会話集/第23章 ベルンの亡霊
ワールドマップ上
国王ゼフィールが倒れたことによりベルン王国は降伏▼
大陸をまきこんだ大動乱は
ひとまず ここに終わりをつげた▼
しかし ロイたちの戦いは
まだ 終わったわけではない▼
『魔竜』である可能性の高い
『暗闇の巫女』を追って▼
『神将器』のさししめす
光の筋をたよりに▼
かつての『竜』たちの本拠地
『竜殿』へと軍を進めた▼
だが『竜殿』の前で ベルン三竜将最後の将
ブルーニャ将軍が ベルンの残存軍をひきい▼
『大陸最強』の誇りと意地をかけて
ロイたちエトルリア軍に最後の戦いをいどむ▼
すでに この世には存在しないベルン王国▼
その『亡霊』たちとの戦いは▼
ロイたちの気持ちに
暗い影を投げかける・・・▼
オープニング1
(背景、神殿)
[ブルーニャ] (右)
では ヤアンどの イドゥン様をたしかに おあずけします▼
[ヤアン] (左)
おまえたちはどうするのだ? 人間▼
[ブルーニャ] (右)
ここで もう一戦エトルリア軍にいどみます▼
[ヤアン] (左)
戦力はあるのか?▼[ブルーニャ] (右)
各地に散らばっていたベルン竜騎士たちが集まってくれました▼
[ヤアン] (左)
勝算はあるのか?▼[ブルーニャ] (右)
・・・決して高くはありませんですが われらは大陸最強のベルン王国軍▼
その『意地』を
お見せすることができましょう▼
[ヤアン] (左)
『意地』か・・・おまえたち人間は時にわれらの理解をこえる理由で行動する▼
『意地』とやらが 勝つ可能性を
高めることがあるのか?▼
まあ いい
われらは われらの戦い方をすることにする▼
(背景、草原)
[ブルーニャ] (右)
・・・私の言葉をみなに伝えましたか?▼
[兵士] (左)
はっ▼「これより軍を離脱しても
逃亡の罪には問わぬ▼
とどまって戦うか ここを去るか
各人の判断にゆだねる」と▼
[ブルーニャ] (右)
それでどのくらい残りました?▼
[兵士] (左)
ほぼ全員が ブルーニャ様と共に戦いたいと申しております▼
[ブルーニャ] (右)
全員?▼勝ち目の多い戦いではありません
家族が待っているものたちもいるでしょう▼
ムリをして 私の戦いに
つきあう必要はないのですよ▼
[兵士] (左)
われらも ベルンの騎士です▼おめおめとエトルリアの軍門にくだった
連中に従う気などありません▼
[ブルーニャ] (右)
・・・負傷者や 幼い子供がいるもの年老いた親のいるものは強制的に外しなさい▼
[兵士] (左)
しかし ブルーニャ様・・・▼[ブルーニャ] (右)
これは命令ですよいですね▼
オープニング2
(背景、草原)
[エルフィン] (左)
・・・ロイ様味方軍の配置が終了しました▼
[ロイ] (右)
敵へ使者は送った?▼[エルフィン] (左)
はい▼やはり・・・わが軍に降伏する
意思はないそうです▼
[ロイ] (右)
降伏すれば 命の保障はするということは?▼
[エルフィン] (左)
もちろん 伝えました・・・ですが▼「申し出には感謝するが
降伏するつもりはない」と▼
[ロイ] (右)
なぜなんだ? ベルン王国はすでに降伏しているのに・・・▼
[エルフィン] (左)
・・・その答はこの方がご存知でしょう▼
[ギネヴィア] (中央左)
・・・・・・▼[ロイ] (右)
ギネヴィア姫・・・姫にはお分かりなのですか?▼
[ギネヴィア] (中央左)
はい▼・・・ベルン王国軍は
大陸最強をもって自負しています▼
おそらく その誇りと名誉が
他国への敗北を認めさせないのでしょう▼
[ロイ] (右)
そんな・・・▼[マリナス] (左端)
ロイ様!敵が動き出しましたぞ!▼
[ロイ] (右)
仕方がない 戦おう!マリナス ギネヴィア姫を後方に・・・▼
