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リンカの会話†
モズメ†
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セツナ†
会話1†
- [セツナ]
- リンカ…
やっと見つけた…▼
はい、これあげる…▼
- [リンカ]
- ん? これはなんだ?▼
- [セツナ]
- さっき屋台で買った食べ物…
あなたにあげる…▼
- [リンカ]
- こ、これが屋台で売っていたのか?
そもそもこれ、食えるのか?▼
- [セツナ]
- 当然…▼
- [リンカ]
- どう見てもただの土埃のかたまりだが…▼
…あ!
土埃を払うと、中に鳥の丸焼きが!▼
- [セツナ]
- そうよ…▼
- [リンカ]
- …しかし、よくわからん。
なぜわざわざ土埃にまみれさせた?▼
あたしを田舎者だと思って、
バカにしているのか?▼
- [セツナ]
- 違う…
確かに、土埃にまみれているけど…▼
これにはやむを得ない事情が…▼
- [リンカ]
- 事情? 話してみろ。▼
- [セツナ]
- ええと…でも…
事情というほどのものでもないかも…▼
- [リンカ]
- ええ!?
貴様、やはりあたしをバカにしているだろう!▼
- [セツナ]
- そんなことは…▼
- [リンカ]
- …くっ、もういい。
こんなやりとりをしても時間の無駄だ。▼
あたしは戦闘に戻る!▼
(リンカ退場)
- [セツナ]
- …………▼
じゃあ、私も…▼
会話2†
- [リンカ]
- おい、セツナ。
さっきの間抜けなやりとりで思い出したぞ。▼
- [セツナ]
- え…?▼
- [リンカ]
- あたしたち、かなり前に会っているな?
あたしの顔を見て思い出さないか?▼
お前は炎の部族付近の地域で
よく罠にかかっていただろう。▼
そんなお前を、
あたしが何度も助けてやった。▼
- [セツナ]
- そうね…
よく覚えてる…▼
その節はお世話になったわ…
ヒノカ様の部下になるちょっと前…▼
私はときどき一人で
ノスフェラトゥ討伐に参加していた…▼
ていうか、させられていた…▼
そのとき…その辺で罠に引っかかって、
私だけ置いてけぼりになって…▼
- [リンカ]
- そうだ。そのときあたしが
罠を外して救ってやったんだ。▼
- [セツナ]
- 懐かしい…▼
- [リンカ]
- …お前は鳥を捕るための罠に引っかかるから、
「鳥の罠荒らし」などと呼ばれていてな。▼
- [セツナ]
- そこまで褒められてたなんて…▼
- [リンカ]
- 褒めていない!▼
お前のせいで、どれだけ鳥を取り損ねたか…
うまい丸焼きを何回、食い損ねたか…▼
…………▼
…はっ!?▼
もしかして、さっきくれた鳥の丸焼きは
あのときの詫びのつもりで…?▼
- [セツナ]
- わー…
やっとわかってもらえた…▼
- [リンカ]
- …丸焼きが土埃にまみれていたのは
嫌がらせではなくて…▼
あたしのところにくる間に、
罠やら落とし穴に引っかかって…▼
それで土埃まみれに…▼
- [セツナ]
- 大正解…▼
- [リンカ]
- そうだったのか…▼
…………▼
…セツナ。
いろいろ文句を言ってしまってすまない。▼
丸焼きは、こころよく受け取っておく。
あとで、洗って食べさせてもらうぞ。▼
- [セツナ]
- そう…
しっかり洗ってね…▼
- [リンカ]
- …お前は不可解な奴だが…
でも不思議だ。▼
お前のことを、
もっと知りたいと思ってしまう。▼
どうだ、このあと。丸焼きでも食べながら、
いろいろと語り合わないか?▼
- [セツナ]
- わかった…
じゃあ丸焼き、買い占めてくる…▼
- [リンカ]
- いや、お前は動くな。
丸焼きはあたしが買ってくる。▼
ではあとで、待っているからな。▼
フウガ†
会話1†
- [リンカ]
- むっ?
