章別会話
ノーマル†
オープニングシナリオ†
グライブ監獄
(牢の中)
- [ミカヤ]
- …他のみんなは…
ちゃんと逃げられたかしら。▼
- [ローラ]
- 無事、逃げのびて…
司祭様に薬を届けて下さったと、
私は信じています。▼
- [ララベル]
- ねぇ、ちょっとあなた。
腕のとこ血が滲んでるわ。▼
- [ミカヤ]
- え…?
…あ、本当……
夢中で、全然気がつかなかった…▼
- [ララベル]
- こんなとこじゃ、傷薬なんて
気の利いたものはないから……
この布で縛るといいわ。▼
- [ミカヤ]
- ありがとうございます。
ええっと、あなたは…?▼
- [ララベル]
- 私はララベル。
ごらんの通り、この牢の先客よ。▼
そっちで横になっている
連れのイレースともども、
よろしくね。▼
- [イレース]
- …ん……▼
- [ミカヤ]
- ララベルさんたちは、
どうしてここに?▼
- [ララベル]
- 私たちは旅の行商隊の一員で、
あちこちを回っていたんだけどね。▼
この町に入った途端……
将軍のお召しだ、とかなんとかでさ。
無理矢理連れてこられちゃったってわけ。▼
- [ローラ]
- そうですか……
それは、災難でしたねぇ。▼
- [???]
- …あの……▼
- [ララベル]
- あら、あなた話せたのね。
ずっと黙ってたから
言葉が通じないのかと思ったわ。▼
- [???]
- ……怪我を治すのに…
よかったらこれを。
オリウイ草の葉を煎じた、塗り薬です。▼
- [ララベル]
- オリウイ草~?
そんなの初めて聞くわよ?
…大丈夫なの?▼
- [???]
- え…そ、そうですか…
すみません……▼
- [ミカヤ]
- ありがとう。
私、使ってみます。▼
- [ララベル]
- 大丈夫?
得体の知れない薬なんか使って?▼
- [ミカヤ]
- だいじょうぶ…
きっと効きますよ。
薬いただきますね。▼
- [???]
- あ……はい!▼
- [ミカヤ]
- !?
…何か物音が…▼
(画面が切り替わり、サザが牢の前に着地する)
- [サザ]
- …っと。(自動送り)
- [ミカヤ]
- サザ…!▼
ユンヌも!
無事だったのね?▼
- [サザ]
- 遅くなってごめん。▼
…あれ、あんた確か…▼
- [ララベル]
- うふっ 久しぶりね~。
すっかりいい男になったじゃない。
お姉さん、ちょっと見とれちゃったわ。▼
- [ミカヤ]
- 知り合い?▼
- [サザ]
- …ちょっとね。
妙な縁もあったもんだ。▼
とにかく、牢の鍵を開けるから…
その後で脱出経路を探そう。▼
- [???]
- 私もいっしょに行って…
構わないのですか?▼
- [ミカヤ]
- ええ、もちろん。▼
- [???]
- ありがとうございます。
私…クルトといいます。▼
- [ミカヤ]
- わかったわ。
じゃあ行きましょう、クルト。▼
(画面暗転)
進撃前†
- [ノイス]
- サザ、こっちだ!▼
- [ミカヤ]
- ノイス!
エディ、レオナルド!▼
- [サザ]
- こんなところまで
よく侵入できたな?▼
- [ノイス]
- 理由は分からんのだが、
兵の1人が俺たちを裏口に
案内してくれたんだ。▼
- [ミカヤ]
- ベグニオン兵が?▼
- [エディ]
- 『ローラを救いに来たんなら
こっちだ』とか言って…▼
- [ローラ]
- 私…ですか?▼
(傭兵がミカヤ達を見つける)
- [傭兵]
- だ、脱走者だっ!▼
- [ミカヤ]
- 見つかったわ!▼
蒼炎クリアデータを引継ぎしていない場合†
- [サザ]
- 途中にあった倉庫から
魔導書や杖なんかを拝借してきた。▼
- [ミカヤ]
- ありがとう。
これで戦えるわ…▼
- [イレース]
- …あの……
私も…戦います。
その魔道書を…貸してください……▼
蒼炎クリアデータを引継ぎしている場合†
- [サザ]
- そうだ…
ミカヤ、これ。▼
- [ミカヤ]
- わたしの魔道書…
取り戻してくれたの?▼
- [サザ]
- ミカヤが持っていたやつかどうかは
わからないけど…
途中に倉庫があったんで拝借してきた。▼
- [ミカヤ]
- ありがとう。
これで戦えるわ…▼
- [サザ]
- シスターには杖だ。▼
- [ローラ]
- ありがとうございます。▼
- [イレース]
- …あの……
私も…戦います。
その魔道書を…貸してください……▼
- [サザ]
- え、これか?
