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アサマの支援会話

ハロルド

支援C

[ハロルド]
君はアサマくんといったね。
白夜ではどういう働きをしているのだい?▼
[アサマ]
働き…?
ああ、もしかして役職のことですか。▼
白夜王国第一王女ヒノカ様に仕える
臣下をしておりますよ。▼
[ハロルド]
ヒノカ王女…
なるほど、君はその方を支えているわけだね。▼
[アサマ]
あっはっは。
支えるだなんてとんでもない。▼
私は非力ですから
逆に助けてもらっているんですよ。▼
彼女はそれはもうお強い方ですからね。▼
[ハロルド]
な、何?
主君に助けてもらっているというのか!?▼
[アサマ]
そうですよ。
あなたは?▼
[ハロルド]
私はエリーゼ様にお仕えしている。▼
[アサマ]
エリーゼ王女ですか…
そりゃあ大変でしょうね。▼
いかにも手がかかりそうな感じがしますし。▼
[ハロルド]
ぐっ…
君は本当に失礼だな…▼
まあ、そもそも白夜と暗夜は
文化や嗜好が違うからね。▼
あの方の魅力が理解できなくても、
そのことを責めるつもりは毛頭ないよ。▼
[アサマ]
文化や嗜好の違い…ですか。▼
私は白夜も暗夜も
たいして変わりはないと思いますがね。▼
国などみんな砂上の楼閣にすぎない。
滅びたらどちらも同じ荒野です。▼
[ハロルド]
い、いきなり何を言いだすのだね?▼
君は祖国のために闘っているのだろう?▼
例え話であったとしても、
国が滅びるなどと口にするのは良くないぞ。▼
[アサマ]
そうでしょうか?
私は本当のことを言っているだけですよ。▼
[ハロルド]
し、しかしだな…
君に愛国心というものは無いのかね!?▼
[アサマ]
ふふっ…▼
ただの例え話でこんなに熱くなって…
あなたは変わった方ですねえ。▼
暗夜の方は、これだから面白い。▼
私は、あなたのことが気に入りましたよ。
それでは、生きていればまたいつか。▼
[ハロルド]
お、おい待て!
話しは終わっていないのだぞ!?▼
待っ…▼
うわっ!?▼
し、しまった、こんなところに突然落とし穴が!
誰か! 誰かーーー!▼

支援B

[ハロルド]
君とはよく戦場で隣り合わせになるね。▼
[アサマ]
ほんとですねえ。
なんの因果でしょうか。▼
あっ、そうそう。▼
ちょっと小耳に挟んだのですが、
あなたは暗夜の正義の味方らしいですね。▼
[ハロルド]
ああ、そうだ!▼
私は弱きを守り悪を挫く!
正義のヒーロー、ハロルドだ!!▼
[アサマ]
おお、流石に、名乗りは立派ですねえ。
でもとことんついていなくて…▼
一部では「ハロルド歩けば不運を食らう」と言われているとかいないとか…▼
[ハロルド]
くぅっ…
だ、誰がそんなことを…▼
[アサマ]
あっはっは。
暗夜の方々は味があっていいですねえ。▼
[ハロルド]
私も好きでそんな汚名を
着ているわけではない。▼
不運と縁を切れるなら切りたいのだ。▼
[アサマ]
それは無理ですよ。
あなたの不運は神罰なのですから。▼
[ハロルド]
神罰?▼
[アサマ]
そう。▼
簡単に言ってしまえば、
神があなたをからかっているのです。▼
[ハロルド]
な、なんだとっ!?▼
[アサマ]
だから奇想天外な現象を
あなたのまわりに起こすのですよ。▼
[ハロルド]
そ、それは正しくない!▼
私は正しく生きている。
罰を受ける覚えなどない!▼
[アサマ]
あっはっは。▼
そう言いたくなる気持ちは
わかるんですけどねえ。▼
でも神罰以外に説明が付かないじゃないですか。▼
[ハロルド]
くっ…
た、確かにそうかも。▼
[アサマ]
そんな暗い顔はしないでください。▼
神罰を食らおうが食らうまいが、
人はどうせ死ぬのです。▼
それが早いか遅いかだけの
問題なのですから。▼
だから、ここは前向きに考えましょう。
あなたは確かに神に目を付けられている。▼
でもそれはあなたが魅力的だから。▼
つまり、神は…
あなたに嫉妬しているというわけです。▼
[ハロルド]
神が嫉妬?
この私に?▼
[アサマ]
そう考えれば落雷の一発や二発、
どうってことないですよ。▼
まあ、私が何を言いたいかといえば…▼
元気を出していきましょうということです。▼
[ハロルド]
…君はつくづく不思議な奴だな。
白夜の者はみんな君みたいな考え方なのか?▼
[アサマ]
あっはっは。
違いますよ。▼
だとしたら白夜はもっといい国になっているか、
とっくに滅んでいるかのどちらかです。▼
[ハロルド]
…………▼
…ヒノカ王女は
どうしてこのような者を召し入れたんだ?▼

