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カラムの支援会話†
マイユニット(男性・僕)†
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マイユニット(男性・俺)†
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ソワレ†
ソワレのページへ
ソール†
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ミリエル†
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マリアベル†
支援C†
- [マリアベル]
- …いたっ!▼
もう、どなたですの?
ここに鎧を置いたのは!▼
- [カラム]
- …ごめん。▼
- [マリアベル]
- きゃあっ!▼
お、驚かさないでくださる?
貴方は気づかれにくいんですから…▼
- [カラム]
- 確かにそうだけど…鎧に気づいて
僕に気づかなかったの…君くらいだよ。▼
- [マリアベル]
- だいたい貴方が
そんな鎧を着ているから…鎧…▼
そうですわ。
前々から気になっていましたの。▼
貴方のその鎧…▼
他の方のものに比べて
ずいぶん大きくありませんこと?▼
ちゃんとカラムさんの体に合った
寸法のものならいいんですけれど…▼
- [カラム]
- …まぁ…マリアベルの言う通り、
寸法は少し大きいけど…▼
でも…仕方ないよ。▼
今のところはこれで不自由してないし、
鎧の寸法ぐらい合ってなくても…▼
- [マリアベル]
- 貴方がその鎧を
着なければいいのですわ。▼
そういえば街中でも休憩所でも、貴方
必要もないのに鎧を着てませんこと?▼
- [カラム]
- …僕…この鎧、気に入ってるから…▼
- [マリアベル]
- 黙れですわ! わたくし、貴方のために
申し上げているんですのよ?▼
- [カラム]
- ありがとう…マリアベル。
でも…僕、このままでいいんだ…うん。▼
- (カラム退場)
- [マリアベル]
- ちょっと、カラムさん!
話は終わっていませんわ!▼
…あら、消えてしまいました。
もう…どこに行ったのかしら?▼
支援B†
- [マリアベル]
- カラムさん!
出ていらっしゃい、カラムさん!▼
- [カラム]
- …僕に用?▼
- [マリアベル]
- 貴方のために
こちらを用意しましたのよ。▼
- [カラム]
- …なんだか、高そうな服だね…▼
- [マリアベル]
- ええ、本来なら貴方のような庶民には
着られないような上質の礼服ですわよ。▼
わたくしがじきじきに選んでさしあげましたわ。
いかがかしら?▼
- [カラム]
- …ありがとう。こんなに親切に…
でも、僕…この鎧が好きだから…▼
- [マリアベル]
- ! てめー…わたくしの選んだ服に
文句がおありですの?▼
- [カラム]
- ごめん、そういうわけじゃないんだ…▼
- [マリアベル]
- もう! なにが不満なんですの!?
納得いきません。説明を求めますわ。▼
- [カラム]
- ……。実は僕…自警団に入ってすぐは、
すごく臆病だったんだ。▼
満足に戦えないし、皆の足は引っ張るし、
忘れられて置き去りにされるし…▼
心細くて寂しくて…
正直脱落しかけてた。▼
逃げ出して、
もう故郷に帰ろうと思ってた…▼
- [マリアベル]
- …………▼
- [カラム]
- そんな時、僕の家族が
この鎧を贈ってくれたんだ…▼
みんなで食べるものも切り詰めて…
僕のために、がんばれって…▼
- [マリアベル]
- そうでしたの……▼
- [カラム]
- だからさ…悪いけど、この鎧は…▼
- [マリアベル]
- …それ以上は言わなくていいですわ。▼
わたくし、事情も知らずに
無神経なことを申し上げましたわね。▼
その…ごめんなさい。▼
- [カラム]
- マリアベル…謝ることないよ。
心配してくれて…うれしかったよ。▼
支援A†
- [カラム]
- マリアベル…さっきはありがとう。▼
君の助けがなかったら…
みんなを守り通せなかった…。▼
- [マリアベル]
- いいえ。こちらこそ、
貴方のことは頼りにしていますのよ。▼
いつの間にか現れてわたくしを助け、
いつの間にか去っていく…▼
まるでサーガの英雄のようですわ。▼
- [カラム]
- いつの間にか現れたわけじゃなくて
ずっといたんだけど…まあ、いいよ…▼
- [マリアベル]
- …わたくし、
カラムさんのことを見直しましたわ。▼
ご家族の期待に応えて戦う貴方を…
わたくしも見習わないといけませんわね。▼
- [カラム]
- 見習うって…
僕…そんな大層な人間じゃ…▼
- [マリアベル]
- カラムさん。わたくし…将来は
法務官になりたいと思っておりますの。▼
女性が法務官になった前例は一度も
ありません。非常に険しい道ですわ。▼
でもわたくし、
あきらめるつもりはありませんの。▼
- [カラム]
- そうなんだ…すごいね、君って…▼
- [マリアベル]
- ふふっ。自分に合った道を探すより、
たとえ険しい道でも思いを貫く…▼
貴方もそうでしょう?▼
- [カラム]
- うん…マリアベル。
僕…応援するよ、君のこと…▼
支援S†
- [カラム]
- マリアベル…話があるんだけど…。▼
- [マリアベル]
- あら、なんですの?▼
- [カラム]
- …僕…君の夢を応援したい…
できれば…ずっとそばで。▼
- [マリアベル]
- わたくしも貴方に
そばにいて欲しいと思っていますわ。▼
つらいとき、気づけば横にいて…
いつもわたくしを見守ってくれている。▼
そんな貴方の存在が
わたくしの心を強くしてくれますもの。▼
- [カラム]
- …よかった…。▼
- [マリアベル]
- …話は終わりですの?▼
- [カラム]
- う、ううん。…えっと…
なかなか言い出しにくくて。▼
- [マリアベル]
- はっきり言ってくださる?▼
どうせ貴方は一度決めたら
途中であきらめたりできませんもの。▼
無駄に長引かせるより、
今、勇気を持って言うべきですわ。▼
- [カラム]
- う…き、きついなぁ…
で、でも…そんな君だから…。▼
この指輪…受け取って欲しいんだ。▼
- [マリアベル]
- …………。▼
- [カラム]
- 手作りの、高価なものじゃないけど…
これが僕の…精一杯の気持ち。▼
- [マリアベル]
- …やっと言ってくれましたわね。
わたくし、待っていたんですのよ。▼
- [カラム]
- じゃあ…!▼
- [マリアベル]
- えぇ。喜んでお受けしますわ、
カラムさん。▼
ベルベット†
支援C†
- [カラム]
- ベルベット…
みんなと模擬戦…しないの?▼
- [ベルベット]
- 私はいいわ。▼
- [カラム]
- 君も…組む相手が見つからなかった?
だったら…僕もあぶれてるから…。▼
- [ベルベット]
- 私の戦いはいつも命がけよ。
模擬戦なんて興味ないわ。▼
- [カラム]
- …でも…。▼
- [ベルベット]
- 私がタグエルということを
忘れていない?▼
参加したら、ただでは済まないわ。
化身の後は手加減なんてできないもの。▼
あなたたちに怪我をさせたくないわ。
私にかまわないで。▼
- [カラム]
- …気遣ってくれてるんだね…。
でも…僕なら、たぶんだいじょうぶ…。▼
- [ベルベット]
- え? なぜ?▼
- [カラム]
- …ほら…僕の鎧、頑丈だから…。
化身しても…なんとかなると思うよ。▼
- [ベルベット]
- それって私に対する挑戦?
なら容赦はしないわ。▼
どうなっても知らないわよ。▼
- [カラム]
- …えっ…いや…
そういうつもりじゃ…▼
…えっと…
できるだけお手柔らかに…。▼
支援B†
- [カラム]
- ベルベット…
模擬戦、来てくれたんだね…。▼
- [ベルベット]
- あなたとの決着が
まだ、ついていないわ。▼
- [カラム]
- この前のは…ベルベットの勝ちだよ。
圧倒的に君が攻めてたし…うん。▼
- [ベルベット]
- でも、結局あなたを
仕留めることはできなかった…。▼
- [カラム]
- …かなり…危なかったけどね…。▼
- [ベルベット]
- 今度こそあなたを倒すわ。
さあ、始めるわよ。▼
- [カラム]
- …その前に…模擬戦のこと…
少し質問したいんだけど…。▼
- [ベルベット]
- 質問? なにかしら?▼
- [カラム]
- 最後の一撃…左右に跳んでから
踏み込んできたよね…あれはどうして?▼
- [ベルベット]
- あなたの視線を散らすためよ。
正面の守りを緩めるためにね。▼
- [カラム]
- そっか…ルフレも
気になってたみたいだから。▼
あとで教えてあげなくちゃ…
勉強になったよ。▼
- [ベルベット]
- こちらだけ手の内を見せるのは不公平よ。
私にもひとつ教えてもらえるかしら。▼
私の初撃…
どうやって受け流したの?▼
- [カラム]
- 払い受けっていうんだよね、あれ…。
槍の柄で、こう、軌道をずらして…。▼
- [ベルベット]
- なるほど…人間も器用なことをするものね。
だけど、次からその手は使わせないわ。▼
もういいでしょう。
さあ、行くわよ!▼
- [カラム]
- あ、うん…。▼
- [ベルベット]
- …もう少し胸を張ったらどう?
あなたにも戦士の誇りがあるでしょう?▼
私はあなたの力を認めているのよ。
しゃんとして。張り合いがなくなるわ。▼
- [カラム]
- …そうだね…ありがとう。▼
- [ベルベット]
- 今から戦う相手に礼なんていらないわ。
まったく、おかしな人間ね…。▼
支援A†
- [カラム]
- …う…あ、あれ…?
いたた…。▼
- [ベルベット]
- 気がついたようね。
すぐには動かないで。傷に障るわ。▼
血止めの薬草を当てておいたわ。
人間にも効果があるはずよ。▼
- [カラム]
- …そっか。僕…模擬戦のときに…。
君の…勝ちだね。おめでとう…。▼
- [ベルベット]
- …そんなことはどうでもいいわ。▼
あなたと模擬戦をしていく中で
多くの人間が私の技を訊きに来たの。▼
私もまた少なからず人間の技を学んだわ。
…いくらかは交流もできた。▼
あなたの狙いはそれだったんじゃない?
どうしてそんなお節介を?▼
- [カラム]
- …僕も…最初は自警団で
ひとりぼっちだったよ…。▼
でも…クロムが声をかけてくれたから…
仲間ができたんだ…。▼
- [ベルベット]
- だからあなたも同じことを?
私と戦ったら危険だと知っていたでしょうに。▼
馬鹿ね、あなたは…。▼
- [カラム]
- …………▼
- [ベルベット]
- 眠った…かしら。
この様子だと命に別状はなさそうね。▼
まったく…あなたには
調子を狂わされ通しだわ、カラム。▼
支援S†
- [ベルベット]
- カラム、今日は模擬戦に
参加しないのかしら?▼
- [カラム]
- う…うん、今日はしないけど…
毎回、よく僕のことに気づくよね…。▼
- [ベルベット]
- あなたの匂いは覚えたわ。
どこにいても見つけられるわよ。▼
- [カラム]
- そうなんだ…。
なんか…照れるな、そういうの…。▼
- [ベルベット]
- でも残念ね。あなたとの模擬戦は
私の数少ない楽しみなのに。▼
- [カラム]
- あはは…僕も楽しみにしてるよ…。
模擬戦のあとの休憩時間を…だけど。▼
- [ベルベット]
- お茶を飲んで雑談しているだけよ。
私の薬草茶、そんなに気に入ったの?▼
- [カラム]
- …お茶は少し苦いけど…
君といると退屈しないから…うん。▼
ベルベットはいつも毅然としていて…
見ているだけで励まされるんだよね。▼
- [ベルベット]
- 私はあなたと話していると
心地よい気分になるわ。▼
あなたの穏やかな気が移るのかしらね。
離れたくなくなるから困ったものよ。▼
- [カラム]
- …ベルベット…僕も…
僕も同じだよ…。▼
…これ…受け取ってくれないかな。
手作りの、特製の指輪なんだ…。▼
- [ベルベット]
- 指輪?
金属製はちょっと…。▼
- [カラム]
- …あ…そうなんだ…。▼
- [ベルベット]
- 聞いたことがあるわ。
人間にとって指輪は夫婦の証だとか。▼
物で絆を確認するのは
いかにも人間らしいやり方ね。▼
- [カラム]
- …ご、ごめん…。▼
- [ベルベット]
- どうして謝るの?
それ、渡して…。▼
- [カラム]
- …つけてくれるの?▼
- [ベルベット]
- ふふっ…あなたの匂いがするわ。
金属だけど悪い気分じゃないわね。▼
- [カラム]
- ベルベット…。▼
ティアモ†
支援C†
- [ティアモ]
- …よし。誰にも見つかってないわね。▼
- [カラム]
- …ティアモ…なにしてるの?▼
- [ティアモ]
- えぇっ!?
