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アズールの支援会話†
マイユニット(男性・僕)(親子)†
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マイユニット(男性・僕)†
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マイユニット(男性・俺)†
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マイユニット(女性・私)†
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マイユニット(女性・あたし)†
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クロム(親子)†
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フレデリク(親子)†
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ヴェイク(親子)†
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ソール(親子)†
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カラム(親子)†
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ルキナ†
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ウード†
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ブレディ†
支援C†
- [アズール]
- あーあ。
今日も上手くいかなかったな…▼
いつになったら世の女性は
僕の魅力に気付いてくれるんだろ…▼
あれ? あそこでしゃがみ込んでるのって、
ブレディ…?▼
- [ブレディ]
- くっ…よく頑張ったな。
お前…よくやったぞ。▼
- [アズール]
- おーい、ブレディ、
どうしたのー?▼
- [ブレディ]
- うお、わっ! ア、アズールかよ!
お、驚かせんじゃねぇ!▼
- [アズール]
- ブレディ…なんで泣いてるの?▼
- [ブレディ]
- な、泣いてなんかいねーよ!▼
- [アズール]
- でも…顔が涙でグシャグシャだよ?▼
- [ブレディ]
- るせーなっ! お前こそこんなところで
何やってんだよ!?▼
- [アズール]
- そんな事言われても…
たまたま通りかかっただけだよ。▼
…で、君は何で泣いていたんだい?▼
- [ブレディ]
- それは…▼
- [アズール]
- …教えなよ。
さもないと…▼
みんなにブレディが
泣いてたってバラすよ?▼
- [ブレディ]
- チッ! てめぇ…
俺をからかってんだろ?▼
こんな場所で小さな花が咲いてるのを
見てたら、急に涙が出てきただけだよ。▼
- [アズール]
- ぶふっ…!!
何だよそれ…!!▼
君…顔に似合わず
涙もろいんだね…!▼
- [ブレディ]
- う、うるせぇ!
…周りの連中には絶対に秘密にしろよ!▼
- [アズール]
- うん…ただし、もう一つ僕の言う事を
聞いてもらうけどね。▼
- [ブレディ]
- くっ…おいっ! 約束が違うぞ!▼
- [アズール]
- ごめんね? でもまぁ、
大したことじゃないから安心しなよ。▼
今度ちょっと僕が出かけるのに付き合って
もらうだけだから。▼
また声をかけるよ。
じゃあね~。▼
(アズール退場)
- [ブレディ]
- ちっ…厄介な奴に見られたな。▼
支援B†
- [ブレディ]
- 嫌だっ! 絶っっっ対に嫌だ!▼
- [アズール]
- そんな事言わないでさ~。
付き合ってくれよ~。▼
だって街に繰り出した時、
僕の傍にいてくれるだけでいいんだよ?▼
とっても簡単な話じゃない?▼
- [ブレディ]
- つーか、それナンパだろうが!!▼
なんで俺がお前のそんな道楽に
付き合わなくちゃならないんだよ!▼
- [アズール]
- 酷い言い方だな~。▼
ただ女の子たちと
仲良くお茶をするだけだって。▼
- [ブレディ]
- 絶対に嫌だ! 他の奴を誘え!▼
- [アズール]
- あれ~? ブレディ~?
いいのかな~?▼
この間、鼻水垂らして泣いてた話を
みんなにバラされても~?▼
- [ブレディ]
- ぐっ…! お、お前、卑怯だぞ!
しかも鼻水は垂らしてねぇ!▼
- [アズール]
- はいはい、どっちでもいいって。
今回一回きりだからさ、頼むよ。ね?▼
- [ブレディ]
- 仕方ねぇな…一回だけだぞ?▼
しかしお前、
なんで俺なんかに来て欲しいんだ?▼
俺みたいな奴を連れていっても、その…
ナンパなんか、盛り上がらねぇだろうが?▼
- [アズール]
- んっふっふー。
ブレディ、君はわかってないなー。▼
君のような奴だからこそ、
連れていく価値があるんだよ?▼
- [ブレディ]
- はぁ…?▼
- [アズール]
- 君はいつものように無愛想に
突っ立っていてくれれば、それでいい。▼
あとは僕が女の子たちと仲良く
おしゃべりをし続けるだけさ!▼
- [ブレディ]
- お、お前…
俺を引き立て役に使うつもりか?▼
- [アズール]
- ご名答! どうだい!?
別に難しい話じゃないだろう?▼
- [ブレディ]
- なにが『ご名答』だ!
お前、俺のことバカにしてんだろ!?▼
- [アズール]
- 何をおっしゃる?
君は何にもしなくていいんだよ?▼
それともなに?
君も女の子たちと仲良くお話したい…と?▼
- [ブレディ]
- そ、そんなわけあるかっ!
わかった! それでいい!▼
だが、一回だけだぞ!?
金輪際、二度と付き合わんぞ!?▼
- [アズール]
- わかってるって~!
ありがとう、ブレディ!!▼
じゃあ今度、一緒に行こうね!▼
- [ブレディ]
- くっ…屈辱的だ!▼
支援A†
- [アズール]
- ひっく…ひっく…!
ううっ…こ、こんなことって…!▼
- [ブレディ]
- おい、アズール、
もう泣き止め、なっ?▼
- [アズール]
- ちくしょう、ちくしょう~。
君に僕の気持ちがわかるか~!▼
- [ブレディ]
- あんまり泣いてると仲間の奴らに
言いつけるぞ?▼
くくく…お返しだ!▼
- [アズール]
- そんなことは構うもんかーっ!▼
せっかく今回は途中まで
うまくお話していたのに!▼
ブレディのせいだっ!
君のせいなんだ!▼
- [ブレディ]
- あれはお前が調子に乗って、
俺を話題の的にしたのが悪いんだろ!▼
しかもあの女たちの前で、
俺が涙もろい事をバラしやがって!▼
文句を言いたいのは
こっちだろーがっ!▼
- [アズール]
- ふ、ふふふ……▼
あははははは!▼
- [ブレディ]
- うおっ! こいつ壊れやがった…▼
- [アズール]
- そうなんだよねぇ…
あの事を話した途端、▼
僕と仲良くお話してた女の子たちが、
みんな君に興味持ち出しちゃってさ…!▼
あれ…おかしいな…?
そこって別に食いつくとこじゃないよね?▼
なんでそこで君がモテ始めるかな…?▼
- [ブレディ]
- そんなの知るか!
俺が訊きたいくらいだ!▼
でもあの女共…▼
見た目とのギャップがいいとか言ってたな。▼
今どき、そんな小さな事に感動を
感じられる所が優しくて男らしいって…▼
- [アズール]
- そ、そんな…そんなバカな!
そんなことが売りになるだなんて…!▼
- [ブレディ]
- 俺も、んな事を言われたのは、
初めてだったがな…▼
涙もろいなんてのはよ、
男として恥だと思ってたしな…▼
- [アズール]
- 君…さっきまで泣いてた僕に
涙もろいのは恥だとか、よく言えたね…▼
恥ずかしいのは僕のほうだって
言いたいんでしょ?▼
ふん…どうせ僕は恥ずかしい人間ですよ!
笑いたければ笑えばいいさ!▼
- [ブレディ]
- 誰もんな事言ってねぇだろうが!▼
お前どんだけ被害妄想激しいんだ!
ちょっと自分がモテなかったぐらいでなぁ…!▼
- [アズール]
- それがどれだけ屈辱的なことか
君にはわからないよ…!▼
特に、今日女の子たちにちやほやされて
ニヤニヤしてた君にはね!!▼
良かったねぇ~ブレディ君。
モテて良かったね~。▼
- [ブレディ]
- 急にお前が俺の秘密をばらした時は
正直殴り飛ばそうかと思ったくらいだが、▼
おかげで、涙もろいのが必ずしも
恥じゃないってわかったのは良かったぜ。▼
アズール、お前のおかげで長年の悩みが
少し解消された気がするぞ。▼
- [アズール]
- ふーん…女の子にモテた上に、
悩みまで解消されたってわけだねー。▼
もっと僕に感謝してくれてもいいんだよ?▼
- [ブレディ]
- あぁ、感謝してるよ。
二度とナンパに付き合うのはごめんだがな。▼
- [アズール]
- それはこっちの台詞だよ!
二度と君なんか連れてくか!!▼
- [ブレディ]
- ははは!▼
案外俺たち
息が合ってるんじゃないか!?▼
- [アズール]
- 合ってない!
全然合ってない!▼
そんないい笑顔で言われても、
僕はごまかされないよ!!?▼
- [ブレディ]
- 腐るな、腐るな。あはははっ!▼
デジェル†
支援C†
- [デジェル]
- はっ! せいっ!
…うりゃああーっ!!▼
- [アズール]
- やあ、デジェル。今日も稽古?
相変わらず、調子が良さそうだねー。▼
- [デジェル]
- はぁ…はぁ…アズール…▼
- [アズール]
- …というわけで、僕と一緒に遊ばない?
