会話集/支援会話/マイユニット(女性・私)(親子・暗夜)

マイユニット(女性・私)の支援会話†

↑

ジークベルト(親子)†

↑

支援C†

[ジークベルト]: 母上。
ここにいたんだね。▼
[カムイ]: あら、ジークベルト…▼
[ジークベルト]: …疲れがたまっているようだね。
大丈夫かい？▼
[カムイ]: ええ、大丈夫です。
心配しないでください。▼
ただ、最近忙しかったから…
少しだけ疲れが抜けなくて…▼
[ジークベルト]: …………▼
…そうだ。
母上、少し私を助けてくれないかい？▼
[カムイ]: 助ける？
何かあったんですか？▼
[ジークベルト]: 私に母上の肩を揉ませて欲しいんだ。▼
[カムイ]: えっ、私の肩を？▼
どうしてそれがジークベルトを
助けることになるんですか？▼
[ジークベルト]: 実は最近、
肩こりに悩まされているんだ。▼
友人から肩こりに効くツボを
教えてもらったんだけれど、▼
自分で揉んでみても、
いまいち場所がわかり辛くて…▼
そこで母上の肩を揉んでみて、
ツボの場所を確認したいと思ってね。▼
[カムイ]: まあ…ふふふ…
それなら、お言葉に甘えてもいいでしょうか。▼
[ジークベルト]: ありがとう、母上。
それでは試させてもらうよ。▼
[カムイ]: …あぁ…▼
とっても気持ちいいです…！
疲れがどんどんとれていっちゃいます。▼
ありがとうございます、ジークベルト。
あなたも疲れているのに…▼
[ジークベルト]: そんな気遣いは無用だよ。
礼を言うのはこちらの方だ。▼
母上は肩こりのツボ探しに、
付き合ってくれているのだからね。▼
[カムイ]: ふふふ。そうでした。
でも、ありがとうございます、ジークベルト。▼

↑

支援B†

[ジークベルト]: …………▼
[カムイ]: 肩がこっているみたいですね、ジークベルト。▼
[ジークベルト]: は、母上！？▼
[カムイ]: だめです、動かないでください。
肩が上手く揉めないでしょう？▼
[ジークベルト]: わ、私なら大丈夫だよ。
それに母上に肩を揉ませるなんて…▼
[カムイ]: ふふ…
たまにはいいじゃないですか。▼
[ジークベルト]: で、でも…▼
[カムイ]: それよりも、
何か悩みがあるんじゃないんですか？▼
[ジークベルト]: 心配には及ばないよ。
今のところ悩みなどないからね…▼
[カムイ]: …本当ですか？▼
[ジークベルト]: …………▼
ただ、最近は考え込む時間が、
多くなっている気がするんだ。▼
[カムイ]: 何をそんなに
考え込んでしまうのですか？▼
[ジークベルト]: 私はまだまだ力が足りない。
こんなことで民が守れるのか、と。▼
[カムイ]: そうですね…▼
確かに、ジークベルトより強い人は
たくさんいるでしょう。▼
あなたにはない
経験や知識を持つ人も…▼
そういう人たちを前にすると、
自分の無力を思い知ってしまいますよね。▼
[ジークベルト]: ああ…▼
[カムイ]: でもそう思う瞬間は、きっと
その人たちから学べるチャンスなんですよ。▼
今は未熟でもいいんです。
ジークベルトは若いんですから。▼
そうやって悩んで苦しむことも
きっとジークベルトの力になるはずです。▼
[ジークベルト]: 悩み、苦しみ、学ぶ…
それが私を強くするんだね。▼
ありがとう、母上。
気持ちがすっきりしたよ。▼
[カムイ]: いいえ、お役に立ててよかったです。▼
大丈夫です、悩みすぎて肩がこったら、
いつでも私が揉んであげますよ！▼
[ジークベルト]: そ、そんなことを
させるわけには…！▼
でも、その気持ちはとても嬉しいよ。
ありがとう、母上。▼

↑

支援A†

[ジークベルト]: 母上。
今、大丈夫かい？▼
[カムイ]: あら、ジークベルト。
どうしたんですか？▼
[ジークベルト]: 私に肩を揉ませてくれないかな？▼
[カムイ]: まあ…
今日はずいぶん素直なんですね。▼
[ジークベルト]: ははは。
そうかもしれないね。▼
でも今日はどうしても母上に
お礼がしたいと思って…▼
[カムイ]: お礼？▼
[ジークベルト]: 母上の助言のおかげで、
私はいろいろと学ぶことができたんだ。▼
どんな状況でも、
必死に生活を営む民の姿…▼
強大な敵に立ち向かっていく仲間の姿…▼
私は様々な強さを、
たくさん目の当たりにした。▼
それで自分の力不足を
痛感したこともあったよ。▼
でも今は違う。▼
もう、自信を失くして
立ち止まろうとは思わない。▼
人から強さを学ぶ…
そんな姿勢が大事だと知ったからね。▼
[カムイ]: …ジークベルト、成長したんですね。▼
[ジークベルト]: と言っても、私はまだまだ未熟者だ。▼
きっとまた別のことで
悩んでしまうはず…▼
しかし、それも強くなるための通過点だ。
だから私は母上の教えの通りに…▼
これからは胸を張って
くよくよ悩んでいこうと思う。▼
[カムイ]: はい！
私も、それでいいと思います。▼
でも、無理だけはしないでくださいね。▼
私にできることがあったら、
なんでも相談してください。▼
[ジークベルト]: ああ。わかっているよ。▼
さあ、肩を揉んでもいいかい？
こんなことしかお礼はできないからね。▼
[カムイ]: はい！
…ありがとうございます、ジークベルト。▼

