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ユキムラの支援会話†
マイユニット(男性・僕)†
支援C†
- [カムイ]
- ん? テーブルに並べられた地図と、
そこに配置された沢山の駒…?▼
- [ユキムラ]
- カムイ様。も、申し訳ありません!
天幕を散らかしてしまい…▼
- [カムイ]
- これはユキムラさんの物だったんだね。▼
- [ユキムラ]
- ええ、次の軍略を検討しようと思いまして。▼
- [カムイ]
- ユキムラさんの軍略には
いつも助けられてるよ。▼
僕も勉強させてもらってる。▼
- [ユキムラ]
- …………▼
私の戦略は…父と、そしてスメラギ様より
引き継いだ知略と言っても過言ではありません。▼
- [カムイ]
- 二人から教わったということ?▼
- [ユキムラ]
- ええ、最初は軍師である父から教わりました。
その後は…スメラギ様の下で働きながら、▼
父の戦略を更に高みへと
昇華させていきました。▼
- [カムイ]
- ユキムラさんの父上は、
まだご存命なの?▼
- [ユキムラ]
- いいえ、病死しました。
まだ私が若かった時に…▼
ですが、父の残した兵法や軍略に関する文献は、
今も大事に読んでいます。▼
その後、スメラギ様からも
様々なことを教わりました。▼
幼くして父を失った私にとってスメラギ様は
もう一人の父だと言っても過言ではありません。▼
- [カムイ]
- そうなのか…父上…スメラギ王は、
僕のことを庇って亡くなったんだよね。▼
ごめん…僕は自分の父親だけではなく、
あなたにとっての父親まで…▼
- [ユキムラ]
- カムイ様、止めましょう。▼
昔の話です。今私たちがそんな話をしたところで
あまり意味はありませんから。▼
- [カムイ]
- うん…▼
- [ユキムラ]
- さて、すぐにこれらを片付けてしまいますね。▼
- [カムイ]
- それなら僕も手伝うよ。▼
- [ユキムラ]
- 助かります。宜しくお願いします。▼
支援B†
- [カムイ]
- ユキムラさん。こういった戦況に陥った場合、
戦略はどうしたらいいかな?▼
…仲間たちの危険を考えると、
急ぐのは少し無謀な策にも思える。▼
でも武器や備蓄の消費を考えると、
多少の犠牲を払ってでも進むべきなのかな?▼
- [ユキムラ]
- …………▼
- [カムイ]
- なかなか難しい状況だよね?▼
- [ユキムラ]
- …………▼
- [カムイ]
- ユキムラさん?▼
- [ユキムラ]
- あっ…失礼しました。カムイ様。
そうですね、確かに勝利と兵士の命…▼
どちらを取るべきかという決断を迫られた、
大変難しい状況です。▼
ですが…私はある事を思い出していました。▼
- [カムイ]
- えっ…?▼
- [ユキムラ]
- 昔…スメラギ様に一度だけ、
怒られた事があったのです。▼
その時のことを…思い出しました。▼
- [カムイ]
- えっ? ユキムラさんが?▼
- [ユキムラ]
- はい…当時も戦略についてこのように
あらゆる場面を想定し、協議していたのですが…▼
私は敵をせん滅するために、絡繰と罠を駆使した
恐ろしい作戦を考えました。▼
それは…確かに作戦としては優秀でした。
敵を一網打尽にできる起死回生の策…ですが、▼
スメラギ様はそれを推した私を叱責されました。▼
- [カムイ]
- …父上はなんて言ったの?▼
- [ユキムラ]
- 敵を殺せばいいわけではない。
戦とはそういうものではない…と。▼
人と人が命を削り合うからこそ、
お互いに思いやることが大事だと。▼
- [カムイ]
- 敵を…思いやる…▼
- [ユキムラ]
- はい…当時私は意味がわからず反抗しましたが、
今となってはその重要性がわかります。▼
カムイ様と今話していたのは
味方の犠牲を抑えるかどうかということですが、▼
それは敵に対しても同じ…
敵を殺せばいいというわけではない。▼
敵をすべて滅ぼせば
本当の勝利となるわけではない…▼
…そういう事です。▼
- [カムイ]
- なるほど…何となくわかるよ。▼
- [ユキムラ]
- 常に状況を見極めながら、打算だけではなく
感情すら込めた戦略を考えられてこそ、▼
真の軍師になれる…
私はそう思います。▼
- [カムイ]
- うん。今の話…僕も父上からの言葉だと思って、
心に止めておくようにするよ。▼
- [ユキムラ]
- はい。そうおっしゃって頂けると、
スメラギ様もお喜びになることでしょう。▼
支援A†
- [カムイ]
- ユキムラさん。少しいいかい?▼
- [ユキムラ]
- これはカムイ様、
いかがなされました?▼
- [カムイ]
- この間の戦略の話を聞いて、僕はやっぱり
改めて言っておくべきだって思ったんだ…▼
父上…スメラギ王を手の届かない場所へ
追いやってしまったのは結果的には僕だ…▼
…本当にすまない。▼
- [ユキムラ]
- カムイ様…▼
それはカムイ様が言うことではないと、
前に申し上げたではありませんか?▼
- [カムイ]
- たとえそうだとしても…
君は本当に僕の父上のことを尊敬していた。▼
君の中で父上がどれほど
大きな存在だったか、▼
この間の戦略の話を聞いていて…
痛感した。▼
あの話をしていたユキムラさんの顔が…
とても優しい顔をしていたから…▼
- [ユキムラ]
- …………▼
本当は…スメラギ様が貴方を庇って
亡くなられたと聞いた時…▼
正直…貴方を恨みました…▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- まだ私は幼かったんです…▼
ですが大人になっていくにつれて、その想いは
スメラギ様への尊敬の念へ変わっていきました。▼
スメラギ様は父親として息子を守るという
大義を果たされたのだと…▼
男として…そして父として…私が尊敬する
スメラギ様に相応しい最期だったのだと…!▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…
僕にこんなこと言えた台詞じゃないけど…▼
そう言ってもらえて…父上も
天国できっと喜んでると思うよ。▼
- [ユキムラ]
- ありがとうございます…カムイ様に
そう言ってもらえると心休まります。▼
- [カムイ]
- …父上は僕ら二人の父上なんだ。▼
これから息子として、恥じない生き方をして、
父上のような男に…そして父親になろうよ。▼
- [ユキムラ]
- はははっ…そうですね。
立派な父親像ですか…確かに見習わなくては。▼
- [カムイ]
- 大丈夫、二人で支え合えばきっとなれるよ。
父上のような立派な父親に。▼
- [ユキムラ]
- ええ、そうですね。
私もそう思いますよ。▼
マイユニット(男性・俺)†
支援C†
- [カムイ]
- ん? テーブルに並べられた地図と、
そこに配置された沢山の駒…?▼
- [ユキムラ]
- カムイ様。も、申し訳ありません!
