会話集/第20章外伝A 疾風の弓
ワールドマップ
ロイたちは 『神将器』の一つを求めてサカ草原の遺跡へと軍をすすめる▼
しかし そこでは かつてロイたちが
倒したジュテ族の生き残りが▼
ワナをはって
ロイたちを待ち受けていた▼
オープニング1
(背景、草原)
[兵士] (左)
エトルリアの連中がせめてきました▼
[トオリル・ブラクル・クドカ・マラル・カブル・チャン] (右)
やつら ここまで自分たちのものにする気か・・・▼
そうはさせん
兄弟にも知らせろ▼
ここは絶対に死守せよ
ジュテ族のうらみを晴らすのだ▼
[兵士] (左)
はっ!▼オープニング2
(背景、草原)
※シンが出撃している場合
[ロイ] (右)
ここに『神将器』が・・・▼[ロイ] (右)
シンこの場所のことは 知っていた?▼
[シン] (左)
・・・聞いたことはある▼『神騎兵』ハノンの使った弓▼
『疾風の弓』ミュルグレが
おさめられていると▼
[ロイ] (右)
ハノン・・・女性で『八神将』の称号を与えられたのは▼
聖女エリミーヌとハノンの2人だと
伝えられているね▼
[シン] (左)
そうらしいな▼[シン] (左)
・・・気をつけたほうがいい▼ここを守っているのは
ジュテ族の生き残りだ▼
われわれを カタキとして
猛攻をかけてくるぞ▼
[ロイ] (右)
わかった 気を引きしめていこう!▼※シンが出撃していない、かつダヤンが出撃している場合
[ロイ] (右)
ここに『神将器』が・・・▼[ロイ] (右)
ダヤンさんこの場所のことは ご存知ですか?▼
[ダヤン] (左)
もちろんだ▼『神騎兵』ハノンの使った
弓がおさめられている▼
[ロイ] (右)
ハノンが使った武器は『疾風の弓』ミュルグレ・・・▼
確か エルフィンに そう聞いた▼
[ダヤン] (左)
おまえたちのところではそう呼ばれているらしいな▼
[ロイ] (右)
女性で 『八神将』の称号を与えられたのは▼
聖女エリミーヌとハノンの2人だと
伝えられているそうです▼
[ダヤン] (左)
そうか▼[ダヤン] (左)
ところで ロイどの気をつけたほうがいい▼
ここを守っているのは
ジュテ族の生き残りだ▼
われわれを カタキとして
猛攻をかけてくるぞ▼
[ロイ] (右)
わかった 気を引きしめていこう!▼※シン、ダヤンが出撃していない、かつスーが出撃している場合
[ロイ] (右)
ここに『神将器』が・・・▼[ロイ] (右)
スーこの場所のことは 知っていた?▼
[スー] (左)
・・・話には▼ハノンが使っていた
弓がおさめられているっていうわ▼
[ロイ] (右)
ハノンというと 確か『神騎兵』だね?▼
だったら その弓は
『疾風の弓』ミュルグレ・・・▼
[スー] (左)
名前は知らないわ▼[ロイ] (右)
知らないって『八神将』が使った武器なのに?▼
[スー] (左)
誰が使っていても同じ名前なんて器にすぎないもの▼
そのもの自体を
「知って」いれば いいじゃない▼
[ロイ] (右)
・・・この弓はどうなのかな?▼
ぼくたちがいう
ミュルグレだと思うかい?▼
[スー] (左)
ええ 話を聞いたかぎりではまちがいないわ▼
※シン、ダヤン、スーが出撃していない場合
[ロイ] (右)
ここに『神将器』が・・・▼[ロイ] (右)
エルフィンこの場所のことは なにか分かった?▼
[エルフィン] (左)
・・・サカ地方の伝承を調べましたところ▼
ここには『神騎兵』ハノンの使った弓▼
『疾風の弓』ミュルグレが
おさめられているとのことです▼
[ロイ] (右)
ハノン・・・女性で『八神将』の称号を与えられたのは▼
聖女エリミーヌとハノンの2人だと
伝えられているね▼
[エルフィン] (左)
はい▼[エルフィン] (左)
・・・ロイ様 ここを守っているのはジュテ族の生き残りとのことです▼
彼らは わが軍を「仇」とし
猛攻をかけてくることでしょう▼
[ロイ] (右)
わかった 気を引きしめていこう!▼トオリル、ブラクル、クドカ、マラル、カブル、チャン初戦時・撃破時
(なし)
制圧時
※場所が間違っていた場合のみ
[トオリル・ブラクル・クドカ・マラル・カブル・チャン] (右)
敵がワナにかかったぞかかれっ!▼
制圧後
(背景、草原)
[兵士] (左)
ありました!テントの中の祭壇に 弓が!▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼これが
『疾風の弓』ミュルグレか▼
・・・普通の弓のように
見えるけれど▼
きっと すごい力が
秘められているのだろうな▼
[マリナス] (左)
ロイ様▼近くにいたベルン兵が
逃げ出しているとの事ですぞ▼
[ロイ] (右)
そうか▼[マリナス] (左)
「そうか」ではありませんぞ追撃せねば▼
[ロイ] (右)
いい▼[ロイ] (右)
戦場から離れようとしているんだ彼等に もう戦意はないだろう▼
