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リベラの支援会話†
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サーリャ†
支援C†
- [サーリャ]
- カエルの卵に…トカゲのしっぽ…
あとは雄鶏のとさかを…。▼
- [リベラ]
- ? サーリャさん?
なにをなさっているのですか?▼
- [サーリャ]
- 記憶を操る呪術を…
研究しているのよ…。▼
- [リベラ]
- 記憶を操る…そんなことが
本当にできるのですか?▼
- [サーリャ]
- わからないから…研究してるのよ。
…邪魔だから、向こうへ行きなさい。▼
- [リベラ]
- わかりました。その前にひとつだけ、
お訊ねしてもよろしいでしょうか。▼
- [サーリャ]
- …なに?▼
- [リベラ]
- 研究の成果はどのようにして
検証するおつもりですか?▼
- [サーリャ]
- そんなもの…そのへんの人間に
適当に使ってみるだけよ。▼
- [リベラ]
- それは…いかがなものでしょう。▼
もしよろしければ、
私が実験台になりますが?▼
- [サーリャ]
- 他人のための自己犠牲…?
聖職者らしいわね…虫唾が走る。▼
- [リベラ]
- …私はそんな善人ではありませんよ。▼
- [サーリャ]
- ふん…いいわ。貴方を使ってあげる。
うふふ…後悔しても知らないわよ。▼
- [リベラ]
- そう念を押されると少々怖いですね。
お手柔らかにお願いします。▼
- [サーリャ]
- 柔らかな呪いなど…存在しないわ。
精神と魂を賭ける覚悟をしなさい。▼
- [リベラ]
- わかりました。覚悟しましょう。▼
- [サーリャ]
- その薄笑い…いつまでもつかしらね。
うふふ…楽しみだわ。▼
支援B†
- [サーリャ]
- それじゃ…今から
記憶を操る呪いの実験をするわ…▼
- [リベラ]
- お願いします。▼
- [サーリャ]
- 操るのは戦に支障のない
記憶がよさそうね…▼
- [リベラ]
- では、子供のころの記憶などは
いかがでしょうか?▼
- [サーリャ]
- 何よ…貴方。呪いの実験なのに
やけに積極的なのね…。▼
…じゃあ一応、聞いてあげるわ。
どんな記憶が…お望みかしら?▼
- [リベラ]
- それでは…優しい両親に囲まれ、
温かい家でしあわせに暮らす…▼
そんな記憶をおねがいいたします。▼
- [サーリャ]
- …生温いことね。まぁいいわ。
望みを強く念じなさい…。▼
- [リベラ]
- はい…。▼
- [サーリャ]
- では、始めるわ…
…………▼
!! なっ!?
…なに、これは…?▼
- [リベラ]
- どうしました?▼
- [サーリャ]
- …なんでもないわ。▼
一応…呪いをかけてみたけれど。
…変化を聞かせてちょうだい。▼
- [リベラ]
- …これといって、
変わりないようですが。▼
- [サーリャ]
- そう…失敗したのね…。▼
- [リベラ]
- 私になにか問題があったのでしょうか。▼
- [サーリャ]
- 術が失敗したのは…私が未熟だからよ。▼
ただ…術をかけたときに見えた…
貴方の闇は…なに?▼
- [リベラ]
- 見えてしまいましたか…。
なかなか隠しきれないものですね。▼
できれば、誰にも知られぬうちに
消してしまいたかったのですが。▼
- [サーリャ]
- …あぁ、だから実験台を
買って出たというわけ…。▼
- [リベラ]
- はは、じつはそうです。
不純な動機で申し訳ありません。▼
- [サーリャ]
- そんなことはいいわ…。▼
それより、貴方の闇は…
とても興味深い…。▼
その闇を解き明かせば…
おもしろい呪いが作れそう。▼
- [リベラ]
- そうですか。ではもうしばらく、
実験台をさせていただきましょう。▼
- [サーリャ]
- 心の闇に触れられるのが…
怖くはないの?▼
- [リベラ]
- …私にはもう、恐れるものなど
なにひとつありはしませんよ。▼
- [サーリャ]
- 呪術師を前に…よく言う。
研究ついでに…恐怖を教えてあげるわ。▼
- [リベラ]
- ふふっ、今のサーリャさんの言葉、
少しぞくっとしましたよ。▼
支援A†
- [サーリャ]
- ………▼
…見えたわ。
貴方の闇…底の底まで。▼
- [リベラ]
- そうですか…サーリャさんには
すべて知られてしまったのですね。▼
私の…幼少時の思い出。
肉親に邪魔者扱いされて捨てられた…▼
私の心の傷を。▼
- [サーリャ]
- だれにも愛されず…
だれにも相手にすらしてもらえない。▼
貴方が聖職者になるまでの記憶は
辛いことばかり…。▼
私…こういうのは嫌いじゃないわ。
闇を持つ人間は、安心する…。▼
でも…よくこんなものを抱えて…
これまで生きてこられたものね。▼
- [リベラ]
- でも…なぜでしょう。息苦しいのに、
少し心が軽くなった気がします。▼
- [サーリャ]
- 知ること…知られることは…
触れること…触れられること…。▼
そこに意を交えることで…
心に変調をきたす…それが、呪いよ。▼
貴方の心に変化があったのなら…
それは、私に呪われたということ。▼
- [リベラ]
- 呪われましたか、私は。
救われたように感じていますが。▼
- [サーリャ]
- …知らないわ、そんなことは。▼
ただ、これでもう貴方は
私の実験台として失格…。▼
- [リベラ]
- なぜです?▼
- [サーリャ]
- すべてを知ってしまった以上…
いつでも呪いを成功させられるもの。▼
- [リベラ]
- そうですか…それは残念です。
お役に立てず、申し訳ありません。▼
なにかほかに
私にできることはありませんか?▼
- [サーリャ]
- ないわ。救われたと感じたのなら…▼
闇など忘れて、仲間のところにでも
帰るといいわ…。▼
- [リベラ]
- ………▼
…ありがとうございます、サーリャさん。▼
支援S†
- [リベラ]
- サーリャさん。
少し、よろしいでしょうか。▼
- [サーリャ]
- …なに?▼
- [リベラ]
- もう一度、私の心に触れて
いただけないでしょうか。▼
- [サーリャ]
- …なんのために?▼
- [リベラ]
- 触れていただければわかる…
というのではいけませんか?▼
- [サーリャ]
- …思いのほか身勝手な人ね。
でも、いいわ…触れてあげる。▼
前に恐怖を教えると言ったのを
忘れていたものね…。▼
とても恐ろしいものを…
植え付けてあげるわ…うふふ。▼
- [リベラ]
- それでかまいません。
ぜひ、お願いします。▼
- [サーリャ]
- では、じっとしていなさい。▼
- [リベラ]
- はい。▼
- [サーリャ]
- ………!!▼
あぁ…な、なに、これは…。
こんな…こんなものを…!▼
- [リベラ]
- 触れていただけましたか?
