[広告]

章別会話
ノーマル†
オープニングシナリオ†
(地名テロップ:ラグズ連合 ガリア軍陣営)
- [ライ]
- まぁ、いろいろあったが……
フラゲル、ムギル、
そしてテルグムまでも陥落させた。▼
だが、戦いはまだ始まったばかり…
奴らの主力は帝都シエネにいる。
勝負はこれからだ。▼
- [スクリミル]
- いよいよ本番というわけだな。
腕が鳴る。▼
おい、ライ!
ベグニオン帝都にこそ、
強い敵がいるんだろうな?▼
- [ライ]
- あぁ。だが、その前に…
北方にいる貴族たちの軍が相手だ。
あれだけの数、簡単にはいかないぞ。▼
- [セネリオ]
- しかも、帝都にいるベグニオン中央軍も
こちらに向かって進軍しているはず。
その兵力も、かなりの数が予想されます。▼
- [ティアマト]
- つまり、ぐずぐずしてると、
挟み撃ちに遭いかねないということね。▼
- [アイク]
- …厄介だな。▼
- [ライ]
- それは安心してくれ。
今回は我々も策を講じてあるんだ。
その策というのは……▼
(画面暗転)
- [ティアマト]
- なるほど……
帝国ほどの大軍となると、
大量の補給物資が必要になる…▼
そこで鳥翼軍が中央軍の輸送隊を叩き、
物資を奪うことで
敵の足止めをするということね。▼
- [ライ]
- かねてから、【船を持たぬ海賊】の名で
帝国に恐れられている鳥翼軍だ。
奇襲はお手のものだからな。▼
- [アイク]
- そしてその後は、
そのまま北上してきた鳥翼軍と
北方の軍を叩いたオレたちが合流。▼
足止めを食って遅れてきた
中央軍を迎え撃つ…
ということか。▼
- [セネリオ]
- ……悪くない策ですね。
十分、勝算はありそうです。▼
あくまでも、
予定通りに事が運べば…ですが。▼
(画面暗転後、鳥翼軍の様子へ)
- [ネサラ]
- ティバーン!
まだ見えないが、
ベグニオンはもう近い。▼
今のうちに兵を休ませておいたほうが
よくないか?▼
- [ティバーン]
- そうだな…
そこらの島に降りて
小休止といくか。▼
- [ティバーン]
- …しかし、意外だったぜ?
今回、お前が鳥翼の仲間のために
ともに戦ってくれるなんざ。▼
お前がいつもそんな風に素直なら
いいんだがな。▼
- [ネサラ]
- やめろよ。
こっちは馴れ合うつもりはない。▼
- [ティバーン]
- 鷹の民と鴉の民は、
元はフェニキスで共に暮らしていた。
いわば兄弟みてえなもんじゃねえか。▼
おまえが隠し事を
洗いざらいぶちまけるんなら、
今回に限らず、助けあってもいいんだが。▼
- [ネサラ]
- ……隠し事…だと?▼
- [ティバーン]
- おまえが突然、
キルヴァスの王位を継ぐことになった
経緯とかその辺を詳しくな。▼
- [ネサラ]
- ……あ、あぁ…
なるほど…そのことか……▼
…そうだな。
この戦が無事に終わったら
聞かせてやってもいい。▼
- [ティバーン]
- …まぁ、いいだろう。
今回の戦で鳥翼の結びつきは強まった。
同族で手を組むのも、悪くないだろうが?▼
- [ネサラ]
- ……いいのか?
そんなに俺を信用して。
寝首をかかれるかもしれんぞ。▼
- [ティバーン]
- リュシオン、リアーネ、ラフィエル、
それに父王のロライゼ様…お前は、
セリノスの生き残りを守りたいんだろ?▼
あいつらがいるかぎり
おまえは裏切らんよ。▼
さて、休憩はもう十分だろう。
出発するぞ!▼
(ティバーンが消える)
- [ネサラ]
- …………▼
(地名テロップ:帝国北方軍 陣営)
- [帝国兵]
- ルベール殿!
