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章別会話

※ボイス有りの自動会話の声の主に関しては
流れの都合上、名前を敢えて書いていません。
あくまで個人的な判断なので
体裁を整えて下さる方に最終判断はお任せします。

ノーマル

オープニングシナリオ

(光が収まった導きの塔の一枚絵)

[ユンヌ]
……!▼
[アイク]
ユンヌ、何事だ?
いったい何が起きている?▼

(眩い光が画面を包んだ後、【正の使徒】の集団が目の前に)

[カイネギス]
これは……▼
[ユンヌ]
帝都で倒された【正の使徒】……
彼らの肉体を蘇らせ、
心を持たない人の形として創造したもの…▼
[サナキ]
死人を生き返らせた……?▼
[エリンシア]
これが女神の力……▼
[カイネギス]
これが……
神に背くということなのだ。▼
[アイク]
襲ってくるぞ!
みんなバラバラになるな!!▼

(暗転後、戦い。少し離れたテント前でうずくまるユンヌにアイクが駆け寄る)

[アイク]
どうした?
やられたのか!?▼
[ユンヌ]
………もうだめ……
このままでは…もう………
時間がないのに……▼
もう間に合わない……!
今度こそみんな…
完全に石にされてしまう!▼
だれも助からない!!
私はだれも救えなかった……▼
[アイク]
おい!
落ち着け!▼
[ユンヌ]
痛っ…!!
な、何をするのよっ!?
いきなり…
私を誰だと……▼
[アイク]
負の女神ユンヌ、だろ。
俺たちに力を貸してくれる
随分お人よしの神様だ。▼
[ユンヌ]
……アイク…▼
[アイク]
こうなったら、
全員で塔に入るのは無理だな。
ここで敵を押さえる者を置いていく。▼
中には…最低、
何人ぐらい連れて行けばいい?▼
[ユンヌ]
塔の中には…
ここよりもっと強力な敵と
アスタルテがいるわ。▼
隊でも、特に優れた者を11人選んで。
後は竜鱗族の2人と…
鷺の民を1人だけ連れて行く。▼
あ、あと、ベグニオン皇帝…サナキと、
サザもいたほうがいいわ。▼
[アイク]
わかった。
すぐに集めて来よう。▼
[ユンヌ]
あとは…
塔に入った後
戦うのはミカヤの方だから……▼

(ミカヤがクラスチェンジ)

[ユンヌ]
これぐらいじゃないとね。▼
[アイク]
集めたぞ。▼

(ユニット編成画面へ)

ユニット編成後

(門の前でアイクとユンヌの会話。連れていく鷺の民を一人選択)

(画面暗転後、塔内部大広間の様子が表示)

エルランの記憶

(ボイスあり会話が流れる)

ルカンとサナキの章前会話

[ルカン]
ほう、きたのか神使……
いや、サナキよ。▼
おまえごときが、
この神聖なる【導きの塔】に
足を踏み入れようとはな。▼
[サナキ]
……▼

二周目以降はここに新たな会話が挿入(ハードと同じ)

[ルカン]
どこでどう狂ったのやら…
おまえが、いまこうして
私の目の前に立っているなどと。▼
[サナキ]
……わたしが監禁されていたマナイルを…
セフェランが牢を脱出しなければ…▼
折をみて
殺害するつもりであったのだな?
祖母のように。▼
[ルカン]
…死にゆく者への手向けとして、
正直にお答えしよう。
無論、その通りだとも。▼
神使ミサハを暗殺したのも、その罪を
セリノスの鷺どもに擦り付けたのも、
すべて私の差し金だったのだ!▼
[サナキ]
……そうか。
よく、わかった。▼
[ルカン]
! …どうした?
何故、絶望して泣き喚かない!?
そんな態度では私が楽しめぬではないか。▼
[サナキ]
ガドゥス公ルカン!
ベグニオン第37代皇帝の名において…
貴様をここで裁く!▼
[ルカン]
これは笑わせおるわ。
おまえごときに何ができる!▼
私は全知全能なる
女神アスタルテのしもべ、
女神に選ばれし者なのだ!▼
貴様らは石にすらなれぬ!
ここで血と肉の塊になって散るのだ!▼

(部隊編成画面へ)

クリア時

ペレアス、ネサラがそれぞれマップ上に生存していると変化

ペレアス・ネサラともに不在

[サザ]
……ミカヤ!これだ。
ルカンが後生大事に持っていた。
これが…▼
”血の誓約書”だ!▼
[ミカヤ]
あぁ、やっと…
やっと、取り戻したわ。
こんな紙切れのせいで…ペレアス様は……▼
[サザ]

もう一枚あるぞ。
これは……
[サナキ]
おぉ、すまぬの。
それはわたしが預かろう。▼
[ミカヤ]
サナキ様…?▼
[サナキ]
持ち主の…鴉王に返してやる約束なのじゃ。▼
あやつも、これのせいで
わたしの配下になったり、
仲間を裏切らねばならなくなったり…▼
じゃが、これでやっと…自由にしてやれる。
そなたたちも、よかったな
[ミカヤ]
! あなたは、“血の契約”の解き方を
ご存知なんですか!?▼
教えて下さい!
この契約書を…
どうすればいいんですか?▼
[サナキ]
簡単じゃ。
破るなり、燃やすなり…
好きに破棄すればよい。▼
あんなに苦しめられたわりに…
答えは単純じゃ。▼
[ミカヤ]
あ、ありがとうございます!
これで…デインは解放されるのですね。
今頃、ペレアス様もきっと……▼
[サザ]
だが、石にされた者達を救えなければ、
それも無意味になってしまう。▼
[サナキ]
そうじゃな。
まずは、ここを生き永らえねば。▼

ネサラのみ

[サザ]
……ミカヤ、これだ。
ルカンが後生大事に持っていた。
これが…▼
”血の誓約書”だ!▼
[ミカヤ]
あぁ、やっと…
やっと、取り戻したわ。
こんな紙切れのせいで…ペレアス様は……▼
[サザ]

