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ドニの支援会話†
マイユニット(男性・僕)†
マイユニット(男性・僕)のページへ
マイユニット(男性・俺)†
マイユニット(男性・俺)のページへ
マイユニット(女性・私)†
マイユニット(女性・私)のページへ
マイユニット(女性・あたし)†
マイユニット(女性・あたし)のページへ
リズのページへ
ソワレ†
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ソール†
ソールのページへ
ミリエル†
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カラム†
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マリアベル†
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ノノのページへ
オリヴィエ†
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セルジュ†
セルジュのページへ
ウード(親子)†
支援C†
- [ウード]
- はぁ…今日は空気が悪い…。
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼
……くっ!? この感じは何だ…!?
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼
- [ドニ]
- ウード、何やってるんだべ?▼
- [ウード]
- 父さん…! 来るな!
今の俺に近づくんじゃない…!!▼
- [ドニ]
- えっ!? ど、どうしたんだべ!?▼
- [ウード]
- 俺の中に眠る英雄の血が、
獲物を求めているんだ…!▼
今の俺に近づいたら…相手が例え
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼
お願いだ、これ以上来ないでくれ!
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼
- [ドニ]
- どういうことだべ!?
もしかして…誰かに操られてるべか!?▼
- [ウード]
- あぁ…。この俺が自らの血如きに
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼
ぐ…うっ! 静まれ…!
静まってくれ、俺の血よ……!!▼
- [ドニ]
- !? 苦しいべか!?▼
よ…よし! すぐにリズを呼んでくるべ!
それまで頑張って我慢するんだべよ!▼
- [ウード]
- えぇっ!? 母さんを!?
えっと……。えぇっとー…▼
…ふっ。それには及ばない。
この程度の身体の疼きなど…▼
(ドニ退場)
- [ウード]
- あと数刻もすれば消え去るだろう…。
俺はこのようなことには慣れている…って、▼
…ちょっと父さん!?
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼
あー…。どうしよう。▼
支援B†
- [ウード]
- あのー…。
父さん、まだ怒ってるか?▼
- [ドニ]
- 当たり前だべ!▼
あんたがいきなり苦しみ出すから、
おらもリズも、すっげー心配したんだべ!?▼
まぁ無事なら良かったべが…。
なんなんだべ、あの妙な設定の芝居は。▼
- [ウード]
- 妙な設定って何だよ! 俺が頑張って
考えたみたいに言うのやめろって!▼
俺は正真正銘、英雄の血を宿した
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼
- [ドニ]
- 何だべ…その聞いてる方が
恥ずかしくなるような肩書きは…▼
- [ウード]
- ふん…恥ずかしいとは心外だな!
まぁ父さんは、俺から見れば▼
十数年も昔の人だから、
わかんないのかもな~…この感覚が。▼
- [ドニ]
- わからなくて結構だべ…▼
…!! ウード、伏せるべ!!▼
- [ウード]
- へっ!?▼
- [ドニ]
- …ぐっ!!▼
- [ウード]
- 父さん! 肩に矢が…!!▼
- [ドニ]
- くっ…! 敵兵の奇襲だべか…!
よくもウードを狙ったべな…▼
とにかく逃げるべ!
まだ伏兵がいたら厄介だべ!▼
- [ウード]
- ……っ!!▼
- (暗転)
- [ドニ]
- ここまで来れば平気だべ。
いやー危ないところだったべ…▼
- [ウード]
- ……して……だ…▼
- [ドニ]
- へ?▼
- [ウード]
- どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!
死んだらどうするんだ!▼
父さんはいつもそうだ! あの時だって、
俺のことさえ気にしなければ…!!▼
- [ドニ]
- …あの時? 何のことだべ、ウード。
また何かの芝居だべか?▼
- [ウード]
- うっ…うぅっ…!!▼
- [ドニ]
- えっ…! ウード、泣いてるべか?
