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リベラの支援会話

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サーリャ

支援C

[サーリャ]
カエルの卵に…トカゲのしっぽ…
あとは雄鶏のとさかを…。▼
[リベラ]
? サーリャさん?
なにをなさっているのですか?▼
[サーリャ]
記憶を操る呪術を…
研究しているのよ…。▼
[リベラ]
記憶を操る…そんなことが
本当にできるのですか?▼
[サーリャ]
わからないから…研究してるのよ。
…邪魔だから、向こうへ行きなさい。▼
[リベラ]
わかりました。その前にひとつだけ、
お訊ねしてもよろしいでしょうか。▼
[サーリャ]
…なに?▼
[リベラ]
研究の成果はどのようにして
検証するおつもりですか?▼
[サーリャ]
そんなもの…そのへんの人間に
適当に使ってみるだけよ。▼
[リベラ]
それは…いかがなものでしょう。▼
もしよろしければ、
私が実験台になりますが?▼
[サーリャ]
他人のための自己犠牲…?
聖職者らしいわね…虫唾が走る。▼
[リベラ]
…私はそんな善人ではありませんよ。▼
[サーリャ]
ふん…いいわ。貴方を使ってあげる。
うふふ…後悔しても知らないわよ。▼
[リベラ]
そう念を押されると少々怖いですね。
お手柔らかにお願いします。▼
[サーリャ]
柔らかな呪いなど…存在しないわ。
精神と魂を賭ける覚悟をしなさい。▼
[リベラ]
わかりました。覚悟しましょう。▼
[サーリャ]
その薄笑い…いつまでもつかしらね。
うふふ…楽しみだわ。▼

支援B

[サーリャ]
それじゃ…今から
記憶を操る呪いの実験をするわ…▼
[リベラ]
お願いします。▼
[サーリャ]
操るのは戦に支障のない
記憶がよさそうね…▼
[リベラ]
では、子供のころの記憶などは
いかがでしょうか?▼
[サーリャ]
何よ…貴方。呪いの実験なのに
やけに積極的なのね…。▼
…じゃあ一応、聞いてあげるわ。
どんな記憶が…お望みかしら?▼
[リベラ]
それでは…優しい両親に囲まれ、
温かい家でしあわせに暮らす…▼
そんな記憶をおねがいいたします。▼
[サーリャ]
…生温いことね。まぁいいわ。
望みを強く念じなさい…。▼
[リベラ]
はい…。▼
[サーリャ]
では、始めるわ…
…………▼
!! なっ!?
…なに、これは…?▼
[リベラ]
どうしました?▼
[サーリャ]
…なんでもないわ。▼
一応…呪いをかけてみたけれど。
…変化を聞かせてちょうだい。▼
[リベラ]
…これといって、
変わりないようですが。▼
[サーリャ]
そう…失敗したのね…。▼
[リベラ]
私になにか問題があったのでしょうか。▼
[サーリャ]
術が失敗したのは…私が未熟だからよ。▼
ただ…術をかけたときに見えた…
貴方の闇は…なに?▼
[リベラ]
見えてしまいましたか…。
なかなか隠しきれないものですね。▼
できれば、誰にも知られぬうちに
消してしまいたかったのですが。▼
[サーリャ]
…あぁ、だから実験台を
買って出たというわけ…。▼
[リベラ]
はは、じつはそうです。
不純な動機で申し訳ありません。▼
[サーリャ]
そんなことはいいわ…。▼
それより、貴方の闇は…
とても興味深い…。▼
その闇を解き明かせば…
おもしろい呪いが作れそう。▼
[リベラ]
そうですか。ではもうしばらく、
実験台をさせていただきましょう。▼
[サーリャ]
心の闇に触れられるのが…
怖くはないの?▼
[リベラ]
…私にはもう、恐れるものなど
なにひとつありはしませんよ。▼
[サーリャ]
呪術師を前に…よく言う。
研究ついでに…恐怖を教えてあげるわ。▼
[リベラ]
ふふっ、今のサーリャさんの言葉、
少しぞくっとしましたよ。▼

支援A

[サーリャ]
………▼
…見えたわ。
貴方の闇…底の底まで。▼
[リベラ]
そうですか…サーリャさんには
すべて知られてしまったのですね。▼
私の…幼少時の思い出。
肉親に邪魔者扱いされて捨てられた…▼
私の心の傷を。▼
[サーリャ]
だれにも愛されず…
だれにも相手にすらしてもらえない。▼
貴方が聖職者になるまでの記憶は
辛いことばかり…。▼
私…こういうのは嫌いじゃないわ。
闇を持つ人間は、安心する…。▼
でも…よくこんなものを抱えて…
これまで生きてこられたものね。▼
[リベラ]
でも…なぜでしょう。息苦しいのに、
少し心が軽くなった気がします。▼
[サーリャ]
知ること…知られることは…
触れること…触れられること…。▼
そこに意を交えることで…
心に変調をきたす…それが、呪いよ。▼
貴方の心に変化があったのなら…
それは、私に呪われたということ。▼
[リベラ]
呪われましたか、私は。
救われたように感じていますが。▼
[サーリャ]
…知らないわ、そんなことは。▼
ただ、これでもう貴方は
私の実験台として失格…。▼
[リベラ]
なぜです?▼
[サーリャ]
すべてを知ってしまった以上…
いつでも呪いを成功させられるもの。▼
[リベラ]
そうですか…それは残念です。
お役に立てず、申し訳ありません。▼
なにかほかに
私にできることはありませんか?▼
[サーリャ]
ないわ。救われたと感じたのなら…▼
闇など忘れて、仲間のところにでも
帰るといいわ…。▼
[リベラ]
………▼
…ありがとうございます、サーリャさん。▼

