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マリアベルの支援会話

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ガイア

支援C

[マリアベル]
ガイアさん、
どういうおつもりですの?▼
戦闘中、勝手にわたくしの
周りをうろうろしたり…▼
わたくし、あなたのお顔を
あまり見たくないのですけれど。▼
[ガイア]
すまんな…少しでもお前に
罪滅ぼしができればと思い…▼
[マリアベル]
近寄るなですわ!▼
王城の宝物庫に忍び込んだ盗賊を
許すつもりはございません。▼
しかも、二回も同じ罪を重ねるような、
反省のできない方など…▼
[ガイア]
あの時のことは…
悪かったと思ってる。▼
[マリアベル]
…どうせその言葉も嘘ですわ。▼
昔捕まったときも、あなたは
とんでもない嘘をつきましたもの。▼
わたくしの父が
盗難計画の首謀者だ…と。▼
あなたのせいで、
父は裁判にまでかけられましたのよ?▼
[ガイア]
そうだな…。俺は取り返しのつかない
嘘をついた。▼
だから、その償いをしたいんだ。▼
[マリアベル]
その殊勝な態度も
嘘に決まっていますわ…▼
[ガイア]
どう思われても構わない。
でも、俺にできることはさせてくれ…▼
[マリアベル]
…どうぞお好きに。▼

支援B

[ガイア]
マリアベル。
さっきは…すまなかったな。▼
[マリアベル]
仲間の傷を治すのはわたくしの役目。
当然のことをしたまでですわ。▼
[ガイア]
けど、俺はお前の父に
濡れ衣を着せた男だ。▼
あのまま放っとかれても
仕方のないようなことをした…▼
[マリアベル]
あなたに死なれては困りますわ。
聞きたいことがありましたから。▼
[ガイア]
俺に…聞きたいこと?▼
[マリアベル]
少し気になることがあって、
裁判の記録を読み直しましたの。▼
ひとつお訊ねしますけど、あなた…
父の名前をどこで知りましたの?▼
[ガイア]
それは……▼
[マリアベル]
やはり、思いつきで父の名を
出したわけではなさそうですわね。▼
ろくに知りもしなかった父の名を
盗みの首謀者に挙げた理由…▼
わたくしが思いつく理由はひとつだけ。
正直に答えてください、ガイアさん。▼
父の名を出すよう
誰かに脅されたのではありませんか?▼
[ガイア]
…ああ、そうだ。
証言しなければ…▼
[マリアベル]
あなたを殺す、と?▼
[ガイア]
いや、俺じゃない…
……。▼
[マリアベル]
? どういうことですの?▼
[ガイア]
…とにかく、俺はそいつに
お前の父親の名を出すよう脅された。▼
[マリアベル]
…聞かせてくださいますか?
その脅迫者のお名前を。▼
[ガイア]
…ああ、すべてお前に話そう。▼

支援A

[マリアベル]
ガイアさん。わたくし、あなたに
お礼を申し上げないといけませんわね。▼
[ガイア]
…俺に?▼
[マリアベル]
あなたの告発を書面にまとめて
父に送りましたわ。▼
父を陥れようとした貴族たちの陰謀も、
これですべて暴かれることでしょう。▼
[ガイア]
そうか…。うまくいくといいな。▼
[マリアベル]
真相を打ち明けてくださったこと、
感謝しますわ。▼
[ガイア]
礼を言われるようなことは
何もない。▼
俺は…お前の一家に
申し訳なくて、仕方なかった。▼
あの裁判のあと、手紙を
送ったんだが…それだけではな。▼
[マリアベル]
…! 父の無実を証明した
情報提供者は…あなただったんですの?▼
[ガイア]
それで許されるとは思ってない。▼
[マリアベル]
とんでもないですわ。わたくし、
とっくにあなたを許しておりますのよ。▼
あなたは父をぎりぎりのところで
救っていたのですね。▼
追っ手がかかるかもしれない
危険も省みずに…。▼
[ガイア]
逃げるのは俺の十八番だからな…▼
[マリアベル]
わたくし…事情も知らず、あなたに
ひどいことを言ってしまいましたわ。▼
[ガイア]
気にするな。
俺が悪人なのは本当のことだ。▼
[マリアベル]
いいえ…今は違いますわ。
あなたはもう悪人ではありません。▼
ガイアさん…教えてくださいませんか?
この間のこと。▼
あなたは自分の命ではなく…
誰かを守るために嘘をついたのですね?▼
誰か、あなたの
大切な人のために…▼
[ガイア]
…大切な人ってわけじゃない。
顔も知らず、会ったこともなかった。▼
だが…まだ幼い少女が
狙われるのは忍びなくてな…▼
[マリアベル]
え…それは…▼
…わ、わたくし?▼
父を疎ましく思う貴族たちは…
わたくしの命まで…▼
[ガイア]
……▼
[マリアベル]
わたくしのためだったなんて…▼
[ガイア]
償いはする。この戦いの間、
…お前は俺が死なせはしない。▼

支援S

[マリアベル]
ガイアさん…またわたくしを
かばって戦っていましたわね?▼
[ガイア]
…目障りだったか。▼
[マリアベル]
とんでもないですわ。
わたくし、感謝しております。▼
でも、ガイアさんが罪の意識を負う
必要はもうありませんのに…▼
[ガイア]
いや…そうじゃない。俺はただ、
お前を守りたいだけなんだ。▼
迷惑かもしれないが…▼
[マリアベル]
…そんな言い方はやめてください。
わたくしとあなたは対等な仲間です。▼
あなたの気持ち…一人の女性として
うれしく感じています。▼
[ガイア]
マリアベル…▼
[マリアベル]
ガイアさん。これからもずっと
わたくしのそばにいてくださる…?▼
[ガイア]
あぁ。お前が望んでいるなら
一生、そばにいる。▼
指輪を…
受け取ってくれるか?▼
[マリアベル]
ガイアさん…▼
ええ、もちろんですわ…▼

