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セレナの支援会話†
マイユニット(男性・僕/親子)†
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マイユニット(男性・僕)†
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マイユニット(男性・俺)†
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マイユニット(女性・私)†
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マイユニット(女性・あたし)†
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フレデリク(親子)†
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ヴィオール(親子)†
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ヴェイク(親子)†
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アズール†
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ブレディ†
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デジェル†
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シンシア†
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ジェローム†
支援C†
- [セレナ]
- ちょっと、あんた。待ちなさいよ。▼
- [ジェローム]
- …なんだ?▼
- [セレナ]
- …その仮面、相変わらずね。
なんで着けてるの?▼
- [ジェローム]
- …他人に干渉される覚えはない。▼
- [セレナ]
- そういう問題じゃないでしょ。
昔からみんなおかしいと思ってたのよ。▼
いいから外しなさいよ! そもそも
その仮面、つけてて意味あるの?▼
- [ジェローム]
- それをどうして
お前に教えなくてはならない?▼
- [セレナ]
- なによ、その言い方むかつくわね!▼
- [ジェローム]
- 悪いが私に構うのは止めてくれないか?
お前には関係のないことだ。▼
仮面と私の事には構うな。いいな?▼
- (ジェローム退場)
- [セレナ]
- ちょ、ちょっと待ちなさいよ!
話はまだ終わってないのに…!▼
…きーっ! あいつの態度!
腹立つわね!▼
支援B†
- [セレナ]
- ジェローム!!▼
- [ジェローム]
- ん…? またお前か…▼
- [セレナ]
- ちょっといいかしら?▼
- [ジェローム]
- またお小言か?
構うなと言っただろう。▼
- [セレナ]
- 構うわよ。▼
…ずっと疑問に思ってたのよねー、
その仮面の意味。▼
過去と馴れ合いたくないって意思表示?
単に恰好いいと思ってるだけ?▼
それとも孤独を気取っているとか?
どういう気持ちで仮面なんかつけてんのよ。▼
- [ジェローム]
- 教えてやる義理も取り立ててないが、
…いいだろう。一言だけ教えてやろう。▼
敵に感情を悟られないようにするためだ。
闘いにおいてそれは重要だろう?▼
顔面には急所も集中している。
少しでもその危険を軽減させるためだ。▼
- [セレナ]
- …でも視界が悪くなるんじゃないの?▼
- [ジェローム]
- もちろんそういう事も対処済みだ。
補うための鍛錬も怠りはしない。▼
- [セレナ]
- ふーん。ご立派ねー。▼
- [ジェローム]
- ではこれ以上は何も言わないでもらおうか?▼
- [セレナ]
- できればあたしもそうしたいわ。▼
でも、あたしには…何か
別の理由がある気がしてるのよ。▼
- [ジェローム]
- なんだと…?▼
- [セレナ]
- 今の理由も確かに真っ当だけど、
もっと違う別の理由があるような…?▼
それをジェローム自身も
気づいていないような…?▼
って…あたし、なにを言ってんのかしら。
…ともかく、仮面を外しなさいよ!▼
- [ジェローム]
- お前な…
言っていることが支離滅裂だぞ?▼
…ふん、付き合いきれん。▼
ージェローム退場
- [セレナ]
- あっ、ジェローム!!
待ちなさいよ!!▼
支援A†
- [セレナ]
- ジェローム。▼
- [ジェローム]
- 何だ、またか? 仮面のことか?▼
- [セレナ]
- ええ、仮面のことよ。▼
この間はなんか納得させられたけど、
まだ気になるのよね…▼
ジェローム、なんか他にも
仮面を着けてる理由があるんじゃない?▼
- [ジェローム]
- …武器を失った時に
最後に仮面を投げつけてだな。▼
- [セレナ]
- うーわ…
ジェロームが冗談言うなんて意外ー。▼
てか、適当な事言って
はぐらかそうとしないでよね!▼
この前から色々とそれっぽい理由を
並び立ててるけど…▼
本当のことなかなか言わないわよね。
あんたの仮面と一緒だわ。▼
仮面みたいにずーっと
本心を隠してる!▼
- [ジェローム]
- …………▼
- [セレナ]
- あたし、仮面が気になってたんじゃなくて
あんたの本心が気になってたみたいだわ。▼
- [ジェローム]
- そうか…ならば真実を言わなければ
ならないかもしれんな。▼
- [セレナ]
- あーめんどくさっ!
最初から正直に言えばいいのよ!▼
- [ジェローム]
- 仕方がないな…
実は言いにくいのだが…誰にも言うなよ?▼
- [セレナ]
- え、ええ…
も、もちろん言わないわ!▼
- [ジェローム]
- 子供心に恰好いいとは…思っていたんだ。▼
- [セレナ]
- え!? それが理由なの!?▼
- [ジェローム]
- 最後まで話を聞け!
まあそれが、最初の動機ではある…▼
だがそうだ。お前の言うように、
私は誰にも本心を知られたくない。▼
だからこそ仮面で表情を隠すことにした。▼
- [セレナ]
- …えっ? じゃああたしの今の予想は…?▼
- [ジェローム]
- 当たっている、ということになるな。▼
- [セレナ]
- そ、そうなの…?▼
じゃあ視界がどうだ、とかは
ぶっちゃけどうでも良かったってこと?▼
- [ジェローム]
- う、うるさい! もう行くぞ!!▼
ージェローム退場
- [セレナ]
- あっ…行っちゃった…▼
まぁ、いっか。
あいつなりに結構話してくれたみたいだし。▼
今日のところは
これで勘弁してあげるわ。▼
支援S†
ージェローム素顔
- [ジェローム]
- ………▼
- [セレナ]
- !!! あんた、だ、だれ!?
不届きもの!?▼
- [ジェローム]
- あ…セレナか。顔を洗っていただけだ。
俺だ、ジェロームだ。▼
- [セレナ]
- 嘘言っても無駄よ!?
あんた仮面着けてないじゃない!▼
- [ジェローム]
- …おい、なんだそれは?▼
なら、こうすればどうだ。▼
ージェローム通常
- [ジェローム]
- ……ほら、わかったか?▼
- [セレナ]
- あ、ジェローム。▼
そういえばあんた…
そんな顔だったわね。▼
…なるほど。わかったわ!▼
- [ジェローム]
- …なにが?▼
- [セレナ]
- なんであたし、あんたに仮面を外せと
言ってきたか、自分でもわからなかったけど。▼
…あたし、あんたの顔が好きだったのよ。▼
- [ジェローム]
- そ、そうなのか…?▼
- [セレナ]
- そうそう! いや~、久しぶりに
素顔を見るまで忘れちゃってたわ。▼
今見てもいい顔してるじゃない!
