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マイユニット(女性・あたし~だよ)の会話†
オボロ†
会話1†
会話2†
カミラ†
会話1†
- [カミラ]
- 素敵だわ…カムイとこうして
お祭りに来られるだなんて。▼
お姉ちゃん、とっても嬉しい。▼
- [カムイ]
- うん、あたしも嬉しいよ。
カミラお姉ちゃん。▼
- [カミラ]
- それなのに…
魔物たちのせいで台無しだわ。▼
早くお祭りを再開させるために、
キツいお仕置きをして回らなくちゃ。▼
もちろん…とびきり痛いやつをね。▼
- [カムイ]
- あはは…
カミラお姉ちゃん、容赦ないね。▼
でも早くお祭りを再開させたいのは
あたしも同じだよ。▼
こんなに雰囲気のいい場所なのに、
戦いに使うなんて勿体無いもんね。▼
- [カミラ]
- そうね。
さっき屋台の人に聞いたのだけれど…▼
このお祭りには特別な魔力を持つ装飾が
飾られているんですって。▼
その装飾に願いをかけると、
叶うとされているそうよ。▼
- [カムイ]
- へえ…なんだかロマンチックだね。▼
- [カミラ]
- その装飾、なんだと思う?▼
- [カムイ]
- うーん…なんだろう。▼
噴水の真ん中にある、
魔女の帽子かな?▼
- [カミラ]
- いいえ。▼
答えは祭樹のてっぺんにある、
お月様の飾りよ。▼
- [カムイ]
- そうだったんだ。
あたしも後で願い事をしてみようっと。▼
- [カミラ]
- じゃあ次の問題ね。▼
- [カムイ]
- えっ?▼
- [カミラ]
- この広場にお月様の飾りは
いくつあるかしら?▼
- [カムイ]
- え、ええと…
1,2,3…▼
…………▼
- [カミラ]
- うふふ…
答えるまでには時間がかかりそうね。▼
いいわ。
そのまま数えていてちょうだい。▼
数えている間、あなたを狙う敵はみぃんな、
私が殺してあげるから。▼
また後で声をかけるわ。▼
(カミラが退場)
- [カムイ]
- あ…カミラお姉ちゃん!?▼
こ、困ったな…
月の数…月の数…▼
会話2†
- [カミラ]
- お月様の数はわかったかしら?
カムイ。▼
- [カムイ]
- ご、ごめん、カミラお姉ちゃん。
戦いながらだとわかんなくて…▼
この樹はさっき数えたかなとか
こんがらがっちゃってさ。▼
- [カミラ]
- うふふ…
仕方のない子ね。▼
答えは30個よ。▼
この広場に、祭樹は30本。
お月様の飾りもそれと同じだけあるの。▼
- [カムイ]
- へえ…!
そうだったんだ。▼
じゃあたくさんお願い事ができるね。▼
- [カミラ]
- そうね…
私、お願い事はもう決まっているの。▼
- [カムイ]
- 30個も!?▼
- [カミラ]
- ええ。ひとつめは…
カムイが元気でいられますように。▼
ふたつめは、
カムイが幸せでいられますように。▼
みっつめは、
カムイが…▼
- [カムイ]
- ええっ!?
ちょっと待ってカミラお姉ちゃん!▼
まさかとは思うけど…
全部あたしについてのお願いじゃないよね?▼
- [カミラ]
- あら、もちろんそうだけれど。
何か問題があるかしら?▼
- [カムイ]
- 問題だらけだよ。▼
そんな風にされたら、
カミラお姉ちゃんの分の願い事が…▼
…………▼
あ…そっか。
ううん、大丈夫だよ。▼
- [カミラ]
- まあ、いいの?▼
- [カムイ]
- うん。カミラお姉ちゃんがあたしのことを
お願いしてくれた分だけ、▼
あたしもカミラお姉ちゃんのことを
お願いすればいいだけだから。▼
- [カミラ]
- !▼
- [カムイ]
- えっと…ひとつめは、
カミラお姉ちゃんが元気でいられるように。▼
ふたつめは、
カミラお姉ちゃんが幸せでいられるように。▼
みっつめは何だっけ?
