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デジェルの支援会話†
マイユニット(男性・僕)†
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マイユニット(男性・僕)(親子)†
マイユニット(男性・僕)のページへ
マイユニット(男性・俺)†
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マイユニット(女性・私)†
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マイユニット(女性・あたし)†
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クロム(親子)†
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フレデリク(親子)†
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ソワレ(親子)†
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ヴェイク(親子)†
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ソール(親子)†
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カラム(親子)†
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ロンクー(親子)†
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リヒト(親子)†
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グレゴ(親子)†
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ヘンリー(親子)†
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ルキナ†
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ウード†
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アズール†
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ブレディ†
ブレディのページへ
セレナ†
支援C†
- [デジェル]
- ふぁあああ~…
今日は疲れてしまったわ…▼
- [セレナ]
- ちょ…ちょっと、デジェル。
そんな格好でどうしたの?▼
もう、だらしないわね。▼
- [デジェル]
- 何よ。別にいいじゃない。
服がはだけているくらい。▼
だってここは男子禁制の場所でしょう?▼
- [セレナ]
- とはいえあなただって女の子なんだから、
もう少し恥じらいというものを持ってよ。▼
- [デジェル]
- 別に誰も見てないし、構わないわ。▼
- [セレナ]
- あたしがいるでしょ!▼
- [デジェル]
- 私が昔からこんな感じだって、
あなたも知っているでしょ?▼
- [セレナ]
- それはあくまで昔話にしておかないと!
あたしたち、もう年頃の女の子なのよ。▼
もう!
お腹とかもちゃんと隠さないと…▼
あら…?
さすがデジェルね。▼
お腹が引き締まってるし、すごくきれいよ。▼
- [デジェル]
- ん~? あらそう、それは嬉しいわね。
でもそれってどういう意味?▼
- [セレナ]
- どういう意味って、
言ったままの意味だけど?▼
- [デジェル]
- 引き締まっていいって言葉は、捉え方に
よっては筋肉質な男への褒め言葉だし。▼
会話の流れ的にもそうなのかなと思ったのよ。▼
- [セレナ]
- そこは女性としてのきれいという
意味でいいわよ?▼
全く…力もあって筋力もあるはずなのに、
よくそこまで維持できるわね?▼
- [デジェル]
- そう言われて悪い気はしないわ。
思う存分私を見ていてもいいのよ?▼
- [セレナ]
- …そこで多少は恥じらいを持ちなさいって!
女の子なんだし!▼
- [デジェル]
- 恥じらいねぇ…▼
お腹見せるぐらいでそんなに
恥ずかしがるものなの?▼
- [セレナ]
- ま、まぁ時と場合によるけど…▼
少なくともあたしは、
自分より引き締まってる子に見せるのは▼
ぜーったいに嫌だわ!!▼
- [デジェル]
- ふーん…女心って複雑なのねー。▼
- [セレナ]
- あんたも女の子でしょうが…▼
支援B†
- [セレナ]
- ちょっとデジェル!!▼
- [デジェル]
- あら、セレナ。どうしたの?▼
- [セレナ]
- あんたねー! 脱ぎっぱなしの服を
その辺に置き去りにするのやめなさいよ!▼
- [デジェル]
- あぁ、ごめんごめん。▼
- [セレナ]
- ごめんごめんじゃない!▼
この前も思ったけど、
デジェルには女らしさが足りないわ!▼
このままじゃあんた、
若くしておっさんみたいになるわよ!▼
- [デジェル]
- えー…おっさんぽくてもいいわよ。
別に困らないし…▼
- [セレナ]
- なに冗談言っているのよ!
いいわけないでしょ!?▼
女の子はね、可愛く見せることが
一つの仕事なのよ?▼
あたしがお化粧から教えてあげるから、
ちゃんと覚えなさい!▼
- [デジェル]
- …化粧なんてやったことないわ。▼
- [セレナ]
- ならばこそ、試してみるべきだわ。
さぁ、こっちに座ってやってみなさい!▼
化粧道具一式はここにあるから!▼
- [デジェル]
- セレナがやってくれるんじゃないの?▼
- [セレナ]
- あたしはそんなに甘くないの!
まずは自分でやってみなさい!▼
(暗転)
- [セレナ]
- …ええと…なんか、ごめん。▼
やっぱり…ちゃんとあたしが
教えてあげた方が良かったわね。▼
- [デジェル]
- ふぅ…ようやく水で洗い流してきたわ。
私…なんか間違ってたの?▼
- [セレナ]
- あれは…化粧とは呼ばないわ。
仮装っていうの…▼
- [デジェル]
- 自分を覆い隠すから
どっちも一緒じゃない?▼
- [セレナ]
- あのね? デジェル。
女の子は見た目がとても大事なの。▼
しぐさの一つ一つにも意識して。▼
大股でズカズカ歩くなんてもっての他だし、
足先も絶対に外側に向けてはダメよ?▼
- [デジェル]
- え…えと…▼
- [セレナ]
- 流れるような足づかいで歩き、
手先はすらっと見えるように伸ばす。▼
時々流し目で
相手を見ることを忘れちゃだめ。▼
髪を掻きあげること一つにおいても、
優雅な所作というのがあるのよ!▼
あんたいつもバッサバッサと
前髪をかきあげているけど、▼
あんなんじゃとても
優雅とは言えないのよ!▼
- [デジェル]
- もうそんなに覚えられないわ…▼
- [セレナ]
- 大丈夫! これからあたしが
叩き込んであげるから!▼
- [デジェル]
- そ、そんなぁ…。
こんなに大変なら、▼
武術の訓練をしている方が
はるかにマシよ~!▼
支援A†
- [デジェル]
- あ…その、ご、ごご、御機嫌よう。
セレナ。▼
- [セレナ]
- はい、良くできてるわ!
デジェル!▼
ちょっと言葉遣いが
たどたどしいけど…▼
丁寧に振る舞おうとするその姿勢が
一番重要なのよ?▼
- [デジェル]
- 歩き方にも…気をつける…ように、
したのよ?▼
髪も…てぐしでファサッと
するのがいいのよね。▼
- [セレナ]
- うん、すごくきれい! いい感じよ!
とっても見目麗しいわ!▼
- [デジェル]
- 良かった…頭が爆発するんじゃないか
ってくらい、色々と叩き込まれて▼
正直どうしようかと思ったけど、
多少はマシになったみたいね。▼
- [セレナ]
- ふぅ…デジェルは元々きれいなんだし、
絶対に良くなると思ったのよ。▼
- [デジェル]
- そ、そう…セレナのおかげね。
ありがとう。▼
………▼
- [セレナ]
- デジェル…
なんであたしの手をジッと見てるの?▼
- [デジェル]
- ……セレナ、あなたの手って
…すごく綺麗よね?▼
- [セレナ]
- すごいわ! デジェル! そういう所を
褒められるようになったのはいい事よ!▼
女の子は身体の一部を
褒められることが大好きだものっ!▼
- [デジェル]
- ふふっ。頑張ったかいがあったわね。▼
- [セレナ]
- これでもう、言うことなしよ!▼
デジェルは戦える、
優雅な女の子になれたのよ!▼
- [デジェル]
- え!? …た、戦える…?