天幕を散らかしてしまい…▼
- [カムイ]
- これはユキムラさんの物だったんだな。▼
- [ユキムラ]
- ええ、次の軍略を検討しようと思いまして。▼
- [カムイ]
- ユキムラさんの戦略には
いつも助けられてる。▼
俺も勉強させてもらってるぞ。▼
- [ユキムラ]
- …………▼
私の戦略は…父と、そしてスメラギ様より
引き継いだ知略と言っても過言ではありません。▼
- [カムイ]
- 二人から教わったということか?▼
- [ユキムラ]
- ええ、最初は軍師である父から教わりました。
その後は…スメラギ様の下で働きながら、▼
父の戦略を更に高みへと
昇華させていきました。▼
- [カムイ]
- ユキムラさんの父上は、
まだご存命なのか?▼
- [ユキムラ]
- いいえ、病死しました。
まだ私が若かった時に…▼
ですが、父の残した兵法や軍略に関する文献は、
今も大事に読んでいます。▼
その後、スメラギ様からも
様々なことを教わりました。▼
幼くして父を失った私にとってスメラギ様は
もう一人の父だと言っても過言ではありません。▼
- [カムイ]
- そうなのか…父上…スメラギ王は、
俺のことを庇って亡くなったんだよな。▼
すまん…俺は自分の父親だけではなく、
あんたにとっての父親まで…▼
- [ユキムラ]
- カムイ様、止めましょう。▼
昔の話です。今私たちがそんな話をしたところで
あまり意味はありませんから。▼
- [カムイ]
- ああ…▼
- [ユキムラ]
- さて、すぐにこれらを片付けてしまいますね。▼
- [カムイ]
- それなら俺も手伝う。▼
- [ユキムラ]
- 助かります。宜しくお願いします。▼
支援B†
- [カムイ]
- ユキムラさん。こういった戦況に陥った場合、
戦略はどうしたらいいんだ?▼
…仲間たちの危険を考えると、
急ぐのは少し無謀な策にも思える。▼
でも武器や備蓄の消費を考えると、
多少の犠牲を払ってでも進むべきなのか?▼
- [ユキムラ]
- …………▼
- [カムイ]
- なかなか難しい状況だよな?▼
- [ユキムラ]
- …………▼
- [カムイ]
- ユキムラさん?▼
- [ユキムラ]
- あっ…失礼しました。カムイ様。
そうですね、確かに勝利と兵士の命…▼
どちらを取るべきかという決断を迫られた、
大変難しい状況です。▼
ですが…私はある事を思い出していました。▼
- [カムイ]
- えっ…?▼
- [ユキムラ]
- 昔…スメラギ様に一度だけ、
怒られた事があったのです。▼
その時のことを…思い出しました。▼
- [カムイ]
- なに? ユキムラさんが?▼
- [ユキムラ]
- はい…当時も戦略についてこのように
あらゆる場面を想定し、協議していたのですが…▼
私は敵をせん滅するために、絡繰と罠を駆使した
恐ろしい作戦を考えました。▼
それは…確かに作戦としては優秀でした。
敵を一網打尽にできる起死回生の策…ですが、▼
スメラギ様はそれを推した私を叱責されました。▼
- [カムイ]
- …父上はなんて言ったんだ?▼
- [ユキムラ]
- 敵を殺せばいいわけではない。
戦とはそういうものではない…と。▼
人と人が命を削り合うからこそ、
お互いに思いやることが大事だと。▼
- [カムイ]
- 敵を…思いやる…▼
- [ユキムラ]
- はい…当時私は意味がわからず反抗しましたが、
今となってはその重要性がわかります。▼
カムイ様と今話していたのは
味方の犠牲を抑えるかどうかということですが、▼
それは敵に対しても同じ…
敵を殺せばいいというわけではない。▼
敵をすべて滅ぼせば
本当の勝利となるわけではない…▼
…そういう事です。▼
- [カムイ]
- なるほどな…何となくわかる。▼
- [ユキムラ]
- 常に状況を見極めながら、打算だけではなく
感情すら込めた戦略を考えられてこそ、▼
真の軍師になれる…
私はそう思います。▼
- [カムイ]
- ああ。今の話…俺も父上からの言葉だと思って、
心に止めておくようにする。▼
- [ユキムラ]
- はい。そうおっしゃって頂けると、
スメラギ様もお喜びになることでしょう。▼
支援A†
- [カムイ]
- ユキムラさん。少しいいか?▼
- [ユキムラ]
- これはカムイ様、
いかがなされました?▼
- [カムイ]
- この間の戦略の話を聞いて、俺はやっぱり
改めて言っておくべきだと思ったんだ…▼
父上…スメラギ王を手の届かない場所へ
追いやってしまったのは結果的には俺だ…▼
…本当にすまない。▼
- [ユキムラ]
- カムイ様…▼
それはカムイ様が言うことではないと、
前に申し上げたではありませんか?▼
- [カムイ]
- たとえそうだとしても…
あんたは本当に父上のことを尊敬していた。▼
あんたの中で父上が
どれほど大きな存在だったか、▼
この間の戦略の話を聞いていて…
痛感した。▼
あの話をしていたユキムラさんの顔が…
とても優しい顔をしていたから…▼
- [ユキムラ]
- …………▼
本当は…スメラギ様が貴方を庇って
亡くなられたと聞いた時…▼
正直…貴方を恨みました…▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- まだ私は幼かったんです…▼
ですが大人になっていくにつれて、その想いは
スメラギ様への尊敬の念へ変わっていきました。▼
スメラギ様は父親として息子を守るという
大義を果たされたのだと…▼
男として…そして父として…私が尊敬する
スメラギ様に相応しい最期だったのだと…!▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…
俺にこんなこと言えた台詞じゃないが…▼
そう言ってもらえて…
父上も、天国できっと喜んでいる。▼
- [ユキムラ]
- ありがとうございます…カムイ様に
そう言ってもらえると心休まります。▼
- [カムイ]
- …父上は俺たち二人の父上なんだ。▼
これから息子として、恥じない生き方をして、
父上のような男に…そして父親になろう。▼
- [ユキムラ]
- はははっ…そうですね。
立派な父親像ですか…確かに見習わなくては。▼
- [カムイ]
- 大丈夫だ、二人で支え合えばきっとなれる。
父上のような立派な父親に。▼
- [ユキムラ]
- ええ、そうですね。
私もそう思いますよ。▼
マイユニット(男性・私)†
支援C†
- [カムイ]
- ん? テーブルに並べられた地図と、
そこに配置された沢山の駒…?▼
- [ユキムラ]
- カムイ様。も、申し訳ありません!