グレゴ

支援C

[マリアベル]
お待ちなさい! グレゴさん!▼
[グレゴ]
なんだぁ? 怖い顔して。
美人が台無しだぜ。▼
[マリアベル]
美人? わたくしが?▼
…ってそういうことじゃなくて!▼
グレゴさん、
ちょっとそこにお直りなさい!▼
[グレゴ]
はーいはい。▼
[マリアベル]
貴方、また勝手にパンを
持ち出しましたわね?▼
[グレゴ]
だってよ、配給分だけじゃ
腹がもたねぇんだって。▼
いい男が腹を減らしてうつむいてたら
女の子たちががっかりしちまうだろ?▼
[マリアベル]
いい男?
どなたのことかしら?▼
[グレゴ]
あんたの目の前さ!▼
[マリアベル]
ま、それはさておき…▼
[グレゴ]
あれれ、流しちゃうの?▼
[マリアベル]
よろしいですか、グレゴさん。
集団には規律というものがありますの。▼
貴方のように勝手気ままに
振る舞われると規律が乱れますわ。▼
ちょっと、わたくしの話を
きいてらっしゃる?▼
[グレゴ]
えっ、ああ。聞いてるよ。
勝手なことをするなってんだろ?▼
[マリアベル]
そうです。規律の乱れは心の乱れ。
心の乱れは悪心の芽生え。▼
貴方ひとりの行いが、
集団の悪心を育てかねないのですわ。▼
[グレゴ]
そーんなたいそうなことかい?▼
[マリアベル]
たいそうなことなんです!▼
少しのほころびが取り返しのつかない
事態を招きかねませんわ。▼
[グレゴ]
厳しいねえ、マリアベルは。▼
[マリアベル]
わたくし、正しくない
行いは許せませんの。▼
正しくない行いは
美しくありませんもの。▼
[グレゴ]
わーかったって。これからは
なるべく気をつけるようにするよ。▼
[マリアベル]
おわかりいただけたなら
それでかまいませんわ。▼
それでは、わたくしはこれで。▼

(マリアベル退場)

[グレゴ]
ふぅ…やーれやれだな。
かわいい顔して厳しいねえ。▼

支援B

[マリアベル]
グレゴさん!
先ほどの戦いはなんですの!▼
[グレゴ]
なーんか問題があったかい?▼
[マリアベル]
あったかい、じゃありませんわ!
味方を待たずにひとりで行動して!▼
[グレゴ]
まぁまぁ、勝ったんだから
いいじゃねぇか。▼
[マリアベル]
結果が得られればそれでいいという
考え方では、誰もが結果のみを求めて▼
自分のことしか考えない集団が
出来上がってしまいますわ!▼
[グレゴ]
んー…一応、あんたのために
働いたつもりだったんだがなぁ。▼
[マリアベル]
わたくしのため?▼
[グレゴ]
茂みに危ない奴らが潜んでたんだよ。
悪党もやっぱり、かわい子ちゃんが▼
大好きと見えて、あんたのことを
狙ってる風だったねぇ。▼
[マリアベル]
あら、それならば、まあ
お気持ちはわからなくもないですわね。▼
このわたくしを守りたくなるのは
殿方として当然の事でしょうし…▼
[グレゴ]
いや、マリアベルにかぎらず
かわいい女の子は守らないと…▼
[マリアベル]
わたくしも罪ですわね…仕方ありませんわ。
今回は許してさしあげます。▼
ですが、どんな理由であれ規律を乱すのは
よろしくないですわ。いいですわね!▼

(マリアベル退場)
[グレゴ]
え、いや、ちょっと…
行っちゃったよ。▼
まーいいか。なんかよくわからないけど
納得してくれてるみたいだし。▼

支援A

[グレゴ]
ん…あれは…マリアベルか?▼
おーい、マリアベル。
どこに行くんだ?▼
(マリアベル登場)
[マリアベル]
え? あぁ、グレゴさんですの。▼
[グレゴ]
なーんだよ、肩なんて落として。
らしくないんじゃねぇの?▼
[マリアベル]
わたくしらしいって…なんでしょう?▼
[グレゴ]
んー? そりゃあ、愛の女神も
裸で逃げ出す美しさだろ。▼
[マリアベル]
そうですの…。▼
[グレゴ]
おいおい、ほんとにどうした?
照れるかつっこむかしてくれよ。▼
[マリアベル]
…先ほどの戦いの折…またあなたに
助けられてしまいましたわ。▼
[グレゴ]
んーそういえば
そうだったかな。▼
[マリアベル]
わたくし、自分が許せませんの!▼
[グレゴ]
どーしてだ?▼
[マリアベル]
グレゴさんがわたくしを助けたくなるのは
仕方がないとしても…▼
[グレゴ]
え? そうなの?▼
[マリアベル]
これほど軍の規律を乱す人に
わたくしが助けられるなんて▼
本当にあってはならないことですわ!▼
[グレゴ]
でもまー現実には
起こってるからなあ。▼
[マリアベル]
それはそうですが…▼
[グレゴ]
なら、こう考えたら?▼
マリアベルが厳しく言ってくれるから
俺も少しは軍規を守るようになった。▼
その結果、マリアベルを守るほどの
活躍をしてるとかさ。▼
[マリアベル]
つまり、わたくしの努力のおかげで
わたくしが助けられた、と?▼
[グレゴ]
そーいうことになるかなあ。▼
[マリアベル]
なるほど。
それは確かにそうですわね。▼
まったく、わたくしとしたことが
何を悩んでいたのでしょう。▼
グレゴさん、今後とも
どんどんわたくしを助けてくださいな。▼
[グレゴ]
もちろんさ。
まかせとけって。▼

支援S

[グレゴ]
うーむ…。▼
[マリアベル]
! た、大変ですわ!▼
[グレゴ]
ん? なーに慌ててんだ、
マリアベル。▼
[マリアベル]
グレゴさんが真面目に考え事なんて
天変地異の前触れですわ!▼
[グレゴ]
あー…そういうことね。▼
だったら世界が終わっちまう前に、
あんたにこれを渡しとくぜ。▼
[マリアベル]
なんですの? 指輪…?▼
[グレゴ]
俺と、結婚しねぇか?
まぁしあわせにするなんつー▼
真面目な約束はできねぇが…
後悔はさせねぇつもりだ。▼
[マリアベル]
結婚の申し込みまで
ふまじめなんですのね。▼
[グレゴ]
そうかあ。
俺はいたって真剣なんだけどなあ。▼
[マリアベル]
そういう風には思えませんわ。▼
まあ勇気をふりしぼってわたくしに
告白したことは評価しますけど。▼
[グレゴ]
とか言って、じつはこういうの
嫌いじゃねぇだろ?▼
[マリアベル]
残念。大っ嫌いですわ。▼
[グレゴ]
おっとぉ…。▼
[マリアベル]
でも…結婚はお受けしますわ。▼
ふまじめなあなたは、わたくしが
一生をかけて更生させませんとね。▼
[グレゴ]
そいつぁ…最高だな。

リベラ

支援C

[マリアベル]
あら、リベラさん。
あなたも礼拝に?▼
[リベラ]
マリアベルさんもですか。▼
[マリアベル]
えぇ。毎朝の日課ですの。▼
[リベラ]
よいお心がけですね。
ごいっしょさせていただいても?▼
[マリアベル]
もちろん、かまいませんわ。▼
[リベラ]
そういえば、マリアベルさんには
お礼を言わなければなりませんね。▼
[マリアベル]
わたくしに? …ちょっと、
思い当たることがありませんが。▼
[リベラ]
お忘れなのも仕方がないのですが…▼
私を女だと思い込んで絡んできた
酔っ払い達を▼
あなたが咎めてくださったおかげで
事なきを得ました。▼
男の私が言うのもなんですが、
とても頼もしく見えましたよ。▼
[マリアベル]
あぁ、そうでしたわね。▼
あの件に関してはずいぶんいろんな方に
軽率だとたしなめられましたけれど。▼
[リベラ]
あなたの正義を行う行動力と
悪を恐れない勇敢さが▼
私を救ってくれたのです。
感謝しています。▼
[マリアベル]
見返りを求めてのことでは
ありませんでしたけど…▼
そのように言っていただけると
うれしいものですわね。▼
ますます目標に向かって
がんばれそうな気がしてきましたわ。▼
[リベラ]
それはなによりです。▼

