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章別会話

ノーマルモード

 オープニングシナリオ

[ニケ]
”血の誓約”…
そんなものに縛られていたから
おまえたちは……▼
[ラフィエル]
辛い想いをしましたね。
ミカヤ……
かわいそうに……▼
[タウロニオ]
…帝国では既に反乱が起き、
民衆は戦いながら
皇帝の帰還を待っている。▼
日一日と犠牲の数は増える……
皇帝軍が一刻を争っていることを、
我らとて、十分承知しているのだ。▼
しかし……皇帝軍の国境越えを許せば、
元老院は怒り、誓約の力によって
デインを滅ぼすことだろう。▼
[ラフィエル]
皇帝軍に事情を打ち明け、
共に元老院を討つようには
できないものでしょうか?▼
[タウロニオ]
我々も一度は考えた。
しかし…両軍が手を結ぶのは…
元老院にとっては最悪の事態だ。▼
皇帝軍とデインの間で
講和が成ったと知られれば、
その時点で……▼
[サザ]
元老院は迷わず、デインを潰すだろう。
どう転んでも……
同じ結末にしかたどり着かない。▼
[ミカヤ]
……私達にできることは、、
時間稼ぎだけ……
他に方法は…ないんです……▼
[???]
…方法はある。▼

(以下ペレアスの生死で変化)

ペレアス死亡時

[ミカヤ]
アムリタ様…っ!▼
[アムリタ]
……っ…▼
[クルトナーガ]
あ…!
だ、大丈夫ですか?▼
[アムリタ:]
…………
ごめんなさい。
少し…肩を貸してもらうわ。▼
――ベグニオン暦626年――
デインではひどい流行り病があって
千人にも及ぶ死者がでた。▼
[タウロニオ]
…それによって先々代王を含め
王族の方々がことごとく亡くなられ、
アシュナード様が王位につかれた。▼
…あのような悲劇、
忘れられるわけがありません。▼
[アムリタ]
あれは…流行り病などではない。
”血の誓約”による
呪いだった……▼
[タウロニオ]
な…!?▼
[アムリタ]
全ては、我が夫アシュナードが…
王位を得るために、仕組んだこと。▼
自らが王となるため…
王であった自分の父をそそのかし、
旅の賢者と”血の誓約”を結ばせた……▼
そして、その呪いで…
自分が王位を得るのに
邪魔となる親族の命を奪い…▼
ついには、
父親の命まで奪った……▼
[タウロニオ]
アシュナード王が…
先々代王の命を……?▼
[アムリタ]
過去のことを今更言っても
しかたがないわ。
…重要なのはその後…▼
アシュナードは…確かに
”血の誓約”を破棄したはずだということよ。▼
[ミカヤ]
”血の誓約”を破棄ですって…!?▼

(グルグラントを手に取ったアシュナードの後姿の一枚絵)

[アムリタ]
嘘じゃないわよ。
だって…わたくしは見ていたの。▼
契約を結んだ自分の父親を…
あの方が殺害するところと……
誓約の”印”が消えていく瞬間を……▼

(元の会話画面へ)

[ミカヤ]
……でも、ペレアス王の”印”は……▼
[アムリタ]
そう……何ゆえか消えなかった。
いまは…そなたが我が身に引き受けた
あの呪わしい”印”……▼
ふふ ふふふふ
そなたが誰かに殺されれば……
今度こそ消えるかもしれないわ。▼
どう? 試してみない?
わたくしのペレアスだけ……
犠牲になるなんて…そんなの許さない!▼
[クルトナーガ]
やめてくださいっ!▼
[ミカヤ]
……クルト…?▼
[クルトナーガ]
そんなことをしても、
亡くなった者は帰ってきません。▼
”第三者の手によって殺害される”
というのは、きっと、
正しい解除方法じゃなかったんです。▼
先代の王の呪いが解除されたときも、
何か別の要素があったはず。▼
それを探すことこそ、
ペレアス王が望んでいたこと
だったのではないですか?▼
[アムリタ]
うぅ…だって…あの子は……
わたくしの全てだった……
…わたくしには…もうなにも残っていない…▼
[クルトナーガ]
…まだ、私がいます。
姉上……▼
[ミカヤ]
…姉…上……?
アムリタ様が…クルトのお姉さん…?▼
[クルトナーガ]
こうして私が、あなたからの
メッセージを受け取って
助けに参ったではありませんか。▼
私が…姉上の分も、
甥であるペレアスの分も
デインを……守りますから。▼
どうか姉上……
泣かないでください……▼
[アムリタ]
あぁ…クルトナーガ……
ぁ…ああああ………▼

二週目以降、ペレアス生存時

[ミカヤ]
ペレアス様…っ!▼
[アムリタ]
だめ…っ!
だめよ、ペレアス!▼
[ペレアス]
ベグニオン暦626年――
デインではひどい流行り病があって
千人にも及ぶ死者がでた。▼
[タウロニオ]
…それによって先々代王を含め
王族の方々がことごとく亡くなられ、
アシュナード様が王位につかれた。▼
…あのような悲劇、
忘れられるわけがありません。▼
[ペレアス]
あれは…本当は、
流行り病などではなかったんだ。▼
[アムリタ]
…やめて……ペレアス………
あなたにだけ聞かせるつもりで…
話したのに……▼
[ペレアス]
あれは……
”血の誓約”の呪いに
よるものだったんだ。▼
[タウロニオ]
な…!?▼
[ペレアス]
全ては、我が父アシュナードが…
王位を得るために、仕組んだことだった。▼
自らが王となるため…
王であった自分の父をそそのかし、
旅の賢者と”血の誓約”を結ばせた……▼
そして、その呪いで…
自分が王位を得るのに
邪魔となる親族の命を奪い…▼
ついには、
父親の命まで奪った……▼
[タウロニオ]
アシュナード王が……
先々代王の命を……?▼
そ、それに、”血の誓約”をした
旅の賢者とは何者なのですか!?▼
[アムリタ]
…………そんなこと知らないわ……
あの方はわたくしの病を治すため
大陸中から怪しげな者を集めていたから…▼
イズカもその中の1人だった。
……あやつめ、最初から
我ら親子を利用し…裏切るつもりで……!▼
[ペレアス]
目の前にいない者を憎んだところで……
今更、どうなるものでもありません。
それより話を戻しましょう。▼
父上が…どうやって
”血の誓約”を破棄したのかを。▼
[ミカヤ]
誓約を破棄ですって…!?▼

(グルグラントを手に取ったアシュナードの後姿の一枚絵)

[ペレアス]
母上が見ておられたのだ。
契約を結んだ自分の父を、
アシュナード王が殺害するところと……▼
誓約の”印”が
消えていく瞬間を……▼
[アムリタ]
…………▼

(元の会話画面へ)

[ペレアス]
これでわかっただろう?
さあ……もう猶予はほとんどない。
今度こそ、僕は責任を果たそう。▼
[アムリタ]
――やめて!そなたは死なせないわ!!
そなたはわたくしのすべて……
やっと、やっと取り戻したのよ!▼
[ペレアス]
親不孝であること……お許し下さい。
でも、僕はもう決めたんです。▼
[アムリタ]
ならば、わたくしも死ぬわ。
自らこの命を絶ってでも……!▼
[ペレアス]
母上っ!?▼
[ミカヤ]
……クルト…?▼
[クルトナーガ]
やめてくださいっ!
姉上、どうか…落ち着いて。▼
[ペレアス]
…姉…上……?▼
[アムリタ]
あぁ…クルト……
お願い……ペレアスを助けて……
助けてちょうだい。▼
お願い……誓約を解く手段が
見つかるまででいい……
どうか…デインを守って………▼
……力を失ってしまった
わたくしのかわりに……
…お願い………▼
[クルトナーガ]
……わかりました。
姉上の分も、甥であるペレアスの分も…
この私が引き受けます。▼
私が…デインを守りますから。
どうか姉上……
お心を安らかにしてください。▼
[アムリタ]
あぁ…クルト……
ぁ…ああああ………▼

死亡・生存共通

(地名テロップ:デイン領内 皇帝軍陣営)

[イナ]
…クルトナーガ王子からの連絡が……
……たった今…
ありました…▼
[アイク]
その様子じゃ…
デインの説得は失敗のようだな。▼
[イナ]
……それだけではありません。
クルト様もデイン側について
戦われると……▼
[アイク]
!? どういうことだ?
戦いを止めにきたはずが、
どうして片側に与する?▼
[イナ]
…クルト様がデイン側に
お味方される理由はあります……
私の口からはお話しできませんが………▼
[アイク]
………▼
[イナ]
私、もう一度だけ
クルト様を説得してみます。▼
……今回のことは…
クルト様の個人的な行動です。
黒竜王は一切、関知しておられません。▼
ですが、竜鱗族の王子が戦場に立つなど…
あってはならないのです。
ですから…もう一度だけ……!▼

(ヤクシ石の一枚絵)

[アイク]
…その石で話せるのか?▼
[イナ]
はい。私たち竜鱗族は……
元々、仲間の気を察する能力に
長ける種族なのです。▼
特に強い繋がりをもった者同士であれば、
離れた場所にいても、
意思を伝えたりすることができます。▼

(テント前の会話の様子に戻る)

[イナ]
鷺の民も……
我々と同じような能力を持っています。▼
このヤクシ石でその力を増幅させれば……
どんなに離れていようと
”心話”ができるようになるのです。▼

(夜が開ける山際の様子の一枚絵)

[アイク]
……間もなく夜明けだ。
俺は…クルトナーガ王子に借りがある。▼
デインの連中とも……
できれば戦いたくはない。
説得が成功することを祈っている。▼
[イナ]
…………▼

(画面暗転後拠点画面へ)

 進撃後

[デイン兵]
皇帝軍が、城をでました!▼
[ミカヤ]
わかりました。
各部隊には、敵軍と遭遇するまで
そのまま待機しているよう伝えて。▼

(兵士が去り、ユンヌがミカヤの肩に飛んでくる)

[ミカヤ]
……結局、戻ってきちゃったのね。
いいわ、もう。
好きにしなさい。▼
オルグさん!?
ニケ様!?
どうしてまだこんなところに……▼
早く、ラフィエルさんのご兄弟のいる
皇帝軍に戻らなくちゃ……▼
[ニケ]
あの軍には、充分な兵力がある。
手が必要なのは……
こちら側だと思ったのでな。▼
[ラフィエル]
リュシオンもリアーネも…
愛する者、信じる仲間のために
戦っているのです。▼
ならば…私が
ミカヤのためにデインにつく、
それも正しいことでしょう。▼
[ミカヤ]
ありがとうございます…
最初から勝ち目のない
戦いなのに……▼
[ニケ]
いや、まだ分からんだろう。
ゴルドアの竜王子がいる。▼
[ミカヤ]
クルトが…ゴルドアの王子…
ラグズだったなんて……▼
[ニケ]
あの者は竜鱗族。
中でも最強を冠する黒竜だ。
勝機はある。▼
[ミカヤ]
…デイン皇太后アムリタ様の弟が……
最強の黒竜…ラグズ………
…じゃあ、アムリタ様も……▼
[サザ]
…なかなか複雑なようだな。
だが…とにかく、
力強い味方には変わりない。▼
[ミカヤ]
そうね……
ここをしのげれば、
また明日へと希望がつながる…▼
今はできる限りのことをしましょう。
デインのために…!▼
[スクリミル]
行くぞ、獣牙族の戦士たちよ!
その力、存分に発揮するがいい!!▼
[ヤナフ]
う…わっ……
ラフィエル王子たちがあっちの軍に…
どうすんだよ、あれ。▼
[ウルキ]
……ご自身の意思だろう。
仕方あるまい……▼
[ティバーン]
……が、やりにくいこと
この上ないな…▼
[リュシオン]
……まさか私たちの
敵方にまわるだなどと……
兄上……▼
[ヤナフ]
お、王子!…なんでここに……
メダリオンは!?
ほっぽらかしてていいんですか?▼
[リュシオン]
…リアーネに任せてきた……▼
[ティバーン]
ラフィエルはなんとしても、
俺たちで説得して呼び戻す。
いいな?▼
[ヤナフ]
了解!▼
[イナ]
………▼
[アイク]
どうする…
あんたもあっちに
行ったほうがよくないか?▼
[イナ]
どちらかの軍勢について戦うのは……
デギンハンザー様の命に
背くこととなります。▼
竜鱗族は…戦ってはいけない。
私は…クルト様をお止めします……▼
[アイク]
好きにすればいい。
こっちの戦いの
邪魔さえしないならな。▼
[イナ]
わかりました……▼
[アイク]
エリンシア。
あんたたちは、ここにいてくれ。▼
もしも、講和の好機が訪れたら…
その時は、戦いに加わっていない
あんたに仲介に立ってほしいからな。▼
[エリンシア]
……わかりました。
どうぞ、お気をつけて。▼
[アイク]
全速力で攻め上がるぞ!
俺に遅れるな!▼