天幕を散らかしてしまい…▼
- [カムイ]
- これはユキムラさんの物だったんですね。▼
- [ユキムラ]
- ええ、次の軍略を検討しようと思いまして。▼
- [カムイ]
- ユキムラさんの戦略には
いつも助けられてますよ。▼
私も勉強させてもらっています。▼
[ユキムラ]|…………▼
私の戦略は…父と、そしてスメラギ様より
引き継いだ知略と言っても過言ではありません。▼
- [カムイ]
- 二人から教わったということですか?▼
- [ユキムラ]
- ええ、最初は軍師である父から教わりました。
その後は…スメラギ様の下で働きながら、▼
父の戦略を更に高みへと
昇華させていきました。▼
- [カムイ]
- ユキムラさんの父上は、
まだご存命なのですか?▼
- [ユキムラ]
- いいえ、病死しました。
まだ私が若かった時に…▼
ですが、父の残した兵法や軍略に関する文献は、
今も大事に読んでいます。▼
その後、スメラギ様からも
様々なことを教わりました。▼
幼くして父を失った私にとってスメラギ様は
もう一人の父だと言っても過言ではありません。▼
- [カムイ]
- そうなんですか…父上…スメラギ王は、
私のことを庇って亡くなったんですよね。▼
すみません…私は自分の父親だけではなく、
あなたにとっての父親まで…▼
- [ユキムラ]
- カムイ様、止めましょう。▼
昔の話です。今私たちがそんな話をしたところで
あまり意味はありませんから。▼
- [カムイ]
- はい…▼
- [ユキムラ]
- さて、すぐにこれらを片付けてしまいますね。▼
- [カムイ]
- それなら私も手伝います。▼
- [ユキムラ]
- 助かります。宜しくお願いします。▼
支援B†
- [カムイ]
- ユキムラさん、こういった戦況に陥った場合、
戦略はどうしたらいいんでしょうか?▼
…仲間たちの危険を考えると、
急ぐのは少し無謀な策にも思えます。▼
でも武器や備蓄の消費を考えると、多少の
犠牲を払ってでも進むべきなんでしょうか?▼
- [ユキムラ]
- …………▼
- [カムイ]
- なかなか難しい状況ですよね?▼
- [ユキムラ]
- …………▼
- [カムイ]
- ユキムラさん?▼
- [ユキムラ]
- あっ…失礼しました。カムイ様。
そうですね、確かに勝利と兵士の命…▼
どちらを取るべきかという決断を迫られた、
大変難しい状況です。▼
ですが…私はある事を思い出していました。▼
- [カムイ]
- えっ…?▼
- [ユキムラ]
- 昔…スメラギ様に一度だけ、
怒られた事があったのです。▼
その時のことを…思い出しました。▼
- [カムイ]
- えっ? ユキムラさんが?▼
- [ユキムラ]
- はい…当時も戦略についてこのように
あらゆる場面を想定し、協議していたのですが…▼
私は敵をせん滅するために、絡繰と罠を駆使した
恐ろしい作戦を考えました。▼
それは…確かに作戦としては優秀でした。
敵を一網打尽にできる起死回生の策…ですが、▼
スメラギ様はそれを推した私を叱責されました。▼
- [カムイ]
- …父上はなんて言ったのですか?▼
- [ユキムラ]
- 敵を殺せばいいわけではない。
戦とはそういうものではない…と。▼
人と人が命を削り合うからこそ、
お互いに思いやることが大事だと。▼
- [カムイ]
- 敵を…思いやる…▼
- [ユキムラ]
- はい…当時私は意味がわからず反抗しましたが、
今となってはその重要性がわかります。▼
カムイ様と今話していたのは
味方の犠牲を抑えるかどうかということですが、▼
それは敵に対しても同じ…
敵を殺せばいいというわけではない。▼
敵をすべて滅ぼせば
本当の勝利となるわけではない…▼
…そういう事です。▼
- [カムイ]
- なるほど…何となくわかりますよ。▼
- [ユキムラ]
- 常に状況を見極めながら、打算だけではなく
感情すら込めた戦略を考えられてこそ、▼
真の軍師になれる…
私はそう思います。▼
- [カムイ]
- はい、今の話。私も父上からの言葉だと思って、
心に止めておくようにします。▼
- [ユキムラ]
- はい。そうおっしゃって頂けると、
スメラギ様もお喜びになることでしょう。▼
支援A†
- [カムイ]
- ユキムラさん、ちょっといいですか?▼
- [ユキムラ]
- これはカムイ様、
いかがなされました?▼
- [カムイ]
- この間の戦略の話を聞いて、私はやっぱり
改めて言っておくべきだと思ったんです…▼
父上…スメラギ王を手の届かない場所へ
追いやってしまったのは結果的には私です…▼
…本当にすみません。▼
- [ユキムラ]
- カムイ様…▼
それはカムイ様が言うことではないと、
前に申し上げたではありませんか?▼
- [カムイ]
- たとえそうだとしても…▼
あなたは本当に
私の父上のことを尊敬していました。▼
あなたの中で父上がどれほど
大きな存在だったか、▼
この間の戦略の話を聞いていて…
痛感しました。▼
あの話をしていたユキムラさんの顔が…
とても優しい顔をしていたから…▼
- [ユキムラ]
- …………▼
本当は…スメラギ様が貴方を庇って
亡くなられたと聞いた時…▼
正直…貴方を恨みました…▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- まだ私は幼かったんです…▼
ですが大人になっていくにつれて、その想いは
スメラギ様への尊敬の念へ変わっていきました。▼
スメラギ様は父親として息子を守るという
大義を果たされたのだと…▼
男として…そして父として…私が尊敬する
スメラギ様に相応しい最期だったのだと…!▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…
私にこんなこと言えた台詞ではありませんが…▼
そう言ってもらえて…父上も
天国できっと喜んでると思います。▼
- [ユキムラ]
- ありがとうございます…カムイ様に
そう言ってもらえると心休まります。▼
- [カムイ]
- …父上は私たち二人の父上なんです。▼
これから息子として、恥じない生き方をして、
父上のような男に…そして父親になりましょう。▼
- [ユキムラ]
- はははっ…そうですね。
立派な父親像ですか…確かに見習わなくては。▼
- [カムイ]
- 大丈夫、二人で支え合えばきっとなれますよ。
父上のような立派な父親に。▼
- [ユキムラ]
- ええ、そうですね。
私もそう思いますよ。▼
マイユニット(女性・私)†
支援C†
- [カムイ]
- ユキムラさん。
少しお時間よろしいでしょうか?▼
- [ユキムラ]
- これは、カムイ様。
何か御用ですか?▼
- [カムイ]
- ええと…少し聞きたいことがあるんです。
私の、両親のことで。▼
- [ユキムラ]
- ご両親…
スメラギ様とミコト様のことですか?▼
- [カムイ]
- はい。ユキムラさんは
二人に仕えていたんでしょう?▼
だから、その頃の話をぜひ聞いてみたくて…▼
- [ユキムラ]
- なるほど…カムイ様はご両親と
過ごされた記憶がほとんどないのでしたね。▼
ご両親との思い出が少ないのであれば、
お二人のことを気にされるのも当然です。▼
…では、何からお話ししましょう?
やはりまずはスメラギ様からでしょうか。▼
- [カムイ]
- はい。
お父様はどんな方だったんですか?▼
- [ユキムラ]
- そうですね。
ご自分に厳しい方でしたが…▼
下位の者にも礼節をもって接していましたので、
国の者達からは信頼されていました。▼
ですが、カムイ様たち
ご家族の前ではそうでもなかったんですよ。▼
- [カムイ]
- え? そうなんですか?▼
- [ユキムラ]
- はい。カムイ様たちに対しては
良き王である前に、▼
良き父であろうとされていました。▼
カムイ様が赤ん坊の頃は
毎日様子を見に来られていましたよ。▼
普段は見られない優しいお顔になるのが、
見ていてとても微笑ましかったですね。▼
- [カムイ]
- そうだったんですか…▼
- [ユキムラ]
- あなたのお母様…ミコト様もカムイ様を
とても大切にされていました。▼
あなたに少しでもおかしな様子があると
王城中を走り回って慌てていましたね。▼
…そして、それを落ち着かせるのが
私とオロチの役目でした。▼
- [カムイ]
- あ、あはは…大変だったんですね。
迷惑をかけました…▼
- [ユキムラ]
- いいえ、それも楽しい思い出です。▼
お二人はカムイ様のことを
とても愛されていましたよ。▼
…これで少しはお役に立てたでしょうか?▼
あなたのことですから何か不安なことがあって
ご両親の話を聞いてきたのでしょう?▼
- [カムイ]
- …ユキムラさんは、
わかっていたんですね。▼
- [ユキムラ]
- ええ。
もし私で良ければお伺いしますよ。▼
- [カムイ]
- ………………▼
二人共…私をかばって
死んでしまったんですよね。▼
私がいなかったら死ななくて済んだかも
なんて、考えたこともあったんです。▼
- [ユキムラ]
- 私の話を聞いてもまだそう思いますか?▼
- [カムイ]
- いえ…ユキムラさんのお話を聞いて
少し安心しました。▼
…私は両親に大切にされていたんですね。▼
- [ユキムラ]
- ええ、そのとおりです。▼
…ああ、そうだ。その証拠に、
今度、良い物をお見せしましょう。▼
- [カムイ]
- 良い物?▼
- [ユキムラ]
- はい。少しお時間をいただきますが、
ぜひ楽しみにしていて下さいね。▼
- [カムイ]
- …?