支援S

[リベラ]
サーリャさん。
少し、よろしいでしょうか。▼
[サーリャ]
…なに?▼
[リベラ]
もう一度、私の心に触れて
いただけないでしょうか。▼
[サーリャ]
…なんのために?▼
[リベラ]
触れていただければわかる…
というのではいけませんか?▼
[サーリャ]
…思いのほか身勝手な人ね。
でも、いいわ…触れてあげる。▼
前に恐怖を教えると言ったのを
忘れていたものね…。▼
とても恐ろしいものを…
植え付けてあげるわ…うふふ。▼
[リベラ]
それでかまいません。
ぜひ、お願いします。▼
[サーリャ]
では、じっとしていなさい。▼
[リベラ]
はい。▼
[サーリャ]
………!!▼
あぁ…な、なに、これは…。
こんな…こんなものを…!▼
[リベラ]
触れていただけましたか?
私の、あなたを想う心に。▼
[サーリャ]
なぜ…こんなものに触れさせるの…?▼
[リベラ]
心を触れ合わせ、そこに交えた意で
心を変調させるのが呪いなのですよね?▼
[サーリャ]
えぇ…そうよ。▼
[リベラ]
なにか、心に変化はありませんか?
ありったけの意を込めてみたのですが。▼
[サーリャ]
ま、まさか貴方…私に、呪いを…!?
聖職者が…よくもそんな破廉恥な…!▼
[リベラ]
先に私を呪ったのはサーリャさんです。▼
[サーリャ]
私は、自分に好意を向けさせるような
意を込めた覚えはないわ…!▼
[リベラ]
おや? サーリャさんは今、私に好意を
覚えてくださっているのですか?▼
私も自分に好意を向けさせるような
意を込めてはいないのですが…▼
[サーリャ]
! う、嘘よ…!
だったら私のこの感情は…!▼
[リベラ]
共に、生きてくださいませんか。
私とふたりで──。▼
[サーリャ]
………
本当に…呪いをかけてはいないのね?▼
[リベラ]
呪いで手に入れた心に、
どれほどの価値があるというのです。▼
[サーリャ]
…そう。なら私はこの気持ちを
信じることにするわ…。▼
[リベラ]
では、この指輪を
受け取ってくださいますね?▼
[サーリャ]
準備のいいことね…。▼
[リベラ]
一生に一度のことです。
機は逃したくありませんから。▼
[サーリャ]
貴方…最初の頃と、
ずいぶん印象が変わったわ。▼
[リベラ]
それは、よいほうに?▼
[サーリャ]
…そうね…きっと、そうなんでしょう。
私を…こんな気持ちにさせたんだもの。▼
でも、いいこと…!?
貴方はルフレの次なんだからね…。▼
[リベラ]
はいはい、承知しておりますよ…。▼

オリヴィエ

支援C

[リベラ]
…………▼
[オリヴィエ]
きれい…。▼
[リベラ]
おや、オリヴィエさんですか。
どうかされましたか?▼
[オリヴィエ]
あ、あの、わたし…ごめんなさい。
お邪魔…をしてしまいました。▼
[リベラ]
いいのですよ。
ちょうど終わったところですから。▼
[オリヴィエ]
えっと…今のは、踊り…ですよね?▼
[リベラ]
はは、踊りの達人の目には
怪しい動きに映りましたか?▼
[オリヴィエ]
そ、そんなことないです。
初めて見る動きだったから…。▼
なにか、祈りを捧げるような…
胸を締め付けられるような動きで…。▼
目を、奪われました。▼
[リベラ]
さすがですね。今のはまさに
神に祈りを捧げる舞踊です。▼
あまり体を動かすのは
得意ではないのですが▼
神に仕える者として
これだけは習い覚えたのですよ。▼
[オリヴィエ]
指先まで神経の行き届いた
繊細な踊りで…すごくきれいでした。▼
[リベラ]
そのように褒められると
くすぐったいですが、光栄です。▼
[オリヴィエ]
あの、また…見に来てもいいですか?▼
[リベラ]
えぇ、かまいませんよ。▼
[オリヴィエ]
やった…ありがとうございます。▼

支援B

[オリヴィエ]
る…らら~ら…。▼
[リベラ]
おぉ…これは。▼
[オリヴィエ]
あ…リベラさん。▼
[リベラ]
お見事です、オリヴィエさん。
思わず見惚れてしまいました。▼
しかしいつの間に祈りの舞踊を
習得されたのですか?▼
あれからまだ一度も
お見せしていないと思うのですが。▼
[オリヴィエ]
わたし…踊りだけは
一度見たら忘れないんです。▼
で、でも、踊りの意味は
まだよくわかってないから▼
全然ちゃんとしてなくて…その、
見られると恥ずかしい…です。▼
[リベラ]
なるほど。踊りの意味ですか。
それは大切なことですね。▼
[オリヴィエ]
あの、もし…ご迷惑じゃなかったら
教えてもらえませんか?▼
[リベラ]
もちろん、喜んで。
まずは最初の腕の動きですが――▼
(暗転)
[オリヴィエ]
ここは…恵みの雨に感謝を
捧げているところなんですね。▼
[リベラ]
そうです。両手を掲げ、祈りを
天から地に賜るように下ろします。▼
[オリヴィエ]
なるほど…。▼
[リベラ]
これですべて説明し終えましたが、
いかがでしたか?▼
[オリヴィエ]
は、はい。
すごく勉強になりました。▼
[リベラ]
それはよかったです。▼
[オリヴィエ]
あ、あの、ありがとうございました。▼
[リベラ]
いいえ。どういたしまして。▼

