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拠点会話†
ミカヤ ☆☆☆†
- [サザ]
- 大丈夫か、ミカヤ?▼
- [ミカヤ]
- ええ、平気。
サザこそ大丈夫?
無理はしていない?▼
- [サザ]
- 子供扱いはよせって。
いいかげん認めてくれよ、
俺も立派な大人だって。▼
- [ミカヤ]
- 手を見せて。▼
- [サザ]
- ん?▼
- [ミカヤ]
- 大きな手……
あんなに小さかったのに。▼
- [サザ]
- ミカヤ……▼
(左にアイク現れる)
- [アイク]
- …っと、悪い。
邪魔だったか。▼
- [サザ]
- だ、団長っ!▼
- [ミカヤ]
- 別に構いません。
なんですか?▼
- [アイク]
- 荷物をあさったら
余分な薬が見つかったんでな。▼
必要なやつがいないか
聞いてまわってたところだ。▼
- [サザ]
- ……俺も支度しないと。▼
(サザ消える)
- [アイク]
- おい、まだみんな
準備してるところだから
そんなに急ぐ必要は……▼
聞いちゃいないか。▼
- [ミカヤ]
- すみません。▼
- [アイク]
- …あいつとは長いのか?▼
- [ミカヤ]
- ………………
もう…10年以上になります。▼
ネヴァサの路地裏で
隠れ暮らしている時に出会いました。▼
(幼いサザとミカヤの1枚絵)
- [ミカヤ]
- がりがりに痩せた…
目つきばかり鋭い子で。▼
別に何か特別なことが
あったわけじゃないんですけど、▼
気がついたら…いつも
わたしの視界の端にいて。▼
ある日ふと
手を差し出してみたんです。▼
そしたら、すごく警戒しながらも
近寄って来て……
恐々とわたしの手を握ってきました。▼
指が…枯れた小枝みたいに
細くて折れそうで……▼
わたし、その手をもう
離すことができなかった。▼
(元の会話画面に戻る)
- [ミカヤ]
- それからはずっと……▼
あちこちを旅しながら
2人で支え合うようにして
生きてきたんです。▼
- [アイク]
- あいつと初めて会った時、
家族同然の大切な人を
捜していると言っていた。▼
あんたのことだったんだな?▼
- [ミカヤ]
- ……離れようと思ったんです。▼
だからクリミアへ行った時に
わざとはぐれてベグニオン行きの船に……▼
でも、ベグニオンに着くなり
デインとクリミアの
戦争が始まったことを知って……▼
デインに戻ってあの子の行方を捜し
見つからなかったからクリミアへ。
だけど見つけられなくて……▼
結局、終戦後に
デインのネヴァサで再会しました。▼
- [アイク]
- 完全に行き違ってたわけか。▼
- [ミカヤ]
- あとでその話をしたら、
あの子にしては驚くくらい
ものすごい剣幕で怒って。▼
- [アイク]
- そりゃ、そうだろう。
戦争中に両国間をうろついていた
ってのも肝の冷える話だ。▼
なにより…あんたに
置き去りにされて堪えてただろうし。▼
- [ミカヤ]
- 限界だと思ったんです。
あの子は日に日に大きくなっていく。
だけどわたしは……変わらない。▼
あの子まで、わたしの呪われた
運命に付き合せたくなくて。▼
- [アイク]
- ラグズの血…か。▼
- [ミカヤ]
- やっぱり知っていたんですね。
あなたの傍らにいる
彼から?▼
- [アイク]
- あぁ。
同じ境遇の者は分かるんだってな?▼
- [ミカヤ]
- はい。
彼とわたしは同じ…"印付き"です。▼
- [アイク]
- ……その呼び名は使うな。
あんたもセネリオも"人"だ。
俺や他の連中と同じくな。▼
- [ミカヤ]
- "ひと"……▼
あなたもユンヌと同じ。
ベオクもラグズもすべて等しく
"人"と呼ぶんですね。▼
- [アイク]
- 肌や髪や眼の色が違おうが
耳や尻尾や翼が生えてようが▼
根本はみな同じものだ。▼
わざわざ分ける意味が分からん。▼
- [ミカヤ]
- …………▼
いまのサザもそんな感じ。
あなたとの出会いが
あの子を変えたんですね。▼
ありがとう、アイク。
あなたのお陰で心が決まりました。▼
- [アイク]
- どういう意味だ?▼
- [ミカヤ]
- この件にけりがついたら
わたしはまたどこか遠くへ
旅立とうと思っていました。▼
だけど……デインに戻ります。▼
何があってもわたしにはサザがいる。
2人いっしょなら
どんなことだって怖くはない。▼
- [アイク]
- あいつにもデインにも
それが一番の幸せだろうさ。▼
さて、そろそろ俺も支度にかかるか。▼
- [ミカヤ]
