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オロチの支援会話†
オーディン†
支援C†
- [オーディン]
- オロチ…▼
そのような珍妙な絵札を取り出し、
いったい何をしているのだ?▼
- [オロチ]
- 珍妙な絵札とは失礼な…
これは占いをしているのじゃ。▼
- [オーディン]
- 占い…▼
媒介に運命を問い、
標を紡ぎ出す神事のことだな。▼
- [オロチ]
- おお、流石は暗夜の呪術師。
なかなかに粋な例えを申すのじゃな。▼
- [オーディン]
- ふっ…お前にはわかるか、このセンスが。
流石は白夜の占い師…▼
俺の同士たる存在だな。▼
- [オロチ]
- して、そなたも占いを行うのか?▼
- [オーディン]
- いや…俺はやった事がない。
俺はもっと派手な呪術の方が好みでな。▼
- [オロチ]
- そうなのか…残念じゃのう。
そなたなら良き占いができると思うのじゃが。▼
ではわらわが、
オーディンのことを占ってしんぜようかえ?▼
- [オーディン]
- 俺の運命を透かし見るということか…
なかなかに興味深いな。▼
では、せっかくだからお願いしよう。▼
- [オロチ]
- ならば、そこに座るがよいぞ。▼
- [オーディン]
- ああ…よろしく頼む。▼
- [オロチ]
- …………▼
…む?
むむむむむむ!?▼
- [オーディン]
- な、なんだなんだ?
何か悪いことでも出たか!?▼
- [オロチ]
- うむ…残念じゃが…
そなたは、呪難の運命にあるようじゃ…▼
- [オーディン]
- じゅ、呪難?
なんだそれ、聞いたことないぞ!?▼
- [オロチ]
- 呪難とは即ち
呪術に対する悪い相…▼
このままではそなたは一生、
呪術に失敗し続けるじゃろうな…▼
- [オーディン]
- えーーーーっ!?▼
そ、それは困る!
漆黒のオーディンの名が廃る!!▼
オロチの力で
なんとかならないのかよ!?▼
- [オロチ]
- ならば、わらわが紙に記す薬草を
全て採ってくるしかないのう…▼
- [オーディン]
- それって平たく言うと…
オロチの欲しい物を集めてこい、ってことか?▼
- [オロチ]
- そ、そうではない!
呪難の運命を開放するのに必要なものじゃ。▼
- [オーディン]
- なんか怪しいな…
まぁ、気が向いたら集めてみるぜ。▼
- [オロチ]
- …行ったみたいじゃな。▼
これでしばらくは…
まじないの材料には困らないのう。▼
支援B†
- [オーディン]
- オロチ…
例の薬草を全部、採ってきたぞ。▼
- [オロチ]
- ずいぶんと早かったのう!?▼
入手が困難な薬草も
含まれていたはずじゃが…▼
- [オーディン]
- …さすがに気になってしまったからな。▼
思えば最近、
俺の呪術はパッとしなかった。▼
新たな呪いを開発しても不発。
魔なる傀儡を召喚しようとしてもまた不発。▼
まあ普段から大体はそうなんだが…
ここ最近は特にひどい。▼
- [オロチ]
- あ、あはは…
そうなのか…▼
- [オーディン]
- だが、薬草を全部採ってきたからには
もう大丈夫なはずだ!▼
俺は呪難の運命から解き放たれた!
そう解釈していいんだな!?▼
- [オロチ]
- そ、そそそうじゃな!
もうこれで大丈夫なはずじゃ!▼
- [オーディン]
- よーし!!
じゃあ早速、試してくるぞ!!▼
ふっ…心なしか凄まじい魔力が
体に満ちている感覚だ…▼
血が…血が騒ぐ…!!
新たなる呪術よ…我が御霊に降臨せよ!!▼
- [オロチ]
- い、今から試しに行くのかえ?
む、むぅ…行ってしまったのう…▼
- [オーディン]
- 嘘つき! オロチの嘘つき!!
ぜんぜん成功しないじゃねーかよー!▼
- [オロチ]
- お、おかしいのう…
呪難の運命からは解放されたはずじゃが…▼
- [オーディン]
- でも、成功しなかったし!!