うんうん、合格よ!▼
- [ジェローム]
- さっき『誰だっ!』と言ったのにか!?
…もういい!▼
- [セレナ]
- なに怒ってんのよー。▼
- [ジェローム]
- お前があまりにも無神経だから
怒っているんだ!▼
…私の気も知らないで。▼
- [セレナ]
- 知るわけないでしょー!?▼
だってあんた、いつも仮面着けて
本心を隠すじゃない!▼
ちゃんと言ってくれなきゃわかんないわよ!
私の気ってどんな気なの!?▼
- [ジェローム]
- …私はお前の事が好きだということだ!▼
- [セレナ]
- えっ…!▼
- [ジェローム]
- わかったら向こうに行け!▼
どうせ私の気持ちなど、
迷惑なだけだろう…!▼
- [セレナ]
- う、嬉しい…▼
- [ジェローム]
- …なっ?▼
- [セレナ]
- 嬉しいよ、ジェローム。▼
だってあたしもあんたの事、
好きだったから…▼
- [ジェローム]
- え…!? し、しかし
お前が好きなのは、私の見た目だろう!?▼
- [セレナ]
- ち、違うわ! そりゃあ否定しないけど、
さっきまで忘れていたくらいよ?▼
本当はあんた自体が好きだったから…
しつこく話しかけてたんじゃない!▼
- [ジェローム]
- …そ、そうか。それは悪かったな…
いや、良かった…のか?▼
- [セレナ]
- 良かったに決まってるでしょ。
あたしたち、これからは恋人同士よ!▼
これから、二人でいる時は
仮面は外しなさいよね!▼
- [ジェローム]
- あ、あぁ…
たまになら…構わん。▼
- [セレナ]
- あ、ジェローム照れてるの?
耳が真っ赤よー!!▼
- [ジェローム]
- …うるさい!!
マーク男†
支援C†
- [マーク]
- あっ! セレナさん!▼
- [セレナ]
- マーク…何よ?▼
- [マーク]
- セレナさんは今、何をしているんですか?▼
- [セレナ]
- 見ればわかるでしょ?
一人で静かに休憩してたの。▼
あんたが来たせいで、
その静かな時間も壊されちゃったけどね!▼
- [マーク]
- あらら…手厳しいですね、セレナさん!
じゃあ壊したついでにちょっといいですか?▼
- [セレナ]
- あんた…転んでもただじゃ
起きないタイプでしょ?▼
- [マーク]
- あ、はいっ! よく言われます!▼
みんなあっちで食事の用意をしてますよ?
セレナさんも参加してはどうですか?▼
- [セレナ]
- …みんながやってるなら、
あたし一人くらい行かなくてもいいでしょ。▼
- [マーク]
- あらら~、そんなこと言っちゃって!
…本当は料理ができないとか?▼
- [セレナ]
- で、できなくはないわよ。▼
- [マーク]
- おおっ! じゃあ作れるんですね!▼
なら僕、セレナさんの手料理を
一度食べてみたいです。▼
- [セレナ]
- 別に大したことじゃないわ…▼
- [マーク]
- あ、別に美味しくなくてもいいです。▼
- [セレナ]
- …ず、ずいぶん失礼な言い方じゃないの!▼
- [マーク]
- …いえ、ただ興味本位というか、
どんな料理を作るのか気になったんです。▼
普段セレナさんは
どんなものを作るのかな~って。▼
- [セレナ]
- な、なによその言い方!
ちょっと上から目線じゃない…!?▼
- [マーク]
- す、すみません…!▼
- [セレナ]
- まぁ…いいわよ。
今度、作って食べさせてあげる。▼
- [マーク]
- ええっ!? ほ、本当ですか!?
それは嬉しいな~~!!!▼
- [セレナ]
- …仕方ないわね。でも作るからには、
それなりのものは作ってみせるわ。▼
あんたの予想を裏切るくらいに
美味しいのを作ってみせるんだから…!▼
- [マーク]
- はいっ! じゃあ楽しみにしてますね!▼
支援B†
- [セレナ]
- あ、マーク、ここにいたのね。
あんた、ちょっとこっち来なさい。▼
- [マーク]
- セレナさん、どうしたんですか?▼
- [セレナ]
- 前にあたしの料理が食べたいって
言ってたでしょ?▼
作ってあげたから、
さっさと食べてみなさいよ。▼
- [マーク]
- ええっ!? ぼ、僕のために!?
か…感激です!▼
- [セレナ]
- ち、ちょっと勘違いしないでよね?
試しに作ってみただけなんだから!▼
…ほら、この煮込み料理よ。▼
- [マーク]
- おおお~、なんか見た目は
すっごく美味しそうですね!▼
トマトの赤みに色んな緑黄色野菜が
入っていて、すごく栄養ありそうです!▼
- [セレナ]
- ああもうっ! 能書きは止めなさい!
恥ずかしいから! ほらっ!▼
…さっさと食べなさい!▼
- [マーク]
- いただきま~~す! もぐもぐ…▼
…美味しいです! 美味しいです!
けど…▼
- [セレナ]
- ……けど…?▼
- [マーク]
- なにかが足りないような気がします…▼
- [セレナ]
- 何か調味料、入れ忘れたかしら…?▼
- [マーク]
- いえ、そういう意味じゃなくて…
でも…うーん、何が足りないんですかね?▼
言ってる僕にもわからないですねぇ…▼
- [セレナ]
- …あんたいい加減なこと言ってない?
いい食材を使ってちゃんと料理したのよ!?▼
- [マーク]
- あ、いえ…そんなつもりではっ!
でも…す、すみません!▼
そう聞こえてしまいますよね…▼
- [セレナ]
- …ふん。あんたがふざけているつもりで
言ったわけじゃないのはわかったけど、▼
でも…何かって何なのよ?▼
- [マーク]
- う、うーん…何なんでしょう。▼
- [セレナ]
- このままだと気持ち悪いじゃないっ!▼
- [マーク]
- あ、いえ、ごめんなさい!
…僕の勘違いかもしれないです!▼
いや~それにしても、セレナさん、
意外と家庭的なんですねぇ?▼
高飛車なお嬢様みたいな
印象ありましたけど。▼
今の煮込み料理、野菜たっぷりだったし、
中に白身魚の身が入っていたし、▼
すごくお母さんの味って感じがしましたよ?▼
- [セレナ]
- う、うるさいわね…
そんな解説しなくていいわよ…▼
- [マーク]
- でも否定しないってことは、
自分で認めてるってことですか!▼
- [セレナ]
- ば、バカッ!!!