そ、そういえばそうだった…わね。▼
- [セレナ]
- えっ? なに言ってるの?▼
- [デジェル]
- わ、私…最近女の子としての所作を
頭に叩き込むことに精いっぱい過ぎて、▼
武器の扱い方とか戦い方を…
わ、忘れちゃった…かも?▼
- [セレナ]
- えっ、ええええっっっ!?▼
- [デジェル]
- ど、どうしようセレナ!!?
全然思い出せない!?▼
ああっ~もう! 私ってどうして
こう極端なのかしらぁ!?▼
- [セレナ]
- し、仕方ないわね…▼
じゃあ次からは戦い方を
思い出すための訓練をしましょ。▼
- [デジェル]
- ……セ、セレナ。▼
- [セレナ]
- で、でも女性として身に付けた事も
絶対に忘れちゃダメよ!?▼
平和になった時に
絶対に役立つんだから!▼
- [デジェル]
- …わ、わかったわ!▼
ジェローム†
支援C†
- [デジェル]
- さてと…槍の稽古は
そろそろ終わりにしようかしら。▼
…私はあらゆる武器を
使えるようになりたい。▼
それが本当の…強さに繋がるはず!▼
- [ジェローム]
- ………▼
- [デジェル]
- ジェローム…? 何見てるのよ。▼
人の稽古を覗き見るなんて、
趣味が悪いわね。▼
- [ジェローム]
- 覗き見たつもりはない。
たまたま通りかかっただけだ。▼
- [デジェル]
- そう、ならどこかへ行ってくれるかしら?
稽古に集中できないじゃない。▼
- [ジェローム]
- …わかった。▼
- [デジェル]
- ………▼
- [ジェローム]
- …そうだ、一つ言っておく。▼
- [デジェル]
- …なに?▼
- [ジェローム]
- 槍で突く時は、脇は締めろ。威力が増す。
いつも開いているのはお前の悪い癖だ。▼
今のうちに直しておけ。▼
- [デジェル]
- …! そ、そんな事わかっているわ!
今から直すところだったのよ!▼
それにあなた…やっぱり見ていたんじゃない!▼
- [ジェローム]
- …邪魔したな。▼
- (ジェローム退場)
- [デジェル]
- もう…ジェロームの奴!▼
支援B†
- [ジェローム]
- デジェル…今日も稽古をしているのか?▼
- [デジェル]
- …当たり前よ。常に身体を鍛えないと、
男に遅れを取ってしまうもの。▼
鍛錬を怠るなんてことはできないの。
その油断が命とりになってしまうわ…▼
- [ジェローム]
- …………▼
- [デジェル]
- あ、それよりもジェローム…
今の私の突きはどうだった?▼
言われたところは、直っていたかしら?▼
- [ジェローム]
- うむ…腕の動きは良くなったようだな。▼
- [デジェル]
- でしょう?
これくらい自分でちゃんと直せるのよ。▼
- [ジェローム]
- しかし、腕に気を遣っているせいか、
今度は踏み込みが甘くなっていたな。▼
- [デジェル]
- え…!? 嘘…!!▼
- [ジェローム]
- 嘘なものか。あと脇を締めたせいで
姿勢が悪くなっている。▼
あれでは動きも鈍るだろう。
…まあ、それも稽古で直す事だな。▼
- [デジェル]
- ………▼
- [ジェローム]
- …どうした?▼
- [デジェル]
- …いいわよね、ジェロームは。▼
- [ジェローム]
- ? …何が?▼
- [デジェル]
- 私と同じくらいの腕力を持ちながら、
素早さでは圧倒的に優れている…▼
それじゃ私が勝てるわけない…!▼
- [ジェローム]
- …何を突然怒っているんだ?▼
- [デジェル]
- なによ! とぼけた振りをして!
私が女だから見下してるんでしょう!?▼
上から目線でいちいち
口出さないでくれる!?▼
- [ジェローム]
- …心外だな。私は見たままを言ったまで。▼
- [デジェル]
- …もういいわ! 稽古を再開するから、
どこかに行ってくれるかしら!▼
- [ジェローム]
- …わかった。▼
稽古…頑張れよ。▼
- [デジェル]
- い、言われなくても頑張るわよ!
覚えておきなさい!▼
今度こそ、
あなたには何も指摘させないわ!▼
支援A†
- [デジェル]
- あ、ジェローム…▼
- [ジェローム]
- …なんだ、今は通りかかっただけだ。
お前の稽古の様子は…見ていないぞ?▼
- [デジェル]
- …わ、わかっているわ!
今姿を見つけたのは私の方が先だもの!▼
- [ジェローム]
- …いや、嘘だ。▼
- [デジェル]
- えっ…?▼
- [ジェローム]
- すまない…
あの日以来少し気になっていたのでな。▼
お前の様子を見に来たところだった。▼
- [デジェル]
- そ、そう…でもちょうどいいわ。
見て欲しかったから。突きの動作!▼
………▼
せいっ!▼
どう? 今回こそ完璧だったでしょ?▼
- [ジェローム]
- そうだな…私から言うところは何もない。▼
- [デジェル]
- 本当? やったわ!