稽古の合間の小休止も含めてさ!▼
- [デジェル]
- どういわけよ? バカらしい…▼
- [アズール]
- あ~、そんな事言わないでさ~。
あ、そうだ! 一緒にお茶でもどう?▼
甘いものを食べれば、
稽古で疲れた身体もすぐに回復するよ?▼
- [デジェル]
- …もう、しつこい!▼
なんで、あんたなんかと
お茶しなきゃいけないのよ!▼
私は稽古で忙しいの。
遊びたいなら、一人で遊んでなさい!▼
- [アズール]
- デ、デジェル…冷たいなあ。▼
熱心に稽古するのはいいけど、
それじゃ息がつまっちゃうよ~?▼
たまには息抜きしなくちゃ。
僕と遊んで気分転換しようよ。▼
- [デジェル]
- 結構よ。アズールと遊んだら、
かえって精神的に疲れそうだもの。▼
一人で稽古してる方がはるかにマシよ。▼
- [アズール]
- そんな事言わずに、物は試しでさ。
ね、お願いだよー。▼
- [デジェル]
- 頼まれても無理! さ、どっか行って!▼
- [アズール]
- はぁ…ダメか…しょうがない。
今日のところは引きかえすよ。▼
でも、僕、諦めないからね!?
またね、デジェル~!▼
- [デジェル]
- し、しつこいやつ…▼
支援B†
- [アズール]
- やあ、デジェル。
また遊びに来たよ~!▼
- [デジェル]
- はぁ…あんたも懲りないわね。
私があんたと遊ぶわけないでしょ?▼
私は稽古で忙しいの!▼
- [アズール]
- ははは、諦めないのが僕の長所だからー。▼
- [デジェル]
- それは長所じゃなくて、短所だわ!▼
- [アズール]
- またまた~そんな冗談ばっかり言って!▼
- [デジェル]
- 冗談じゃないわよ!▼
- [アズール]
- でも諦めずに誘い続ければ、いつか君も
根負けしてくれるかもしれないでしょ?▼
- [デジェル]
- はぁ…、あんたって奴は…▼
- [アズール]
- あれ、デジェル。なんだか疲れてる?▼
- [デジェル]
- …あんたのせいでしょうが。▼
でも…それなら、こうするわよ。▼
私の出す条件をクリアできたら
一緒に遊んであげる。▼
- [アズール]
- おっ、やったね! 一段階突破かな?
…で、条件ってなに?▼
- [デジェル]
- 勝負よ、勝負!▼
武器はそうね…なんでもいいわ。▼
私から一本取れたら合格ってこと、
わかりやすくていいでしょう?▼
- [アズール]
- うっ…それは、結構厳しいな…!
デジェルは男顔負けに強いし…▼
- [デジェル]
- そう? 無理だと思うんだったら
止めてもいいのよ?▼
- [アズール]
- そ、そんな! 諦める訳ないよ!▼
僕の長所だって、
言ったばかりじゃないか!▼
ただその…ちょっと大変そうだな、
と思っただけだよ。▼
でも武器は何でもいいんだろう?▼
なら僕が最初に手にした武器…
剣で…いいかな?▼
- [デジェル]
- ええ、構わないわ。
負ける気はしないもの。▼
- [アズール]
- う、うぐ…なんという自信。▼
そ、そんな事を言って、
僕の剣の冴えを見て驚くんじゃないぞ?▼
- [デジェル]
- 剣の冴えか…それは楽しみね。
なら後日、勝負といきましょう。▼
ふふふっ…腕がなるわ。▼
アズールをボコボコにしてやれる、
いい機会だもの…ふふふ、あははははっ!▼
- [アズール]
- ひ、ひぃいいっ! な、なんかデジェル、
性格が変わってるんですけどー!▼
ま、まぁでも…
楽しそうで、良かったよ…▼
支援A†
- [アズール]
- たのもー! たのもー!
デジェル、また挑戦しに来たよ~!▼
今日こそは、
一本取ってみせるからねぇ!▼
- [デジェル]
- アズール…また来たの…?
もう何度目よ…?▼
- [アズール]
- うーん…正直、よく覚えてない。
だいたい十回くらいー?▼
- [デジェル]
- 三十回は越えてるわよ…
そこから先は面倒で数えてないけど…▼
しかしこれだけ負けても諦めないなんて、
ある意味凄いと思うわ…▼
- [アズール]
- いや~、それほどでも~。▼
- [デジェル]
- 褒めてないわよ!▼
というかアズールさぁ…
何があんたの事をそこまで突き動かすの?▼
あんたの力の源が何なのか、
私には不思議でならないわ。▼
- [アズール]
- それはもちろん、
デジェルと一緒に遊びたいからだよ。▼
一緒に遊んで、デジェルを
楽しい気分にしてあげたいの。▼
デジェルが笑ってくれたら
僕はとっても嬉しいんだー。▼
- [デジェル]
- そ、それだけ…?▼
- [アズール]
- そうだけど。他に理由なんかないし。
最初から言ってるじゃないか。▼
- [デジェル]
- ホントに他に何もないの?
剣で負けて悔しいとかさぁ!▼
でないとこれだけ粘るのに
説明がつかないわ。▼
- [アズール]
- そんな事言われてもな…▼
僕にとっては君と遊べるだけで、
何度も挑戦する価値はあるし。▼
それに、手合わせしてる時の君は
すごく楽しそうだから、▼
例え遊びに行けなくても、
これはこれでいいかなーって。▼
- [デジェル]
- はぁ…そう。わかった、もういいわ。▼
- [アズール]
- うん、おしゃべりはここまでにして
そろそろ挑ませてもらうよ。▼
…早く構えて!▼
- [デジェル]
- はいはい、いいわよ…
さあ、かかって来なさい!▼
支援S†
- [デジェル]
- ………▼
- [アズール]
- あれ、どうしたの? デジェル。
元気なさそうな顔しちゃって。▼
- [デジェル]
- あ、アズール…
うん、ちょっと考え事をしてて…▼
- [アズール]
- 大丈夫? 体調でも悪いの?
今日の挑戦は止めといた方がいいかな?▼
- [デジェル]
- いや、いいわ…というか、
私への挑戦自体、もうしなくていいから…▼
もう…一本取られちゃったし。▼
- [アズール]
- あれ? そうだったっけ?▼
- [デジェル]
- 一本は…私の身体にじゃなくて、
心に来たのよ…▼
- [アズール]
- …心?▼
- [デジェル]
- えぇ、何度もめげずに挑んでくるアズールに
私の心がやられちゃったわけ…▼
だから、私の負け…▼
…あなたの誘いを受けるわ。▼
一緒にどこかに遊びに行きましょう。▼
- [アズール]
- ほんとに!?ありがとう!
いやー、諦めないで良かったよ。▼
僕と遊びに行くからには、
絶対楽しい気分にさせてあげるからねー。▼
- [デジェル]
- …本当、あんたには負けたわよ。▼
浮気性だから、そのうちいなくなるって
思っていたのに、いくら断っても▼
私のところへ来るんだもの。▼
- [アズール]
- それじゃあさ、遊ぶついでに
もうひとつお願いしてもいいかな~。▼
- [デジェル]
- 何よ? いいわよ、言ってみなさい。▼
- [アズール]
- デジェルと一緒に遊ぶのはさ、
一回だけじゃ嫌なんだよね~。▼
- [デジェル]
- …え?▼
- [アズール]
- これからずっと、どんな時も
デジェルを楽しい気分にさせてあげたい。▼
一生僕の傍で
笑ってて欲しいな~って。▼
- [デジェル]
- い、一生…!?▼
- [アズール]
- うん、そうだよー。
デジェル、僕と付き合ってくれない?▼
- [デジェル]
- あ、あんたそんな事を考えていたわけ?▼
- [アズール]
- そりゃそうだよ。
嫌いな子の所に毎日来たりしないだろ?▼
- [デジェル]
- で、でも…なんで私なんか?▼
- [アズール]
- んー、特に理由は無いよ。▼
強いて言えば、君の笑顔に
やられちゃったって感じかな?▼
何度も手合わせをして、
楽しそうな君をたくさん見てるうちに…▼
自然と好きになってたんだ。▼
一緒にいるのもすごく楽しかったしー。▼
- [デジェル]
- そ、それは私も…お、同じだったわ。▼
- [アズール]
- え? ほんとに?▼
- [デジェル]
- うん、アズールの気持ち…
受け入れるわ。▼
私もあんたと一緒にいると
楽しかったからね。▼
これからも仲良くしたいわ…!▼
断ったところで、
また何度もせまられちゃいそうだしね。▼
- [アズール]
- あはは、さすが僕のこと
よくわかってるねー。▼
ありがとう、デジェル。▼
君のことは一生、
僕が守ってみせるよ。▼
- [デジェル]
- 生意気言ってんじゃないの!
