[広告]

マイユニット(男性・俺)の支援会話†
ロンクー†
支援C†
- [ロンクー]
- …ルフレ。
見られていると気が散るんだが。▼
- [ルフレ]
- あ…すまん。
ロンクーの剣技に見とれてたんだ。▼
速さ、正確さ、力強さ、どれも一流だ。
さすがフェリアの剣士はひと味違うな。▼
- [ロンクー]
- …フェリアは強さがすべての国。
やわな腕では剣士を名乗れんからな…▼
- [ルフレ]
- よかったら、
俺に剣の手ほどきをしてくれないか?▼
- [ロンクー]
- 俺は…誰かに
物を教えられるような柄じゃない…▼
それに…お前はイーリスの人間。
イーリスにはイーリスの剣技がある。▼
フレデリクにでも
教えを乞えばいいだろう…▼
- [ルフレ]
- もちろん剣技は習っている。▼
だけど、イーリスの剣技と
フェリアの剣技はまったく違う。▼
それぞれのいいところを吸収すれば
もっと強くなれるかもしれないだろ?▼
- [ロンクー]
- 虫のいい話だな…
だが、言いたいことはわかった。▼
いいだろう。
剣を抜け、相手をしてやる。▼
- [ルフレ]
- えっ、いきなり模擬戦なのか?▼
- [ロンクー]
- 物を教える柄じゃないと言っただろう…。
自分の体で覚えるんだな。▼
イーリスの剣技で向かって来い。
…俺もお前から学ばせてもらう。▼
- [ルフレ]
- ああ、だから
引き受けてくれたのか…▼
わかった、期待に応えられるよう
全力で相手させてもらう!
支援B†
- [ロンクー]
- …どうした?
また模擬戦をしたいのか?▼
- [ルフレ]
- いや、もうじゅうぶん…
夢に見るほど体で覚えさせてもらった。▼
すごい迫力だった。フェリアと
戦争がなくてよかったな…▼
- [ロンクー]
- …あの程度でフェリアの剣技を
覚えたと思ってもらっては困る。▼
俺の腕はまだまだ未熟だからな…▼
- [ルフレ]
- あんなに強くても自分に
満足してないのか、ロンクーは。▼
そういう厳しさが
強さにつながっているんだろうな。▼
- [ロンクー]
- 厳しい…わけじゃない。
ただ…俺は知っているだけだ。▼
自分よりも遥かに強い男がいて…
俺はその人にまだ届いていない…と。▼
- [ルフレ]
- …バジーリオ様のことか。▼
- [ロンクー]
- バジーリオの剣は…重く、深い。
あの人の前では…俺の剣など羽毛同然。▼
あの強さを知れば…今の自分に
満足することなど…できるものか。▼
- [ルフレ]
- なるほどな。ロンクーには
目指すべき目標があるんだな。▼
俺にはそういうのがないから
少しうらやましい。▼
- [ロンクー]
- …お前も強くなりたくば
超えるべき目標を定めることだな…▼
模擬戦なら…また相手してやる。
いつでも声をかけろ。▼
- [ルフレ]
- ああ、ありがとう。▼
支援A†
- [ロンクー]
- …………▼
- [ルフレ]
- えっと…ロンクー?
俺になにか用か?▼
- [ロンクー]
- 最近…模擬戦に来ないから
訓練を怠けているのかと思ったが…▼
なんだ、この書物の山は。
すべて戦術書…なのか?▼
- [ルフレ]
- ああ。戦う力だけじゃなくて
全体を見る力ももっと養おうと思って。▼
俺たちは寡兵だ。大軍と戦うには
そういう力も大事だろう?▼
- [ロンクー]
- お前は…不思議な男だ。▼
軍師か…戦士。
普通はどちらかに専念するものだ…▼
- [ルフレ]
- じゃあ俺が、軍師であり戦士でもある
最初の人間になるぜ。▼
俺はみんなを守りたいんだ。
俺のまわりにいるみんなをな。▼
もし剣が届かないときでも、
策で仲間を守れたらいいなと思う。▼
それだけのことだ。▼
- [ロンクー]
- …ルフレ。いつだったか
目標にする者がいないと言っていたな。▼
お前の目標は…他の誰もたどりついた
ことのない高みなのかもしれんな…▼
- [ルフレ]
- はは、そんな大層な話なのか?▼
- [ロンクー]
- あぁ。お前の言っていることは…
とても大きな理想だ。▼
どうやら、俺も…お前から
まだまだ学ばねばならんようだ。▼
リヒト†
支援C†
- [リヒト]
- ん~…。▼
- [ルフレ]
- どうした、リヒト?
そんなに返事を書きにくい手紙なのか?▼
…もしかしてなにか
悪い知らせだったとか?▼
- [リヒト]
- ううん、そんなことないよ。
両親からの普通の手紙。元気かって。▼
- [ルフレ]
- なんだ、だったらそんなに
難しい顔することないだろう。▼
- [リヒト]
- …うまく返事が書けないんだ
なにを書けばいいのかわからなくて。▼
- [ルフレ]
- そんなの、いくらでもあるだろ?
この間だって激しい戦いがあったし。▼
死にそうだったけど頑張りました!って
これでもかとリヒトの成長をアピールして…▼
- [リヒト]
- 死にそう!?そ、そんなこと書いたら
心配させちゃうでしょ!?▼
- [ルフレ]
- まぁ…確かにそうだな。
じゃあこの前の屍兵との戦いは?▼
屍兵をちぎっては投げ、
ちぎっては投げ、大活躍しました…って▼
- [リヒト]
- 僕、そんなことしてないよ!
というか、それ別の意味で心配されちゃうよ!▼
はぁ…そんな嘘書けないし、
弱音を吐いたら心配させちゃうし…▼
離ればなれは寂しい、とか…
言葉にしちゃうとつらくなるしね。▼
- [ルフレ]
- …リヒトくらいの年頃だと
無理もないと思うけどな?▼
- [リヒト]
- 今はそんな子供みたいなこと
言ってられないでしょ。▼
いい返事が書けるようになるまで…
今はこの手紙、取っておくよ。▼
- [ルフレ]
- そうか…
強いんだな、リヒトは。▼
支援B†
- [リヒト]
- …………▼
- [ルフレ]
- それ、両親からの手紙だったな。
…まだ返事は出さないままなのか?▼
- [リヒト]
- まぁね…。あんまり
いい返事が思い浮かばなくて。▼
- [ルフレ]
- …そんなに悩んでるなら、
思いきって戻るのも手じゃないか?▼
- [リヒト]
- 戻るって…僕の家へ?▼
- [ルフレ]
- ああ。一度、実家に戻って
家族と過ごす時間を取るんだ。▼
今すぐは無理だけど、
もう少し戦況が落ち着いたら…▼
- [リヒト]
- …ううん、帰らない。
僕、まだ帰っちゃいけないんだ。▼
- [ルフレ]
- えっ…どういう意味だ?▼
- [リヒト]
- 僕の家ね、由緒正しい血筋なんだよ。
今はおんぼろ屋敷に住んでるけど。▼
僕、この戦いで活躍して、みんなが
暮らせる立派な家を手に入れるんだ。▼
だから…まだ帰らない。
帰ったら満足しちゃうと思うから。▼
- [ルフレ]
- そんな決意をしてるのか…
親孝行者なんだな、リヒトは。▼
こんな子が、戦場では屍兵を
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ…▼
- [リヒト]
- だからそんなことしてないってば!