もう一枚あるぞ。
これは……▼
[ネサラ]
おっと、そいつは俺のもんだ。▼
[ミカヤ]
では、キルヴァスも……▼
[ネサラ]
まぁ、そういうことだ。
こいつのせいで、仲間を裏切ったり、
元老院の言いなりになったり…▼
でも、それもこれで終わりだ。
これでやっと…自由になれる。
おまえたちも、よかったな。▼
[ミカヤ]

あなたは、”血の誓約”の解き方を
ご存知なんですか!?▼
教えてください!
この誓約書を…
どうすればいいんですか?▼
[ネサラ]
簡単だ。
破るなり、燃やすなり…
好きに破棄すればいい。▼
あんなに苦しめられたわりに…
答えは単純だ。▼
[ミカヤ]
あ、ありがとうございます!▼
これで…デインは解放されるのですね。
今頃、ペレアス様もきっと……▼
[サザ]
だが、石にされた者達を救えなければ、
それも無意味になってしまう。▼
[ネサラ]
そうだな。
まずは、ここを生き永らえなければ。▼

ペレアスのみ

[ミカヤ]
ペレアス様!これです。
ルカンが大事に隠し持っていました。
これが…▼
”血の誓約書”です!▼
[ペレアス]
あぁ、やっと…
やっと、取り戻すことができた。
こんな紙切れのせいで…デインは……
[サザ]

もう一枚あるぞ。
これは……▼
[サナキ]
おぉ、すまぬの。
それはわたしが預かろう。▼
[ペレアス]
サナキ様…?▼
[サナキ]
持ち主の…鴉王に返してやる約束なのじゃ。▼
あやつも、これのせいで
わたしの配下になったり、
仲間を裏切らねばならなくなったり…▼
じゃが、これでやっと…自由にしてやれる。
そなたたちも、よかったな。▼
[ペレアス]

あなたは”血の誓約書”の解き方を
ご存知なんですか!?▼ 教えてください!
この誓約書を…
どうすればよいのですか?▼
[サナキ]
簡単じゃ。
破るなり、燃やすなり…
好きに破棄すればよい。▼
あんなに苦しめられたわりに…
答えは簡単じゃ。▼
[ペレアス]
あ…ありがとうございます。▼
[ミカヤ]
これで…デインは解放されるのですね。 もう、望まぬ戦いをしなくとも いいのですね…
[ペレアス]
だが、石にされた者達を救えなければ、
それも無意味になってしまう。
[サナキ]
そうじゃな。
まずは、ここを生き永らえねば。▼

ペレアス・ネサラともにいる

[ミカヤ]
ペレアス様!これです。
ルカンが大事に隠し持っていました。
これが…▼
”血の誓約書”です!▼
[ペレアス]
あぁ、やっと…
やっと、取り戻すことができた。
こんな紙切れのせいで…デインは……
[サザ]

もう一枚あるぞ。
これは……▼
[ネサラ]
おっと、そいつは俺のもんだ。▼
[ペレアス]
では、キルヴァスも……▼
[ネサラ]
まぁ、そういうことだ。
こいつのせいで、仲間を裏切ったり、
元老院の言いなりになったり…▼
でも、それもこれで終わりだ。
これでやっと…自由になれる。
おまえたちも、よかったな。▼
[ペレアス]

あなたは、”血の誓約”の解き方を
ご存知なんですか!?▼
教えてください!
この誓約書を…
どうすればよいのですか?▼
[ネサラ]
簡単だ。
破るなり、燃やすなり…
好きに破棄すればいい。▼
あんなに苦しめられたわりに…
答えは単純だ。▼
[ペレアス]
あ…ありがとうございます!▼
[ミカヤ]
これで…デインは解放されるのですね。 もう、望まぬ戦いをしなくとも いいのですね…
[ペレアス]
だが、石にされた者達を救えなければ、
それも無意味になってしまう。▼
[ネサラ]
そうだな。
まずは、ここを生き永らえなければ。▼

エンドシナリオ

[ユンヌ]
……人は不思議。
女神に選ばれるのは、
人にとってそんなに嬉しいこと?▼
ルカンは、自分を選んでもらうために
他人を陥れることしかできなかった。▼
それでも心が満たされなくて…
この者の心は最期の瞬間ですら、
疑心と不満でいっぱい。▼
[サナキ]
……くだらぬ男じゃ。▼
この者の野心が、我が国の進むべき道を
捻じ曲げたのだと思うと…
わたしは悔しくてならぬ……▼
[アイク]
………
神使……▼
[サナキ]
そなたはまだ、
わたしを神使と呼ぶのじゃな。
それはもうやめるのじゃ。▼
[アイク]
じゃあ、なんて呼べばいい?
サナキ様か?▼
[サナキ]
無礼者め。そなたごときが軽々しく
わたしの名を口にするでない。
”皇帝”と呼ぶがよいぞ。▼
[アイク]
わかったよ、皇帝。▼
[サナキ]
苦しゅうないぞ。
楽にせよ。▼
[アイク]
ったく、あんたは…▼
[ユンヌ]
人はたくましいわね。
あの子はもう、
神の言葉を必要としていない。▼
[アイク]
…女神ユンヌ、あんたは不思議な奴だな。
人が神を必要としなくなるのを
喜んでいるように見える。▼
[ユンヌ]
だって、それが人だもの。
変わりゆくのは誰にも止められない。▼
人は時に私たちでさえ
思いつかないようなことをする。▼
私はそれがとても悲しい。
私はそれがとても嬉しい。
だから、私は人が大好き。▼
[アイク]
神にすら止められない変化、か…
女神アスタルテは
それが許せなかったんだろうか。▼
[ユンヌ]
…わからない。
でも、アスタルテも人が好きだった。
その気持ちを想いだせれば、きっと……▼

(画面暗転後、セーブ画面へ)

ハード

オープニングシナリオ

(光が収まった導きの塔の一枚絵)

[ユンヌ]
……!▼
[アイク]
ユンヌ、何事だ?
いったい何が起きている?▼

(眩い光が画面を包んだ後、【正の使徒】の集団が目の前に)