イレース、あんた…
光魔法も使えたのか?▼
- [ミカヤ]
- サザ…
それは雷の魔道書よ。▼
- [サザ]
- そうなのか?▼
- [ミカヤ]
- あきれた。
本当に適当に持ってきたのね?▼
- [サザ]
- 古代文字を読めない俺には、
魔道書の見分けなんかつかないよ。▼
ほら、これでいいならどうぞ。▼
- [イレース]
- ……ありがとう。▼
- [ミカヤ]
- イレースさん…?
わたしたちがいるから、別に
無理して戦わなくてもいいんですよ。▼
なんだか、ふらふらしていて…
具合が悪そう…▼
- [ララベル]
- いいのよ、ミカヤ。
この子はいつもこんな風なんだから。▼
- [ミカヤ]
- でも…▼
- [イレース]
- 戦いますよ……
私…怒ってるんです……▼
……ここのお食事…
まずいうえに…量が少なくて……
………許せません。▼
- [ミカヤ]
- 食べ物の恨み…?▼
- [サザ]
- 変わんないなあ……▼
以下共通†
- [ララベル]
- じゃあ、戦えない
私とこのぼうやは…▼
邪魔にならないよう
こそこそ逃げ回っているから。
みんな、がんばって!▼
- [クルト]
- ご迷惑をおかけします…
どうかお気をつけて。▼
(戦闘開始)
進撃後†
2ターン目プレイヤーフェイズ†
- [ローラ]
- え…?
あ、あの兵士はまさか…▼
(ローラの台詞後、指南の選択)
「話す」
の指南を受けますか?
<はい>
<いいえ>
話す ローラ→ブラッド†
- [ローラ]
- まさか…あなたは……
ブラッド!?▼
- [ブラッド]
- ……ローラ…▼
- [ローラ]
- あぁ、やっぱり!
でもどうして…
デイン人のあなたがベグニオン駐屯軍に?▼
- [ブラッド]
- …おれが引き取られたのは
ベグニオンの商家だったからな。
デイン人としての過去は捨てた。▼
…でも、妹同然のおまえを
痛めつけるような真似はしたくない。▼
……行けよ!
おまえ1人くらいなら
見逃してやるから。▼
- [ローラ]
- ミカヤさんやサザさんは…
司祭様のために
命懸けで戦ってくれました。▼
その方たちを置き去りにして
私だけ逃げ延びるわけにはいきません。▼
- [ブラッド]
- …くそっ!▼
- [ローラ]
- ブラッド?▼
- [ブラッド]
- おれだってわかってた。
こんなこと間違ってるって…▼
- [ローラ]
- では…▼
- [ブラッド]
- あぁ…
これからは司祭様の教えどおり、
自分の正しいと信じる道を選ぶさ。▼
おまえも他の連中も
ここから逃がしてやる。▼
- [ローラ]
- はい…!