は、はい、わかりました。▼
支援B†
- [ユキムラ]
- カムイ様、
先日お話していた良い物をお持ちしましたよ。▼
…はい、こちらです。▼
- [カムイ]
- これは…
大きめの箱のようですが…▼
あっ、もしかして絡繰ですか?▼
- [ユキムラ]
- ええ、そうです。▼
- [カムイ]
- 中に何枚か紙が入ってるみたいですが…
ふたが閉まっていてよく見えません。▼
- [ユキムラ]
- このふたは横に動かせるんですよ。
はい、これで絵が見えます。▼
- [カムイ]
- あっ…!
この絵って…▼
- [ユキムラ]
- ええ、貴方の両親ですよ。
貴方が生まれたばかりの頃ですね。▼
そして、箱の横にある紐を引っ張ると…▼
ほら、こうやって他の絵も順番に出てきて、
自動で絵が見られる仕組みになっています。▼
- [カムイ]
- わあっ! す…すごいですね!
しかも…全部、私たちの絵…!▼
- [ユキムラ]
- 自動で動く紙芝居…
といったところでしょうか。▼
- [カムイ]
- もしかして、
これを作ったのはユキムラさんですか?▼
- [ユキムラ]
- はい。この絡繰は絵も自分で描いていたので、
結構な時間がかかりましたね…▼
当時、幼い貴方のために
私は夜なべして作ったんですよ。▼
- [カムイ]
- 私のために…?▼
- [ユキムラ]
- そうですよ。ミコト様もスメラギ様も、
当時はとてもご多忙で…▼
常に貴方のお傍にいることは
難しかったのです。▼
そんな時、貴方が寂しがらないようにと
ご両親から依頼を受けて作ったんですよ。▼
- [カムイ]
- そうだったんですね…▼
- [ユキムラ]
- カムイ様がいなくなった後は
ミコト様も悲しまれるので仕舞っていたんです。▼
ですが、こうして成長したカムイ様に
見ていただける日が来るとは思いませんでした。▼
- [カムイ]
- …ユキムラさん。
私、幼い頃にこれを見た気がします。▼
今、微かにですけど思い出しました。
お父様とお母様に囲まれて、私…▼
無邪気に…笑って…いましたよね…?▼
- [ユキムラ]
- …ええ、思い出せてよかったですね。
きっと、ご両親も喜ばれていますよ。▼
…ですから、涙を拭いてください。▼
- [カムイ]
- あ…! す、すみません!
いつの間にか涙が…▼
- [ユキムラ]
- いいんですよ。気になさらず。
私にできることは何なりと言ってください。▼
この絡繰も、
いつでも見に来てくださいね。▼
- [カムイ]
- …はい。ありがとうございます!▼
支援A†
- [カムイ]
- こんにちは、ユキムラさん。▼
- [ユキムラ]
- ああ、カムイ様。
またあの絡繰を見に来られたのですか?▼
- [カムイ]
- はい。あの絡繰は…
ずっと見ていても飽きることがないんです。▼
なんだか、懐かしさと嬉しさが
こみ上げてきてしまって。▼
- [ユキムラ]
- それほど気に入られたのでしたら
差し上げましょうか?▼
- [カムイ]
- えっ…いいんですか?▼
でも、今まで大切に持っていたのは
ユキムラさんなのに…▼
- [ユキムラ]
- 元々は貴方のために作った絡繰です。
カムイ様の元にある方が良いでしょう。▼
ですからどうか、遠慮なさらずに。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、ユキムラさん。
…大切にしますね。▼
- [ユキムラ]
- はい。
喜んでいただけて良かったです。▼
貴方がつらく苦しい状況になったときでも
この絡繰を見れば、勇気が出ると思います。▼
ご両親との絆が貴方を支えてくれるでしょう。
この私がそうであったように…▼
- [カムイ]
- ユキムラさんが?
どういうことでしょうか…?▼
- [ユキムラ]
- 実は私は、
貴方がいなくなった後も…▼
自室でこっそりと
この絡繰を見ることがありました。▼
若くして家族を失った私は、悩んだり、
不安になったり、辛かったりしたとき…▼
この絡繰を見てスメラギ様親子の絆を
思い出し、自分自身を奮い立たせたんです。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- 私は一人でくじけそうな時…▼
理想の親子である貴方達を思い出すことで、
勇気を持つことができたんです。▼
ふふっ…自分が作った物を見て
そう思うなんて自画自賛もいいところですね。▼
- [カムイ]
- そんなことありません。
私は…この絡繰に誓います。▼
お父様とお母様のためにも
白夜を守りぬいてみせる…▼
そして、平和な世の中を築いてみせると。▼
- [ユキムラ]
- はい。私も再び誓いましょう。▼
貴方に全力で力を貸し、
共に白夜を守ります。▼
カムイ様、
これからもよろしくお願いいたしますね。▼
- [カムイ]
- はい。
こちらこそよろしくお願いします。▼
支援S†
- [ユキムラ]
- カムイ様。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん。
どうしたんですか?▼
- [ユキムラ]
- 今日はカムイ様に
お渡ししたいものがあります。▼
こちらを受け取ってくださいますか?▼
- [カムイ]
- これは…ユキムラさんと私の絵ですね。
どうしてこれを…?▼
- [ユキムラ]
- 今の私たちをあの絡繰の中の絵の一つとして、
入れてもらえたらと思ったのです。▼
いかがでしょうか?▼
- [カムイ]
- ああ、それはいいですね!
では早速入れましょう。▼
- [ユキムラ]
- ですが、待ってください。
絵を入れる前にお話ししたいことがあります。▼
- [カムイ]
- 話…ですか?▼
- [ユキムラ]
- はい。
カムイ様…▼
この絵はカムイ様との家臣としての絆を
描きたくて用意したわけではありません。▼
むろん仲間としての絆でもありません。▼
- [カムイ]
- ど、どういうことでしょうか?▼
- [ユキムラ]
- これは貴方の『家族』の絵の一つとして、
ご用意いたしました。▼
…つまり、私は貴方の隣に
人生の伴侶として立ちたいのです。▼
- [カムイ]
- え、ええ!?▼
- [ユキムラ]
- この絡繰が貴方を
支えてくれるものになったように…▼
私もこの絡繰と共に貴方を…
家族として支えたいと思ったのです。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- 最初は…
成長したカムイ様から、▼
ご両親に似た強さを見て
感銘を受けただけでした。▼
ですが共に過ごしていく内に…
今はカムイ様自身に惹かれています。▼
これからの思い出もこの絡繰にまとめたい、
そのためにもずっとお傍にいたいのです。▼
この私を家族として認めてくれませんか?▼
- [カムイ]
- …………▼
…その言葉、嬉しいです。▼
- [ユキムラ]
- カムイ様!▼
- [カムイ]
- ユキムラさんと過ごすうち、
あなたを本当の家族のように感じていました。▼
ユキムラさんにもそう思ってもらえて
こんなに幸せなことはありません…!▼
これからは家族として
一緒に生きていきましょう…!▼
- [ユキムラ]
- …ええ、そうですね。▼
そして、この絡繰にこれからの思い出を
たくさん入れましょうね。▼
私と貴方…そして、
そこから連なる家族達の絵も…▼
- [カムイ]
- はい。
大好きです…ユキムラさん。▼
- (モーション、CV有り。)
- [ユキムラ]
- 私も大好きですよ…貴方のことが。
この戦で貴方をお守りできるよう良い策を講じてみせます。
決して…死なせはしませんから。
マイユニット(女性・あたし~よ)†
支援C†
- [カムイ]
- ユキムラさん。
少しお時間いいかしら?▼
- [ユキムラ]
- これは、カムイ様。
何か御用ですか?▼
- [カムイ]
- ええと…少し聞きたいことがあるの。
あたしの、両親のことで。▼
- [ユキムラ]
- ご両親…
スメラギ様とミコト様のことですか?▼
- [カムイ]
- ええ。ユキムラさんは
二人に仕えていたんでしょう?▼
だから、その頃の話をぜひ聞いてみたくて…▼
- [ユキムラ]
- なるほど…カムイ様はご両親と
過ごされた記憶がほとんどないのでしたね。▼
ご両親との思い出が少ないのであれば、
お二人のことを気にされるのも当然です。▼
…では、何からお話ししましょう?