(部隊編成画面へ)

============================= 敵味方撃墜数10・15・20・25カウント目にそれぞれイベント 30カウント目、会話イベント後にミカヤとサザが離脱 =================================

80カウント目

ミスト×ボーレが支援A未満

[ティアマト]
アイク!
大変よ、ミストが…!▼
[アイク]
ミスト!?
おい、ミストっ!▼
[ミスト]
お兄ちゃ…ん
ずっと…頭痛いの……▼
メダリオン…▼
[アイク]
!?▼
[ミスト]
メダリオンが呼んでる…
連れて行って……
お願…い……▼
[アイク]
ミスト!
しっかりしろっ…!!▼
[ティアマト]
アイク、行って!▼
[アイク]
しかし……▼
[ティアマト]
こちらのことは気にしないで!
それよりミストを!!
メダリオンのことも気になるわ。▼

(画面暗転後、メダリオンが安置されている場所へ)

ミスト×ボーレが支援Aの場合

[ボーレ]
アイク、来てくれ!
ミストが倒れた!!▼
[アイク]
ミスト!?
おい、ミストっ!▼
[ミスト]
お兄ちゃ…ん
ずっと…頭痛いの……▼
メダリオン…▼
[アイク]
!?▼
[ミスト]
メダリオンが呼んでる…
連れて行って……
お願…い……▼
[アイク]
ミスト!
しっかりしろっ…!!▼
[ボーレ]
おれが先に立って道を作る!
おまえはミストを!▼
[ミスト]
ボ……レ…▼
[ボーレ]
心配すんな。
おれは絶対死んだりしねえよ。
だから……おまえも頑張れ。▼
[ミスト]
…ん。
…やく…そく……▼
[ボーレ]
……ミストのこと頼んだぞ。▼
[アイク]
――すまん!▼

(画面暗転後、メダリオンが安置されている場所へ)

クリア後

[アイク]
なんだ…これは?
メダリオンの…光…?▼
[ニケ]
その娘も倒れたのか。▼
[ティバーン]
…と言うことは、だ。
【正】の気が強い者は軒並み
これの影響を受けているってことだろう。▼
[アイク]
鷹王! 狼女王も…
あんたたち、どうしてここに?▼
[ティバーン]
リュシオンが突然倒れちまったんでな。▼
[ニケ]
こちらもラフィエルが倒れた。
リアーネのところで休ませようかと
ここへ連れて来たんだが…▼
当のリアーネまでもが
意識を失ってしまっていたのだ……▼
[アイク]
……メダリオンのせい…か。▼
ミスト!?

(ミストの途切れ途切れの呪歌が流れる)

[ミスト]
……抑えを失った…
メダリオンの封印が……
解けかかっている…の………▼
…でも…だめ……
わたしの歌じゃ……
……時間がないのに……▼
[アイク]
!?
おまえ、いったい何を言って…▼
[ミスト]
神使様を呼んで…
【解放】の呪歌を…早く…
…手遅れにならな…うち…に………▼
…お願い…お兄ちゃん…
声が……聞こえる…の……
………頭の…中で…▼
……神は…戦いの気によって…
目覚めさせては…いけないと……
だから…………▼
[アイク]
頭の中で声が?
神使を呼べ…?▼

ミスト!しっかりしろ!!▼
[ティバーン]
…ウルキ!
聞こえるな?
大至急、神使を連れて来い!▼
[アイク]
いいのか?
ミストは神使に
【解放】の呪歌を歌わせて……▼
邪神を目覚めさせろと
言ってるんだぞ。▼
[ティバーン]
どのみち、いますぐにでも
封印が解けそうな状態なんだ。▼
だったら、おまえの妹の
言うとおりにしてやるほうが
なにか救いがあるかもしれん。▼
[ニケ]
…現状では
それが最善だと私も思う。▼
邪神が目覚める前に戦いをおさめるのは…
もう無理だろう。
時間がかかりすぎる。▼
[アイク]
……呪歌で目覚めさせれば
本当に救われると思うか?▼
[ティバーン]
分からん。▼
だが、何故【解放】の呪歌があるのか。
何故、白鷺王女リーリアは
この呪歌を伝えさせたのか。▼
…そこには意味があると思う。
これは、白鷺王女の遺志だ。
俺はそれに賭けたい。▼
[ニケ]
少しでも可能性がある選択肢は…
そちらだろう。▼
どちらにしても、答えを得るには
試してみるほかはない。▼
[アイク]
……そうだな。
他に…手段はないんだろう。▼
[ウルキ]
神使をお連れしました。▼
[ヤナフ]
…嫌なオマケ付きなんですけど。▼
[ネサラ]
…リュシオン!
リアーネ!!▼
落ち着けよ、ティバーン。
あんたの怒りは当然だが……
今はそれどころじゃないんだろ?▼
[ティバーン]
俺の前に面をだしたからには……
命はないもんだと
覚悟してきたんだろうな。▼
[サナキ]
フェニキス王よ。
こらえてもらえぬか。
その者は現在、私の配下におる。▼
[ティバーン]
なんだと…?▼
[サナキ]
事情は追って説明するゆえ、
そなたたちの因縁については
後のことにしてほしい。▼
キルヴァス王の言い分ではないが…
いまは目の前の問題を
片付けるべきであろうからな。▼
[ティバーン]
……。▼
[サナキ]
して、私は何をすればよいのじゃ?
その者たちを救えるのであれば
力添えは惜しまぬぞ。▼
[アイク]
…【解放】の呪歌を…歌ってくれ。
鷺の姫から母さんに、
母さんからミストに伝えられたあの歌を…▼
[サナキ]
しかし、私がこれを
メダリオンの前で歌わば
邪神が目覚めてしまうのではないか?▼
[アイク]
妹はさっき言っていた。▼
邪神を戦いの気で
目覚めさせてはいけない――
【解放】の呪歌を聞かせるんだと。▼
このまま放って置いては
どのみち封印は解ける。
だから、頼む…▼
[サナキ]
このまま、戦いの【負】の気で
目覚めさせるよりは…というわけか。▼
…わかった。
やってみよう。▼

(画面暗転後、サナキの呪歌が流れる)

[アイク]
どういうことだ?
何も…起きない。▼
[サナキ]
……だめ、なのか…
どうして……!▼
…鳥?▼
[???]
旋律だけではだめ。▼
[サザ]
待てって!
ここは敵軍の真っ只中…▼
[アイク]
…!
サザか。▼
[サザ]
アイク団長!?
ラグズの王たち…
それに…ベグニオンの神使まで……▼
あんたたちこそ、いったい
どうしてこんなところに?
戦場で指揮をとっているはずだろ…▼
[アイク]
鷺の民とミストが倒れた。
あれのせいでな。▼
[ミカヤ]
……声が聞こえる。
やっと…出会えた。▼
わたしは…この声に導かれ…
ここまで来た……▼
呪歌は…旋律と歌詞で
構成されるべきもの。
片方だけでは…意味をなさない。▼
[サナキ]
デインの巫女よ…
わたしに伝えられたのは旋律のみじゃ。
歌詞など知らぬ…▼
[ミカヤ]
歌詞は…
長い時を経て
血と同様に受け継がれた。▼
時は移ろえどその意味は色褪せず…
旋律を耳にすれば
鮮明に蘇る……▼
[サザ]
ミカヤ?
さっきから何を言って…▼
[アイク]
…黙って見ていろ。▼

(ミカヤの【解放】の呪歌が流れる)

[ミカヤ]
…旋律を耳にした途端、
体の奥から詩がほとばしった。▼
わたしは知っている。
生まれるより以前から…知っていた。
わたしは… わたし…は……▼

(女性の目覚めるムービーが挿入)

[???]
よくぞ目覚められました。
我が女神よ。▼
[???]
…何があった?
1000年に満ちるまで
今しばし時があるように思うたが。▼
[???]
……あなたが眠りにつかれてより、
間もなく780年になります。▼
その間、あなたとの約束が遵守され
平和な時が流れたのは
200年にもならぬでしょう。▼
あなたがおっしゃった通りでした。▼
ラグズもベオクも…
体内に組み込まれている戦いの因子に
抗うことはできませんでした。▼
1000年まで残り220年ありますが…
…そんなにお待ちになる
必要はありません。▼
[???]
…それが、そなたのだした
結論なのだな?▼
…では…
裁きを下すとしよう。▼

(画面暗転後、ミストの様子へ)

[ミスト]
……ぅ…ん▼
[アイク]
ミスト!
だいじょうぶか?▼
[ミスト]
お兄ちゃん…
どうしたの、そんな顔して…▼
…ここ…どこ?
わたし戦場で戦ってて…▼
[アイク]
おまえ…覚えてないのか?▼
[ミスト]
…ここのところずっと気持ち悪くて…
……さっきまでひどい頭痛が…
でも、急に…楽になったの………▼
[リュシオン]
……っ…▼
[ティバーン]
リュシオン?▼
[リュシオン]
ティバーン…
ここは…いったい……▼
[ネサラ]
リュシオン、大丈夫か?▼
[リュシオン]
ネサラ…? どうして……
…キルヴァスは…
私たちを…裏切って…▼
[ネサラ]
それだけの…理由があった。▼
許してもらえるとは思っちゃいないが、
説明だけはしておきたくてな。▼
大丈夫だ。
俺とティバーンの間の問題は
ちゃんと解決する。▼
…だから、おまえは安心して
ゆっくり寝てていいぞ。▼
[リュシオン]
………そうか…
よかった…
…… …………▼
[ティバーン]
………▼
[ネサラ]
わかってるって。
どんな理由があったとしても……
あんたが俺を許さないことぐらい。▼
けど、とりあえずは
休戦にしといてくれよ。
こいつらが心配なのは…同じだろ。▼
[ティバーン]
……いいだろう。▼
[ニケ]
…それより…ラフィエルとリアーネは
気を失ったままだ。
これは一体……▼
[???]
心配いらないわ…その鷺たちは、
【負】の気に慣れてないみたい…
それで、まだ意識が戻らないの。▼

(瞳の色が赤いミカヤ?が登場)