あたしも同じことをお願いするから言って。▼
- [カミラ]
- カムイ…!
なんて優しい子なの!!▼
お姉ちゃん、もうあなたを放さないわ!▼
- [カムイ]
- うわっ、カミラお姉ちゃん!?
そんなに抱きついたら苦しいって!▼
あと危ないよ!
敵に狙われちゃうよ!!▼
- [カミラ]
- あなたの盾になれるなら
お姉ちゃん本望だわ。▼
- [カムイ]
- そんな、縁起でもないこと言わないでよ!
あたしの願い事が叶わなくっちゃう!▼
- [カミラ]
- …それは困るわね。▼
- [カムイ]
- ふうっ。
わかってくれてよかった。▼
ありがとう、カミラお姉ちゃん。
あたしに願い事を教えてくれて。▼
でもせっかく30個もあるんだから、
あたしだけじゃなくて…▼
他のきょうだいたちの事や、
みんなのこともお願いしようよ。▼
- [カミラ]
- 仕方ない子ね…カムイが言うなら、
そうしましょうか。▼
戦うのが終わったら一緒に、
残りのお願い事を考えましょう。▼
- [カムイ]
- そうだね。
じゃあまず、みっつめのお願い事は…▼
「ここでの戦いが早く終わりますように」
とかどうかな?▼
- [カミラ]
- そうね、それがいいわ。
二人で願えば、きっとすぐに叶うもの。▼
無理はしないでね、カムイ。
あなたは私が守るわ。▼
- [カムイ]
- ありがとう。カミラお姉ちゃんも…
あたしが絶対に守ってみせるよ!▼
レオン†
会話1†
- [カムイ]
- …………▼
- [レオン]
- カムイ姉さん、どうしたの?
ぼーっと突っ立って。▼
- [カムイ]
- あ…レオン。▼
なんかさ…
綺麗なお祭りだなって思って!▼
あたし、こういう場所に来たことは
あんまりないからさ。▼
外の世界に出てから、
初めて行ったのは白夜のお祭りだったし…▼
- [レオン]
- そうだね…
暗夜の祭りは、結局行かずじまいか。▼
- [カムイ]
- 自分でも恥ずかしい話なんだけど、
そこに行くまで物を買う経験もなかったんだ。▼
だから最初はお金と物が交換できることも
わかんなくてさ。▼
- [レオン]
- カムイ姉さん…▼
- [カムイ]
- でも…▼
- [レオン]
- …………▼
- [カムイ]
- でも今ならお金もあるし、
物の買い方だってわかる!▼
思い切りお姉ちゃんらしいことができるよ!▼
- [レオン]
- ええっ?
お…お姉ちゃんらしいこと?▼
- [カムイ]
- うん!▼
さ、何がほしい?
何か食べたいものはある?▼
今日ぐらいかわいい弟のことを
思い切り甘やかさせてよ!▼
- [レオン]
- わわっ…くっつかないでよ姉さん!
祭りだからってはしゃぎすぎ!▼
こんなの珍しくも何ともないし、
第一、今は戦闘中なんだから落ち着きなよ。▼
- [カムイ]
- …そりゃあレオンにとっては
珍しくないかもしれないけどさ。▼
あたしにとってはそれが
どれだけ新鮮なことか…▼
- [レオン]
- うっ…▼
- [カムイ]
- 北の城塞にいるときからさ、
ずっと憧れてたんだ。▼
レオンやみんなとお祭りに行くの。
そうしたら…▼
あたしはお姉ちゃんらしく、
レオンに何か買ってあげたかったんだ。▼
小さいときからの…
あたしの夢だったんだよ。▼
- [レオン]
- な、なんだよそれ…▼
子どもの頃ならまだしも、
今そういうことされてもちょっとなあ…▼
欲しいものがあったら自分で買うし…▼
- [カムイ]
- 子どもの時の夢を今叶えて
何が悪いの!▼
いいからレオンはあたしに甘えて!