カラム、いたの?▼
ふぅ…。隠密行動って難しいわ。▼
- [カラム]
- ごめん…訓練中だったんだね…。▼
- [ティアモ]
- いいのよ。見つかったあたしが
未熟だったってことなんだから。▼
- [カラム]
- ティアモがどこかに忍び込む予定とか…
あったっけ…?▼
- [ティアモ]
- いつ、どんな技術が必要になるか
分からないじゃない。▼
自分にできることを
少しでも増やしておきたいのよ。▼
- [カラム]
- …すごいね、ティアモは…。
いつも自分を成長させようとしてる…。▼
- [ティアモ]
- カラムこそすごいじゃない。
隠密の技術なら誰にも負けないんだから。▼
- [カラム]
- …僕は…やろうと思って
してるわけじゃないけどね…うん。▼
- [ティアモ]
- それはもう才能よ。うらやましいわ。▼
よかったら、気配の消し方のコツを
教えてくれない?▼
- [カラム]
- …そう言われても…
コツとか…特にないから…。▼
じゃあ…訓練、がんばってね…。▼
- [ティアモ]
- カラム?
もう少し話を…。▼
もういない…。さすがね。
あたしの技術なんて足下にも及ばないわ。▼
なんとかして
あの域まで達しないと…。▼
支援B†
- [ティアモ]
- …ふぅ。なんとか成功ね。▼
- [カラム]
- …また…隠密行動の訓練?▼
- [ティアモ]
- カラム! さっき気配を消して
野営地を一周してきたところなの。▼
やっとコツがわかってきた気がするわ。▼
- [カラム]
- …それは、かなり…
難しかっただろうね。▼
- [ティアモ]
- カラムはどこにいたの?
一周したときは見かけなかったけど…。▼
- [カラム]
- 僕…?
僕…ずっと野営地を見回りしてたよ。▼
- [ティアモ]
- ええっ! そうなの!?
…気づかなかったわ。▼
- [カラム]
- ティアモ…僕の横を
通り過ぎて行ったんだけどな…。▼
- [ティアモ]
- じゃあ、あたし、見つかってたって事?
ふぅ…まだまだね、あたし。▼
- [カラム]
- ティアモはただでさえ目立つから…
じゅうぶんできてると思うよ…。▼
- [ティアモ]
- あたし、そんなに目立つ?▼
- [カラム]
- …ま、まぁ…存在感はあるほうだよ…。
美人だし、きれいな髪をなびかせて…。▼
- [ティアモ]
- …切ろうかな、髪。▼
- [カラム]
- えっ…や、やめときなよ…。
もったいないよ、きれいなのに…。▼
- [ティアモ]
- ふふ、冗談よ。
…うれしいわ、ほめてくれて。▼
- [カラム]
- …う…うん。▼
支援A†
- [カラム]
- …今日は…ティアモの姿…一度も
見てないような気がするぞ…うん。▼
もしかして…
また隠密行動の訓練を…?▼
- [ティアモ]
- 正解よ。▼
- [カラム]
- わっ…。いつの間に…?▼
- [ティアモ]
- やっとカラムの
うしろを取れたわ。▼
ふぅ…時間がかかったわ。隠れて
姿を見つけるところから訓練したもの。▼
- [カラム]
- そういえば…僕に気づいてる…。
すごいね、ティアモ。▼
- [ティアモ]
- カラムほど気配を
消せるわけじゃないけど。▼
- [カラム]
- でも、もう…じゅうぶん
実戦で使えると思うよ…それ。▼
- [ティアモ]
- いいえ、まだまだよ…。
あたし、カラムがうらやましいわ。▼
くやしいけど、どんなに訓練しても
あなたの域には達しないと思う。▼
- [カラム]
- …どうして…そんなにこだわるの?
ティアモはほかにも色々できるのに…。▼
- [ティアモ]
- 色々…か。でも、それって、なにひとつ
極めれてないってことなのよね。▼
なにかひとつのことを極めたいのよ。▼
これなら誰にも負けないっていう、
誇れるなにかを身につけたいの。▼
- [カラム]
- …君には…誰にも負けないものが…
もう、あると思うけど…。▼
君は…誰よりもがんばり屋で…
毎日、たくさんのことを吸収してる…。▼
それって…誰にも負けないもの
なんじゃない…?▼
- [ティアモ]
- …そうかしら…。▼
- [カラム]
- …そうだよ…僕なんか
絶対マネできない…。▼
…だから…このままのティアモで
いいと思うけどな…僕は…。▼
- [ティアモ]
- ふふ…ありがとう…。
少し自信がついた気がするわ。▼
支援S†
- [カラム]
- ふっ…! はぁっ…!▼
- [ティアモ]
- 張り切ってるわね、カラム。▼
- [カラム]
- うん…。君から教えてもらった技…
早く…身につけたくてさ。▼
- [ティアモ]
- ふふ。あなたの姿を見つける訓練が
こんな形で活きるなんて。▼
カラムが人知れず訓練してるなんて、
あたし以外、誰も知らないんだろうな。▼
- [カラム]
- …うん。僕のこと簡単に
見つけられるのは…君だけだよ。▼
- [ティアモ]
- そうかしら。
ふふ、なんだかうれしいわ。▼
- [カラム]
- あの…さ。君だけのもの…
もうひとつ…あるんだけど。▼
これ…。▼
- [ティアモ]
- …あら、きれいな指輪。
手作り?▼
- [カラム]
- うん…高価なものじゃないけど…
世界にひとつだけの…指輪。▼
- [ティアモ]
- へえ…すごいわね。
意外だわ。指輪が作れるなんて。▼
- [カラム]
- 一生懸命…作ったんだ…
君にあげたくて…。▼
- [ティアモ]
- えっ? あたしに?▼
- [カラム]
- うん…君のこと…好きなんだ。
誰よりも…一番…▼
だから…
…受け取って…くれる?▼
- [ティアモ]
- うーん。
どうしようかなあ~。▼
- [カラム]
- えっ…!?▼
- [ティアモ]
- 冗談よ。▼
ありがとう。うれしいわ。
大切にする。▼
- [カラム]
- よかった…
正直…断られるかもって…思ってた…▼
- [ティアモ]
- どうして?▼
- [カラム]
- だって…僕なんか…存在感ないし…
他に…いいところも…ないし…▼
- [ティアモ]
- そんなことはないわ。
少なくとも今のあたしにとっては。▼
今のあたしは、あなたを簡単に見つけられる。
そして、あなたの良さも…ね。▼
- [カラム]
- ティアモ…▼
ありがとう……▼
支援C†
- [ノノ]
- あれ…落し物?▼
- [カラム]
- …それ…僕の。▼
- [ノノ]
- そうなの? えーっと。
“みんな、元気にしてますか…”▼
- [カラム]
- あ…読むんだ…▼
- [ノノ]
- これ、お手紙でしょ?
ノノ知ってるよ。誰に渡すの?▼
- [カラム]
- それはね…
故郷にいる僕の家族に出すんだ…▼
両親も…兄弟も…
心配してくれてるかもしれないから…▼
- [ノノ]
- カラム、きょうだいがいるの?▼
- [カラム]
- うん…男だけの五人兄弟…
おかげで…毎日にぎやかでさ…▼
- [ノノ]
- いいなぁ。ノノ、きょうだいがいないから
にぎやかなのってうらやましい…▼
- [カラム]
- …そっか…そうだったね…
ごめんね…▼
…あのさ…うちの家、男ばかりで…
女の兄妹が欲しいって思ってたんだ…▼
だから…君さえよければ…
そう思ってくれてもいいからね…?▼
- [ノノ]
- ノノがカラムのきょうだい…?
うん、ありがとうカラム!▼
じゃあノノ、
今日からカラムのお姉さんだね!▼
- [カラム]
- …あ…そうか、年上なんだっけ…
忘れてたなぁ…▼
- [ノノ]
- じゃあ、いっしょに遊ぼ!
お姉さんの命令!▼
- [カラム]
- …あはは…了解。▼
支援B†
- [ノノ]
- カラム、かくれんぼしよ?
お姉さんの命令!▼
- [カラム]
- …僕とかくれんぼは…
やめたほうが…▼
- [ノノ]
- 駄目。お姉さんの命令は絶対なの!▼
- [カラム]
- そうなの…?
じゃあ…仕方ないか…▼
- [ノノ]
- ノノが三十数えるから
そのあいだに隠れるんだよ。▼
- [カラム]
- うん…▼
- [ノノ]
- いーち、にー、さーん…▼
(暗転)
- [カラム]
- そろそろ…日が暮れるな…▼
やっぱり…僕が隠れると…
誰も見つけられないよね…うん。▼
…出て行こうかな…?▼
- [ノノ]
- カラム、見ーつけた!▼
- [カラム]
- わっ…まだ探してたの?
よく気づいたね…▼
- [ノノ]
- だって、ノノが見つけてあげないと
カラムがずっとこのままでしょ?▼
ずっとひとりぼっちは…
さびしいもん。▼
でも、だいじょうぶ。ノノは
カラムをひとりぼっちにしないから!▼
- [カラム]
- …ノノ…▼
- [ノノ]
- じゃあ次はカラムがノノを見つける番!▼
- [カラム]
- え…もう日が暮れるんだけど…?▼
- [ノノ]
- お姉さんの命令は絶対!▼
支援A†
- [カラム]
- …見つけたよ、ノノ。▼
- [ノノ]
- …また負けちゃった。▼
カラムって
ほんとにかくれんぼが上手だね?▼
- [カラム]
- …普通にしてるだけで
隠れてるようなものだから…うん。▼
- [ノノ]
- それってどうやったらできるの?
ノノもやってみたい!▼
- [カラム]
- …うーん。
練習してできるものじゃないよ…。▼
うち、五人兄弟で…しかも貧乏でさ…
おもちゃも食事も取り合いだった…▼
僕、そういうの…嫌だったんだ。
喧嘩して取り合うとか…▼
だからいつも横で見てるだけで…
そしたら…いつの間にか忘れられてて。▼
いない人だって扱われてるうちに…
ほんとにいないみたいになってさ…▼
- [ノノ]
- …カラム!▼
- [カラム]
- な…なに?▼
- [ノノ]
- 五人きょうだい、じゃないでしょう?
ノノが入ってない!▼
- [カラム]
- …そうだった。ごめんね…▼
- [ノノ]
- だいじょうぶ、ノノがいるよ。
ノノがいつでもカラムを見つけるから。▼
だからもう
カラムはいないみたいにならないよ!▼
- [カラム]
- …うん…ありがとう。▼
僕も…ノノがひとりぼっちで寂しい時は…
かならずノノを見つけるよ…▼
だから…ノノが
寂しくなることは、もうないよ。▼
- [ノノ]
- …ほんと?
…約束してくれる?▼
- [カラム]
- うん…約束するよ…▼
支援S†
- [ノノ]
- きゅっ、きゅっ、きゅって
気持ちいい音がするね?▼
- [カラム]
- …ノノ。
指輪を磨いてたんだよ…うん。▼
- [ノノ]
- ふふ、ぴかぴかしてるね!▼
- [カラム]
- 都会に出るとき…
父ちゃんからもらってさ。▼
家族になってくれる人に渡す…
印みたいな物なんだ…▼
- [ノノ]
- …ノノ、それ欲しい。▼
- [カラム]
- えっ…?
…その、どう言えばいいのかな…▼
ずっといっしょって約束したけど…
ノノはお姉さんのつもりだし…▼
- [ノノ]
- ノノ知ってるよ。
指輪は、結婚の約束の印でしょ?▼
- [カラム]
- …知ってたの?▼
- [ノノ]
- うん。ノノ、カラムの指輪がほしい。
カラムのこと、大好きだもん!▼
- [カラム]
- …ありがとう…
僕も…ノノが大好きだよ。▼
母ちゃんの手作りで…高価じゃないけど、
世界でひとつだけの宝物なんだ…▼
これ…君につけていて欲しいな。▼
- [ノノ]
- うん!▼
サーリャ†
支援C†
- [サーリャ]
- えっ…と…。▼
- [カラム]
- …なにを探してるの?▼
- [サーリャ]
- きゃっ!?▼
まったく気配に気づかなかったわ…
あなた、呪いでもかかってるの…?▼
- [カラム]
- そういうわけじゃない…と思うけど…。▼
- [サーリャ]
- ちょうどよかったわ…。手紙を
出すときはどうしたらいいの…?▼
- [カラム]
- あぁ…それなら僕も手紙を出すところ
だから…いっしょに手続きしておくよ。▼
- [サーリャ]
- ペレジアに届けて欲しいんだけど、
だいじょうぶかしら?▼
- [カラム]
- ペレジア…?