[カイネギス]
これは……▼
[ユンヌ]
……アスタルテの奇跡…
帝都で倒された【正の使徒】……▼
彼らの肉体を蘇らせ、
心を持たない人の形として創造したもの…▼
[サナキ]
死人を生き返らせた……?▼
[エリンシア]
そんなことまで…
できるのですか?▼
[ティバーン]
ふざけやがる…!▼
[ネサラ]
…あり得ないぜ、まったく。▼
[ニケ]
これが女神の力……▼
[カイネギス]
これが……
神に背くということなのだ。▼
[アイク]
襲ってくるぞ!
みんなバラバラになるな!!▼

(少し離れたテント前でうずくまるユンヌにアイクが駆け寄る)

[アイク]
どうした?
やられたのか!?▼
[ユンヌ]
………もうだめ……
このままでは…もう………▼
時間がないのに……
間もなくアスタルテは
力を満たしてしまうわ…!▼
[アイク]
おまえ、ユンヌだな?▼
[ユンヌ]
もう間に合わない……!
今度こそみんな…
完全に石にされてしまう!▼
だれも助からない!!
私はだれも救えなかった……▼
[アイク]
おい!
ちょっとは落ち着け!▼
[ユンヌ]
痛っ…!!
な、何をするのよっ!?
いきなり…
私を誰だと……▼
[アイク]
負の女神ユンヌ、だろ。
俺たちに力を貸してくれる
随分お人よしの神様だ。▼
[ユンヌ]
……アイク…▼
[アイク]
こうなったら、
全員で塔に入るのは無理だな。▼
ここで敵を押さえる者を
置いていくしかないが……▼
中には…最低、
何人ぐらい連れて行けばいい?▼
[ユンヌ]
塔の中には…
ここよりもっと強力な敵と
アスタルテがいるわ。▼
隊でも、特に優れた者を11人選んで。
後は竜鱗族の2人と…
鷺の民を1人だけ連れて行く。▼
あ、ベグニオンの皇帝も。
彼女も居たほうがいいわ。
それから…サザも。▼
[アイク]
わかった。
すぐに集めて来よう。▼
[ユンヌ]
…っと。
いけない、忘れてたわ。▼
塔に入った後
戦うのはミカヤの方だから……▼

(ミカヤがクラスチェンジ)

[ユンヌ]
これぐらいじゃないとね。▼
[アイク]
集めたぞ。▼

(ユニット編成画面へ)

鷺の民選択

[ユンヌ]
この者たちを連れて行くのね。
……わかったわ。▼
それで…鷺の民は
どの子を連れて行くの?

ラフィエル選択

[アイク]
…ラフィエルに頼もう。
いいか?▼
[ラフィエル]
はい。…がんばります。

リュシオン選択

[アイク]
…リュシオンに頼もう。
いいか?▼
[リュシオン]
もちろんだ。
でき得る限り力を尽くそう。▼

リアーネ選択

[アイク]
…リアーネに頼もう。
いいか?▼
[リアーネ]
Makasetekudasai!/マカセテクダサイ!
せいっぱい…がんば、ます!▼
[ユンヌ]
……では、行きましょう。
【導きの塔】へ…!▼

(画面暗転後、塔内部大広間)

[アイク]
……静かだな。
ここに、女神がいるのか……▼
[ユンヌ]
えぇ、最上部にいるわ。▼
…みんな気をつけて。
塔の内部はアスタルテの領域。▼
彼女の力が極限まで
作用している場所だから。▼
……?…▼

エルランの記憶

(ボイスあり会話)

[女性の声]
…では、あなたが
初代女王オルティナと結ばれたお方…
よくぞ打ち明けてくださいました。
[男性の声]
初対面の…
私の言葉を信じるのですか?
[女性の声]
はい。わたしには分かります。
あなたは嘘をついていないと……
[男性の声]
! ……ま…さか……
…私の力を…?
[女性の声]
わたしだけではなく、代々の神使はみな
女神の御声を授かることができます。
間近に迫った天災や、
農作物の出来など…様々な事柄を。
本来…あなたが享けるべき啓示です。
[男性の声]
あぁ…女神よ……!
私とオルティナの子は……
祝福されない存在だとばかり……
[女性の声]
……これをご覧ください。
[男性の声]
この印は…
[女性の声]
そう。神使はすべて【印付き】……
元老院によって隠されてきた最大の秘密。
それゆえわたしは…幼い頃より常に…
自分が罪深い者として生まれて
きたのだと、どこかで恥じていました。
そして、民を欺いているのだという
良心の呵責に苛まれていました。
[男性の声]
…なんということだ……
[女性の声]
ですが…あなたにお会いして理解しました。
この血は恥ずべきものではありません。
決して。
その証に…わたしは自分が
【印付き】であることを
公にしようと思います。
[男性の声]
! いけない。
そんなことをすれば、
貴女の身に危険が……
[女性の声]
とうぜん、元老院はあらゆる手段を用いて
妨害しようとするでしょうね…
ラグズ奴隷解放令を発した時のように。
だけど、わたしは屈しません。
人の上に立つ者としての
使命を果たします。
女神の手によって創りだされし命に
優劣など存在しませんもの。
[男性の声]
……なんと強い意志なのだろう。
その双眸は…オルティナによく似ている。
[女性の声]
わたしは誇りをもって民の前に立ち、
真実を語りましょう。
そしてこの国を…
正しく導くとお約束します。
[男性の声]
…ありがとう……
貴女の存在が…
私に再び光を与えてくれました。
私は…ゴルドアに戻り、
友にこのことを伝えます。
ラグズとベオクは……
また共存できるかもしれないと。
希望が…あるのだと。
[女性の声]
ありがとう、わたしのご先祖さま。
この生をくださったこと…
心より感謝いたします。

(ムービー終了、大広間の光景に戻る)

[ユンヌ]
……いまのは…?▼
[アイク]
どうかしたのか?▼
[ユンヌ]
ううん。なんでもない。
えっとね、
そこの扉を開けて進んで。▼
[アイク]
わかった。▼
[ユンヌ]
………▼