僕、そんなに横暴なイメージなの!?▼
- [ルフレ]
- はは、冗談だ。
けど、早く返事を書いてあげた方がいい。▼
親を安心させてあげるのも、
親孝行のうちだぞ?▼
- [リヒト]
- う…。そ、そうだね…▼
じゃあ、さわりだけ書いてみようかな…
お父さん、お母さん、お元気ですか…▼
- [ルフレ]
- 僕は今日、愛しい人を命がけで守り
戦場での名誉と愛を両方手に入れました…▼
- [リヒト]
- うんうん、僕は今日愛しい人を…って▼
ちょっとーーー! 何書かせるんだよー!!▼
- [ルフレ]
- 立派な男みたいで
いいと思ったんだが…▼
- [リヒト]
- もー! いいから黙っててよー!▼
支援A†
- [リヒト]
- ルフレさん。
手紙を出す手続き、お願いしてもいい?▼
- [ルフレ]
- あぁ、家族への手紙?
出す決心がついたんだな。▼
- [リヒト]
- うん。素直に
会えなくて寂しいって書いちゃった。▼
- [ルフレ]
- あんなにガマンしてたのに…いいのか?▼
- [リヒト]
- あはは。立派な家を手に入れるのは
まだまだ先になりそうだから。▼
それに戦いを通してわかってきたんだ。
僕はまだ子供で…弱いって。▼
だから、それを受け止めて
もっと強くなりたいって書いたよ。▼
- [ルフレ]
- そうか…その手紙の内容だったら、
ご両親も心配せずに済みそうだな。▼
- [リヒト]
- えっ、そうかな?▼
- [ルフレ]
- 自分の弱さをちゃんと認めた上で
心の底から強くなりたいって思える。▼
そういう風に考えられるリヒトは
一歩、大人になれたんだ。▼
きっとご両親も
リヒトの成長を喜んでくれる。▼
- [リヒト]
- えへへ…そうかな?▼
- [ルフレ]
- そうに決まってる。
よーしよしリヒト! よくやったなー!▼
- [リヒト]
- ちょっとー! 頭撫でないでよ!
子供扱いしないでってばー!▼
せっかく一歩大人になったって
言ってくれたのに、ひどいよー!▼
- [ルフレ]
- はは、すまんすまん!▼
ちょっと今、子供の成長を見守る
親の気持ちになって!▼
- [リヒト]
- もー! 僕はルフレさんの
子供じゃないよー!
マリアベル†
支援C†
- [ルフレ]
- あれ、この言葉…
どういう意味だったっけな?▼
- [マリアベル]
- ルフレさん、お勉強ですの?▼
- [ルフレ]
- マリアベル。
あぁ…ちょっと調べ物をな。▼
- [マリアベル]
- まぁ…庶民も
調べ物をするんですのね。▼
- [ルフレ]
- お前、今俺のこと
さりげなーく見下しただろ!▼
- [マリアベル]
- 見下してなどおりませんわ。
率直な感想を述べたまでです。▼
まぁ…言葉を誤ったのなら
謝罪させていただきます。すみません…▼
- [ルフレ]
- べ、別にそんなかしこまらなくてもいいって!
で? 俺に何か用か?▼
- [マリアベル]
- はい。わたくし、貴方のことが
知りたいんですの。▼
- [ルフレ]
- 俺のこと?▼
- [マリアベル]
- えぇ。記憶喪失であるにも関わらず
天才的な軍事の才がおありだとか。▼
わたくしの親友であるリズからの
信頼も厚いようですし▼
どういった方なのか
もっとよく知りたいと思いまして…▼
ま、まぁ…つまりは、
お友達になりたいということですわ。▼
…お嫌でなければ、ですけど。▼
- [ルフレ]
- マリアベル…! 嫌なわけないじゃないか。
というか、俺たちもう友達だろ?▼
- [マリアベル]
- ルフレさん…!▼
嬉しいですわ。
これからよろしくお願い致しますね。▼
- [ルフレ]
- もちろん! なーんだ、マリアベルって
可愛いトコもあるんだな。▼
俺に教えられることなら、
何でも聞いてくれよ。▼
- [マリアベル]
- ありがとうございます。ではまず…▼
貴方がたのような
貧相な庶民の文化をお教え願えますか?▼
- [ルフレ]
- 前言撤回。
お前やっぱり俺のこと見下してるだろ!▼
支援B†
- [マリアベル]
- ルフレさん。
先日教わったことについてですけれど…▼
- [ルフレ]
- あぁ、庶民がよく使う言葉を
教えて欲しいっていうあれか?▼
- [マリアベル]
- えぇ。さっそく教えていただいた言葉を
使ってみたんですけれど▼
なぜかみなさん、怪訝そうな顔をして
視線を逸らしてしまいますの。▼
中には笑いをこらえているように
見える方もいらっしゃいましたわ。▼
- [ルフレ]
- え…あの言葉、使っちゃったのか?▼
- [マリアベル]
- その人を知るには、その人の話す言葉を
理解するのが一番でしょう?▼
そして理解を早めるには実践するのが
もっとも効率的ですわ。▼
- [ルフレ]
- あ、あのな、マリアベル。
それはごもっともなんだけど…▼
あれはいわゆる俗語で、
特に親しい人だけに使う言葉なんだ。▼
- [マリアベル]
- そう…なんですの?
ということは、貴方はわたくしを…!▼
- [ルフレ]
- す、すまん!
軽い冗談のつもりだったんだけど…▼
- [マリアベル]
- 特別に親しい人だと思っていると
いうことですわね!▼
- [ルフレ]
- …はい?▼
- [マリアベル]
- そういうことだとは気づかずに
申し訳ありませんでしたわ。▼
真っ先に、ルフレさんに
使うべき言葉でしたのね。▼
- [ルフレ]
- いや、違う…▼
- [マリアベル]
- へい、兄弟!
調子はどうだい!?▼
- [ルフレ]
- や、やめろ、マリアベル!▼
お前の積み上げてきたものが
音を立てて壊れていくのが見える!▼
みんなの誤解は俺が解いておくから、
もう二度とその挨拶はしないでくれ!▼
- [マリアベル]
- ? よくわかりませんけど…
そこまでおっしゃるんでしたら、そうしますわ。▼
- [ルフレ]
- そ、そうしてくれると助かる。▼
- [マリアベル]
- …ったく、しゃーねーなぁ!
二度目は無いと思いやがれよ!▼
- [ルフレ]
- えぇっ!?
俺、今のは教えてないよな!?▼
誰だ?
誰がこんな言葉教えたんだ!?▼
- [マリアベル]
- うふふ…内緒ですわ。▼
支援A†
- [ルフレ]
- なぁ、マリアベル。
今日は俺に貴族の文化を教えてくれないか?▼
- [マリアベル]
- もちろん、かまいませんわ。
なにがお聞きになりたいの?▼
- [ルフレ]
- うーん…じゃあ、貴族らしい
立ち居振る舞いとか!▼
- [マリアベル]
- そうですわね…では
きちんと立つところから始めましょうか。▼
- [ルフレ]
- え…いま俺、ちゃんと立ってるけど…▼
- [マリアベル]
- いーえ! ルフレさんの立ち方は
べろんべろんのぐっだぐだですわ!▼
もっとこう…背中に筋を一本通して、
常に頭頂部を引っ張られている感覚で▼
まっすぐお立ちになって下さいまし。▼
- [ルフレ]
- 背中に筋…で、頭頂部を…
こんな感じか?▼
- [マリアベル]
- どうして顎を前に突き出すんですの?▼
- [ルフレ]
- え、頭のてっぺんを引っ張ると
自然と出るんだけど…▼
- [マリアベル]
- 顎は引く。▼
- [ルフレ]
- こうか?▼
- [マリアベル]
- なぜ肩が持ち上がるんですか。
肩は下げて胸を張ってください。▼
- [ルフレ]
- こ、こうだな?▼
- [マリアベル]
- …そうですわ!