支援A

[ハロルド]
聞いたよ。
ヒノカ王女がキミを召し入れた理由を。▼
[アサマ]
へえ、そうですか。▼
[ハロルド]
君は古くから続く、小さな神社の
二男として生まれたそうだな。▼
手の付けられない
悪態つきのやんちゃ坊主だったが…▼
各地の霊山を踏破し、苦行に耐えるうちに
穏やかな僧侶らしい性格になったらしいね。▼
[アサマ]
あっはっは。▼
自分のことを客観的に聞くのは、
こそばゆいものですねえ。▼
[ハロルド]
ある日、君は山での修行中に、
墜落している天馬武者を発見した。▼
その天馬武者がヒノカ王女だった。▼
[アサマ]
懐かしいですねえ。▼
ヒノカ様はひどい怪我を負っていたので
手当をしてさしあげたのです。▼
そうしたら、ヒノカ様は
お礼がしたいと言い出して…▼
[ハロルド]
だが、君は何もいらないと言って
その場を去ったそうだね。▼
[アサマ]
はい。▼
別に見返りが欲しくて
手当てしたわけじゃないですし。▼
[ハロルド]
君に感銘を受けたヒノカ王女は
あの手この手で君を探し出し…▼
自分の部下になってほしいと願い出た。▼
ヒノカ王女が直々に指名した王城兵士は
恐らく君ぐらいのものではないのか?▼
[アサマ]
あっはっは、すごいですね。
よくここまで情報を…▼
でも、ヒノカ様はセツナさんの事も
直々に指名しましたよ。▼
私と同じく、臣下にしてみたら
思っていたのとは違ったそうですが…▼
[ハロルド]
…そうか。▼
だが…君は立派な男だ。
無礼なことを言ってしまったことを謝るよ。▼
[アサマ]
いいのですよ。
私は何を言われても悩んだりしません。▼
だって、そんなの時間の無駄ですからね。▼
[ハロルド]
…………▼
私は君と話していると不思議な気分になる。
それはきっと…▼
私が持っていないものを
君が持っているからだろうね。▼
[アサマ]
私はそんな大層な男じゃありませんよ。▼
…でも、あなたにそんな風に言われると、
悪い気はしませんねえ。▼
[ハロルド]
君との付き合いは
きっと私を変えてくれるだろう。▼
これからも、どうかよろしく頼むよ。▼
[アサマ]
いえいえ。
こちらこそよろしくお願いします。▼

エルフィ

支援C

[エルフィ]
くっ…▼
[アサマ]
やれやれ…呆れますね。
あなた、私を守って傷を負ったんですよ。▼
そんな辛そうにして…
まさに自業自得というやつですよ。▼
[エルフィ]
うふふ…でもわたしは…
あなたを無事に守れて…満足なの。▼
[アサマ]
え…?
あなた…何を言ってるのですか?▼
[エルフィ]
こんな怪我、なんともないわ。▼
わたしは仲間の命が守れるのなら、
仮に死んだとしても後悔はないわ。▼
[アサマ]
…は?
言っていることが分かりかねます。▼
仲間のためなら
死ぬことも厭わない?▼
他人をかばって、あなたにとって
どんな得があるというのですか?▼
[エルフィ]
損得ではなかなか計れないけど…▼
わたしには自分の死と
仲間の死は単純に比較ができるの。▼
仲間が死に自分が残されることは…
とても耐えがたいことなのよ。▼
だから死ぬ方が…よほど幸せなの。▼
[アサマ]
全く理解できませんね…▼
それにあなたの言葉を聞いていると、
少しイライラが募ります…▼
[エルフィ]
そう…ごめんなさい。▼
[アサマ]
…もう私は行きます。▼
[エルフィ]
…………▼
[アサマ]
ああ、一応お礼だけは言っておきますよ、
庇ってくれて…ありがとうございました。▼
[エルフィ]
ええ、あなたが無事で良かったわ。▼
[アサマ]
…………▼