何か欲しいものを言いなよー!▼
- [レオン]
- もう…これじゃどっちが年上なんだか。▼
でも、そこまで言われちゃ
断るわけにはいかないよね。▼
わかったよ、カムイ姉さん。
戦闘中に考えておくから、▼
今はそれで勘弁してよ。
敵も近くまで迫ってるしさ。▼
- [カムイ]
- !! そっか。
わかったよレオン。▼
じゃ、敵をあらかた倒したら…
また声をかけるね!▼
- [レオン]
- ああ、また後でね。▼
会話2†
- [カムイ]
- レオン!
欲しいものは考えられた?▼
- [レオン]
- ああ、考えたよ。▼
- [カムイ]
- そっか、良かった。
あ、でもまだ言わないでね。▼
あたしはお姉ちゃんなんだから、
弟の欲しいものを見事当ててみせるよ。▼
えーと…
たぶんこれだね、▼
屋台で一番人気の串焼き肉!▼
- [レオン]
- ぶー、外れ。▼
- [カムイ]
- うーん…▼
じゃあ向こうで売ってたベリーかな。
それとも青い色した砂糖菓子かな。▼
わかった!!
新鮮なトマトだ!▼
- [レオン]
- いや、どれも違うよ。▼
- [カムイ]
- えー、そんなあ…
トマトは自信あったのに…▼
- [レオン]
- あはは、姉さんはまだまだ僕のことを
わかってないみたいだね。▼
- [カムイ]
- ごめんね…そうみたい。
答えを教えてくれる?▼
- [レオン]
- 答えはね、
カムイ姉さんとの時間だよ。▼
- [カムイ]
- …!!▼
- [レオン]
- なに?
感動して言葉が出ない?▼
- [カムイ]
- レオン…▼
それじゃああたしはレオンに
何も買ってあげられないじゃない!▼
- [レオン]
- は?▼
- [カムイ]
- なに?
あたしはあたしの時間を買えばいいの?▼
自分にお金を払えばいいの!?▼
- [レオン]
- も、もう姉さんはどうしようもないな!▼
…一緒にいてくれれば良いってことだよ。
物なんか買ってくれなくたって、▼
一緒にお祭りを回れる時間が、
僕たちにとっては特別なんだ。▼
そうだろう?▼
- [カムイ]
- そう…だね。
うん。確かにそうだよ。▼
- [レオン]
- だからさ、
何か買うとかじゃなくて…▼
お祭りを一緒に回ってくれたらそれで
僕は満足だよ。▼
何より僕は、その気持ちが嬉しかったから。
ありがとう、カムイ姉さん。▼
- [カムイ]
- レ、レオン…!
レオンーーーーーーーー!!▼
- [レオン]
- ちょっ…
だから抱きつくなって…!▼
今が戦闘中だってこと
定期的に忘れてるだろ!!▼
- [カムイ]
- 大丈夫だよ!