いかがでしたか。▼
- [ルベール]
- だめだ。嘆かわしいことだが…
誰一人として
聞く耳を持っていらっしゃらない…▼
諸公の興味は、極力自軍の損害を抑え、
他貴族軍よりどれだけ多く
戦後の褒賞を得られるか…それのみだ。▼
- [帝国兵]
- 褒賞? 呆れた話ですね。
ガリア軍は、すぐそこに
迫っているというのに…▼
- [ルベール]
- しかも、身分や家柄ばかりが重視され、
私の話など誰も聞いては下さらぬ。▼
- [帝国兵]
- ルベール殿、
どうなるのでしょうか、この戦いは……▼
(画面暗転後拠点画面へ)
進撃前†
(草原にてグレイル傭兵団にライが駆け寄ってくる)
- [ライ]
- アイク!
そっちの準備はどうだ?▼
- [アイク]
- 万全だ。
いつでも出られる。▼
- [ライ]
- 計画どおり、
左翼の軍はお前たちベオク勢に任せるぞ。▼
- [アイク]
- あぁ。
せいぜい帝国軍を
引っ掻き回してやるさ。▼
(ライが走り去る)
- [アイク]
- よし、進撃開始だ!▼
(暗転後、部隊編成画面へ)
エンドシナリオ†
- [ライ]
- なんだ、そっちも
もう終わったのか?▼
- [アイク]
- あぁ、
意外なほどあっさり撤退して行った。▼
- [セネリオ]
- 装備、兵力、兵の練度、
それなりに揃っていましたが……
指揮がお粗末なものでした。▼
- [ライ]
- こっちにとっては幸運なことだがな。
万事予定通り…いや、それ以上だ。▼
よっぽど優秀な指揮官でも現れない限り、
相手方が白旗を揚げるのは、
もう時間の問題……▼
- [ガリア兵]
- み、南に敵影っ!
帝国軍の中央軍のようです!▼
- [ライ]
- なにっ!?▼
(暗転後、ベグニオンの中央軍の様子が映る)
- [アイク]
- 足止めに失敗したということは…
あの鷹王たちが…敗れたのか?▼
- [セネリオ]
- …おかしいですね。
どんな戦いがあったにしろ……
いくらなんでも早すぎます。▼
- [ライ]
- くそっ…!
唯一、確かなのは……
これで戦況が一変したってことだ。▼
- [ティアマト]
- 敵の北方軍はまだ戦力を残しているわ。
このまま戦えば、恐れていた
二正面戦になりかねない……▼
- [ライ]
- スクリミル、撤退しよう。
このままじゃやばい。▼
- [スクリミル]
- ベオクに後ろを見せろと?
ふさけるな! 貴様それでも
誇り高き獣牙の戦士か!▼
- [ライ]
- スクリミル!
ここは退いてくれ、頼む。
相手はベグニオン中央軍なんだぞ!?▼
- [スクリミル]
- ベグニオン中央軍と…やっと戦える。
逃げたいやつは逃げろ!
俺は奴らと戦う!!▼
- [ライ]
- ………スクリミル、
どうしてもか?
…なら……▼
(ライが化身する)
- [スクリミル]
- ……正気か?
おまえの力では俺を止められん。
それでも俺とやるというのか。▼
- [ライ]
- おまえと兵たちを
みすみす死なせない……
それがオレの役目なんでな。▼
おまえの気を失わせてでも
止めてやる……▼
- [スクリミル]
- いいだろう、相手をしてやる。▼
(スクリミルが化身する)
- [ティアマト]
- …アイク!
止めなくていいの!?▼
- [アイク]
- ………▼
(ライとスクリミルの戦闘)
- [アイク]
- ライ……!(台詞自動送り)
- [スクリミル]
- ……心配いらん。
骨の2、3本は折れただろうが、
大した怪我じゃない。▼
- [スクリミル]
- 聞け! 獣牙の戦士たちよ!
全軍、退け!