支援B

[アサマ]
やれやれ…味方を庇って傷ついた
兵士がいると聞いて来てみれば…▼
そのおまぬけさんは、
やはりあなたでしたか。▼
[エルフィ]
あら、アサマが手当てしてくれるの?
よろしくね…▼
[アサマ]
怪我した身でそんな平然と…▼
あなたは自分の身が大事ではないのですか?▼
[エルフィ]
比較対象が無ければ
もちろん大事だと答えるけど…▼
仲間が危機に晒されている状況なら、
自分の身の大切さなんて意味のないものよ…▼
[アサマ]
先日も言いましたが、
心底理解できませんね。▼
あなたは「仲間だから」と言いますが、
その胸糞悪い自己犠牲の精神では…▼
まるで敵に対しても同じことを言いそうです。▼
[エルフィ]
そうね…場合によっては敵であろうと、
わたしは守ろうとするかもしれない。▼
[アサマ]
はぁ…あなたに対する苛立ちもここまで来ると、
呆れて萎んでしまいますよ。▼
今の言葉…場合によっては
処罰の対象ですよ?▼
[エルフィ]
でも…アサマは
黙っていてくれるんでしょう?▼
[アサマ]
さあ。どうでしょうね?▼
[エルフィ]
そんなこと言って…▼
聖職者が告げ口なんて真似するはずないわ。
わたしは、あなたを信じている…▼
[アサマ]
やれやれ…釘を刺されてしまいましたね。▼
その言葉が心からのものなのか
そうでないのかは仏のみぞ知るところですが…▼
どちらにせよ、
転んでもただでは起きない人のようです。▼

支援A

[アサマ]
はぁ…はぁ…
医療班の天幕は…ここですか?▼
エルフィさん!▼
[エルフィ]
…ア、アサマ。▼
[アサマ]
全く…あなたという人は…
世界一の愚か者です。▼
本当に敵を…一介の賊を
庇って倒れてしまうなんて…▼
それでそんな風に傷を負って、
一体何を考えているのですか?▼
[エルフィ]
だってあの敵は…まだ子供だった。
賊の親玉に見捨てられて、動けなくなってたわ。▼
なのに、弓兵たちが一斉に放った矢が
降り注ぐど真ん中に倒れていた…▼
あのままだと確実に殺されていたわ。
そんな死に方…あんまりじゃない…▼
[アサマ]
だからといって自分がこんな姿になっては
無意味というものです!▼
[エルフィ]
大丈夫よ…わたしとても頑丈だから。▼
それに…アサマがこうして急いで駆けつけて
介抱してくれるんでしょう?▼
[アサマ]
別に私は急いでなど…▼
[エルフィ]
うふふふ…ありがとう、アサマ。▼
[アサマ]
…………
あなたを見ていて、いつも苛立つ自分がいる
ことに気づいていました。▼
でもその理由がようやくわかりましたよ。▼
[エルフィ]
…?▼
[アサマ]
自己犠牲の精神で全てを守ろうとする…
それは神仏そのものなのだからなのでしょうね。▼
[エルフィ]
神仏って…それは言い過ぎよ。
そんな大したことはしてないわ。▼
でも仮にそうだとしても、どうして聖職者の
あなたがイライラすることに繋がるの?▼
[アサマ]
ふふっ…知らなかったんですか?
私は神仏を全く信じていないのですよ。▼
[エルフィ]
えっ、そうなの…!?▼
[アサマ]
ええ。だって神や仏が、
いったい何処にいるというのですか?▼
目に見えず、触れらず、都合の良い時だけ
加護や御利益をもたらす存在なんて…▼
胡散臭い以外の何者でもないでしょう?▼
[エルフィ]
それは、そうかもしれないけど…
聖職者の言葉だとは思えないわ。▼
そんな人がいるだなんて…
ふふふ、おかしいわね。▼
[アサマ]
でも…ようやく心が晴れやかになった気分です。
自分の苛立ちの理由が理解できて。▼
[エルフィ]
そう…よかったわ。
ああ…わたし…少し眠くなってきたわ・▼
[アサマ]
ええ、ではどうぞ眠ってください。
体力を回復するために少しは寝たほうがいい。▼
[エルフィ]
じゃあお言葉に甘えさせてもらうわね。▼
…………▼
すー、すー…▼
[アサマ]
…ふむ。
最高に間抜けな寝顔ですが…▼
見ようによっては
神々しいのかもしれません。▼
神は…本当に存在したのですね。▼