たぶん届けてくれると思うけど…。▼
そっか、サーリャの家族は…
ペレジアにいるんだよね…。▼
- [サーリャ]
- えぇ、そうよ…。▼
- [カラム]
- 心配する気持ちはわかるよ…
僕も家族のことは気になってるから…。▼
- [サーリャ]
- 私の家は…呪術師の家系。
身を守る術はいろいろとあるわ…。▼
でも、まぁ…念のために…ね。▼
- [カラム]
- そっか…うん、無事だといいね…。▼
- [サーリャ]
- えぇ…。▼
支援B†
- [カラム]
- サーリャ…。▼
- [サーリャ]
- きゃっ!?▼
あなた…今度いきなり話しかけたら
呪うわよ…!▼
- [カラム]
- …そう言われても…
あ、手紙…届いてるよ。▼
- [サーリャ]
- そうなの? ありがとう…。▼
…………。▼
- [カラム]
- …………。▼
- [サーリャ]
- ふふ…よかった。▼
- [カラム]
- あ、ご家族…無事だったんだね?▼
- [サーリャ]
- …まだいたの?
人の顔をじろじろ見て…悪趣味ね。▼
- [カラム]
- ご、ごめん…
僕も、気になってたから…つい。▼
- [サーリャ]
- どうしてあなたが私の家族を
心配するの…? おかしな人…。▼
でも、まぁ…そうね。
みんな元気でやっているみたい。▼
あなたの家族はどうなの…?
返事はちゃんと届いた…?▼
- [カラム]
- …それがね…一通だけ
返事が来てないんだよね…うん。▼
一番上の兄ちゃん…結婚して、
みんなと別の町で暮らしてるんだけど▼
いつも、一番先に返事をくれるのに…
どうしたのかな。▼
- [サーリャ]
- …気になるなら…
調べてあげてもいいわよ。▼
- [カラム]
- そんなこと、できるの…?▼
- [サーリャ]
- 私の呪術を使えば
造作もないことよ…。▼
- [カラム]
- すごいなぁ…
じゃあ、お願いしてもいい…?▼
- [サーリャ]
- なら…あなたの兄のことを
私に教えなさい…。▼
呪いをかけるには…なるべく詳しく
対象のことを知っておかないとね…。▼
- [カラム]
- の、呪いをかけるの…?
だいじょうぶなのかな、それって…。▼
支援A†
- [カラム]
- サーリャ…。▼
- [サーリャ]
- …!▼
- [カラム]
- ご、ごめん…。
なるべくそっと呼んだんだけど…。▼
- [サーリャ]
- もう…いいわ。
いい加減に慣れてきたから…。▼
それで…どうだったの?▼
- [カラム]
- うん…兄ちゃんから手紙が来たよ。
戦争で疎開して…家を移ってたんだね。▼
調べてもらわないとわからなかったよ…
ありがとう、サーリャ。▼
- [サーリャ]
- あれくらい大したことじゃないわ…。▼
- [カラム]
- なんでもね…今度、
子どもが産まれるらしいんだ…。▼
僕…この戦いから帰ったら
叔父さんになるんだ…あはは。▼
- [サーリャ]
- ふふ…よかったわね。▼
- [カラム]
- あ…。▼
- [サーリャ]
- どうかした…?▼
- [カラム]
- 君の笑顔…初めて
見たんじゃないかと思ったから…。▼
なんだか…うれしいな。▼
- [サーリャ]
- 私だって笑うことくらいあるわ…。
本当におかしな人ね…。▼
支援S†
- [サーリャ]
- カラム…。▼
- [カラム]
- わっ…!
よ、よく気づいたね、僕に…。▼
- [サーリャ]
- うふふ…さんざん驚かされた仕返しが
ようやくできたわね…。▼
呪術を使えば…あなたの位置を
特定するくらい、容易いことよ…。▼
- [カラム]
- あぁ、なるほど…
呪術って便利だなぁ…。▼
- [サーリャ]
- これを…あなたにあげるわ。▼
- [カラム]
- これは…?▼
- [サーリャ]
- お守りよ…不運をはねかえし、
幸運を招き寄せるものなの…。▼
作りすぎたから分けてあげる…
甥っ子にでも…あげるといいわ。▼
- [カラム]
- わぁ…ありがとう!
みんなもきっと喜ぶよ。▼
本当に思いやりが深くて…
優しい人だよね、君は。▼
- [サーリャ]
- 余り物を分けてあげただけよ…
本当におかしな人…。▼
- [カラム]
- えっと…お守りのお返しってわけじゃ
ないんだけど…これ、僕から。▼
- [サーリャ]
- えっ、指輪…私に…?▼
- [カラム]
- うん…僕…君の事が好きなんだ…。
この前君の笑った顔を見て…▼
これからもサーリャの傍にいたいって
思うようになっちゃって…。▼
良かったら僕と結婚して欲しい。
その指輪…受け取ってくれないかな…▼
- [サーリャ]
- …おかしな人だと思ってたけど
女の趣味も変わってるのね…。▼
- [カラム]
- そんなことないと思うな…うん。
君はとても素敵な人だと思う。▼
- [サーリャ]
- そう…。そう言われて悪い気はしないわ…。
いいわ、この話…受けてあげる…。▼
…家族に…結婚の報告を
しなくちゃいけないわね。▼
- [カラム]
- あはは…僕も家族に報告しなくちゃ。
手紙、いっしょに書こうか?▼
- [サーリャ]
- いいわね…そうしましょう。▼
オリヴィエ†
支援C†
- [オリヴィエ]
- あのね…。
わたしの相談…聞いてくれる?▼
- [カラム]
- 僕に…?
うん…いいよ。▼
- [オリヴィエ]
- わたしね…
もっとみんなの役に立ちたいの。▼
- [カラム]
- …君の踊りには…
みんな元気づけられてるよ。▼
- [オリヴィエ]
- 踊るだけじゃなくて…
みんなに元気をあげられるような…。▼
なにか、ないかな…。▼
- [カラム]
- …うーん…。
料理を振舞うとか…。▼
- [オリヴィエ]
- …おばあちゃんから教えてもらった
焼き菓子とか、どうかな…?▼
- [カラム]
- それ、いいと思うな…うん。
きっとみんな喜んでくれると思う。▼
- [オリヴィエ]
- …決めた。
みんなに焼き菓子を作ろうっと。▼
小麦粉に…干しぶどう。
蜂蜜は…手に入るかな…?▼
- [カラム]
- 探せば見つかると思うよ…。
おいしそうだね…。▼
- [オリヴィエ]
- ふふっ。わたしの話を聞いてくれて
ありがとう…お花さん。▼
- (オリヴィエの姿が消える)
- [カラム]
- …あ、あれ?
…花に話しかけてたんだ…。▼
僕…気づかれてなかったんだね…。
まぁ…いいけど。▼
…オリヴィエのがんばり…
僕…応援するよ。▼
支援B†
- [オリヴィエ]
- …ふふっ。ねえ、お花さん。
焼き菓子、喜んでもらえたよ…。▼
- [カラム]
- うん…。ほんと、よかったね。▼
- [オリヴィエ]
- でもね…不思議なことがあったの。▼
蜂蜜が見つからなくて困ってたら、
いつの間にか鞄の中に入ってて…。▼
優しい誰かさんが
助けてくれたんだね…。▼
- [カラム]
- …お役に立てて…うれしいよ…。▼
…ん? か、花粉が鼻に…
は…は…はっくしょん!▼
- [オリヴィエ]
- …え? カ、カラムさん?▼
- [カラム]
- や、やぁ…オリヴィエ。▼
- [オリヴィエ]
- ど、どうも…。
あの…なにか落としましたよ?▼
- [カラム]
- あ…それは…。▼
- [オリヴィエ]
- …! これ、蜂蜜の瓶…。
もしかして、カラムさん…。▼
- [カラム]
- …ま、まぁね…。
じゃ、じゃあ僕はこれで…。▼
- [オリヴィエ]
- …待ってください。▼
えっと、その…
ありがとうございました。▼
- [カラム]
- …ううん、こっちこそ。
焼き菓子…おいしかったよ、うん。▼
- [オリヴィエ]
- わ、わたし…また作りますから。
この蜂蜜使って…。▼
- [カラム]
- うん…楽しみにしてるね。▼
支援A†
- [オリヴィエ]
- あの…カラムさん。▼
- [カラム]
- …よく気づいたね、僕に…。▼
- [オリヴィエ]
- は、はい…。
けっこう探しましたから。▼
- [カラム]
- 僕に…用?
蜂蜜探しの手伝い…かな?▼
- [オリヴィエ]
- いえ、そうじゃないんです…。
あの…これ、どうぞ。▼
- [カラム]
- …これ、なんだろう?
きれいで、星みたいな形してる…。▼
- [オリヴィエ]
- えっと…それも、おばあちゃんから
教えてもらった…砂糖菓子です。▼
そ、それなら行軍中でも…
食べられるかな、と思って…。▼
- [カラム]
- へぇ…いいね、それ…。
今度もきっと…みんな、喜ぶよ…。▼
- [オリヴィエ]
- いえ、そうじゃないんです…。▼
これは…この前の蜂蜜のお礼です。
だから…カラムさんだけにお渡しします…。▼
- [カラム]
- …僕、だけに…?▼
- [オリヴィエ]
- は、はい。▼
- [カラム]
- ありがとう、オリヴィエ…。
これ…大切に食べるから…うん。▼
- [オリヴィエ]
- …よかった。▼
- [カラム]
- ま、また…何かあったら言ってね。
僕で良ければ…なんでも手伝うから…。▼
- [オリヴィエ]
- はい…そのときは、また…
カラムさんに相談しますね。▼
支援S†
- [オリヴィエ]
- …………。▼
- [カラム]
- …オリヴィエ。▼
- [オリヴィエ]
- きゃっ。▼
え、えへへ…
また見つかっちゃいました。▼
このお花…あなたの鞄に
こっそり入れておこうと思ったのに。▼
- [カラム]
- ふふ…僕、気配を消すの…
けっこう得意だからね。▼
同じことをするのは…
ちょっと難しいよ。▼
- [オリヴィエ]
- カラムさん、いつもこっそり
お菓子の材料を入れてくれてるのに…。▼
私だけ見破られてばっかりで…
ちょっと悔しいです。▼
- [カラム]
- あのね…実はもう、次の贈り物…
君の鞄に入れたあとなんだよね。▼
- [オリヴィエ]
- えっ?
…ほんとだ、なにか入ってますね…。▼
…こ、これ…指輪?▼
- [カラム]
- 母さんが作ってくれてさ。
大したものじゃないけど…。▼
…嫁さんにしたい人がいたら…
これを渡して、捕まえとけって…。▼
あの…オリヴィエ。
僕と結婚してくれないかな…?▼
- [オリヴィエ]
- …………。▼
- [カラム]
- …だ…駄目かな…?▼
- [オリヴィエ]
- い、いえ…恥ずかしいっていうか…
うれしいっていうか…。▼
そう、う、うれしいんです。
カラムさん…ありがとう。▼
このお話…
喜んでお受けしますね…。▼
- [カラム]
- そ…そっか。良かった…。▼
大好きだよ…オリヴィエ。▼
- [オリヴィエ]
- え…えっと…やっぱり
恥ずかしいです~~~!!▼
あ…ああああんまり
見ないで下さい~~~!!!▼
- [カラム]
- 大丈夫だよ…オリヴィエが恥ずかしいなら
僕、いつでも気配を消すから…。▼
いないと思ったら
恥ずかしくないでしょ…?▼
- [オリヴィエ]
- そ、それはそれで困ります~!▼
これからはあんまり
恥ずかしがらないようにしますから…!▼
だから…わ、私の前から
消えちゃダメですよ?▼
- [カラム]
- うん…わかった。
ずっと傍にいて、君のことを守るから。▼
安心してよ…オリヴィエ。▼
- [オリヴィエ]
- はい…!▼
セルジュ†
支援C†
- [セルジュ]
- 食糧の補充と…換金の依頼。
これで全部ね。▼
さて、そろそろ出発しようかしら。▼
- [カラム]
- セルジュ…待って。▼
町へ行くんだよね…。▼
この服の修繕も頼んで来てくれる…?▼
- [セルジュ]
- あら、その程度の破れ方なら
私が繕っておくわよ?▼
- [カラム]
- え…いいの? ありがとう…▼
- [セルジュ]
- どういたしまして。
簡単にできることだから。▼
- [カラム]
- すごいね…
僕…裁縫は全然だから…▼
- [セルジュ]
- うふふ。まぁ、殿方は
できなくてもだいじょうぶよ。▼
- [カラム]
- そうかな。男も裁縫はできる方が
いい気はするんだけどな。▼
- [カラム]
- うふふ。もしかして、
女性にもてたいのかしら?▼
でも、大丈夫よ。
こんなにかわいいんだし。▼
- [カラム]
- か…かわ…?▼
- [セルジュ]
- ええ、こんなにかわいい鎧を着てるもの。
女性からも人気があると思うわよ。▼
- [カラム]
- …鎧…鎧が、かわいい…?▼
- [セルジュ]
- じゃあ、買い出しがあるから
失礼するわね。▼
- [セルジュ]
- …いい人だけど…
ちょっと、変わった人だな…うん。▼
支援B†
- [カラム]
- セルジュ…いいかな?