やはりまずはスメラギ様からでしょうか。▼
- [カムイ]
- ええ。
お父様はどんな方だったの?▼
- [ユキムラ]
- そうですね。
ご自分に厳しい方でしたが…▼
下位の者にも礼節をもって接していましたので、
国の者達からは信頼されていました。▼
ですが、カムイ様たち
ご家族の前ではそうでもなかったんですよ。▼
- [カムイ]
- え? そうなの?▼
- [ユキムラ]
- はい。カムイ様たちに対しては
良き王である前に、▼
良き父であろうとされていました。▼
カムイ様が赤ん坊の頃は
毎日様子を見に来られていましたよ。▼
普段は見られない優しいお顔になるのが、
見ていてとても微笑ましかったですね。▼
- [カムイ]
- そうだったの…▼
- [ユキムラ]
- あなたのお母様…ミコト様もカムイ様を
とても大切にされていました。▼
あなたに少しでもおかしな様子があると
王城中を走り回って慌てていましたね。▼
…そして、それを落ち着かせるのが
私とオロチの役目でした。▼
- [カムイ]
- ふふ…大変だったのね。
迷惑をかけたわ…▼
- [ユキムラ]
- いいえ、それも楽しい思い出です。▼
お二人はカムイ様のことを
とても愛されていましたよ。▼
…これで少しはお役に立てたでしょうか?▼
あなたのことですから何か不安なことがあって
ご両親の話を聞いてきたのでしょう?▼
- [カムイ]
- …ユキムラさんは、
わかっていたのね。▼
- [ユキムラ]
- ええ。
もし私で良ければお伺いしますよ。▼
- [カムイ]
- ………………▼
二人共…あたしをかばって
死んでしまったのよね。▼
あたしがいなかったら死ななくて済んだかも
なんて、考えたこともあったの。▼
- [ユキムラ]
- 私の話を聞いてもまだそう思いますか?▼
- [カムイ]
- いいえ…ユキムラさんの話を聞いて
少し安心したわ。▼
…あたしは両親に大切にされていたのね。▼
- [ユキムラ]
- ええ、そのとおりです。▼
…ああ、そうだ。その証拠に、
今度、良い物をお見せしましょう。▼
- [カムイ]
- 良い物?▼
- [ユキムラ]
- はい。少しお時間をいただきますが、
ぜひ楽しみにしていて下さいね。▼
- [カムイ]
- …?
ええ、わかったわ。▼
支援B†
- [ユキムラ]
- カムイ様、
先日お話していた良い物をお持ちしましたよ。▼
…はい、こちらです。▼
- [カムイ]
- これは…
大きめの箱みたいだけど…▼
あっ、もしかして絡繰かしら?▼
- [ユキムラ]
- ええ、そうです。▼
- [カムイ]
- 中に何枚か紙が入ってるみたいだけど…
ふたが閉まっていてよく見えないわ。▼
- [ユキムラ]
- このふたは横に動かせるんですよ。
はい、これで絵が見えます。▼
- [カムイ]
- あっ…!
この絵って…▼
- [ユキムラ]
- ええ、貴方の両親ですよ。
貴方が生まれたばかりの頃ですね。▼
そして、箱の横にある紐を引っ張ると…▼
ほら、こうやって他の絵も順番に出てきて、
自動で絵が見られる仕組みになっています。▼
- [カムイ]
- まあ…すごいわ。
しかも…全部、あたしたちの絵…!▼
- [ユキムラ]
- 自動で動く紙芝居…
といったところでしょうか。▼
- [カムイ]
- もしかして、
これを作ったのはユキムラさんなの?▼
- [ユキムラ]
- はい。この絡繰は絵も自分で描いていたので、
結構な時間がかかりましたね…▼
当時、幼い貴方のために
私は夜なべして作ったんですよ。▼
- [カムイ]
- あたしのために…?▼
- [ユキムラ]
- そうですよ。ミコト様もスメラギ様も、
当時はとてもご多忙で…▼
常に貴方のお傍にいることは
難しかったのです。▼
そんな時、貴方が寂しがらないようにと
ご両親から依頼を受けて作ったんですよ。▼
- [カムイ]
- そうだったの…▼
- [ユキムラ]
- カムイ様がいなくなった後は
ミコト様も悲しまれるので仕舞っていたんです。▼
ですが、こうして成長したカムイ様に
見ていただける日が来るとは思いませんでした。▼
- [カムイ]
- …ユキムラさん。
あたし、幼い頃にこれを見た気がするわ。▼
今、微かにだけど思い出したの。
お父様とお母様に囲まれて、あたし…▼
無邪気に…笑っていた…わよね…?▼
- [ユキムラ]
- …ええ、思い出せてよかったですね。
きっと、ご両親も喜ばれていますよ。▼
…ですから、涙を拭いてください。▼
- [カムイ]
- あ…ごめんなさい。
いつの間にか涙が…▼
- [ユキムラ]
- いいんですよ。気になさらず。
私にできることは何なりと言ってください。▼
この絡繰も、
いつでも見に来てくださいね。▼
- [カムイ]
- …ええ。ありがとう。▼
支援A†
- [カムイ]
- ごきげんよう、ユキムラさん。▼
- [ユキムラ]
- ああ、カムイ様。
またあの絡繰を見に来られたのですか?▼
- [カムイ]
- ええ。あの絡繰は…
ずっと見ていても飽きないから。▼
なんだか、懐かしさと嬉しさが
こみ上げてくるのよ。▼
- [ユキムラ]
- それほど気に入られたのでしたら
差し上げましょうか?▼
- [カムイ]
- えっ…いいの?▼
でも、今まで大切に持っていたのは
ユキムラさんなのに…▼
- [ユキムラ]
- 元々は貴方のために作った絡繰です。
カムイ様の元にある方が良いでしょう。▼
ですからどうか、遠慮なさらずに。▼
- [カムイ]
- ありがとう、ユキムラさん。
…大切にするわね。▼
- [ユキムラ]
- はい。
喜んでいただけて良かったです。▼
貴方がつらく苦しい状況になったときでも
この絡繰を見れば、勇気が出ると思います。▼
ご両親との絆が貴方を支えてくれるでしょう。
この私がそうであったように…▼
- [カムイ]
- ユキムラさんが?