支援B

[マリアベル]
これは…難しい問題ですわね。▼
[リベラ]
どうしました、マリアベルさん。
頭から煙が昇っているようですが。▼
[マリアベル]
過去の裁判の記録書を
読んでいたのですが…▼
とても難しい裁判があって
答えに迷っているところですわ。▼
[リベラ]
それほどにマリアベルさんを悩ますのは
どのような裁判ですか?▼
[マリアベル]
親に捨てられた孤児が、食べるに困って
貴族に盗みを働いたというものですわ。▼
[リベラ]
孤児が…。それであれば、
判決を悩む必要はないでしょう。▼
いかなる理由があろうとも、
貴族への犯罪は大罪のはずです。▼
[マリアベル]
でも、その逆の立場であれば
罪が軽いことがほとんどですわ。▼
それでは公正とは言えないでしょう?▼
[リベラ]
あなたは…弱者の側にも法による
公正さを与えようというのですか?▼
[マリアベル]
当然ですわ。法の前には人はすべて
平等でなければなりませんもの。▼
[リベラ]
誰からも望まれずに
生まれたような孤児さえも…?▼
[マリアベル]
もちろんですわ。▼
[リベラ]
…あなたのような方も
いらっしゃるのですね…▼
[マリアベル]
? 何をおっしゃりたいのか
よくわかりませんわ。▼
[リベラ]
感謝致します。とても清らかな言葉を…
聞かせていただきました。▼
あなたのような純粋な心の持ち主と
出会えたことで▼
私の心も
救われた気がします…▼

支援A

[マリアベル]
リベラさん、わたくし決めましたわ。▼
わたくし、この戦争が終わったら
新たな戦いを始めます。▼
[リベラ]
新たな戦い、ですか?▼
[マリアベル]
えぇ。法務官として、法の力で
人々の権利を守りますわ。▼
[リベラ]
弱者のための戦いを…
貴族のあなたがしてくださると?▼
[マリアベル]
はい。まずは、イーリスで。
そしてフェリアでもペレジアでも▼
同じように苦しんでいる方たちを
救済してみせますわ。▼
[リベラ]
国境を越えて、法の力だけで
戦うというのですか?▼
それはあまりにも…▼
[マリアベル]
無謀は百も承知ですわ。
でも、わたくし決めましたの。▼
[リベラ]
なぜ、それほどの苦難の道に
自ら足を踏み込むのです?▼
[マリアベル]
あなたの言葉が…
うれしかったからですわ。▼
あなたの、感謝の言葉が。
救われた、と言ってくれたことが。▼
[リベラ]
そんなことで…▼
[マリアベル]
わたくしにとっては、
人生を左右する言葉でしたわ。▼
そしてそんな言葉をくださったあなたに
とても感謝しておりますのよ。▼

支援S

[リベラ]
マリアベルさん。先日のお話ですが…
今もまだ、決意は変わりませんか?▼
[マリアベル]
わたくし、一度決めたことは
絶対に曲げない主義ですの。▼
[リベラ]
頑固なのですね。▼
[マリアベル]
かわいげもありませんわ。▼
[リベラ]
それも、あなたの魅力でしょう。▼
[マリアベル]
まぁ、お上手ですのね。▼
[リベラ]
お世辞ではありませんよ。
私は、本気で言っています。▼
[マリアベル]
リベラさん…?▼
[リベラ]
私と、結婚してくださいませんか?▼
[マリアベル]
…結婚して家庭に入って、
夢をあきらめろとおっしゃりたいの?▼
[リベラ]
まさか。私も同道させて欲しいのです。
あなたが生涯を懸ける、夢の道に。▼
[マリアベル]
冗談なら笑えませんけど…
本気ならもっと笑えませんわよ。▼
[リベラ]
あなたの笑顔が見られないのは
残念ですが…私は本気です。▼
その証になるかどうかはわかりませんが
こんなものも用意しています。▼
[マリアベル]
! 指輪…ですの?▼
[リベラ]
受け取っていただけませんか?▼
[マリアベル]
…………
これで…二度目ですわね。▼
あなたが…わたくしの人生を
変える言葉をおっしゃるのは。▼
[リベラ]
変えても、よろしいですか?▼
[マリアベル]
しあわせに…してくださるなら。▼
[リベラ]
お約束します。神竜ナーガと、
あなたへの愛に誓って…▼

オリヴィエ

支援C

[オリヴィエ]
ふんふんふ~ん…っと。▼
よし…! 今のは少し
上手に踊れました…▼
[マリアベル]
えぇ、とても素晴らしかったですわ。▼
[オリヴィエ]
きゃっ…! マ、マリアベルさん…!?▼
[マリアベル]
ごめんなさい、のぞき見をするつもりでは
無かったのですけれど、▼
あんまり素敵な踊りだったものですから、
つい…▼
[オリヴィエ]
そ…そんな…素敵だなんて…
嬉しい…ですけど…▼
は、恥ずかしいですー!!!▼
[マリアベル]
あら、あんなに上手く踊れるのに、
それを恥じることなんてありませんわ。▼
もっと自信をお持ちになって下さいまし。▼
[オリヴィエ]
で…でも…▼
[マリアベル]
はぁ…先程踊っていた時とは
まるで別人のようですわね。▼
[オリヴィエ]
え…そ、そうですか…?
私、踊ってる時はどんな感じなんですか…?▼
[マリアベル]
そうですわね…踊っている時の貴方は
普段より堂々としていて▼
強い眼差しを持った、
凛とした雰囲気の女性に見えますわ。▼
[オリヴィエ]
そ…そそそんなに褒めないで下さい~…!
ほんとに恥ずかしいです~!!▼
[マリアベル]
本当に、今目の前にいる貴方とは
全く違う女性に見えますわね。▼
その自信がなさそうな振舞いは
どうにかなりませんの?▼
[オリヴィエ]
そ、そんなこと言われても…▼
[マリアベル]
…わかりましたわ。▼
わたくし、貴方に度胸をつけるための
お手伝いをして差し上げます。▼
[オリヴィエ]
えぇっ!?
ど…度胸、ですか…?▼
[マリアベル]
えぇ、度胸がつけば普段でも
堂々と振舞うことができますわ。▼
わたくし、何かいい方法を調べてきますから
楽しみにしていて下さいませ。▼
それでは、ごきげんようですわ。▼
(マリアベル消える)
[オリヴィエ]
な、何をするんでしょう~…▼