ついにジェロームに認められたわ!▼
- [ジェローム]
- …私に認められることが
そんなに嬉しいのか?▼
随分と買いかぶられたものだ…▼
- [デジェル]
- 買いかぶってなんかいないわ。▼
武術に関しては、昔からあなたの事を
ライバルだと思っていたのよ?▼
そのライバルにこれまで差を付けられて、
ようやくこうして認められたんだから、▼
…嬉しいに決まっているわ!▼
- [ジェローム]
- そ、そうか。そうだったのか…
私も、うかうかしてはいられないな。▼
- [デジェル]
- ジェローム…どういう意味?▼
- [ジェローム]
- 武術の稽古に行く。お前を見ていたら、
まだまだ修練が足りない事に気づいた。▼
もう一稽古してくる。▼
- [デジェル]
- ジェローム…さすがね。それでこそ、
私のライバル!▼
張り合いがあっていいわ!▼
なら私ももう一頑張りさせてもらうわよ?▼
- [ジェローム]
- 張り切り過ぎて、怪我はするなよ…▼
- [デジェル]
- そっちこそ!▼
支援S†
- [ジェローム]
- はぁ…はぁ…よし。…これでいい。▼
- [デジェル]
- ジェローム、稽古に精が出るわね。▼
- [ジェローム]
- デジェルか…▼
- [デジェル]
- ごめんなさい。
今日は私が覗かせてもらったわ。▼
- [ジェローム]
- いや…それくらいは構わない。▼
傍から見ていて、
気になった点はあったか?▼
- [デジェル]
- いえ、なかったわ…
相変わらず見事なものね。▼
差を縮めたと思ったのに、
また広げられた気がするわ。▼
- [ジェローム]
- そうか。それを聞いて安心した。
弱くては…守る事もできないからな。▼
- [デジェル]
- えっ…?▼
- [ジェローム]
- お前よりも弱いのに、
お前を守ることはできない。▼
…そう言ったのだ。▼
- [デジェル]
- き、急に何を言いだすのよ…!▼
- [ジェローム]
- 私の武術の腕は全て、
お前を守るために磨いてきたものだ。▼
だからこそ、お前より強くなくてはならない。
弱くては、逆に守られてしまう。▼
そんなのは――ごめんだ。▼
- [デジェル]
- …!▼
- [ジェローム]
- デジェル、私はこれからも
お前よりも、強いままで、いる。▼
そしてずっとお前の事を、守り続ける。▼
- [デジェル]
- ……そ…それは嫌!▼
- [ジェローム]
- …?▼
- [デジェル]
- 私も守られているだけじゃ、嫌なの…▼
私だって守るんだから…強くなって、
ジェロームの事を守る…!▼
一緒に稽古して、一緒に強くなって、
お互いの事を守るの。▼
私はそうしていきたい。▼
…それじゃダメかしら?▼
- [ジェローム]
- …そうだな。
デジェルが望むなら、そうしよう。▼
- [デジェル]
- ジェローム…ありがとう…!
そうと決まったら、私も稽古しないと!▼
- [ジェローム]
- そうか。▼
- [デジェル]
- ええ、一緒に強くなるって
言ったばかりでしょ。▼
- [ジェローム]
- なら、ここでやればいい。
二人で強くなろう。▼
- [デジェル]
- ええ、二人でお互いを守れるように、ね?▼
- [ジェローム]
- ふっ…そうだな。▼
マーク(男)†
支援C†
- [マーク]
- あれっ、デジェルさん! 今日も稽古ですか?▼
- [デジェル]
- ええ、まぁね。▼
- [マーク]
- そんなに大きな鎧を着ていて、大丈夫ですか?
何かお手伝いしましょうか?▼
- [デジェル]
- 私はどんな状況でも戦えるようにするため、
あらゆる武器と鎧を扱えるようにしているの。▼
だから大きな鎧だからといって、
着ることを躊躇する理由にはならないわ。▼
- [マーク]
- へ~、なるほど!▼
だからデジェルさんは
女の子なのに力持ちになれたんですね!▼
そんな重そうな鎧、
僕にはとても着られそうにありませんよ!▼
- [デジェル]
- 子供の頃から鍛錬を続けてきたんだから、
これくらいは当然よ。わけないわ。▼
- [マーク]
- やっぱりすごいんですね、
デジェルさんって!▼
じゃあ、今からそのお稽古を
見学させてもらってもいいですか?▼
- [デジェル]
- …えっ、なんでよ?▼
- [マーク]
- 僕は男性陣の中でも非力だから、
力持ちになれる方法を知りたいんです!▼
- [デジェル]
- だったら人に頼るんじゃなくて、
自分でどうにかしなさい!▼
- [マーク]
- 何もデジェルさんに
師事しようってわけじゃないですよ!▼
ただ見学させてもらえれば、自分で
何か掴めるかなって思ったんですよ!▼
- [デジェル]
- …騎士の修練は決して見世物じゃないわ。
邪魔はしないでもらえるかしら?▼
(デジェル退場)
- [マーク]
- そ、そんなに嫌がることないのに…
残念だなぁ…▼
支援B†
- [マーク]
-
デジェルさん! ここにいたんですね!▼
- [デジェル]
- マーク…私、今から稽古をしようと
思っていたんだけど。▼
- [マーク]
- はい、ですからぜひ見学させて下さい!▼
- [デジェル]
- 前に断ったことを覚えていないの?▼
- [マーク]
- あ、いえ…覚えています。▼
だから今回は見学ではなくて、ちゃんと
お手伝いをさせてもらおうかと思います!▼
- [デジェル]
- お手伝い…?▼
- [マーク]
- はいっ! 稽古に必要な武器や防具、
器具とか、喉が渇いた時用の水とか!▼
汗をかいた時のための手ぬぐいだって、
実はもう準備してあるんです!▼
- [デジェル]
- ええっ…?▼
- [マーク]
- 他にも必要な物があったら言って下さいね!
助手として、僕をこき使って下さい!▼
- [デジェル]
- あんた…なんでそこまでするの?▼
- [マーク]
- えっ!? それはデジェルさんの稽古が
見たいからに決まってるじゃないですか!▼
デジェルさんの鍛えている様子を見て、
僕も真似したいんですよ!▼
確かに見学するだけなんて、
都合のいい話です!▼
だから僕、ちゃんと見合った対価を
お支払すべきだって思ったんです!▼
- [デジェル]
- はぁ…見上げた根性ね。▼
- [マーク]
- はいっ! 前向きな所だけは、
いつも誰にも負けないって思ってます!▼
- [デジェル]
- いいわ、わかったわ。
付いてきなさい…▼
- [マーク]
- ほ、本当ですか! わーい、やった~!!▼
- [デジェル]
- ………▼
- [マーク]
- そういえばお願いついでで、
一つ質問いいですか?▼
- [デジェル]
- 何よ…?▼
- [マーク]
- デジェルさんって、すごく綺麗なのに、
すごく力持ちじゃないですか?▼
- [デジェル]
- …あんた褒めてるのか、
おちょくってるのか、どっちなの?▼
- [マーク]
- 服の下って筋骨隆々だったり
するんですか?▼
- [デジェル]
- …うぬぬ、あんたねぇ。
手伝うのはいいから黙ってなさい。▼
それとも私の鍛錬の成果を、
身をもって味わいたいのかしら…?▼
- [マーク]
- あっ! はい、すみません。
ちょっとしゃべり過ぎちゃいましたね!▼
黙って真面目に拝見させてもらいます!▼
- [デジェル]
- もう…! 稽古をする前から
ちょっと疲れちゃったわ…▼
支援A†
- [マーク]
- デジェルさん! 稽古の途中ですけど、
ちょっとお休みしますか!?▼
- [デジェル]
- あ、ああ…。マーク。今日も
色々と手伝ってくれてありがとう。▼
た、助かってるわ…▼
- [マーク]
- いえいえ、僕も近くで見学させて
もらっていますし!▼
むしろ、いつもありがとうございます!▼
…って…あれ? デジェルさん、
なんだか顔色が悪くないですか…?▼
- [デジェル]
- す、少し…疲れただけよ…▼
- [マーク]
- ええっ…! だ、大丈夫ですか?▼
でも言われてみれば、デジェルさん、
今日何度かフラついていたような…▼
- [デジェル]
- そ、そんなこと…ないわ。▼
- [マーク]
- 顔色悪いですよ? 医務室に行きますか?▼
僕も付き添いますよ?▼
- [デジェル]
- …へ、平気よ。▼
私は強い戦士になるために…▼
戦いに身を置き、
そして毎日欠かさず身体を鍛えてきたの。▼
こ、こんな程度で
弱音を吐くわけにはいかないわ…▼
- [マーク]
- …で、でもっ!▼
- [デジェル]
- はぁ…こんな情けないところ、
あんたには見られたくなかったわね。▼
- [マーク]
- そ、そんなっ! 意地を張らないで下さい!▼
…そ、そうだ! 誰か回復魔法の使える
僧侶の人を呼んできてあげますよ!▼
- [デジェル]
- い、いらないわ! 止めて!
