拠点会話†
サザ ☆☆☆†
- [サザ]
- そうだ、ミカヤ。
この間の遺跡から貰ってきた
財宝類を換金しといたぞ。▼
- [ミカヤ]
- 幾らになったの?▼
- [サザ]
- ちょうど一万ゴールドだ▼
- [ミカヤ]
- そんなに? すごいわ。▼
- [サザ]
- もっと持ってきても
良かったんじゃないのか?▼
- [ミカヤ]
- 充分よ。
生きるのに必要なお金は
あるにこしたことはないけど……▼
ありすぎると今度は心が貧しくなるわ。▼
- [サザ]
- ま、ミカヤが
そう言うんなら
俺は黙って従うだけだ。▼
ニケ ☆☆☆†
(屋外にて、ミカヤ・ニケ・ラフィエル・オルグの会話)
- [ニケ]
- …そうか、また
砂漠へ向かうのだな?▼
- [ミカヤ]
- はい。▼
- [ラフィエル]
- ……女王よ…▼
- [ニケ]
- うむ、わかっている。
ミカヤよ、ものは相談なのだが…▼
おまえたちの戦いに
私たちも力を貸すことは
できないだろうか?▼
- [ミカヤ]
- え、ですが…▼
- [ニケ]
- 我々がラグズだと
他の者に知れることが
まずいのは理解している▼
しかし、何もせずに
ただ待つというのも……
いささか居心地の悪いものでな。▼
- [ミカヤ]
- その気持ちは
よく分かる気がします。
でも、やっぱり…▼
- [ニケ]
- 無理か。
すまん、困らせたな。▼
- [ミカヤ]
- いいえ。
こちらこそ、すみません。▼
(オルグがニケの方を向く)
- [ニケ]
- どうした?▼
- [オルグ]
- … … …▼
- [ニケ]
- なるほど…それはいい。▼
- [ラフィエル]
- 名案ですね。▼
- [ミカヤ]
- ?▼
(オルグ化身)
- [ミカヤ]
- オルグさん?
ど、どうしたんですか
突然……▼
- [ニケ]
- ミカヤ、砂漠には
この犬を連れて行くがいい。▼
- [ミカヤ]
- えっ!?▼
- [ニケ]
- 我々ラグズは自らの体を
”化身”させて戦う種族。▼
だが、化身には
かなりの精神力を要すため、
その姿を長く保つことは難しいのだ。▼
しかし、オルグがいま
やって見せている”半化身”状態…▼
これならば、一日中でも
獣の姿のままでいられる。▼
- [ミカヤ]
- いえ、その、ニケ様…!▼
- [ニケ]
- その代償として、
通常の化身に比べると
能力は半減してしまうのだが…▼
相手がべオクであれば
丁度いいくらいだろう。▼
- [ミカヤ]
- オルグさんを犬だなんて…▼
- [ニケ]
- 犬と呼ぶには大きすぎるうえ、
愛想もない奴だが…
戦力となることは保障する。▼
- [ミカヤ]
- あの、問題は
そうじゃなくって…▼
- [ニケ]
- では、ミカヤ。
そなたらの健闘を祈っておるぞ。▼
- [ラフィエル]
- どうかお気をつけください。▼
- [ミカヤ]
- はぁ……▼
- オルグ 加入(この会話を見ないまま拠点を出ても仲間にはなる)
ブラッドとローラ ☆†
- [ミカヤ]
- …じゃあ、あなたは
ローラの幼馴染なのね?▼
- [ブラッド]
- はい。
すいません、帝国なんかに
雇われてて……▼
- [ミカヤ]
- ううん。仲間に聞いたわ。
あなたでしょう。助けてくれたのは?▼
- [ブラッド]
- ローラを見たら、
どうしても放っておけなくて。▼
- [ローラ]
- ありがとう、ブラッド。▼
- [ブラッド]
- そういえば、ローラ。
教会はどうなったんだ?▼
占領統治が始まって
もともといたデインの聖職者は
ほとんどが破門されて収容所おくり、▼
かわりに帝国から新しい司祭が
派遣されてきてるって話だ……
あそこは大丈夫なのか?▼
- [ローラ]
- ええ、信者の皆さんは、▼
『こんなド田舎のオンボロ教会だ、
すかした帝国の司教どもは
見向きもしないんだろう。▼
ボロで助かったな、司祭様!