支援B

[マリアベル]
オリヴィエさん。▼
[オリヴィエ]
ひゃっ…!
マ、マリアベルさん…!▼
[マリアベル]
そんなに驚かないで下さいまし。
取って食おうというわけではありませんのよ?▼
[オリヴィエ]
ご、ごめんなさい…▼
[マリアベル]
いえ、わたくしも急に声をかけてしまって
悪かったですわ。▼
それより、度胸をつける良い方法を
見つけてきましたわよ。▼
[オリヴィエ]
え…本当ですか?
ありがとうございます…▼
それで…私は何をすれば
いいんでしょう…▼
[マリアベル]
異性に声をかけるのですわ。▼
[オリヴィエ]
へ? それだけですか…?
軍の男の人なら、よくお話ししますよ…?▼
[マリアベル]
違いますわ。そんな生温い方法で
度胸がつくわけありませんの。▼
町に繰り出し、知らない殿方に声をかけて
お友達になるんですのよ!▼
[オリヴィエ]
えっ…えぇぇぇぇ~!?
わ…私、そんなことできないです~…!▼
[マリアベル]
できるできないの問題ではありませんわ!
やるしかないんですの!▼
少々荒療治ですが、
「度胸をつけるならこれが一番」と▼
この本には書いてありますもの。▼
[オリヴィエ]
で…でも…でも…▼
[マリアベル]
いい加減腹を括ってくださいませ!▼
わたくしも、本来ならこのような
軽率な真似はしたくないのですけれど、▼
他ならぬオリヴィエさんのためだと思って
お付き合いするんですのよ?▼
[オリヴィエ]
あ、あの…もしかして
マリアベルさんも一緒にやるんですか…!?▼
[マリアベル]
当たり前ですわ。貴方一人だと
逃げ出してしまうかもしれませんもの。▼
それに、一人より二人の方が
成功率も高いと思いませんこと?▼
さ、そうと決まれば早速町に
繰り出しますわよ!▼
[オリヴィエ]
そ、そんなぁ~…!▼

支援A

[マリアベル]
…成功しましたわね、あっさりと。
殿方とお友達になるという試みは…▼
[オリヴィエ]
はい…お茶までご馳走していただいて、
なんだか悪いみたいでした…▼
[マリアベル]
ま、わたくしたちのような美しい女性と
いられるのですから、当然の報酬ですわ。▼
[オリヴィエ]
…でも、クロム様から禁止令が
出ちゃいましたね…▼
よく知りもしない男性に声をかけて
連れ去られでもしたらどうするんだって…▼
[マリアベル]
えぇ。わたくしとしたことが、
その点を全く考慮しておりませんでしたわ…▼
無礼な殿方がいれば
ぶっとばせば良いと思っておりましたけど▼
大勢で来られたら、それも不可能ですものね。
もっとよく考えるべきでしたわ。▼
本当に申し訳ありませんの…▼
[オリヴィエ]
えっ…!あ、謝らないで下さい…!
私のために考えてくれたことなんですから…!▼
[マリアベル]
その…実はもうひとつ
謝らないといけないことがありますの…▼
[オリヴィエ]
な、なんですか…?▼
[マリアベル]
度胸をつけるための方法が
書いてあった本なんですけれど…あれは…▼
殿方向けのものでしたの…▼
[オリヴィエ]
えぇっ!?▼
じゃあ…異性に声をかけるっていうのは…!▼
[マリアベル]
わたくしたち女性には…あまり
向かない方法のようですわね…▼
[オリヴィエ]
………▼
…ぷっ! うふふふふ…!▼
[マリアベル]
な、なんですの?▼
[オリヴィエ]
だ、だって私たち…あんなに緊張して
声をかけたのに…!▼
すごく恥ずかしかったのに、間違ってたなんて
なんだかおかしいんです…!▼
[マリアベル]
すみません…わたくしのせいで
恥ずかしい思いをさせて…▼
[オリヴィエ]
いえ、ありがとうございます…
方法は間違ってたかもしれませんけど、▼
私、ちょっとだけ度胸がついたような
気がします…▼
みんなで飲んだお茶だって、
とってもおいしかったですし…▼
また男の人に
声をかけてもいいかもしれませんね…▼
[マリアベル]
ちょ、ちょっとオリヴィエさん!?▼
[オリヴィエ]
うふふ…冗談です。
私…知らない男の人と友達になるよりも、▼
その…マリアベルさんともっと仲良く
なりたいなぁって思ってますから…▼
マ、マリアベルさん…
…今から私と、お茶でもどうですか?▼
[マリアベル]
まったく、オリヴィエさんたら。▼
殿方に声をかける時のセリフを
わたくしに使わないで下さいまし…▼
…でもまぁ、仕方ないですわね。
せっかくのお誘いですから、▼
友情のしるしに
とっておきの紅茶をご馳走しますわ。▼

ヘンリー

支援C

[マリアベル]
はぁ…最近の行軍は辛いですわ…。
どこに行っても屍兵だらけ…。▼
襲われた人も村も
沢山見ましたわ…。▼
これからもあんな光景ばかり
見ることになるのでしょうか…▼
…あら、こんなところにお花が。
こういう光景は癒されますわね。▼
あぁ…なんだか涙が出てきますの…。
貴方は頑張って生きて下さいまし…。▼
[ヘンリー]
マリアベル、大丈夫~?▼
[マリアベル]
きゃっ!!ヘ、ヘンリーさん、
聞いていらっしゃったのですか…?!▼
[ヘンリー]
うん。さっきからずっと。▼
[マリアベル]
貴方、盗み聞きなど
趣味が悪いですわよ!?▼
[ヘンリー]
あはは、だってマリアベルったら
一人で色々喋ってるから面白くて~。▼
最終的には
お花に話しかけてたね~。▼
[マリアベル]
わたくしとしたことが、
あれを他人に見られてしまうなんて…!▼
…屈辱的ですわ。
どうせ変な子だとお思いになったのでしょう?▼
言いふらすならご自由にどうぞ!▼
[ヘンリー]
そんなことないよ~。
僕だってしょっちゅうやるもん~。▼
…ふん。ふんふん。
あはは、やっぱりそうだよね。▼
[マリアベル]
…?▼
[ヘンリー]
お花さんね、マリアベルに
話しかけてもらってうれしい、って。▼
あと、頑張って咲き続けるから
マリアベルも頑張って欲しいってさ~。▼
[マリアベル]
…いいんですのよ、ヘンリーさん。
そうやって合わせて下さらなくても。▼
[ヘンリー]
合わせてなんかないよ~。▼
僕はねぇ、自然に満ちている
あらゆるものと会話できるんだよ~。▼
[マリアベル]
そ、そうですの…。
本当なら、すごいことですわね…。▼