今誰かが襲ってきても…▼
あたしは絶対に、
レオンを守る自信があるから!▼
だって、強くなったからね。
あの城塞を出てから…▼
あたしは外の世界も…物を買うことも、
人を守る術も知った。▼
変わったあたしをいつか…
レオンに見て欲しかったんだ。▼
あたしとの時間が欲しいって言ってくれるなら、
これほど嬉しいことはないよ。▼
- [レオン]
- うん…
僕も嬉しいよ。▼
姉さんはいつも人に囲まれてるし、
なかなかこうして話せないからね。▼
- [カムイ]
- 言ってくれたらいつでも時間を作るのに。▼
- [レオン]
- 僕が言えるような性格だと思う?▼
- [カムイ]
- …思わない、かな。▼
- [レオン]
- さすがだね、姉さん。
そこはよくわかってるじゃないか。▼
それじゃあ戦いが終わってひと段落したら
噴水の前で待ってるよ。▼
- [カムイ]
- ありがとう。
楽しみにしてるね。▼
- [レオン]
- でも、せっかく何か買ってくれるって
話だったし…▼
もし良いトマトがあったら
僕にいっぱい買ってよね、姉さん。▼
- [カムイ]
- うん、任せておいて!▼
レオン(支援S)†
会話1†
会話2†
マークス†
会話1†
- [カムイ]
- 暗夜王国のお祭り…かあ。▼
- [マークス]
- どうした? カムイ。
そんなにキョロキョロして。▼
- [カムイ]
- マークスお兄ちゃん。▼
…異界とはいえ、
ここも暗夜王国なんだなーと思ってさ。▼
あたしたちのいた暗夜のお祭りも、
こんな感じだったの?▼
- [マークス]
- ああ。
これほど美しい装飾はなかったが…▼
星の光に感謝する祭りや、
豊穣を願う祭りがあったな。▼
- [カムイ]
- そっか…
良いお祭りだったんだろうね。▼
そういえばお兄ちゃんたちはよく、
お祭りの日にお土産を持ってきてくれたよね。▼
珍しい雑貨とか、
見たことないようなお菓子とか。▼
- [マークス]
- そうだったな。
懐かしい話だ。▼
- [カムイ]
- あたしも一度…
お祭りに行ってみたかったよ。▼
マークスお兄ちゃんやきょうだいみんなで、
屋台を回ってさ。▼
きっと楽しかっただろうなあ。▼
- [マークス]
- カムイ…▼
- [カムイ]
- あっ! いや、そんな顔しないで!
昔の思い出として受け取ってよ!▼
あたしはあたしで楽しかったんだよ。
お祭りの会場には行けなかったけど、▼
みんなが珍しいものを
持ってきてくれる日だって思ってたし!▼
- [マークス]
- そうだな…お前はいつもあの日、
遅くまで私たちを待っていてくれた。▼
そしてこう思ったものだ。
この笑顔を祭りの会場でも見られたら…と。▼
私たちも、
お前と祭りを楽しみたかったぞ。▼
- [カムイ]
- マークスお兄ちゃん…▼
- [マークス]
- 大丈夫だ。今からでも遅くはない。
異界とはいえ、この地も暗夜王国…▼
この祭りが暗夜の祭りであることに
変わりはない。▼
お前さえ望むなら、賊を倒した後…
皆で一緒に祭りを回ろう。▼
- [カムイ]
- うん、そうだね。
きっと楽しいよ。▼
- [マークス]
- …そうだ。
今思い出したぞ。▼
カムイが城塞を出られたら、
共に祭りを楽しむ以外にも…▼
やりたいことがあったのだ。▼
- [カムイ]
- え? なになに?▼
- [マークス]
- …準備をしてこよう。
少し待っていてくれ。▼
- [カムイ]
- わかった。それじゃあまた後でね。
マークスお兄ちゃん。▼
会話2†
- [マークス]
- 待たせたな、カムイ。▼
- [カムイ]
- マークスお兄ちゃん。
準備って何をしてたの?▼
- [マークス]
- これだ。▼
- [カムイ]
- わあ、ぼんやり光ってて綺麗!