[サザ]
ミカヤ!
邪神はどうなったんだ?
……目覚めたのか?▼
[???]
私はミカヤじゃないわ。
彼女はいま眠ってる。▼
[サザ]
…どうしたんだ!?
こんな時に何を言って……▼
[???]
アスタルテはどこかしら…
早くしないと裁きが……▼
…え… 何をする気なの……
……そんな…
私の話も聞かないで…そんなこと……▼
待って!
早まらないでっ!!▼

(ムービー挿入)

[アイク]
ミスト、なんともないか?▼
[ミスト]
うん、だいじょうぶ…
だけど…なんだったの、
今の光は?▼
[アイク]
…わからん。
だが…周りがやけに静かだ。▼
[ティバーン]
どうだ、外の様子は?▼
[ウルキ]
………馬鹿な…
……何も…
……何も聞こえない………▼
[ティバーン]
ウルキ!?▼
[ヤナフ]
おれも、見てきます!▼
[???]
………行きましょう。
みんな…外へ。▼
[サザ]
お、おい…!ミカヤ!
…おい!▼

(ムービー挿入、第三部 完のテロップ後セーブ画面へ)

ハードモード

 オープニングシナリオ

(地名テロップ:ミカヤ側、室内にて会話)

[ニケ]
”血の誓約”…
そんなものに縛られていたから
おまえたちは……▼
[ミカヤ]
……▼
[ラフィエル]
辛い想いをしましたね。
ミカヤ……
かわいそうに……▼
[タウロニオ]
…帝国では既に反乱が起き、
民衆は戦いながら
皇帝の帰還を待っている。▼
日一日と犠牲の数は増える……
皇帝軍が一刻を争っていることを、
我らとて、十分承知しているのだ。▼
しかし……皇帝軍の国境越えを許せば、
元老院は怒り、誓約の力によって
デインを滅ぼすことだろう。▼
[ラフィエル]
どうしたらよいのでしょう、
我が女王よ……▼
皇帝軍に事情を打ち明け、
共に元老院を討つようには
できないものでしょうか?▼
[ニケ]
…事情を知ったところで、
どうにもならんだろうな。▼
仮に…両軍が戦いをやめ
手を結んだとしよう。
元老院にとっては最悪の事態だ。▼
皇帝軍とデインの間で
講和が成ったと知られれば、
その時点で……▼
[サザ]
元老院は迷わず、デインを潰す。
どう転んでも……
同じ結末にしかたどり着かない。▼
[ミカヤ]
……打つ手はもう、
なにもないんです……
デインが滅びるほか…なにも……▼
[ラフィエル]
ミカヤ……▼
[???]
…方法はある。▼

ペレアス死亡時

(アムリタが現れる)

[タウロニオ]
皇太后…!▼
[ミカヤ]
アムリタ様…っ!▼
[アムリタ]
……っ…▼
[クルトナーガ]
あ…!
だ、大丈夫ですか?▼
[アムリタ]
…………
ごめんなさい。
少し…肩を貸してもらうわ。▼
[クルトナーガ]
はい。▼
[アムリタ]
ベグニオン暦626年――
デインではひどい流行り病があって
千人にも及ぶ死者がでた。▼
[タウロニオ]
よく…覚えております。
それによって先々代王を含め
王族の方々がことごとく亡くなられた。▼
忘れられるわけがない。▼
[アムリタ]
あれは…流行り病などではない。
”血の誓約”による呪い……▼
[タウロニオ]
な…!?▼
[アムリタ]
全ては、我が夫アシュナードが…
王位を得るために、仕組んだこと。
呪いで…親族や国民の命を奪った………▼
[タウロニオ]
アシュナード王が……?
我が槍を捧げし主君を…
実の父君を…殺したと……▼
[アムリタ]
アシュナードは…そう……
この不平等な世界を憂いていたわ。▼
類稀な資質と器に生まれつこうと、
自分は王にはなれない。▼
それを根底から覆すためになら、
どんなことだってしたわ。▼
そうよ…父王を誑かし、
旅の賢者と”血の誓約”を
結ばせることだってした……▼
[タウロニオ]
何者なのですか!?
その賢者というのは…▼
[アムリタ]
よくは知らないわ……▼
あの方はわたくしの病を治すため、
大陸中から、怪しげな者を
集めていたから……▼
イズカもその中の1人だった。
生物の生態を専門に扱う学者。▼
……実際は、生物兵器に執心する
狂者だったようだけど……▼
ふ ふふふ▼
[タウロニオ]
皇太后…▼
[アムリタ]
違うわ…わたくしが
話したいのはそんなことじゃない。▼
アシュナードが……
”血の誓約”を破棄したことがあると…
それを教えたかったのよ。▼
[サザ]
なんだと…!?▼
[タウロニオ]
まさか……▼ (グルグラントを手に取ったアシュナードの後姿の一枚絵)
[アムリタ]
嘘じゃないわよ。
だって…わたくしは見ていたの。▼
あの方が父王を殺害し、
それによってあの…
誓約の”印”が消えていく瞬間を……▼
[ミカヤ]
……でも、ペレアス王の”印”は……▼
[アムリタ]
そう……何ゆえか消えなかった。
いまは…そなたが我が身に引き受けた
あの呪わしい”印”……▼
ふふ ふふふふ
そなたが誰かに殺されれば……
今度こそ消えるかもしれないわ。▼
どう? 試してみない?
わたくしのペレアスだけ……
犠牲になるなんて…そんなの許さない!▼
その娘を殺しなさい!
誰にもできないのなら、わたくしが…!!▼
[クルトナーガ]
やめてくださいっ!▼
[ミカヤ]
……クルト…?▼
[クルトナーガ]
お願いですから…っ!
そんなことをしても、
亡くなった者は戻ってこない!!▼
それより……彼が何を望んで
死んだのかを考えてみてください。▼
デイン王国の存続…
そうではなかったのですか!?▼
[アムリタ]
クルト……
だって…あの子は……
わたくしの全て……▼
1度失って…
取り戻したと思ったらまた……
この手をすり抜けていった……▼
…わたくしには…
もうなにも残されていない…▼
[クルトナーガ]
私がいます。▼
姉上の分も…
亡き甥…ペレアスの分も
この私が引き受けます。▼
デインを……守りますから。
どうか姉上……
泣かないでください……▼
[アムリタ]
あぁ…クルト……
ぁ…ああああ………▼

ペレアス生存時

(ペレアスが現れる)

[タウロニオ]
陛下…!▼
[ミカヤ]
ペレアス様…っ!▼
[アムリタ]
だめ…っ!
だめよ、ペレアス!▼
[ミカヤ]
何か、別の方法が
見つかったんですか?▼
[ペレアス]
いや、そうじゃない。
あれに書かれていたことこそ、
やはり真実だったと…判明したんだ。▼
[アムリタ]
やめなさいっ!▼
[ペレアス]
ベグニオン暦626年――
デインではひどい流行り病があって
千人にも及ぶ死者がでた。▼
[タウロニオ]
よく…覚えております。
それによって先々代王を含め
王族の方々がことごとく亡くなられた。
忘れられるわけがない。▼
[ペレアス]
あれは…本当は、
流行り病などではなかったんだ。▼
[アムリタ]
…やめて……ペレアス………
[ミカヤ]
アムリタ様……?▼
[ペレアス]
あれは……
”血の誓約”の呪いによるもの。▼
[タウロニオ]
な…!?▼
[ペレアス]
全ては、我が父アシュナードが…
王位を得るために、仕組んだことなんだ。
呪いで…親族や国民の命を奪った………▼
[タウロニオ]
アシュナード王が……?
我が槍を捧げし主君を…
実の父君を…殺したと……▼
[ペレアス]
父上は……
この不平等な世界を憂いていた。
類稀な器に生まれつこうと、
自分は王にはなれない。
だから…父王を誑かし、
旅の賢者と”血の誓約”を 結ばせることだってしたそうだ……▼
[タウロニオ]
何者なのですか!?
その賢者というのは…▼
[ペレアス]
母上……?▼
[アムリタ]
…………よくは知らないわ……
あの方はわたくしの病を治すため、
大陸中から、怪しげな者を
集めていたから…
イズカもその中の1人だった。
生物の生態を専門に扱う学者。
……あやつめ、最初から
我ら親子を利用し…裏切るつもりで……!▼
[ペレアス]
目の前にいない者を憎んだところで……
今更、どうなるものでもありません。
それより話を戻しましょう。
父上が…どうやって
”血の誓約”を破棄したのかを。▼
[ミカヤ]
誓約を破棄…!▼
[タウロニオ]
なんと……▼ (グルグラントを手に取ったアシュナードの後姿の一枚絵)
[ペレアス]
母上が見ておられたのだ。
夫が父王を殺害し、
それによってあの…
誓約の”印”が消えていく瞬間を……▼
[アムリタ]
…………▼ (元の会話画面へ)
[ペレアス]
これでわかっただろう?
さあ……もう猶予はほとんどない。
今度こそ、僕は責任を果たそう。▼
[アムリタ]
――やめて!
そなたは死なせないわ!!
そなたはわたくしのすべて……
やっと、やっと取り戻したのよ!▼
[ペレアス]
親不孝であること……お許し下さい。
でも、僕はもう決めたんです。▼
[アムリタ]
ならば、わたくしも死ぬわ。
自らこの命を絶ってでも……!▼
[ペレアス]
母上っ!?▼ (クルトナーガがアムリタを止める位置に立つ)
[ミカヤ]
……クルト…?▼
[クルトナーガ]
やめてくださいっ!
姉上、どうか…落ち着いて。▼
[ペレアス]
…姉…上……?▼
[アムリタ]
あぁ…クルトナーガ……
お願い……ペレアスを助けて……
助けてちょうだい。▼
このままでは死んでしまう…
わたくしの命よりも大切な……
………息子を…助けて………!
お願い……誓約を解く手段が
見つかるまででいい……
どうか…デインを守って………▼
……力を失ってしまった
わたくしのかわりに……
…お願い………▼
[クルトナーガ]
……わかりました。
姉上の分も、甥であるペレアスの分も…
この私が引き受けます。▼
デインを守りますから。
どうか姉上……
お心を安らかにしてください。▼
[アムリタ]
あぁ…クルト……
ぁ…ああああ………▼

以下生存・死亡共通

'''(地名テロップ:デイン領内皇帝軍陣営)'''
[アイク]
…クルトナーガ王子から連絡は?▼
[イナ]
……たったいま…▼
[アイク]
その様子じゃ…
デインの説得は失敗のようだな。▼
[イナ]
……それだけではありません。
クルト様もデイン側について
戦われると……▼
[アイク]
!? どういうことだ?
戦いを止めにきたはずが、
どうして片側に与する?▼
ゴルドアはいったい何が目的なんだ!?▼
[イナ]
……今回のことは…
我が国の意思ではなく、
クルト様が個人的に動かれています。▼
デギンハンザー様は
一切、関知しておられません。▼
…そして、クルト様がデイン側に
お味方される理由はあります……
私の口からはお話しできませんが………▼
[アイク]
………▼
[イナ]
私、もう一度だけ
クルト様を説得してみます。▼
ゴルドアの王子が戦場に立つなど……
あってはならないのです。
ですから…もう一度だけ……!▼

(ヤクシ石の一枚絵)

[アイク]
…その石で話せるのか?▼
[イナ]
はい。私たち竜鱗族は……
元々、仲間の気を察する能力に
長ける種族なのです。▼
特に血縁であるなど…
強い繋がりをもった者同士であれば、▼
離れた場所にいても、
互いの様子がわかります…
意思を伝えたりすることができます。▼