支援B

[ヘンリー]
マリアベル、どうしたの~?
沈んだ顔して。▼
[マリアベル]
え、えぇ…見てくださいまし。
この花…枯れていますわ。▼
[ヘンリー]
ほんとだ~。最近この地方には
雨が降ってなかったからね~。▼
[マリアベル]
ヘンリーさん、この花の言葉は
わかりませんの?▼
[ヘンリー]
ん~、さすがに死んじゃったお花とは
会話できないからね~。▼
[マリアベル]
…そ、ですわよね。
死んだものと話せないのは当然ですわ。▼
こんな風に、わたしも…戦いの中で
死んでしまうかもしれませんのね…。▼
[ヘンリー]
まぁ、花はいつかかれるし
人もいつか死ぬよ。仕方ないじゃない?▼
[マリアベル]
それはそうですけれど…▼
もしかしたら明日にでも…いえ、
数刻後にでも死ぬかもしれません。▼
考えないようにはしておりましたが、
意識し始めると…やはり怖いですわ。▼
[ヘンリー]
ふーん…誰だっていつかは死ぬのに、
そんなに死ぬのが怖いの?▼
[マリアベル]
えぇ…死ぬときの苦痛を想像すると…
怖くなってしまいますわ。▼
[ヘンリー]
あぁ、痛いのは嫌だよね。
僕も苦しいのとか痛いのは嫌だな~。▼
じゃあ、マリアベルが死ぬときは、
苦しむ前に僕が呪い殺してあげる。▼
[マリアベル]
え…えぇっ!?▼
[ヘンリー]
痛みも苦しみもなく死ぬ呪術があるよ。
それをかけてあげる~。▼
それなら、死ぬことが
怖くなくなるんじゃない~?▼
[マリアベル]
ふふ…そんな励まし方をされたのは、
初めてですわ…。▼
でもありがとう、ヘンリーさん。
少し気が楽になりましたわ。▼

支援A

[マリアベル]
ヘンリーさん。
少しよろしいですか?▼
[ヘンリー]
うん。なになに?▼
[マリアベル]
この前の戦いで、
ヘンリーさんのことを見ておりました。▼
貴方は…戦っているときも
ずっと笑ってらっしゃるんですのね。▼
[ヘンリー]
うん。僕、戦争が大好きだからね~。▼
[マリアベル]
魔道士でも、魔法や矢が飛んできて
怪我をすることがあるでしょう?▼
死ぬかもしれませんのに、
どうして笑っていられますの…?▼
[ヘンリー]
そう言われても…僕、
べつに死ぬのは怖くないんだ。▼
それに、自分が殺される前に
敵を殺せばいいだけの話でしょ?▼
[マリアベル]
ヘンリーさんのそういうところは…
わたくし、よくわかりませんわ。▼
[ヘンリー]
まぁ、死を恐れるのは
動物の本能みたいなものだから▼
きっとマリアベルが正しいんだよ~。▼
[マリアベル]
そうなのでしょうか…。▼
[ヘンリー]
うんうん、絶対そうだよ。▼
でも、死ぬことは悲しいことじゃないよ~。
だって、早いか遅いかの違いだけで▼
この軍にいる人はみんな
死んじゃうんだから~。▼
だから寂しくないよ~。
向こうでまたみんなと会えるから~。▼
[マリアベル]
ヘンリーさん…。
[ヘンリー]
あれ~? でもそうなると、
今まで倒した敵さんたちとも▼
向こうで再会することになるのかな~?
あはは、それは大変だね~!▼
[マリアベル]
……貴方と話していると
怖がっているのが馬鹿らしく思えますわ。▼
でも…少し心が軽くなりましたの。
ありがとうございます、ヘンリーさん。▼

支援S

[マリアベル]
ヘンリーさん、さっきの戦いで
怪我はしておりませんこと?▼
[ヘンリー]
え~? ボクは平気だよ~。
ほら、傷もついてないし血も出てない。▼
[マリアベル]
良かったですわ…。▼
[ヘンリー]
マリアベル、急にどうしたの?
どうして僕の心配なんかするの~?▼
[マリアベル]
ヘンリーさん、言ってましたわよね。
死ぬのは怖くないと、と。▼
ヘンリーさんの戦い方を見ていて、
それが強がりじゃないとわかりました。▼
だから心配なんですの。貴方は
自分の命もどうでもよさそうですので…▼
ある日、あっさりと
いなくなってしまうのではないかと。▼
[ヘンリー]
それはありえるだろうね~。
でも、マリアベルが気にすることないよ~。▼
[マリアベル]
き…気にしますわ!
ヘンリーさんのこと、心配なんですの。▼
[ヘンリー]
えーっと、それは、僕がいないと
安らかに死ねなくなるから~?▼
[マリアベル]
そうではなくてですね…その…
わ、わかりませんか…?▼
[ヘンリー]
ごめん、わかんないや~。▼
[マリアベル]
だって、わたくし…ヘンリーさんのことが…
す…好きだからですわ!▼
[ヘンリー]
えっ…?▼
[マリアベル]
い、い、言ってしまいましたの…!
恥ずかしい…!▼
[ヘンリー]
あはは、ありがとうマリアベル。
僕もマリアベルのことは好きだよ~。▼
[マリアベル]
ほ、本当ですの…?▼
[ヘンリー]
うん。本当だよ。マリアベルのことは
僕が守んなきゃって思うんだ~。▼
だから、ずっと一緒にいられるなら
僕も嬉しいよ~。▼
えーっと、こういうときは…
確か、結婚するんだったよね。▼
じゃあ、今から指輪をつくりに行こうよ。
マリアベルに似合うやつ!▼
[マリアベル]
そうですわね…。
わたくし、貴方についていきますわ…。▼
ヘンリーさん、わたくしの前から
いなくならないで下さいね…。▼

ルキナ(親子)

支援C

[ルキナ]
お母様、見てください、これ…!
町で素敵なお洋服を見つけたんです。▼
[マリアベル]
へ? ふ…服ですの?▼
[ルキナ]
はい、きっとお母様に似合うと思って
買ってきたんですよ。▼
たまにはイメージを変えて、お父様をびっくりさせちゃいましょう。▼
[マリアベル]
ルキナ…わたくしのために?
ありがとうございます、とても嬉しいですわ。▼
どんな服を
選んでくれたのでしょう…って、▼
…このデザインは一体…▼
[ルキナ]
すごくお洒落でしょう?▼
布一面にエメリナさんのお顔が
描かれているんですよ。▼
これを着ればきっとお父様も
メロメロになっちゃいますよ。▼
[マリアベル]
この服を見てメロメロになったら、
お別れを考えますわ…▼
[ルキナ]
何か言いましたか?▼
[マリアベル]
い、いえ! あの…ルキナ、この服は
ちょっと…そう、色が好みじゃないんですの。 せっかく買ってきてくれたのに、
本当に申し訳ありませんわ…▼
[ルキナ]
そうですか…。残念です。▼
あっ、じゃあ今度一緒に
お買い物に行きませんか?▼
私、お母様に素敵なお洋服を買って差し上げたいんです。▼
未来では、親孝行らしいことは
何もできませんでしたから…▼
[マリアベル]
何て健気な子なんでしょう…▼
もちろんいいですわよ。
一緒に買い物でも何でも行きましょう。▼
[ルキナ]
ありがとうございます! 楽しみにしてますね。
あと…そのお洋服は私が着ます。▼
[マリアベル]
そ、それだけはやめてくださいまし!▼
[ルキナ]
? はい…▼