やればできるじゃありませんの!▼
うふふ、ルフレさんは
教えがいがありますわね。▼
もっと修業を積めば、
きっと素敵な紳士になれますわよ!▼
- [ルフレ]
- そうか? いやー照れるなー。▼
- [マリアベル]
- 決めましたわ!
わたくし、ルフレさんが▼
どこに出しても恥ずかしくないような
紳士になるまで、指導致しますわ!▼
- [ルフレ]
- え…えぇっ?
そ、そこまでしなくても…▼
- [マリアベル]
- いーえ! わたくし、中途半端が
一番嫌いなんですの!▼
遠慮なさらなくてもいいんですのよ?
わたくしたち、親友じゃありませんの。▼
- [ルフレ]
- いつの間にそうなった!?▼
- [マリアベル]
- つべこべ言うなですわ!
さぁ、次は貴族らしい歩き方ですわよ!▼
- [ルフレ]
- ひぃーーーー!▼
支援S†
- [マリアベル]
- さてと。本日の紳士修行は
これですべて終了です。▼
お疲れ様ですわ、ルフレさん。
よく頑張りましたわね。▼
早く戻ってお休みになって下さいまし。▼
- [ルフレ]
- あ…あのさ、マリアベル。
もうひとつ教えて欲しいことがあるんだけど…▼
- [マリアベル]
- あら、今日は勉強熱心ですのね。
いいですわ。何をお知りになりたいの?▼
- [ルフレ]
- 女性に紳士的に指輪を
贈る作法を教えて欲しい。▼
- [マリアベル]
- えぇぇっ!? ルフレさんたら
そのような女性がいらっしゃいましたの!?▼
- [ルフレ]
- まぁ…な。▼
- [マリアベル]
- てめー…
親友のわたくしに何の報告もなく…!▼
ま、まぁこの際、それはいいですわね…▼
いくらわたくしでも、
指輪の贈り方は教えて差し上げられませんわ。▼
そういうのは作法などではなく、
その人が思ったようにするのが▼
いちばん良い渡し方だと思いますわよ?▼
- [ルフレ]
- わかった。
じゃあ、好きにさせてもらうよ。▼
- [マリアベル]
- な、なんですの?▼
- [ルフレ]
- はい、手を出して。▼
- [マリアベル]
- ちょ、ちょっと、そんな乱暴な…!▼
- [ルフレ]
- …これでよし、と。
うん。似合ってるよ、マリアベル。▼
- [マリアベル]
- 指輪…? あ、あの、
これは…どういうことですの?▼
- [ルフレ]
- 結婚の申し込みだよ、俺流の。▼
- [マリアベル]
- えぇっ? け、結婚!?
じゃあ…指輪を贈りたい相手って…!▼
- [ルフレ]
- あぁ、お前だよ。▼
…最近は紳士修行で
ずっと一緒にいたんだから…▼
他にそういう女性を作る時間なんか
あるわけないだろ?▼
- [マリアベル]
- …ふふ、だからってこの渡し方…。
全然紳士的じゃありませんわ。▼
でも…とても、うれしい…▼
- [ルフレ]
- じゃあ…▼
- [マリアベル]
- えぇ。これから一生かけて、貴方を
わたくし好みの紳士にして差し上げますわ。▼
- (一枚絵表示。CV有り)
- [マリアベル]
- わたくしも、貴方の事が、好きでしたの。
幸せにしてくれなかったら、許しませんわよ。
ベルベット†
支援C†
- [ルフレ]
- ベルベット。▼
- [ベルベット]
- なに?▼
- [ルフレ]
- …あ、あのさ、タグエルのこと…
少し聞かせてくれないか?▼
俺、ほとんど知らなくて…その…▼
- [ベルベット]
- いいわよ。▼
- [ルフレ]
- へ? いいのか?▼
- [ベルベット]
- えぇ。そう言ってるじゃない。
なぜそんな不思議そうな顔をするの?▼
- [ルフレ]
- いや…こんなにあっさり
承諾してくれるとは思わなくて。▼
何度も頼み込むつもりで来たから
少し…拍子抜けしてしまった。▼
- [ベルベット]
- ふふ、私はそんなに怖いかしら?
それとも、実はタグエルが怖いとか?▼
- [ルフレ]
- そ、そんなわけない!▼
ただ…ベルベットの仲間は
人間に殺されたと聞いたから▼
込み入った話を聞くと
嫌がられるんじゃないかと…▼
- [ベルベット]
- 確かに私の仲間は人間たちに殺されたわ。▼
でも、殺したのはあなたじゃない。
あなたを恨むのは筋違いだわ。▼
だから、いつも通り話しましょ。
萎縮されるとやりづらいわ。▼
- [ルフレ]
- …わかった。▼
- [ベルベット]
- ふふ。やっと緊張が解けたみたいね。
あなたの鼓動が落ち着いてきた。▼
- [ルフレ]
- え!? 俺の心臓の音、聞こえてるのか!▼
- [ベルベット]
- えぇ。タグエルは耳がいいから。▼
あなたが私に話しかけてきた時に
かなり緊張していたことも▼
鼓動の速さで気付いていたわ。▼
- [ルフレ]
- はは、タグエルに隠し事はできないな。▼
あの…他にも色々教えてくれるか?▼
- [ベルベット]
- いいわよ。あなたがタグエルに
興味を持ってくれて、嬉しいわ。▼
支援B†
- [ルフレ]
- なぁベルベット、
タグエルってっさ、兎以外にもいるのか?▼
- [ベルベット]
- 兎以外って…
兎以外の動物に変身するタグエル?▼
遠い大陸になら、いるわよ。▼
例えば…猫とか、鳥になるやつとかね。
意外と可愛いでしょう?▼
- [ルフレ]
- へぇ…! 猫に鳥か…。
確かに可愛いな。▼
- [ベルベット]
- まぁ、一番可愛いのは、
もちろん兎だけどね。▼
- [ルフレ]
- はは…そ、そうだな。▼
ベルベットは、そいつらと直接
会ったりしたのか?▼
- [ベルベット]
- えぇ。でも、かなり昔の話だから
今でも元気でいるかは、わからないけれど。▼
もしかしたら兎のタグエルのように、
今はほとんど絶滅しているかもしれない…▼
- [ルフレ]
- ベルベット…▼
- [ベルベット]
- …ごめんなさい。暗くなっちゃったわね。
他には何が聞きたい?▼
- [ルフレ]
- ベルベットの好きな食べ物かな。▼
- [ベルベット]
- …え?▼
- [ルフレ]
- 今日の晩飯、ごちそうするからさ。
好きな食べ物教えてくれよ。▼
俺の質問のせいで
落ち込ませちゃったし、お詫びに…さ。▼
- [ベルベット]
- ふふ…ありがとう。▼
- [ルフレ]
- 俺が推測するには、
ベルベットが好きなのはニンジンだな!▼
- [ベルベット]
- あら、どうしてわかったの?▼
- [ルフレ]
- いや…ベルベットは兎だから…って、
え? ほんとにそうなのか?▼
支援A†
- [ベルベット]
- いい匂い…▼
ルフレ、
それはこの前作ってくれたニンジン料理ね。▼
今日の食事にはそれが出るの?