↑

フォレオ(親子)†

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支援C†

[フォレオ]: あっ、お母様。
ちょうどよかったです。▼
[カムイ]: どうかしたんですか？
フォレオ。▼
[フォレオ]: お母様に贈りたい物があったので、
今から会いに行こうと思ってたんです。▼
[カムイ]: まあ、私に贈り物を？▼
[フォレオ]: はい。
この洋服なのですが…▼
[カムイ]: わぁ～！
素敵なお洋服ですね。▼
サイズも私にちょうどぴったりですし、
着心地もよさそうです！▼
[フォレオ]: よかった。
喜んでもらえて安心しました。▼
[カムイ]: ありがとうございます、フォレオ。
私のために作ってくれたんですね。▼
[フォレオ]: あれ。
よく僕が作った服だってわかりましたね。▼
[カムイ]: 当たり前じゃないですか！▼
この刺繍の繊細な縫い目は、
フォレオ以外にはなかなか真似できませんよ。▼
[フォレオ]: 褒めてくださってありがとうございます。▼
[カムイ]: でも、本当に素敵なお洋服…
色も私の好きな色ばかりですし。▼
もう、毎日着ちゃいたいです！▼
[フォレオ]: もう、お母様ったら…
さすがにそれはやめてください。▼
洋服ならいくらでも、
僕が作ってあげますから。▼
[カムイ]: ふふふ…
ありがとうございます、フォレオ。▼

↑

支援B†

[フォレオ]: …………▼
[カムイ]: フォレオ…
何か嫌なことでもあったんですか？▼
[フォレオ]: …えっ？▼
どうしてわかったんですか？
僕が落ち込んでいるって…▼
[カムイ]: 顔を見ればわかります。
私はフォレオの母親ですから。▼
[フォレオ]: …………
また…街でからかわれたんです。▼
僕の服装のことを…
男なのに女みたいな格好だって…▼
[カムイ]: そうですか…
それは辛かったですね…▼
[フォレオ]: 僕はただ…
自分の好きな格好をしているだけなのに…▼
[カムイ]: そうです！
その通りです。▼
[フォレオ]: だったら、なんでこんなにも
からかわれなきゃいけないんですか！▼
[カムイ]: フォレオ…▼
[フォレオ]: 僕はこの格好のことでは、
誰にも迷惑をかけていないはずです！▼
誰かを怪我させているわけでもない。
誰かの邪魔をしているわけでもない。▼
何も悪いことはしていないのに…
なんで…なんで…▼
[カムイ]: フォレオは何も間違ってません。
だから、自分の好きなことを続けてください。▼
[フォレオ]: でも、それだと…
また笑われちゃいます…▼
[カムイ]: …そうですね。▼
残念ですが、
そういうこともまたあるかもしれません。▼
でも、そんなことで
好きなことを止めていいんですか？▼
[フォレオ]: …そんなのは嫌です。▼
[カムイ]: でしょう？
だったら、負けないでください。▼
悲しくなったらいつでも
私のところへ来てください。▼
話を聞くことしかできませんけど…
私はいつだってフォレオの味方です。▼
[フォレオ]: お母様が僕の味方でいてくださるなら、
こんなに安心できることはありません。▼
ありがとうございます…お母様。▼

↑

支援A†

[カムイ]: ふふふ…
うふふふふふ…▼
[フォレオ]: お母様、いいことでもあったのですか？
とても嬉しそうな顔をしていますけど。▼
[カムイ]: はい！
とっても嬉しいことがありました。▼
さっきのことなんですけど…▼
フォレオが作ってくれた服を着て
街に出かけたら…▼
会う人、会う人に
素敵な服ですねって褒められたんです！▼
[フォレオ]: 本当ですか？
それは僕も嬉しいです。▼
[カムイ]: ふふふ…▼
自分の息子の仕事が褒められるのって、
母親にとってこんなに嬉しいものなんですね。▼
[フォレオ]: お母様…▼
[カムイ]: それに、褒められているのは
お洋服の方だとわかってますけど…▼
私も素敵だって
言われている気がしてきちゃいまして…▼
だから私、とっても上機嫌なんです！
うっふふふ…▼
[フォレオ]: 何を言ってるのですか。
お母様はとっても美人ですよ。▼
僕の作った洋服は、お母様の魅力を
引き立てるものでしかありません。▼
[カムイ]: あら？フォレオはお裁縫だけでなく、
お世辞もお上手なんですね。▼
[フォレオ]: お世辞なんかではありません。
お母様は世界で一番、美人です。▼
[カムイ]: ふふふ…
ありがとうございます、フォレオ。▼
[フォレオ]: でも、そっか…
僕が作った服が褒められたんだ…▼
お母様に差し上げた服は、
自分の感性を信じて作った服です。▼
好きなことを信じてやり抜けば
きっと誰かに認められるのですね。▼
[カムイ]: はい！私もそう思います。▼
[フォレオ]: ありがとうございます。
お母様。▼
僕、これからも
好きなことをやっていけそうです。▼
[カムイ]: じゃあ、またフォレオに
お洋服を作ってもらってもいいですか？▼
[フォレオ]: ぜひ、作らせてください。
お母様のためなら喜んで作りますよ。▼
[カムイ]: ふふふ…
ありがとうございます、フォレオ。▼