私の、あなたを想う心に。▼
- [サーリャ]
- なぜ…こんなものに触れさせるの…?▼
- [リベラ]
- 心を触れ合わせ、そこに交えた意で
心を変調させるのが呪いなのですよね?▼
- [サーリャ]
- えぇ…そうよ。▼
- [リベラ]
- なにか、心に変化はありませんか?
ありったけの意を込めてみたのですが。▼
- [サーリャ]
- ま、まさか貴方…私に、呪いを…!?
聖職者が…よくもそんな破廉恥な…!▼
- [リベラ]
- 先に私を呪ったのはサーリャさんです。▼
- [サーリャ]
- 私は、自分に好意を向けさせるような
意を込めた覚えはないわ…!▼
- [リベラ]
- おや? サーリャさんは今、私に好意を
覚えてくださっているのですか?▼
私も自分に好意を向けさせるような
意を込めてはいないのですが…▼
- [サーリャ]
- ! う、嘘よ…!
だったら私のこの感情は…!▼
- [リベラ]
- 共に、生きてくださいませんか。
私とふたりで──。▼
- [サーリャ]
- ………
本当に…呪いをかけてはいないのね?▼
- [リベラ]
- 呪いで手に入れた心に、
どれほどの価値があるというのです。▼
- [サーリャ]
- …そう。なら私はこの気持ちを
信じることにするわ…。▼
- [リベラ]
- では、この指輪を
受け取ってくださいますね?▼
- [サーリャ]
- 準備のいいことね…。▼
- [リベラ]
- 一生に一度のことです。
機は逃したくありませんから。▼
- [サーリャ]
- 貴方…最初の頃と、
ずいぶん印象が変わったわ。▼
- [リベラ]
- それは、よいほうに?▼
- [サーリャ]
- …そうね…きっと、そうなんでしょう。
私を…こんな気持ちにさせたんだもの。▼
でも、いいこと…!?
貴方はルフレの次なんだからね…。▼
- [リベラ]
- はいはい、承知しておりますよ…。▼
オリヴィエ†
支援C†
- [リベラ]
- …………▼
- [オリヴィエ]
- きれい…。▼
- [リベラ]
- おや、オリヴィエさんですか。
どうかされましたか?▼
- [オリヴィエ]
- あ、あの、わたし…ごめんなさい。
お邪魔…をしてしまいました。▼
- [リベラ]
- いいのですよ。
ちょうど終わったところですから。▼
- [オリヴィエ]
- えっと…今のは、踊り…ですよね?▼
- [リベラ]
- はは、踊りの達人の目には
怪しい動きに映りましたか?▼
- [オリヴィエ]
- そ、そんなことないです。
初めて見る動きだったから…。▼
なにか、祈りを捧げるような…
胸を締め付けられるような動きで…。▼
目を、奪われました。▼
- [リベラ]
- さすがですね。今のはまさに
神に祈りを捧げる舞踊です。▼
あまり体を動かすのは
得意ではないのですが▼
神に仕える者として
これだけは習い覚えたのですよ。▼
- [オリヴィエ]
- 指先まで神経の行き届いた
繊細な踊りで…すごくきれいでした。▼
- [リベラ]
- そのように褒められると
くすぐったいですが、光栄です。▼
- [オリヴィエ]
- あの、また…見に来てもいいですか?▼
- [リベラ]
- えぇ、かまいませんよ。▼
- [オリヴィエ]
- やった…ありがとうございます。▼
支援B†
- [オリヴィエ]
- る…らら~ら…。▼
- [リベラ]
- おぉ…これは。▼
- [オリヴィエ]
- あ…リベラさん。▼
- [リベラ]
- お見事です、オリヴィエさん。
思わず見惚れてしまいました。▼
しかしいつの間に祈りの舞踊を
習得されたのですか?▼
あれからまだ一度も
お見せしていないと思うのですが。▼
- [オリヴィエ]
- わたし…踊りだけは
一度見たら忘れないんです。▼
で、でも、踊りの意味は
まだよくわかってないから▼
全然ちゃんとしてなくて…その、
見られると恥ずかしい…です。▼
- [リベラ]
- なるほど。踊りの意味ですか。
それは大切なことですね。▼
- [オリヴィエ]
- あの、もし…ご迷惑じゃなかったら
教えてもらえませんか?▼
- [リベラ]
- もちろん、喜んで。
まずは最初の腕の動きですが――▼
- (暗転)
- [オリヴィエ]
- ここは…恵みの雨に感謝を
捧げているところなんですね。▼
- [リベラ]
- そうです。両手を掲げ、祈りを
天から地に賜るように下ろします。▼
- [オリヴィエ]
- なるほど…。▼
- [リベラ]
- これですべて説明し終えましたが、
いかがでしたか?▼
- [オリヴィエ]
- は、はい。
すごく勉強になりました。▼
- [リベラ]
- それはよかったです。▼
- [オリヴィエ]
- あ、あの、ありがとうございました。▼
- [リベラ]
- いいえ。どういたしまして。▼
支援A†
- [オリヴィエ]
- る~らら…らん。▼
- [リベラ]
- …………▼
- [オリヴィエ]
- リベラさん、どうでしょう?