どうしたべ、何があったんだべ…▼
- [ウード]
- ……………何でもない。▼
今のも妙な設定の芝居だから。
だから…気にするなよ。▼
それより、その傷治さないとな。
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼
- [ドニ]
- あ、あぁ…▼
支援A†
- [ウード]
- 父さん、肩の傷…大丈夫か?▼
- [ドニ]
- あぁ、もうかなり良くなったべ。
これぐらい、どうってことないべ。▼
- [ウード]
- そうか…良かった。▼
また俺のせいで父さんが死んだら
どうしようかと思ったぜ…▼
- [ドニ]
- また? この前もそう言ってたべが、
やっぱりお芝居じゃなかったんだべな。▼
もしかして、未来のおらは…
あんたを庇って死んだんだべか…?▼
- [ウード]
- ………そうだ。父さんは俺のせいで…▼
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、
死んじまったんだ…!▼
- [ドニ]
- …やっぱり、そうだったべか。▼
- [ウード]
- だから、この前はつい取り乱しちまった。▼
父さんが未来で死んだときと、
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼
- [ドニ]
- …そうだべか。
辛いことを思い出させたべな…▼
それに…未来で寂しい思いまでさせて、
申し訳ない気持ちでいっぱいだべ…▼
- [ウード]
- ……!! 父さん…!▼
…あ、安心してくれよ!
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼
俺を産んでくれた英雄と、
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼
- [ドニ]
- ウード…。……あれ!?
それじゃあんたが言う英雄の血って…▼
おらとリズの血のことだったべか!?
おらたちの血ってそんなに騒ぐべか!?▼
- [ウード]
- ……まぁ、騒ぐって言うのは
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼
- [ドニ]
- へっ?▼
- [ウード]
- い、いや! 何でもない!
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼
この血がある限り、俺は無敵だ。
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼
両親が果たせなかった願いだって、
俺が代わりに果たしてみせる!▼
俺がこの世界に来たからには
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼
- [ドニ]
- そうだべか…。ありがとう。▼
あんたは、未来のおらの想いを
受け継いでくれてるんだべな…▼
- [ウード]
- あぁ、そうだぜ…!▼
くっ…また血が騒いできた…!▼
どうした父さん…! 過去の自分を
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼
- [ドニ]
- あのー…。
いつもの調子に戻ったのはいいんだべが、▼
あんまりおらとリズの血で
遊ばないで欲しいべ…▼
ブレディ(親子)†
支援C†
- [ブレディ]
- さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼
えーと…これは何とかいう地方で採れた
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼
- [ドニ]
- えっと…▼
- [ブレディ]
- なんだ、何か足りないのか!?
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼
ちっ…あいにく今日はそこまで
用意できていない。すまないな、父さん。▼
- [ドニ]
- あの、ブレディ…▼
- [ブレディ]
- なんだよてめぇは! 早く飲めよ!
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼
- [ドニ]
- す…すまねぇ!
いただくべ…!▼
………あのさ、ブレディ。▼
- [ブレディ]
- あぁ?▼
- [ドニ]
- なんでおらたち、こんなところで
優雅にお茶なんかしてるんだべ?▼
- [ブレディ]
- なんでって…父さんの日課なんだろ?
昼下がりに紅茶を飲むの。▼
- [ドニ]
- …何だべ、そのお貴族様みたいな日課は。
おらは普段そんな事したことないべ…▼
- [ブレディ]
- なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼
『お父さんの日課に付き合ってきて
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼
- [ドニ]
- おらに紅茶を飲む日課がない限り、
そういうことになるべ。▼
- [ブレディ]
- あの野郎ーーー!
俺で遊びやがったなーーー!▼
- [ドニ]
- マリアベルさんは、
あんたに何を言ったんだべ?▼
- [ブレディ]
- …いや、父さんは気にしなくていい。
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。
じゃあな!!▼
- (ブレディ、一瞬消える)
- [ブレディ]
- …忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。
紅茶が冷めにくくなる。▼
- (ブレディ退場)
- [ドニ]
- な、何だったんだべ…!?▼
支援B†
- [ブレディ]
- この前は悪かったな、父さん。▼
- [ドニ]
- この前って…あぁ、紅茶のことだか。
あんなの、謝ることじゃないべ。▼
ブレディとゆっくり話ができて、
おらは楽しかったんだしな。▼
- [ブレディ]
- なら良かったけどよ…
結局一人で茶をさせちまったからな。▼
今日は詫びの気持ちを込めて、
バイオリンを演奏しようと思う。▼
- [ドニ]
- えぇっ!?▼
- [ブレディ]
- 父さんに謝る時はバイオリン演奏が
必須だと聞いたんだが…▼
- [ドニ]
- な、何なんだべその謝罪方法は!?▼
- [ブレディ]
- バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち
その場で宙返りをすれば▼
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼
- [ドニ]
- それが本当ならおらは
とんでもないアホだべ!▼
…ブレディ、よく聞くべ。
目を覚ますんだべ。▼
おらはそんな謝罪を受けたことはないし、
宙返りを見て大喜びしたこともないべ。▼
またマリアベルさんに
遊ばれたんだべ、ブレディは。▼
- [ブレディ]
- はぁあ!? またかよ!!