さっさと食べてどっか行きなさい!!▼
- [マーク]
- ええっ~? わ、わかりましたよ…▼
で、でもお代わりしてもいいですか!?▼
- [セレナ]
- あんた…ほんとにマイペースね…
なんか調子狂っちゃうわ…▼
支援A†
- [マーク]
- あっ! セ、セレナさん…!▼
- [セレナ]
- …どうしたのよ? マーク?
なんだかビクついてるみたいだけど。▼
- [マーク]
- あ、ええと…先日はセレナさんを
怒らせてしまいましたから…▼
- [セレナ]
- …別に気にしてないわよ。▼
料理に何かが足りないって言ってた
あんたの言葉は嘘じゃないんでしょうし。▼
- [マーク]
- あの話なんですけど…
あれから僕、色々と考えてみたんです。▼
- [セレナ]
- えっ…? じゃあ足りない何かが
わかったって言うの?▼
- [マーク]
- たぶん…恐らく…いえ、もしかして
というくらいの程度なんですけど…▼
セレナさんは料理という作業を、
ただしていたんじゃないかって。▼
- [セレナ]
- …さ、作業?▼
- [マーク]
- 料理は食べる人のことを考えて作ることで、
愛情が込められる。▼
つまり料理はただの作業ではなくて、
一つの感情表現の形だと思うんです。▼
それが全く無く、ただ作ってみただけの
セレナさんの料理には…感情が、▼
気持ちが足りなかったんだと思うんです。▼
- [セレナ]
- う、うーん…なるほど。▼
試しに作っただけでは、
感情はこもらないってことなのね…▼
- [マーク]
- はいっ! だから僕に対する気持ちとかを、▼
セレナさんが料理にドーンとぶつけてみれば
良かったと思うんですよ!▼
- [セレナ]
- ふーん。それってさぁ…
どんな気持ちでもいいのよね?▼
- [マーク]
- そ、それはいいと思いますけど、
ど、どういう意味ですか?▼
- [セレナ]
- フフフッ…たとえばさぁ。▼
不躾に人の料理をけなしたあげく、
パクパク完食するような奴に対しては、▼
恨みとか苛立ちとかを込めれば、
味も変わってくるのかなぁ~~ってねっ!!▼
- [マーク]
- ひ、ひぃいーーーっ!
す、すみません! すみませんでした!▼
そういう感情だけは
どうか込めないで下さい!▼
- [セレナ]
- あははははっ!!!▼
- [マーク]
- へっ…!?▼
- [セレナ]
- そんなの嘘に決まってるじゃない!▼
なによマーク、あんた、
あたしが料理に毒でも盛ると思ったの?▼
- [マーク]
- え…えと…その、少なくともマスタード
とか辛子は入れられるかなと…▼
- [セレナ]
- あははははっ!
面白いわね! それ、今度入れてみるわ!▼
- [マーク]
- わ、わわ~っ! それは勘弁して下さい~!▼
支援S†
- [マーク]
- あ、セレナさん。
お邪魔してもいいですか?▼
- [セレナ]
- 来たわね、マーク。▼
- [マーク]
- 今日はまた料理を作ってくれるんですよね?▼
- [セレナ]
- ええ、もちろんよ!▼
なにしろ、前は『何か足りない』
とか言われて酷評だったからね!▼
もう足りない何かの正体も掴めたわけだし、
今日は前回のリベンジと行くわよ!▼
- [マーク]
- あ…えと一応、前回の料理も
美味しかったって言いましたよね?▼
- [セレナ]
- ダメよ! あんな微妙な褒められ方じゃ
あたしは納得できないわ!!▼
とにかく…これを食べてみなさい!▼
- [マーク]
- こ、これは…前回と同じ料理、ですね!▼
- [セレナ]
- 足りないものが今回は補えているか、
感想を聞かせてもらおうじゃないの!▼
- [マーク]
- わかりました。
では、いただきます…▼
もぐもぐ…▼
- [セレナ]
- ど、どう…?▼
- [マーク]
- ………▼
おいしい! すごく美味しいです!
前よりもさらに美味しくなってます!▼
心がこもってるというか…!
すごく心があったかくなる感じです!▼
- [セレナ]
- そ、そう…良かったわ。▼
- [マーク]
- セレナさん…。あなたは料理中、
どんなことを考えてたんですか?▼
- [セレナ]
- えっ!? …なんでそんなこと聞くの!?▼
- [マーク]
- だって気になるじゃないですか?▼
材料も品名も作っている人も全く同じなのに、
ここまで味に差が出るなんて…▼
…どんな想いを込めれば、
ここまで美味しい料理ができるのかなって!▼
- [セレナ]
- そ、それは…い、嫌よっ、教えない!▼
- [マーク]
- ええ~っ!? なんでですか?
ケチケチしないで教えてくださいよ~!▼
- [セレナ]
- いやいや! ぜったいに教えないわっ!!▼
- [マーク]
- そ、そうですか…。残念です…▼
でも…こんなにおいしい料理なら
毎日でも食べたいですね~!▼
- [セレナ]
- …ええっ!?▼
- [マーク]
- な、何をそんなに驚いてるんですか?
僕…そんな変なこと言いました?▼
- [セレナ]
- だ、だってそれ…告白みたいだもの。▼
- [マーク]
- そ、そうですか? そうですかね…?▼
まぁ確かにこんな料理を毎日食べられる
旦那さんは幸せでしょうけどね…▼
- [セレナ]
- …これを作れるのはマークのためだけよ。▼
- [マーク]
- ん? …どういうことですか?▼
- [セレナ]
- あ、あとは…じ、自分で考えなさい!▼
- [マーク]
- ええ~!? 今日のセレナさんは
謎だらけですよ~!?▼
もう僕、チンプンカンプンです!▼
- [セレナ]
- あんた相当の鈍感ねっ!
もういいわっ!!▼
あ…あたしがこれから毎日
料理を作ってあげるから…▼
その料理を食べて…ずっと考えてれば!?▼
- [マーク]
- ええっ! 毎日作ってくれるんですか!▼
やった~!! 僕、嬉しいです!▼
あれっ…? でもそれって…?▼
- [セレナ]
- も、もう片付けがあるんだから、
あんたはさっさとどっか消えなさいっ!!▼
- [マーク]
- えっ…ええええっ!!!
それって、まさかっ…!!▼
マーク女(兄弟)†
支援C†
- [マーク]
- 5の月5の日が誕生日…
好きな食べ物はたぶん干し肉…▼
- [セレナ]
- マーク?
なにブツブツ言ってんのー??▼
- [マーク]
- 嫌いな食べ物はたぶん野菜…
うーんでも今は特に嫌いってわけでも…▼
- [セレナ]
- マークってば!!▼
- [マーク]
- あっ!! セレナさん!▼
私としたことが姉の接近に
気付かないとはうかつでした!!▼
私に何の用でしょう?▼
- [セレナ]
- 別に用事は無いんだけど、
そんなにブツブツ言ってたら▼
気になって声ぐらいかけるわよ!