祈りの舞踊…うまくできてましたか?▼
- [リベラ]
- ………っ▼
- [オリヴィエ]
- あの、リベラ…さん?
もしかして、泣いてる…んですか?▼
- [リベラ]
- …失礼しました。▼
- [オリヴィエ]
- だいじょうぶ…ですか?▼
- [リベラ]
- …ずいぶんと久しぶりに
涙を流したような気がします。▼
気持ちがいいものですね、
感動で流す涙というのは。▼
長いあいだ凍っていた心が
ゆっくりと溶け出したような心地です。▼
- [オリヴィエ]
- わたしの…踊りで?▼
- [リベラ]
- はい。神が降臨したのかと
見紛うほどのすばらしい舞踊でした。▼
- [オリヴィエ]
- よかった…上手に踊れるか…
心配だったんです。▼
- [リベラ]
- 神に祈りを捧げるときには
緊張しますね。私も同じです。▼
- [オリヴィエ]
- あの…ありがとうございます…
リベラさんに…教えてもらえたから…▼
きっと…上手くなれたんだと…
思います…▼
- [リベラ]
- 私の方こそ、オリヴィエさんの踊りを
見ることで色々学ぶところがありました。▼
お礼を言いたいのは
こちらの方です。▼
- [オリヴィエ]
- その…これからも…
踊りを見てもらいに来ていいですか?▼
- [リベラ]
- もちろん。喜んで。▼
支援S†
- [リベラ]
- 私としたことが、こんなものを
手に入れてしまうとは…。▼
- [オリヴィエ]
- リベラさん、少し…いいですか?▼
- [リベラ]
- オ、オリヴィエさん…!
今、私の手元をごらんになりましたか?▼
- [オリヴィエ]
- え? いえ、見てませんけど…。▼
- [リベラ]
- そうですか。それはよかった…。
今日はどうしました?▼
- [オリヴィエ]
- これを、もらって欲しくて…。
踊りを教えてくれた、お礼です。▼
- [リベラ]
- これは…美しい花の冠ですね。
本当にいただいていいのですか?▼
- [オリヴィエ]
- は、はい。もらってくれると…
うれしいです、とても。▼
- [リベラ]
- ありがとうございます。▼
- [オリヴィエ]
- あ、あの、じゃあわたしはこれで…。▼
(オリヴィエ退場)
- [リベラ]
- …………▼
- [リベラ]
- オリヴィエさん、お待ちください。▼
- [オリヴィエ]
- はい…?▼
- [リベラ]
- 花冠のお礼…になればいいのですが、
これを、受け取っていただけませんか?▼
- [オリヴィエ]
- え、指輪…ですか?▼
- [リベラ]
- はい。私の心を溶かしてくれたあなたに
ぜひもらっていただきたいのです。▼
そして、叶うならばこの先の人生を
共に歩んで欲しい…そう思っています。▼
- [オリヴィエ]
- は、はい…わたしでよければ。▼
- [リベラ]
- ありがとうございます。▼
- [オリヴィエ]
- わ、わたしこそ…
ありがとうございます。▼
すごく、しあわせ…です。▼
セルジュ†
支援C†
(ミネルヴァの鳴き声)
- [リベラ]
- ……?▼
今、飛竜の鳴き声がしたような…。
どんどん近くなってきますね…。▼
- [セルジュ]
- こら、ミネルヴァちゃん。
むやみやたらに吼えないの。▼
ごめんなさい、リベラ。
驚かせてしまって…って▼
あらまぁ…
あまり驚いていないわね?▼
- [リベラ]
- お気になさらず。
…慣れていますから。▼
- [セルジュ]
- まぁ…飛竜の咆哮に慣れているなんて
経験豊かなのね。▼
- [リベラ]
- 飛竜の、というわけではありませんよ。
それより…よくしつけておいでですね。▼
飛竜に主従関係を教えるのは
大変だったのではありませんか?▼
- [セルジュ]
- 主従だなんて。
ミネルヴァちゃんとは家族よ。▼
- [リベラ]
- 飛竜と、家族…ですか?▼
- [セルジュ]
- ふふ、おかしい?▼
- [リベラ]
- いえ、とんでもありません。
目を開かれた思いです。▼
異種族とそれほどの絆を
築き上げることが可能だとは…。▼
あなたはすばらしい方ですね。
イーリス教の教えを体現されておられる。▼
- [セルジュ]
- あらあら、そんな風に言われると
照れてしまうわ。▼
- [リベラ]
- あなたを見習って、
私も心通じ合える異種族を▼
探してみようと思います。
では、これで。▼
(リベラ退場)
- [セルジュ]
- …だいじょうぶかしら?▼
支援B†
- [リベラ]
- これは…いや、しかし人語を
解さないからといって▼
心が通い合わないとは限りませんし…。▼
- [セルジュ]
- リベラ? モグラを見つめて
なにをしているの?▼
- [リベラ]
- 心を通わせているところです。▼
- [セルジュ]
- …通い合ったの?▼
- [リベラ]
- それが、通っているのかどうかを
推し量る術がなくて困っています。▼
- [セルジュ]
- そうよね…ミネルヴァちゃんは
お返事をしてくれるけど▼
同じことをモグラに求めるのは
少々酷な気がするわ。▼
- [リベラ]
- やはりそうですか…
薄々気づいてはいたのですが。▼
- [セルジュ]
- あ、もし嫌じゃなければだけど
ミネルヴァちゃんと心を通わせてみない?▼
ね、ミネルヴァちゃん。
どうかしら?▼
(ミネルヴァの鳴き声)
- [リベラ]
- とても険しいお顔をされていますが…。▼
- [セルジュ]
- あら、よろこんでいるのよ。▼
ミネルヴァちゃんを見ても
怖がらない人は珍しいから。▼
- [リベラ]
- そうなのですか?▼
- [セルジュ]
- えぇ。この分ならすぐにでも
心が通い合いそうね。▼
- [リベラ]
- そうであればいいのですが。▼
- [セルジュ]
- だいじょうぶよ。
私がいろいろと教えてあげるわ。▼
- [リベラ]
- ご親切にありがとうございます。
誠心誠意、努力させていただきます。▼
支援A†
- [リベラ]
- こんにちは、ミネルヴァさん。
いいお天気ですね。▼
(ミネルヴァの鳴き声)
- [リベラ]
- あはは、そうですね。▼