楽しみだわ。▼
少し味見させてもらってもいいかしら?▼
- [ルフレ]
- あっ…! ベルベット!
ダメだ! 今日のはちょっと…!▼
- [ベルベット]
- もぐ…▼
- [ルフレ]
- あぁ…遅かった…▼
ベルベット…すまない。
今日のはちょっと失敗したみたいだ…▼
その…さっき味見してもらったら
みんなが口を揃えて▼
『鋼の味がする』、
『この世のものとは思えない』って…!▼
- [ベルベット]
- …どうして?
こんなにおいしいのに…▼
- [ルフレ]
- …へ? うそだろ…▼
- [ベルベット]
- タグエルは嘘をつかないわ!
全然失敗なんかしてない。▼
前にごちそうしてもらった料理と
全く同じ味がするもの。▼
- [ルフレ]
- 全く同じって…!
前もこんな味してたのか!?▼
タグエルの味覚って…
もしかして、ちょっとずれてる…!?▼
- [ベルベット]
- ねぇ、この料理、
もう少し味見をしても構わないかしら。▼
- [ルフレ]
- …いいぜ。というか…
この鍋ごと全部、ベルベットにやるよ。▼
- [ベルベット]
- 本当!? ありがとう!
すごく嬉しいわ!▼
ルフレは、とてもいい人ね!▼
- [ルフレ]
- なんか複雑な気分だけど…
喜んでくれてるし…いいか。▼
ガイア†
支援C†
- [ルフレ]
- ガイア…さっきはすまん。
水浴びしてるの、気づかなくて…▼
- [ガイア]
- いや…俺こそすまない。▼
まあ男同士なら
そんなに気にすることも…▼
- [ルフレ]
- いや…見えたのは
それだけじゃなくて…▼
- [ガイア]
- はぁ!?
こ、腰布はちゃんと巻いてたぜ!?▼
- [ルフレ]
- いや…ガイアの腕にあった印のことだ。▼
本で読んだんだが…あれは
犯罪を犯した人が押されるものだよな…▼
- [ガイア]
- …あぁ。その通りだよ。
昔、依頼でヘマしちまってな。▼
できれば内緒にしといてくれ。▼
- [ルフレ]
- わかった。誰にも言わない。▼
- [ガイア]
- 恩に着るぜ。お礼に今夜の晩飯、
お前に全部やるから。▼
- [ルフレ]
- いや、いらない。
ふたり分も食べられないしな。▼
- [ガイア]
- あ、さてはお前甘党か?
仕方ないな…じゃあこの焼き菓子を…▼
- [ルフレ]
- ……▼
- [ガイア]
- …わかった。こんなもんじゃダメだな。
ほら、この秘蔵の砂糖菓子でどうだ?▼
- [ルフレ]
- …ガイア! 何ももらわなくても
俺は、しゃべったりしないから。▼
- [ガイア]
- …そうか…▼
支援B†
- [ルフレ]
- ガイアが買い出しを申し出るなんて、
珍しいな。▼
- [ガイア]
- …あぁ。俺だってたまには
人の多いところに来たくもなる。▼
それより…ルフレは
何か買わないのか?▼
服とか…装身具とかな。▼
- [ルフレ]
- うーん、今はそういう物よりは
戦術書のほうが欲しいな。▼
いろいろ勉強して
クロムやみんなの役に立たないと。▼
でも、あんまりお金が無いから
今日はガマンだ。▼
- [ガイア]
- 戦術書…?
ちょっと待ってろよ!▼
- (ガイア消える)
- [ルフレ]
- あ、おいガイア?!▼
……▼
…あ、戻ってきた。▼
- (ガイア戻る)
- [ガイア]
- ふぅ。この中にあるか?
お前の欲しい戦術書…▼
- [ルフレ]
- 何だこの本の量!
まさか…戦術書を買い占めてきたのか?!▼
- [ガイア]
- あぁ。これ全部お前にやる。
だからこの前のこと…絶対言うなよ…▼
- [ルフレ]
- !! まさか…口止め料のつもりか?
何も要らないって言ったのに。▼
…ガイア。俺は、そういう
贈り物は受け取れない。▼
- [ガイア]
- …わかったよ。
妙なマネして悪かったな。▼
- (ガイア消える)
- [ルフレ]
- ふぅ…。
ガイアにも困ったものだ。▼
…お、あのマント、暖かそうだな。▼
- (ガイア戻る)
- [ガイア]
- あのマントが欲しいのか?▼
- [ルフレ]
- …ガイア!!▼
- [ガイア]
- …すまない。▼
支援A†
- [ガイア]
- ルフレ。
これ、お前にやるよ。▼
- [ルフレ]
- えっ…こんなに綺麗な腕輪…
高かったんじゃない?▼
- [ガイア]
- あぁ。けっこうな値打ち物だぜ。▼
- [ルフレ]
- そんな高価なもの、受け取れないな。▼
- [ガイア]
- は? いや、その…悪い。
値打ち物だってのは嘘だ。▼
これ、俺の手作りなんだよ。
意外とよくできてるだろ?▼
- [ルフレ]
- 手作りなのか…?
すごくよくできてるな。▼
- [ガイア]
- 気に入ってくれたみたいだな。
頑張った甲斐があったぜ。▼
- [ルフレ]
- でも、どうして急に?▼
- [ガイア]
- あ…いや、その…お前には
いろいろと世話になってるしな…▼
- [ルフレ]
- …もしかして、またこの前のことの
口止め料のつもりか?▼
だったら…これは返す。
この前もその前も言ったけど▼
俺は、何も貰わなくても
ガイアの秘密をしゃべったりしない。▼
そんなに俺のことが信用できないか?
けっこう口は堅いつもりだ。▼
- [ガイア]
- 信用してないわけじゃないが…▼
俺は今までずっと、
報酬を貰って人の頼みを聞いてきたから▼
タダで頼みを聞いてもらうと、
何か裏があると思っちまうんだ…▼
…職業病みたいなもんなんだよ。▼
- [ルフレ]
- …ガイア。
ちょっと耳を貸してくれるか?▼
- [ガイア]
- ん? …いいぜ。▼
- [ルフレ]
- 実は俺…秘密にしてたけど…
…だけは、どうしても…なんだ。▼
- [ガイア]
- は? お前…
そんなもんが苦手なのか? ぷぷ…▼
- [ルフレ]
- …ガイア、
これは俺からの依頼だ。▼
今言った俺の秘密を
誰にも知られないように守ってくれ。▼
報酬は…そうだな。
俺がガイアの秘密を守ること。▼
どうだ?
この依頼、受ける気はないか?▼
- [ガイア]
- …ルフレ…▼
…あぁ。その依頼、受けるよ…。
すまないな、気を遣ってくれて。▼
やっぱり、
腕輪はお前が持っててくれ。▼
口止めのためじゃない。
感謝してるから…その礼だよ。▼
- [ルフレ]
- …はは、わかった。
ありがたくいただこう。▼
ティアモ†
支援C†
- [ルフレ]
- いたた…指を切っちまった。
薬草は昨日使い切っちまったし…▼
どうしたもんかな…▼
- [ティアモ]
- あ、薬草なら今朝、
あたしが補充しておいたわよ。▼
- [ルフレ]
- えっ…そうなのか? ありがとう。
でもよく気がついたな。▼
- [ティアモ]
- ううん、大したことじゃないわよ。▼
みんなの装備品を把握してれば
消耗具合ぐらいは予測がつくから。▼
- [ルフレ]
- みんなのって――全員の!?