本陣まで撤退するぞ!▼
- [アイク]
- スクリミル将軍……▼
- [スクリミル]
- ベオクの英雄、
俺たちも戻るぞ。仕切り直しだ。
腹が立つが……ここは退く。▼
くそっ 俺も足にきてやがる……
ライの奴め……▼
- [アイク]
- そう言いながら、ちゃんと
おぶってやるんだな。▼
- [スクリミル]
- こいつに寝込まれると
厄介ごとが全て俺にまわってくる。
それはかなわんからな。▼
(画面暗転後、ベグニオン中央軍の様子)
- [帝国兵]
- 報告します!
ガリア軍が撤退を開始しました!▼
- [ゼルギウス]
- これまでの優勢に固執せず、
不利に転じたと見ると即座に退く……
敵は柔軟な思考の持ち主らしい。▼
- [帝国兵]
- 追撃しますか?▼
- [ゼルギウス]
- 北方軍との合流が先だ。
かなりの被害がでているようだからな。▼
(帝国テント前)
- [ルベール]
- 中央軍総司令官ゼルギウス殿。
お目にかかれて光栄です。▼
- [ゼルギウス]
- 北方軍の総司令官は
ガドゥス公爵軍のルベール将軍、
貴殿で間違いなかろうか。▼
- [ルベール]
- いえ、私ではございません。
と、いうよりも……▼
この北方軍はまともな指揮系統がなく、
【総司令官】と呼べる存在が
どこにもいない状態なのです。▼
- [ゼルギウス]
- では、それぞれの軍が
勝手に戦っていたというのか?▼
- [ルベール]
- その通りです。
各諸公は、ご自身の軍が
他軍の指揮下につくのを良しとしませんので…▼
- [ゼルギウス]
- …困った方々だ。▼
- [ルベール]
- お恥ずかしい限りです。
しかし、ゼルギウス殿が参られたことで、
もはや不毛な論争も起こりますまい。▼
- [ゼルギウス]
- …だといいのだがな。▼
- [ルベール]
- …では、噂は本当なのですか?▼
(セフェラン、サナキ、ルカンらの一枚絵)
- [ルベール]
- 中央はいま、神使派と元老院派で
大きく二分されていると
耳にしています。▼
- [ゼルギウス]
- ラグズ連合への対応を巡り
円滑にいっていないのは確かだ。
しかし……▼
(ふたたびテント前の画面)
- [ゼルギウス]
- 帝国を脅かす敵がいる以上、
祖国のため全力をもって戦うことこそ、
我々のつとめ。ちがうか?▼
- [ルベール]
- ……仰るとおりです。▼
- [ゼルギウス]
- ならば、それ以外のことは
考えなくてもいい。
ただ勝つことだけに専心することだ。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
ハード・マニアック†
オープニングシナリオ†
(地名テロップ:ラグズ連合 ガリア軍陣営)
- [ライ]
- まぁ、いろいろあったが……
フラゲル、ムギル、
そしてテルグムまでも陥落させた。▼
だが、戦いはまだ始まったばかり…
奴らの主力は帝都シエネにいる。
勝負はこれからだ。▼
- [スクリミル]
- いよいよ本番というわけだな。
腕が鳴る。▼
- [アイク]
- …今日は、おとなしく
軍議に参加するようだな。▼
- [ライ]
- 連勝続きで機嫌がいいのと…
いよいよ、相手も軍勢を揃えて
抵抗しようって図式になってきた。▼
ぶつかり合いの戦いなら
自分の独擅場だからな。
単純なんだよ。▼
- [アイク]
- 悪い奴ではないんだがな。▼
- [ライ]
- まったくな。▼
- [スクリミル]
- おい、ライ!