↑

イグニス(親子)†

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支援C†

[イグニス]: 母さん…
少し手伝ってくれないか？▼
[カムイ]: あら、イグニス。
何を手伝えばいいんですか？▼
[イグニス]: …………▼
…いや、やはりいい。
自分一人で解決してみせる。▼
俺はもう子どもじゃないんだから…▼
[カムイ]: うっふっふ…▼
[イグニス]: どうして笑っているんだ？▼
[カムイ]: 天幕に虫が入り込んだんでしょう？
大丈夫です、私が追い払ってあげます！▼
[イグニス]: な、なぜそれがわかった…▼
[カムイ]: だって、虫のことで泣きつかれたのは
一度や二度じゃありませんし。▼
[イグニス]: …今回で最後だ。
次からは自分で虫を追い出してみせる。▼
[カムイ]: はいはい…
わかってますよ。▼
でも、私にとっては、
イグニスはいつまでも子どもなんですから…▼
困ったことがあったら、
いつでも相談しにきてくださいね。▼
[イグニス]: …ああ。
…ありがとう。▼
でも、母さんに…
虫を追い出してもらうのは…▼
…これが最後だ。
…多分。本当に。▼
[カムイ]: ふふふ…
わかりました。▼

↑

支援B†

[イグニス]: 母さん…
今…時間はあるか？▼
[カムイ]: 大丈夫ですけど…
どうしたんですか？▼
あっ、わかりました！
また虫が入ってきちゃったんですね？▼
[イグニス]: 母さん…
俺はもう大人なんだぞ？▼
そんなことで母さんを呼ぶのは…
この間が最後に決まっているさ…▼
[カムイ]: あら。
じゃあ、どうしたんですか？▼
[イグニス]: 昨夜、眠ろうとしていたら…
ふと、天幕の天井が気になったんだ…▼
そして、よく目を凝らして見ると…
天井に…何か…顔のようなものが…▼
き、気のせいに決まってはいるが…
きちんと確かめたいと思ってな…▼
ちょうど、母さんを見かけたから…
一緒に確認してもらおうと思って…▼
[カムイ]: ふふふ…
そうだったんですか。▼
[イグニス]: べ、別に母さんじゃなくてもいいんだが…
ほら、母さんは俺より長生きしてるだろ？▼
人生経験が豊かな者と行動を共にした方が
戦場ではいい結果が出るからな…▼
つまりは…そういうことだ。▼
[カムイ]: わかりました！
一緒にお化けを退治しましょう。▼
[イグニス]: お、お化けなどは信じていない…
あれはただのシミに決まってる…▼
[カムイ]: ふふふ…
なんだか懐かしいです。▼
イグニスのこういうところは、
子どもの頃からちっとも変わらないんですね。▼
[イグニス]: …申し訳なかったな。
…変わってなくて。▼
[カムイ]: えっ、何で謝るんですか？▼
イグニスの変わらない姿を見られて、
私は嬉しかったし、ほっとしました。▼
[イグニス]: …そうなのか？▼
[カムイ]: そうですよ。
イグニスもその内にきっとわかります。▼
だからこれからも、
可愛いイグニスのままでいてくださいね。▼
[イグニス]: ふっ…
それはどうだろうな…▼
いつまでも可愛いままの俺じゃない。▼
[カムイ]: あっ、そういえば…▼
今も子どものときみたいに、
ぬいぐるみを抱いて寝ているんですか？▼
[イグニス]: さ、さすがにそれは卒業したさ…
子ども扱いし過ぎだ…▼
[カムイ]: あら、残念です。
すごく可愛かったのに…▼
[イグニス]: ううう…
母さんにはかなわないな。▼

↑

支援A†

[イグニス]: 母さん…
これを受け取ってくれないか？▼
[カムイ]: これは…
イグニスお手製のお守りですね。▼
[イグニス]: ああ…
そうだ…▼
[カムイ]: ありがとうございます、イグニス。
でも、どうして私に？▼
[イグニス]: 母さんには…
絶対に死んで欲しくないから…▼
[カムイ]: イグニス…▼
[イグニス]: 怖いんだ…
怖くて仕方がない…▼
もし、母さんが…
いなくなってしまったらと考えると…▼
[カムイ]: …………▼
[イグニス]: 俺は子どもの頃から…
怖がりで臆病な人間だ…▼
それが自分でも嫌になるときがある…
なぜもっと勇敢な男になれないのか、と…▼
だが、母さんは変われない俺を…
いつも優しく受け入れてくれる…▼
俺の弱さを受け入れてくれる人は…
母さんしかいない…▼
そんな母さんを失いたくないんだ…
これからも…ずっと…▼
[カムイ]: ありがとうございます、イグニス。
私のことをそこまで慕ってくれて…▼
でも、私は…▼
一生、イグニスと一緒に
いられるわけじゃないんです。▼
[イグニス]: …………▼
[カムイ]: そんな顔をしないでください。▼
イグニスの弱さを
受け入れてくれる人は私以外にもいるはずです。▼
よく考えてみてください。
今だって、心に思い浮かぶ人がいるでしょう？▼
だって、イグニスの周りには、
素敵な人たちが集まっているんですから！▼
[イグニス]: …ああ。
…そうだな。▼
[カムイ]: だから、
そんなに怖がらなくても大丈夫です。▼
もし、私と離れることになっても…
イグニスを受け入れてくれる人は必ずいます。▼
[イグニス]: …ああ、わかったよ。
…もう、母さんと離れるのを怖がりはしない。▼
…すまなかった。
…母さんに余計な心配をかけてしまった。▼
[カムイ]: ふふふ…
子どもの心配をするのは慣れてます。▼
[イグニス]: でも、長生きはしてくれよ…
しわくちゃになるまでな…▼
[カムイ]: はい、もちろん。
しわくちゃになるまで長生きしますよ〜！▼

