブノワ]
!!▼
[オボロ]
確かに私は、
両親を奪った暗夜王国が憎い。▼
それは変わることが無いわ…▼
けど…あなたのことは好きよ。大好き。▼
こんなに優しい人は、世界中探してもいないわ。
私…そう思ってる。▼
[ブノワ]
オボロ…▼
ありがとう…
とても…嬉しいぞ…▼
[オボロ]
もう。大の男が涙ぐまないの。
ほら、早く指輪をはめてちょうだい。▼
[ブノワ]
あ、ああ…▼
…………▼
…良かった、ぴったりだ…▼
[オボロ]
うふふ。このお守り、嬉しいわ。
それに、とっても効き目が強そう。▼
この世の中にある、どんなお守りよりもね。▼
[ブノワ]
そうか…▼
[オボロ]
ぜったい幸せにしてよね。
期待しちゃうんだから。▼
[ブノワ]
ああ…約束する。
その指輪に誓って…▼
オボロのことも、これからの幸せも…
必ず守ってみせる。▼

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Last-modified: 2020-08-15 (土) 12:12:05
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