これって…▼
カボチャのランタン?▼
- [マークス]
- ああ。私が作った。▼
- [カムイ]
- え…作った!?▼
- [マークス]
- そうだな。カボチャをくりぬいて、
中に蝋燭を入れるのだが…▼
いつも城塞に着く前に
灯が燃え尽きてしまうんだ。▼
流石にこれはお前に
持ち帰ってやれなくてな。▼
- [カムイ]
- 蝋燭なら、
城にあるのを使えば良かったのに。▼
- [マークス]
- いや、城にある蝋燭を使っては
普通のランタンと変わらないだろう。▼
祭りの会場で灯される火であるからこそ
価値がある。▼
だから今日はお前に、
この祭りの灯りを…▼
ここでしか見ることのできない、
ランタンの灯りを見せたかった。▼
- [カムイ]
- マークスお兄ちゃん…▼
あはは。
もう、何をしてるのかと思えば…▼
お兄ちゃんったら、
戦闘中にカボチャをくりぬいてたの?▼
暗夜の第一王子が戦闘中にカボチャを…
…あははは。▼
- [マークス]
- こら、兄をからかうな。▼
戦闘中とはいえ、
もちろん周囲の敵は殲滅してからだぞ。▼
- [カムイ]
- ありがとう、お兄ちゃん。▼
あたし…こんなにあったかい光を
見たことないよ。▼
- [マークス]
- ふっ…
喜んでくれたのであれば何よりだ。▼
訳を話したら軍の皆も、
カムイの為ならと手を貸してくれてな。▼
お前はやはりどこにいても、
皆に愛されるのだな。▼
…この灯は大切な人に見せると
その者は幸せになるという謂れがあるらしい。▼
カムイ…
お前はもう自由だ。▼
今度はお前が、自分で選んだ大切な者に…
この地の灯りを見せるといい。▼
- [カムイ]
- うん。そうするよ。▼
マークスお兄ちゃんが
あたしにしてくれたみたいに…▼
今度はあたしが、
誰かに幸せを運びたいな。▼
- [マークス]
- ではその時は、
ランタンは手作りすることを勧めよう。▼
- [カムイ]
- 手作り?▼
- [マークス]
- いいか? これは私の持論だが…
既存のランタンでは温かみが半減する。▼
贈る相手の幸せを真に願うのなら、
祭りの会場で心を込めて手彫りするに限るぞ。▼
- [カムイ]
- わ、わかった。
じゃあマークスお兄ちゃん…▼
戦闘が終わった後に、
是非ご指導をよろしくお願いします!▼
- [マークス]
- そうか…言っておくが、
私のランタン指導は厳しいぞ?▼
- [カムイ]
- 大丈夫だよ。
剣の稽古と同じように…▼
なんとしてでも食らいついて、
モノにしてみせるよ。▼
そうしたら、
最初に作ったランタンは…▼
マークスお兄ちゃんにあげたいな。▼
- [マークス]
- !
- [カムイ]
- あたしは今までいっぱい、
お兄ちゃんに幸せをもらったから。▼
そのお返しだよ。▼
- [マークス]
- お前という奴は…
うれしいことを言ってくれるのだな。▼
礼を言う。
楽しみにしているぞ、カムイ…▼
マークス(支援S)†
会話1†
- [カムイ]
- 暗夜王国のお祭り…かあ。▼
- [マークス]
- どうした? カムイ。
そんなにキョロキョロして。▼
あまり気を抜いていたら危ないぞ。▼
- [カムイ]
- マークス。▼
…異界とはいえ、
ここも暗夜王国なんだなあって思って。▼
あたしたちのいた暗夜のお祭りも、
こんな感じだったの?▼
- [マークス]
- ああ。
これほど美しい装飾はなかったが…▼
星の光に感謝する祭りや、
豊穣を願う祭りがあったな。▼
- [カムイ]
- そっか…
良いお祭りだったんだろうね。▼
そういえばマークスはお祭りの日、
よくお土産を持ってきてくれたよね。▼
珍しい雑貨とか、
見たことないようなお菓子とか。▼
- [マークス]
- そうだったな。
私たちが兄妹だった頃の…懐かしい話だ。▼
- [カムイ]
- あたしも一度…
お祭りに行ってみたかったな。▼
マークスやきょうだいみんなで、
屋台を回って…▼
きっと楽しかったと思うんだ。▼
- [マークス]
- カムイ…▼
- [カムイ]
- あっ…そんな顔しないで!