全部覚えてるのか?▼
- [ティアモ]
- えぇ。もし装備品や消耗品に
不備があったら困るじゃない?▼
- [ルフレ]
- はぁ…さすが、みんなから
天才って呼ばれてるだけあるぜ。▼
- [ティアモ]
- …天才なんかじゃないわ!▼
- [ルフレ]
- ティ、ティアモ!?
どうしたんだ、急に。▼
- [ティアモ]
- あ…ごめん。▼
えっと…天馬騎士団にいた頃、
先輩からよくそんなことを言われてて、▼
辛かったから…▼
後輩のくせに生意気だとか、
先輩を見下してるとか、化け物とか…▼
- [ルフレ]
- そんな…▼
- [ティアモ]
- 何あの貧乳とか、
ダサい手槍だなとか…▼
- [ルフレ]
- 天馬騎士団って陰湿だなおい!▼
いや…違う違うティアモ!
俺はそういう意味で天才って言ったんじゃない。▼
単にすごいなーと思っただけで、
嫌味を言ったわけじゃないんだ!▼
- [ティアモ]
- わかってるわ、ルフレ。
あたしこそごめんね。取り乱しちゃって。▼
- [ルフレ]
- なぁ、ティアモ…。
俺でよければ、相談に乗るぜ?▼
- [ティアモ]
- ありがとう。じゃあ…どんな手槍なら
ダサいってバカにされなくなると思う?▼
- [ルフレ]
- あ、そっち…?▼
支援B†
- [ティアモ]
- ルフレ!
アドバイス通りの手槍を
作ってみたんだけど、見てくれる?▼
- [ルフレ]
- えっ!?
何、作ったの? 手槍を?▼
- [ティアモ]
- えぇ。▼
- [ルフレ]
- 買った部品を組み合わせたのではなく?▼
- [ティアモ]
- えぇ、柄は木から削り出したし、
刃も自分で打って作ったわ。▼
あと、柄の模様も自分で描いたの!
どうかしら? こんな感じよね?▼
- [ルフレ]
- これはまた…アドバイス通りの
見事なまでの幾何学模様で…▼
やっぱり天才だ…▼
- [ティアモ]
- なに?▼
- [ルフレ]
- なんでもない!
お役に立てて何よりだ。▼
ほかにも気になってることがあれば
なんでも相談しろよ。▼
- [ティアモ]
- ルフレ…!
そんなに優しくされたら、あたし…▼
- [ルフレ]
- え…!?▼
- [ティアモ]
- ルフレのこと、
友達だと思っちゃうわよ…?▼
- [ルフレ]
- …あぁ、そういうことか。
はーびっくりした。▼
というか、そういう話なら
俺たちもうすでに友達だろ?▼
- [ティアモ]
- えっ、ほ…ほんとに!?▼
- [ルフレ]
- そんなにびっくりすることか?▼
- [ティアモ]
- そうよね…ごめん。あたしったら。
人と距離を取ることに慣れちゃってて。▼
天馬騎士団にいた頃は、
周りは先輩ばっかりだったから
あんまり友達って呼べる人がいなくて…▼
- [ルフレ]
- ティアモ…▼
- [ティアモ]
- でも、あたしといたら
胸が大きく見えますよって触れ回ったら▼
ちょっと可愛がられるようになったわ…▼
- [ルフレ]
- 女って…▼
支援A†
- [ティアモ]
- ルフレ! 聞いて聞いて。
この前の手槍、軍のみんなに見せてみたら▼
すっごく評判が良かったの。
アドバイスありがとう!▼
- [ルフレ]
- いや、俺は何もしてないよ。
ティアモが頑張ったからだろ。▼
まぁ、良かったじゃないか。
これで先輩達からバカにされずにすむな。▼
- [ティアモ]
- うん! きっと天国から
悔しそうな顔で見守ってくれてるわ。▼
- [ルフレ]
- 天国? なんで…▼
- [ティアモ]
- …ルフレ、知らないんだっけ?
あたしがこの軍に合流する時▼
天馬騎士団の先輩たちはみんな、
あたしを逃がすために死んじゃったのよ。▼
- [ルフレ]
- !! あの時の…!▼
ごめん、ティアモ! 俺…▼
- [ティアモ]
- …いいの。あたしも、先輩たちが
生きてるみたいに話してたから…▼
- [ルフレ]
- でも、ティアモは先輩たちと
そんなに仲良くなかったんじゃ…▼
- [ティアモ]
- あたしもそうだと思ってたんだけどね。
先輩たちは期待してくれてたみたい。▼
嫌味を言ってたのも、新人に対する
洗礼みたいなものだって…▼
本当はもっと色々話したかったって…
最後の最後に言われたの…▼
そうだと知ってたら…あたし…▼
- [ルフレ]
- ティアモ…▼
- [ティアモ]
- …ありがと、ルフレ。
あたしの話を聞いてくれて。▼
ルフレに話したらすっきりしちゃった。▼
- [ルフレ]
- …だから、天才だって言われるのが
嫌だったんだな。▼
- [ティアモ]
- …え?▼
- [ルフレ]
- 俺が最初にティアモのこと、
天才だって言った時に取り乱してただろ。▼
嫌味で言ったわけじゃないって
わかってたのにもかかわらず。▼
あれは…死んでしまった先輩たちのことを
思い出すからだったんだな…▼
- [ティアモ]
- …………うん。▼
さすがに、我が軍の軍師の目は
ごまかせないわね…▼
- [ルフレ]
- …軍師だからわかったんじゃない。
友達だから…わかったんだ。▼
だから…俺の前では泣くのを
我慢しなくていいから…▼
- [ティアモ]
- …っ! ルフレ…!
ごめんね…ありがとう…▼
支援S†
- [ルフレ]
- ティアモ。何してるんだ?▼
- [ティアモ]
- この前の手槍!
ここから投げようと思って。▼
- [ルフレ]
- え!? ここって…崖だぞ!?
まさか…もう捨てるのか?▼
- [ティアモ]
- えぇ。この槍見たら先輩たちのこと
思い出しちゃうし▼
いつまでもウジウジ後ろ向いてたら
先輩たちに顔向けできないでしょ?▼
- [ルフレ]
- ははは、そうだな。▼
- [ティアモ]
- よーし、いっけぇぇぇぇ!!!▼
- [ルフレ]
- うわっ…! すごい距離飛んだぞ!?
やっぱり天才…とと。何でもない!▼
- [ティアモ]
- ふふ。もう気を遣わなくていいのよ。
心配しなくてもこの前みたいに▼
ルフレの腕の中で
小一時間泣きじゃくったりしないから。▼
- [ルフレ]
- なっ…!
お、思い出させるなよ…▼
- [ティアモ]
- あれー? 顔が真っ赤よ?
なに? もしかしてあたしに惚れちゃった?▼
- [ルフレ]
- …あぁ、そうだよ。▼
- [ティアモ]
- へっ?▼
- [ルフレ]
- 正確には、その前から好きだったんだけどな!
友達でいるの、なかなか辛かったぞ。▼
- [ティアモ]
- あ、あはは…そんな冗談言わなくても、
あたしはもう大丈夫だから…▼
- [ルフレ]
- 冗談なんかじゃない!