ベグニオン帝都にこそ、
強い敵がいるんだろうな?▼
- [ライ]
- あぁ。
だが、その前に…
北方にいる貴族たちの軍が相手だ。▼
予想通り、連中は
セストゥールに集結しつつある。▼
野戦はこちらが有利とはいえ、
あれだけの数が集まると
さすがに油断はできないぞ。▼
- [セネリオ]
- 警戒するべきは、
それだけではありません。
帝都にいるベグニオン中央軍も
こちらに向かって進軍しているはず。▼
その兵力は、かなりの数が予想されます。▼
- [ティアマト]
- ぐずぐずしてると、
挟撃されることになりかねないわね。▼
- [セネリオ]
- こちらには二正面を
相手にする余裕はありません。▼
北方軍と交戦中に中央軍が合流すれば、
間違いなく潰されるでしょう。▼
- [アイク]
- そいつは厄介だな。▼
- [セネリオ]
- ただ…開戦直後から
フェニキスとキルヴァスが
別行動をとっています。▼
彼らが遊んでいるのでなければ
すでに対策済と見て
よいかと思われますが。▼
- [ライ]
- へえ…
流石だな、軍師殿。
オレたちの練った策はだな……▼
(画面暗転)
- [ティアマト]
- なるほど……
帝国ほどの大軍となると、
大量の補給物資が必要になるわ。▼
そこで鳥翼軍が
中央軍の輸送隊を叩き、
物資を奪うことで敵の足止めをするのね。▼
- [アイク]
- 鳥翼族だけで
敵の主力と戦うのか?▼
- [ライ]
- それがこの作戦の肝でね。▼
【船を持たぬ海賊】の名で
かねてから帝国に恐れられている
フェニキス・キルヴァスだ。▼
どちらも奇襲はお手のもの…
なにしろ追撃しようにも、
あっという間に空の彼方だからな。▼
当然、帝国側の誇る
聖天馬・聖竜の両飛空騎士団が
追ってくるだろうが……▼
- [アイク]
- ……相手がどんなに強力でも、
あの鷹王、鴉王がベオク相手に
遅れをとることはない…か。▼
- [ライ]
- そういうことだ。▼
- [セネリオ]
- ガリア軍が北方軍を潰した後は?▼
- [ライ]
- 北上してきた鳥翼軍は
オレたちと合流。
全軍あわせて中央軍を迎え撃つ。▼
- [セネリオ]
- ……悪くない策ですね。
十分、勝算はありそうです。▼
あくまでも、
予定通りに事が運べば…ですが。▼
(画面暗転後、鳥翼軍の様子へ)
- [ネサラ]
- ティバーン!
まだ見えないが、
ベグニオンはもう近い。▼
兵を休ませといたほうが
よくないか?▼
- [ティバーン]
- そこらの島に降りて
小休止といくか。▼
(画面が切り替わりネサラとティバーンの会話)
- [ティバーン]
- そら。▼
- [ネサラ]
- !? …っと!
………ユクの実?▼
- [ティバーン]
- 食えよ。
毒なんざ入ってねえから。▼
- [ネサラ]
- はン…
ずいぶんお優しいことだ。▼
いきなり、こんなことされると…
何か裏があるんじゃないかと
勘ぐっちまうんだが?▼
- [ティバーン]
- 昔、セリノスで開かれていた
鳥翼の会合じゃあ――▼
俺とラフィエルとで、
年下のやつの面倒を見てやってたろうが。▼
- [ネサラ]
- まったく記憶にないねぇ。▼
- [ティバーン]
- ……ラフィエルと、
リュシオン、リアーネ。
それにロライゼ様………▼
セリノスの生き残りは、たったこれだけだ。▼
- [ネサラ]
- …ロライゼ様とリュシオンだけだと
思っていた時からなら……
倍になった計算だけどな。▼
- [ティバーン]
- ……あの時、もっと
早く気づいていればな。
助けられた命も多かったろうによ。▼
- [ネサラ]
- …うちのもうろくジジイだけじゃなく、
あんたも大概セリノスびいきだな。▼
- [ティバーン]
- 別にセリノスだけが特別じゃない。▼
今回のようにキルヴァスが
鳥翼の仲間のために動くなら、
いくらだって手を貸してやるぜ?▼
- [ネサラ]
- やめろよ。
こっちは馴れ合うつもりはない。▼
- [ティバーン]
- 鷹の民と鴉の民は、
元はフェニキスで共に暮らしていた。
いわば兄弟みてえなもんじゃねえか。▼
おまえが隠し事を
洗いざらいぶちまけるんなら、
本気で助けてやってもいいんだがな。▼
- [ネサラ]
- ……隠し事…だと?▼
- [ティバーン]
- おまえが突然、
キルヴァスの王位を継ぐことになった
経緯とかその辺を詳しくな。▼
- [ネサラ]
- ……あ、あぁ…
なるほど…そのことか……▼
- [ティバーン]
- いい機会だ、話してみろよ。▼
- [ネサラ]
- …そうだな。
この戦が無事に終わったら
聞かせてやってもいい。▼
- [ティバーン]
- まぁ、いいだろう。
今回の戦で鳥翼の結びつきは強まった。
同族で手を組むのも、悪くないだろうが?▼
- [ネサラ]
- ……いいのか?