↑

ベロア(親子)†

↑

支援C†

[ベロア]: ママー？
ママ、どこですか？▼
くんくんくん…
こっちでしょうか？▼
[カムイ]: ベロア。
どうしたんですか？▼
[ベロア]: あ、ママ。
やっぱりこっちでしたね。▼
[カムイ]: 私をお探しだったんですか？
何かご用ですか？▼
[ベロア]: ママ…
抱きしめていいですか？▼
[カムイ]: まあ、
甘えん坊さんですね。▼
[ベロア]: くんくん…
ママ、とっても良い匂い…▼
ずっと嗅いでいたいです…
くんくんくん…▼
[カムイ]: ふふふ…
そんなに嗅がれると恥ずかしいですよ。▼
[ベロア]: ママの匂い…
優しくて甘い匂い…▼
嗅いでるとすごく落ち着きます…
くんくんくん…▼
[カムイ]: そうですか？
自分ではわかりませんけど…▼
[ベロア]: ママ…
どこにも行かないでくださいね。▼
わたし、ずっとこの匂いを
嗅いでいたいですから…▼
[カムイ]: 大丈夫ですよ。
私はどこにも行きません。▼
[ベロア]: ママ…
大好きです…▼

↑

支援B†

[カムイ]: ベロア。
そろそろご飯の時間ですよ〜？▼
[ベロア]: …………▼
[カムイ]: …どうしたんですか？
いつもと様子が違うみたいですけど…▼
[ベロア]: ママ…
ママはここにいちゃダメだと思います。▼
[カムイ]: え…？
どういうことですか？▼
[ベロア]: どこか遠くの…
安全なところに行ってください。▼
ここにいたら…
ママは安全じゃないですから…▼
[カムイ]: …そうかもしれませんね。
私たちは今、戦いの最中ですから。▼
[ベロア]: だから、ママは…
どこか遠くへ行ってください。▼
[カムイ]: ベロアやみなさんを置いて、
私一人で逃げろと言うんですか？▼
[ベロア]: わたしだって嫌です！▼
でも、ママがずっといなくなっちゃう方が…
もっと嫌ですから…▼
[カムイ]: …ごめんなさい、ベロア。
それはできません。▼
私にはここでやることがあります。
みなさんにも、私の力が必要ですから…▼
[ベロア]: みんなは関係ありません！
ママはベロアのママなんですから！▼
[カムイ]: 私は確かにベロアの母親です。▼
でも、母親だからこそ、
私はここで戦わなくちゃいけないんです。▼
[ベロア]: …どうしてですか？▼
[カムイ]: ベロアが…安心して暮らせる世界を、
私は作りたいんです。▼
[ベロア]: …………▼
[カムイ]: 心配させてごめんなさい。
でも…これだけは譲れません。▼
[ベロア]: ママ…
抱きしめていいですか？▼
[カムイ]: はい、もちろんですよ。▼
[ベロア]: ママ…
いい匂い…▼
絶対に…
いなくならないでくださいね…▼
[カムイ]: ええ…
わかりました…▼

↑

支援A†

[ベロア]: ママ…▼
[カムイ]: ベロア。
どうしたんですか？▼
[ベロア]: …抱きしめていいですか？▼
[カムイ]: ふふふ…
もちろん、さあどうぞ。▼
[ベロア]: …やっぱりママはいい匂いがします。▼
[カムイ]: ありがとうございます。
ベロアもとってもいい匂いですよ。▼
[ベロア]: この間は
変なこと言ってごめんなさい…▼
どこか遠くへ行ってなんて…
もう二度と言いません…▼
わたし、ママの気持ちを
理解できてませんでした…▼
[カムイ]: いいんです、気にしないでください。▼
ベロアは私のことを思って、
そう言ってくれたんですから…▼
[ベロア]: ママ。
わたし、強くなりますね。▼
ママを守れるくらい…
もっともっと強くなります。▼
世界でたった一人の大切なママを…
失いたくないですから。▼
[カムイ]: ベロア…
私も同じ気持ちです。▼
私ももっと強くなりますね。
ベロアを守れるように。▼
私はベロアのことが、
とっても大切なんですから。▼
[ベロア]: ママ…
もっと抱きしめていいですか？▼
[カムイ]: もちろんですよ。
ベロア。▼
[ベロア]: もっともっともっと…
ぎゅーってしていいですか？▼
[カムイ]: ふふふ…
苦しいですよ。▼
[ベロア]: ママの匂いは…
ママからしかしません…▼
優しくて甘くて…
落ち着く匂いです…▼
ママ…
大好きです。▼
[カムイ]: ありがとうございます。
私もベロアが大好きですよ…▼