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼
- (ブレディ退場)
- [ドニ]
- ブレディ、待つべ。▼
- (ブレディ再登場)
- [ブレディ]
- …んだよ、父さん。▼
- [ドニ]
- せっかくおらのところに来たんだ。
今日はゆっくり話でもするべ。▼
それに…こんなことでもないと、あんたは
おらと話しになんか来なかったべ?▼
- [ブレディ]
- ……ちっ。母さんのやつ、
こうなることを読んでやがったな…▼
ふん。あいつの思惑どおりなのは
気に食わねぇが…▼
父さんと話すのは、悪くない。▼
- [ドニ]
- …そうか。良かったべ。▼
支援A†
- [ブレディ]
- …それでな、母さんの奴
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼
- [ドニ]
- マリアベルさんはブレディで遊ぶのが
本当に好きなんだべなぁ…▼
ふふっ…▼
- [ブレディ]
- んだよ、父さん。
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼
- [ドニ]
- …いや、あんたと仲良くなれて
良かったと思ってな。▼
初めてあんたを見た時は、正直
『この子がおらの子か!?』と思うほど▼
怖い顔しとったからな。▼
- [ブレディ]
- 悪かったな。こんな怖い息子で。▼
ま、本当に気に入らねぇんだったら
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼
- [ドニ]
- 本物…この時代のあんたの事だべか?▼
- [ブレディ]
- あぁ、そうだよ。
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼
- [ドニ]
- ………▼
…ブレディ。▼
- [ブレディ]
- …何だお前、なんつー顔してんだよ。
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼
俺は他の奴みたいに
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼
所詮は別物だ。本物が産まれたら、
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼
- [ドニ]
- それ本気で言ってるべか!?
せっかく仲良くなったのに、▼
息子が産まれたからポイだなんて事…
おらは絶対にしないべ!?▼
確かにあんたは、おらの本当の息子じゃない。
でも、他人だなんてことはもっとないべ。▼
ブレディはおらの大事な友達で、
おらが決めた最初の息子なんだべから。▼
- [ブレディ]
- ………父さん。▼
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。
何てこと言いやがんだ…▼
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。
…覚えててくれよ。俺のこと。▼
俺と友達になったこと。
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼
- [ドニ]
- …当たり前だべ。
忘れられるわけがないだ。▼
覚えてるべ、ずっと。未来で死んじまった、
あんたの本当の父ちゃんの分までな。▼
- [ブレディ]
- …あぁ。▼
…もし俺より先に死にやがったら、
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼
バイオリンで三曲演奏して
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼
- [ドニ]
- はは…それは、
絶対に死ぬわけにいかないべ。▼
ジェローム(親子)†
支援C†
- [ドニ]
- ジェローム。▼
- [ジェローム]
- …何だ、お前か。
私に何か用か?▼
- [ドニ]
- いや…別に用は無いんだべ…▼
- [ジェローム]
- ならば声などかけるな。
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼
- [ドニ]
- そ、そうだべか…▼
- [ジェローム]
- そうだ。▼
- [ドニ]
- あの…。前から思ってたんだけんど、
あんた、せっかくおらと再会したのに▼
ルキナみたいに『お父様!』とか
呼んでくれないんだべな…▼
- [ジェローム]
- …ふん。お前は私の父親ではない。
私の父親はとうにこの世を去った。▼
お前は、私の父によく似た別人だ。
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼
- [ドニ]
- ま…まぁそうなんだべが…。
どうしたもんかねぇ…▼
もしかして、ジェロームが冷たいのは
親の愛に飢えているだけなんだべか?▼
それならジェローム、
遠慮なくおらの胸に飛び込んでくるべ!▼
- [ジェローム]
- …バカげたマネを…▼
- [ドニ]
- す、すまなかったべ…▼
- [ジェローム]
- 言いたいことはそれだけか?