(テント前の会話の様子に戻る)

[アイク]
クリミアでナーシルが
あんたの気を感じたり……▼
リュシオンがリアーネの
気を感じることができるといっていた
あれのことか。▼
[イナ]
そうです。鷺の民も……
我々と同じような能力を持っています。▼
このヤクシ石によって
その力を増幅させれば……▼
どんなに離れていようと
”心話”ができるようになるのです。▼
[アイク]
便利なものだな。▼ (夜が開ける山際の様子の一枚絵が表示)
[アイク]
……間もなく夜明けだ。
俺たちは朝のうちにこの城を発ち、
イベルト長城を目指す。▼
俺は…クルトナーガ王子に借りがある。
デインの連中とも……
できれば戦いたくはない。▼
説得が成功することを祈っている。▼
[イナ]
…………▼

(画面暗転後拠点画面へ)

 進撃後

[デイン兵]
皇帝軍が、城をでました!▼
[ミカヤ]
わかりました。
各部隊には、敵軍と遭遇するまで
そのまま待機しているよう伝えて。▼
[デイン兵]
はっ!▼
[サザ]
ミカヤ、気分は?▼
[ミカヤ]
昨日…一度は
最後だと思ったからかしら……
とても落ち着いているわ。▼
[サザ]
俺もだ。
もう…思い残すことはない。▼

(ユンヌがミカヤの肩に飛んでくる)

[ミカヤ]
……結局、
戻ってきちゃったのね。▼
いいわ、もう。
好きにしなさい。▼
オルグさん!?
どうしてまだいるんですか!▼
あなたは、ニケ様たちと
いっしょに皇帝軍に戻ったんじゃ……▼
[サザ]
おい、ミカヤ……!▼
[ミカヤ]
ニケ様……▼
[ニケ]
あの軍には、充分な兵力がある。
手が必要なのは……
こちら側だと思ったのでな。▼
勝手につかせてもらうぞ。▼
[ミカヤ]
だめです…だって……▼
あなたたちはラグズで……
ラフィエルさんは…
弟さんたちが………▼
[ラフィエル]
リュシオンもリアーネも…
愛する者、信じる仲間のために
戦っているのです。▼
ならば…私が
ミカヤのためにデインにつく、
それは正しいことでしょう。▼
[ミカヤ]
ありがとうございます…
最初から勝ち目のない
戦いなのに……▼
[ニケ]
いや、まだ分からんだろう。▼
[ミカヤ]
え…▼
[ニケ]
ゴルドアの竜王子がいる。▼
[ミカヤ]
クルトが…ゴルドアの王子?
彼はラグズなのですか?▼
[ニケ]
なんだ、知らなかったのか?
あの者は竜鱗族。
中でも最強を冠する黒竜だ。▼
若くとも、
その戦闘力は測りしれん。
勝機はある。▼
[ミカヤ]
…デイン皇太后の弟が……
最強の黒竜…………▼
[サザ]
…なかなか複雑なようだな。▼
だが…とにかく、
力強い味方には変わりない。
やれるところまでやろう。▼
[ミカヤ]
そうね……
デインのために…!▼
[スクリミル]
獣牙族の戦士たちよ!
損なった兵力は、我らの戦いで
十二分に補ってくれようぞ!▼
[ヤナフ]
う…わっ……
どうすんだよ、あれ。▼
[ウルキ]
……ご自身の意思だろう。
仕方あるまい……▼
[ヤナフ]
けど、やりにくいこと
この上ないぜ?▼
それでなくても、あっちには
竜王子がいるってのによぉ。▼
[ティバーン]
……まったくな…▼
[ヤナフ]
うわっ!? 王っ!
脅かさないでくださいよ!▼
[リュシオン]
……まさか私たちの
敵方にまわるだなどと……
兄上……▼
[ヤナフ]
【白の王子】まで!
…なんでここに……▼
っつーか、メダリオン!
ほっぽらかしてていいんですか?▼
[リュシオン]
…………▼
[ティバーン]
リアーネに任せてきたらしい。▼
ラフィエルはなんとしても、
俺たちで説得して呼び戻す。▼
こっちの軍で手出しする奴がいたら
構わん、ぶっとばしてやめさせろ。
いいな?▼
[ヤナフ]
了解!▼
[ウルキ]
……承知……▼
[アイク]
……やはり、無理だったか。▼
[イナ]
………▼
[アイク]
どうする…
あんたもあっちに
行ったほうがよくないか?▼
[イナ]
どちらかの軍勢について戦うのは……
デギンハンザー様の命に
背くこととなります。▼
竜鱗族は…戦ってはいけない。
私は…クルト様を、
お止めしなくては……▼
[アイク]
あんただって、
3年前には戦っていたぞ。▼
[イナ]
あれは…他に
どうしようもない状態でした。▼
[アイク]
なら、あいつだって
そういうことなんだろう。▼
[イナ]
…………▼
[アイク]
好きにすればいい。
こっちの戦いの
邪魔さえしないならな。▼
[イナ]
わかりました……▼
[アイク]
エリンシア。
あんたたちは、ここにいてくれ。▼
望みの薄い話だが、状況次第では
向こうが話し合いに応じるかもしれん。▼
その時は、戦いに加わっていない
あんたに仲介に立ってほしい。▼
[エリンシア]
……わかりました。
できれば…平和的解決が叶うよう
女神に祈っております。▼
どうぞ、お気をつけて。▼
[アイク]
あぁ。▼
全速力で攻め上がるぞ!
俺に遅れるな!▼

(部隊編成画面へ)

キルカウント

10カウント目

[ライ]
くっ… きついな……
【負】の気がまとわりついて……▼

15カウント目

[サナキ]
……報告はまだか?
…戦況は…どうなっておるのじゃ?
…少しだけ外に……▼
[???]
おい!▼
[サナキ]
!!▼
[???]
なにコソコソ
抜け出そうとしてるんだ?▼
[サナキ]
な、なんじゃ…そなたか……
脅かすでない!▼
[???]
あの綺麗な親衛隊長から
あんたの護衛を任されてるんだ。
勝手にうろつかれちゃ困るんだが?▼
[サナキ]
そうは言っても、
気になるのじゃから、
仕方ないではないか!▼
[???]
ま、そうだろうけどね。▼
[サナキ]
そうじゃ…そなた!
戦場が見える場所まで……
私をおぶって行くのじゃ。▼
さ、早うせい!▼
[???]
おいおい、
ちょっと横暴じゃないか?▼
[サナキ]
私に仕えると言いだしたのは
そなたのほうじゃ!
できぬのなら、クビじゃ!▼
[???]
あー…わかった。
わかりましたよ。
では、背中にどうぞご主人様?▼
[サナキ]
うむ。
最初からそうすればよいのじゃ。▼
[ネサラ]
やれやれ…
まいったね。▼

20カウント目

倒れるリアーネの一枚絵、再び戦闘へ

25カウント目

[クルトナーガ]
体が…熱い……
息ができ…ない……
これが…戦い……▼
……い……意識が……
だめだ…もう…▼
…いやだ…誰も……
近寄らないで………
私は…戦いたく…な…い……▼

30カウント目

[ミカヤ]
…………誰…?
なに… …………
……わたしを…呼んでる…?▼
[サザ]
……ミカヤ!?▼
[ミカヤ]
……待って…………
いま…行くから……▼

 会話

リュシオン→ミカヤ

[リュシオン]
暁の巫女ミカヤ殿……▼
兄上が危険を冒してまで
敵陣に向かったのは、
あなたを気遣ってのことだ。▼
あなたは邪な人物ではない……
それはわかっている。▼
[ミカヤ]
…………▼
[リュシオン]
だからこそ、わからない。
なぜ……ここまでして
戦い続けるのか……▼
まるでデインを
滅ぼすかのような戦い……
あなたは望んではいないはずだ。▼
[ミカヤ]
…………▼
[リュシオン]
やはり、
答えてはくれないのか……▼
[ミカヤ]
…どうかお引きとりください。
セリノスの方は【負】の気に
耐性がないと聞いています。▼
……ラフィエルさんといっしょに
お願いですから…戦場を離れて……▼
[リュシオン]
……ミカヤ殿…………▼

ジル→ミカヤ

[ジル]
ミカヤ殿!
まだ戦いを続けるおつもりですか?▼
[ミカヤ]
…………▼
[ジル]
いまこの時も……
たくさんの血が流れ続けています。▼
もうこれ以上はやめてください。
戦いではない道が、
必ず見つけられるはずです!▼
[ミカヤ]
………………▼
[ジル]
お願いです!
私の声に耳を傾けてください!▼
[ミカヤ]
……皇帝軍の竜騎士よ…
ただちにこの場を去ってください。▼
警告は一度だけです。
次は…攻撃を仕掛けます!▼
[ジル]
ミカヤ殿っ!
お願いですから!
どうか、ミカヤ殿…っ!!▼

ツイハーク→ミカヤ

[ツイハーク]
……ミカヤ…!
兵を退いてくれないか?▼
こちらは戦いを望んでいない。
和解の道はあるんだ!
もう無益な戦いは終わりにしよう。▼
[ミカヤ]
できません……▼
私たちは…最後の一人になっても……
戦いをやめません。▼
[ツイハーク]
いったい、デインに何があったんだ!?▼
こんな無茶苦茶な戦い方をして…
あんな卑劣な……策を用いて………
君が望んでやったんじゃない。
それは分かっている。▼
戦いをやめられないなら、
せめて事情を聞かせてくれないか?▼
[ミカヤ]
………………▼
[ツイハーク]
………デイン軍を捨て…
敵に回った者には……
何ひとつ聞く権利はなかったな。▼
……すまない。▼
[ミカヤ]
…………▼
[ツイハーク]
……それでも、俺は
君に向ける剣を持たない。
それだけは忘れないでくれ。▼
[ミカヤ]
…ツイハークさん……っ
ごめんなさい……でも…
あなたまで…巻き込みたくない……▼

ジル→ペレアス

[ジル]
ペレアス王!
お待ちください!
お話があります!▼
[ペレアス]
ジル……
…すまないが…何も話すことはない。
デインを捨てた…君には……▼
[ジル]
それは…!
……当然だと思います。▼
ですが、私は……
どうしても理解できなかったのです。▼
帝国の支配に甘んじ、
敵対しているわけでもない
国を相手に…戦うことが………▼
[ペレアス]
………理解しなくていい。▼
[ジル]
ペレアス様、そんな……▼
[ペレアス]
君は君の信念に従って行動すればいい。
そして…もう
デインには関わらないでくれ。▼
[ジル]
それでも……
それでも私は…デイン人です。▼
父の墓のあるここが……
唯一の…祖国です………▼
[ペレアス]
………すまない、ジル…
だけど君まで…
呪いの道連れになる必要はない……▼

ツイハーク→ペレアス

[ツイハーク]
ペレアス王…!
どうか俺の話を……
聞いていただけませんか?▼
[ペレアス]
ツイハーク……
…今更、何を話すというんだ?
君はデインを捨てた…のに……▼
[ツイハーク]
納得できないんです。
俺は…あなたがどんな人か
よく知っているつもりです。▼
繊細で…心の優しい方だ。
なのにどうして……
帝国の言いなりになんか…!▼
[ペレアス]
………話したくない。▼
[ツイハーク]
ペレアス様……▼
[ペレアス]
…デインと縁の切れた君には……
関係のない話だ。
僕たちの戦いをやめさせたいなら…
その剣で僕を好きにすればいい。▼
[ツイハーク]
……俺の剣は…
あなたに捧げたものではない。▼
それでも……一度は主君と呼んだ
あなたを斬るほど
厚顔ではないつもりだ。▼
[ペレアス]
………いいんだ、これで…
呪いの道連れになるものは……
一人でも…少ないほうが………▼