ブラッド…ありがとう。▼
やっぱり、あなたは昔のまま。
心の優しい人なのですね……▼
敵将撃破時のミカヤの台詞†
- [ミカヤ]
- とにかく、脱出しましょう!▼
エンドシナリオ†
(夜、馬車前にてミカヤとララベルの会話)
- [ララベル]
- ありがとう。
あなたたちのおかげで、
行商隊と合流できたわ。▼
それにしても……
首都近郊に来て驚いたわ。▼
ベグニオンの駐屯兵が
こんなに幅をきかせてるなんてね…▼
いくら敗戦国だからって、
働けるものはみな、収容所送りだなんて…
一体、いつの時代の話よ。▼
- [ジョージ]
- これじゃあ、【狂王】なんて呼ばれた
先代のデイン王 アシュナードの方が
よっぽどましだね。▼
彼は、クリミアって国そのものを
滅ぼそうとはしなかったからな。▼
- [ミカヤ]
- 『国そのものを
滅ぼそうとはしなかった』
…それは、どういう意味ですか?▼
- [ダニエル]
- いいかい? 国っていうものはね、
たくさんの民が健康に働くから
在るものなんだ。▼
どんな偉い王様がいても、
たった1人じゃ国は成り立たない。▼
民こそが国の財産なんだよ。▼
- [ジョージ]
- けど、いまのベグニオンのやり方は……
デインの民を、まるで
奴隷かなにかのように扱ってる。▼
このままじゃ、どんどん民の力が弱まり
いずれはデインって国そのものが
消えてしまう…▼
- [ミカヤ]
- …どうすればいいんでしょう?
どうすれば…この国は
その運命から逃れられるんですか?▼
- [ララベル]
- クリミアみたいに
やればいいんじゃない?▼
- [ジョージ]
- せめてあの噂が本当なら、
希望も持てるんだがな……▼
- [ムストン]
- こら、ジョージ!
不確かな情報を
軽々しく口にするもんじゃない。▼
- [ミカヤ]
- 聞かせてください!
もし、希望があるなら
どんな小さなものでも知りたい…▼
- [ジョージ]
- ……『アシュナード王の遺児現る!』
こんな噂が広まっているんだ。▼
- [ミカヤ]
- ほ、ほんとうですか!?▼
- [サザ]
- アシュナード王に
子供がいたっていうのか?
そんな話、聞いたことがない。▼
- [ダニエル]
- あくまでも噂止まりだけどね。▼
でも…本物だったらデインにとって
何より幸運なことだろう。▼
- [ジョージ]
- 先の戦争のときのクリミアのように、
王家の末裔を旗印として
一丸となって解放軍を組織すれば……▼
- [ララベル]
- 憎きベグニオン駐屯軍を
国から追い払ってしまえるかもしれない!▼
- [ミカヤ]
- ……遺児は、どこにいるんですか?▼
- [ジョージ]
- 東にある死の砂漠で軍を組織するべく
活動してるらしい。
行くのかい?▼
- [サザ]
- ミカヤ…?▼
- [ミカヤ]
- ……砂漠では新しい出会いがある。
それは、わたしたちの未来にとって
必要なもの。▼
- [サザ]
- だったら決まりだ。
行こう、俺たちの運命に出会いに。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
ハード、マニアック†
オープニングシナリオ†
グライブ監獄
(牢の中での会話)
- [ミカヤ]
- …みんな、ちゃんと
逃げられたかしら。▼
- [ローラ]
- 無事、逃げのびて…
司祭様に薬を届けて下さったのだと、
私は信じています。▼
- [ミカヤ]
- そうね。▼
- [ララベル]
- ねぇ、ちょっと。
腕のとこ血が滲んでるわ。▼
- [ミカヤ]
- え…?▼
- [ローラ]
- ほ、本当です!
痛かったでしょう?▼
- [ミカヤ]
- ううん。
ちっとも気づかなかった。▼
- [ララベル]
- こんなとこじゃ、傷薬なんて
気の利いたものはないから……
この布で縛るといいわ。▼
- [ミカヤ]
- ありがとうございます。
ええっと、あなたは…?▼
- [ララベル]
- 私はララベル。
ごらんの通り、この牢の先客よ。▼
- [ミカヤ]
- ララベルさん…▼
- [ララベル]
- そっちで横になっている
連れのイレースともども、
よろしくね。▼
- [イレース]
- …ん……▼
- [ミカヤ]
- ララベルさんたちは、
どうしてここに?▼
- [ララベル]
- 私たちは旅の行商隊の一員で、
あちこちを回っていたんだけどね。
この町に入った途端……▼
将軍のお召しだ、とかなんとかでさ。
ぜったい嫌だってつっぱねたら…
ここに放り込まれたってわけ。▼
- [ローラ]
- 女性ばかりを集めて……
どうするつもりなんでしょう?▼
- [ララベル]
- そりゃあ、目的は1つでしょうよ。▼
まぁ、困ったわ。
私には心に決めた
素敵な勇者様がいるっていうのに……▼
- [ローラ]
- その方は
助けに来てくださらないのですか?▼
- [ララベル]
- 無理よ。
この国にはいないんだもの。
いまは遠い空の下……はぁぁ…▼
- [ローラ]
- そうですか……
困りましたねぇ。▼
- [???]