- あ、薬…
余っているならいただけますか?▼
- [アイク]
- あぁ、そうだったな。▼
生き残れよミカヤ。
石になった者たちを助けるのに▼
あんたとあんたの中の女神は
不可欠だからな。▼
- [ミカヤ]
- はい、分かっています。▼
サナキ ☆☆☆†
- [サナキ]
- ……漆黒の騎士の正体が
ゼルギウスであったなどと…
信じられぬ。▼
- [アイク]
- ベグニオンでのあいつは
どんな奴だったんだ?▼
- [サナキ]
- わたしがもっとも信頼する臣
ペルシス公セフェランの腹心であった。▼
非の打ち所の無い
我が国随一の将、大陸一の剣使い――
主とともによく仕えてくれた。▼
それが…他国と通じておったとは……▼
- [アイク]
- ………セフェランは
どうしているだろうな?▼
- [サナキ]
- 石になってはおらぬと思う。
ルカンらの策謀によって
地位を剥奪されたとはいえ……▼
セフェランは宰相にして
元老院議長であったのじゃ。▼
シグルーンらがよく話しておった。
こと魔道において
ペルシス公に並ぶ者はおらぬと。▼
- [アイク]
- ………………▼
- [サナキ]
- アイク、そなたもしや…
セフェランを疑っておるのか!?▼
- [アイク]
- 気にはなる。▼
- [サナキ]
- そんな心配は無用じゃ!
あの者にかぎって
わたしを裏切ることはない。▼
- [アイク]
- だとは思うが、
あいつが石になっていないなら
ユンヌの啓示を受けたはずだ。▼
なのに姿を見せなかったからな。▼
- [サナキ]
- 女神は万能ではない。
本人がそう申しておった。
全員には届かなかったのかもしれぬ。▼
- [アイク]
- …………乱暴な論法だが
とりあえずそうしておくか。
いまは、先に進むことだけを考えよう。▼
- [サナキ]
- うむ。▼
…そうじゃ!
そなたに渡すものがあったのじゃ。▼
- [アイク]
- なんだ、いきなり?▼
- [サナキ]
- そ、その……▼
セフェラン同様
そなたもわたしの大切な臣じゃ。
簡単に死んでもらっては困るからな。▼
これで身を守るとよいぞ。▼
- [アイク]
- まだ契約が続いている以上は
そうなるか。▼
ありがたくいただいておこう。▼
- [サナキ]
- う、うむ。▼
ラフィエル ☆☆☆†
- [ラフィエル]
- アイク殿、これをどうぞ。▼
- [アイク]
- どうしたんだ?▼
- [ラフィエル]
- 塔の中で拾いました。
自分で使おうかとも考えたんですが……▼
- [アイク]
- いや、あんたには不向きだろう。▼
- [ラフィエル]
- …ではないかと思いましたので
こうしてお持ちしました。▼
- [アイク]
- 貴重なものだ。
有効に使わせてもらおう。▼
- [ラフィエル]
- はい。▼
リュシオン ☆☆☆†
- [リュシオン]
- アイク、これを。▼
- [アイク]
- どうしたんだ?▼
- [リュシオン]
- 塔の中で拾ったんだ。
とりあえず団長に渡すのが
筋かと思って持ってきた。▼
- [アイク]
- あんたも律儀なやつだな。
別に好きにすればいいものを。▼
- [リュシオン]
- ! そうなのか?
だったら私が使って……▼
- [アイク]
- いや、待て!
いくらなんでも
あんたには不向きだろう。▼
- [リュシオン]
- ……分かってるが、
いちおう聞いてみたまでだ。▼
- [アイク]
- 貴重なものだ。
有効に使わせてもらう。▼
- [リュシオン]
- あぁ、頼んだぞ。▼
リアーネ ☆☆☆†
- [リアーネ]
- Ano,kore.../アノ、コレ…▼
- [ミカヤ]
- これ…どうしたんですか?▼
- [リアーネ]
- Tounonakade hirottano./トウノナカデ ヒロッタノ。
Watashiga,tsukattemoii?/ワタシガ、ツカッテモイイ?▼
- [ミカヤ]
- え! リアーネ姫には
不向きだと思いますよ、これ。▼
- [リアーネ]
- ...ittemitadake./…イッテミタダケ。
Jyaa,anataniageru./ジャア、アナタ二アゲル。▼
- [ミカヤ]
- わたしにくださるんですか?
ありがとうございます。▼
貴重なものですから、
有効に使わせてもらいますね。▼
- [リアーネ]
- Un./ウン。▼
コメント†
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Last-modified: 2020-10-12 (月) 18:10:38