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| | マイユニット女性・私
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- [オフェリア]
- 星々よ、私に力を…
さあ目覚めて!私の秘められし力!▼
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!▼
…………▼
ううううっ…ダメね…
まだまだよ…▼
- [カムイ]
- オフェリア?
何をしているのですか?▼
- [オフェリア]
- あっ、母さん…▼
- [カムイ]
- …何か悩みごとのようですね。▼
- [オフェリア]
- ええ。そうなの。
私、伸び悩んでいるのよ。▼
秘められし力を出し切れない自分に
イライラしているのっ!▼
- [カムイ]
- 力を出し切れない?
あなたは立派に戦えていると思いますが…▼
- [オフェリア]
- いいえ、全然よ。母さんの伝説の聖剣が、
私の未熟さを如実に物語っているわ。▼
- [カムイ]
- えっ?
私の聖剣…ですか?▼
- [オフェリア]
- 私、母さんが寝ているとき、
こっそり母さんの聖剣を手に取って…▼
うわぁ、伝説の聖剣…素敵…って
心をときめかせているの。▼
でも…いつ手にしても
聖剣が私を拒んでるような気がして…▼
「いやあ…ちょっと触んないでくださいよ」
って言われているような気がするの!▼
結局、私は未熟な…
選ばれざる者なのかなって…▼
- [カムイ]
- うふふ。夜中にそんなことしてたんですか?
でも、悲観しないでいいんですよ。▼
この剣は未熟であるなし関係なく、
私にしか扱えないものなのです。▼
- [オフェリア]
- ええっ、そうなのーっ?▼
- [カムイ]
- はい。ですから、
そんなことで悩まないでください。▼
それにオフェリアは、
この剣には選ばれなかったかもしれませんが…▼
私にはしっかりと選ばれていますからね。▼
- [オフェリア]
- 母さんに?▼
- [カムイ]
- いいですか?あなたは私にとっての
選ばれし者なのです。▼
私の子どもとして生まれてきてくれて、
ありがとうございます、オフェリア。▼
- [オフェリア]
- …………▼
うぅ、うれしい…
うれしすぎるよう…▼
まさか、母さんに選ばれし者って言われるなんて
夢にも思ってなかったし…▼
- [カムイ]
- うふふ。オーディンさんのプロポーズを
参考にしてみました。▼
- [オフェリア]
- プ、プロポーズ!?▼
- [カムイ]
- オーディンさんはプロポーズのとき、
難しい言葉を並べ立ててから、私に言いました。▼
「貴様は婚姻関係において選ばれし者だ」と。▼
- [オフェリア]
- さすがは父さんね…▼
で、母さんはどう返したの?▼
- [カムイ]
- 私は笑いをこらえながら、
こうお願いしました。▼
こういうときくらい
ちゃんとした言い方をしてくださいって。▼
- [オフェリア]
- うふふ。そう言われてうろたえる
父さんの顔が目に浮かぶよ。▼
- [カムイ]
- あ、笑ってくれましたね。▼
- [オフェリア]
- 当然だよ。
これ以上おもしろい話はないもん。▼
- [カムイ]
- こういう話なら、もっともっとありますよ。
みなさんに結婚の報告をしたときのことや…▼
あなたの名前の候補を考えすぎて、
彼が熱を出した話とか…▼
- [オフェリア]
- 何それ!何それ!
すっごく聞きたいー!▼
- [カムイ]
- わかりました。
では賊を倒したら、みんな話してあげますね。▼
オーディンさんも呼んで、
屋台をまわりながらたくさんお話ししましょう。▼
- [オフェリア]
- ありがとう!
私、すっごく楽しみにしてるね!▼
そうと決まればこの宵闇のオフェリア、
刹那の刻を永久に顕現するため…▼
そいでもって、家族でいっぱい過ごすために
がんばっちゃうよーっ!▼
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