一度も私から一本取れてないくせに!▼
私こそあんたを守ってあげるんだからね!▼
シンシア†
支援C†
- [アズール]
- はぁ…▼
- [シンシア]
- あれあれ? アズール、元気ないね。
どうしたの?▼
もしかして、また女の子に声かけて失敗して、
怒られでもした?▼
- [アズール]
- うん、そうだよ~。
僕は今とっても落ち込んでるんだ…▼
あんなに怒られて恥ずかしい…
もう僕の心は傷だらけだよ…▼
だから、しばらく
そっとしておいてくれないかな…▼
- [シンシア]
- ふーん。アズールって、相変わらず
求めている割にはナンパが下手くそなんだね。▼
- [アズール]
- えっ…
下手くそなんてひどいなぁー。▼
でも、次こそは
上手くやってみせるよ。▼
- [シンシア]
- うん、その意気だよ!▼
落ち込んでるのなんて、
アズールには似合わないもん!▼
がんばってね、アズール!▼
- [アズール]
- ありがとー。
諦めずに声をかけ続けていれば、▼
いつか僕の良さが、
わかるはずだよね。▼
だからモテモテになれるまで、
諦めずにがんばるぞー!▼
- [シンシア]
- うんうん、頑張ってね!▼
ん? でも…
アズールの良さ、ねぇ。▼
…アズールの良いところって
なにかあったっけ…?▼
- [アズール]
- ? シンシア、なにか言った?▼
- [シンシア]
- いやいや~、なんでもないよ!
それより元気になったみたいで良かった!▼
うんうん。
アズールは元気なのが一番だよ!!▼
支援B†
- [アズール]
- はぁあ…また失敗した…▼
女の子をお茶に誘ったのに、
怒られたあげく、断られちゃった…▼
- [シンシア]
- よいしょ、よいしょ…っと。
結構、大荷物になっちゃったなあ。▼
…あれ、アズールじゃない。
調子はどう? ナンパは上手くいった?▼
- [アズール]
- …シンシア。
僕の顔を見ればわかるだろう…?▼
- [シンシア]
- あらら…またダメだったんだね。
ま、しょうがないね。そんな日もあるよ。▼
…あれっ? そんな日ばっかり?▼
- [アズール]
- そ、そういうのを
余計な詮索って言うんだよ?▼
これ以上心を抉らないでおくれよ!▼
- [シンシア]
- あははっ!
ごめん、ごめん!▼
- [アズール]
- そ、それよりシンシアこそどうしたの?
両手で荷物なんか抱えて。▼
- [シンシア]
- ああ、これ? 前に立ち寄った街で、
女の子達からプレゼントにお菓子をもらったの。▼
- [アズール]
- お菓子…? プレゼント…?
そ、それも女の子から…?▼
- [シンシア]
- うん。
歩いてたらいっぱい集まってきてね。▼
『噂通りかっこいい』とか『がんばって!』
とか、みんなに応援されちゃった。▼
- [アズール]
- ぐっ…そんな事が…う、うらやましい!▼
- [シンシア]
- えへへ~。
ああいうのって悪い気しないよね?▼
- [アズール]
- そ…そう言えば、シンシアって
昔から同性に好かれてたよね…?▼
『ヒーローっぽいところが素敵!』
とかなんとか言われてたような気がしたけど。▼
- [シンシア]
- あ~うん、そうだね。なんでだろうね?
自分じゃよくわからないけど。▼
- [アズール]
- いいなあ…ほっといても向こうから、
好きになってくれるなんて…▼
まったく、僕とは大違いだよ…▼
- [シンシア]
- あらら…また落ち込んじゃった。▼
元気出してよ、アズール。
ほら、お菓子を分けてあげるからさ。▼
- [アズール]
- …あ、ありがとう。▼
なんだか余計に敗北感が増してきたけど、
いちおうお礼は言っておくよ…▼
- [シンシア]
- はいはい、そんなこと言わずにさ~。
これ食べて元気出しなよ~。▼
支援A†
- [シンシア]
- ふぅ…またいっぱい
お菓子をもらっちゃったなぁ。▼
これはさすがに一人では食べきれないよ…▼
- (アズール登場)
- [アズール]
- あ、シンシア…▼
- [シンシア]
- あっ、アズールじゃない。
これからまた、女の子に声をかけに行くの?▼
- [アズール]
- …いや、もう行ってきたところだよ。
今日も失敗だったけど。▼
それより、相変わらずの大荷物だね。
また女の子たちからもらったの?▼
- [シンシア]
- うん、そうだよ。
アズールもお菓子食べる?▼
- [アズール]
- いや、今日はいいよ。
そんな気分じゃないし。▼
それにしても…はぁ…
なんでシンシアばかりモテるんだ…?▼
僕だってそれなりの容姿と性格は、
持ち合わせていると思うんだけどなぁ…▼
- [シンシア]
- うーん…でもさぁ、アズール?
そんなにモテなくちゃいけないの?▼
- [アズール]
- えっ…?▼
- [シンシア]
- …今まではアズールに悪いと思って
言わなかったけど…▼
そんなにがんばってナンパする必要ある?▼
別に沢山の女の子たちに
好かれなくたっていいんじゃないの?▼
- [アズール]
- そ、それは…えと。▼
女の子たちと仲良くしたいって気持ちはさ、
…理屈じゃないんだよ。▼
なんていうか…
生まれついての本能?▼
- [シンシア]
- そ、そっか…▼
でもさ…
他の女の子はどうか知らないけど、▼
あたしはアズールの事、
結構気に入ってるよ。▼
昔からずっと
仲良くしてきた幼馴染だしさ。▼
いい人だってことも、
あたしは知ってるし。▼
…そういう人が少しでも
近くにいるだけじゃ、ダメなのかな?▼
- [アズール]
- シ、シンシア…▼
- [シンシア]
- アズールのことを認めてる仲間が
こうして側に何人もいるんだよ?▼
だから女の子に声をかけて失敗したからって、
落ち込むのは止めにしたら?▼
- [アズール]
- …そうだね…うん、ありがとう!
シンシアの言う通りだ。▼
落ち込むのはもう止めにして
元気を出すよ!▼
- [シンシア]
- お~! 良かった!
やっと元のアズールに戻ったね!▼
- [アズール]
- うん、シンシアのおかげだよー。
よーし、元気になってきた!▼
早速また女の子に
声をかけちゃうぞ!▼
- [シンシア]
- そうだ、そうだ! その意気だよ!▼
支援S†
- [アズール]
- …シンシア、ちょっといいかな?▼
- [シンシア]
- アズール…どうしたの?
神妙な顔で。▼
- [アズール]
- ああ。
ちょっと聞きたい事があってさ…▼
…シンシアはこの間、僕のことを
気に入っているって言ってくれたよね?▼
…あれは…その、あくまで幼馴染、
友達として、だよね?▼
- [シンシア]
- えっ…?▼
- [アズール]
- あの気に入ってるって言葉…
あれから何度も考え直してた。▼
そうしたらさ…なんだか他の子に
声をかける気なんてなくなってきちゃって。▼
それで…僕もやっと
自分の本心に気づいたんだ…▼
僕はシンシアの事が好きだ、って。▼
これは軽い気持ちじゃなく、
真剣な僕の…本心なんだ。▼
- [シンシア]
- …ア、アズール…▼
- [アズール]
- 今まで女の子に
声をかけてばかりだった僕が、▼
君にこんなことを言うなんて
都合がいいって事はわかってる。▼
でも、自分の気持ちに気づいてしまった。
だからもう言うしかないって思ったんだ…▼
シンシア…
返事を聞かせてくれないかな?▼
もし良ければ、これからの人生を
君と一緒に過ごしたい。▼
僕は、君と一緒に
幸せになりたいんだ。▼
- [シンシア]
- ………▼
- [アズール]
- …ははっ、ダメだよね?▼
あれだけ今日もナンパに失敗したとか
デリカシーも無く話をしていた男が、▼
こんな事言っても
説得力ないよね…▼
- [シンシア]
- …ううん、いいよ。▼
- [アズール]
- え、えええっ!?▼
- [シンシア]
- あたしだってアズールの事が
ずっと好きだったの。▼
あたし…あなたが元気無いのを
見るのが嫌だったから、▼
ずっと励ましてあげてたんだよ…▼
- [アズール]
- そ、そうだったの…!?▼
- [シンシア]
- 本当はずっと嫌だったんだよ?
女の子に声をかけようとするアズールが!▼
でも元気がないのはもっと嫌だったから、
だからあたし…▼
精一杯元気づけてあげようって…!▼
- [アズール]
- シ、シンシア…!
…ごめん!▼
僕は君のそんな気持ちを
踏みにじっていただなんて…!▼
でも嬉しいよ…! ありがとう!
シンシア!!▼
- [シンシア]
- じゃあアズール!
これからは、ずっと二人は一緒だね?▼
- [アズール]
- うん、そうだよ! シンシア!▼
- [シンシア]
- じゃあもう女の子に声をかけたりは、
しないよね!▼
- [アズール]
- うん、もちろん!▼
…さ?▼
- [シンシア]
- 『さ?』って、なんで疑問形なのよ?▼
- [アズール]
- あ…いや、つい本音が…!▼
- [シンシア]
- ほ、本音ってどういうことよっ!
もうっ! アズール!!▼
って…なんで逃げ腰なの!!?▼
- [アズール]
- あ…いや、
身の危険を感じたもので!!▼
- [シンシア]
- アズール~~~ッ!!
こらっ!! どこ行くのよっ!▼
- [アズール]
- ご、ごめんよ、シンシア~!
でも一番なのは君だからさ~~!!!▼
セレナ†
支援C†
- [アズール]
- やあ、セレナ。
相変わらず可愛いねー。▼
- [セレナ]
- ………▼
- [アズール]
- あら、返答なし…?