この服なんだけど…▼
- [セルジュ]
- あら、あなたはこないだの
かわいい鎧の人ね。▼
- [カラム]
- そういう覚えられ方なんだ、僕…
気づいてもらえるだけましだけど…▼
- [セルジュ]
- 今日の鎧は一段とかわいいわね。▼
- [カラム]
- あ、ありがとう。
どこが違うのかわかんないけど…▼
あの、それより服のことで…▼
- [セルジュ]
- ええ。これくらいの破れ方なら
私が繕ってあげられるわ。▼
- [カラム]
- ごめんね…こんなこと
お願いしちゃって…▼
- [セルジュ]
- いいのよ、預かっておくわね。▼
そうだわ、せっかくだから
その鎧も…▼
- [カラム]
- な…なに…?▼
- [セルジュ]
- もっとかわいくしてみたら
どうかしら?▼
たとえば…
肩に棘をつけるとか。▼
- [カラム]
- そ、それは…遠慮しとくよ。▼
- [セルジュ]
- でも、すごくとがった棘よ?▼
- [カラム]
- でも、って言われても…▼
支援A†
- [カラム]
- …セルジュ…。
今日の買い出し、僕が行くよ…。▼
- [セルジュ]
- え? でも…▼
- [カラム]
- 体調…崩してるでしょ…?
ずっと見てたから…わかるよ、うん。▼
- [セルジュ]
- …そうね。
今日は休ませてもらおうかしら。▼
カラム、よく気がつくのね。
ありがとう。▼
- [カラム]
- ……そんなことないよ。
僕なんて、セルジュに比べたら…▼
裁縫もできないし、
いてもいなくてもあまり変わらないよ…▼
- [セルジュ]
- カラム…▼
もし良かったら…
もう少し傍にいてくれる?▼
- [カラム]
- ぼ、僕が…?▼
- [セルジュ]
- 体調が悪いせいかしら、
なんだか心細くて…▼
でも、あなたが傍にいてくれると、
心が安らぐの。▼
あなたの鎧は、
こんなにかわいいしね。▼
- [カラム]
- そうなんだ…
僕でよければ、ずっといるよ…▼
服を直してもらった
恩返しもしたいしね…▼
- [セルジュ]
- ふふ、ありがとう…▼
支援S†
- [カラム]
- …セルジュ。
君に…渡したいものがあるんだ…▼
- [セルジュ]
- まぁ、何かしら?▼
- [カラム]
- この指輪…高価なものじゃないけど…
手作りの、特製でさ…▼
- [セルジュ]
- ……!▼
- [カラム]
- え…?
どうしたの、セルジュ…▼
も、もしかして…
迷惑だった…?▼
- [セルジュ]
- いいえ…嬉しいわ、とても。▼
でも…いいの?
私はヴァルム大陸の騎士よ。▼
あなたが親しんできた穏やかな日々は
送れなくなるかもしれないのよ?▼
- [カラム]
- 送れるよ…君と僕だったら。▼
君がそばにいれば…
僕、いつも穏やかでいられるよ。▼
旅のつらさは…僕が支える。
君の笑顔は…僕が守る。▼
ふたりがかりなら…きっと
なんとかなるよ…▼
…だから…
受け取ってくれないかな…?▼
- [セルジュ]
- …………▼
ありがとう…カラム。
そこまで私のことを想ってくれていたのね。▼
この指輪…
ありがたくいただくわ。▼
あなたとなら、きっと…
どんな時も笑顔で乗り越えられる。▼
行きましょう。
いつまでも一緒に。▼
支援C†
- [カラム]
- …何をしてるの?▼
- [ドニ]
- わっ! な、なんだ。カラムさんか。
びっくらこいたべ。▼
- [カラム]
- …今植えていたの、
赤い実がなる作物だね。▼
熟したら
甘い水気たっぷりの…▼
- [ドニ]
- カラムさん
こういうのに詳しいんだべか?▼
- [カラム]
- …うん。
僕の実家は、農家だからね…▼
…よかったらさ。
手伝わせてくれない…?▼
- [ドニ]
- 本当か?
もちろんだべ。▼
いやー、移動しても持ってけるよう
鉢で育ででるもんで▼
一人じゃ大変だったんだべ。
助かるべ~。▼
- [カラム]
- …僕も久しぶりに
土がいじれそうで、うれしいよ…▼
- [ドニ]
- じゃあ、さっそく
あっちの倉庫の中を頼めるだか?▼
- [カラム]
- …もちろん
…うわっ、こんなにたくさん?▼
- [ドニ]
- あぁ。みんなにうまいもん
食わしてやりてえから…▼
- [カラム]
- …やりがいがありそうだ。
がんばるよ。ドニ。▼
支援B†
- [ドニ]
- うーん、困っただなぁ。▼
- [カラム]
- …どうしたの、ドニ?▼
- [ドニ]
- いや、ここらへんの
作物の育ちが良くないんだべ。▼
ここしばらく
天気がわるかっただからなあ。▼
日照りが足りないんだべか。▼
- [カラム]
- …でも、それって
他の場所の作物も同じだよね。▼
- [ドニ]
- そういや、そうだべな。▼
でも他の場所のは
ちゃんと育ってるだ。▼
水のやりが少なかっただか?
いや、それもないはず…▼
- [カラム]
- …じゃあ土の問題かも。
ドニ、心当たりはない?…▼
- [ドニ]
- 心当たりと言っても…▼
あ! そういえばこの前、出撃する連中の
武器にあたって鉢が何個か倒されただ。▼
で、土がばらまかれちまったもんだから
あわてて、このあたりの土を入れたべ。▼
- [カラム]
- それが原因かもしれない…
土を入れ替えようよ。▼
- [ドニ]
- それはいいだべが、
入れ替える土はどうするんだべ?▼
カラムさんの言ってることが正しけりゃ
ここら辺りの土は使えないだよ。▼
- [カラム]
- …他の鉢の土を
少しずつ持ってくるんだよ…。▼
あれだけ倉庫にあるんだから
十分まかなえるはずだよ…。▼
- [ドニ]
- なるほど…そりゃそうだ。
すごいだべな、カラムさんは。▼
土のことも、どうするかってことも
おら、そこまで考えられなかったべ。▼
- [カラム]
- 僕は影が薄いから…あまり人と話さなくて…
考える時間が多かったからじゃないかな…▼
あまり褒められた事じゃないよ…▼
- [ドニ]
- そんなことないべ!
うん! 少なくともおらは尊敬するべ!▼
- [カラム]
- …ありがとう。
お世辞でもうれしいよ…▼
- [ドニ]
- お世辞じゃないべ!▼
支援A†
- [カラム]
- …ドニ、この間、みんなに
熟した赤い実を配ったんだよね…▼
どうだった…?▼
- [ドニ]
- あぁ。みんな大喜びだったべ!▼
おいしいおいしいって
食べてくれて、▼
持って行った分は
あっという間になくなったべ。▼
- [カラム]
- そう…よかったね…▼
- [ドニ]
- また持っていく約束を
してきたべ。▼
今、実がなっているやつ
持っていってもいいべか?▼
- [カラム]
- いや…あれは、もう少し
待った方がいいんじゃないかな…▼
まだ…熟しきってないのも
ある気がするし…▼
実が生りはじめた時期から考えても…
少し早いと思う…▼
- [ドニ]
- わかったべ。
じゃあ、少し待つだ。▼
しかし、やっぱりすごいだよ。
カラムさんは。▼
- [カラム]
- そんなことはないよ…。▼
- [ドニ]
- いーや、そんなことあるべ。▼
この前の土も言った通りだったし
実の熟すタイミングもピタリ当たるべ。▼
さぞかし実家じゃ
重宝されたんでねえか?▼
- [カラム]
- 重宝は…されてないよ…▼
僕は、影が薄いから…あまり…
意見を聞いてくれることはなかったんだ…▼
- [ドニ]
- 本当だべか?
もったいない!▼
- [カラム]
- そう言ってくれたのはドニが初めてだ…
ありがとう。すごくうれしいよ…▼
- [ドニ]
- 礼を言うのはこっちの方だべ。▼
カラムさんがいなけりゃ、
いくつかダメにした上に、▼
実をとる時期だって
一番いい時はわからなかっただ。▼
これからもおらに
色々教えてくれねえか?▼
- [カラム]
- もちろん、喜んで…▼
でも、戦うためにここにいるのに…
教える事が戦い方じゃないのは不思議だね…▼
- [ドニ]
- そんなことないべ。
戦いはいつか終わる。▼
そん時のために
今、教えてもらっとくのが大事なんだべ。▼
戦いで荒れた土地を
よみがえらせなきゃなんねえ。▼
- [カラム]
- そうだね…
その時は、僕も手伝うよ…▼
- [ドニ]
- 本当か?
楽しみだべ~。▼
- [カラム]
- じゃあ、そのためにも…
早く戦争を終わらせなきゃね…▼
- [ドニ]
- ああ、がんばるべ!
戦いも、作物を育てるのも!▼
ウード(親子)†
支援C†
- [ウード]
- はぁ…今日は空気が悪い…。
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼
……くっ!? この感じは何だ…!?
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼
- (カラム登場)
- [カラム]
- ウード…何やってるの…?▼
- [ウード]
- 父さん…! 来るな!
今の俺に近づくんじゃない…!!▼
- [カラム]
- え…? ど、どうしたの…?▼
- [ウード]
- 俺の中に眠る英雄の血が、
獲物を求めているんだ…!▼
今の俺に近づいたら…相手が例え
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼
お願いだ、これ以上来ないでくれ!
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼
- [カラム]
- どういうこと…?
もしかして…誰かに操られてるの…?▼
- [ウード]
- あぁ…。この俺が自らの血如きに
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼
ぐ…うっ! 静まれ…!
静まってくれ、俺の血よ……!!▼
- [カラム]
- く…苦しいの…!?▼
よ…よし。すぐにリズを呼んでくるよ…。
だから…それまで我慢して…!▼
- [ウード]
- えぇっ!? 母さんを!?
えっと……。えぇっとー…▼
…ふっ。それには及ばない。
この程度の身体の疼きなど…▼
- (カラム退場)
- [ウード]
- あと数刻もすれば消え去るだろう…。
俺はこのようなことには慣れている…って、▼
…ちょっと父さん!?
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼
あー…。どうしよう。▼
支援B†
- [ウード]
- あのー…。
父さん、まだ怒ってるか?▼
- [カラム]
- …当たり前だよ…▼
ウードがいきなり苦しみ出すから…
僕もリズも、心配したんだよ…?▼
まぁ…無事なら良かったけど…。
あの妙な設定の芝居は何なの…?▼
- [ウード]
- 妙な設定って何だよ! 俺が頑張って
考えたみたいに言うのやめろって!▼
俺は正真正銘、英雄の血を宿した
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼
- [カラム]
- なんか…聞いてる方が
恥ずかしくなるような肩書きだね…うん。▼
- [ウード]
- ふん…恥ずかしいとは心外だな!
まぁ父さんは、俺から見れば▼
十数年も昔の人だから、
わかんないのかもな~…この感覚が。▼
- [カラム]
- そ…そうなのかな…▼
…!! ウード、伏せて…!!▼
- [ウード]
- へっ!?▼
- [カラム]
- …ぐっ!!▼
- [ウード]
- 父さん! 肩に矢が…!!▼
- [カラム]
- うっ…敵兵の奇襲かな…
よくもウードを狙ったね…▼
とにかく逃げよう…!
まだ伏兵がいたら厄介だよ…!▼
- [ウード]
- ……っ!!▼
- (暗転)
- [カラム]
- ここまで来れば平気だよね…
危ないところだった…▼
- [ウード]
- ……して……だ…▼
- [カラム]
- え…?▼
- [ウード]
- どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!
死んだらどうするんだ!▼
父さんはいつもそうだ! あの時だって、
俺のことさえ気にしなければ…!!▼
- [カラム]
- …あの時って、何のことかな…
また…何かのお芝居なの…?▼
- [ウード]
- うっ…うぅっ…!!▼
- [カラム]
- ウード…泣いてるの…?