…で、何やってたの? 魔法の練習?▼
- [マーク]
- いえ! 以前セレナさんから教わった、
ここに来る前の私の情報をひたすら読んで▼
何か思い出せないか
模索していたところなんですよー!▼
いやー、さすが姉だけあって
私のことをよくご存じですよね!▼
小さい頃は1日に最高5回も鼻血を
出したことがある、とか▼
全く身に覚えが無いですし…!
ていうか全部身に覚えがないんですけどね。▼
あはははは…▼
- [セレナ]
- あーぁ。そのよく喋るところは
前のままなんだけど。▼
- [マーク]
- そうなんですか!▼
そう言われると、そうだったような気がして
なんか変な感じです…▼
というか私、未だにセレナさんが私の
姉だということが変な感じなんですよね…▼
- [セレナ]
- それはこっちのセリフよ!▼
妹にいきなり敬語と『さん』付けで話される
あたしの身にもなってみなさいよね!▼
慣れるまでは、マークにどう接したらいいのか
真剣に悩んだんだから…!▼
- [マーク]
- えへへ、すみません。▼
でも、セレナさんにこれ以上
そんな思いをさせないためにも▼
マークちゃんはこうして日々、記憶を
取り戻そうと励んでいるわけですよ!▼
どうです!?
けなげな妹でしょう!?▼
- [セレナ]
- ほんとに健気な妹なら
そんなこと言わないと思うわよ。▼
…でも、記憶を取り戻すことは
応援してあげてもいいわ。▼
早く2人で思い出話ができるといいわね。▼
- [マーク]
- はい!▼
支援B†
- [セレナ]
- 今日も戦いが激しくて疲れちゃった。
早く天幕に戻って休もっと…▼
…あら? 向こうに誰か倒れてる?
あれは…マーク!?▼
- [マーク]
- う…うーん…▼
- [セレナ]
- ちょ、ちょっとマーク!?
あんた、だいじょうぶ!?▼
- [マーク]
- はっ!!
セ、セレナさん!?▼
わ、私どうして
こんなところで寝てるんでしょう!?▼
すっごく眠かった覚えは
無いんですけど…!!▼
…あ、そうだそうだ!
魔道書の角で頭をゴンゴンやってたら▼
いつのまにか意識が飛んでたんでした!
そういえば頭がとっても痛いです…!▼
- [セレナ]
- 魔道書で頭をゴンゴン…!?▼
それってもしかして
記憶喪失を治すためとか…!?▼
- [マーク]
- もちろんじゃないですか!▼
趣味でゴンゴンやってたら
それはもう全力で止めてください!▼
- [セレナ]
- 趣味じゃなくても全力で止めるわよ!▼
マーク、記憶を取り戻そうとするのは
いいけど、バカなことしないで。▼
- [マーク]
- うぅ…でも私、早くセレナさんと
思い出話がしたいですし…▼
- [セレナ]
- その気持ちは嬉しいけど、
もしケガでもしたらどーすんのよ…▼
マークはあたしのこと覚えてないけど、
あんたは一応、大事な家族なんだから…▼
父さんも母さんもいなかった未来で、
あんただけがあたしの家族だったの。▼
だから何かあったら…その、悲しいわ。
もっと自分を大事にしなさいよね…!▼
- [マーク]
- わ、わかりました…
ごめんなさい…▼
- [セレナ]
- …わかればいいのよ、わかれば。▼
- [マーク]
- …あ。なんか今の、
すっごく姉妹っぽくなかったですか?▼
こう…私が悪いことしちゃって、
セレナさんが叱ってくれる感じが…!▼
これを続ければ何か
思い出せるかもしれません!▼
- [セレナ]
- そ、そうなの?▼
- [マーク]
- はい。何だかそんな気がします!▼
さぁセレナさん、
もっと私を叱ってください!▼
記憶を忘れた妹を
厳しく叱りつけてください!▼
- [セレナ]
- はぁ?▼
- [マーク]
- どうしたんですか?
あ、何ならこの魔道書使いますか?▼
これで思いっきり叩きながら叱れば
肉体と精神への同時刺激になって、▼
記憶が戻る可能性も
なんと驚きの2倍に…!▼
- [セレナ]
- あんた…
ほんとにバカじゃないの…!?▼
支援A†
- [セレナ]
- ねぇマーク、
今から町に行かない?▼
- [マーク]
- あ、いいですねー! ぜひ行きましょう!
何かお買い物でもするんですかー?▼
- [セレナ]
- んー、それもかなりあるけど…▼
たぶんこれが
あんたに必要なことだと思って。▼
- [マーク]
- 私に必要なこと…?▼
まさか、記憶を取り戻すために
何か良い方法があったんですか!?▼
- [セレナ]
- …ううん、その逆よ。もう無理に
記憶を取り戻そうとするのはやめましょ。▼
- [マーク]
- …えっ!?
で、でも、それじゃ…!▼
- [セレナ]
- マークと思い出話を
できないのは残念だけど、▼
記憶を思い出すために時間を使うより、
記憶を作るために時間を使ったほうが▼
あんたのためには
いいんじゃないかと思ったのよ。▼
- [マーク]
- セレナさん…?▼
- [セレナ]
- あたし、ガラにもなくずっと考えたのよ。
あんたが記憶を無くしちゃった理由。▼
それで…ひとつ考えが浮かんだの。
もしかしたら未来のマークには、▼
何か思い出したくないような
嫌な記憶があったのかもしれないって。▼
あたしにだって、あるもの。
忘れたいぐらい辛かったこと…▼
助けられなかった人たちの顔、
今でも思い出すわ…▼
- [マーク]
- ………▼
…ごめんなさい。▼
私だけが、辛い記憶から
逃げてしまったんですね…▼
- [セレナ]
- なんで謝るのよ。
あんたは好きで忘れたわけじゃないでしょ。▼
あたしはただ、無理に記憶を戻すことだけが
正解じゃないのかもって思って…▼
- [マーク]
- …私のためにそこまで考えてくれて、
ありがとうございます。▼
でも、私は記憶を取り戻したいんです。
何年、何十年かかったとしても…必ず。▼
例え辛い思い出ばかりだったとしても、
思い出すことで壊れてしまいそうな記憶でも、▼
その中に…忘れたくなかった
大切な記憶だってあるはずですから…▼
- [セレナ]
- …わかったわよ、マーク。
そこまで言うならあたしも協力するわ。▼
あんたが思い出すまで、
とことん付き合ってあげるわよ!▼
- [マーク]
- …セレナさん…
気持ちはとっても嬉しいですけど、▼
さっきも言った通り、思い出すまで
いつまでかかるかわかりません。▼
ううん、いつまでもずっとずっと
思い出せないままかもしれません。▼
それにセレナさんを
付き合わせるわけには…▼
- [セレナ]
- バカじゃないの?