ジル→タウロニオ

[ジル]
タウロニオ将軍……!▼
[タウロニオ]
ジル……これだけは伝えておこう。
わしはそなたを
責めるつもりはない。▼
そなたはそなたの正義を貫け。
シハラム殿もそれを望んでいよう。▼
[ジル]
でも……▼
[タウロニオ]
だがわしも己の忠義を貫く。
そなたがいかに言葉を尽くそうと
心は変わらぬ。▼
かつて一度
デインに背いたこの身……
最期までデインと共にありたいのだ。▼
[ジル]
すみません…将軍………▼

ツイハーク→タウロニオ

[ツイハーク]
タウロニオ将軍!
ここにおられたか……▼
事情を話していただきたい。
いま、デインで
何が起こっているのかを!▼
[タウロニオ]
……語るべきことは何もない。
そなたとわしの道は分かれたのだ。
それだけのこと。▼
[ツイハーク]
あなた方はそんな頑なに
何を隠そうとしているんだ!?▼
かつての狂王と同じ……
いやそれ以上の暴挙を犯してまで、
こんな戦いを続ける訳が知りたい…!▼
[タウロニオ]
そなたが知る必要はない……
皇帝軍方の傭兵ツイハーク。
己が陣営に戻るがいい。▼
[ツイハーク]
………俺は諦めませんよ。
たとえあなたが攻撃を仕掛けても、
俺の剣があなたに向けられる事はない。▼
[タウロニオ]
……許せ。▼

チャップ→メグ

[メグ]
おとうちゃん!▼
[チャップ]
おお、メグや。
無事でおって良かった良かった。▼
[メグ]
うん、おとうちゃんも▼
[チャップ]
なあ、メグ。
ややこしい事情は知らんが……▼
どうしてもそっちを
抜けるわけにはいかんのかね?▼
[メグ]
うん……ごめん。
ミカヤさんはすごくいい人なんよ。
じゃから…味方してあげたい。▼
[チャップ]
弱ったなあ。
偉い方々がなんとか
仲良うなってくれんもんかなあ。▼
いくら戦争だからいうても、
わしらは親子じゃ。
親子がどうして戦えるもんかね……▼

ツイハーク→メグ

[ツイハーク]
メグ……
どうしてまだデイン軍に…
勝手な言い草だと分かってるが
あえて言わせてほしい。
いますぐ軍を抜けるんだ。
俺といっしょに行こう。▼
[メグ]
…できないです。
いくらツイハークさんのお願いでも…
あたし、そんなことできん。▼
[ツイハーク]
ミカヤがいるから?▼
[メグ]
うん。
みんな…いまのデインが
おかしいって気がついてます。▼
でも……ミカヤさんが
精一杯戦っとるから。
じゃから最後までいっしょに
近くで味方してあげたいって……▼
[ツイハーク]
………そうか。
気持ちは分かる…▼
[メグ]
でもあたし…!
ツイハークさんのことを
敵じゃとか思うてませんから。
それだけは分かってください。▼
[ツイハーク]
…すまない、メグ。
本当ならデイン人の俺が……
そっち側にいるのが当然なのに…
君を辛いめに合わせている。▼
[メグ]
早く…戦いが終わるといいですね。
そうしたらまた、
大好きな人と…いっしょに
笑っとれるのに………▼
[ツイハーク]
……そうだな………▼

ジル→メグ

[ジル]
メグ! やっと見つけた。
戦いをやめて、私の話を聞いて!▼
[メグ]
だ、だめです!
敵と話しをしちゃいけないんです。▼
[ジル]
敵…?
メグにとって私は……
敵…なの……?▼
[メグ]
………ええっと。
本当は違うんですけど…
でも、ここは戦場じゃから。▼
敵じゃないと…ジルさんが
戦いにくいかと思うて………▼
[ジル]
私は…何があっても、
あなたに攻撃を仕掛けたりしないわ。▼
[メグ]
…あたしも……
きっとダメなことなんじゃけど…
それでも、ジルさんに
攻撃するなんてできん……▼
[ジル]
どうして…どうして
こんな戦いが起きているのかしら……▼
[メグ]
デイン解放の戦いも…
やっぱり辛かったけど……
それでも…こんな辛さは無かったな。▼
みんないっしょに…
家族みたいに居られたのに……▼
[ジル]
……メグ……▼

ツイハーク→敵ジル

[ツイハーク]
ジル…!
待ってくれ、
俺に事情を説明してくれないか!?▼
[ジル]
…………
敵と話などする気はありません。
私はデインの騎士、
デインの敵を倒すだけ。▼
[ツイハーク]
ジル! 待て!
……どうしてなんだ…?
デインに何が起こったんだ……▼
[ジル]
……ツイハーク……
あなたは…誠実な人だから……
何も知らないほうがいい。
こんな苦しみなんて…何も……▼

ハール→敵ジル

[ジル]
ハールさん…!
どうしてあなたが
皇帝軍にいるんです!?▼
[ハール]
おいおい、そりゃ
こっちの台詞だ。▼
おまえ、なんだって
デイン軍なんぞにいるんだ?▼
[ジル]
…ハールさんが留守の間に、
デインを解放する戦いが起きて……
だから私は軍に戻ったんです!▼
[ハール]
で、国は復活したよな?
なのに、まだ軍に残っているのか?▼
[ジル]
……だって、
放っておけないじゃないですか!▼
[ハール]
面倒な奴だな…▼
[ジル]
ハールさんは、
どうして?▼
[ハール]
……こっちも行きがかり上、
クリミアの内乱鎮定に
付き合うことになってな。▼
皇帝軍にいるのは…
アイクとの
まあ、付き合いってとこだ。▼
[ジル]
そっちこそ、
なんですか!
そのだらしない理由は!?▼
[ハール]
あぁ……うるせえな。
…で、どうする?
俺とやりあうか?▼
[ジル]
無理です!
そんなの…▼
[ハール]
じゃあ、おまえ
こっちに寝返れよ。▼
[ジル]
簡単に言わないでください!▼
[ハール]
おまえ、そんな迷いだらけの
戦い方してて…▼
亡くなったシハラム殿に
顔向けできるのか?▼
[ジル]
…!▼
[ハール]
デインのこの戦いには大義がない。
それは自分でわかってんだろ?▼
[ジル]
……でも…
共に戦った仲間がいます。▼
[ハール]
いっしょに死んでやるのが
おまえの正義か?▼
敵にまわってでも、
目を覚ましてやったらどうだい。▼
[ジル]
あ……▼
[ハール]
さあ、いっしょに来い、
ジル・フィザット。▼
裏切り者の汚名をかぶってでも
行動したほうがいいって
俺たちは知ってるだろう?▼
あの人のためにも…
己に恥じぬ生き方をしろ。▼
[ジル]
はい、ハール隊長…!▼ (ジル、敵軍から自軍ユニットに)

(蒼炎支援Aデータ引継ぎで発生する寝返り会話)

ミスト→敵ジル

[ミスト]
あ、ジル!
ジルでしょ!▼
[ジル]
……ミスト……▼
[ミスト]
良かったぁ。▼
[ジル]
え?▼
[ミスト]
会えて良かった。▼
[ジル]
ミスト……
私たちはいま敵同士で……▼
[ミスト]
ね、戦うのやめよう?▼
[ジル]
ミスト!▼
[ミスト]
神使派と元老院派の戦いに
デインは無関係だわ。▼
ジルとわたしは大の仲良しで…
それはいまもそうで。▼
だから、戦う理由はないもん。▼
[ジル]
そういう問題じゃないわ。
ミストも傭兵ならわかるはず。
この戦いは……▼
[ミスト]
戦わない。▼
[ジル]
ミスト……▼
[ミスト]
ジルは絶対にわたしに武器を向けない。
わたし…ジルを信じてる。▼
[ジル]
…………▼
……やっぱり、かなわないなぁ。▼
[ミスト]
ジル……?▼
[ジル]
私の迷いなんて……
すっぱり断ち切られちゃった。▼
決めた。
デイン軍に協力するのはもうやめる。▼
[ミスト]
ジル……!▼
[ジル]
デインの仲間には申し訳ないけど……
私は私の信念に従って生きる。▼
[ミスト]
そう! それでこそジルよ!▼
[ジル]
うん。▼
'''(ジル、アイク軍に)'''

レテ→敵ツイハーク

[レテ]
ツイハーク!▼
[ツイハーク]
レテ……▼
どうしても、
降伏はできないんだな?▼
[レテ]
私は戦士だ。
この命尽きるまで戦う。▼
[ツイハーク]
……だろうな。▼
だったら、俺はそちら側につく。
処遇は好きにしてくれ。▼
[レテ]
! おまえ…なぜ!▼
[ツイハーク]
デインは変わる……
いままでそう信じて戦ってきた。
だが……▼
もうこれ以上、
俺はデインには協力できない。▼
[レテ]
…………
種族は違えと、おまえの魂は
すでに獣牙の兄弟なんだろうな。▼
歓迎する、ツイハーク…▼
'''(ツイハーク、アイク軍に)'''

イレース→敵ツイハーク

[イレース]
…ツイハークさん……
いまならまだ…間に合います。
戦い…やめませんか……?▼
[ツイハーク]
……それはできない。
再興したばかりのデインを…
裏切るわけにはいかない。▼
[イレース]
半獣狩りをさせられても……
ですか…?▼
[ツイハーク]
…………▼
[イレース]
3年前は…危険な目にあってまで……
ラグズたちに味方していました……▼
傭兵のツイハークさんが…
……自分の気持ちを殺してまで……
軍で戦うのは…おかしいです。▼
[ツイハーク]
……イレース。▼
[イレース]
はい……▼
[ツイハーク]
ありがとう。
やっと目が覚めた気分だ。▼
[イレース]
……▼
[ツイハーク]
……俺はデイン軍を抜ける。▼
デインの仲間も大事だが……
これ以上…彼らラグズに
刃を向けることはしたくない。▼
[イレース]
…………よかった…▼ (ツイハーク、アイク軍に)

戦闘会話

ミカヤ初戦闘時

[ミカヤ]
…………▼
声が……どこかで……▼

アイクvsミカヤ

[ミカヤ]
聞……える……
すぐ……近………▼
[アイク]
おい、どうした!?▼
[ミカヤ]
……え?
あ……▼
[アイク]
……本調子じゃないなら
見逃してやろう。
さっさと戦場から退け。▼
[ミカヤ]
…いいえ…!
わたしはここで……
みんなと共に戦います…!▼
[アイク]
気力だけで、
俺の相手が務まると思うな…▼

ペレアス初戦闘時

[ペレアス]
私は…デイン王ペレアスだ!
手柄をあげたい者はかかって来るがいい!
私は逃げも隠れもしない…!▼

セネリオVSペレアス

[セネリオ]
デイン新王ペレアス……
あなたがいるとは好都合です。
戦を早く終わらせられる。▼
[ペレアス]
きみ…君は誰だ?
その額の印は…精霊の護符?▼
[セネリオ]
……あなたの額に隠されたものと、
これは異なるものです。▼
[ペレアス]
そうなのか?
だけど…その形は……
僕のものと…なんてよく似て……▼
[セネリオ]
…精霊の加護を持つ魔道使い……▼
戦闘経験は浅いようですが、
侮り難い相手ではある。
最初から…全力で当たりましょう。▼
[ペレアス]
待ってくれ!
聞きたいことはまだ……▼