確かにいい風も吹いております。
今日は絶好の空中散歩日和でしょう。▼
- [セルジュ]
- 本当に、ふたりとも
すっかり仲良くなったわね。▼
- [リベラ]
- これはセルジュさん。▼
はい。ミネルヴァさんと
ずいぶん心が通い合った気がします。▼
感謝いたします。▼
- [セルジュ]
- ふふふ。四六時中、いっしょに
過ごしていたものね。▼
ミネルヴァちゃんもリベラのこと
今じゃとってもお気に入りよ。▼
- [リベラ]
- それはうれしい。
私も異種族とこれほどの…▼
いや、この考えはいけませんね。▼
- [セルジュ]
- いけない?▼
- [リベラ]
- ええ。異種族だからどうの、
と考える事ですよ。▼
心を通わすのに人も異種族もない。
この世界に生をうけた同じ生き物です。▼
そう思い始めてから、よりミネルヴァさんと
心が通うようになった気がしてるんです。▼
- [セルジュ]
- ミネルヴァちゃんも、その思いに
きっと気づいているのよ。▼
だってとても賢い子だもの。▼
- [リベラ]
- すごいですね。
ミネルヴァさんは。▼
そして、そこまで
分かってあげられるセルジュさんも。▼
- [セルジュ]
- ええ。私にとっては家族も同然…
いえ、家族そのものだもの。▼
- [リベラ]
- 家族、ですか。私はまだまだ
その域に達してないようです。▼
これはより精進が
必要なようですね。▼
- [セルジュ]
- うふふふ…
頑張ってね。▼
支援S†
(ミネルヴァの鳴き声)
- [リベラ]
- おや? また飛竜の鳴き声が…。▼
あぁ、やはりミネルヴァさんでしたか。
…何か様子がおかしいですね。▼
…ミネルヴァさん、どうしたのです。
なにかありましたか?▼
(ミネルヴァの鳴き声)
- [リベラ]
- え…セルジュさんが?
わかりました。すぐに行きます。▼
(暗転)
- [リベラ]
- セルジュさん!▼
- [セルジュ]
- あ…リベラ。
どうしてここへ?▼
- [リベラ]
- ミネルヴァさんが私を呼びに来たのです。
セルジュさんの様子がおかしい、と。▼
- [セルジュ]
- まぁ、ミネルヴァちゃんが?▼
- [リベラ]
- どうされました、セルジュさん。
なんでもお話しになってください。▼
- [セルジュ]
- …心を、病んでしまったの。
恋煩い、というやつだわ。▼
- [リベラ]
- それは…。▼
…………。▼
うぬぼれであれば笑ってください。
それは私に対してのお気持ちですか?▼
- [セルジュ]
- …ええ、どうやらそうみたい。▼
- [リベラ]
- そうですか…。▼
- [セルジュ]
- ごめんなさい。
困らせるようなことを言って。▼
- [リベラ]
- 困るなどと。私の心は今、これ以上ない
よろこびに打ち震えています。▼
- [セルジュ]
- 本当に?▼
- [リベラ]
- あなたとミネルヴァさんの前で
私が心を偽ることはありません。▼
このような幸福を
予期していなかったので▼
まだ永遠の愛を誓う指輪は
用意できていませんが…。▼
- [セルジュ]
- あなたがここにいれば、
私はそれだけでしあわせよ。▼
- [リベラ]
- …わかりました。指輪はまた後日。
今はここで…あなたのおそばに。▼
アズール(親子)†
支援C†
- [アズール]
- はぁ…もうちょっとでお姉さんと
お茶の約束ができたのにー。▼
父さんったら何で止めに来るのー?▼
- [リベラ]
- もうすぐ行軍の時間なのですから
仕方が無いでしょう。▼
時間を忘れてナンパを働いていた
あなたが悪いのですよ。▼
- [アズール]
- あ、そうだったね。ごめんなさーい。
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼
- [リベラ]
- …………▼
- [アズール]
- ん? どしたの、父さん。
僕の顔に何かついてる?▼
- [リベラ]
- …いえ。あなたは未来にいた時から
そのような感じだったのかと思いまして…▼
- [アズール]
- そんな感じ、って?▼
- [リベラ]
- 絶望に支配されていたという未来から
来た割には、悩みが無さそうと言いますか…▼
ルキナさんが持っている
強い使命感や決意のようなものが、▼
あなたからは微塵も感じられないのですが…▼
- [アズール]
- えー!? ちょっと何それ!
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼
- [リベラ]
- そ、それは失礼致しました。
どのような使命をお持ちなのですか?▼
- [アズール]
- えへへ。そりゃもちろん、
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼
- [リベラ]
- じょ、女性にモテることですか!?
…それがあなたの使命だと?▼
それがわざわざ過去に来てまで、
成し遂げる使命なのですか…!?▼
- [アズール]
- やだ。父さんったら僕の使命を
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼
- [リベラ]
- 何を恥じらっているのですか…
少々気持ちが悪いですよ?▼
- [アズール]
- 気持ち悪いだなんてひどいなー。
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼
- [リベラ]
- うっ…
そ…それとこれとは話が別ですよ。▼
ふぅ。あなたの相手をしていると疲れます…
私は先に行かせていただきますね…▼
- (リベラ退場)
- [アズール]
- …………▼
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼
支援B†
- [アズール]
- いたたた…参ったなぁ…これ。
こんなんじゃ戻れないよ…▼
- (リベラ登場)
- [リベラ]
- アズールさん、どうしたのですか?▼
- [アズール]
- うわっ!? と、父さん!?