ど、どうしたの…?▼
- [ウード]
- ……………何でもない。▼
今のも妙な設定の芝居だから。
だから…気にするなよ。▼
それより、その傷治さないとな。
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼
- [カラム]
- う、うん…▼
支援A†
- [ウード]
- 父さん、肩の傷…大丈夫か?▼
- [カラム]
- うん…。もうかなり良くなったよ…。
元々そんなに大きな傷じゃなかったし…▼
- [ウード]
- そうか…良かった。▼
また俺のせいで父さんが死んだら
どうしようかと思ったぜ…▼
- [カラム]
- また…? この前もそう言ってたけど…
やっぱりお芝居じゃなかったんだね…▼
もしかして…未来の僕は…
君を庇って死んだの…?▼
- [ウード]
- ………そうだ。父さんは俺のせいで…▼
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、
死んじまったんだ…!▼
- [カラム]
- …やっぱり、そうだったんだね…▼
- [ウード]
- だから、この前はつい取り乱しちまった。▼
父さんが未来で死んだときと、
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼
- [カラム]
- …そっか。
辛いことを思い出させちゃったね…▼
それに…未来で君に
寂しい思いをさせて…本当にごめん…▼
- [ウード]
- ……!! 父さん…!▼
…あ、安心してくれよ!
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼
俺を産んでくれた英雄と、
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼
- [カラム]
- ウード…。……あれ?
それじゃ…君が言う英雄の血って…▼
僕とリズの血のことだったの…?!
僕たちの血ってそんなに騒ぐの…?▼
- [ウード]
- ……まぁ、騒ぐって言うのは
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼
- [カラム]
- え…?▼
- [ウード]
- い、いや! 何でもない!
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼
この血がある限り、俺は無敵だ。
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼
両親が果たせなかった願いだって、
俺が代わりに果たしてみせる!▼
俺がこの世界に来たからには
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼
- [カラム]
- そっか…。ありがとう…▼
君は…未来の僕の想いを
受け継いでくれてるんだね…▼
- [ウード]
- あぁ、そうだぜ…!▼
くっ…また血が騒いできた…!▼
どうした父さん…! 過去の自分を
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼
- [カラム]
- あのー…いつもの調子に
戻ったのはいいんだけど…▼
あんまり僕とリズの血で
遊ばないでね…▼
アズール(親子)†
支援C†
- [アズール]
- はぁ…もうちょっとでお姉さんと
お茶の約束ができたのにー。▼
父さんったら何で止めに来るのー?▼
- [カラム]
- もうすぐ戦いに行かないといけないんだから…
仕方ないでしょ…?▼
時間を忘れてナンパしてた君が悪いよ…▼
- [アズール]
- あ、そうだったね。ごめんなさーい。
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼
- [カラム]
- …………▼
- [アズール]
- ん? どしたの、父さん。
僕の顔に何かついてる?▼
- [カラム]
- …いや。君って…未来にいた時から
そんな感じだったのかなって思って…▼
- [アズール]
- そんな感じ、って?▼
- [カラム]
- 絶望に支配されてたっていう未来から
来た割には…悩みが無さそうというか…▼
ルキナみたいな強い使命感とか
決意みたいなものが…、▼
君からは微塵も感じられないというか…▼
- [アズール]
- えー!? ちょっと何それ!
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼
- [カラム]
- そうだったんだ…ごめんね。
それで、君の使命って…?▼
- [アズール]
- えへへ。そりゃもちろん、
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼
- [カラム]
- お、女の子にモテること…!?
それがアズールの使命なの…?▼
それがわざわざ過去に来てまで、
成し遂げる使命なの…!?▼
- [アズール]
- やだ。父さんったら僕の使命を
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼
- [カラム]
- 男の子が恥じらうと…
気持ち悪いよ…?▼
- [アズール]
- 気持ち悪いだなんてひどいなー。
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼
- [カラム]
- うっ…
それとこれとは話が別だよ…うん。▼
なんかアズールの相手をしてると疲れるよ…
もう僕は先に行くから…▼
- (カラム退場)
- [アズール]
- …………▼
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼
支援B†
- [アズール]
- いたたた…参ったなぁ…これ。
こんなんじゃ戻れないよ…▼
- (カラム登場)
- [カラム]
- どうしたの…アズール。▼
- [アズール]
- うわっ!? と、父さん!?
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼
- [カラム]
- …嘘だね。明らかに傷を庇ってる…
この辺とか、怪我してるでしょ…?▼
- [アズール]
- いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼
- [カラム]
- ちょっと…これ、結構酷い傷だよ…
どうしてすぐに言わなかったの…?▼
- [アズール]
- えー。だってそんなかっこ悪いところ、
女の子に見られたらまずいじゃない?
- [カラム]
- …いい加減にしなよ!▼
- [アズール]
- 父さん…?▼
- [カラム]
- 君…こんな時まで女の子の話…?
ふざけるのも大概にしなよ…▼
本当に、何のためにこの時代に来たの…?
ルキナはあんなに必死で戦ってるのに、君は…▼
…正直、見損なったよ。
君は戦争ってものをわかっちゃいない…▼
- [アズール]
- ………▼
知った風な口きかないでよ…▼
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼
- [カラム]
- な、なに…?▼
- [アズール]
- 僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、
こんなところまで来てないよ。▼
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼
- [カラム]
- …アズール?▼
- [アズール]
- 僕、これでも未来では期待されてたんだよ。
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼
皆の期待を背負ってるのに、
弱いところなんて、見せられない。▼
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼
父さんがいなくても、
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼
いつも笑って、何でもないよって顔して
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼
- [カラム]
- …………▼
- [アズール]
- …父さんは僕に
悩みが無さそうだって言うけど、▼
今だって…苦しいとか辛いとか
まったく思わないなんてこと、無い。▼
ただ、それを見せたくない…ううん、
見せられなかっただけなんだ。▼
それが父さんの気に障ったのなら
謝るよ…ごめんなさい。▼
- [カラム]
- …ううん…▼
- [アズール]
- あと…心配してくれて、ありがと。
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼
- (アズール退場)
- [カラム]
- …悪いこと言っちゃったかな…うん。▼
支援A†
- [カラム]
- アズール…
ちょっと話が…▼
- [アズール]
- あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。
ちゃんと治してもらったんだよー。▼
- [カラム]
- う…うん。良かったね…▼
- [アズール]
- うん、心配かけてごめんねー。▼
- [カラム]
- …僕も、この前は
無神経なことを言って悪かったよ…▼
アズールはちゃんと戦ってたのに、
何も分かってないみたいなこと言って…▼
- [アズール]
- あぁ、なんだそんなこと。
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼
- [カラム]
- でも…▼
- [アズール]
- …笑ってよ、父さん。▼
- [カラム]
- え…?▼
- [アズール]
- そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。
笑って笑ってー。ほらほらー。▼
- [カラム]
- あはは…! く、くすぐらないでよ…!▼
- [アズール]
- ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼
僕、みんなが笑顔でいられるような
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼
- [カラム]
- …それが君の、本当の使命…?▼
- [アズール]
- そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼
でも…これからは、
父さんには本音を話すって決めたから。▼
- [カラム]
- そうか…良かった…▼
- [アズール]
- でも、僕が本音を話しだすと
うっとうしいかもよー?▼
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼
特にナンパに失敗した時なんかは
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼
- [カラム]
- …アズール。そうやってもう無理に
僕を笑わそうとしなくていいんだよ…▼
- [アズール]
- 笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼
- [カラム]
- …それならいいんだけど。
って、女好きなのはいいことなのかな…?▼
僕も、君が強がらずに生きていけるような
世界を取り戻す。約束するよ…▼
未来で死んだ僕の分まで…君を守るから。
だから…辛い時は、もっと頼ってね…▼
- [アズール]
- …父さん…▼
…ありがとう! 父さんったら
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼
- [カラム]
- わ…! アズール…!
首にしがみつかないでよ…苦しい…!▼
- [アズール]
- だって、父さんがそんなこと言うなんて
思わなかったんだもん…▼
僕も父さんを守るよ。今度こそ…
父さんを死なせたりなんかしない。▼
だから…もう僕を置いていかないでね…▼
- [カラム]
- うん…▼
ブレディ(親子)†
支援C†
- [ブレディ]
- さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼
えーと…これは何とかいう地方で採れた
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼
- [カラム]
- えっと…▼
- [ブレディ]
- なんだ、何か足りないのか!?
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼
ちっ…あいにく今日はそこまで
用意できていない。すまないな、父さん。▼
- [カラム]
- あの、ブレディ…▼
- [ブレディ]
- なんだよてめぇは! 早く飲めよ!
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼
- [カラム]
- ご…ごめん。
いただきます…▼
………あのさ、ブレディ…▼
- [ブレディ]
- あぁ?▼
- [カラム]
- なんで僕たち…こんなところで
優雅にお茶なんかしてるのかな…?▼
- [ブレディ]
- なんでって…父さんの日課なんだろ?
昼下がりに紅茶を飲むの。▼
- [カラム]
- …何だろ、その貴族みたいな日課は…
僕は普段そんなことしてないけど…▼
- [ブレディ]
- なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼
『お父さんの日課に付き合ってきて
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼
- [カラム]
- 僕に紅茶を飲む日課がない限り…
そういうことになるね…うん。▼
- [ブレディ]
- あの野郎ーーー!
俺で遊びやがったなーーー!▼
- [カラム]
- マリアベルは…君に何を言ったの?▼
- [ブレディ]
- …いや、父さんは気にしなくていい。
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。
じゃあな!!▼
- (ブレディ、一瞬消える)
- [ブレディ]
- …忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。
紅茶が冷めにくくなる。▼
- (ブレディ退場)
- [カラム]
- 何だったんだろ…▼
支援B†
- [ブレディ]
- この前は悪かったな、父さん。▼
- [カラム]
- この前って…あぁ、紅茶のことか…
あんなの、謝ることじゃないよ…▼
ブレディとゆっくり話ができて、
僕は楽しかったんだしさ…▼
- [ブレディ]
- なら良かったけどよ…
結局一人で茶をさせちまったからな。▼
今日は詫びの気持ちを込めて、
バイオリンを演奏しようと思う。▼
- [カラム]
- え…?▼
- [ブレディ]
- 父さんに謝る時はバイオリン演奏が
必須だと聞いたんだが…▼
- [カラム]
- 何…その謝罪方法…▼
- [ブレディ]
- バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち
その場で宙返りをすれば▼
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼
- [カラム]
- それが本当なら…
僕はかなりのアホだね…▼
ブレディ…よく聞いて。
目を覚まして。▼
僕はそんな謝罪を受けたことは無いし…
宙返りを見て大喜びしたことも無い。▼
またマリアベルに遊ばれたんだよ…君は。▼
- [ブレディ]
- はぁあ!? またかよ!!
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼
- (ブレディ消える)
- [カラム]
- ブレディ…待って。▼
- (ブレディ再登場)
- [ブレディ]
- …んだよ、父さん。▼
- [カラム]
- せっかく僕のところに来たんだから…
今日はゆっくり話でもしよう。▼
それに…こんなことでもないと、君は
僕と話しになんか来なかったでしょ…?▼
- [ブレディ]
- ……ちっ。母さんのやつ、
こうなることを読んでやがったな…▼
ふん。あいつの思惑どおりなのは
気に食わねぇが…▼
父さんと話すのは、悪くない。▼
- [カラム]
- …そうか。良かったよ…▼
支援A†
- [ブレディ]
- …それでな、母さんの奴
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼
- [カラム]
- ふふ…▼
- [ブレディ]
- んだよ、父さん。
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼
- [カラム]
- …いや、君と仲良くなれて
良かったと思って…▼
初めて君を見た時は…正直
『この子が僕の息子!?』って思うほど▼
怖い顔してたからさ…うん。▼
- [ブレディ]
- 悪かったな。こんな怖い息子で。▼
ま、本当に気に入らねぇんだったら
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼
- [カラム]
- 本物って…この時代の君のこと?▼
- [ブレディ]
- あぁ、そうだよ。
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼
- [カラム]
- ………▼
…ブレディ。▼
- [ブレディ]
- …何だお前、なんつー顔してんだよ。
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼
俺は他の奴みたいに
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼
所詮は別物だ。本物が産まれたら、
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼
- [カラム]
- 君…それ本気で言ってるの?
せっかく仲良くなったのに、▼
息子が産まれたからポイだなんて事…
僕は絶対しないよ…▼
確かに君は僕の本当の息子じゃない…
でも、他人だなんてことはもっとない。▼
ブレディは僕の大切な友達で…
僕が決めた最初の息子…なんだから。▼
- [ブレディ]
- ………父さん。▼
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。
何てこと言いやがんだ…▼
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。
…覚えててくれよ。俺のこと。▼
俺と友達になったこと。
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼
- [カラム]
- …当り前だよ。
忘れられるわけ、ない…▼
覚えてるよ…ずっと。未来で死んでしまった、
君の本当のお父さんの分まで…ね。▼
- [ブレディ]
- …あぁ。▼
…もし俺より先に死にやがったら、
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼
バイオリンで三曲演奏して
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼
- [カラム]
- はは…それは、
絶対に死ぬわけにいかないね…▼
デジェル(親子)†
支援C†
- [デジェル]
- 父さん、今時間ある?
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼
- [カラム]
- …デジェル。よく見つけたね、僕のこと…。
でも…今日は手合わせはちょっと…▼
- [デジェル]
- と、父さんどうしたの!?