支援A

[オリヴィエ]
る~らら…らん。▼
[リベラ]
…………▼
[オリヴィエ]
リベラさん、どうでしょう?
祈りの舞踊…うまくできてましたか?▼
[リベラ]
………っ▼
[オリヴィエ]
あの、リベラ…さん?
もしかして、泣いてる…んですか?▼
[リベラ]
…失礼しました。▼
[オリヴィエ]
だいじょうぶ…ですか?▼
[リベラ]
…ずいぶんと久しぶりに
涙を流したような気がします。▼
気持ちがいいものですね、
感動で流す涙というのは。▼
長いあいだ凍っていた心が
ゆっくりと溶け出したような心地です。▼
[オリヴィエ]
わたしの…踊りで?▼
[リベラ]
はい。神が降臨したのかと
見紛うほどのすばらしい舞踊でした。▼
[オリヴィエ]
よかった…上手に踊れるか…
心配だったんです。▼
[リベラ]
神に祈りを捧げるときには
緊張しますね。私も同じです。▼
[オリヴィエ]
あの…ありがとうございます…
リベラさんに…教えてもらえたから…▼
きっと…上手くなれたんだと…
思います…▼
[リベラ]
私の方こそ、オリヴィエさんの踊りを
見ることで色々学ぶところがありました。▼
お礼を言いたいのは
こちらの方です。▼
[オリヴィエ]
その…これからも…
踊りを見てもらいに来ていいですか?▼
[リベラ]
もちろん。喜んで。▼

支援S

[リベラ]
私としたことが、こんなものを
手に入れてしまうとは…。▼
[オリヴィエ]
リベラさん、少し…いいですか?▼
[リベラ]
オ、オリヴィエさん…!
今、私の手元をごらんになりましたか?▼
[オリヴィエ]
え? いえ、見てませんけど…。▼
[リベラ]
そうですか。それはよかった…。
今日はどうしました?▼
[オリヴィエ]
これを、もらって欲しくて…。
踊りを教えてくれた、お礼です。▼
[リベラ]
これは…美しい花の冠ですね。
本当にいただいていいのですか?▼
[オリヴィエ]
は、はい。もらってくれると…
うれしいです、とても。▼
[リベラ]
ありがとうございます。▼
[オリヴィエ]
あ、あの、じゃあわたしはこれで…。▼

(オリヴィエ退場)

[リベラ]
…………▼
[リベラ]
オリヴィエさん、お待ちください。▼
[オリヴィエ]
はい…?▼
[リベラ]
花冠のお礼…になればいいのですが、
これを、受け取っていただけませんか?▼
[オリヴィエ]
え、指輪…ですか?▼
[リベラ]
はい。私の心を溶かしてくれたあなたに
ぜひもらっていただきたいのです。▼
そして、叶うならばこの先の人生を
共に歩んで欲しい…そう思っています。▼
[オリヴィエ]
は、はい…わたしでよければ。▼
[リベラ]
ありがとうございます。▼
[オリヴィエ]
わ、わたしこそ…
ありがとうございます。▼
すごく、しあわせ…です。▼

セルジュ

支援C

(ミネルヴァの鳴き声)

[リベラ]
……?▼
今、飛竜の鳴き声がしたような…。
どんどん近くなってきますね…。▼
[セルジュ]
こら、ミネルヴァちゃん。
むやみやたらに吼えないの。▼
ごめんなさい、リベラ。
驚かせてしまって…って▼
あらまぁ…
あまり驚いていないわね?▼
[リベラ]
お気になさらず。
…慣れていますから。▼
[セルジュ]
まぁ…飛竜の咆哮に慣れているなんて
経験豊かなのね。▼
[リベラ]
飛竜の、というわけではありませんよ。
それより…よくしつけておいでですね。▼
飛竜に主従関係を教えるのは
大変だったのではありませんか?▼
[セルジュ]
主従だなんて。
ミネルヴァちゃんとは家族よ。▼
[リベラ]
飛竜と、家族…ですか?▼
[セルジュ]
ふふ、おかしい?▼
[リベラ]
いえ、とんでもありません。
目を開かれた思いです。▼
異種族とそれほどの絆を
築き上げることが可能だとは…。▼
あなたはすばらしい方ですね。
イーリス教の教えを体現されておられる。▼
[セルジュ]
あらあら、そんな風に言われると
照れてしまうわ。▼
[リベラ]
あなたを見習って、
私も心通じ合える異種族を▼
探してみようと思います。
では、これで。▼

(リベラ退場)

[セルジュ]
…だいじょうぶかしら?▼

支援B

[リベラ]
これは…いや、しかし人語を
解さないからといって▼
心が通い合わないとは限りませんし…。▼
[セルジュ]
リベラ? モグラを見つめて
なにをしているの?▼
[リベラ]
心を通わせているところです。▼
[セルジュ]
…通い合ったの?▼
[リベラ]
それが、通っているのかどうかを
推し量る術がなくて困っています。▼
[セルジュ]
そうよね…ミネルヴァちゃんは
お返事をしてくれるけど▼
同じことをモグラに求めるのは
少々酷な気がするわ。▼
[リベラ]
やはりそうですか…
薄々気づいてはいたのですが。▼
[セルジュ]
あ、もし嫌じゃなければだけど
ミネルヴァちゃんと心を通わせてみない?▼
ね、ミネルヴァちゃん。
どうかしら?▼

(ミネルヴァの鳴き声)