ルカンとサナキの章前会話

[ルカン]
ほう、きたのか神使……
いや、サナキよ。▼
おまえごときが、
この神聖なる【導きの塔】に
足を踏み入れようとはな。▼
[サナキ]
……▼

2周目以降挿入

[ルカン]
くく 我らが神使様、
ご機嫌は如何ですかな?
せっかくここまで
足を御運びいただいたのだ。
少し…昔話でもお聞かせしよう。
  • ベグニオン兵士に詰め寄る民衆の一枚絵
[ルカン]
時はベグニオン歴640年──
帝国にはもう15年もの間、
神使不在の状態が続いていました。
象徴なき元老院に、民衆は
不平ばかりを申し立て…
国はかつてないほどに荒れていた。
幼きサナキ様を、早く
皇帝の座へという声は
日増しに大きくなり……
我ら元老院は、
5歳になられたばかりの
あなたを神使として皇帝位に迎えた。
ところが、サナキ様。
あなたは大変難しい子供で…
母君と離されたことに
癇癪を起こして泣き叫ばれた。
ご公務の場でも、
一時として泣き止むことはなく、
これでは謁見1つさせられはせぬと
皆が途方に暮れました。
そこへ現れたのが、
最年少の議員ペルシス公
セフェランであった。
あの者が抱き上げた途端、
あなたは泣き止み、笑顔まで見せた。
これを利用せぬ手はあるまいと…
我ら元老院は異例の抜擢で
ペルシス公を宰相の座に据え、
あなたの傍近くに仕えさせた。
これは我らの思惑通り…いや、
それ以上の効果があった。
小さく可愛らしい神使の傍らに
若く美しい宰相という絵図は
民衆から絶大な支持を得たのだからな。
愚かな民どもは、見た目の
華やかさに心を奪われるあまり…
新しい神使が、
女神の天啓を得られぬことなど
誰1人として深く追求しなかった。
新しい神使と宰相のお蔭で、
国は見違えるように纏まった。
あからさまに理不尽と分かる
新法公布を行っても…
2人がバルコニーから
顔を覗かせ、笑顔で手を振れば
国民どもは喜んでそれに従ったのだ。
[サナキ]
………
[ルカン]
しかし…それが仇となった。
ただの傀儡であるはずの、
神使と宰相は──
民意があることをいいことに
年々、政治に口出しするようになった。
ラグズ奴隷の件、クリミア出兵の件、
色々くだらぬことをこと細かにな。
そなたたちの存在は
次第に目の上の瘤となっていった。
…そこで此度のラグズ連合との戦だ。
我らの罪を暴き、半獣どもに
膝をつかせようとまでした。
これはもう、許すまじきこと。
我らはおまえたちを見限ることとした。
セフェランは宰相及び
元老院議長の地位を剥奪して牢獄へ。
神使は突然発症した不治の病のため、
ご公務の席に出られない。
そういう筋書きであったのだが…
[ルカン]
どこでどう狂ったのやら。
おまえが、いまこうして
私の目の前に立っているなどと。▼
[サナキ]
……わたしがマナイルを。
セフェランが牢を脱出しなければ…▼
折をみて
殺害するつもりであったのだな?
祖母や…姉のように。▼
[ルカン]
…死にゆく者への手向けとして、
正直にお答えしよう。
無論、その通りだとも。▼
神使ミサハを暗殺したのも、
その罪をセリノスの鷺どもに
擦り付けたのも、全て元老院だ!▼
私の差し金だったのだ!▼
[サナキ]
……そうか。
よく、わかった。▼
[ルカン]
! …どうした?
何故、絶望して泣き喚かない!?
そんな態度では私が楽しめぬではないか。▼
[サナキ]
ガドゥス公ルカン!
我が帝国に数多なる害を成した
そなたこそが国の逆臣なのじゃ!!▼
ベグニオン第37代皇帝の名において…
貴様をここで裁く!▼
[ルカン]
これは笑わせおるわ。
おまえごときに何ができる!▼
私は全知全能なる
女神アスタルテのしもべ、
女神に選ばれし者なのだ!▼
良いか、俗物ども!▼
貴様らごときが何人かかってこようが、
女神の加護を受けた私に
指一本触れられぬ!!▼
貴様らは石にすらなれぬ!
ここで血と肉の塊になって散るのだ!▼

(部隊編成画面へ)

進撃後

?ターン目ルカンの特殊攻撃

1回目

[ルカン]
ふはははは
女神に選ばれし私は万能だ!▼

2回目

[ルカン]
私を崇めようとせぬ者どもの言葉など、
消え去るがいい!▼

3回目

[ルカン]
女神よ、静寂を!
静寂を与えたまえ!▼

ミカヤVSルカン(ペレアス死亡時)

[ルカン]
邪神ユンヌの巫女よ、
そなたはデインの将でもあったな。
くっくっ……
血の誓約のこと、
そなたもよく知っておろう?
[ミカヤ]
ガドゥス公ルカン……
あなたがデインの人々を苦しめ、
無益な戦争に引きずり込んだ。
あなたがペレアス王子を陥れ
死を選ぶまでに追い詰めた。
[ルカン]
黙るが良い、そして聞け。
血の誓約がある以上、
そなたは私に従う他ない。
私に逆らえば、
すべてのデインの民は
死ぬことになる!
[ミカヤ]
いいえ。
あなたは嘘をついている。
[ルカン]
な……何ぃ……?
[ミカヤ]
理由はわからないけど、
でもわたしにはわかる。
あなたもわかっているはず。
誓約の証は薄れ始めている……
いまのあなたに、
わたしたちを縛る力はない。
[ルカン]
ぐ……ぐぅ……!
いまいましい小娘めえ!

ミカヤVSルカン(ペレアス生存時)

[ルカン]
貴様、デインの巫女…
そなたはデインの将でもあったな。
くっくっ……
血の誓約のこと、
そなたもペレアスから聞いておろうな?
[ミカヤ]
ガドゥス公ルカン……
あなたがデインの人々を苦しめ、
無益な戦争に引きずり込んだ。
[ルカン]
黙るが良い、そして聞け。
血の誓約がある以上、
そなたは私に従う他ない。
私に逆らえば、
すべてのデインの民は
死ぬことになる!
[ミカヤ]
いいえ。
あなたは嘘をついている。
[ミカヤ]
理由はわからないけど、
でもわたしにはわかる。
あなたもわかっているはず。
世界が変わってしまってから、
誓約の証は薄れ始めている……
いまのあなたに、
わたしたちを縛る力はない。
[ルカン]
ぐ……ぐぅ……!
いまいましい小娘めえ!