あたしはマークのお姉さんなのよ?▼
あんたが例え一生思いだせなくたって、
妹を見捨てるようなことしないわ。▼
記憶があろうが無かろうが、
あたしたちは家族なんだから…!!▼
か、家族が助け合うのは当然のことでしょ?▼
仕方ないから付き合ってあげるわよ!▼
- [マーク]
- う…うぅ…ありがとうございます…
セレナさん…!▼
私、頑張りますね…!!▼
- [セレナ]
- それじゃ、さっそく町に行きましょ。▼
- [マーク]
- え? でもそれって、
記憶を取り戻すこととは関係ないんじゃ…▼
- [セレナ]
- なによ、関係あるわよ!▼
記憶を取り戻すのに、楽しいことをしちゃ
いけないなんて決まりは無いでしょ?!▼
それに、新しい思い出を
作っちゃいけないなんて決まりも!▼
せっかくだから楽しくいこうって言ってんの。
先は長いんだからね?▼
- [マーク]
- は、はい…!▼
…ありがとうございます。
セレナ…姉さん。▼
シャンブレー†
支援C†
- [セレナ]
- シャンブレー!!▼
- [シャンブレー]
- お、セレナか。どうしたんだ?
そんなに慌てて…▼
- [セレナ]
- あんた! この前の戦いはなんだったわけ?▼
まだ戦いが終わってないのに
途中で逃げ出そうとしたでしょ!?▼
- [シャンブレー]
- そ、そんなことないよ…俺も一応、
最後まで…見てるつもり…だった。▼
- [セレナ]
- もっとマシな言い訳、思いつかないの!?
見てるだけじゃ意味ないでしょ!▼
- [シャンブレー]
- ま、まぁ…でもこの前の戦いは
俺が出る幕もないっていうか…▼
敵もそんなに強くなかったっていうか…▼
- [セレナ]
- そうやって相手を軽く見ることが、
戦場では命取りになるのよ!?▼
- [シャンブレー]
- えっ…そうなのか? なんで?▼
- [セレナ]
- だって強い敵に対しては、
こちらも万全の体制で挑むでしょ?▼
集中力だって増すし、
事前準備だってしっかりするもの!▼
でも弱い敵にはどうしても油断して、
力を抜いてしまいやすい!▼
- [シャンブレー]
- た、確かにそうだけど…▼
- [セレナ]
- あたしたちの戦いの統計でも、やっぱり
怪我したりするのは、そういう時の油断が▼
原因になっている事の方が多いのよ?▼
- [シャンブレー]
- そ、そうか。わ…わかった。▼
これからは弱い敵を前にしても、
後退してみんなに任せないようにするさ。▼
- [セレナ]
- …あんたホントにわかってるの?▼
- [シャンブレー]
- わ、わかってるってば…▼
- [セレナ]
- そんな事言って
ごまかすつもりなんでしょ!?▼
いいわ、今日という今日は
みっちりしごいてやるんだから!!▼
とにかく、そこに座りなさい!▼
- [シャンブレー]
- ぐぬぬ…これは長くなりそうだ…▼
- [セレナ]
- なんか言った?▼
- [シャンブレー]
- いいえ…何も。▼
支援B†
- [セレナ]
- いい? シャンブレー。
そもそも戦いというものはね…▼
- [シャンブレー]
- ………▼
- [セレナ]
- あんたみたいに注意力散漫だったり、
弱い敵だからって手を抜いて、▼
自分の身を守ろうとしたりする事こそ、
自分や仲間を危険にさらす…▼
って! あんたちゃんと聞いてるの!?▼
- [シャンブレー]
- はぁ…毎日毎日、
セレナもよく飽きないよなぁ…▼
- [セレナ]
- あんたねぇ!! 聞こえてるわよ!!?▼
- [シャンブレー]
- …!!!
ご、ごめん、ごめん!!▼
じょ、冗談だ。冗談。▼
- [セレナ]
- あんた…どっから話を聞いてなかったの?
もう一度し直すから教えなさい!▼
- [シャンブレー]
- い、いや…ちゃんと全部聞いてたぞ?▼
- [セレナ]
- じゃあ、あんたみたいなタイプの兵士が
一番効力を発揮する戦闘はどういう時!?▼
- [シャンブレー]
- え…? それは…
敵が…弱い…時。▼
- [セレナ]
- バカ言ってんじゃないわよっ!!▼
森の中とか、騎馬兵が移動しにくい場所
って言ったでしょ!?▼
そういう時にあんたみたいな俊敏なタイプが
効力を発揮するんでしょうが!!▼
- [シャンブレー]
- …うっ。そ、そういえばそんな事も
言っていたような。▼
- [セレナ]
- ったく…
あんた本当は戦う気ないんじゃないの?▼
除隊すれば…?▼
- [シャンブレー]
- …そ、そんなことはしない。
俺にも戦う意思はある…▼
…で、でも、なんでセレナは、
そこまで気にかけてくれるんだ?▼
- [セレナ]
- あんたみたいなのが戦闘でウロチョロしてたら
迷惑だからに決まってるでしょ!!▼
あんたも一応戦力なんだから
ちゃんと働きなさいって言ってんのよ!!▼
- [シャンブレー]
- …一応って、酷い言い草だな。▼
- [セレナ]
- 酷いって思われたくないなら、
ちゃんとしなさいっ!!▼
- [シャンブレー]
- わ…わかったよ。▼
- [セレナ]
- じゃあ話を続けるわよ!▼
- [シャンブレー]
- お…おう!▼
支援A†
- [シャンブレー]
- あぁ…今日もセレナの戦闘講習…
という名のお小言がある日だな…▼
何とか逃げおおせる手段はないかな…
仮病…? いや、それはこの間使ったか…▼
行方をくらます…▼
いや、後から余計に怒られそうだな…▼
- (セレナ登場)
- [セレナ]
- …ちょっと、シャンブレー!
あんたどこに行こうとしてるのよ!!▼
- [シャンブレー]
- …!? …セ、セレナッ!!
あっ…いや…これはその…▼
逃げようとしていた所を、
踏み止まっていたというか…▼
- [セレナ]
- 逃げる!? 逃げるつもりだったの!?