[ギネヴィア] (中央左)
いえ 私もここにいさせてください▼
私は 彼らの叫びを
受け止めなければならないのです▼
それが 結果としてベルンを裏切った
私にできる せめてもの事・・・▼
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫・・・▼敵軍1ターン目
[老人] (左)
カ カレル様もうすぐ ここも 戦場に・・・▼
[カレル] (右)
そうですか▼この村は 他の土地で暮らすものには
知られぬ場所▼
ここにいれば 戦に巻き込まれることは
ないと考えていたのですが・・・▼
[老人] (左)
わしらは どうすれば・・・▼[カレル] (右)
大丈夫いざとなれば 私が村を守ります▼
[老人] (左)
おお ありがたい▼『剣聖』と呼ばれるカレル様に
お守りいただけるならば▼
恐れるものなど
ありませぬ▼
[カレル] (右)
私は ただの剣士ですよ▼人のうわさというものは
時を経るほど ふくらむものですから▼
・・・しかし 考えていた以上に
今回の戦乱は大きいようだ▼
妹たちは 大丈夫だろうか・・・▼
[老人] (左)
・・・カレル様にご兄妹がおられたとは初耳ですな▼
[カレル] (右)
久しく顔をあわせていないのですが人づてに 病にたおれたと聞きました▼
元気になり 夫や娘と三人で 落ち着いた
暮らしを送っていればと 願うばかりです▼
村
※フィルで訪問した場合
(背景、村)
[フィル] (右)
伯父上!▼[カレル] (左)
その声は フィルか・・・!どうしてこんなところに?▼
[フィル] (右)
伯父上こそ なぜこの地に・・・▼[カレル] (左)
各地を旅した後この地に落ち着いたのだよ▼
ここならば 世間の争いに巻きこまれず
剣の道をきわめられると思ったのだが・・・▼
[フィル] (右)
伯父上にお伝えせねばならないことが・・・▼
は 母上が・・・▼
[カレル] (左)
・・・死んだのか?▼[フィル] (右)
はい・・・▼[カレル] (左)
・・・▼そうか 助からなかったか・・・▼
すまなかったな
大変な時に そばにいてやれなかった▼
[フィル] (右)
いえ・・・▼[カレル] (左)
だが おまえはどうしてここに?▼そのいでたち それを伝えてくれるために
私を探していたわけではないようだが?▼
[フィル] (右)
はい いま 私はベルン軍と戦っています▼
[カレル] (左)
戦争に・・・加わっているというのか?▼
[フィル] (右)
伯父上が 人と人との争いごとを嫌っておられることは知っています▼
ですが 私は 長引く戦争に苦しめられる人々を
見すごすことができなかったのです・・・▼
伯父上 私は 間違っているでしょうか?▼
剣の道を志すものとして
正しくはないのでしょうか・・・▼
[カレル] (左)
いや そんなことはないおまえの歩む道は 間違ってはいない▼
私も 同じ道に 力をかそう▼
[フィル] (右)
本当ですか!▼[カレル] (左)
ああ ・・・おまえの言うとおりだ▼フフ・・・成長したな
まだ ほんの赤んぼうだと思っていたのに▼
[フィル] (右)
伯父上・・・・▼※バアトルで訪問したとき
(背景、村)
[バアトル] (右)
カ カレルどの!▼[カレル] (左)
・・・バアトルどのではないかどうして このようなところに▼
[バアトル] (右)
わしは 今 エトルリア軍に参加して 戦っている▼
カレルどのこそ
なぜ ここに・・・▼
[カレル] (左)
各地を旅した末この地に落ち着いたのだ▼
ここならば 世間の争いに巻きこまれず
剣の道を 極められると思ったのだが・・▼
[バアトル] (右)
・・・実は カレルどのにあやまらねばならないことが・・・▼