アイクvsペレアス

[アイク]
あんたがペレアス王か。
あの狂王アシュナードの息子▼
[ペレアス]
クリミアの英雄
アイク将軍…父の仇▼
[アイク]

お前…
震えているのか?▼
[ペレアス]
…僕はこれまで
人を殺めたことも…
戦場に立ったこともない…▼
[アイク]
ならば、なぜ出てきた。
死にたいのか!?▼
[ペレアス]
…死にたい…
だけど、死ぬわけにはいかない…▼
ミカヤと約束したんだ。
絶対に逃げないって…▼
アイク将軍、たとえあなたが
目に前にいたとしても…
僕は決して逃げたりはしない!▼
[アイク]
……▼

ジルvsペレアス

[ペレアス]
ジル…君は僕に言ってたね。
良き王、良き主君になってくれと……▼
約束を…果たせなくて……
……す…まな…い……… …………▼
[ジル]
もう…いいです。▼
あなたが変わったと決めつけ、
軍を去った私の浅慮こそ………
どうかお許しください。▼

ツイハークvsペレアス

[ペレアス]
ツイハーク……
僕は純粋に…良き王になりたかった。
それなのにこんな…すまない……▼
[ツイハーク]
ペレアス…王………▼

イレースvsペレアス

[ペレアス]
イレース……▼
すまない。
僕がもっと優れた王であれば……
こんなことにはならなかったのに……▼
[イレース]
……気にしないでください…
人なんて…だいたいそんなものです……▼

サザ戦闘時:蒼炎未登場キャラ

[サザ]
1人でも多く敵を倒す……
戦い続けるしか
生き残る道はないんだ。

サザ戦闘時:蒼炎登場キャラ

[サザ]
相手が誰だろうと……
俺がやるべきことは変わらない。

アイクvsサザ

[アイク]
…………▼
[サザ]
…………▼

ジルvsサザ

[ジル]
サザ……▼
[サザ]
……話はやめにしよう。
お互い自分の信じる側にいるんだ。
そして、どちらも譲れない。▼
だったら……
黙って戦った方がいい。▼
[ジル]
………そうね…
ここは戦場なんだもの…ね……▼

ツイハークVSサザ

[サザ]
3年前の戦いも……
デイン再興の戦いも……
今は全て忘れる。
あんたもそうしてくれ。
そうした方が……
お互い苦しまずに戦える。
[ツイハーク]
サザ……
ミカヤのためにも…
君には生き残ってほしい。 …俺を倒してでも……

ステラvsサザ

[ステラ]
あ…
サザさん……▼
[サザ]
…………▼
[ステラ]
あなたがデイン軍にいると……
そう伺っていました。
戦場で会うことになるかもしれないと……▼
立派になられましたね……▼
[サザ]
……そっちも…
騎士の格好が様になった。▼
[ステラ]
そうですか?
ふふ 嬉しいです。▼
[サザ]
退けないのは…お互いに
そうだと思うんだが……▼
一応、聞いておく。
どうしても戦わないといけないか?▼
[ステラ]
それはこちらの台詞です。
私はあなたと戦いたくない……
退いてください、サザさん。▼
[サザ]
……無理だよな。▼
避けられないんなら…
すぐ始めようか。▼
[ステラ]
………えぇ…▼

敵ジル戦闘時:蒼炎未登場キャラ

[ジル]
私はデインの竜騎士ジル…!
デインの未来のため……
あなたたちを倒す!▼

敵ジル戦闘時:蒼炎登場キャラ

[ジル]
誰が相手だろうと……
もうためらわない!
全ては…デインのためだけに!▼

アイクvsジル

[アイク]
…ジル。▼
[ジル]
アイク将軍…!▼
[アイク]
あんたに話が……▼
[ジル]
お願いです……
デインのことは、
何も聞かないでください。▼
この戦い……
ただ敵として戦わせて欲しいのです。▼
[アイク]
……わかった。▼

シグルーンVSジル

[ジル]
先の戦いで
神使様を狙ったこと……
お詫びします。▼
私たちは
騎士道に外れた戦いを行った…
何も弁明する気はありません。▼
[シグルーン]
神使様は
あなた方をお許しになりました。
ですから何も言いません……▼
ただ、とても残念に思います。
あなたと、このような戦いを
しなければならないことを……▼

タニスvsジル

[タニス]
デイン竜騎士よ!
神使様のお命を狙った罪、
償ってもらおう。▼
もはや敬意を払う気はない。
この手で葬り去るのみ!▼
[ジル]
構わない、それで……▼
どんな汚名にまみれようと
祖国を守るという私の誇りは…消えない!▼

イレースvsジル

[イレース]
戦いは……
……いつも……
とても…悲しいものですね……▼
[ジル]
ええ……
何度経験しても…慣れることはない……▼

レテvsジル

[レテ]
……もう何も話す言葉はない。
いくぞ、ジル。▼
[ジル]
ええ……
あなたのような友をもてたこと…
私は誇りに思っているわ。▼

敵ツイハーク戦闘時:(蒼炎未登場キャラ)

[ツイハーク]
何も考えるな……
ただこの剣で
敵を討つことだけを……▼

敵ツイハーク戦闘時:(蒼炎登場キャラ)

[ツイハーク]
感傷さえ……
いまの俺たちには許されない。▼

敵ツイハーク戦闘時:獣牙族

[ツイハーク]
この剣で……
獣牙族を斬らねばならないのか……▼

敵ツイハーク戦闘時:獣牙族以外のラグズ

[ツイハーク]
デインのため……
デインが……生き残るため……▼

アイクvsツイハーク

[ツイハーク]
アイク、許してくれ。
俺は君を…斬らねばならない。▼
[アイク]
何か…あったらしいな。
あんたらしくもない……
いったい何を焦ってる?▼
[ツイハーク]
黙ったまま、墓に持っていくよ。
弱音を…聞かせたくないんだ。▼

イレースVSツイハーク

[ツイハーク]
イレース……
俺たちはもう迷うことさえできない。
この戦いを突き進むしかない。▼
俺と君は敵……
そう思って戦ってくれ。▼
[イレース]
……ツイハークさん……
…………………▼

クルトナーガ初戦闘時

[クルトナーガ]
…来ない…で……
私…に……近寄らないで…………
戦いたくな…い…………▼

アイクvsクルトナーガ

[アイク]
クルトナーガ王子!▼
[クルトナーガ]
…熱い……
体が……焼け……▼
[アイク]
俺の声が……
聞こえていないのか?▼
[クルトナーガ]
戦いたく……ない……私は……
……人の……命を……
奪いたく…ない……▼

ニケ初戦闘時

[ニケ]
劣勢の戦というのも悪くない……
せいぜい
抗わせてもらおうか。▼

ラグズVSニケ

[ニケ]
西方のラグズよ、
ひとつ力比べといこうか?▼

アイクvsニケ

[アイク]
ちょっと待て。
…いつからそっちに寝返ったんだ?▼
[ニケ]
ミカヤたちと話して……
そなたたちより、
デインに助勢してやりたくなったのだ。▼
[アイク]
何があったと言っていた?▼
[ニケ]
……話して事態が好転するなら
そうするところだが………▼
生憎、複雑な事情でな。
もはやどうにもならん。
どちらかが…犠牲を払わねばな。▼
[アイク]
………▼
[ニケ]
難しく考えるな、
ベオクの英雄よ。
その剣で、私に斬りかかればよい。
私はこの牙で応戦しよう。▼
[アイク]
……あんた、この状況を楽しんでないか?▼
[ニケ]
どうせ避けられぬのなら、
楽しんだほうがよいだろう。~ 幸い、私はおまえに興味があった。
おまえの剣技……堪能させてもらうぞ。▼
[アイク]
そこまで期待されたんじゃ、
断るわけにはいかんな。▼

ライvsニケ

[ニケ]
ふぅん… 猫は弱いものと
決めつけておったのだが。▼
なかなかどうして、
意外にやるではないか。▼
[ライ]
ニケ女王、
お褒めに預かって光栄ですけど…▼
本当は尻尾を丸めて
逃げ出したい気持ちでいっぱいなんです。▼
[ニケ]
つれなくするな。
せっかくここまで来たのだ、 私の相手をしていくがよい。▼
[ライ]
スクリミルの奴にぶっとばされ、
ゼルギウス将軍に追い詰められ、
……とどめにこれか。▼
なんでこう身がもたない
戦いばっかりやる羽目になるかな、
俺は……▼

イレースvsニケ

[イレース]
………狼の女王様……▼
[ニケ]
イレースとやら…
ベオクの魔道、まだ
見切れてはおらぬのだ。▼
遠慮はいらん、
全力で仕掛けて来い!▼
[イレース]
……いいですよ………
その代わり…私が勝ったら……▼
ハタリのお料理を…
お腹いっぱいごちそうしてください……▼

ジルvsニケ

[ジル]
…ニケ女王……!
デインにつかれたのですか!?▼
[ニケ]
竜騎士、と言うらしいな。
ベオクの娘の身で飛竜を自在に駆る
その武勇……面白い。▼
私を相手にどう戦うか、
これからじっくり見させてもらうぞ!▼
[ジル]
……!!▼

ツイハークvsニケ

[ニケ]
そなたは確か……
元はミカヤの仲間であったな。▼
[ツイハーク]
……ニケ女王…
あなたはデインについたのか。▼
[ニケ]
去った者がいるのだ。
こうして増えてもよいだろう。▼
[ツイハーク]
そのとおりだ。
俺には…何も言うことはない。▼
[ニケ]
さて、そろそろ始めようか。
ツイハークよ…そなたは、
なかなか腕のいい剣使いであった。▼
その技、私も味わいたいと思っていた。▼
[ツイハーク]
……ラグズの王たるあなたに
かなうものか分からないが……
ともかく全力を尽くします。▼

ティバーンvsニケ

[ニケ]
…白状しよう。
おまえを初めて見た時から……
どうしても一度、戦ってみたかった。▼
[ティバーン]
あぁ、気づいてたぜ。
だからこうして来てやったんだ。▼
[ニケ]
鷹王ティバーン…▼
おまえの顔だが、
傷が増えたほうが
男ぶりが上がると思うのだが。▼
[ティバーン]
あんたみたいないい女になら、
顔の1つや2つ…
いくらでも差し出すぜ。▼
まぁ、俺を地面に落とせればって
条件付きだがなあ?▼
[ニケ]
その言葉…後悔せぬと良いがな。
いくぞ…!▼

スクリミルVSニケ

[ニケ]
獅子王の後継よ、
強い相手が望みだろう?▼
私も戦いに飢えている。
全力でかかってくるがいい!▼
[スクリミル]
おぉ!
狼の民とはどれほどのものか…
この俺が試させてもらおう!!▼

アイク vs ラフィエル

[アイク]
ラフィエル!
どういうことだ?
なぜあんたまで……▼
[ラフィエル]
お許しください……▼
ですが私は……
ミカヤを助けたいのです……▼
[アイク]
退け、後方に下がるんだ!▼
そこにいればあんたも俺たちの敵だ。
あんただけ避けて戦うような
器用な真似はしてやれん!▼
だから早く下がれ!▼
[ラフィエル]
できません……
お許しください……▼
[アイク]
くそっ……!▼