あ、ん、た、ねぇーーーっ!!!▼
- [シャンブレー]
- わっ!! セレナの顔が見たこともない
形相になっている!!▼
こ、これは獣としての俺の本能が
逃げろと警告している!!▼
- (シャンブレー退場)
- [セレナ]
- あっ、こら、待てー!!▼
- (暗転)
- [シャンブレー]
- はぁ…はぁっ…!!▼
へっ、ウサギの足を持つこの俺だ!
絶対に逃げ切ってやる!▼
…って、なんだ!?▼
あいつ、尋常じゃない速さで!
追いかけてきやがる…! ひいぃ…!!▼
- (セレナ登場)
- [セレナ]
- …よーし! つかまえた!!!!
もう逃がさないわよ!?▼
- [シャンブレー]
- ま、まさか…普通の人間に
追いつかれるとは…▼
それにしてもお前…
なんでそんなに必死になるんだよ?▼
俺みたいなやつなんて…、
放っておけばいいだろうが!!▼
- [セレナ]
- あたしね!! あんたみたいな
奴を見てるとイライラするのよ!▼
本気を出さずにサボってる奴が大嫌いなの!▼
だってあんた、あたしなんかよりも
潜在的な才能だって戦闘能力だって、▼
全然高いじゃないの!?▼
それなのになんで力を抜こうとするのよ!!▼
- [シャンブレー]
- セ…セレナ…
…お前、そこまで俺のことを。▼
す、すまないっ!! セレナ…▼
…まさかお前がそこまで
考えてくれていただなんて…▼
- [セレナ]
- …シャンブレー。▼
- [シャンブレー]
- 俺…考えを改める。
今度こそ改善するように努力する…▼
- [セレナ]
- …本当?▼
- [シャンブレー]
- あ…ああ。最初はお前にも迷惑
かけるかもしれないけど…▼
やるだけやってみる…
お前やみんなの力になれるように!!▼
- [セレナ]
- …ふ、ふんっ。そんな事言っても
また逃げ出そうとするかもしれないしね。▼
いいわっ。あたしがちゃんとあんたを
観察して、逃げ出さないか見張っててあげる。▼
- [シャンブレー]
- お…おう、頼んだぜ! セレナッ!!▼
支援S†
- [セレナ]
- あれ…シャンブレー。▼
- [シャンブレー]
- あ、あぁ…セレナか。▼
- [セレナ]
- 珍しいわね…あんた、それタグエル用の
防具でしょ?▼
あんたが自ら自分の防具の
手入れをするだなんて…▼
- [シャンブレー]
- あぁ…お前に色々と言われて、俺ももっと
ちゃんとしなきゃなって思ったからな…▼
潜在能力は高いって言われたからには、
みんな以上に働いて、▼
ちゃんと役に立たないとな…ってさ。▼
- [セレナ]
- シャンブレー…嬉しいわ。▼
ようやくあんたも真面目に戦いと
向き合ってくれるようになってくれたのね。▼
- [シャンブレー]
- あ、ああ…▼
あの…その…ものはついでで
頼みが…あるんだが。▼
- [セレナ]
- 何よ? 言ってみなさいよ。▼
- [シャンブレー]
- えっと…その…▼
- [セレナ]
- どうしたの?▼
今日のあたしは真面目なあんたが見られて
珍しく機嫌がいいんだから。▼
さぁ、なんでも言ってみなさいって。▼
- [シャンブレー]
- お…俺の…こ、恋人になってくれ!!▼
- [セレナ]
- えっ…!?▼
- [シャンブレー]
- 俺、セレナに言われてようやく気づいたんだ。▼
俺みたいなどうしようもない奴には、
厳しく導いてくれる人が必要だってことに。▼
- [セレナ]
- …シャ、シャンブレー!
ち、ちょっと本気なの?▼
- [シャンブレー]
- ああっ! もちろん!!▼
今日は真面目なシャンブレーが見れたって
お前が自分で言ってたじゃないか!▼
- [セレナ]
- …そ、それはそうだけど。▼
- [シャンブレー]
- 俺…もっと強くなる!
そしてお前のことを守れるようになる!!▼
だからさ、頼むよ!!▼
- [セレナ]
- …覚悟はできてるの?▼
- [シャンブレー]
- …覚悟?▼
- [セレナ]
- あたしみたいに口うるさいのと付き合うなんて、
真面目に戦うよりも…ずっと大変かもよ?▼
- [シャンブレー]
- はははっ!!
そっちの覚悟なら全然余裕さっ!!▼
- [セレナ]
- そう…じゃあ、いいわよ…
今のあんたとなら…付き合ってあげても。▼
- [シャンブレー]
- やったー!! ありがとう!!
セレナ! 俺、これから頑張るよ!▼
- [セレナ]
- ちゃ、ちゃんと守ってくれなかったら
承知しないんだからね…!▼
ロラン†
支援C†
- [セレナ]
- ん~やっぱり、この果物美味しそうね。
買っておいて正解だったわ。▼
- [ロラン]
- んっ…? セレナ、なんですか?
そのたくさんの果物…?▼
- [セレナ]
- 美味しそうだったから
つい買っちゃったのよ。▼
- [ロラン]
- またやったんですか!?▼
不足している食材以外は
買わないでと言ったじゃないですか?▼
食べきれない物を買っても
無駄になってしまうだけなのに。▼
- [セレナ]
- なによ、少しくらいいいじゃない。▼
もしかしたら美味しそうなのを見て、
食べたくなる人もいるかもしれないし。▼
- [ロラン]
- し、しかし…!▼
- [セレナ]
- 人間には、少しくらいの
無駄や余裕も必要よ?▼
余裕が無くなるとみんな心まで
イライラしてくるでしょ?▼
- [ロラン]
- いいえ、ダメですよ。▼
買い出しの費用だって
限られているんですから。▼
無駄な事は一切、認められません。▼
買い出し予算を管理している
僕の身にもなってみて下さいよ。▼
- [セレナ]
- あ、そう…
でも、もう買っちゃったものだしね。▼
せっかく買っちゃったんだから、
ちゃんと食べないとそれこそ無駄よね?▼
- [ロラン]
- …セレナ。
なんで勝手な事ばかり言うんですか!?▼
まったく、買い出し費用を
イチから計算し直しですよ…▼
- [セレナ]
- 細かい事を気にするんじゃないわよ!
…まったく、いちいちうるさいわね。▼
- (セレナ消える)
- [ロラン]
- ふぅ…セレナ…
あの様子だと全然反省してないですね…▼
支援B†
- [セレナ]
- あ、ロラン…▼
- [ロラン]
- セレナ…▼
- [セレナ]
- はぁ~…▼
- [ロラン]
- な、なに、ため息をついてるんですか?▼
- [セレナ]
- 別に…今回の買い出しの事を
思い出したら疲れただけ。▼
- [ロラン]
- セレナ、何を言ってるんです?