ぜんぜんダメだったし!▼
この術を唱えれば
相手の動きが止まるはずなのにー!▼
- [オロチ]
- それはほれ…
オーディンの実力が足りないからで…▼
- [オーディン]
- もしかして貴様…
やはり俺を騙して利用したのか?▼
- [オロチ]
- そ、そ、そ、そんなこと
あるわけなかろう?▼
- [オーディン]
- オロチ…▼
- [オロチ]
- そ、そうじゃ!
わらわで新しき呪術を試すがいい!▼
- [オーディン]
- へっ?▼
- [オロチ]
- とにかく、わらわにその術をかけるんじゃ。
今、ここでじゃぞ?▼
- [オーディン]
- …………▼
深淵より目覚めし冥府の精霊よ…
我の命ず儘に時を止めよ!!▼
必殺…▼
アウェイキング・ホールト・ヴァンダーー!!▼
- [オロチ]
- おわー!?
急にうごけなくなったー!▼
か、からだの自由がきかぬー!
ものすごくつよい呪術じゃー!▼
- [オーディン]
- …………▼
- [オロチ]
- ほ、ほれ、この通りじゃ。
新しい呪術に成功したじゃろ?▼
つまり、呪難の運命からは
確かに解放されたということじゃな。▼
- [オーディン]
- …なるほど。▼
貴様に騙されるという
呪難だったわけだな…▼
支援A†
- [オロチ]
- オーディン。▼
先日は騙して悪かったのう。
そなたの言った通りじゃ…▼
集めてもらった薬草は
わらわが欲しかった物なのじゃ…▼
- [オーディン]
- そのことなら気にしていない。
確かに呪術は成功しなかったが…▼
あれはそもそもの術式に無理があった。▼
それに気付けただけでも、
俺としては騙されて大満足だ。▼
- [オロチ]
- ははははっ。
そなたは気持ちが良い男じゃな。▼
- [オーディン]
- でも、今度からは
騙さなくてもいいぞ。▼
薬草くらいなら、
頼まれれば採りに行ってやろう。▼
- [オロチ]
- そなたは本当に人がいいんじゃのう。
だから、呪術にも失敗するんじゃろうな。▼
- [オーディン]
- ええっ? 人がいいから
呪術に失敗するのか?▼
- [オロチ]
- 失敗の一因には
なっておると思うぞ?▼
相手の気持ちを考えるあまり、
人を本気で呪うことをしておらぬ。▼
人に対する呪いには…
それ相応の憎悪や殺意が必要じゃからな。▼
- [オーディン]
- な、なるほど…
では今度、試してみるとしよう。▼
- [オロチ]
- うぷっ…
うぷぷぷぷっ…▼
- [オーディン]
- オロチ?
なんで笑うんだよ?▼
- [オロチ]
- 他人を本気で憎むことなど…
優しいそなたには無理じゃと思うがのう。▼
- [オーディン]
- そ、そんなことはない。
俺は漆黒のオーディン。▼
世を憎み、人を憎むことなど造作も…
造作も…▼
…なくはないかもしれん。▼
俺には無理だ。
人を本気で憎むなんて。▼
- [オロチ]
- そうじゃろうな…▼
なのになぜ、
呪術師などやっておるのじゃ。▼
- [オーディン]
- かっこいいからだ。▼
- [オロチ]
- む?▼
- [オーディン]
- 昔は剣の道を究めていたが…
そろそろ別のロマンを追い求めたくなってな。▼
まあ、他にも理由はあるが…
全ては語らないでおこう。▼
要するに、なんかビビッと来たんだ。▼
- [オロチ]
- そ、そうなのか…▼
まあ、本人が満足しているなら
わらわがとやかく言えたことではないな。▼
- [オーディン]
- オロチはどうして呪い師に?▼
- [オロチ]
- わらわは…
昔から、そういう家系だったのじゃ。▼
おかげで周りの者たちからは奇異な目で
見られることも多かった…▼
ミコト様や王城の方々は別だったがのう。▼
- [オーディン]
- …そうか。▼
奇異な目で見られるというのは
俺もわかる気がする。▼
- [オロチ]
- まあそれは、まじないや呪いなど
得体の知れないものを扱う者の宿命じゃ。▼
何かあったら、わらわに言うが良い。
同じ宿命を持つ者として、話を聞くぞえ?▼
- [オーディン]
- 本当か!