昔の思い出として受け取ってほしいんだ!▼
あたしはあたしで楽しかったから。
お祭りの会場には行けなかったけど、▼
みんなが珍しいものを
持ってきてくれる日だと思っていたし。▼
それに…マークスに会えるのも、
すごく楽しみだったの。▼
- [マークス]
- そうだな…お前はいつもあの日、
遅くまで私を待っていてくれた。▼
そしてこう思ったものだ。
この笑顔を祭りの会場でも見られたら…と。▼
私もお前と祭りを楽しみたかった。
ずっと前から、そう思っていたんだ。▼
- [カムイ]
- うん。
その気持ち、とっても嬉しい。▼
- [マークス]
- 大丈夫だ。今からでも遅くはない。
異界とはいえ、この地も暗夜王国…▼
この祭りが暗夜の祭りであることに
変わりはない。▼
お前さえ望むなら、賊を倒した後…
夫婦一緒に祭りを回ろう。▼
夫として、お前の欲しいものは
何でも買ってやるぞ。▼
- [カムイ]
- ありがとう。
じゃあ何かおねだりしちゃおっかな。▼
- [マークス]
- …そうだ、
今思い出したぞ。▼
カムイが城塞を出られたら、
共に祭りを楽しむ以外にも…▼
やりたいことがあったのだ。▼
- [カムイ]
- え? なに?▼
- [マークス]
- …準備をしてこよう。
少し待っていてくれ。▼
私のいない間に…
怪我などするんじゃないぞ。▼
- [カムイ]
- わかった。
じゃあまた後でね、マークス。▼
会話2†
- [マークス]
- 待たせたな、カムイ。▼
- [カムイ]
- マークス。
準備って何をしていたの?▼
- [マークス]
- これだ。▼
- [カムイ]
- わあ、ぼんやり光っててきれい!
これって…▼
カボチャのランタン?▼
- [マークス]
- ああ。私が作った。▼
- [カムイ]
- え…作った!?▼
- [マークス]
- そうだな。カボチャをくりぬいて、
中に蝋燭を入れるのだが…▼
いつも城塞に着く前に
灯が燃え尽きてしまうんだ。▼
流石にこれはお前に
持ち帰ってやれなくてな。▼
- [カムイ]
- 蝋燭なら、
お城にあるのを使えば良かったんじゃ…▼
- [マークス]
- いや、城にある蝋燭を使っては
普通のランタンと変わりないだろう。▼
祭りの会場で灯される火であるからこそ
価値がある。▼
だから今日はお前に、
この祭りの灯りを…▼
ここでしか見ることのできない、
ランタンの灯りを見せたかった。▼
- [カムイ]
- あはは。
何をしているかと思ったら…▼
マークスともあろう人が、
戦闘中にカボチャをくりぬいてたの?▼
暗夜の第一王子が戦闘中にカボチャを…
…ふふふっ。▼
- [マークス]
- まったく…夫をからかうな。
もちろん周囲の敵は殲滅してからにしたぞ。▼
- [カムイ]
- ありがとう…マークス。▼
あたし、こんなにあったかい光を
見たことないよ。▼
- [マークス]
- ふっ…
喜んでくれたのであれば何よりだ。▼
訳を話したら軍の皆も、
カムイの為ならと手を貸してくれてな。▼
お前はやはりどこにいても、
皆に愛されるのだな。▼
だが、お前のことを…
一番愛しているのはこの私だ。▼
…この灯は、大切な人に見せると
その者は幸せになるという謂れがあるらしい。▼
カムイ。
私はお前を幸せにしたい。▼
北の城塞で、兄妹でいた頃からずっと…
そう思っていた。▼
- [カムイ]
- …嬉しい。マークスはずっと、
あたしの幸せを願っててくれたんだね。▼
でも、あたしだってずっと
マークスの幸せを願ってた。▼
夜に剣を振るあなたを見て、
その剣筋が荒れるのを感じるたびに…▼
その心が早く穏やかになってほしいって
そう願ってたんだよ。▼
- [マークス]
- ありがとう…カムイ。
大丈夫、私はもう幸せだ。▼
お前がいてくれる限り…
私の剣はもう、荒れることはないだろう。▼
- [カムイ]