私はまだ訓練を続けるのよ!▼
- [マーク]
- そ、そんな…そんな様子で
これ以上は無理ですよ!▼
- [デジェル]
- いくら助手だからと言って
私の訓練を邪魔したら、許さないわよっ!▼
- [マーク]
- でも…僕…こんなに辛そうにしている
デジェルさんを放ってはおけません!▼
- [デジェル]
- 余計なお世話だわ…▼
私は誰よりも強くなりたい。でも…!
私が足を止めている間に、強い男たちが、
私を抜き去っていってしまう…▼
だからここで怠るわけにはいかないの!▼
- [マーク]
- …わかりました。だったら、僕がここで
デジェルさんをずっと見ていますよ!▼
- [デジェル]
- …やっぱり稽古の邪魔をするつもり?▼
- [マーク]
- そんなことをするつもりはありません。
やりたいようにやればいいと思います!▼
ただ、デジェルさんの限界が見えたら、
問答無用で僕が止めますからね!▼
- [デジェル]
- …マーク。▼
- [マーク]
- すみません…助手のくせに
生意気なことを言ってしまって…▼
- [デジェル]
- いえ…いいわ。それでいい。
お願いするわね。▼
- [マーク]
- は、はいっ! よろしくお願いします!▼
支援S†
- [マーク]
- よーしっ! 今日もデジェルさんの
稽古を見学させてもらいましょう!▼
…あの人、時々自分に鞭を打つみたいに
身体を痛めつけますからね~!▼
ここだけの話、無理をしないよう見守る
って理由もあるんですよね!▼
…お~い! デジェルさ~ん!
あれっ…どこにいるんでしょうか?▼
- [デジェル]
- ま、マーク!?
ちょ、ちょっと待って…待ちなさい!▼
- [マーク]
- あ、そちらですか? デジェルさ…
って!! うわあぁ!!!!?▼
- [デジェル]
- マ、マークッ!!!▼
- [マーク]
- …み、みみみみ、水浴び中でしたか!!
ご、ごめんなさいっ!! すみません!!▼
そ、外で待ってます~!!!▼
- [マーク]
- …その!! さっきは勝手に入ってしまって、
申し訳ありませんでした!!▼
- [デジェル]
- もう…いいわよ。私も見張りも立てずに
一人で水浴びしてたのが悪いんだし…▼
- [マーク]
- で、でも!
恥ずかしがることはないですよ!!▼
- [デジェル]
- えっ…?▼
- [マーク]
- デジェルさんの体、そ、その…
想像以上に…お綺麗でした!!▼
- [デジェル]
- そ、想像以上…?
いったいどんな想像していたのよ!?▼~
- [マーク]
- もっと流流とした筋肉があって、
男性に負けないぐらいの
逞しさなのかと思ってました!▼
- [デジェル]
- そんなひどいイメージだったの?▼
というか、そんなことを言われて…私が
嬉しがるとでも思っているのかしらぁ!?▼
- [マーク]
- デジェルさん!? どうして武器を
取り出しているんですか!?▼
わーっ! なんで僕に刃を向けるんですか!?
僕…ほ、褒めたのに~!!!▼
- [デジェル]
- なんてね…嘘よ。▼
- [マーク]
- ひ~~んっ! お、お助けぇ~~!!
…って、ええっ?▼
- [デジェル]
- …不思議と怒りは沸いてこないわね。▼
他の人に見られるよりはマシ…
とか思ってしまったわ。でもふつうはね、
生涯を約束した人に見せるものなのよ?▼
- [マーク]
- なら…! 僕と約束してください!
あなたの生涯を僕にください!!▼
- [デジェル]
- えっ…? と、突然何を言い出すの?▼
- [マーク]
- だってそれなら問題ないんでしょう?▼
- [デジェル]
- …そ、そんなに私の身体を見たいの?▼
- [マーク]
- ああっ…! そ、そういうわけじゃ!?
で、でもだからと言って見たくないわけじゃ!▼
…って、う、うわぁ~~!
何を言ってるんだ僕はっ!?
しかも、なんか勢い余って
告白しちゃいましたよ~~!!?▼
- [デジェル]
- で、でも付き合うなら…いいわよ。▼
- [マーク]
- ええっ!? ほ、本当ですか!?▼
- [デジェル]
- ただし! ずっと仲良くしてあげるかは、
あんたの頑張り次第だからってわかってる!?▼
- [マーク]
- もちろんです! デジェルさんの稽古を
見習って、あなたに相応しい
強い男になってみせます!!▼
マーク女(兄弟)†
支援C†
- [マーク]
- 5の月5の日が誕生日…
好きな食べ物はたぶん干し肉…▼
- (デジェル登場)
- [デジェル]
- マーク?
何をブツブツ言ってるの?▼
- [マーク]
- 嫌いな食べ物はたぶん野菜…
うーんでも今は特に嫌いってわけでも…▼
- [デジェル]
- マークってば!!▼
- [マーク]
- あっ!! デジェルさん!▼
私としたことが姉の接近に
気付かないとはうかつでした!!▼
私に何の用でしょう?▼
- [デジェル]
- 別に用事はないんだけど、
そんなにブツブツ言ってたら▼
気になって声ぐらいかけるわ。
何をしていたの? 魔法の練習?▼
- [マーク]
- いえ! 以前デジェルさんから教わった、
ここに来る前の私の情報をひたすら読んで▼
何か思い出せないか
模索していたところなんですよー!▼
いやー、さすが姉だけあって
私のことをよくご存じですよね!▼
小さい頃は1日に最高5回も鼻血を
出したことがある、とか▼
全く身に覚えが無いですし…!