まあ、黙ってる顔も可愛いんだけどさ。▼
- [セレナ]
- …アズール。可愛い、可愛いって、
あんたバカじゃないの?▼
どうせ出会う女全員に
そう言ってるんでしょ?▼
- [アズール]
- あ、やっと喋ってくれたー。▼
ついでに笑ってくれると、
もっと嬉しいんだけどなー。▼
- [セレナ]
- とぼけないで!▼
あたしはそんな事言われて
喜ぶような軽い女じゃないんだから!▼
- [アズール]
- まぁまぁ。怒らないでよ、セレナ。▼
女の子に可愛いっていうのは、
挨拶みたいなもんでしょ?▼
- [セレナ]
- そんなアズールだけに
都合のいい風習なんて、▼
世界のどこ探しても存在しないわ!▼
悪いけど、今あんたに付き合ってる
ヒマはないの!▼
じゃあね!▼
- [アズール]
- あ、待ってよ、セレナ!▼
- (セレナ退場)
- [アズール]
- …ああ、行っちゃった…▼
…はぁ。セレナはいつも
怒ってるなぁ…▼
支援B†
- [アズール]
- やあ、セレナ。
今日も可愛いね!▼
- [セレナ]
- アズール…あんたも懲りないわね。▼
- [アズール]
- 何を言っているんだい?
僕は常に真実…本心しか語らないのに。▼
- [セレナ]
- まったく…
その都合良くしか考えられない▼
楽観的な所は
ある意味すごいと思うわ。▼
褒めてあげる。▼
- [アズール]
- やったー。よくわかんないけど、
セレナに褒められたー!▼
- [セレナ]
- まったく、
なんであたしのことを…その、▼
可愛いだなんて言って、
言い寄って来るのよ?▼
- [アズール]
- 本当に可愛いと思ってるからに
決まってるじゃないか。▼
- [セレナ]
- えっ…な、なに言ってるのよ!?▼
わざわざ好き好んで、
あたしみたいなひねくれ者を▼
可愛いって思う奴が
いるわけないでしょ!?▼
- [アズール]
- そんなことないよ。▼
そのツーンとおすましした所が
心憎いっていうかさ、▼
乗り越える壁が高い方が、
仲良くなった時の喜びが大きいだろう?▼
- [セレナ]
- な、なによ、それ? あたしで
遊んでいるみたいで気分悪いわね…!▼
- [アズール]
- いやいや、
それは誤解だよ、セレナ。▼
女の子に声をかける時、
僕は常に本気さ。▼
…遊びだなんて思ったことは
一度もないよ!▼
- [セレナ]
- あんたにとっての本気は
一般的には遊びって言うのよ!▼
- [アズール]
- ええっ? し、知らなかった…!▼
- [セレナ]
- もう、この際どっちでもいいからさぁ!
あんた、どっかに行ってくれない?▼
- [アズール]
- 嫌だね!▼
- [セレナ]
- うわっ、そ、そんなハッキリ?▼
- [アズール]
- 僕は君の心を開かせて、
本当の…素直なセレナが見たいんだ。▼
セレナはいつも怒ってるけど、
本当は素直で真っ直ぐな子だって知ってる。▼
だから、もっと笑ってくれたら
嬉しいなーと思うんだ。▼
そんなに可愛い顔してるのに、
怒ったままじゃもったいないよ。▼
- [セレナ]
- そ、そそ、そんな事を
あんたに言われても全然響かないわよ!▼
可愛い、可愛いって
バカなんじゃないの!▼
もういいわっ! 消えなさい!▼
- (セレナ退場)
- [アズール]
- って…去っていったのは
セレナの方じゃないか~!▼
おーい、待ってよ~!▼
支援A†
- [アズール]
- お待たせ、セレナ。▼
今日はちょっと色々あって
遅れちゃった!▼
- [セレナ]
- アズール…
べ、別に待ってなんかいないわよ…▼
- [アズール]
- あははっ、またまた~!
待ちわびてたくせに~!▼
- [セレナ]
- ふん、勝手に都合のいいように
考えないでよね!▼
…でも、確かに今日はいつもより
遅かったじゃない?▼
いっつも遅れることなく同じ時間に
遊びに来るくせに…▼
- [アズール]
- いや~、実は君に
プレゼントを用意してきたんだよ。▼
- [セレナ]
- えっ…プレゼント?
あたしに?▼
- [アズール]
- うん!▼
どうも君は僕が『可愛い』と言っている事を
信じてくれないみたいだからね。▼
はい、とりあえずこれを受け取って。
セレナに似合いそうな腕輪だよ。▼
- [セレナ]
- え…こ、これを
あたしのために?▼
- [アズール]
- うん、君のために選んだものだからね。
セレナ、着けてみてよ。▼
- [セレナ]
- と、とりあえず
着けてみるだけだからね?▼
…ほ、ほら、着けたわよ?▼
- [アズール]
- ばっちりだよ、セレナ。
とっても似合ってる。▼
君の可愛さが
さらに増したみたいだよ。▼
うんうん、やっぱり
僕の見る目は正しかったみたいだね!▼
- [セレナ]
- そ、そんなお世辞を言っても
信じないわよ!▼
こ、これっ! …返す!▼
- [アズール]
- ええっ?
せっかく似合ってたのに?▼
- [セレナ]
- …こんな物をもらっても迷惑だもの!▼
- [アズール]
- そ、そんなぁ…!▼
- [セレナ]
- で、でもあんたがあたしを
可愛いって思ってくれてるのが▼
ホントだっていうのだけは
認めてあげるわっ!▼
…ありがと!▼
じゃあね!▼
- (セレナ退場)
- [アズール]
- ああ、セレナ…行っちゃった。▼
ふふっ、でも最後にちょっとだけ
笑ってくれたね…▼
良かった…!▼
支援S†
- [セレナ]
- あの、アズール…
ちょっと時間ある?▼
- [アズール]
- あっ、セレナ。▼
珍しいね…
そっちから声かけてくれるなんて。▼
- [セレナ]
- う、うるさいわね。▼
- [アズール]
- ごめんごめん。▼
それで…何か用?▼
- [セレナ]
- …前に、アズールが
あたしに言ってたことなんだけどさ…▼
アズール、素直なあたしが見たいとか
言ってたでしょ?▼
- [アズール]
- うん。それが僕の最終目標。
それは今でも変わらないつもりだよ?▼
- [セレナ]
- ………▼
あの言葉…最初はまたあんたがバカな
ことばかり言ってるって思ってたけど…▼
あの時の腕輪…あれ、
やっぱりもらってあげてもいいわよ…▼
- [アズール]
- …えっ?▼
- [セレナ]
- あんたがまだ他の女の子に
渡していなかったらだけどね!▼
まだ持ってるなら、
さっさと取りに行ってきなさいよ!▼
- [アズール]
- …というか、今持ってるよ!▼
いつでもまた君にあげられるように、
ずっと持ってたんだ!▼
- [セレナ]
- ええっ!? そ、そうなの…?▼
- [アズール]
- うん…? なんだかよくわからないけど
渡せばいいの?▼
- [セレナ]
- ただしっ!
ただのプレゼントじゃ嫌!▼
- [アズール]
- へっ…?▼
- [セレナ]
- それは…
あ、あたしとあんたの…▼
…け、結婚を約束する
腕輪にしなさい!▼
- [アズール]
- あっ…なんだ、そんなことか!
うん、もちろんだよ!▼
- [セレナ]
- ええっ…!!?▼
- [アズール]
- そんな簡単なことだったの?▼
なんか怒られるのかと思って、
僕ドキドキしちゃったよ。▼
じゃあ、はいっ。▼
これで君と僕は
もう一生離れられないね!▼
- [セレナ]
- ちょ…ちょっと待ちなさいよ!▼
ふつうは『いきなりそれは重い!』とか▼
『そんなつもりじゃない!』とか
あるでしょ?▼
なんでそんなに簡単に
了承してるのよ?▼
- [アズール]
- だって僕は本当に素直な
君が見たかったって言ってたじゃない?▼
それがようやく見られたんだから、
拒む理由なんて何にもないよ。▼
- [セレナ]
- はぁ…なんかあれだけ悩んでいた
自分がバカらしくなってきたわ…▼
- [アズール]
- ふふっ…ありがとう、セレナ。
僕の気持ちをようやく受け入れてくれて。▼
- [セレナ]
- な、なんかムカつくわね…▼
アズールにそういう事を言われて
嬉しくなる自分が…▼
- [アズール]
- またおすましモードのセレナに
逆戻り?▼
まぁそれでもいいよ。
僕はそんな君も大好きなんだからね。▼
- [セレナ]
- もー! うるさいうるさい!▼
これから一生あんたはあたしの
こんな態度に付き合ってくのよ!?▼
いい、わかってるわね!?▼
- [アズール]
- はいはい、お姫様、
おおせのままに!▼
ジェローム†
支援C†
- [アズール]
- やあ、ジェローム。どうだい、調子は?