支援B

[ルキナ]
この町でなら、お母様にぴったりの服が
見つかりそうですね。▼
[マリアベル]
お…お手柔らかに頼みますわね?▼
なんだかルキナ、ものすごい服を
選んできそうな気がするんですの…▼
[ルキナ]
うふふ、そんなことはありませんよ。
あっ! さっそくこの服なんかどうですか?▼
[マリアベル]
えーっと…ここまで刺激的なピンク色は
ちょっと嫌…ですわね。目に来ますし…▼
[ルキナ]
そうですか…
では、こちらなんかどうですか?▼
[マリアベル]
な…なんだか布の面積が少ないですわ!
というかほとんど紐? これは無理ですの!▼
[ルキナ]
お父様が喜ぶと思ったのですが…。
それなら、こちらはいかがですか?▼
[マリアベル]
色はよろしいのですが…。全体的に
魚の模様が書いてあるのがちょっと…▼
[ルキナ]
お気に召しませんでしたか…。
仕方ありません。今日は時間もないですし…▼
服を買うのは後日私にお任せして
いただくということで良いでしょうか?▼
[マリアベル]
そうですわね…
少し怖いですが、お任せしますわ。▼
[ルキナ]
わかりました!
楽しみにしていてくださいね!!▼
ふふ、お母様の服を選べるなんて、
私とっても嬉しいです…!▼
[マリアベル]
喜んでいただけて何よりですの。。
…あら、この服……▼
[ルキナ]
どうしました? あら、これは…
赤ちゃん用の服ですね。▼
[マリアベル]
そうですわね。小さくて可愛いですわ。▼
……さ、戻りましょうか。ルキナ。▼
[ルキナ]
はい…▼
……………▼

支援A

[ルキナ]
お母様、買ってきましたよ。
お母様が喜びそうなお洋服。▼
[マリアベル]
もう買ってきたんですの!?
うぅ…正直見るのが怖いですけれど…▼
ルキナが選んでくれた服ですもの。
どんな服でも着こなしてみせますわ!▼
[ルキナ]
ありがとうございます。
では…こちらを…▼
[マリアベル]
…あら? この服…すごく小さいですわね。
というか…赤ちゃん用の服ですの?▼
[ルキナ]
はい…。
以前、その服を見てらしたでしょう?▼
きっとあの子のこと、
思い出してるんだろうなって思ったんです。▼
この時代の…お母様の本物の娘のこと。▼
[マリアベル]
あ…▼
[ルキナ]
落ちついたらお城に送ってあげてください。
お母様と離れて、寂しがってるはずですよ。▼
[マリアベル]
ルキナ…▼
[ルキナ]
私、最近浮かれちゃってたみたいです。▼
お母様にもう一度会えて。
未来ではできなかった話をして。▼
あなたには…愛する本物の娘がいるってこと、
すっかり忘れていたんです…▼
[マリアベル]
…………▼
[ルキナ]
私…あの子が…羨ましいです。
何も知らないあの子が…羨ましいです。▼
おかしいですよね…自分に嫉妬するなんて。
でも…私は……▼
[マリアベル]
…ルキナ。もう何も言わないでくださいまし。
わたくしは、貴方のことを▼
自分の娘ではないなどと思ったことは、
ただの一度だってありませんわ。▼
貴方のことも、この時代のルキナと
同じように愛しています。▼
[ルキナ]
お母様…▼
[マリアベル]
少し大きいですけれど、貴方は正真正銘、
わたくしのもう一人の娘ですわ。▼
未来で死んでしまったわたくしの分まで、
色んな思い出を作って差し上げますの。▼
きっとクロムさんも同じことを言いますわ。
このわたくしが保証致します。▼
[ルキナ]
…さすが、お父様のこと
よくわかってらっしゃるんですね…▼
[マリアベル]
当たり前ですわ。そうでなければルキナ…
貴方が生まれるはずがありませんもの。▼
[ルキナ]
あら、見せつけてくれるんですね。
でも…ありがとう、ございます…▼
私の、もう一人の…お母様……▼

ドニ

支援C

[マリアベル]
ちょっと、どなたですの?
こんなところに荷物を置いて!▼
[ドニ]
あ! す、すまないだ!
それ、おらの荷物だ。▼
[マリアベル]
まぁ、ドニさんでしたの。
気をつけてくださいませ。▼
ここは緊急出動の際に
みなさんが通る道ですのよ。▼
[ドニ]
そ、そうだったんだべか…。
ほんとにすまないべ。▼
おら、田舎者だから、
そういうの全然わからなかったべ…。▼
[マリアベル]
そうでしたの…わかりました。▼
わたくしがあなたに
いろいろと教えて差し上げますわ。▼
[ドニ]
え…?▼
[マリアベル]
まずはイーリスの法と
集団における規則から学びましょう。▼
この本をお貸ししますから
内容を完っ璧に覚えてください。▼
[ドニ]
ぶ、分厚い本だべな…。▼
[マリアベル]
イーリスの法律書ですもの。
当然の厚さですわ。▼
[ドニ]
これ…全部覚えるんだべか?▼
[マリアベル]
そうですわ。なにか問題でも?
勤勉はもっとも尊い美徳ですわ。▼
あなた自身の成長のために、
しっかり学んでくださいませ。▼
あ、それからその本は
お父様にいただいた大切なものですから▼
丁重に扱ってくださいね。▼
[ドニ]
わ、わかったべ。▼

支援B

[マリアベル]
ドニさん。その後、お勉強は
はかどっていますの?▼
[ドニ]
あ、あぁ。貸してもらった
本の内容は全部覚えたべ。▼
[マリアベル]
嘘おっしゃい。わたくしですら
まだすべては覚えていないというのに。▼
[ドニ]
ほんとだべ。
おら、もの覚えだけはいいべ。▼
[マリアベル]
じゃあ、わたくしが問題を出しますから
答えてごらんなさい。▼
まずは、そうですわね…第一章から、
第四条三項、処断すべき罪を…▼
(暗転)
[ドニ]
その場合は…一年以上十年以下の
懲役に処す、だべ。▼
[マリアベル]
そ、それも正解ですわ…。
本当にすべて覚えていますの?▼
[ドニ]
んだ。自由な時間は全部、
この本を覚えるのに使ったべよ。▼
[マリアベル]
使える時間を全部…?▼
[ドニ]
マリアベルさんがおらなんかのために
大事な本を貸してくれたべ。▼
応えないと申し訳ないべさ。▼
[マリアベル]
そうでしたの…そこまで真剣に
向き合っていただけるとは▼
正直思っていませんでしたわ。
わたくし、考えを改めます。▼
これからは、ドニさんを一人前の
紳士にして差し上げるために▼
本気を出させていただきますわ!▼
[ドニ]
え…し、紳士?
そういう話だっただべか…?▼
[マリアベル]
さぁ、びしびし行きますわよ!▼