感謝するぞ、オロチ。▼
これからもよろしく頼む。
白き夜の呪い師よ…▼
- [オロチ]
- うむ。暗き夜の呪術師よ。
こちらこそよろしく頼むぞ。▼
支援S†
- [オーディン]
- オロチ。少しいいか?▼
- [オロチ]
- オーディン。
わらわに何か用かのう?▼
- [オーディン]
- 今日は大事な話があって来た。▼
我が名は漆黒のオーディン…
真の暗闇を体現せし者だ。▼
だが漆黒は、純白と共にあってこそ
その色を強めるもの…▼
ゆえに、我が対極となる者こそ
我が永遠の半身となる宿命にある…▼
- [オロチ]
- 半身…?▼
- [オーディン]
- ああ。▼
つまり、漆黒は俺、
純白はオロチの例えなわけだ。▼
貴様にならわかるはずだ…
この言霊の意味が…▼
- [オロチ]
- ! なるほどな…!
暗夜と白夜の呪い師同士、▼
相棒となり闘おうということじゃろう?▼
- [オーディン]
- そ、そう来たか…!▼
- [オロチ]
- 違うのか?
半身なのじゃろう?▼
- [オーディン]
- た、確かに先程の表現だと
そうとらえても仕方ないが…▼
違う…違うんだ…!!▼
我が永遠の半身とはつまり
結婚の暗喩でだな…!▼
- [オロチ]
- け、結婚じゃと…!?▼
- [オーディン]
- ああ。俺はオロチのことが
好きになってしまった。▼
- [オロチ]
- うぷっ…
うぷぷぷぷぷっ…▼
オーディン。あまり冗談を言って
わらわを笑わすでないぞ?▼
- [オーディン]
- …………▼
- [オロチ]
- …えっ?
ほ、本気なのかえ?▼
- [オーディン]
- ああ。
俺はお前を愛してしまった。▼
そのお茶目な性格も、
まじないに対する思いも…▼
全てが愛おしい。
お前の全部が好きになってしまったんだ。▼
- [オロチ]
- そ、そんな…▼
わらわは…
そんなことを言われるのは初めてじゃ…▼
- [オーディン]
- すまん…
驚かせてしまったな。▼
- [オロチ]
- あ、当たり前じゃ…
心臓の鼓動が激しすぎて…▼
体が思うように動かぬ…
まるで、呪いにでもかかったような心地じゃ…▼
- [オーディン]
- 悪いが、呪いは使ってない。▼
俺が人を本気で呪えないことは
オロチが一番よく知ってるだろ?▼
- [オロチ]
- うむ…
そうじゃったな。▼
じゃが、わらわはとっくに…
そなたに心を呪われておったのかもしれぬ。▼
わらわもそなたを…
好いておったからの…▼
- [オーディン]
- ほんとか!
やった…! すげー嬉しい!!▼
オロチ…
俺と結婚してくれるか?▼
- [オロチ]
- もちろんじゃ。▼
- [オーディン]
- ありがとう、オロチ。
これからは未来永劫、一緒だからな。▼
- [オロチ]
- わかっておる。
この呪いは、一生ものじゃ。▼
死してもなお解けぬ、
永遠の絆じゃぞ…!▼
ニュクス†
支援C†
- [オロチ]
- ニュクスよ!
ニュクスはおらぬか!▼
- [ニュクス]
- 大声で呼ばなくても聞こえているわ。
もう少し静かにしてもらえる?▼
- [オロチ]
- おお、ここにおったのか。
実はそなたに話があるのじゃ。▼
- [ニュクス]
- そう…でも私は白夜の人とは
あまり関わりたくないの。▼
どうしてもというのなら
必要最低限のことを手短にね。▼
- [オロチ]
- では、単刀直入に言おう。
わらわと勝負をしてもらおうか。▼
- [ニュクス]
- …え?▼
- [オロチ]
- 呪術を使うなど、そなたはわらわと
やることがかぶっておるのじゃ。▼
これでは、わらわの呪い師としての
役割が軽んじられてしまう…▼
わらわはもっと仲間たちに
頼ってもらいたいのじゃ。▼
- [ニュクス]
- そう…
でも、私には関係ない。▼
というか、興味もないわ。▼
- [オロチ]
- なぬ…!?▼
- [ニュクス]
- そもそも、同じ呪術を扱うと言っても
白夜と暗夜じゃ色々と内容も異なるわ。▼
そこまで気にする必要は
ないと思うのだけれど?▼
- [オロチ]
- むむむ…違うのじゃ。
わらわが気にしておるのはそれだけではない。▼
- [ニュクス]
- じゃあ何よ…▼
- [オロチ]
- わらわとそなたは、同じ呪術師ではあるが
中身というか…性格が違うであろう?▼
見た目で言えばわらわの方が年上であるのに…
話してみればそなたの方が大人びておるという。▼
まじないを頼むならそなたの方が頼りに
なりそうなどと言いだす輩がおったのじゃ。▼
- [ニュクス]
- ああ、なるほど…
だから機嫌が悪いのね。▼
まあ、中身が大人びているっていうのは
本当にそうだから間違ってないと思うけど。▼
- [オロチ]
- なに…!? ならばやはり、
そなたとは勝負をせねば…!▼
わらわの方が呪術師として優れておると
証明してみせるからのう! 覚悟しておれ!▼
- [ニュクス]
- はあ…面倒なことになったわ。▼
支援B†
- [オロチ]
- さあ、ニュクスよ…▼
わらわと呪術師の尊厳をかけた
勝負を仕様ではないか。▼
何で勝負するのが良いかのう?