どういうことかしら…?▼
- [ユキムラ]
- 実は私は、
貴方がいなくなった後も…▼
自室でこっそりと
この絡繰を見ることがありました。▼
若くして家族を失った私は、悩んだり、
不安になったり、辛かったりしたとき…▼
この絡繰を見てスメラギ様親子の絆を
思い出し、自分自身を奮い立たせたんです。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- 私は一人でくじけそうな時…▼
理想の親子である貴方達を思い出すことで、
勇気を持つことができたんです。▼
ふふっ…自分が作った物を見て
そう思うなんて自画自賛もいいところですね。▼
- [カムイ]
- そんなことないわ。
あたしは…この絡繰に誓う。▼
お父様とお母様のためにも
白夜を守りぬいてみせる…▼
そして、平和な世の中を築いてみせるって。▼
- [ユキムラ]
- はい。私も再び誓いましょう。▼
貴方に全力で力を貸し、
共に白夜を守ります。▼
カムイ様、
これからもよろしくお願いいたしますね。▼
- [カムイ]
- ええ。
こちらこそ、よろしくね。▼
支援S†
- [ユキムラ]
- カムイ様。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん。
どうしたの?▼
- [ユキムラ]
- 今日はカムイ様に
お渡ししたいものがあります。▼
こちらを受け取ってくださいますか?▼
- [カムイ]
- これは…ユキムラさんとあたしの絵ね。
どうしてこれを…?▼
- [ユキムラ]
- 今の私たちをあの絡繰の中の絵の一つとして、
入れてもらえたらと思ったのです。▼
いかがでしょうか?▼
- [カムイ]
- まあ…! それはいいわね。
早速入れましょう。▼
- [ユキムラ]
- ですが、待ってください。
絵を入れる前にお話ししたいことがあります。▼
- [カムイ]
- 話…?▼
- [ユキムラ]
- はい。
カムイ様…▼
この絵はカムイ様との家臣としての絆を
描きたくて用意したわけではありません。▼
むろん仲間としての絆でもありません。▼
- [カムイ]
- ど、どういうことかしら。▼
- [ユキムラ]
- これは貴方の『家族』の絵の一つとして、
ご用意いたしました。▼
…つまり、私は貴方の隣に
人生の伴侶として立ちたいのです。▼
- [カムイ]
- え、ええ!?▼
- [ユキムラ]
- この絡繰が貴方を
支えてくれるものになったように…▼
私もこの絡繰と共に貴方を…
家族として支えたいと思ったのです。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- 最初は…
成長したカムイ様から、▼
ご両親に似た強さを見て
感銘を受けただけでした。▼
ですが共に過ごしていく内に…
今はカムイ様自身に惹かれています。▼
これからの思い出もこの絡繰にまとめたい、
そのためにもずっとお傍にいたいのです。▼
この私を家族として認めてくれませんか?▼
- [カムイ]
- …………▼
…その言葉、嬉しいわ。▼
- [ユキムラ]
- カムイ様!▼
- [カムイ]
- ユキムラさんと過ごすうち、
あなたを本当の家族のように感じていたの。▼
ユキムラさんにもそう思ってもらえて、
こんなに幸せなことはないわ。▼
これからは家族として
一緒に生きていきましょ。▼
- [ユキムラ]
- …ええ、そうですね。▼
そして、この絡繰にこれからの思い出を
たくさん入れましょうね。▼
私と貴方…そして、
そこから連なる家族達の絵も…▼
- [カムイ]
- ええ。
大好きよ…ユキムラさん。▼
- (モーション、CV有り。)
- [ユキムラ]
- 私も大好きですよ…貴方のことが。
この戦で貴方をお守りできるよう良い策を講じてみせます。
決して…死なせはしませんから。
マイユニット(女性・あたし~だよ)†
支援C†
- [カムイ]
- ユキムラさん。
ちょっと時間いいかな?▼
- [ユキムラ]
- これは、カムイ様。
何か御用ですか?▼
- [カムイ]
- ええと…少し聞きたいことがあるんだ。
あたしの、両親のことで。▼
- [ユキムラ]
- ご両親…
スメラギ様とミコト様のことですか?▼
- [カムイ]
- うん。ユキムラさんは
二人に仕えてたんでしょ?▼
だから、その頃の話をぜひ聞いてみたくて。▼
- [ユキムラ]
- なるほど…カムイ様はご両親と
過ごされた記憶がほとんどないのでしたね。▼
ご両親との思い出が少ないのであれば、
お二人のことを気にされるのも当然です。▼
…では、何からお話ししましょう?
やはりまずはスメラギ様からでしょうか。▼
- [カムイ]
- うん。
お父様はどんな方だったの?▼
- [ユキムラ]
- そうですね。
ご自分に厳しい方でしたが…▼
下位の者にも礼節をもって接していましたので、
国の者達からは信頼されていました。▼
ですが、カムイ様たち
ご家族の前ではそうでもなかったんですよ。▼
- [カムイ]
- え? そうなの?▼
- [ユキムラ]
- はい。カムイ様たちに対しては
良き王である前に、▼
良き父であろうとされていました。▼
カムイ様が赤ん坊の頃は
毎日様子を見に来られていましたよ。▼
普段は見られない優しいお顔になるのが、
見ていてとても微笑ましかったですね。▼
- [カムイ]
- そうだったんだ…▼
- [ユキムラ]
- あなたのお母様…ミコト様もカムイ様を
とても大切にされていました。▼
あなたに少しでもおかしな様子があると
王城中を走り回って慌てていましたね。▼
…そして、それを落ち着かせるのが
私とオロチの役目でした。▼
- [カムイ]
- あ、あはは…大変だったんだね。
迷惑かけちゃってごめん…▼
- [ユキムラ]
- いいえ、それも楽しい思い出です。▼
お二人はカムイ様のことを
とても愛されていましたよ。▼
…これで少しはお役に立てたでしょうか?▼
あなたのことですから何か不安なことがあって
ご両親の話を聞いてきたのでしょう?▼
- [カムイ]
- …ユキムラさんは、
わかってたんだね。▼
- [ユキムラ]
- ええ。
もし私で良ければお伺いしますよ。▼
- [カムイ]
- ………………▼
二人共…あたしをかばって
死んじゃったんだよね。▼
あたしがいなかったら死ななくて済んだかも
なんて、考えたこともあったんだ。▼
- [ユキムラ]
- 私の話を聞いてもまだそう思いますか?▼
- [カムイ]
- ううん…ユキムラさんの話を聞いて、
ちょっと安心した。▼
…あたしは両親に大切にされてたんだね。▼
- [ユキムラ]
- ええ、そのとおりです。▼
…ああ、そうだ。その証拠に、
今度、良い物をお見せしましょう。▼
- [カムイ]
- 良い物?▼
- [ユキムラ]
- はい。少しお時間をいただきますが、
ぜひ楽しみにしていて下さいね。▼
- [カムイ]
- …?
うん、わかったよ。▼
支援B†
- [ユキムラ]
- カムイ様、
先日お話していた良い物をお持ちしましたよ。▼
…はい、こちらです。▼
- [カムイ]
- これは…
大きめの箱みたいだけど…▼
あっ、もしかして絡繰?▼
- [ユキムラ]
- ええ、そうです。▼
- [カムイ]
- 中に何枚か紙が入ってるみたい…
でも、ふたが閉まっててよく見えないや。▼
- [ユキムラ]
- このふたは横に動かせるんですよ。
はい、これで絵が見えます。▼
- [カムイ]
- あっ…!
この絵って…▼
- [ユキムラ]
- ええ、貴方の両親ですよ。
貴方が生まれたばかりの頃ですね。▼
そして、箱の横にある紐を引っ張ると…▼
ほら、こうやって他の絵も順番に出てきて、
自動で絵が見られる仕組みになっています。▼
- [カムイ]
- わあっ! す…すごーい!