[リベラ]
とても険しいお顔をされていますが…。▼
[セルジュ]
あら、よろこんでいるのよ。▼
ミネルヴァちゃんを見ても
怖がらない人は珍しいから。▼
[リベラ]
そうなのですか?▼
[セルジュ]
えぇ。この分ならすぐにでも
心が通い合いそうね。▼
[リベラ]
そうであればいいのですが。▼
[セルジュ]
だいじょうぶよ。
私がいろいろと教えてあげるわ。▼
[リベラ]
ご親切にありがとうございます。
誠心誠意、努力させていただきます。▼

支援A

[リベラ]
こんにちは、ミネルヴァさん。
いいお天気ですね。▼

(ミネルヴァの鳴き声)

[リベラ]
あはは、そうですね。▼
確かにいい風も吹いております。
今日は絶好の空中散歩日和でしょう。▼
[セルジュ]
本当に、ふたりとも
すっかり仲良くなったわね。▼
[リベラ]
これはセルジュさん。▼
はい。ミネルヴァさんと
ずいぶん心が通い合った気がします。▼
感謝いたします。▼
[セルジュ]
ふふふ。四六時中、いっしょに
過ごしていたものね。▼
ミネルヴァちゃんもリベラのこと
今じゃとってもお気に入りよ。▼
[リベラ]
それはうれしい。
私も異種族とこれほどの…▼
いや、この考えはいけませんね。▼
[セルジュ]
いけない?▼
[リベラ]
ええ。異種族だからどうの、
と考える事ですよ。▼
心を通わすのに人も異種族もない。
この世界に生をうけた同じ生き物です。▼
そう思い始めてから、よりミネルヴァさんと
心が通うようになった気がしてるんです。▼
[セルジュ]
ミネルヴァちゃんも、その思いに
きっと気づいているのよ。▼
だってとても賢い子だもの。▼
[リベラ]
すごいですね。
ミネルヴァさんは。▼
そして、そこまで
分かってあげられるセルジュさんも。▼
[セルジュ]
ええ。私にとっては家族も同然…
いえ、家族そのものだもの。▼
[リベラ]
家族、ですか。私はまだまだ
その域に達してないようです。▼
これはより精進が
必要なようですね。▼
[セルジュ]
うふふふ…
頑張ってね。▼

支援S

(ミネルヴァの鳴き声)

[リベラ]
おや? また飛竜の鳴き声が…。▼
あぁ、やはりミネルヴァさんでしたか。
…何か様子がおかしいですね。▼
…ミネルヴァさん、どうしたのです。
なにかありましたか?▼

(ミネルヴァの鳴き声)

[リベラ]
え…セルジュさんが?
わかりました。すぐに行きます。▼

(暗転)

[リベラ]
セルジュさん!▼
[セルジュ]
あ…リベラ。
どうしてここへ?▼
[リベラ]
ミネルヴァさんが私を呼びに来たのです。
セルジュさんの様子がおかしい、と。▼
[セルジュ]
まぁ、ミネルヴァちゃんが?▼
[リベラ]
どうされました、セルジュさん。
なんでもお話しになってください。▼
[セルジュ]
…心を、病んでしまったの。
恋煩い、というやつだわ。▼
[リベラ]
それは…。▼
…………。▼
うぬぼれであれば笑ってください。
それは私に対してのお気持ちですか?▼
[セルジュ]
…ええ、どうやらそうみたい。▼
[リベラ]
そうですか…。▼
[セルジュ]
ごめんなさい。
困らせるようなことを言って。▼
[リベラ]
困るなどと。私の心は今、これ以上ない
よろこびに打ち震えています。▼
[セルジュ]
本当に?▼
[リベラ]
あなたとミネルヴァさんの前で
私が心を偽ることはありません。▼
このような幸福を
予期していなかったので▼
まだ永遠の愛を誓う指輪は
用意できていませんが…。▼
[セルジュ]
あなたがここにいれば、
私はそれだけでしあわせよ。▼
[リベラ]
…わかりました。指輪はまた後日。
今はここで…あなたのおそばに。▼

アズール(親子)

支援C

[アズール]
はぁ…もうちょっとでお姉さんと
お茶の約束ができたのにー。▼
父さんったら何で止めに来るのー?▼
[リベラ]
もうすぐ行軍の時間なのですから
仕方が無いでしょう。▼
時間を忘れてナンパを働いていた
あなたが悪いのですよ。▼
[アズール]
あ、そうだったね。ごめんなさーい。
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼
[リベラ]
…………▼
[アズール]
ん? どしたの、父さん。
僕の顔に何かついてる?▼
[リベラ]
…いえ。あなたは未来にいた時から
そのような感じだったのかと思いまして…▼
[アズール]
そんな感じ、って?▼
[リベラ]
絶望に支配されていたという未来から
来た割には、悩みが無さそうと言いますか…▼
ルキナさんが持っている
強い使命感や決意のようなものが、▼
あなたからは微塵も感じられないのですが…▼
[アズール]
えー!? ちょっと何それ!
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼
[リベラ]
そ、それは失礼致しました。
どのような使命をお持ちなのですか?▼
[アズール]
えへへ。そりゃもちろん、
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼
[リベラ]
じょ、女性にモテることですか!?
…それがあなたの使命だと?▼
それがわざわざ過去に来てまで、
成し遂げる使命なのですか…!?▼
[アズール]
やだ。父さんったら僕の使命を
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼
[リベラ]
何を恥じらっているのですか…
少々気持ちが悪いですよ?▼
[アズール]
気持ち悪いだなんてひどいなー。
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼
[リベラ]
うっ…
そ…それとこれとは話が別ですよ。▼
ふぅ。あなたの相手をしていると疲れます…
私は先に行かせていただきますね…▼
(リベラ退場)
[アズール]
…………▼
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼

支援B

[アズール]
いたたた…参ったなぁ…これ。
こんなんじゃ戻れないよ…▼
(リベラ登場)
[リベラ]
アズールさん、どうしたのですか?▼
[アズール]
うわっ!? と、父さん!?
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼
[リベラ]
嘘ですね。
明らかに傷を庇っていらっしゃいます。▼
この辺りに、
怪我をしているでしょう?▼
[アズール]
いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼
[リベラ]
…っ! …酷い傷ではないですか…!
…どうしてすぐに言わなかったのです!?▼
[アズール]
えー。だってそんなかっこ悪いところ、
女の子に見られたらまずいじゃない?
[リベラ]
…いい加減にしてください!!▼
[アズール]
父さん…?▼
[リベラ]
あなたは、こんな時まで女性の話ですか!?
ふざけるのも大概になさってください!▼
本当に、何のためにこの時代に来たんです!?
ルキナさんは必死で戦っているというのに…▼
…正直、見損ないましたよ。
あなたは戦争というものをわかっていません。▼
[アズール]
………▼
知った風な口きかないでよ…▼
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼
[リベラ]
なんですって…?▼
[アズール]
僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、
こんなところまで来てないよ。▼
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼
[リベラ]
…アズールさん?▼
[アズール]
僕、これでも未来では期待されてたんだよ。
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼
皆の期待を背負ってるのに、
弱いところなんて、見せられない。▼
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼
父さんがいなくても、
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼
いつも笑って、何でもないよって顔して
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼
[リベラ]
…………▼
[アズール]
…父さんは僕に
悩みが無さそうだって言うけど、▼
今だって…苦しいとか辛いとか
まったく思わないなんてこと、無い。▼
ただ、それを見せたくない…ううん、
見せられなかっただけなんだ。▼
それが父さんの気に障ったのなら
謝るよ…ごめんなさい。▼
[リベラ]
…いえ…▼
[アズール]
あと…心配してくれて、ありがと。
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼
(アズール退場)
[リベラ]
………▼
…悪いことをしてしまいましたね。▼

支援A

[リベラ]
アズールさん。少し話が…▼
[アズール]
あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。
ちゃんと治してもらったんだよー。▼
[リベラ]
え…えぇ。それは良かったです。▼
[アズール]
うん、心配かけてごめんねー。▼
[リベラ]
いえ…私も先日は無神経なことを
言ってしまい、すみませんでした。▼
あなたはちゃんと戦っていたのに、
何も分かっていないなどと言ってしまって…▼
[アズール]
あぁ、なんだそんなこと。
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼
[リベラ]
ですが…▼
[アズール]
…笑ってよ、父さん。▼
[リベラ]
はい?▼
[アズール]
そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。
笑って笑ってー。ほらほらー。▼
[リベラ]
あはは…! く、くすぐらないでください…!▼
[アズール]
ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼
僕、みんなが笑顔でいられるような
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼
[リベラ]
…それがあなたの、本当の使命ですか?▼
[アズール]
そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼
でも…これからは、
父さんには本音を話すって決めたから。▼
[リベラ]
そうですか…良かった…▼
[アズール]
でも、僕が本音を話しだすと
うっとうしいかもよー?▼
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼
特にナンパに失敗した時なんかは
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼
[リベラ]
…アズールさん。そうやってもう無理に
私を笑わせようとしなくても良いのですよ。▼
[アズール]
笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼
[リベラ]
…それなら良いのですが。
って、女好きなのはいいことなのでしょうか…?▼
とにかく、私も…あなたが強がらずに
いられる世界を取り戻します。▼
未来で死んだ私の分まで、あなたを守ります。
だから…辛い時は私に頼ってくださいね。▼
[アズール]
…父さん…▼
…ありがとう! 父さんったら
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼
[リベラ]
わっ…首にしがみつかないでください…!
く、苦しいですよ…!▼
[アズール]
だって、父さんがそんなこと言うなんて
思わなかったんだもん…▼
僕も父さんを守るよ。今度こそ…
父さんを死なせたりなんかしない。▼
だから…もう僕を置いていかないでね…▼
[リベラ]
…えぇ。神に誓って…▼

ブレディ(親子)

支援C

[ブレディ]
さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼
えーと…これは何とかいう地方で採れた
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼
[リベラ]
えっと…▼
[ブレディ]
なんだ、何か足りないのか!?
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼
ちっ…あいにく今日はそこまで
用意できていない。すまないな、父さん。▼
[リベラ]
あのー…▼
[ブレディ]
なんだよてめぇは! 早く飲めよ!
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼
[リベラ]
す…すみません!
いただきます…!▼
………あの、ブレディさん。▼
[ブレディ]
あぁ?▼
[リベラ]
どうして私たちは、こんなところで
優雅にお茶などしているのでしょう…?▼
[ブレディ]
なんでって…父さんの日課なんだろ?
昼下がりに紅茶を飲むの。▼
[リベラ]
…何でしょう、その貴族のような日課は。
私は普段そのようなことは致しませんが…▼
[ブレディ]
なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼
『お父さんの日課に付き合ってきて
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼
[リベラ]
私に紅茶を飲む日課がない限り、
そういうことになりますね…▼
[ブレディ]
あの野郎ーーー!
俺で遊びやがったなーーー!▼
[リベラ]
マリアベルさんが、何を言ったのですか?▼
[ブレディ]
…いや、父さんは気にしなくていい。
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。
じゃあな!!▼
(ブレディ、一瞬消える)
[ブレディ]
…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。
紅茶が冷めにくくなる。▼
(ブレディ退場)
[リベラ]
な、何だったのでしょう…▼