冗談でこんなもの…用意しない。▼
- [ティアモ]
- あ…指輪…▼
- [ルフレ]
- 俺と結婚してくれ…ティアモ。▼
- [ティアモ]
- …ルフレ…▼
あ…そ、その…
あたしも…ルフレが好きよ…▼
喜んで…お受けします…▼
- [ルフレ]
- …本当か!やった!
俺、絶対にお前を幸せにするからな!▼
- [ティアモ]
- えぇ…▼
- (一枚絵表示。CV有り。)
- [ティアモ]
- ありがとう…
二人で、幸せになりましょう。
…大好きよ。
誰よりも…あなたを愛してるわ。
グレゴ†
支援C†
- [グレゴ]
- ほれ、ルフレ。
こいつを飲んどけ。▼
- [ルフレ]
- え? なんだ、これ?▼
- [グレゴ]
- 俺が旅先でよく使ってる薬だ。
ちょーっと苦いが、我慢しとけ。▼
- [ルフレ]
- 薬って…俺、どこも悪くないぞ?▼
- [グレゴ]
- ほんとにそうか?
喉の奥に違和感はねぇか?▼
- [ルフレ]
- え…あぁ、そう言われてみれば
ちょっといがいがするか…▼
- [グレゴ]
- そーいうこった。さっきの戦いのとき
呼吸がおかしかったからな。▼
- [ルフレ]
- えぇっ!? 他人の呼吸がおかしいのに
気づいたのか…!? すごいな。▼
- [グレゴ]
- 健康にだけはこだわってんだよ。
傭兵は体が資本、ってな。▼
- [ルフレ]
- 健康管理も仕事のうちってことか。
俺も見習わないとな…▼
グレゴは普段、
どんなことに気をつけてるんだ?▼
- [グレゴ]
- うがい、手洗い、体を温める。
この三つが基本だな。▼
- [ルフレ]
- へぇ…意外と普通だな。
なにか秘訣とかはないのか?▼
- [グレゴ]
- 秘訣か…あるにはあるぜ。
あれは男にしかできねぇんだよなぁ。▼
お前は男だから
もしやりたいってんなら…▼
- [ルフレ]
- …まぁ、何なのかは聞かないでおこう。▼
- [グレゴ]
- あーもうひとつ、添い寝っつー
とっておきの秘訣もあるぜ。
- [ルフレ]
- は!? 何言ってんだ!▼
- [グレゴ]
- はっはっ、遠慮すんなよ。▼
- [ルフレ]
- してない!▼
支援B†
- [ルフレ]
- グレゴ、この間は薬、ありがとう。▼
あの夜かなり熱が上がったんだが、
次の日にはすっかり下がってた。▼
- [グレゴ]
- 熱に浮かされて
おかしな夢は見なかったか?▼
- [ルフレ]
- うっ…▼
- [グレゴ]
- なーんだよ、なに赤くなってんだ?
俺と添い寝する夢でも見たか?▼
- [ルフレ]
- 添い寝じゃないが…
膝枕をされてる夢を…。とんだ悪夢だ…!▼
- [グレゴ]
- あー、なるほどねぇ。それで俺の顔見て
胸がときめいちまってるわけだ。▼
- [ルフレ]
- …あれ以来、眠るのが怖くて
睡眠不足なんだ。▼
冗談でもそういうこと言うのはやめてくれ。▼
ほら、寝不足のせいで目が赤い。▼
- [グレゴ]
- 夢から始まる恋があっても
いいと思うがねぇ、俺は。▼
- [ルフレ]
- はいはい、面白い冗談だな。▼
うぅ…なんだかまた
背中がぞくぞくしてきた。▼
- [グレゴ]
- ? おい、ルフレ。
ちょっと目を見せてみろ。▼
- [ルフレ]
- お、おい、グレゴ!
本気で怒るぞ!?▼
- [グレゴ]
- 黙ってろ!▼
- [ルフレ]
- !!▼
- [グレゴ]
- この充血の仕方…背中の悪寒…。
あんた、最近虫に刺されたことは?▼
- [ルフレ]
- あった…かな。▼
- [グレゴ]
- …質の悪い病原体を運ぶやつに
刺されちまったかもしれねぇな。▼
行くぞ。早めに処置しとかねぇと
下手すりゃ命にかかわる。▼
- [ルフレ]
- あ…あ、ああ…。ありがとう…▼
支援A†
- [グレゴ]
- ルフレ。
その後の経過はどうだ?▼
- [ルフレ]
- あ、グレゴ。
おかげさまで順調だ。▼
グレゴの処置がなかったら
危なかったかもしれないって▼
クロムの侍医の人に言われた。
グレゴは命の恩人だな。▼
- [グレゴ]
- たまには年長者の言うことを
素直に聞いてみろってこった。▼
あんたは非凡なもんを持ってるが、
まーだまだ足りねぇことも多い。▼
学べることは年長者から大いに学べ。
せめて青い果実が熟すまで、ってな。▼
- [ルフレ]
- ほんとにそうだな。
この前は変な人扱いしてすまない。▼
- [グレゴ]
- そーれはかまわねぇんだが…▼
- [ルフレ]
- 何か気になることでもあるのか?▼
- [グレゴ]
- 俺に膝枕されたっつー悪夢は
もう見なくなったのか?▼
- [ルフレ]
- あ、そういえばあれ以来、
見た覚えがないな。どうしてだ?▼
- [グレゴ]
- いやー、まだ夢に俺が出続けるようなら
そろそろ出演料でも頂こうかと思ってな!▼
- [ルフレ]
- なっ…! 何だそれ!
心配しなくても、もう見ないぞあんな夢!▼
- [グレゴ]
- ははっ、そりゃー残念だ。▼
ま、もうそんな悪夢を見ねぇように
体調には気をつけるこったな。▼
もし倒れたりしたら、
現実での俺の膝枕が待ってるぜー?▼
- [ルフレ]
- …ひぃぃぃぃ!!
ぜ、絶対に気を付ける!▼
- [グレゴ]
- はっはっは!! その意気だ!▼
支援C†
- [ノノ]
- えいっ!▼
- [ルフレ]
- いてっ!!▼
- [ノノ]
- あっ、ルフレ!
ごめーん、だいじょうぶ?▼
- [ルフレ]
- あ、頭にコブが…。
なにを投げたんだよ。▼
- [ノノ]
- これ、ぴかぴかの石。ノノの宝物。
見つけるの、大変だったんだよ。▼
- [ルフレ]
- なんで宝物を投げるかな…▼
- [ノノ]
- おっきいヘビを見つけたんだけど、
逃げられちゃったの。▼
- [ルフレ]
- あぁ、獲物を捕まえたかったのか。▼
- [ノノ]
- うん、そうなの。
…あ! あっち! いた!▼
- [ルフレ]
- どれ、貸してみな。▼
- [ノノ]
- できるの、ルフレ?▼
- [ルフレ]
- まぁ見てろって。▼
魔法を当てるのも、石を当てるのも
コントロールさえちゃんとしていれば…▼
やっ!!▼
- [ノノ]
- 当たった! 当たったよ!
すごーい、ルフレ!!▼
- [ルフレ]
- ま、ざっとこんなところだ。▼
- [ノノ]
- 教えて! ノノにもやり方教えて!▼
- [ルフレ]
- いいぜ。
まず、石の持ち方だけど…▼
- [ノノ]
- うんうん!▼
支援B†
- [ノノ]
- ルフレ!