ならば私はもう行くぞ。▼
私は今からミネルヴァちゃんの
世話をするのだ。▼
- [ドニ]
- ミネルヴァ…ちゃん?▼
- [ジェローム]
- はっ…! なな何でもない!▼
- (ジェローム退場)
- [ドニ]
- へぇー…▼
支援B†
- [ドニ]
- ジェローム、ミネルヴァちゃんの世話は
ちゃんとできたんだべか?▼
- [ジェローム]
- お前…! この前のこと
まだ覚えているのか…!▼
言っておくが、私はいつもその呼び名で
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼
- [ドニ]
- んん? この前のことって何だべ?▼
これはセルジュさんがそう呼んでるから、
おらもそう呼んでみただけなんだべ。▼
- [ジェローム]
- あっ…!▼
- [ドニ]
- ふふん、ひっかかったべ。
なかなか可愛いところもあるんだべなー。▼
- [ジェローム]
- …………▼
- [ドニ]
- あぁ…そんなに睨まないで欲しいべ。
おらが悪かったべ。▼
もう二度と同じことはしないから…
許してくれんかね?▼
- [ジェローム]
- ……仕方ないな。▼
- [ドニ]
- ふぅ、命拾いしたべ。▼
それにしても今の怒り方、
セルジュさんにそっくりだったべな…▼
- [ジェローム]
- 何か言ったか?▼
- [ドニ]
- いんや。それより、向こうにいるのは
ジェロームのミネルヴァだべか?▼
- [ジェローム]
- あぁ。私の大切な相棒だ。▼
- [ドニ]
- なんか、怖さに磨きがかかっとるなぁ…。
こう…凶悪さが増したとでも言うべか…▼
- [ジェローム]
- 何を言う。あんなに可愛い飛竜は
未来でもそうはいなかったぞ。▼
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼
何を言わせるのだ!!▼
- [ドニ]
- あんたが勝手に言い始めたんだべ?▼
- [ジェローム]
- くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼
- (ジェローム退場)
- [ドニ]
- 逃げられたべ…▼
支援A†
- [ドニ]
- あ、ジェローム。
今日もミネルヴァと一緒なんだべな。▼
- [ジェローム]
- なんだ? またお前は
私をからかいに来たのか…?▼
- [ドニ]
- いんや。そろそろおらのこと、父さんって
呼んでくれないかと思ったんだべ。▼
この前はかなり本音を
話してくれたみたいだったしなぁ。▼
- [ジェローム]
- …本音だと?▼
- [ドニ]
- 『ミネルヴァちゃん、可愛いー』って
言ってたべさ。▼
あの時のあんた、
すごい笑顔だったべ?▼
- [ジェローム]
- !!! …ミネルヴァ!
こいつを少し脅してやれ!!▼
…………▼
…………ミネルヴァ?▼
- [ドニ]
- ミネルヴァはおらを脅さないべ。
この子はおらの、家族だからなぁ。▼
よーしよしミネルヴァ。
おらのこと覚えててくれたんだべな。▼
- [ジェローム]
- ミネルヴァ…▼
ミネルヴァは、
そいつのことを家族と認めるのか?▼
そいつは、お前の知る私の父とは
別人なのだぞ。…それでも。▼
…………そうか。▼
- [ドニ]
- んん? ミネルヴァは
何て言ってるんだべ?▼
- [ジェローム]
- ふっ。家族だと言うわりには
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼
- [ドニ]
- ぐっ…▼
- [ジェローム]
- まぁ良い。ミネルヴァはな、
お前のことを家族だと認めると言った。▼
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、
大切な存在だからな。▼
こいつがお前を認めると言うのなら、
私も…いくらか考えを改めることにする。▼
別人などと言ってすまなかったな、
…父さん。▼
- [ドニ]
- !! ジェローム…!
今おらのこと、何て呼んだんだべ?!▼
- [ジェローム]
- くっ…! もう二度と呼ばん!
行くぞ、ミネルヴァ!▼
- [ドニ]
- 待つべ、ジェローム!
もう一回! もう一回だけ頼むべ…!▼
- [ジェローム]
- しつこいぞ!!▼
ロラン(親子)†
支援C†
- [ロラン]
- 父様。これ、父様の物ですよね?
向こうに落ちていましたよ。▼
持ち物の管理は
きちんとしてくださいね。▼
- [ドニ]
- 恩に着るべ、ロラン。
あんたは本当にミリエルさんに似とるなぁ。▼
- [ロラン]
- 親子なのですから、当然です。▼
- [ドニ]
- まぁそうなんだども。▼
あまりにも母親似だから…こう、
おらに似てるところも探したくなるべ。▼
- [ロラン]
- ありますよ、父様に似ているところ。▼
- [ドニ]
- えっ、どこだべ?▼
- [ロラン]
- 髪の色です。▼
- [ドニ]
- あぁ…まぁそれは見りゃわかるけんど。▼
それ以外は何かねぇのか?