支援S

[アサマ]
エルフィさん、少しよろしいですか?▼
[エルフィ]
アサマ。どうしたの?
うふふっ…▼
[アサマ]
えっ?何を突然笑いだすんですか?▼
[エルフィ]
いつもあなたと会う時は
わたしが怪我をした時ばかりだったから…▼
こういう風にお話するのも珍しいなって
思ったら、少しおかしくなってしまっただけ。▼
[アサマ]
はは…確かにそうかもしれません。▼
[エルフィ]
それで話って…?▼
[アサマ]
私はあなたを守りたいです。▼
[エルフィ]
えっ?アサマはこれまでもわたしの事を
ちゃんと介抱してくれたじゃない?▼
[アサマ]
これからは怪我をする前に守りたい。
だからずっと、お傍に居させてください。▼
[エルフィ]
そ、それって…▼
[アサマ]
最初はあなたを見ては
苛々する自分がいました。▼
でもこの前の一件から…あなたの事を
とても神々しく思うようになったんですよ。▼
それは神仏を信仰せずに、
特に目的もなく僧として生きてきた私にとって、▼
まさに…人生に訪れた光明でした。▼
ま、認めたくはなかったのですがね。▼
[エルフィ]
アサマ…▼
[アサマ]
自己犠牲を断行し何度も傷つくあなたに
軽口を叩いたこともありましたが…▼
悔しいことに、今では心の底から
あなたを守りたいと…そう思っています。▼
私は…あなたのことが好きですよ。▼
[エルフィ]
…………▼
わたしも…あなたが好きよ。▼
[アサマ]
で、では…!▼
[エルフィ]
ええ。わたしたち…
一緒になりましょう…▼
[アサマ]
ありがとうございます。
とても嬉しいですよ。▼
[エルフィ]
わたし…これまで自分の命が尊いだなんて、
思ったことなかったんだけど…▼
今はわたしの身を案じてくれる人が…
アサマがいるから、▼
もっと自分を大事にしたい、って…
そう思うようになったの。▼
[アサマ]
そうですか。
それは何よりです。▼
あなたが死んでしまったら、
私が困ってしまいますからね。▼
[エルフィ]
アサマ…
これからわたしを守り続けてね。▼
もちろんあなたが窮地に陥った時には、
わたしが必ず守るから。▼
[アサマ]
はっはっは。あなたの「守る」という言葉は
とても重いのですが…仕方ありませんね。▼
あなたを御仏の元になど送らないよう…
私も、あなたのことを守り続けますよ。▼

ベルカ

支援C

[アサマ]
ベルカさん、少しお話よろしいですか?▼
[ベルカ]
…何?▼
[アサマ]
暗夜王国いちの殺し屋と謳われているあなたと
ぜひお話したいと思っていたんです。▼
[ベルカ]
…その仇名で興味を持つ人に
話しかけられる時は、▼
常にろくでもない話だわ。▼
[アサマ]
あはは、そうですか。▼
ならやはりろくでもない話だと思いますが、
まぁ仲間になったよしみで聞いてください。▼
[ベルカ]
なるべく手短にね。▼
[アサマ]
暗夜に住む人々は、私たち白夜の人間よりも
自分の欲望に忠実だと聞いています。▼
そんな暗夜においても、あなたは更なる
高みにいる人間ということですよね。▼
[ベルカ]
高み?▼
[アサマ]
だって戦場以外でも
他人を殺すことが生業だなんて、▼
どれだけ欲望に忠実なのかという話でしょう?▼
今日はその高みにいるあなたの気持ちが
どんなものか、知りたいと思いましてね。▼
[ベルカ]
…………▼
[アサマ]
それも、人を殺した上に
幾何かの報酬まで得られるのでしょう?▼
さぞかし満ち足りた悦楽を
得られるのではないですか?▼
[ベルカ]
悦楽…▼
そう感じたことは…一度もないわ。▼
[アサマ]
おやおや。
やはり気分を害してしまったようですね。▼
まぁいいでしょう。
また機を見てお伺いするとしましょう。▼

支援B

[アサマ]
おお、いらっしゃいましたね。ベルカさん。▼
[ベルカ]
アサマ…▼
[アサマ]
先日は大変失礼しました。出会い頭に
随分と不躾なことを聞いてしまいましたね。▼
[ベルカ]
…………▼
[アサマ]
しかし私は気になって仕方なかったのです。
暗夜の人の考え方というものが。▼
[ベルカ]
なぜ?▼
[アサマ]
それは私自身の考え方が、▼
自国である白夜王国の基本的な価値観と
合っていないように感じているからです。▼
欲望に忠実に生きる。
そしてそのことが少なからず評価されている…▼
そんな場所で生きてきたあなたが、
少し羨ましいのかもしれません。▼
[ベルカ]
言いたいことはわかる…▼
でもそれは、未知なものに対する
出過ぎた興味でしかない。▼
[アサマ]
…と言いますと?▼
[ベルカ]
生きるためには、
殺すしかなかった…▼
私には、それしか道が
用意されていなかっただけ。▼
あなたのその興味は…安穏とした生き方を
許された人間が持つ、娯楽のようなもの。▼
私の人生を…物語の中の出来事か何かと
勘違いしているんじゃない?▼
[アサマ]
なるほど…殺すという行為や
命を軽んじた私を責めているわけですね。▼
まぁ実際に殺してきたのは
あなたの方なのですから、▼
その言葉には説得力の欠片もないですが。▼
[ベルカ]
…?
あなたは何が言いたいの?▼
私との会話をくすぶらせて、
何がしたいの?▼
[アサマ]
いえいえ、私は仲間との会話を楽しんでいる
だけですよ。こういう風になることも含めてね。▼
まぁでも…これくらいにしておきましょうか。▼
このままではあなたの鋭い視線に
殺されそうですから。▼
[ベルカ]
…………▼