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼
- [リベラ]
- 嘘ですね。
明らかに傷を庇っていらっしゃいます。▼
この辺りに、
怪我をしているでしょう?▼
- [アズール]
- いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼
- [リベラ]
- …っ! …酷い傷ではないですか…!
…どうしてすぐに言わなかったのです!?▼
- [アズール]
- えー。だってそんなかっこ悪いところ、
女の子に見られたらまずいじゃない?
- [リベラ]
- …いい加減にしてください!!▼
- [アズール]
- 父さん…?▼
- [リベラ]
- あなたは、こんな時まで女性の話ですか!?
ふざけるのも大概になさってください!▼
本当に、何のためにこの時代に来たんです!?
ルキナさんは必死で戦っているというのに…▼
…正直、見損ないましたよ。
あなたは戦争というものをわかっていません。▼
- [アズール]
- ………▼
知った風な口きかないでよ…▼
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼
- [リベラ]
- なんですって…?▼
- [アズール]
- 僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、
こんなところまで来てないよ。▼
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼
- [リベラ]
- …アズールさん?▼
- [アズール]
- 僕、これでも未来では期待されてたんだよ。
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼
皆の期待を背負ってるのに、
弱いところなんて、見せられない。▼
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼
父さんがいなくても、
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼
いつも笑って、何でもないよって顔して
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼
- [リベラ]
- …………▼
- [アズール]
- …父さんは僕に
悩みが無さそうだって言うけど、▼
今だって…苦しいとか辛いとか
まったく思わないなんてこと、無い。▼
ただ、それを見せたくない…ううん、
見せられなかっただけなんだ。▼
それが父さんの気に障ったのなら
謝るよ…ごめんなさい。▼
- [リベラ]
- …いえ…▼
- [アズール]
- あと…心配してくれて、ありがと。
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼
- (アズール退場)
- [リベラ]
- ………▼
…悪いことをしてしまいましたね。▼
支援A†
- [リベラ]
- アズールさん。少し話が…▼
- [アズール]
- あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。
ちゃんと治してもらったんだよー。▼
- [リベラ]
- え…えぇ。それは良かったです。▼
- [アズール]
- うん、心配かけてごめんねー。▼
- [リベラ]
- いえ…私も先日は無神経なことを
言ってしまい、すみませんでした。▼
あなたはちゃんと戦っていたのに、
何も分かっていないなどと言ってしまって…▼
- [アズール]
- あぁ、なんだそんなこと。
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼
- [リベラ]
- ですが…▼
- [アズール]
- …笑ってよ、父さん。▼
- [リベラ]
- はい?▼
- [アズール]
- そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。
笑って笑ってー。ほらほらー。▼
- [リベラ]
- あはは…! く、くすぐらないでください…!▼
- [アズール]
- ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼
僕、みんなが笑顔でいられるような
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼
- [リベラ]
- …それがあなたの、本当の使命ですか?▼
- [アズール]
- そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼
でも…これからは、
父さんには本音を話すって決めたから。▼
- [リベラ]
- そうですか…良かった…▼
- [アズール]
- でも、僕が本音を話しだすと
うっとうしいかもよー?▼
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼
特にナンパに失敗した時なんかは
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼
- [リベラ]
- …アズールさん。そうやってもう無理に
私を笑わせようとしなくても良いのですよ。▼
- [アズール]
- 笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼
- [リベラ]
- …それなら良いのですが。
って、女好きなのはいいことなのでしょうか…?▼
とにかく、私も…あなたが強がらずに
いられる世界を取り戻します。▼
未来で死んだ私の分まで、あなたを守ります。
だから…辛い時は私に頼ってくださいね。▼
- [アズール]
- …父さん…▼
…ありがとう! 父さんったら
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼
- [リベラ]
- わっ…首にしがみつかないでください…!
く、苦しいですよ…!▼
- [アズール]
- だって、父さんがそんなこと言うなんて
思わなかったんだもん…▼
僕も父さんを守るよ。今度こそ…
父さんを死なせたりなんかしない。▼
だから…もう僕を置いていかないでね…▼
- [リベラ]
- …えぇ。神に誓って…▼
ブレディ(親子)†
支援C†
- [ブレディ]
- さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼
えーと…これは何とかいう地方で採れた
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼
- [リベラ]
- えっと…▼
- [ブレディ]
- なんだ、何か足りないのか!?
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼
ちっ…あいにく今日はそこまで
用意できていない。すまないな、父さん。▼
- [リベラ]
- あのー…▼
- [ブレディ]
- なんだよてめぇは! 早く飲めよ!
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼
- [リベラ]
- す…すみません!
いただきます…!▼
………あの、ブレディさん。▼
- [ブレディ]
- あぁ?▼
- [リベラ]
- どうして私たちは、こんなところで
優雅にお茶などしているのでしょう…?▼
- [ブレディ]
- なんでって…父さんの日課なんだろ?
昼下がりに紅茶を飲むの。▼
- [リベラ]
- …何でしょう、その貴族のような日課は。
私は普段そのようなことは致しませんが…▼
- [ブレディ]
- なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼
『お父さんの日課に付き合ってきて
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼
- [リベラ]
- 私に紅茶を飲む日課がない限り、
そういうことになりますね…▼
- [ブレディ]
- あの野郎ーーー!