支援B

[ブレディ]
この前は悪かったな、父さん。▼
[リベラ]
この前って…あぁ、紅茶のことですか。
あんなの、謝ることではありませんよ。▼
ブレディさんとゆっくり話ができて、
私は楽しかったのですから。▼
[ブレディ]
なら良かったけどよ…
結局一人で茶をさせちまったからな。▼
今日は詫びの気持ちを込めて、
バイオリンを演奏しようと思う。▼
[リベラ]
えっ!?▼
[ブレディ]
父さんに謝る時はバイオリン演奏が
必須だと聞いたんだが…▼
[リベラ]
な、何なんですかその謝罪方法は!?▼
[ブレディ]
バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち
その場で宙返りをすれば▼
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼
[リベラ]
それが本当なら
私はとんでもないアホですね!!▼
…ブレディさん、
目を覚まして下さい。▼
私はそんな謝罪を受けたことも、
宙返りを見て大喜びしたこともありません。▼
またマリアベルさんに遊ばれたんですよ、
ブレディさんは。▼
[ブレディ]
はぁあ!? またかよ!!
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼
(ブレディ消える)
[リベラ]
ブレディさん、お待ちください。▼
(ブレディ再登場)
[ブレディ]
…んだよ、父さん。▼
[リベラ]
せっかく私のところに来たんです。
今日はゆっくりお話でもしませんか。▼
それに…こんなことでもないと、あなたは
私と話しになんか来なかったでしょう?▼
[ブレディ]
……ちっ。母さんのやつ、
こうなることを読んでやがったな…▼
ふん。あいつの思惑どおりなのは
気に食わねぇが…▼
父さんと話すのは、悪くない。▼
[リベラ]
…そうですか。それは良かった。▼

支援A

[ブレディ]
…それでな、母さんの奴
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼
[リベラ]
ふふっ。▼
[ブレディ]
んだよ、父さん。
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼
[リベラ]
…いえ、あなたと仲良くなれて
良かったと思いましてね。▼
初めてあなたを見た時は、正直
『この方が私の息子ですか!?』と思うほど▼
怖いお顔をなさっていましたから。▼
[ブレディ]
悪かったな。こんな怖い息子で。▼
ま、本当に気に入らねぇんだったら
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼
[リベラ]
本物…。この時代のあなたのことですか?▼
[ブレディ]
あぁ、そうだよ。
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼
[リベラ]
………▼
…ブレディさん。▼
[ブレディ]
…何だお前、なんつー顔してんだよ。
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼
俺は他の奴みたいに
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼
所詮は別物だ。本物が産まれたら、
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼
[リベラ]
それは本気で言っているのですか!?
せっかく仲良くなったというのに、▼
息子が産まれたから忘れてしまうだなんてこと、
私は絶対にしませんからね!▼
確かにあなたは本当の息子ではありません。
でも、他人だなんてことはもっとありません!▼
あなたは私の大切な友人で、
私が決めた最初の息子、なのですから。▼
[ブレディ]
………父さん。▼
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。
何てこと言いやがんだ…▼
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。
…覚えててくれよ。俺のこと。▼
俺と友達になったこと。
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼
[リベラ]
…当たり前です。
忘れられるわけがありません。▼
覚えていますよ、ずっと。未来で亡くなった、
あなたの本当のお父上の分まで…▼
[ブレディ]
…あぁ。▼
…もし俺より先に死にやがったら、
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼
バイオリンで三曲演奏して
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼
[リベラ]
はは…それは、
絶対に死ぬわけにはいきませんね。▼

ジェローム(親子)

支援C

[リベラ]
ジェロームさん。▼
[ジェローム]
…何だ、お前か。
私に何か用か?▼
[リベラ]
いえ…特に用は無いのですが…▼
[ジェローム]
ならば声などかけるな。
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼
[リベラ]
そ、そうですか…▼
[ジェローム]
そうだ。▼
[リベラ]
ふぅ…。前から思っていたのですが、
あなたは私と再会したのに▼
ルキナさんのように『お父様!』などとは
呼んで下さらないのですね…▼
[ジェローム]
…ふん。お前は私の父親ではない。
私の父親はとうにこの世を去った。▼
お前は、私の父によく似た別人だ。
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼
[リベラ]
まぁ…それはもっともなのですが…
もう少し心を開いてくださっても…▼
…いえ、しかしこれはきっと
親の愛に飢えているだけなのです。▼
さぁさぁ、ジェロームさん。
私にもっと甘えてくださって良いのですよ?▼
[ジェローム]
…バカげたマネを…▼
[リベラ]
あぁ神よ…我が子にバカと言われました…▼
[ジェローム]
言いたいことはそれだけか?
ならば私はもう行くぞ。▼
私は今からミネルヴァちゃんの
世話をするのだ。▼
[リベラ]
ミネルヴァ…ちゃん?▼
[ジェローム]
はっ…! なな何でもない!▼
[リベラ]
へぇ…▼

支援B

[リベラ]
ジェロームさん、ミネルヴァちゃんの
お世話はちゃんとできましたか?▼
[ジェローム]
お前…! この前のこと
まだ覚えているのか…!▼
言っておくが、私はいつもその呼び名で
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼
[リベラ]
あら、この前のこととは何でしょうか?▼
これはセルジュさんがそう呼んでいるので、
私も呼んでみただけなのですが?▼
[ジェローム]
あっ…!▼
[リベラ]
ふふ、ひっかかりましたね。
可愛いところもあるのではないですか。▼
[ジェローム]
…………▼
[リベラ]
そ、そんなに睨まないで下さい…!
わ…私が悪かったですよ。▼
神に誓って、もう同じことは致しません!
だから…許して下さいませんか?▼
[ジェローム]
……仕方ないな。▼
[リベラ]
ありがとうございます。▼
それにしても今の怒り方、
セルジュさんにそっくりでしたね…▼
[ジェローム]
何か言ったか?▼
[リベラ]
いえ。それより、向こうにいらっしゃるのは
ジェロームさんのミネルヴァですか?▼
[ジェローム]
あぁ。私の大切な相棒だ。▼
[リベラ]
あぁ…怖さに磨きがかかっていますね…。
凶悪さが増したとでも言いましょうか…▼
[ジェローム]
何を言う。あんなに可愛い飛竜は
未来でもそうはいなかったぞ。▼
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼
何を言わせるのだ!!▼
[リベラ]
あなたが勝手に言いだしたのでは…?▼
[ジェローム]
くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼
[リベラ]
面白いですね、ジェロームさんは。▼