- …あの……▼
- [ララベル]
- あら、あなた話せたのね。
ずっと黙ってたから
言葉が通じないのかと思ったわ。▼
- [???]
- ……怪我を治すのに…
よかったらこれを。▼
- [ララベル]
- なに、これ?▼
- [???]
- オリウイ草の葉を煎じた
塗り薬です。▼
- [ララベル]
- オリウイ草~?
そんなの初めて聞くわよ?▼
- [???]
- え…▼
- [ローラ]
- 私も…薬草はよく扱いますが、
その名前のものは初めてです。▼
- [ララベル]
- ねぇ、せっかくだけど…
得体の知れないものはちょっと。▼
- [???]
- そ、そうですか…
すみません……▼
- [ミカヤ]
- わたし…使います。▼
- [ローラ]
- え、でも…▼
- [ララベル]
- 知ってるの?
オリウイ草。▼
- [ミカヤ]
- そうじゃないんですけど。
だいじょうぶ…
きっと効きます。▼
- [ララベル]
- …使う本人が言うんなら、
止めはしないけどね。
はい。▼
- [ミカヤ]
- ありがとうございます。
薬…いただきますね。▼
- [???]
- あ……はい!▼
- [ミカヤ]
- !?▼
- [ローラ]
- どうかしました?▼
- [ミカヤ]
- 何か物音が…▼
- [ララベル]
- 看守かしら?
でも、扉は閉まったまま……▼
(画面が切り替わり、サザが牢の前に着地する)
- [サザ]
- …っと。(自動送り)
- [ミカヤ]
- サザ…!▼
ユンヌも!
無事だったのね?▼
- [サザ]
- 遅くなってごめん。
シスターもいっしょか?▼
- [ローラ]
- ここにいます。
あの、司祭様は……▼
- [サザ]
- 大丈夫だ。
ちゃんと薬は届けた。▼
- [ローラ]
- あぁ…!
女神様とあなたがたに
心から感謝します!!▼
- [サザ]
- とにかく、ここを出よう。▼
なにか事件があったみたいで
警備は手薄になっている。
逃げるなら今しかない。▼
- [ミカヤ]
- サザは
どうやって侵入したの?▼
- [サザ]
- 明り取り用の天窓からだ。▼
- [ミカヤ]
- じゃあ、わたしたちもそこから…▼
- [ローラ]
- む、無理です…!
私にはとてもできません…▼
- [ララベル]
- 私にも、
イレースにも無理よ。▼
- [サザ]
- あれ、あんた確か…▼
- [ララベル]
- うふっ 久しぶりね~。
すっかりいい男になったじゃない。
お姉さん、ちょっと見とれちゃったわ。▼
- [ミカヤ]
- 知り合い?▼
- [サザ]
- …ちょっとね。
妙な縁もあったもんだ。▼
とにかく、牢の鍵を開けるから…
その後で脱出経路を探そう。▼
- [ララベル]
- ほら、起きなさい、イレース!
置いていくわよ。▼
- [イレース]
- う…ん……▼
- [???]
- 私もいっしょに行って…
構わないのですか?▼
- [ミカヤ]
- ええ、もちろん。▼
- [???]
- ありがとうございます。
その…ミカヤさん。▼
- [ミカヤ]
- …あなたのことは
なんて呼べばいいのかしら?▼
- [クルト]
- …クルトと。▼
- [ミカヤ]
- わかったわ。
じゃあ行きましょう、クルト。▼
- [クルト]
- はい。▼
(画面暗転)
進撃前†
- [ノイス]
- サザ、こっちだ!▼
- [ミカヤ]
- ノイス!