[カレル] (左)
・・・妹のことか?▼[バアトル] (右)
うむ・・・全力はつくしたのだが・・・▼
[カレル] (左)
助からなかったか・・・▼[バアトル] (右)
すまぬ!わしがついていながら・・・▼
[カレル] (左)
バアトルどののせいではなかろう▼あやまらねば ならぬとすれば
私のほうだ▼
大変な時に なにもしてやれなかった▼
[バアトル] (右)
・・・カレルどの頼みがある▼
[カレル] (左)
なんだろうか?▼[バアトル] (右)
わしは この戦争が早く終わってほしい▼
カレルどのが 戦争を
きらっていることは知っているが▼
われらとともに
戦ってはくれまいか▼
[カレル] (左)
・・・そうだな バアトルどの私も できる限りのことをやってみよう▼
[バアトル] (右)
ありがたい!▼カレルどのが力を貸してくれるなら
これほど心強いことはない!▼
※他のユニットで訪問した場合
(背景、村)
[カレル] (右)
この村には戦争にかかわるものはいない▼
申しわけないが
引きとってもらえるだろうか▼
会話(ロイ⇔カレル)
[カレル] (左)
きみが ロイどのか?▼[ロイ] (右)
あなたは?▼[カレル] (左)
私は カレルこの軍に参加させてもらうことになった▼
よろしくたのむ▼
[ロイ] (右)
あなたが『剣聖』・・・▼話には聞いていました
すごい剣のうでの持ち主だとか▼
こちらこそ
よろしくお願いします▼
ブルーニャ初戦時
※ミレディで戦った場合
そう ギネヴィア殿下と共に
歩もうというのですね▼
それも また
ひとつの道でしょう・・・▼
ですが 私も ベルンの誇りを
ゆずるわけにはいかない!▼
※ツァイスで戦った場合
ベルンの竜騎士・・・▼
そう ギネヴィア殿下と共に
歩もうというのですね▼
それも また
ひとつの道でしょう・・・▼
ですが 私も ベルンの誇りを
ゆずるわけにはいかない!▼
※それ以外のユニットで戦った場合
われらがここで倒れても
何度でもよみがえる!!▼
ブルーニャ撃破時
陛下・・・これで・・・やっと・・・おそばに・・・▼
制圧後
(背景、神殿)
[ロイ] (右)
ここが『竜殿』・・・この中に『暗闇の巫女』がいるというのか▼
[エルフィン] (左)
状況から見て まず間違いないでしょうただ 気がかりなことが・・・▼
[ロイ] (右)
なんだい?▼[エルフィン] (左)
人竜戦役に関する伝承の一説に・・・▼
[エルフィン] (左)
・・・『竜殿』は『竜』の力を秘めている・・・▼
というものがあるのです▼
[ロイ] (右)
どういう意味だろう?▼[エルフィン] (左)
『竜』の力が『竜』を守る・・・とも▼
[ロイ] (右)
『竜』の力・・・が『竜』を・・・▼
・・・ますます分からないな▼
[エルフィン] (左)
・・・私の解釈ですが▼『竜殿』にいる『竜』は
その外にいるものよりも▼
何か強い力をもっているのでは
ないでしょうか?▼
[ロイ] (右)
つまり これまでの戦い方では通用しないかもしれない・・・そうだね?▼
[エルフィン] (左)
はい▼ですが・・・『神将』ほどの力を持つ者
それに『神将器』があわされば▼
あるいは・・・▼
[ロイ] (右)
もう一度 『人竜戦役』にならえということか▼
・・・他に良い方法が
あるわけではないし・・・・・・▼
よし! では 特に力のある者だけで
乗り込むことにしよう!▼
[エルフィン] (左)
誰をお連れになるかの選択は慎重に・・・▼
一度入れば たやすく戻ることができない
可能性もありますから・・・▼
- 最終更新
- 2006/01/30
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