↑

ルッツ(親子)†

↑

支援C†

[ルッツ]: お母さーん！
ご飯はまだー！？▼
[カムイ]: おかえりなさい、ルッツ。
お食事の用意ならできてますよ。▼
[ルッツ]: やったー！
じゃあ、いっただっきまーす！▼
[カムイ]: ま、待ってください！
ちゃんと手は洗ってきましたか？▼
[ルッツ]: あ、忘れてた…
すぐに洗ってくるね！▼
[カムイ]: ふふふ…
慌てなくてもお料理はたくさんありますよ。▼
[ルッツ]: でも、早く食べないといけないから…▼
[カムイ]: あら、どうしてですか？
何か用事でも？▼
[ルッツ]: 用事はないけど、
早く修行に戻りたいからさ！▼
早く食べて、早く修行して…
僕は早く強くなりたいんだ！▼
強くなきゃ、お母さんを守れないからね！▼
[カムイ]: ルッツが私を守ってくれるんですか？
わあ…、とっても嬉しいです！▼
[ルッツ]: うん！
僕にまかせてよ！▼
[カムイ]: でも、食事はよく噛んで、
ゆっくりと落ち着いて食べなきゃいけませんよ。▼
もしお腹が痛くなったら、
修行もできなくなってしまいます。▼
[ルッツ]: そうか！
その通りだね！▼
じゃあ、僕、
ご飯はゆっくり食べるよ！▼
[カムイ]: ふふ…
どうぞ、たくさん召し上がれ！▼

↑

支援B†

[ルッツ]: お母さーん！
ただいまー！▼
[カムイ]: ルッツ…！
膝から血が出てますよ！▼
[ルッツ]: そんなに慌てなくても大丈夫だよ。
ほんのちょっと膝をすりむいただけだし。▼
[カムイ]: 大変です…
すぐに消毒しなきゃ…！▼
[ルッツ]: 大丈夫だって！
こんなの放っておいても治るもん！▼
[カムイ]: 大丈夫じゃないです！
バイキンが入って化膿したら大変なんですよ？▼
今、薬を塗ってあげますから…
そこに座ってください。▼
[ルッツ]: 大丈夫って言ってるのに…
お母さんは心配し過ぎなんだよ…▼
[カムイ]: 当たり前です！
私はルッツの母親なんですから。▼
はい。
今から塗りますよ…▼
[ルッツ]: うっ！？
も、もっと優しく塗ってよ！▼
[カムイ]: あら、ルッツは
これくらいも我慢できないんですか？▼
そんなことでは、私を守るなんて
無理じゃありません？▼
[ルッツ]: むむむっ！
僕、平気だもん！▼
全然、痛くないから、
もっとやって大丈夫だよ！▼
[カムイ]: でも、どうしてこんな怪我をしたんですか？▼
[ルッツ]: 山を全速力で駆け下りる修行をしてたら、
つまづいて転んじゃったんだ。▼
[カムイ]: それでこんなちょっとの怪我ですんだんですか？▼
…たまたま運が良かったみたいですけど、
もう、そんな無茶はしちゃいけませんよ？▼
[ルッツ]: でも、僕…
強くなって、お母さんを守りたいから…▼
[カムイ]: その気持ちは本当に嬉しいです。
ありがとうございます、ルッツ。▼
でも、そのためにルッツが
危険なことをするのなら…▼
私はルッツに守られたくありません。▼
ルッツが私を
大事に思ってくれるのと同じように…▼
私もルッツのことを
とても大事に思っているんです。▼
[ルッツ]: …うん。
…ごめんなさい。▼
[カムイ]: わかってくれたらいいんです。
さあ、ご飯にしましょう。▼
[ルッツ]: やったー！
もう、お腹ぺこぺこだよー！▼
[カムイ]: ふふふ…
すぐに用意しますからね。▼

↑

支援A†

[ルッツ]: お母さん…▼
[カムイ]: あら、どうしたんですか？
元気がありませんね。▼
[ルッツ]: 僕、本当に強くなれるかな…
お母さんを守れるくらいに…▼
[カムイ]: どうしてそう思うんですか？▼
[ルッツ]: 僕より強い人はいっぱいいるし…▼
僕がまだ見たこともないような…
怖い敵だっているかもしれないでしょ。▼
そんな風に思ってたら、
なんだか自信がなくなってきちゃって…▼
[カムイ]: そうだったんですか…▼
でも、大丈夫ですよ。
ルッツは誰よりも強くなれます。▼
[ルッツ]: …本当に？▼
[カムイ]: ええ、本当です。
私にはわかります。▼
ルッツが頑張っている姿を
たくさん見てきましたから。▼
ルッツはいつか必ず、
世界中の誰よりも強くなれますよ。▼
[ルッツ]: でもさ、いつかじゃダメだよ！▼
強くなる前に
敵にやられちゃうかもしれないし…▼
[カムイ]: それは、心配ご無用です！▼
ルッツが強くなるまでは
私がルッツを守りますから。▼
[ルッツ]: …お母さん。▼
[カムイ]: そして、ルッツが
誰よりも強くなったら…▼
そのときこそ私が、
ルッツに守ってもらいますからね。▼
[ルッツ]: うん。
そうだね。▼
僕、そうなれるように頑張る！
いっぱいいっぱい頑張るよ！▼
[カムイ]: ええ。
私も精一杯、お手伝いしますよ！▼
ルッツの大好物のお料理を
たくさん作ってあげちゃいます。▼
[ルッツ]: わーい！　やったー！
ありがとう、お母さん！▼