おらに似て鍋をかぶると落ち着くとか…▼
- [ロラン]
- …そのようなことはありませんね。▼
というか、その点に関しては
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼
- [ドニ]
- うぅ、冷たいべ、ロラン…。
もうちょっと子供らしくできないんだか?▼
- [ロラン]
- …戦時に子供らしく振舞っても、
他人の邪魔になるだけでしょう。▼
それに…僕はおそらく、
ルキナよりも年上になっていますから。▼
もう子供のようにはしゃぐような
年齢ではないのですよ。▼
- [ドニ]
- …え? あんたがルキナより…年上?
それはあり得ないべ。▼
ルキナはもう赤ん坊として
存在しとるけど、あんたはまだ…▼
- [ロラン]
- …少し話しすぎましたね。
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼
- (ロラン退場)
- [ドニ]
- ちょっとロラン!
…どういうことなんだべ…▼
支援B†
- [ドニ]
- ロラン!▼
- [ロラン]
- あぁ父様、こんにちは。
僕に何か用でしょうか?▼
- [ドニ]
- この前の、あんたがルキナより
年上だとか言っとった件…▼
あれ、どういうことなんだべ?▼
- [ロラン]
- …まったく父様は、こういうことだけ
記憶力が良いんですから。▼
簡単な話ですよ。
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼
ルキナがこの時代に来たのは
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼
それに対して、僕がこの時代に来たのは
もう五年ほど前になるでしょうか…▼
- [ドニ]
- そんなにズレがあったんだべか!?▼
- [ロラン]
- …はい、ですから僕は…▼
ルキナよりも三年、多くの時を
ここで過ごしていることになります。▼
歳の差など、その間に
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼
- [ドニ]
- あんた…五年間も…
この時代に、たった一人で…?▼
- [ロラン]
- はい。だから言ったでしょう。
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼
これで父様の疑問は解けましたよね。
それでは、僕はこれから用があるので…▼
- [ドニ]
- ちょっと待つべ!
どうして今まで言わなかったんだべ…▼
五年間も仲間と離れて…
寂しくなかっただか…?▼
- [ロラン]
- …寂しくなんかありませんよ。
僕はもう、大人なんですから…▼
(ロラン退場)
- [ドニ]
- …………▼
ロラン…▼
支援A†
- [ドニ]
- ロラン。▼
- [ロラン]
- 父様…どうしたのですか?
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼
- [ドニ]
- あぁ。今日はあんたに……。
……こちょこちょこちょ!▼
- [ロラン]
- あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!
何でいきなりくすぐるんですか…!▼
- [ドニ]
- うん! あんた、やっぱり
笑っとった方がいいべ。▼
- [ロラン]
- …は!?▼
- [ドニ]
- あんた、ずーっと大人ぶっとるけど、
なんか無理してないべか?▼
そうやって笑ってる方が、
子供らしくてずっといいべ。▼
- [ロラン]
- …何を言うかと思えば…。
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼
- [ドニ]
- 歳なんか関係ないべ。▼
ロランがルキナより…おらより年上でも、
どんだけ歳をとっていようとも…、▼
あんたは大事な…おらの子供なんだべ。▼
- [ロラン]
- …………!!▼
- [ドニ]
- それに、あんたはもう一人じゃない。
仲間も…父さんもいるべ。▼
少しぐらい甘えたって、
誰もあんたのことを咎めたりしないべ。▼
- [ロラン]
- …………▼
…………父様。
僕、本当は…寂しかったんです。▼
何年も何年も、たった一人で…
知っている人も誰もいない時代で…▼
会えるのかどうかも分からない
仲間たちを待って………▼
だれにも頼れなくて、
弱音を吐ける相手もいなくて……▼
…辛くて死にそうだったんですよ!