ペレアスVSルカン

[ペレアス]
ル、ルカン殿……
[ルカン]
ん? ほう、
まだ生きておったのか……
まあおまえごときでも
何かの使い道はあろう。
まずは敵の将を討ってくるがよい。
[ペレアス]
……
[ルカン]
なんだその目は?
血の誓約……
よもや忘れたわけではあるまいな?
[ペレアス]
そんな脅し…もう何の意味もない。
デインの民は石と化した。
僕の腕にある誓約の"証"も…
何故か薄れてきている。
きっと効力を失い始めてるんだ。
ルカン殿…あなたが1度死んだから。
[ルカン]
くく よく気づいたな。
だが…いくら薄れようが
誓約はまだ継続しているのだぞ!?
私に逆らえば、デインを祖国とする
何者かの命が消えるぞ。
それでもよいのか?
[ペレアス]
あぁ、構わない。
[ルカン]
なに?
私の耳はおかしくなったか…
[ペレアス]
構わないと言った。
いま動ける者はみな…
裁きの光を受けてなお生き残った
屈指の強者ばかりだ。
もし死ぬとしたら、
それは一番ひ弱な僕に違いない。
ならば……何も恐れはしない!
[ルカン]
ぐ…
な、生意気な……
では望みどおり死んで逝け!

ネサラVSルカン

[ルカン]
くっくっくっ…
よく来たなキルヴァス王よ。
誓約に縛られたおまえは私に逆らえん。
よって、ここでまた
仲間たちを裏切ってみせるのだ。
これまでのようにな。
[ネサラ]
断る。
[ルカン]
なんじゃと……?
[ネサラ]
事後承諾になって悪いが、
つい最近……
雇い主を代えたんだ。
元老院副議長よりもっと地位が上の……
帝国皇帝サナキ殿にな。
[ルカン]
な、なん…っ
なんだとっ………!?
[ネサラ]
主の命令に従わないと
誓約の呪いが降りかかる。
だからさ、たったいまここで
あんたを始末する。
長年の恨み辛みも上乗せしてさ。
[ルカン]
ぐぅ…っ!

サナキVSルカン

[サナキ]
そなたの罪、ここで絶つ!
[ルカン]
小娘が偉そうな口を!

アイクvsルカン

[ルカン]
ふははは
あのサナキの味方をする
忌々しい傭兵ではないか……▼
私についておれば今頃は
こちら側にいられたものを、
まったく愚かなことよ。▼
[アイク]
黒幕は誰だ?
あんたの裏には誰がいる?▼
[ルカン]
黒幕?
何を言っておる……?
私こそが女神の加護を受けし者。▼
すべては女神が蘇り、
私をお選びになるための
崇高なる計画だったのだ。▼
[アイク]
メダリオンもか?▼
[ルカン]
メダリオン……?▼
[アイク]
……どうやらあんたは、
本当に何も知らないらしいな。
これ以上は無駄か。▼
[ルカン]
ば…ば……馬鹿にしおって!
私はガドゥス公ルカン!
最も優れた者なのだ!▼

タニスVSルカン(シグルーンで発生前限定)

[ルカン]
ふん ……タニスよ。
偽者とも知らず、
あの小娘を奉じた道化者めらが!
[タニス]
その薄汚い口を閉じろ。
サナキ様への侮辱は許さん。
[ルカン]
う、う、薄汚いじゃと……
ガドゥス公たる私に向かって
何たる無礼!!
私こそが女神アスタルテに代わりて
この世を統べる者。
あやつは神使ではない、皇帝でもない、
ただの小娘にすぎぬのだぞ!
[タニス]
神使でなくば、皇帝になれずという法は
ベグニオンにはない。
[ルカン]
なにぃ……?
[タニス]
これまで神使が皇帝を兼ねていたのは、
そうした方がお前たち元老院にとって
都合がよかった、ただそれだけのこと。
あの方は、国にも法にも正式に
認められた皇帝であられる。
神使でない、という理由でそれを
覆すことはできない。
[ルカン]
い、今更、そのような屁理屈を……
[タニス]
そうだな、理屈はどうでもいい。
サナキ様は唯一無二の我が主。
私はあの方の騎士として、
おまえを滅しよう。
[ルカン]
この涜神の徒め!
この私に刃を向けるということは、
女神に刃を向けるも同じことじゃぞ!
[タニス]
ふっ それこそ今更だ。
ガドゥス公ルカン、覚悟!

シグルーンVSルカン(タニスで発生前限定)

[シグルーン]
ガドゥス公ルカン。
もはやどんな言い逃れも叶いません。
どうか、お覚悟を。
[ルカン]
シグルーンか。おまえも、さんざん
私の邪魔をしてくれた……
何が皇帝だ!
あやつにその資格などないわ。
偽の神使に仕える愚か者め!
[シグルーン]
おかしなことを。
サナキ様は、元老院が認めた
正式な皇帝でいらっしゃいます。
そもそも、ベグニオンの法のどこに
神使でなくば皇帝にあらずという
記述があるのです。
それは、あなた方、元老院の都合で
通例化していたことに過ぎません。
[ルカン]
へ、屁理屈を……
[シグルーン]
これまで、正義の元では通らぬ理屈で
法を曲げてきたのは
あなた方ではありませんか。
いまこそ、その罪を贖うとき!
[ルカン]
生意気なぁ!
女神に選ばれしこの私に
勝てると思っているのか!

ステラVSルカン

[ステラ]
ガドゥス公ルカン様……
[ルカン]
む?
そなたはもしや……
ディアメル伯の……?
[ステラ]
はい。おひさしぶりです。
こうしてお会いして
改めて思いました……
私の選択は、正しかったのだと。
あなたに嫁げば…
私はこの世の誰より不幸だったはず。
[ルカン]
ふん……
格下の貴族が大層な口を。
私はガドゥス公ルカン!
元老院の長にして
女神に選ばれし者であるぞ!