↑

オフェリア(親子)†

↑

支援C†

[オフェリア]: 母さん。
大変よ…▼
[カムイ]: ええっ？！
どうしたんですか、オフェリア？▼
[オフェリア]: 私の中の貪欲な魔物が、
供物をよこせと騒ぎ出したみたい。▼
[カムイ]: …ああ、お腹が減ったんですか？▼
[オフェリア]: さすが、母さんね。
私の言葉をすぐに理解してくれるもの。▼
[カムイ]: 当たり前じゃないですか。
だって、私は選ばれし者ですから。▼
[オフェリア]: や、やっぱり母さんもなの！？
そうじゃないかとは思ってたけど…▼
羨ましい…
私も早く選ばれし者になりたいわ。▼
そして、母さんと一緒に
選ばれし者同士として戦いたいな。▼
[カムイ]: ふふふ…
そうですね、楽しみです。▼
[オフェリア]: でもまずは…
お腹の中の魔物を落ち着かせないと…▼
[カムイ]: はいはい。
今すぐ、食事の用意をしますね。▼
[オフェリア]: 私も手伝うわ。
何をすればいい？▼
[カムイ]: じゃあ、お皿の用意をお願いします。▼
[オフェリア]: わかったわ。
私にまかせて…あっ！▼
（皿が割れる音）
[オフェリア]: 大変よ、母さん。
私のお皿割り占いによると…▼
[カムイ]: オフェリア…お皿を割ってしまったときは、
素直に謝ってください。▼
[オフェリア]: はい…
ごめんなさい…▼

↑

支援B†

[オフェリア]: …………▼
[カムイ]: オフェリア…
何か悩んでいるんですか？▼
[オフェリア]: …さすが、母さん。
選ばれし者にはお見通しなのね。▼
[カムイ]: 何があったのか話してみませんか？
力になれるかもしれません。▼
[オフェリア]: …………▼
私…
選ばれし者になれるのかな？▼
[カムイ]: えっ…
どうしてそう思うんです？▼
[オフェリア]: だって私は…
父さんや母さんみたいに強くないもの…▼
[カムイ]: そんなことで悩んでいたんですか。▼
大丈夫ですよ。
オフェリアも選ばれし者になれます。▼
[オフェリア]: …………▼
母さんは強いから…
私の気持ちなんかわからないのよ。▼
[カムイ]: 私だって、
最初から強かったわけじゃありませんよ。▼
[オフェリア]: え？▼
[カムイ]: 選ばれし者になってから強くなったんです。
私は。▼
[オフェリア]: そうだったの？▼
[カムイ]: オフェリアは、
私が誰に選ばれたのかわかりますか？▼
[オフェリア]: …うーん。
運命とか至高の存在とか？▼
[カムイ]: 違いますよ。
私はオフェリアに選ばれたんです。▼
[オフェリア]: …私に？▼
[カムイ]: オフェリアがこの世に生まれてきてくれた…
そのお陰で私は強くなれたんです。▼
何があってもオフェリアを守りたいから…▼
[オフェリア]: 母さん…▼
[カムイ]: だから、大丈夫です。▼
いつかはオフェリアも
選ばれし者になるはずですから。▼
[オフェリア]: …うん。
ありがとう、母さん。▼

↑

支援A†

[オフェリア]: 母さん。▼
[カムイ]: あら、オフェリア。
今日はご機嫌なんですね。▼
[オフェリア]: 母さんのおかげよ。▼
底なしの汚泥の沼から、
希望の糸をつたって這い出れたわ。▼
[カムイ]: そうですか。
それはよかったです。▼
[オフェリア]: あのね、母さん。
私にいろいろと教えてくれない？▼
戦場での戦い方もそうだけど…
料理とか家事とかも…▼
[カムイ]: あら、急にどうしたんですか？▼
[オフェリア]: だって、私も…▼
いつか誰かに
選ばれるかもしれないでしょ？▼
そのとき、
選ばれし者としての力が不十分だったら…▼
その人に申し訳ないもの。▼
[カムイ]: ふふふ…
そうですね、その通りです。▼
[オフェリア]: だって、私もいつか…
自分の子供に言ってあげたいから。▼
この前母さんが言ってくれたみたいな、
強くて優しい言葉を。▼
でも、それを言うためには
もっともっと力が必要だわ。▼
かっこいい言葉を言うときに
選ばれし者としての力が不十分だったら、▼
それって説得力に欠けるじゃない？▼
[カムイ]: わかりました！▼
私の持てる全ての知識を
オフェリアに教えてさしあげます！▼
[オフェリア]: ありがとう、母さん。▼
じゃあ、さっそく
家事の仕方から教えて欲しいな。▼
[カムイ]: それなら、
お皿の磨き方から始めましょうか。▼
[オフェリア]: わかったわ。
ここにあるお皿を磨けばいいのね？▼
…あっ！▼
（皿が割れる音）
[オフェリア]: 私、お皿を割っちゃったわ。
本当にごめんなさい。▼
[カムイ]: あら、オフェリア。
素直に謝れるようになったんですね？▼
[オフェリア]: だって、選ばれし者だったら、
自分の過ちはごまかさないもの。▼
[カムイ]: ふふふ…
立派です、オフェリア。▼