うっ…ううっ……!▼
- [ドニ]
- うん…そうだべな…。
見つけてあげられんで、すまんかった…▼
これからは、ずっと一緒だべ。
もう、一人には…させないべ…▼
ノワール(親子)†
支援C†
- [ノワール]
- ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼
- [ドニ]
- ノワール!? どうしたんだべ…
泣いてるんだか?▼
- [ノワール]
- ぐすっ…父さん…違うの。▼
これは母さんに、三日間鼻水が
止まらなくなる呪いをかけられて…▼
- [ドニ]
- えぇっ!? 何なんだべ、その
すっごい微妙な呪いは…!▼
- [ノワール]
- はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが
大好きだから、仕方ないわ…▼
新しいものを見つけては、
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼
- [ドニ]
- 大丈夫だべか? 鼻水があふれてるべ。
…ほら、このちり紙を使うべ。▼
- [ノワール]
- あ…ありがとう。ちーーーん!!▼
- [ドニ]
- あぁ…こんな若い娘っ子が三日間も
鼻水を垂らしてるなんて可哀想だべ…▼
よし、ノワール。おらがサーリャさんに
その呪いをやめるよう言ってくるべ!▼
- [ノワール]
- えっ…ほんとに?▼
でも父さん…未来では
母さんに口答えするたび、▼
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど
大丈夫なの…?▼
- [ドニ]
- えっ…おら、そんな
かっこ悪い感じだったんだべか?▼
- [ノワール]
- えぇ…▼
- [ドニ]
- で、でも今のおらが
そうなるとは限らないべ。▼
見てるべよノワール! 父さんが
頼りがいのあるところを見せてやるだ!▼
- [ノワール]
- ひいぃ…! 父さんが何だか
いつもと違うように見える…!▼
これはもしかして、
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼
支援B†
- [ドニ]
- すまんなぁ、ノワール…ぐすっ。
かっこ悪い父さんで…▼
- [ノワール]
- 泣かないで、父さん…
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼
- [ドニ]
- 泣いてないべ! これは五日間鼻水が
止まらなくなる呪いだべ!▼
- [ノワール]
- まんまと返り討ちにあう父さん…
未来とおんなじね…▼
- [ドニ]
- そういやこの前
そんな事を言ってたべな…▼
で、でも代わりにノワールの呪いは
解いてもらってきただよ!▼
- [ノワール]
- それも未来とおんなじ…▼
いつも父さん、自分が呪われる代わりに
私のことを助けてくれたわね…▼
- [ドニ]
- これも同じなんだか!? おらはことごとく
未来と同じ運命を辿ってるんだべなぁ…▼
- [ノワール]
- そう…そうね。私たち、こうやって
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼
- [ドニ]
- ノワール?▼
- [ノワール]
- 私が来ても、父さんは変わらなかった。
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼
父さんも母さんもいなくなって
私はまた一人になるの…▼
もう一度あの未来を辿るのなら…
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼
- [ドニ]
- な、泣かないでほしいべ…!▼
- [ノワール]
- 泣いてなどおらぬ!!▼
- [ドニ]
- ひいぃっ!?▼
- [ノワール]
- ふははは! 我がこのような些細なことで
涙を流すわけがなかろう!!▼
冗談はその鼻水を拭いてから言え!
この鼻垂れ親父が!!▼
- [ドニ]
- す、すみません!!▼
- [ノワール]
- …なんてね…
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼
- (ノワール退場)
- [ドニ]
- あっ、ノワール…!▼
……同じ運命、だべか。
…ぐすっ。▼
ンン(親子)†
支援C†
- [ンン]
- はぁ…お母さんにも困ったものです。▼
いつもいつも遊んでばかりいて、
まるで緊張感がないんですから…▼
- [ドニ]
- どうしたんだべ? ンン。
そんなにため息ついて。▼
- [ンン]
- あ…お父さんですか。
いえ、お母さんはなんであんなに▼
子供っぽいのかと思いましてですね。▼
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、
遊んでばかりいるですよ?▼
- [ドニ]
- はは、そんなことでため息ついてただか。
あんたの方が母親みたいだべ。▼
ま、ノノはああいう性格だから
仕方ないんじゃねぇべか?▼
- [ンン]
- もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼
お母さんがいつまで経っても
子供っぽいままなんですよ。▼
- [ドニ]
- うっ…▼
- [ンン]
- というか、お父さんはお母さんの
どこが良かったですか。▼
あんなに子供っぽいのに、
よく女として見れましたですね。▼
それともアレですか? お父さんは
幼い少女しか好きになれないのですか?▼
- [ドニ]
- ぶーーーーっ!!
ンン…親に対して何てことを…!▼
- [ンン]
- うろたえるなんて怪しいです。
さては図星なのですね!?▼
- [ドニ]
- そ…そんなことないべ!?