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼
- [カラム]
- 大丈夫…。
ちょっとお腹が痛むだけだから…うっ!▼
- [デジェル]
- お腹!? どこかケガでもしてるの!?
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼
- [カラム]
- 今日の食事…▼
- [デジェル]
- へっ?▼
- [カラム]
- 今日の食事を食べたら…こうなったんだ…▼
みんな今、同じような症状で苦しんでる…。
デジェルも…気をつけて……▼
- [デジェル]
- …………▼
- [カラム]
- うぅ…ソワレの料理も酷い…けど……
今日のはもっと酷い……いったい誰が…▼
- [デジェル]
- …私よ。▼
- [カラム]
- えっ………▼
- [デジェル]
- ……ごめんなさい。
おいしくできたと…思ったんだけど。▼
- [カラム]
- あ…! き、気にしないで……!▼
僕はおいしく食べたからさ。うん。
この腹痛はたまたまだよ……たまたま。▼
- [デジェル]
- 嘘よ! さっき皆も同じ症状だって
言ってたじゃない!▼
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼
- (デジェル退場)
- [カラム]
- あ…、デジェル…!▼
お…追いかけないと…いけない、けど
お腹が……▼
支援B†
- [デジェル]
- はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼
- [カラム]
- 今日はいつもよりも
激しい訓練だね…デジェル。▼
- [デジェル]
- えぇ。食事当番ができない分、
実戦でみんなの役に立たないと。▼
- [カラム]
- えっ…もう食事当番、しないの…?▼
- [デジェル]
- あんな結果になったんだから、当然よ。
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼
みんなが腹痛をこらえながら
生まれたての小鹿のような足取りで▼
敵に向かっていく姿を…!▼
- [カラム]
- まぁあれは…大変だったよね…うん。▼
でも、次は上手くいくかもしれないよ。
僕はまた食べたいし。デジェルの料理…▼
- [デジェル]
- …ダメよ!!▼
- [カラム]
- デジェル…?▼
- [デジェル]
- だって、また失敗したらどうするの?
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼
私の料理で、また未来でのような
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼
そんなの私…耐えられない!▼
- [カラム]
- ……えっと。
惨劇だなんて…そんな大袈裟な…▼
- [デジェル]
- 父さんはあの光景を知らないから、
そんなことが言えるのよ…!▼
- [カラム]
- ……ご、ごめん。じゃあ、お詫びに
僕が料理を教えてあげるよ…▼
だから元気出して…。
上手くできたら、皆に食べてもらおう…?▼
- [デジェル]
- う…うん…わかったわ…。
ありがとう、父さん…▼
支援A†
- [カラム]
- …うん、いい匂いのスープだよ。
よく頑張ったね…デジェル。▼
これならきっと…皆に食べてもらえるよ…▼
- [デジェル]
- ありがとう。
父さんの教えが良かったおかげよ。▼
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。
料理ができるなんて知らなかったわ。▼
- [カラム]
- うん…ソワレが料理できないからね。
結婚してから練習したんだよ。▼
- [デジェル]
- そうだったんだ。
仲良しなのね。父さんと母さん。▼
- [カラム]
- うん…まぁね…▼
- [デジェル]
- …………▼
…ふふっ。▼
- [カラム]
- どうしたの、デジェル…▼
- [デジェル]
- なんかね、こうしてると
普通の親子みたいだなって思って。▼
私は、父さんってどんなものか
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼
- [カラム]
- デジェル…▼
- [デジェル]
- …なんてね。
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼
さ、試食試食!▼
- [カラム]
- …デジェル、君はいつも
気丈で強い面しか見せないけど…▼
僕の前では…もっと甘えていいんだよ…▼
- [デジェル]
- 父さん…。ありがとう…。
じゃあお言葉に甘えて…▼
- [カラム]
- なに…? 何でも言ってよ…▼
- [デジェル]
- 私にもっと料理を教えて!
このスープ、土みたいな味がする…▼
- [カラム]
- ……そっか。
…………土か。▼
- [デジェル]
- うん…▼
- [カラム]
- 大丈夫だよ…食べ物の味になるまで…
付き合うから…▼
- [デジェル]
- うん……!▼
セレナ(親子)†
支援C†
- [セレナ]
- ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼
- [カラム]
- ど…どうしたの…いきなり。▼
- [セレナ]
- なによ! 娘が父親と出かけるのに
理由がいるわけー?▼
娘からのデートのお誘いって言ったら、
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼
- [カラム]
- …確かに娘とお出かけするのに、
悪い気はしないよね…うん。▼
いいよ…どこに行きたいの…?▼
- [セレナ]
- えっとね、この先にある町に行きたいの。
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼
- [カラム]
- へぇ…洋服が好きだなんて
セレナもお年頃なんだね…▼
- [セレナ]
- あはは、今は父さんだって
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼
- [カラム]
- ふふ…それもそうだね…▼
- [セレナ]
- …ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼
- [カラム]
- えっ…?▼
- [セレナ]
- あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?
やっぱり母さんの方がいい…?▼
- [カラム]
- そ…そんなことないよ…。
セレナはその…すごく可愛いし…▼
嫌なんてこと…全然▼
- [セレナ]
- ほんとに!? うれしい!▼
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら
欲しいものがあるんだけど…▼
買って欲しいって言ったら…困る?
母さんに悪いかなぁ…?▼
- [カラム]
- わ…悪くないよ…。君は娘なんだし…。
何でも買ってあげるからさ…▼
だから、元気出して…▼
- [セレナ]
- うん! ありがとう、父さん!
だーいすきー!▼
- [カラム]
- え…。いやー…困ったな…▼
- [セレナ]
- ……ふふ、ちょろいもんだわ。▼
支援B†
- [セレナ]
- 父さん、この前はありがとー。▼
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、
とっても嬉しかったわ。▼
- [カラム]
- …まさかあんなに買わされるなんて…。
どこで物のねだり方覚えてきたんだろう…▼
- [セレナ]
- ねぇ父さん聞いてるー?▼
- [カラム]
- あ…うん、聞いてるよ…▼
- [セレナ]
- 良かった! …ねぇ、あたしまた
父さんとデートしたいなぁ?▼
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!
すぐそこの町にあるんだけど…▼
- [カラム]
- そ…それはダメ…▼
- [セレナ]
- えっ…なんで?
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼
- [カラム]
- そ…そんな目で僕を見ないで…。
ダメなものはダメだなんだよ…▼
このまま物を買い与えたら
君のためにならないからね…▼
- [セレナ]
- ちっ…▼
- [カラム]
- わぁ…態度が変わった…▼
べ…別に買わないって
言ってるわけじゃないんだけど…▼
- [セレナ]
- えっ、ほんと?▼
- [カラム]
- うん…軍のためにお手伝いをしてきたら
そのご褒美として、▼
セレナの欲しいものを
ひとつだけ買ってあげるよ…▼
- [セレナ]
- はぁあ!? お手伝い~!?
信じらんない! 子供かっつーの!▼
- [カラム]
- 現に子供だと思うんだけどな…▼
…いいかい、セレナ。若いうちの苦労は
買ってでもしろという言葉があって…▼
- [セレナ]
- 苦労なら未来で嫌ってほど
してきたんだけどー?▼
- [カラム]
- う…! …とにかく僕はもう、
むやみに物を買い与えないよ。▼
欲しいものがあるなら
お手伝いをしておいで…▼
- [セレナ]
- あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼
その代わり、ちゃんとできたら
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼
- [カラム]
- うん、約束するよ…。▼
支援A†
- [セレナ]
- これをこうして…こう。
…あっ! また壊れたー!▼
もーーー! なんで何もかも
うまくいかないわけーーー!?▼
- (カラム登場)
- [カラム]
- …セレナ?
そんなところで何してるの…?▼
- [セレナ]
- !! 父さん…。
何って、武器の整備してんのよ…▼
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。
だからその…▼
- [カラム]
- なるほど…それにしても…
かなり派手に壊したんだね……▼
- [セレナ]
- …だって、磨こうと思ったら
勝手に壊れるんだもん。▼
どーせあたしは…母さんみたいに
何でもできる子じゃないわよ…▼
- [カラム]
- セレナ…?▼
- [セレナ]
- お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼
手伝いどころか
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼
父さんも、あの母さんの娘が
あたしみたいなのでがっかりしたでしょ?▼
- [カラム]
- …………▼
- [セレナ]
- 何よ。言いたいことあるなら言えば?▼
- [カラム]
- …がっかりなんか、してないよ…うん。
僕は君が来てくれて、嬉しい。▼
- [セレナ]
- …はぁ!? そんな嘘なんかついて
あたしのことバカにしてんの!?▼
今までみんな、あたしが何か失敗すると
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼
母さんの一番近くにいた父さんが、
同じこと思わないはずないわ!▼
- [カラム]
- …僕は君を誰かと比べたりしないよ…。
だって、セレナはセレナだから…▼
他の誰でもない、
大切な…僕の娘だからね…▼
- [セレナ]
- …!!▼
- [カラム]
- 僕はセレナのことが大好きだよ…。
何があってもセレナの味方でいる…▼
だから…二度とそういうこと言わないでよ。
僕の方が…悲しくなる…▼
- [セレナ]
- …………!▼
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼
- [カラム]
- よしよし…辛い思いをしてきたんだね…。
苦労しろなんて言って、ごめんね…▼
お手伝いは失敗したけど…、
欲しがってた装飾品は買ってあげる…▼
僕からのお詫びの気持ちだよ…▼
- [セレナ]
- …いらない。もう、そんなのいらない!
父さんがいればいい!▼
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、
許さないんだからぁ~…!!▼
- [カラム]
- セレナ…わかったよ。▼
今度こそずっと傍にいて、
君のこと、守るから…▼
ジェローム(親子)†
支援C†
- [カラム]
- ジェローム…▼
- [ジェローム]
- …何だ、お前か。
私に何か用か?▼
- [カラム]
- …別に用は無いんだけどさ…▼
- [ジェローム]
- ならば声などかけるな。
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼
- [カラム]
- そ、そう…▼
- [ジェローム]
- そうだ。▼
- [カラム]
- あのさ…。前から思ってたんだけど…
ジェロームは僕と再会したのに…▼
ルキナみたいに『お父様』とか
呼んでくれないんだね…▼
- [ジェローム]
- …ふん。お前は私の父親ではない。
私の父親はとうにこの世を去った。▼
お前は、私の父によく似た別人だ。
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼
- [カラム]
- ま、まぁそうなんだけどさ…。
そこまで冷たくしなくても…なんて。▼
…あ、でもこれって…
親の愛に飢えているだけ…なのかな。▼
ほら、ジェローム。
もっと僕に甘えてもいいんだよ…うん。▼
- [ジェローム]
- …バカげたマネを…▼
- [カラム]
- バカって言われた…▼
- [ジェローム]
- 言いたいことはそれだけか?
ならば私はもう行くぞ。▼
私は今からミネルヴァちゃんの
世話をするのだ。▼
- [カラム]
- ミネルヴァ…ちゃん?▼
- [ジェローム]
- はっ…! なな何でもない!▼
- [カラム]
- ふーん…▼
支援B†
- [カラム]
- ジェローム! ミネルヴァちゃんの
お世話はちゃんとできた…?▼
- [ジェローム]
- お前…! この前のこと
まだ覚えているのか…!▼
言っておくが、私はいつもその呼び名で
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼
- [カラム]
- …? この前のことって何かな?▼
これはセルジュがそう呼んでるから、
僕もそう呼んでみただけなんだけど…?▼
- [ジェローム]
- あっ…!▼
- [カラム]
- ふふ…ひっかかった。
なかなか可愛いところもあるんだね…▼
- [ジェローム]
- …………▼
- [カラム]
- そ、そんなに睨まないでよ…。
僕が悪かったよ…うん。▼
もうしないって約束するからさ…
そんなに怒らないでよ…▼
- [ジェローム]
- ……仕方ないな。▼
- [カラム]
- ふぅ…良かった。▼
それにしても今の怒り方…
セルジュにそっくりだったな…▼
- [ジェローム]
- 何か言ったか?▼
- [カラム]
- ううん…。それより、向こうにいるのは
ジェロームのミネルヴァ…?▼
- [ジェローム]
- あぁ。私の大切な相棒だ。▼
- [カラム]
- なんか…怖さに磨きがかかってるね…。
こう…凶悪さが増したというか…▼
- [ジェローム]
- 何を言う。あんなに可愛い飛竜は
未来でもそうはいなかったぞ。▼
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼
何を言わせるのだ!!▼
- [カラム]
- 君が勝手に言い出したん…だよね?▼
- [ジェローム]
- くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼
- (ジェローム退場)
- [カラム]
- …あ、逃げた…▼
支援A†
- [カラム]
- やぁ、ジェローム…
今日もミネルヴァと一緒なんだね…▼
- [ジェローム]
- なんだ? またお前は
私をからかいに来たのか…?▼
- [カラム]
- ううん、そろそろ僕のこと…父さんって
呼んでくれるんじゃないかと思って…▼
この前は…かなり本音を
話してくれたみたいだったからさ…▼
- [ジェローム]
- …本音だと?▼
- [カラム]
- 『ミネルヴァちゃん、可愛いー』って
言ってたよね、ジェローム…▼
あの時の君…
顔が緩みきってたから…うん。▼
- [ジェローム]
- !!! …ミネルヴァ!