[マリナス] (左)
しかしですな・・・▼[ロイ] (右)
兵にも家族がいるんだ必要以上に戦うことはないよ▼
(「ミュルグレを手に入れた」)
(一度マップ画面に戻り、背景、草原)
[ロイ] (右)
マリナス この手紙をエトルリアのヨーデル司祭に送ってほしい▼
[マリナス] (左)
手紙ですか・・・内容をお聞きしてもよろしいですかな?▼
[ロイ] (右)
ニイメさんから聞いた話だよベルンの用いる『竜』についてのね▼
[マリナス] (左)
ほう!いったい どのような話をなされたので?▼
[ロイ] (右)
話すと長くなるから▼まだ封はしていないし
手紙に 目を通してくれればいいよ▼
[マリナス] (左)
わかりましたでは 早速・・・▼
[ギネヴィア] (左端)
・・・ロイ様▼[ロイ] (右)
ギネヴィア姫どうかされましたか?▼
[ギネヴィア] (左端)
・・・これから先は ベルンですね▼[ロイ] (右)
はい ぼくたちは いよいよベルン本国へと進軍します▼
・・・ですから 今度は最後まで
お聞かせ願えますか▼
[ギネヴィア] (左)
・・・はい私もそのつもりでまいりました▼
[ロイ] (右)
・・・当時のゼフィール王子はベルンをつぐ者として▼
申し分なく成長されていたのですよね▼
[ギネヴィア] (左)
そう聞いています▼[ロイ] (右)
それでも ベルン先王はゼフィール王子をうとんじられたのですね?▼
[ギネヴィア] (左)
むしろ・・・兄が すぐれた成長をとげたから なのです▼
[ロイ] (右)
え・・・▼[ギネヴィア] (左)
父 ベルンの先王は 王としては平凡な才能の人だったそうです▼
だから 秀でた兄の才能が さらに 父の感情を
冷たくさせてしまったらしいのです▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ギネヴィア] (左)
そして ついに ある日父は兄を呼んで言ったそうです▼
「ベルン王位は ギネヴィアの夫に
しかるべき者をむかえて つがせる」と▼
[ロイ] (右)
なっ!・・・それは あんまりだ!▼
[ギネヴィア] (左)
それでも 兄は そのときそれならそれでいい と答えたそうです▼
しかし 次の王として期待されていた兄に対して
そのような事は まわりが許しませんでした▼
そして 思いあまった父は・・・▼
[ロイ] (右)
・・・ゼフィール王子の暗殺を?▼
[ギネヴィア] (左)
・・・兄は 酒宴の席で 父王 手ずから毒の入った杯をわたされました▼
そして それが 兄にとって 最初で最後の
父からうけとった杯だったとか・・・▼
部屋にもどってから
兄は苦しみはじめ▼
それから10日以上
生死をさまよったそうです▼
[ギネヴィア] (左)
兄を養育した マードック将軍にかくまわれて▼
なんとか 兄は命をとりとめました▼
[ロイ] (右)
・・・父王は その後はなにもなさらなかったのですか?▼
[ギネヴィア] (左)
・・・いいえ▼兄を助けた マードック将軍と
兄の母も邪魔者とし▼
兄もろとも 亡きものにしようと
策をめぐらせていたそうです▼
まだ病の床にあった兄はそれを知り
自分が死んだといつわって・・・▼
兄の死を確かめようとした父王を
ひつぎの中から・・・剣で・・・▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ギネヴィア] (左)
・・・当時 幼なかった私には そのような事情が わかるはずもありませんでした▼
私にわかったのは あの日・・・父が死んだ日
以来 兄の顔から笑顔が消えたことだけです▼
それまでは きびしいところはありましたが
あたたかくて優しい兄でした だから・・・▼
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫・・・▼[ギネヴィア] (左)
だから 私は心のそこで兄はかわっていない▼
いつか きっと あのやさしかった
ゼフィール兄さまに戻ってくれる▼
そう信じて・・・
ずっと そう信じて・・・▼
[ロイ] (右)
そうだったのですか・・・▼[ギネヴィア] (左)
・・・ですが 今の兄はもう私の声がとどかないところにいます▼
ロイ様 お願いです
兄を・・・兄を 止めてください▼
これ以上 ベルンや 他の地方の人々を
苦しめるのを やめさせてください▼
[ロイ] (右)
たとえ 剣にうったえることになっても ですか?▼
[ギネヴィア] (左)
・・・ロイ様に全てをお任せしたときから覚悟は決めています▼
[ロイ] (右)
わかりました必ず ゼフィール王を 止めてみせます!▼
姫にたくされた
『ファイアーエムブレム』に誓って!▼
- 最終更新
- 2006/01/30
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