疲れたのは僕の方ですよ。▼
セレナと一緒に買い物をしたせいで、
計算が実に大変でした…▼
- [セレナ]
- 大変って、どういう意味よ?▼
- [ロラン]
- 言葉通りの意味ですよ。▼
セレナが化粧用品とかオモチャとか
無駄な物を買うから、▼
僕が予算の帳尻を合わせる必要が
出てしまったんですよ?▼
- [セレナ]
- なによ、イヤミな言い方!▼
ロランの方こそ、なにを買う時にも
予算だとか不要だとか、▼
理屈っぽくて面白くないのよ!▼
買い物は、もっとその場その場の
感性で買うものなのよ!▼
女はね、理屈だけで納得する様な
生き物じゃないの!▼
- [ロラン]
- な…なんですか、その理屈は!
そういうのはただの衝動買いって言うんです!▼
- [セレナ]
- だから理屈じゃないって言ってるでしょ?▼
欲しい物はその場の勢いで、
買う必要だってあるのよ!▼
もっと、こっちの言い分だって聞いてよ!▼
- [ロラン]
- 無駄な物を買うのを許せというのですか?▼
だいたい、女性がみんなあなたのように
わがままなわけではありませんよ!?▼
いいですか? 今は戦いの最中なんです。▼
少しの出費も抑えて、必要な物に
回すべきだと言っているんです!▼
- [セレナ]
- だから、それだけだと息が詰まって
つまらないでしょ!▼
いつも戦ってばかりだからこそ、
息抜きも必要なんじゃないの!?▼
- [ロラン]
- ダメです、無駄は抑えるべきなんです!▼
- [セレナ]
- …あー、そうですか!
さっきから平行線で全く話にならないわね!▼
付き合ってられない! もうあんたとなんて、
買い出しに行きたくないわ!▼
- [ロラン]
- それはこっちの台詞ですよ。▼
行くならセレナには荷物持ちだけを
お願いしたいくらいですね!▼
- [セレナ]
- そんなの、こっちから願い下げだわっ!
…ふん!▼
支援A†
- [セレナ]
- …まさか、ね。▼
- [ロラン]
- あっ…セレナ。▼
- [セレナ]
- ロラン…▼
- [ロラン]
- あなたが今『まさか』って
言ってたのって…。もしかして…?▼
セレナも褒められたんですか?▼
- [セレナ]
- …う、うん。あたし達の買い出しした時って、
みんなにすごい好評なんだって。▼
わざわざ呼び出されて褒められちゃった。▼
- [ロラン]
- セレナもでしたか…。実は、僕もなんです。▼
僕たちが買い出しした時は、足りない物や
無駄な物がなく、満足度も高くて完璧だと。▼
特に、女の子が身だしなみに使う道具とかも、
きちんと揃っていて好評だそうです。▼
- [セレナ]
- ふーん…良かったじゃないの。
買い出しの会計担当として鼻が高いでしょ?▼
- [ロラン]
- でも、これらの物は僕一人じゃ
とても揃えられませんでした…▼
僕から見れば、無駄な買い物に思えましたが、
セレナの言う事は正しかったんですね。▼
先日は、あなたの買い物を
無駄などと言って申し訳ありません…▼
- [セレナ]
- い、いいのよ。そんなこと。▼
それに、あたし一人だったら
もっと買い過ぎちゃうはずだし…▼
ロランがしっかりと管理してくれた
おかげで…助かったわ。▼
- [ロラン]
- …そうですか?
セレナに褒められると嬉しいですね。▼
でも…要するに、二人で行ったから
買い出しも成功したわけですね。▼
- [セレナ]
- うん…そうね。▼
あたし達二人って、ケンカばかりだけど
意外に気が合ってるのかもね。▼
- [ロラン]
- はい。では、次からも買い出しは
二人で行きましょう。▼
よろしくお願いしますね、セレナ。▼
- [セレナ]
- だったらこれからは、
もうちょっと文句を少なめにしてよね!▼
支援S†
- [セレナ]
- ロラン、あたし達の買い出し、
今回も好評だったわね。▼
- [ロラン]
- そうですね。僕もだいぶセレナとの
買い出しに慣れてきましたよ。▼
最近ではあなたの
好みもわかってきましたし。▼
- [セレナ]
- そうかしら~? 女の子の好みは、
そう簡単に理解できるものじゃないわよ?▼
- [ロラン]
- ははは、確かにそうかもしれませんね。▼
僕も決して一人で買い出しに行こうなんて
思ってませんから。これからも▼
二人で買い出しを続けましょう。▼
- [セレナ]
- そうね…▼
- [ロラン]
- セレナ、どうかしましたか?▼
- [セレナ]
- ロラン…あんた今あたしの好みが
わかるって言ってたけど、▼
今一番何が欲しいか…わかる?▼
- [ロラン]
- …えっ? それはどういう意味ですか?▼
- [セレナ]
- …あたしの考えていること、
だんだんわかってきたんでしょ?▼
なら、今あたしが考えてる事を
当ててみせなさいよ。▼
- [ロラン]
- え? あなたの欲しいもの…
今、あなたが考えていることですか…?▼
- [セレナ]
- そうよ、やってみせて…▼
- [ロラン]
- は、はい…▼
…多分、僕と同じ事を
考えてるんじゃないですか…?▼
- [セレナ]
- 同じ事って…?▼
それだけじゃわかんない。
はっきり言って。▼
- [ロラン]
- だ、だから、その、つまり…▼
買い出しの時だけじゃなく、人生の
全てを支え合う二人でいたい、って…▼
…セレナも、そう考えていてくれると
嬉しいです…▼
- [セレナ]
- ………▼
- [ロラン]
- …いや、ははは。これはセレナの考えを
読んだわけじゃなく、僕の願望ですね。▼
- [セレナ]
- …でも、正解よ。やっぱりあたし達、
馬が合っているみたいね。▼
- [ロラン]
- そ…そうなんですか!?▼
- [セレナ]
- ええ、そうよ。▼
- [ロラン]
- よ、良かった…▼
断られるんじゃないかと思って、
ずっと心臓が止まりそうでしたよ…▼
- [セレナ]
- まったく…いつも相手に対して
ズケズケと言うわりに、▼
大事なところだと意外と小心者なのね?▼
まぁ、今後はあたしがしっかり
あなたを支えてあげるから安心しなさい!▼
- [ロラン]
- それは心強いですね。
どうかよろしくお願いします。▼
ノワール†
支援C†
- [ノワール]
- ね、ねぇ…セレナ…
また、お願いして…いい?▼
- [セレナ]
- はぁ…またなの?