ていうか全部身に覚えがないんですけどね。▼
あはははは…▼
- [デジェル]
- はぁ…そのよく喋るところは
前のままなんだけど。▼
- [マーク]
- そうなんですか!▼
そう言われると、そうだったような気がして
なんか変な感じです…▼
というか私、未だにデジェルさんが私の
姉だということが変な感じなんですよね…▼
- [デジェル]
- それはこっちのセリフだわ。▼
妹にいきなり敬語と『さん』付けで話される
私の身にもなってみてよ…▼
慣れるまでは、マークにどう接したらいいのか
真剣に悩んだんだから。▼
- [マーク]
- えへへ、すみません。▼
でも、デジェルさんにこれ以上
そんな思いをさせないためにも▼
マークちゃんはこうして日々、記憶を
取り戻そうと励んでいるわけですよ!▼
どうです!?
けなげな妹でしょう!?▼
- [デジェル]
- ほんとに健気な妹なら
そんなこと言わないと思うけど…▼
でも、記憶を取り戻すことは応援するわ。▼
早く2人で、
思い出話ができるといいわね。▼
- [マーク]
- はい!▼
支援B†
- [デジェル]
- 今日も良い戦いができたわ。
明日に備えて早く休みましょう…▼
…あら? 向こうに誰か倒れてる…!
あれは…マーク!?▼
- [マーク]
- う…うーん…▼
- [デジェル]
- ちょ、ちょっとマーク!?
だいじょうぶ!?▼
- [マーク]
- はっ!!
デ、デジェルさん!?▼
わ、私どうして
こんなところで寝てるんでしょう!?▼
すっごく眠かった覚えは
無いんですけど…!!▼
…あ、そうだそうだ!
魔道書の角で頭をゴンゴンやってたら▼
いつのまにか意識が飛んでたんでした!
そういえば頭がとっても痛いです…!▼
- [デジェル]
- 魔道書で頭をゴンゴン…!?▼
それってもしかして
記憶喪失を治すため…!?▼
- [マーク]
- もちろんじゃないですか!▼
趣味でゴンゴンやってたら
それはもう全力で止めてください!▼
- [デジェル]
- 趣味じゃなくても全力で止めるわよ!▼
マーク、記憶を取り戻そうとするのは
いいけど、危ないことはしないで。▼
- [マーク]
- うぅ…でも私、早くデジェルさんと
思い出話がしたいですし…▼
- [デジェル]
- その気持ちは嬉しいけど、
私はマークが怪我をしたら嫌よ?▼
マークは私のことを覚えていないけど、
私にとってマークは大切な家族なの。▼
父さんも母さんもいなかった未来で、
あなただけが私の家族だった。▼
だからマークに何かあったら悲しいわ。
もっと自分を大事にしなさい。▼
- [マーク]
- わ、わかりました…
ごめんなさい…▼
- [デジェル]
- わかればよろしい。▼
- [マーク]
- …あ。なんか今の、
すっごく姉妹っぽくなかったですか?▼
こう…私が悪いことしちゃって、
デジェルさんが叱ってくれる感じが…!▼
これを続ければ何か
思い出せるかもしれません!▼
- [デジェル]
- えっ…そ、そう?▼
- [マーク]
- はい。何だかそんな気がします!▼
さぁデジェルさん、
もっと私を叱ってください!▼
記憶を忘れた妹を
厳しく叱りつけてください!▼
- [デジェル]
- ………▼
- [マーク]
- どうしたんですか?
あ、何ならこの魔道書使いますか?▼
これで思いっきり叩きながら叱れば
肉体と精神への同時刺激になって、▼
記憶が戻る可能性も
なんと驚きの2倍に…!▼
- [デジェル]
- 全然分かっていなかったようね…▼
支援A†
- [デジェル]
- マーク、
今から町に行きましょう!!▼
- [マーク]
- あ、いいですねー! ぜひ行きましょう!
何かお買い物でもするんですかー?▼
- [デジェル]
- それもあるけど…▼
きっとこれが
マークに必要なことだと思ったのよ。▼
- [マーク]
- 私に必要なこと…?▼
まさか、記憶を取り戻すために
何か良い方法があったんですか!?▼
- [デジェル]
- …いいえ、その逆よ。もう無理に
記憶を取り戻そうとするのはやめましょう?▼
- [マーク]
- …えっ!?
で、でも、それじゃ…!▼
- [デジェル]
- 確かにマークと思い出話を
できないのは辛いけど、▼
記憶を思い出すために時間を使うより、
記憶を作るために時間を使ったほうが▼
マークのためには
いいんじゃないかと思って…▼
- [マーク]
- デジェルさん…?▼
- [デジェル]
- 私、ずっと考えてたの。
マークが記憶を無くしてしまった理由。▼
それで…ひとつ考えが浮かんだの。
もしかしたら未来のマークには、▼
何か思い出したくないような
嫌な記憶があったのかもしれないって。▼
私にも、あるから。
忘れてしまいたいぐらい辛かったこと…▼
助けられなかった人たちの顔、
今でも思い出すわ…▼
- [マーク]
- ………▼
…ごめんなさい。▼
私だけが、辛い記憶から
逃げてしまったんですね…▼
- [デジェル]
- ち、違うわ。 マークは好きで
忘れたわけではないのだから…!▼
ただ、無理に記憶を戻すことが
必ずしも正しいとは限らないと思って…▼
- [マーク]
- …私のためにそこまで考えてくれて、
ありがとうございます。▼
でも、私は記憶を取り戻したいんです。
何年、何十年かかったとしても…必ず。▼
例え辛い思い出ばかりだったとしても、
思い出すことで壊れてしまいそうな記憶でも、▼
その中に…忘れたくなかった
大切な記憶だってあるはずですから…▼
- [デジェル]
- …マーク…▼
…わかったわ。
そこまで言うなら私も協力する。▼
マークが思い出すまで、
とことん付き合うわ!▼
- [マーク]
- …デジェルさん…
気持ちはとっても嬉しいですけど、▼
さっきも言った通り、思い出すまで
いつまでかかるかわかりません。▼
ううん、いつまでもずっとずっと
思い出せないままかもしれません。▼
それにデジェルさんを
付き合わせるわけには…▼
- [デジェル]
- 何を言ってるの!
私はマークのお姉さんよ?▼
マークがいつまでも思いだせなくたって、
妹を見捨てるようなことはしないわ。▼
記憶があろうが無かろうが、
私たちは家族なんだから。▼
家族が助け合うのは当然のことでしょう?▼
嫌って言っても付き合うわよ。▼
- [マーク]
- う…うぅ…ありがとうございます…
デジェルさん…!▼
私、頑張りますね…!!▼
- [デジェル]
- それじゃ、さっそく町に行きましょうか!▼
- [マーク]
- え? でもそれって、
記憶を取り戻すこととは関係ないんじゃ…▼
- [デジェル]
- マークはわかってないわね。▼
記憶を取り戻すのに、楽しいことをしては
いけないなんて決まりは無いでしょう?▼
それに、新しい思い出を
作っちゃいけないなんて決まりも。▼
せっかくなんだから楽しくいきましょう?