↑

ソレイユ(親子)†

↑

支援C†

[ソレイユ]: あっ！
母さんが洗濯物を干してる！▼
[カムイ]: あら、ソレイユ。
今日は良いお天気ですね。▼
[ソレイユ]: じーっ…▼
[カムイ]: ど、どうしたんですか？
私の顔に、何かついてます？▼
[ソレイユ]: やばい…
母さんって…超可愛い。▼
[カムイ]: まあ、ソレイユったら。
母親をからかっちゃダメですよ。▼
[ソレイユ]: からかってないわ。
あたしは本気よ。▼
洗濯物を小脇に抱えて、額の汗を拭う仕草…▼
やばい…
母さんって本気で可愛いじゃない！▼
[カムイ]: そ、ソレイユ？
何だか目つきがおかしいですよ？▼
[ソレイユ]: あたしの性が騒ぎ出してる…
可愛い女の子を放っておけない、と…▼
母さん、
今から二人きりでお茶でもどうかしら？▼
母さんの可愛さを、
間近でじっくり味わいたいの！▼
[カムイ]: まだ、家事が残っていますので。
それでは、ソレイユ。▼
[ソレイユ]: あっ！　待ってってばー！
麗しの母さーん！▼

↑

支援B†

[ソレイユ]: 母さんの笑顔はまるで、
幾千の宝石が輝いているかのよう…▼
いや、違うわね…
宝石なんか目じゃないわ…▼
母さんの前ではどんな宝石さえ、
くすんで見えちゃうもの…▼
[カムイ]: ソレイユ…。
そろそろ終わりにしてもらえませんか？▼
気が散っちゃって、
ちっとも家事が進みません…▼
[ソレイユ]: あたしのせいじゃないわ。
可愛い母さんがいけないのよ。▼
あたしをこんなに虜にするなんて…
本当に罪な人ね、母さんは…▼
[カムイ]: もう、いい加減にしてください！
本当に怒りますよ？▼
[ソレイユ]: あぁ…
怒った顔も可愛いなぁ…▼
[カムイ]: はあ…ソレイユは
誰に似ちゃったんでしょう？▼
すみません、ちょっとそこをどいてください。
私にはまだやることがあるんです。▼
[ソレイユ]: まだ家事は終わらないの？
今日は動きっぱなしじゃない。▼
そろそろ休憩した方がいいわ。▼
ほら、母さんの可愛い手が、
水仕事のせいでこんなに荒れちゃってるし…▼
[カムイ]: まだ仕事はいっぱい残っていますから。
のんびりしていたら今日中には終わりませんよ。▼
[ソレイユ]: 母さん…
もしかして、毎日こんなに働いてたの？▼
[カムイ]: これくらい普通ですよ？▼
[ソレイユ]: …そっか。
あたし、知らなかったな。▼
[カムイ]: さ、次は食事の用意をしなきゃ…▼
[ソレイユ]: あたしも手伝うよ、母さん。▼
[カムイ]: まあ、本当ですか？
それは助かります。▼
じゃあ、このお肉を切ってもらえますか？
こうやって薄切りにするんですよ。▼
[ソレイユ]: あぁん…
包丁を持ってる母さんも可愛い…▼
[カムイ]: …はあ…またですか…▼

↑

支援A†

[カムイ]: さて、次は洗濯物を取り込んで…▼
[ソレイユ]: 母さん！▼
[カムイ]: ソレイユ…▼
私、今は忙しいんです。
遊びの相手はしてあげられません。▼
[ソレイユ]: ううん。
今日はそんな話じゃないの。▼
[カムイ]: じゃあ、なんですか？▼
[ソレイユ]: あたしさ、母さんが可愛過ぎたから、
しばらく追い掛け回してたじゃない？▼
でも、そのおかげでわかったの。▼
普段、母さんがどれだけ
あたしたちのために働いてくれてたのか。▼
あたし、全然知らなかったよ。
家事仕事がこんなに大変だったなんて。▼
[カムイ]: まあ…そうなんですか。▼
[ソレイユ]: 可愛い母さんだけに家事をやらせないように
これからはあたしもいっぱい協力するから。▼
[カムイ]: ありがとうございます、ソレイユ。▼
でも、別に気にすることはありませんよ。
私はもう慣れてしまいましたから。▼
[ソレイユ]: それでも、あたしは手伝いたいの。
ダメかな？▼
[カムイ]: そうですね…
それじゃあ、お言葉に甘えちゃいましょうか。▼
[ソレイユ]: うん！
あたし、頑張るね！▼
[カムイ]: でも、恥ずかしい口説き文句は禁止ですよ。
集中できなくなっちゃいますから。▼
[ソレイユ]: あはは！
それは無理よ！▼
だって、あたし…▼
母さんのことが
もっともっと好きになっちゃったんだもん！▼
あぁ…
家事に精を出す母さんって可愛いな…▼
きらきらと輝く汗はまるで…
海面に煌く光の粒のようね…▼
このまま母さんと二人で…
蜃気楼の彼方まで旅に出たいわ…▼
[カムイ]: はぁ…
もう、ソレイユったら…▼