俺で遊びやがったなーーー!▼
- [リベラ]
- マリアベルさんが、何を言ったのですか?▼
- [ブレディ]
- …いや、父さんは気にしなくていい。
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。
じゃあな!!▼
- (ブレディ、一瞬消える)
- [ブレディ]
- …忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。
紅茶が冷めにくくなる。▼
- (ブレディ退場)
- [リベラ]
- な、何だったのでしょう…▼
支援B†
- [ブレディ]
- この前は悪かったな、父さん。▼
- [リベラ]
- この前って…あぁ、紅茶のことですか。
あんなの、謝ることではありませんよ。▼
ブレディさんとゆっくり話ができて、
私は楽しかったのですから。▼
- [ブレディ]
- なら良かったけどよ…
結局一人で茶をさせちまったからな。▼
今日は詫びの気持ちを込めて、
バイオリンを演奏しようと思う。▼
- [リベラ]
- えっ!?▼
- [ブレディ]
- 父さんに謝る時はバイオリン演奏が
必須だと聞いたんだが…▼
- [リベラ]
- な、何なんですかその謝罪方法は!?▼
- [ブレディ]
- バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち
その場で宙返りをすれば▼
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼
- [リベラ]
- それが本当なら
私はとんでもないアホですね!!▼
…ブレディさん、
目を覚まして下さい。▼
私はそんな謝罪を受けたことも、
宙返りを見て大喜びしたこともありません。▼
またマリアベルさんに遊ばれたんですよ、
ブレディさんは。▼
- [ブレディ]
- はぁあ!? またかよ!!
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼
- (ブレディ消える)
- [リベラ]
- ブレディさん、お待ちください。▼
- (ブレディ再登場)
- [ブレディ]
- …んだよ、父さん。▼
- [リベラ]
- せっかく私のところに来たんです。
今日はゆっくりお話でもしませんか。▼
それに…こんなことでもないと、あなたは
私と話しになんか来なかったでしょう?▼
- [ブレディ]
- ……ちっ。母さんのやつ、
こうなることを読んでやがったな…▼
ふん。あいつの思惑どおりなのは
気に食わねぇが…▼
父さんと話すのは、悪くない。▼
- [リベラ]
- …そうですか。それは良かった。▼
支援A†
- [ブレディ]
- …それでな、母さんの奴
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼
- [リベラ]
- ふふっ。▼
- [ブレディ]
- んだよ、父さん。
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼
- [リベラ]
- …いえ、あなたと仲良くなれて
良かったと思いましてね。▼
初めてあなたを見た時は、正直
『この方が私の息子ですか!?』と思うほど▼
怖いお顔をなさっていましたから。▼
- [ブレディ]
- 悪かったな。こんな怖い息子で。▼
ま、本当に気に入らねぇんだったら
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼
- [リベラ]
- 本物…。この時代のあなたのことですか?▼
- [ブレディ]
- あぁ、そうだよ。
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼
- [リベラ]
- ………▼
…ブレディさん。▼
- [ブレディ]
- …何だお前、なんつー顔してんだよ。
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼
俺は他の奴みたいに
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼
所詮は別物だ。本物が産まれたら、
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼
- [リベラ]
- それは本気で言っているのですか!?
せっかく仲良くなったというのに、▼
息子が産まれたから忘れてしまうだなんてこと、
私は絶対にしませんからね!▼
確かにあなたは本当の息子ではありません。
でも、他人だなんてことはもっとありません!▼
あなたは私の大切な友人で、
私が決めた最初の息子、なのですから。▼
- [ブレディ]
- ………父さん。▼
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。
何てこと言いやがんだ…▼
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。
…覚えててくれよ。俺のこと。▼
俺と友達になったこと。
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼
- [リベラ]
- …当たり前です。
忘れられるわけがありません。▼
覚えていますよ、ずっと。未来で亡くなった、
あなたの本当のお父上の分まで…▼
- [ブレディ]
- …あぁ。▼
…もし俺より先に死にやがったら、
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼
バイオリンで三曲演奏して
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼
- [リベラ]
- はは…それは、
絶対に死ぬわけにはいきませんね。▼
ジェローム(親子)†
支援C†
- [リベラ]
- ジェロームさん。▼
- [ジェローム]
- …何だ、お前か。
私に何か用か?▼
- [リベラ]
- いえ…特に用は無いのですが…▼
- [ジェローム]
- ならば声などかけるな。
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼
- [リベラ]
- そ、そうですか…▼
- [ジェローム]
- そうだ。▼
- [リベラ]
- ふぅ…。前から思っていたのですが、
あなたは私と再会したのに▼
ルキナさんのように『お父様!』などとは
呼んで下さらないのですね…▼
- [ジェローム]
- …ふん。お前は私の父親ではない。
私の父親はとうにこの世を去った。▼
お前は、私の父によく似た別人だ。
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼
- [リベラ]
- まぁ…それはもっともなのですが…
もう少し心を開いてくださっても…▼
…いえ、しかしこれはきっと
親の愛に飢えているだけなのです。▼
さぁさぁ、ジェロームさん。
私にもっと甘えてくださって良いのですよ?▼
- [ジェローム]
- …バカげたマネを…▼
- [リベラ]
- あぁ神よ…我が子にバカと言われました…▼
- [ジェローム]
- 言いたいことはそれだけか?
ならば私はもう行くぞ。▼
私は今からミネルヴァちゃんの
世話をするのだ。▼
- [リベラ]
- ミネルヴァ…ちゃん?▼
- [ジェローム]
- はっ…! なな何でもない!▼
- [リベラ]
- へぇ…▼
支援B†
- [リベラ]
- ジェロームさん、ミネルヴァちゃんの
お世話はちゃんとできましたか?▼
- [ジェローム]
- お前…! この前のこと
まだ覚えているのか…!▼
言っておくが、私はいつもその呼び名で
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼
- [リベラ]
- あら、この前のこととは何でしょうか?▼
これはセルジュさんがそう呼んでいるので、
私も呼んでみただけなのですが?▼
- [ジェローム]
- あっ…!▼
- [リベラ]
- ふふ、ひっかかりましたね。
可愛いところもあるのではないですか。▼
- [ジェローム]
- …………▼
- [リベラ]
- そ、そんなに睨まないで下さい…!
わ…私が悪かったですよ。▼
神に誓って、もう同じことは致しません!