そんなに俺を信用して。
寝首をかかれるかもしれんぞ。▼
- [ティバーン]
- おまえのセリノスびいきは
俺の上をいくからな。▼
リュシオンとリアーネがいるかぎり
おまえは裏切らん。▼
さて、休憩はもう十分だろう。
出発するぞ!▼
(ティバーンが消える)
- [ネサラ]
- …………▼
(地名テロップ:帝国北方軍 陣営)
- [帝国兵]
- ルベール殿! いかがでしたか。▼
- [ルベール]
- だめだ。嘆かわしいことだが…
聞く耳を持たれている方は
誰一人としておられないようだ。▼
諸公の興味は、極力自軍の損害を抑え、
他貴族軍よりどれだけ多く
戦後の褒賞を得られるか…それのみだ。▼
- [帝国兵]
- 褒賞? 呆れた話ですね。
まずラグズ連合との戦いに勝利する。
全てはそれからの話でしょうに。▼
- [ルベール]
- 諸公軍が連携して力をあわせねば、
せっかくの数の利が無意味になる。▼
一刻も早く、各軍の役割を
明確にしておかねばならないのだが……▼
まず身分、そして家柄、
それに貴族たちの思惑が絡まって……
先陣を務める軍すら決めていただけぬ。▼
- [帝国兵]
- ガリア軍は、すぐそこに
迫っているというのに……
どうなるのでしょうか、この戦いは……▼
- [ルベール]
- ………▼
(画面暗転後拠点画面へ)
進撃前†
- [ライ]
- アイク!
そっちの準備はどうだ?▼
- [アイク]
- 万全だ。
いつでも出られる。▼
- [ライ]
- 計画どおり、
左翼の軍はベオク勢に任せた。
放りっぱなしにするが、いいな?▼
- [アイク]
- あぁ。
せいぜい帝国軍を
引っ掻き回してやるさ。▼
- [ライ]
- 物騒なことだ。
おまえが敵じゃなくて
心底よかったよ。▼
じゃあ、後は頼む!▼
- [アイク]
- よし、進撃開始だ!▼
(暗転後、部隊編成画面へ)
戦闘会話†
イトッツ初戦†
- [イトッツ]
- 敵は小勢、
これはまたとない僥倖よ。▼
良いな皆の者、
他の軍に報せてはならぬぞ。
我が軍だけの手柄とするのだ!▼
アイクvsイトッツ†
- [イトッツ]
- 我こそは
セリオラ公爵軍随一の将
イトッツなり!▼
汚らわしい半獣の長よ、
名乗るがいい!▼
- [アイク]
- グレイル傭兵団のアイク。▼
- [イトッツ]
- グレイル傭兵団?
はて……耳に覚えがないな。
どこぞのごろつきか。▼
半獣どもの骸を見せつければ
我々の褒賞も
跳ね上がったものを……。▼
これでは他の公爵軍に後で
いらぬ難癖をつけられるではないか。▼
- [アイク]
- 勝った後の心配か……
そんなもの不要だったな。
悪いが、あんたらに勝ちはない。▼
イトッツ、散り際の台詞†
- [イトッツ]
- ま、待て……
しばし待て……
これでは…褒賞が…………▼
戦闘終了後の台詞†
- [アイク]
- 敵将は討ち取った!