しかも…全部、あたしたちの絵…!▼
- [ユキムラ]
- 自動で動く紙芝居…
といったところでしょうか。▼
- [カムイ]
- もしかして、
これを作ったのはユキムラさん?▼
- [ユキムラ]
- はい。この絡繰は絵も自分で描いていたので、
結構な時間がかかりましたね…▼
当時、幼い貴方のために
私は夜なべして作ったんですよ。▼
- [カムイ]
- あたしのために…?▼
- [ユキムラ]
- そうですよ。ミコト様もスメラギ様も、
当時はとてもご多忙で…▼
常に貴方のお傍にいることは
難しかったのです。▼
そんな時、貴方が寂しがらないようにと
ご両親から依頼を受けて作ったんですよ。▼
- [カムイ]
- そうだったんだ…▼
- [ユキムラ]
- カムイ様がいなくなった後は
ミコト様も悲しまれるので仕舞っていたんです。▼
ですが、こうして成長したカムイ様に
見ていただける日が来るとは思いませんでした。▼
- [カムイ]
- …ユキムラさん。
あたし、小さい頃にこれを見た気がする。▼
今、ちょっとだけ思い出したんだ。
お父様とお母様に囲まれて、あたし…▼
無邪気に…笑ってた…よね?▼
- [ユキムラ]
- …ええ、思い出せてよかったですね。
きっと、ご両親も喜ばれていますよ。▼
…ですから、涙を拭いてください。▼
- [カムイ]
- あ…! ご、ごめん!
いつの間にか涙が…▼
- [ユキムラ]
- いいんですよ。気になさらず。
私にできることは何なりと言ってください。▼
この絡繰も、
いつでも見に来てくださいね。▼
- [カムイ]
- …うん、ありがとう!▼
支援A†
- [カムイ]
- こんにちは、ユキムラさん!▼
- [ユキムラ]
- ああ、カムイ様。
またあの絡繰を見に来られたのですか?▼
- [カムイ]
- うん。あの絡繰は…
ずっと見てても飽きないんだ。▼
なんか…懐かしさと嬉しさが
こみ上げてきて。▼
- [ユキムラ]
- それほど気に入られたのでしたら
差し上げましょうか?▼
- [カムイ]
- えっ…いいの?▼
でも、今まで大切に持ってたのは
ユキムラさんなのに…▼
- [ユキムラ]
- 元々は貴方のために作った絡繰です。
カムイ様の元にある方が良いでしょう。▼
ですからどうか、遠慮なさらずに。▼
- [カムイ]
- ありがとう、ユキムラさん。
…大切にするね!▼
- [ユキムラ]
- はい。
喜んでいただけて良かったです。▼
貴方がつらく苦しい状況になったときでも
この絡繰を見れば、勇気が出ると思います。▼
ご両親との絆が貴方を支えてくれるでしょう。
この私がそうであったように…▼
- [カムイ]
- ユキムラさんが?
どういうこと…?▼
- [ユキムラ]
- 実は私は、
貴方がいなくなった後も…▼
自室でこっそりと
この絡繰を見ることがありました。▼
若くして家族を失った私は、悩んだり、
不安になったり、辛かったりしたとき…▼
この絡繰を見てスメラギ様親子の絆を
思い出し、自分自身を奮い立たせたんです。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- 私は一人でくじけそうな時…▼
理想の親子である貴方達を思い出すことで、
勇気を持つことができたんです。▼
ふふっ…自分が作った物を見て
そう思うなんて自画自賛もいいところですね。▼
- [カムイ]
- そんなことないよ。
あたしは…この絡繰に誓う。▼
お父様とお母様のためにも
白夜を守りぬいてみせる…▼
そして、平和な世の中を築いてみせるって。▼
- [ユキムラ]
- はい。私も再び誓いましょう。▼
貴方に全力で力を貸し、
共に白夜を守ります。▼
カムイ様、
これからもよろしくお願いいたしますね。▼
- [カムイ]
- うん!
こちらこそ、よろしくね!▼
支援S†
- [ユキムラ]
- カムイ様。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん。
どうしたの?▼
- [ユキムラ]
- 今日はカムイ様に
お渡ししたいものがあります。▼
こちらを受け取ってくださいますか?▼
- [カムイ]
- これは…ユキムラさんとあたしの絵だね。
どうしてこれを…?▼
- [ユキムラ]
- 今の私たちをあの絡繰の中の絵の一つとして、
入れてもらえたらと思ったのです。▼
いかがでしょうか?▼
- [カムイ]
- わあ、それはいいね!
じゃあ早速入れよう!▼
- [ユキムラ]
- ですが、待ってください。
絵を入れる前にお話ししたいことがあります。▼
- [カムイ]
- 話…?▼
- [ユキムラ]
- はい。
カムイ様…▼
この絵はカムイ様との家臣としての絆を
描きたくて用意したわけではありません。▼
むろん仲間としての絆でもありません。▼
- [カムイ]
- ど、どういうこと?▼
- [ユキムラ]
- これは貴方の『家族』の絵の一つとして、
ご用意いたしました。▼
…つまり、私は貴方の隣に
人生の伴侶として立ちたいのです。▼
- [カムイ]
- え、ええーっ!?▼
- [ユキムラ]
- この絡繰が貴方を
支えてくれるものになったように…▼
私もこの絡繰と共に貴方を…
家族として支えたいと思ったのです。▼
- [カムイ]
- ユキムラさん…▼
- [ユキムラ]
- 最初は…
成長したカムイ様から、▼
ご両親に似た強さを見て
感銘を受けただけでした。▼
ですが共に過ごしていく内に…
今はカムイ様自身に惹かれています。▼
これからの思い出もこの絡繰にまとめたい、
そのためにもずっとお傍にいたいのです。▼
この私を家族として認めてくれませんか?▼
- [カムイ]
- …………▼
…その言葉、とっても嬉しい!▼
- [ユキムラ]
- カムイ様!▼
- [カムイ]
- あたし…ユキムラさんと過ごすうち、
あなたを本当の家族みたいに思ってたんだ。▼
ユキムラさんにもそう思ってもらえて
こんなに幸せなことはないよ…!▼
これからは家族として、
一緒に生きていこうね…!▼
- [ユキムラ]
- …ええ、そうですね。▼
そして、この絡繰にこれからの思い出を
たくさん入れましょうね。▼
私と貴方…そして、
そこから連なる家族達の絵も…▼
- [カムイ]
- うん!
大好きだよ…ユキムラさん。▼
- (モーション、CV有り。)
- [ユキムラ]
- 私も大好きですよ…貴方のことが。
この戦で貴方をお守りできるよう良い策を講じてみせます。
決して…死なせはしませんから。
カンナ(男)(親子)†
支援C†
- [カンナ]
- ねえ、お父さん。
ちょっと相談してもいい?▼
- [ユキムラ]
- おや、カンナ。
どうしたんですか?▼
- [カンナ]
- お母さんがね
ずっと僕のこと子供扱いするんだよ。▼
- [ユキムラ]
- それは当然でしょう。
貴方はカムイさんの子供なんですから。▼
- [カンナ]
- そうじゃなくて!▼
僕ももう大きくなったんだから
お母さんの力にもっとなれるってことだよ。▼
それなのに、カンナは遊んでていいのよ
って言われてばっかりなんだ…▼
- [ユキムラ]
- なるほど。カンナはカムイさんから
もっと頼られたいと思っているのですね?▼
- [カンナ]
- そう! 僕、お母さんのために
何かしてあげたいんだ。▼
どうやったらお母さんを
喜ばせてあげられるのかな?▼
- [ユキムラ]
- ふむ…そうですね…▼
私の場合は、生活に役立つ絡操を
作って差し上げたりしていますよ。▼
- [カンナ]
- うーん、それでお母さんは喜ぶの?▼
- [ユキムラ]
- はい。いつも嬉しそうに
受け取って下さっていますよ。▼
- [カンナ]
- そ、そうなんだ…▼
- [ユキムラ]
- おや…何だか不満そうですね?▼
- [カンナ]
- 何か他にお母さんにすっごく喜んでもらえる
方法があるんじゃないかな?▼
- [ユキムラ]
- すごく喜んでもらえる方法…ですか。▼
- [カンナ]
- あ、そうだ!