だから…許して下さいませんか?▼
- [ジェローム]
- ……仕方ないな。▼
- [リベラ]
- ありがとうございます。▼
それにしても今の怒り方、
セルジュさんにそっくりでしたね…▼
- [ジェローム]
- 何か言ったか?▼
- [リベラ]
- いえ。それより、向こうにいらっしゃるのは
ジェロームさんのミネルヴァですか?▼
- [ジェローム]
- あぁ。私の大切な相棒だ。▼
- [リベラ]
- あぁ…怖さに磨きがかかっていますね…。
凶悪さが増したとでも言いましょうか…▼
- [ジェローム]
- 何を言う。あんなに可愛い飛竜は
未来でもそうはいなかったぞ。▼
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼
何を言わせるのだ!!▼
- [リベラ]
- あなたが勝手に言いだしたのでは…?▼
- [ジェローム]
- くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼
- [リベラ]
- 面白いですね、ジェロームさんは。▼
支援A†
- [リベラ]
- こんにちは、ジェロームさん。
今日もミネルヴァと一緒なのですね。▼
- [ジェローム]
- なんだ? またお前は
私をからかいに来たのか…?▼
- [リベラ]
- いえ、そろそろ私のことを父さんと
呼んでくれるのでは、と思いまして。▼
先日はかなり本音を
話して下さったようですし。▼
- [ジェローム]
- …本音だと?▼
- [リベラ]
- 『ミネルヴァちゃん、可愛いー』と
仰っていたではありませんか。▼
あの時のあなたの顔といったら、
まるで天使のような笑顔で…▼
- [ジェローム]
- !!! …ミネルヴァ!
こいつを少し脅してやれ!!▼
…………▼
…………ミネルヴァ?▼
- [リベラ]
- …ミネルヴァは私を脅しませんよ。
彼女は私の、大切な家族ですから。▼
よしよしミネルヴァ、私のことを
覚えていて下さっているのですね。▼
- [ジェローム]
- ミネルヴァ…▼
ミネルヴァは、
そいつのことを家族と認めるのか?▼
そいつは、お前の知る私の父とは
別人なのだぞ。…それでも。▼
…………そうか。▼
- [リベラ]
- あの…? ミネルヴァは
何と仰っているのですか?▼
- [ジェローム]
- ふっ。家族だと言うわりには
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼
- [リベラ]
- うっ…▼
- [ジェローム]
- まぁ良い。ミネルヴァはな、
お前のことを家族だと認めると言った。▼
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、
大切な存在だからな。▼
こいつがお前を認めると言うのなら、
私も…いくらか考えを改めることにする。▼
別人などと言ってすまなかったな、
…父さん。▼
- [リベラ]
- !! ジェロームさん…!
いま私のことを、何とお呼びに?▼
- [ジェローム]
- くっ…! もう二度と呼ばん!
行くぞ、ミネルヴァ!▼
- [リベラ]
- お待ちくださいジェロームさん!
もう一度! もう一度だけ頼みます…!▼
- [ジェローム]
- しつこいぞ!!▼
シャンブレー(親子)†
支援C†
- [シャンブレー]
- じーーーーー…▼
- [リベラ]
- ど…どうしたんですか、シャンブレーさん?
私の顔に…何かついていますか?▼
- [シャンブレー]
- なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、
…浮気なんかしてないよな?▼
- [リベラ]
- えっ…! な、何を言い出すんです!!▼
私が浮気なんてするはずがありません!
見ての通り、ベルベットさん一筋ですよ!▼
- [シャンブレー]
- ふーん…ならいいんだけどさ。▼
- [リベラ]
- な、何故いきなりそんなことを?
誰かに何か言われたのですか?▼
- [シャンブレー]
- いや…何か言われたわけじゃないんだけど、
この前ぼんやり考えてたんだ。▼
もし父ちゃんがここで
母ちゃん以外の女性に走ったら▼
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼
- [リベラ]
- えっ!?▼
- [シャンブレー]
- 俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが
生きていさえすれば▼
この時代の俺が生まれて、
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼
よく考えたら、
二人とも生きてる状態でも▼
父ちゃんが他の女に走っちゃったら
絶滅するじゃん! って。▼
ひいぃ…それはまずいよ!
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼
- [リベラ]
- はぁ…。まあ確かに…▼
- [シャンブレー]
- というわけで、これからは
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼
- [リベラ]
- えぇぇぇっ!?▼
- [シャンブレー]
- あ、もちろん戦いのときは
しょーがないってのはわかるぜ?▼
というわけで、よろしくー。▼
(シャンブレー退場)
(シャンブレー退場)
- [リベラ]
- …か、神よ…私はどうしたら…▼
ノワール(親子)†
支援C†
- [ノワール]
- ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼
- [リベラ]
- ノワールさん、どうしたのですか…?
泣いておられるのですか?▼
- [ノワール]
- ぐすっ…父さん…違うの。▼
これは母さんに、三日間鼻水が
止まらなくなる呪いをかけられて…▼
- [リベラ]
- えっ…何ですか、その
ものすごく微妙な呪いは…▼
- [ノワール]
- はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが
大好きだから、仕方ないわ…▼
新しいものを見つけては、
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼
- [リベラ]
- 大丈夫ですか? 鼻水があふれてますよ。
…ほら、ちり紙をどうぞ。▼
- [ノワール]
- あ…ありがとう。ちーーーん!!▼
- [リベラ]
- それにしても、娘が三日間も
鼻水を垂らしてるなんて不憫すぎます…▼
よし、ノワールさん。私がサーリャさんに
呪いをやめるように言って参りますよ。▼
- [ノワール]
- えっ…ほんとに?▼
でも父さん…未来では
母さんに口答えするたび、▼
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど
大丈夫なの…?▼
- [リベラ]
- 何ですって…!?