支援A

[マリアベル]
はい、しっかり腰を支えて。
右に一歩、左にふたつ。▼
あ、痛っ!▼
[ドニ]
す、すまねえ!
また足を踏んじまって…。▼
[マリアベル]
お勉強以外のもの覚えは
あまりよろしくないようですわね。▼
[ドニ]
動きはちゃんと覚えてるべ。▼
だどもマリアベルさんと踊ってると思うと
なんだか緊張しちまって…。▼
[マリアベル]
へ、変に意識しないで下さる?!▼
…わたくしも急に
恥ずかしくなってきましたわ。▼
[ドニ]
そりゃ無理というものだべ。
おらでなくとも男なら意識するだ。▼
なにせ、マリアベルさんは
きれいで美人でべっぴんさんだからよ。▼
[マリアベル]
…全部、同じ意味ですわね。▼
[ドニ]
まあ、おらなんかに褒められても
迷惑なのは百も承知だども…。▼
[マリアベル]
そんなことはありませんわ。▼
あなたはいつも一生懸命で
とても尊敬できる方と思ってますもの。▼
[ドニ]
ほ、本当だべか?▼
[マリアベル]
ええ。さ、お互いほめあったところで
踊りを続けましょうか?▼
[ドニ]
…なんだ、冗談だべか。▼
[マリアベル]
いいえ。でも、わたくしはなぜか
恥ずかしくなくなりましたわ。▼
[ドニ]
あ、そういえばおらも……▼
[マリアベル]
思っていることを口に出すことって
大事なことですのね。▼
[ドニ]
んだな。
ひとつ勉強になっただ。▼
[マリアベル]
じゃ、改めて始めますわよ。
1、2、3、1、2、3……▼

支援S

[ドニ]
マリアベルさん!
この指輪、受け取ってほしいだ!▼
[ドニ]
…そんな偽物の宝石の指輪で
わたくしを射止めるつもりだべ…ですの?▼
[ドニ]
指輪の宝石は偽物だが
あんたへの気持ちは本物だべさ!▼
[ドニ]
顔を洗って出直してこい
…いらっしゃいな。▼
[ドニ]
………▼
…ふぅ。やっぱり、無理だべな。
おらがマリアベルさんと結婚するなんて。▼
(マリアベル登場)
[マリアベル]
…こほん。▼
[ドニ]
マ、マリアベルさん!
み、見てたんだべか!?▼
[マリアベル]
…ドニさんの中のわたくしは
ずいぶん高飛車で嫌な女ですのね。▼
[ドニ]
そ、そんなつもりは…。▼
[マリアベル]
ちょっと、指輪を見せてごらんなさい。▼
[ドニ]
ん、んだ。▼
[マリアベル]
…きれいですわ。
これをわたくしにくださるんですの?▼
[ドニ]
え…でもその宝石、偽物だべ?▼
[マリアベル]
わたくし、宝石が偽物であるのを理由に
求婚への返答を左右したりしませんわ。▼
[ドニ]
受け取って…くれるべか?▼
[マリアベル]
もう一度、今度はきちんと
わたくしに向かって言ってくださる?▼
[ドニ]
なにを…あ! わかったべ。
ごほん。▼
…マリアベルさん。
おらと結婚してほしいだ。▼
[マリアベル]
…よろこんでお受けいたしますわ。▼
[ドニ]
あの、これって…
夢じゃねえべ。▼
[マリアベル]
うふふ…
さて、どうかしら。▼
でも、夢だとしても、
一生覚めることはありませんわ。▼

ブレディ(親子)

支援C

[マリアベル]
はい、わたくしのあとに続いて。
私の名前はブレディです。▼
[ブレディ]
…………▼
[マリアベル]
聞こえませんでしたの?
私の名前はブレディです。▼
[ブレディ]
…私の名前は…ブレディです。▼
[マリアベル]
母はマリアベルと申します。
はい、どうぞ。▼
[ブレディ]
母はマリアベル…って、
やってられるか!▼
[マリアベル]
あ、お待ちなさい!▼
[ブレディ]
あのなぁ、母さん。
今は戦争やってんだぜ。▼
どうせ教えるなら言葉遣いよりも
杖の使い方にしてくんねぇか。▼
[マリアベル]
言葉を軽んずるような人に
杖の使い方など教えられませんわ。▼
[ブレディ]
なんでだよ。▼
[マリアベル]
言葉には、その人の人間性が
如実に表れるものですのよ。▼
[ブレディ]
粗野な言葉を遣う奴は
粗野な人間だってか?▼
それは単純な発想過ぎんだろ。▼
[マリアベル]
その言葉が、相手にどのような
意味となって届くのか。▼
そういうことを考えられない人だと
判断する材料にはじゅうぶんですわ。▼
[ブレディ]
ったく、相も変わらず
頭の固いことだな、あんたは。▼
[マリアベル]
固くてけっこうですわ。▼
軽はずみな言葉をあとで悔やむより
ずっとましです。▼
[ブレディ]
妙な実感がこもってんな。
なんかやらかしちまったのか?▼
[マリアベル]
また汚い言葉を遣う。▼
やらかしておしまいになったのですか、
と言い直しなさい。▼
[ブレディ]
…それ、正しい言葉遣いか?▼

支援B

[ブレディ]
…へぇ、なるほどな。▼
[マリアベル]
あら、ブレディ。
なにを読んでいるんですの?▼
[ブレディ]
あ…! な、なんでもねぇよ。▼
[マリアベル]
まさか、いかがわしい本を…!▼
[ブレディ]
ち、違うっての!▼
[マリアベル]
…なんですの、これ?
『正しい言葉の遣い方・初級編』?▼
[ブレディ]
ちっ。ちゃんと覚えてから
聞かせるつもりだったのによ。▼
[マリアベル]
ブレディ、あなた…▼
[ブレディ]
ふ、ふん! あんたがしつこいから
仕方なくやってるだけだからな!▼
[マリアベル]
ブレディ…これ、七歳の子どもに
向けて書かれた本ですわよ。▼
[ブレディ]
な、なに?▼
[マリアベル]
まさか、そこまで…▼
[ブレディ]
こ、こういうのは基本が大事だろ!
母さんもいつも言ってたじゃねぇか!▼
[マリアベル]
基本は大事ですわ、もちろん。
それにしてもこれは…▼
第一章。目上の人と話すときは
語尾に『です』をつけましょう。▼
ここから…ですの?▼
[ブレディ]
う、うっせぇ! やってられっか!
もう言葉遣いなんて勉強しねぇ!!▼