おらは大人の女性も大好きだ…って▼
何を言わせるべか!▼
- [ンン]
- ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!
さぁ白状するです!▼
- [ドニ]
- そ、そんなこと娘に言えないべ…!
勘弁してくんろー!▼
- (ドニ退場)
- [ンン]
- あっ! 逃げるとは卑怯なのです!
待てですーーー!!▼
支援B†
- [ンン]
- お父さん! やっと捕まえたですよ。
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼
- [ドニ]
- ンンか…あんたもしつこいなぁ。▼
おらが何でノノを選んだかなんて
娘に言うことじゃないべさ…▼
- [ンン]
- いーえ! 教えて欲しいのです。▼
男女の馴れ初めが気になるのは
女子として当然のことなのです!▼
お父さんは女心がわかってないのです。▼
- [ドニ]
- その歳で女心を語るんだべか!?▼
- [ンン]
- 女性に年齢の話をするなんて
失礼なのですー!▼
- [ドニ]
- ぐっ…!
また一人前な発言を…!!▼
ンン! あまりしつこいと
おらは怒っちまうぞ?!▼
- [ンン]
- …………!!▼
ご…ごめんなさい、なのです。▼
私が…悪かったですよ。
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼
- [ドニ]
- えっ…いや、
わかってくれればいいんだけんど…▼
- [ンン]
- …なら良かったです。
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼
- [ドニ]
- ンン…?▼
- [ンン]
- お父さんの時間を取って悪かったのです。
それじゃ、私は退散するですよ。▼
- (ンン退場)
- [ドニ]
- ちょ…ちょっと待つべ!▼
- (ンン再登場)
- [ンン]
- なんですか?▼
- [ドニ]
- い、いや…ちょっと拍子抜けしちまって。
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼
- [ンン]
- あんまりしつこいと怒ると言ったのは
お父さんなのです。▼
- [ドニ]
- いや…それはそうなんだべが…▼
- [ンン]
- 大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼
こんなこと、未来では
日常茶飯事だったですから。▼
それじゃお父さん、
今度こそ失礼するのですよ。▼
- (ンン退場)
- [ドニ]
- あっ…ちょっと…!!▼
……ンン。▼
支援A†
- [ドニ]
- ンン…▼
- [ンン]
- あっ、お父さん。こんにちはです。
何か私にご用なのですか?▼
- [ドニ]
- …あのさ。あんた…この間
『我慢するのに慣れてる』って言っとったな…▼
あれってどういうことなんだべ?▼
- [ンン]
- あぁ…あれは、私が
よそのお家で育ったからですよ。▼
- [ドニ]
- よそのお家って…おらたちは?
ノノはあんたの傍にいなかっただか?▼
- [ンン]
- はい。私は物心ついた時から
お父さんもお母さんもいなかったです。▼
だから、お父さんの軍にいた人のお家に
引き取られて、育ててもらったですよ。▼
…でも、私は人間じゃないですから、
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼
- [ドニ]
- ンン…▼
- [ンン]
- でも、そのうち私は人の顔色を
読むことを覚えたです。▼
言われる前にお手伝いをしたし、
屍兵からお家を守ったりもしました。▼
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに
私の面倒を見てくれたです。▼
手のかからない、いい子だって
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼
でも…我慢することも多かったです。▼
遊びたいって言えなかったり、
寂しいって言えなかったり…▼
特に、お父さんとお母さんの話は
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼
うぅっ…ずっとずっと…
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼
- [ドニ]
- …………▼
- [ンン]
- だからこの時代に来た時は、
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼
聞こうと思ったです…。
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼
- [ドニ]
- …もういい、ンン。
もういいんだべ…おらが悪かった。▼
あんたが聞きたいんだったら、
ノノとの馴れ初めでもなんでも言うべ。▼
寂しいんだったら一日中でも
傍にいてやる…▼
だから…おらの前ではもう
なーんも我慢しないでくんろ…▼
- [ンン]
- うぅ…本当なのですか…!?
う、嬉しいのです…▼
ありがとうです…お父さん…▼
- [ドニ]
- いいんだべ、ンン。
…ほら、おらに何でも聞いてみろ。▼
- [ンン]
- じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを
白状するのです…▼
- [ドニ]
- あぁ…いきなりハードルが高いべ…▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- ウードとの支援会話で、ドニの名前がロンクーになっていました。 --
Last-modified: 2016-09-03 (土) 11:30:29