薬作りか? それともまじないのかけあいか?▼
- [ニュクス]
- 勝手に盛り上がっているところ
悪いけれど…▼
私はこの前も言ったように、
そんなことに興味がないの。▼
だから、勝負はしないわ。▼
- [オロチ]
- ふっ、それは怖気づいておるのかのう?▼
- [ニュクス]
- そんな安い挑発には乗らないわ…
私は本当に面倒なだけ。▼
それに私は、勝負なんかしなくても
貴方のことを呪術師として認めている。▼
- [オロチ]
- ん…? なんじゃと?▼
- [ニュクス]
- 貴方の呪術に対する姿勢は、
私から見れば十分尊敬に値するわ。▼
そんなに若いのに真摯に呪術に向き合えて、
羨ましいぐらい…▼
- [オロチ]
- わ、若いじゃと?
どうみてもそなたの方がわらわより若いが…▼
すまぬ、ニュクス。
話が見えぬのじゃが…どういうことじゃ?▼
- [ニュクス]
- …………▼
そうね。呪術を扱う者同士だし、
貴方には話してもいいわ。▼
私は幼い頃から呪術の才能が飛びぬけていて…
当時の私は、その力を過信していたの。▼
そして、遊び半分で呪術を使いすぎた私は、
強力な呪いの代償で、成長が止まってしまった…▼
- [オロチ]
- …!!▼
- [ニュクス]
- だから、本当は私…
見た目よりも随分と歳を重ねているの。▼
ふふっ、
大人びているなんてよく言ったものね。▼
- [オロチ]
- ふむ…そなたには
そのような過去があったのじゃな。▼
- [ニュクス]
- そうよ。だから、呪術師としての分別は
貴方の方がわきまえていると思うわ。▼
- [オロチ]
- じゃが、同業のわらわも他人事ではない。
そなたの話、身につまされる思いじゃ。▼
とは言え…いつまでも
後ろ暗く考えずとも良いのではないか?▼
- [ニュクス]
- なぜ?▼
- [オロチ]
- 昔は遊び半分だったにしても、その事件以降は
己の力を人のために役立ててきたのであろう?▼
ならば、そなたの力で助けられた者も
少なからずおるはずじゃ。▼
ニュクスよ…そなたはもっと
自信を持つべきじゃと思うぞ。▼
- [ニュクス]
- …その言葉、
なんだか貴方らしいわね。▼
- [オロチ]
- ふふん、褒めても何も出ぬぞ?▼
- [ニュクス]
- 別に…褒めてるわけじゃないわ。
思ったことを言っただけ。▼
- [オロチ]
- お? もしかして照れておるのか?
何だ、可愛いところもあるではないか~。▼
- [ニュクス]
- …年上をからかわないで。▼
でも、ありがとう…オロチ。
その言葉で少しだけ、気が軽くなったわ。▼
支援A†
- [オロチ]
- ニュクスよ、少しいいか?▼
- [ニュクス]
- あら、オロチ。▼
どうしたの?