元気にやってる?▼
- [ジェローム]
- ………▼
- [アズール]
- まさかの無視…!?▼
もう! 君、返事ぐらいしなよ。
ちゃんと聞こえてるのか、わからないだろ?▼
- [ジェローム]
- ………▼
- [アズール]
- …ったく。ただでさえ君は
仮面を着けてて、▼
何を考えているのか
わからないんだからさぁ。▼
最低限の反応くらい
して欲しいもんだよ…▼
- [ジェローム]
- …関係ない。▼
- [アズール]
- な、なに…?▼
- [ジェローム]
- お前には関係ないと言っている。▼
それにお前みたいなチャラチャラした奴と
口をきくのはごめんだ。▼
- [アズール]
- えぇー…なんかよくわかんないけど、
すっごい嫌われてる?▼
あのさ…僕、君に何かした?▼
もしかして、君のミネルヴァのしっぽを
間違って踏んじゃったの怒ってる?▼
それとも君の天幕の前で
うっかり飲み物をこぼしたことかな?▼
あっ! わかった!
みんなの前で、ジェロームは将来▼
髪が薄くなりそうだねって
言ったこと怒ってるんだ?▼
- [ジェローム]
- ………▼
- [アズール]
- …違うの?
うーん、ほかに心当たりは…▼
- [ジェローム]
- はぁ…心底くだらんな…
…お前には付き合ってられん。もう行く。▼
- [アズール]
- お、おいおい、待ってくれよ!▼
なんなんだよ、その言い草はさー!▼
って、言っちゃった…▼
もー、相変わらず
協調性ないなぁ。▼
人がせっかく、
仲良くしようとしてるのにさ!▼
支援B†
- [アズール]
- おーい、ジェロームー!▼
- [ジェローム]
- ………▼
- [アズール]
- 君に話があるんだけどさぁ!▼
- [ジェローム]
- 私にはない。▼
- [アズール]
- 君になくても僕にはあるんだって!▼
…ジェロームさぁ。
君ちょっと協調性がなさすぎない?▼
- [ジェローム]
- ああ、他人と馴れ合う気はない。
特に……・お前とはな。▼
- [アズール]
- えぇ〜…特にって…
そんなに僕のこと嫌いなの?▼
いや、この際それは置いといても…▼
馴れ合いたいとかじゃなくてさ、
せっかく仲間なんだから…その…▼
- [ジェローム]
- 仲間…? ふだんは軽率なお前が、
戦時の協調性や連携でも語るつもりか?▼
ふん、バカバカしい。
戦いであろうと関係ない。▼
私は一人でも戦っていける。
- [アズール]
- …うぅ〜〜! もう! ジェローム!!
ちょっと僕に付いてこいよ!!▼
- [ジェローム]
- お、お前! 何をするんだ!?
引っ張るな!▼
- [アズール]
- 今から僕に付き合うんだよ!
断ったって無駄だからね?▼
- [ジェローム]
- ど、どこに行くつもりだ!?▼
- [アズール]
- ナ・ン・パ! ナンパだよ!▼
- [ジェローム]
- な、なななっ!▼
- [アズール]
- 僕がナンパを通じて、
人との協調性を学ばせてあげるよ!▼
いいから付き合って!!▼
- [ジェローム]
- ば、バカか貴様! 私がそんな下らん事に
付き合うわけないだろう!?▼
- [アズール]
- ふーーーん…▼
僕にできる事を
君ができなくてもいいの?▼
ふだんはこんなに
僕をバカにしてる君が?▼
- [ジェローム]
- ぐっ…そ、それは!▼
- [アズール]
- そんなに気負わなくても大丈夫だよ。
こんな感じに言えばいいだけだからさ!▼
…ねぇねぇ〜、そこの君ぃ〜?
僕達と一緒に〜、お茶でもしない〜?▼
どうだい? 簡単だろう?▼
- [ジェローム]
- 簡単とかそういう問題じゃない!
しかも僕達って…私を含めるな!▼
- [アズール]
- いいからいいから! ほら、行くよ!▼
- [ジェローム]
- こ、コラッ! 止めろ! 引っ張るな!
服が伸びる!▼
- [アズール]
- ほらほら、抵抗しても無駄だよ!▼
- [ジェローム]
- ぐ、ぐああああっ! やめろ〜!
は、は、放せええええっ!!!!▼
支援A†
- [アズール]
- …なんで…なんでなの?▼
- [ジェローム]
- ………▼
- [アズール]
- ミステリアスなとこが素敵?
仮面がカッコいい?▼
…は!?
なんだそれ!?▼
- [ジェローム]
- ………▼
- [アズール]
- ねぇ、ジェローム?▼
- [ジェローム]
- …なんだ、ナンパ男。▼
- [アズール]
- …仮面がズレてるよ?▼
- [ジェローム]
- くっ…あの女たちに仮面をベタベタと
触られまくったからな…▼
- [アズール]
- 服がしわくちゃだよ…?▼
- [ジェローム]
- 帰り際、あの女たちが掴んで
離さなかったからな…▼
- [アズール]
- なんだよそれーー!!?
ったく! なんなんだよ、あれは!▼
本当は僕がナンパのイロハを
教えてあげるはずだったのに!▼
なんで君の方がモテるんだよ!
それも一回だけじゃない!▼
もう何回も連れ出してるのに、
いつも同じ結果ってどういう事だよ!?▼
- [ジェローム]
- 私が訊きたいくらいだ…
まったく…意味がわからん。▼
しかし女というのは厄介な生き物だな…
解放されて清々する…▼
- [アズール]
- …くーっ! なんだよその言い草!
上から目線! 勝者の嫌味!?▼
- [ジェローム]
- そういうつもりじゃない…▼
- [アズール]
- モテて何よりだね、ジェローム。
さぞかし気分がいいだろう?▼
- [ジェローム]
- いいわけがあるか。
あんなうるさい場所は二度とごめんだ…▼
- [アズール]
- くっ…これが
モテる男の余裕ってやつか…!▼
くぅっ…! こんな悔しい想いを
するなら、連れ出すんじゃなかった!▼
- [ジェローム]
- …そうか。そうしてくれると、
私も助か…?
- [アズール]
- …………ぐすっ。▼
- [ジェローム]
- おい…▼
- [アズール]
- …ううっ、ううっ。▼
- [ジェローム]
- …泣いてるのか?▼
- [アズール]
- うるさい! どうせジェロームには
この悔しさはわかんないよ!▼
く、くそっ…ちくしょお…!▼
- [ジェローム]
- あ…その…泣くな、アズール。▼
お前の気持ちはわかったから、
もう泣きやめ。▼
お前のおかげで、
ええと、なんだったか…▼
そう、協調性とやらを
学べた気がするしな。▼
- [アズール]
- ううっ、ひっく…ジェローム…▼
- [ジェローム]
- 一応、礼を言っておくぞ?▼
- [アズール]
- えっ…▼
そ、そうかい…そうか、そうか!
そうだ…わかればいいんだよ!▼
よーし! 今度、女の子に声かける時は
ぜったい負けないからね!▼
ジェロームも覚悟しておくんだよ!?▼
- [ジェローム]
- ま、また行くのか…?▼
- [アズール]
- もっちろん! 次も二人でナンパだよ!▼
- [ジェローム]
- そ、そうか…▼
それにしても…
世話のかかる奴だな…▼
- [アズール]
- ん? 何か言った?▼
- [ジェローム]
- いや、何も…▼
……まぁ、こいつが
元気になるなら、それでもいいか…▼
マーク女†
支援C†
- [アズール]
- やあ、マーク。今、時間はある?▼
- [マーク]
- あっ、アズールさん!
はい! ありますよ?▼
- [アズール]
- よかったら一緒にお茶でもしない?▼
- [マーク]
- えっ!? うーんと、
どうしましょうかね~。▼
- [アズール]
- ちょっとだけでいいからさ~。▼
ほら、おしゃべりしてるうちに、色々と脳が
刺激されて記憶も戻るかもしれないし…▼
- [マーク]
- なるほどっ!
それはそうかもしれませんね!▼
じゃあもっとたくさんの人を誘って、
みんなでお話した方がいいんじゃないですか?▼
- [アズール]
- あ…うん、そうかもね…▼
でもみんな忙しいだろうし、今日は
二人でお話するのはどうかな?▼
- [マーク]
- でもみんなさっき食事を終えたばかりですし、
暇そうにしてる人もいましたよ?▼
- [アズール]
- …くっ、その手には乗らなかったか。▼
- [マーク]
- あっ…! もしかしてアズールさん、
今のってナンパじゃないんですかぁ~!?▼
- [アズール]
- あ、いやいや、そんなバカな!▼
そんな浮ついた行為を
するわけないじゃないか!▼
…じ、じゃあまた今度誘う事にするよ~。▼
- [マーク]
- あらぁ~? もう手を引いちゃうんですか?