ティバーンVSルカン

[ティバーン]
話は聞かせてもらったぜ。
セリノスの虐殺は
すべててめえの企み……▼
俺たち鳥翼族の仇は……
てめえってわけだ。▼
[ルカン]
ふ、ふん!
女神の加護を受けし私は無敵、
傷つけることはかなわぬ!
半獣の海賊よ、
貴様ごときが何をしようと……
[ティバーン]
悪いが……喋んのは
そろそろ終わりにしようぜ。
実はもういい加減……
俺も抑えがきかねえんでな……
[ルカン]
……? 貴様……
笑って……おるのか……?
喜んで……おるのか……?
[ティバーン]
俺は普通の連中より……
【負】の気ってやつが多いんだとよ。
その影響かもしれねえが……
勘弁しろよ……?
俺の中のこいつが……
てめえをぶち殺すまで
収まりそうにねえ……!

ニケvsルカン

[ルカン]
ほう・・・・・・
おまえが噂に聞く
東方の半獣とな・・・・・・
[ニケ]
じろじろと・・・・・・
汚らわしい目を
こちらに向けるな。
[ルカン]
き・・・貴様!
ガドゥス公たるこの私に・・・・・・!
[ニケ]
ガドゥス?
そんなもの私は知らぬぞ。
自分の居場所だけが
世界のすべてだと早合点せぬことだな、
名も知らぬベオクよ。
[ルカン]
黙れ未開地の獣が!
おまえの国とやらも
すぐに滅ぼしつくしてくれるわ!

ハールVSルカン

[ハール]
相も変わらず
権威って椅子に
しがみつきたがる……▼
世界がこんなに
変わっちまってても、
あんたの性根だけは変わらんようだな。▼
[ルカン]
無礼者め、
この私を誰だと心得ておる!▼
私に逆らうのは
女神アスタルテに逆らうも
同じじゃぞ!▼
[ハール]
少し前までは
それが神使様だったよな?
まったく忙しいことだ。▼
だが女神様は
本当にあんたを守ってくれるかね……▼

ジルVSルカン

[ルカン]
デインの騎士よ、
私はカドゥス公ルカンであるぞ。
そなたの主君である
ペレアス王は私に……
[ジル]
何を言おうと……
デインはもうあなたには従わない!

ラフィエルVSルカン

[ラフィエル]
……!
[ルカン]
ふはは 逃がしはせぬぞ!
そなたら鷺の民に
私を傷つけるすべはなかろう?
ふははは!
愉快愉快、実に愉快!
[ラフィエル]
なんて…醜い……

リュシオンVSルカン

[ルカン]
鷺か……存外しぶとい生き物じゃな。
あの時根絶やしに
するつもりであったが……
[リュシオン]
貴様…貴様が……
あの虐殺を……
[ルカン]
私が憎いか鷺よ?
しかしそなたらに
私を傷つける力はない。
あの虐殺のように……
何もできずに
ただ死に行く定めよ!

リアーネVSルカン

[リアーネ]
…a……!
[ルカン]
鷺の娘か……
このような時でなくば、
屋敷に連れ帰り愛でてやるものを…

サザVSルカン

[サザ]
……
[ルカン]
ん? 何者だ……?
どこぞの卑しい盗賊めが
迷い込んだのか?
[サザ]
あんたにとっては、
俺はその程度の相手だろうな。
俺にとってのあんたも、
その程度の相手だ。
だからわざわざ名乗りはしない。
これからあんたは死ぬ。
それだけで十分だ。

オリヴァーVSルカン

[ルカン]
・・・・・・タナス公・・・・・・?
どうなっておる?
なぜそなたがここに・・・・・・
[オリヴァー]
私は美の庇護者オリヴァー。
そなたらは可愛い小鳥の敵!
小鳥の敵は私の敵!
醜き男よ、覚悟するがいい!
[ルカン]
貴様・・・・・・呆けたか!
誰に向かって
そのような口をきいている!

ルカン撃破時

[ルカン]
ば……か……な…………
私…は……
女神……選ば…し……▼

へッツェル初戦時

[ヘッツェル]
…ルカン殿に逆らえぬまま
悪事に手を染めてきた………▼
罪深きこの身に救いはない。
平安を与えられぬまま、
魂は永劫苛まれるのであろうな。▼

アイクVSヘッツェル

[ヘッツェル]
ま、待ってくれ……
私は命じられてここにいるだけ……
戦う気はないのだ……
[アイク]
なら武器を捨てて降伏しろ。
[ヘッツェル]
そ、それはできぬ……
ルカン殿の不興を買うわけには
いかぬのだ……
[アイク]
……

ミカヤvsヘッツェル

[ヘッツェル]
女神に逆らおうなど、
愚かなことはやめるのじゃ。
いまのままを受け入れ、
おとなしくしておればよい。
さすれば女神の慈悲もあろう。
[ミカヤ]
いまのまま……?
そんなことできません。
わたしたちの民も仲間も、
大勢が石にされてしまいました。
あなた方ベグニオンの民たちも。
[ヘッツェル]
それは……仕方のないことじゃ。
そのかわり、私たちはこうして
生きておるのだから……
[ミカヤ]
やはり……
あなたとはわかり合えません。

サナキVSヘッツェル

[サナキ]
ヘッツェル……
おまえも、あのルカンに汚い陰謀に
加担していたのじゃな?
欲にまみれた元老院の中で、
そなたはまだ信じられると……
そう思っていたのに。
[ヘッツェル]
ち、違う、違うのです、神使様。
私は……
[サナキ]
言い訳など聞きとうない!
おまえがルカンに従ってここにいる。
それが何よりの証拠じゃ。
[ヘッツェル]
そうです、私はルカンに従った…
そうするしかなかった……
それでも私は……せめて私は、
神使様を神使様として……
敬ってきたつもりです。
[サナキ]
では、わたしをマナイルに
閉じ込めたことは
どう説明するつもりじゃ。
[ヘッツェル]
わ、私は何もしていない!
すべてはルカンが強引に進めたこと。
私は、知らなかったのです。
後で聞いて……
[サナキ]
止めなかったのであろう?
[ヘッツェル]
止められなかった……
いいえ、何も言えなかった。
そう、ミサハ様のときも……
セリノス虐殺のときも……私は…
[サナキ]
何も言わず……
祖母を、セリノスの民を見殺しにしたと、
そう申すのじゃな!
[ヘッツェル]
お、お許しを……