エディ、レオナルド!▼
- [エディ]
- ミカヤ!!
怪我はないか!?▼
- [ミカヤ]
- ええ、だいじょうぶ。▼
- [レオナルド]
- ミカヤのことだから
きっと大丈夫って思ってたけど…
心配したよ。▼
- [ミカヤ]
- ありがとう。
みんな来てくれて。▼
- [ノイス]
- おいおい、感動のご対面は
ここから無事脱出できてからに
したほうがよくないか?▼
- [サザ]
- そのとおりだ。
…しかし、こんなところまで
よく侵入できたな?▼
- [ノイス]
- 理由は分からんのだが、
兵の1人が俺たちをここまで
案内してくれたんだ。▼
- [ミカヤ]
- 駐屯兵が?▼
- [エディ]
- 城の周囲を探ってたら
見つかっちゃってさ、
やばいと思って逃げようとしたら▼
『シスターを救いに来たんなら
こっちだ』って言われた。▼
- [ローラ]
- 私…ですか?▼
- [レオナルド]
- 罠じゃないかとも
思ったんだけど……▼
(傭兵がミカヤ達を見つける)
- [傭兵]
- だ、脱走者だっ!▼
- [ミカヤ]
- 見つかったわ!▼
- [サザ]
- 強引にでも
突破するしかない…▼
蒼炎クリアデータを引き継いでいない場合†
- [サザ]
- 途中にあった倉庫から
魔道書や杖なんかを拝借してきた。▼
- [ミカヤ]
- ありがとう。
これで戦えるわ…▼
- [ローラ]
- ありがとうございます。▼
- [イレース]
- …あの……
私も…戦います。
その魔道書を…貸してください……▼
- [サザ]
- わかった。▼
- [イレース]
- ……ありがとう。▼
- [ミカヤ]
- イレースさん…?
わたしたちがいるから、別に
無理して戦わなくてもいいんですよ。▼
なんだか、ふらふらしていて…
具合が悪そう…▼
- [ララベル]
- いいのよ、ミカヤ。
この子はいつもこんな風なんだから。▼
- [ミカヤ]
- でも…▼
- [イレース]
- 戦いますよ……
私…怒ってるんです……▼
……ここのお食事…
まずいうえに…量が少なくて……
………許せません。▼
- [ミカヤ]
- 食べ物の恨み…?▼
蒼炎クリアデータを引き継いだ場合†
- [サザ]
- そうだ…
ミカヤ、これ。▼
- [ミカヤ]
- わたしの魔道書…
取り戻してくれたの?▼
- [サザ]
- ミカヤが持っていたやつかどうかは
わからないけど…
途中に倉庫があったんで拝借してきた。▼
- [ミカヤ]
- ありがとう。
これで戦えるわ…▼
- [サザ]
- シスターには杖だ。▼
- [ローラ]
- ありがとうございます。▼
- [イレース]
- …あの……
私も…戦います。
その魔道書を…貸してください……▼
- [サザ]
- え、これか?
イレース、あんた…
光魔法も使えたのか?▼
- [ミカヤ]
- サザ…
それは雷の魔道書よ。▼
- [サザ]
- そうなのか?▼
- [ミカヤ]
- あきれた。
本当に適当に持ってきたのね?▼
- [サザ]
- 古代文字を読めない俺には、
魔道書の見分けなんかつかないよ。▼
ほら、これでいいならどうぞ。▼
- [イレース]
- ……ありがとう。▼
- [ミカヤ]
- イレースさん…?