先は長いんだから。▼
- [マーク]
- は、はい…!▼
…ありがとうございます。
デジェル…姉さん。▼
シャンブレー†
支援C†
- [シャンブレー]
- わ! デ、デジェル!
…こ、ここにいたのか!▼
- [デジェル]
- なによ…私がここにいたら悪いの?▼
- [シャンブレー]
- べ…別にそういう意味じゃないけどさ。▼
- [デジェル]
- ふん…。あんた、聞いたわ…
また戦闘に怯えて逃げ腰だったんだって?▼
- [シャンブレー]
- えっ…そ、そうだったか?
俺、身に覚えはないけど…▼
- [デジェル]
- またそうやってとぼけるのね!!▼
- [シャンブレー]
- と、とぼけてないさ。▼
ただ、戦闘中は慌てるし混乱するから、
記憶があいまいというか…▼
- [デジェル]
- そう…
そうやってはぐらかしてばかりなのね。▼
- [シャンブレー]
- ち、違う、俺は…!▼
- [デジェル]
- ふつうに戦場に出ていても
混乱するほどまともに戦えないのね。▼
なら私の修業用の防具を着けたら
動く事すらできそうにもないわね…▼
- [シャンブレー]
- 修業用…? なんだそれ?
普通と違うのか?▼
- [デジェル]
- ええ…ちょっとね。特別製なのよ。▼
- [シャンブレー]
- なんだそれ? お前の修業用って、
なんかすごく強そうだな?▼
硬くて身を守ってくれそうだし。▼
- [デジェル]
- えっ…興味を持ったの?
まさか着てみたいの?▼
- [シャンブレー]
- あ、あぁ。だってなんか普通の鎧よりも
強そうな気がしたからさ。▼
- [デジェル]
- ………▼
- [シャンブレー]
- なぁ、デジェル。ちょっと着させてくれよ?▼
俺も身を守ってくれるっていう安心感があれば、
戦闘中にも冷静でいられるかもしれないし!▼
- [デジェル]
- …嫌だわ。あんたの相手をする暇があるなら
自分の訓練をするわよ。▼
- [シャンブレー]
- そんな事を言うなよ!
もともと言い出したのはお前じゃないか!▼
- [デジェル]
- そ…それは。
…ったく、仕方ないわね。▼
- [シャンブレー]
- よしっ! 頼んだぞ!▼
- [デジェル]
- じゃあ今度持ってくるから、試してみなさい。▼
- [シャンブレー]
- …おうっ! 頼むぞ!▼
支援B†
- [シャンブレー]
- あのさ…デジェル。▼
- [デジェル]
- なに…?▼
- [シャンブレー]
- この防具…メチャメチャ重くない?▼
- [デジェル]
- まぁ鋼鉄製に重りを仕込んでいるし、
多少は重いわよ。▼
- [シャンブレー]
- こ…こんなんで動けるわけないだろ!
もっと軽いのはないのか!?▼
- [デジェル]
- 重くしなくちゃ訓練にならないでしょう?▼
それに、これは初心者用の
一番軽い鎧よ。▼
ここから更に重りを増やしていくんだから、
まず最初はこれに慣れなさい。▼
- [シャンブレー]
- う、うぬぬっ…歩くことすら、
ままならないんだが…っ!▼
た、確かに重い分装甲は厚いんだろうけど、
これじゃあ戦っても身動き取れなくなって、▼
蜂の巣にされちまう!▼
- [デジェル]
- あんた…試してみるなり、いきなりそれ?▼
貸して欲しいって言われたからそうしたのに、
よくもまぁそんな不平ばかりよく言えるわね。▼
- [シャンブレー]
- あっ…いや、その…すまない。▼
- [デジェル]
- 訓練用って言ったでしょう?▼
それで身体を鍛えた上で、戦時に普通の鎧に
変えれば、身体が身軽に感じられる。▼
そうすれば気分だって多少は
焦ったりしなくなるんじゃないの?▼
- [シャンブレー]
- そ、そうかもしれないけど…▼
- [デジェル]
- そもそもあんた…見切りが早すぎるわ。
根性のひとつも無いわけ?▼
- [シャンブレー]
- い、いや…ホント、すまん。
俺、これで慣れるように訓練してみるよ。▼
- [デジェル]
- ふん…その様子だと根を上げるのが、
見え見えだけどね…▼
まぁ、いいわ。じゃあ始めるわよ。
まず最初は、腕立て百回!!▼
- [シャンブレー]
- ひゃ、百回!?
というか、そこまでお前が仕切るの?▼
- [デジェル]
- だってシャンブレーは自分に甘いから
何かしてみるって言ったって、▼
歩いたり走ったりするくらいのものでしょう?▼
- [シャンブレー]
- ギ、ギクッ!▼
- [デジェル]
- だったら私が厳しく指導してあげた方が、
スムーズに鍛えられるはずよ。▼
- [シャンブレー]
- む…無理無理! 腕がもげる!▼
- [デジェル]
- …シャンブレー。ならさっさと鎧を返して。
そして私に二度と泣きごとなんか言わないで。▼
- [シャンブレー]
- …わ、わかったよ。▼
そんな怖い顔しないでくれ…!
やればいいんだろ?▼
一、二、三…▼
…はぁ…休憩しない?▼
- [デジェル]
- はぁ…、あんたねぇ。▼
- [シャンブレー]
- …うーん、やっぱり、あくまでお前の
訓練用のだから、合ってはいないんだろうな。▼
- [デジェル]
- なっ…!▼
- [シャンブレー]
- …やっぱり俺、止めるわ。
じゃあな! デジェル!▼
- [デジェル]
- …ちょっと! シャンブレー!▼
- (シャンブレー退場)
- [デジェル]
- ……はぁ。
所詮、あいつの根性なんてこんなものね。▼
支援A†
- [デジェル]
- シャンブレー。見ていたわよ?
この前の戦闘はどういうこと…?▼
- [シャンブレー]
- デ、デジェル!! あ、あれは…!▼
- [デジェル]
- …まさか、私が助けに入った途端に
逃げ出すなんて思わなかったわ。▼
…とんだ腰抜けね。▼
- [シャンブレー]
- 違う…! あれは、ちょ、ちょっと
俺も調子が悪くてな。▼
- [デジェル]
- またそんな事を言って…
一体どこが調子悪かったのよ?▼
- [シャンブレー]
- …ま、まぁまぁ、いいじゃないか。
無事に敵を倒せたんだから。▼
- [デジェル]
- この期に及んで、そうやってはぐらかすの?