私は…そんなに尻に敷かれてたのですか…▼
- [ノワール]
- えぇ…▼
- [リベラ]
- で、でも今の私が
そうなるとは限りません。▼
見ていてくださいノワールさん。父さんが
頼りがいのあるところをお見せしますよ…!▼
- [ノワール]
- ひいぃ…! 父さんが何だか
いつもと違うように見える…!▼
これはもしかして、
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼
支援B†
- [リベラ]
- すみませんね、ノワールさん…ぐすっ。
かっこ悪い父親で…▼
- [ノワール]
- 泣かないで、父さん…
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼
- [リベラ]
- 泣いていませんよ。これは五日間
鼻水が止まらなくなる呪いです。▼
- [ノワール]
- まんまと返り討ちにあう父さん…
未来とおんなじね…▼
- [リベラ]
- あぁ…そういえば以前に
そのことをご忠告頂いていましたね…▼
ですが代わりに、ノワールさんの呪いは
解いてもらったので、ご安心ください。▼
- [ノワール]
- それも未来とおんなじ…▼
いつも父さん、自分が呪われる代わりに
私のことを助けてくれたわね…▼
- [リベラ]
- これも同じなのですか!? 私はことごとく
未来と同じ運命を辿っているのですね…▼
- [ノワール]
- そう…そうね。私たち、こうやって
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼
- [リベラ]
- どうしたのですか?▼
- [ノワール]
- 私が来ても、父さんは変わらなかった。
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼
父さんも母さんもいなくなって
私はまた一人になるの…▼
もう一度あの未来を辿るのなら…
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼
- [リベラ]
- ノ、ノワールさん。泣かないでくださ…▼
- [ノワール]
- 泣いてなどおらぬ!!▼
- [リベラ]
- ひいぃっ!?▼
- [ノワール]
- ふははは! 我がこのような些細なことで
涙を流すわけがなかろう!!▼
冗談はその鼻水を拭いてから言え!
この鼻垂れ親父が!!▼
- [リベラ]
- す…すみません…▼
- [ノワール]
- …なんてね…
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼
- (ノワール退場)
- [リベラ]
- あ、ノワールさん…!▼
……同じ運命、ですか。
…ぐすっ。▼
支援A†
- [リベラ]
- ノワールさん、ちょっといいですか?▼
- [ノワール]
- あ…父さん…どうしたの?▼
- [リベラ]
- これを見てください。▼
- [ノワール]
- ひ…ひいぃっ!! こ、これって…
母さんの呪い道具…!?▼
しかも、こんなにいっぱい…!
ななな何!? 私に何をする気…!?▼
- [リベラ]
- 何もしませんよ。というか、
あなたに呪いをかけられないように、▼
呪い道具を全部没収してきたんです。
サーリャさんから。▼
- [ノワール]
- えっ…!
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼
そんなこと、父さんができたことなんて、
一度もなかったのに…!!▼
- [リベラ]
- ノワールさん、この前私があまりにも▼
未来の私と同じ道を辿るせいで▼
どうせ運命なんて
変わらないと言っていたでしょう?▼
だから私が…未来の私にも
できなかったことをしたら、▼
その心配が
消せるのではないかと思いましてね。▼
- [ノワール]
- 父さん…
そうね…私の知る父さんは…▼
母さんの呪い道具に触ったことすら
無かったわ…ましてや没収なんて…▼
そっか…未来なんていくらでも
変わるのよね。変えられるのよね…▼
- [リベラ]
- あなたが来たから、私も変われました。
一緒なら、もっと変えていけるはずですよ。▼
- [ノワール]
- …父さん…ありがとう…
……今度こそ、死なないでね……▼
- [リベラ]
- …当たり前ですよ。
殺したって死なないでいます。▼
- [ノワール]
- ……良かった。▼
- [リベラ]
- …って、あの殺気立った人影は何でしょう!?
屍兵…いや、サーリャさんですか!!▼
- [ノワール]
- 呪い道具を没収されたこと…
相当怒ってるのね…▼
- [リベラ]
- あの顔はまずい! まずいですよ…!
言ってるそばから命の危機です…!▼
すみませんノワールさん!
私はこれで失礼しますね!▼
- (リベラ退場)
- [ノワール]
- あっ…父さん…!▼
…ふふ、
結構逃げ足が速いのね。▼
…あんなに本気で父さんを
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼
そうよね…
もうあんな未来にはならない。▼
私も…
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼
ンン(親子)†
支援C†
- [ンン]
- はぁ…お母さんにも困ったものです。▼
いつもいつも遊んでばかりいて、
まるで緊張感がないんですから…▼
- [リベラ]
- どうしたんですか? ンンさん。
そんなにため息をついて。▼
- [ンン]
- あ…お父さんですか。
いえ、お母さんはなんであんなに▼
子供っぽいのかと思いましてですね。▼
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、
遊んでばかりいるですよ?▼
- [リベラ]
- ははは…そのようなことでため息を?
貴方の方が母親のようですね。▼
まぁ、ノノさんはああいう性格ですから
仕方ないのではありませんか?▼
- [ンン]
- もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼
お母さんがいつまで経っても
子供っぽいままなんですよ。▼
- [リベラ]
- うっ…▼
- [ンン]
- というか、お父さんはお母さんの
どこが良かったですか。▼
あんなに子供っぽいのに、
よく女として見れましたですね。▼
それともアレですか? お父さんは
幼い少女しか好きになれないのですか?▼
- [リベラ]
- ぶーーーーっ!!
ンンさん…父親に対して何てことを…!▼
おぉ、神よ…おぉ神よ…!!▼
- [ンン]
- うろたえるなんて怪しいです。
さては図星なのですね!?▼
- [リベラ]
- そ…そんなことありませんよ!?
私は大人の女性も好きですので…って▼
何を言わせるのですか!
- [ンン]
- ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!
さぁ白状するです!▼
- [リベラ]
- そ、そんなこと娘に言えませんよ!
勘弁してください…!▼
- [ンン]
- あっ! 逃げるとは卑怯なのです!
待てですーーー!!▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2016-09-03 (土) 11:23:12