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| | マイユニット女性・私
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- [ルッツ]
- ねえねえ、お母さん!
屋台がいっぱいあるよ!▼
おいしそうなものや、
面白そうなものがいっぱいある!▼
- [カムイ]
- ふふふ。
慌てないでください、ルッツ。▼
まずは賊をなんとかしないと。
でなければお祭りも再開しませんからね。▼
- [ルッツ]
- 負ける気しないよ!
僕にまかせて、お母さん!▼
賊なんて僕が
けちょんけちょんにしてやるから!
…あっ!?▼
- [カムイ]
- あらら、転んでしまったのですか?
怪我はしていませんか?▼
- [ルッツ]
- あはは、大丈夫だよ。
見ての通り、傷ひとつないもんね!▼
- [カムイ]
- へえ…本当ですね。
さすがはルッツ、強運です。▼
でも、万が一ということもありますから、
あとでちゃんと見てもらいましょうね。▼
- [ルッツ]
- ありがとう、お母さん!▼
- [カムイ]
- …ふふふ。▼
- [ルッツ]
- どうしたの?
何か面白かった?▼
- [カムイ]
- いえ、嬉しくて…
つい笑顔になってしまいました。▼
ルッツは本当に
元気な子に育ってくれましたね。▼
そのことが嬉しくて…
幸せを噛みしめちゃいました。▼
- [ルッツ]
- あのね、僕も幸せだよ!
お母さんが僕のお母さんでいてくれて。▼
だって、お母さんは
世界で一番のお母さんだもん!▼
- [カムイ]
- ありがとうございます。
ルッツ…▼
- [ルッツ]
- えっとね、それから…
お父さんも世界で一番のお父さんだよ!▼
お父さんは荷馬車に何度もはねられたり、
川に落ちて激流に飲まれたりもしちゃう!▼
- [カムイ]
- はい。料理を毒見してお腹を壊したり、
自警団に追い回されたりもしていました。▼
- [ルッツ]
- うんうん!
落とし穴にだって何度も落ちてた!▼
- [カムイ]
- 結婚指輪を店員さんに
入れ忘れられちゃったりもしていました。▼
- [ルッツ]
- そう!
お父さんは世界で一番、運が悪い!▼
- [カムイ]
- でも、そんな運の悪さを
ものともしないたくましい人です。▼
- [ルッツ]
- 正義の心を捨てないスーパーヒーロー!
それが…僕のお父さんなんだ!▼
- [カムイ]
- ええ!いつでもめげない、くじけない。
それがハロルドさんです!▼
- [ルッツ]
- あはは!▼
- [カムイ]
- ふふふ。▼
- [ルッツ]
- お母さんもお父さんのことが
大好きなんだね!▼
- [カムイ]
- もちろんです。
ルッツと同じくらい大好きですよ。▼
- [ルッツ]
- お母さん、僕、いつかきっと…
お父さんみたいなヒーローになるからね!▼
- [カムイ]
- 信じていますよ、ルッツ。
あなたが偉大なヒーローになる日が来ることを。▼
それまでどうか…
あなたの成長を見守らせてください。▼
それが私とハロルドさんの、
最大の喜びですよ。▼
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