こいつを少し脅してやれ!!▼
…………▼
…………ミネルヴァ?▼
- [カラム]
- …ミネルヴァは僕を脅さないよ。
この子は僕の、家族だから…▼
よしよし…ミネルヴァ・
僕のこと…覚えててくれてるんだね…▼
- [ジェローム]
- ミネルヴァ…▼
ミネルヴァは、
そいつのことを家族と認めるのか?▼
そいつは、お前の知る私の父とは
別人なのだぞ。…それでも。▼
…………そうか。▼
- [カラム]
- …? ミネルヴァは
何て言ってるの…?▼
- [ジェローム]
- ふっ。家族だと言うわりには
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼
- [カラム]
- うっ…▼
- [ジェローム]
- まぁ良い。ミネルヴァはな、
お前のことを家族だと認めると言った。▼
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、
大切な存在だからな。▼
こいつがお前を認めると言うのなら、
私も…いくらか考えを改めることにする。▼
別人などと言ってすまなかったな、
…父さん。▼
- [カラム]
- !! ジェローム…!
いま僕のこと、何て呼んだの…?▼
- [ジェローム]
- くっ…! もう二度と呼ばん!
行くぞ、ミネルヴァ!▼
- [カラム]
- 待って…ジェローム。
もう一回。もう一回だけ頼むよ…▼
- [ジェローム]
- しつこいぞ!!▼
マーク男(親子)†
支援C†
- [マーク]
- うーん、どうして僕は父さんのこと
覚えてないんでしょう…?▼
母さんのことはあんなにちゃんと
覚えてるのに…▼
母さんが立派な軍師だったってことも
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼
なーんで父さんのことは
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼
- [カラム]
- どうしたの、マーク…▼
- [マーク]
- 父さん!▼
すごいです、ちょうど今父さんのことを
考えてたんですよー!▼
これって運命!? 親子の運命!?
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼
これは運命じゃない、絆だー!
みたいなことを言っていたような記憶が…▼
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは
運命ではなく絆です!▼
- [カラム]
- そうなんだ…▼
- [マーク]
- そうですよ! 絆って素晴らしいです。
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼
…って、感心してる場合じゃ
ありませんでした。▼
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか
ずーっと考えてたんです。▼
良かったら父さん…僕が父さんのこと
思い出せるように協力してくれませんか?▼
- [カラム]
- う…うん…▼
- [マーク]
- 良かった!
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼
男同士の約束ですよ!
じゃあ僕はこれで!▼
- (マーク退場)
- [カラム]
- なんか…よく喋る子なんだね…▼
支援B†
- [マーク]
- 父さんっ、今時間いいですか?▼
- [カラム]
- うん、いいよ…▼
- [マーク]
- やったぁ! じゃあ約束通り、
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼
協力していただくことにします!▼
とは言ったものの、どうしたら記憶って
戻るんでしょうね…▼
頭を強くぶつけるのは
もう何度も試しましたし…▼
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも
僕には効果がありませんでした…▼
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼
- [カラム]
- …僕の顔をじっと見てみるとか…?▼
- [マーク]
- それだーーー!! 父さん天才です!▼
未来ではきっと見慣れていたはずですし、
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼
さすが天才軍師の母さんを
コロッと落としただけのことはありますね。▼
ではでは、失礼して…。
じーーーーーーーっ…▼
……………………▼
……………………▼
だめだーーー!!▼
何にも思い出せませんーーー!!▼
あぁ…この感じって、なんかこう…。
同じ文字をずっと見続けてたら▼
『あれ? これってこんな文字だっけ?』
みたいになる感じと似ています…。▼
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼
- [カラム]
- え…。それを今思い出そうと
してるんじゃないのかな…▼
- [マーク]
- ですよね…。すみません、
せっかく協力していただいたのに…▼
でも僕は諦めませんよ!
絶対に父さんを思い出してみせます!▼
というわけで、
また協力して下さいね、父さん!▼
支援A†
- [マーク]
- はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼
毎日毎日嫌というほど、
こうして父さんの顔を見ているのに▼
何にも思い出せないなんて
自分が情けなくなりますよ…▼
ほんとに…どうして……
うっ…ううっ…ぐすっ…▼
- [カラム]
- …! どうして泣くの…?▼
- [マーク]
- だ…だって…だって……!
僕…父さんのことも母さんと同じように▼
大好きだったはずなのに…!
思い出せないのが…辛いんです…!!▼
父さんが僕に作ってくれた思い出も
たくさんあったはずなのに…▼
何一つ覚えていられなかった自分が…
ほんとに…情けないんです…!▼
情けないんですよーーー!
びえぇぇぇぇん!!▼
- [カラム]
- マーク…。▼
- [マーク]
- うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。
あ…頭が痛い…!▼
いたたた…!▼
……………あ!?▼
- [カラム]
- どうしたの…!?▼
- [マーク]
- ……思い出し…ました。父さんのこと。
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼
父さんが僕に向かって、優しく笑って…
『マーク』って…名前を呼んでました…▼
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、
少し年を取った顔でした…▼
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼
ありがとう、父さん。
全部父さんのおかげです。▼
何だかこれで自信がつきました!
時間はかかるかもしれませんけど、▼
いつか父さんの記憶、
全部取り戻してみせますよ。▼
- [カラム]
- うん…。僕も協力するよ。▼
- [マーク]
- はい、ありがとうございます!▼
シャンブレー(親子)†
支援C†
- [シャンブレー]
- じーーーーー…▼
- [カラム]
- ど…どうしたのシャンブレー…。
僕の顔…何かついてる…?▼
- [シャンブレー]
- なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、
…浮気なんかしてないよな?▼
- [カラム]
- な…何を言い出すの…!?▼
僕が浮気なんかするわけないでしょ…?
見ての通り、ベルベット一筋だよ…▼
- [シャンブレー]
- ふーん…ならいいんだけどさ。▼
- [カラム]
- どうしていきなりそんなこと言うの…?
誰かに何か言われたとか…?▼
- [シャンブレー]
- いや…何か言われたわけじゃないんだけど、
この前ぼんやり考えてたんだ。▼
もし父ちゃんがここで
母ちゃん以外の女性に走ったら▼
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼
- [カラム]
- え…?▼
- [シャンブレー]
- 俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが
生きていさえすれば▼
この時代の俺が生まれて、
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼
よく考えたら、
二人とも生きてる状態でも▼
父ちゃんが他の女に走っちゃったら
絶滅するじゃん! って。▼
ひいぃ…それはまずいよ!
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼
- [カラム]
- まあ…確かに…▼
- [シャンブレー]
- というわけで、これからは
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼
- [カラム]
- えぇっ?!▼
- [シャンブレー]
- あ、もちろん戦いのときは
しょーがないってのはわかるぜ?▼
というわけで、よろしくー。▼
(シャンブレー、退場)
- [カラム]
- …まいったな…▼
支援B†
- [シャンブレー]
- 父ちゃーん…▼
- [カラム]
- わ…どうしたのシャンブレー。
この世の終わりみたいな顔して…▼
- [シャンブレー]
- 昨日が十三回、おとといが八回。
この数字何だと思う…?▼
- [カラム]
- えっと…僕が攻撃した回数…とかかな?▼
- [シャンブレー]
- 違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが
女の人と喋ってた数!▼
うぅ…この前あんなに
浮気しないでって言ったのに!▼
父ちゃんの節操無しー!!
絶滅するー!!▼
- [カラム]
- 浮気だなんてそんな大袈裟な…。
ほとんどあいさつとかだけだよ…うん。▼
- [シャンブレー]
- でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼
- [カラム]
- はぁ…確かに素晴らしいんだけど…▼
…シャンブレー、僕が女の人と
話したら即刻浮気だと思うのはやめてよ…▼
戦場では仲間との意思疎通は
とても大切なものなんだよ…▼
君だって…仲間のルキナと今後一切
話すなと言われたら…困るでしょ?▼
- [シャンブレー]
- ………困る。▼
- [カラム]
- だったらわかるよね…?
僕は絶対に浮気なんかしないから…▼
- [シャンブレー]
- …そ、そんなこと言ったって、
先のことなんかわからないだろ!?▼
今は絶対って言ってても、
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが
もう帰ってこなかったみたいに…!▼
- [カラム]
- えっ…▼
- [シャンブレー]
- 何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼
でも、本当に浮気なんかしたら、
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼
(シャンブレー、退場)
- [カラム]
- 僕…未来でシャンブレーに
嘘ついたまま、死んじゃったんだね…▼
支援A†
- [カラム]
- 探したよ…シャンブレー。▼
- [シャンブレー]
- 父ちゃん…。どうしたの?
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼
- [カラム]
- そうじゃないよ…君に一つ、
謝っておきたいことがあって…▼
未来で、君に嘘をついたまま
死んでしまって…ごめんね…▼
- [シャンブレー]
- なっ…! 何だよ…それ…!
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼
- [カラム]
- うん…。
君も…僕の本当の息子じゃないけどね…▼
- [シャンブレー]
- ……っ!▼
- [カラム]
- そんなこと…お互いわかってるでしょ。▼
それでも、僕は君のことが大切だし、
本当の家族のように思ってる…▼
未来の僕がしてあげられなかったことを、
代わりにしてあげたいとも思ってる…▼
君だって…そうじゃないの?▼
- [シャンブレー]
- …そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが
大切だった。いや、大切だから。▼
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが
すごく…嫌だったんだ。▼
俺の本当の父ちゃんが
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼
この時代の俺の父親になる人は…
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼
だから…浮気調査なんてマネまでして…!
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼
- [カラム]
- …シャンブレー、もう一度約束していい…?
君にとってはもう遅いかもしれないけど…▼
僕は今度こそ死なない。
もちろん浮気だってしない。▼
愛するベルベットとシャンブレーに誓うよ。
今度こそ…絶対に。約束する。▼
- [シャンブレー]
- …………父ちゃん。▼
…うん。ありがとう。
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼
- [カラム]
- そっか。良かった…▼
- [シャンブレー]
- ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼
良かったなー、この時代の俺!
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼
- [カラム]
- …なんで僕のお腹を
さすりながら言うのかな…?▼
ロラン(親子)†
支援C†
- [ロラン]
- 父様。これ、父様の物ですよね?
向こうに落ちていましたよ。▼
持ち物の管理は
きちんとしてくださいね。▼
- [カラム]
- あ…ありがとう、ロラン…
君は本当にミリエルそっくりだね…▼
- [ロラン]
- 親子なのですから、当然です。▼
- [カラム]
- まぁそうなんだけどさ…▼
あまりにも母親似だから…こう、
僕に似てるところも探したくなるよね…▼
- [ロラン]
- ありますよ、父様に似ているところ。▼
- [カラム]
- えっ…どこ…?▼
- [ロラン]
- 髪の色です。▼
- [カラム]
- あぁ…。まぁそれは見ればわかるけど…▼
それ以外は何かないの…?
僕に似て影が極端に薄いとかさ…▼
- [ロラン]
- …そのようなことはありませんね。▼
というか、その点に関しては
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼
- [カラム]
- うぅ…冷たいね、君…。
もうちょっと子供らしくできないの…?▼
- [ロラン]
- 戦時に子供らしく振舞っても、
他人の邪魔になるだけでしょう。▼
それに…僕はおそらく、
ルキナよりも年上になっていますから。▼
もう子供のようにはしゃぐような
年齢ではないのですよ。▼
- [カラム]
- …え? 君がルキナより…年上?
それはあり得ないよ…▼
ルキナはもう赤ん坊として
存在してるけど、君はまだ…▼
- [ロラン]
- …少し話しすぎましたね。
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼
- (ロラン退場)
- [カラム]
- あっ、ロラン…
…どういうことだろ…▼
支援B†
- [カラム]
- ロラン。▼
- [ロラン]
- あぁ父様、こんにちは。
僕に何か用でしょうか?▼
- [カラム]
- この前のさ…君がルキナより
年上だとか言ってた件…▼
あれってどういうこと…?▼
- [ロラン]
- …まったく父様は、こういうことだけ
記憶力が良いんですから。▼
簡単な話ですよ。
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼
ルキナがこの時代に来たのは
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼
それに対して、僕がこの時代に来たのは
もう五年ほど前になるでしょうか…▼
- [カラム]
- そんなにズレがあったの…!?▼
- [ロラン]
- …はい、ですから僕は…▼
ルキナよりも三年、多くの時を
ここで過ごしていることになります。▼
歳の差など、その間に
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼
- [カラム]
- 君…五年間も…
この時代に、たった一人で…?▼
- [ロラン]
- はい。だから言ったでしょう。
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼
これで父様の疑問は解けましたよね。
それでは、僕はこれから用があるので…▼
- [カラム]
- ちょっと待って…
どうして今まで言わなかったの…▼
五年間も仲間と離れて…
寂しくなかったの…?▼
- [ロラン]
- …寂しくなんかありませんよ。
僕はもう、大人なんですから…▼
- (ロラン退場)
- [カラム]
- …………▼
ロラン…▼
支援A†
- [カラム]
- ロラン。▼
- [ロラン]
- 父様…どうしたのですか?