わたしたちがいるから、別に
無理して戦わなくてもいいんですよ。▼
なんだか、ふらふらしていて…
具合が悪そう…▼
- [ララベル]
- いいのよ、ミカヤ。
この子はいつもこんな風なんだから。▼
- [ミカヤ]
- でも…▼
- [イレース]
- 戦いますよ……
私…怒ってるんです……▼
……ここのお食事…
まずいうえに…量が少なくて……
………許せません。▼
- [ミカヤ]
- 食べ物の恨み…?▼
- [サザ]
- 変わんないなあ……▼
以下共通†
- [ララベル]
- じゃあ、戦えない
私とこのぼうやは…▼
邪魔にならないよう
こそこそ逃げ回っているから。
みんな、がんばって!▼
- [クルト]
- ご迷惑をおかけします…
どうかお気をつけて。▼
(戦闘開始)
進撃後†
話す ローラ→ブラッド†
- [ローラ]
- まさか…あなたは……
ブラッド!?▼
- [ブラッド]
- ……ローラ…▼
- [ローラ]
- あぁ、やっぱり!
でもどうして…
デイン人のあなたが駐屯兵に?▼
- [ブラッド]
- …おれが引き取られたのは
ベグニオンの商家だったからな。▼
デイン人としての過去は捨てた。▼
- [ローラ]
- それでも、あなたの体に
流れる血は間違いなく
デインのものなのに…▼
過去を捨てただなんて……
司祭様がお聞きになれば
どんなに悲しまれるでしょう…▼
- [ブラッド]
- ……行けよ!
おまえ1人くらいなら
見逃してやるから。▼
- [ローラ]
- いやです。▼
- [ブラッド]
- ローラ、頼む…▼
妹同然のおまえを
痛めつけるような真似
させないでくれ…▼
- [ローラ]
- みんな、司祭様のために
命懸けで戦ってくれました。▼
その方たちを置き去りにして
私だけ逃げ延びるなんて…できません。▼
- [ブラッド]
- …くそっ!▼
- [ローラ]
- ブラッド?▼
- [ブラッド]
- おれだってわかってた。
ここにいるベグニオンの奴らが
どんなに腐った連中かってな…▼
けど、下手に歯向かって
収容所送りになるのも
ばかばかしいかって……▼
でも、もういい。▼
- [ローラ]
- じゃあ…▼
- [ブラッド]
- 司祭様の教えどおり、
自分が正しいと信じる道を選ぶさ。▼
おまえも他の連中も
ここから逃がしてやる。▼
ローラ、おれが守ってやるから
傍を離れるんじゃないぞ?▼
- [ローラ]
- ブラッド…ありがとう。
やっぱり、あなたは昔のまま
とっても優しい人なのね。▼
ボナード初戦時†
- [ボナード]
- ええい! 逃がすものか!
逃がすくらいなら切り捨ててくれる!▼
vsミカヤ初戦時†
- [ボナード]
- おとなしく牢へ戻るなら、
命だけは助けてやろう。
ただし、おまえだけだがな。▼
- [ミカヤ]
- ………何もかもが
自分たちの思惑どおりにいくと
思わないことだわ。▼
- [ボナード]
- ところが、いくのだ。
帝国の権威の前には貴様らなど
ただの虫けら同然だからなぁ!?▼
ボナード撃破†
- [ボナード]
- ここから逃げても……
貴様らの行く場所など……
どこにも…ない………▼
エンドシナリオ†
(離脱完了後、夜、馬車前にて)
- [ララベル]
- それにしても……
私たちは、戦後ずっと
デインで商売をしていたんだけど…▼
首都近郊に来て驚いたわ。
帝国の駐屯兵が
こんなに幅をきかせてるなんてね…▼
- [ミカヤ]
- 他の土地では違うんですか?▼
- [ララベル]
- あたりまえじゃない!
いくら敗戦国だからといって、
若い者はみな、収容所送りですって?▼
いつの時代の話よ。
文明国のやる所業とは思えないわ。▼
- [ミカヤ]
- …でも、先の戦いでは……
わたしたちの国デインが
クリミアに侵攻し占拠しました。▼
デイン兵だって……
クリミア人に対して、
同じようなことをしたんでしょう?▼
- [ララベル]
- そりゃあ、当然…
一部にはそういうところも
あったんでしょうけど。▼
だけど、投降し服従を誓った
クリミア人に対しては
きちんと扱っていたって聞くわよ。▼
- [ジョージ]
- デイン王アシュナードは、
そりゃあ【狂王】って異名を持つほど
いかれた奴だったけどな。▼
それでも、クリミアって国そのものを
滅ぼそうとはしなかった。
俺は、そこは評価したいね。▼
- [ミカヤ]
- 『国そのものを
滅ぼそうとはしなかった』
…それは、どういう意味ですか?▼
- [ジョージ]
- えっ!?