見て見て!!▼
- [ルフレ]
- お、こりゃまたでっかいヘビだなぁ。
ノノひとりで獲ったのか?▼
- [ノノ]
- うん! ルフレが
教えてくれたおかげだよ!▼
お礼にこのぴかぴか石、
ルフレにあげる!▼
- [ルフレ]
- いいのか?
ノノの宝物なんだろ?▼
- [ノノ]
- いいの。ノノ、また探すから。▼
- [ルフレ]
- そっか。じゃあ、ありがたく
もらっとくよ。▼
- [ノノ]
- ね、ルフレ。
もっといろいろノノに教えて!▼
- [ルフレ]
- そうだな…じゃあ、とっておきの
野戦料理でも教えようか?▼
俺もこの前フレデリクに教わったばっかりで、
上手くできる保証は無いけど…▼
- [ノノ]
- うん! それでもいいよ!
一緒にやればきっと楽しいよ!▼
- [ルフレ]
- ノノはいい子だなー。
よし、俺頑張っちゃうぞー!▼
- (暗転)
- [ルフレ]
- 良かった…なんとかうまくいった…▼
- [ノノ]
- すごいねルフレ!
このお料理、すっごくいい匂い!▼
- [ルフレ]
- 匂いはいいんだ…匂いは。
問題はそれよりも味の方…▼
鋼の味がしませんように
鋼の味がしませんように…▼
- [ノノ]
- ルフレ、何ぶつぶつ言ってるの?
早く食べようよー。▼
- [ルフレ]
- あ…あぁ。…ぱくっ。▼
- [ノノ]
- ぱくっ。もぐもぐ…▼
…うん! とってもおいしーよ!
ちゃんとできて良かったねー!▼
- [ルフレ]
- ほんとに良かった…
きっとフレデリクの教え方が良かったんだな。▼
- [ノノ]
- いいなぁ、ルフレは
きおくそーしつなのに色々できて。▼
ノノ、ずっとひとりぼっちだったから
千年生きてるのになんにもできないよ。▼
- [ルフレ]
- これからは、俺が教えるよ。
遠慮しないでなんでも聞いてくれ。▼
- [ノノ]
- うん!
ありがと、ルフレ!▼
支援A†
- [ルフレ]
- ほら、ノノ。この草をこうして丸めて、
ここに口をあてて吹くと…▼
- [ノノ]
- すごぉい! ピーッて鳴った!▼
- [ルフレ]
- ノノもやってみな。▼
- [ノノ]
- えっと…こうして、こうして…。
ふーっ! ふーっ!▼
あれぇ? 鳴らないよ?
息が足りないのかな…▼
竜になって吹けば――▼
- [ルフレ]
- 待った! それは駄目!
そこら中が燃え尽きるから!▼
- [ノノ]
- えぇ~でもぉ…▼
- [ルフレ]
- 鳴るようになるまで付き合うから、
竜石を使うのは勘弁してくれ。▼
- [ノノ]
- うーん…わかった。▼
- [ルフレ]
- ふぅ…▼
- [ノノ]
- あっ! 見て見てルフレ!
またおっきいヘビがいるよ!▼
- [ルフレ]
- ほんとだ。前にノノが獲ってきたのより
一回りぐらい大きいな…▼
…ってノノ!? 何構えてるんだ!?▼
- [ノノ]
- この前はルフレに
ヘビを獲るところ見せられなかったから!▼
よーし、いっけー!!▼
- [ルフレ]
- …あ! 当たった!
すごいじゃないか、ノノ!▼
あんな大きいヘビを一発で仕留めるなんて!▼
- [ノノ]
- ふっふーん! すごいでしょー!▼
- [ルフレ]
- 当面の非常食にはなりそうだな。
でも、これどうやって持って帰ろう…▼
- [ノノ]
- 大丈夫だよ! これぐらいのヘビなら
ノノが竜になれば軽いもんだよ…って▼
あれー!? 竜石がなーい!!▼
- [ルフレ]
- えぇぇぇ!? もしかしてノノ、
さっき投げた石って…!?▼
- [ノノ]
- そうだ! ノノ、竜石投げちゃった!
うわーーーん! どうしよーーー!▼
ノノ、もう一生竜になれないんだ!
このヘビも持って帰れないんだーーー!▼
- [ルフレ]
- お、落ち着けノノ!▼
きっと蛇の頭の辺りに
落ちてるはずだから、一緒に探そう?▼
見つかるまで付き合うから、
もう泣くな。いいな?▼
- [ノノ]
- う…うん! ありがとう!
ルフレ、だいすき!▼
リベラ†
支援C†
- [リベラ]
- …………▼
- [ルフレ]
- お、リベラ。なにをしてるんだ?▼
- [リベラ]
- 絵を、描いていました。▼
- [ルフレ]
- うわっ、すごい上手だ…!▼
繊細で、透明感があって、
でもどこか寂しい…リベラらしい絵だな。▼
- [リベラ]
- 私らしい…ですか。▼
- [ルフレ]
- あ、すまん!
偉そうに語ってしまって…▼
俺は、絵のことなんて
全然わかってないのにな…▼
- [リベラ]
- かまいませんよ。
私も絵のことはわかりませんから。▼
- [ルフレ]
- こんなに上手なのに?▼
- [リベラ]
- 技術だけで、心のこもっていない絵だと
よく言われたものです。▼
- [ルフレ]
- ほんとか?
こんなにすごい絵なのに…!▼
きっとその人は、リベラがあんまり
上手だったから、嫉妬したんだな!▼
- [リベラ]
- ふふ…ありがとうございます。▼
もしよろしければ、
この絵は差し上げますよ。▼
- [ルフレ]
- え、ほんとに?
誰かに頼まれてたものじゃないのか?▼
- [リベラ]
- 今はもう、誰かのための
絵を描くのはやめていますので。▼
- [ルフレ]
- そうか…じゃあ、遠慮なく。
大事に飾らせてもらおう。▼
ありがとう、リベラ。▼
支援B†
- [ルフレ]
- うーん…いい色が出ないな…▼
- [リベラ]
- おや、ルフレさん。
頬に絵の具がついていますよ。▼
- [ルフレ]
- え、あ…ほんとだ。▼
- [リベラ]
- 絵をお描きになっていたのですか?▼
- [ルフレ]
- ああ。リベラにもらった絵を観てたら
俺も描いてみたくなってな。▼
でも駄目だな。俺には才能がない。
ほら、ひどいもんだ。▼
- [リベラ]
- ふむ…これは、リスでしょうか。
少々、奇抜な色遣いではありますね。▼
しかし初めてでこれだけ描ければ
じゅうぶんではないでしょうか。▼
- [ルフレ]
- …リスじゃなくて馬だし、
初めてじゃなくて、百枚目だ。▼
- [リベラ]
- そ、それは…失礼いたしました。▼
- [ルフレ]
- さすがのリベラも顔がひきつったな。
残念な出来に、あきれてるんだろう。▼
- [リベラ]
- そういうわけでは…▼
- [ルフレ]
- いいさ。自分でわかってる。
やっぱり、リベラはすごいな。▼
毎日観てても飽きないくらい
魅力的な絵が描けるんだからな。▼
- [リベラ]
- 毎日…観てくださっているのですか?▼
- [ルフレ]
- あ、ああ。リベラの絵を観てると
すごく落ち着くから、眠る前にな。▼
傷がつかないように持ち運ぶのが
けっこう大変なんだ。▼
- [リベラ]
- …私の絵をそれほど大切に扱って
くださったのは、あなたが初めてです。▼
うれしいものですね…
自分の絵が大切にされるというのは。▼
支援A†
- [ルフレ]
- はぁ…▼
- [リベラ]
- どうしました、ルフレさん。
お元気がないようですが。▼
- [ルフレ]
- あ、リベラ…!▼
実は…リベラにもらった絵が…
ぼろぼろになっちゃってな…▼
- [リベラ]
- あぁ、先日の戦いのときですね?