やっぱり私と、勝負をしたくなった?▼
- [オロチ]
- いや、先日の件はもうよいのじゃ。▼
むしろ、同じ呪術を扱うもの同士、
もっと仲良くせねばと思ってのう。▼
暗夜の呪術の技術も学んでみたいし
これからはたくさん話をしようではないか。▼
- [ニュクス]
- そう…
勝負を挑んだり、仲良くしようと言ってきたり…▼
貴方って調子がいいわね。▼
- [オロチ]
- ふっふっふ、
柔軟性があると言ってほしいものじゃ。▼
- [ニュクス]
- ふふっ…でも、そうね。
貴方となら話をしてみてもいいかもしれない。▼
貴方を見ていると、私の悩みなんて
ちっぽけなのかもと思えるしね。▼
- [オロチ]
- …どういうことじゃ?▼
- [ニュクス]
- 私は贖罪のため、
白夜の人との交流を避けてきた…▼
でも、その考えをまっすぐ受け止めて
励ましてくれたオロチの言葉は嬉しかったから。▼
- [オロチ]
- ニュクス…▼
- [ニュクス]
- 小さい頃に貴方のような人と出会えていたら…▼
私ももっとましな人生を歩めていたかも
しれないということよ。▼
きっと貴方なら、幼い頃の慢心した私を
真剣に叱ってくれたと思うから…▼
- [オロチ]
- そうか…▼
ニュクスの言う過去はもう変えられぬが、
未来のことについてはわらわがついておるぞ。▼
これからは安心してわらわを頼るがよい。▼
- [ニュクス]
- ふふっ、わかったわ。▼
見た目と中身に差があるという点も、
お互い似ているしね。▼
- [オロチ]
- そ、それはもしや…わらわの中身が
子供っぽいと言いたいのか!?▼
- [ニュクス]
- あら、わかっているじゃない。▼
- [オロチ]
- な、なんじゃとー!
ニュクスよ…先ほどの言葉は撤回じゃ!▼
やはり、そなたとは決着をつけねば
気が済まぬぞー!▼
- [ニュクス]
- ふふっ、そこまで言うなら
少しは相手をしてあげようかしら…▼
ラズワルド†
支援C†
- [オロチ]
- ラズワルドよ。▼
- [ラズワルド]
- オロチ、どうしたの?▼
- [オロチ]
- そなたは暗夜王国でも指折りの
剣の使い手だそうじゃな。▼
その腕前で、次期国王の臣下まで
登りつめた猛者だと聞いておるぞ。▼
- [ラズワルド]
- え?
そんな…猛者だなんて。▼
褒められると、恥ずかしいよ…▼
- [オロチ]
- なんじゃ、そんなに照れて。
そなた、かわいい奴じゃのう。▼
- [ラズワルド]
- か、かわいい?▼
どうせなら、
かっこいい方がいいんだけど…▼
- [オロチ]
- まあ良いではないか。
あまり気にするでない。▼
それよりも、
そなたに相談ごとがあるのじゃ。▼
わらわと二人で共演せぬか?▼
- [ラズワルド]
- 共演?▼
- [オロチ]
- そうじゃ。▼
白夜のわらわと暗夜のそなたが
せっかく味方同士になっているのじゃから…▼
両国の戦士が共演し、
何か出し物でみんなを楽しませようぞ。▼
- [ラズワルド]
- それはいいね。
みんなに楽しんで貰えるなら大賛成だよ。▼
でも、具体的に何をするの?▼
- [オロチ]
- そこまでは詰めておらん。
よければそなたにも考えてもらいたいのじゃ。▼
- [ラズワルド]
- うーん…▼
そうだ、二人で踊ってみるのはどう?▼
手と手を取り合った振り付けで、
暗夜と白夜の仲の良さを表現して…▼
- [オロチ]
- …下心が見え見えじゃ。
それに、わらわは踊れぬ。▼
- [ラズワルド]
- そ、そっか…
じゃあ駄目だね。▼
他に何か…▼
- [オロチ]
- せっかくじゃから、
縁起のいいことがいいのう。▼
- [ラズワルド]
- 縁起のいいこと…か。
よし、さっそく考えてみるよ。▼
- [オロチ]
- うむ、よろしく頼んだぞ。▼
支援B†
- [オロチ]
- ラズワルド。
共演の件はどうじゃ?▼
- [ラズワルド]
- うーん…
考えてはいるんだけど…▼
オロチの言う縁起のいい出し物に
ふさわしい案はまだ出ないなあ…▼
- [オロチ]
- そうか。
まああせらずとも良い。▼
わらわの出し物は、やはり占いがいいと
思っているところじゃ。▼
- [ラズワルド]
- 占い?▼
- [オロチ]
- そうじゃ。▼
絵札による占いが
わらわが最も得意とするところじゃ。▼
そこで、今回の出し物の指針になればと
わらわたちの未来を占ってみると…▼
…見るがいい。
こんな並びが出たのじゃ。▼
- [ラズワルド]
- これは…花の絵札が六枚?▼
- [オロチ]
- そうじゃ。
わらわたちの未来は花、花、花、花、花、花。▼
こんな結果は滅多に出ない。▼
最高に縁起のいい、
前途洋々の結果じゃった。▼
- [ラズワルド]
- なるほどね。
そうなると、僕はどうすべきか…▼
花は確かに縁起がいいんだけど…
共演する題目としては…うーん…▼
- [オロチ]
- 難しく考えることはない。
暗夜の強者として、気楽にバーンと…▼
- [ラズワルド]
- バーン……バーンか……▼
…あっ!!▼
- [オロチ]
- 何か思いついたのか?▼
- [ラズワルド]
- うん!