支援A

[リベラ]
こんにちは、ジェロームさん。
今日もミネルヴァと一緒なのですね。▼
[ジェローム]
なんだ? またお前は
私をからかいに来たのか…?▼
[リベラ]
いえ、そろそろ私のことを父さんと
呼んでくれるのでは、と思いまして。▼
先日はかなり本音を
話して下さったようですし。▼
[ジェローム]
…本音だと?▼
[リベラ]
『ミネルヴァちゃん、可愛いー』と
仰っていたではありませんか。▼
あの時のあなたの顔といったら、
まるで天使のような笑顔で…▼
[ジェローム]
!!! …ミネルヴァ!
こいつを少し脅してやれ!!▼
…………▼
…………ミネルヴァ?▼
[リベラ]
…ミネルヴァは私を脅しませんよ。
彼女は私の、大切な家族ですから。▼
よしよしミネルヴァ、私のことを
覚えていて下さっているのですね。▼
[ジェローム]
ミネルヴァ…▼
ミネルヴァは、
そいつのことを家族と認めるのか?▼
そいつは、お前の知る私の父とは
別人なのだぞ。…それでも。▼
…………そうか。▼
[リベラ]
あの…? ミネルヴァは
何と仰っているのですか?▼
[ジェローム]
ふっ。家族だと言うわりには
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼
[リベラ]
うっ…▼
[ジェローム]
まぁ良い。ミネルヴァはな、
お前のことを家族だと認めると言った。▼
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、
大切な存在だからな。▼
こいつがお前を認めると言うのなら、
私も…いくらか考えを改めることにする。▼
別人などと言ってすまなかったな、
…父さん。▼
[リベラ]
!! ジェロームさん…!
いま私のことを、何とお呼びに?▼
[ジェローム]
くっ…! もう二度と呼ばん!
行くぞ、ミネルヴァ!▼
[リベラ]
お待ちくださいジェロームさん!
もう一度! もう一度だけ頼みます…!▼
[ジェローム]
しつこいぞ!!▼

シャンブレー(親子)

支援C

[シャンブレー]
じーーーーー…▼
[リベラ]
ど…どうしたんですか、シャンブレーさん?
私の顔に…何かついていますか?▼
[シャンブレー]
なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、
…浮気なんかしてないよな?▼
[リベラ]
えっ…! な、何を言い出すんです!!▼
私が浮気なんてするはずがありません!
見ての通り、ベルベットさん一筋ですよ!▼
[シャンブレー]
ふーん…ならいいんだけどさ。▼
[リベラ]
な、何故いきなりそんなことを?
誰かに何か言われたのですか?▼
[シャンブレー]
いや…何か言われたわけじゃないんだけど、
この前ぼんやり考えてたんだ。▼
もし父ちゃんがここで
母ちゃん以外の女性に走ったら▼
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼
[リベラ]
えっ!?▼
[シャンブレー]
俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが
生きていさえすれば▼
この時代の俺が生まれて、
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼
よく考えたら、
二人とも生きてる状態でも▼
父ちゃんが他の女に走っちゃったら
絶滅するじゃん! って。▼
ひいぃ…それはまずいよ!
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼
[リベラ]
はぁ…。まあ確かに…▼
[シャンブレー]
というわけで、これからは
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼
[リベラ]
えぇぇぇっ!?▼
[シャンブレー]
あ、もちろん戦いのときは
しょーがないってのはわかるぜ?▼
というわけで、よろしくー。▼

(シャンブレー退場)
(シャンブレー退場)

[リベラ]
…か、神よ…私はどうしたら…▼

ノワール(親子)

支援C

[ノワール]
ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼
[リベラ]
ノワールさん、どうしたのですか…?
泣いておられるのですか?▼
[ノワール]
ぐすっ…父さん…違うの。▼
これは母さんに、三日間鼻水が
止まらなくなる呪いをかけられて…▼
[リベラ]
えっ…何ですか、その
ものすごく微妙な呪いは…▼
[ノワール]
はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが
大好きだから、仕方ないわ…▼
新しいものを見つけては、
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼
[リベラ]
大丈夫ですか? 鼻水があふれてますよ。
…ほら、ちり紙をどうぞ。▼
[ノワール]
あ…ありがとう。ちーーーん!!▼
[リベラ]
それにしても、娘が三日間も
鼻水を垂らしてるなんて不憫すぎます…▼
よし、ノワールさん。私がサーリャさんに
呪いをやめるように言って参りますよ。▼
[ノワール]
えっ…ほんとに?▼
でも父さん…未来では
母さんに口答えするたび、▼
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど
大丈夫なの…?▼
[リベラ]
何ですって…!?
私は…そんなに尻に敷かれてたのですか…▼
[ノワール]
えぇ…▼
[リベラ]
で、でも今の私が
そうなるとは限りません。▼
見ていてくださいノワールさん。父さんが
頼りがいのあるところをお見せしますよ…!▼
[ノワール]
ひいぃ…! 父さんが何だか
いつもと違うように見える…!▼
これはもしかして、
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼

支援B

[リベラ]
すみませんね、ノワールさん…ぐすっ。
かっこ悪い父親で…▼
[ノワール]
泣かないで、父さん…
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼
[リベラ]
泣いていませんよ。これは五日間
鼻水が止まらなくなる呪いです。▼
[ノワール]
まんまと返り討ちにあう父さん…
未来とおんなじね…▼
[リベラ]
あぁ…そういえば以前に
そのことをご忠告頂いていましたね…▼
ですが代わりに、ノワールさんの呪いは
解いてもらったので、ご安心ください。▼
[ノワール]
それも未来とおんなじ…▼
いつも父さん、自分が呪われる代わりに
私のことを助けてくれたわね…▼
[リベラ]
これも同じなのですか!? 私はことごとく
未来と同じ運命を辿っているのですね…▼
[ノワール]
そう…そうね。私たち、こうやって
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼
[リベラ]
どうしたのですか?▼
[ノワール]
私が来ても、父さんは変わらなかった。
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼
父さんも母さんもいなくなって
私はまた一人になるの…▼
もう一度あの未来を辿るのなら…
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼
[リベラ]
ノ、ノワールさん。泣かないでくださ…▼
[ノワール]
泣いてなどおらぬ!!▼
[リベラ]
ひいぃっ!?▼
[ノワール]
ふははは! 我がこのような些細なことで
涙を流すわけがなかろう!!▼
冗談はその鼻水を拭いてから言え!
この鼻垂れ親父が!!▼
[リベラ]
す…すみません…▼
[ノワール]
…なんてね…
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼
(ノワール退場)
[リベラ]
あ、ノワールさん…!▼
……同じ運命、ですか。
…ぐすっ。▼

支援A

[リベラ]
ノワールさん、ちょっといいですか?▼
[ノワール]
あ…父さん…どうしたの?▼
[リベラ]
これを見てください。▼
[ノワール]
ひ…ひいぃっ!! こ、これって…
母さんの呪い道具…!?▼
しかも、こんなにいっぱい…!
ななな何!? 私に何をする気…!?▼
[リベラ]
何もしませんよ。というか、
あなたに呪いをかけられないように、▼
呪い道具を全部没収してきたんです。
サーリャさんから。▼
[ノワール]
えっ…!
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼
そんなこと、父さんができたことなんて、
一度もなかったのに…!!▼
[リベラ]
ノワールさん、この前私があまりにも▼
未来の私と同じ道を辿るせいで▼
どうせ運命なんて
変わらないと言っていたでしょう?▼
だから私が…未来の私にも
できなかったことをしたら、▼
その心配が
消せるのではないかと思いましてね。▼
[ノワール]
父さん…
そうね…私の知る父さんは…▼
母さんの呪い道具に触ったことすら
無かったわ…ましてや没収なんて…▼
そっか…未来なんていくらでも
変わるのよね。変えられるのよね…▼
[リベラ]
あなたが来たから、私も変われました。
一緒なら、もっと変えていけるはずですよ。▼
[ノワール]
…父さん…ありがとう…
……今度こそ、死なないでね……▼
[リベラ]
…当たり前ですよ。
殺したって死なないでいます。▼
[ノワール]
……良かった。▼
[リベラ]
…って、あの殺気立った人影は何でしょう!?
屍兵…いや、サーリャさんですか!!▼
[ノワール]
呪い道具を没収されたこと…
相当怒ってるのね…▼
[リベラ]
あの顔はまずい! まずいですよ…!
言ってるそばから命の危機です…!▼
すみませんノワールさん!
私はこれで失礼しますね!▼
(リベラ退場)
[ノワール]
あっ…父さん…!▼
…ふふ、
結構逃げ足が速いのね。▼
…あんなに本気で父さんを
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼
そうよね…
もうあんな未来にはならない。▼
私も…
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼

ンン(親子)

支援C

[ンン]
はぁ…お母さんにも困ったものです。▼
いつもいつも遊んでばかりいて、
まるで緊張感がないんですから…▼
[リベラ]
どうしたんですか? ンンさん。
そんなにため息をついて。▼
[ンン]
あ…お父さんですか。
いえ、お母さんはなんであんなに▼
子供っぽいのかと思いましてですね。▼
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、
遊んでばかりいるですよ?▼
[リベラ]
ははは…そのようなことでため息を?
貴方の方が母親のようですね。▼
まぁ、ノノさんはああいう性格ですから
仕方ないのではありませんか?▼
[ンン]
もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼
お母さんがいつまで経っても
子供っぽいままなんですよ。▼
[リベラ]
うっ…▼
[ンン]
というか、お父さんはお母さんの
どこが良かったですか。▼
あんなに子供っぽいのに、
よく女として見れましたですね。▼
それともアレですか? お父さんは
幼い少女しか好きになれないのですか?▼
[リベラ]
ぶーーーーっ!!
ンンさん…父親に対して何てことを…!▼
おぉ、神よ…おぉ神よ…!!▼
[ンン]
うろたえるなんて怪しいです。
さては図星なのですね!?▼
[リベラ]
そ…そんなことありませんよ!?
私は大人の女性も好きですので…って▼
何を言わせるのですか!
[ンン]
ふーん…。 ならばますます怪しいのです。▼
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!
さぁ白状するです!▼
[リベラ]
そ、そんなこと娘に言えませんよ!
勘弁してください…!▼
[ンン]
あっ! 逃げるとは卑怯なのです!
待てですーーー!!▼

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Last-modified: 2016-09-03 (土) 11:23:12
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