↑

エポニーヌ(親子)†

↑

支援C†

[エポニーヌ]: うふふ…
今日も満足できたわ…▼
やっぱり、男の子同士が
仲良く会話している姿を見るのは最高ね。▼
空想が爆発して、
一気に夢の国へと行けるもの。▼
[カムイ]: あら、おかえりなさい、エポニーヌ。▼
[エポニーヌ]: 母さん！？
た、ただいま…▼
もしかして…
今のあたしの独り言、聞いてた？▼
[カムイ]: え？
何も聞いてませんけど…？▼
[エポニーヌ]: ほっ…
それならよかったわ。▼
[カムイ]: あ、そうそう。
あなたのお部屋、片付けておきましたよ。▼
[エポニーヌ]: …え？
あたしの部屋を？▼
[カムイ]: 寝具の下に本がたくさんありましたけど…
全部、机の上に置いておきましたから。▼
[エポニーヌ]: え、え、ええええええ！？▼
そ、それって、あたしが隠しておいた…
秘蔵のお宝本のこと？▼
[カムイ]: ？
小さい声でなにを言ってるんですか？▼
[エポニーヌ]: ほ、本の中身は見てないよね！？
お願いだから、見てないよね！？▼
[カムイ]: 安心してください。
母さんは何も見ていませんから。▼
…たとえ見ていたとしても、
あなたは母さんの大切な子どもですよ。▼
[エポニーヌ]: そ、そ、それってどういう意味！？
どっちの意味なのよ！？▼
い、いやぁぁぁぁぁ！▼

↑

支援B†

[エポニーヌ]: はぁ…
どうしてこうなんだろ…▼
[カムイ]: どうしたんです、エポニーヌ？
ため息なんかついて…▼
[エポニーヌ]: 母さん…▼
[カムイ]: 悩みがあるのなら、
母さんに話してみてください。▼
[エポニーヌ]: …うん。▼
あのね、あたしってさ…▼
男の子と二人っきりで
話すのが苦手なんだよね。▼
もちろん、普通に話せる人もいるよ？
でも、よく知らない男の人は絶対に無理。▼
[カムイ]: そうなの…
でも、それは仕方ないことじゃないですか？▼
[エポニーヌ]: でも、苦手を通り越して
冷たい態度を取っちゃうこともあるの…▼
それで、相手の男の人を
傷つけちゃうこともあるかと思うと…▼
こういうとこ直したいかな、って思う。
でも、なかなか上手くいかなくて…▼
[カムイ]: 心配いりません。
エポニーヌなら大丈夫ですよ。▼
[エポニーヌ]: …母さんはなんでそう思うの？▼
[カムイ]: 相手を傷つけてしまうかもしれないって、
あなたはちゃんとわかっています。▼
そんな思いやりの心があれば…▼
いつかは初対面の人にも、
冷たい態度なんて取らなくなりますよ。▼
[エポニーヌ]: …そうかな？▼
[カムイ]: すぐには無理かもしれません…
でも、いつか必ず大丈夫になります。▼
[エポニーヌ]: …母さん、ありがとう。
あたし、少しだけ自信が出てきたわ。▼
[カムイ]: でも、知りませんでした。
あなたが男の子と話すのが苦手だったなんて…▼
あんな本を読んでいても…
男の子が苦手なんですね…▼
[エポニーヌ]: か、母さん！？
今、何か言ったでしょ！？▼
[カムイ]: 母さんは何も言ってません。
そして、何も読んでいませんから。▼
[エポニーヌ]: う、うわーーん！
最悪よぉぉぉぉぉ！▼

↑

支援A†

[エポニーヌ]: 母さん。
今、少し話できる？▼
[カムイ]: エポニーヌ。
どうしたんですか？▼
[エポニーヌ]: あたしね、やっぱり男の子と
二人きりで話すのは苦手みたい。▼
[カムイ]: そうですか…
焦らないで、すぐに変わるのは無理ですよ。▼
[エポニーヌ]: でもね、さっき町で知らない男の人に、
いきなり道を尋ねられたの。▼
いつもなら、
すっごく冷たい態度をとっちゃうんだけど…▼
今回はちゃんと、
その男の人に場所を教えてあげられたの！▼
[カムイ]: あら、すごい進歩ですね！▼
[エポニーヌ]: うふふ。
そうだよね？▼
今回はたまたまかもしれないけど、
少しずつこうやって進んでかなきゃね。▼
[カムイ]: エポニーヌは本当に偉いです。
母さんはこれからも応援していますよ。▼
[エポニーヌ]: ありがとう、母さん。▼
母さんはあたしにとって、
なんでも相談できる最高の母さんよ。▼
[カムイ]: 私のほうこそ。エポニーヌ。
あなたは私にとって最高の娘です。▼
たとえ、どんな趣味をしていたとしても…▼
[エポニーヌ]: しゅ、趣味！？
今、あたしの趣味の話はしてないわよ！？▼
[カムイ]: あら、そうでしたか？
でも、つまりはそういうことです。▼
[エポニーヌ]: つまりはそういうことって
一体全体、どういうことなのよ！？▼
やっぱり、母さん！
あたしの隠してた本…読んだんでしょ！？▼
[カムイ]: 母さんは本当に何も知りません。▼
世の中には…
知らなくていいこともありますから…▼
[エポニーヌ]: 読んでる！
これ、絶対に読んでるでしょ！▼
[カムイ]: うふふ。安心してください。
私はエポニーヌが大好きですから。▼
[エポニーヌ]: あああああっ！
いやあああああっ！▼