昔、見た事があるんだ…▼
変わった色の炎を使った出し物を。▼
あの時は確か、燃やすものによって
違う色になるって言ってたような気が…▼
- [オロチ]
- 炎…?
それが花とどう関係するのじゃ。▼
- [ラズワルド]
- えへへ…
それはまだ内緒。▼
でもオロチの力も借りるから、
きっと素敵な共演になるよ。▼
今度こそ、下心は一切ないから
安心してよね。▼
- [オロチ]
- ああ、その点は信じておるぞ。▼
そなたにはわらわと違う才がある。
だから声をかけたのじゃ。▼
どんな形でもきっと見事なものになる…
楽しみにしておるからな。▼
- [ラズワルド]
- ありがとう、オロチ…!▼
支援A†
- [オロチ]
- ラズワルド?
団子など作って何をしておる?▼
- [ラズワルド]
- 今夜の出し物のために、
準備をしてるところだよ。▼
- [オロチ]
- …おお、わかったぞ!▼
わらわの占いが花じゃったから、
そなたは団子!▼
花より団子というわけじゃな?▼
ではどれ…
珍しい色じゃが、一つ味見を…▼
- [ラズワルド]
- わわっ、待って!
これは食べ物じゃないよ!▼
- [オロチ]
- そうなのか?
では何なのじゃ、これは…▼
- [ラズワルド]
- もうすぐわかるよ。
夜まで楽しみに待ってて。▼
- [オロチ]
- そうか…▼
ではわらわはカムイ様たちに
声をかけてくるぞ。▼
- [ラズワルド]
- あ、ちょっと待って。▼
オロチ…このお団子にまじないを
込めてほしいんだ。▼
今夜の出し物、上手くいきますようにって。
そういうの、できる…?▼
- [オロチ]
- 心願成就のまじないじゃな?
もちろん、わらわにかかれば朝飯前じゃ。▼
ふんっ!!▼
- [ラズワルド]
- …ありがとう。
じゃあ、夜にまた会おうね。▼
- [オロチ]
- ああ、また後でな。▼
(暗転)
- [オロチ]
- ラズワルド、夜になったぞ。
カムイ様たちはみんな向こうで待っておる。▼
- [ラズワルド]
- わかった。
じゃあ始めよっか。▼
- [オロチ]
- む? ここでやるのか?
わらわは何をすればいい?▼
- [ラズワルド]
- オロチはここで見てて。
今から火を点けるからさ。▼
- [オロチ]
- ほう…そう言えば、
炎がどうとか言っておったな。▼
- [ラズワルド]
- うん。
焚火から火を移して…っと。▼
…えいっ!!▼
(花火が打ちあがる音)
- [オロチ]
- …こ、これは!?