タニスVSヘッツェル

[タニス]
アニムス公ヘッツェル!
神使様への反逆、この期に及んで
言い逃れできると思うな!
[ヘッツェル]
違う……私は……
私は悪くない……

シグルーンVSヘッツェル

[シグルーン]
ヘッツェル殿、
あなたはルカン殿と共に
神使サナキ様に背いた……
間違いありませんね?
[ヘッツェル]
め、滅相もない……!
全ての首謀者はルカン殿……
私はただ……
ただ従っておるだけ……

ハールVSヘッツェル

[ヘッツェル]
そなたは……見覚えがある。
我ら元老院の意に背き
デインへ亡命した竜騎隊の……
最も強きベグニオンに背き、
最も強き女神に背く……
なぜじゃ? なぜ強い者に従わぬ?
[ハール]
あなた方には……
一生かかっても理解できないだろうさ。

ジルVSヘッツェル

[ヘッツェル]
そなたら……
なぜ、女神に背こうなどと
考える……?
女神にかなうはずがないではないか。
強いものに従うのは
当たり前ではないか……
[ジル]
強い、弱い……そんな理由で
私は敵や味方を選ばない。
私の戦いは私の志のために。
後悔のない道を進むだけ……

ステラVSヘッツェル

[ヘッツェル]
人が神にかなうはずがない。
赤子でもわかることではないか……
なぜそなたらは……女神に跪かぬ?
[ステラ]
自分の意思を捨て、
ただ言われるがままに生きる……
そんな生き方は、
あの時の私と同じです……
私たちは……自分で生きます。
たとえどんな苦難が待っていても……
[ヘッツェル]
…ルカン殿に逆らえぬまま
悪事に手を染めてきた……
罪深きこの身に救いはない。
平安を与えられぬまま、
魂は永劫苛まれるのであろうな。

ティバーンVSヘッツェル

[ヘッツェル]
ル…ルカン殿……
敵が……! お助けを……
[ティバーン]
ラフィエルが世話になったそうだな。
その分の礼に……
苦しまずに逝かせてやろう。

ニケVSヘッツェル

[ニケ]
おまえがヘッツェルだな。
ラフィエルから話は聞いた。
[ヘッツェル]
ラフィエルが……?
そ、そうじゃ……
私がラフィエルを
救ってやった……
あれが生きているのは
私のおかげ……
[ニケ]
あれなどと……
私の伴侶を気安く呼ぶな。

ラフィエルVSヘッツェル

[ヘッツェル]
ラフィエルよ……
そなた…そなたならば……
[ラフィエル]
……
[ヘッツェル]
すまなかった。
すまないことをした……
ずっとずっと後悔しておったのだ。 ▼
だから、どうか許してくれ。
私を許すと言ってくれ。
[ラフィエル]
…………
[ヘッツェル]
わ、私は
そなたには優しかったであろう?▼
他の貴族がラグズにするような
心無い仕打ちは一切せず、
手厚くそなたを保護して……
[ラフィエル]
……私は…あなたに対して、
何ひとつ言葉を持ちません。
[ヘッツェル]
ああ……っ!

リュシオンVSヘッツェル

[ヘッツェル]
ラフィエルではない……
だがよく似て………
セリノスの鷺よ…
そなたたちは何と美しいのだ……
[リュシオン]
好きでこのように
生まれついたわけではない。
こんな役にも立たない容姿より…
仲間を守れる力があれば
どれほど良かったことか………

リアーネVSヘッツェル

[ヘッツェル]
さ、鷺の…娘……?
おお……なんという……
[リアーネ]
……
[ヘッツェル]
ま、待て。
逃げてはならぬ……逃げては……

オリヴァーVSヘッツェル

[ヘッツェル]
タ、タナス公・・・・・・!
我らを裏切ったのか・・・
[オリヴァー]
ほほ それも全ては私が
美の守護者たる所以・・・・・・
美は美に強く惹かれるもの。
ほとばしる愛は誰にも止められぬ!
麗しき小鳥を守るため、
私は醜き元老院を挫ーく!!

へッツェル 撃破時

[ヘッツェル]
女神…よ……
…救…いを……▼

エンドシナリオ

ペレアス・ネサラともに不在

[サザ]
……ミカヤ、これ。
[ミカヤ]
”血の誓約書”ね!▼
[サザ]
ルカンが後生大事に持っていた。
2枚あるけど…どっちがデインのだ?▼
[ミカヤ]
………こっち。
もう1枚は………▼
[サナキ]
おぉ、すまぬの。
それはわたしが預かろう。▼
[サザ]
[ミカヤ]
サナキ様…?▼
[サナキ]
持ち主に返してやる約束なのじゃ。
これでやっと…自由にしてやれる。
そなたたちも、よかったな。▼
[ミカヤ]
あの…!
教えてください。
この誓約書は…どうすればいいんですか?▼
[サナキ]
破るなり、燃やすなり…
好きに処分すれば良い。▼
ルカンの1度めの死によって
誓約の”証”は薄れておろう?▼
誓約書自体が無くなれば
跡形もなく消えるはずじゃ。▼
[ミカヤ]
あ、ありがとうございます!
[サナキ]
気にするな。
私はいま、とても気分が良いのじゃ。▼