いい加減、一人で行ってきなさいよ!▼
- [ノワール]
- そ、そんな…お、お願いよ…▼
- [セレナ]
- わかったわよ、全くしょうがないわね…▼
- [ノワール]
- ご、ごめんなさい…
私が臆病なばかりに…▼
- [セレナ]
- まったく…暗がりで一人でお手洗いにも
行けないなんて、まるで子供みたいね…▼
- [ノワール]
- ほ、本当に…ごめんなさい…▼
- [セレナ]
- はぁ…もういいわよ。
さっさと済ませましょう。▼
- [ノワール]
- ありがとう…あなたがいなかったら、
私、どうなっていたか…▼
- [セレナ]
- 大袈裟ね? あたしがいなくても、
他の人にだって頼めるでしょ?▼
- [ノワール]
- 他の人には…
なんか恥ずかしくて…▼
- [セレナ]
- はぁ…それじゃあ、なんで
あたしに頼むのは恥ずかしくないのよ?▼
- [ノワール]
- セレナは、こんな事を頼んでも
からかったりしないから…▼
- [セレナ]
- 確かに、あたしが反発するのは
もっと自意識過剰な人に対してだからね。▼
ノワールに吹っ掛けたって、
弱い者イジメになるだけだし…▼
- [ノワール]
- え…? そ、そういう基準なの?▼
- [セレナ]
- どうでもいいでしょ、そんなこと!▼
…ふぅ。でもなんだか面倒な
役回りを押しつけられちゃったわね。▼
- [ノワール]
- ご、ごめんね…▼
- [セレナ]
- まぁ幼馴染だし、別にいいわよ。
こういうのは押し付け、押し付けられ、よ。▼
あ…いや、違うか。お互い様、よ。▼
- [ノワール]
- うん…ありがとう…▼
支援B†
- [ノワール]
- うう…い、痛い…▼
- [セレナ]
- あれ…ノワール!?▼
- [ノワール]
- あっ…セ、セレナ…
ううっ…!▼
- [セレナ]
- ど、どうしたの? お腹を押さえて!?▼
- [ノワール]
- う、うん…。じ、実は、さっき私なりに
薬草を調合してみようと思って…▼
最初にできたやつを煎じて飲んでみたら、
逆にお腹が痛くなっちゃって…▼
- [セレナ]
- ええっ…? あんた薬草の調合の
仕方なんて知ってたの?▼
- [ノワール]
- わ…わからなかったから、
えと、その…見た目重視で…▼
- [セレナ]
- もーっ! 全く何やってんのよ!
…知識もなしに普通そんな事をする?▼
もともとお腹だって壊しやすいでしょ?▼
- [ノワール]
- で、でも…だからこそ薬草を飲んで
身体を強くしようとしたのよ…?▼
- [セレナ]
- その発想は悪くないけど、
そこからすっ飛ばし過ぎなの!▼
- [ノワール]
- だ、だって…身体が丈夫になれば、
気持ちも強くなれると思って…▼
そ、そうすれば怖がりな性格も直って、▼
セレナにも迷惑かけないように
なれるかなって…▼
- [セレナ]
- だからやり方が悪いって言ってるの。
余計ひどい事態になったら元も子もないわ。▼
- [ノワール]
- う…うん。そうよね。
ごめんなさい…反省してる。▼
- [セレナ]
- とりあえず、あんたは横になってなさい。▼
- [ノワール]
- う、うん…▼
- [セレナ]
- 今、温かい飲み物とお腹に効く薬を
持ってきてあげるから。▼
それまでじっとしてなさいよ。▼
- [ノワール]
- は、はぁい…▼
- [セレナ]
- 良い子にしてるのよ?▼
- [ノワール]
- …………▼
(ノワール消える)
- [セレナ]
- 全く世話の焼ける子なんだから…▼
でもなぜかいつも世話してるの、
あたしばっかりのような…?▼
支援A†
- [ノワール]
- セレナ…
いつもいつも…本当にごめんね…▼
ううっ…ううっ…▼
- [セレナ]
- もう、いいって別に。▼
あたしの食事ひっくり返したくらいで、
泣かないの!▼
- [ノワール]
- だって、私、いつもセレナに
迷惑かけてるし…▼
せっかくの美味しそうな食事だったのに、
あなたの分を落としてしまって…▼
- [セレナ]
- ノワール、何度も謝らなくていいって
言ってるでしょ。▼
食事だって全然余ってたから
あとから普通にもらえたんだし。▼
あれくらい別に構わないって。▼
- [ノワール]
- で、でも…でも…▼
- [セレナ]
- ふぅん…でもさぁ。▼
- [ノワール]
- セレナ…?▼
- [セレナ]
- ノワールってまぁ…天然でおっとり
してるところは普段からあるにしても、▼
いつもはもうちょっとマシよね?▼
- [ノワール]
- …?
どういう意味?▼
- [セレナ]
- んーとね…▼
なんかあたしの前にいる時だけ、
そのダメな娘っぷりに▼
磨きがかかってるような気がするの…
気のせいかしら?▼
- [ノワール]
- …!▼
- [セレナ]
- お手洗いに付いてきて欲しいって言ったり、
薬草飲んでお腹壊したり…▼
今もお皿落したり…▼
全部あたしの前で起きてることじゃない?▼
まぁ…別にいいんだけど。▼
- [ノワール]
- …うん。実は私も、
なんでだろうって考えてたの。▼
- [セレナ]
- えっ…?▼
- [ノワール]
- もちろん自分で意識してやってる
わけじゃないし、確証だってない…▼
でも…もしかしたら、私。無意識の内に
あなたに甘えているんじゃないかって。▼
そう思ったの…▼
- [セレナ]
- 甘えてる…?
あんたが…あたしに?▼
あたしには無自覚の内に頼ろうと
してたってこと?▼
- [ノワール]
- そ、そうみたい…ごめんなさい。
セレナ…▼
- [セレナ]
- な、なんで謝るのよ!
別に悪いことしてるわけじゃないでしょ?▼
- [ノワール]
- で、でも…結果的に迷惑かけてるし。▼
- [セレナ]
- ふ、ふん…別にいいわよ。
頼っても甘えても…▼
- [ノワール]
- えっ?▼
- [セレナ]
- あたしは逆にあんたと違ってあんまり
頼りにされないからね。▼
その…こんな風に…甘えられるのも
悪い気分じゃないし、その…▼
あんたのこと放っておけないからね!!▼
- [ノワール]
- セレナ…!
あ、ありがとう!▼
- [セレナ]
- で、でも言っとくけど、
程々にしてよね!?▼
- [ノワール]
- う…うん、わかった!
うふふっ…嬉しいわ、セレナ!▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2016-09-02 (金) 21:23:04