支援A

[ベルカ]
アサマ。▼
[アサマ]
ベルカさん…何でしょうか?
もしかしてこの前の話の続きですか?▼
[ベルカ]
あの時…少し怒ってしまったけど、
謝っておく。▼
どれだけあなたに悪態をつかれても、
私がお金のため、生きるために…▼
多くの人間を殺してきた事実は
変わらない。▼
…それに比べて、
あなたは曲がりなりにも聖職者。▼
どちらが立派なことをしてきた人間か…
火を見るより明らかだわ。▼
[アサマ]
なるほど…
あなたはとても真面目な人なんですね。▼
[ベルカ]
…?▼
[アサマ]
あなたの言うように私は僧ではありますが、
そんな風に褒められたのは初めてですからね。▼
[ベルカ]
そうなの?▼
[アサマ]
ええ。だって私は常に他人に悪態を
つくような人間ですからね。ははは。▼
[ベルカ]
…………▼
ふっ…お互いこれまで生きてきた環境も、
価値観もまるで違うのね。▼
だからこんな風に衝突しても、
どこかしら滑稽になるのかも。▼
[アサマ]
ええ、今は分かり合えていないですが、
これから少しずつでも距離を縮めれば▼
いいんじゃないですかね。
仲間になったわけですし。▼
[ベルカ]
そうね…これからもよろしく。▼
[アサマ]
ええ、ベルカさん。
こちらこそよろしくお願いします。▼

支援S

[アサマ]
ベルカさん、
選択式の質問に答えてください。▼
[ベルカ]
いきなり何?▼
…選択式?▼
[アサマ]
はい、答えは二択です。▼
あなたは近い未来…二つの選択の中から
自分の人生の往く道を選ぶことになります。▼
[ベルカ]
…………▼
[アサマ]
一つ目は私と共に暗夜王国へ戻り、そして
あなたが過去してきた暗殺稼業へと戻る道。▼
[ベルカ]
え…?▼
[アサマ]
そしてもう一つは白夜王国へと移住し、
私と共に神仏信仰の布教に努める道。▼
…どちらにしますか?▼
[ベルカ]
…なに、それ。
二つともあなたと共に生きる道?▼
それじゃあまるで、
結婚の申し出のようだわ。▼
[アサマ]
ええ、そうです。
私はあなたに求婚しています。▼
[ベルカ]
!? ま、まさか本当に…?▼
[アサマ]
突然のことで驚きましたか?▼
[ベルカ]
驚くに、決まっている…▼
だって、私たちは…多くの時間を
共有していたわけでもない。▼
それに…生きてきた環境や、
価値観があまりにも違いすぎる…▼
[アサマ]
ええ、そうです。ですが…だからこそ
私には、あなたが魅力的に見えました。▼
自分にないものを沢山持っているあなたのこと、
もっと知っていきたいと思ったんです。▼
ダメでしょうか…?▼
[ベルカ]
…………▼
いいえ、ダメじゃない。
…私も同じ想いだったわ。▼
あなたと一緒なら、他人の血に塗れた
自分が…変われるかもしれない。▼
そんな予感がしていたの。▼
[アサマ]
ありがとうございます…▼
…ふふふっ。
柄にもなく緊張してしまいましたが、▼
無事に受け入れていただけて良かったです。▼
[ベルカ]
へえ。そんな素直な笑みを
見せることもあるのね…▼
[アサマ]
はい、これからはもっと
見せられるでしょう。▼
こんな私ですが、
これからよろしくお願いします。▼
[ベルカ]
ええ、こちらこそ。▼
ところで…
二択の答えは持ち越しで良いのかしら?▼
[アサマ]
ええ、二人でじっくり考えていきましょう。▼
暗夜でも、白夜でも、
例えそれ以外のどんな場所であっても…▼
あなたといれば私は、
幸せですよ。▼

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