ネサラのみ

[サザ]
……ミカヤ、これ。▼
[ミカヤ]
”血の誓約書”ね。▼
[サザ]
ルカンが後生大事に持っていた。
2枚あるけど…どっちがデインのだ?▼
[ミカヤ]
………こっち。
もう1枚は………▼
[ネサラ]
おっと、そいつは俺のもんだ。▼
[サザ]
鴉王。▼
[ミカヤ]
では、キルヴァスも……▼
[ネサラ]
まぁ、そういうことだ。
これでやっと…自由になれる。
おまえたちも、よかったな。▼
[ミカヤ]
あの…!
教えてください!
この誓約書は…どうすればいいんですか?▼
[ネサラ]
破るなり、燃やすなり…
好きにすればいい。▼
ルカンの1度めの死によって
誓約の”証”は薄れてるだろ?▼
誓約書自体が無くなれば、
同時に跡形もなく消えるはずだ。▼
[ミカヤ]
あ、ありがとうございます!▼
[サザ]
……あんたはどうなんだ?▼
[ネサラ]
ん?▼
[サザ]
いまの口ぶりだと、
あんたの”証”は……▼
[ネサラ]
あぁ、俺のは別口なんでね。
ルカンの死は関係ない。▼
だが、この誓約書さえ戻れば…
いずれ救われることになっている。▼
[サザ]
?▼
[ネサラ]
どちらにせよ、ここで
生き永らえれば…の話だ。▼

ペレアスのみ

[ミカヤ]
……ペレアス様、これを。▼
[ペレアス]
”血の誓約書”だね。▼
[サザ]
ルカンが後生大事に持っていた。
2枚あるけど…どっちがデインのだ?▼
[ペレアス]
………こっちのようだ。
もう1枚は………▼
[サナキ]
おぉ、すまぬの。
それはわたしが預かろう。▼
[サザ]
!▼
[ペレアス]
サナキ様…?▼
[サナキ]
持ち主に返してやる約束なのじゃ。
これでやっと…自由にしてやれる。▼
そなたたちも、よかったな。▼
[ペレアス]
あの…!▼
この誓約書は…どうすればいいんですか?▼
[サナキ]
破るなり、燃やすなり…
好きに処分すれば良い。▼
ルカンの1度めの死によって
誓約の”証”は薄れておろう?▼
誓約書自体が無くなれば、
跡形もなく消えるはずじゃ。▼
[ペレアス]
あ、ありがとうございます。▼
[サナキ]
気にするな
私はいま、とても気分がよいのじゃ。▼

ペレアス・ネサラともにいる

[ミカヤ]
……ペレアス様、これを。▼
[ペレアス]
”血の誓約書”だね?▼
[サザ]
ルカンが後生大事に持っていた。
2枚あるけど…どっちがデインのだ?▼
[ペレアス]
………こっちのようだ。
もう1枚は………▼
[ネサラ]
おっと、そいつは俺のもんだ。▼
[サザ]
鴉王。▼
[ペレアス]
では、キルヴァスも……▼
[ネサラ]
まぁ、そういうことだ。
これでやっと…自由になれる。▼
おまえたちも、よかったな。▼
[ペレアス]
あの…!▼
教えてください。
この誓約書は…
どうすればいいんですか?▼
[ネサラ]
破るなり、燃やすなり…
好きにすればいい。▼
ルカンの1度めの死によって
誓約の”証”は薄れてるだろ?▼
誓約書自体が無くなれば、
同時に跡形もなく消えるはずだ。▼
[ペレアス]
あ…ありがとうございます。▼
[ミカヤ]
……あなたはどうなんですか?▼
[ネサラ]
ん?▼
[ミカヤ]
いまの口ぶりだと、
あなたの”証”は……▼
[ネサラ]
あぁ、俺のは別口なんでね。
ルカンの死は関係ない。▼
だが、この誓約書さえ戻れば…
いずれ救われることになっている。▼
[ミカヤ]
…?▼
[ネサラ]
どちらにせよ、ここで
生き永らえれば…の話だ。▼

以下共通

[ユンヌ]
……人は不思議。
女神に選ばれるのは、
人にとってそんなに嬉しいこと?▼
人は誰かから選んでもらえないと、
満ち足りることができないの?▼
この者は、自分を選んでもらうために
他人を陥れることしかできなかった。▼
それで心が満たされたら
よかったのだろうけど……▼
この者の心は最期の瞬間ですら、
疑心と不満でいっぱい。▼
[サナキ]
……くだらぬ男じゃ。▼
この者の野心が、我が国の進むべき道を
捻じ曲げたのだと思うと…
わたしは悔しくてならぬ……▼
[アイク]
神使。俺は思うんだが…
こいつがどんな事を企もうと、
1人では何もできなかったんじゃないか?▼
[サナキ]
……そうじゃな。
へッツェルのように、多くの者が
こやつの悪事に加担していたのじゃ。▼
知りながら自ら進んで片棒を担いだ者、
まったく知らぬまま協力していた者、▼
数多の行動が寄り集まって……
いまの事態を招いた。
…それを忘れてはならん。▼
[アイク]
あぁ。▼
[サナキ]
そういえば… そなたまだ、
わたしを神使と呼んでおるな。
それはもうやめるのじゃ。▼
[アイク]
じゃあ、なんて呼べばいい?
サナキ様か?▼
[サナキ]
無礼者め。
そなたごときが軽々しく
わたしの名を口にするでない。▼
”皇帝”と呼ぶがよいぞ。▼
[アイク]
わかったよ、皇帝。▼
[サナキ]
苦しゅうないぞ。
楽にせよ。▼
[アイク]
ったく、あんたは…▼
[ユンヌ]
人はたくましいわね。▼
あの子はもう、
神の言葉を必要としていない。
私の言葉も…アスタルテの言葉も。▼
人はみんな、自分1人の足で立っている。
正しくても、間違っていても、
生きていくために歩き続ける。▼
[アイク]
…女神ユンヌ、あんたは不思議な奴だな。
人が神を必要としなくなるのを
喜んでいるように見える。▼
[ユンヌ]
だって、それが人だもの。
変わりゆくのは誰にも止められない。▼
気の遠くなるような昔、
私たちの生み出した生命が…
次第に変化し、【マンナズ】となった。▼
人は時に私たちでさえ
思いつかないようなことをする。▼
私はそれがとても悲しい。
私はそれがとても嬉しい。
だから、私は人が大好き。▼
[アイク]
神にすら止められない変化、か…
女神アスタルテは
それが許せなかったんだろうか。▼
[ユンヌ]
…わからない。
でも、アスタルテも人が好きだった。
その気持ちを想いだせれば、きっと……▼
[アイク]
そうであってくれるといいんだがな。▼
とにかく、先を急ごう。▼

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