お父さん、それなら僕と勝負してみない?▼
- [ユキムラ]
- 勝負…?▼
- [カンナ]
- うん。僕とお父さん、どっちがお母さんを
喜ばせてあげられるか勝負するの。▼
色々試してたら一番喜ぶ方法が
見つかるかもしれないでしょ?▼
お母さんからたくさん「ありがとう」って
言われた方が勝ちだよ。▼
- [ユキムラ]
- ほう…親子で競争といったところですね。
これは貴重な体験かもしれません。▼
良いでしょう。
その勝負、お受けします。▼
- [カンナ]
- ホント? わーい!▼
- [ユキムラ]
- ですが、私もカムイさんの夫…
彼女を誰より愛しています。▼
たとえ相手が我が子といえど、
遅れをとるつもりはありませんよ。▼
- [カンナ]
- うん、正々堂々と勝負だね!▼
- [ユキムラ]
- はい、よろしくお願いします。カンナ。▼
支援B†
- [カンナ]
- ねえ、お父さん。この間言ってた
お母さんを喜ばせる勝負のことだけど、▼
お父さんは今どのくらいお母さんに
ありがとうって言われたの?▼
- [ユキムラ]
- そうですね…▼
あれからいつも通りに過ごしていますが、
既にお礼を結構頂いていますよ。▼
言われるたびに回数を書き留めておきましたから
一度数えてみましょうか。▼
- [カンナ]
- わあ…たくさん!▼
いつもと同じことしてるだけで、
こんなに喜んでもらってるの?▼
- [ユキムラ]
- はい。今まで意識していなかったですが…
数えてみると意外と言われているものですね。▼
もちろん、私からの感謝も伝えています。
お互いが常に相手を思いやるのが夫婦ですから。▼
- [カンナ]
- むー…でも僕だって負けてないもん!▼
ほら、僕も数えておいたんだ!
合計はええと…▼
- [ユキムラ]
- ほう…
現時点では私と同数のようです。▼
- [カンナ]
- あっ、本当だ!
えへへ、でもきっと追い抜かすよ!▼
毎日ずっとお母さんの傍にいて
いっぱいお手伝いしてるもん。▼
- [ユキムラ]
- それは偉いですね。
一体どんなお手伝いをしたんですか?▼
- [カンナ]
- ええと、朝はお布団を干してー、▼
お昼はご飯作ってるお母さんの横で
お野菜を切ってー、▼
夜はお風呂掃除をしてるんだよ!▼
- [ユキムラ]
- そうですか。感心です。
カムイさんも喜んでくれたでしょう?▼
- [カンナ]
- うん! いっぱいありがとうって
言ってもらえたよ!▼
- [ユキムラ]
- ふふっ、それは良かった。▼
……それにしてもいつの間にか
カンナも成長していたんですね。▼
- [カンナ]
- えっ?▼
- [ユキムラ]
- 布団を干したり野菜を切ったりする姿なんて
少し前まで想像もできませんでした。▼
貴方を子供扱いしていたのは
私も同じだったのかもしれません。▼
- [カンナ]
- えへへ! 僕、たくさん練習したんだよ。
だからもう何でもできるんだ。▼
- [ユキムラ]
- そんな風に貴方が努力している姿も
カムイさんは嬉しかったと思いますよ。▼
- [カンナ]
- あ、そういえば僕、
ありがとうって言われた数よりも▼
すごいって褒められた数の方が
多かったかも…▼
- [ユキムラ]
- やはりそうでしたか。
子供の成長に感動しない親はいませんから。▼
- [カンナ]
- そっか…えへへ、じゃあ明日からも
たくさんお手伝いしようっと!▼
お父さんには負けないからね!▼
- [ユキムラ]
- これはうかうかしてはいられませんね…
私も負けませんよ、カンナ!▼
支援A†
- [カンナ]
- むー…▼
- [ユキムラ]
- おや、カンナ?▼
- [カンナ]
- あ、お父さん…▼
- [ユキムラ]
- そんなに不機嫌そうな顔をして…
どうしたんですか?▼
先日私との勝負に勝ってからというもの、
ずっとご機嫌だったじゃありませんか?▼
- [カンナ]
- あのね、今日も僕、
お母さんのお手伝いしてたの。▼
そしたら、お手伝いは嬉しいんだけど、
もっと甘えてほしいって言われて…▼
また子供扱いされちゃったんだ…▼
僕、ちゃんとお手伝い
できてなかったのかな?▼
- [ユキムラ]
- ああ、そういうことですか…
そんなに落ち込む必要はありませんよ。▼
カンナはきっと、ちゃんとお手伝いが
できていたと思います。▼
- [カンナ]
- でも、お母さんからは
お手伝いよりも甘えてほしいって…▼
- [ユキムラ]
- 貴方に落ち度があったわけではありません。
カムイさんは…寂しかっただけなんです。▼
- [カンナ]
- 寂しかった…?▼
- [ユキムラ]
- はい。親というのは身勝手なもので、
子供が成長する姿を見るのは嬉しいくせに…▼
いざ手がかからなくなると、
寂しい気持ちになってしまうんです。▼
- [カンナ]
- うーん、ちょっと僕には難しいかも…▼
- [ユキムラ]
- ふふ…貴方も親になったら
理解できるようになりますよ。▼
カンナ、とりあえずこうしては如何です?
まず、お手伝いは今まで通り続けるんです。▼
その上で、時折、夜一緒に寝て欲しいと
お願いするんです。▼
そうすればカムイさんは
きっと喜んで下さいますよ。▼
- [カンナ]
- で、でも…▼
- [ユキムラ]
- おや? カンナはカムイさんと
一緒に寝たくないんですか?▼
- [カンナ]
- ううん! そんなことないよ!▼
ただ…お母さんと一緒に寝ると、
ずっと甘えたくなっちゃうんだ…▼
- [ユキムラ]
- …ああ、そういうことですか。
甘えればいいではありませんか。▼
だって貴方は私たちの子供なんですから。▼
- [カンナ]
- お父さん…▼
- [ユキムラ]
- カンナは何の問題もなく
立派に成長していってくれています。▼
だから…少し甘えてくれるくらいで
きっとちょうどいいんだと思いますよ。▼
- [カンナ]
- うん…ありがとう、お父さん!
これからはそうするね!▼
- [ユキムラ]
- はい。では今夜は二人が一緒に寝られるよう、
カムイさんに話をしておきましょう。▼
- [カンナ]
- あっ!
それならお父さんも一緒に寝ようよ!▼
- [ユキムラ]
- え!?
い、いえ、私は…▼
- [カンナ]
- だって僕、お母さんだけじゃなくて、
お父さんにも甘えたいもん!▼
家族みんなで一緒に寝たいよ。ダメ?▼
- [ユキムラ]
- ……そ、そこまで言われては仕方ありません。
わかりました。私もお付き合いしましょう。▼
- [カンナ]
- わーい、やったー!▼
- [ユキムラ]
- …ふう。我が子の頼みというのは
不思議と断れないものですね。▼
親心というものは絡操よりも複雑です。▼
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Last-modified: 2020-08-06 (木) 09:20:44