本当に見下げた奴ね。▼
- [シャンブレー]
- ………▼
- [デジェル]
- …? シャンブレー…▼
あんた、なんでそんなに自分の腕を
押さえてるの?▼
- [シャンブレー]
- えっ…あ、いや…
そんなの関係ないだろ…▼
- [デジェル]
- 敵にやられたわけじゃなさそうだけど、
筋肉でも痛めているの?▼
…ほとんど戦いから逃げていたのに?▼
- [シャンブレー]
- …仕方ないな。話すよ。▼
俺…あの後も、あの鎧を着て
腕立てを続けていたんだ。▼
お前にあれだけ言われて引き下がったんじゃ、
さすがにカッコ悪過ぎだからな…▼
でもな、慣れないことをやり過ぎたせいで、
ちょっと筋肉を痛めちまったんだよ…▼
- [デジェル]
- えっ? じゃあこの間の戦いで
逃げたのも、腕の調子が悪かったから…?▼
- [シャンブレー]
- ああ…。あのまま戦場にいて、
迷惑になるのも良くないからな…▼
ちょっと前線からは
離れさせてもらったんだよ…▼
- [デジェル]
- …ご、ごめん! そうとは知らずに。▼
- [シャンブレー]
- いや…いいんだ。▼
それにしても…
強くなろうと訓練したのに、▼
そのせいで筋肉を痛めて
戦えなくなるなんて本末転倒だよな…▼
そうだ! これからは俺に、体調管理とか
もっと基本的なところから教えてくれないか!?▼
- [デジェル]
- えっ…?▼
- [シャンブレー]
- デジェルなら
そういう事も人に教えられるだろ?▼
俺もっと強くなって自信を付けたいからさ、
デジェルにはやっぱり協力して欲しいんだ。▼
- [デジェル]
- …わかったわ。
そういう事なら協力は惜しまないわ。▼
でもその腕の怪我を治してからね。
覚悟しなさい! シャンブレー。▼
- [シャンブレー]
- おうっ! 頼むぜ!▼
支援S†
- [シャンブレー]
- はぁ…情けない。また足がすくんじまった。
もっとちゃんと動けよ…。俺の身体。▼
- [デジェル]
- …シャンブレー? どうしたの?▼
- [シャンブレー]
- …デジェルか。
俺…やっぱり戦いがあると怯えちまうんだ。▼
自信をつけられるように
どれだけ稽古をしても、▼
結局やっぱり
足がガクガク震えるんだ…▼
…ったく情けねぇ。
みんな勇敢に戦っているっていうのによ。▼
- [デジェル]
- あんた勘違いを
している気がするんだけど。▼
…戦いで震えない人なんていないわ。
だって殺されるかもしれないのよ。▼
恐怖しない人間なんて
いないに決まっているじゃない?▼
- [シャンブレー]
- えっ…そ、そうなのか?
デジェルも?▼
- [デジェル]
- 当たり前よ…みんなその恐怖と闘いながら
必死に前を向いているのよ。▼
戦いに勝利して未来を勝ち取るために。▼
だからあんたがそう言うのだって、
決して恥ずかしいことじゃない。▼
むしろ自分の弱さと戦い、
それでも前に進もうとする姿勢を見せることは▼
誇らしいとすら思うわ。▼
- [シャンブレー]
- そ…そうなのか?▼
- [デジェル]
- …弱さを認め、それでも強さを求める
ことこそ、本当の勇気だと思う…▼
…私、あんたのことを誤解してたみたいね。
これまで悪かったわ。ごめんね。▼
- [シャンブレー]
- い、いや…いいんだ。▼
- [デジェル]
- ごめんねついでに、申し訳ないんだけど…
私…あんたに伝えたいことがあるの。▼
- [シャンブレー]
- えっ…?
な、なんだよ。言ってみろよ。▼
- [デジェル]
- 私…あんたに惚れちゃった…かも。▼
- [シャンブレー]
- えっ…えええっ!!!? お、俺に!!?
な、ななっ! なんで!?▼
あんだけ情けないとか言ってたのに!?▼
- [デジェル]
- う、うるさいわね!▼
最初は本当にあんたが
情けないと思っていたわよ。▼
でもそれでも必死に努力する姿が
いいなって思うようになったのよ!▼
わ、悪い…?▼
- [シャンブレー]
- い…いや。嬉しいよ。
ありがとう、デジェル。▼
- [デジェル]
- で…返事はどうなの?▼
- [シャンブレー]
- もちろん、俺も好きだよ。▼
お前に嫌われたくなくて、嫌な稽古だって
がんばろうって思ってたくらいだし…▼
あんまり好きなやつの前で
カッコ悪い所ばっかり見せられないからな。▼
- [デジェル]
- ふふ、そうだったの?▼
じゃあ…これからは
もっとみっちり鍛え上げてあげるわ!▼
この私に告白させたんだから、
その分はこれから返してもらうからね!▼
- [シャンブレー]
- えっ…ええっ!?
お、お手柔らかに頼むぜ!?▼
- [デジェル]
- 嫌よ! あんたが成長するまで
私がみっちりしごき倒してあげるから!▼
- [シャンブレー]
- お、おう! わかったぜ!▼
ロラン†
支援C†
- [デジェル]
- …ハッ! …ハッ!
ハァァァーッ!!!▼
- [ロラン]
- おや、デジェル。
今日も稽古ですか?▼
- [デジェル]
- ロラン…いえ、素振りをしているだけだわ。
こんなの、ただの日課よ。▼
- [ロラン]
- そうですか、お疲れ様です。
…って、あれ?▼
- [デジェル]
- …何よ?▼
- [ロラン]
- …デジェル、少し様子がおかしいですね。▼
- [デジェル]
- …!?▼
変なこと言わないで。
なにもおかしいところなんてないわ。▼
- [ロラン]
- そ、そうですか。
僕の気のせいでしょうか…?▼
…でも、デジェル。いつもよりも
少しだけ動きが鈍いような…▼
もしかして、どこか身体の調子が悪いのでは?▼
- [デジェル]
- …えっ? そんなことないわ…
い、いえ…▼
た、確かにここ二、三日、腰まわりが
重くて、思ったように動けないけど…▼
- [ロラン]
- やはりそうでしたか。▼
なら、一度マッサージでもしてもらった方が
いいかもしれませんね。▼
- [デジェル]
- こ、こんなのほっといても治るわ…▼
- [ロラン]
- ダメですよ。
ちゃんと診てもらってください。▼
腰の動きは戦闘時においてとても重要です。▼
それに治りも遅いので、放置しておくと、
余計に悪くなることも考えられます。▼
- [デジェル]
- …わかったわ。
取りあえず、その忠告には従ってみるわ。▼
- [ロラン]
- はい、そうして下さいね。それでは、お大事に。▼
支援B†
- [デジェル]
- ああ、ロラン。ちょうどいいところに来たわ。▼
- [ロラン]
- デジェル…どうしましたか?▼
- [デジェル]
- 先日のお礼を言おうと思ったのよ。▼
腰をマッサージしてもらった方がいいって、
この前私に言ったでしょ。▼
- [ロラン]
- ああ、あのことですか。
あれからどうなりましたか?▼
- [デジェル]
- ええ、医療班に処置をしてもらったら、
すぐに腰の重みが改善されたの。▼
…助かったわ。▼
- [ロラン]
- …そうですか、それは良かった!