ずいぶん諦めがいいんですね~!▼
- [アズール]
- まぁ、引き際がいいのもいい男の条件さ。▼
- [マーク]
- 確かに、落ち込まないことは
いいことですよね!▼
- [アズール]
- 一度の失敗でしょげているようじゃ、▼
女の子に好かれることなんて
できないからね。▼
- [マーク]
- ふむふむ、その割り切りの良さ、
なんだか感心しちゃいます!▼
やってる事は微妙ですけど、
その姿勢には無視できないものがあります!▼
- [アズール]
- ははは…その応援自体が微妙な感じだけど、
まぁ、がんばるよ。▼
じゃ、またね! マーク!▼
支援B†
- [マーク]
- ねぇねぇ、アズールさん。▼
- [アズール]
- あぁ…なんだ、マークか。▼
- [マーク]
- どうしたんですか、
落ち込んでますけど。▼
…あ! 分かりました。いつも通り
ナンパが上手くいってないんですね!▼
- [アズール]
- いつも通りは余計だよ!▼
でも、うん…実はそうなんだ。▼
…僕はただ女の子とお話して
お茶したいだけなのに、▼
なんでいつもこうなるんだろ…?▼
- [マーク]
- アズールさん、どうしたんですか!?▼
『少しくらいの失敗で落ち込んだりしない』
って言ってたのは、あなたじゃないですか?▼
- [アズール]
- そうは言ってもさぁ…こう失敗続きだと
さすがにまいっちゃうよ…▼
- [マーク]
- あらら、これは重症ですね…▼
よし。じゃあ、私がナンパされちゃって
あげましょうか!▼
- [アズール]
- ん? …どういうこと?▼
- [マーク]
- 私が一緒に遊んであげるってことですよ!▼
- [アズール]
- えっ、ほんとに?▼
- [マーク]
- ただし、条件があります!▼
私、記憶がないのでこの世界にどんな食事が
あるのか、ちゃんと把握できていないんです!▼
だからお茶とは言わずに、
すっごく美味しいものをご馳走して下さい!▼
- [アズール]
- …わ、わかったよ! 僕にもできる
限界はあるけど、努力させてもらうよ!▼
- [マーク]
- いいんですか!? やったー!!▼
これは、うんと高級な食べ物を
おねだりしないとですね!▼
- [アズール]
- ぐっ…?▼
- [マーク]
- 今からワクワクしてきちゃいます~。▼
- [アズール]
- ま、マーク…
お手柔らかに頼むよ…▼
支援A†
- [アズール]
- ………▼
- [マーク]
- あっ、アズールさん。
最近ナンパの調子はどうですか?▼
私とお食事して、ちょっとは運の付きが
上がりましたか!?▼
- [アズール]
- ………▼
- [マーク]
- …アズールさん?▼
- [アズール]
- …やられた。
運がいいどころじゃないよ…▼
- [マーク]
- えっ!? どういうことですか?▼
- [アズール]
- この間、女の子からお茶の承諾を得たと思って
浮かれていたら…▼
- [マーク]
- ………▼
- [アズール]
- 食事に眠り薬を盛られて、
身ぐるみすっかりはがされちゃった…▼
おかげで今はスッカラカンだよ…▼
- [マーク]
- うわぁ…!
そ、それは…災難でしたね…▼
- [アズール]
- 君に高級料理を奢って、
ただでさえお財布に余裕がなかったのに、▼
続けざまにこんな目に遭うなんて…▼
- [マーク]
- ア、アズールさん…
私、なんて言ったらいいか…▼
- [アズール]
- うぅ…もう立ち直れそうもない…▼
僕はこんなに世界中の女の子を愛し、▼
女の子のためにと思って
戦い続けてきたのに…▼
- [マーク]
- そんな理由で戦い続けてきたんですか…?▼
- [アズール]
- その女の子に騙されるなんて…▼
- [マーク]
- アズールさん…その戦う理由はともかく、
そんな酷い人がいるなんて私も信じられません。▼
- [アズール]
- マーク…▼
- [マーク]
- でもそれもきっと、この争いのある世界で、
人々の心も荒んできてしまっている!▼
…それが理由じゃないかと思うんです!▼
だから私たちはこれからも戦い続けて、▼
まずこの世界に希望の光を取り戻していく
必要があると思うんですよ!▼
- [アズール]
- た、確かにそれはそうだけど…▼
- [マーク]
- あ、そうだ! アズールさん!
私が今度、奢ってあげますよ!▼
前回食事を奢ってもらっちゃいましたし、
次はお返ししなきゃと思ってたんですよ!▼
- [アズール]
- えっ…!?▼
- [マーク]
- 女の子の方からお食事に誘って
もらえるなんて、光栄だと思いませんか?▼
これまでそんな事なんてなかったでしょ?▼
- [アズール]
- マーク…最後の一言だけは余計だけど、
…僕の事を心配してくれてありがとう。▼
よ~し! 元気が出てきた~!▼
世界の女の子たちの心を救うためにも
これからもがんばって戦うぞ~!▼
- [マーク]
- そうです! その意気です!
それでこそアズールさんですよ!▼
支援S†
- [マーク]
- あ、ここにいましたか。
アズールさ~ん!▼
- [アズール]
- んっ?
どうしたの、マーク?▼
- [マーク]
- フッフッフ~。▼
なんと私が、アズールさんのナンパを
手助けしてあげようと思いまして~。▼
- [アズール]
- え、なにそれ? どういうこと?▼
- [マーク]
- はい! 先日アズールさんが騙されて、
大変な目に遭ったでしょう?▼
それで、私、もう見てられないなって
思ったんです。▼
- [アズール]
- マーク…▼
- [マーク]
- さぁ、アズールさん。▼
後ろで私が見てますから、
安心してナンパしてきてください!▼
もし悪い人に引っかかりそうになっても、
私が加勢しますから!▼
うおぉぉ~! 燃えてきましたよ~!▼
- [アズール]
- …いや、マーク。
気持ちは嬉しいけど、今は手助けはいいや。▼
- [マーク]
- えっ…どうしてですか?
あんなに夢中だったのに…▼
- [アズール]
- ああ、この間まではね。▼
でも、僕…マークと喋ってる方が
楽しいって思ったんだ…▼
- [マーク]
- えぇっ、何それ~!?
つまんないです!!▼
間近でアズールさんが振られるところを
見られると思ってたのに~!▼
- [アズール]
- へっ…?▼
ちょっと、そんな理由!?
なんで振られることが前提なの!?▼
- [マーク]
- 今からでも考え直して
ナンパに行きましょうよ~、アズールさ~ん!▼
- [アズール]
- 嫌だ!
僕はマークと遊んでる方がいい!▼
- [マーク]
- そうなんですか…?
なんだか、拍子抜けですね~。▼
- [アズール]
- …あの、マーク?
…僕が言ってる意味…わかってる?▼
- [マーク]
- え…? なんの事ですか?▼
- [アズール]
- …僕はマークが好きだってことだよ!▼
- [マーク]
- えっ…!?
それ、本気ですか…!?▼
- [アズール]
- もちろん本気さ!▼
- [マーク]
- …え~!
そ、その…あ、あぅ。▼
いきなり…
そういうのは反則だと思います…。▼
でも、そうですか…! そういう事なら、
まぁいいかもしれませんね!▼
- [アズール]
- あ…あっさりしてるね?▼
- [マーク]
- ナンパを見物するよりも、アズールさんと
一緒におしゃべりした方が楽しい…!▼
確かにそうかもしれません!▼
- [アズール]
- もちろんだよ! これからはもっともっと
君を楽しませてみせるよ。▼
- [マーク]
- …はい! わかりました!
よろしくお願いしますね、アズールさん!▼
ノワール†
支援C†
- [アズール]
- …うわ~! 誰か助けて~!
の、ノワールが僕に矢を~!▼
- [ノワール]
- …………▼
- [アズール]
- はぁ、はぁ…の、ノワール!
なんで矢を放って来るの!?▼
危ないじゃないか…って、うわぁ!
と、とにかく射るのは止めてよ!▼
- [ノワール]
- だ、大丈夫…扱ってきた武器の中では…
ゆ、弓が一番得意だから…▼
貴方には決して当てないから…▼
- [アズール]
- そっかぁ、なら安心…▼
って、違う!
矢を放ってくること自体がダメなの!▼
…も、もう! まったく!▼
今日は珍しく女の子を、
うまくお茶に誘えそうだったのに…!▼
- [ノワール]
- 大丈夫よ…私、母さんの血を引いてるから。▼
- [アズール]
- えっ…? サーリャさん?
ど、どういう事?▼
- [ノワール]
- 四六時中、相手を逃さず
付きまとうことにかけては、▼
天才的な血を引いてるってこと…▼
だから決して
アズールを見逃さないわっ…!▼
- [アズール]
- えぇ~!!!
それ! 不要な遺伝だから!▼
- [ノワール]
- そ…そんなことより、アズール。▼
どうしてそんなに逃げるの?
私、当てないって言ってるのに…▼
- [アズール]
- そ、そんな涙目で迫られても
説得力ないよ!▼
- [ノワール]
- わ、私の腕が信用できないの…?▼
- [アズール]
- い、いや、腕前自体は信用してるけど…
って…そういう話でもないし!▼
- [ノワール]
- なら…構わないよね? 悪い虫は
払わないといけないって頼まれたし。▼
- [アズール]
- 悪い虫…?
頼まれたって…誰に?▼
- [ノワール]
- ううん…こっちの話よ。
さぁ動かないでね?▼
- [アズール]
- うわぁあー! やめて~!