あのときは、急な出撃でしたから。▼
- [ルフレ]
- ああ…悔しいな。
ほんとに大切にしてたのに…▼
- [リベラ]
- そんなに落ち込まないでください。
また…描きますから。▼
- [ルフレ]
- え、でも今はもう誰かのための絵は
描いてないって…▼
- [リベラ]
- …描きたくなったのですよ。
あなたのための絵を。▼
- [ルフレ]
- えっ、ほんとか? ありがとう!
今度は、なんの絵を描いてくれるんだ?▼
- [リベラ]
- そうですね…ルフレさんは
何の絵がよろしいですか?▼
- [ルフレ]
- じゃ…じゃあ、リベラの自画像とか!▼
- [リベラ]
- えっ…それはちょっと…▼
- [ルフレ]
- え! どうしてだ?▼
- [リベラ]
- 以前、自画像を描いた時に
女性を描いた絵だとして評価されたので…▼
男らしく描いたつもりだったのですが、
なぜあのようなことになったのか…▼
- [ルフレ]
- す…すまんリベラ。▼
- [リベラ]
- いえ…私はこれでも男ですから、
細かいことは気にしません。▼
全然まったく微塵も、
気にしてはいないのですよ。ふふっ。▼
- [ルフレ]
- ……えーっと。▼
じゃ、じゃあ俺の顔を描いてくれないか?
若い日の記念に…なんてな。▼
- [リベラ]
- はい、わかりました。神に誓って、
なるべく男前に描かせていただきますね。▼
- [ルフレ]
- …何か今、
さらっと酷いこと言われたか?▼
サーリャ†
支援C†
- [サーリャ]
- ……▼
- [ルフレ]
- …サーリャ?
そこでなにやってるんだ?▼
- [サーリャ]
- !! 貴方…
私が後を尾けていたこと…気付いてたの…▼
- [ルフレ]
- そりゃ気付くよ。
だって後ろからものすごい妖気が…!▼
- [サーリャ]
- そう…さすがは…
私の初恋の人ね……▼
- [ルフレ]
- えぇっ!? は、初恋!?
いつからそんなことになってたんだ!?▼
- [サーリャ]
- この軍に来て初めて貴方を見た時…
ビビっときたの……▼
あぁ…この人は他の人間とは違う。
私が本当に求めていた人なんだ…って!▼
- [ルフレ]
- そ…そりゃどうも…▼
- [サーリャ]
- それからは毎日…貴方のことを
見守っていたわ……▼
ふふ、昨日は本を
3冊も読んでいたわね…▼
その前は一晩に
12回寝返りを打っていたし…▼
- [ルフレ]
- ちょ…ちょちょちょっと待った!▼
- [サーリャ]
- えぇ…
貴方のためならいつまでも待つわ…▼
- [ルフレ]
- ちょっとの待機がめちゃくちゃ重いな!
いや…そんなことより▼
もしかして…毎日俺のこと尾けてたのか?▼
- [サーリャ]
- 当然でしょう……▼
- [ルフレ]
- うわー! どうりで最近
妙に寒気がすると思った!▼
- [サーリャ]
- だいじょうぶ…もし風邪をひいたら
つきっきりで…看てあげるから。▼
- [ルフレ]
- 普通の女の子に言われたら
感動ものの台詞なんだけど▼
サーリャが言うと
違う意味に聞こえるんだよな。▼
- [サーリャ]
- ルフレは…
普通の女の子が…好きなの?▼
- [ルフレ]
- え、まぁ…そうかな。▼
- [サーリャ]
- …わかったわ。▼
- [ルフレ]
- おい? サーリャ?▼
…なんか、嫌な予感がするな…▼
支援B†
- [サーリャ]
- ルフレ。▼
- [ルフレ]
- あ、サーリャ。▼
最近見かけなかったけど
どうしてたんだ?▼
- [サーリャ]
- んー、変わったことはなんにもしてないよ?
あたしのこと、心配してくれたの?▼
- [ルフレ]
- あ、あぁ。▼
- [サーリャ]
- ほんとに!? うれしいっ!▼
- [ルフレ]
- え…なに、その反応?▼
- [サーリャ]
- あのね…あたし、ルフレに
お弁当を作ってきたの。▼
- [ルフレ]
- ちょ、ちょっと待て。
ほんとにどうしたんだ、サーリャ?▼
なにか悪いものでも食べたのか?
それとも自分の呪術にやられたとか?▼
- [サーリャ]
- もう、なに言ってるの。
あたしは普通だよ~!▼
- [ルフレ]
- …普通って…そういうことか!▼
- [サーリャ]
- はい、あーん。▼
- [ルフレ]
- え!?
あ、あーん…もぐっ。▼
! う、うまい…!▼
- [サーリャ]
- ほんと? よかった!
完璧になるまで練習したんだよ。▼
- [ルフレ]
- それって…
普通の女の子になるために?▼
- [サーリャ]
- うんっ!
もう完璧に普通だよ!▼
- [ルフレ]
- …完璧に普通な女の子は
もはや普通じゃないと思うんだけど…▼
- [サーリャ]
- え…▼
- [ルフレ]
- 変なこと言って悪かったよ。▼
前に俺が言ったことは忘れて、
いつものサーリャに戻ってくれ。▼
- [サーリャ]
- …そう。
ルフレがそう言うなら…▼
支援A†
- [サーリャ]
- ………ふふ…▼
- [ルフレ]
- いつも通りのサーリャに
戻ったのはいいけど…▼
うぅ…背中に悪寒が…
気分が、悪く…あ、あれ…?▼
- [サーリャ]
- ルフレ?
なにを倒れてるの?▼
! 震えてる…それに…
すごい熱…まさか、風邪?▼
つ、冷たい水…それと…
熱冷ましの…まじないを…▼
- (暗転)
- [ルフレ]
- ん…▼
- [サーリャ]
- あ…▼
- [ルフレ]
- あ、あれ? 俺、なんで
こんなとこで寝てるんだ?▼
- [サーリャ]
- 熱で…倒れたのよ。▼
- [ルフレ]
- そうか…ここのところ、
あんまり休めてなかったからな…▼
- [サーリャ]
- 私の呪いのせいだって…
言わないの…?▼
- [ルフレ]
- サーリャがそんなことするなんて
本気で思ってるわけないだろ。▼
- [サーリャ]
- …!▼
- [ルフレ]
- 看病…してくれたんだな。
ありがとう、サーリャ。▼
- [サーリャ]
- 普通の子じゃないから…
うれしく…ないでしょ。▼
- [ルフレ]
- いや…うれしいよ。
サーリャの看病のほうが、うれしい。▼
- [サーリャ]
- …ほんとに?
- [ルフレ]
- あぁ、ほんとだよ。
だから…もうしばらく、頼む…▼
- [サーリャ]
- …また、眠ったの…?
子どもみたいな寝顔…ふふ…▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2016-05-30 (月) 23:38:50