でも気にしないで下さい。▼
皆さんのふだんの様子を見守って、
体調管理を手助けするのも▼
僕の仕事だと思っていますので。▼
だから、皆さんのちょっとした動きや仕草も
普段から観察するようにしているんですよ。▼
- [デジェル]
- そ、そうだったの…?▼
- [ロラン]
- あれ…? 僕、なにか気に障るような
ことでも言いましたか?▼
- [デジェル]
- いえ、そういうわけじゃないけど…
普段から観察、ということは…▼
…言い方は悪いけど、普段から私達の事も
ジロジロと見ていたの…?▼
- [ロラン]
- はい。
そうなりますけど…なにか問題でも?▼
- [デジェル]
- ………
…いえ、そう。とにかく助かったわ。▼
でもあまり観察しすぎて、
他人の気分を害さないか、▼
気を配る事も忘れない方がいいわよ?▼
- [ロラン]
- えっ…あ、はい、わかりました。▼
- (デジェル退場)
- [ロラン]
- …デジェル。あなた自身が
気を悪くされてしまったのでしょうか?▼
支援A†
- [デジェル]
- あっ…ロラン。▼
- [ロラン]
- デ、デジェル…▼
- [デジェル]
- 最近のあなた、私の様子を見に来ない
みたいだけど、どうしたの?▼
- [ロラン]
- えっ…?▼
- [デジェル]
- みんなの様子を観察して、
体調管理の手助けをするのが▼
仕事みたいに言ってたでしょう?▼
それなのに私の様子を見に来ないから、
どうしたのかと思って。▼
- [ロラン]
- え…えと、他の皆さんの様子は
もちろん見るようにしています。▼
- [デジェル]
- えっ…?▼
- [ロラン]
- でも…先日デジェルには釘を刺されて
しまったので…控えようかと思ったんです。▼
- [デジェル]
- それって…他人の気分を害さないように
気を配れって言ったこと!?▼
- [ロラン]
- はい…デジェルは見られるのが
嫌なのかと思いまして。▼
- [デジェル]
- そ、それは私の場合じゃないわ。▼
私は大丈夫だけど、そうじゃない人だって
いるかもしれないって思っただけよ?▼
- [ロラン]
- …あ、そういう意味だったんですね?▼
- [デジェル]
- 最初からそう言っているでしょう?▼
まったくあなたって…頭が良過ぎて、
物事をそのままには受け取れないのね?▼
- [ロラン]
- す…すいません。
邪推し過ぎてしまったようですね。▼
- [デジェル]
- ともかく私は一度あなたに指摘されて
助かっているんだから、▼
止めろだなんて事は言うわけないの。▼
だからこれからも
訓練の様子を見て欲しいわ。▼
そして何か指摘したい事があれば、
何なりと言って欲しいのよ。▼
- [ロラン]
- わ…わかりました。▼
今後はあなたの様子をつぶさにチェックして、
改善できる所がないか確認させてもらいます!▼
- [デジェル]
- ええ、ロラン、よろしく頼むわ。▼
支援S†
- [ロラン]
- やあ、デジェル。▼
- [デジェル]
- ロ、ロラン…!▼
- [ロラン]
- ど、どうしましたか、僕の顔を見るなり、
そんなにうろたえて…?▼
何かあるなら何でも言って下さい。▼
デジェルには
どんな悩みでも言って欲しいんです。▼
- [デジェル]
- 私…あなたに謝らなくてはならない。▼
- [ロラン]
- えっ…?▼
- [デジェル]
- この前、私はあなたの事を責めたわ。
どうして私の様子を見に来ないのかって…▼
- [ロラン]
- えっ…あ、はい。▼
でもあれは僕の考え過ぎだったって事で
落ちついたはずじゃ…▼
- [デジェル]
- …違ったのよ。▼
- [ロラン]
- えっ…違った…とは?▼
- [デジェル]
- ええ…あれは私の嫉妬だったの…▼
あなたが私の事を見てくれず、
他の人ばかりを見ている事に対しての…ね。▼
- [ロラン]
- え、ええっ!?▼
- [デジェル]
- 自分でもこんな気持ちになるなんて…
とてもビックリしているの…▼
正直これが本当にあなたへの想いなのか、
わからない…▼
でも…でも、自分が嘘を言った事だけは
確かだから…。せめて謝る事だけは
しっかりしておこうって…思ったの。▼
- [ロラン]
- デジェル…▼
それはあなたが僕に好意を抱いているか
まだはっきりとはしていない…▼
あなた自身もわからないという意味ですね。▼
- [デジェル]
- え、ええ…▼
- [ロラン]
- つまり僕の事が好きかもしれない…と。▼
- [デジェル]
- ご、ごめんなさい。はっきりとしなくて。▼
- [ロラン]
- いいえ、でも嬉しいですよ。
僕はあなたの事が好きでしたから。▼
こうして嫉妬していたかもしれない、
と言われただけでも、▼
僕に見込みがあるって事ですからね。
それはそれでとても嬉しいです。▼
それに謝るだけはしておきたいだなんて、
はははっ…あなたらしいですね?▼
- [デジェル]
- …ロ…ロラン。▼
- [ロラン]
- デジェル…でももし良ければ、ここで
気持ちを止めずに、これからも僕のことを▼
見てくれませんか?▼
僕があなたを見ているように…▼
- [デジェル]
- えっ…? も、もちろんそれはいいけど。
でもどうして?▼
- [ロラン]
- 僕…もっとデジェルに魅力的に
思ってもらえるように活躍してみせます。▼
そしてきっと近い将来、あなたを本当に
僕の虜にしてみせますから!▼
- [デジェル]
- …フフッ、わかったわ。
ロラン、それを楽しみにしているわね。▼
- [ロラン]
- はいっ! 僕のカッコいい所、
たくさん見せてあげますからね!▼
- [デジェル]
- ええっ! 私の心…
しっかりと射とめてみせてね?▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2017-02-16 (木) 00:05:29