ティバーンvsラフィエル

[ティバーン]
ったく…
おまえたち兄弟は
何を考えてやがるんだ?▼
どいつもこいつも、
よほど早死にしたいらしい。▼
[ラフィエル]
ティバーン……
その…私は…………▼
[ティバーン]
デインの巫女が心配なんだろ?
それは分かるが…
敵に回る必要はないだろうか。▼
[ラフィエル]
敵だなんて…!
私が君の敵になることなんて……
決してありません。▼
[ティバーン]
だったら、いまのこの状態は
なんなんだ?
納得いくよう説明してくれよ。▼
[ラフィエル]
私は…ミカヤの力になりたい……
しれだけです。
だから、彼女に助勢を……▼
[ティバーン]
それがつまり、
俺たちの敵方になるって
ことじゃねえか!▼
[ラフィエル]
………っ……
…… ………… …………▼
[ティバーン]
あ、いや…
別にびびらせるつもりじゃあ……▼
[ラフィエル]
…… ………つ ……▼
[ティバーン]
おい…
……泣くなって。▼

タウロニオ戦闘時:蒼炎未登場キャラ

[タウロニオ]
我が名はタウロニオ!
デイン軍の将なり!▼

タウロニオ戦闘時:蒼炎登場キャラ

[タウロニオ]
久しいな。
だが、手加減はできぬぞ!▼

アイク vs タウロニオ

[タウロニオ]
皇帝軍の将アイク殿!
一手所望したい。▼
[アイク]
…わかった。▼
[タウロニオ]
その面差し、構え、気迫……
在りし日のガウェインに
よく似ている。▼
だが、その剣技は……
どこまで受け継がれたものか。▼
[アイク]
試してくれ。
親父をよく知るあんたに…
俺の実力を測ってほしい。▼

イレースvsタウロニオ

[イレース]
……ふぅ………▼
[タウロニオ]
戦場でため息とは…
余裕があるのだな、イレースよ。▼
[イレース]
………タウロニオさんとは……
戦いたくなかったので……
でも…こうしているからには…
どうしても…やるしかないのかと………▼
[タウロニオ]
そなたの魔道に、我が鎧が
どれほど耐えられるものか……
試してみるのも悪くなかろう。▼
[イレース]
……できれば……
死なないでください…
タウロニオ将軍………▼
[タウロニオ]
努力はしよう。
結果は…分からんがな。▼

ジルvsタウロニオ

[タウロニオ]
ジルよ…▼
[ジル]
タウロニオ……将軍……▼
[タウロニオ]
そなたとこうして…
敵としてまみえようとは……▼
[ジル]
すみません…私は………▼
[タウロニオ]
顔を上げよ。▼
[ジル]
……
将軍! 私は…私の信念に従って
いまここに立っています。▼
[タウロニオ]
よし…それでいい。
では、かかって参れ!▼

ツイハークvsタウロニオ

[タウロニオ]
皮肉なものだな。
そなたとまみえることとなったか。▼
[ツイハーク]
タウロニオ殿……▼
[タウロニオ]
デイン再興を成し得たのは
そなたの助力があったからこそ。
その恩は決して忘れぬ。▼
だがデインはこの戦、退けぬ。
たとえそなたが敵であってもだ。▼
[ツイハーク]
…………▼
[タウロニオ]
情が混ざれば、
後々に悔いを残そう。
わしは詫びぬ。そなたも詫びるな。▼
この上は、一切の情を捨て……
ただ武人として
この戦に臨むとしよう。▼
[ツイハーク]
……承知しました。
お心遣いに感謝します。▼

カリルvsタウロニオ

[タウロニオ]
そなたはラルゴの……
あやつは元気にしているか?
2人で店を構えたと聞いたが……▼
[カリル]
あの人…事故で腕を失くしてね……
もう戦うことはできないんだ。▼
[タウロニオ]
なんと…それは……
知らなかった…すまぬ……▼
[カリル]
でも、全っ然元気なんだよ。
タフな男さ。▼
店もそりゃあ繁盛してるし
なにより女房が最高の女だからね。
あたしたちは…幸せだよ。▼
[タウロニオ]
そうか…ならば安心した。▼
[カリル]
タウロニオさんはさ、
どうなんだい?▼
デインに行ったら会って、
必ず様子を伝えるって…
ラルゴに約束して来たんだ。▼
[タウロニオ]
わしか…わしのほうはただ……
最後まで…デインの将として戦い、
死を迎えたい……▼
そう考えておるところだ。▼
[カリル]
だめだねぇ、男って。▼
[タウロニオ]
…なんと…?▼
[カリル]
死ぬほうに覚悟を決めるなんて、
正気じゃない証拠さ。▼
こうなったら、カリルさんが
キッツーイ魔法をお見舞いして
目を覚まさせてやろうじゃないか。▼
[タウロニオ]
………正気ではない…か。
なるほど…一理あるかもしれんな。▼

ヨファvsタウロニオ

[タウロニオ]
そなた……ヨファなのか……
大きくなったな。
子供が育つのは早いものだ。▼
[ヨファ]
タウロニオさん……
やっぱり…
デイン軍で戦ってたんだね……▼
ねえ、もうやめよう。▼
タウロニオさんが
どんなに強くっても…
デインはきっと勝てない。▼
[タウロニオ]
たとえそうだとしても、
戦わねばならぬ。
それが武人というもの。▼
ヨファよ、そなたももう
一人前の男として戦場にいる。
わしは手加減せぬ。▼
そなたも覚悟を決めよ。▼
3年でどれほど成長したか……
わしを倒して示してみせるがいい。▼
[ヨファ]
タウロニオさん……!▼

ミカヤ軍側ユニット撃破時

ミカヤ撃破時

[ミカヤ]
……あ……▼
[サザ]
ミカヤ!
ミカヤ、しっかりしろ!▼
[ミカヤ]
……サザ……?▼
[サザ]
聞こえるか!?
ならすぐに退くんだ!
そんな様子じゃ戦いなんて無理だ!▼
[ミカヤ]
…………▼

サザ撃破時

[サザ]
これだけ戦っても……
及ばないのか……▼
今は…退くしかない……
退いてもう一度……
反撃の機会を……▼

ペレアス撃破時

[ペレアス]
ここで死んだ方が……
いっそ……
でも……▼
わかってる……ミカヤ。
僕は……生きないと……▼

ミカヤ撤退前の場合

[ミカヤ]
ペレアスさまっ!▼

ニケ撃破時

[ニケ]
……少々、戯れが過ぎたか……▼
[ラフィエル]
女王……!?▼
[ニケ]
うろたえるなラフィエル、
命にかかわる傷ではない。▼
……もっとも、
おまえに心配されるのは
嬉しくもあるがな。▼
まあいい、
ここは一度退くとしようか……▼

ラフィエル撃破時

[ラフィエル]
……っ…▼
[ニケ]
ラフィエル……!▼
これ以上は無理だ。
すぐにその場を離れよ。▼
私を残して
先に死ぬなど許さぬからな。▼
[ラフィエル]
…はい…… 女王……
みなさん…
申し訳ありません…………▼

クルトナーガ撃破時

[クルトナーガ]
う…っ……▼
す、すみません……
やはり私では……▼

タウロニオ撃破時

[タウロニオ]
さすがに……手強い。
一筋縄ではいかぬな……▼
この傷では……
一度後退せざるをえんか……▼

オルグ撃破時

[オルグ]
Yararetaka,kokohahiku.▼ (やられたか、ここは退く)

敵ツイハーク撃破時

[ツイハーク]
強いな……
足止めさえかなわないか……▼
すまない、俺は一度退く……▼

敵ジル撃破時

[ジル]
もうここまで……
動きが……速い……▼
ミカヤ殿……
申し訳ありません。
私は一時離脱します……▼

エディ撃破時

[エディ]
気持ちの強さなら……
負けないのに……!▼
ごめん……ミカヤ!
おれいったん下がる……▼

レオナルド撃破時

[レオナルド]
僕たちだけじゃ……
防ぎきれない……▼
ミカヤ、ごめん……
一時離脱する……▼

ノイス撃破時

[ノイス]
勢いは……
ひっくり返せねえ…か……▼
すまん、ミカヤ……
一度退くぞ……▼

ブラッド撃破時

[ブラッド]
大将へ……報告を……
先陣は切り崩されつつある……▼
俺も……やられた……
一度撤退する……▼

ローラ撃破

[ローラ]
ああ……
敵がもう……ここまで……▼
すみません、ミカヤさん。
私は後方に下がります……▼

メグ撃破時

[メグ]
あうう……
ごめんなさい、
あたしいったん下がるよう……▼

フリーダ撃破時

[フリーダ]
なんという……強さ……
まるであの伝説の……
邪神のよう……▼
この傷では……戦力になりません。
一時離脱します……▼

80カウント目

ミスト×ボーレが支援A未満

[ティアマト]
アイク!
大変よ、ミストが…!▼
[アイク]
ミスト!?
おい、ミストっ!▼
[ミスト]
お兄ちゃ…ん▼
[アイク]
どうしたんだ、いったい!?▼
[ミスト]
わかんな…い。
ずっと…頭痛くて……▼
[アイク]
待ってろ、
すぐに杖使いを探して戻る。▼
[ミスト]
メダリオン…▼
[アイク]
!?▼
[ミスト]
メダリオンが呼んでる…
連れて行って……
お願…い……▼
[アイク]
ミスト!
しっかりしろっ…!!▼
[ティアマト]
アイク、行って!▼
[アイク]
しかし……▼
[ティアマト]
こちらのことは気にしないで!
それよりミストを!!▼
[アイク]
――すまん!▼ (画面暗転後、メダリオンが安置されている場所へ)

ミスト×ボーレが支援A

[ボーレ]
アイク、来てくれ!
ミストが倒れた!!▼
[アイク]
ミスト!?
おい、ミストっ!▼
[ミスト]
お兄ちゃ…ん
[アイク]
どうしたんだ、いったい!?▼
[ミスト]
わかんな…い。
ずっと…頭痛くて……▼
[アイク]
待ってろ、
すぐに杖使いを探して戻る。▼
[ミスト]
メダリオン…▼
[アイク]
!?▼
[ミスト]
メダリオンが呼んでる…
連れて行って……
お願…い……▼
[アイク]
ミスト!
しっかりしろっ…!!▼
[ボーレ]
おれが先に立って道を作る!
おまえはミストを!▼
[アイク]
しかし……▼
[ミスト]
ボ……レ…▼
[ボーレ]
心配すんな。
おれは絶対死んだりしねえよ。
だから……おまえも頑張れ。▼
[ミスト]
…ん。
…やく…そく……▼
[ボーレ]
……ミストのこと頼んだぞ。▼
[アイク]
――すまん!▼

(画面暗転後、メダリオンが安置されている場所へ)

クリア後

[アイク]
なんだ…これは?▼
[ニケ]
その娘もか。▼
[ティバーン]
…と言うことは、だ。
【正】の気が強い者は軒並み
これの影響を受けているってことだろう。▼
[アイク]
鷹王! 狼女王も…
あんたたち、どうしてここに?▼
[ティバーン]
俺のほうはリュシオンが
突然倒れちまったんでな。▼
とりあえず
戦場から離れた場所で休ませるかと、
ここへ連れて来たんだ。▼
[ニケ]
こちらも同じだ。
リアーネに会わせれば
なんとかなるかと思ったのだが……▼
当の本人までもが
意識を失ってしまっていたのでは……▼
[アイク]
……メダリオンのせいか?▼
[ティバーン]
他に考えられんだろう?▼
[アイク]
ミスト!?▼