もしや…花火か!?▼
- [ラズワルド]
- そう。オロチの絵札には
花、花、花、花、花、花って出ただろう?▼
だからこうして…
夜空に描いたらいいかなあって。▼
- [オロチ]
- で、では…昼間わらわが見た団子は
もしかして…▼
- [ラズワルド]
- うん、花火の玉だよ。
作るのかなり苦労しちゃった。▼
でも、こんなにうまく咲いたのは…▼
さっきオロチがかけてくれた
おまじないのおかげだね。▼
- [オロチ]
- ラズワルド…ありがとう。
これは最高の花じゃ…▼
- [ラズワルド]
- お礼を言うのは僕のほうだよ。
ありがとう、オロチ。▼
君のおかげで素敵な出し物ができた。▼
二人で手を取り合って踊るより、
ずっといい出し物がね。▼
- [オロチ]
- ははは。
そんな案もあったのう。▼
きっと向こうで、カムイ様たちも
楽しんでおられるじゃろう。▼
…では、わらわはカムイ様たちに
花の意味を伝えてくるとしよう。▼
- [ラズワルド]
- うん、頼んだよ。▼
(オロチ退場)
…ふぅ。せっかくだからひとつ、
白夜のかけ声でも叫んでおこっかな。▼
たーーーまやーーーー!!▼
支援S†
- [オロチ]
- ラズワルド。▼
あのあとカムイ様たちと話したんじゃが、
かなり評判がよかったぞ。▼
白夜も暗夜もなく、みんなで
つかの間の休息を楽しんだそうじゃ。▼
- [ラズワルド]
- それはよかった。
オロチのおかげだね。▼
- [オロチ]
- そんなことはない。
わらわにはひねり出せない案じゃった。▼
わらわとそなた、
二人の結びつきがあってこそじゃ。▼
- [ラズワルド]
- そうだね。▼
…………▼
ねえ…オロチ。▼
- [オロチ]
- なんじゃ?▼
- [ラズワルド]
- この前の札ってさ、
僕たちの未来を占ったものなんだよね?▼
それって…この前の花火が終わったら
無効になっちゃうのかな?▼
この先もずっと…僕たちの未来が
あんな風に明るいってことにはならないの?▼
- [オロチ]
- ん?▼
- [ラズワルド]
- えっと、僕としてはオロチとの未来が、
この先も明るいといいなって思ってさ…▼
ほ、ほら…なんとなくわからない?
僕の言いたいこと。▼
- [オロチ]
- すまぬが、さっぱりじゃ…
何の話じゃ?▼
- [ラズワルド]
- うぅ…恥ずかしいけど、
はっきり言うしかないか…▼
オロチ!
これ…受け取ってほしいんだ!▼
- [オロチ]
- ? これは…花束か。
綺麗な六輪の花じゃのう。▼
- [ラズワルド]
- その…花を束ねてる茎の部分を
よく見てくれないかな。▼
- [オロチ]
- !! 指輪…?
ラズワルド、もしかしてそなた…▼
- [ラズワルド]
- うん。
僕はオロチが好きなんだ。▼
僕と…結婚してくれないかな。▼
- [オロチ]
- け、結婚?▼
ははぁ、さっきの占いの話は
これを言いたかったわけじゃな。▼
- [ラズワルド]
- うう…恥ずかしいから
それを蒸し返さないでよ…▼
- [オロチ]
- …そなた、本当に可愛い奴じゃのう。▼
- [ラズワルド]
- 茶化さないで。
僕は真面目に告白してるんだけど。▼
- [オロチ]
- すまぬすまぬ。
では、わらわも真面目に返させてもらおう。▼
…ラズワルド。▼
- [ラズワルド]
- は、はいっ。▼
- [オロチ]
- 先程の質問じゃが…
わらわの占いの結果に明確な期日はない。▼
それはつまり、捉えての気持ち次第で
あの夜のことを指しているのか、▼
この先のことを指しているのか
好きに解釈して良いのじゃ。▼
そしてわらわは…
この先の未来永劫の結果であったと思いたい。▼
- [ラズワルド]
- そ、それって…▼
- [オロチ]
- …うむ。
結婚の申し出、喜んで受けよう。▼
- [ラズワルド]
- ほ…ほんと!?▼
- [オロチ]
- ああ。わらわもそなたを慕っておったのじゃ。
共に花火を見たあの夜からずっとな。▼
まさに、
胸に花が咲いたような気持ちじゃった…!▼
- [ラズワルド]
- よかった…
ありがとう、オロチ…!▼
僕、とっても嬉しいよ。
必ず君を幸せにしてみせる。▼
いつも笑顔でいられるように、
君を守ってみせるからね!▼
- [オロチ]
- ありがとう、ラズワルド。▼
わらわたちの未来は…
前途洋々、花盛り。▼
こんなわらわじゃが、末永くよろしく。▼
わらわも、
そなたのことを幸せにしてみせようぞ。▼
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Last-modified: 2020-08-14 (金) 18:45:29