せっかくの僕の憩いのひとときが~!▼
支援B†
- [アズール]
- …さてさて~。
今日はどこで女の子に声をかけようかなぁ。▼
- [ノワール]
- ア、アズール…何をしているの?▼
- [アズール]
- げっ…ノワール!▼
- [ノワール]
- …ひょっとして…またナンパ?▼
- [アズール]
- あ、いや? ま、まだしてないよ。
これからしようかなー、って…▼
- [ノワール]
- そ、そうなの…
じゃあ、私も準備しないと…▼
- [アズール]
- あれ…? ノワール…
なんで弓矢を構えてるのかな…?▼
- [ノワール]
- い、いいじゃない、別に…
気にしないで…ね?▼
- [アズール]
- き、気になるよ!
だって、矢の先が僕の方に向いてるし!▼
- [ノワール]
- 大丈夫よ…?
アズールには当てないわ。▼
悪い虫が付かない様に
するだけだから…▼
そう頼まれたのよ…▼
- [アズール]
- だ、だから誰に!?▼
- [ノワール]
- …それは言えないわ。▼
でも…母さんの血を引いている
私に頼むだなんて、▼
まさに適材適所というところね…
うふふ。▼
- [アズール]
- いやいや、だからそれ
別に自慢することじゃないから!▼
それに、悪い虫って一体なんなの?▼
- [ノワール]
- わ、悪い虫は…悪い虫…
それ以上でもそれ以下でもないわ。▼
アズールが気にすることじゃないわ…▼
- [アズール]
- いやいやいや!
絶対それ、関係あるでしょ!▼
ノワール、ちゃんと訳を話してよ!▼
- [ノワール]
- ………▼
- [アズール]
- 虫なんて僕の周りには、蛾も
ハエもハチ一匹たりとも飛んでないよ?▼
- [ノワール]
- も…問答無用…えいっ!▼
- [アズール]
- うわぁっ!
急に矢を放たないでよ!▼
- [ノワール]
- アズール…逃げちゃ…ダメ!
これが牽制になるんだからっ…!▼
- [アズール]
- そ、それは無理な相談だよっ!
ひ、ひええええっ~!!!▼
- (アズール退場)
- [ノワール]
- あ…待ちなさい、アズール…!▼
支援A†
- [ノワール]
- …アズール…ここにもいない。
どこに行ったのかしら…?▼
も、もう、いつもナンパばかりして…!
悪い女に騙されてなければいいんだけど。▼
- (アズール登場)
- [アズール]
- 騙されるって…
僕が? 女の子に?▼
- [ノワール]
- きゃ! あ、アズール…
い、いつの間に…!?▼
- [アズール]
- 最近出かけるたびに君が追ってきて
矢を放たれていたからね。▼
僕だって、先回りして
待ち伏せすることくらい覚えるよ。▼
- [ノワール]
- も、むぅ…酷い。▼
- [アズール]
- 酷いのはどっちだよ…▼
そもそもノワールの言う悪い虫って、
僕が声をかけようとしてた▼
女の子たちの事だったんだね。▼
君が矢を放っていたことも、女の子を
怖がらせるためのものだったんだろ?▼
- [ノワール]
- ………▼
貴方が騙されるんじゃないかって、
その…クロムさんに頼まれたのよ…▼
- [アズール]
- …えっ? そうだったの?▼
- [ノワール]
- …ええ、そうよ。だって貴方、
以前騙されたことがあったでしょう?▼
- [アズール]
- えっ…? えっと…
あ! あれか…▼
- [ノワール]
- 貴方が
賊の一味の女の人に騙されて▼
やられそうになったという話を聞いた
クロムさんが、▼
友達である私に代表して、
貴方を守るようにと頼んだのよ…▼
- [アズール]
- …な、なるほど。▼
- [ノワール]
- …アズールって、
人が良すぎるところがあるでしょう?▼
クロムさんも…逆にそれが
心配になったんじゃないかしら?▼
- [アズール]
- そ、そうだったの…?▼
でも、僕はそんな
簡単に騙されたりは…▼
って、いや…思い当たる節は
少なくない…かも。▼
でも、だからって矢で射ることはないよ。
ちょっとやりすぎじゃないか!▼
- [ノワール]
- でも…私だって心配だったのよ?▼
貴方…あの時ボコボコに
されちゃってたじゃない?▼
たとえ貴方の自業自得とはいえ、また…
そうなってしまったら、と考えると▼
さ、さすがに私たちだって
心配になるわ?▼
- [アズール]
- そ、そうか…、ごめん。みんなに
心配をかけてしまったのは謝るよ…▼
- [ノワール]
- …アズール!!▼
- [アズール]
- ひえっ!!
は、はいっ!!▼
- [ノワール]
- 貴様、
本当にわかっておるのか!?▼
司令官のクロム殿に心配をかけ、
仲間の我らを煩わせ、▼
どれだけ迷惑をかけていたか
本当に認識しておるのか訊いている!!▼
- [アズール]
- ご、ごめん!
まさかみんなが▼
そんなに気にしてくれてるだなんて
思わなかったから…!▼
- [ノワール]
- 言い訳など訊いておらぬ!!▼
- [アズール]
- は、はいっ! ごめんなさい…!
その…以後、気をつけます。▼
- [ノワール]
- …ふぅ。じゃあ私…もう行くわ。▼
みんなの心配してるって気持ち…
無駄にしないでよね…▼
- (ノワール退場)
- [アズール]
- はぁ…死ぬかと思った…▼
心配してくれたのは
嬉しかったけど…▼
怒ってる時に弓を構えてなくて、
ほんとに良かったよ…▼
支援S†
- [アズール]
- ノワール、やっと見つけたよ。▼
- [ノワール]
- あっ…アズール。な、何の用…?▼
- [アズール]
- 君をお茶に誘いに来たんだよ。▼
- [ノワール]
- えっ? な、なんでかしら…?▼
- [アズール]
- ノワール、君さぁ。
この間、嘘をついたんじゃない?▼
- [ノワール]
- えっ…なんのことかしら?▼
- [アズール]
- 僕に悪い虫が付かないようにって
頼まれてた時のこと。▼
- [ノワール]
- た、頼まれたのは…本当よ?▼
- [アズール]
- でもさ、僕が予想するに…本当は君も
お茶に誘って欲しかったんだよね?▼
- [ノワール]
- …! そ、そうよ…
よくわかったわね、アズール。▼
- [アズール]
- やっぱり! 僕は女性の気持ちを
見抜くことにかけては天才的だからねー。▼
- [ノワール]
- わ、私…
仲間外れにされてるみたいで…!▼
…わ、私だけ誘われないのが…
腹立たしくて…ごにょごにょ…▼
- [アズール]
- えっ…なになに? 聞こえないよ?▼
- [ノワール]
- 我にだけ声をかけてくれなかったのが
悔しかったのだと言っておる!!▼
一度で聞け!
このうつけ者めが!!!▼
- [アズール]
- あー…またキレちゃった…▼
- [ノワール]
- うぅ…何が女の子の気持ちを
見抜くのが天才的よ。▼
天才的に理解できないから…
ナンパにも失敗するんでしょ…?▼
それに、なんで今まで私だけ声をかけて
くれなかったの…▼
- [アズール]
- え、えっと…ノワールって。
…怒ったら怖いからさ。▼
だからもしも気に障るような事をしたら、
とんでもない目に遭わされそうな気がして。▼
- [ノワール]
- …そ、それが理由だったの?
そ、そう…そ、そうだったのね…▼
好きでキレちゃうわけじゃないのに…
酷い…ううっ…ううっ…▼
- [アズール]
- あ、ああ~っ!
泣かないでよ、ノワール!▼
でも酷いならお互い様でしょ?▼
君だってあんだけ弓で
攻撃してきたんだからさ!▼
- [ノワール]
- ひっく…ひっく…だってあれは…
あなたに悪い虫がつかないようにと…!▼
- [アズール]
- わかったよ、それは感謝してるよ。
それに…君は特別だったんだ…▼
君はとても儚げだから…
手を触れてはダメな気がして、▼
これまで足踏みをしてたんだ…▼
…だから今こそ意を決して、
勇気を出して…君を誘うよ。▼
ノワール…
一緒にお茶でもどう?▼
そしてそのまま僕たち、
恋人になろうよ?▼
- [ノワール]
- えっ…ええっ!? そんないきなり?▼
- [アズール]
- これまでの分を
挽回する意味も込めてだよ。▼
- [ノワール]
- え…あの…! その…!▼
う、嬉しいけど、
その突然過ぎて…!▼
- [アズール]
- はははっ! そうやって照れて混乱する
ノワールを見てるのも、僕には幸せだな。▼
- [ノワール]
- で、でも…アズール。お願いがあるの。
も、もう…ナンパは…止めて欲しいわ。▼
- [アズール]
- …そ、それは…そ、それは…▼
- [ノワール]
- な、なんで…二回言うの?▼
- [アズール]
- そ、そっちこそなんでまた
弓矢を構えるの!?▼
- [ノワール]
- アズール…あなたには、もう少し
お灸をすえておく必要があるわね…▼
- [アズール]
- わーっ! 止めて!!