逃げる兵はそのまま見逃してやれ!
引き上げるぞ!▼
エンドシナリオ†
(画面暗転後、野原にてライとの会話)
- [アイク]
- ライ!
どうだ、様子は?▼
- [ライ]
- なんだ、そっちは
もう終わったのか?▼
- [アイク]
- あぁ、なんというか……
敵に手ごたえがなくてな。
意外なほどあっさり撤退して行った。▼
- [ティアマト]
- …かなり混乱していたように
感じたわね。▼
- [ライ]
- こっちも似たようなもんだな。
どうにも……
帝国軍を相手にしてる実感は薄い。▼
- [セネリオ]
- 装備、兵力、兵の練度、
それなりに揃っていましたが……
やはり指揮がお粗末すぎます。▼
どこも優秀な将が不在ということですか。▼
- [ライ]
- こっちにとっては幸運なことにな。▼
- [アイク]
- このまま押せば勝てそうだな。▼
- [ライ]
- いけるだろう。
敵は浮き足立ってる。
万事予定通り…いや、それ以上だ。▼
相手方が白旗を揚げるのは、
もう時間の問題……▼
- [ガリア兵]
- 南に敵影っ!
帝国軍の大部隊です!▼
- [ライ]
- なにっ!?▼
(暗転後、ベグニオンの中央軍の様子が映る)
- [ライ]
- まさか、中央軍が……!?▼
- [アイク]
- 信じられん。
あの鷹王たちが…敗れたのか?▼
- [セネリオ]
- …おかしいですね。
どんな戦いがあったにしろ……
いくらなんでも早すぎます。▼
- [ライ]
- くそっ…!
唯一、確かなのは……
これで戦況が一変したってことだ。▼
- [ティアマト]
- 北方軍はまだ戦力を残しているわ。
このまま戦えば、恐れていた
二正面戦になりかねない……▼
- [アイク]
- ここは一度退いて
態勢を立て直した方がよくないか?▼
まともにあの数と
ぶつかったところで勝てはせん。▼
- [ライ]
- わかってる。▼
スクリミル、撤退しよう。
このままじゃやばい。▼
- [スクリミル]
- ベオクに後ろを見せろと?
ふさけるな! 貴様それでも
誇り高き獣牙の戦士か!▼
敵がやってきたのなら
叩きつぶせばよいではないか!▼
- [ライ]
- スクリミル!
ここは退いてくれ、頼む。
相手はベグニオン中央軍なんだぞ!?▼
一度でいいから…
オレの判断に従ってくれ!▼
- [スクリミル]
- ベグニオン中央軍……
望んでいた敵とやっとご対面だ。▼
逃げたいやつは逃げろ!
俺は奴らと戦う!!▼
- [アイク]
- おい、
もめている時間はないぞ。▼
- [ライ]
- ………スクリミル、
どうしてもか?▼
- [スクリミル]
- くどい!
俺は戦う! 退きはせん!▼
- [ライ]
- なら……▼
(ライが化身する)
- [アイク]
- ライ…?▼
- [スクリミル]
- ……正気か?
おまえの力では俺を止められん。
それでも俺とやるというのか。▼
- [ライ]
- おまえと兵たちを
みすみす死なせない……
それがオレの役目なんでな。▼
- [スクリミル]
- いいだろう、相手をしてやる。▼
(スクリミルが化身する)
- [ティアマト]
- …アイク!
止めなくていいの!?▼
- [アイク]
- ………▼
(ライとスクリミルの戦闘)
- [アイク]
- ライ……!▼
- [スクリミル]
- ……心配いらん。
骨の2、3本は折れただろうが、
大した怪我じゃない。▼
- [アイク]
- そうか……▼
- [スクリミル]
- 聞け! 獣牙の戦士たちよ!
全軍、退け!