- そっか…
それなら、安心だね。▼
- [マークス]
- 私は怖かったんだ。
お前が城塞を出て、行方不明になった日…▼
もう二度と私の元に
戻ってこないのではと思った。▼
あの日の鍛錬は剣筋も定まらず
酷いものだった…▼
- [カムイ]
- 大丈夫だよ。あたしはこうして、
マークスの元にいる。▼
もうどこにも行ったりしないよ。▼
- [マークス]
- ああ。私たちは再びこうして
同じ道を歩いている。▼
私はそのことが何より幸せだ。▼
- [カムイ]
- あたしも幸せだよ。
あなたと結婚してからいつも。▼
この先いつ命を落としても悔いはない…
そう思えちゃうぐらい。▼
- [マークス]
- !! カムイ、
なんてことを言うんだ!▼
- [カムイ]
- マークス…?▼
- [マークス]
- いいか…
私はお前を失うのが何よりも怖い。▼
そんなこと、冗談でも言ってくれるな。
私の幸せを願ってくれるのなら、▼
命を落としてもいいなどと、
二度と口にしないでくれ。▼
- [カムイ]
- ごめん…
軽率なことを言ったね。▼
この命はみんなが守ってくれたものなのに…
本当にごめんなさい。▼
あたしは必ず、生き残るよ。
そして、マークス…▼
いつまでも、あなたの傍にいる。▼
- [マークス]
- 私だけを見ていてくれ…
カムイ。▼
お前は私が守る。
決して死なせたりなどしない。▼
お前のいない世界なんて、
私には考えられない…▼
求婚の時に告げた通り、
その髪も肌も…もう私のものだ。▼
二度と私に黙って
遠くに行くことは許さんからな。▼
- [カムイ]
- うん。マークスも、
絶対にいなくならないでね。▼
もしもあなたが死んだりしたら、
あたし…▼
悲しくて、どうにかなっちゃうよ。▼
- [マークス]
- カムイ…▼
…好きだ。カムイ。▼
少しだけ…許せ。▼
- [カムイ]
- え?
マークス…▼
…んっ!▼
- [マークス]
- …………▼
- [カムイ]
- …………▼
マークス…
どうして急に…キス…したの…▼
- [マークス]
- すまない。約束をしたくなった…
お前の身体に。▼
私はお前の傍を離れない。
決してお前を置いて死んだりしないと。▼
…不服だったか?▼
- [カムイ]
- ううん。
ちょっと恥ずかしかっただけ。▼
でも、嬉しいな。
なんだか唇に熱が残って…▼
これで別々に戦ってるときも、
マークスが守ってくれているような、▼
そんな気持ちになれるよ。▼
- [マークス]
- …そうか。
お前ともう少しこうしていたいが…▼
そろそろ戦に戻らねばならんな。
いけるか、カムイ?▼
- [カムイ]
- もちろん。▼
あ…そうだ。戦いが終わったら、
さっきのランタンの作り方を教えてよ。▼
- [マークス]
- ん? 構わんが…
1つでは足りなかったか?▼
- [カムイ]
- 違うよ。▼
あのランタンは見せた人が
幸せになる灯なんでしょ?▼
だったら、あたしも…
マークスにプレゼントしたいんだ。▼
私の最愛の人にね。▼
- [マークス]
- お前という奴は…
うれしいことを言ってくれるな。▼
わかった。
では戦が終わったら待っている。▼
私が教えれば、お前もすぐに
美しいランタンを作ることが出来るだろう。▼
- [カムイ]
- 頼もしいね。▼
じゃあそのランタンには、
マークスへの愛をたくさん詰め込もうっと。▼
- [マークス]
- よく言った。
楽しみにしているぞ。▼
愛している…カムイ。▼
- [カムイ]
- うん、あたしも愛しているよ…
マークス。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- 女性マイユニットだとツバキとの特別夫婦会話があります -- クイト
Last-modified: 2021-09-04 (土) 19:30:15