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼
- [カラム]
- あぁ。今日は君に……。
…こちょこちょこちょ…▼
- [ロラン]
- あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!
何でいきなりくすぐるんですか…!▼
- [カラム]
- うん…ロランは、やっぱり
笑ってた方がいいよ…▼
- [ロラン]
- …は!?▼
- [カラム]
- 君、ずっと大人ぶってるけど…
何か無理してるように見えるから…▼
そうやって笑ってる方が、
子供らしくてずっといいよ…▼
- [ロラン]
- …何を言うかと思えば…。
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼
- [カラム]
- 歳なんか関係ないよ…▼
ロランがルキナより…僕より年上でも、
どれだけ歳を取っていようとも…、▼
君は大事な…僕の子供なんだからね…▼
- [ロラン]
- …………!!▼
- [カラム]
- それに、君はもう一人じゃないよ。
仲間も…父さんもいる。▼
少しぐらい甘えたって…
誰も君のことを咎めたりしないよ…▼
- [ロラン]
- …………▼
…………父様。
僕、本当は…寂しかったんです。▼
何年も何年も、たった一人で…
知っている人も誰もいない時代で…▼
会えるのかどうかも分からない
仲間たちを待って………▼
だれにも頼れなくて、
弱音を吐ける相手もいなくて……▼
…辛くて死にそうだったんですよ!
うっ…ううっ……!▼
- [カラム]
- うん…そうだね…。
見つけてあげられなくて、ごめんね…▼
これからは、ずっといるから。
もう、一人には…させないから…▼
ノワール(親子)†
支援C†
- [ノワール]
- ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼
- [カラム]
- ノワール!? どうしたの…
泣いてるの…?▼
- [ノワール]
- ぐすっ…父さん…違うの。▼
これは母さんに、三日間鼻水が
止まらなくなる呪いをかけられて…▼
- [カラム]
- えっ…何なの…
その、すごく微妙な呪いは…▼
- [ノワール]
- はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが
大好きだから、仕方ないわ…▼
新しいものを見つけては、
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼
- [カラム]
- 大丈夫? 鼻水があふれてるよ…
…ほら、ちり紙。▼
- [ノワール]
- あ…ありがとう。ちーーーん!!▼
- [カラム]
- あぁ…うら若い娘が三日間も
鼻水を垂らしてるなんて可哀想だよ…▼
よし、ノワール。僕がサーリャに
その呪いをやめるよう言ってくるよ…▼
- [ノワール]
- えっ…ほんとに?▼
でも父さん…未来では
母さんに口答えするたび、▼
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど
大丈夫なの…?▼
- [カラム]
- えっ…僕、そんな
かっこ悪い感じだったの…?▼
- [ノワール]
- えぇ…▼
- [カラム]
- …でも今の僕が
そうなるとは限らない…▼
見ててよノワール、父さんが
頼りがいのあるところを見せてやる…!▼
- [ノワール]
- ひいぃ…! 父さんが何だか
いつもと違うように見える…!▼
これはもしかして、
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼
支援B†
- [カラム]
- ごめんね、ノワール…ぐすっ。
かっこ悪い父さんで…▼
- [ノワール]
- 泣かないで、父さん…
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼
- [カラム]
- 泣いてないよ…これは五日間鼻水が
止まらなくなる呪いだから…▼
- [ノワール]
- まんまと返り討ちにあう父さん…
未来とおんなじね…▼
- [カラム]
- うっ…そういえば
この前そう言ってたね…▼
でも…代わりにノワールの呪いは
解いてもらってきたから…▼
- [ノワール]
- それも未来とおんなじ…▼
いつも父さん、自分が呪われる代わりに
私のことを助けてくれたわね…▼
- [カラム]
- これも同じなの!? 僕ってことごとく
未来と同じ運命を辿ってるんだなぁ…▼
- [ノワール]
- そう…そうね。私たち、こうやって
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼
- [カラム]
- ノワール…?▼
- [ノワール]
- 私が来ても、父さんは変わらなかった。
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼
父さんも母さんもいなくなって
私はまた一人になるの…▼
もう一度あの未来を辿るのなら…
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼
- [カラム]
- ノワール…泣かないで…▼
- [ノワール]
- 泣いてなどおらぬ!!▼
- [カラム]
- えっ…▼
- [ノワール]
- ふははは! 我がこのような些細なことで
涙を流すわけがなかろう!!▼
冗談はその鼻水を拭いてから言え!
この鼻垂れ親父が!!▼
- [カラム]
- えぇー…▼
- [ノワール]
- …なんてね…
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼
(ノワール退場)
- [カラム]
- あっ、ノワール…!▼
……同じ運命、か。
…ぐすっ。▼
支援A†
- [カラム]
- ノワール、ちょっといい…?▼
- [ノワール]
- あ…父さん…どうしたの?▼
- [カラム]
- これを見て…▼
- [ノワール]
- ひ…ひいぃっ!! こ、これって…
母さんの呪い道具…!?▼
しかも、こんなにいっぱい…!
ななな何!? 私に何をする気…!?▼
- [カラム]
- 何もしないよ…というか、
君に呪いをかけられないように、▼
呪い道具を全部没収してきたんだ…
…サーリャから。▼
- [ノワール]
- えっ…!
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼
そんなこと、父さんができたことなんて、
一度もなかったのに…!!▼
- [カラム]
- この前ノワール…僕があまりにも
未来の僕と同じ道を辿るから▼
どうせ運命なんて
変わらないって言ってたでしょ…?▼
だから僕が…未来の僕にも
できなかったことをしたら…、▼
その心配が消せるんじゃないかと思って…▼
- [ノワール]
- 父さん…
そうね…私の知る父さんは…▼
母さんの呪い道具に触ったことすら
無かったわ…ましてや没収なんて…▼
そっか…未来なんていくらでも
変わるのよね。変えられるのよね…▼
- [カラム]
- 君が来たから、僕も変われた。
一緒なら、もっと変えていけるはずだよ…▼
- [ノワール]
- …父さん…ありがとう…
……今度こそ、死なないでね……▼
- [カラム]
- …当り前だよ…
殺したって…死なないでいるからさ。▼
- [ノワール]
- ……良かった。▼
- [カラム]
- …って、あの殺気立った人影はなに!?
屍兵…いや、サーリャか…!▼
- [ノワール]
- 呪い道具を没収されたこと…
相当怒ってるのね…▼
- [カラム]
- あー…あの顔はやばい…
言ってるそばから命の危機だ…▼
ごめん、ノワール…またね。▼
(カラム退場)
- [ノワール]
- あっ…父さん…!▼
…ふふ、
結構逃げ足が速いのね。▼
…あんなに本気で父さんを
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼
そうよね…
もうあんな未来にはならない。▼
私も…
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼
ンン(親子)†
支援C†
- [ンン]
- はぁ…お母さんにも困ったものです。▼
いつもいつも遊んでばかりいて、
まるで緊張感がないんですから…▼
- [カラム]
- どうしたの…ンン。
そんなにため息ついて…▼
- [ンン]
- あ…お父さんですか。
いえ、お母さんはなんであんなに▼
子供っぽいのかと思いましてですね。▼
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、
遊んでばかりいるですよ?▼
- [カラム]
- そんなことでため息ついてたんだ…。
何だか君の方が母親みたいだね…▼
ま、ノノはああいう性格だから…
仕方ないんじゃないかな…うん。▼
- [ンン]
- もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼
お母さんがいつまで経っても
子供っぽいままなんですよ。▼
- [カラム]
- うっ…▼
- [ンン]
- というか、お父さんはお母さんの
どこが良かったですか。▼
あんなに子供っぽいのに、
よく女として見れましたですね。▼
それともアレですか? お父さんは
幼い少女しか好きになれないのですか?▼
- [カラム]
- えぇっ…!?
ンン…父親に対して何てことを…!▼
- [ンン]
- うろたえるなんて怪しいです。
さては図星なのですね!?▼
- [カラム]
- そ…そんなことないよ。
僕は色っぽい女の人も好きだし…って▼
何を言ってるんだ、僕は…▼
- [ンン]
- ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!
さぁ白状するです!▼
- [カラム]
- そ、そんなこと娘に言えないよ…。
勘弁して…!▼
- (カラム退場)
- [ンン]
- あっ! 逃げるとは卑怯なのです!
待てですーーー!!▼
支援B†
- [ンン]
- お父さん! やっと捕まえたですよ。
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼
- [カラム]
- ンンか…君もしつこいな…▼
僕が何でノノを選んだかなんて…
娘に言うことじゃないだろうに…▼
- [ンン]
- いーえ! 教えて欲しいのです。▼
男女の馴れ初めが気になるのは
女子として当然のことなのです!▼
お父さんは女心がわかってないのです。▼
- [カラム]
- その歳で女心を語るの…?▼
- [ンン]
- 女性に年齢の話をするなんて
失礼なのですー!▼
- [カラム]
- うっ…!
また一人前な発言を…▼
ンン…あんまりしつこいと
父さん怒るよ…?▼
- [ンン]
- …………!!▼
ご…ごめんなさい、なのです。▼
私が…悪かったですよ。
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼
- [カラム]
- えっ…いや、
わかってくれればいいんだけど…▼
- [ンン]
- …なら良かったです。
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼
- [カラム]
- ンン…?▼
- [ンン]
- お父さんの時間を取って悪かったのです。
それじゃ、私は退散するですよ。▼
- (ンン退場)
- [カラム]
- ちょ…ちょっと待って。▼
- (ンン再登場)
- [ンン]
- なんですか?▼
- [カラム]
- い、いや…ちょっと拍子抜けしちゃって…。
やけに諦めが良すぎるというか…▼
- [ンン]
- あんまりしつこいと怒ると言ったのは
お父さんなのです。▼
- [カラム]
- それは…そうなんだけど…▼
- [ンン]
- 大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼
こんなこと、未来では
日常茶飯事だったですから。▼
それじゃお父さん、
今度こそ失礼するのですよ。▼
- (ンン退場)
- [カラム]
- あっ…!!▼
……ンン。▼
支援A†
- [カラム]
- ンン…▼
- [ンン]
- あっ、お父さん。こんにちはです。
何か私にご用なのですか?▼
- [カラム]
- あのさ…君、この前
『我慢するのに慣れてる』って言ってたけど…▼
あれってどういうことなの…?▼
- [ンン]
- あぁ…あれは、私が
よそのお家で育ったからですよ。▼
- [カラム]
- よそのお家って…僕たちは?
ノノは君の傍にいなかったの…?▼
- [ンン]
- はい。私は物心ついた時から
お父さんもお母さんもいなかったです。▼
だから、お父さんの軍にいた人のお家に
引き取られて、育ててもらったですよ。▼
…でも、私は人間じゃないですから、
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼
- [カラム]
- ンン…▼
- [ンン]
- でも、そのうち私は人の顔色を
読むことを覚えたです。▼
言われる前にお手伝いをしたし、
屍兵からお家を守ったりもしました。▼
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに
私の面倒を見てくれたです。▼
手のかからない、いい子だって
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼
でも…我慢することも多かったです。▼
遊びたいって言えなかったり、
寂しいって言えなかったり…▼
特に、お父さんとお母さんの話は
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼
うぅっ…ずっとずっと…
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼
- [カラム]
- …………▼
- [ンン]
- だからこの時代に来た時は、
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼
聞こうと思ったです…。
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼
- [カラム]
- …もういいよ、ンン。
もういいんだ…父さんが悪かった…▼
君が聞きたいんだったら、
母さんとの馴れ初めでもなんでも言う。▼
寂しいんだったら一日中でも
傍にいてあげるから…▼
だから…僕の前ではもう何も
我慢しないでよ…▼
- [ンン]
- うぅ…本当なのですか…!?
う、嬉しいのです…▼
ありがとうです…お父さん…▼
- [カラム]
- いいんだよ…。
ほら、父さんに何でも聞いてみて…▼
- [ンン]
- じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを
白状するのです…▼
- [カラム]
- あぁ…いきなりハードルが高い…▼
コメント†
Last-modified: 2016-09-03 (土) 11:05:35