本陣まで撤退するぞ!▼
- [アイク]
- スクリミル将軍……▼
- [スクリミル]
- ベオクの英雄、
俺たちも戻るぞ。仕切り直しだ。▼
- [アイク]
- わかった。▼
- [スクリミル]
- 腹が立つが……ここは退く。
くそっ 俺も足にきてやがる……
ライの奴め……▼
- [アイク]
- そう言いながら、ちゃんと
おぶってやるんだな。▼
- [スクリミル]
- こいつに寝込まれると
厄介ごとが全て俺にまわってくる。
それはかなわんからな。▼
- [アイク]
- ………▼
- [スクリミル]
- 陣に戻ったら……
回復の杖とやらを使ってやってくれ。▼
- [アイク]
- あぁ、ライだけじゃなく
あんたのほうにもな。▼
- [スクリミル]
- ふっ 俺はいい。
ベオクの怪しげな道具は好かん。▼
(画面暗転後、ベグニオン中央軍の様子)
- [帝国兵]
- 報告します!
ガリア軍が撤退を開始しました!▼
- [ゼルギウス]
- これまでの優勢に固執せず、
不利に転じたと見ると即座に退く……
敵は柔軟な思考の持ち主らしい。▼
- [帝国兵]
- 追撃しますか?▼
- [ゼルギウス]
- 北方軍との合流が先だ。
かなりの被害がでているようだからな。
- [帝国兵]
- はっ!▼
(帝国テント前)
- [ルベール]
- 中央軍総司令官ゼルギウス殿。
お目にかかれて光栄です。▼
- [ゼルギウス]
- 北方軍の総司令官は
ガドゥス公爵軍のルベール将軍、
貴殿で間違いなかろうか。▼
- [ルベール]
- いえ、私ではございません。▼
- [ゼルギウス]
- ならば、至急お会いしたい。
お取次ぎ願おう。▼
- [ルベール]
- ……残念ながら、
”北方軍総司令官”なる者は
どこにも存在しておりません。▼
- [ゼルギウス]
- …どういうことだ?▼
- [ルベール]
- この北方軍は
諸公の各軍が急遽合流した混成軍……
まともな指揮系統がない状態です。▼
- [ゼルギウス]
- では、それぞれの軍が
勝手に戦っていたというのか?▼
それではせっかくの
数の利が生かせぬだろう。▼
- [ルベール]
- その通りです。しかし……
各諸公は、ご自身の軍が
他軍の指揮下につくのを良しとしませんので…▼
- [ゼルギウス]
- 爵位が問題ならば……
ガドゥス公の代理として
同公爵軍を率いるルベール殿、
貴殿こそが適任ではないのか?▼
- [ルベール]
- ここにガドゥス公がおられれば…恐らく。
しかし、ガドゥス公は
中央よりお戻りにはなりません。▼
そうなると伯爵位の私の意見など……
何一つとして通りません。▼
- [ゼルギウス]
- 困った方々だ。▼
- [ルベール]
- 面目ございません。
しかし、ゼルギウス殿が参られたことで、
もはや不毛な論争も起こりますまい。▼
- [ゼルギウス]
- …だといいのだがな。▼
- [ルベール]
- …では、噂は本当なのですか?▼
(セフェラン、サナキ、ルカンらの一枚絵)
- [ルベール]
- 中央はいま、神使派と元老院派で
大きく二分されていると
耳にしています。▼
- [ゼルギウス]
- ラグズ連合への対応を巡り
円滑にいっておられないのは確かだ。▼
- [ルベール]
- 宰相ペルシス公の腹心であられる
ゼルギウス殿は……
此度の戦をどうお考えですか?▼
- [ゼルギウス]
- 私は帝国に仕える軍人だ。
自分に与えられた任務を
まっとうするために動くまで。▼
(ふたたびテント前の画面)
- [ゼルギウス]
- 帝国を脅かす敵がいる以上、
祖国のため全力をもって戦うことこそ、
我々のつとめ。ちがうか?▼
- [ルベール]
- ……仰るとおりです。▼
- [ゼルギウス]
- ならば、それ以外のことは
考えなくてもいい。
ただ勝つことだけに専心することだ。▼
- [ルベール]
- はっ▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
コメント†
細かな発生条件などの情報提供用
Last-modified: 2011-10-20 (木) 00:14:47