(ブレディ退場)

[マリアベル]
…ふぅ。未来のわたくしは
いったいなにを教えていたのかしら…▼

支援A

[ブレディ]
その件は昨日、ルフレさんに
申し上げたのですが▼
お聞き及びでは
ございませんでしたか?▼
[マリアベル]
ブ、ブレディ…?
あなた、その言葉遣いは…▼
[ブレディ]
先日『正しい言葉の遣い方・上級編』を
読み終えたのでございます。▼
[マリアベル]
それで、ですの…
陣営内が騒然としていましたわ。▼
[ブレディ]
母上がお望みになった人間像に
少しは近づけたつもりです。▼
これから、さらに精進を…▼
……うっ!!!!▼
[マリアベル]
ブ、ブレディ?
どうしたんですの!?▼
[ブレディ]
あ、危ねぇ…妙な言葉遣いのせいで
息が詰まって死ぬとこだったぜ。▼
[マリアベル]
…………▼
[ブレディ]
っと、しまった。
死ぬところでございましたです。▼
[マリアベル]
…さっそく言葉が
怪しくなってますわよ。▼
[ブレディ]
どうにも慣れねぇんだよな、やっぱ。
舌を噛みちぎりそうになっちまう。▼
[マリアベル]
ふふ…ありがとう、ブレディ。
わたくしの期待に応えてくれて。▼
でもわたくし、自分の正しさを
押しつけるのはもうやめますわ。▼
そんなことをしなくてもきっと、
あなたは間違わないでしょうから。▼
[ブレディ]
きゅ、急に態度を変えられても
気持ち悪ぃんだけどな…▼
[マリアベル]
えぇ、同感ですわ。
とっても気持ち悪い。▼
[ブレディ]
だよなぁ…って、いま俺のこと
気持ち悪ぃって言ったか?▼
[マリアベル]
さぁ?▼
[ブレディ]
ったく、なんだよ…
母さんが言うから俺は…▼
[マリアベル]
わかっていますわ。
ありがとう、ブレディ。▼
[ブレディ]
だ、だからそういうのはよせって。▼
[マリアベル]
ふふふ。ブレディの攻め方を
発見してしまいましたわ。▼
[ブレディ]
なんだよ攻め方って。
まったく、勘弁して欲しいぜ。▼

マーク女(親子)

支援C

[マーク]
うーん、どうして私は母さんのこと
覚えてないんでしょう…?▼
父さんのことはあんなにちゃんと
覚えてるのに…▼
父さんが立派な軍師だったってことも
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼
なーんで母さんのことは
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼
[マリアベル]
どうしたのですか、マーク?▼
[マーク]
母さん!▼
すごいです、ちょうど今母さんのことを
考えてたんですよー!▼
これって運命!? 親子の運命!?
…あ、待って下さい。確か父さんが昔…▼
これは運命じゃない、絆だー!
みたいなことを言っていたような記憶が…▼
ってことで母さん、私たちが
ここで会ったのは、運命ではなく絆です!▼
[マリアベル]
はぁ…そうなのですか…▼
[マーク]
そうですよ! 絆って素晴らしいです。
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼
…って、感心してる場合じゃ
ありませんでした。▼
私、なんで母さんのことを覚えてないのか
ずーっと考えてたんです。▼
良かったら母さん…私が母さんのこと
思い出せるよう協力してくれませんか?▼
[マリアベル]
えぇ、わたくしで良ければ。▼
[マーク]
良かった!
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼
女同士の約束ですよ!
じゃあ私はこれで!
(マーク退場)
[マリアベル]
よく喋る子ですわね…▼

支援B

[マーク]
母さんっ、今時間いいですか?▼
[マリアベル]
えぇ。大丈夫ですわよ。▼
[マーク]
やったぁ! じゃあ約束通り、
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼
協力していただくことにします!▼
とは言ったものの、どうしたら記憶って
戻るんでしょうね…▼
頭を強くぶつけるのは
もう何度も試しましたし…▼
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも
私には効果がありませんでした…▼
ねぇ母さん、どうしたらいいと思いますか?▼
[マリアベル]
そうですわね…わたくしの顔を
じっくりご覧になるのは如何でしょうか。▼
[マーク]
なるほど!それだー!!
母さん天才です!▼
未来ではきっと見慣れていたはずですし、
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼
さすが天才軍師の父さんを
コロッと落としただけのことはありますね。▼
ではでは、失礼して…。
じーーーーーーーっ…▼
………………▼
………………▼
だめだーーー!!▼
何にも思い出せませんーーー!!▼
あぁ…この感じって、なんかこう…。
同じ文字をずっと見続けてたら▼
『あれ? これってこんな文字だっけ?』
みたいになる感じと似ています…▼
母さんって…こんな顔でしたっけ?▼
[マリアベル]
あの…それを今思い出そうと
しているのではありませんこと?▼
[マーク]
ですよね…。すみません、
せっかく協力していただいたのに…▼
でも私は諦めませんよ!
絶対に母さんを思い出してみせます!▼
というわけで、
また協力して下さいね、母さん!▼

支援A

[マーク]
はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼
毎日毎日嫌というほど、
こうして母さんの顔を見ているのに▼
何にも思い出せないなんて
自分が情けなくなりますよ…▼
ほんとに…どうして……
うっ…ううっ…ぐすっ…▼
[マリアベル]
えっ…何故泣くのですか?!▼
[マーク]
だ…だって…だって……!
私…母さんのことも父さんと同じように▼
大好きだったはずなのに…!
思い出せないのが…辛いんです…!!▼
母さんが私に作ってくれた思い出も
たくさんあったはずなのに…▼
何一つ覚えていられなかった自分が…
ほんとに…情けないんです…!▼
情けないんですよーーー!
びえぇぇぇぇん!!▼
[マリアベル]
マーク…▼
[マーク]
うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。
あ…頭が痛い…!▼
いたたた…!▼
…………あ!?▼
[マリアベル]
どうかしましたの!?▼
[マーク]
……思い出し…ました。母さんのこと。
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼
母さんが私に向かって、優しく笑って…
『マーク』って…名前を呼んでました…▼
ふふ、いつも見てる母さんの顔より、
少し年を取った顔でしたよ…▼
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼
ありがとう、母さん。
全部母さんのおかげです。▼
何だかこれで自信がつきました!
時間はかかるかもしれませんけど、▼
いつか母さんの記憶、
全部取り戻してみせますよ。▼
[マリアベル]
えぇ。わたくしも、協力致しますわ。▼
[マーク]
はい、ありがとうございます!▼

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Last-modified: 2016-09-03 (土) 11:11:07
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