えー…どう言えばいいかな。
ダニエル、交代だ。▼
- [ダニエル]
- いいかい? 国っていうものはね、
たくさんの民が健康に働くから在るものなんだ。▼
どんな偉い王様がいても、
たった1人じゃ国は成り立たない。▼
農作物を育て収穫したり、
家畜の飼育したり、衣服を仕立てたり…
その上、税金を納めたりね。▼
そんなこんなは、すべて
その国の民がやってくれるんだから。▼
国の財産は金銀財宝だけじゃない。
民そのものこそがそうなんだ。▼
- [ムストン]
- だから王は、
どんな手段を使ってでも民を支配し
掌握していなくてはならんのだ。▼
王と民の関係は信頼であれば最高、
力によるものでも…まあ、いいだろうさ。▼
- [ダニエル]
- アシュナード王は、それをよく理解していた。
だからこそ必要最低限しか建物を壊さず、
民の命を殺めなかった。▼
クリミアがたった3年で復興できたのは、
アシュナード王の恩恵によるところも
大きいってことなんだ。▼
- [ジョージ]
- けど、いまのベグニオンのやり方は……
デインの民を、まるで
奴隷かなにかのように扱ってる。▼
このままじゃ、デインの国そのものが
いずれ消えてしまうだろう………
おれは、そう言いたかったってこと。▼
- [ミカヤ]
- …どうすればいいんでしょう?
どうすれば…この国は
その運命から逃れられるんですか?▼
- [ララベル]
- クリミアみたいに
やればいいんじゃない?▼
- [ミカヤ]
- クリミアのように…?▼
- [ララベル]
- 民が一丸となって、解放軍を組織するのよ。
そして、にっくき駐屯軍と戦って…
国から追い払ってしまうの!▼
- [ダニエル]
- ララベル、
そんな簡単なことじゃないよ。▼
- [ムストン]
- クリミアには、旗印となるべき
王家の末裔がいたんだ。▼
それを欠いた状態では、
国を取り戻すところまではやれんだろうな。▼
- [ダニエル]
- 王1人では国は成り立たない。
だけど、王がいなくても
国はやはり成り立たないんだ。▼
- [ミカヤ]
- ………▼
- [ジョージ]
- でも、あの噂が本当なら……
旗印はいるんじゃないのか?▼
- [ムストン]
- こら、ジョージ!
不確かな情報を
軽々しく口にするもんじゃない。▼
- [ミカヤ]
- 聞かせてください!
もし、希望があるなら
どんな小さなものでも知りたい……▼
- [ジョージ]
- 今夜、牢獄の警備が甘かったこととも
関係あるんだけどな。▼
ジェルド将軍は、王都で起こった
とある事件のために緊急で呼び戻されたらしい。▼
- [サザ]
- 事件? どんな?▼
- [ジョージ]
- 『アシュナード王の遺児現る!』
こーんな噂が舞いこんできたらしい。▼
- [ミカヤ]
- ほ、ほんとうですか!?▼
- [サザ]
- アシュナード王に
子供がいたっていうのか?
そんな話、聞いたことがない。▼
- [ダニエル]
- あくまでも噂止まりだけどね。
でも…本物だったら
デインにとって何より幸運なことだろう。▼
- [サザ]
- ………▼
- [ミカヤ]
- 遺児は、どこにいるんですか?▼
- [ジョージ]
- とりあえず、東にある死の砂漠で
軍を組織するべく活動してるらしい。
行くのかい?▼
- [サザ]
- ミカヤ…?▼
- [ミカヤ]
- ……砂漠では新しい出会いがある。
それは、わたしたちの未来にとって
必要なもの。▼
- [サザ]
- だったら決まりだ。
行こう、俺たちの運命に出会いに。▼
- [ジョージ]
- そうこなくっちゃ!
おれたちもお供するぜ。
こんな楽しそうなこと、見逃す手はない。▼
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コメント†
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