止めて下さい!!!▼
っていうか今『もう少し』って
言ってなかった!?▼
悪い虫を追っ払うじゃなくて、最初から
その気で弓を引いてたんじゃないの!?▼
- [ノワール]
- う、うるさいわよ?
悪い虫は退治しなくちゃ…えいっ!▼
- [アズール]
- そんな急所を狙わないでっ!!
わ、わ、悪い虫って…僕のこと!?▼
- [ノワール]
- ふふふっ…。なかなか面白いたとえね?
そうそう。悪い子にはお仕置きが必要だわ?▼
- [アズール]
- わーっ! わーっ!
ノワール様~~! 勘弁して下さい~!!▼
支援C†
- [ンン]
- あ、アズール。▼
- [アズール]
- やあ、ンン。▼
- [ンン]
- またナンパしていたですか?▼
- [アズール]
- ナンパなんて軽々しい言葉で済ませるのは、
止めてくれないかな?▼
僕は女性をお茶にお誘いして、
仲良く交流を深めているだけなんだから。▼
- [ンン]
- でも今日は誰とも交流できてないです。▼
- [アズール]
- ぐ、ぐぐっ…なぜにそれを?▼
- [ンン]
- 当たり前です! 誰かれ構わず声をかけて
いたら、軍の中でも街中でも▼
嫌な噂になるに決まっているです。▼
- [アズール]
- 誰かれ構わずじゃないよ。▼
僕と仲良くお話してくれそうな女性を
見定めて声をかけてるのさ。▼
- [ンン]
- それは真っ赤な嘘です。
だって、アズールはいつもフラれてます。▼
- [アズール]
- ぐぐぐぅ〜。さっきから古傷を突くような
言い方ばかりだなぁ…▼
- [ンン]
- …だいたい、女性に対して
失礼だと思わないですか?▼
いろんな女性に声をかけてるって知ったら、
怒る人だっているはずですよ?▼
- [アズール]
- そ、そんな大それたものじゃないよ!▼
お茶に付いて来てくれた女の子は
みんな喜んでたし!▼
- [ンン]
- むぅ〜、アズールはわからずやなのです!▼
- [アズール]
- …あっ!。ンン、ごめんね。▼
今日はもう少し女の子たちとお話したいから、
話はこの辺にしておこう。じゃあね!▼
- [ンン]
- あっ、まだ話の途中…▼
待つのです!
アズール〜!!▼
支援B†
- [アズール]
- あ〜、ダメか…
またお誘い断られちゃった…▼
…しょうがない、
他の子に声をかけるか、▼
- [ンン]
- アズール。またナンパですか…?
あなたも懲りませんね…▼
- [アズール]
- やぁ、ンン。▼
ま、これぐらいでへこたれてちゃ、
男が廃るってもんだよ。▼
- [ンン]
- 色々間違ってるです…▼
…それにしても、よく飽きずに
ナンパばかり続けられますね?▼
- [アズール]
- まあ、これが僕の性分だからね。▼
女性に声をかけずには
いられないというか…▼
- [ンン]
- はぁ…もう説得の余地がないのです。▼
もう仕方がないので、
そのうち私が食べちゃいますよ?▼
- [アズール]
- …あ、ああははは…君が言うと
冗談に聞こえないから止めて欲しいな…▼
- [ンン]
- そもそもアズールはカッコイイのですから、
ナンパをする必要なんかないです。▼
黙っていれば、ちゃんとした女性が
向こうから現れるはずなのです。▼
- [アズール]
- えっ、僕って喋らなければモテるの?
いったい誰に?▼
- [ンン]
- 少なくとも、私はそんなに
嫌いではないのです。▼
- [アズール]
- あぁ…そうかい。そうは言われても
小さい娘だけはさすがにダメだ…▼
いいかい?
ンンはまだ小さいんだから、▼
他人の恋愛のことなんて、
考えなくてもいいんだよ〜?▼
もっと大きくなってから、ね?▼
さぁさぁ。良い子は大人しく
自分のお部屋に戻って寝ていなさい。▼
- [ンン]
- ううっ…なにげに酷い事を…▼
マムクートは身体の成長が遅いだけで、
アズール達とほぼ同じ歳なのに…▼
支援A†
- [ンン]
- あ、アズール。ちょっといいですか?▼
- [アズール]
- どうしたんだい、ンン?▼
- [ンン]
- はい! この前、アズールに言われたことを
考えてみたのです。▼
- [アズール]
- 考えてみたって、何を?▼
- [ンン]
- アズール、『ンンはまだ小さいから
恋愛とか考えるな』って言ったです。▼
- [アズール]
- あ…そう言えばそうだったね。
まぁ、ンンはまだお子様な姿だし。▼
- [ンン]
- …だから私、考えたんです。▼
大きくなりさえすれば、私だって
アズールに子供扱いされないですよね?▼
- [アズール]
- ん? それはまぁ、そうだけど…
そう簡単に大きくはなれないだろう?▼
- [ンン]
- それが、なれるです。
よく考えたら、私は大きくなれたんでした!▼
- [アズール]
- あれ…?
なんか嫌な予感しかしないぞ。▼
- [ンン]
- それではいきますよ?
いいですか…せーの!!▼
- [アズール]
- 待て、ンン! 早まるんじゃない!!
…うわぁー!!▼
- (暗転。)
- [アズール]
- はぁ…はぁ…!
し、死ぬかと思った…!!!▼
ていうか…ちょっとだけ、
死んだ父さんと母さんが見えちゃったよ…▼
- [ンン]
- またまた…
アズールは大げさなのです。▼
- [アズール]
- 大袈裟なもんか!▼
突然こんな近くで竜に変身されたら、
踏みつぶされる所だったじゃないか!▼
- [ンン]
- それは失礼しました。でもこれで私も
アズールと同等に、いやそれ以上に▼
大きくなれる事を
理解してもらえましたか?▼
- [アズール]
- え…あ…は、はい…▼
- [ンン]
- うふふ、それは良かったのです。▼
私は上機嫌なので今日はこの辺で
勘弁してあげるのです!▼
- [アズール]
- だってそうでも言わないと
食い殺されそうなんだもん…▼
支援S†
- [ンン]
- あら、アズール。▼
- [アズール]
- わ、わわっ! や、やぁ…ンン!
今日もご機嫌うるわしゅう…▼
- [ンン]
- 今日はナンパに行かないですか?▼
- [アズール]
- あ…うん。行かないよ…▼
- [ンン]
- 偉いのです!▼
やっとナンパしないって
心に決めてくれたのですね!?▼
- [アズール]
- ああ…うん。
当分は止めておこうかと思ってね。▼
ナンパを続けてたら、何やら
また酷い目に遭いそうな気がするし…▼
- [ンン]
- 酷い目? なにかあったのですか?
アズールも大変ですね?▼
- [アズール]
- ンン、それは君のせい…
いや、何でもないよ…▼
- [ンン]
- いや〜、そうですか…! アズール!
ナンパをやめてくれて良かったです〜。▼
これでもう、
あとは結婚するだけですね!▼
- [アズール]
- け、けっこん…?
何の事を言ってるのかな?▼
- [ンン]
- もちろん、私とアズールが、ですよ。▼
アズールって、普段から
気の抜けたところがありますからね。▼
これから一生、私が面倒みてあげる事に
決めたんです!▼
- [アズール]
- き、決めたって…!?
えええええっ!!?▼
そ、そんな事、いきなり言われても・・・!▼
- [ンン]
- 私は大きくなれますし、アズールの
お相手としても合格でしょう?▼
- [アズール]
- い、いや相手って別に結婚相手っていう
意味じゃないし!!!▼
- [ンン]
- こんなしっかり者の女の子に面倒を
みてもらえるなんて、アズールは幸せ者です。▼
- [アズール]
- き、聞いてないし!!
…幸せどころか、不安だらけなんだけど。▼
ンン、これって…
僕に断る権利はない…よね?▼
- [ンン]
- なんで断るのですか? いい話ですのに。
…あ、ああああっ!!!▼
も、もしかして、
浮気する気なんですか!?▼
…も〜!! アズールは夫としての自覚が
足りないのです…!▼
…こうなったら、やっぱり
食べちゃうしかないんでしょうか!!▼
- [アズール]
- い、いや!
それは冗談でも止めてくれ!▼
ぼ、僕、浮気なんて絶対にしないよ!?
ンンとずっと一緒にいるから! ね!?▼
- [ンン]
- …えへへ、それならいいんです。
じゃあ、今日の約束を忘れないでくださいね?▼
もしも私を裏切って浮気したら…
食べちゃいますよぉ〜?▼
- [アズール]
- う、うん…で、でもさ、ンン?▼
- [ンン]
- なんですか?▼
- [アズール]
- 浮気はもちろんしないけど…▼
その、女の子をお茶に
誘うくらいは…いいよね?▼
- [ンン]
- ………▼
- [アズール]
- ………そ、それくらいは
浮気じゃない…よね?▼
- [ンン]
- んもーっ!!
やっぱり食べるですっ!!!▼
- [アズール]
- うわぁ〜〜〜!!! た、助けて〜〜〜!
彼女に食べられる〜〜〜!!▼
コメント†
Last-modified: 2016-09-02 (金) 21:18:44