(ミストの途切れ途切れの呪歌が流れる)

[ミスト]
……抑えを失った…
メダリオンの封印が……
解けかかっている…の………▼
…でも…だめ……
わたしの歌じゃ……
……時間がないのに……▼
…戦いの気によって…では…
いけないのに………▼
[アイク]
!?
おまえ、いったい何を言って…▼
[ミスト]
神使様を呼んで…
【解放】の呪歌を…早く…
…手遅れにならな…うち…に………▼
[アイク]
ミスト!?
しっかりしろ!▼
[ミスト]
…お願い…お兄ちゃん…
声が……聞こえる…の……
………頭の…中で…▼
……神は…戦いの気によって…
目覚めさせては…いけないと……
だから…!▼
[ティバーン]
…ウルキ!
聞こえるな?
大至急、神使を連れて来い!▼
[ミスト]
あ……▼
[ティバーン]
すぐに神使が来るはずだ。
あと少し頑張れよ。▼
[ミスト]
……ありがとうございます…
鷹…王様……
…………▼
[アイク]
いいのか?
ミストは神使に
【解放】の呪歌を歌わせて……▼
邪神を目覚めさせろと
言ってるんだぞ。▼
[ティバーン]
どのみち、いますぐにでも
封印が解けそうな状態なんだ。▼
だったら、おまえの妹の
言うとおりにしてやるほうが
なにか救いがあるかもしれん。▼
[ニケ]
…現状では
それが最善だと私も思う。▼
戦いの渦中に
いきり立ったラグズたちを鎮め
退かせるには時間がかかる。▼
追い詰められたデインも
何があろうと退きはしないだろう。▼
[アイク]
………▼
[ティバーン]
よく考えてみろ。
何故、【解放】の呪歌があるのか。▼
何故、リーリアは
それを謡える相手……▼
すなわちオルティナの子孫に
この呪歌を伝えたかったのかを。▼
[アイク]
呪歌で目覚めさせれば
本当に救われると思うか?▼
[ティバーン]
分からん。
だが、白鷺王女の遺志だ。
俺はそれに賭ける。▼
[ニケ]
答えを得るには
試してみるほかはない。▼
[アイク]
……そうだな。
他に…手段はないんだろう。▼
[ウルキ]
神使をお連れしました。▼
[ティバーン]
よくやった。▼
[ヤナフ]
…嫌なオマケ付きなんですけど。▼
[ネサラ]
…リュシオン!
リアーネ!!▼
[ティバーン]
ネサラ…っ!▼
[ネサラ]
落ち着けよ、ティバーン。
あんたの怒りは当然だが……
今はそれどころじゃないんだろ?▼
[ティバーン]
俺の前に面をだしたからには……
命はないもんだと
覚悟してきたんだろうな。▼
[サナキ]
フェニキス王よ。
こらえてもらえぬか。
その者は現在、私の配下におる。▼
[ティバーン]
なんだと…?▼
[サナキ]
事情は追って説明するゆえ、
そなたたちの因縁については
後のことにしてほしい。▼
キルヴァス王の言い分ではないが…
いまは目の前の問題を
片付けるべきであろうからな。▼
[ティバーン]
……わかった。▼
[サナキ]
して、私は何をすればよいのじゃ?
その者たちを救えるのであれば
力添えは惜しまぬぞ。▼
[アイク]
あんたにしかできないことだ。
【解放】の呪歌を…歌ってくれ。▼
[サナキ]
そなたたちの母が…
鷺の姫より託されたという歌のことか?▼
[アイク]
そうだ。
母さんからミストに…▼
それから3年前の戦いの後、
セフェランを通じて
あんたに伝えてもらったはずだ。▼
[サナキ]
…確かに聞き、記憶しておる。▼
オルティナの子孫たる
私にのみ伝えられるという
その旋律を…▼
しかし、私がこれを
メダリオンの前で歌わば
邪神が目覚めてしまうのではないか?▼
[ティバーン]
このままでは
どのみち封印は解ける。▼
[ニケ]
…ラフィエルたちのこの状態は……
【負】の気が大きく影響しているように
思えてならない。▼
[アイク]
妹はさっき言っていた。▼
邪神を戦いの気で
目覚めさせてはいけない――
【解放】の呪歌を聞かせるんだと。▼
何か重大な意味のあることなんだろう。
だから、頼む…▼
[サナキ]
…わかった。
やってみよう。▼

(画面暗転後、サナキの呪歌が流れる)

[アイク]
どういうことだ?
何も…起きない。▼
[サナキ]
……だめ、なのか…
どうして……!▼
…鳥?▼
[???]
旋律だけではだめ。▼
[サザ]
待てって!
ここは敵軍の真っ只中…▼
[アイク]
…! サザか。▼
[サザ]
アイク団長!?▼
[ニケ]
おまえたち…
どうしてここに?▼
[サザ]
ニケ様…!
フェニキス王、キルヴァス王…
それに…ベグニオンの神使まで……▼
あんたたちこそ、いったい
どうしてこんなところに?
戦場で指揮をとっているはずだろ…▼
[アイク]
鷺の民とミストが倒れた。
あれのせいでな。▼
[ミカヤ]
……声が聞こえる。
やっと…出会えた。▼
わたしは…この声に導かれ…
ここまで来た……▼
[サナキ]
そなた、デイン軍の……▼
[サザ]
ユンヌは…どこだ?▼
[ミカヤ]
呪歌は…旋律と歌詞で
構成されるべきもの。
片方だけでは…意味をなさない。▼
[サナキ]
デインの巫女よ…
わたしに伝えられたのは
この旋律のみじゃ。▼
歌詞など知らぬ…
知らぬものは歌えぬ…▼
[ミカヤ]
歌詞は…
長い時を経て
血と同様に受け継がれた。▼
時は移ろえど
その意味は色褪せず…▼
旋律を耳にすれば
鮮明に蘇る……▼
[サザ]
ミカヤ?
さっきから何を言って…▼
[アイク]
…黙って見ていろ。▼
[サザ]
アイク団長…▼

(ミカヤの【解放】の呪歌が流れる)

[ミカヤ]
…旋律を耳にした途端、
体の奥から詩がほとばしった。▼
わたしは知っている。
生まれるより以前から…知っていた。
わたしは… わたし…は……▼

(女性の目覚めるムービーが挿入)

[???]
よくぞ目覚められました。
我が女神よ。▼
[???]
…何があった?
1000年に満ちるまで
今しばし時があるように思うたが。▼
[???]
……あなたが眠りにつかれてより、
間もなく780年になります。▼
その間、あなたとの約束が遵守され
平和な時が流れたのは▼
全てを掻き集めたところで
200年程度にもならぬでしょう。▼
あなたがおっしゃった通りでした。▼
ラグズもベオクも…
体内に組み込まれている戦いの因子に
抗うことはできませんでした。▼
残り220年…
お待ちになる必要はありません。▼
[???]
…それが、そなたのだした
結論なのだな?▼
[???]
はい。▼
[???]
では…
裁きを下すとしよう。▼

(画面暗転)

[ミスト]
……ぅ…ん▼
[アイク]
ミスト!
だいじょうぶか?▼
[ミスト]
お兄ちゃん…
どうしたの、そんな顔して…▼
って、ここ…どこ?
わたし戦場で戦ってて…▼
[アイク]
おまえ…覚えてないのか?▼
[ミスト]
…ここのところずっと気持ち悪くて…
……さっきまでひどい頭痛が…
でも、急に…楽になったの………▼
[リュシオン]
……っ…▼
[ティバーン]
リュシオン?▼
[リュシオン]
ティバーン…
ここは…いったい……
私は…また、あなたに迷惑を…?▼
[ティバーン]
そんなこたぁ、いい。
おまえが無事ならそれでいいんだ。▼
[リュシオン]
…ティバーン……▼
[ネサラ]
リュシオン、大丈夫か?▼
[リュシオン]
ネサラ…? どうして……
…キルヴァスは…
私たちを…裏切って…▼
[ネサラ]
それだけの…理由があった。▼
許してもらえるとは
思っちゃいないが、
説明だけはしておきたくてな。▼
[リュシオン]
………そうか…
…私は…ティバーンが…
許されたのなら…▼
それで……いい……▼
[ネサラ]
俺とティバーンの間の
問題はちゃんと解決する。▼
…だから、おまえは安心して
ゆっくり寝てていいぞ。▼
[リュシオン]
よかった…
…… …………▼
[ティバーン]
………▼
[ネサラ]
わかってるって。
どんな理由があったとしても……
あんたが俺を許さないことぐらい。▼
けど、とりあえずは
休戦にしといてくれよ。▼
こいつらが心配なのは…
あんたも俺も同じなんだし。▼
[ティバーン]
……いいだろう。▼
[ネサラ]
…ところで、リアーネの方は?▼
[ティバーン]
さっきより楽にはなったようだが…
目覚める気配はない。▼
[ニケ]
…ラフィエルも気を失ったままだ。▼
[???]
心配いらないわ…
その鷺たちは、他の2人より
【負】の気に慣れてないみたい…▼
それで、まだ意識が戻らないの。▼

(瞳の色が赤く変化したミカヤ?登場)

[ニケ]
……?▼
[サザ]
ミカヤ!
邪神はどうなったんだ?
……目覚めたのか?▼
[???]
私はミカヤじゃないわ。
彼女はいま眠ってる。▼
[サザ]
…どうしたんだ!?
こんな時に何を言って……▼
[???]
しっ… 黙って!▼
アスタルテはどこかしら…
審判のために、彼女に会わないと……▼
…え… 何をする気なの…………そんな…▼
待って!
早まらないでっ!!▼

==============================

ムービー「裁きの光」

[スクリミル]
気分はどうだ?
[ライ]
さっき突然 楽になった
[スクリミル]
うむ
おれも体が軽くなったようだ
[ライ]
戦いは相変わらずの様相だってのに
漂う【負】の気がほとんど感じられない…
どういうことだ?
[スクリミル]
なんにせよ
状況がよくなったことには違いあるまい
[ライ]
そうだな
これで けりがつくといいんだが」
[スクリミル]
戦いは…
単純だ
強い者が勝ち
弱い者が負ける
しかし全ての勝利が…
酔いしれるほどによいものではないのかも
しれんな
どうした?
雨でもきそうか?
[ライ]
いや… なんか…

==============================
[アイク]
ミスト、なんともないか?▼
[ミスト]
うん、だいじょうぶ…
だけど…なんだったの、
今の?▼
[アイク]
…わからん。
だが…周りがやけに静かだ。▼
[ティバーン]
どうだ、外の様子は?▼
[ウルキ]
………
………馬鹿な…▼
[ヤナフ]
なんだ?▼
[ウルキ]
……何も…
……何も聞こえない………▼
[ティバーン]
ウルキ!?▼
[ヤナフ]
おれ、見てきます!▼
[アイク]
……▼
[ミスト]
お兄ちゃん!▼
[???]
………行きましょう。
みんな…外へ。▼
[サザ]
おい…!▼

==============================
ムービー「裁きの光―2」

[アイク]
な…んだ?
これはいったい…
[アイク]
おいっ!
誰か!
誰かいないのかっ!?
[アイク]
誰でもいいっ…!
[アイク]
答えてくれ!
[アイク]
誰かいないのかっ! ==============================

(第三部 完のテロップ後セーブ画面へ)

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Last-modified: 2023-03-18 (土) 17:17:56
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