はっはっはっ』…と
話しておられました。▼
なので、教会をボロにしておいて
くださった女神様への感謝を込め、
日々のお祈りを半時間長くしたのです。▼
- [ブラッド]
- そ…そうか。▼
- [ローラ]
- そういえば、ブラッド。
いっしょに来たからには
あなたも山賊団の一員ですよ。▼
- [ミカヤ]
- え!?▼
- [ブラッド]
- 山賊…?▼
- [ローラ]
- 心配しなくても大丈夫。▼
【暁の団】はミカヤさんのような
若い女性もお勤めの
清く正しい山賊団なんです。▼
- [ブラッド]
- そ、そうなのか…?▼
- [ミカヤ]
- ち、違…▼
- [ローラ]
- 私たちも頑張りましょうね。
デインの明日のため、
立派な山賊を目指しましょう。▼
- [ブラッド]
- …あ、あぁ……▼
- [ミカヤ]
- …………▼
暁の団 ☆†
- [エディ]
- あ~あ……
早いとこ王子を見つけて、
さっさとネヴァサに帰りたいぜ。▼
- [レオナルド]
- 本当にいるのかな……
デインの王子なんて。▼
- [エディ]
- いるに決まってるさ!▼
- [レオナルド]
- 自信満々に答える根拠は?
なに?▼
- [エディ]
- ミカヤが捜そうって
言い出したじゃないか!
だから絶対いるんだよ。▼
- [レオナルド]
- ……そうだね。
ミカヤの占いは当たるから。▼
- [エディ]
- だろ?
まぁ、万が一いなかったとしても
おれがいるから心配すんな。▼
- [レオナルド]
- …?▼
- [エディ]
- おれの剣技、最近
かなり磨きがかかってきたの
おまえも知ってるだろ?▼
次にネヴァサに戻る時には
向かうところ敵なしって
剣使いになってさ、▼
駐屯軍の連中を
デインから追っ払ってやる!!▼
- [レオナルド]
- 夢を持つのはいいけど…
もっと現実的なものにしたほうが
いいんじゃないかな。▼
- [エディ]
- おれが強くなれないって
言いたいのか!?▼
- [レオナルド]
- そうじゃなくて…
エディがどんな達人になっても
できることとできないことがあるって話。▼
僕だって、自分にできることなら
どんな努力だってするつもりだ。▼
だけど、僕たちが
どんなに強くなっても
デインの情勢に変化なんて起きない……▼
- [エディ]
- そ、それはそうだけど。
なんての? 気合いっていうか
ただの目標っていうか…▼
- [レオナルド]
- それでも…そんなことを
軽々しく口にするのはよせよ。
…冗談でも、本気で辛い……▼
- [エディ]
- ごめん…▼
- [レオナルド]
- ………こっちこそ…
………………ごめん。▼
(画面右より、ノイスが登場)
- [ノイス]
- おいおい。
なに辛気臭くなってるんだ?
ぼうずたち。▼
- [エディ]
- ノイス。▼
- [ノイス]
- …確かに、人にはそれぞれ
身の丈にあった生き方ってのがあるがな。▼
2人ともまだ若いんだ。
夢も希望も抱えきれんほど
持ってればいいんだよ。▼
- [レオナルド]
- ……だけど…▼
- [ノイス]
- 俺たちの力だけで
デインを取り戻すなんて
でかいことはできんが……▼
アシュナード王の遺児を見つけて、
デインの旗印の下
帝国の連中と戦うことはできる。▼
俺たちが強ければ強いほど、
祖国解放が実現する可能性は高い。
そう考えれば、武器を握る腕にも
よりいっそう力が沸こうってもんだろ。▼
- [エディ]
- おうっ!
さっすが、ノイス。
年寄りは言うことが違うぜ!!▼
- [ノイス]
- 年寄りは余計だ。▼
レオナルド、
おまえも少しは納得したか?▼
- [レオナルド]
- …うん。
ありがとう、ノイス。▼
さすがは年の功だね。▼
- [ノイス]
- ……ったく。
報われないぜ、俺も。▼
コメント†