お前は風の部族の族長のフウガか。▼
- [フウガ]
- 炎の部族の戦士リンカ、か…
武勇は我が部族にも届いていたぞ。▼
ちょうどよい機会だ。▼
一度、炎の部族のことについて
話を聞いてみたいと思っていたのだ。▼
少し二人で話さぬか?▼
- [リンカ]
- いいだろう。
あたしも風の部族には興味があったからな。▼
- [フウガ]
- 礼を言う。▼
では、さっそく聞きたいことがある。
炎の部族とは孤高を何よりも重んじると聞く。▼
では、なぜゆえに
部族という集団で暮らすのだ?▼
外の者からしてみれば
いささか矛盾しているようにも思える。▼
- [リンカ]
- 簡単なことだ。▼
孤独であることと
孤高を重んじることでは意味が違う。▼
あたしたちは個を磨く。
常に自身に問いかけ、自信と戦う。▼
集団であろうがなかろうが関係ない。
それが孤高を重んじるということだ。▼
- [フウガ]
- なるほど。炎の部族とは
卓越した個が連なる部族なのだな。▼
道理で強いわけだ。
合点がいった。▼
- [リンカ]
- 聞きたいことはそれだけか?▼
- [フウガ]
- そうだな。
では、もう1つ聞こうか。▼
お前の好きな食べ物はなんだ?▼
- [リンカ]
- …バカにしているのか?
そんなことは炎の部族には関係のないことだ。▼
- [フウガ]
- 確かにそうだが…
バカにしているわけでは決してない。▼
- [リンカ]
- もういい。
不愉快だ。▼
(リンカ退場)
- [フウガ]
- …ふむ。
誤解が生じてしまったようだな。▼
会話2†
- [フウガ]
- 待て、リンカよ。
私の話に耳をかたむけてはくれぬか?▼
お前に与えてしまった誤解を解きたいのだ。▼
- [リンカ]
- …いいだろう。
話してみろ。▼
- [フウガ]
- 礼を言うぞ、リンカよ。▼
私がお前の好物を聞いた理由…▼
それは、共に戦うお前のことを
もっと知りたいと思ったからだ。▼
- [リンカ]
- …なぜあたしのことを知りたい。▼
- [フウガ]
- 信用するためだ。▼
知らぬものを信ずることは
ときに大きな危険を呼ぶことになる。▼
だから、
私はお前のことが知りたかったのだ。▼
- [リンカ]
- あたしのことが知りたければ、
拳を交わすのが一番手っ取り早いと思うけどな。▼
- [フウガ]
- 無論、それは承知している。
今までは私もそうしてきた。▼
だが、今宵は
語り合うことで理解し合う祭りの日だ。▼
どうにも拳を交わすには無粋な気がしてな。
それであのようなことを聞いてしまったのだ。▼
- [リンカ]
- ふっ。
お前もなかなか不器用なやつなのだな。▼
だが、お前の真意は伝わった。
どうやらあたしが誤解していたようだ。▼
- [フウガ]
- ふむ。
誤解が解けたこと、嬉しく思う。▼
では、今宵は引き続き語り合いにて
お互いの信用を高めようではないか。▼
- [リンカ]
- ふっ。
そこまでしてあたしとわかり合いたいのか?▼
- [フウガ]
- 風と炎の相性を知らぬわけではあるまい。▼
私たちが真にわかりあえたのなら…
敵などどこ吹く風よ。▼
- [リンカ]
- …ああ。
あたしもそう思う。▼
では、今度はあたしが
風の部族に関して質問する番だな。▼
- [フウガ]
- その前にお前の好物を聞かねばならぬ。▼
- [リンカ]
- ふっ。
わかったよ、フウガ。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2020-08-08 (土) 09:14:37